JPH09265167A - 被洗浄物洗浄装置 - Google Patents

被洗浄物洗浄装置

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JPH09265167A
JPH09265167A JP8073468A JP7346896A JPH09265167A JP H09265167 A JPH09265167 A JP H09265167A JP 8073468 A JP8073468 A JP 8073468A JP 7346896 A JP7346896 A JP 7346896A JP H09265167 A JPH09265167 A JP H09265167A
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JP
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cleaning
rack
transport
cleaning liquid
cleaned
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JP8073468A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kitada
茂 北田
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Fuji Kiki Kogyo KK
Original Assignee
Fuji Kiki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被洗浄物の洗浄、洗浄後の乾燥について、容
易かつ迅速な作業を可能とし、自動化を実現する。 【解決手段】 搬送ラック58が架台46に装着され、
架台46の下降により、洗浄タンク10内の洗浄液中に
液没される。洗浄液中では、搬送ラック58の搬送ロー
ラ60が回転され、また、気泡ノズル20から気泡が搬
送ラック58に吹き付けられて、洗浄が行われる。洗浄
後、架台46が上昇して搬送ラック58が洗浄液中から
洗浄液外へ出て、乾燥風吹出口70から乾燥風が搬送ラ
ック58へ吹き付けられ、搬送ラック58の乾燥が行わ
れる。乾燥時、搬送ラック58の搬送ローラ60が回転
され、また、架台46が上下方向に傾動し、搬送ラック
58が装置手前側を下げる向きに、続いて、逆向きに傾
斜され、これが複数回繰り返えされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、写真感光
材料処理装置の写真感光材料搬送ラック等の被洗浄物に
ついて、その被洗浄物を洗浄して洗浄後に乾燥させる被
洗浄物洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図7に
示すように、写真感光材料処理装置98は、ケーシング
100内に、現像槽102、定着槽104、水洗槽10
6を備えている。現像槽102、定着槽104、水洗槽
106にはそれぞれ、現像液、定着液、水洗水の各処理
液が貯溜され、また、現像ラック、定着ラック、水洗ラ
ック、及び、現像ラックと定着ラックとの間のクロスオ
ーバーラック、定着ラックと水洗ラックとの間のクロス
オーバーラックの各搬送ラック58が着脱自在に設けら
れている。各搬送ラック58は、対向する側板108間
に掛け渡され写真感光材料を搬送する複数の搬送ローラ
60を備えるとともに、それら搬送ローラ60に回転駆
動力を伝える従動歯車62(図8を参照)を備え、従動
歯車62が、処理槽側に設けてある駆動歯車と噛合し、
モータ等の駆動源からの回転駆動力が駆動歯車に伝えら
れることによって搬送ローラ60が回転駆動されるよう
になっている。写真感光材料(図7に写真感光材料の搬
送路110を示す)がケーシング左側の挿入口112か
らケーシング100内に挿入されると、搬送ローラ60
の回転により、写真感光材料が、現像槽102、定着槽
104、水洗槽106を順次に通過して各処理液中に浸
漬され、現像処理、定着処理、水洗処置の各処理が行わ
れる。水洗槽106から出た写真感光材料は、乾燥部1
14で乾燥処理された後に、ケーシング右側の排出口1
16からケーシング100外へ排出される。
【0003】ところで、搬送ラック58には、表1に示
すような汚れが付着する。
【0004】
【表1】 ※1 写真フィルム(写真感光材料)の乳剤が現像液に
溶け出し、乳剤中の銀イオンが還元されて現像ラックの
側板やローラ面等に析出する。また、この銀イオンは、
現像ラックと定着ラックとの間のクロスオーバーラック
の側板やローラ面等にも析出する。 ※2 現像液中へ写真フィルムのバック面の染料が溶出
し、また、定着槽にもそれが持ち込まれ、現像ラック、
定着ラックの側板やローラ面等に付着する。更に、この
溶出した染料は現像ラックと定着ラックとの間のクロス
オーバーラックの側板やローラ面等にも付着する。 ※3 定着液中の水酸化アルミニウムからアルミニウム
が定着ラックの側板やローラ面等に析出し、水洗槽にも
定着液が持ち込まれて水洗ラックの側板やローラ面等に
もアルミニウムが析出する。また、定着ラックと水洗ラ
ックとの間のクロスオーバーラックの側板やローラ面等
にもアルミニウムが析出する。
【0005】このような汚れを除去するために、搬送ラ
ックの洗浄を行う必要がある。洗浄は、搬送ラックを処
理槽から取り外して行われる。
【0006】従来は、その洗浄は、スポンジ等を用いて
行う手作業に頼っていた。また、洗浄後の乾燥も、エア
ーガン等を用いて行う手作業に頼っていた。
【0007】このように、手作業に頼っていたので、手
間が掛かり、また、時間も掛かっていた。更には、作業
者が洗浄液や汚れを受け易く、作業性もよくなかった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、被洗浄物の洗
浄、洗浄後の乾燥について、容易かつ迅速な作業を可能
とし、自動化を実現する被洗浄物洗浄装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
の被洗浄物洗浄装置は、洗浄液を貯溜する洗浄タンク
と、被洗浄物を保持する保持手段と、この保持手段を、
洗浄タンクに貯溜した洗浄液中と洗浄液外との間で移動
させる移動手段と、洗浄液外の保持手段の姿勢を移動手
段によって洗浄液中から洗浄液外へ移動したときの保持
手段の姿勢とは異なる姿勢に傾斜させる傾斜手段と、洗
浄液中の被洗浄物に気泡を吹き付ける気泡吹付手段と、
洗浄液外の被洗浄物に乾燥風を吹き付ける乾燥手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明の被洗浄物洗浄装
置は、請求項1の構成において、前記被洗浄物が駆動源
からの駆動力により回転する回転体を有し、前記保持手
段により保持された被洗浄物を移動手段により移動させ
て洗浄タンクに貯溜した洗浄液中と洗浄液外とのうちの
少なくとも一方に配置した状態で、駆動源からの駆動力
により前記回転体を回転させることを特徴とする。
【0011】上記構成によれば、まず、被洗浄物を保持
手段に装着する。被洗浄物は、保持手段に保持されて洗
浄タンク内の洗浄液中に漬けられ、被洗浄物には気泡吹
付手段から気泡が吹き付けられ、この気泡によって洗浄
液が攪拌されて被洗浄物の洗浄が行われる。
【0012】洗浄後、被洗浄物は移動手段によって上昇
され、洗浄液中から洗浄液外へ出され、被洗浄物に乾燥
手段から乾燥風が吹き付けられ、乾燥が行われる。この
際、被洗浄物は上下方向に傾斜されて、その状態で乾燥
風が吹き付けられる。
【0013】乾燥後、被洗浄物を保持手段から取り外
す。従って、保持手段により被洗浄物を保持した状態で
被洗浄物を移動させることによって、洗浄、そして、洗
浄後の乾燥を行うことができ、容易かつ迅速な作業が可
能となり、自動化が実現される。
【0014】また、被洗浄物を上下方向に傾斜させた状
態で乾燥風を吹き付けることにより、洗浄液が傾斜した
被洗浄物の低位の部分へと伝わり流れた後に洗浄液が流
れ落ちるので被洗浄物に洗浄液の溜まりが残ってこの溜
まりの水分が蒸発することによってこの溜まりの中の汚
れが被洗浄物に残ってしまうことがなく、乾燥がむらな
く行われる。
【0015】被洗浄物が、請求項2にあるように、回転
体を有する場合には、回転体を駆動源からの駆動力によ
り回転させながら、洗浄、乾燥を行えば、むらのない洗
浄、乾燥が可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る被洗浄物洗浄装置の
一の実施の形態を図1乃至図8に基づき説明する。
【0017】図1に示すように、被洗浄物洗浄装置は、
下部に、洗浄タンク10を備えている。洗浄タンク10
は上方が開放された矩形状の側板及び底板で形成された
容器とされ、洗浄タンク10内には、洗浄液(図2に洗
浄液の液面をHLで示す)が貯溜される。洗浄タンク1
0上部には、装置手前から見て(矢印Aの向きに見て)
右側に、電磁弁付きの給水管12が接続され、左側に、
オーバーフロー管14が接続されている。給水管12
は、電磁弁を開くことにより、洗浄タンク10内に給水
を行うことができ、オーバフロー管14は、洗浄タンク
10内の洗浄液を所定量に維持(液面高さを維持)する
ことができる。
【0018】洗浄タンク10内には、タンク底の装置手
前側と装置奥側とにそれぞれ3本づつエアー配管16が
配設されている。エアー配管16は、洗浄タンク10外
に設置されたエアーコンプレッサー18と接続されてい
る。また、洗浄タンク10外のエアー配管16には電磁
弁19が2ヶ所に設けられている。更に、タンク底の装
置手前側と装置奥側とにそれぞれ3本づつ配設されたエ
アー配管16の先端には気泡ノズル20がそれぞれ取り
付けられている。気泡ノズル20は、電磁弁19を開く
ことにより、洗浄液中に気泡(エアー)を吹き出すこと
ができる。装置手前側のエアー配管16の気泡ノズル2
0と、装置奥側のエアー配管16の気泡ノズル20とは
千鳥足状に配置される。装置手前側のエアー配管16の
ノズル20の吹出口と、装置奥側のエアー配管16の気
泡ノズル20の吹出口とは、互いに対向する向きに開口
される。
【0019】洗浄タンク10の上方には、支柱を含むフ
レーム22で骨組みされ、透明な塩化ビニル樹脂製のカ
バー24で覆われた空間部26が形成される。その空間
部26内には、装置手前から見て奥側でかつ左右両側に
2本の垂直な案内ロッド28が設けられている。案内ロ
ッド28は、上下端が基板30、31を介して上記フレ
ーム22に固定されている。案内ロッド28には昇降具
32が取り付けられる。昇降具32は、上下方向に長尺
とされ、各案内ロッドに対向する1対の縦プレート34
と、装置手前から見て左右に長尺な1対の横プレート3
6、37とを井桁状に組んで構成されている。各縦プレ
ート34にはそれぞれ、上下に一対の案内ブラケット3
8が突設され、案内ブラケット38は案内ロッド28の
周部に嵌合される。案内ブラケット38が案内ロッド2
8に案内されて、昇降具32が上下動される。また、基
板30、31間には、垂直なラックロッド40が固定さ
れ、横プレート37には、ラックロッド40に形成され
たラックと噛合するピニオン42を軸着した駆動モータ
44が固定される。駆動モータ44によって、昇降具3
2が駆動される。
【0020】昇降具32には、架台46が取り付けられ
る。架台46は、上下方向から見て矩形枠状とされ、架
台46の矩形4辺部の中の装置手前から見て左右の辺部
がそれぞれ、昇降具32に向けて奥側に延出され、それ
ら延出された部分間には、シャフト48が装置手前から
見て左右方向に掛け渡されてシャフト48の両端部が当
該延出された部分に貫通支持されている。シャフト48
は、昇降具32の縦プレート34の下端部に、軸受け5
0で支持されている。昇降具32の横プレート36に
は、一対のドラム52と両ドラム52を回転駆動する駆
動モータ54とが設けられている。架台46の装置手前
側の左右の隅部には一対のワイヤー56の各一端部が係
止され、ワイヤー56の各他端部はそれぞれ対応するド
ラム52に巻き掛けられている。ドラム52が駆動モー
タ54で駆動されると、ワイヤー56が巻き取られ、あ
るいは引き出されて、架台46を、シャフト48の軸線
回りに回動させることができ、ワイヤー56の巻き取り
量ないし引き出し量に応じて、架台46の傾斜角度が決
定されてワイヤー56の張力でその傾斜した姿勢が維持
される。架台46が水平な姿勢(図2に示す姿勢)にあ
るとき、ワイヤー56がドラム52から引き出される
と、架台46が自重で下方に傾斜し(図5を参照)、逆
に、ワイヤー56がドラム52に巻き取られると、架台
46が自重に対抗して上方に傾斜する(図6を参照)。
【0021】架台46は、昇降具32と共に上下動して
昇降されるとともに、昇降具32に対して回動して上下
方向に傾斜する。
【0022】架台46には、図2及び図3に示すよう
に、搬送ラック(被洗浄物)58が装着される。搬送ラ
ック58は、図7及び図8に基づき[従来の技術及び発
明が解決しようとする課題]の欄で説明したように、搬
送ローラ60を備えるとともに、搬送ローラ60に回転
駆動力を伝える従動歯車62を備える。搬送ローラ60
の軸方向と、従動歯車62の軸方向とは同方向とされ
る。搬送ラック58は、架台46の矩形4辺部の中の装
置手前側と装置奥側との両辺部64、66間に掛け渡さ
れて架台46に載せられる。そのとき、搬送ラック58
の搬送ローラ60の軸方向が、装置手前から見て前後方
向とされ、従動歯車62の軸方向が、シャフト48の軸
方向と直角に交差する方向とされる。従動歯車62は、
シャフト48と対向する位置とされる。その対向位置で
はシャフト48に、駆動歯車68が軸着され、搬送ラッ
ク58の架台46への装着によって、従動歯車62が駆
動歯車68と噛合する。シャフト48には、タイミング
プーリ70が軸着され、一方、昇降具32の横プレート
37には、タイミングプーリ72を軸着した駆動モータ
74が設けられている。両タイミングプーリ70、72
間にはタイミングベルト76が巻き掛けられている。タ
イミングベルト76が駆動モータ74で走行駆動され、
シャフト48が駆動軸とされて駆動歯車68が回転され
る。これにより、駆動歯車68から従動歯車62に回転
駆動力が伝達され、搬送ローラ60を回転させることが
できる。駆動歯車68と従動歯車62とはウォームとウ
ォーム歯車とからなるウォームギヤーが可能である。
【0023】架台46には、複数の搬送ラック58が、
装置手前から見て左右方向に沿って並んで装着可能とさ
れる。図3に示す3台の搬送ラック58は、写真感光材
料処理装置98の現像ラック、定着ラック、水洗ラック
に対応する。駆動歯車68は、各搬送ラック58の従動
歯車62毎に複数個、シャフト48に軸着されており、
シャフト48は、それら複数の従動歯車62に対して共
通の駆動軸とされる。
【0024】搬送ラック58は、架台46の昇降に従っ
て昇降し、洗浄タンク10の上方で処理液外に位置する
上位置(図2に示す位置)と、洗浄タンク10内の洗浄
液中に浸漬されて位置する下位置(図4に示す位置)と
を得る。
【0025】搬送ラック58はまた、架台46が傾斜す
ることによって傾斜し、架台46が水平な姿勢から上下
方向に傾斜すると、搬送ローラ60の軸線が水平から上
下方向に傾斜されるように搬送ラック58が水平な姿勢
から上下方向に傾斜した姿勢とされる。なお、従動歯車
62と駆動歯車68との噛合は、その噛合位置を搬送ラ
ック58が傾斜する動きに応じて駆動歯車68の周方向
に沿って変えることにより、搬送ラック58の傾斜角度
に関わらず常に維持される。
【0026】なお、搬送ラック58が掛け渡される架台
46の辺部64、66にはそれぞれ上面に、凹部84、
86が形成され、搬送ラック58の掛け渡し用ステーの
両端部が凹部84、86内に入り込んで架台46に対す
る搬送ラック58の装着位置が保持される。シャフト4
8側の辺部66には、従動歯車62の歯車軸63が入り
込むU字状凹部88が形成されている。
【0027】また、装置手前から見て洗浄タンク10の
後側には、乾燥風吹出口170が設けら、乾燥風吹出口
170には、ダクト172を介して乾燥ファン174が
接続されている。乾燥風が、乾燥ファン174で発生さ
れ、ダクト172を通る間に、ダクト172に設けられ
たヒータ176で温風とされ、この温風が吹出口170
から、吹出口170に設けられたガイド178で、洗浄
液外の上位置に位置する搬送ラック58に向けて吹き出
される。
【0028】更に、空間部26を覆っているカバー24
の装置奥側の部分には、排気口80が設けられている。
排気口80は、カバー24外に設置された排気ファン8
2と蛇腹ホース81を介して接続され、排気ファン82
が稼動することによって空間部26内の排気が行われ
る。
【0029】図1に示すように、乾燥風吹出口170、
排気口80はいずれも、装置手前から見て装置奥側の左
右両側に一対設けることが可能である。
【0030】カバー24の装置手前側の部分はフレーム
22に上下方向に沿って形成された溝に沿って上下方向
にスライドさせて開閉可能とされ、カバー24の装置手
前側の部分を上方に上げてその部分をフック23に引っ
掛けて開状態にしたときに、搬送ラック58を架台46
に着脱することが可能である。
【0031】搬送ラック58は次のようにして洗浄、乾
燥される。まず、図2に示すように、搬送ラック58が
洗浄液外で架台46に装着される。そして、図4に示す
ように、架台46が下降し、搬送ラック58が洗浄タン
ク10内の洗浄液中に浸漬される。
【0032】洗浄液中では、搬送ラック58の搬送ロー
ラ60が回転され、気泡ノズル20から気泡を搬送ラッ
ク58に吹き付けることによって搬送ラック58に気泡
を衝突させて搬送ラック58の汚れを除去し、更に、こ
の気泡の浮力による上方への移動及びこの気泡の消滅等
により洗浄液が撹拌されることによって搬送ラック58
の洗浄効果が高められる。このような状態で、搬送ラッ
ク58の洗浄が所定時間、行われる。また、給水管12
から洗浄タンク10内に水が補充されることによって汚
れを含んだ洗浄液がオーバーフロー管14から排出さ
れ、洗浄タンク10内の洗浄液が清浄な状態に保たれ
る。
【0033】搬送ラック58の洗浄が終了すると、架台
46が上昇して搬送ラック58が洗浄液中から洗浄液外
へ出る。
【0034】搬送ラック58が洗浄液外へ出ると、乾燥
風吹出口170から乾燥風が搬送ラック58へ吹き付け
られ、他方、排気口80からは空間部内の排気がなさ
れ、搬送ラックの乾燥が所定時間、行われる。この乾燥
時、搬送ラック58の搬送ローラ60が回転され、ま
た、架台46が上下方向に傾斜する。すなわち、図5に
示すように、搬送ラック58が装置手前側を下げる向き
に傾斜角度θDで傾斜され、次に、図6に示すように、
装置手前側を上げる向きに傾斜角度θUで傾斜され、こ
れが複数回繰り返えされる。搬送ラック58の傾斜角度
θD、θUは例えば、共に30°とされる。
【0035】乾燥終了後、図2に示すように架台46を
水平状態にして搬送ラック58を架台46から取り外
す。
【0036】本実施の形態に係る被洗浄物洗浄装置の具
体例としては、例えば、以下の仕様が可能である。 洗浄時間(洗浄ノズル20から搬送ラック58に気泡
を吹き付ける時間):5分 乾燥時間(乾燥風吹出口170から搬送ラック58に
乾燥風を吹き付ける時間): 25分 気泡ノズル20による洗浄液中の気泡(エアー)の吹
き出しについて; エアーの吹出口(気泡ノズル20の吹出口)の面積:4
7.78mm2 エアーの温度:常温 エアーの圧力:約4kg・f 給水管12による水の補充について;洗浄開始から3
0秒経過した後に、10秒間の給水を洗浄終了まで9回
繰り返す。10秒間の給水量は、約4リットルである。 乾燥ファン74による乾燥風について; 乾燥風吹出口170における温度: 60°C 空間部26内の温度: 40°C以下 乾燥風吹出口170からの吹出量: Max(最大)
で、14m3 /min.(50Hz),16m3 /mi
n.(60Hz) 搬送ラック58を装着した架台46の乾燥時の傾斜動
作について; 傾斜角度θDの傾斜状態(下限)の保持時間: 60秒 傾斜角度θUの傾斜状態(上限)の保持時間: 10秒 として、搬送ラック58のこれらの逆方向の傾斜動作を
繰り返す。
【0037】上記構成によれば、架台46の昇降、傾斜
動作により搬送ラック58を移動させるながら、搬送ラ
ック58の洗浄及び、洗浄後の乾燥を行うことができ、
容易かつ迅速な作業が可能となり、自動化が実現され
る。前述の表1に示した搬送ラック58に付着した汚れ
も除去される。
【0038】また、搬送ラック58を上下方向に傾斜さ
せて乾燥風を吹き付けており、特に、搬送ローラ60の
軸線を上下方向に傾斜させているので、搬送ラック58
に付着した洗浄液が搬送ラック58の低位の部分へと搬
送ローラ60等を伝わって流れ下って搬送ラック58か
ら流れ落ちるので乾燥がむらなく行われる。
【0039】更に、搬送ラック58の搬送ローラ60を
回転させながら、洗浄、乾燥が行われるので搬送ローラ
60の全周に渡って、むらのない洗浄、乾燥が可能とな
る。
【0040】また、カバー24によって、被洗浄物洗浄
装置が全体的に覆われて、洗浄、乾燥が密閉領域内で行
われるので、洗浄液や汚れが装置外に飛散することが防
止され、作業性が向上する。
【0041】更に、給水管12によって洗浄タンク10
内の洗浄液に水を補充することにより、オーバーフロー
管14から汚れを含んだ洗浄液が排出されるので、洗浄
タンク10内に適量の清浄な洗浄液が確保される。
【0042】また、搬送ラック58の乾燥の際に、搬送
ラック58の傾斜を逆向きとなるように繰り返すことに
より、搬送ラック58のむらのない乾燥をすることがで
きる。
【0043】更に、複数の搬送ラック58を架台46に
装着してそれらを同時に洗浄、乾燥することができ、現
像ラックと定着ラックとの間のクロスオーバーラック、
定着ラックと水洗ラックとの間のクロスオーバーラッ
ク、乾燥ラックを含む1台の写真感光材料処理装置が有
する複数の搬送ラックを全て同時に洗浄、乾燥すること
ができる。勿論、複数台の写真感光材料処理装置に対応
する数量の搬送ラックを架台46に装着してそれらを同
時に洗浄、乾燥することも可能である。
【0044】なお、上記実施の形態では乾燥風が、装置
奥側から吹き出されているが、それに限ることなく、装
置手前から見て左右の側から、あるいは、装置手前側か
ら乾燥風を吹き出してもよいものである。
【0045】また、上記実施の形態ではカバー24の材
質を塩化ビニール樹脂製としたが、例えば、アクリル樹
脂、ガラス板等の材質であってもよい。
【0046】更に、洗浄時に、搬送ラック58を振動さ
せて、洗浄効果を向上させることも可能である。
【0047】また、乾燥時に搬送ラック58を振動させ
て、乾燥効果を向上させることも可能である。
【0048】更に、洗浄液としては、水に市販の洗濯用
粉状洗剤等の洗剤を溶解させたものでもよい。
【0049】上記実施の形態では、被洗浄物として写真
感光材料処理装置の搬送ラックを挙げて被洗浄物洗浄装
置を説明しているが、本発明は、搬送ラックに限定され
るものではなく、それ以外の被洗浄物についても適用可
能である。
【0050】
【発明の効果】本発明の被洗浄物洗浄装置によれば、被
洗浄物の洗浄、洗浄後の乾燥について、容易かつ迅速な
作業を可能とし、自動化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態に係る被洗浄物洗浄装
置を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る被洗浄物洗浄装置を縦断し
て示す側面図である。
【図3】本実施の形態に係る被洗浄物洗浄装置を示す平
面図である。
【図4】本実施の形態に係る被洗浄物洗浄装置の作動過
程を示す図2に対応する図である。
【図5】次の作動過程を示す図2に対応する図である。
【図6】図5の次の作動過程を示す図2に対応する図で
ある。
【図7】写真感光材料処理装置を示す概略正面図であ
る。
【図8】搬送ラックを示す側面図である。
【符号の説明】
10 洗浄タンク 12 給水管(補充手段) 20 気泡ノズル(気泡吹付手段) 24 カバー(遮蔽手段) 46 架台(保持手段) 58 搬送ラック(被洗浄物) 60 搬送ローラ(回転体) 62 従動歯車 68 駆動歯車(駆動源) 98 写真感光材料処理装置 170 乾燥風吹出口(乾燥手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を貯溜する洗浄タンクと、 被洗浄物を保持する保持手段と、 この保持手段を、洗浄タンクに貯溜した洗浄液中と洗浄
    液外との間で移動させる移動手段と、 洗浄液外の保持手段の姿勢を移動手段によって洗浄液中
    から洗浄液外へ移動したときの保持手段の姿勢とは異な
    る姿勢に傾斜させる傾斜手段と、 洗浄液中の被洗浄物に気泡を吹き付ける気泡吹付手段
    と、 洗浄液外の被洗浄物に乾燥風を吹き付ける乾燥手段と、 を備えたことを特徴とする被洗浄物洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記被洗浄物が駆動源からの駆動力によ
    り回転する回転体を有し、前記保持手段により保持され
    た被洗浄物を移動手段により移動させて洗浄タンクに貯
    溜した洗浄液中と洗浄液外とのうちの少なくとも一方に
    配置した状態で、駆動源からの駆動力により前記回転体
    を回転させる請求項1に記載の被洗浄物洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007136275A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Mitsubishi Electric Corp 洗浄装置
KR20250099998A (ko) * 2023-12-26 2025-07-03 (주)클레슨 내접기어를 이용한 요동과 회전을 이행하는 세척장치

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JP2007136275A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Mitsubishi Electric Corp 洗浄装置
KR20250099998A (ko) * 2023-12-26 2025-07-03 (주)클레슨 내접기어를 이용한 요동과 회전을 이행하는 세척장치

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