JPH09257119A - トランスミッションの振動騒音低減装置 - Google Patents

トランスミッションの振動騒音低減装置

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JPH09257119A
JPH09257119A JP9182596A JP9182596A JPH09257119A JP H09257119 A JPH09257119 A JP H09257119A JP 9182596 A JP9182596 A JP 9182596A JP 9182596 A JP9182596 A JP 9182596A JP H09257119 A JPH09257119 A JP H09257119A
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JP
Japan
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case
transmission
vibration
bracket
mounting
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Application number
JP9182596A
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English (en)
Inventor
Takeshi Watanabe
健 渡辺
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成によりトランスミッションユニット
で発生する振動騒音の車体側への伝達を低減させ、振動
騒音の発生を防止する。 【解決手段】トランスミッションユニットを車体側に接
続する接続部に、吸振材料である鉄系の鋳物から成る取
付ボスを、トランスミッションケースの鋳造成形時に鋳
ぐるみ一体化し、この取付ボスにブラケットが直接取付
固定され、このブラケットを介してセレクトケーブル等
が車体側と接続される。これによりトランスミッション
ユニットで発生する振動は車体側に伝達しにくくなり、
車体側での振動騒音の発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用の動力伝達
装置の振動騒音防止に関し、特にトランスミッションユ
ニット内で発生する振動騒音の車体への伝達を低減させ
る振動騒音防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用のトランスミッションユニット内
で主に歯車の噛合等で発生する振動騒音は、トランスミ
ッションユニットのケースに取付られて車体と接続され
るセレクトケブルやマウンテイングブラケット等を介し
て車体側に伝達される。そしてこれら振動により車室内
の内装部材、車体構成パネル等が振動し騒音を発生させ
ていた。
【0003】この対策として、従来車両用の自動変速機
のセレクトケーブルをトランスミッションケースへ取付
固定する場合は、図5に示すように、トランスミッショ
ンケースの側壁に設けられた取付ボスAにゴム等の弾性
材ブッシュC、スペーサDを介してブラケットBをボル
トEにより取付固定し、ここにセレクトケーブルHがク
ランパFとボルトGにより固定することで、トランスミ
ッションユニットの振動を車体側に伝達するのを防止し
ていた。また、ケーブルの取付に関する他の従来技術と
しては、特開平1−279130号公報に開示されてい
るように、ケーブルの構成部品にダイナミックダンパを
取付けて振動を防止するものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な従来の騒音防止装置では、車体側とセレクトケーブル
の接続部のブラケット取付にゴム等の弾性のあるブッシ
ュやスペーサを介在させることで、振動の伝達を低減す
る構成であるため、部品点数およびその組立のための工
数が増大してコストアップを招き、しかも弾性材を介在
させるのみの手段であるため騒音防止効果としても十分
な効果は得られなかった。
【0005】また、特開平1−279130号公報に開
示された従来技術にあっては、ケーブルに別途複雑な形
状のダイナミックダンパを複数個取付るものであり、前
記の従来技術と同様に部品点数が増加し、その組立工数
およびコストの増加は避けられなかった。本発明は、前
記の問題点に鑑みなされたもので、簡単な構成によりト
ランスミッションユニットで発生する振動騒音が、セレ
クトケーブル等の接続部を介して車体側に伝達するのを
確実に防止または低減できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のトランスミッションの振動騒音防止装置
は、軽合金材料から成るケース内に変速装置が収納され
た車両用トランスミッションユニットであり、このトラ
ンスミッションユニットを構成するケースの外壁面には
ブラケットが取付固定され、このブラケットを介して車
体側と接続するようにしたトランスミッションユニット
の接続部構成において、前記トランスミッションユニッ
トのケース外壁面には前記ブラケットを取付固する鉄系
鋳物部材から成る取付部が設けられると共に、この取付
部は前記ケースに一体的に形成されていることを特徴と
するものである。
【0007】請求項2に記載のトランスミッションの振
動低減防止装置の鉄系鋳物部材で形成された取付部は、
ケース成形時に鋳ぐるみ一体に形成されていることを特
徴としている。
【0008】請求項3に記載のトランスミッションの振
動低減防止装置の鉄系鋳物部材は、ベイナイト鋳鉄で形
成されていることを特徴としている。
【0009】
【作用】このように構成されたトランスミッションユニ
ットのケース取付部には、セレクトケーブルの取付ブラ
ケットやマウンテイングブラケットが、直接ボルト等に
より取付固定され車体側と接続されるが、このブラケッ
ト取付部には吸振材料である鉄系鋳物部材がケースに一
体的に設けられているので、トランスミッションユニッ
トから発生する振動騒音は、この取付部で吸振減衰され
車体側へは伝達しにくくなる。このため車室内に誘発さ
れる騒音発生を良好に防止ないしは抑えることができ
る。
【0010】また、鉄系鋳物部材から成る取付部は、ケ
ース成形時に鋳ぐるみで一体化されているので構成が簡
単であり、部品点数の削減と共に組立工数が削減でき
る。
【0011】さらに、前記の鉄系鋳物部材をベイナイト
鋳鉄で形成することにより最も効果的に振動騒音を低減
防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、縦置の4輪駆動用自動変速機のトランスミッション
ユニットに適用した場合について、図面に基づいて説明
する。図4はトランスミッションユニットの概略構成を
示すもので、トルクコンバータケース10の後部には自
動変速装置21を内装するトランスミッションケース2
0が接続され、その後部に自動変速装置21の変速出力
を後輪及び前輪へ伝達するトランスファ装置31を内装
するトランスファケース30が取付られている。
【0013】前記トルクコンバータケース10内には、
図示しないエンジンからの動力が入力するトルクコンバ
ータ11が設けられ、その動力が自動変速装置21に軸
12により入力される。自動変速装置21は図示しない
遊星歯車機構と複数組の多板クラッチ及び多板ブレーキ
等から成る有段変速機であり、この変速出力が前記トラ
ンスファ装置31に伝達されて、一方は後輪用のリヤド
ライブシャフト32に、他方は前輪用のドライブシャフ
ト22により、トルクコンバータケース10の下側に設
けられたフロントデファレンシャル装置13に伝達され
ている。そしてドライブシャフト22の下側には油圧で
変速を制御するコントロールバルブ23が設けられてい
る。
【0014】図2,図3に示すようにトランスミッショ
ンケース20の側壁面20aには、レンジ位置を検出す
るインヒビタスイッチ24が取付られており、その操作
レバー24aにはその下側に回動自在に設けられたマニ
アルシャフト25と一体のレンジセレクトレバー25a
の先端のピン25bが係合している。そしてセレクトケ
ーブル6の一端がレンジセレクトレバー25aの中央部
にピン係止25cしており、他端は図示しない車体側に
取付られ、車体側での操作によりレンジセレクトレバー
25aの回動動作に連動してインヒビタスイッチ24も
作動するようになっている。そしてセレクトケーブル6
はトランスミッションケース20の側壁面20aの取付
部(取付ボス)1,1にボルト3,3で取付られたブラ
ケット2にクランパ4を介してボルトで固定される。
【0015】ここでブラケット2の取付部1,1につい
て更に詳細に説明する。図1は図3のA−A線に沿う断
面の部分拡大図で、アルミ合金製のトランスミッション
ケース20の側壁20aには、別途成形された取付ボス
1a,1aがトランスミッションケース20の鋳造成形
時に鋳ぐるみされて一体的に設けられている。そして、
この取付ボス1a,1aは、鋳ぐるみの安定化をはかる
ため断面を略T字状に形成されている。また、材料とし
ては、振動減衰率の大きい鉄系材料の鋳物が用いられ、
好ましくはベイナイト鋳鉄で形成されたものが用いられ
る。
【0016】更に、この取付ボス1a,1aにはねじ穴
1b,1bが設けられ、このねじ穴によりブラケット2
が直接ボルト3,3により締付け固定され、ここにセレ
クトケーブル6がクランパ4により取付固定される。こ
うして、セレクトケーブル6は、図示しない車体側のセ
レクトレバーとの間で接続固定されて、トランスミッシ
ョンユニットのセレクト操作を可能としている。
【0017】次に、このように構成された本発明の作用
について説明する。まず、エンジンからの動力はトルク
コンバータ11に入力され、その出力が自動変速装置2
1に入力される。そして、自動変速装置21ではその動
力伝達経路に設けられた遊星歯車機構と、複数のクラッ
チやブレーキの選択的な係合、解放により自動的に変速
が行われ、その出力はトランスファ装置31を介して、
前輪及び後輪へと伝達され車両は走行する。
【0018】そして、この走行の過程においては、トラ
ンスミッションユニットの遊星歯車機構等の歯車の回転
による噛合振動や駆動系のねじり振動等による振動騒音
が発生し、この振動はトランスミッションユニットと車
体とを接続するセレクトケーブル6の取付部1,1を介
して、車体側へと伝播しようとする。このとき前記取付
部1,1には振動減衰率の大きな鋳鉄製の取付ボスが設
けられているため、ここで振動は大きく減衰され、車体
側への伝達が大きく抑止される。この結果車体側での振
動騒音の発生は大きく抑えられることになる。
【0019】なお、この実施の態様においては、取付ボ
スは独立した2個のボスを設けるもので説明したが、取
付ボスを一体的に形成したもので構成しても、前記と同
様の効果が得られることは明らかである。また、トラン
スミッションケース以外のトランスファケースやトルク
コンバータケース等にも必要に応じて設けることができ
る。更に、トランスミッションユニットを車体に搭載す
るときの車体との接続部、即ちマウンテイングブラケッ
トの取付部にも本発明を適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の振動騒音
低減装置は、トランスミッションユニットと車体側とを
接続するためのブラケット取付部に、振動減衰機能の大
きな鋳鉄製の取付ボスがトランスミッションケースの鋳
造時に、鋳ぐるみ一体化されているため、トランスミッ
ションユニットで発生する振動はここで大きく減衰さ
れ、車体側での振動騒音の発生を防止または大きく低減
することができる。また、このときブラケットの取付
は、弾性材ブッシュやスペーサ等を介さずにケースに設
けられた取付部に直接取付られるため、組立の作業性が
大幅に向上すると共にコスト低減をはかることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のよるトランスミッション
ケースのブラケット取付部の拡大した断面図である。
【図2】本発明が適用されたトランスミッションユニッ
トの要部拡大図である。
【図3】本発明が適用されるトランスミッションユニッ
トの外観図である。
【図4】本発明が適用されるトランスミッションユニッ
トの構成ブロック図である。
【図5】従来技術によるブラケット取付の拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ブラケット取付部 1a ブラケット取付ボス 2 ブラケット 6 セレクトケーブル 20 トランスミッションケース 25 マニアルシャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽合金製のケース内に変速装置が収納さ
    れた車両用のトランスミッションユニットであり、この
    トランスミッションユニットを構成するケースの外壁面
    にはブラケットが取付固定され、このブラケットを介し
    て車体側と接続するようにしたトランスミッションユニ
    ットの接続部構成において、前記トランスミッションユ
    ニットのケース外壁面には前記ブラケットを取付固定す
    る鉄系鋳物部材から成る取付部が設けられると共に、こ
    の取付部は前記ケースに一体的に形成されていることを
    特徴とするトランスミッションの振動騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記鉄系鋳物部材で形成された取付部は
    ケースの成形時に鋳ぐるみ一体に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載のトランスミッションの振動
    騒音低減装置。
  3. 【請求項3】 前記の鉄系鋳物部材はベイナイト鋳鉄で
    形成されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のトランスミッションの振動騒音低減装置。
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