JPH09269612A - 静電潜像現像用トナーの製造方法 - Google Patents

静電潜像現像用トナーの製造方法

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JPH09269612A
JPH09269612A JP7991096A JP7991096A JPH09269612A JP H09269612 A JPH09269612 A JP H09269612A JP 7991096 A JP7991096 A JP 7991096A JP 7991096 A JP7991096 A JP 7991096A JP H09269612 A JPH09269612 A JP H09269612A
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toner
binder resin
volume average
average particle
softening point
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JP7991096A
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Akihiro Nakamura
昭裕 中村
Choichiro Tanigawa
長一郎 谷川
Hidenobu Tajima
秀信 田島
Katsushi Nagasawa
克司 永澤
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱保管性に優れ、非オフセット領域の広い
静電潜像現像用トナー、更に耐熱保管性に優れた低温定
着用の静電潜像現像用トナーの製造方法を提供する。 【解決手段】 軟化点が130〜150℃でガラス転移
点が60〜70℃のバインダー樹脂からなり、その体積
平均粒径が500〜15,000μmであるバインダー
樹脂粒子Aと、軟化点が90〜105℃でガラス転移点
が53〜64℃のバインダー樹脂からなり、その体積平
均粒径がバインダー樹脂粒子Aの1.5〜2.5倍である
バインダー樹脂粒子Bとを乾式混合する工程、この混合
物を溶融混練する工程、冷却した混練物を粉砕する工程
および粉砕物を分級する工程からなる静電潜像現像用ト
ナーの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低温定着が可能な静
電潜像現像用トナーの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置等の画像形成装置の定着方
式としては、圧力定着方式、フラッシュ定着やオーブン
定着等の非接触加熱定着方式、熱ロール定着等の接触加
熱定着方式等が採用されており、特に接触加熱定着方式
は圧力定着方式に比べ高速化が可能であり、また非接触
加熱定着方式に比べ熱効率が高く、比較的高温の熱源を
用いることができ装置の小型化やエネルギーの節約を図
ることができるため、最も普及している定着方式であ
る。近年このような接触加熱定着方式の電子写真装置に
対して、さらなる高速化や省エネルギー化が要求されて
きており、このためトナーに対して低温定着特性が要求
されている。低温定着が実現すれば電子写真装置の省エ
ネルギー化が図れるばかりでなく、ウォームアップ時間
も短縮することができ、より快適な操作性を得ることが
できる。
【0003】ところで上述した接触加熱定着方式におい
ては、オフセット現象の発生という問題がある。例え
ば、熱ロール定着方式では、定着時に像を構成するトナ
ーの一部が熱ロールの表面に転移し、これが次に送られ
てくる転写紙に再転写して画像を汚染するという現象で
ある。従来より、熱ロール定着用トナーのオフセット現
象を防止する技術として、ポリプロピレン等の合成ワッ
クスをオフセット防止剤(離型剤)としてトナー中に添
加する技術が知られているが、低温定着用トナーにおい
ては、低温の定着温度領域で十分に溶融しオフセット防
止剤として機能するワックスを選択する必要があり、例
えば特開昭60−252366号公報や特開平03−5
764号公報には、オフセット防止剤としてカルナバワ
ックス等の天然ワックスを使用することが記載されてい
る。
【0004】一方トナーを構成するバインダー樹脂に
は、例えば耐熱保管性、定着性等の特性に優れているこ
とが要求されるが、耐熱保管性を向上させるためにはガ
ラス転移点を高くすることが有効であり、定着性を向上
させるには軟化点を低くすることが有効である。しか
し、樹脂特性においてガラス転移点と軟化点は密接に関
係する特性であり、1種のバインダー樹脂で上記特性を
満足させることが樹脂設計上困難であるため、ガラス転
移点の高いバインダー樹脂(相対的に軟化点も高くな
る)と軟化点の低いバインダー樹脂(相対的にガラス転
移点の低くなる)とを混合して用いることが知られてい
る。
【0005】しかしこのような2種類の樹脂を用いて良
好な特性を示すトナーを得るためには、トナー粒子中に
2種類のバインダー樹脂を均一に分散含有させる必要が
ある。ところが、このようなバインダー樹脂はトナーの
製造時の原料混合の工程において粉砕される粒径が異な
ってしまうため、これらのバインダー樹脂粒子の均一な
混合物を得ることがであった。そのため最終製品である
トナー中において一方のバインダー樹脂の偏積が生じ、
これが原因となって耐熱性が低下してしまうという問題
が生じてしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐熱
保管性に優れ、非オフセット領域の広い静電潜像現像用
トナーの製造方法を提供することである。また、本発明
の目的は、耐熱保管性に優れた低温定着用の静電潜像現
像用トナーの製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、軟化点が13
0〜150℃でガラス転移点が60〜70℃のバインダ
ー樹脂からなり、その体積平均粒径が500〜15,0
00μmであるバインダー樹脂粒子Aと、軟化点が90
〜105℃でガラス転移点が53〜64℃のバインダー
樹脂からなり、その体積平均粒径がバインダー樹脂粒子
Aの1.5〜2.5倍であるバインダー樹脂粒子Bとを乾
式混合する工程、この混合物を溶融混練する工程、冷却
した混練物を粉砕する工程および粉砕物を分級する工程
からなる静電潜像現像用トナーの製造方法に関する。
【0008】本発明は、バインダー樹脂粒子、着色剤、
オフセット防止剤および必要に応じて荷電制御剤、磁性
粉、トナーの分級微粉等を乾式混合する工程、この混合
物を溶融混練する工程、冷却した混練物を粉砕する工程
および粉砕物を分級する工程からなるトナーの製造方法
に関するものである。
【0009】本発明においては、軟化点が130〜15
0℃でガラス転移点が60〜70℃のバインダー樹脂A
と、軟化点が90〜105℃でガラス転移点が53〜6
4℃のバインダー樹脂Bとを使用する。上記熱的特性を
有するバインダー樹脂Aを使用することにより、トナー
の耐熱保管性を向上させ、非オフセット領域を拡大する
ことができる。また、上記熱的特性を有するバインダー
樹脂Bを使用することにより、トナーの定着性、特に低
温定着性を向上させることができる。
【0010】ところで、上記製造方法において単に上記
2種類のバインダー樹脂AおよびBを使用してトナーの
製造を行っても2種類のバインダー樹脂を使用した効
果、即ち耐熱保管性向上、非オフセット領域の拡大およ
び定着性の向上が得られないことが判明した。これは本
発明者等の知見によれば、以下の現象が原因となってい
ると考えられる。即ち、混合工程はヘンシェルミキサー
等の混合装置を使用すると被混合物に剪断力が付与さ
れ、被混合物はその剪断力により粉砕されながら混合さ
れるが、2種類のバインダー樹脂の粉砕性が異なるた
め、得られた混合物中におけるバインダー樹脂Aとバイ
ンダー樹脂Bの粒径が大きく異なってしまい、この粒径
差が原因となって混合物中にバインダー樹脂粒子Aとバ
インダー樹脂粒子Bとの偏在が生じてしまる。混合物が
不均一で各バインダー樹脂粒子の偏在が生じていると、
混練機に送られる混合物の各バインダー樹脂粒子の比率
が一定でなくなるため、順次溶融混練されて得られた混
練物中の各バインダー樹脂の含有量にも偏在が生じてし
まい、最終的に混練物を粉砕して得られた各トナー粒子
の各バインダー樹脂含有量が不均一になってしまうので
ある。このような場合、得られたトナーはバインダー樹
脂Aをほとんど含有していないトナー粒子やバインダー
樹脂Aの含有量の多いトナー粒子等の混合物となってし
まうため、所望の特性を有するトナーを得ることができ
なくなってしまう。
【0011】このような観点から本発明は、混合工程に
使用するバインダー樹脂粒子Aの体積平均粒径を500
〜15,000μmに調整し、且つバインダー樹脂粒子
Bの体積平均粒径をバインダー樹脂粒子Aの1.5〜2.
5倍に調整したものであり、それによって混合時にヘン
シェルミキサー等の剪断力で各バインダー樹脂粒子が粉
砕されても、粉砕後の粒径が略同様の粒径になり均一混
合性に優れた混合物が得られるようになる。
【0012】本発明においてトナーを製造するにあたっ
ては、まずバインダー樹脂粒子、着色剤および必要に応
じて荷電制御剤、オフセット防止剤、分級微粉、磁性粉
等の成分をヘンシェルミキサー等の高剪断混合可能な混
合機により混合する。また、均一混合性をより向上させ
るために、まず2種類のバインダー樹脂粒子のみ、ある
いはこれと荷電制御剤またはオフセット防止剤とを混合
し(第1混合工程)、得られた混合物と着色剤および必
要に応じて荷電制御剤、オフセット防止剤、分級微粉、
磁性粉等の成分とを混合(第2混合工程)する分割2段
混合を行ってもよい。次に、得られた均一混合物を溶融
混練してバインダー樹脂中に着色剤やワックス等の成分
が均一に分散された混練物を得、冷却した混練物を粉砕
した後、粗粉並びに微粉を分級して体積平均粒径が5〜
12μmのトナーを製造する。なお、分級により発生し
た粗粉は再度粉砕工程に供給して使用することができ、
また微粉は上述した混合工程に供給してトナー原料とし
て使用することができる。
【0013】上記混合工程における混合条件は、使用す
る混合装置や材料によっても異なるため一概には言えな
いが、基本的には各材料が均一に混合されるように設定
すればよく、例えばヘンシェルミキサーを用いて混合す
る場合には、その周速を10〜70m/sec、混合時
間を30秒〜10分程度に設定すればよい。得られたト
ナー粒子に、シリカ、アルミナ、チタニア等の流動化剤
や樹脂微粒子等のクリーニング助剤等を後処理剤として
外添することが好ましい。
【0014】バインダー樹脂AおよびBとしては、上述
した熱的特性を有する熱可塑性樹脂を使用することがで
き、例えばポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、
アクリル系樹脂、メタアクリル系樹脂、スチレン−アク
リル共重合系樹脂、スチレン−メタアクリル共重合系樹
脂、エポキシ系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等が挙げら
れ、これらを単独または複数組み合わせて使用すること
ができる。バインダー樹脂Aとバインダー樹脂Bの混合
比率は、最終的に得られたトナーを使用する画像形成装
置の定着温度等の設定条件等によって異なるが、バイン
ダー樹脂Aが多すぎたりバインダー樹脂Bが少なすぎた
りすると低温定着性が得られなくなり、またバインダー
樹脂Aが少なすぎたりバインダー樹脂Bが多すぎたりす
ると耐熱保管性が損なわれたりするため、重量比でバイ
ンダー樹脂A/バインダー樹脂Bが3/7〜9/1、好
ましくは5/5〜8/2が好適である。
【0015】またオフセット防止剤としては、軟化点が
60〜110℃のものを使用することが低温定着トナー
を製造する観点から好ましい。このようなワックスとし
ては天然ワックスが好適である。好ましい天然ワックス
としてはカルナバワックス、ライスワックス、サゾール
ワックス、蜜蝋等が挙げられる。本発明にかかるトナー
には、上述したオフセット防止剤以外に以下のオフセッ
ト防止剤を高温側の非オフセット領域の拡大のために添
加してもよい。このようなワックスとしては軟化点が1
10〜150℃、好ましくは120〜150℃のワック
スを使用することができ、例えばポリエチレンワック
ス、酸化型ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワッ
クス、酸化型ポリプロピレンワックス等が挙げられる。
本発明によって得られたトナーは、キャリアとともに
使用する二成分トナー、磁性粉を添加する磁性−成分ト
ナーあるいは非磁性−成分トナーとして適用可能であ
る。
【0016】
【実施例】以下、実施例により本発明をより具体的に説
明する。合成樹脂の製造 ポリエステル樹脂(A)の合成 〔配合原料〕 ビスフェノールA-(2,2)-プロピレンオキ サイド付加物 23 重量部 イソフタル酸 12 〃 コハク酸 2 〃 ジエチレングリコール 2 〃 グリセリン 1 〃
【0017】還流冷却機、水分離装置、窒素ガス導入
管、撹拌装置、温度計を付した5L容の4つ口フラスコ
に、上記に示した量の多価カルボン酸および多価アルコ
ール並びに脱水触媒としてこれらの合計量の0.05重
量%のジブチル錫オキサイドを仕込み、次いでフラスコ
内に窒素ガスを導入しながら、内温240℃で脱水重縮
合を行い、ポリエステル樹脂(A−1)を得た。
【0018】次に、還流冷却機、水分離装置、窒素ガス
導入管、撹拌装置、温度計を付した5L容の4つ口フラ
スコに、上記で得たポリエステル樹脂1,000重量部
とキシレン1,000重量部とを仕込み、溶解後、これ
を窒素気流下内温120℃に保ち、ここへ50重量部の
ジフェニルメタン-4,4′-ジイソシアネート(MD
I)を4分割して1時間毎に4回にわけて添加し、この
温度で更に1時間反応させた。次いでフラスコに溶媒分
離装置を付し、内温を徐々に上げて、常圧にてキシレン
を溜去し、更に減圧装置を付して内温190℃、内圧1
0mmHgにて揮発分を完全に溜去して軟化点が145
℃、ガラス転移点が68℃のウレタン変性ポリエステル
樹脂(A)を得た。
【0019】 ポリエステル樹脂(B)の合成 〔配合原料〕 ビスフェノールA-(2,2)-プロピレンオキ サイド付加物 16.2 重量部 イソフタル酸 4.7 〃 コハク酸 1.7 〃 ジエチレングリコール 1.0 〃 上記原料を用いて、ポリエステル樹脂(A−1)と同様
の方法でポリマーを合成し、軟化点が95℃、ガラス転
移点が56℃のポリエステル樹脂(B)を得た。
【0020】 スチレン-アクリル樹脂(C)の合成 〔配合原料〕 スチレン 90 重量部 n-ブチルメタクリレート 10 〃 3,3,5-トリメチルシクロヘキサノン 0.1 〃 ジ-t-ブチルパーオキシケタール 8 〃 トルエン 100 〃
【0021】上記原料を、撹拌機、冷却管、温度計付き
の反応容器に入れ、十分溶解した後、窒素気流を通じて
酸素を追い出した。次に、徐々に80℃まで昇温し、8
0℃で3時間保った。更に110℃まで昇温し、10時
間保った後、室温まで冷却し、その温度を保持した。次
に加熱減圧釜に入れて、80℃、10mmHg〜0.1
mmHgで脱溶媒して軟化点が135℃、ガラス転移点
が65℃のスチレン-アクリル樹脂(C)を合成した。
【0022】 スチレン-アクリル樹脂(D)の合成 〔配合原料〕 スチレン 80 重量部 n-ブチルアクリレート 20 〃 ベンゾイルパーオキサイド 15 〃 トルエン 500 〃
【0023】上記原料を、撹拌機、冷却管、温度計付き
の反応容器に入れ、十分溶解した後、窒素気流を通じて
酸素を追い出した。次に、徐々に80℃まで昇温し、8
0℃で3時間保った。更に110℃まで昇温し、3時間
保った後、室温まで冷却し、その温度を保持した。次に
加熱減圧釜に入れて、80℃、10mmHg〜0.1m
mHgで脱溶媒して軟化点が95℃、ガラス転移点が5
5℃のスチレン-アクリル樹脂(D)を合成した。
【0024】参考例 〔原料〕 ポリエステル樹脂(A) 80 重量部 (体積平均粒径1,000μm、軟化点145℃、ガラス転移点68℃) ポリエステル樹脂(B) 20 〃 (体積平均粒径1,600μm、軟化点95℃、ガラス転移点56℃) 荷電制御剤 2 〃 (ボントロンS-34;オリエント化学社製) カルナバワックス 2.5 〃 (形状:フレーク状、厚み1.2mm、 粒径分布:50mmメッシュ以上1重量%、 20mmメッシュ以下95重量% 5mmメッシュ以上64重量%、 針入度:1〜2、軟化点:85℃、酸価:5、加藤洋行社製)
【0025】以上のトナー組成物をヘンシェルミキサー
で混合(第1混合)した後、更にカーボンブラック(モ
ーガルL:キャボット社製)5重量部をヘンシェルミキ
サーに投入し混合(第2混合)した。得られた混合物を
2軸押出混練機により溶融混練し、得られた混練物を冷
却後、フェザーミルで粗粉砕、ジェットミルで微粉砕し
た後、気流式分級機で分級して微粉を除去し体積平均粒
径8.5μmのトナー粒子を得た。
【0026】実施例 1 参考例1の分級工程で発生した分級微粉10重量部を第
2混合工程でカーボンブラックとともにヘンシェルミキ
サーに投入する以外は参考例1と同様にしてトナー粒子
を得た。このトナー粒子に対して0.5重量%の疎水性
シリカ(H−2000:ヘキスト社製)をヘンシェルミ
キサーで混合して表面処理を行いトナーAを得た。
【0027】実施例 2 実施例1で使用したトナー組成物(ポリエステル樹脂、
荷電制御剤、カルナバワックス、カーボンブラック、分
級微粉)を同時にヘンシェルミキサーで混合する以外は
実施例1と同様の材料および製造方法により体積平均粒
径8.4μmのトナーBを得た。
【0028】実施例 3 ポリエステル樹脂(B)の体積平均粒径を2,300μ
mに変更する以外は実施例1と同様の材料および製造方
法により体積平均粒径8.2μmのトナーCを得た。
【0029】実施例 4 ポリエステル樹脂(A)の体積平均粒径を700μm
に、またポリエステル樹脂(B)の体積平均粒径を1,
400μmに変更する以外は実施例1と同様の材料およ
び製造方法により体積平均粒径8.1μmのトナーDを
得た。
【0030】実施例 5 ポリエステル樹脂(A)の体積平均粒径を1,400μ
mに、またポリエステル樹脂(B)の体積平均粒径を
2,200μmに変更する以外は実施例1と同様の材料
および製造方法により体積平均粒径8.1μmのトナー
Eを得た。
【0031】実施例 6 カルナバワックスの添加量を1.5重量部とし、更に低
分子量ポリプロピレン(TS−200、軟化点:145
℃、三洋化成社製)1.0重量部を使用する以外は実施
例1と同様の材料および製造方法により体積平均粒径
8.2μmのトナーFを得た。
【0032】参考例2 〔原料〕 スチレン-アクリル樹脂(C) 80 重量部 (体積平均粒径1000μm、軟化点135℃、ガラス転移点65℃) スチレン-アクリル樹脂(D) 20 重量部 (体積平均粒径1600μm、軟化点95℃、ガラス転移点55℃) 荷電制御剤 3 〃 (ニグロシンベースEX:オリエント化学工業社製) カルナバワックス 3.5 〃 (形状:フレーク状、厚み:1.2mm、 粒径分布:50mmメッシュ以上が1重量%、 20mmメッシュ以下が95重量%、 5mmメッシュ以上が64重量%、 針入度:1〜2、軟化点:85℃、酸価:5、加藤洋行社製)
【0033】以上のトナー組成物をヘンシェルミキサー
で混合(第1混合)した後、更にカーボンブラック(M
A#8:三菱化学社製)7重量部をヘンシェルミキサー
に投入し混合(第2混合)した。得られた混合物を2軸
押出混練機により溶融混練し、得られた混練物を冷却
後、フェザーミルで粗粉砕、ジェットミルで微粉砕した
後、気流式分級機で分級して微粉を除去し体積平均粒径
8.3μmのトナー粒子を得た。
【0034】実施例 7 参考例2の分級工程で得られた分級微粉10重量部を第
2混合工程でカーボンブラックとともにヘンシェルミキ
サーに投入する以外は参考例2と同様にしてトナー粒子
を得た。このトナー粒子に対して0.5重量%の疎水性
シリカ(H−2000:ヘキスト社製)をヘンシェルミ
キサーで混合して表面処理を行い体積平均粒径8.3μ
mのトナーGを得た。
【0035】実施例 8 実施例7で使用したトナー組成物(スチレン-アクリル
樹脂、荷電制御剤、カルナバワックス、カーボンブラッ
ク、分級微粉)を同時にヘンシェルミキサーで混合する
以外は実施例7と同様の材料および製造法により体積平
均粒径8.2μmのトナーHを得た。
【0036】実施例 9 カルナバワックスの添加量を2.0重量部とし、更に低
分子量ポリプロピレン(ビスコール550P、軟化点:
150℃、三洋化成社製)1.5重量部を使用する以外
は実施例7と同様の材料および製造法により体積平均粒
径8.3μmのトナーIを得た。
【0037】比較例 1 ポリエステル樹脂(B)の体積平均粒径を1,300μ
mに変更する以外は実施例1と同様の材料および製造方
法により体積平均粒径8.4μmのトナーJを得た。
【0038】比較例 2 ポリエステル樹脂(B)の体積平均粒径を2,700μ
mに変更する以外は実施例1と同様の材料および製造方
法により体積平均粒径8.1μmのトナーKを得た。
【0039】比較例 3 スチレン−アクリル樹脂(D)の体積平均粒径を1,2
00μmに変更する以外は実施例7と同様の材料および
製造方法により体積平均粒径8.3μmのトナーLを得
た。
【0040】本発明において、耐熱性およびオフセット
性は下記の方法および基準により評価した。耐熱性 トナー5gをガラスビンに入れ、60℃の環境下に5時
間置いたとき、トナー凝集を生じたものを×、トナー凝
集がほとんど見られないものを○、全く見られないもの
を◎とした。オフセット性 上記のように調製したトナーA〜F、JおよびKについ
て、定着ローラの設定温度を可変に改造した電子写真プ
リンター(SP1000、ミノルタ社製)を用いて、ロ
ーラの設定温度を5℃おきに100〜220℃まで変化
させてトナー像を定着させ、オフセットの発生していな
い温度範囲を求めた。またトナーG〜IおよびLについ
ては、下記複写機用のキャリアとトナー混合比が5重量
%となるように混合した現像剤を使用し、定着ローラの
設定温度を可変に改造した電子写真複写機(EP410
0、ミノルタ社製)を用いて、ローラの設定温度を5℃
おきに100〜220℃まで変化させてトナー像を定着
させ、オフセットの発生していない温度範囲を求めた。
実施例および比較例において得られたそれぞれのトナー
の評価結果を表1に記載した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明のトナーの製造方法によれば、広
い定着温度範囲でオフセットが発生せず鮮明な画像が安
定して得られ、また高温で保管した場合もトナーの凝集
がほとんど発生せず耐熱保管性に優れたトナーを提供す
ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 秀信 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 永澤 克司 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化点が130〜150℃でガラス転移
    点が60〜70℃のバインダー樹脂からなり、その体積
    平均粒径が500〜15,000μmであるバインダー
    樹脂粒子Aと、軟化点が90〜105℃でガラス転移点
    が53〜64℃のバインダー樹脂からなり、その体積平
    均粒径がバインダー樹脂粒子Aの1.5〜2.5倍である
    バインダー樹脂粒子Bとを乾式混合する工程、この混合
    物を溶融混練する工程、冷却した混練物を粉砕する工程
    および粉砕物を分級する工程からなることを特徴とする
    静電潜像現像用トナーの製造方法。
JP7991096A 1996-04-02 1996-04-02 静電潜像現像用トナーの製造方法 Pending JPH09269612A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992150B2 (en) 2000-03-13 2006-01-31 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Toner binder and process for producing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6992150B2 (en) 2000-03-13 2006-01-31 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Toner binder and process for producing the same

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