JPH09257459A - 剪断ラインにおける金属薄板の形状計測方法及びその装置 - Google Patents

剪断ラインにおける金属薄板の形状計測方法及びその装置

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JPH09257459A
JPH09257459A JP6990796A JP6990796A JPH09257459A JP H09257459 A JPH09257459 A JP H09257459A JP 6990796 A JP6990796 A JP 6990796A JP 6990796 A JP6990796 A JP 6990796A JP H09257459 A JPH09257459 A JP H09257459A
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shear
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metal plate
edge
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JP6990796A
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Kiyoshi Shimada
清 島田
Hiroyasu Mitsuoka
宏恭 光岡
Hideo Takehara
秀夫 竹原
Toshiyuki Matsumi
敏幸 松實
Tomoki Okada
智樹 岡田
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Navitas Co Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Navitas Co Ltd
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剪断による金属薄板の歪み、金属薄板を移送
するコンベアの歪みによる測定誤差の少ない金属薄板の
形状計測方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 剪断ラインのシャー切断刃位置を基準辺
とし、該基準辺と直角をなしてシャー上流で、剪断ライ
ンを緊張状態で移送される金属帯のエッジを検出すると
ともに、検出したエッジデータを演算処理して剪断され
る金属薄板の形状を算出する方法と、緊張状態で金属帯
を移送する剪断ラインのシャー切断刃位置を基準辺と
し、該基準辺と直角をなしてシャー上流側縁に金属帯エ
ッジの検出機構を配置するとともに、該検出機構が検出
したエッジデータに基づいて剪断される金属薄板の形状
を算出する演算処理装置を設けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剪断ラインのシャ
ーにおいて切断される金属薄板の形状を予測する剪断ラ
インにおける金属薄板の形状計測方法及びその装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属薄板、例えば、鋼帯より切断
された薄鋼板の形状を測定する装置としては、特開昭5
3−27450号公報に開示されたように、コンベア上
を搬送されてくる剪断された鋼板の角部を形成する2辺
をテレビカメラにより走査し、この走査信号を演算処理
して鋼板の直角度の算出を行うか、特開昭62−383
07号公報に開示されているように、コンベア上を搬送
されてくる切断された鋼板の端面位置をリニアアレイ検
出器により検出し、該検出値に基づいて鋼板の幅、長
さ、直角度を演算するものがある。しかしこれらの装置
は、いずれもコンベア上で剪断された鋼板の形状測定を
行うため、コンベアの歪みにより測定誤差が生じるとい
う問題があるうえに、剪断によって生じた鋼板の歪みが
測定誤差になるという問題ある。また、鋼板の基準辺
と、該基準辺と直角をなす辺との両方を測定するため、
基準辺の測定誤差が形状の測定誤差の要因となるという
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、剪断による
金属薄板の歪みや金属薄板を移送するコンベア等の搬送
テーブルの歪みによる測定誤差や剪断時の金属薄板の振
動による測定誤差が極めて少なく、計測精度の良好な剪
断ラインにおける金属薄板の形状計測方法及びその装置
を提供することを目的とするもので、請求項2、3、
5、6、7、8、9の発明は、金属帯側縁の形状変動が
比較的大きな場合でも、より高精度な形状計測を行うこ
とができる剪断ラインにおける金属薄板の形状計測方法
及びその装置を提供することを目的とするものであり、
請求項4、10、11の発明は、形状計測結果と仕様形
状とを比較して形状異常材を分別可能とする剪断ライン
における金属薄板の形状計測方法及びその装置の提供を
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、剪断ラインのシャー切断刃位置を基準辺とし、該
基準辺と直角をなしてシャー上流で、剪断ラインを緊張
状態で移送される金属帯のエッジを検出するとともに、
検出したエッジデータを演算処理して剪断される金属薄
板の形状を算出する剪断ラインにおける金属薄板の形状
計測方法を請求項1の発明とし、請求項1記載の発明に
おいて、シャー上流で、金属帯のエッジデータの低周波
成分と高周波成分とを検出し、その後に前記周波成分を
合成して金属薄板の形状を算出する剪断ラインにおける
金属薄板の形状計測方法を請求項2の発明とし、請求項
2記載の発明において、金属帯のエッジデータの低周波
成分をシャーとレベラ間で検出し、高周波成分をレベラ
上流で検出する剪断ラインにおける金属薄板の形状計測
方法を請求項3の発明とし、請求項1または2または3
記載の発明において、金属薄板の形状計測結果と金属薄
板の仕様形状とを比較し、許容範囲外の場合に、異常を
知らせる剪断ラインにおける金属薄板の形状計測方法を
請求項4の発明とする。さらに、緊張状態で金属帯を移
送する剪断ラインのシャー切断刃位置を基準辺とし、該
基準辺と直角をなしてシャー上流側縁に金属帯エッジの
検出機構を配置するとともに、該検出機構が検出したエ
ッジデータに基づいて剪断される金属薄板の形状を算出
する演算処理装置を設けた剪断ラインにおける金属薄板
の形状計測装置を請求項5の発明とし、請求項5記載の
発明において、検出機構が剪断ラインのシャー上流の一
側縁または両側縁に配設された剪断ラインにおける金属
薄板の形状計測装置を請求項6の発明とし、請求項5記
載の発明において、検出機構が剪断ラインのシャー上流
で、且つレベラ下流の一側縁または両側縁と、レベラ上
流の一側縁または両側縁に配設された剪断ラインにおけ
る金属薄板の形状計測装置を請求項7の発明とし、請求
項5または6または7記載の発明において、側縁の金属
帯エッジの検出機構が、複数個の検出センサからなる剪
断ラインにおける金属薄板の形状計測装置を請求項8の
発明とし、請求項5または6または7または8記載の発
明において、演算処理装置に、シャー上流のエッジデー
タの低周波成分と、レベラ上流のエッジデータの高周波
成分とを合成して剪断される金属薄板の形状を算出する
機能を設けた剪断ラインにおける金属薄板の形状計測装
置を請求項9の発明とし、請求項5または6または7ま
たは8または9記載の発明において、演算処理装置に金
属薄板の形状計測結果と金属薄板の仕様形状との比較演
算機能を設けた剪断ラインにおける金属薄板の形状計測
装置を請求項10の発明とし、請求項10記載の発明に
おいて、演算処理装置の比較演算結果に基づき異常を知
らせる警報装置を設けた剪断ラインにおける金属薄板の
形状計測装置を請求項11の発明としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を説
明すれば、図1に示されるように剪断ライン1に金属帯
を剪断するシャー2を配設するとともに、該シャー2の
切断刃位置を基準辺とし、該基準辺と直角をなすシャー
上流の金属帯側縁に、緊張状態で移送される金属帯のエ
ッジを検出する検出機構5を配設し、該検出機構5によ
り検出したエッジデータに基づいて剪断される金属薄板
の形状を算出する演算処理装置7を設けたもので、金属
帯は緊張状態で剪断ライン1のシャー2の上流から移送
され、シャー2で所定寸法に剪断されて金属薄板となる
ものであるが、金属帯はシャー2により、剪断させる前
の緊張状態で、切断刃位置を基準辺とし、該基準辺と直
角をなして、シャー上流に配設されている検出機構5に
より金属帯のエッジが検出されるので、測定誤差の極め
て少ないエッジデータを得ることができる。そして、こ
の検出されたエッジデータに基づいて演算処理装置7は
剪断される金属薄板の形状を正確に算出することができ
るものである。また、演算処理装置7に金属薄板の形状
計測結果と仕様形状との比較演算機能をもたせることに
よって、剪断される金属薄板の形状評価ができるので、
許容範囲外の場合には、異常を知らせること(例えば、
警告灯点滅、警報音)ができ、形状不良である金属薄板
を剪断後にパイラ積載時に形状異常材として仕分けるこ
とも容易にできる。
【0006】検出機構5でのエッジデータの採取箇所に
関しては、剪断ラインでの金属帯の両側縁の形状や計測
誤差の影響程度に応じて適宜選択することができる。
(1) 金属帯の両側縁の形状がほぼ等しい場合や剪断時の
金属帯の振動による計測誤差が比較的小さい場合には、
図1の如く検出機構5を形成する検出センサ5a、5b
をシャー上流(好ましくはレベラ下流)の一側縁(例え
ば、ドライブサイド(DS))に設けて、演算処理装置
7により、剪断される金属帯の一側縁(例えば、ドライ
ブサイド(DS))の形状から金属薄板の形状を算出し
ても良い。(2) 金属帯の両側縁の形状が異なり、剪断時
の金属帯の振動による計測誤差が小さい場合には、図2
の如く検出機構5を形成する検出センサ5a、5b、5
c、5dをシャー上流(好ましくはレベラ下流)の両側
縁(例えば、ドライブサイド(DS)とワークサイド
(WS))に設けて、演算処理装置7により、剪断され
る金属帯の両側縁(例えば、ドライブサイド(DS)と
ワークサイド(WS))の形状から金属薄板の形状を算
出しても良い。(3) 金属帯の両側縁の形状が異なり、剪
断時の金属帯の振動による計測誤差が大きい場合には、
図3の如くレベラ下流に検出機構5を設けるとともに、
レベラ上流に検出機構5の検出センサ5e、5f、5
g、5hを両側縁(例えば、ドライブサイド(DS)と
ワークサイド(WS))に設けて、演算処理装置7によ
り、剪断される金属帯の両側縁(例えば、ドライブサイ
ド(DS)とワークサイド(WS))の形状から金属薄
板の形状を算出しても良い。
【0007】エッジデータの低周波成分は、主に原板の
形状不良、ルーパでの鋼板振動、レベラの押込量の変
動、ピンチローラの圧下力の変動に基づく変動であり、
高周波成分は、主にトリマの刃の面振れに基づく変動で
あろうと本発明者らは推定している。このため、低周波
成分はシャー上流で検出することが好ましく、高周波成
分はレベラ上流で検出することが好ましいと本発明者ら
は考えている。また、周波数領域に関しては、ほぼ2m
/ライン速度(mps)(Hz)付近を境にして、低周
波領域と高周波領域に分けられると本発明者らは考えて
いる。さらに、本発明者らは、エッジデータ波形の振幅
に関する信号処理については、金属帯の剪断ラインで
は、エッジデータの周波数成分による測定誤差は小さい
ので、一般に考慮する必要は少ないと考えている。
【0008】本発明の方法および装置は、一般の金属薄
板に適用できるものであり、金属の組成で特定されるも
のではない。金属としては、鉄、鋼、(例えば、低炭素
鋼、極低炭素鋼、珪素鋼、ステンレス鋼、低合金鋼、高
合金鋼等)、鉄基合金、Al、Al合金、銅、銅合金、
Ni、Ni合金等いずれでもかまわない。また、前記の
各種金属からなる金属帯に表面処理(各種めっき、樹脂
被覆、表面改質処理、化成処理等)が施してあっても、
さらには、金属薄板の板厚方向に非金属材(凝固させ非
金属領域を形成せしめたものでも、シートを接着したも
のでもかまわない)が存在するもの(例えば、樹脂の表
裏面を金属でサンドイッチした金属帯)においても本発
明の作用効果が失われるものではない。
【0009】金属帯の板厚は特に限定されるものではな
く、板厚が0.1〜0.2mmの比較的薄い場合でも本
発明は発揮される。また、板厚(mm)×金属薄板硬さ
(Hv)が2〜2000の領域において、本発明は特に
優れた効果を生ずる。本発明の剪断ラインとは、ライン
の上流に熱延工程、冷延工程、めっき工程、めっき後の
後処理工程、樹脂被覆工程、化成処理工程、洗浄工程等
を有してもかまわない。
【0010】
【実施例】次に、本発明をブリキ缶用薄鋼板の剪断ライ
ンを実施例として詳細に説明する。1はシャー2、ピン
チロール3、レベラ4や図示しないトリマ、検査機器等
が順次配置される剪断ラインであり、該剪断ライン1の
シャー2は鋼帯を所定寸法に剪断するものである。ま
た、剪断ライン1のピンチロール3は鋼帯を挟み込んで
シャー2に送り出すものであり、このため鋼帯は常に緊
張状態に保たれている。さらに、剪断ライン1のレベラ
4は上流から移送されてくる鋼帯の形状を修正してフラ
ットにするものである。5はシャー上流のレベラ下流ま
たはレベラ上流に配設される検出機構であり、該検出機
構5はシャー2の切断刃位置を基準辺とし、該基準辺と
直角をなすように配設されて金属帯の側縁のエッジを検
出するものである。そして、シャー上流に配設される検
出機構5の上下一対の第1の検出センサ5aと上下一対
の第2の検出センサ5bはピンチロールを跨いで配置さ
れるとともに、ドライブサイド(DS)の鋼帯の一側縁
を上下より挟み込んで配置させるか、図2に示されるよ
うに、シャー上流に配設される検出機構5の上下一対の
第1の検出センサ5cと上下一対の第2の検出センサ5
dとがピンチロール3を跨いで配置されるとともに、ワ
ークサイド(WS)の鋼帯の一側縁を上下より挟み込ん
で配置させ、前記検出センサ5a、5b、あるいは検出
センサ5c、5dにより検出されたエッジデータのう
ち、シャー2の剪断によって生じる金属帯の振動による
ノイズをカットするように低周波成分のみがとりださ
れ、金属帯の中・長周期形状が検出できるようにしてい
る。
【0011】また、レベラ上流に対向して配設される検
出機構5は鋼帯のドライブサイド(DS)に配置される
上下一対の第1の検出センサ5e、上下一対の第2の検
出センサ5fとからなるものと、ワークサイド(WS)
に配置される上下一対の第1の検出センサ5g、上下一
対の第2の検出センサ5hとからなるもので、ドライブ
サイド(DS)、ワークサイド(WS)の金属帯一側縁
または両側縁を上下より挟み込んで配置されており、検
出センサ5e、5f、5g、5hにより検出されたエッ
ジデータのうち高周波成分のみとりだされ、剪断ライン
1のトリマ等により生じる鋼帯の両側縁(エッジ形状)
の短周期形状変動も高精度で検出できる。6aはライン
センタからシャー上流のDSの検出センサ5a、5bま
での距離を検出する位置検出器であり、6bはラインセ
ンタからシャー上流のWSの検出センサ5c、5dまで
の距離を検出する位置検出器である。また、6cはライ
ンセンタからレベラ上流のDSの検出センサ5e、5f
までの距離を検出する位置検出器であり、6dはライン
センタからシャー上流のWSの検出センサ5g、5hま
での距離を検出する位置検出器である。演算処理装置7
は剪断ライン1の検出機構5からの信号と位置検出器6
a、6b、6c、6dからの信号を処理するものであ
る。8は警報装置であり、該警報装置8は金属薄板の形
状が許容範囲外の場合には、警告灯点滅、警報音等で操
作員に異常を知らせるものである。
【0012】このように構成された剪断ラインにおい
て、金属帯は剪断ライン1の図示しないトリマにより両
側縁の仕上げカットが行われたうえ、剪断ライン1の図
示しない検査機器により、穴開きや、不純物混入等の金
属帯検査が行われる。このときの検出データは剪断され
た金属薄板を選別する際、パイラでの良否分別に用いら
れることとになる。そして、移送される金属帯の検出機
構5の上下一対の第1の検出センサ5aと上下一対の第
2の検出センサ5bにより、100mmピッチでエッジ
位置の検出が行われる。金属帯のDSの第1の検出セン
サ5a、第2の検出センサ5bによって検出されたエッ
ジデータ(測定値)は、図7のブロックにより示される
ように、演算処理装置7によって計測ピッチ(100m
m)/センサ間隔(300mm)を測定値と掛け算して
算出された計算結果に対して直近の公差基準間隔回数
(700mm)/計測ピッチ(100mm)による計算
結果(回数)を足し合わせて公差換算(加算平均データ
処理)を行い、演算周期に相当する形状の周波数成分ま
で計測する。
【0013】前記、演算処理装置7によるエッジデータ
の処理は、例えば、加算平均データ処理を行うもので、
加算平均データ処理は図9に示されるような金属帯エッ
ジ形状を100mmピッチで区切り、100mm間隔に
おけるa、b、c、d、e、f、g、h、i、jとして
平均値を求める。A=(a+b+c)/3、B=(b+
c+d)/3、C=(c+d+e)/3、D=(d+e
+f)/3、E=(e+f+g)/3、F=(f+g+
h)/3、G=(g+h+i)/3で、A+B+C+D
+E+F+G=a/3+(2b/3)+c+d+e+f
+g+(2h/3)+(i/3)とする加算平均された
700mm間隔のエッジ形状(直角度)を算出するもの
である。上記説明は、測定ピッチ対センサ間隔、公差基
準間隔対計測ピッチの比が整数比である場合であるが、
整数比でない場合には基本的なロジックはそのままで割
り切れない部分を線形補間することが好ましい。
【0014】演算処理装置7は図6に示されるようにレ
ベラ上流(前)のDSの検出機構5を形成する検出セン
サ5e、5fを公差間隔換算した形状をハイパスフィル
タ(以下、HPFと記す)を通して短周期成分を求め
る。また、レベラ上流(前)のWSの検出機構5を形成
する検出センサ5g、5hの公差間隔換算した形状をH
PFを通して短周期成分を求める。さらに、レベラ下流
(且つ、シャー上流(前))のDSの検出機構5を形成
する検出センサ5a、5bの公差間隔換算した形状をロ
ーパスフィルタ(以下、LPFと記す)を通して中・長
周期成分を求める。中・長周期でのエッジ形状は、DS
もWSも極めて類似の形状になるので、レベラ下流(且
つ、シャー上流(前))のDSの中・長周期の公差基準
間隔に換算したエッジ形状は、そのままレベラ下流のW
Sの中・長周期の公差基準間隔に換算したエッジ形状と
して扱うことができる。演算処理装置7は、前記レベラ
上流DSの公差基準間隔に換算した高周波成分をレベラ
上流からシャー付近までの距離のトラッキングを行い、
前記シャー上流(且つ、レベラ下流)DSの公差間隔換
算した中・長周期の公差間隔に換算した形状を足し合わ
せて、図8の(1) に示されるようなDSの公差基準間隔
に換算した薄鋼板の形状を計測する。さらに、演算処理
装置7 は前記レベラ上流WSの公差間隔換算した高周波
成分をレベラ上流からシャー付近までの距離分のトラッ
キングを行い、前記シャー上流DSの公差間隔換算した
中・長周期の公差基準間隔に換算したWSの公差基準間
隔に換算した薄鋼板の形状を計測する。また、演算処理
装置7はレベラ上流のDSの検出機構5を形成する検出
センサ5e、5fのエッジ検出位置、レベラ上流前のW
Sの検出機構5を形成する検出センサ5g、5hのエッ
ジ検出位置、ラインセンタからレベラ上流のDSの検出
センサ5e、5fまでの距離とラインセンタからレベラ
上流のWSの検出センサ5g、5hまでの距離から薄鋼
板の幅を計測できる。
【0015】このようにして剪断前の緊張状態にある金
属帯のエッジ形状(直角度)を検出して金属帯が剪断さ
れたときの金属薄板の形状を演算処理装置7により予め
算出することとなるので、予測される金属薄板形状の誤
差が許容範囲を越えたときには、、操作員に警報装置8
により警告灯や警報音で異常を知らせる。この警告によ
り操作員はピンチロール3あるいはレベラ4のインター
メッシュ量(押し込み量)の左右のバランスを変化させ
る等の操作を行い、金属薄板形状(直角度)の修正を行
うことができる。また、形状偏差が許容範囲を越えた場
合には、図示しないパイラにリジェクト信号を発し、自
動リジェクトを行うことも可能である。なお、操作員が
ピンチロール3あるいあレベラ4のインターメッシュ量
を変化させる代わりに、演算処理装置7を用いてインタ
ーメッシュ量の制御を行うようにしても良いことは勿論
である。
【0016】また演算処理装置7による形状計測は、図
1に示される形態において、図4に示されるようなシャ
ー上流(前)のDSの検出機構5を形成する検出センサ
5a、5bからのエッジデータを公差間隔換算し、薄鋼
板の形状計測を行ってもよく。あるいは、図2に示され
る形態において、図5に示されるようなシャー上流
(前)のDSの検出機構5を形成する検出センサ5a、
5bからのエッジデータ及びシャー上流(前)のWSの
検出機構5を形成する検出センサ5c、5dからのエッ
ジデータを公差間隔換算し、金属薄板の形状計測を行う
ものである。また、演算処理装置7はレベラ上流(前)
のDSの検出センサ5a、5bのエッジ検出位置、シャ
ー上流(前)のWSの検出センサ5c、5dからのエッ
ジ検出位置、ラインセンタからレベラ上流(前)のDS
の検出センサ5a、5bまでの距離とラインセンタから
レベラ上流(前)のWSの検出センサ5c、5dまでの
距離を合わせて形状測定しても良いことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、剪断ラインの緊張状態で移送された金属帯のエッジ
形状をシャー切断刃位置を基準辺とし、該基準辺と直角
をなして設けた検出機構により検出するため、金属帯を
剪断する際に、歪みのない状態でエッジ形状を検出する
ことができるので、歪みによる測定誤差を抑制すること
ができるうえに、基準辺は物理的に安定な位置に設置さ
れているので、基準辺自体の設置誤差による計測誤差が
生じることが極めて少ない。また、検出機構により検出
されたエッジデータを演算処理装置により算出すること
により、エッジ形状の低周波成分や高周波成分によるノ
イズを極力排除して、高精度の計測が可能となる等の利
点を有するものである。従って、本発明は従来の問題点
を解決した剪断ラインにおける金属薄板の形状計測方法
及びその測定装置として業界の発展に寄与するところは
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の概要を示す斜視
図である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態の他の例の概要を
示す斜視図である。
【図3】本発明の実施例の概要を示す斜視図である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態のフローを示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の好ましい実施の形態の他の例のフロー
を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例のフローを示すブロック図であ
る。
【図7】本発明の公差換算のフローを示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の検出センサにより検出された測定デー
タ及びその処理を示すグラフである。
【図9】本発明の加算平均データ処理方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 剪断ライン 2 シャー 3 ピンチロール 4 レベラ 5 検出機構 5a 検出センサ 5b 検出センサ 5c 検出センサ 5d 検出センサ 5e 検出センサ 5f 検出センサ 5g 検出センサ 5h 検出センサ 7 演算処理装置 8 警報装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹原 秀夫 愛知県東海市東海町5−3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (72)発明者 松實 敏幸 愛知県東海市富木島町北広81番地 太平工 業株式会社東海支店内 (72)発明者 岡田 智樹 愛知県東海市富木島町北広81番地 太平工 業株式会社東海支店内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剪断ラインのシャー切断刃位置を基準辺
    とし、該基準辺と直角をなしてシャー上流で、剪断ライ
    ンを緊張状態で移送される金属帯のエッジを検出すると
    ともに、検出したエッジデータを演算処理して剪断され
    る金属薄板の形状を算出することを特徴とする剪断ライ
    ンにおける金属薄板の形状計測方法。
  2. 【請求項2】 シャー上流で、金属帯のエッジデータの
    低周波成分と高周波成分とを検出し、その後に前記周波
    成分を合成して金属薄板の形状を算出することを特徴と
    する請求項1に記載の剪断ラインにおける金属薄板の形
    状計測方法。
  3. 【請求項3】 金属帯のエッジデータの低周波成分をシ
    ャーとレベラ間で検出し、高周波成分をレベラ上流で検
    出することを特徴とする請求項2に記載の剪断ラインに
    おける金属薄板の形状計測方法。
  4. 【請求項4】 金属薄板の形状計測結果と金属薄板の仕
    様形状とを比較し、許容範囲外の場合に、異常を知らせ
    ることを特徴とする請求項1または2または3に記載の
    剪断ラインにおける金属薄板の形状計測方法。
  5. 【請求項5】 緊張状態で金属帯を移送する剪断ライン
    のシャー切断刃位置を基準辺とし、該基準辺と直角をな
    してシャー上流側縁に金属帯エッジの検出機構を配置す
    るとともに、該検出機構が検出したエッジデータに基づ
    いて剪断される金属薄板の形状を算出する演算処理装置
    を設けたことを特徴とする剪断ラインにおける金属薄板
    の形状計測装置。
  6. 【請求項6】 検出機構が剪断ラインのシャー上流の一
    側縁または両側縁に配設された請求項5に記載の剪断ラ
    インにおける金属薄板の形状計測装置。
  7. 【請求項7】 検出機構が剪断ラインのシャー上流で、
    且つレベラ下流の一側縁または両側縁と、レベラ上流の
    一側縁または両側縁に配設された、請求項5に記載の剪
    断ラインにおける金属薄板の形状計測装置。
  8. 【請求項8】 側縁の金属帯エッジの検出機構が、複数
    個の検出センサからなることを特徴とする請求項5また
    は6または7に記載の剪断ラインにおける金属薄板の形
    状計測装置。
  9. 【請求項9】 演算処理装置に、シャー上流のエッジデ
    ータの低周波成分と、レベラ上流のエッジデータの高周
    波成分とを合成して剪断される金属薄板の形状を算出す
    る機能を設けたことを特徴とする請求項5または6また
    は7または8に記載の剪断ラインにおける金属薄板の形
    状計測装置。
  10. 【請求項10】 演算処理装置に金属薄板の形状計測結
    果と金属薄板の仕様形状との比較演算機能を設けたこと
    を特徴とする請求項5または6または7または8または
    9に記載の剪断ラインにおける金属薄板の形状計測装
    置。
  11. 【請求項11】 演算処理装置の比較演算結果に基づき
    異常を知らせる警報装置を設けたことを特徴とする請求
    項10に記載の剪断ラインにおける金属薄板の形状計測
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113533332A (zh) * 2021-08-10 2021-10-22 江西离子型稀土工程技术研究有限公司 一种基于断面图像特征的镨钕合金定性质检的方法
CN120609271A (zh) * 2025-08-11 2025-09-09 杭州映图智能科技有限公司 一种基于三相机分组测量的双金属钢带直线校准检测系统

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