JPH09269574A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法Info
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- JPH09269574A JPH09269574A JP8084662A JP8466296A JPH09269574A JP H09269574 A JPH09269574 A JP H09269574A JP 8084662 A JP8084662 A JP 8084662A JP 8466296 A JP8466296 A JP 8466296A JP H09269574 A JPH09269574 A JP H09269574A
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- tank
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- color developing
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- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 小型処理機により迅速処理でき、特に処理液
の調整が容易で長期間保存しても性能が低下しにく、磁
気記録層の読取りエラーがないハロゲン化銀カラー写真
感光材料の処理方法を提供する。 【解決手段】 ハロゲン化銀カラー写真感光材料を現像
液を用いて現像処理する法において、該現像液を入れる
処理槽のタンク容積をVミリリットル、感光材料の該処
理槽の入口から出口のパス長さをLセンチメートルとす
ると、VとLとは V/L≦25 の関係にある。この処理槽に対して、下記の一般式で示
す 化合物の少なくとも1種を含有し、かつ比重が1.05
〜1.13の1パートで構成される発色現像濃縮液を水
と共に補充しながら、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
を処理する。
の調整が容易で長期間保存しても性能が低下しにく、磁
気記録層の読取りエラーがないハロゲン化銀カラー写真
感光材料の処理方法を提供する。 【解決手段】 ハロゲン化銀カラー写真感光材料を現像
液を用いて現像処理する法において、該現像液を入れる
処理槽のタンク容積をVミリリットル、感光材料の該処
理槽の入口から出口のパス長さをLセンチメートルとす
ると、VとLとは V/L≦25 の関係にある。この処理槽に対して、下記の一般式で示
す 化合物の少なくとも1種を含有し、かつ比重が1.05
〜1.13の1パートで構成される発色現像濃縮液を水
と共に補充しながら、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
を処理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀カラ−
写真感光材料の処理方法に関し、さらに詳しくは、小型
装置により迅速処理を行うことができ、特に処理液の調
製が簡単で、かつ、長期間保存しても性能が低下しにく
く、また、支持体上に磁気記録層を有する感光材料の処
理に用いた場合に、記録された磁気情報の読み取りエラ
ーを起こしにくい液体発色現像剤を用いたハロゲン化銀
カラ−写真感光材料の処理方法に関するものである。
写真感光材料の処理方法に関し、さらに詳しくは、小型
装置により迅速処理を行うことができ、特に処理液の調
製が簡単で、かつ、長期間保存しても性能が低下しにく
く、また、支持体上に磁気記録層を有する感光材料の処
理に用いた場合に、記録された磁気情報の読み取りエラ
ーを起こしにくい液体発色現像剤を用いたハロゲン化銀
カラ−写真感光材料の処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀カラー写真感光材料用の処
理剤は、液体、粉末、顆粒、錠剤などの種々の形態で供
給されており、使用に際しては、これを適量の水に溶解
して処理液を調製する。この場合に、粉末、顆粒、錠剤
などの固形処理剤は、溶解速度が遅いために40℃前後
の温水を用いて溶解せねばならず、温水供給設備や攪拌
設備を要することになる。従って、最近増加してきたミ
ニラボやマイクロラボと呼ばれる小規模の現像処理店舗
においては、非常に扱いにくい形態である。これに対
し、液体処理剤は冷水においても簡単に混合でき、温水
供給設備や特別な攪拌設備が不要であるため、小規模店
舗においてメインに使用されるようになった。
理剤は、液体、粉末、顆粒、錠剤などの種々の形態で供
給されており、使用に際しては、これを適量の水に溶解
して処理液を調製する。この場合に、粉末、顆粒、錠剤
などの固形処理剤は、溶解速度が遅いために40℃前後
の温水を用いて溶解せねばならず、温水供給設備や攪拌
設備を要することになる。従って、最近増加してきたミ
ニラボやマイクロラボと呼ばれる小規模の現像処理店舗
においては、非常に扱いにくい形態である。これに対
し、液体処理剤は冷水においても簡単に混合でき、温水
供給設備や特別な攪拌設備が不要であるため、小規模店
舗においてメインに使用されるようになった。
【0003】ただし、液体処理剤は、含有成分が空気酸
化されやすい、また、相互に反応しやすい欠点がある。
従って、これを防止して長期間の保存安定性を確保する
ために、液体処理剤を複数のパートに分割したり、酸素
透過性の低い容器に収納して酸化を防止するなどの手段
がとられている。特に、安定性が最も重視される発色現
像剤の場合、アルカリ剤パート、発色現像主薬パート、
ヒドロキシルアミンなどの保恒剤パートの3つに分割し
た液体処理剤にするのが通常である。
化されやすい、また、相互に反応しやすい欠点がある。
従って、これを防止して長期間の保存安定性を確保する
ために、液体処理剤を複数のパートに分割したり、酸素
透過性の低い容器に収納して酸化を防止するなどの手段
がとられている。特に、安定性が最も重視される発色現
像剤の場合、アルカリ剤パート、発色現像主薬パート、
ヒドロキシルアミンなどの保恒剤パートの3つに分割し
た液体処理剤にするのが通常である。
【0004】しかしながら、ミニラボなどの小規模店舗
においては、処理液の調製も未習熟者によって行なわれ
る場合が多く、複数のパートに分割された処理剤は調合
ミスの原因になりやすい。この欠点を解消するために、
特開昭63−17453号には、液体の発色現像剤を1
パートで構成し、かつ、保存安定性を確保するために、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ンなど、水蒸気透過速度と酸素透過速度の両方が低い材
料を用いた容器に収納する方法が開示されている。これ
によって、1パートで構成した液体発色現像剤は、常温
で10ヵ月間保存した後も十分な発色現像主薬の残存量
を維持し、良好な写真性能が確保されたと記載されてい
る。
においては、処理液の調製も未習熟者によって行なわれ
る場合が多く、複数のパートに分割された処理剤は調合
ミスの原因になりやすい。この欠点を解消するために、
特開昭63−17453号には、液体の発色現像剤を1
パートで構成し、かつ、保存安定性を確保するために、
ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ナイロ
ンなど、水蒸気透過速度と酸素透過速度の両方が低い材
料を用いた容器に収納する方法が開示されている。これ
によって、1パートで構成した液体発色現像剤は、常温
で10ヵ月間保存した後も十分な発色現像主薬の残存量
を維持し、良好な写真性能が確保されたと記載されてい
る。
【0005】上記の公報に開示された技術は、発色現像
主薬の安定性確保には確かに有効であるが、この技術を
もってしても夏期の30℃を超える高温下での保存や、
10カ月以上のより長期間の保存においては、亜硫酸塩
が減少し、写真性能の硬調化とカブリの変動が起きるこ
とが本発明者の研究によって明らかになった。
主薬の安定性確保には確かに有効であるが、この技術を
もってしても夏期の30℃を超える高温下での保存や、
10カ月以上のより長期間の保存においては、亜硫酸塩
が減少し、写真性能の硬調化とカブリの変動が起きるこ
とが本発明者の研究によって明らかになった。
【0006】ところで、国際公開WO90/04205
号には、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の支持体上に
磁気記録層を設けて、撮影時の情報、顧客の注文時の情
報、焼付時の情報など各種の情報を磁気記録し、また、
これを読み取って活用する方法が開示されている。しか
しながら、このような磁気記録層を有する感光材料を上
記のように保存された1パート構成の発色現像剤で処理
すると、処理後の感光材料の磁気情報の読み取りが著し
く困難になることが本発明者の研究により明らかになっ
た。この現象の詳細な理由は未だ明らかではないが、1
パート構成の発色現像剤の保存中に生成した物質が磁気
記録層の表面に付着し、これが磁気の読み取り操作中に
磁気ヘッドに転写して蓄積し、磁気情報の読み取り性能
を低下させていくものと推定される。
号には、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の支持体上に
磁気記録層を設けて、撮影時の情報、顧客の注文時の情
報、焼付時の情報など各種の情報を磁気記録し、また、
これを読み取って活用する方法が開示されている。しか
しながら、このような磁気記録層を有する感光材料を上
記のように保存された1パート構成の発色現像剤で処理
すると、処理後の感光材料の磁気情報の読み取りが著し
く困難になることが本発明者の研究により明らかになっ
た。この現象の詳細な理由は未だ明らかではないが、1
パート構成の発色現像剤の保存中に生成した物質が磁気
記録層の表面に付着し、これが磁気の読み取り操作中に
磁気ヘッドに転写して蓄積し、磁気情報の読み取り性能
を低下させていくものと推定される。
【0007】磁気記録層を有する感光材料の処理につい
ては、特開平6−95316号公報に、アルキル基など
で置換されたヒドロキシルアミンを発色現像液に用いた
方法が開示されているが、ここに開示された課題は、磁
気記録層を有する感材をランニングした場合に、ステイ
ンの増加、マゼンタ色素濃度の低下、発色現像液中のタ
ール生成の増加が起きることであり、液体の1パート発
色現像剤の長期保存が及ぼす磁気情報読み取りへの影響
に関する認識は見出せない。
ては、特開平6−95316号公報に、アルキル基など
で置換されたヒドロキシルアミンを発色現像液に用いた
方法が開示されているが、ここに開示された課題は、磁
気記録層を有する感材をランニングした場合に、ステイ
ンの増加、マゼンタ色素濃度の低下、発色現像液中のタ
ール生成の増加が起きることであり、液体の1パート発
色現像剤の長期保存が及ぼす磁気情報読み取りへの影響
に関する認識は見出せない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする第一の課題は、処理液の調製が簡単な1パ
ート構成の液体発色現像剤を用い、高温下で長期間保存
しても写真性能の変化を起こさない、優れた安定性を有
する処理方法を提供することである。また、第二の課題
は、処理液の調製が簡単な1パート構成の液体発色現像
剤を用い、高温下で長期間保存しても磁気記録層を有す
る感材からの磁気情報読み取り性能を低下させない処理
方法を提供することである。さらに第三の課題は、上記
のような1パートの液体発色現像剤を用いて、優れた写
真性能と磁気情報読み取り性能を得る処理方法を提供す
ることである。
しようとする第一の課題は、処理液の調製が簡単な1パ
ート構成の液体発色現像剤を用い、高温下で長期間保存
しても写真性能の変化を起こさない、優れた安定性を有
する処理方法を提供することである。また、第二の課題
は、処理液の調製が簡単な1パート構成の液体発色現像
剤を用い、高温下で長期間保存しても磁気記録層を有す
る感材からの磁気情報読み取り性能を低下させない処理
方法を提供することである。さらに第三の課題は、上記
のような1パートの液体発色現像剤を用いて、優れた写
真性能と磁気情報読み取り性能を得る処理方法を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の本発明の課題は、
下記の発色現像剤とこれを用いた処理方法によって達成
された。 (1) タンク容積をVミリリットル、感光材料の発色
現像槽の入口から出口のパス長さをLセンチメートルと
したときV/L≦25の発色現像槽に対して下記一般式
(I)で表される化合物の少なくとも一種を含有し、か
つ、比重が1.05から1.13の1パートで構成され
ている発色現像濃縮液をそのまま又は発色現像濃縮液を
水で希釈した後発色現像槽に補充しながらハロゲン化銀
カラー写真感光材料を処理することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラ−写真感光材料の処理方法。
下記の発色現像剤とこれを用いた処理方法によって達成
された。 (1) タンク容積をVミリリットル、感光材料の発色
現像槽の入口から出口のパス長さをLセンチメートルと
したときV/L≦25の発色現像槽に対して下記一般式
(I)で表される化合物の少なくとも一種を含有し、か
つ、比重が1.05から1.13の1パートで構成され
ている発色現像濃縮液をそのまま又は発色現像濃縮液を
水で希釈した後発色現像槽に補充しながらハロゲン化銀
カラー写真感光材料を処理することを特徴とするハロゲ
ン化銀カラ−写真感光材料の処理方法。
【化2】 (式中、Lは置換してもよいアルキレン基を表わし、A
はカルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ
基、またはアルキル置換してもよいアミノ基を表わし、
Rは水素原子、または置換してもよいアルキル基を表わ
す。) (2) 発色現像濃縮液がヒドロキシルアミンを実質的
に含有しないことを特徴とする請求項1に記載のハロゲ
ン化銀カラ−写真感光材料用の処理方法。 (3) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料が、支持体上
に磁気記録層を有するものであることを特徴とする請求
項1または請求項2に記載のハロゲン化銀カラ−写真感
光材料用の処理方法。 (4) 発色現像濃縮液が、二酸化炭素の透過速度が2
5ミリリットル/(m2・24hrs・atm)以下の材料で構成された
容器内に、空隙率が0.15から0.05になるように
充填されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載のハロゲン化銀カラ−写真感光材料
用の処理方法。
はカルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ
基、またはアルキル置換してもよいアミノ基を表わし、
Rは水素原子、または置換してもよいアルキル基を表わ
す。) (2) 発色現像濃縮液がヒドロキシルアミンを実質的
に含有しないことを特徴とする請求項1に記載のハロゲ
ン化銀カラ−写真感光材料用の処理方法。 (3) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料が、支持体上
に磁気記録層を有するものであることを特徴とする請求
項1または請求項2に記載のハロゲン化銀カラ−写真感
光材料用の処理方法。 (4) 発色現像濃縮液が、二酸化炭素の透過速度が2
5ミリリットル/(m2・24hrs・atm)以下の材料で構成された
容器内に、空隙率が0.15から0.05になるように
充填されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載のハロゲン化銀カラ−写真感光材料
用の処理方法。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係る感光材料の処理機においては、処理部のタンク容量
をVミリリットル、感光材料の該処理部の入口から出口
のパス長をLセンチメートルとしたとき、V/L≦25
であるという条件を満たす処理タンクを用いることが特
徴であり、この条件を達成する好適な態様としては、例
えば、感光材料を処理する処理液が貯留され且つU字状
に形成された処理槽(処理タンク)と、処理槽の内壁面
の一部により形成され且つ感光材料を案内すると共に感
光材料の搬送経路を構成するガイド部と、処理槽内に配
置されて感光材料を搬送経路に沿って搬送する搬送手段
と、を有した感光材料処理装置や処理槽がスリット状処
理路を形成している、例えば、特開平2−67552号
公報に記載の感光材料処理装置等が挙げられる。
係る感光材料の処理機においては、処理部のタンク容量
をVミリリットル、感光材料の該処理部の入口から出口
のパス長をLセンチメートルとしたとき、V/L≦25
であるという条件を満たす処理タンクを用いることが特
徴であり、この条件を達成する好適な態様としては、例
えば、感光材料を処理する処理液が貯留され且つU字状
に形成された処理槽(処理タンク)と、処理槽の内壁面
の一部により形成され且つ感光材料を案内すると共に感
光材料の搬送経路を構成するガイド部と、処理槽内に配
置されて感光材料を搬送経路に沿って搬送する搬送手段
と、を有した感光材料処理装置や処理槽がスリット状処
理路を形成している、例えば、特開平2−67552号
公報に記載の感光材料処理装置等が挙げられる。
【0011】ここで、パス長とは、ハロゲン化銀写真感
光材料が処理タンク内の処理液に接触する点から、該処
理液から搬出される点までの長さを指し、また、ここ
で、タンク容量(V)には、循環系の液量や現像液の温
調のために用いられることがあるサブタンク等の容量は
除外される。タンク容量(V)ミリリットルとパス長
(L)センチメートルとの間には、V/L≦25の関係
を満たすことを要し、好ましくは、1≦V/L≦20で
ある。タンク容量(V)は、50〜5000ミリリット
ルの範囲であることが好ましく、効果の観点からは、1
00〜3000ミリリットルであることがより好まし
い。また、パス長(L)は、処理液の種類や処理に要す
る時間により異なるが、一般的には2〜200センチメ
ートルが好ましく、さらには4〜120センチメートル
であることが好ましい。更に、この処理タンク中におい
て、感光材料の進行方向に対して直交するタンク断面の
厚みをWとしたとき、0.1≦W≦5cmの条件を満た
すことが好ましく、より好ましくは、0.2≦W≦4c
m、さらに好ましくは1≦W≦3cmである。また、処
理タンク中において、処理タンク底部において処理路が
形成する曲率をRとしたとき、10≦R≦70mmφで
あることが好ましく、さらに、20≦R≦50mmφで
あることが好ましい。
光材料が処理タンク内の処理液に接触する点から、該処
理液から搬出される点までの長さを指し、また、ここ
で、タンク容量(V)には、循環系の液量や現像液の温
調のために用いられることがあるサブタンク等の容量は
除外される。タンク容量(V)ミリリットルとパス長
(L)センチメートルとの間には、V/L≦25の関係
を満たすことを要し、好ましくは、1≦V/L≦20で
ある。タンク容量(V)は、50〜5000ミリリット
ルの範囲であることが好ましく、効果の観点からは、1
00〜3000ミリリットルであることがより好まし
い。また、パス長(L)は、処理液の種類や処理に要す
る時間により異なるが、一般的には2〜200センチメ
ートルが好ましく、さらには4〜120センチメートル
であることが好ましい。更に、この処理タンク中におい
て、感光材料の進行方向に対して直交するタンク断面の
厚みをWとしたとき、0.1≦W≦5cmの条件を満た
すことが好ましく、より好ましくは、0.2≦W≦4c
m、さらに好ましくは1≦W≦3cmである。また、処
理タンク中において、処理タンク底部において処理路が
形成する曲率をRとしたとき、10≦R≦70mmφで
あることが好ましく、さらに、20≦R≦50mmφで
あることが好ましい。
【0012】処理機に付設される搬送機構には、(1)
ドラムの回転により狭い隙間に満たされた液中に感材を
挿入、搬送、送り出すいわゆるドラム処理が知られてい
るが、これらは写真工業12月号(1974)p.45
に記されている。この方法では、ドラムの内壁又は外壁
を利用して感材を現像するが、小液量処理槽装置の作り
易さから外壁型が好ましい。
ドラムの回転により狭い隙間に満たされた液中に感材を
挿入、搬送、送り出すいわゆるドラム処理が知られてい
るが、これらは写真工業12月号(1974)p.45
に記されている。この方法では、ドラムの内壁又は外壁
を利用して感材を現像するが、小液量処理槽装置の作り
易さから外壁型が好ましい。
【0013】さらには、(2)対向ローラー、千鳥ロー
ラー等により、ローラーのニップ力のより感材を搬送さ
せるローラー搬送型処理機が知られており、これらは写
真工業2月号(1975)p.71に記されている。こ
の方法は小さい装置の作り易さから本発明に好ましく使
用できる。また、特開平4−95953号記載のよう
に、感光材料が通過するような溝を設けて、搬送ルート
を制御する方法を加えて用いると尚、好ましい。この方
法では、一般に支持体が厚い感材の場合の搬送に適性が
あり、薄い支持体の場合には対向ローラー型が好まし
い。更に薄い支持体の場合には、対向ローラーの対を多
数設置するか或いは厚い支持体(タブリーダーとも言
う)の後端に感材を接合させて処理するのが好ましい。
場合によっては処理槽挿入部にフィード機構(挿入機
構)を設けても良い。
ラー等により、ローラーのニップ力のより感材を搬送さ
せるローラー搬送型処理機が知られており、これらは写
真工業2月号(1975)p.71に記されている。こ
の方法は小さい装置の作り易さから本発明に好ましく使
用できる。また、特開平4−95953号記載のよう
に、感光材料が通過するような溝を設けて、搬送ルート
を制御する方法を加えて用いると尚、好ましい。この方
法では、一般に支持体が厚い感材の場合の搬送に適性が
あり、薄い支持体の場合には対向ローラー型が好まし
い。更に薄い支持体の場合には、対向ローラーの対を多
数設置するか或いは厚い支持体(タブリーダーとも言
う)の後端に感材を接合させて処理するのが好ましい。
場合によっては処理槽挿入部にフィード機構(挿入機
構)を設けても良い。
【0014】また(3)感材を処理する時に、予め処理
槽に前通ししてあるリーダーの後端に露光済み感材を接
合して、このリーダーを巻き取る等の駆動を掛けて感材
を処理する方法があるが、この方式は撮影感材では一般
にシネ式現像、プリント感材ではリーダートレーラー搬
送現像と言われており、これらは写真工業3月号(19
75)p.70や同4月号(1975)p.40や同5
月号(1975)p.36や同6月号(1975)p.
41に記されている。これらの処理方式は感材の前後に
いわゆる長尺のリーダーを接合して処理する必要がある
が、プリント材料のように多量に生産する必要がある場
合には、適した方法である。これと類似した搬送法とし
て、(4)エンドレスリーダーベルト方式、エンドレス
チェーン方式が知られている。この方法は写真工業5月
号(1975)p.36や同6月号(1975)p.4
1に記載されている。これらの方法は液持ちだし、液持
込みが多く本発明には適さない。
槽に前通ししてあるリーダーの後端に露光済み感材を接
合して、このリーダーを巻き取る等の駆動を掛けて感材
を処理する方法があるが、この方式は撮影感材では一般
にシネ式現像、プリント感材ではリーダートレーラー搬
送現像と言われており、これらは写真工業3月号(19
75)p.70や同4月号(1975)p.40や同5
月号(1975)p.36や同6月号(1975)p.
41に記されている。これらの処理方式は感材の前後に
いわゆる長尺のリーダーを接合して処理する必要がある
が、プリント材料のように多量に生産する必要がある場
合には、適した方法である。これと類似した搬送法とし
て、(4)エンドレスリーダーベルト方式、エンドレス
チェーン方式が知られている。この方法は写真工業5月
号(1975)p.36や同6月号(1975)p.4
1に記載されている。これらの方法は液持ちだし、液持
込みが多く本発明には適さない。
【0015】上述した(3)の方式でリーダーが長尺で
なく短い物を使い、このリーダー((5)ショートリー
ダーとも言う)を特別な駆動で移動させる事により結果
として、感材を搬送する方法も最近用いられ、本発明に
適用することができ、好ましい態様の1つである。この
方法には(5−1)ショートリーダーに付けられた穴に
対応する凸部を多数有するベルト(タイミングベルト)
の回転移動でショートリーダーを動かし、その結果感材
を処理する方法である。他の方法として(5−2)ショ
ートリーダーに付けられた穴に対応する凸部を有するギ
ヤ(スプロケット)の回転でショートリーダーを移動さ
せ、感材を処理する方法が知られている。例えば特開平
4−101139に記載の方法である。この方法は好ま
しい搬送方式の1つである。特にスプロケットで搬送す
る方法は好ましい。本発明のような、小液量の処理方式
としては、ベルト搬送方式として、特開平2−6755
1、特開平2−103043が、エンドレスベルト方式
として特開平2−67550、実開平2−58744
が、磁気搬送方式として、特開平1−154155が、
スプロケット搬送として特開平4−101139がそれ
ぞれ知られている。また、本発明における処理液の循環
方式において、本発明の処理タンクは温度のコントロー
ルや浮遊物の除去のために循環されるのが好ましい。循
環の速度は処理タンクの大きさで異なるが、毎分0.1
〜30リットル、好ましくは0.2〜10リットルであ
る。循環が弱すぎると、温度のコントリールが困難にな
り、強すぎると、液が劣化したり、溢れたりする場合が
生じる。
なく短い物を使い、このリーダー((5)ショートリー
ダーとも言う)を特別な駆動で移動させる事により結果
として、感材を搬送する方法も最近用いられ、本発明に
適用することができ、好ましい態様の1つである。この
方法には(5−1)ショートリーダーに付けられた穴に
対応する凸部を多数有するベルト(タイミングベルト)
の回転移動でショートリーダーを動かし、その結果感材
を処理する方法である。他の方法として(5−2)ショ
ートリーダーに付けられた穴に対応する凸部を有するギ
ヤ(スプロケット)の回転でショートリーダーを移動さ
せ、感材を処理する方法が知られている。例えば特開平
4−101139に記載の方法である。この方法は好ま
しい搬送方式の1つである。特にスプロケットで搬送す
る方法は好ましい。本発明のような、小液量の処理方式
としては、ベルト搬送方式として、特開平2−6755
1、特開平2−103043が、エンドレスベルト方式
として特開平2−67550、実開平2−58744
が、磁気搬送方式として、特開平1−154155が、
スプロケット搬送として特開平4−101139がそれ
ぞれ知られている。また、本発明における処理液の循環
方式において、本発明の処理タンクは温度のコントロー
ルや浮遊物の除去のために循環されるのが好ましい。循
環の速度は処理タンクの大きさで異なるが、毎分0.1
〜30リットル、好ましくは0.2〜10リットルであ
る。循環が弱すぎると、温度のコントリールが困難にな
り、強すぎると、液が劣化したり、溢れたりする場合が
生じる。
【0016】本発明の循環方法においては、循環系は処
理タンクの底部よりタンク液を吸入し、タンクの上部に
排出する方法が望ましい。タンクの上部とは液面より深
さ10cm以内の箇所に排出される場合が特に好まし
い。また、液面の上部に圧力による液の溢れを防止する
目的で、ワイパーブレード等により、液面付近を覆う方
法か好ましく用いることができる。同時にこのワイパー
ブレードはスクイジーとしても作用することができる。
ポンプとしてはイワキ社製のマグネットポンプMD−1
0、MD−20、MD−30等が好ましく用いられる。
さらに、上記循環系に、強力な噴射を設けて、ジェット
攪拌により処理液を感光材料の膜面に当て、短時間で目
標の写真特性を得たり、脱銀速度を速めたり、水洗浴や
安定浴での各種成分の洗い出しを促進することができ
る。
理タンクの底部よりタンク液を吸入し、タンクの上部に
排出する方法が望ましい。タンクの上部とは液面より深
さ10cm以内の箇所に排出される場合が特に好まし
い。また、液面の上部に圧力による液の溢れを防止する
目的で、ワイパーブレード等により、液面付近を覆う方
法か好ましく用いることができる。同時にこのワイパー
ブレードはスクイジーとしても作用することができる。
ポンプとしてはイワキ社製のマグネットポンプMD−1
0、MD−20、MD−30等が好ましく用いられる。
さらに、上記循環系に、強力な噴射を設けて、ジェット
攪拌により処理液を感光材料の膜面に当て、短時間で目
標の写真特性を得たり、脱銀速度を速めたり、水洗浴や
安定浴での各種成分の洗い出しを促進することができ
る。
【0017】ジェット攪拌の方式としては、特開平3−
41447、特開平4−83251、同5−1142
1、同5−224382、同5−281688、同7−
199436号等に記載されている。各処理液におけ
る、ジェット攪拌の方法は、より具体的には特開昭62
−183460号第3頁右下欄〜第4頁右下欄の発明の
実施例の項に記載された乳剤面に向かい合って設けられ
たノズルからポンプで圧送された液を吐出させる方式が
好ましい。ポンプとしてはイワキ社製のマグネットポン
プMD−10、MD−15、MD−20等を使用するこ
とが出来る。ノズルの穴径は直径0.3〜2mm、好ま
しくは0.5〜1.5mmである。また、ノズルはチャ
ンバー板面及び感光材料面に対しできるだけ垂直方向
に、かつ円形に開いていることが好ましいが、角度とし
ては搬送方向側から60度〜120度、形状として長方
形やスリット状でもよい。ノズルの数はタンク容量1L
当り5個〜200個、好ましくは10個〜100個であ
る。また、噴流が感光材料の一部に偏って当たると、現
像ムラや残色ムラが発生するため、同じ場所だけにあた
らないように、ノズルの位置を順次ずらしておくことが
好ましい。例えば搬送方向に対し垂直に2〜8個程度の
穴列を、適当な間隔で位置を少しずつ変えたものであ
る。ノズルから感光材料までの距離は近すぎると上記の
ムラが発生し易く、遠すぎると攪拌効果が弱まるので、
0.5〜12mmとするのが好ましく、より好ましくは
1〜9mmである。各ノズルから吐出す液の流速も、同
様に最適範囲が存在し、好ましくは0.5〜5m/秒、
特に好ましくは1〜3m/秒である。
41447、特開平4−83251、同5−1142
1、同5−224382、同5−281688、同7−
199436号等に記載されている。各処理液におけ
る、ジェット攪拌の方法は、より具体的には特開昭62
−183460号第3頁右下欄〜第4頁右下欄の発明の
実施例の項に記載された乳剤面に向かい合って設けられ
たノズルからポンプで圧送された液を吐出させる方式が
好ましい。ポンプとしてはイワキ社製のマグネットポン
プMD−10、MD−15、MD−20等を使用するこ
とが出来る。ノズルの穴径は直径0.3〜2mm、好ま
しくは0.5〜1.5mmである。また、ノズルはチャ
ンバー板面及び感光材料面に対しできるだけ垂直方向
に、かつ円形に開いていることが好ましいが、角度とし
ては搬送方向側から60度〜120度、形状として長方
形やスリット状でもよい。ノズルの数はタンク容量1L
当り5個〜200個、好ましくは10個〜100個であ
る。また、噴流が感光材料の一部に偏って当たると、現
像ムラや残色ムラが発生するため、同じ場所だけにあた
らないように、ノズルの位置を順次ずらしておくことが
好ましい。例えば搬送方向に対し垂直に2〜8個程度の
穴列を、適当な間隔で位置を少しずつ変えたものであ
る。ノズルから感光材料までの距離は近すぎると上記の
ムラが発生し易く、遠すぎると攪拌効果が弱まるので、
0.5〜12mmとするのが好ましく、より好ましくは
1〜9mmである。各ノズルから吐出す液の流速も、同
様に最適範囲が存在し、好ましくは0.5〜5m/秒、
特に好ましくは1〜3m/秒である。
【0018】次に本発明の処理機においては、一般に現
像処理は化学反応であるために、現像中の温度を指定の
温度で、一定の温度振れ幅の範囲に管理する事が写真性
能を安定に得るために必要なことである。特に自動現像
機では人が温度を調べることが無いために、温度の安定
管理は重要である。自動現像機におけるこのような温度
の自動制御、均質制御の部分を温度調節(温調)と言
う。言い換えれば、温調は処理槽の液温を指定の温度
に、しかも均質に保つための機能である。従って加熱す
る部分(H)と冷却する部分(C)(これは空冷の場合
にはいらない)と液を循環する部分(J)、さらには温
度検出部分(S)とに機能を分けることが出来る。Sは
温度制御に必要で処理槽に設置される事が好ましい。
(特開平1−170944) それぞれのH、C、Jの機能の組み合わせを処理槽中で
行う場合と、別槽中で行う場合とその中間とがある。
像処理は化学反応であるために、現像中の温度を指定の
温度で、一定の温度振れ幅の範囲に管理する事が写真性
能を安定に得るために必要なことである。特に自動現像
機では人が温度を調べることが無いために、温度の安定
管理は重要である。自動現像機におけるこのような温度
の自動制御、均質制御の部分を温度調節(温調)と言
う。言い換えれば、温調は処理槽の液温を指定の温度
に、しかも均質に保つための機能である。従って加熱す
る部分(H)と冷却する部分(C)(これは空冷の場合
にはいらない)と液を循環する部分(J)、さらには温
度検出部分(S)とに機能を分けることが出来る。Sは
温度制御に必要で処理槽に設置される事が好ましい。
(特開平1−170944) それぞれのH、C、Jの機能の組み合わせを処理槽中で
行う場合と、別槽中で行う場合とその中間とがある。
【0019】小液量処理槽ではHとJは少なくとも処理
槽外が好ましく、Hはサブタンク(処理槽と直接つなが
った空気開放槽)中に配置するか、循環経路中に設置す
るか、循環経路中に設置されたハンプタンク(空気未開
放槽:補充混合槽)中に設置するのが好ましい。循環に
用いるポンプは軸流(プロペラ)ポンプ、いわゆるケミ
カルポンプが多用されるが、スクリューポンプ、ギヤポ
ンプ、ピストンポンプなども使用できる。加熱する部分
(H)に使用するヒーターはニクロム線を絶縁体で埋包
したステンレスヒーター、セラミックの発熱を利用した
セラミックヒーター、カーボン繊維の発熱を利用した面
状ヒーター、鋳込みヒーター(体積型ヒーターでヒータ
ー中に空洞がありこの中に温調液を通過させて加熱する
方法)等があるが(特開昭62−246057)本目的
には鋳込みヒーターを用い循環系にヒーターを組み込む
方法が液量の増加も少なく、最も好ましい方法である。
この鋳込みヒーターは特開平5−80479、特開平5
−204117に詳細な記載がある。
槽外が好ましく、Hはサブタンク(処理槽と直接つなが
った空気開放槽)中に配置するか、循環経路中に設置す
るか、循環経路中に設置されたハンプタンク(空気未開
放槽:補充混合槽)中に設置するのが好ましい。循環に
用いるポンプは軸流(プロペラ)ポンプ、いわゆるケミ
カルポンプが多用されるが、スクリューポンプ、ギヤポ
ンプ、ピストンポンプなども使用できる。加熱する部分
(H)に使用するヒーターはニクロム線を絶縁体で埋包
したステンレスヒーター、セラミックの発熱を利用した
セラミックヒーター、カーボン繊維の発熱を利用した面
状ヒーター、鋳込みヒーター(体積型ヒーターでヒータ
ー中に空洞がありこの中に温調液を通過させて加熱する
方法)等があるが(特開昭62−246057)本目的
には鋳込みヒーターを用い循環系にヒーターを組み込む
方法が液量の増加も少なく、最も好ましい方法である。
この鋳込みヒーターは特開平5−80479、特開平5
−204117に詳細な記載がある。
【0020】小液量処理槽の温調を効率よく行うための
循環の流れは前述した循環方法に準じるが、特開平4−
83251の図1の様に例えばU字型スリット型処理槽
であればU字型の下部より液を取り出し、両側のU字型
の上部に戻す方式が好ましい。この図に有るように戻す
時は感材の幅全面に均一に液が吹きかけられるように感
材幅方向にスリットになったノズルで吹き出すのが最も
好ましい。また、U字型上部より液を取り出し、他方の
U字型の上部に戻す場合でサブタンクが有る場合には一
般的にサブタンク側から液を取り出す方が温調の安定化
の為に好ましい。この場合には、戻す側の液面上部には
液吹き出し防止用のブレードを設置すると良い。例え
ば、特開平3−257450の図2の78のワイパー部
材が好ましい。この場合、サブタンクに温調安定化を施
せば、サブタンクが無い方のU字型の上部から取り出す
方式の循環の方が液出し防止用のブレードを設置する必
要が無くなる。
循環の流れは前述した循環方法に準じるが、特開平4−
83251の図1の様に例えばU字型スリット型処理槽
であればU字型の下部より液を取り出し、両側のU字型
の上部に戻す方式が好ましい。この図に有るように戻す
時は感材の幅全面に均一に液が吹きかけられるように感
材幅方向にスリットになったノズルで吹き出すのが最も
好ましい。また、U字型上部より液を取り出し、他方の
U字型の上部に戻す場合でサブタンクが有る場合には一
般的にサブタンク側から液を取り出す方が温調の安定化
の為に好ましい。この場合には、戻す側の液面上部には
液吹き出し防止用のブレードを設置すると良い。例え
ば、特開平3−257450の図2の78のワイパー部
材が好ましい。この場合、サブタンクに温調安定化を施
せば、サブタンクが無い方のU字型の上部から取り出す
方式の循環の方が液出し防止用のブレードを設置する必
要が無くなる。
【0021】温度を一定に保つための制御も必要であ
る。感材が液に入った時、補充がなされた時の温度低下
に対する制御、ヒーターの加熱防止用の制御、省エネル
ギー制御、外気温度予測、その他等が有る。例えば特開
昭58−211149、特開昭62−238556、特
開昭62−238557、特開昭62−246058、
特開平1−177542、特開平1−200421、特
開平1−214850等である。
る。感材が液に入った時、補充がなされた時の温度低下
に対する制御、ヒーターの加熱防止用の制御、省エネル
ギー制御、外気温度予測、その他等が有る。例えば特開
昭58−211149、特開昭62−238556、特
開昭62−238557、特開昭62−246058、
特開平1−177542、特開平1−200421、特
開平1−214850等である。
【0022】本発明の処理機は、露光済の感光材料の処
理量に応じて、補充される機能を有することが好まし
い。補充の方法は、各種方式を採用することができる。
例えば、特開平5−173299号記載のように、循環
系の直接濃縮液を補充する方法、特開昭64−5556
0、同64−55561、同64−55562号記載の
ように完成液のカートリッジから直接タンクに補充する
完成補充液方式、EP−590583A1記載のように
濃縮液と水を直接タンクに補充する方法等が挙げられ
る。
理量に応じて、補充される機能を有することが好まし
い。補充の方法は、各種方式を採用することができる。
例えば、特開平5−173299号記載のように、循環
系の直接濃縮液を補充する方法、特開昭64−5556
0、同64−55561、同64−55562号記載の
ように完成液のカートリッジから直接タンクに補充する
完成補充液方式、EP−590583A1記載のように
濃縮液と水を直接タンクに補充する方法等が挙げられ
る。
【0023】本発明の処理機においては、液面の開口面
積は比較的小さいために、補充は循環系やサブタンクを
設けて、その箇所に補充するのが好ましい。また、循環
系に補充する場合には、循環経路の一部に膨らみを設け
(ハンプタンク)、その箇所に補充するのも好ましい方
法である。また、処理液の補充に関しては、補充ポンプ
が用いられるが、ベローズ式補充ポンプが好ましい。ま
た、補充精度を向上させる方法として、ポンプ停止時の
逆流を防止するため、補充ノズルへの送液チューブの径
を補足することは有効である。好ましい内径は1〜8m
m、特に好ましくは2〜5mmである。
積は比較的小さいために、補充は循環系やサブタンクを
設けて、その箇所に補充するのが好ましい。また、循環
系に補充する場合には、循環経路の一部に膨らみを設け
(ハンプタンク)、その箇所に補充するのも好ましい方
法である。また、処理液の補充に関しては、補充ポンプ
が用いられるが、ベローズ式補充ポンプが好ましい。ま
た、補充精度を向上させる方法として、ポンプ停止時の
逆流を防止するため、補充ノズルへの送液チューブの径
を補足することは有効である。好ましい内径は1〜8m
m、特に好ましくは2〜5mmである。
【0024】本発明の自動現像機には種々の部品材料が
用いられるが、好ましい材料を以下に記載する。処理槽
および温調槽等のタンク材質、処理ラックや接液部のガ
イド類の材質としては、変性PPO(変性ポリフェニレ
ンオキサイド)、変性PPE(変性ポリフェニレンエー
テル)樹脂が好ましい。変性PPOは日本ジーイープラ
スチック社製「ノリル」、変性PPEは旭化成工業製
「ザイロン」、三菱瓦斯化学製「ユピエース」等が挙げ
られる。これらの材質は現像液、定着液、漂白定着液な
どに対して耐薬品性の優れた材料である。これらの材料
は射出形成に適しており、また低発泡成形やシンプレス
成形、ガスカウンタープレッシャー成形などの各種の中
空成形も行うことができる利点がある。これらの成形方
法を利用して処理槽と温調槽の一体成形化や複雑な構造
のガイドやラック類の一体成形化が可能になった、さら
に肉厚な成形体やブロック等肉厚部材を作ることが可能
になった。エンジニアリングブロー成形によって自動現
像機のカバー類などの大型ハウジング部材などにも利用
できる。これらの材質は、一般のABSよりも耐熱温度
が高いため自動現像機の乾燥部材質にも使用できる。さ
らに耐熱や鋼性を必要な時はガラス繊維強化やフィラー
添加されたグレードを使用することができる。
用いられるが、好ましい材料を以下に記載する。処理槽
および温調槽等のタンク材質、処理ラックや接液部のガ
イド類の材質としては、変性PPO(変性ポリフェニレ
ンオキサイド)、変性PPE(変性ポリフェニレンエー
テル)樹脂が好ましい。変性PPOは日本ジーイープラ
スチック社製「ノリル」、変性PPEは旭化成工業製
「ザイロン」、三菱瓦斯化学製「ユピエース」等が挙げ
られる。これらの材質は現像液、定着液、漂白定着液な
どに対して耐薬品性の優れた材料である。これらの材料
は射出形成に適しており、また低発泡成形やシンプレス
成形、ガスカウンタープレッシャー成形などの各種の中
空成形も行うことができる利点がある。これらの成形方
法を利用して処理槽と温調槽の一体成形化や複雑な構造
のガイドやラック類の一体成形化が可能になった、さら
に肉厚な成形体やブロック等肉厚部材を作ることが可能
になった。エンジニアリングブロー成形によって自動現
像機のカバー類などの大型ハウジング部材などにも利用
できる。これらの材質は、一般のABSよりも耐熱温度
が高いため自動現像機の乾燥部材質にも使用できる。さ
らに耐熱や鋼性を必要な時はガラス繊維強化やフィラー
添加されたグレードを使用することができる。
【0025】また、ABS(アクリロニトリル・ブタジ
エン・スチレン樹脂)は、処理液(例えば、カラー現像
液、漂白液、定着液、漂白定着液)に対する耐薬品性を
有しているため、タンクの一部やラック類に使用するこ
とができる。電気化学工業製「デンカ」、宇部興産製
「サイコラック」や三菱モンサント化成、日本合成ゴム
など各社のABS樹脂を使用できる。ABSは、80℃
以下の環境で使用することが好ましい。また、ABSは
射出成形による成形性が良好で、成形時のヒケが少なく
平面性良く成形できるため自動現像機のハウジングにも
適した材料である。プロセサの供給部やカセット類にも
適した材質である。
エン・スチレン樹脂)は、処理液(例えば、カラー現像
液、漂白液、定着液、漂白定着液)に対する耐薬品性を
有しているため、タンクの一部やラック類に使用するこ
とができる。電気化学工業製「デンカ」、宇部興産製
「サイコラック」や三菱モンサント化成、日本合成ゴム
など各社のABS樹脂を使用できる。ABSは、80℃
以下の環境で使用することが好ましい。また、ABSは
射出成形による成形性が良好で、成形時のヒケが少なく
平面性良く成形できるため自動現像機のハウジングにも
適した材料である。プロセサの供給部やカセット類にも
適した材質である。
【0026】また、オレフィン系樹脂のPE(ポリエチ
レン)、PP(ポリプロピレン)は、処理液一般に(例
えば、カラー現像液、漂白液、定着液、安定液)に対し
て高い耐薬品性を有している。PEは昭和電工、宇部興
産などで多数の製品がある。PPは宇部興産、チッソ、
三井東圧化学、旭化成など多数の製品がある。自動現像
機では補充タンクや廃液タンクなどの材質として使用さ
れている。材料が安価で中空成形で容易に大型タンクを
製作できるため、高い寸法精度を必要としない部位に好
ましく用いることができる。
レン)、PP(ポリプロピレン)は、処理液一般に(例
えば、カラー現像液、漂白液、定着液、安定液)に対し
て高い耐薬品性を有している。PEは昭和電工、宇部興
産などで多数の製品がある。PPは宇部興産、チッソ、
三井東圧化学、旭化成など多数の製品がある。自動現像
機では補充タンクや廃液タンクなどの材質として使用さ
れている。材料が安価で中空成形で容易に大型タンクを
製作できるため、高い寸法精度を必要としない部位に好
ましく用いることができる。
【0027】また、PVC(ポリ塩化ビニル樹脂)は、
耐薬品性に優れ、安価で簡単に溶接できるため加工性に
すぐれている。PVCとしては電気化学工業や理研ビニ
ル工業などのほかに各種モールダーメーカーなど多くの
会社より多品種が生産されている。タキロン工業「タキ
ロンプレート」や三菱樹脂「ヒシプレート」から押出成
形された板材が市販されており、また各種変性処理され
たPVCも市販されており容易に用いることができる。
アクリル変性PVCとしては、筒中プラスチック「カイ
ダック」やサンアロー化学などから市販されている。ア
クリル変性PVCは、表面が平滑に仕上がり撥水性が良
く、タンクに使用した場合、処理液の析出(例 発色現
像液から主薬などの析出)をひきおこしにくく適した材
料である。PVCの押出や射出成形品の表面を平滑にす
るための工夫としては、変性PVCの他に大豆油などを
添加して成形時の流動性を向上させることは効果が高
い。大豆油(好ましくは変性大豆油)の添加は、樹脂表
面を平滑化し、スリキズなどによって感材の品質を損ね
ないだけでなく、成形時の流動性を向上させる効果があ
る。
耐薬品性に優れ、安価で簡単に溶接できるため加工性に
すぐれている。PVCとしては電気化学工業や理研ビニ
ル工業などのほかに各種モールダーメーカーなど多くの
会社より多品種が生産されている。タキロン工業「タキ
ロンプレート」や三菱樹脂「ヒシプレート」から押出成
形された板材が市販されており、また各種変性処理され
たPVCも市販されており容易に用いることができる。
アクリル変性PVCとしては、筒中プラスチック「カイ
ダック」やサンアロー化学などから市販されている。ア
クリル変性PVCは、表面が平滑に仕上がり撥水性が良
く、タンクに使用した場合、処理液の析出(例 発色現
像液から主薬などの析出)をひきおこしにくく適した材
料である。PVCの押出や射出成形品の表面を平滑にす
るための工夫としては、変性PVCの他に大豆油などを
添加して成形時の流動性を向上させることは効果が高
い。大豆油(好ましくは変性大豆油)の添加は、樹脂表
面を平滑化し、スリキズなどによって感材の品質を損ね
ないだけでなく、成形時の流動性を向上させる効果があ
る。
【0028】発色現像主薬などの析出対策や感材の搬送
性向上のために処理槽や処理部のガイドの材質として、
結晶性ポリマーが用いることができる。PBT(ポリブ
チレンテレフタレート)、HDPE(超高密度ポリエチ
レン樹脂)、PTFE(ポリ四ふっ化エチレン樹脂)、
PFA(四ふっ化エチレン・パーフルオロアルコキシエ
チレン樹脂)、PVDF(ポリふっ化ビニリデン樹脂)
などが感材が接触するガイドや処理液(例えば、発色現
像液)が析出しやすい液界面部分などに適している。上
記のふっ化物はPPEなどの他の材質にコーティングし
ても効果を発揮する。
性向上のために処理槽や処理部のガイドの材質として、
結晶性ポリマーが用いることができる。PBT(ポリブ
チレンテレフタレート)、HDPE(超高密度ポリエチ
レン樹脂)、PTFE(ポリ四ふっ化エチレン樹脂)、
PFA(四ふっ化エチレン・パーフルオロアルコキシエ
チレン樹脂)、PVDF(ポリふっ化ビニリデン樹脂)
などが感材が接触するガイドや処理液(例えば、発色現
像液)が析出しやすい液界面部分などに適している。上
記のふっ化物はPPEなどの他の材質にコーティングし
ても効果を発揮する。
【0029】処理部のローラー材質としては、PVC
(ポリ塩化ビニル樹脂)、PP(ポリプロピレン)、P
E(ポリエチレン)、UHMPE(超高分子量ポリエチ
レン)、PMP(ポリメチルペンテン)、PPS(ポリ
フェニレンサルファイド)、変性PPO(変性ポリフェ
ニレンオキサイド)、変性PPE(変性ポリフェニレン
エーテル)などの熱可塑性樹脂が適している。PP、P
E、PMPなどのオレフィン系樹脂はローラー表面を平
滑に射出成形でき、比重が小さいため回転負荷が小さく
できるため、搬送される感材の乳剤面側にキズがつきに
くく適している。これらは、ターン部のローラーなどに
良く使われている。UHMPEやPTFE(PFAやP
VDFを含む)などの材質は、感材が摺動する部分や処
理液の撥水を必要とする部分に適している。ローラーに
処理液の析出部が付着して固化したものによって感材が
きずつけられるのを防ぐ効果がある。
(ポリ塩化ビニル樹脂)、PP(ポリプロピレン)、P
E(ポリエチレン)、UHMPE(超高分子量ポリエチ
レン)、PMP(ポリメチルペンテン)、PPS(ポリ
フェニレンサルファイド)、変性PPO(変性ポリフェ
ニレンオキサイド)、変性PPE(変性ポリフェニレン
エーテル)などの熱可塑性樹脂が適している。PP、P
E、PMPなどのオレフィン系樹脂はローラー表面を平
滑に射出成形でき、比重が小さいため回転負荷が小さく
できるため、搬送される感材の乳剤面側にキズがつきに
くく適している。これらは、ターン部のローラーなどに
良く使われている。UHMPEやPTFE(PFAやP
VDFを含む)などの材質は、感材が摺動する部分や処
理液の撥水を必要とする部分に適している。ローラーに
処理液の析出部が付着して固化したものによって感材が
きずつけられるのを防ぐ効果がある。
【0030】これらの材質をローラー表面(コーティン
グを含む)に備えたローラーは、処理液の界面に位置す
るローラーやスクイズ部分のローラーに適している。P
VCは、押出成形によってローラーに加工しやすく適し
ている。また、2重押出成形によってローラーの表面に
硬度の低い軟質の樹脂部分を有したローラーを容易に製
造することができ、感材に対してソフトタッチで接触で
き好ましい。搬送力を伴うローラーにはPVCの他に変
性PPO、変性PPE、変性PPSなどが鋼性を高く、
高い回転トルクに耐えることができるため適している。
これらは、鋼性をさらに高めるためにガラス繊維強化や
マイカ、タルク、チタン酸カリウムなどのミネラル添加
の強化剤を使用することが好ましい。強化物を添加する
ことによってローラーの曲げ弾性率が向上して経時変化
によるクリープ変形を防止でき長期の使用によってロー
ラーが撓むことがなく安定した搬送性を確保することが
できる。また、無機物を樹脂に添加して成形することで
ローラー表面に現れた無機質粒子によって表面を梨地状
に荒らして搬送物のスリップを防止することができる。
添加する無機物の粒子径や添加量を調製しローラー表面
粗度をコントロールできる。
グを含む)に備えたローラーは、処理液の界面に位置す
るローラーやスクイズ部分のローラーに適している。P
VCは、押出成形によってローラーに加工しやすく適し
ている。また、2重押出成形によってローラーの表面に
硬度の低い軟質の樹脂部分を有したローラーを容易に製
造することができ、感材に対してソフトタッチで接触で
き好ましい。搬送力を伴うローラーにはPVCの他に変
性PPO、変性PPE、変性PPSなどが鋼性を高く、
高い回転トルクに耐えることができるため適している。
これらは、鋼性をさらに高めるためにガラス繊維強化や
マイカ、タルク、チタン酸カリウムなどのミネラル添加
の強化剤を使用することが好ましい。強化物を添加する
ことによってローラーの曲げ弾性率が向上して経時変化
によるクリープ変形を防止でき長期の使用によってロー
ラーが撓むことがなく安定した搬送性を確保することが
できる。また、無機物を樹脂に添加して成形することで
ローラー表面に現れた無機質粒子によって表面を梨地状
に荒らして搬送物のスリップを防止することができる。
添加する無機物の粒子径や添加量を調製しローラー表面
粗度をコントロールできる。
【0031】搬送ローラーの直径が小さいものや感材の
幅が広くローラー長の長いものには熱硬化性樹脂が適し
ている。PF(フェノール樹脂)、熱硬化性ウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂が好ましい。エポキシ樹脂
もアルカリ性処理液以外の一部の処理液には適してい
る。PFとしてはレゾール系が好ましく、三井東圧化学
「OR−85」は特に適している。補強のためにグラフ
ァイトを添加するとよい。このローラーは細く(例えば
外径8mm)できるため、処理ラックを小型化できる。
熱硬化性ウレタン樹脂としては、日本ユニポリマー「ユ
ニロン」、大日本インキ化学工業「パンデックス」、武
田薬品工業「タケネート」などが適している。現像液に
よる耐汚染防止のためにはフッ素径樹脂で被膜されたロ
ーラーも好ましい。具体的には、特開平4−16195
5号に開示された樹脂などを用いることができる。
幅が広くローラー長の長いものには熱硬化性樹脂が適し
ている。PF(フェノール樹脂)、熱硬化性ウレタン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂が好ましい。エポキシ樹脂
もアルカリ性処理液以外の一部の処理液には適してい
る。PFとしてはレゾール系が好ましく、三井東圧化学
「OR−85」は特に適している。補強のためにグラフ
ァイトを添加するとよい。このローラーは細く(例えば
外径8mm)できるため、処理ラックを小型化できる。
熱硬化性ウレタン樹脂としては、日本ユニポリマー「ユ
ニロン」、大日本インキ化学工業「パンデックス」、武
田薬品工業「タケネート」などが適している。現像液に
よる耐汚染防止のためにはフッ素径樹脂で被膜されたロ
ーラーも好ましい。具体的には、特開平4−16195
5号に開示された樹脂などを用いることができる。
【0032】ニップローラー等の軟質ローラーには、エ
ラストマーを用いることができる。例えば、オレフィン
系エラストマー、スチレン系エラストマー、ウレタン系
エラストマー、塩ビ系エラストマーなどが好ましい。処
理部のギヤ、スプロケットとしては、PA(ポリアミ
ド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、UHM
PE(超高分子量ポリエチレン)、PPS(ポリフェニ
レンサルファイド)、LCP(全芳香族ポリエステル樹
脂、液晶ポリマー)、PEEK(ポリエーテルエーテル
ケトン)など熱可塑性結晶性樹脂が適している。
ラストマーを用いることができる。例えば、オレフィン
系エラストマー、スチレン系エラストマー、ウレタン系
エラストマー、塩ビ系エラストマーなどが好ましい。処
理部のギヤ、スプロケットとしては、PA(ポリアミ
ド)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、UHM
PE(超高分子量ポリエチレン)、PPS(ポリフェニ
レンサルファイド)、LCP(全芳香族ポリエステル樹
脂、液晶ポリマー)、PEEK(ポリエーテルエーテル
ケトン)など熱可塑性結晶性樹脂が適している。
【0033】PAとしては、66ナイロン、6ナイロ
ン、12ナイロン等のポリアミド樹脂のほかに分子鎖中
に芳香族環をもつ芳香族系ポリアミドや変性ポリアミド
が含まれる。66ナイロン、6ナイロンとしては東レや
デュポン「ザイテル」、12ナイロンとしては東レ「リ
ルサン」、ダイセル・ヒュルス「ダイアミド」などが適
している。芳香族系ポリアミドとしては、三菱瓦斯化学
「レニー」ポリアミドMXD6、変性ポリアミドでは三
井石油化学「アーレン」変性ポリアミド6Tなどが適し
ている。PAは、吸水率が高いため処理液中で膨潤しや
すいためガラス繊維強化や炭素繊維強化グレードが好ま
しい。芳香族系ポリアミドは、比較的吸水率が低いため
膨潤しにくく、高い寸法精度を得ることができる。その
ほかコンプレッション成形によって得られたMCナイロ
ンのような高分子量品は繊維強化なしでも十分な性能を
得ることができる。そのほかに、「ポリスライダー」の
ような含油ナイロン樹脂も使われる。
ン、12ナイロン等のポリアミド樹脂のほかに分子鎖中
に芳香族環をもつ芳香族系ポリアミドや変性ポリアミド
が含まれる。66ナイロン、6ナイロンとしては東レや
デュポン「ザイテル」、12ナイロンとしては東レ「リ
ルサン」、ダイセル・ヒュルス「ダイアミド」などが適
している。芳香族系ポリアミドとしては、三菱瓦斯化学
「レニー」ポリアミドMXD6、変性ポリアミドでは三
井石油化学「アーレン」変性ポリアミド6Tなどが適し
ている。PAは、吸水率が高いため処理液中で膨潤しや
すいためガラス繊維強化や炭素繊維強化グレードが好ま
しい。芳香族系ポリアミドは、比較的吸水率が低いため
膨潤しにくく、高い寸法精度を得ることができる。その
ほかコンプレッション成形によって得られたMCナイロ
ンのような高分子量品は繊維強化なしでも十分な性能を
得ることができる。そのほかに、「ポリスライダー」の
ような含油ナイロン樹脂も使われる。
【0034】PBTはPAとは反対に極めて吸水率が低
いため処理液に対して高い耐薬品性を有している。東レ
や大日本インキ化学工業のPBTや日本ジーイープラス
チックス「バロックス」が用いられる。PBTはガラス
繊維強化品でも未強化品でも部位に応じて使用される。
ギヤの噛み合いを良化するためにはガラス強化品と未強
化品と組み合わせて使用することが好ましい。
いため処理液に対して高い耐薬品性を有している。東レ
や大日本インキ化学工業のPBTや日本ジーイープラス
チックス「バロックス」が用いられる。PBTはガラス
繊維強化品でも未強化品でも部位に応じて使用される。
ギヤの噛み合いを良化するためにはガラス強化品と未強
化品と組み合わせて使用することが好ましい。
【0035】UHMPEとしては、未強化品が適してお
り、三井石油化学「リューブマー」、「ハイゼックスミ
リオン」、作新工業「ニューライト」、旭化成「サンフ
ァイン」、大日本印刷「超高分子ポリエチレンUHM
W」が適している。PPSとしては、ガラス繊維や炭素
繊維強化のものが好ましい。LCPとしては、ICIジ
ャパン「ビクトレックス」、住友化学「エコノール」、
日本石油「ザイダー」、ポリプラスチックス「ベクト
ラ」などを用いることができる。PEEKは、現像機の
いずれの処理液に対しても極めて耐薬品性や耐久性が良
好で未強化品で十分な性能を発揮する好適な材質であ
る。軸受などの材質としては、超高分子ポリエチレンな
どが好ましい。
り、三井石油化学「リューブマー」、「ハイゼックスミ
リオン」、作新工業「ニューライト」、旭化成「サンフ
ァイン」、大日本印刷「超高分子ポリエチレンUHM
W」が適している。PPSとしては、ガラス繊維や炭素
繊維強化のものが好ましい。LCPとしては、ICIジ
ャパン「ビクトレックス」、住友化学「エコノール」、
日本石油「ザイダー」、ポリプラスチックス「ベクト
ラ」などを用いることができる。PEEKは、現像機の
いずれの処理液に対しても極めて耐薬品性や耐久性が良
好で未強化品で十分な性能を発揮する好適な材質であ
る。軸受などの材質としては、超高分子ポリエチレンな
どが好ましい。
【0036】自動現像機の処理液中で使用されるバネや
スプリングとしては通常ステンレス(SUS316)、
チタンなとが使用される。チタンではバネやスプリング
を適切につくることができない場合、プラスチックスプ
リングを用いることができる。荷重が加わった時の変形
量が少ない(フック則の臨界歪が1.6%以下)用途で
あれば、PBT(例 日本ジーイープラスチックス「バ
ロックス310」など)、PP(例 旭化成「M−15
00」など)、変性PPO(例 日本ジーイープラスチ
ックス「ノリル731J」など)、変性PPE(例 旭
化成「ザイロン220V」など)で使用が用いられる。
スプリング力が弱い場合、ガラス繊維強化した材質を使
用することも効果がある。
スプリングとしては通常ステンレス(SUS316)、
チタンなとが使用される。チタンではバネやスプリング
を適切につくることができない場合、プラスチックスプ
リングを用いることができる。荷重が加わった時の変形
量が少ない(フック則の臨界歪が1.6%以下)用途で
あれば、PBT(例 日本ジーイープラスチックス「バ
ロックス310」など)、PP(例 旭化成「M−15
00」など)、変性PPO(例 日本ジーイープラスチ
ックス「ノリル731J」など)、変性PPE(例 旭
化成「ザイロン220V」など)で使用が用いられる。
スプリング力が弱い場合、ガラス繊維強化した材質を使
用することも効果がある。
【0037】スプリングが長期にわたって安定したニッ
プ力を得るためには、PSF(ポリスルホン)、PAR
(ポリアリレート)、PES(ポリエーテルスルホ
ン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PAI(ポリア
ミドイミド)が適している。特にスーパーエンプラの非
結晶性樹脂が優れておりPSF、PES、PEIは、特
に好ましい。PSFは、アモコ「ユーデルP170
0」、PESはICI「VICTREX 4800
G」、PEIは日本ジーイープラスチックス「ウルテ
ム」などが使用できる。強い荷重で長期に使用するスプ
リングの場合はPEEKやPPS、LCPなどの結晶性
樹脂が使われる。非結晶樹脂はクリープが少なく、成形
時の寸法精度がきわめて良いため、低荷重のバネにはき
わめて適している。高い疲労限界応力を必要とする部位
では結晶性樹脂が適しておりPEEKは、ICI「VI
CTREX 450G」、PPS「ライトン」、LCP
I型 住友化学「エコノール E2000」、LCPI
I型ポリプラスチック「ベクトラ A950」などが代
表的なグレードである。
プ力を得るためには、PSF(ポリスルホン)、PAR
(ポリアリレート)、PES(ポリエーテルスルホ
ン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PAI(ポリア
ミドイミド)が適している。特にスーパーエンプラの非
結晶性樹脂が優れておりPSF、PES、PEIは、特
に好ましい。PSFは、アモコ「ユーデルP170
0」、PESはICI「VICTREX 4800
G」、PEIは日本ジーイープラスチックス「ウルテ
ム」などが使用できる。強い荷重で長期に使用するスプ
リングの場合はPEEKやPPS、LCPなどの結晶性
樹脂が使われる。非結晶樹脂はクリープが少なく、成形
時の寸法精度がきわめて良いため、低荷重のバネにはき
わめて適している。高い疲労限界応力を必要とする部位
では結晶性樹脂が適しておりPEEKは、ICI「VI
CTREX 450G」、PPS「ライトン」、LCP
I型 住友化学「エコノール E2000」、LCPI
I型ポリプラスチック「ベクトラ A950」などが代
表的なグレードである。
【0038】スクイズローラー等の軟質材料としては、
発泡、塩化ビニル樹脂や発泡シリコン樹脂、発泡ウレタ
ン樹脂が適している。発泡ウレタン樹脂としては東洋ポ
リマー(株)製「ルビセル」が挙げられる。
発泡、塩化ビニル樹脂や発泡シリコン樹脂、発泡ウレタ
ン樹脂が適している。発泡ウレタン樹脂としては東洋ポ
リマー(株)製「ルビセル」が挙げられる。
【0039】配管、配管の継手、アジテーションジェッ
トパイプの継手、シール材などのゴム材質およびエラス
トマーとしては、EPDMゴム、シリコンゴム、バイト
ンゴム、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラス
トマー、ウレタン系エラストマー、塩ビ系エラストマー
などが好ましい。具体例としては、住友ベークライト
(株)製「スミフレックス」、三井石油化学(株)製
「ミラストマー」(オレフィン系エラストマー)、三菱
油化(株)製「サーモラン」(ゴム入りオレフィン系エ
ラストマー)、同「ラバロン」、日本モンサント化成
(株)又はエーイーエス・ジャパン(株)製「サントプ
レーン」、三菱化成ビニル(株)製「サンプレーン」
(高弾性塩ビ系エラストマー)、特開平3−19805
2号に記載のシリコンゴムやバイトンゴムなどを挙げる
ことができる。
トパイプの継手、シール材などのゴム材質およびエラス
トマーとしては、EPDMゴム、シリコンゴム、バイト
ンゴム、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラス
トマー、ウレタン系エラストマー、塩ビ系エラストマー
などが好ましい。具体例としては、住友ベークライト
(株)製「スミフレックス」、三井石油化学(株)製
「ミラストマー」(オレフィン系エラストマー)、三菱
油化(株)製「サーモラン」(ゴム入りオレフィン系エ
ラストマー)、同「ラバロン」、日本モンサント化成
(株)又はエーイーエス・ジャパン(株)製「サントプ
レーン」、三菱化成ビニル(株)製「サンプレーン」
(高弾性塩ビ系エラストマー)、特開平3−19805
2号に記載のシリコンゴムやバイトンゴムなどを挙げる
ことができる。
【0040】搬送ベルトなどのベルトの芯材としては、
超高強度ポリエチレン樹脂繊維(例えば、特開平4−6
554号に記載)、ポリフッ化ビニリデン樹脂繊維(例
えば、特開平4−16941号に記載)、アラミド繊維
(例えば、東レ・デュポン(株)製「ケブラ」)などを
用いることができる。
超高強度ポリエチレン樹脂繊維(例えば、特開平4−6
554号に記載)、ポリフッ化ビニリデン樹脂繊維(例
えば、特開平4−16941号に記載)、アラミド繊維
(例えば、東レ・デュポン(株)製「ケブラ」)などを
用いることができる。
【0041】以上述べてきた処理装置の処理槽を初めと
した各々の個所に用いられるプラスチックなどの材料に
ついては、「プラスチック成形材料商取引便覧−特性デ
ーターベース−1991年版」(株)合成樹脂工業新聞
社発行に基づいて容易に選択、入手することができる。
した各々の個所に用いられるプラスチックなどの材料に
ついては、「プラスチック成形材料商取引便覧−特性デ
ーターベース−1991年版」(株)合成樹脂工業新聞
社発行に基づいて容易に選択、入手することができる。
【0042】本発明において、1パートで構成されてい
る液体発色現像濃縮液とは、発色現像に必要な全ての成
分が含有されており、1つの容器に収納された一種類の
液体を水で希釈するだけで、或いは、水で希釈せずにそ
のままで、発色現像液及び/または発色現像補充液とし
て使用できるものであり、他の容器に分離収納された成
分の添加を要しないものである。また、本発明の処理方
法において、液体発色現像濃縮液は使用に際して水で希
釈されるが、1パートで構成されている液体発色現像濃
縮液を1つの容器から現像槽に補充する際に、その途中
で水で希釈される場合は含まれるが、1パートで構成さ
れている液体発色現像濃縮液を予め溶解タンク等で水で
希釈し、その後の希釈された液を現像槽に投入する場合
は除かれる。
る液体発色現像濃縮液とは、発色現像に必要な全ての成
分が含有されており、1つの容器に収納された一種類の
液体を水で希釈するだけで、或いは、水で希釈せずにそ
のままで、発色現像液及び/または発色現像補充液とし
て使用できるものであり、他の容器に分離収納された成
分の添加を要しないものである。また、本発明の処理方
法において、液体発色現像濃縮液は使用に際して水で希
釈されるが、1パートで構成されている液体発色現像濃
縮液を1つの容器から現像槽に補充する際に、その途中
で水で希釈される場合は含まれるが、1パートで構成さ
れている液体発色現像濃縮液を予め溶解タンク等で水で
希釈し、その後の希釈された液を現像槽に投入する場合
は除かれる。
【0043】液体発色現像濃縮液を予め溶解タンクに水
と混合して保存すると、保存中に液体発色現像濃縮液の
含有成分が空気酸化されやすくなる。したがって、液体
発色現像濃縮液は速やかに直接現像槽に供給されること
が必要である。また、本発明の液体発色現像濃縮液は、
0.01モル/リットル以上の亜硫酸塩を含有する場合に好
ましく適用されるものである。
と混合して保存すると、保存中に液体発色現像濃縮液の
含有成分が空気酸化されやすくなる。したがって、液体
発色現像濃縮液は速やかに直接現像槽に供給されること
が必要である。また、本発明の液体発色現像濃縮液は、
0.01モル/リットル以上の亜硫酸塩を含有する場合に好
ましく適用されるものである。
【0044】本発明の液体発色現像濃縮液は、25℃に
おける比重が1.05から1.13の範囲になるように
調製するが、好ましくは1.06から1.12の範囲に
なるように調製し、特に好ましくは1.08から1.1
0の範囲になるように調製する。従来、処理に使用され
る発色現像液や発色現像補充液の比重は、1.035か
ら1.045の範囲にあり、前記した特開昭63−17
453号に記載の1パートの液体発色現像剤の比重もこ
の範囲にある。即ち、本発明の液体発色現像濃縮液の比
重は、従来の発色現像液や発色現像補充液、更には1パ
ートの液体発色現像剤に比べて高い範囲にあることが特
徴である。
おける比重が1.05から1.13の範囲になるように
調製するが、好ましくは1.06から1.12の範囲に
なるように調製し、特に好ましくは1.08から1.1
0の範囲になるように調製する。従来、処理に使用され
る発色現像液や発色現像補充液の比重は、1.035か
ら1.045の範囲にあり、前記した特開昭63−17
453号に記載の1パートの液体発色現像剤の比重もこ
の範囲にある。即ち、本発明の液体発色現像濃縮液の比
重は、従来の発色現像液や発色現像補充液、更には1パ
ートの液体発色現像剤に比べて高い範囲にあることが特
徴である。
【0045】このような比重の調節は、液体発色現像濃
縮液中の成分を溶解させる水の量を調節することによっ
て行われるが、この場合、各成分の溶解性を向上させる
ために水溶性の溶解助剤を用いることが好ましい。この
ような溶解助剤の例としては、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアル
コールなどのアルコール類、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、分子量6
000以下のポリエチレングリコールなどのグリコール
類、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどの
アルカノールアミン類、パラトルエンスルホン酸ナトリ
ウム、パラトルエンスルホン酸カリウムなどが好まし
く、特にはジエチレングリコールとパラトルエンスルホ
ン酸塩が好ましい。また、発色現像液、発色現像補充液
の成分として知られる炭酸ナトリウムや炭酸カリウム、
その他、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ニトリロ三酢
酸、エチレンジアミン四メチレンホスホン酸、ニトリロ
トリメチレンホスホン酸などのキレート剤のナトリウム
塩やカリウム塩を、他の成分との通常の量比以上に添加
して比重を高めることも好ましい。さらに、発色現像濃
縮液の性能に影響の少ない化合物を添加して比重を調節
することもできる。このような比重調整剤の例として
は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化ナトリム、塩
化カリウムなどのアルカリ金属硫酸塩やアルカリ金属塩
化物のほか、酢酸、シュウ酸、クエン酸、マレイン酸、
コハク酸、酒石酸、アジピン酸、グリコール酸、乳酸、
グルタル酸などの有機酸をナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩の形で含有せしめてもよいし、可溶性澱粉、
サッカロース、グルコース、フルクトースなどの糖類を
含有せしめてもよい。その他、特開平6−102627
号に記載の各種の単糖類を含有せしめてもよい。また、
パラトルエンスルフィン酸、メタカルボキシスルフィン
酸など、特開平1−224762号に記載のスルフィン
酸及びその塩を含有せしめることもできる。以上の比重
調整剤の中では、硫酸塩、スルフィン酸塩、可溶性澱
粉、サッカロースが好ましい。本発明における比重調整
の効果の作用機構は明確ではないが、空気中の酸素や二
酸化炭素の処理剤中への吸収速度、処理剤中成分の相互
の反応速度の変化が組み合わさって、本発明の比重範囲
において最適効果を生み出すものと推定される。
縮液中の成分を溶解させる水の量を調節することによっ
て行われるが、この場合、各成分の溶解性を向上させる
ために水溶性の溶解助剤を用いることが好ましい。この
ような溶解助剤の例としては、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、プロピルアルコール、イソプロピルアル
コールなどのアルコール類、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、分子量6
000以下のポリエチレングリコールなどのグリコール
類、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどの
アルカノールアミン類、パラトルエンスルホン酸ナトリ
ウム、パラトルエンスルホン酸カリウムなどが好まし
く、特にはジエチレングリコールとパラトルエンスルホ
ン酸塩が好ましい。また、発色現像液、発色現像補充液
の成分として知られる炭酸ナトリウムや炭酸カリウム、
その他、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ニトリロ三酢
酸、エチレンジアミン四メチレンホスホン酸、ニトリロ
トリメチレンホスホン酸などのキレート剤のナトリウム
塩やカリウム塩を、他の成分との通常の量比以上に添加
して比重を高めることも好ましい。さらに、発色現像濃
縮液の性能に影響の少ない化合物を添加して比重を調節
することもできる。このような比重調整剤の例として
は、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、塩化ナトリム、塩
化カリウムなどのアルカリ金属硫酸塩やアルカリ金属塩
化物のほか、酢酸、シュウ酸、クエン酸、マレイン酸、
コハク酸、酒石酸、アジピン酸、グリコール酸、乳酸、
グルタル酸などの有機酸をナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩の形で含有せしめてもよいし、可溶性澱粉、
サッカロース、グルコース、フルクトースなどの糖類を
含有せしめてもよい。その他、特開平6−102627
号に記載の各種の単糖類を含有せしめてもよい。また、
パラトルエンスルフィン酸、メタカルボキシスルフィン
酸など、特開平1−224762号に記載のスルフィン
酸及びその塩を含有せしめることもできる。以上の比重
調整剤の中では、硫酸塩、スルフィン酸塩、可溶性澱
粉、サッカロースが好ましい。本発明における比重調整
の効果の作用機構は明確ではないが、空気中の酸素や二
酸化炭素の処理剤中への吸収速度、処理剤中成分の相互
の反応速度の変化が組み合わさって、本発明の比重範囲
において最適効果を生み出すものと推定される。
【0046】次に、本発明の一般式(I)の化合物につ
いて詳細に説明する。一般式(I)において、Lは炭素
数1〜10の直鎖または分岐鎖の置換してもよいアルキ
レン基を表わし、炭素数1〜5が好ましい。具体的に
は、メチレン、エチレン、トリメチレン、プロピレンが
好ましい例として挙げられる。置換基としては、カルボ
キシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ基、アルキ
ル置換してもよいアミノ基を表わし、カルボキシ基、ス
ルホ基、ヒドロキシ基が好ましい例として挙げられる。
Aはカルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ
基、アルキル置換してもよいアミノ基を表わし、カルボ
キシ基、スルホ基、ヒドロキシ基が好ましい例として挙
げられる。これらはナトリム、カリウム、リチウムなど
の塩であってもよい。−L−Aの例としては、カルボキ
シメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル
基、スルホエチル基、スルホプロピル基、ヒドロキシエ
チル基を好ましい例として挙げることができる。Rは水
素原子、炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖の置換して
もよいアルキル基を表わし、炭素数1〜5が好ましい。
置換基としては、カルボキシ基、スルホ基、ホスホノ
基、ヒドロキシ基、またはアルキル置換してもよいアミ
ノ基を表わし、カルボキシ基、スルホ基、ヒドロキシ基
を好ましい例としてあげることができる。これらの置換
基はナトリウム、カリウム、リチウムなどの塩であって
もよい。 次に本発明の具体的化合物を記すが、本発
明の化合物はこれらに限定されるものではない。
いて詳細に説明する。一般式(I)において、Lは炭素
数1〜10の直鎖または分岐鎖の置換してもよいアルキ
レン基を表わし、炭素数1〜5が好ましい。具体的に
は、メチレン、エチレン、トリメチレン、プロピレンが
好ましい例として挙げられる。置換基としては、カルボ
キシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ基、アルキ
ル置換してもよいアミノ基を表わし、カルボキシ基、ス
ルホ基、ヒドロキシ基が好ましい例として挙げられる。
Aはカルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ
基、アルキル置換してもよいアミノ基を表わし、カルボ
キシ基、スルホ基、ヒドロキシ基が好ましい例として挙
げられる。これらはナトリム、カリウム、リチウムなど
の塩であってもよい。−L−Aの例としては、カルボキ
シメチル基、カルボキシエチル基、カルボキシプロピル
基、スルホエチル基、スルホプロピル基、ヒドロキシエ
チル基を好ましい例として挙げることができる。Rは水
素原子、炭素数1〜10の直鎖または分岐鎖の置換して
もよいアルキル基を表わし、炭素数1〜5が好ましい。
置換基としては、カルボキシ基、スルホ基、ホスホノ
基、ヒドロキシ基、またはアルキル置換してもよいアミ
ノ基を表わし、カルボキシ基、スルホ基、ヒドロキシ基
を好ましい例としてあげることができる。これらの置換
基はナトリウム、カリウム、リチウムなどの塩であって
もよい。 次に本発明の具体的化合物を記すが、本発
明の化合物はこれらに限定されるものではない。
【0047】
【化3】
【0048】
【化4】
【0049】
【化5】
【0050】
【化6】
【0051】
【化7】
【0052】
【化8】
【0053】
【化9】
【0054】上記の具体的な化合物の中でも、例示化合
物(2)、例示化合物(6)、例示化合物(16)が好
ましく、特に例示化合物(6)が好ましい。これらの化
合物は特開平3−56456号(米国特許第5、26
2、563号、同5、248、811号)、特開平3−
157354号記載の合成方法によって合成することが
できる。
物(2)、例示化合物(6)、例示化合物(16)が好
ましく、特に例示化合物(6)が好ましい。これらの化
合物は特開平3−56456号(米国特許第5、26
2、563号、同5、248、811号)、特開平3−
157354号記載の合成方法によって合成することが
できる。
【0055】本発明において、一般式(I)の化合物
は、液体発色現像濃縮液中に0.001から0.2モル
/リットルを含有せしめるのが好ましく、特には0.005
から0.07モル/リットル、さらには0.01から0.0
5モル/リットルを含有せしめるのが好ましい。液体発色現
像濃縮液には、上記の化合物を1種類だけを使用しても
よく、2種類以上を併用してもよい。併用する場合、一
般式(I)の化合物の合計の濃度が上記の値になること
が好ましい。
は、液体発色現像濃縮液中に0.001から0.2モル
/リットルを含有せしめるのが好ましく、特には0.005
から0.07モル/リットル、さらには0.01から0.0
5モル/リットルを含有せしめるのが好ましい。液体発色現
像濃縮液には、上記の化合物を1種類だけを使用しても
よく、2種類以上を併用してもよい。併用する場合、一
般式(I)の化合物の合計の濃度が上記の値になること
が好ましい。
【0056】本発明の液体発色現像濃縮液においては、
従来、保恒剤として汎用されてきたヒドロキシルアミン
は、0.02モル/リットル以下にすることが好ましく、特
には0.01モル/リットル以下にすることが好ましい。さ
らに最も好ましくは、まったく含有しないようにするこ
とである。
従来、保恒剤として汎用されてきたヒドロキシルアミン
は、0.02モル/リットル以下にすることが好ましく、特
には0.01モル/リットル以下にすることが好ましい。さ
らに最も好ましくは、まったく含有しないようにするこ
とである。
【0057】本発明の液体発色現像濃縮液は、二酸化炭
素の透過速度が25ミリリットル/(m2・24hrs ・atm)以下の
材料で構成された容器内に、空隙率が0.15から0.
05になるように充填されていることが本発明の効果を
高める上で好ましい。特に20ミリリットル/(m2・24hrs ・
atm)以下であることが好ましく、さらには15ミリリットル/
(m2・24hrs ・atm)以下であることが好ましい。このよ
うな二酸化炭素透過速度を持つ好ましい材料としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレ
ンやポロプロピレンとナイロンとの積層材、ポロエチレ
ンやポリプロピレンとアルミニウムとの積層材、ガラス
などに300から2000ミクロンの厚みを持たせたも
のが好ましく、特には、ポリエチレンテレフタレート、
またはポリエチレンとナイロンの積層材に、500から
1000μm の厚みを持たせたものが、二酸化炭素の透
過性と機械的な強度、重量の均衡がとれており最も好ま
しい。また、本発明に使用する容器の材料は、酸素の透
過速度が20ミリリットル/(m2・24hrs ・atm)以下であるこ
とが好ましい。
素の透過速度が25ミリリットル/(m2・24hrs ・atm)以下の
材料で構成された容器内に、空隙率が0.15から0.
05になるように充填されていることが本発明の効果を
高める上で好ましい。特に20ミリリットル/(m2・24hrs ・
atm)以下であることが好ましく、さらには15ミリリットル/
(m2・24hrs ・atm)以下であることが好ましい。このよ
うな二酸化炭素透過速度を持つ好ましい材料としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレ
ンやポロプロピレンとナイロンとの積層材、ポロエチレ
ンやポリプロピレンとアルミニウムとの積層材、ガラス
などに300から2000ミクロンの厚みを持たせたも
のが好ましく、特には、ポリエチレンテレフタレート、
またはポリエチレンとナイロンの積層材に、500から
1000μm の厚みを持たせたものが、二酸化炭素の透
過性と機械的な強度、重量の均衡がとれており最も好ま
しい。また、本発明に使用する容器の材料は、酸素の透
過速度が20ミリリットル/(m2・24hrs ・atm)以下であるこ
とが好ましい。
【0058】ここで空隙率とは、液体発色現像濃縮液を
収納する容器の容積(ミリリットル)から液体発色現像濃縮液
の充填量(ミリリットル)を差し引き、その値を該容器の容積
(ミリリットル)で割った値である。本発明の液体発色現像濃
縮液は、上記の容器中に空隙率0.15から0.05に
なるように充填することが好ましいが、特には0.10
から0.05にすることが好ましく、さらには0.08
から0.06にすることが好ましい。
収納する容器の容積(ミリリットル)から液体発色現像濃縮液
の充填量(ミリリットル)を差し引き、その値を該容器の容積
(ミリリットル)で割った値である。本発明の液体発色現像濃
縮液は、上記の容器中に空隙率0.15から0.05に
なるように充填することが好ましいが、特には0.10
から0.05にすることが好ましく、さらには0.08
から0.06にすることが好ましい。
【0059】本発明の液体発色現像濃縮液を収納する容
器の形状、構造は、目的に応じて任意に設計できるが、
例えば、特開昭58−97046号、同63−5083
9号、特開平1−235950号、実開昭63−455
55号などに記載の蛇腹などの伸縮自在構造を有するも
の、特開昭58−52065号、同62−246061
号、同62−134646号などに記載のフレキシブル
な隔壁を有して廃液の収納を可能にした容器、特開平2
−264950号に記載の内容積可変の複数容器を連結
した構造が好ましい。本発明においては、使用後の容器
の体積を減少させて廃棄物の処分を容易にするために、
特に空容器を簡単に潰せる構造にしたものが好ましく、
前記の蛇腹など伸縮自在構造を有した容器は好ましい。
これらの容器から液体発色現像濃縮液を現像機の処理液
タンクに供給するには、液体発色現像濃縮液と水とを別
々に処理液タンクに直接送液してもよい。このような作
業に際し、容器の蓋はワンタッチで開けられる構造にし
ておくことが好ましく、このような例は実開昭61−1
28646号、特開平3−265849号、同4−24
0850号に記載されている。
器の形状、構造は、目的に応じて任意に設計できるが、
例えば、特開昭58−97046号、同63−5083
9号、特開平1−235950号、実開昭63−455
55号などに記載の蛇腹などの伸縮自在構造を有するも
の、特開昭58−52065号、同62−246061
号、同62−134646号などに記載のフレキシブル
な隔壁を有して廃液の収納を可能にした容器、特開平2
−264950号に記載の内容積可変の複数容器を連結
した構造が好ましい。本発明においては、使用後の容器
の体積を減少させて廃棄物の処分を容易にするために、
特に空容器を簡単に潰せる構造にしたものが好ましく、
前記の蛇腹など伸縮自在構造を有した容器は好ましい。
これらの容器から液体発色現像濃縮液を現像機の処理液
タンクに供給するには、液体発色現像濃縮液と水とを別
々に処理液タンクに直接送液してもよい。このような作
業に際し、容器の蓋はワンタッチで開けられる構造にし
ておくことが好ましく、このような例は実開昭61−1
28646号、特開平3−265849号、同4−24
0850号に記載されている。
【0060】次に、本発明の液体発色現像濃縮液を用い
て処理するに好ましいハロゲン化銀カラ−写真感光材料
について記す。本発明が好ましく適用できるハロゲン化
銀カラ−写真感光材料は、0.01モル/リットル以上の亜
硫酸塩を含有する発色現像液で処理されるものであり、
具体的には、塩臭化銀乳剤や臭化銀乳剤を塗布したカラ
ーペーパー、カラーオートポジペーパー、沃臭化銀乳剤
を塗布したカラーネガフイルム、カラー反転フイルム、
カラー反転ペーパーがあげられるが、特にはカラーネガ
フイルムが好ましく、中でもバック面側(乳剤層の反対
側)の支持体上に磁気記録層を有するものが好ましい。
て処理するに好ましいハロゲン化銀カラ−写真感光材料
について記す。本発明が好ましく適用できるハロゲン化
銀カラ−写真感光材料は、0.01モル/リットル以上の亜
硫酸塩を含有する発色現像液で処理されるものであり、
具体的には、塩臭化銀乳剤や臭化銀乳剤を塗布したカラ
ーペーパー、カラーオートポジペーパー、沃臭化銀乳剤
を塗布したカラーネガフイルム、カラー反転フイルム、
カラー反転ペーパーがあげられるが、特にはカラーネガ
フイルムが好ましく、中でもバック面側(乳剤層の反対
側)の支持体上に磁気記録層を有するものが好ましい。
【0061】次に、本発明の液体発色現像濃縮液を用い
て処理されることが好ましい磁気記録層を有する感光材
料について説明する。磁気記録層は磁性体粒子をバイン
ダー中に分散した水性もしくは有機溶媒系塗布液を支持
体上に塗設したものであり、磁性体粒子には、γFe2O3
などの強磁性酸化鉄、Co被着γFe2O3 、Co被着マグネタ
イト、Co含有マグネタイト、強磁性二酸化クロム、強磁
性金属、強磁性合金、六方晶系のBaフェライト、Srフェ
ライト、Pbフェライト、Caフェライトなどを使用され
る。中でもCo被着γFe2O3 などのCo被着強磁性酸化鉄が
好ましい。形状としては針状、米粒状、球状、立方体
状、板状等いずれでもよい。比表面積では SBET で20m2
/g以上が好ましく、30m2/g以上が特に好ましい。強磁性
体の飽和磁化(σs)は、好ましくは 3.0×104 〜 3.0×
105A/mであり、特に好ましくは4.0 ×104 〜2.5 ×105A
/mである。強磁性体粒子には、シリカおよび/またはア
ルミナや有機素材による表面処理を施してもよい。さら
に、磁性体粒子は特開平6-161032に記載された如くその
表面にシランカップリング剤又はチタンカップリング剤
で処理されてもよい。又特開平4-259911、同5-81652 号
に記載の表面に無機、有機物を被覆した磁性体粒子も使
用できる。
て処理されることが好ましい磁気記録層を有する感光材
料について説明する。磁気記録層は磁性体粒子をバイン
ダー中に分散した水性もしくは有機溶媒系塗布液を支持
体上に塗設したものであり、磁性体粒子には、γFe2O3
などの強磁性酸化鉄、Co被着γFe2O3 、Co被着マグネタ
イト、Co含有マグネタイト、強磁性二酸化クロム、強磁
性金属、強磁性合金、六方晶系のBaフェライト、Srフェ
ライト、Pbフェライト、Caフェライトなどを使用され
る。中でもCo被着γFe2O3 などのCo被着強磁性酸化鉄が
好ましい。形状としては針状、米粒状、球状、立方体
状、板状等いずれでもよい。比表面積では SBET で20m2
/g以上が好ましく、30m2/g以上が特に好ましい。強磁性
体の飽和磁化(σs)は、好ましくは 3.0×104 〜 3.0×
105A/mであり、特に好ましくは4.0 ×104 〜2.5 ×105A
/mである。強磁性体粒子には、シリカおよび/またはア
ルミナや有機素材による表面処理を施してもよい。さら
に、磁性体粒子は特開平6-161032に記載された如くその
表面にシランカップリング剤又はチタンカップリング剤
で処理されてもよい。又特開平4-259911、同5-81652 号
に記載の表面に無機、有機物を被覆した磁性体粒子も使
用できる。
【0062】次に磁性粒子に用いられるバインダーに
は、特開平4-219569に記載の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂、酸、アルカリ又は
生分解性ポリマー、天然物重合体(セルロース誘導体,
糖誘導体など)およびそれらの混合物を使用することが
できる。上記樹脂のガラス転位温度Tgは -40℃〜 300
℃、重量平均分子量は 0.2万〜 100万である。例えばビ
ニル系共重合体、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルローストリ
プロピオネートなどのセルロース誘導体、アクリル樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂を挙げることができ、ゼ
ラチンも好ましい。特にセルロースジ(トリ)アセテー
トが好ましい。バインダーは、エポキシ系、アジリジン
系、イソシアネート系の架橋剤を添加して硬化処理する
ことができる。イソシアネート系の架橋剤としては、ト
リレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、などのイソシアネート
類、これらのイソシアネート類とポリアルコールとの反
応生成物(例えば、トリレンジイソシアナート3molとト
リメチロールプロパン1molの反応生成物)、及びこれら
のイソシアネート類の縮合により生成したポリイソシア
ネートなどがあげられ、例えば特開平6-59357 に記載さ
れている。
は、特開平4-219569に記載の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、放射線硬化性樹脂、反応型樹脂、酸、アルカリ又は
生分解性ポリマー、天然物重合体(セルロース誘導体,
糖誘導体など)およびそれらの混合物を使用することが
できる。上記樹脂のガラス転位温度Tgは -40℃〜 300
℃、重量平均分子量は 0.2万〜 100万である。例えばビ
ニル系共重合体、セルロースジアセテート、セルロース
トリアセテート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート、セルローストリ
プロピオネートなどのセルロース誘導体、アクリル樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂を挙げることができ、ゼ
ラチンも好ましい。特にセルロースジ(トリ)アセテー
トが好ましい。バインダーは、エポキシ系、アジリジン
系、イソシアネート系の架橋剤を添加して硬化処理する
ことができる。イソシアネート系の架橋剤としては、ト
リレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、などのイソシアネート
類、これらのイソシアネート類とポリアルコールとの反
応生成物(例えば、トリレンジイソシアナート3molとト
リメチロールプロパン1molの反応生成物)、及びこれら
のイソシアネート類の縮合により生成したポリイソシア
ネートなどがあげられ、例えば特開平6-59357 に記載さ
れている。
【0063】前述の磁性体を上記バインダ−中に分散す
る方法は、特開平6-35092 に記載されている方法のよう
に、ニーダー、ピン型ミル、アニュラー型ミルなどが好
ましく併用も好ましい。特開平5-088283に記載の分散剤
や、その他の公知の分散剤が使用できる。磁気記録層の
厚みは 0.1μm〜10μm、好ましくは 0.2μm〜 5μ
m、より好ましくは 0.3μm〜 3μmである。磁性体粒
子とバインダーの重量比は好ましくは 0.5:100〜60:100
からなり、より好ましくは1:100 〜30:100である。磁性
体粒子の塗布量は 0.005〜 3g/m2、好ましくは0.01〜 2
g/m2、さらに好ましくは0.02〜 0.5g/m2である。本発明
に用いられる磁気記録層は、写真用支持体の裏面に塗布
又は印刷によって全面またはストライプ状に設けること
ができる。磁気記録層を塗布する方法としてはエアード
クター、ブレード、エアナイフ、スクイズ、含浸、リバ
ースロール、トランスファーロール、グラビヤ、キス、
キャスト、スプレイ、ディップ、バー、エクストリュー
ジョン等が利用でき、特開平5-341436等に記載の塗布液
が好ましい。
る方法は、特開平6-35092 に記載されている方法のよう
に、ニーダー、ピン型ミル、アニュラー型ミルなどが好
ましく併用も好ましい。特開平5-088283に記載の分散剤
や、その他の公知の分散剤が使用できる。磁気記録層の
厚みは 0.1μm〜10μm、好ましくは 0.2μm〜 5μ
m、より好ましくは 0.3μm〜 3μmである。磁性体粒
子とバインダーの重量比は好ましくは 0.5:100〜60:100
からなり、より好ましくは1:100 〜30:100である。磁性
体粒子の塗布量は 0.005〜 3g/m2、好ましくは0.01〜 2
g/m2、さらに好ましくは0.02〜 0.5g/m2である。本発明
に用いられる磁気記録層は、写真用支持体の裏面に塗布
又は印刷によって全面またはストライプ状に設けること
ができる。磁気記録層を塗布する方法としてはエアード
クター、ブレード、エアナイフ、スクイズ、含浸、リバ
ースロール、トランスファーロール、グラビヤ、キス、
キャスト、スプレイ、ディップ、バー、エクストリュー
ジョン等が利用でき、特開平5-341436等に記載の塗布液
が好ましい。
【0064】磁気記録層には、潤滑性向上、カール調
節、帯電防止、接着防止、ヘッド研磨などの機能を合せ
持たせてもよいし、別の機能性層を設けて、これらの機
能を付与させてもよく、粒子の少なくとも1種以上がモ
ース硬度が5以上の非球形無機粒子の研磨剤が好まし
い。非球形無機粒子の組成としては、酸化アルミニウ
ム、酸化クロム、二酸化珪素、二酸化チタン、シリコン
カーバイト等の酸化物、炭化珪素、炭化チタン等の炭化
物、ダイアモンド等の微粉末が好ましい。これらの研磨
剤は、その表面をシランカップリング剤又はチタンカッ
プリング剤で処理されてもよい。これらの粒子は磁気記
録層に添加してもよく、また磁気記録層上にオーバーコ
ート(例えば保護層,潤滑剤層など)しても良い。この
時使用するバインダーは前述のものが使用でき、好まし
くは磁気記録層のバインダーと同じものがよい。磁気記
録層を有する感材については、US 5,336,589、同 5,25
0,404、同5,229,259、同 5,215,874、EP 466,130に記載
されている。
節、帯電防止、接着防止、ヘッド研磨などの機能を合せ
持たせてもよいし、別の機能性層を設けて、これらの機
能を付与させてもよく、粒子の少なくとも1種以上がモ
ース硬度が5以上の非球形無機粒子の研磨剤が好まし
い。非球形無機粒子の組成としては、酸化アルミニウ
ム、酸化クロム、二酸化珪素、二酸化チタン、シリコン
カーバイト等の酸化物、炭化珪素、炭化チタン等の炭化
物、ダイアモンド等の微粉末が好ましい。これらの研磨
剤は、その表面をシランカップリング剤又はチタンカッ
プリング剤で処理されてもよい。これらの粒子は磁気記
録層に添加してもよく、また磁気記録層上にオーバーコ
ート(例えば保護層,潤滑剤層など)しても良い。この
時使用するバインダーは前述のものが使用でき、好まし
くは磁気記録層のバインダーと同じものがよい。磁気記
録層を有する感材については、US 5,336,589、同 5,25
0,404、同5,229,259、同 5,215,874、EP 466,130に記載
されている。
【0065】本発明の液体発色現像濃縮液を用いて処理
される感光材料は、撮影用感光材料であることが好まし
く、その支持体はポリエステルであることが好ましく、
その詳細については、公開技報、公技番号94-6023(発明
協会;1994.3.15.)に記載されている。本発明に用いられ
るポリエステルはジオールと芳香族ジカルボン酸を必須
成分として形成され、芳香族ジカルボン酸として2,6
−、1,5−、1,4−、及び2,7−ナフタレンジカ
ルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ジ
オールとしてジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノール
A、ビスフェノールが挙げられる。この重合ポリマーと
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリシクロヘキサンジメタノールテレフタ
レート等のホモポリマーを挙げることができる。特に好
ましいのは2,6−ナフタレンジカルボン酸を50モル%
〜 100モル%含むポリエステルである。中でも特に好ま
しいのはポリエチレン 2,6−ナフタレートである。
平均分子量の範囲は約 5,000ないし 200,000である。本
発明のポリエステルのTgは50℃以上であり、さらに90℃
以上が好ましい。
される感光材料は、撮影用感光材料であることが好まし
く、その支持体はポリエステルであることが好ましく、
その詳細については、公開技報、公技番号94-6023(発明
協会;1994.3.15.)に記載されている。本発明に用いられ
るポリエステルはジオールと芳香族ジカルボン酸を必須
成分として形成され、芳香族ジカルボン酸として2,6
−、1,5−、1,4−、及び2,7−ナフタレンジカ
ルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ジ
オールとしてジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、シクロヘキサンジメタノール、ビスフェノール
A、ビスフェノールが挙げられる。この重合ポリマーと
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナ
フタレート、ポリシクロヘキサンジメタノールテレフタ
レート等のホモポリマーを挙げることができる。特に好
ましいのは2,6−ナフタレンジカルボン酸を50モル%
〜 100モル%含むポリエステルである。中でも特に好ま
しいのはポリエチレン 2,6−ナフタレートである。
平均分子量の範囲は約 5,000ないし 200,000である。本
発明のポリエステルのTgは50℃以上であり、さらに90℃
以上が好ましい。
【0066】次にポリエステル支持体は、巻き癖をつき
にくくするために40℃以上Tg未満、より好ましくはTg−
20℃以上Tg未満で熱処理を行う。熱処理はこの温度範囲
内の一定温度で実施してもよく、冷却しながら熱処理し
てもよい。この熱処理時間は0.1時間以上1500時間以
下、さらに好ましくは 0.5時間以上 200時間以下であ
る。支持体の熱処理は、ロ−ル状で実施してもよく、ま
たウェブ状で搬送しながら実施してもよい。表面に凹凸
を付与し(例えばSnO2や Sb2O5等の導電性無機微粒子を
塗布する)、面状改良を図ってもよい。又端部にロ−レ
ットを付与し端部のみ少し高くすることで巻芯部の切り
口写りを防止するなどの工夫を行うことが望ましい。こ
れらの熱処理は支持体製膜後、表面処理後、バック層塗
布後(帯電防止剤、滑り剤等)、下塗り塗布後のどこの
段階で実施してもよい。好ましいのは帯電防止剤塗布後
である。このポリエステルには紫外線吸収剤を練り込ん
でもよい。又ライトパイピング防止のため、三菱化成製
のDiaresin、日本化薬製のKayaset 等ポリエステル用と
して市販されている染料または顔料を練り込むことによ
り目的を達成することが可能である。
にくくするために40℃以上Tg未満、より好ましくはTg−
20℃以上Tg未満で熱処理を行う。熱処理はこの温度範囲
内の一定温度で実施してもよく、冷却しながら熱処理し
てもよい。この熱処理時間は0.1時間以上1500時間以
下、さらに好ましくは 0.5時間以上 200時間以下であ
る。支持体の熱処理は、ロ−ル状で実施してもよく、ま
たウェブ状で搬送しながら実施してもよい。表面に凹凸
を付与し(例えばSnO2や Sb2O5等の導電性無機微粒子を
塗布する)、面状改良を図ってもよい。又端部にロ−レ
ットを付与し端部のみ少し高くすることで巻芯部の切り
口写りを防止するなどの工夫を行うことが望ましい。こ
れらの熱処理は支持体製膜後、表面処理後、バック層塗
布後(帯電防止剤、滑り剤等)、下塗り塗布後のどこの
段階で実施してもよい。好ましいのは帯電防止剤塗布後
である。このポリエステルには紫外線吸収剤を練り込ん
でもよい。又ライトパイピング防止のため、三菱化成製
のDiaresin、日本化薬製のKayaset 等ポリエステル用と
して市販されている染料または顔料を練り込むことによ
り目的を達成することが可能である。
【0067】次に、本発明に使用される感光材料では、
支持体と感材構成層を接着させるために、表面処理する
ことが好ましい。薬品処理、機械的処理、コロナ放電処
理、火焔処理、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処
理、活性プラズマ処理、レーザー処理、混酸処理、オゾ
ン酸化処理、などの表面活性化処理があげられる。表面
処理の中でも好ましいのは、紫外線照射処理、火焔処
理、コロナ処理、グロー処理である。次に下塗法につい
て述べると、単層でもよく2層以上でもよい。下塗層用
バインダーとしては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブ
タジエン、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、無
水マレイン酸などの中から選ばれた単量体を出発原料と
する共重合体を始めとして、ポリエチレンイミン、エポ
キシ樹脂、グラフト化ゼラチン、ニトロセルロース、ゼ
ラチンが挙げられる。支持体を膨潤させる化合物として
レゾルシンとp−クロルフェノールがある。下塗層には
ゼラチン硬化剤としてはクロム塩(クロム明ばんな
ど)、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グルタールア
ルデヒドなど)、イソシアネート類、活性ハロゲン化合
物(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−トリアジ
ンなど)、エピクロルヒドリン樹脂、活性ビニルスルホ
ン化合物などを挙げることができる。SiO2、TiO2、無機
物微粒子又はポリメチルメタクリレート共重合体微粒子
(0.01〜10μm)をマット剤として含有させてもよい。
支持体と感材構成層を接着させるために、表面処理する
ことが好ましい。薬品処理、機械的処理、コロナ放電処
理、火焔処理、紫外線処理、高周波処理、グロー放電処
理、活性プラズマ処理、レーザー処理、混酸処理、オゾ
ン酸化処理、などの表面活性化処理があげられる。表面
処理の中でも好ましいのは、紫外線照射処理、火焔処
理、コロナ処理、グロー処理である。次に下塗法につい
て述べると、単層でもよく2層以上でもよい。下塗層用
バインダーとしては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ブ
タジエン、メタクリル酸、アクリル酸、イタコン酸、無
水マレイン酸などの中から選ばれた単量体を出発原料と
する共重合体を始めとして、ポリエチレンイミン、エポ
キシ樹脂、グラフト化ゼラチン、ニトロセルロース、ゼ
ラチンが挙げられる。支持体を膨潤させる化合物として
レゾルシンとp−クロルフェノールがある。下塗層には
ゼラチン硬化剤としてはクロム塩(クロム明ばんな
ど)、アルデヒド類(ホルムアルデヒド、グルタールア
ルデヒドなど)、イソシアネート類、活性ハロゲン化合
物(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−S−トリアジ
ンなど)、エピクロルヒドリン樹脂、活性ビニルスルホ
ン化合物などを挙げることができる。SiO2、TiO2、無機
物微粒子又はポリメチルメタクリレート共重合体微粒子
(0.01〜10μm)をマット剤として含有させてもよい。
【0068】また本発明に使用される感光材料において
は、帯電防止剤が好ましく用いられる。それらの帯電防
止剤としては、カルボン酸及びカルボン酸塩、スルホン
酸塩を含む高分子、カチオン性高分子、イオン性界面活
性剤化合物を挙げることができる。帯電防止剤として最
も好ましいものは、 ZnO、TiO2、SnO2、Al2O3 、In
2O3 、SiO2、 MgO、 BaO、MoO3、V2O5の中から選ばれた
少くとも1種の体積抵抗率が107 Ω・cm以下、より好ま
しくは105 Ω・cm以下である粒子サイズ 0.001〜 1.0μ
m結晶性の金属酸化物あるいはこれらの複合酸化物(Sb,
P,B,In,S,Si,C など)の微粒子、更にはゾル状の金属酸
化物あるいはこれらの複合酸化物の微粒子である。感材
への含有量としては、 5〜500mg/m2が好ましく特に好ま
しくは10〜350mg/m2である。導電性の結晶性酸化物又は
その複合酸化物とバインダーの量の比は1/300 〜 100/1
が好ましく、より好ましくは 1/100〜 100/5である。
は、帯電防止剤が好ましく用いられる。それらの帯電防
止剤としては、カルボン酸及びカルボン酸塩、スルホン
酸塩を含む高分子、カチオン性高分子、イオン性界面活
性剤化合物を挙げることができる。帯電防止剤として最
も好ましいものは、 ZnO、TiO2、SnO2、Al2O3 、In
2O3 、SiO2、 MgO、 BaO、MoO3、V2O5の中から選ばれた
少くとも1種の体積抵抗率が107 Ω・cm以下、より好ま
しくは105 Ω・cm以下である粒子サイズ 0.001〜 1.0μ
m結晶性の金属酸化物あるいはこれらの複合酸化物(Sb,
P,B,In,S,Si,C など)の微粒子、更にはゾル状の金属酸
化物あるいはこれらの複合酸化物の微粒子である。感材
への含有量としては、 5〜500mg/m2が好ましく特に好ま
しくは10〜350mg/m2である。導電性の結晶性酸化物又は
その複合酸化物とバインダーの量の比は1/300 〜 100/1
が好ましく、より好ましくは 1/100〜 100/5である。
【0069】また、感光材料には滑り性がある事が好ま
しい。滑り剤含有層は感光層面、バック面ともに用いる
ことが好ましい。好ましい滑り性としては動摩擦係数で
0.25以下0.01以上である。この時の測定は直径 5mmのス
テンレス球に対し、 60cm/分で搬送した時の値を表す
(25℃、60%RH)。この評価において相手材として感光
層面に置き換えてももほぼ同レベルの値となる。使用可
能な滑り剤としては、ポリオルガノシロキサン、高級脂
肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸と高級アル
コールのエステル等であり、ポリオルガノシロキサンと
しては、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキ
サン、ポリスチリルメチルシロキサン、ポリメチルフェ
ニルシロキサン等を用いることができる。添加層として
は乳剤層の最外層やバック層が好ましい。特にポリジメ
チルシロキサンや長鎖アルキル基を有するエステルが好
ましい。
しい。滑り剤含有層は感光層面、バック面ともに用いる
ことが好ましい。好ましい滑り性としては動摩擦係数で
0.25以下0.01以上である。この時の測定は直径 5mmのス
テンレス球に対し、 60cm/分で搬送した時の値を表す
(25℃、60%RH)。この評価において相手材として感光
層面に置き換えてももほぼ同レベルの値となる。使用可
能な滑り剤としては、ポリオルガノシロキサン、高級脂
肪酸アミド、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸と高級アル
コールのエステル等であり、ポリオルガノシロキサンと
しては、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキ
サン、ポリスチリルメチルシロキサン、ポリメチルフェ
ニルシロキサン等を用いることができる。添加層として
は乳剤層の最外層やバック層が好ましい。特にポリジメ
チルシロキサンや長鎖アルキル基を有するエステルが好
ましい。
【0070】さらに、感光材料にはマット剤があること
が好ましい。マット剤としては乳剤面、バック面のどち
らでもよいが、乳剤側の最外層に添加するのが好まし
い。マット剤は処理液可溶性でも処理液不溶性でもよ
く、好ましくは両者を併用することである。例えばポリ
メチルメタクリレート、ポリ(メチルメタクリレート/
メタクリル酸= 9/1又は5/5(モル比))、ポリスチレン粒
子などが好ましい。粒径としては 0.8〜10μmが好まし
く、その粒径分布も狭いほうが好ましく、平均粒径の
0.9〜 1.1倍の間に全粒子数の90%以上が含有されるこ
とが好ましい。また、マット性を高めるために 0.8μm
以下の微粒子を同時に添加することも好ましく、例えば
ポリメチルメタクリレート(0.2μm)、ポリ(メチルメ
タクリレート/メタクリル酸= 9/1(モル比)、 0.3μ
m))、ポリスチレン粒子(0.25μm)、コロイダルシリ
カ(0.03μm)があげられる。
が好ましい。マット剤としては乳剤面、バック面のどち
らでもよいが、乳剤側の最外層に添加するのが好まし
い。マット剤は処理液可溶性でも処理液不溶性でもよ
く、好ましくは両者を併用することである。例えばポリ
メチルメタクリレート、ポリ(メチルメタクリレート/
メタクリル酸= 9/1又は5/5(モル比))、ポリスチレン粒
子などが好ましい。粒径としては 0.8〜10μmが好まし
く、その粒径分布も狭いほうが好ましく、平均粒径の
0.9〜 1.1倍の間に全粒子数の90%以上が含有されるこ
とが好ましい。また、マット性を高めるために 0.8μm
以下の微粒子を同時に添加することも好ましく、例えば
ポリメチルメタクリレート(0.2μm)、ポリ(メチルメ
タクリレート/メタクリル酸= 9/1(モル比)、 0.3μ
m))、ポリスチレン粒子(0.25μm)、コロイダルシリ
カ(0.03μm)があげられる。
【0071】次に本発明の液体発色現像濃縮液を用いて
処理される感光材料の収納容器(パトローネ)について
記す。使用されるパトローネの主材料は金属でも合成プ
ラスチックでもよいが、好ましくは、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリフェニルエーテルな
どのプラスチック材料である。また本発明のパトローネ
は各種の帯電防止剤を含有してもよく、カーボンブラッ
ク、金属酸化物粒子、ノニオン、アニオン、カチオン及
びベタイン系界面活性剤やポリマー等を好ましく用いる
ことができる。これらの帯電防止されたパトローネは特
開平1-312537、同1-312538に記載されている。特に25
℃、25%RHでの抵抗が1012Ω以下が好ましい。通常プラ
スチックパトローネは、遮光性を付与するためにカーボ
ンブラックや顔料などを練り込んだプラスチックを使っ
て製作される。パトローネのサイズは現在 135サイズの
ままでもよいし、カメラの小型化には、現在の 135サイ
ズの25mmのカートリッジの径を22mm以下とすることも有
効である。パトローネのケースの容積は、30cm3 以下好
ましくは 25cm3以下とすることが好ましい。パトローネ
およびパトローネケースに使用されるプラスチックの重
量は5g〜15g が好ましい。
処理される感光材料の収納容器(パトローネ)について
記す。使用されるパトローネの主材料は金属でも合成プ
ラスチックでもよいが、好ましくは、ポリスチレン、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリフェニルエーテルな
どのプラスチック材料である。また本発明のパトローネ
は各種の帯電防止剤を含有してもよく、カーボンブラッ
ク、金属酸化物粒子、ノニオン、アニオン、カチオン及
びベタイン系界面活性剤やポリマー等を好ましく用いる
ことができる。これらの帯電防止されたパトローネは特
開平1-312537、同1-312538に記載されている。特に25
℃、25%RHでの抵抗が1012Ω以下が好ましい。通常プラ
スチックパトローネは、遮光性を付与するためにカーボ
ンブラックや顔料などを練り込んだプラスチックを使っ
て製作される。パトローネのサイズは現在 135サイズの
ままでもよいし、カメラの小型化には、現在の 135サイ
ズの25mmのカートリッジの径を22mm以下とすることも有
効である。パトローネのケースの容積は、30cm3 以下好
ましくは 25cm3以下とすることが好ましい。パトローネ
およびパトローネケースに使用されるプラスチックの重
量は5g〜15g が好ましい。
【0072】また、パトローネはスプールを回転してフ
イルムを送り出すものでもよいし、フイルム先端がパト
ローネ本体内に収納され、スプール軸をフイルム送り出
し方向に回転させることによってフイルム先端をパトロ
ーネのポート部から外部に送り出す構造でもよい。これ
らはUS 4,834,306、同 5,226,613に開示されている。現
像処理された感光材料は、再びパトローネに収納するこ
ともできる。この場合、使用されるパトローネは処理前
の感光材料と同じものでもよいし、異なるものでもよ
い。
イルムを送り出すものでもよいし、フイルム先端がパト
ローネ本体内に収納され、スプール軸をフイルム送り出
し方向に回転させることによってフイルム先端をパトロ
ーネのポート部から外部に送り出す構造でもよい。これ
らはUS 4,834,306、同 5,226,613に開示されている。現
像処理された感光材料は、再びパトローネに収納するこ
ともできる。この場合、使用されるパトローネは処理前
の感光材料と同じものでもよいし、異なるものでもよ
い。
【0073】次に本発明の液体発色現像濃縮液およびこ
れを用いた処理方法について、さらに詳細に説明する。
本発明の液体発色現像濃縮液には、特開平4−1217
39号の第9頁右上欄1行〜第11頁左下欄4行に記載
の化合物を使用することができる。特に発色現像時間を
2分30秒以下にまで短縮した迅速な処理を行う場合
は、発色現像主薬として2−メチル−4−〔N−エチル
−N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン、2
−メチル−4−〔N−エチル−N−(3−ヒドロキシプ
ロピル)アミノ〕アニリン、2−メチル−4−〔N−エ
チル−N−(4−ヒドロキシブチル)アミノ〕アニリン
が好ましい。これらの発色現像主薬は、液体発色現像濃
縮液中に0.01〜0.2モル/リットルを含有させること
が好ましく、特には0.02〜0.1モル/リットル、さら
には0.03〜0.08モル/リットルが好ましい。また本
発明の液体発色現像濃縮液から調製される発色現像液に
は、発色現像主薬が0.01〜0.08モル/リットル含有
されることがこのましく、特には0.015〜0.06
モル/リットル、さらには0.02〜0.05モル/リットル含
有されることが好ましい。発色現像液の補充液には、こ
の値の1.1〜3倍を含有させることが好ましい。
れを用いた処理方法について、さらに詳細に説明する。
本発明の液体発色現像濃縮液には、特開平4−1217
39号の第9頁右上欄1行〜第11頁左下欄4行に記載
の化合物を使用することができる。特に発色現像時間を
2分30秒以下にまで短縮した迅速な処理を行う場合
は、発色現像主薬として2−メチル−4−〔N−エチル
−N−(2−ヒドロキシエチル)アミノ〕アニリン、2
−メチル−4−〔N−エチル−N−(3−ヒドロキシプ
ロピル)アミノ〕アニリン、2−メチル−4−〔N−エ
チル−N−(4−ヒドロキシブチル)アミノ〕アニリン
が好ましい。これらの発色現像主薬は、液体発色現像濃
縮液中に0.01〜0.2モル/リットルを含有させること
が好ましく、特には0.02〜0.1モル/リットル、さら
には0.03〜0.08モル/リットルが好ましい。また本
発明の液体発色現像濃縮液から調製される発色現像液に
は、発色現像主薬が0.01〜0.08モル/リットル含有
されることがこのましく、特には0.015〜0.06
モル/リットル、さらには0.02〜0.05モル/リットル含
有されることが好ましい。発色現像液の補充液には、こ
の値の1.1〜3倍を含有させることが好ましい。
【0074】本発明の液体発色現像濃縮液には、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸カリウムなどの亜硫酸塩を含有させ
ることが好ましい。その濃度は0.01〜0.2モル/
リットルの範囲が好ましく、特には0.03〜0.15モル
/リットル、さらには0.04〜0.1モル/リットルが好まし
い。処理に際しては、発色現像液中において0.01〜
0.05モル/リットルにすることが好ましく、補充液中に
おいては、この値の1.3〜3倍の濃度にすることが好
ましい。本発明の液体発色現像濃縮液のpHは9.8〜
12が好ましいが、特には10〜11が好ましい。これ
を用いて調製される発色現像液においては、pHは10
〜10.5が好ましく、また補充液においては10.2
〜10.7が好ましい。このようなpHの調整には水酸
化カリウム、水酸化ナトリウムなどの水酸化アルカリの
ほかに、炭酸塩、リン酸塩、スルホサリチル酸塩、ホウ
酸塩などの公知のpH緩衝剤が使用される。pH緩衝剤
としては特に炭酸塩が好ましい。
ナトリウム、亜硫酸カリウムなどの亜硫酸塩を含有させ
ることが好ましい。その濃度は0.01〜0.2モル/
リットルの範囲が好ましく、特には0.03〜0.15モル
/リットル、さらには0.04〜0.1モル/リットルが好まし
い。処理に際しては、発色現像液中において0.01〜
0.05モル/リットルにすることが好ましく、補充液中に
おいては、この値の1.3〜3倍の濃度にすることが好
ましい。本発明の液体発色現像濃縮液のpHは9.8〜
12が好ましいが、特には10〜11が好ましい。これ
を用いて調製される発色現像液においては、pHは10
〜10.5が好ましく、また補充液においては10.2
〜10.7が好ましい。このようなpHの調整には水酸
化カリウム、水酸化ナトリウムなどの水酸化アルカリの
ほかに、炭酸塩、リン酸塩、スルホサリチル酸塩、ホウ
酸塩などの公知のpH緩衝剤が使用される。pH緩衝剤
としては特に炭酸塩が好ましい。
【0075】発色現像液の補充量は、感光材料1m2 あ
たり80〜1300ミリリットルが好ましいが、環境汚濁負荷
の低減の観点から、より少ない方が好ましく、具体的に
は80〜600ミリリットル、さらには80〜400ミリリットルが
好ましい。発色現像液中の臭化物イオン濃度は、通常、
0.01〜0.06モル/リットルであるが、感度を保持し
つつカブリを抑制してディスクリミネーションを向上さ
せ、かつ、粒状性を良化させる目的からは、0.015
〜0.03モル/リットルに設定することも好ましい。臭化
物イオン濃度をこのような範囲に設定する場合に、補充
液には下記の式で算出した臭化物イオンを含有させれば
よい。ただし、Cが負になる時は、補充液には臭化物イ
オンを含有させないことが好ましい。 C=A−W/V C:発色現像補充液中の臭化物イオン濃度(モル/リット
ル) A:目標とする発色現像液中の臭化物イオン濃度(モル
/リットル) W:1m2 の感光材料を発色現像した場合に、感光材料
から発色現像液に溶出する臭化物イオンの量(モル) V:1m2 の感光材料に対する発色現像補充液の補充量
(リットル) 本発明の液体発色現像濃縮液には、上記の発色現像液ま
たは発色現像補充液を調製するに必要な臭化物が含有さ
れる。従って、本発明の液体発色現像濃縮液には臭化物
が含有されてもよいし、まったく含有されていなくても
よい。
たり80〜1300ミリリットルが好ましいが、環境汚濁負荷
の低減の観点から、より少ない方が好ましく、具体的に
は80〜600ミリリットル、さらには80〜400ミリリットルが
好ましい。発色現像液中の臭化物イオン濃度は、通常、
0.01〜0.06モル/リットルであるが、感度を保持し
つつカブリを抑制してディスクリミネーションを向上さ
せ、かつ、粒状性を良化させる目的からは、0.015
〜0.03モル/リットルに設定することも好ましい。臭化
物イオン濃度をこのような範囲に設定する場合に、補充
液には下記の式で算出した臭化物イオンを含有させれば
よい。ただし、Cが負になる時は、補充液には臭化物イ
オンを含有させないことが好ましい。 C=A−W/V C:発色現像補充液中の臭化物イオン濃度(モル/リット
ル) A:目標とする発色現像液中の臭化物イオン濃度(モル
/リットル) W:1m2 の感光材料を発色現像した場合に、感光材料
から発色現像液に溶出する臭化物イオンの量(モル) V:1m2 の感光材料に対する発色現像補充液の補充量
(リットル) 本発明の液体発色現像濃縮液には、上記の発色現像液ま
たは発色現像補充液を調製するに必要な臭化物が含有さ
れる。従って、本発明の液体発色現像濃縮液には臭化物
が含有されてもよいし、まったく含有されていなくても
よい。
【0076】また、補充量を低減した場合や、高い臭化
物イオン濃度に設定した場合、感度を高める方法とし
て、1−フェニル−3−ピラゾリドンや1−フェニル−
2−メチル−2−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
に代表されるピラゾリドン類や3,6−ジチア−1,8
−オクタンジオールに代表されるチオエーテル化合物、
チオ硫酸ナトリウムやチオ硫酸カリウムなどを現像促進
剤として使用することも好ましい。本発明の液体発色現
像濃縮液には、これらの現像促進剤も好ましく使用でき
る。
物イオン濃度に設定した場合、感度を高める方法とし
て、1−フェニル−3−ピラゾリドンや1−フェニル−
2−メチル−2−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
に代表されるピラゾリドン類や3,6−ジチア−1,8
−オクタンジオールに代表されるチオエーテル化合物、
チオ硫酸ナトリウムやチオ硫酸カリウムなどを現像促進
剤として使用することも好ましい。本発明の液体発色現
像濃縮液には、これらの現像促進剤も好ましく使用でき
る。
【0077】本発明の液体発色現像濃縮液は、水で希釈
して発色現像液(母液)又は発色現像補充液として使用
する。本発明の液体発色現像濃縮液を補充液として使用
する場合、水との希釈は発色現像処理槽に至る途中の経
路内で行われてもよいし、全く別経路で処理槽に供給さ
れた後、処理槽内で混合することによって行われてもよ
い。途中の経路で希釈する場合、スパイラルミキサー等
の公知の混合手段を用いることができる。
して発色現像液(母液)又は発色現像補充液として使用
する。本発明の液体発色現像濃縮液を補充液として使用
する場合、水との希釈は発色現像処理槽に至る途中の経
路内で行われてもよいし、全く別経路で処理槽に供給さ
れた後、処理槽内で混合することによって行われてもよ
い。途中の経路で希釈する場合、スパイラルミキサー等
の公知の混合手段を用いることができる。
【0078】補充に際しての処理槽内の組成の均質性を
確保する上から、本発明の液体発色現像濃縮液と水は、
発色現像処理槽循環経路内に供給されることが好まし
い。これによって両者は速やかに混合し、かつ、槽全体
に分散されて組成の均質性が向上する。
確保する上から、本発明の液体発色現像濃縮液と水は、
発色現像処理槽循環経路内に供給されることが好まし
い。これによって両者は速やかに混合し、かつ、槽全体
に分散されて組成の均質性が向上する。
【0079】本発明の液体発色現像濃縮液は、容器から
直接に処理槽に供給してもよいし、容器を開封してか
ら、1度、処理機に設けられた補充タンクに移液し、こ
こから供給してもよい。後者の場合、液体発色現像濃縮
液の空気酸化等を防止するために、補充タンクは密閉構
造を有することが重要であり、特に、液体発色現像濃縮
液の表面を酸素遮断可能な液体シールを敷設することが
好ましい。液体シールとしては、流動パラフィン、各種
のシリコンオイル等がげられるが、特に流動パラフィン
が好ましい。処理機には、本発明の発色現像濃縮液の容
器を自動開封する機構、空容器内を希釈の水で自動洗浄
する機構を付与しておくことが好ましい。また、発色現
像液として使用する場合、水の他にpH調製剤、臭化物
等を含有したスターターを添加することが好ましい。
直接に処理槽に供給してもよいし、容器を開封してか
ら、1度、処理機に設けられた補充タンクに移液し、こ
こから供給してもよい。後者の場合、液体発色現像濃縮
液の空気酸化等を防止するために、補充タンクは密閉構
造を有することが重要であり、特に、液体発色現像濃縮
液の表面を酸素遮断可能な液体シールを敷設することが
好ましい。液体シールとしては、流動パラフィン、各種
のシリコンオイル等がげられるが、特に流動パラフィン
が好ましい。処理機には、本発明の発色現像濃縮液の容
器を自動開封する機構、空容器内を希釈の水で自動洗浄
する機構を付与しておくことが好ましい。また、発色現
像液として使用する場合、水の他にpH調製剤、臭化物
等を含有したスターターを添加することが好ましい。
【0080】次に発色現像濃縮液以外の処理液と処理方
法について説明する。本発明において、漂白能を有する
処理液には、特開平4−125558号の第4頁左下欄
16行〜第7頁左下欄6行に記載された化合物や処理条
件を適用することが好ましい。漂白剤は酸化還元電位が
150mV以上のものが好ましいが、その具体例として
は特開平5−72694号、同5−173312号に記
載のものが好ましく、特に1,3−ジアミノプロパン四
酢酸、特開平5−173312号第7頁の具体例1の化
合物の第二鉄錯塩が好ましい。また、漂白剤の生分解性
を向上させるには、特開平4−251845号、同4−
268552号、欧州特許公開公報第588289号、
同591934号、特開平6−208213号に記載の
化合物の第二鉄錯塩を漂白剤として使用することが好ま
しい。これらの漂白剤の濃度は、漂白能を有する液にお
いて、0.05〜0.3モル/リットルが好ましく、特に環
境への排出量を低減する目的から、0.1〜0.15モ
ル/リットルで設計することが好ましい。また、漂白能を有
する液が漂白液の場合は、0.2〜1モル/リットルの臭化
物を含有させることが好ましく、特に0.3〜0.8モ
ル/リットルを含有させることが好ましい。漂白能を有する
液の補充液には、基本的に以下の式で算出される各成分
の濃度を含有させる。これにより、母液中の濃度を一定
に維持することができる。 CR =CT ×(V1 +V2 )/V1 +CP CR :補充液中の成分の濃度 CT :母液(処理タンク液)中の成分の濃度 CP :処理中に消費された成分の濃度 V1 :1m2 の感光材料に対する漂白能を有する補充液
の補充量(ミリリットル) V2 :1m2 の感光材料による前浴からの持ち込み量
(ミリリットル) その他、漂白液にはpH緩衝剤を含有させることが好まし
く、特にコハク酸、マレイン酸、マロン酸、グルタル
酸、アジピン酸など、臭気の少ないジカルボン酸を含有
させることが好ましい。また、特開昭53−95630
号、リサーチディスクロージャーRDNo.17129、米国特
許第3893858号に記載の公知の漂白促進剤を使用
することも好ましい。漂白液には、感光材料1m2あたり
50〜1000ミリリットルの漂白補充液を補充することが好
ましく、特には80〜500ミリリットル、さらには100〜
300ミリリットルの補充をすることが好ましい。さらに漂白
液にはエアレーションを行なうことが好ましい。
法について説明する。本発明において、漂白能を有する
処理液には、特開平4−125558号の第4頁左下欄
16行〜第7頁左下欄6行に記載された化合物や処理条
件を適用することが好ましい。漂白剤は酸化還元電位が
150mV以上のものが好ましいが、その具体例として
は特開平5−72694号、同5−173312号に記
載のものが好ましく、特に1,3−ジアミノプロパン四
酢酸、特開平5−173312号第7頁の具体例1の化
合物の第二鉄錯塩が好ましい。また、漂白剤の生分解性
を向上させるには、特開平4−251845号、同4−
268552号、欧州特許公開公報第588289号、
同591934号、特開平6−208213号に記載の
化合物の第二鉄錯塩を漂白剤として使用することが好ま
しい。これらの漂白剤の濃度は、漂白能を有する液にお
いて、0.05〜0.3モル/リットルが好ましく、特に環
境への排出量を低減する目的から、0.1〜0.15モ
ル/リットルで設計することが好ましい。また、漂白能を有
する液が漂白液の場合は、0.2〜1モル/リットルの臭化
物を含有させることが好ましく、特に0.3〜0.8モ
ル/リットルを含有させることが好ましい。漂白能を有する
液の補充液には、基本的に以下の式で算出される各成分
の濃度を含有させる。これにより、母液中の濃度を一定
に維持することができる。 CR =CT ×(V1 +V2 )/V1 +CP CR :補充液中の成分の濃度 CT :母液(処理タンク液)中の成分の濃度 CP :処理中に消費された成分の濃度 V1 :1m2 の感光材料に対する漂白能を有する補充液
の補充量(ミリリットル) V2 :1m2 の感光材料による前浴からの持ち込み量
(ミリリットル) その他、漂白液にはpH緩衝剤を含有させることが好まし
く、特にコハク酸、マレイン酸、マロン酸、グルタル
酸、アジピン酸など、臭気の少ないジカルボン酸を含有
させることが好ましい。また、特開昭53−95630
号、リサーチディスクロージャーRDNo.17129、米国特
許第3893858号に記載の公知の漂白促進剤を使用
することも好ましい。漂白液には、感光材料1m2あたり
50〜1000ミリリットルの漂白補充液を補充することが好
ましく、特には80〜500ミリリットル、さらには100〜
300ミリリットルの補充をすることが好ましい。さらに漂白
液にはエアレーションを行なうことが好ましい。
【0081】定着能を有する処理液については、特開平
4−125558号の第7頁左下欄10行〜第8頁右下
欄19行に記載の化合物や処理条件を適用することがで
きる。特に、定着速度と保恒性を向上させるために、特
開平6−301169号の一般式(I)と(II)で表さ
れる化合物を、単独あるいは併用して定着能を有する処
理液に含有させることが好ましい。またp−トルエンス
ルフィン酸塩をはじめ、特開平1−224762号に記
載のスルフィン酸を使用することも保恒性の向上の上で
好ましい。 漂白能を有する液や定着能を有する液に
は、脱銀性の向上の観点からカチオンとしてアンモニウ
ムを用いることが好ましいが、環境汚染低減の目的から
は、アンモニウムを減少或いはゼロにする方が好まし
い。漂白、漂白定着、定着工程においては、特開平1−
309059号に記載のジェット攪拌を行なうことが特
に好ましい。漂白定着また定着工程における補充液の補
充量は、感光材料1m2 あたり100〜1000ミリリットル
であり、好ましくは150〜700ミリリットル、特に好まし
くは200〜600ミリリットルである。漂白定着や定着工程
には、各種の銀回収装置をインラインやオフラインで設
置して銀を回収することが好ましい。インラインで設置
することにより、液中の銀濃度を低減して処理できる結
果、補充量を減少させることができる。また、オフライ
ンで銀回収して残液を補充液として再利用することも好
ましい。漂白定着工程や定着工程は複数の処理タンクで
構成することができ、各タンクはカスケード配管して多
段向流方式にすることが好ましい。現像機の大きさとの
バランスから、一般には2タンクカスケード構成が効率
的であり、前段のタンクと後段のタンクにおける処理時
間の比は、0.5:1〜1:0.5の範囲にすることが
好ましく、特には0.8:1〜1:0.8の範囲が好ま
しい。漂白定着液や定着液には、保恒性の向上の観点か
ら金属錯体になっていない遊離のキレート剤を存在させ
ることが好ましいが、これらのキレート剤としては、漂
白液に関して記載した生分解性キレート剤を使用するこ
とが好ましい。
4−125558号の第7頁左下欄10行〜第8頁右下
欄19行に記載の化合物や処理条件を適用することがで
きる。特に、定着速度と保恒性を向上させるために、特
開平6−301169号の一般式(I)と(II)で表さ
れる化合物を、単独あるいは併用して定着能を有する処
理液に含有させることが好ましい。またp−トルエンス
ルフィン酸塩をはじめ、特開平1−224762号に記
載のスルフィン酸を使用することも保恒性の向上の上で
好ましい。 漂白能を有する液や定着能を有する液に
は、脱銀性の向上の観点からカチオンとしてアンモニウ
ムを用いることが好ましいが、環境汚染低減の目的から
は、アンモニウムを減少或いはゼロにする方が好まし
い。漂白、漂白定着、定着工程においては、特開平1−
309059号に記載のジェット攪拌を行なうことが特
に好ましい。漂白定着また定着工程における補充液の補
充量は、感光材料1m2 あたり100〜1000ミリリットル
であり、好ましくは150〜700ミリリットル、特に好まし
くは200〜600ミリリットルである。漂白定着や定着工程
には、各種の銀回収装置をインラインやオフラインで設
置して銀を回収することが好ましい。インラインで設置
することにより、液中の銀濃度を低減して処理できる結
果、補充量を減少させることができる。また、オフライ
ンで銀回収して残液を補充液として再利用することも好
ましい。漂白定着工程や定着工程は複数の処理タンクで
構成することができ、各タンクはカスケード配管して多
段向流方式にすることが好ましい。現像機の大きさとの
バランスから、一般には2タンクカスケード構成が効率
的であり、前段のタンクと後段のタンクにおける処理時
間の比は、0.5:1〜1:0.5の範囲にすることが
好ましく、特には0.8:1〜1:0.8の範囲が好ま
しい。漂白定着液や定着液には、保恒性の向上の観点か
ら金属錯体になっていない遊離のキレート剤を存在させ
ることが好ましいが、これらのキレート剤としては、漂
白液に関して記載した生分解性キレート剤を使用するこ
とが好ましい。
【0082】水洗および安定化工程に関しては、上記の
特開平4−125558号、第12頁右下欄6行〜第13
頁右下欄第16行に記載の内容を好ましく適用すること
ができる。一般に安定液にはホルムアルデヒドを代表例
とするマゼンタ色素の安定化剤が含有されるが、本発明
においては、ホルムアルデヒドに代わって欧州特許公開
公報第504609号、同519190号に記載のアゾ
リルメチルアミン類や特開平4−362943号に記載
のN−メチロールアゾール類を使用することが、本発明
の効果を高める上で好ましい。さらには、本発明におけ
る安定液は、マゼンタ色素の安定化剤をまったく含まな
い方が、より良好な効果を得ることができる。本発明に
おいて、マゼンタ色素の安定化剤とは、残存マゼンタカ
プラーを不活性化してステインやマゼンタ色素の退色を
減少させる化合物であり、具体例としてホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ピルビンアルデヒド、m−ヒド
ロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデ
ヒドなどのアルデヒド類、米国特許第4786583号
に記載のメチロール化合物やヘキサメチレンテトラミ
ン、特開平2−153348号に記載のヘキサヒドロト
リアジン類.米国特許だい4921779号に記載のホ
ルムアルデヒド重亜硫酸付加物などのホルムアルデヒド
プレカーサー、欧州特許公開公報第504609号、同
519190号に記載のアゾリルメチルアミン類や特開
平4−362943号に記載のN−メチロールアゾール
類などがあげあれる。本発明においては、最終工程の浴
に画像安定化剤を含ませないことが、磁気記録情報の読
み取り性能を向上させる上でに特に好ましい。水洗およ
び安定液の補充量は、感光材料1m2あたり80〜100
0ミリリットルが好ましく、特には100〜500ミリリットル、さ
らには150〜300ミリリットルが、水洗または安定化機能
の確保と環境保全のための廃液減少の両面から好ましい
範囲である。このような補充量で行なう処理において
は、バクテリアや黴の繁殖防止のために、チアベンダゾ
ール、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3オン、5−ク
ロロ−2−メチルイソチアゾリン−3−オンのような公
知の防黴剤やゲンタマイシンのような抗生物質、イオン
交換樹脂等によって脱イオン処理した水を用いることが
好ましい。脱イオン水と防菌剤や抗生物質は、併用する
ことがより効果的である。また、水洗または安定液タン
ク内の液は、特開平3−46652号、同3−5324
6号、同3−121448号、同3−126030号に
記載の逆浸透膜処理を行なって補充量を減少させること
も好ましく、この場合の逆浸透膜は、低圧逆浸透膜であ
ることが好ましい。
特開平4−125558号、第12頁右下欄6行〜第13
頁右下欄第16行に記載の内容を好ましく適用すること
ができる。一般に安定液にはホルムアルデヒドを代表例
とするマゼンタ色素の安定化剤が含有されるが、本発明
においては、ホルムアルデヒドに代わって欧州特許公開
公報第504609号、同519190号に記載のアゾ
リルメチルアミン類や特開平4−362943号に記載
のN−メチロールアゾール類を使用することが、本発明
の効果を高める上で好ましい。さらには、本発明におけ
る安定液は、マゼンタ色素の安定化剤をまったく含まな
い方が、より良好な効果を得ることができる。本発明に
おいて、マゼンタ色素の安定化剤とは、残存マゼンタカ
プラーを不活性化してステインやマゼンタ色素の退色を
減少させる化合物であり、具体例としてホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、ピルビンアルデヒド、m−ヒド
ロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデ
ヒドなどのアルデヒド類、米国特許第4786583号
に記載のメチロール化合物やヘキサメチレンテトラミ
ン、特開平2−153348号に記載のヘキサヒドロト
リアジン類.米国特許だい4921779号に記載のホ
ルムアルデヒド重亜硫酸付加物などのホルムアルデヒド
プレカーサー、欧州特許公開公報第504609号、同
519190号に記載のアゾリルメチルアミン類や特開
平4−362943号に記載のN−メチロールアゾール
類などがあげあれる。本発明においては、最終工程の浴
に画像安定化剤を含ませないことが、磁気記録情報の読
み取り性能を向上させる上でに特に好ましい。水洗およ
び安定液の補充量は、感光材料1m2あたり80〜100
0ミリリットルが好ましく、特には100〜500ミリリットル、さ
らには150〜300ミリリットルが、水洗または安定化機能
の確保と環境保全のための廃液減少の両面から好ましい
範囲である。このような補充量で行なう処理において
は、バクテリアや黴の繁殖防止のために、チアベンダゾ
ール、1,2−ベンゾイソチアゾリン−3オン、5−ク
ロロ−2−メチルイソチアゾリン−3−オンのような公
知の防黴剤やゲンタマイシンのような抗生物質、イオン
交換樹脂等によって脱イオン処理した水を用いることが
好ましい。脱イオン水と防菌剤や抗生物質は、併用する
ことがより効果的である。また、水洗または安定液タン
ク内の液は、特開平3−46652号、同3−5324
6号、同3−121448号、同3−126030号に
記載の逆浸透膜処理を行なって補充量を減少させること
も好ましく、この場合の逆浸透膜は、低圧逆浸透膜であ
ることが好ましい。
【0083】本発明における処理においては、発明協会
公開技報、公技番号94−4992号に開示された処理
液の蒸発補正を実施することが特に好ましい。特に第2
頁の(式−1)に基づいて、現像機設置環境の温度及び
湿度情報を用いて補正する方法が好ましい。蒸発補正に
使用する水は、水洗の補充タンクから採取することが好
ましく、その場合は水洗補充水として脱イオン水を用い
ることが好ましい。
公開技報、公技番号94−4992号に開示された処理
液の蒸発補正を実施することが特に好ましい。特に第2
頁の(式−1)に基づいて、現像機設置環境の温度及び
湿度情報を用いて補正する方法が好ましい。蒸発補正に
使用する水は、水洗の補充タンクから採取することが好
ましく、その場合は水洗補充水として脱イオン水を用い
ることが好ましい。
【0084】本発明に用いられる自動現像機について
は、上記公開技報の第3頁右欄の第22行から28行に
記載のフイルムプロセサーが好ましい。本発明を実施す
るに好ましい処理剤、自動現像機、蒸発補正方式の具体
例については、上記の公開技報の第5頁右欄11行から第
7頁右欄最終行までに記載されている。
は、上記公開技報の第3頁右欄の第22行から28行に
記載のフイルムプロセサーが好ましい。本発明を実施す
るに好ましい処理剤、自動現像機、蒸発補正方式の具体
例については、上記の公開技報の第5頁右欄11行から第
7頁右欄最終行までに記載されている。
【0085】本発明に使用される感光材料は、特開平4
−125558号、第14ページ左上欄第1行〜第18
ページ左下欄第11行に記載のものが好ましい。特にハ
ロゲン化銀乳剤としては、平均ヨウ化銀含有率が3〜2
0モル%のヨウ臭化銀乳剤が好ましく、アスペクト比が
5以上の平板状粒子や、内部と外部が異なるハロゲン組
成を有する二重構造粒子であることが好ましい。また内
部と外部が明確な層状構造をなしていてもよい。アスペ
クト比は特に5〜20が好ましく、さらには6〜12が
好ましい。また、米国特許第3574628号、同36
55394号に記載された単分散乳剤も好ましい。本発
明に使用される感光材料は、平均粒径0.02〜0.2
μm の非感光性微粒子ハロゲン化銀を含有する層を有す
ることが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は好ましくは
0.5〜10モル%のヨウ化銀を含有する臭化銀であ
る。
−125558号、第14ページ左上欄第1行〜第18
ページ左下欄第11行に記載のものが好ましい。特にハ
ロゲン化銀乳剤としては、平均ヨウ化銀含有率が3〜2
0モル%のヨウ臭化銀乳剤が好ましく、アスペクト比が
5以上の平板状粒子や、内部と外部が異なるハロゲン組
成を有する二重構造粒子であることが好ましい。また内
部と外部が明確な層状構造をなしていてもよい。アスペ
クト比は特に5〜20が好ましく、さらには6〜12が
好ましい。また、米国特許第3574628号、同36
55394号に記載された単分散乳剤も好ましい。本発
明に使用される感光材料は、平均粒径0.02〜0.2
μm の非感光性微粒子ハロゲン化銀を含有する層を有す
ることが好ましい。微粒子ハロゲン化銀は好ましくは
0.5〜10モル%のヨウ化銀を含有する臭化銀であ
る。
【0086】本発明に使用される感光材料に用いられる
添加剤は以下に記載されている。 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 1.化学増感剤 23頁 648 頁右欄 866頁 2.感度上昇剤 648頁右欄 3. 分光増感剤、 23〜24頁 648 頁右欄 866 〜868 頁 強色増感剤 〜649 頁右欄 4. 増 白 剤 24頁 647 頁右欄 868頁 5. 光吸収剤、 25 〜26頁 649 頁右欄 873頁 フィルター 〜650 頁左欄 染料、紫外 線吸収剤 6. バインダー 26頁 651 頁左欄 873 〜874 頁 7. 可塑剤、 27頁 650 頁右欄 876頁 潤滑剤 8. 塗布助剤、 26 〜27頁 650 頁右欄 875 〜876 頁 表面活性剤 9. スタチツク 27頁 650 頁右欄 876 〜877 頁 防止剤 10. マツト剤 878 〜879 頁
添加剤は以下に記載されている。 添加剤の種類 RD17643 RD18716 RD307105 1.化学増感剤 23頁 648 頁右欄 866頁 2.感度上昇剤 648頁右欄 3. 分光増感剤、 23〜24頁 648 頁右欄 866 〜868 頁 強色増感剤 〜649 頁右欄 4. 増 白 剤 24頁 647 頁右欄 868頁 5. 光吸収剤、 25 〜26頁 649 頁右欄 873頁 フィルター 〜650 頁左欄 染料、紫外 線吸収剤 6. バインダー 26頁 651 頁左欄 873 〜874 頁 7. 可塑剤、 27頁 650 頁右欄 876頁 潤滑剤 8. 塗布助剤、 26 〜27頁 650 頁右欄 875 〜876 頁 表面活性剤 9. スタチツク 27頁 650 頁右欄 876 〜877 頁 防止剤 10. マツト剤 878 〜879 頁
【0087】本発明の感光材料には種々の色素形成カプ
ラーを使用することができるが、以下のカプラーが特に
好ましい。 イエローカプラー: EP 502,424A の式(I),(II)で表わさ
れるカプラー; EP 513,496A の式(1),(2) で表わされる
カプラー (特に18頁のY-28); EP 568,037Aのクレーム1
の式(I) で表わされるカプラー; US 5,066,576のカラム
1の45〜55行の一般式(I) で表わされるカプラー; 特開
平4-274425の段落0008の一般式(I) で表わされるカプラ
ー; EP 498,381A1の40頁のクレーム1に記載のカプラー
(特に18頁のD-35); EP 447,969A1 の4頁の式(Y) で表
わされるカプラー(特にY-1(17頁),Y-54(41 頁)); US
4,476,219のカラム7の36〜58行の式(II)〜(IV)で表わ
されるカプラー(特にII-17,19( カラム17),II-24(カラ
ム19))。 マゼンタカプラー; 特開平3-39737(L-57(11 頁右下),L-
68(12 頁右下),L-77(13頁右下); EP 456,257 の[A-4]-6
3(134頁),[A-4]-73,-75(139頁); EP 486,965 のM-4,-6
(26 頁),M-7(27頁); EP 571,959AのM-45(19 頁);特開平
5-204106の(M-1)(6 頁);特開平4-362631の段落0237のM-
22。 シアンカプラー: 特開平4-204843のCX-1,3,4,5,11,12,1
4,15(14 〜16頁); 特開平4-43345 のC-7,10(35 頁),3
4,35(37頁),(I-1),(I-17)(42 〜43頁); 特開平6-67385
の請求項1の一般式(Ia)または(Ib)で表わされるカプ
ラー。 ポリマーカプラー: 特開平2-44345 のP-1,P-5(11頁) 。
ラーを使用することができるが、以下のカプラーが特に
好ましい。 イエローカプラー: EP 502,424A の式(I),(II)で表わさ
れるカプラー; EP 513,496A の式(1),(2) で表わされる
カプラー (特に18頁のY-28); EP 568,037Aのクレーム1
の式(I) で表わされるカプラー; US 5,066,576のカラム
1の45〜55行の一般式(I) で表わされるカプラー; 特開
平4-274425の段落0008の一般式(I) で表わされるカプラ
ー; EP 498,381A1の40頁のクレーム1に記載のカプラー
(特に18頁のD-35); EP 447,969A1 の4頁の式(Y) で表
わされるカプラー(特にY-1(17頁),Y-54(41 頁)); US
4,476,219のカラム7の36〜58行の式(II)〜(IV)で表わ
されるカプラー(特にII-17,19( カラム17),II-24(カラ
ム19))。 マゼンタカプラー; 特開平3-39737(L-57(11 頁右下),L-
68(12 頁右下),L-77(13頁右下); EP 456,257 の[A-4]-6
3(134頁),[A-4]-73,-75(139頁); EP 486,965 のM-4,-6
(26 頁),M-7(27頁); EP 571,959AのM-45(19 頁);特開平
5-204106の(M-1)(6 頁);特開平4-362631の段落0237のM-
22。 シアンカプラー: 特開平4-204843のCX-1,3,4,5,11,12,1
4,15(14 〜16頁); 特開平4-43345 のC-7,10(35 頁),3
4,35(37頁),(I-1),(I-17)(42 〜43頁); 特開平6-67385
の請求項1の一般式(Ia)または(Ib)で表わされるカプ
ラー。 ポリマーカプラー: 特開平2-44345 のP-1,P-5(11頁) 。
【0088】発色色素が適度な拡散性を有するカプラー
としては、US 4,366,237、GB 2,125,570、EP 96,873B、
DE 3,234,533に記載のものが好ましい。発色色素の不要
吸収を補正するためのカプラーは、EP 456,257A1の5 頁
に記載の式(CI),(CII),(CIII),(CIV) で表わされるイエ
ローカラードシアンカプラー(特に84頁のYC-86)、該EP
に記載のイエローカラードマゼンタカプラーExM-7(202
頁) 、 EX-1(249 頁) 、 EX-7(251 頁) 、US 4,833,069
に記載のマゼンタカラードシアンカプラーCC-9 (カラム
8)、CC-13(カラム10) 、US 4,837,136の(2)(カラム8)、
WO92/11575のクレーム1の式(A) で表わされる無色のマ
スキングカプラー(特に36〜45頁の例示化合物)が好ま
しい。
としては、US 4,366,237、GB 2,125,570、EP 96,873B、
DE 3,234,533に記載のものが好ましい。発色色素の不要
吸収を補正するためのカプラーは、EP 456,257A1の5 頁
に記載の式(CI),(CII),(CIII),(CIV) で表わされるイエ
ローカラードシアンカプラー(特に84頁のYC-86)、該EP
に記載のイエローカラードマゼンタカプラーExM-7(202
頁) 、 EX-1(249 頁) 、 EX-7(251 頁) 、US 4,833,069
に記載のマゼンタカラードシアンカプラーCC-9 (カラム
8)、CC-13(カラム10) 、US 4,837,136の(2)(カラム8)、
WO92/11575のクレーム1の式(A) で表わされる無色のマ
スキングカプラー(特に36〜45頁の例示化合物)が好ま
しい。
【0089】
【発明の実施の形態】本発明の方法に使用しうる好適な
感光材料処理装置の一実施形態の断面図を図1に示す。
図1に示すように、本実施の形態に係る感光材料処理装
置10は、結晶性樹脂によりU字状に形成される発色現
像槽12に、同じく結晶性樹脂によりU字状に形成され
る漂白槽14が連結材18Aを介して繋がり、さらに、
漂白槽14は連結材18Bを介して定着槽16Aに連結
され、さらに連結材18Cを介して定着槽16Bに連結
されている。同様に水洗槽16C、安定槽16D、安定
槽Eに連結されている。なお、水洗槽16C、安定槽1
6Dは図中では、省略している。これらの各槽は、それ
ぞれ槽における処理時間に対応してU状からなる流路が
調整されるようになっている。
感光材料処理装置の一実施形態の断面図を図1に示す。
図1に示すように、本実施の形態に係る感光材料処理装
置10は、結晶性樹脂によりU字状に形成される発色現
像槽12に、同じく結晶性樹脂によりU字状に形成され
る漂白槽14が連結材18Aを介して繋がり、さらに、
漂白槽14は連結材18Bを介して定着槽16Aに連結
され、さらに連結材18Cを介して定着槽16Bに連結
されている。同様に水洗槽16C、安定槽16D、安定
槽Eに連結されている。なお、水洗槽16C、安定槽1
6Dは図中では、省略している。これらの各槽は、それ
ぞれ槽における処理時間に対応してU状からなる流路が
調整されるようになっている。
【0090】従って、この感光材料処理装置10の発色
現像槽12の開放端側から撮影済のネガフィルムFが挿
入されると、処理槽であるこれら発色現像槽12、漂白
槽14、定着槽16A、定着槽16B、水洗槽16C、
安定槽16D、安定槽16E順にネガフィルムFが漬け
られてネガフィルムFの現像処理がされる。また、最後
の安定槽16Eの開放端側には乾燥ファン22が配置さ
れており、この乾燥ファン22に安定槽16E内から出
てきたネガフィルムFが挿入されて乾燥されることにな
る。さらに、この感光材料処理装置10には、各処理槽
を全体的に覆うような図示しないカバーが取り付けられ
ている。これら処理槽の内の例えば発色現像槽12を図
2に拡大して示し、発色現像槽12の横断面を図3に表
す。この図3に示すように、発色現像槽12内の空間1
2Cは、発色現像槽12の内壁面の一部であるガイド部
12BによりネガフィルムFが案内されつつ搬送される
ように、このガイド部12Bによってスリット状に形成
されている。すなわち、発色現像槽12内の空間12C
の幅方向の長さがネガフィルムFの幅寸法より若干大き
くされ、この空間12Cの厚みがネガフィルムFの厚み
より若干厚くされたスリット状に、この空間12Cがガ
イド部12Bにより形成されている。この為、このガイ
ド部12Bが、U字状のネガフィルムFの搬送経路Tを
構成することにもなる。また、発色現像槽12の幅方向
の中央部の壁部12Aには、図3上、上下面とも窪みと
なる凹部26が搬送経路Tに沿って溝状に形成されてお
り、ネガフィルムFの画像形成部分には発色現像槽12
の内壁面が接しないようにされている。
現像槽12の開放端側から撮影済のネガフィルムFが挿
入されると、処理槽であるこれら発色現像槽12、漂白
槽14、定着槽16A、定着槽16B、水洗槽16C、
安定槽16D、安定槽16E順にネガフィルムFが漬け
られてネガフィルムFの現像処理がされる。また、最後
の安定槽16Eの開放端側には乾燥ファン22が配置さ
れており、この乾燥ファン22に安定槽16E内から出
てきたネガフィルムFが挿入されて乾燥されることにな
る。さらに、この感光材料処理装置10には、各処理槽
を全体的に覆うような図示しないカバーが取り付けられ
ている。これら処理槽の内の例えば発色現像槽12を図
2に拡大して示し、発色現像槽12の横断面を図3に表
す。この図3に示すように、発色現像槽12内の空間1
2Cは、発色現像槽12の内壁面の一部であるガイド部
12BによりネガフィルムFが案内されつつ搬送される
ように、このガイド部12Bによってスリット状に形成
されている。すなわち、発色現像槽12内の空間12C
の幅方向の長さがネガフィルムFの幅寸法より若干大き
くされ、この空間12Cの厚みがネガフィルムFの厚み
より若干厚くされたスリット状に、この空間12Cがガ
イド部12Bにより形成されている。この為、このガイ
ド部12Bが、U字状のネガフィルムFの搬送経路Tを
構成することにもなる。また、発色現像槽12の幅方向
の中央部の壁部12Aには、図3上、上下面とも窪みと
なる凹部26が搬送経路Tに沿って溝状に形成されてお
り、ネガフィルムFの画像形成部分には発色現像槽12
の内壁面が接しないようにされている。
【0091】以上より、発色現像槽12はスリット状の
タンクとされていて、この発色現像槽12のタンク容量
をVミリリットルとし、現像液にネガフィルムFが接触
し始める位置から現像液内よりネガフィルムFが排出さ
れる位置までの搬送距離であるパス長をLcmとしたとき
に、V/Lの値が25以下とされて現像液の少量化が図
られている。尚ここで、タンク容量には、循環系の液量
や現像液の温調のために用いられることがあるサブタン
ク等の容量は除外する。さらに、漂白槽14、定着槽1
6A等の他の処理槽の内部にも同様にスリット状の空間
が形成されており、また、上記の連結材18A、18
B、18C、18D・・・も発色現像槽12と同様に、
内部にスリット状の通路を有したV字状に形成され、発
色現像槽12、漂白槽14、定着槽16A・・・と接合
されるように、それぞれ逆U字状に配置される。
タンクとされていて、この発色現像槽12のタンク容量
をVミリリットルとし、現像液にネガフィルムFが接触
し始める位置から現像液内よりネガフィルムFが排出さ
れる位置までの搬送距離であるパス長をLcmとしたとき
に、V/Lの値が25以下とされて現像液の少量化が図
られている。尚ここで、タンク容量には、循環系の液量
や現像液の温調のために用いられることがあるサブタン
ク等の容量は除外する。さらに、漂白槽14、定着槽1
6A等の他の処理槽の内部にも同様にスリット状の空間
が形成されており、また、上記の連結材18A、18
B、18C、18D・・・も発色現像槽12と同様に、
内部にスリット状の通路を有したV字状に形成され、発
色現像槽12、漂白槽14、定着槽16A・・・と接合
されるように、それぞれ逆U字状に配置される。
【0092】図2及び図4に示すように、発色現像槽1
2内には、U字状のネガフィルムFの搬送経路Tに沿っ
て所定の間隔で膨らんだ空間である膨出部28が5個所
配置されている。これらの膨出部28内には、両端部に
それぞれ駆動輪30Aを有した搬送手段である一対の搬
送ローラ30が相互に対向してそれぞれ回転可能に配置
されている。従って、一対の搬送ローラ30が回転され
ると、一対の搬送ローラ30の駆動輪30A間にネガフ
ィルムFのパーホレーション部分が挟持されつつ、ネガ
フィルムFが発色現像槽12内の搬送経路Tに沿って搬
送されることになる。そして、これら搬送ローラ30の
駆動輪30Aの内の一方には、周方向に沿って並ぶよう
に磁極が配置された円板状の磁石32が、取り付けられ
ている。これら一対の搬送ローラ30の磁石32と発色
現像槽12の壁部12Aを介して対向する発色現像槽1
2の外側の部分には、一対の伝達ローラ34が配置され
ている。この一対の伝達ローラ34の一端側である磁石
32と対向する側には、搬送ローラ30の駆動輪30A
と同様に周方向に沿って磁極が並ぶように配置された円
板状の磁石36がそれぞれ設置されており、一対の伝達
ローラ34の他端側には、相互に噛み合うギヤ38がそ
れぞれ取り付けられている。
2内には、U字状のネガフィルムFの搬送経路Tに沿っ
て所定の間隔で膨らんだ空間である膨出部28が5個所
配置されている。これらの膨出部28内には、両端部に
それぞれ駆動輪30Aを有した搬送手段である一対の搬
送ローラ30が相互に対向してそれぞれ回転可能に配置
されている。従って、一対の搬送ローラ30が回転され
ると、一対の搬送ローラ30の駆動輪30A間にネガフ
ィルムFのパーホレーション部分が挟持されつつ、ネガ
フィルムFが発色現像槽12内の搬送経路Tに沿って搬
送されることになる。そして、これら搬送ローラ30の
駆動輪30Aの内の一方には、周方向に沿って並ぶよう
に磁極が配置された円板状の磁石32が、取り付けられ
ている。これら一対の搬送ローラ30の磁石32と発色
現像槽12の壁部12Aを介して対向する発色現像槽1
2の外側の部分には、一対の伝達ローラ34が配置され
ている。この一対の伝達ローラ34の一端側である磁石
32と対向する側には、搬送ローラ30の駆動輪30A
と同様に周方向に沿って磁極が並ぶように配置された円
板状の磁石36がそれぞれ設置されており、一対の伝達
ローラ34の他端側には、相互に噛み合うギヤ38がそ
れぞれ取り付けられている。
【0093】さらに、一方の伝達ローラ34の他端側よ
り突出した回転軸40の先端部にスプロケット42が取
り付けられている。また、漂白槽14、定着槽16A・
・・等の他の処理槽にも同様に一対の搬送ローラ30を
内蔵した膨出部28がそれぞれ複数形成されており、こ
れらの膨出部28にも、スプロケット42を有した一対
の伝達ローラ34がそれぞれ配置されている。そして、
感光材料処理装置10全体にわたって各スプロケット4
2にチェーン44が巻き掛けられており、感光材料処理
装置10に配置されたモータ46によりこのチェーン4
4が駆動回転されることになる。
り突出した回転軸40の先端部にスプロケット42が取
り付けられている。また、漂白槽14、定着槽16A・
・・等の他の処理槽にも同様に一対の搬送ローラ30を
内蔵した膨出部28がそれぞれ複数形成されており、こ
れらの膨出部28にも、スプロケット42を有した一対
の伝達ローラ34がそれぞれ配置されている。そして、
感光材料処理装置10全体にわたって各スプロケット4
2にチェーン44が巻き掛けられており、感光材料処理
装置10に配置されたモータ46によりこのチェーン4
4が駆動回転されることになる。
【0094】以上より、チェーン44がモータ46によ
り回転されるのに伴って、スプロケット42を有した一
方の伝達ローラ34がそれぞれ回転され、これに合わせ
て、ギヤ38で噛み合っている他方の伝達ローラ34も
回転される。この結果、一対の伝達ローラ34の磁石3
6と発色現像槽12の壁部12Aを介して対向する搬送
ローラ30の磁石32が磁力の影響を受け、磁石32を
有した一対の搬送ローラ30が一対の伝達ローラ34と
共に回転することになる。
り回転されるのに伴って、スプロケット42を有した一
方の伝達ローラ34がそれぞれ回転され、これに合わせ
て、ギヤ38で噛み合っている他方の伝達ローラ34も
回転される。この結果、一対の伝達ローラ34の磁石3
6と発色現像槽12の壁部12Aを介して対向する搬送
ローラ30の磁石32が磁力の影響を受け、磁石32を
有した一対の搬送ローラ30が一対の伝達ローラ34と
共に回転することになる。
【0095】他方、図2に示すように、発色現像槽12
の最下部である中央部と、発色現像槽12の導入及び排
出側寄りの部分との間を繋ぐように、循環路である配管
52が配置されている。この配管52の途中には、発色
現像槽12の中央部から発色現像槽12の導入側寄りの
部分及び発色現像槽12の排出側寄りの部分へ現像液を
送るためのポンプ54が、設置されている。さらに、配
管52のポンプ54の下流側の位置には、ポンプ54に
より送られる現像液を所定の温度に加熱する鋳込みヒー
タ56が設置されている。また、この配管52の鋳込み
ヒータ56の下流側の位置で、発色現像槽12の導入側
寄りの部分及び発色現像槽12の排出側寄りの部分へ繋
がれるように、配管52が枝分かれしている。
の最下部である中央部と、発色現像槽12の導入及び排
出側寄りの部分との間を繋ぐように、循環路である配管
52が配置されている。この配管52の途中には、発色
現像槽12の中央部から発色現像槽12の導入側寄りの
部分及び発色現像槽12の排出側寄りの部分へ現像液を
送るためのポンプ54が、設置されている。さらに、配
管52のポンプ54の下流側の位置には、ポンプ54に
より送られる現像液を所定の温度に加熱する鋳込みヒー
タ56が設置されている。また、この配管52の鋳込み
ヒータ56の下流側の位置で、発色現像槽12の導入側
寄りの部分及び発色現像槽12の排出側寄りの部分へ繋
がれるように、配管52が枝分かれしている。
【0096】このポンプ54の下流側の配管52の部分
には、鋳込みヒータ56内を配管52と同様に通過する
補充路である配管58の一端側が接続されており、この
配管58の他端側が補充液を貯留した補充タンク60に
接続され、また、水タンク64が接続されている。そし
て、この配管58の途中には、補充タンク60内の補充
液を配管52に送り込むためのポンプ62が配置されて
いる。従って、鋳込みヒータ56はこのポンプ62によ
り送られた補充液をも加熱することになる。ここで鋳込
みヒータ56は、特開平5−80479号公報及び特開
平5−204117号公報に示されているように、ヒー
タ及び熱伝導性のよい配管パイプが温度センサとともに
熱伝導性のよい金属に鋳込まれて形成されたものであ
り、配管パイプ内を通る現像液及び補充液に迅速にかつ
効率よく熱が伝えられて発色現像槽12内の現像液の液
温を一定温度に維持することを可能とするものである。
そして、この温度センサが、配管52、58内を流れる
現像液及び補充液の温度を検出するようになっていて、
鋳込みヒータ56の作動状態をこの温度センサによる現
像液及び補充液の検出温度に基づき調整可能となってい
る。
には、鋳込みヒータ56内を配管52と同様に通過する
補充路である配管58の一端側が接続されており、この
配管58の他端側が補充液を貯留した補充タンク60に
接続され、また、水タンク64が接続されている。そし
て、この配管58の途中には、補充タンク60内の補充
液を配管52に送り込むためのポンプ62が配置されて
いる。従って、鋳込みヒータ56はこのポンプ62によ
り送られた補充液をも加熱することになる。ここで鋳込
みヒータ56は、特開平5−80479号公報及び特開
平5−204117号公報に示されているように、ヒー
タ及び熱伝導性のよい配管パイプが温度センサとともに
熱伝導性のよい金属に鋳込まれて形成されたものであ
り、配管パイプ内を通る現像液及び補充液に迅速にかつ
効率よく熱が伝えられて発色現像槽12内の現像液の液
温を一定温度に維持することを可能とするものである。
そして、この温度センサが、配管52、58内を流れる
現像液及び補充液の温度を検出するようになっていて、
鋳込みヒータ56の作動状態をこの温度センサによる現
像液及び補充液の検出温度に基づき調整可能となってい
る。
【0097】尚、循環系の配管52の長さを出来るだけ
短くして、配管52内に保有される現像液の液量を最小
限にすることにより、液温を保つための現像液の循環量
も必要最小限として、攪拌による現像液の空気酸化を少
なくすることができる。一方、規定量の補充液が補充ポ
ンプ62により補充タンク60から吸い出され、この補
充液が補充系の配管58を通って発色現像槽12に供給
されるが、補充液が鋳込みヒータ56内の図示しない配
管パイプを通る際に、発色現像槽12内の現像液の液温
と同一液温まで昇温される。尚、補充系の鋳込みヒータ
56内の配管パイプは、補充液がこの配管パイプを通る
間に所定の温度まで上昇するのに充分な長さの管路長を
有する。補充液を補充するタイミングは、新たに処理さ
れるネガフィルムFが発色現像槽12に挿入される直前
であり、この時に補充ポンプ62を作動して規定量の補
充液を補充し、さらに処理中に必要に応じて補充する。
従って、ネガフィルムFの処理時には、発色現像槽12
内の現像液の品質が常時一定に維持される。そして、補
充液は、発色現像槽12内に循環された現像液と一緒
に、或いは独立に、ネガフィルムFが挿入される発色現
像槽12の上部に供給される。
短くして、配管52内に保有される現像液の液量を最小
限にすることにより、液温を保つための現像液の循環量
も必要最小限として、攪拌による現像液の空気酸化を少
なくすることができる。一方、規定量の補充液が補充ポ
ンプ62により補充タンク60から吸い出され、この補
充液が補充系の配管58を通って発色現像槽12に供給
されるが、補充液が鋳込みヒータ56内の図示しない配
管パイプを通る際に、発色現像槽12内の現像液の液温
と同一液温まで昇温される。尚、補充系の鋳込みヒータ
56内の配管パイプは、補充液がこの配管パイプを通る
間に所定の温度まで上昇するのに充分な長さの管路長を
有する。補充液を補充するタイミングは、新たに処理さ
れるネガフィルムFが発色現像槽12に挿入される直前
であり、この時に補充ポンプ62を作動して規定量の補
充液を補充し、さらに処理中に必要に応じて補充する。
従って、ネガフィルムFの処理時には、発色現像槽12
内の現像液の品質が常時一定に維持される。そして、補
充液は、発色現像槽12内に循環された現像液と一緒
に、或いは独立に、ネガフィルムFが挿入される発色現
像槽12の上部に供給される。
【0098】尚、補充液が供給された量だけ発色現像槽
12中の現像液は一時的に増加するが、ネガフィルムF
の処理に伴って発色現像槽12から増加分は排出される
ことになる。但し、発色現像槽12のネガフィルムFの
出口側に図示しないオーバフロー廃液口を設け、このオ
ーバフロー廃液口から増加分を排出して廃液タンク(図
示せず)に貯留するようにしてもよい。また、補充液
は、特開平4−128841号公報に記載されているよ
うな可撓性のある密閉容器である補充タンク60に貯留
されており、内部の補充液が補充ポンプ62によって吸
い出されていくにつれて補充タンク60は偏平になって
ゆく。従って、補充タンク60内に空気が入り込んで補
充液が酸化されることはなく、補充タンク60内の補充
液は使い尽くされるまで初期の品質を長期間に亘って維
持する事が出来る。
12中の現像液は一時的に増加するが、ネガフィルムF
の処理に伴って発色現像槽12から増加分は排出される
ことになる。但し、発色現像槽12のネガフィルムFの
出口側に図示しないオーバフロー廃液口を設け、このオ
ーバフロー廃液口から増加分を排出して廃液タンク(図
示せず)に貯留するようにしてもよい。また、補充液
は、特開平4−128841号公報に記載されているよ
うな可撓性のある密閉容器である補充タンク60に貯留
されており、内部の補充液が補充ポンプ62によって吸
い出されていくにつれて補充タンク60は偏平になって
ゆく。従って、補充タンク60内に空気が入り込んで補
充液が酸化されることはなく、補充タンク60内の補充
液は使い尽くされるまで初期の品質を長期間に亘って維
持する事が出来る。
【0099】次に本発明の方法に使用しうる好適な感光
材料処理装置の他の実施形態の断面図を図5に示す。図
5に示すように、本実施の形態に係る感光材料処理装置
100は処理液量を低減して簡易に処理するためにスリ
ット状処理路120を設けている。ここで用いられるス
リット状処理路120とは、感光材料が通過する処理タ
ンク内の通路を感光材料の進行方向に対して直角に切断
した断面が、横幅(感光材料の幅方向)に対して厚みの
薄い所謂スリット型であることを意味する。なお、この
スリット型の形状は長方形であっても、長円形であって
もよい。
材料処理装置の他の実施形態の断面図を図5に示す。図
5に示すように、本実施の形態に係る感光材料処理装置
100は処理液量を低減して簡易に処理するためにスリ
ット状処理路120を設けている。ここで用いられるス
リット状処理路120とは、感光材料が通過する処理タ
ンク内の通路を感光材料の進行方向に対して直角に切断
した断面が、横幅(感光材料の幅方向)に対して厚みの
薄い所謂スリット型であることを意味する。なお、この
スリット型の形状は長方形であっても、長円形であって
もよい。
【0100】この処理路120のパス長は処理液の種類
や処理に要する時間(処理液中の浸漬時間)に合わせて
決定される。スリット状の処理路120は処理機の全て
の処理槽に設けてもよく、一部の処理槽に設け、他の処
理槽は従来と同様の処理槽とすることもできる。この感
光材料処理装置100においては、すべての処理槽にス
リット状の処理路120が設けてあり、処理時間に応じ
たパス長を有する発色現像槽140、漂白槽160、2
つの定着槽200が隣接して配置され、発色現像槽14
0にて現像処理された感光材料は一対の搬送ローラ18
0により次の処理タンクである漂白槽160、2つの定
着槽200に送り出される。さらに、2つの定着槽20
0に隣接して、水洗槽210、2つの安定槽220がそ
れぞれ配置された構造となっている。そして、発色現像
槽120、漂白槽160、定着槽200、水洗槽21
0、安定槽220には、それぞれ発色現像液、漂白液、
定着液、水洗液、安定液が貯留されている。従って、こ
の感光材料処理装置100の発色現像槽140の開放端
側から撮影済のネガフィルムFが挿入されると、処理槽
であるこれら発色現像槽140、漂白槽160、定着槽
200、水洗槽210、安定槽220に順にネガフィル
ムFが漬けられてネガフィルムFの現像処理がなされ
る。また、最後の安定槽220の開放端側には乾燥ファ
ン(図示せず)が配置されており、この乾燥ファンに安
定槽220内から出てきたネガフィルムFが挿入されて
乾燥されることになる。
や処理に要する時間(処理液中の浸漬時間)に合わせて
決定される。スリット状の処理路120は処理機の全て
の処理槽に設けてもよく、一部の処理槽に設け、他の処
理槽は従来と同様の処理槽とすることもできる。この感
光材料処理装置100においては、すべての処理槽にス
リット状の処理路120が設けてあり、処理時間に応じ
たパス長を有する発色現像槽140、漂白槽160、2
つの定着槽200が隣接して配置され、発色現像槽14
0にて現像処理された感光材料は一対の搬送ローラ18
0により次の処理タンクである漂白槽160、2つの定
着槽200に送り出される。さらに、2つの定着槽20
0に隣接して、水洗槽210、2つの安定槽220がそ
れぞれ配置された構造となっている。そして、発色現像
槽120、漂白槽160、定着槽200、水洗槽21
0、安定槽220には、それぞれ発色現像液、漂白液、
定着液、水洗液、安定液が貯留されている。従って、こ
の感光材料処理装置100の発色現像槽140の開放端
側から撮影済のネガフィルムFが挿入されると、処理槽
であるこれら発色現像槽140、漂白槽160、定着槽
200、水洗槽210、安定槽220に順にネガフィル
ムFが漬けられてネガフィルムFの現像処理がなされ
る。また、最後の安定槽220の開放端側には乾燥ファ
ン(図示せず)が配置されており、この乾燥ファンに安
定槽220内から出てきたネガフィルムFが挿入されて
乾燥されることになる。
【0101】以上より、発色現像槽140はスリット状
のタンクとされていて、この発色現像槽140のタンク
容量をVミリリットルとし、現像液にネガフィルムFが
接触し始める位置(処理タンク入口)から現像液内より
ネガフィルムFが排出される位置(処理タンク出口)ま
での距離であるパス長をLcmとしたときに、V/Lの値
が25以下とされて現像液の少量化が図られている。な
お、ここでいうタンク容量(V)には、循環系の液量や
現像液の温調のために用いられることがあるサブタンク
等の容量は除外する。さらに、漂白槽160、定着槽2
00、水洗槽210、安定槽220等の他の処理槽の内
部も同様にスリット状の空間が形成されており、これら
の各槽が接合してそれぞれ配置される。
のタンクとされていて、この発色現像槽140のタンク
容量をVミリリットルとし、現像液にネガフィルムFが
接触し始める位置(処理タンク入口)から現像液内より
ネガフィルムFが排出される位置(処理タンク出口)ま
での距離であるパス長をLcmとしたときに、V/Lの値
が25以下とされて現像液の少量化が図られている。な
お、ここでいうタンク容量(V)には、循環系の液量や
現像液の温調のために用いられることがあるサブタンク
等の容量は除外する。さらに、漂白槽160、定着槽2
00、水洗槽210、安定槽220等の他の処理槽の内
部も同様にスリット状の空間が形成されており、これら
の各槽が接合してそれぞれ配置される。
【0102】また、この感光材料処理装置における感光
材料の搬送速度は毎分0.1m〜5mであることが好ま
しく、毎分0.2m〜3mであることがより好ましく、
毎分0.3m〜1.5mであることが特に好ましい。さ
らにこの処理機に適用される感光材料の搬送方法には特
に制限はなく、公知の搬送方、例えば、一対の搬送ロー
ラのニップ力で感光材料を搬送するローラー型搬送方
法、ドラムの回転により狭い空隙に待たされた処理液中
に感光材料を挿入、搬送、送り出すドラム処理方法、所
謂リーダートレーラー搬送方法等を目的に応じて選択す
ることができる。このような感光材料処理装置を用いる
ことにより、スリット状の処理路を備えた発色現像槽1
40の厚みの極めて薄い処理路120でネガフィルムF
の搬送経路を構成するので、従来の発色現像槽140と
比較して現像液の少量化が図れ、現像液の特性を維持す
るために多量の補充液を必要とすることがなく、感光材
料処理装置100のランニングコストが低減される。ま
た、上記の構造で現像液を少量化することにより、現像
液を貯留する発色現像槽140の小型化が図れ、これに
伴って感光材料処理装置100の小型化が図れる。そし
て、漂白槽160、定着槽200、水洗槽210、安定
槽220等の他の処理槽も上記と同様に作用することに
なる。
材料の搬送速度は毎分0.1m〜5mであることが好ま
しく、毎分0.2m〜3mであることがより好ましく、
毎分0.3m〜1.5mであることが特に好ましい。さ
らにこの処理機に適用される感光材料の搬送方法には特
に制限はなく、公知の搬送方、例えば、一対の搬送ロー
ラのニップ力で感光材料を搬送するローラー型搬送方
法、ドラムの回転により狭い空隙に待たされた処理液中
に感光材料を挿入、搬送、送り出すドラム処理方法、所
謂リーダートレーラー搬送方法等を目的に応じて選択す
ることができる。このような感光材料処理装置を用いる
ことにより、スリット状の処理路を備えた発色現像槽1
40の厚みの極めて薄い処理路120でネガフィルムF
の搬送経路を構成するので、従来の発色現像槽140と
比較して現像液の少量化が図れ、現像液の特性を維持す
るために多量の補充液を必要とすることがなく、感光材
料処理装置100のランニングコストが低減される。ま
た、上記の構造で現像液を少量化することにより、現像
液を貯留する発色現像槽140の小型化が図れ、これに
伴って感光材料処理装置100の小型化が図れる。そし
て、漂白槽160、定着槽200、水洗槽210、安定
槽220等の他の処理槽も上記と同様に作用することに
なる。
【実施例】以下に本発明を実施例によって詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0103】発色現像濃縮液の調製 表1〜2に掲載した各成分の割合で液体発色現像濃縮液
No.1〜No.9を調製した。これを表3に示す内容
積540ミリリットルの円筒形の容器Dに空隙率0.08にな
るように充填(497ミリリットルを充填)して厚さ3mmの
ポリプロピレンキャップで密封した。
No.1〜No.9を調製した。これを表3に示す内容
積540ミリリットルの円筒形の容器Dに空隙率0.08にな
るように充填(497ミリリットルを充填)して厚さ3mmの
ポリプロピレンキャップで密封した。
【0104】
【表1】
【0105】
【表2】
【0106】
【表3】 次に30℃70%RHで12ヵ月保存した表1〜表2に
記載の液体発色現像濃縮液No.1〜No.9を用いて
発色現像液及び発色現像補充液を調製し、下記の磁気記
録層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を処理し
て、写真性能と磁気情報の読み取り性能を評価した。
記載の液体発色現像濃縮液No.1〜No.9を用いて
発色現像液及び発色現像補充液を調製し、下記の磁気記
録層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料を処理し
て、写真性能と磁気情報の読み取り性能を評価した。
【0107】1.補充用の発色現像液の調製 12ヶ月保存後の液体発色現像濃縮液No.1〜No.
9を用いて、以下の割合で希釈及びスターターの添加を
行なって発色現像液(タンク液)を調製した。 以下の式で算出した量の液体発色現像濃縮液を採取す
る。 750×表1に記載の仕上り液量/1000 (ミリリット
ル) 水を加えて液量を950ミリリットルとする。 以下の組成のスターターを50ミリリットル添加する。 水酸化カリウム 0.117g 5-ヒドロキシ−7−メチル−1,2,4−トリアザインドリン 0.05g ジエチレントリアミン五酢酸 0.20g 炭酸カリウム 3.14g 炭酸水素ナトリウム 1.075g 臭化カリウム 1.075g ヨウ化カリウム 0.0013g 水を加えて 50.0ミリリットル pHを10.05に調整する。
9を用いて、以下の割合で希釈及びスターターの添加を
行なって発色現像液(タンク液)を調製した。 以下の式で算出した量の液体発色現像濃縮液を採取す
る。 750×表1に記載の仕上り液量/1000 (ミリリット
ル) 水を加えて液量を950ミリリットルとする。 以下の組成のスターターを50ミリリットル添加する。 水酸化カリウム 0.117g 5-ヒドロキシ−7−メチル−1,2,4−トリアザインドリン 0.05g ジエチレントリアミン五酢酸 0.20g 炭酸カリウム 3.14g 炭酸水素ナトリウム 1.075g 臭化カリウム 1.075g ヨウ化カリウム 0.0013g 水を加えて 50.0ミリリットル pHを10.05に調整する。
【0108】次に、前記12ケ月保存後の液体発色現像
濃縮液が充填された容器を図2の補充タンク60に取付
け、以下の比率で希釈用水とは別々に発色現像槽に補充
し、液体発色現像濃縮液と図2の水タンク64から送ら
れた水との合計が規定の補充量となるようにした。 液体発色現像濃縮液 : 表1〜表2に記載の仕上がり量(ミリリットル) 水 : 1000−表1〜表2に記載の仕上がり量(ミリリットル)
濃縮液が充填された容器を図2の補充タンク60に取付
け、以下の比率で希釈用水とは別々に発色現像槽に補充
し、液体発色現像濃縮液と図2の水タンク64から送ら
れた水との合計が規定の補充量となるようにした。 液体発色現像濃縮液 : 表1〜表2に記載の仕上がり量(ミリリットル) 水 : 1000−表1〜表2に記載の仕上がり量(ミリリットル)
【0109】2.その他の処理液の調製 (漂白液) タンク液(g) 補充液(g) 1,3−ジアミノプロパン四酢酸 113 170 第二鉄アンモニウム一水塩 臭化アンモニウム 70 105 硝酸アンモニウム 14 21 コハク酸 34 51 マレイン酸 28 42 水を加えて 1リットル 1リットル pH(アンモニア水で調整) 4.6 4.0
【0110】 (定着液) タンク液(g) 補充液(g) チオ硫酸アンモニウム水溶液 240ミリリットル 720ミリリットル (750g/リットル) イミダゾール 7 21 メタンスルホン酸アンモニウム 5 15 メタンスルフィン酸アンモニウム 10 30 エチレンジアミン四酢酸 13 39 水を加えて 1リットル 1リットル pH(アンモニア水、酢酸で調整) 7.4 7.45
【0111】 (リンス液) タンク液、補充液共通(g) 脱イオン水 1リットル 二塩化イソシアヌール酸ナトリウム 0.02 硫酸ナトリウム 0.15 pH 6〜8
【0112】 (安定液) タンク液、補充液共通(g) p−トルエンスルフィン酸ナトリウム 0.03 ポリオキシエチレン−p−モノノニルフェニル 0.2 エーテル(平均重合度 10) 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 0.05 1,2,4−トリアゾール 1.3 1,4−ビス(1,2,4−トリアゾール 0.75 −1− イルメチル)ピペラジン 水を加えて 1リットル pH 7〜8.5
【0113】次に図2に示す発色現像槽12を有し、さ
らに図1に示すような発色現像槽と共に漂白槽、定着
槽、水洗槽、安定槽を有する処理機において、下記の条
件で処理した。この処理機における各槽のV/Lを下記
に示した。 3. 処理工程 (処理工程) 工程 処理時間 処理温度 補充量* タンク容量 V/L カラー現像 3分 5秒 38.0℃ 500ミリリットル 0.5リットル 3.3 漂 白 50秒 38.0℃ 130ミリリットル 0.2リットル 4.8 定 着(1) 50秒 38.0℃ − 0.2リットル 4.8 定 着(2) 50秒 38.0℃ 250ミリリットル 0.2リットル 4.8 水 洗 30秒 38.0℃ 450ミリリットル 0.15リットル 6.0 安 定(1) 20秒 38.0℃ − 0.15リットル 9.0 安 定(2) 20秒 38.0℃ 260ミリリットル 0.15リットル 9.0 乾 燥 1分30秒 60℃ *補充量は感光材料1平方メートル相当。 安定液は(2)から(1)への向流方式であり、水洗水
のオーバーフロー液は全て定着(2)へ導入した。ま
た、定着液も(2)から(1)へ向流配管で接続されて
いる。尚、現像液の漂白工程への持ち込み量、漂白液の
定着工程への持ち込み量及び定着液の水洗工程への持ち
込み量は感光材料1平方メートル当たりそれぞれ65ミリリッ
トル、52ミリリットル、52ミリリットルであった。また、クロスオーバ
ーの時間はいずれも6秒であり、この時間は前工程の処
理時間に包含される。また、比較処理機として富士写真
フィルム(株)製フィルム処理機FP360Bを用い
た。タンク浴の構成は以下の通りである。この処理機の
処理タンク部のW値は2.5cmであった。
らに図1に示すような発色現像槽と共に漂白槽、定着
槽、水洗槽、安定槽を有する処理機において、下記の条
件で処理した。この処理機における各槽のV/Lを下記
に示した。 3. 処理工程 (処理工程) 工程 処理時間 処理温度 補充量* タンク容量 V/L カラー現像 3分 5秒 38.0℃ 500ミリリットル 0.5リットル 3.3 漂 白 50秒 38.0℃ 130ミリリットル 0.2リットル 4.8 定 着(1) 50秒 38.0℃ − 0.2リットル 4.8 定 着(2) 50秒 38.0℃ 250ミリリットル 0.2リットル 4.8 水 洗 30秒 38.0℃ 450ミリリットル 0.15リットル 6.0 安 定(1) 20秒 38.0℃ − 0.15リットル 9.0 安 定(2) 20秒 38.0℃ 260ミリリットル 0.15リットル 9.0 乾 燥 1分30秒 60℃ *補充量は感光材料1平方メートル相当。 安定液は(2)から(1)への向流方式であり、水洗水
のオーバーフロー液は全て定着(2)へ導入した。ま
た、定着液も(2)から(1)へ向流配管で接続されて
いる。尚、現像液の漂白工程への持ち込み量、漂白液の
定着工程への持ち込み量及び定着液の水洗工程への持ち
込み量は感光材料1平方メートル当たりそれぞれ65ミリリッ
トル、52ミリリットル、52ミリリットルであった。また、クロスオーバ
ーの時間はいずれも6秒であり、この時間は前工程の処
理時間に包含される。また、比較処理機として富士写真
フィルム(株)製フィルム処理機FP360Bを用い
た。タンク浴の構成は以下の通りである。この処理機の
処理タンク部のW値は2.5cmであった。
【0114】 工程 処理時間 処理温度 補充量* タンク容量 V/L カラー現像 3分 5秒 38.0℃ 500ミリリットル 11.5リットル 82 漂 白 50秒 38.0℃ 130ミリリットル 4.0リットル 102 定 着(1) 50秒 38.0℃ − 4.0リットル 102 定 着(2) 50秒 38.0℃ 250ミリリットル 4.0リットル 102 水 洗 30秒 38.0℃ 450ミリリットル 3.0リットル 128 安 定(1) 20秒 38.0℃ − 3.0リットル 191 安 定(2) 20秒 38.0℃ 260ミリリットル 3.0リットル 191 乾 燥 1分30秒 60℃ 搬送速度は47cm/分であった。
【0115】4.感光材料 1)支持体 本実施例で用いた支持体は、下記の方法により作成し
た。ポリエチレン−2,6−ナフタレートポリマー 100
重量部と紫外線吸収剤としてTinuvin P.326(チバ・ガイ
ギーCiba-Geigy社製)2重量部とを乾燥した後、300℃
にて溶融後、T型ダイから押し出し、 140℃で 3.3倍の
縦延伸を行ない、続いて 130℃で 3.3倍の横延伸を行
い、さらに 250℃で6秒間熱固定して厚さ90μmの PEN
フイルムを得た。なおこの PENフィルムにはブルー染
料,マゼンタ染料及びイエロー染料(公開技報: 公技番
号 94-6023号記載のI-1,I-4,I-6,I-24,I-26,I-27,II-5)
を適当量添加した。さらに、直径20cmのステンレス巻き
芯に巻付けて、 110℃、48時間の熱履歴を与え、巻き癖
のつきにくい支持体とした。
た。ポリエチレン−2,6−ナフタレートポリマー 100
重量部と紫外線吸収剤としてTinuvin P.326(チバ・ガイ
ギーCiba-Geigy社製)2重量部とを乾燥した後、300℃
にて溶融後、T型ダイから押し出し、 140℃で 3.3倍の
縦延伸を行ない、続いて 130℃で 3.3倍の横延伸を行
い、さらに 250℃で6秒間熱固定して厚さ90μmの PEN
フイルムを得た。なおこの PENフィルムにはブルー染
料,マゼンタ染料及びイエロー染料(公開技報: 公技番
号 94-6023号記載のI-1,I-4,I-6,I-24,I-26,I-27,II-5)
を適当量添加した。さらに、直径20cmのステンレス巻き
芯に巻付けて、 110℃、48時間の熱履歴を与え、巻き癖
のつきにくい支持体とした。
【0116】2)下塗層の塗設 上記支持体は、その両面にコロナ放電処理、UV放電処
理、さらにグロー放電処理をした後、それぞれの面にゼ
ラチン 0.1g/m2、ソジウムα−スルホジ−2−エチルヘ
キシルサクシネート0.01g/m2、サリチル酸0.04g/m2、p
−クロロフェノール 0.2g/m2、(CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2
CH2 0.012g/m2 、ポリアミド−エピクロルヒドリン重縮
合物0.02g/m2の下塗液を塗布して(10cc/m2、バーコータ
ー使用)、下塗層を延伸時高温面側に設けた。乾燥は 1
15℃、6分実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置
はすべて 115℃となっている)。 3)バック層の塗設 下塗後の上記支持体の片方の面にバック層として下記組
成の帯電防止層、磁気記録層さらに滑り層を塗設した。
理、さらにグロー放電処理をした後、それぞれの面にゼ
ラチン 0.1g/m2、ソジウムα−スルホジ−2−エチルヘ
キシルサクシネート0.01g/m2、サリチル酸0.04g/m2、p
−クロロフェノール 0.2g/m2、(CH2=CHSO2CH2CH2NHCO)2
CH2 0.012g/m2 、ポリアミド−エピクロルヒドリン重縮
合物0.02g/m2の下塗液を塗布して(10cc/m2、バーコータ
ー使用)、下塗層を延伸時高温面側に設けた。乾燥は 1
15℃、6分実施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置
はすべて 115℃となっている)。 3)バック層の塗設 下塗後の上記支持体の片方の面にバック層として下記組
成の帯電防止層、磁気記録層さらに滑り層を塗設した。
【0117】3−1)帯電防止層の塗設 平均粒径 0.005μmの酸化スズ−酸化アンチモン複合物
の比抵抗は5Ω・cmの微粒子粉末の分散物(2次凝集粒
子径 約0.08μm)を0.2g/m2、ゼラチン0.05g/m2、(C
H2 =CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.02g/m2 、ポリ(重合度1
0)オキシエチレン−p−ノニルフェノール 0.005g/m2
及びレゾルシンと塗布した。 3−2)磁気記録層の塗設 3−ポリ(重合度15) オキシエチレン−プロピルオキシ
トリメトキシシラン(15 重量%)で被覆処理されたコバ
ルト−γ−酸化鉄 (比表面積43m2/g、長軸0.14μm、単
軸0.03μm、飽和磁化 89emu/g、Fe+2/Fe +3=6/94 、表
面は酸化アルミ酸化珪素で酸化鉄の2重量%で処理され
ている)0.06g/m2をジアセチルセルロース1.2g/m2(酸化
鉄の分散はオープンニーダーとサンドミルで実施し
た)、硬化剤としてC2H5C(CH2OCONH-C6H3(CH3)NCO)3
0.3g/m2を、溶媒としてアセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノンを用いてバーコーターで塗布し、
膜厚 1.2μmの磁気記録層の得た。マット剤としてシリ
カ粒子(0.3μm)と3−ポリ(重合度15) オキシエチレン
−プロピルオキシトリメトキシシラン(15重量%)で処
理被覆された研磨剤の酸化アルミ(0.15μm)をそれぞれ
10mg/m2となるように添加した。乾燥は 115℃、6分実
施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて 115
℃)。X−ライト(ブルーフィルター)での磁気記録層
のDB の色濃度増加分は約 0.1、また磁気記録層の飽和
磁化モーメントは4.2emu/g、保磁力 7.3×104A/m、角形
比は65%であった。
の比抵抗は5Ω・cmの微粒子粉末の分散物(2次凝集粒
子径 約0.08μm)を0.2g/m2、ゼラチン0.05g/m2、(C
H2 =CHSO2CH2CH2NHCO)2CH2 0.02g/m2 、ポリ(重合度1
0)オキシエチレン−p−ノニルフェノール 0.005g/m2
及びレゾルシンと塗布した。 3−2)磁気記録層の塗設 3−ポリ(重合度15) オキシエチレン−プロピルオキシ
トリメトキシシラン(15 重量%)で被覆処理されたコバ
ルト−γ−酸化鉄 (比表面積43m2/g、長軸0.14μm、単
軸0.03μm、飽和磁化 89emu/g、Fe+2/Fe +3=6/94 、表
面は酸化アルミ酸化珪素で酸化鉄の2重量%で処理され
ている)0.06g/m2をジアセチルセルロース1.2g/m2(酸化
鉄の分散はオープンニーダーとサンドミルで実施し
た)、硬化剤としてC2H5C(CH2OCONH-C6H3(CH3)NCO)3
0.3g/m2を、溶媒としてアセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノンを用いてバーコーターで塗布し、
膜厚 1.2μmの磁気記録層の得た。マット剤としてシリ
カ粒子(0.3μm)と3−ポリ(重合度15) オキシエチレン
−プロピルオキシトリメトキシシラン(15重量%)で処
理被覆された研磨剤の酸化アルミ(0.15μm)をそれぞれ
10mg/m2となるように添加した。乾燥は 115℃、6分実
施した(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置はすべて 115
℃)。X−ライト(ブルーフィルター)での磁気記録層
のDB の色濃度増加分は約 0.1、また磁気記録層の飽和
磁化モーメントは4.2emu/g、保磁力 7.3×104A/m、角形
比は65%であった。
【0118】3−3)滑り層の調製 ジアセチルセルロース(25mg/m2)、C6H13CH(OH)C10H20C
OOC40H81 (化合物a,6mg/m2) /C50H101O(CH2CH2O)16H
(化合物b,9mg/m2)混合物を塗布した。なお、この混合
物は、キシレン/プロピレンモノメチルエーテル (1/1)
中で 105℃で溶融し、常温のプロピレンモノメチルエー
テル(10倍量)に注加分散して作製した後、アセトン中
で分散物(平均粒径0.01μm)にしてから添加した。マッ
ト剤としてシリカ粒子(0.3μm)と研磨剤の3−ポリ(重
合度15) オキシエチレン−プロピルオキシトリメトキシ
シラン(15重量%で被覆された酸化アルミ(0.15μm)を
それぞれ 15mg/m2となるように添加した。乾燥は 115
℃、6分行なった(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置は
すべて 115℃)。滑り層は、動摩擦係数0.06(5mmφのス
テンレス硬球、荷重100g、スピード6cm/分)、静摩擦係
数0.07(クリップ法)、また後述する乳剤面と滑り層の
動摩擦係数も0.12と優れた特性であった。
OOC40H81 (化合物a,6mg/m2) /C50H101O(CH2CH2O)16H
(化合物b,9mg/m2)混合物を塗布した。なお、この混合
物は、キシレン/プロピレンモノメチルエーテル (1/1)
中で 105℃で溶融し、常温のプロピレンモノメチルエー
テル(10倍量)に注加分散して作製した後、アセトン中
で分散物(平均粒径0.01μm)にしてから添加した。マッ
ト剤としてシリカ粒子(0.3μm)と研磨剤の3−ポリ(重
合度15) オキシエチレン−プロピルオキシトリメトキシ
シラン(15重量%で被覆された酸化アルミ(0.15μm)を
それぞれ 15mg/m2となるように添加した。乾燥は 115
℃、6分行なった(乾燥ゾーンのローラーや搬送装置は
すべて 115℃)。滑り層は、動摩擦係数0.06(5mmφのス
テンレス硬球、荷重100g、スピード6cm/分)、静摩擦係
数0.07(クリップ法)、また後述する乳剤面と滑り層の
動摩擦係数も0.12と優れた特性であった。
【0119】4)感光層の塗設 次に、前記で得られたバック層の反対側に、下記の組成
の各層を重層塗布し、カラーネガフィルムを作成した。
の各層を重層塗布し、カラーネガフィルムを作成した。
【0120】(感光層組成)各層に使用する素材の主な
ものは下記のように分類されている; ExC:シアンカプラー UV :紫外線吸収剤 ExM:マゼンタカプラー HBS:高沸点有機溶剤 ExY:イエローカプラー H :ゼラチン硬化剤 ExS:増感色素 各成分に対応する数字は、g/m2単位で表した塗布量を示
し、ハロゲン化銀については銀換算の塗布量を示す。た
だし、増感色素については同一層のハロゲン化銀1モル
に対する塗布量をモル単位で示す。
ものは下記のように分類されている; ExC:シアンカプラー UV :紫外線吸収剤 ExM:マゼンタカプラー HBS:高沸点有機溶剤 ExY:イエローカプラー H :ゼラチン硬化剤 ExS:増感色素 各成分に対応する数字は、g/m2単位で表した塗布量を示
し、ハロゲン化銀については銀換算の塗布量を示す。た
だし、増感色素については同一層のハロゲン化銀1モル
に対する塗布量をモル単位で示す。
【0121】第1層(ハレーション防止層) 黒色コロイド銀 銀 0.09 ゼラチン 1.60 ExM−1 0.12 ExF−1 2.0×10-3 固体分散染料ExF−2 0.030 固体分散染料ExF−3 0.040 HBS−1 0.15 HBS−2 0.02
【0122】第2層(中間層) 沃臭化銀乳剤M 銀 0.065 ExC−2 0.04 ポリエチルアクリレートラテックス 0.20 ゼラチン 1.04
【0123】第3層(低感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤A 銀 0.25 沃臭化銀乳剤B 銀 0.25 ExS−1 6.9×10-5 ExS−2 1.8×10-5 ExS−3 3.1×10-4 ExC−1 0.17 ExC−3 0.030 ExC−4 0.10 ExC−5 0.020 ExC−6 0.010 Cpd−2 0.025 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.87
【0124】第4層(中感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤C 銀 0.70 ExS−1 3.5×10-4 ExS−2 1.6×10-5 ExS−3 5.1×10-4 ExC−1 0.13 ExC−2 0.060 ExC−3 0.0070 ExC−4 0.090 ExC−5 0.015 ExC−6 0.0070 Cpd−2 0.023 HBS−1 0.10 ゼラチン 0.75
【0125】第5層(高感度赤感乳剤層) 沃臭化銀乳剤D 銀 1.40 ExS−1 2.4×10-4 ExS−2 1.0×10-4 ExS−3 3.4×10-4 ExC−1 0.10 ExC−3 0.045 ExC−6 0.020 ExC−7 0.010 Cpd−2 0.050 HBS−1 0.22 HBS−2 0.050 ゼラチン 1.10
【0126】第6層(中間層) Cpd−1 0.090 固体分散染料ExF−4 0.030 HBS−1 0.050 ポリエチルアクリレートラテックス 0.15 ゼラチン 1.10
【0127】第7層(低感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤E 銀 0.15 沃臭化銀乳剤F 銀 0.10 沃臭化銀乳剤G 銀 0.10 ExS−4 3.0×10-5 ExS−5 2.1×10-4 ExS−6 8.0×10-4 ExM−2 0.33 ExM−3 0.086 ExY−1 0.015 HBS−1 0.30 HBS−3 0.010 ゼラチン 0.73
【0128】第8層(中感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤H 銀 0.80 ExS−4 3.2×10-5 ExS−5 2.2×10-4 ExS−6 8.4×10-4 ExC−8 0.010 ExM−2 0.10 ExM−3 0.025 ExY−1 0.018 ExY−4 0.010 ExY−5 0.040 HBS−1 0.13 HBS−3 4.0×10-3 ゼラチン 0.80
【0129】第9層(高感度緑感乳剤層) 沃臭化銀乳剤I 銀 1.25 ExS−4 3.7×10-5 ExS−5 8.1×10-5 ExS−6 3.2×10-4 ExC−1 0.010 ExM−1 0.020 ExM−4 0.025 ExM−5 0.040 Cpd−3 0.040 HBS−1 0.25 ポリエチルアクリレートラテックス 0.15 ゼラチン 1.33
【0130】第10層(イエローフィルター層) 黄色コロイド銀 銀 0.015 Cpd−1 0.16 固体分散染料ExF−5 0.060 固体分散染料ExF−6 0.060 油溶性染料ExF−7 0.010 HBS−1 0.60 ゼラチン 0.60
【0131】第11層(低感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤J 銀 0.09 沃臭化銀乳剤K 銀 0.09 ExS−7 8.6×10-4 ExC−8 7.0×10-3 ExY−1 0.050 ExY−2 0.22 ExY−3 0.50 ExY−4 0.020 Cpd−2 0.10 Cpd−3 4.0×10-3 HBS−1 0.28 ゼラチン 1.20
【0132】第12層(高感度青感乳剤層) 沃臭化銀乳剤L 銀 1.00 ExS−7 4.0×10-4 ExY−2 0.10 ExY−3 0.10 ExY−4 0.010 Cpd−2 0.10 Cpd−3 1.0×10-3 HBS−1 0.070 ゼラチン 0.70
【0133】第13層(第1保護層) UV−1 0.19 UV−2 0.075 UV−3 0.065 HBS−1 5.0×10-2 HBS−4 5.0×10-2 ゼラチン 1.8
【0134】第14層(第2保護層) 沃臭化銀乳剤M 銀 0.10 H−1 0.40 B−1(直径 1.7 μm) 5.0×10-2 B−2(直径 1.7 μm) 0.15 B−3 0.05 S−1 0.20 ゼラチン 70
【0135】更に、各層に適宜、保存性、処理性、圧力
耐性、防黴・防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくする
ために W−1ないしW−3、B−4ないしB−6、F
−1ないしF−17及び、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、
パラジウム塩、イリジウム塩、ロジウム塩が含有されて
いる。
耐性、防黴・防菌性、帯電防止性及び塗布性をよくする
ために W−1ないしW−3、B−4ないしB−6、F
−1ないしF−17及び、鉄塩、鉛塩、金塩、白金塩、
パラジウム塩、イリジウム塩、ロジウム塩が含有されて
いる。
【0136】
【表4】
【0137】表4において、 (1)乳剤J〜Lは特開平2-191938の実施例に従い、二
酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて粒子調製時に
還元増感されている。 (2)乳剤A000特開平3-237450の実施例に従い、各
感光層に記載の分光増感色素とチオシアン酸ナトリウム
の存在下に金増感、硫黄増感とセレン増感が施されてい
る。 (3)平板状粒子の調製には特開平1-158426の実施例に
従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (4)平板状粒子には特開平3-237450に記載されている
ような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察されてい
る。 (5)乳剤Lは特開昭60-143331 に記載されている内部
高ヨードコアーを含有する二重構造粒子である。
酸化チオ尿素とチオスルフォン酸を用いて粒子調製時に
還元増感されている。 (2)乳剤A000特開平3-237450の実施例に従い、各
感光層に記載の分光増感色素とチオシアン酸ナトリウム
の存在下に金増感、硫黄増感とセレン増感が施されてい
る。 (3)平板状粒子の調製には特開平1-158426の実施例に
従い、低分子量ゼラチンを使用している。 (4)平板状粒子には特開平3-237450に記載されている
ような転位線が高圧電子顕微鏡を用いて観察されてい
る。 (5)乳剤Lは特開昭60-143331 に記載されている内部
高ヨードコアーを含有する二重構造粒子である。
【0138】有機固体分散染料の分散物の調製 下記、ExF−2を次の方法で分散した。即ち、水21.7
ミリリットル及び5%水溶液のp−オクチルフェノキシエトキ
シエトキシエタンスルホン酸ソーダ3ミリリットル並びに5%
水溶液のp−オクチルフェノキシポリオキシエチレンエ
−テル(重合度10) 0.5gとを 700ミリリットルのポットミル
に入れ、染料ExF−2を 5.0gと酸化ジルコニウムビ
ーズ(直径1mm) 500ミリリットルを添加して内容物を2時間
分散した。この分散には中央工機製のBO型振動ボール
ミルを用いた。分散後、内容物を取り出し、12.5%ゼラ
チン水溶液8gに添加し、ビーズを濾過して除き、染料
のゼラチン分散物を得た。染料微粒子の平均粒径は0.44
μmであった。
ミリリットル及び5%水溶液のp−オクチルフェノキシエトキ
シエトキシエタンスルホン酸ソーダ3ミリリットル並びに5%
水溶液のp−オクチルフェノキシポリオキシエチレンエ
−テル(重合度10) 0.5gとを 700ミリリットルのポットミル
に入れ、染料ExF−2を 5.0gと酸化ジルコニウムビ
ーズ(直径1mm) 500ミリリットルを添加して内容物を2時間
分散した。この分散には中央工機製のBO型振動ボール
ミルを用いた。分散後、内容物を取り出し、12.5%ゼラ
チン水溶液8gに添加し、ビーズを濾過して除き、染料
のゼラチン分散物を得た。染料微粒子の平均粒径は0.44
μmであった。
【0139】同様にして、ExF−3、ExF−4及び
ExF−6の固体分散物を得た。染料微粒子の平均粒径
はそれぞれ、0.24μm、0.45μm、0.52μmであった。
ExF−5はEP549,489Aの実施例1に記載の微小析出
(Microprecipitation)分散方法により分散した。平均
粒径は0.06μmであった。
ExF−6の固体分散物を得た。染料微粒子の平均粒径
はそれぞれ、0.24μm、0.45μm、0.52μmであった。
ExF−5はEP549,489Aの実施例1に記載の微小析出
(Microprecipitation)分散方法により分散した。平均
粒径は0.06μmであった。
【0140】
【化10】
【0141】
【化11】
【0142】
【化12】
【0143】
【化13】
【0144】
【化14】
【0145】
【化15】
【0146】
【化16】
【0147】
【化17】
【0148】
【化18】
【0149】
【化19】
【0150】
【化20】
【0151】
【化21】
【0152】
【化22】
【0153】
【化23】
【0154】
【化24】
【0155】
【化25】
【0156】以上のように作成した感光材料を24mm幅、
160cmに裁断し、さらに感光材料の長さ方向の片側幅方
向から 0.7mmの所に2mm四方のパーフォレーションを
5.8mm間隔で2つ設ける。この2つのセットを32mm間隔
で設けたものを作成し、米国特許5,296,887号
のFIG. 1〜FIG. 7に説明されているプラスチック製のフ
ィルムカートリッジに収納した。
160cmに裁断し、さらに感光材料の長さ方向の片側幅方
向から 0.7mmの所に2mm四方のパーフォレーションを
5.8mm間隔で2つ設ける。この2つのセットを32mm間隔
で設けたものを作成し、米国特許5,296,887号
のFIG. 1〜FIG. 7に説明されているプラスチック製のフ
ィルムカートリッジに収納した。
【0157】この感光材料試料をカメラに装填して標準
的被写体を適正露出で撮影した。次に磁気記録層の塗布
面側から、ヘッドギャップ5μm 、ターン数50、セン
ダスト材のオーディオタイプ磁気記録ヘッドを用いて、
送り速度100mm/秒で記録波長50μm のデジタル
飽和記録を行なった。このようにして磁気情報を書き込
んだ感光材料100本を、1日10本ずつ、計10日間
で処理した。処理に使用した処理機は、1日10時間温
調された状態を維持した。処理後の上記感光材料を、ヘ
ッドギャップ2.5μm 、ターン数2000、センダス
ト材の磁気再生ヘッドを用いて孤立再生波の出力信号レ
ベルを測定した。
的被写体を適正露出で撮影した。次に磁気記録層の塗布
面側から、ヘッドギャップ5μm 、ターン数50、セン
ダスト材のオーディオタイプ磁気記録ヘッドを用いて、
送り速度100mm/秒で記録波長50μm のデジタル
飽和記録を行なった。このようにして磁気情報を書き込
んだ感光材料100本を、1日10本ずつ、計10日間
で処理した。処理に使用した処理機は、1日10時間温
調された状態を維持した。処理後の上記感光材料を、ヘ
ッドギャップ2.5μm 、ターン数2000、センダス
ト材の磁気再生ヘッドを用いて孤立再生波の出力信号レ
ベルを測定した。
【0158】以上の結果の中から、1本目の感光材料の
平均出力レベルを100とし、これに対する100本目
の感光材料の平均出力を%で表して表5〜表9に掲載し
た。なお、上記の処理の前に、感光材料試料に色温度4
800K、10CMSのウエッジ露光を与えて処理し、
濃度計で測定して特性曲線を得た。この特性曲線におい
て、以下のイエローのDminとHDを測定した。 Dmin:特性曲線上のイエローの最低濃度 HD :最低濃度+0.2に相当する露光量点からL
ogEで2.0を足した露光量点のイエロー濃度 上記のDminとHDについて、コントロール(新規調
製したフレッシュ液)との差を同じく表5〜表9に掲載
した。
平均出力レベルを100とし、これに対する100本目
の感光材料の平均出力を%で表して表5〜表9に掲載し
た。なお、上記の処理の前に、感光材料試料に色温度4
800K、10CMSのウエッジ露光を与えて処理し、
濃度計で測定して特性曲線を得た。この特性曲線におい
て、以下のイエローのDminとHDを測定した。 Dmin:特性曲線上のイエローの最低濃度 HD :最低濃度+0.2に相当する露光量点からL
ogEで2.0を足した露光量点のイエロー濃度 上記のDminとHDについて、コントロール(新規調
製したフレッシュ液)との差を同じく表5〜表9に掲載
した。
【0159】
【表5】
【0160】
【表6】
【0161】
【表7】
【0162】
【表8】
【0163】
【表9】
【0164】表5〜表9に示したように、比較例の液体
発色現像剤を用いた処理では、磁気記録情報を100本
連続に読むと、100本目の出力は1本目の2/3程度
にまで低下する。この場合の磁気記録情報の出力は、8
5%以上が確保されていないと読み取りエラーが発生し
てしまう。これに対し、本発明の液体発色現像濃縮液を
用いた処理においては、磁気記録情報は90%以上が確
保されており、特に比重が1.06から1.12の範囲
においては90%以上、比重が1.08から1.10の
範囲においては、さらに良好な再生出力が確保されてお
り、発色現像槽がV/L≦25の場合、その効果が大き
い。また、イエローのDminとHDについても、本発
明の液体発色現像濃縮液を用いた処理では、コントロー
ル(新規調製したフレッシュ液)との写真性の差が小さ
く、長期間の保存後も良好な写真性能が維持されている
ことが明らかであり、発色現像槽がV/L≦25の場
合、その効果が大きい。
発色現像剤を用いた処理では、磁気記録情報を100本
連続に読むと、100本目の出力は1本目の2/3程度
にまで低下する。この場合の磁気記録情報の出力は、8
5%以上が確保されていないと読み取りエラーが発生し
てしまう。これに対し、本発明の液体発色現像濃縮液を
用いた処理においては、磁気記録情報は90%以上が確
保されており、特に比重が1.06から1.12の範囲
においては90%以上、比重が1.08から1.10の
範囲においては、さらに良好な再生出力が確保されてお
り、発色現像槽がV/L≦25の場合、その効果が大き
い。また、イエローのDminとHDについても、本発
明の液体発色現像濃縮液を用いた処理では、コントロー
ル(新規調製したフレッシュ液)との写真性の差が小さ
く、長期間の保存後も良好な写真性能が維持されている
ことが明らかであり、発色現像槽がV/L≦25の場
合、その効果が大きい。
【0165】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1パート
で構成されている発色現像濃縮液として安定性が向上
し、この1パートで構成されている発色現像濃縮液をV
/L≦25の発色現像槽を有する現像処理機に用いるこ
とによって相乗的に安定性が向上し、硬調化、カブリの
変動の抑止と、磁気情報の読取りエラーが著しく減少す
る。
で構成されている発色現像濃縮液として安定性が向上
し、この1パートで構成されている発色現像濃縮液をV
/L≦25の発色現像槽を有する現像処理機に用いるこ
とによって相乗的に安定性が向上し、硬調化、カブリの
変動の抑止と、磁気情報の読取りエラーが著しく減少す
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る処理機の概略
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る現像槽周辺の
概略拡大構成図である。
概略拡大構成図である。
【図3】図2の3−3矢視線図である。
【図4】図2の4−4矢視線図である。
【図5】本発明の処理機の他の実施の形態を示す概略断
面図である。
面図である。
10 感光材料処理装置 12 発色現像槽 14 漂白槽 16A 定着槽 16B 定着槽 16E 安定槽 F ネガフィルム(感光材料) 52 配管 56 鋳込みヒータ 58 配管 60 補充タンク 64 水タンク 100 (感光材料処理装置 120 スリット状処理路 140 発色現像槽 160 漂白槽 180 搬送ローラ 200 定着槽 220 水洗槽 220 安定槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 7/44 G03C 7/44 // B65D 85/84 B65D 85/84 G03D 3/08 G03D 3/08 G
Claims (4)
- 【請求項1】 タンク容積をVミリリットル、感光材料
の発色現像槽の入口から出口のパス長さをLセンチメー
トルとしたときV/L≦25の発色現像槽に対して下記
一般式(I)で表される化合物の少なくとも一種を含有
し、かつ、比重が1.05から1.13の1パートで構
成されている発色現像濃縮液をそのまま又は発色現像濃
縮液を水で希釈した後発色現像槽に補充しながらハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料を処理することを特徴とする
ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法。 【化1】 (式中、Lは置換してもよいアルキレン基を表わし、A
はカルボキシ基、スルホ基、ホスホノ基、ヒドロキシ
基、またはアルキル置換してもよいアミノ基を表わし、
Rは水素原子、または置換してもよいアルキル基を表わ
す。) - 【請求項2】 発色現像濃縮液がヒドロキシルアミンを
実質的に含有しないことを特徴とする請求項1に記載の
ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法。 - 【請求項3】 ハロゲン化銀カラ−写真感光材料が、支
持体上に磁気記録層を有するものであることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載のハロゲン化銀カラ−
写真感光材料の処理方法。 - 【請求項4】 発色現像濃縮液が、二酸化炭素の透過速
度が25ミリリットル/(m2・24hrs ・atm)以下の材料で構成
された容器内に、空隙率が0.15から0.05になる
ように充填されていることを特徴とする請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載のハロゲン化銀カラ−写真感
光材料の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8084662A JPH09269574A (ja) | 1996-01-31 | 1996-03-13 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6384096 | 1996-01-31 | ||
| JP8-63840 | 1996-01-31 | ||
| JP8084662A JPH09269574A (ja) | 1996-01-31 | 1996-03-13 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09269574A true JPH09269574A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=26404965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8084662A Pending JPH09269574A (ja) | 1996-01-31 | 1996-03-13 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09269574A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6043007A (en) * | 1998-04-03 | 2000-03-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Color developer composition for photography |
| US6491047B2 (en) | 1998-11-13 | 2002-12-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of cleaning container for photographic treatment composition and apparatus therefor |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP8084662A patent/JPH09269574A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6043007A (en) * | 1998-04-03 | 2000-03-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Color developer composition for photography |
| US6491047B2 (en) | 1998-11-13 | 2002-12-10 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of cleaning container for photographic treatment composition and apparatus therefor |
| US6526998B2 (en) | 1998-11-13 | 2003-03-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of cleaning container for photographic treatment composition and apparatus therefor |
| US7225926B2 (en) | 1998-11-13 | 2007-06-05 | Fujifilm Corporation | Cleaning container for photographic treatment composition |
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