JPH0926544A - 顕微鏡用中間鏡筒 - Google Patents
顕微鏡用中間鏡筒Info
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- JPH0926544A JPH0926544A JP7198193A JP19819395A JPH0926544A JP H0926544 A JPH0926544 A JP H0926544A JP 7198193 A JP7198193 A JP 7198193A JP 19819395 A JP19819395 A JP 19819395A JP H0926544 A JPH0926544 A JP H0926544A
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- G02B21/02—Objectives
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Abstract
きの像の向きが変わらず、しかも瞳の収差も生じない顕
微鏡用中間鏡筒を提供する。 【解決手段】周回光路3aをN(Nは4以上の偶数)個
の反射面Rによって形成し、且つ周回光路中に中間像7
を1回作り、第1の反射面R1で反射した光軸X1に直交
する平面に、該反射面R1の法線N1と第2の反射面R2
の法線N2とを投影したときの両法線N1,N2のなす角
度をα1とし、以下同様に、反射面RN-1で反射した光軸
XN-1に直交する平面に、反射面RN-1の法線NN-1と反
射面RNの法線NNとを投影したときの両法線NN-1,NN
のなす角度をαN-1とし、反射面RNで反射した光軸XN
に直交する平面に、反射面RNの法線NNと反射面R1の
法線N1とを投影したときの両法線NN,N1のなす角度
をαNとしたとき、(α1+α3+‥‥+αN-1)−(α2
+α4+‥‥+αN)=180°+360°×n(nは整
数)となるように形成したことを特徴とする。
Description
に関するものである。
システムは、光路の引き回しの長い倒立型顕微鏡では早
くから利用されていた。しかしながら正立顕微鏡の中間
鏡筒においては、ズーム式中間変倍システムの実用化は
ごく最近で、この場合はシステム性を高め、光路長をか
せぐため水平方向に、周回光路をとるものが知られてい
る。
筒の従来例を示す。対物レンズ(図示せず)の光軸2a
は鉛直z方向に配置されており、この光軸2a上にプリ
ズム3が配置されており、対物レンズからの光束は、プ
リズム3の反射面の表面にて反射して水平方向の周回光
路に入る。周回光路において光束は先ず+x方向に進ん
で結像レンズ4を通り、ミラー51によって+y方向に
転向した後に中間像7を作る。次いで光束は、ミラー5
2によって−x方向に転向してコリメートレンズ9を通
り、更にズームレンズ(図示せず)と第2結像レンズ5
3とを通り、ミラー54によって−y方向に転向した後
に第2中間像55を作る。次いで光束は、ミラー56に
よって+x方向に転向し、第2コリメートレンズ57を
通って周回光路を完了する。すなわちプリズム3の反射
面の裏面に入射して、もとの光軸2aに戻る。
従来例を示す。周回光路において光束は先ず+x方向に
進んで結像レンズ4を通り、ミラー61によって+y方
向に転向した後に中間像7を作る。次いで光束は、ミラ
ー62によって−x方向に転向してコリメートレンズ9
を通り、ミラー63によって−y方向に転向する。次い
で光束は、イメージローテータとして機能するダブプリ
ズム64の入射面において屈折し、ダブプリズム64内
で全反射し、ダブプリズム64の射出面において屈折す
る。次いで光束は、ズームレンズ(図示せず)を通り、
ペンタプリズム65内で2回反射して+x方向に転向し
て周回光路を完了する。
は、周回光路が同一平面上にあるために、元の対物レン
ズの光路2aに戻したときに像の向きが変わらないよう
にするには、周回光路の中で偶数回、すなわち少なくと
も2回結像しなければならない。そうすると、ズーム光
学系のためのスペースSがあまり長く取れないために、
ズーム比に限界があった。すなわちズーム光学系のため
のスペースSを長くとるためには、ズーム光学系を図9
に示すようにx方向に配置するときには、中間鏡筒の幅
を大きくしなければならず、またズーム光学系をy方向
に配置するときには中間鏡筒の奥行きを大きくしなけれ
ばならず、いずれにしろ現実的ではない。また結像回数
が多いと、リレーに必要なレンズ枚数も多くなるので、
フレア、ゴースト等の像の劣化につながっていた。
ですむのでその点では好ましいが、光の屈折によって像
の向きを調節するイメージローテータを用いていること
から、瞳の収差が出てしまい、位相差観察等をする生物
顕微鏡には利用できなかった。そこで本発明は、結像回
数が1回と少なく、元の光路に戻したときの像の向きが
変わらず、しかも瞳の収差も生じない顕微鏡用中間鏡筒
を提供することを目的とする。
するためになされたものであり、すなわち、顕微鏡の対
物レンズの光軸上に配置された最初の反射面によって光
路を中間鏡筒内に引き込み、該中間鏡筒内を周回させた
後に最後の反射面に光路を入射させて、元の対物レンズ
の光路に戻すための当該中間鏡筒において、周回光路を
N(Nは4以上の偶数)個の反射面によって形成し、且
つ周回光路中に中間像を1回作り、第1の反射面で反射
した光軸X1に直交する平面に、該反射面の法線N1と第
2の反射面の法線N2とを投影したときの両法線N1,N
2のなす角度を、光軸X1の射出側から見て時計方向にα
1とし、第2の反射面で反射した光軸X2に直交する平面
に、該反射面の法線N2と第3の反射面の法線N3とを投
影したときの両法線N2,N3のなす角度を、光軸X2の
射出側から見て時計方向にα2とし、以下同様に、第N
−1の反射面で反射した光軸XN-1に直交する平面に、
該反射面の法線NN-1と第Nの反射面の法線NNとを投影
したときの両法線NN-1,NNのなす角度を、光軸XN-1
の射出側から見て時計方向にαN-1とし、第Nの反射面
で反射した光軸XNに直交する平面に、該反射面の法線
NNと第1の反射面の法線N1とを投影したときの両法線
NN,N1のなす角度を、光軸XNの射出側から見て時計
方向にαNとしたとき、 (α1+α3+‥‥+αN-1)−(α2+α4+‥‥+αN) =180°+360°×n (nは整数) となるように形成したことを特徴とする顕微鏡用中間鏡
筒である。
と、第Nの反射面である最後の反射面とを平行に、且つ
両反射面の法線が反対方向となるように配置することが
できる。このときには、 αN=180° となるから、 (α1+α3+‥‥+αN-1)−(α2+α4+‥‥+
αN-2)=360°×n となるように形成することになる。
の円周上にスポットPを定め、スポットPの位置がビー
ムの円周方向にどのように変化するかについて調べる。
スポットPの方向を測る基準は次のように定める。すな
わち入射ビームaの軸芯と、反射ビームbの軸芯と、反
射面Rの法線Nとを含む入射平面によって、ビームa,
bを切断する。この切断面はビームa,bの直径である
が、この直径を構成する2つの半径のうちで、法線N側
の半径を基準とする。すなわちこの半径よりスポットP
に向けて角度を測ることとし、且つビームの進行方向に
対向する視点より見て、時計方向を正とする。以上のよ
うな規則によってスポットPの方向を測ることとし、ま
た簡単のため反射面Rの総数N(Nは4以上の偶数)は
8個とする。
て第1の反射面R1へ入射する入射ビームa1におけるス
ポットPの方向をθ、すなわち、 R1への入射光:θ ‥‥(1a) とすると、第1の反射面R1から光軸X1に沿って反射す
る反射ビームb1におけるスポットPの方向は、図7
(B)に示すように、 R1からの反射光:π−θ ‥‥(1b) となる。
は、第2の反射面R2への入射ビームa2となるが、両ビ
ームb1,a2では基準とする法線N1,N2が異なる。そ
こで第1の反射面R1と第2の反射面R2との間の光軸X
1に直交する投影平面を考える。次いでこの投影面に、
第1の反射面R1の法線N1と第2の反射面R2の法線N2
とを投影し、投影された両法線N1,N2のなす角度を測
る。なお上記投影面とは、第1の反射面R1の入射平面
と直交しているから、この投影面に投影した第1の反射
面R1の法線N1の方向とは、第1の反射面R1に入射す
る光軸X0の方向と同一である。同様にこの投影面は、
第2の反射面R2の入射平面とも直交しているから、投
影面に投影した第2の反射面R2の法線N2の方向とは、
第2の反射面R2で反射した光軸X2の方向と同一であ
る。したがって両法線N1,N2の投影に代えて、第1の
反射面R1に入射する光軸X0と、第2の反射面R2で反
射した光軸X2とを投影して、投影された両光軸X0,X
2のなす角度を測っても良い。またこの角度の測り方
は、第1の反射面R1の法線N1の投影方向、すなわち直
前の光軸X0の投影方向より、第2の反射面R2の法線N
2の投影方向、すなわち直後の光軸X2の投影方向に向け
て角度を測ることとし、且つ光軸X1の進行方向に対向
する視点より見て、時計方向を正とする。
直前の光軸X0とを一体として、対象とする光軸X1を軸
芯として回転し、直前の光軸X0と直後の光軸X2とが、
対象とする光軸X1方向より見て、重なって見えるまで
の角度を測る。
と、図7(C)に示すように、第2の反射面R2への入
射ビームa2において基準とする法線N2の方が、第1の
反射面R1からの反射ビームb1において基準とする法線
N1よりも、時計方向に角度α1だけ進んでいることにな
る。したがって第2の反射面R2への入射ビームa2にお
けるスポットPの方向は、 R2への入射光:π−θ−α1 ‥‥(2a) となる。
2の反射面R2からの反射ビームb2におけるスポットP
の方向は、図7(D)に示すように、πから式(2a)
を引いて、 R2からの反射光:π−(π−θ−α1) =θ+α1 ‥‥(2b) となる。
では、式(2b)から、第2の反射面R2と第3の反射
面R3との間の光軸X2で生じる角度変化α2を引いて、 R3への入射光:θ+α1−α2 ‥‥(3a) となり、第3の反射面R3からの反射ビームでは、πか
ら式(3a)を引いて、 R3からの反射光:π−(θ+α1−α2) ‥‥(3b) となる。以降同様にして、各反射面Rへの入射ビームに
おけるスポットPと、反射ビームにおけるスポットPの
方向を求めると、表1に示すようになる。
トの方向、すなわち最初の反射面R1に入射するスポッ
トの方向θは、最初の反射面R1と最後の反射面R8とを
光路外に除去して光束を周回光路に導かない場合と、両
反射面R1,R8を光路中に挿入して光束を周回光路に導
いた場合とで、方向が変化してはならない。したがって
最後の反射面R8で反射したスポットの方向は、最初の
反射面R1に入射するスポットの方向θと同一でなけれ
ばならない。他方、表1に示した各反射面Rにおけるス
ポットの方向とは、普遍的な座標で測ったものではな
く、考えている反射面Rの法線Nを基準として測ったも
のである。したがって表1に示した最後の反射面R8で
反射したスポットの方向を、最初の反射面R1に入射す
るスポットの方向θと直接比較することはできない。表
1の最下の欄は、最後の反射面R8で反射したスポット
の方向を、最初の反射面R1と同一の基準で評価するた
めのものである。同欄中α8とは、最後の反射面R8で反
射した光軸X8に直交する平面に、該反射面の法線N8と
第1の反射面の法線N1とを投影したときの両法線N8,
N1のなす角度である。この角度変化α8を、最後の反射
面R8で反射したスポットの方向より差し引くことによ
り、最後の反射面R8で反射したスポットの方向を、最
初の反射面R1と同一の基準で評価できることとなる。
Ri,Ri+1の間の光軸Xiで生じる角度変化は、両反射
面の法線Ni,Ni+1の投影方向の差で決まるが、両法線
の投影方向に代えて、直前の光軸Xi-1と直後の光軸X
i+1の投影方向を用いることができる。しかし最後の反
射面R8と最初の反射面R1とは、連続して隣接している
訳ではない。そこで最後の反射面R8より射出する光軸
X8上に、最初の反射面R1に対して、法線も含めて平行
な反射面を仮想的に設ければ、この仮想反射面でのスポ
ットの方向の基準は、最初の反射面での基準と同一にな
る。しかるに最初の反射面R1に入射する光軸X0の方向
と、最後の反射面R8で反射して仮想反射面に入射する
光軸X8の方向とは平行であるから、この仮想反射面か
らの反射光軸は、第1の光軸X1の方向と平行になって
いる。したがって上記角度変化α8を光軸の方向に基づ
いて見ようとするには、対象とする光軸をX8またはX0
とし、直前の光軸をX7とし、直後の光軸を第1の光軸
X1とすれば良いことになる。
ットの方向を、最初の反射面R1と同一の基準で評価し
たときに、スポットの方向は維持されていなければなら
ない。したがって表1より、 θ=(θ+α1−α2+α3−α4+α5−α6+α7−α8)
+2πn (nは整数) すなわち、 (α1+α3+α5+α7)−(α2+α4+α6+α8)=3
60°×n となる必要があり、このように形成することにより、周
回光路に光束を導いた場合と導かない場合とで、接眼レ
ンズに入射するスポットの方向が維持されることにな
る。
り、この1回の結像によって、スポットの方向は上下左
右に反転して180°進んでいる。したがってこれを打
ち消して、 (α1+α3+α5+α7)−(α2+α4+α6+α8) =180°+360°×n ‥‥(4) となるように形成することにより、結像回数が1回だけ
であり、しかも光の屈折を用いずに像の向きを維持する
ことができる。
が、多くの場合、接眼レンズのアイポイントを低く抑え
るために、最後の反射面R8と最初の反射面R1とは平行
に、且つ両法線N8,N1が180°反転して配置され
る。この場合には図8に示すように、両反射面R8,R1
間で生じる角度変化α8は、α8=180°となってい
る。なお360°を単位とした増減は問題とならないか
ら、180°の角度変化のときには、符号は正でも負で
も良い。したがって(4)式は、 (α1+α3+α5+α7)−(α2+α4+α6)=360
°×n となる。更に、最後の反射面R8からの光軸X8は最初の
反射面R1への光軸X0と平行であるから、最後の反射面
R8への光軸X7と最初の反射面R1からの光軸X1も平行
となっている。
とを削除した構成を考えて、最後の1つ前の、すなわち
第7の反射面R7からの反射光を、最初の次の、すなわ
ち第2の反射面R2に入射させたときの、両反射面間
R7,R2で生じる角度変化α7Cについて調べる。図8に
示すように、両反射面R7,R2間の光軸X7,X1に垂直
な投影平面に、最初の反射面R1の法線N1、第2の反射
面R2の法線N2、第7の反射面の法線N7、及び最後の
反射面R8の法線N8を投影すると、 α1−α7C+α7=±180° となっている。したがって上記(4)式は、 (α2+α4+α6)−(α3+α5+α7C) =180°+360°×n ‥‥(5) となる。
R8とが平行なときには、これらの反射面R1,R8につ
いては考慮せずに、最後の1つ前の反射面R7で反射し
たビームを、最初の次の反射面R2の入射ビームとして
見て、両反射面R7,R2の間で生じる角度変化α7Cを採
用して、上記(5)式が成立するように形成すれば良い
ことになる。
Rからの反射ビームにおけるθの係数は、反射面が1つ
進むごとに+1と−1とを繰り返す。したがって1回反
射する度に右回りの像は左回りに変換され、左回りの像
は右回りに変換される。すなわち周知のことではある
が、反射面の総数Nは偶数である必要がある。また上記
(4)式又は(5)式は、1回の結像によってスポット
の方向が180°進むことから、これを打ち消すよう
に、周回光路の反射面によってスポットの方向を180
°進めているものである。これらの各式を満たすために
は、周回光路を立体的に構成する必要があり、周回光路
を同一平面に設けたのでは、いかなる配置によっても各
式を満たすことはできない。周回光路を同一平面に設け
たのでは、その同一平面よりも上側にあるスポットは常
に上側にあり、下側にあるスポットは常に下側にあるか
ら、スポットの方向を180°進めることはできない。
成することによって、結像回数を減らしても、像の向き
が変わらないようにしたものであり、その結果、必要な
リレーレンズの枚数が少なくてすみ、ズーム光学系のス
ペースが長く確保でき、ズーム比の大きな中間変倍が設
計可能となる。なお周回光路を立体的に構成するための
一例として、周回光路の光軸中に、対物レンズの光軸と
平行な部分を少なくともひとつ持つように構成する場合
を挙げることができる。但しそのように構成しなくと
も、前記各式さえ満たせばよい。
用する顕微鏡本体の一例を示す。標本1の上方には無限
遠系第1対物レンズ2が配置されており、第1対物レン
ズ2の上方には挿脱自在にプリズム3が配置されてい
る。第1対物レンズ2からの平行光は、第1対物レンズ
2の光軸2aを通ってプリズム3に至り、プリズム3に
設けた最初の反射面R1で反射して周回光路3aに入
る。周回光路3aを周回した光束はプリズム3に設けた
最後の反射面RNに入射し、この反射面RNで反射しても
との光軸2aに戻る。その後光束は第2対物レンズ13
を通り、俯視プリズム14を経て一対の観察像15,1
5′として結像する。
を示し、この実施例の周回光路は次のように構成されて
いる。プリズム3より周回光路に入った光束は、先ず+
x方向に進んで結像レンズ4を通り、プリズム5によっ
て反射して+z方向に進み、すなわち2階に上がる。次
いで光束はミラー6によって反射して2階部分を+y方
向に進み、中間像7として結像し、更にプリズム8で反
射して−x方向に進む。その後光束はコリメートレンズ
9を通って平行光に変換され、ミラー10によって−z
方向に進み、すなわち1階に下りる。次いで光束はプリ
ズム11によって1階部分を−y方向に進み、ズームレ
ンズを介装するスペースSを通り、プリズム12によっ
て反射して+x方向に進み、こうして周回光路を終わ
る。この実施例では、プリズム11とプリズム12との
間Sは平行系なので、高ズーム比のアフォーカルズーム
を挿入するのに適している。
では周回光路に入った光束は、先ず+x方向に進んで結
像レンズ4を通り、プリズム21によって反射して+y
方向に進んで中間像7として結像し、更にミラー22に
よって反射して+z方向に進み、すなわち2階に上が
る。その後光束はミラー23によって反射して−x方向
で且つ−z方向に進み、すなわち2階から徐々に地下1
階へと下りる。この過程で光束はコリメートレンズ9を
通って平行光に変換される。次いで光束は、ミラー24
によって反射して+z方向に進み、すなわち地下1階よ
り1階に上がる。更に光束は、ミラー25によって反射
して1階部分を−y方向に進み、ズームレンズを介装す
るスペースSを通り、プリズム26によって反射して+
x方向に進み、こうして周回光路を終わる。この実施例
では、多層の部分が観察者から離れたところに作られて
いるから、対物光軸2aに挟む部分の中間鏡筒の厚みを
最小限に抑えることができ、したがってアイポイントを
低く抑えることができる。またミラー25とプリズム2
6との間Sが長い平行系となっているから、高ズーム比
のアフォーカルズームを挿入できる。
では周回光路に入った光束は、先ず+x方向に進んで結
像レンズ4を通り、プリズム31によって反射して+y
方向に進んで中間像7として結像し、更にプリズム32
において2回反射する。1回目の反射によって光束は+
z方向に進み、すなわち2階に上がり、2回目の反射に
よって2階部分を−y方向に進む。次いで光束はミラー
33によって反射して−x方向で且つ−z方向に進み、
すなわち2階から徐々に1階へと下りる。この過程で光
束はコリメートレンズ9を通って平行光に変換される。
次いで光束は、ミラー34によって反射して1階部分を
−y方向に進み、ズームレンズを介装するスペースSを
通り、プリズム35によって反射して+x方向に進み、
こうして周回光路を終わる。上記第2実施例では2階部
分と地下1階部分との都合3階建てであったが、この第
3実施例では2階建てに形成されており、すなわち多層
部分の厚さが薄くなるように工夫されている。
では周回光路に入った光束は、先ず+x方向に進んで結
像レンズ4を通り、プリズム41によって反射して+y
方向に進み、ミラー42によって反射して+z方向に進
み、すなわち2階に上がる。次いで光束はミラー43に
よって反射して2階部分を−x方向に進み、ミラー44
によって反射して+y方向に進んで中間像7として結像
し、更にプリズム45において2回反射する。1回目の
反射によって光束は−z方向に進み、すなわち1階に下
がり、2回目の反射によって1階部分を−y方向に進
み、コリメートレンズ9を通って平行光に変換される。
次いで光束は、プリズム46によって反射して−y方向
に進み、ズームレンズを介装するスペースSを通り、プ
リズム47によって反射して+x方向に進み、こうして
周回光路を終わる。先の第1、第2及び第3実施例で
は、周回光路によって8回だけ反射しているが、この第
4実施例では周回光路で10回反射している。すなわち
この第4実施例は、光路の折り曲げの回数は増加するも
のの、その分全体の大きさがコンパクトにまとまる利点
がある。
ムスポットの角度変化αは、表2に示す通りである。同
表より第1、第2、及び第3実施例については、360
°を単位とする増減は除外して、 (α1+α3+α5+α7)−(α2+α4+α6+α8)=1
80° となっており、第4実施例についても、 (α1+α3+α5+α7+α9)−(α2+α4+α6+α8
+α10)=180° となっている。したがって8個又は10個の反射面でビ
ームスポットは180°進み、他方1回の結像で180
°進むから、結局いずれの実施例においても、周回光路
を通過することによって像の向きは変わらないことがわ
かる。なお上記各実施例では、最初の反射面R1と、最
後の反射面RNとが表裏関係で配置されているから、前
記した(5)式の手法を採用して、ビームスポットが1
80°進むことを確認することもできる。
と観察像の像の向きを示す。また図9と図10に示した
従来例をそれぞれ従来例1及び従来例2として、これら
における標本と中間像と観察像の像の向きを、表3に併
せて示す。従来例1における2個の中間像は、左側が1
次中間像を示し、右側が2次中間像を示す。いずれの例
においても観察像の方向が標本よりも180°進んでい
るのは、観察像の結像によるものである。
8又は10であったが、N=6でビームスポットを18
0°進める構成も可能であり、またN=12以上とする
こともできる。但し周回光路を形成する必要上、N=2
とすることはできない。図6(A)及び(B)にN=6
の場合の周回光路の一例を示す。同図では簡単のため反
射面は図示せずに光路のみを示した。図6(A)は、+
y方向、すなわち奥行き方向での幅が変わらない例であ
り、図6(B)は、奥行き方向に従って幅を狭めたもの
である。もっとも最初の反射面R1と最後の反射面R
6は、周回光路上のどの場所に介装しても構わないか
ら、いずれを奥行きとすることもできる。したがってま
た同図には、両反射面R1,反射面R6の位置は示してい
ない。
1と最後の反射面RNを平行に配置したが、両反射面
R1,RNを平行でない配置とすれば、N=4とすること
もできる。この場合の例を図6(C)に示す。この例で
は、光軸X2を水平に配置しており、したがって光軸X1
とX3との高さ方向での開き角と、水平面内での開き角
とを等しくしている。光軸X1とX3との高さ方向での開
き角と、水平面内での開き角とを異なる値とするために
は、光軸X2を水平でない配置とすれば良い。但しいず
れにしろN=4のときには、最初の反射面R1と最後の
反射面R4とを表裏の関係に配置できないから、その分
アイポイントは高くなる。
が1回と少なく、元の光路に戻したときの像の向きが変
わらず、しかも瞳の収差も生じない顕微鏡用中間鏡筒が
得られる。また簡単な構成にして、大きなズーム比の中
間鏡筒を得ることができ、反射回数が少ないので、対物
レンズの像を直接接眼レンズで観察したときと比べて、
像の照度があまり変わらないという利点がある。更に中
間像が1回と少なく、リレー系に必要なレンズ枚数を最
小限に抑えることができるため、フレア、ゴースト等を
抑えた良質の像を提供することができる。
各反射面間での角度変化を示す説明図
ズ 13…第2対物レンズ 14…俯視プリズム 15,15′…観察像 5,6,8,10〜12,21〜26,31〜35,4
1〜47…プリズム又はミラー S…ズーム変倍率光学系を挿入するスペース R1…最初の反射面 RN…最後の反射面 N…法線 X…光軸
Claims (4)
- 【請求項1】顕微鏡の対物レンズの光軸上に配置された
最初の反射面によって光路を中間鏡筒内に引き込み、該
中間鏡筒内を周回させた後に最後の反射面に光路を入射
させて、元の対物レンズの光路に戻すための当該中間鏡
筒において、 前記周回光路をN(Nは4以上の偶数)個の反射面によ
って形成し、且つ周回光路中に中間像を1回作り、 第1の反射面で反射した光軸X1に直交する平面に、該
反射面の法線N1と第2の反射面の法線N2とを投影した
ときの両法線N1,N2のなす角度を、前記光軸X1の射
出側から見て時計方向にα1とし、 第2の反射面で反射した光軸X2に直交する平面に、該
反射面の法線N2と第3の反射面の法線N3とを投影した
ときの両法線N2,N3のなす角度を、前記光軸X2の射
出側から見て時計方向にα2とし、 以下同様に、第N−1の反射面で反射した光軸XN-1に
直交する平面に、該反射面の法線NN-1と第Nの反射面
の法線NNとを投影したときの両法線NN-1,NNのなす
角度を、前記光軸XN-1の射出側から見て時計方向にα
N-1とし、 第Nの反射面で反射した光軸XNに直交する平面に、該
反射面の法線NNと前記第1の反射面の法線N1とを投影
したときの両法線NN,N1のなす角度を、前記光軸XN
の射出側から見て時計方向にαNとしたとき、 (α1+α3+‥‥+αN-1)−(α2+α4+‥‥+αN)
=180°+360°×n (nは整数) となるように形成したことを特徴とする顕微鏡用中間鏡
筒。 - 【請求項2】前記第1の反射面である最初の反射面と、
第Nの反射面である最後の反射面との法線が、反対方向
となるように配置した、請求項1記載の顕微鏡用中間鏡
筒。 - 【請求項3】前記周回光路中にズームレンズを配置し
た、請求項1又は2記載の顕微鏡用中間鏡筒。 - 【請求項4】前記周回光路中に結像レンズを配置して前
記中間像を作り、該中間像よりも後ろ側にコリメートレ
ンズを配置した、請求項1、2又は3記載の顕微鏡用中
間鏡筒。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198193A JPH0926544A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 顕微鏡用中間鏡筒 |
| US08/679,762 US5717520A (en) | 1995-07-10 | 1996-07-10 | Intermediate lens barrel for microscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198193A JPH0926544A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 顕微鏡用中間鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0926544A true JPH0926544A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16387026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7198193A Pending JPH0926544A (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 顕微鏡用中間鏡筒 |
Country Status (2)
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| US (1) | US5717520A (ja) |
| JP (1) | JPH0926544A (ja) |
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- 1995-07-10 JP JP7198193A patent/JPH0926544A/ja active Pending
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1996
- 1996-07-10 US US08/679,762 patent/US5717520A/en not_active Expired - Fee Related
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