JPH09258520A - 湿式現像装置 - Google Patents
湿式現像装置Info
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- JPH09258520A JPH09258520A JP8090481A JP9048196A JPH09258520A JP H09258520 A JPH09258520 A JP H09258520A JP 8090481 A JP8090481 A JP 8090481A JP 9048196 A JP9048196 A JP 9048196A JP H09258520 A JPH09258520 A JP H09258520A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湿式現像装置において、現像ローラへの現像
液の給液量を均一にするとともに、エッジ効果を低減さ
せる。 【解決手段】 現像ローラ3の軸方向に沿ってスリット
状に形成された現像液噴出口7を有する給液装置6を設
け、現像液を前記給液装置6の現像液噴出口7から前記
現像ローラ3上へ直接供給するようにした。
液の給液量を均一にするとともに、エッジ効果を低減さ
せる。 【解決手段】 現像ローラ3の軸方向に沿ってスリット
状に形成された現像液噴出口7を有する給液装置6を設
け、現像液を前記給液装置6の現像液噴出口7から前記
現像ローラ3上へ直接供給するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿式の電子写真法
により作像を行う複写機、ファクシミリ、プリンタ等の
湿式現像装置に係り、詳しくは、感光体ドラムの軸方向
に細長く形成されたスリット構造の現像液噴出口から現
像液を現像ローラ上に供給するようにした湿式現像装置
に関するものである。
により作像を行う複写機、ファクシミリ、プリンタ等の
湿式現像装置に係り、詳しくは、感光体ドラムの軸方向
に細長く形成されたスリット構造の現像液噴出口から現
像液を現像ローラ上に供給するようにした湿式現像装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な湿式現像装置では、液体
キャリアにトナーを分散した現像液を、静電潜像が形成
された潜像担持体としての感光体ドラム表面とその表面
に一定間隔の距離を保って配置された現像ローラとの間
に供給して感光体ドラム表面に接触させ、前記液体キャ
リアにより荷電したトナー粒子の電気泳動現象を利用し
て静電潜像を現像する方式が用いられている。
キャリアにトナーを分散した現像液を、静電潜像が形成
された潜像担持体としての感光体ドラム表面とその表面
に一定間隔の距離を保って配置された現像ローラとの間
に供給して感光体ドラム表面に接触させ、前記液体キャ
リアにより荷電したトナー粒子の電気泳動現象を利用し
て静電潜像を現像する方式が用いられている。
【0003】この感光体ドラム表面に現像液を供給する
方式としては、現在では現像ローラ方式が一般的であ
る。この方式は、現像ローラの回転とともに現像液を現
像液溜りから汲み上げるようにしたもので、感光体ドラ
ム表面への現像液の供給が常に十分な状態になることに
加え、現像ローラ自身が対向電極としても機能するの
で、静電潜像の高速現像に適している。他に感光体ドラ
ム上の静電潜像を現像する方式としては、感光体ドラム
と同方向に回転する導体ローラと感光体ドラムとが構成
するギャップ付近に給液ノズルを設け、この給液ノズル
から感光体ドラム表面に直接に現像液を供給し現像を行
うようにした湿式現像システムが提案されている(W
O.pat.92/03764及びWO.pat.90
/14619など、以下、公知例という)。
方式としては、現在では現像ローラ方式が一般的であ
る。この方式は、現像ローラの回転とともに現像液を現
像液溜りから汲み上げるようにしたもので、感光体ドラ
ム表面への現像液の供給が常に十分な状態になることに
加え、現像ローラ自身が対向電極としても機能するの
で、静電潜像の高速現像に適している。他に感光体ドラ
ム上の静電潜像を現像する方式としては、感光体ドラム
と同方向に回転する導体ローラと感光体ドラムとが構成
するギャップ付近に給液ノズルを設け、この給液ノズル
から感光体ドラム表面に直接に現像液を供給し現像を行
うようにした湿式現像システムが提案されている(W
O.pat.92/03764及びWO.pat.90
/14619など、以下、公知例という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現像ローラ
の回転により現像液溜りから感光体ドラムへ現像液を給
液する方式においては、現像部(感光体ドラムと現像ロ
ーラで囲まれた領域)への現像液の供給がローラ軸方向
(又は周方向)で不均一となる場合がある。この時に
は、現像部に形成される現像液ニップ(以下、液ニップ
という)の量もローラ軸方向で不均一になるため、この
不均一差がそのまま画像として現像されてしまう。この
結果、現像画像にもその不均一差に応じて画像濃度の濃
淡が生じ、特にハーフトーン部にムラ状の異常画像を生
じる。このような給液ムラは、現像ローラの回転数を下
げて現像ローラ上の現像液量を薄く均一にすることであ
る程度緩和することができるが、高速現像に対応するた
めには現像ローラの回転速度を低下させることはできな
い。
の回転により現像液溜りから感光体ドラムへ現像液を給
液する方式においては、現像部(感光体ドラムと現像ロ
ーラで囲まれた領域)への現像液の供給がローラ軸方向
(又は周方向)で不均一となる場合がある。この時に
は、現像部に形成される現像液ニップ(以下、液ニップ
という)の量もローラ軸方向で不均一になるため、この
不均一差がそのまま画像として現像されてしまう。この
結果、現像画像にもその不均一差に応じて画像濃度の濃
淡が生じ、特にハーフトーン部にムラ状の異常画像を生
じる。このような給液ムラは、現像ローラの回転数を下
げて現像ローラ上の現像液量を薄く均一にすることであ
る程度緩和することができるが、高速現像に対応するた
めには現像ローラの回転速度を低下させることはできな
い。
【0005】これに対して公知例の湿式現像システムで
は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
B(ブラック)の各色に対応した給液ノズルが、1つの
感光体ドラムの軸方向にYMCB、YMCB…の順に配
置されており、1つの感光体ドラムで4色の現像を順に
行う構成となっている。このため、感光体ドラムの軸方
向に関して給液ムラを生じやすく、4色分の給液ノズル
から噴出される現像液をローラ軸方向に対して均一化す
ることは困難であった。しかも、公知例の湿式現像シス
テムでは、感光体ドラムの上流側から、感光体ドラム表
面に直接に現像液を供給しているため、現像のエッジ効
果が激しくなるという問題点があった。エッジ効果と
は、現像時に静電潜像上に形成されるトナー像のエッジ
部分が現像過多になる現象を言う。このエッジ効果は、
対向電極(この場合は現像ローラ)と感光体ドラム上の
静電潜像との間の現像電界の不均一性により生じ、現像
ローラと感光体ドラムとの距離が広いほど顕著になるこ
とが知られている。したがって、公知例の湿式現像シス
テムのように、現像ローラから離れた位置にある感光体
ドラム表面に直接現像液を供給すると、現像電界は現像
ローラと潜像担持体との距離が離れた位置で現像液に作
用するため、現像された画像にはエッジ効果が顕著に現
れることになる。
は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
B(ブラック)の各色に対応した給液ノズルが、1つの
感光体ドラムの軸方向にYMCB、YMCB…の順に配
置されており、1つの感光体ドラムで4色の現像を順に
行う構成となっている。このため、感光体ドラムの軸方
向に関して給液ムラを生じやすく、4色分の給液ノズル
から噴出される現像液をローラ軸方向に対して均一化す
ることは困難であった。しかも、公知例の湿式現像シス
テムでは、感光体ドラムの上流側から、感光体ドラム表
面に直接に現像液を供給しているため、現像のエッジ効
果が激しくなるという問題点があった。エッジ効果と
は、現像時に静電潜像上に形成されるトナー像のエッジ
部分が現像過多になる現象を言う。このエッジ効果は、
対向電極(この場合は現像ローラ)と感光体ドラム上の
静電潜像との間の現像電界の不均一性により生じ、現像
ローラと感光体ドラムとの距離が広いほど顕著になるこ
とが知られている。したがって、公知例の湿式現像シス
テムのように、現像ローラから離れた位置にある感光体
ドラム表面に直接現像液を供給すると、現像電界は現像
ローラと潜像担持体との距離が離れた位置で現像液に作
用するため、現像された画像にはエッジ効果が顕著に現
れることになる。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像ローラへの給液
量を均一にするとともに、エッジ効果を低減させた湿式
現像装置を提供することにある。
であり、その目的とするところは、現像ローラへの給液
量を均一にするとともに、エッジ効果を低減させた湿式
現像装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1乃至9の湿式現像装置は、潜像担持体表面
に電子写真法によって静電潜像を形成し、前記潜像担持
体の回転方向と逆方向に回転する現像ローラと潜像担持
体とに囲まれた領域へ現像液を供給することにより前記
静電潜像の現像を行う湿式現像装置において、上記現像
ローラの軸方向に沿ってスリット状に形成された現像液
噴出口を有する給液手段を設け、現像液を該給液手段の
現像液噴出口から前記現像ローラ上に供給することを特
徴とするものである。
に、請求項1乃至9の湿式現像装置は、潜像担持体表面
に電子写真法によって静電潜像を形成し、前記潜像担持
体の回転方向と逆方向に回転する現像ローラと潜像担持
体とに囲まれた領域へ現像液を供給することにより前記
静電潜像の現像を行う湿式現像装置において、上記現像
ローラの軸方向に沿ってスリット状に形成された現像液
噴出口を有する給液手段を設け、現像液を該給液手段の
現像液噴出口から前記現像ローラ上に供給することを特
徴とするものである。
【0008】とくに請求項2の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口の長手方
向の幅を、上記潜像担持体上の潜像領域幅より長くした
ことを特徴とするものである。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口の長手方
向の幅を、上記潜像担持体上の潜像領域幅より長くした
ことを特徴とするものである。
【0009】とくに請求項3の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口の長手方
向の幅を、上記現像ローラの現像領域幅より長くしたこ
とを特徴とするものである。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口の長手方
向の幅を、上記現像ローラの現像領域幅より長くしたこ
とを特徴とするものである。
【0010】とくに請求項4の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口付近に存
在する現像液の圧力を外気圧より高くし、該現像液の圧
力が現像液噴出口の長手方向において一定となるように
したことを特徴とするものである。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口付近に存
在する現像液の圧力を外気圧より高くし、該現像液の圧
力が現像液噴出口の長手方向において一定となるように
したことを特徴とするものである。
【0011】とくに請求項5の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口から、単
位時間及び現像液噴出口の長手方向の単位長さ当たりに
噴出される定常運転時の給液量Vは、潜像担持体の表面
線速度をvPC、現像ローラの表面線速度をvDR、潜像担
持体と現像ローラとの間のギャップ距離をdgapとした
ときに、 V={(vPC+vDR)×dgap}/2 で表されることを特徴とするものである。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口から、単
位時間及び現像液噴出口の長手方向の単位長さ当たりに
噴出される定常運転時の給液量Vは、潜像担持体の表面
線速度をvPC、現像ローラの表面線速度をvDR、潜像担
持体と現像ローラとの間のギャップ距離をdgapとした
ときに、 V={(vPC+vDR)×dgap}/2 で表されることを特徴とするものである。
【0012】とくに請求項6の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口から噴出
する現像液量を、該現像液噴出口内に存在する現像液の
圧力により制御することを特徴とするものである。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口から噴出
する現像液量を、該現像液噴出口内に存在する現像液の
圧力により制御することを特徴とするものである。
【0013】また、とくに請求項7の湿式現像装置は、
請求項5の湿式現像装置において、上記現像液噴出口か
ら噴出する現像液量を、現像液噴出開始時には、定常運
転時よりも所定量だけ多く噴出させることを特徴とする
ものである。
請求項5の湿式現像装置において、上記現像液噴出口か
ら噴出する現像液量を、現像液噴出開始時には、定常運
転時よりも所定量だけ多く噴出させることを特徴とする
ものである。
【0014】とくに請求項8の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口を、上記
潜像担持体と現像ローラとの間のギャップ近傍に配置し
たことを特徴とするものである。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口を、上記
潜像担持体と現像ローラとの間のギャップ近傍に配置し
たことを特徴とするものである。
【0015】とくに請求項9の湿式現像装置は、請求項
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口を、複数
の微細な噴出口に分割したことを特徴とするものであ
る。
1の湿式現像装置において、上記現像液噴出口を、複数
の微細な噴出口に分割したことを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項1乃至9の湿式現像装置によれば、
現像液はスリット状に形成された現像液噴出口から供給
されるので、現像ローラの軸方向への給液量は一定とな
る。また、現像液を現像ローラ上に供給すると、現像電
界は現像ローラと潜像担持体との距離が比較的近い位置
で現像液に作用する。
現像液はスリット状に形成された現像液噴出口から供給
されるので、現像ローラの軸方向への給液量は一定とな
る。また、現像液を現像ローラ上に供給すると、現像電
界は現像ローラと潜像担持体との距離が比較的近い位置
で現像液に作用する。
【0017】請求項2の湿式現像装置によれば、現像液
噴出口の長手方向の長さが、潜像担持体の潜像領域幅よ
り長いので、現像液は潜像画像領域に均一に給液され
る。
噴出口の長手方向の長さが、潜像担持体の潜像領域幅よ
り長いので、現像液は潜像画像領域に均一に給液され
る。
【0018】請求項3の湿式現像装置によれば、現像液
噴出口の長手方向の長さが、現像ローラの現像領域幅よ
り長いので、現像ローラの両端部を含む全ての現像領域
に現像液が給液される。
噴出口の長手方向の長さが、現像ローラの現像領域幅よ
り長いので、現像ローラの両端部を含む全ての現像領域
に現像液が給液される。
【0019】請求項4の湿式現像装置によれば、現像液
噴出口付近に存在する現像液の圧力が噴出口の長手方向
において一定となるため、前記噴出口から噴出される現
像液は、該噴出口の長手方向において均一に噴出され
る。
噴出口付近に存在する現像液の圧力が噴出口の長手方向
において一定となるため、前記噴出口から噴出される現
像液は、該噴出口の長手方向において均一に噴出され
る。
【0020】請求項5の湿式現像装置によれば、定常運
転時においては、潜像担持体と現像ローラとの間のギャ
ップを通過する現像液量とそこに供給される現像液量の
平衡が保たれるので、前記ギャップからの余剰現像液の
溢れや液ニップ部での現像液不足を回避することができ
る。
転時においては、潜像担持体と現像ローラとの間のギャ
ップを通過する現像液量とそこに供給される現像液量の
平衡が保たれるので、前記ギャップからの余剰現像液の
溢れや液ニップ部での現像液不足を回避することができ
る。
【0021】請求項6の湿式現像装置によれば、現像液
噴出口内に満たされた現像液の圧力を一定とすることに
より、噴出口から大気中に噴出される現像液量も一定と
なる。
噴出口内に満たされた現像液の圧力を一定とすることに
より、噴出口から大気中に噴出される現像液量も一定と
なる。
【0022】請求項7の湿式現像装置によれば、現像液
噴出開始時には、定常状態における現像液噴出量よりも
多く噴出されるため、潜像担持体と現像ローラとの間の
ギャップに液ニップが確実に形成される。
噴出開始時には、定常状態における現像液噴出量よりも
多く噴出されるため、潜像担持体と現像ローラとの間の
ギャップに液ニップが確実に形成される。
【0023】請求項8の湿式現像装置によれば、現像液
噴出口がギャップ近傍に位置しているため、現像ローラ
が高速回転したときに現像ローラ上を搬送される現像液
の撹乱が最小限に抑えられる。
噴出口がギャップ近傍に位置しているため、現像ローラ
が高速回転したときに現像ローラ上を搬送される現像液
の撹乱が最小限に抑えられる。
【0024】請求項9の湿式現像装置によれば、現像液
中に存在するトナー粒子のうち、固着等による粗大トナ
ー粒子の噴出が微細な噴出口により規制される。
中に存在するトナー粒子のうち、固着等による粗大トナ
ー粒子の噴出が微細な噴出口により規制される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した場
合の実施形態について説明する。図2は、本実施形態に
係る複写機の感光体ドラムと湿式現像装置の概略構成図
である。図2において、潜像担持体である感光体ドラム
1は、図示しないモータ等の駆動手段によって複写時に
はー定速度で矢印方向に回転駆動される。そして図示し
ないメインチャージャにより暗中にてー様に帯電された
後に、図示されていない露光装置により原稿光像が照射
結像されて静電潜像が感光体ドラム1の外周表面上に担
持される。その後、上記静電潜像は感光ドラム1と湿式
現像装置2との間に形成される現像部4を通過する間に
現像される。現像されたトナー像は、図示しない転写ロ
ーラにより転写紙に転写される。
る電子写真複写機(以下、複写機という)に適用した場
合の実施形態について説明する。図2は、本実施形態に
係る複写機の感光体ドラムと湿式現像装置の概略構成図
である。図2において、潜像担持体である感光体ドラム
1は、図示しないモータ等の駆動手段によって複写時に
はー定速度で矢印方向に回転駆動される。そして図示し
ないメインチャージャにより暗中にてー様に帯電された
後に、図示されていない露光装置により原稿光像が照射
結像されて静電潜像が感光体ドラム1の外周表面上に担
持される。その後、上記静電潜像は感光ドラム1と湿式
現像装置2との間に形成される現像部4を通過する間に
現像される。現像されたトナー像は、図示しない転写ロ
ーラにより転写紙に転写される。
【0026】湿式現像装置2においては、現像ローラ3
が感光体ドラム1と近接対向して配置されている。現像
ローラ3は図示しないモータ等の駆動手段によって感光
体ドラム1と逆回転方向である矢印方向に回転駆動され
る。現像ローラ3の感光体ドラム1と反対側にはローラ
上の余分な現像液を掻き取るためのスクレーパ5が取り
付けられている。現像ローラ3の上方には、現像部4へ
現像液を供給する給液手段としての給液装置6が配置さ
れている。この給液装置6の構造を図1の概念斜視図に
示す。給液装置6の現像液噴出口7は、現像ローラ3の
軸方向に沿ってスリット状に形成されており、現像液噴
出口7から噴出される現像液は、直接に感光体ドラム1
に触れることなしに、現像ローラ3の表面に供給され
る。
が感光体ドラム1と近接対向して配置されている。現像
ローラ3は図示しないモータ等の駆動手段によって感光
体ドラム1と逆回転方向である矢印方向に回転駆動され
る。現像ローラ3の感光体ドラム1と反対側にはローラ
上の余分な現像液を掻き取るためのスクレーパ5が取り
付けられている。現像ローラ3の上方には、現像部4へ
現像液を供給する給液手段としての給液装置6が配置さ
れている。この給液装置6の構造を図1の概念斜視図に
示す。給液装置6の現像液噴出口7は、現像ローラ3の
軸方向に沿ってスリット状に形成されており、現像液噴
出口7から噴出される現像液は、直接に感光体ドラム1
に触れることなしに、現像ローラ3の表面に供給され
る。
【0027】また、給液装置6には現像液供給機構とし
ての図示しないポンプが接続されており、現像液は図示
しない現像液溜り部から前記ポンプにより給液装置6ま
で送り込まれている。この現像液は現像液噴出口7内に
空隙が存在しない状態で送り込まれているので、現像液
噴出口7付近に存在する現像液の圧力は大気圧より高く
なる。これによると、現像液噴出口7付近に存在する現
像液の圧力は噴出口の長手方向において一定となるた
め、噴出口から噴出される現像液は、噴出口の長手方向
において均一に噴出される。よって、噴出口の全域に渡
って現像液の液流出量を安定させることができる。この
場合、噴出口の出口における現像液流出抵抗力と噴出口
内の現像液圧力が釣り合うように、噴出口の開口面積や
形状を設定する必要がある。なお、現像液噴出口7から
噴出される現像液量は、図示しないポンプの駆動力(供
給量)により制御されている。このようにして現像ロー
ラ3へ供給された現像液は、現像ローラ3の回転ととも
に現像部4へ送られ、前述した感光体ドラム1表面に形
成された静電潜像の現像が行われる。
ての図示しないポンプが接続されており、現像液は図示
しない現像液溜り部から前記ポンプにより給液装置6ま
で送り込まれている。この現像液は現像液噴出口7内に
空隙が存在しない状態で送り込まれているので、現像液
噴出口7付近に存在する現像液の圧力は大気圧より高く
なる。これによると、現像液噴出口7付近に存在する現
像液の圧力は噴出口の長手方向において一定となるた
め、噴出口から噴出される現像液は、噴出口の長手方向
において均一に噴出される。よって、噴出口の全域に渡
って現像液の液流出量を安定させることができる。この
場合、噴出口の出口における現像液流出抵抗力と噴出口
内の現像液圧力が釣り合うように、噴出口の開口面積や
形状を設定する必要がある。なお、現像液噴出口7から
噴出される現像液量は、図示しないポンプの駆動力(供
給量)により制御されている。このようにして現像ロー
ラ3へ供給された現像液は、現像ローラ3の回転ととも
に現像部4へ送られ、前述した感光体ドラム1表面に形
成された静電潜像の現像が行われる。
【0028】この複写機では、図2に示すような感光体
ドラム1と湿式現像装置2とで構成される現像ユニット
が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(B)の各色ごとに用意されており、一つの現
像ユニットに一色の現像液が供給される。図示しない転
写紙上に転写されたトナー像は、各現像ユニットにおい
て同様の手順で転写が行われ、Y、M、C、Bに対応し
たトナー像が転写紙上に重ね合わせられる。
ドラム1と湿式現像装置2とで構成される現像ユニット
が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(B)の各色ごとに用意されており、一つの現
像ユニットに一色の現像液が供給される。図示しない転
写紙上に転写されたトナー像は、各現像ユニットにおい
て同様の手順で転写が行われ、Y、M、C、Bに対応し
たトナー像が転写紙上に重ね合わせられる。
【0029】以上のように構成された複写機によると、
現像液噴出口7が現像ローラ3の軸方向に沿ってスリッ
ト状に形成されているため、この現像液噴出口7から噴
出する現像液は現像ローラ3の軸方向に対して均一に給
液されることになる。このため、現像部4に形成される
液ニップの量も現像ローラ3の軸方向に均一となり、現
像画像の画像濃度にも濃淡のムラを生じることがない。
また、現像ローラの回転とともに現像液を現像液溜りか
ら汲み上げるようにした従来の湿式現像装置では、現像
ローラの回転数によって現像ローラに供給される現像液
量が変化してしまうが、この実施形態の複写機によれ
ば、現像ローラ3の回転数に係わらず常に一定量の現像
液を現像部4に供給することができるので、高速現像に
も十分に対応することができる。さらに、現像液は現像
ローラ3上に直接供給されるため、現像電界は現像ロー
ラ3と感光体ドラム1との距離が比較的近い位置で現像
液に作用する。したがって、感光体ドラム表面に直接に
現像液を供給した場合のように、現像部4の手前側で対
向電極が存在しない状態での静電潜像の現像が回避され
るので、エッジ効果の少ない良好な現像を行うことがで
きる。
現像液噴出口7が現像ローラ3の軸方向に沿ってスリッ
ト状に形成されているため、この現像液噴出口7から噴
出する現像液は現像ローラ3の軸方向に対して均一に給
液されることになる。このため、現像部4に形成される
液ニップの量も現像ローラ3の軸方向に均一となり、現
像画像の画像濃度にも濃淡のムラを生じることがない。
また、現像ローラの回転とともに現像液を現像液溜りか
ら汲み上げるようにした従来の湿式現像装置では、現像
ローラの回転数によって現像ローラに供給される現像液
量が変化してしまうが、この実施形態の複写機によれ
ば、現像ローラ3の回転数に係わらず常に一定量の現像
液を現像部4に供給することができるので、高速現像に
も十分に対応することができる。さらに、現像液は現像
ローラ3上に直接供給されるため、現像電界は現像ロー
ラ3と感光体ドラム1との距離が比較的近い位置で現像
液に作用する。したがって、感光体ドラム表面に直接に
現像液を供給した場合のように、現像部4の手前側で対
向電極が存在しない状態での静電潜像の現像が回避され
るので、エッジ効果の少ない良好な現像を行うことがで
きる。
【0030】現像液噴出口7のスリット幅(高さ方向の
間隔)は、狭すぎると現像に必要とされる給液量を保つ
ために現像液を勢い良く噴出させることになるので、噴
出速度が高くなりすぎるためにかえって給液ムラが生じ
やすくなる。また、広すぎると現像液の噴出量が過多に
なり、給液ムラを生じる原因となる。一般的には、現像
系の速度にもよるが、現像ローラ3と感光体ドラム1と
の間に形成されるギャップ幅より広く、且つ数mm以下
のスリット幅とすることが好ましい。
間隔)は、狭すぎると現像に必要とされる給液量を保つ
ために現像液を勢い良く噴出させることになるので、噴
出速度が高くなりすぎるためにかえって給液ムラが生じ
やすくなる。また、広すぎると現像液の噴出量が過多に
なり、給液ムラを生じる原因となる。一般的には、現像
系の速度にもよるが、現像ローラ3と感光体ドラム1と
の間に形成されるギャップ幅より広く、且つ数mm以下
のスリット幅とすることが好ましい。
【0031】図3は、現像液噴出口7の長手方向の幅と
感光体ドラム1の潜像領域幅の関係を示す概念図であ
る。図3に示すように、現像液噴出口7の長手方向の幅
aが、感光体ドラム1の潜像領域幅bよりも長くなるよ
うに設定すると、現像液は感光体ドラム1の潜像領域全
体に均一に給液されるので、静電潜像を均一に現像する
ことが可能となる。
感光体ドラム1の潜像領域幅の関係を示す概念図であ
る。図3に示すように、現像液噴出口7の長手方向の幅
aが、感光体ドラム1の潜像領域幅bよりも長くなるよ
うに設定すると、現像液は感光体ドラム1の潜像領域全
体に均一に給液されるので、静電潜像を均一に現像する
ことが可能となる。
【0032】また図4は、現像液噴出口7の長手方向の
幅と現像ローラ3の現像領域幅の関係を示す概念図であ
る。図4に示すように、現像液噴出口7の長手方向の幅
aが、現像ローラ3の現像領域幅cよりも長くなるよう
に設定すると、図1(又は図2)に示す現像部4を通過
する現像液量が、現像ローラ3の軸方向に関して均一に
なるので、現像後のプロセスにおける悪影響(例えば、
感光体ドラム下流側に現像余剰液除去手段を設けている
装置では余剰液の掻きムラ、転写部に関しては転写ムラ
等)を回避することができる。
幅と現像ローラ3の現像領域幅の関係を示す概念図であ
る。図4に示すように、現像液噴出口7の長手方向の幅
aが、現像ローラ3の現像領域幅cよりも長くなるよう
に設定すると、図1(又は図2)に示す現像部4を通過
する現像液量が、現像ローラ3の軸方向に関して均一に
なるので、現像後のプロセスにおける悪影響(例えば、
感光体ドラム下流側に現像余剰液除去手段を設けている
装置では余剰液の掻きムラ、転写部に関しては転写ムラ
等)を回避することができる。
【0033】図5は、感光体ドラム1と現像ローラ3の
位置関係を示す概念図である。図5において、現像部4
を単位時間及び単位長さ(現像液噴出口7の長手方向)
当たりに通過できる現像液量V1は、感光体ドラム1の
表面線速度をvPC、現像ローラ3の表面線速度をvDR、
感光体ドラム1と現像ローラ3との間のギャップ距離を
dgapとしたときに、 V1={(vPC+vDR)×dgap}/2 で表される。このため、定常運転時において現像液噴出
口7から給液される給液量V2をV2≒V1とすること
により、感光体ドラム1と現像ローラ3との間のギャッ
プを通過する現像液量V1とそこに供給される給液量V
2との平衡を保つことができる。これによると、前記ギ
ャップからの余剰現像液の溢れや液ニップ部での現像液
不足を回避することができるので、効率の良い現像が可
能となる。なお、給液量V2がV2>V1であると、現
像部4を通過しきれない現像液が異常に大きな液ニップ
を形成するため、異常画像の原因となる。また、給液量
V2がV2<V1であると、現像部4に液ニップが形成
されなくなる。
位置関係を示す概念図である。図5において、現像部4
を単位時間及び単位長さ(現像液噴出口7の長手方向)
当たりに通過できる現像液量V1は、感光体ドラム1の
表面線速度をvPC、現像ローラ3の表面線速度をvDR、
感光体ドラム1と現像ローラ3との間のギャップ距離を
dgapとしたときに、 V1={(vPC+vDR)×dgap}/2 で表される。このため、定常運転時において現像液噴出
口7から給液される給液量V2をV2≒V1とすること
により、感光体ドラム1と現像ローラ3との間のギャッ
プを通過する現像液量V1とそこに供給される給液量V
2との平衡を保つことができる。これによると、前記ギ
ャップからの余剰現像液の溢れや液ニップ部での現像液
不足を回避することができるので、効率の良い現像が可
能となる。なお、給液量V2がV2>V1であると、現
像部4を通過しきれない現像液が異常に大きな液ニップ
を形成するため、異常画像の原因となる。また、給液量
V2がV2<V1であると、現像部4に液ニップが形成
されなくなる。
【0034】ところで、一般に感光体ドラム1の表面線
速度vPCと、現像ローラ3の表面線速度vDRとの間に
は、 vPC<vDR … (1) の関係が成り立っている。現像液噴出口7から給液され
る給液量V2 V2={(vPC+vDR)×dgap}/2 … (2) が、現像部4において感光体ドラム1表面に接すること
なく現像ローラ3により搬送されてしまうとすると、そ
の時に現像ローラ3上に形成される現像液膜の厚みt
は、 t=V2/vDR … (3) となる。よって、(1)〜(3)式から、 t<dgap という関係が導き出される。すなわち、式(2)で示す
ような定常運転時の給液量V2では、現像部4に液ニッ
プを形成できないことになる。しかし、単に給液量V2
の値を大きくしてしまうと、上述したように現像部4を
通過しきれない現像液により異常に大きな液ニップが形
成されてしまう。そこで、給液を開始する際には、式
(2)で表される定常状態の給液量V2よりも多めの給
液を行い、液ニップが形成された後は給液量V2を式
(2)で表される定常状態値に戻すような操作を行うこ
とにより、余剰現像液の影響を受けることなしに、現像
部4に確実に液ニップを形成することが可能となる。な
お、液ニップは増加する現像液の量にもよるが、およそ
0.1〜1秒程度の間、現像液を多めに供給することで形
成することができる。 (以下、余白)
速度vPCと、現像ローラ3の表面線速度vDRとの間に
は、 vPC<vDR … (1) の関係が成り立っている。現像液噴出口7から給液され
る給液量V2 V2={(vPC+vDR)×dgap}/2 … (2) が、現像部4において感光体ドラム1表面に接すること
なく現像ローラ3により搬送されてしまうとすると、そ
の時に現像ローラ3上に形成される現像液膜の厚みt
は、 t=V2/vDR … (3) となる。よって、(1)〜(3)式から、 t<dgap という関係が導き出される。すなわち、式(2)で示す
ような定常運転時の給液量V2では、現像部4に液ニッ
プを形成できないことになる。しかし、単に給液量V2
の値を大きくしてしまうと、上述したように現像部4を
通過しきれない現像液により異常に大きな液ニップが形
成されてしまう。そこで、給液を開始する際には、式
(2)で表される定常状態の給液量V2よりも多めの給
液を行い、液ニップが形成された後は給液量V2を式
(2)で表される定常状態値に戻すような操作を行うこ
とにより、余剰現像液の影響を受けることなしに、現像
部4に確実に液ニップを形成することが可能となる。な
お、液ニップは増加する現像液の量にもよるが、およそ
0.1〜1秒程度の間、現像液を多めに供給することで形
成することができる。 (以下、余白)
【0035】また、図1に示す複写機では、図示しない
ポンプの駆動力により現像液噴出口から噴出される現像
液量を制御しているが、現像液噴出口7付近に存在する
現像液の圧力により現像液量を制御することもできる。
図6は、圧力制御を行う場合の給液機構の概略構成図で
ある。図6に示す給液装置6には、内部に満たされた現
像液の圧力を検出するための現像液圧力センサ8が設け
られている。この現像液圧力センサ8からの出力dは、
大気圧測定用センサ9からの出力eとともに比較演算器
10に取り込まれる。比較演算器10では出力dと出力
eとを比較し、その差が一定となるように給液用圧力ポ
ンプ11に出力fを出力している。給液装置6の内部
は、給液用圧力ポンプ11により出力fに応じて加圧さ
れ、現像液噴出口7から噴出される現像液量は常に一定
に保たれる。よって、現像液を安定して供給することが
できる。なお、比較演算器10の演算パラメータを変化
させることにより、噴出口から噴出する現像液量の微調
整が可能となる。また、給液装置6の内部に構造の複雑
な流量計等を設ける必要がないので、給液装置6を小型
化することができる。
ポンプの駆動力により現像液噴出口から噴出される現像
液量を制御しているが、現像液噴出口7付近に存在する
現像液の圧力により現像液量を制御することもできる。
図6は、圧力制御を行う場合の給液機構の概略構成図で
ある。図6に示す給液装置6には、内部に満たされた現
像液の圧力を検出するための現像液圧力センサ8が設け
られている。この現像液圧力センサ8からの出力dは、
大気圧測定用センサ9からの出力eとともに比較演算器
10に取り込まれる。比較演算器10では出力dと出力
eとを比較し、その差が一定となるように給液用圧力ポ
ンプ11に出力fを出力している。給液装置6の内部
は、給液用圧力ポンプ11により出力fに応じて加圧さ
れ、現像液噴出口7から噴出される現像液量は常に一定
に保たれる。よって、現像液を安定して供給することが
できる。なお、比較演算器10の演算パラメータを変化
させることにより、噴出口から噴出する現像液量の微調
整が可能となる。また、給液装置6の内部に構造の複雑
な流量計等を設ける必要がないので、給液装置6を小型
化することができる。
【0036】図7は、現像液噴出口7の位置を示す概略
構成図であり、図2と同等部分を同一符号で示してい
る。給液装置6が位置gにある場合には、現像液噴出口
7から現像液が均一に供給されても、現像ローラ3が高
速回転した場合には、現像部4に達するまでにローラ表
面での液量が不均一になってしまうおそれがある。そこ
で、図7の位置hで示すように、現像液噴出口7の位置
を感光体ドラム1と現像ローラ3との間のギャップ近傍
に設けることにより、現像ローラ3上を搬送される現像
液の撹乱を最小限に抑えることができる。これによる
と、現像ローラ3が高速回転した場合でも、ローラ表面
の液量を均一にした状態で現像液を現像部4へ供給する
ことができる。
構成図であり、図2と同等部分を同一符号で示してい
る。給液装置6が位置gにある場合には、現像液噴出口
7から現像液が均一に供給されても、現像ローラ3が高
速回転した場合には、現像部4に達するまでにローラ表
面での液量が不均一になってしまうおそれがある。そこ
で、図7の位置hで示すように、現像液噴出口7の位置
を感光体ドラム1と現像ローラ3との間のギャップ近傍
に設けることにより、現像ローラ3上を搬送される現像
液の撹乱を最小限に抑えることができる。これによる
と、現像ローラ3が高速回転した場合でも、ローラ表面
の液量を均一にした状態で現像液を現像部4へ供給する
ことができる。
【0037】また、図1に示す給液装置6の現像液噴出
口7には、複数の微細な噴出口を有するフィルタを設け
てもよい。フィルタの形状としては、例えばメッシュ
状、櫛歯状に形成されたものを用いることができる。ま
た、メッシュ穴又は櫛歯の間隔は、感光体ドラム1と現
像ローラ3との間のギャップ間隔より小さく設定するこ
とが好ましい。このようなフィルタを設けることによ
り、現像液中に存在するトナー粒子のうち、とくに固着
等による粗大トナー粒子の噴出が規制されるため、これ
らトナー粒子がギャップ内で停滞することを防止するこ
とができる。なお、これらのフィルタは噴出口に固定的
に設置されていてもよいが、とくにメッシュでは目詰ま
り等が発生しやすいので、着脱自在となるように構成す
ることが好ましい。
口7には、複数の微細な噴出口を有するフィルタを設け
てもよい。フィルタの形状としては、例えばメッシュ
状、櫛歯状に形成されたものを用いることができる。ま
た、メッシュ穴又は櫛歯の間隔は、感光体ドラム1と現
像ローラ3との間のギャップ間隔より小さく設定するこ
とが好ましい。このようなフィルタを設けることによ
り、現像液中に存在するトナー粒子のうち、とくに固着
等による粗大トナー粒子の噴出が規制されるため、これ
らトナー粒子がギャップ内で停滞することを防止するこ
とができる。なお、これらのフィルタは噴出口に固定的
に設置されていてもよいが、とくにメッシュでは目詰ま
り等が発生しやすいので、着脱自在となるように構成す
ることが好ましい。
【0038】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、スリッ
ト状に形成された現像液噴出口から現像液を供給するよ
うにしたので、現像ローラの軸方向への給液量を一定と
することができる。これによると、現像部に形成される
液ニップの量が現像ローラの軸方向で均一となるため、
現像画像の画像濃度にも濃淡のムラがなくなり、良好な
現像画像を得ることができる。また、現像液を現像ロー
ラ上に供給するようにしたので、現像電界は現像ローラ
と潜像担持体との距離が比較的近い位置で現像液に作用
するため、現像部の手前側で対向電極が存在しない状態
での静電潜像の現像が回避されることになり、エッジ効
果の少ない良好な現像を行うことができる。しかも、現
像ローラの回転数に係わらず常に一定量の現像液を現像
部に供給することができるので、高速現像にも十分に対
応することができる。
ト状に形成された現像液噴出口から現像液を供給するよ
うにしたので、現像ローラの軸方向への給液量を一定と
することができる。これによると、現像部に形成される
液ニップの量が現像ローラの軸方向で均一となるため、
現像画像の画像濃度にも濃淡のムラがなくなり、良好な
現像画像を得ることができる。また、現像液を現像ロー
ラ上に供給するようにしたので、現像電界は現像ローラ
と潜像担持体との距離が比較的近い位置で現像液に作用
するため、現像部の手前側で対向電極が存在しない状態
での静電潜像の現像が回避されることになり、エッジ効
果の少ない良好な現像を行うことができる。しかも、現
像ローラの回転数に係わらず常に一定量の現像液を現像
部に供給することができるので、高速現像にも十分に対
応することができる。
【0039】とくに請求項2の発明によれば、現像液噴
出口の長手方向の長さを、潜像担持体の潜像領域幅より
長くしたので、現像液は潜像画像領域に均一に給液され
る。よって、静電潜像を均一に現像することができる。
出口の長手方向の長さを、潜像担持体の潜像領域幅より
長くしたので、現像液は潜像画像領域に均一に給液され
る。よって、静電潜像を均一に現像することができる。
【0040】とくに請求項3の発明によれば、現像液噴
出口の長手方向の長さを、現像ローラの現像領域幅より
長くしたので、現像ローラの両端部を含む全ての現像領
域に現像液が給液される。よって、現像部を通過する現
像液量を現像ローラの軸方向に関して均一にすることが
できる。
出口の長手方向の長さを、現像ローラの現像領域幅より
長くしたので、現像ローラの両端部を含む全ての現像領
域に現像液が給液される。よって、現像部を通過する現
像液量を現像ローラの軸方向に関して均一にすることが
できる。
【0041】とくに請求項4の発明によれば、現像液噴
出口付近に存在する現像液の圧力が噴出口の長手方向に
おいて一定となるため、前記噴出口から噴出される現像
液は、該噴出口の長手方向において均一に噴出される。
よって、噴出口の全域に渡って現像液の液流出量を安定
させることができる。
出口付近に存在する現像液の圧力が噴出口の長手方向に
おいて一定となるため、前記噴出口から噴出される現像
液は、該噴出口の長手方向において均一に噴出される。
よって、噴出口の全域に渡って現像液の液流出量を安定
させることができる。
【0042】とくに請求項5の発明によれば、定常運転
時においては、潜像担持体と現像ローラとの間のギャッ
プを通過する現像液量とそこに供給される現像液量の平
衡が保たれるので、前記ギャップからの余剰現像液の溢
れや液ニップ部での現像液不足を回避することができ
る。よって、効率の良い現像が可能となる。
時においては、潜像担持体と現像ローラとの間のギャッ
プを通過する現像液量とそこに供給される現像液量の平
衡が保たれるので、前記ギャップからの余剰現像液の溢
れや液ニップ部での現像液不足を回避することができ
る。よって、効率の良い現像が可能となる。
【0043】とくに請求項6の発明によれば、現像液噴
出口内に満たされた現像液の圧力を一定とすることによ
り、噴出口から大気中に噴出される現像液量を一定に保
つことができるので、現像液を安定して供給することが
できる。また、給液手段の内部に構造の複雑な流量計等
を設ける必要がないので、給液手段を小型化することが
できる。
出口内に満たされた現像液の圧力を一定とすることによ
り、噴出口から大気中に噴出される現像液量を一定に保
つことができるので、現像液を安定して供給することが
できる。また、給液手段の内部に構造の複雑な流量計等
を設ける必要がないので、給液手段を小型化することが
できる。
【0044】とくに請求項7の発明によれば、現像液噴
出開始時には、定常状態における現像液噴出量よりも現
像液を多く噴出するようにしたので、潜像担持体と現像
ローラとの間のギャップに液ニップを確実に形成するこ
とができる。
出開始時には、定常状態における現像液噴出量よりも現
像液を多く噴出するようにしたので、潜像担持体と現像
ローラとの間のギャップに液ニップを確実に形成するこ
とができる。
【0045】とくに請求項8の発明によれば、現像液噴
出口をギャップ近傍に配置するようにしたため、現像ロ
ーラが高速回転したときに現像ローラ上を搬送される現
像液の撹乱を最小限に抑えることができる。よって、ロ
ーラ表面の液量を均一にした状態で現像液を現像部へ供
給することができる。
出口をギャップ近傍に配置するようにしたため、現像ロ
ーラが高速回転したときに現像ローラ上を搬送される現
像液の撹乱を最小限に抑えることができる。よって、ロ
ーラ表面の液量を均一にした状態で現像液を現像部へ供
給することができる。
【0046】とくに請求項9の発明によれば、噴出口を
複数の微細な噴出口に分割するようにしたので、現像液
中に存在するトナー粒子のうち、固着等による粗大トナ
ー粒子の噴出を規制することができる。よって、粗大ト
ナー粒子のギャップ内での停滞を防止することができ
る。
複数の微細な噴出口に分割するようにしたので、現像液
中に存在するトナー粒子のうち、固着等による粗大トナ
ー粒子の噴出を規制することができる。よって、粗大ト
ナー粒子のギャップ内での停滞を防止することができ
る。
【図1】給液装置の構造を示す概念斜視図。
【図2】実施形態に係る複写機の感光体ドラムと湿式現
像装置の概略構成図。
像装置の概略構成図。
【図3】現像液噴出口の長手方向の幅と感光体ドラムの
潜像領域幅との関係を示す概念図。
潜像領域幅との関係を示す概念図。
【図4】現像液噴出口の長手方向の幅と現像ローラの現
像領域幅との関係を示す概念図。
像領域幅との関係を示す概念図。
【図5】感光体ドラムと現像ローラの位置関係を示す概
念図。
念図。
【図6】圧力制御を行う場合の給液機構の概略構成図。
【図7】現像液噴出口の位置を示す概略構成図。
1 感光体ドラム 2 湿式現像装置 3 現像ローラ 4 現像部 6 給液装置 7 現像液噴出口
Claims (9)
- 【請求項1】潜像担持体表面に電子写真法によって静電
潜像を形成し、前記潜像担持体の回転方向と逆方向に回
転する現像ローラと潜像担持体とに囲まれた領域へ現像
液を供給することにより前記静電潜像の現像を行う湿式
現像装置において、 上記現像ローラの軸方向に沿ってスリット状に形成され
た現像液噴出口を有する給液手段を設け、現像液を該給
液手段の現像液噴出口から前記現像ローラ上に供給する
ことを特徴とする湿式現像装置。 - 【請求項2】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口の長手方向の幅を、上記潜像担持体上
の潜像領域幅より長くしたことを特徴とする湿式現像装
置。 - 【請求項3】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口の長手方向の幅を、上記現像ローラの
現像領域幅より長くしたことを特徴とする湿式現像装
置。 - 【請求項4】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口付近に存在する現像液の圧力を外気圧
より高くし、該現像液の圧力が現像液噴出口の長手方向
において一定となるようにしたことを特徴とする湿式現
像装置。 - 【請求項5】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口から、単位時間及び現像液噴出口の長
手方向の単位長さ当たりに噴出される定常運転時の給液
量Vは、 潜像担持体の表面線速度をvPC、現像ローラの表面線速
度をvDR、潜像担持体と現像ローラとの間のギャップ距
離をdgapとしたときに、 V={(vPC+vDR)×dgap}/2 で表されることを特徴とする湿式現像装置。 - 【請求項6】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口から噴出する現像液量を、該現像液噴
出口内に存在する現像液の圧力により制御することを特
徴とする湿式現像装置。 - 【請求項7】請求項5の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口から噴出する現像液量を、現像液噴出
開始時には、定常運転時よりも所定量だけ多く噴出させ
ることを特徴とする湿式現像装置。 - 【請求項8】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口を、上記潜像担持体と現像ローラとの
間のギャップ近傍に配置したことを特徴とする湿式現像
装置。 - 【請求項9】請求項1の湿式現像装置において、 上記現像液噴出口を、複数の微細な噴出口に分割したこ
とを特徴とする湿式現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8090481A JPH09258520A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 湿式現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8090481A JPH09258520A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 湿式現像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09258520A true JPH09258520A (ja) | 1997-10-03 |
Family
ID=13999762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8090481A Pending JPH09258520A (ja) | 1996-03-19 | 1996-03-19 | 湿式現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09258520A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7676180B2 (en) | 2005-06-08 | 2010-03-09 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Liquid development apparatus, liquid development method and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-03-19 JP JP8090481A patent/JPH09258520A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7676180B2 (en) | 2005-06-08 | 2010-03-09 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Liquid development apparatus, liquid development method and image forming apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040702 |