JPH092689A - 積層されたフィルム状の包装材の分離取出し装置 - Google Patents

積層されたフィルム状の包装材の分離取出し装置

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JPH092689A
JPH092689A JP15734895A JP15734895A JPH092689A JP H092689 A JPH092689 A JP H092689A JP 15734895 A JP15734895 A JP 15734895A JP 15734895 A JP15734895 A JP 15734895A JP H092689 A JPH092689 A JP H092689A
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uppermost
separated
spinach
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JP15734895A
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Hideto Matsufuji
秀人 松藤
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】収納部3に積層された多数枚のフィルム状の包
装材27を最上層のものから順に1枚づつ分離して取り
出す積層されたフィルム状の包装材の分離取出し装置
で、最上層の包装材27の一端部に取付く取付き部N1
と、この取付き部N1を収納部3に上下方向で近接離間
させる取付き部移動機構Aと、積層状態の包装材27の
取付き部N1が取付く側の一端部を弾性的に押さえる弾
性分離具55とを設けて、この弾性分離具55で積層状
態の包装材27の一端部を弾性的に押さえながら最上層
の包装材27を分離するよう構成するとともに、分離し
始めた最上層の包装材27と、この包装材27に隣接す
る下側の包装材27との間に空気を吹込む分離促進用ノ
ズルN3を設けてある。 【効果】収納部に積み重ねられた多数の包装材のうち最
上層の1枚の包装材だけを下層の包装材から正確に分離
させることができて、包装材分離作業の作業効率を上げ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納部に積層された多
数枚のフィルム状の包装材を最上層のものから順に1枚
づつ分離して取り出す積層されたフィルム状の包装材の
分離取出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の積層されたフィルム状の包
装材の分離取出し装置は、前記最上層の包装材の一端部
に吸着作用する吸着部(取付き部に相当)と、この吸着
部を前記最上層の包装材の一端部付近に吸着可能に近接
させ、かつ、前記包装材に吸着作用した吸着部を前記収
納部から離間させて、前記最上層の包装材を分離させる
吸着部移動機構と、前記最上層の包装材に吸着した吸着
部が前記収納部から離間する際に下層の包装材の前記一
端部付近を押さえる押さえ部材とを設けて構成してあ
り、包装材に吸着作用した吸着部を前記収納部から離間
させる際、下層の包装材には、その一端部付近に押さえ
部材の押圧力が上から作用するだけで、最上層の包装材
を下層の包装材から分離させるためのその他の力は何も
作用することがなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、包装材に吸着作用した吸着部を前記収納部から離間
させる際、下層の包装材には、その一端部付近に押さえ
部材の押圧力が上から作用するだけで、最上層の包装材
を下層の包装材から分離させるためのその他の力は何も
作用することがなかったために、下層の包装材を固定し
ておく力が弱く、最上層の包装材に吸着した吸着部が収
納部から離間するに伴って、下層の包装材の1枚又は数
枚が、静電気等による密着力で最上層の包装材について
きたり、たとえ前記一端部側が分離したとしても他端部
側が最上層の包装材についてきたりして、最上層の一枚
の包装材だけを正確に分離させることができないことが
あった。
【0004】本発明の目的は、最上層の1枚の収容袋だ
けを下層の収容袋から正確に分離できるようにして、作
業性を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明の
特徴構成は、最上層の包装材の一端部に取付く取付き部
と、この取付き部を収納部に上下方向で近接離間させる
取付き部移動機構と、積層状態の包装材の前記取付き部
が取付く側の一端部を弾性的に押さえる弾性分離具とを
設けて、この弾性分離具で積層状態の包装材の前記一端
部を弾性的に押さえながら前記最上層の包装材を分離す
るよう構成するとともに、分離し始めた前記最上層の包
装材と、この包装材に隣接する下側の包装材との間に空
気を吹込む分離促進用ノズルを設けてあることにある。
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、請求
項1にかかる発明において、多数の弾性突起を突起支持
部に上下方向に並設して前記弾性分離具を構成してある
ことにある。
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1又は2にかかる発明において、前記積層状態の包装
材の前記一端部の浮き上がりを阻止する押さえ部材を、
前記積層状態の包装材の積層厚さの減少に追従下降自在
に設け、この押さえ部材に前記分離促進用ノズルを設け
てあることにある。
【0008】
【作用】請求項1の構成によれば、弾性分離具で積層状
態の包装材の前記一端部を弾性的に押さえながら前記最
上層の包装材を分離するよう構成してあるから、最上層
の包装材が取付き部によって持ち上げられるに伴って、
弾性分離具が上側に弾性変形して、弾性復元力により最
上層の包装材の一端部と下層の包装材の一端部との間に
入り込みやすくなり、例えば弾性変形しにくい材質から
なる分離具で押さえる場合よりも、分離しやすくするこ
とができる。そして、分離し始めた最上層の包装材と、
この包装材に隣接する下側の包装材との間に、分離促進
用ノズルで空気を吹込むことで、最上層の包装材を下層
の包装材から、より分離しやすくすることができるとと
もに、たとえ下層の包装材の他端部側が最上層の包装材
に密着状態のままでついていこうとしても、この他端部
同士を確実に分離させることができる。
【0009】請求項2の構成によれば、請求項1の構成
による作用に加え、多数の弾性突起を突起支持部に上下
方向に並設して前記弾性分離具を構成してあるから、前
記取付き部を吸着作用させた前記最上層の包装材を分離
させる際に、下層の包装材が多数の弾性突起で押さえら
れることになり、分離作用をさらに向上させることがで
きる。
【0010】請求項3の構成によれば、請求項1又は2
の構成による作用に加え、積層状態の包装材の一端部の
浮き上がりを阻止する押さえ部材を、前記積層状態の包
装材の積層厚さの減少に追従下降自在に設け、この押さ
え部材に前記分離促進用ノズルを設けてあるから、前記
積層状態の包装材の積層厚さの減少に伴って、分離開始
状態の最上層の包装材と下層の包装材との間の空間が下
側に移っていっても、分離促進用ノズルを前記空間に正
確に向けて、分離促進用ノズルからの空気が前記空間の
外にもれるのを防止できる。
【0011】
【発明の効果】従って、請求項1の構成によれば、収納
部に積み重ねられた多数の包装材のうち最上層の1枚の
包装材だけを下層の包装材から確実に分離させることが
できて、包装材分離作業の作業効率を向上させることが
できる。
【0012】請求項2の構成によれば、前記最上層の1
枚の収容袋だけを下層の収容袋からより確実に分離させ
ることができ、また請求項3の構成によれば、分離促進
用ノズルからの空気が、最上層の包装材と下層の包装材
との間の空間の外にもれるのを防止できるから、それぞ
れ前記包装材分離作業の作業効率を、より向上させるこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、ほうれん草を囲繞するよう絞
り込み可能な可撓性の受台4を複数備えたほうれん草収
容部1と、ほうれん草を囲繞して絞り込み状態になった
受台4に、ポリエチレン製のほうれん草収容袋27(フ
ィルム状の包装材の一例で、以下、袋27と略称する)
を装着する袋装着機構2(包装材の分離取出し装置に相
当)とを設けて、ほうれん草の包装装置を構成してあ
る。このほうれん草の包装装置は、絞り込み状態の受台
4に袋27を覆い被せてから受台4のみを相対的に引き
抜いてほうれん草を包装するもので、以下に各部の構成
について説明する。
【0014】前記ほうれん草収容部1を構成するに、図
1,図8に示すように、収容基台5上で第1電動モータ
M1により縦軸芯周りに駆動回転される回転支持軸部6
の上端に、複数の支持アーム7を水平姿勢で放射状に取
り付け、前記複数の受台4が、前記縦軸芯を中心とする
円上の循環経路に沿って支持アーム7と一体移動するよ
うに、各支持アーム7で各受台4を、支持アーム7の軸
芯方向に沿う状態に片持ち状に支持し、受台4を前記循
環経路に沿って案内するための環状のレール8を収容基
台5側に敷設し、前記循環経路中の第1所定位置で受台
4を、ほうれん草を受入れ可能な開放状態(図10
(イ)参照)に設定し、第2所定位置で、ほうれん草を
囲繞するよう絞り込んだ絞り込み状態(図10(ロ)参
照)に設定する姿勢設定機構を設けてある。
【0015】図13に示すように前記受台4は、遊端側
が小径の半円錐台状に形成してあり、湾曲受け面4aに
樹脂コーティングして撥水性を備えさせてある。そし
て、受台4の基端側に交差するように配置した第1,第
2揺動アーム12,13の屈曲延長部12a,13aで
両斜辺部を支持した状態で、第1,第2揺動アーム1
2,13を受台軸芯周りに回転自在に連結ブラケット1
0に取付け、枢支ピン11を介して連結ブラケット10
を支持アーム7の遊端部に自由上下揺動自在に連結して
ある。
【0016】図10に示すように、前記第1,第2揺動
アーム12,13は基端部を共に大径に形成して、第1
揺動アーム12の基端部に、受台軸芯周りに回転自在な
主ローラ14を設け、前記環状のレール8上を転動させ
るよう構成してある。一方、前記第2所定位置に対応す
る前記レール8上の所定部位をカム面に形成し、主ロー
ラ14がカム面に乗り上がるに伴って、前記第1揺動ア
ーム12が上昇揺動し、一方の斜辺側が持ち上がって絞
り込み変形するよう構成し、かつ、主ローラ14がカム
面に乗り上がるに伴って、第1揺動アーム12の基端部
に設けたピン52が入り込む切欠長孔部13bを、第2
揺動アーム13の基端部に形成して、第2揺動アーム1
3が前記ピン52に押しやられて上昇揺動し、受台4の
他方の斜辺側が持ち上がって、絞り込み変形するよう構
成してある(図10(イ),(ロ)参照)。前記カム面
と主ローラ14とで構成されるカム機構で前記姿勢設定
機構を構成している。第1揺動アーム12の基端部で主
ローラ14より上手側部位には後述の副ローラ15を設
けてある。
【0017】そして、前記受台4を上記のように支持ア
ーム7の遊端部に自由上下揺動自在に連結したうえで、
図8,図11,図12に示すように前記レール8を、固
定レール18と、前記支持アーム7の遊端部側の枢支ピ
ン11周りに上下揺動自在な小区間の可動レール28と
から構成して、前記絞り込み状態における受台4を、固
定レール18上に位置して袋27を覆い被せ可能な横向
きの葉菜類収容姿勢と、可動レール28上に位置して受
台4に覆い被せられた袋27とともにほうれん草がずり
落ち可能な縦向きの葉菜類排出姿勢(図12参照)とに
切換え自在に構成してある。
【0018】前記レール8の構造について詳述すると、
可動レール28の下面に一対の支持ブラケット19をレ
ール8の長手方向に間隔を空けて設けて、両支持ブラケ
ット19間にわたってローラ17を設け、可動レール2
8が前記支持アーム7の遊端部側の枢支ピン11周りに
上下揺動するに伴って、前記ローラ17を案内する弓形
ガイド孔20aを備える弓形ガイド部材20を収容基台
5側に設け、可動レール28を径方向に押引きする押引
きロッド22を備えた収容基台側リンク機構21を、第
2電動モータM2で駆動自在に設けてある。前記可動レ
ール8の長手方向中央部には断面「コ」の字形の短い補
助レール23を、可動レール28よりも径方向外方側に
位置する状態に設け、前記第1揺動アーム12の基端部
に設けた副ローラ15を上下方向から補助レール23で
ガイドして、下降揺動する受台4を可動レール28に対
して一定姿勢に保つよう構成してある。この補助レール
23の下面には前記押引きロッド22の先端を連結する
ブラケット53を設けてある。
【0019】図8,図9に示すように、前記受台4にほ
うれん草が収容されているか否かを前記第2所定位置の
上手側で検出する撮像式の第1検出センサ25と、前記
絞り込み状態における受台4内のほうれん草の有無を検
出する撮像式の第2検出センサ26とを設けてある。そ
して、ほうれん草が受台4に収容されていないことを第
1検出センサ25が検出すると、その検出情報に基づい
て、受台4が前記第2所定位置側に移動しないように、
前記第1電動モータM1を駆動停止制御し、ほうれん草
が受台4に収容されていることを第1検出センサ25が
検出すると、その検出情報に基づいて、受台4が前記第
2所定位置側に移動するように、第1電動モータM1を
駆動制御する制御装置24を設け(図14参照)てあ
る。さらに、前記絞り込み状態における受台4内にほう
れん草がないことを第2検出センサ26が検出すると、
その検出情報に基づいて、前記袋装着機構2が作動しな
いように、袋装着機構2の駆動用の第3電動モータM3
を駆動停止制御し、前記絞り込み状態における受台4内
にほうれん草があることを第2検出センサ26が検出す
ると、その検出情報に基づいて、前記袋装着機構2が作
動するように、前記第3電動モータM3を駆動制御する
制御を、前記制御装置24で実行可能に構成してある。
(受台4は透明体で形成して第1第2検出センサ25,
26でほうれん草の有無を検出可能にしてある。受台4
を不透明体で形成してスリット等を形成し、このスリッ
トから検出するようにしてもよい。)前記制御装置24
は前記第2電動モータM2も駆動制御するよう構成して
ある(図14参照)。
【0020】次に袋装着機構2について説明する。図1
に示すように、この袋装着機構2は、袋載置台3(収納
部の一例)に積み重ねられた多数枚の袋27を最上層の
ものから順に1枚づつ分離して取り出す袋取り出し部3
2と、分離した最上層の袋27を開口させる開口機構3
3とを箱型のテーブル34上に設け、開口状態の袋27
がほうれん草に向けて横移動してほうれん草に覆い被さ
るように、装着基台側リンク機構35、及びこのリンク
機構の駆動用第3電動モータM3を介して袋装着基台2
9で前記テーブル34を平行横移動自在に支持して構成
してある。
【0021】前記袋27は2枚の薄いポリエチレン製の
フィルムを重ねた状態で、側部同士及び底部同士を融着
して、開口部27a側の辺が底部側の辺よりも長い台形
状に形成してある(図5,図6参照)。前記袋載置台3
は、袋27に合わせて平面視で台形状に形成して、テー
ブル中央部に固定してある。
【0022】前記袋取り出し部32を構成するに、図
1,図2,図3,図6に示すように、袋載置台3の長辺
の幅方向中央部近傍のテーブル34上に、下支点周りに
揺動自在な一本の袋取出しアーム36を設け、この袋取
り出しアーム36の遊端部に、最上層の袋27の底部付
近に吸着作用する一個の第1吸着ノズルN1(取付き部
の一例)を設け、第1吸着ノズルN1が最上層の袋27
の底部27b付近に吸着可能に近接し、かつ、前記袋2
7に吸着作用した第1吸着ノズルN1が袋載置台3から
離間して、前記最上層の袋27が分離するように、前記
袋取り出しアーム36を正逆方向に揺動駆動する第4電
動モータM4を設け、最上層の袋27の底部付近に吸着
した第1吸着ノズルN1が袋載置台3から離間する際
に、下層の収容袋27の底部中央付近を押さえて浮き上
がりを阻止する分離用押え具37(押さえ部材の一例)
と、前記底部両端付近を弾性的に各別に押さえる一対の
弾性分離具55とを、袋載置台3の短辺の幅方向中央部
近傍のテーブル34上に設けてある。
【0023】前記袋取り出しアーム36は、その下端部
側の回転支軸38を、テーブル34上に丈低く設けた第
1ブラケット39で支持してあり、図3に示すように前
記吸着分離した最上層の袋27を、その開口部27aが
下向きとなる逆さ姿勢に吊り下げ支持可能に構成してあ
る。前記袋取り出しアーム36と第4電動モータM4と
で第1吸着ノズル移動機構A(取付き部移動機構の一
例)を構成している。
【0024】図6,図7に示すように、前記分離押さえ
具37は、テーブル34上に設けた第2ブラケット40
で分離押さえ用アーム41を上下揺動自在に支持して、
前記積層状態の袋27の積層厚さの減少に追従下降自在
に構成してある。
【0025】詳述すると、前記第1吸着ノズルN1が最
上層の袋27に近接するに伴って、前記分離押さえ用ア
ーム41が袋押さえ位置から退避し、前記最上層の袋2
7の底部27b付近を吸着した第1吸着ノズルN1が袋
載置台3から離間するに伴って、袋押さえ位置に復帰す
るように、前記袋取り出しアーム36と分離押さえ用ア
ーム41とを連係してある。つまり、袋取り出しアーム
36の回転支軸38に一体回転自在に連設した同芯状の
円板44と、分離押さえ用アーム41の回転支軸43に
一体回転自在に連設した径方向外方側向きのピン45と
を、テーブル34内で連結ロッド46を介して連係し、
円板44に形成した弓形孔44aと、この弓形孔44a
に係入する連結ロッド46のピン46aとから成る融通
機構を設けて、上記の連係作動を行うよう構成してあ
る。
【0026】前記弾性分離具55は、多数の弾性突起5
6を突起支持部57に上下方向に並設してブラシ状に構
成してある。
【0027】また前記分離用押え具37の分離押さえ用
アーム41に、分離し始めた前記最上層の袋27と、こ
の袋27に隣接する下側の袋27との間の空間に空気を
吹込む分離促進用ノズルN3を設けてある。前記分離促
進用ノズルN3で前記空間に空気を吹込むから、下層の
袋27の開口部27a側が最上層の袋についてきたりす
ることがなく、最上層の一枚の袋27だけを正確に分離
させることができる。しかも、前記分離促進用ノズルN
3は分離押さえ用アーム41に設けてあるから、前記積
層状態の袋27の積層厚さの減少に伴って前記空間が下
側に移っていっても、分離促進用ノズルN3を前記空間
に正確に向けることができる。
【0028】前記開口機構33を構成するに、図1,図
4,図5,図6に示すように、袋載置台3の長辺側のテ
ーブル34の端部から一対の支柱47を、それぞれ前記
長辺よりも幅方向外方側に位置させた状態で立設し、両
支柱47の上端部に架渡した一対の回転支軸50を介し
て一対の第1開口用アーム48、及びT字形の1本の第
2開口用アーム49を、それぞれ振り子状に揺動自在に
つり下げ支持し、袋取り出しアーム36により前記逆さ
姿勢につり下げ支持された最上層の袋27の開口部27
a付近を袋27の表側から吸着する第2吸着ノズルN2
を、2本の第1開口用アーム48の先端部に一個づつ、
また、袋27の裏側から吸着する第2吸着ノズルN2
を、第2開口用アーム49の張出バー両端部にそれぞれ
1個づつ設けてある。そして、前記合計4個の第2吸着
ノズルN2が前記開口側の端部に吸着可能に近接し、か
つ、開口部27a付近に吸着した第2吸着ノズルN2同
士が相対的に離間して袋27の開口部27aを開くよう
に、第1,第2開口用アーム48,49の回転支軸50
を各別に揺動駆動する第5,第6電動モータM5,M6
を設けてある(図1参照)。前記第1,第2開口用アー
ム48,49及び第5,第6電動モータM5,M6で第
2吸着ノズル移動機構Bを構成している。また図5に示
すように、第1開口用アーム48がやや上向きに、第2
開口用アーム49がやや下向きになるまで第1,第2開
口用アーム48,49が同方向に揺動して、前記逆さ姿
勢の袋27を横向き開口状態に設定可能であり、第1,
第2開口用アーム48,49及び第5電動モータM5で
袋27の姿勢変更手段も構成している。前記制御装置2
4はノズル制御手段を構成しており、この制御装置24
により、前記第2吸着ノズルN2による袋27の吸着開
始時を、第1吸着ノズルN1による袋27の吸着の後で
吸着解除前に設定するよう構成してある。
【0029】そして、前記絞り込み状態における受台4
が所定位置に位置したときに、装着基台側リンク機構3
5が第3電動モータM3により駆動し、横向き開口状態
の袋27が第1、第2開口用アーム48,49に支持さ
れたままテーブル34ごと移動して、受台4に覆い被さ
るよう構成してある。前記装着基台側リンク機構35と
第3電動モータM3とで、横向き開口状態の袋27をほ
うれん草に向けて相対的に横移動させる横移動機構Cを
構成している。なお、上記の第3,第4,第5,第6電
動モータM3,M4,M5,M6及び分離促進用ノズル
N3も前記制御装置24で制御可能に構成してある(図
14参照)。
【0030】前記制御装置24が前記第1〜第6電動モ
ータM1〜M6、及び第1,第2吸着ノズルN1,N
2,分離促進用ノズルN3を制御することにより、上記
構成のほうれん草の包装装置は次のように作動する。
【0031】〔1〕袋装着機構2の袋取り出しアーム3
6が袋27側に揺動して第1吸着ノズルN1が最上層の
袋27の底部27b付近に吸着する(図2)。そして第
1吸着ノズルN1が吸着したまま袋取り出しアーム36
が逆方向に揺動して最上層の袋27を下層の袋27から
分離し、袋27を逆さ姿勢に吊り下げ支持する(図
3)。この分離の際に下層の袋27の底部27b付近が
分離用押え具37の押さえ棒42で押さえられて浮き上
がりを阻止されるとともに、前記底部27b付近が前記
弾性分離具55の弾性突起56で弾性的に押さえられな
がら前記最上層の袋27が分離する(図7)。そして分
離し始めた最上層の袋27と、この袋27に隣接する下
側の袋27との間に前記分離促進用ノズルN3で空気を
吹込む。
【0032】〔2〕前記第1吸着ノズルN1による袋2
7の吸着の後で吸着解除前に、両第1開口用アーム48
が逆さ姿勢の袋27の表面側に向けて、また、1本の第
2開口用アーム49が袋27の裏面側に向けて下降揺動
して(図3)、それらの遊端部の第2吸着ノズルN2が
袋27の開口27a側の表裏両面に吸着する(図4)。
その後、第1吸着ノズルN1による袋27の吸着が解除
され、両第1開口用アーム48がやや上向きに、第2開
口用アーム49がやや下向きになるまで同方向に上昇揺
動して、袋27を横向き開口状態に設定する(図5)。
【0033】〔3〕図8に示すように、第1所定位置の
下手側で開放状態になっている受台4に、作業者がほう
れん草の束を、根元を手前側にして載置すると、ほうれ
ん草が受台4に収容されたことを第1検出センサ25が
検出し、その検出情報に基づいて、制御装置24が第1
電動モータM1を駆動制御して、ほうれん草収容部1の
回転支持軸部6が回転し、受台4が第2所定位置側に1
ピッチ(次の受台4が前記第1所定位置の下手側に来る
まで)送られる。ほうれん草が受台4に収容されていな
いことを第1検出センサ25が検出したときは、第1電
動モータM1が駆動停止制御され、受台4が前記第2所
定位置側に送られることがない。後続する受台4に順次
ほうれん草が載置されて、先頭の受台4が所定ピッチ回
転すると、その受台4の主ローラ14が固定レール18
のカム面に乗り上がって両斜辺側が上がり始め、第2所
定位置で絞り込み状態の葉菜類収容姿勢に変形する。
【0034】〔4〕受台4は、葉菜類収容姿勢のままさ
らに所定ピッチ送られて第3所定位置で停止する。この
停止制御は、作業者によって後続の受台4に新たにほう
れん草が載置されても、優先して実行される。そして、
袋装着機構2における装着基台側リンク機構35が作動
して、前記横向き開口状態の袋27を、前記絞り込み状
態の受台4に覆い被せる。この場合、前記絞り込み状態
における受台4内にほうれん草が収容されていることを
第2検出センサ26が検出したときだけ、制御装置24
が第3電動モータM3を駆動制御して第2リンク機構3
5が作動し、前記絞り込み状態における受台4内にほう
れん草がないことを第2検出センサ26が検出したとき
は、第3電動モータM3を駆動停止制御する。袋27を
前記絞り込み状態の受台4に覆い被せた後、第2吸着ノ
ズルN2が吸着作用を解除し、第2リンク機構35が逆
方向に作動して、袋装着機構2における第1,第2開口
用アーム48,49などが受台4側から離間する。
【0035】〔5〕受台4が、さらに所定ピッチ送られ
ると、第4所定位置の可動レール28上に位置して静止
する(図11)。そしてその可動レール28上に位置し
た状態で、ほうれん草収容部1の収容基台側リンク機構
21が作動して可動レール28が下降し、受台4が縦向
きの葉菜類排出姿勢になって、受台4に覆い被せられた
袋27とともにほうれん草がずり落ちる(図9
(ハ))。そこで作業者が袋27ごと取り上げ、袋27
の開口部27aを閉じてほうれん草の包装が完了する。
【0036】〔6〕収容基台側リンク機構21が逆方向
に作動して可動レール28が上昇し、受台4が横向きの
前記葉菜類収容姿勢に復帰する。
【0037】〔7〕受台4は、さらに所定ピッチ送られ
ると、主ローラ14が固定レール18のカム面から降り
て両斜辺側が下がり始め、第1所定位置で前記開放状態
になり、前記第1所定位置の下手側で作業者によって再
びほうれん草が載置される。図示はしないが、最後の束
のほうれん草を受台4に載置した後は、後続する受台4
を空にしたままで、そのほうれん草を載置した受台4を
自動送り設定する手段を制御装置24に対して設けてあ
る。
【0038】〔別実施例〕前記取付き部には、粘着によ
り前記袋27に取付く粘着式のものも含まれる。
【0039】前記包装材27は袋状のものに限られるも
のではなく、例えばレタス等の野菜や果物を包装するシ
ートも含まれる。
【0040】前記分離用押え具37に、分離促進用ノズ
ルN3とともに前記弾性分離具55を設けてもよく、ま
た、前記弾性分離具55だけを設けてもよい。
【0041】前記分離促進用ノズルN3を前記分離用押
え具37とは別体にして、テーブル34上に設けてもよ
い。
【0042】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ほうれん草包装装置の全体側面図
【図2】袋取り出しアームの第1吸着ノズルが袋に吸着
した状態を示す側面図
【図3】袋取り出しアームの第1吸着ノズルが袋をつり
下げ支持した状態を示す側面図
【図4】第1,第2開口用アームが袋に吸着した状態を
示す側面図
【図5】第1,第2開口用アームが袋を開口した状態を
示す側面図
【図6】袋取り出し部の平面図
【図7】袋取り出し部の側面図
【図8】ほうれん草収容部の平面図
【図9】(イ)第1検出部で受台上のほうれん草の有無
を検出している状態を示す図 (ロ)第2検出部で絞り込み状態の受台内のほうれん草
の有無を検出している状態を示す図 (ハ)受台からほうれん草を袋とともに排出している状
態を示す図
【図10】(イ)開放状態における受台を示す図 (ロ)絞り込み状態における受台を示す図
【図11】葉菜類収容姿勢における受台と、その周りの
構造を示す側面図
【図12】葉菜類排出姿勢における受台と、その周りの
構造を示す側面図
【図13】受台を示す斜視図
【図14】制御系を示す図
【符号の説明】
3 収納部 27 包装材 32 袋取り出し部 55 弾性分離具 N1 取付き部 N3 分離促進用ノズル A 取付き部移動機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部(3)に積層された多数枚のフィ
    ルム状の包装材(27)を最上層のものから順に1枚づ
    つ分離して取り出す積層されたフィルム状の包装材の分
    離取出し装置であって、 前記最上層の包装材(27)の一端部に取付く取付き部
    (N1)と、この取付き部(N1)を前記収納部(3)
    に上下方向で近接離間させる取付き部移動機構(A)
    と、積層状態の包装材(27)の前記取付き部(N1)
    が取付く側の一端部を弾性的に押さえる弾性分離具(5
    5)とを設けて、この弾性分離具(55)で積層状態の
    包装材(27)の前記一端部を弾性的に押さえながら前
    記最上層の包装材(27)を分離するよう構成するとと
    もに、分離し始めた前記最上層の包装材(27)と、こ
    の包装材(27)に隣接する下側の包装材(27)との
    間に空気を吹込む分離促進用ノズル(N3)を設けてあ
    る積層されたフィルム状の包装材の分離取出し装置。
  2. 【請求項2】 多数の弾性突起(56)を突起支持部
    (57)に上下方向に並設して前記弾性分離具(55)
    を構成してある請求項1記載の積層されたフィルム状の
    包装材の分離取出し装置。
  3. 【請求項3】 前記積層状態の包装材(27)の前記一
    端部の浮き上がりを阻止する押さえ部材(37)を、前
    記積層状態の包装材(27)の積層厚さの減少に追従下
    降自在に設け、この押さえ部材(37)に前記分離促進
    用ノズル(N3)を設けてある請求項1又は2記載の積
    層されたフィルム状の包装材の分離取出し装置。
JP15734895A 1995-06-23 1995-06-23 積層されたフィルム状の包装材の分離取出し装置 Pending JPH092689A (ja)

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