JPH09268508A - バラスト掻上機 - Google Patents

バラスト掻上機

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JPH09268508A
JPH09268508A JP7622596A JP7622596A JPH09268508A JP H09268508 A JPH09268508 A JP H09268508A JP 7622596 A JP7622596 A JP 7622596A JP 7622596 A JP7622596 A JP 7622596A JP H09268508 A JPH09268508 A JP H09268508A
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JP
Japan
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ballast
scraping
underframe
moving
roadbed
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Application number
JP7622596A
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English (en)
Inventor
Yuichiro Fujita
祐一郎 藤田
Nozomi Nagashima
望 長嶌
Shoichi Aoki
庄一 青木
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない人手でバラストの掻き上げ作業を容易
に且つ安全に行なうことが可能なバラスト掻上機を提供
する。 【解決手段】 台枠1の路盤A側の端部にキャスター2
を設け、道床水平面B1側にハンドル3を取り付ける。
台枠1にスライド移動可能に設けられた移動部4の内部
に、第1及び第2のガイドローラ5,6によって台枠1
上を走行可能な台車7を設ける。第1のガイドローラ5
を支持する移動部4の軸穴4aを上下に長い長孔とす
る。移動部4における第1のガイドローラ5側を、圧縮
スプリング8によって上方向に付勢する。圧縮スプリン
グ8をカム機構10によって伸縮調整可能とする。台枠
1にラック1aを形成し、移動部4に設けられたピニオ
ン11に係脱可能に設ける。ピニオン11をエンジンに
より回動可能に設ける。移動部4の下部に複数の掻上爪
12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レールの道床のバ
ラストを掻き上げて整正するためのバラスト掻上機に係
り、特に、道床の傾斜面のバラストに掻上具を食い込ま
せ、自動的に上昇させることにより掻き上げ作業を行う
バラスト掻上機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、線路は、2本のレール、レー
ルを固定する枕木、枕木を取り囲む道床、これを支える
路盤によって構成されている。このうち道床は、バラス
トと呼ばれる砕石を断面が台形状となるように一定の高
さに敷き詰めたものであり、枕木が受けた列車の重みを
広い範囲に分散させて、振動を吸収する役割を果たす。
そして、枕木に対する横抵抗を増加させる為に、道床肩
にはバラストの余盛りがなされているのが通例である。
しかし、レール上を何度も列車が走ると、列車の重量お
よび振動によって道床の傾斜面の形状が崩れ、道床肩の
バラストの余盛りが少なくなる。
【0003】また、列車運行の安全を図るために、レー
ルに対しては、水準、高低、通りなどの軌道修正を常時
行っている。そして、これらの軌道修正作業の最終行程
として、軌道整正機によるタンピングなどによって、荒
れた道床を整正する必要がある。この場合、特に、道床
の法面(傾斜面)及び道床肩部分を整正すると同時に、
余分なバラストを道床傾斜面及び道床肩部より掻き寄せ
て、これを軌道間内外枕木付近のバラスト不足部分に搬
入する必要がある。
【0004】以上のようなことから、道床に対してバラ
ストの掻き上げ作業を行なうことが必要となるが、この
掻き上げ作業は、旧来、道床の路盤側において、スコッ
プをバラストに食い込ませる人間が一人、スコップに取
り付けたロープを道床のレール側から引っ張り、バラス
トを掻き上げる人間が二人という形で、合計三人の人間
により行なわれていた。しかし、最近では、人手を節約
するためにかかる作業の省力化を図ったバラスト掻上機
が提案されている。
【0005】このようなバラスト掻上機の一例として、
実公平7−35841号に示すものが提案されている。
このバラスト掻上機は、バラストに食い込ませる掻上げ
板に、道床肩上の滑車を介してロープの一端が繋がれた
ものであり、ロープの他端を一人の人間が下方に牽引す
ることによって、掻上げ板が上方に移動してバラストが
掻き上げられるものである。
【0006】また、モータによる自動化を図ったバラス
ト掻上機として、特開平4−216703号に示すもの
が提案されている。このバラスト掻上機は、長いアーム
の先端に、バラストに食い込ませるスコップが設けられ
たものであり、このアームをフレーム内のモータによっ
て前後に移動させることによりスコップも移動してバラ
ストが掻き上げられるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のバラスト掻上機には、以下のような問題点
があった。すなわち、実公平7−35841号のバラス
ト掻上機は、バラストに掻上げ板を食い込ませる作業
と、これをロープによって牽引する作業とを一人若しく
は二人の人間によって行うことができるので人手は削減
できる。しかし、ロープの牽引は人力で行う必要がある
ためにかなりの重労働となり、作業効率の向上には限度
がある。
【0008】また、特開平4−216703号のバラス
ト掻上機は、モータによる自動化によって作業者の労力
の軽減を図ることができる。しかし、長いアームそのも
のが移動するため、モータに要求される駆動力が大きく
なるとともに、作業者側にアームが突出してくるので作
業がしにくく、安全性の点で問題がある。
【0009】また、上記のようなバラスト掻上機の従来
例においては、道床が固い場合や傾斜面の距離が長い場
合には、掻き上げ作業中に、バラストに対する掻上げ板
やスコップの食い込みが浅くなり、十分なバラストを掻
き上げることができないことがある。
【0010】本発明は、以上のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
少ない人手でバラストの掻き上げ作業を容易に且つ安全
に行なうことが可能なバラスト掻上機を提供することで
ある。
【0011】本発明の他の目的は、バラストの掻き上げ
作業中に、バラストに対する掻上具の食い込みを十分に
維持可能なバラスト掻上機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、レールの道床における傾
斜面に沿って上下動可能に設けられた移動部と、前記移
動部に設けられ、前記道床の傾斜面側のバラストに食い
込み可能な掻上具とを有するバラスト掻上機において、
前記傾斜面の下部から上部に渡る長さを備え、前記傾斜
面の傾斜方向と平行に設置可能な架台部を有し、前記移
動部は、駆動機構により前記架台部に沿って上昇可能に
設けられていることを特徴とする。
【0013】以上のような請求項1記載の発明では、道
床の傾斜面の傾斜方向と平行に架台部を設置し、傾斜面
のバラストに掻上具を食い込ませる。そして、駆動機構
によって移動部を上昇させると、掻上具によってバラス
トが掻き上げられるので、掻き上げ作業の自動化が図ら
れる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載のバ
ラスト掻上機において、前記移動部は、前記駆動機構を
解除する解除機構を備え、前記解除機構により前記駆動
機構から解除された前記移動部は、自重により下降可能
に設けられていることを特徴とする。
【0015】以上のような請求項2記載の発明では、移
動部の上昇による掻き上げ作業後、解除機構によって駆
動機構を解除すると移動部が自重により下降するので、
駆動力なしに移動部の下降を容易に行うことができ、次
の掻き上げ作業への移行がスムーズとなる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のバラスト掻上機において、前記駆動機構は、
前記架台部における前記傾斜面の傾斜方向と平行に形成
されたラックと、駆動源により回動可能に設けられ、前
記ラックに係脱可能なピニオンとを有することを特徴と
する。
【0017】以上のような請求項3記載の発明では、ラ
ックに係合させたピニオンを駆動源により回動させる
と、移動部が台枠に沿って上昇するので、掻上具による
バラストの掻き上げが行われる。そして、移動部が上昇
した後には、ピニオンとラックとの係合を解くと、移動
部が駆動機構から自由となるので、自重により下降させ
ることが可能となる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項に記載のバラスト掻上機において、前記駆動
源により生じた振動を、前記掻上具に伝達する伝達機構
を備えたことを特徴とする。
【0019】以上のような請求項4記載の発明では、移
動部の上昇過程で掻上具がバラストを掻き上げる際、伝
達機構によって、駆動源により生じた振動が掻上具に伝
達する。従って、掻上具が振動し、バラストへの食い込
みがスムーズとなる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項4記載のバ
ラスト掻上機において、前記伝達機構は、前記駆動源に
より回動可能に設けられた偏心部材と、前記偏心部材の
回動を直線方向の振動に変換する変換部材とを有するこ
とを特徴とする。
【0021】以上のような請求項5記載の発明では、移
動部の上昇過程で掻上具がバラストを掻き上げる際、駆
動源によって偏心部材が回動し、変換部材によって偏心
部材の回転が直線方向の振動に変換されて掻上具に伝わ
る。すると、掻上具が一定の直線方向に振動し、バラス
トへの食い込みがスムーズとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態を図面
に従って以下に説明する。なお、請求項1記載の掻上具
は掻上爪、架台部は台枠、請求項2記載の解除機構はカ
ム機構及び圧縮スプリング、請求項3記載の駆動源はエ
ンジン、請求項5記載の偏心部材は偏心スリーブとす
る。
【0023】(1)実施の形態の構成 まず、本実施の形態の構成を説明する。なお、本実施の
形態による掻き上げ作業を行う線路は、図1に示すよう
に、路盤A上に、断面が台形状となるようにバラストを
敷き詰めた道床Bと、道床Bの水平面B1上に敷設され
た枕木C及びレールDによって構成されている。そし
て、本実施の形態は、図1〜3に示すように、道床Bの
傾斜面B2に沿った上下方向に対応する長さの台枠1
が、方形状に形成されている。台枠1の路盤A側の端部
にはキャスター2が設けられ、路盤A上をスライド移動
可能に設けられている。台枠1の道床水平面B1側に
は、コの字状のハンドル3が取り付けられている。
【0024】台枠1には、路盤A側と道床水平面B1側
との間をスライド移動可能な移動部4が設けられてい
る。この移動部4の内部には、図4に示すように、第1
及び第2のガイドローラ5,6により台枠1上を走行可
能な台車7が設けられている。第1及び第2のガイドロ
ーラ5,6の軸は、図5に示すように、移動部4に設け
られた軸穴により支持されているが、道床水平面B1側
の第1のガイドローラ5の軸穴4aは、上下に長い長孔
となっている。この移動部4における第1のガイドロー
ラ5側は、移動部4の内部に設けられた圧縮スプリング
8によって、上方向に付勢されている。圧縮スプリング
8は、その下端が台車7の取付ブロック9に取り付けら
れるとともに、移動部4上に設けられたカム機構10に
よって伸縮調整可能な構成となっている。
【0025】カム機構10は、図7に示すように、円筒
状の溝付ボス10aと、これに挿入された引上ピン10
b、溝付ボス10aの側面に溶接されたレバー10dに
より構成されている。溝付ボス10aの対向する側面に
は、互いに高低が逆となった斜め方向の二本のカム溝1
0eが形成されている。一方、引上げピン10bの側面
にはカムピン10cが貫通されている。このカムピン1
0cの両端は、引上げピン10bの対向側面から突出
し、それぞれ溝穴10eに挿通されている。また、引上
げピン10bの下端は台車7の取付ブロック9に取り付
けられている。
【0026】そして、台枠1の下部には、その長手方向
にラック1aが形成され、圧縮スプリング8の伸縮に応
じて、移動部4に設けられたピニオン11に係脱可能に
設けられている。このピニオン11は、エンジン(図示
せず)により回動可能に設けられている。また、移動部
4の下部には、下方に突出した複数の掻上爪12が設け
られている。この掻上爪12は、図9に示すように、台
枠1に直交する方向に、且つ回動可能に設けられた支持
軸13に取り付けられている。支持軸13には振動板1
4が取り付けられ、この振動板14には変換部材15の
一端が取り付けられている。変換部材15の他端は、偏
心スリーブ16の側面に接触している。この偏心スリー
ブ16は、回転軸がピニオン11と同軸となっている
が、その回転軸の取り付け位置は中心からずれた偏心位
置となっている。
【0027】(2)実施の形態の作用 以上のような構成を有する本実施の形態の作用を、台
枠の設置、移動部の上昇、移動部の下降、移動部
の再上昇の順に説明する。
【0028】台枠の設置 まず、道床Bに対する台枠1の設置作業は以下のように
行う。すなわち、図1に示すように、ハンドル3を持っ
た作業員が道床水平面B1に登り、掻上爪12が道床傾
斜面B2のバラストに食い込むように、台枠1を道床傾
斜面B2と平行な位置に設置する。
【0029】移動部の上昇 以上のように台枠1を設置後、エンジンを作動させるこ
とにより移動部4を上昇させ、掻上爪12によってバラ
ストを進行方向に掻き上げるが、このようなバラストの
掻き上げ作業の詳細を以下に説明する。すなわち、図
5、図8に示すように、移動部4を上昇させる際には、
カム機構10のレバー10dを操作することにより溝付
ボス10aを回動させ、カムピン10cをカム溝10e
の下端に移動させる。すると、圧縮スプリング8が延び
た状態となり、その付勢力によって移動部4が第2のガ
イドローラ6の軸を中心として上方向に円移動する。こ
のとき、第1のガイドローラ5の軸穴7aが上方向に移
動するとともに、ピニオン11が上方向に移動して、第
1のガイドローラ5及び第2のガイドローラ6との間で
台枠1を強く挟持することになり、ピニオン11とラッ
ク1aの噛み合いが維持される。従って、エンジンを作
動させてピニオン11を回動させると、移動部4が台枠
1の長手方向に沿って上昇するので、バラストに食い込
んだ掻上爪12によってバラストが掻き上げられる。
【0030】このとき、ピニオン11と同軸の偏心スリ
ーブ16も回動するので、その側面に接した変換部材1
5が、偏心スリーブ16の偏心によって前後に振動す
る。すると、この振動が振動板14及び支持軸13を介
して掻上爪12に伝わり、掻上爪12が前後に揺動する
ので、掻上爪12はバラストに食い込み易くなる。
【0031】移動部の下降 以上のように、掻上爪12による掻き上げを行いながら
移動部4がハンドル3側にまで達した後には、ピニオン
11とラック1aの噛み合いを解き、移動部4を下降さ
せるが、その作業の詳細を以下に説明する。すなわち、
図6、図8に示すように、移動部4のレバー10dを操
作することによって、溝付ボス10aを回動させ、カム
ピン10cをカム溝10eの上端に移動させる。する
と、圧縮スプリング8が圧縮されるので、移動部4が第
2のガイドローラ6の軸を中心として下方向に円移動す
る。このとき、第1のガイドローラ5の軸穴7aが下方
向に移動するとともに、ピニオン11が下方向に移動し
てラック1aとの間に隙間が生じる。従って、ピニオン
11とラック1aの噛み合いが解除され、台枠1の傾斜
によって、移動部4は自重により下降する。
【0032】移動部の再上昇 以上のように移動部4を下降させた後は、カム機構10
のレバー10dを操作することにより溝付ボス10aを
回動させ、カムピン10cをカム溝10eの下端に移動
させる。すると、圧縮スプリング8の圧縮が解かれ、そ
の付勢力により、移動部4が第2のガイドローラ6の軸
を中心として上方向に円移動する。このとき、第1のガ
イドローラ5の軸穴7aが上方向に移動するとともに、
ピニオン11が上方向に移動して、第1のガイドローラ
5及び第2のガイドローラ6との間で台枠1を強く挟持
することになり、ピニオン11とラック1aが噛み合
う。従って、エンジンを作動させてピニオン11を回動
させると、移動部4が台枠1の長手方向に沿って上昇す
るので、上記のように掻上爪12によるバラストの掻き
上げ作業が繰り返される。
【0033】(3)実施の形態の効果 以上のような本実施の形態の効果は以下のとおりであ
る。すなわち、本実施の形態によれば、一人の作業者が
ハンドルを手に持ち、移動部4をエンジンによって上昇
させることにより、バラストの掻き上げ作業を自動的に
行うことができるので、人手が削減できるとともに、掻
き上げに伴う労力の軽減を図ることができる。
【0034】また、エンジンが駆動するのは台枠1上の
比較的小形の移動部4なので、エンジンに要求される駆
動力は小さくて済むとともに、安全な作業を行うことが
できる。そして、下降時にはエンジンによる駆動が不要
なので、上昇及び下降ともに駆動力を要する場合に比べ
て、駆動機構の構成が単純となる。従って、バラスト掻
上機全体を小形、軽量にすることができ、作業者の負担
が軽減される。
【0035】また、掻き上げ作業時には掻上爪12が前
後に揺動するので、道床が固い場合や傾斜面の距離が長
い場合であっても、バラストへの食い込みを維持するこ
とができ、バラストの掻上を十分に行うことができる。
この掻上爪12の揺動のための動力は駆動機構のエンジ
ンから得るので、他の駆動源を設ける必要がなく、装置
が大型化、重量化することがない。
【0036】(4)他の実施の形態 本発明は以上のような実施の形態に限定されるものでは
なく、各部材の材質、形状および大きさ等は適宜変更可
能である。たとえば、掻上具は、掻上爪12の形状には
限定されず、鋤状のものであっても鍬状のものであって
もよい。架台部は、台枠1の形状には限定されず、柱状
のものであっても板状のものであってもよい。駆動源と
しては、エンジンの代わりにモータを用いてもよい。
【0037】台枠1の一端のキャスター2は移動時には
便利であるが、作業中のずれを防止する必要があるため
にストッパーを設けることが望ましい。キャスター2の
代わりに吸盤や杭体を設けることによって、作業の安定
性を図ることも可能である。一方、台枠1の他端のハン
ドル3の形状も自由に変更可能であり、バラストに食い
込ませる杭体としたり、レールに係留させるフックとす
ることにより、作業者が持つ必要のない構成とすること
も可能である。
【0038】そして、駆動機構の構成は、駆動力の高さ
から上記実施の形態のようにピニオン11とラック1a
の噛み合わせによるのが望ましいが、エンジン又はモー
タにより駆動されるローラによって駆動する構成とする
ことも可能である。
【0039】また、解除機構としてのカム機構10の操
作は、上記実施の形態においては移動部4から突出させ
たレバー10dによって行っている。しかし、ハンドル
3に取り付けたレバーを、プシュプルワイヤ等を介して
カム機構10に接続した構成とすることも可能である。
かかる構成とすれば、移動部4が下降した後であって
も、ハンドル3側のレバーによりカム機構10を操作で
きるので便利である。
【0040】さらに、解除機構の構成としては、ピニオ
ン11の軸をラック1aに対して接離する方向に移動可
能に設けることによって、ラック1aに対するピニオン
11の係脱をピニオン11の移動のみによって実現する
構成とすることも可能である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、少ない
人手でバラストの掻き上げ作業を容易に且つ安全に行な
うことが可能なバラスト掻上機を提供することができ
る。
【0042】また、本発明によれば、バラストの掻き上
げ作業中に、バラストに対する掻上具の食い込みを十分
維持可能なバラスト掻上機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバラスト掻上機の一つの実施の形態を
示す斜視図である。
【図2】図1の実施の形態の平面図である。
【図3】図1の実施の形態の側面図である。
【図4】図1の実施の形態における移動部の詳細を示す
側面図である。
【図5】図1の実施の形態における移動部上昇時の詳細
を示す側面透視図である。
【図6】図1の実施の形態における移動部下降時の詳細
を示す側面透視図である。
【図7】図1の実施の形態におけるカム機構の分解斜視
図である。
【図8】図7のカム機構の側面図である。
【図9】図1の実施の形態における移動部の詳細を示す
底面図である。
【符号の説明】
A…路盤 B…道床 B1…道床水平面 B2…道床傾斜面 C…枕木 D…レール 1…台枠 1a…ラック 2…キャスター 3…ハンドル 4…移動部 5…第1のガイドローラ 6…第2のガイドローラ 7…台車 7a…軸穴 8…圧縮スプリング 9…取付ブロック 10…カム機構 10a…溝付ボス 10b…引上げピン 10c…カムピン 10d…レバー 10e…カム溝 11…ピニオン 12…掻上爪 13…支持軸 14…振動板 15…変換部材 16…偏心スリーブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールの道床における傾斜面に沿って上
    下動可能に設けられた移動部と、前記移動部に設けら
    れ、前記道床の傾斜面側のバラストに食い込み可能な掻
    上具とを有するバラスト掻上機において、 前記傾斜面の下部から上部に渡る長さを備え、前記傾斜
    面の傾斜方向と平行に設置可能な架台部を有し、 前記移動部は、駆動機構により前記架台部に沿って上昇
    可能に設けられていることを特徴とするバラスト掻上
    機。
  2. 【請求項2】 前記移動部は、前記駆動機構を解除する
    解除機構を備え、 前記解除機構により前記駆動機構から解除された前記移
    動部は、自重により下降可能に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のバラスト掻上機。
  3. 【請求項3】 前記駆動機構は、前記架台部における前
    記傾斜面の傾斜方向と平行に形成されたラックと、駆動
    源により回動可能に設けられ、前記ラックに係脱可能な
    ピニオンとを有することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載のバラスト掻上機。
  4. 【請求項4】 前記駆動源により生じた振動を、前記掻
    上具に伝達する伝達機構を備えたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のバラスト掻上機。
  5. 【請求項5】 前記伝達機構は、前記駆動源により回動
    可能に設けられた偏心部材と、前記偏心部材の回動を直
    線方向の振動に変換する変換部材とを有することを特徴
    とする請求項4記載のバラスト掻上機。
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