JPH09265190A - バーニング前整面液 - Google Patents

バーニング前整面液

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JPH09265190A
JPH09265190A JP7195796A JP7195796A JPH09265190A JP H09265190 A JPH09265190 A JP H09265190A JP 7195796 A JP7195796 A JP 7195796A JP 7195796 A JP7195796 A JP 7195796A JP H09265190 A JPH09265190 A JP H09265190A
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JP
Japan
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burning
ions
sodium
malic acid
potassium
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Application number
JP7195796A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takamiya
周一 高宮
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーニング処理後に地汚れがなく且つ画像部
に良好な感脂性及び優れた耐刷向上効果を与えることの
できるバーニング前整面液を提供すること、アルカリ現
像液の混入に際してのバッファー効果が期待でき、且つ
結晶の析出がなく、厚塗り部のバーニング後の面状にム
ラを発生することのないバーニング前整面液を提供する
こと、及びスプレー循環式の処理機などの使用による自
動化に適したバーニング前整面液を提供すること。 【解決手段】 りんご酸イオン、ナトリウムイオン及び
カリウムイオンを含む水溶液であって、ナトリウムイオ
ンのモル数とカリウムイオンのモル数の比率が1:0.5
〜1:1.5の範囲であることを特徴とするバーニング前
整面液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性平版印刷版
を露光・現像した後、バーニング処理を施す前に使用す
るバーニング前整面液に関する。
【0002】
【従来の技術】平版印刷は水と油とが本質的に混り合わ
ない性質を巧みに利用した印刷方式である。ポジ型感光
性平版印刷版はo−キノンジアジド化合物を単独あるい
はノボラック型のフェノール樹脂、クレゾール樹脂など
のアルカリ可溶性樹脂と混合し金属又はプラスチック等
の適当な支持体上に塗布されたものであり、透明陽画を
通して活性光線で露光した場合、露光された部分のo−
キノンジアジド化合物が分解し、アルカリ可溶性に変化
するので、アルカリ水溶液により容易に除去されポジ画
像を与える。従って、親水性表面を有する支持体を用い
るアルカリ水溶液で除去された部分は支持体の親水性表
面が露出されるので、この部分は水を受付けインキを反
撥する。一方、画像として残った部分は親油性であり、
インキを受け付ける。
【0003】一枚の印刷版から、多数枚の印刷物を得た
いという場合、感光性平版印刷版を露光、現像した後、
高温で加熱(いわゆるバーニング処理)することにより
画像部を強化する方法が有効である。しかしながら、処
理前には親水性であった印刷版の非画像部(即ち、現像
により親水性の支持体投面が露呈した部分)において、
バーニング処理を行うことにより画像部分から飛び出る
成分が汚れとなって親水性が失われ、印刷インキを受容
するようになるため、印刷物のバックグランドに汚れ
(いわゆる地汚れ)が生ずる。従って、バーニング処理
により起こるこの非画像部の汚れを防ぐために整面処理
が必要である。このバーニング処理工程の前及び/又は
その後で使用される整面処理として、従来より種々の提
案がなされている。
【0004】バーニング処理の前に、非画像部の親水性
を低下させないようにするための処理方法として、特開
昭51−34001号公報には、有機スルホン酸の塩、
例えばアルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、アルキル
ジフェニルエーテルスルホン酸ソーダ、硝酸リチウムの
水溶液でバーニング前に処理することが示されている。
これらのうち、アルキルナフタレンスルホン酸ソーダや
アルキルジフェニルエーテルスルホン酸ソーダなどの有
機スルホン酸の塩の水溶液を使用すると著しく発泡性が
高く、現在多く使用されているスプレー循環式の処理機
などに使用するには不適当であり、製版作業の自動化が
できない欠点があった。又、硝酸リチウムを含む溶液で
処理し、バーニングした場合、地汚れの防止が十分でな
かった。また、特公昭55−28062号公報には、バ
ーニング処理前に昇華性の硼酸およびその塩を含む水溶
液で処理し、その化合物の存在下でバーニング処理する
方法が開示されているが、この方法も地汚れの防止が十
分でなかった。特に、バーニング処理後に行われる水
洗、ガム引き等の条件によって、すなわち、水洗が不十
分であったり、不感脂化ガム液が親水化力の弱いデキス
トリン系のガム液を用いたりすると、地汚れが、起こり
易いと欠点があった。
【0005】更に特開昭52−2205公報には、バー
ニング処理前にアラビアゴム、セルロースエーテル、ポ
リアクリル酸等の水溶性有機物質および/または硼酸
塩、燐酸塩、硫酸塩、アルカリ金属やアルカリ土類金属
等のハロゲン化物のような水溶性無機塩の水溶液で処理
することが示されているが、この方法においても地汚れ
を必ずしも完全に防止出来ないだけでなく、特にアラビ
アゴム、ポリアクリル酸などの水溶性ポリマーの水溶液
を用いると印刷時に画像部にインクを受けつけにくくな
る、いわゆる着肉不良を起こすという欠点があった。更
に、特開昭57−52057号公報には、バーニング処
理前にエチレンジアミンテトラ酢酸、ヒドロキシアルキ
ルエチレンジアミントリ酢酸等のカルボキシル基を含有
するアミン又はその塩を含有する水溶液で処理する方法
が示されている。しかしながら、この方法も地汚れの防
止効果は十分とは言えなかった。更にまた特開昭60−
138551号公報には、バーニング処理前にりんご酸
およびその塩からなる水溶液で処理する方法が示されて
いる。しかし、りんご酸の水溶液の場合はバーニング後
の耐刷向上の効果少なく、また、りんご酸のナトリウム
塩は結晶が析出し易く、一方りんご酸のカリウム塩は熱
の通りが比較的悪く、よって厚塗り部のバーニング後の
面状にムラを発生し易いという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、露光
・現像処理した平版印刷版にバーニング処理をするにあ
たって使用するバーニング前整面液であって、バーニン
グ処理後に地汚れがなく且つ画像部に良好な感脂性及び
優れた耐刷向上効果を与えることのできるバーニング前
整面液を提供することである。本発明の目的はまた、ア
ルカリ現像液の混入に際してのバッファー効果が期待で
き、且つ結晶の析出がなく、厚塗り部のバーニング後の
面状にムラを発生することのないバーニング前整面液を
提供することである。本発明の別の目的は、スプレー循
環式の処理機などの使用による自動化に適したバーニン
グ前整面液を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、バーニング
処理する前に平版印刷版に塗布する処理液(以下、バー
ニング前整面液と称す。)として、りんご酸イオン、ナ
トリウムイオン及びカリウムイオンを特定の比率で含む
水溶液を使用することにより、上記の諸目的が達成され
ることを見い出した。従って本発明は、りんご酸イオ
ン、ナトリウムイオン及びカリウムイオンを含む水溶液
であって、ナトリウムイオンのモル数とカリウムイオン
のモル数の比率が1:0.5〜1:1.5の範囲であること
を特徴とするバーニング前整面液に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のバーニング前整面液にお
ける、ナトリウムイオンのモル数とカリウムイオンのモ
ル数の比率は、1:0.5〜1:1.5の範囲が有効であ
る。カリウムイオンがこの割合よりも少なくなると結晶
が析出し易くなり、また多くなると厚塗り部のバーニン
グ後の面状にムラが発生し易くなる。好ましくは1:0.
6〜1:1.4、より好ましくは1:0.7〜1:1.3の範
囲である。本発明のバーニング前整面液におけるりんご
酸イオンの濃度は、一般に0.03モル/リットルから過
飽和の範囲が適当である。0.03モル/リットル未満で
あると、バーニング時の非画像部の汚れを防止する能力
が少なくなる。バーニング前整面液中におけるりんご酸
イオンのモル数と(ナトリウムイオンのモル数+カリウ
ムイオンのモル数)の比率は、一般に1:0.5〜1:1.
5の範囲が適当である。(ナトリウムイオンのモル数+
カリウムイオンのモル数)がこの割合よりも少なくなる
と、バーニング後の耐刷向上の効果が低くなり、多くな
るとアルカリ現像液混入時のバッファー効果が低くな
る。好ましくは1:0.6〜1:1.4、より好ましくは
1:0.7〜1:1.3の範囲である。
【0009】本発明のバーニング前整面液は、例えば、
水にりんご酸酸性ナトリウム塩及びりんご酸酸性カリウ
ム塩を溶解させて製造することができる。本発明のバー
ニング前整面液はまた、好ましくは、りんご酸、水酸化
ナトリウム及び水酸化カリウムを水に添加して製造する
ことが挙げられる。使用するりんご酸はdl体、d体、
l体のいずれでもよく、好ましくはdl体が使用され
る。水酸化ナトリウムと水酸化カリウムのモル比は、
1:0.5〜1:1.5の範囲が有効であって、好ましくは
1:0.6〜1:1.4、より好ましくは1:0.7〜1:1.
3の範囲である。また、水溶液中でりんご酸イオンが、
0.03モル/リットルから過飽和で存在するように添加
することが適当である。添加するこれらの成分のモル比
は、りんご酸:(水酸化ナトリウム+水酸化カリウム)
が1:0.5〜1:1.5の範囲が適当である。好ましく
は、1:0.6〜1:1.4、より好ましくは1:0.7〜
1:1.3の範囲である。例えば、水に、りんご酸を0.0
3モル/リットルから過飽和の濃度で添加し、これに対
して水酸化ナトリウムと水酸化カリウムを上述の比率を
満たすモル数で添加することができる。
【0010】本発明のバーニング前整面液には、更に種
々の添加剤を含有させておくことができる。かかる添加
剤の例としては、界面活性剤、種々の塩、酸などが含ま
れる。界面活性剤は、本発明のバーニング前整面液が平
版印刷版の表面に均一に塗布されるのを助けると共に、
バーニング処理による非画像部の汚れ発生を抑える作用
も一部有している。好ましい界面活性剤はアニオン界面
活性剤であり、中でもアルキルベンゼンスルフォン塩
は、アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルフォン酸塩、アルキルナフタレン
スルフォン酸塩のアルデヒド縮合物、α−オレフィンス
ルホネート等のスルフォン酸基含有界面活性剤や、ラウ
リル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル硫酸塩等の硫酸エステル系界面活性剤が、特に好まし
い。界面活性剤はバーニング前整面液中に約0.05重量
%〜約20重量%の範囲で含有させるのが適しており、
好ましくは0.1〜10重量%の範囲である。
【0011】塩としてはりんご酸塩を除く種々のものが
含まれ、例えば燐酸一ナトリウム、燐酸二ナトリウム、
第三燐酸ナトリウム、燐酸二カリウム、第三燐酸カリウ
ム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸アンモニウ
ム、硼酸ナトリウム、硼酸アンモニウム、くえん酸ナト
リウム、グルコン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、酒
石酸カリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、スル
ホサリチル酸ナトリウム、こはく酸ナトリウム、硫酸ナ
トリウム、硫酸アンモニウムなどの無機酸および有機酸
のアルカリ金属塩およびアンモニウム塩などが含まれ
る。これらの塩を本発明に使用されるバーニング前整面
液に含有させておくことにより、アルミニウム表面の酸
化アルミニウムの親水性を高める効果などが期待され、
更に、バーニング処理による汚れの発生を抑える効果が
助長される。これらの塩はバーニング前整面液中に約1
重量%〜飽和濃度、より好ましくは1〜10重量%の範
囲で含有させることができる。酸としては無機酸および
りんご酸を除く有機酸が含まれ、燐酸、硝酸、硼酸など
の無機酸及び酢酸、蓚酸、酒石酸、くえん酸などの有機
酸が含まれる。バーニング前整面液は、一般にpHが2〜
12、好ましくは2.5〜10の範囲で使用する。このよ
うな範囲のpHにより、バーニング前整面液を安全に取扱
うことができるばかりでなく、アルミニウム支持体への
エッチング作用等を抑えることができ、更に支持体の酸
化アルミニウム表面の親水性の劣化を防ぐことができ
る。上記のような濃度でりんご酸イオン、ナトリウムイ
オン、カリウムイオンを含ませた水溶液のpHは、一般に
2.5〜6.0の範囲に含まれるが、必要に応じて、これら
の酸を使用することができる。
【0012】更に、本発明のバーニング前整面液にはア
ラビアゴム、デキストリン、カルボキシメチルセルロー
ス、並びにポリアクリル酸、ポリメタクリル酸及びこれ
らの塩(例えばナトリウム塩など)のような水溶性高分
子物質、色素、消泡剤、防腐剤などを添加することもで
きる。本発明のバーニング前整面液は、感光性平版印刷
版を画像露光、現像、必要あれば水洗した後、印刷に不
要な部分を修正剤にて除去し、それ以上修正の余地のな
い印刷版を作成した後、必要あれば乾燥し、バーニング
処理の前に塗布される。その方法としては、該整面液を
浸み込ませたスポンジや脱脂綿にて、平版印刷版上に塗
布するか、整面液を満たしたバット中に印刷版を浸漬し
て塗布する方法や、自動コーターによる塗布などが適用
される。また、塗布した後でスキージ、あるいは、スキ
ージローラーで、その塗布量を均一にすることは、より
好ましい結果を与える。バーニング前整面液が塗布され
た平版印刷版は必要であれば乾燥された後、バーニング
プロセサー(たとえば富士写真フィルム(株)より販売
されているバーニングプロセサー1300)などで高温
に加熱される。この場合の加熱温度及び時間は、画像を
形成している成分の種類にもよるが、180〜300℃
の範囲で1〜20分の範囲が好ましい。バーニング処理
された平版印刷版は、必要に応じて適宜、水洗、ガム引
きなどの従来より行われている処理を施すことができ
る。
【0013】本発明のバーニング前整面液は、種々の感
光性平版印刷版の製版方法に対して適用できるが、特に
アルミニウム板を支持体とする感光性平版印刷版(予め
感光性を付与した印刷版で、PS版と呼ばれる。)に対
して好適に使用できる。かかるPS版の好ましいもの
は、例えば英国特許第1,350,521号明細書に記され
ているようなジアゾ樹脂(p−ジアゾジフェニルアミン
とパラホルムアルデヒドとの縮合物の塩)とシェラック
との混合物からなる感光層をアルミニウム板上に設けた
もの、英国特許第1,460,978号および同第1,505,
739号の各明細書に記されているようなジアゾ樹脂と
ヒドロキシエチルメタクリレート単位またはヒドロキシ
エチルアクリレート単位を主なる繰返し単位として有す
るポリマーとの混合物からなる感光層をアルミニウム板
上に設けたもののようなネガ型PS版、および特開昭5
0−125,806号公報に記されているようなo−キノ
ンジアジド感光物とノボラック型フェノール樹脂との混
合物からなる感光層をアルミニウム板上に設けたポジ型
PS版が含まれる。
【0014】更に米国特許第3,860,426号明細書の
中に具体的に示されているような光架橋性フォトポリマ
ーの感光層をアルミニウム板上に設けたPS版、米国特
許第4,072,528号および同第4,072,527号の各
明細書に記されているような光重合型フォトポリマー組
成物の感光層をアルミニウム板上に設けたPS版、英国
特許第1,235,281号および同第1,495,861号の
各明細書に記されているようなアジドと水溶性ポリマー
との混合物からなる感光層をアルミニウム板上に設けた
PS版も好ましい。これらのPS版の中でも、本発明の
バーニング前整面液を使用して製版するのに特に好まし
いPS版は、o−ナフトキノンジアジド化合物とノボラ
ック樹脂とからなる感光層を有するポジ型PS版であ
り、米国特許第4,259,434号明細書第3欄下から2
行目〜第6欄第14行に詳しく説明されている。
【0015】
【発明の効果】本発明のバーニング前整面液を使用する
ことにより、バーニング処理後に整面処理を施こす必要
がない。さらに、非画像部に汚れが発生することがな
く、画像部の感脂性が高く、しかもバーニング後の耐刷
力向上の効果の大きい平版印刷版が得られる。また厚塗
り部のバーニング後の面状も均一となる。さらに本発明
のバーニング前整面液は発泡性が低いので、スプレー循
環式の処理機を用いて平版印刷版へ施すことができ、か
つ結晶析出がなく、アルカリ現像液混入の時、バッファ
ー効果が期待でき、製版作業の自動化長期使用が可能と
なるなど大きな利点がある。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。 〔実施例1〕1,5−ジヒドロキシナフタレンのナフト
キノン−(1,2)−ジアジド(2)−5−スルホン酸
エステル2重量部とノボラック型クレゾール−ホルムア
ルデヒド樹脂4重量部とを100重量部のエチレングリ
コールモノメチルエーテルに溶解した。次に厚さ0.24
mmの砂目立てされたアルミニウム板上にこの溶液を乾燥
後の重量にして2.5g/m2となるように塗布した。この
ようにして作製したポジ型感光性平版印刷版を透明陽画
に密着させて1mの距離から3KWのメタルハライドラン
ブで30秒間露光を行った後、珪酸ナトリウム5重量%
水溶液に約1分間浸漬して現像した。次に水洗した後、
以下の組成のバーニング前整面液(I)を塗布し、乾燥
した。塗布量は0.1g/m2(乾燥重量)であった。 このように処理された印刷版を市販のバーニングプロセ
ッサー中で260℃の温度で6分間加熱した。冷却後ガ
ム引きし、オフセット印刷機に、この印刷版を取付け印
刷を行った。バーニング後の面状(焼けの程度)、耐刷
枚数、印刷物における汚れ、整面液の結晶の析出の程
度、及びアルカリ現像液混入時のpHの変動巾を観察し、
評価した。
【0017】〔比較例1〜5〕実施例1と現像処理まで
全く同じ条件で処理した平版印刷版を、実施例1で用い
たバーニング前整面液(I)の代わりに、以下の組成の
バーニング前整面液(II)、(III) 、(IV)、(V) 、(VI)
を塗布し乾燥した。塗布量は0.1g/m2(乾燥重量)で
あった。 その後、実施例1と同様にバーニング処理し、ガム引き
し印刷を行った。実施例1と同様に観察し評価した。下
記表1に実施例1及び比較例1〜5の結果をまとめる。
【0018】
【表1】 ──────────────────────────────────── 実施例 比較例 1 1 2 3 4 5 ──────────────────────────────────── 整面液 (I) (II) (III) (IV) (V) (VI) ──────────────────────────────────── 汚れ* ○ △ ○ ○ △ ○ ──────────────────────────────────── 耐刷枚数 15万枚 10万枚 15万枚 15万枚 12万枚 15万枚 ──────────────────────────────────── バーニング後の面状 ○ ○ ○ △ ○ △ (焼けの程度)** ──────────────────────────────────── 整面液乾燥時の 少ない 少ない 多い 少ない 少ない 若干多い 結晶析出の状態 ──────────────────────────────────── アルカリ現像液の 小さい 小さい 小さい 小さい 小さい 大きい 混入時のpHの変動 ──────────────────────────────────── * 印刷物による汚れ:○=殆どない △=バーニング後の印刷で非画像部が若干汚れる。 **バーニング後の面状:○=バーニング前後での画像部の色の変化大 △=バーニング前後での画像部の色の変化小
【0019】上記の結果より、本発明のバーニング前整
面液によれば、バーニングが均一に十分に行われ、印刷
物の汚れがなく、耐刷枚数も十分であることが判る。か
つ、整面液が乾燥した時に結晶の析出がほとんどなく、
アルカリ現像液が混入した際に優れたバッファー効果が
発揮される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 りんご酸イオン、ナトリウムイオン及び
    カリウムイオンを含む水溶液であって、ナトリウムイオ
    ンのモル数とカリウムイオンのモル数の比率が1:0.5
    〜1:1.5の範囲であることを特徴とするバーニング前
    整面液。
JP7195796A 1996-03-27 1996-03-27 バーニング前整面液 Pending JPH09265190A (ja)

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JP7195796A JPH09265190A (ja) 1996-03-27 1996-03-27 バーニング前整面液

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