JPH09271336A - パスタの製造方法 - Google Patents

パスタの製造方法

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JPH09271336A
JPH09271336A JP8080350A JP8035096A JPH09271336A JP H09271336 A JPH09271336 A JP H09271336A JP 8080350 A JP8080350 A JP 8080350A JP 8035096 A JP8035096 A JP 8035096A JP H09271336 A JPH09271336 A JP H09271336A
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JP
Japan
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pasta
barley flour
dough
degree
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP8080350A
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English (en)
Inventor
Tanio Kodate
谷男 小舘
Yukichi Hayashi
佑吉 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ITOMEN KK
NIPPN Corp
Original Assignee
ITOMEN KK
Nippon Flour Mills Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は小麦を添加することなく繊維質を
多量に含ませ、かつまとまりのよいパスタを得ることを
目的としたものである。 【構成】 加湿、加温、加圧などの処理をすることなく
分級率70%以下として得た生大麦粉のみを使用し、所
定の生地水分とした後、保形可能な条件で加圧、加熱、
押出し成形することを特徴としたパスタの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生大麦粉(ドラ
フト大麦粉)のみを使用したパスタの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来大麦粉に、30〜50重量%の液体
を添加し、混練し、ついで真空、押出し、成形するパス
タの製造方法が提案されている(特開平3−24045
4号)。また大麦粉だけを原料とし、これに水分60〜
65%及び適量の食塩を加える大麦麺の製造方法が提案
されている(特開昭63−17667号)。更に加温、
加湿をすることなく大麦粉を得る技術が提案されている
(特公平1−13822号)。
【0003】
【発明により解決すべき課題】前記従来のパスタ製造方
法では、水分30〜50重量%を添加する以外は加工条
件が不明であるが、水分量だけの制御で、常法によって
は大麦粉のみを用いたパスタを安定した品質で多量生産
することは困難であった。
【0004】また大麦麺の製造方法に示された技術(例
えば水分60〜65%使用)によっても大麦粉のみのパ
スタを安定した品質で多量生産することは困難であっ
た。
【0005】更に大麦粉に関する発明には、クッキー、
お好み焼きの生地、クレープに使用できるとあるが、該
大麦粉のみを用いたパスタの製造技術については記載さ
れていない。
【0006】要するに従来公知の技術又は公知の技術の
結合によっては、大麦粉のみを用いて良質のパスタを多
量生産することは研究開発の課題であった。
【0007】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、生の大
麦粉のみを使用し、加工条件を限定することにより、ま
とまりのよい良品質のパスタを多量生産することに成功
したのである。
【0008】即ちこの発明は、加湿、加温、加圧などの
処理をすることなく分級率70%以下として得た生大麦
粉のみを使用し、所定の生地水分とした後、保形可能な
条件で加圧、加熱、押出し成形することを特徴としたパ
スタの製造方法である。また生大麦粉は粒度を10μm
〜100μmの粒子とし、これを50%〜80%の範囲
で構成することを特徴としたものであり、押出し条件
は、真空度を60cmHg〜75cmHgとし、圧力を90kg/
cm2 〜140kg/cm2 とし、α化度を15%〜100%
とすることを特徴としたものである。
【0009】生の大麦粉はムタロターゼGOD法により
測定した際、50℃で生成するグルコース量が45mg/
dl以上含まれている大麦粉が望ましい。
【0010】α化度の制御はミキシング時の加水温度の
調整と押出シリンダーの冷却温度の調整により行う。マ
カロニの場合、α化度は15%〜50%の間、好ましく
は20%〜50%、更に好ましくは25%〜35%が望
ましい。この場合、α化度を50%以上に進めると生地
にゴム状の粘りが生じ、成形するとき、押し出し圧力が
高くなり、又食感も歯切れが悪くなり硬さがでてくるの
で良くない。
【0011】前記において、α化度を15%〜100%
としたが、マカロニの場合のα化度は15%〜50%で
ある。またスパゲッティの場合のα化度は65%〜10
0%が望ましい。α化度が65%より少ないと、生地が
もろくなり、又スパゲッティ特有の腰の強い食感が得ら
れない。前記において、α化度を制御するための温度条
件は生地温が40℃〜60℃の範囲で行うことが望まし
い。温度がこれより高いとミネラル等が分解し、減少す
るので好ましくない。
【0012】加圧条件が90kg/cm2 以下となると生地
のまとまりが悪くなり、もろく割れやすい製品となるの
で90kg/cm2 を下限とした。
【0013】前記において、大麦粉の粒子の粒度を10
μm〜100μmとし、その範囲を50%〜80%とす
ることによって、パスタ生地のまとまりが良好になり、
外観上グルテンを添加したパスタと同様にまとまりをつ
けることができる。
【0014】前記において50%以下にするとまとまり
が悪くなり、80%以上では却って大麦粉パスタの特性
が失われる。
【0015】同様に真空度60cmHg以下又は90kg/cm
2 以下では、まとまりが悪くなり、75cmHgを超え又は
140kg/cm2 以上としても、加工ができるけれども、
品質的に向上しないので、そのような苛酷な条件にする
必要性がない。前記における生地水分は32〜34%が
好適である。前記従来の麺類の製造技術のように水分を
60%〜65%にすると、水分過多となるのみならず、
α化不足、渋味、エグ味が残るなどの問題点を生じるこ
とは明らかである。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明は、生大麦粉を100%
使用し、生地水分を32〜34%(重量)とし、生大麦
粉の粒度10μm〜100μmで、50%〜80%の範
囲で構成する。またα化度15〜50%、真空度60cm
Hg〜75cmHgとして、押出し圧力90kg/cm2 〜140
kg/cm2 としたパスタの製造方法である。
【0017】
【実施例1】100%生大麦粉1000kgに、40℃の
温水25%を加えて20分間ミキシングし、生地水分3
3%の生地を得た。この生地をサイドスクリューにより
真空度70cmHgの減圧室に入れて脱気し、生地を緻密に
してから、メインスクリューにより120kg/cm2 の圧
力で、型孔の形状に押出すと共に、35mm毎に切断して
成形する。
【0018】この成形生地を振動式予備乾燥機により7
0℃で5分間生地の表面を乾燥した後、70℃で25分
間予備乾燥し、ついで55℃で5時間30分本乾燥した
後取り出し、クーリング室で室温まで生地の温度を下げ
ると、この発明で求める生地水分11%のパスタ製品が
できた。
【0019】
【実施例2】分級率(歩留)70%の生大麦粉100kg
に、50℃の温水25%を加えて15分間ミキシング
し、生地水分33%の生地を得た。この生地をサイドス
クリューにより真空度65cmHgの減圧室に入れて脱気し
てから、メインスクリューにより100kg/cm2 で加圧
し、型孔から押し出して40mm毎に切断し、成形する。
この場合のα化度は40%であった。この生地を70℃
で25分間予備乾燥し、ついで55℃で5時間30分本
乾燥した後、クーリング室で室温まで冷却すれば、この
発明による生地水分12%のパスタ製品ができた。この
パスタ製品は、金属検出、計量を経て所定量(例えば1
00g)宛包装する。
【0020】前記実施例1、2は共に生地のまとまりが
よく、所定の形状を保つと共に、茹でた場合においても
湯溶け又は分離などが認められなかった。
【0021】前記実施例においては加工時に加温して1
5%〜50%α化するので、大麦粉特有の渋味又はエグ
味が完全に消失していた。
【0022】
【実施例3】100%生大麦粉1000kgに、55℃の
温水を加えた生地を蒸してからミキシングを行い、65
cmHgの減圧室入れて脱気し、生地を緻密にしてから90
kg/cm2 の圧力で成型して、次いで竿にかけ60℃の温
度で乾燥し、水分12.5%でα化度70%のスパゲッ
ティ製品を得た。この実施例で得たスパゲッティ製品は
湯溶けのない、シコシコした食感で、かつエグ味のない
優れた製品であった。
【0023】
【発明の効果】この発明は、生大麦粉を100%使用す
るので、加工適性が良く、ミネラル分(Mg、Kなど)
が多く含まれ、健康食品、健康志向食品として優れてい
る。特に小麦アレルギーを持つユーザにも美味なパスタ
を提供することができる効果がある。又比較的食物繊維
を多く含み、特に、コレステロールに関わる生理機能に
及ぼす優位な効果を始めとする、今日的成人病にも効力
があるとされるβグルカンを含んだ食物繊維で、健康食
品としての品質を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によりマカロニを製造する実施例のブ
ロック図。
【図2】同じくスパゲッティを製造する実施例のブロッ
ク図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加湿、加温、加圧などの処理をすること
    なく分級率70%以下として得た生大麦粉のみを使用
    し、所定の生地水分とした後、保形可能な条件で加圧、
    加熱、押出し成形することを特徴としたパスタの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 生大麦粉は粒度を10μm〜100μm
    の粒子とし、これを50%〜80%の範囲で構成するこ
    とを特徴とした請求項1記載のパスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 押出し条件は、真空度を60cmHg〜75
    cmHgとし、圧力を90kg/cm2 〜140kg/cm2 とし、
    α化度を15%〜100%とすることを特徴とした請求
    項1記載のパスタの製造方法。
JP8080350A 1996-04-02 1996-04-02 パスタの製造方法 Pending JPH09271336A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2005060766A1 (ja) * 2003-12-22 2007-07-12 サッポロビール株式会社 機能性成分含有量の高い食品並びにそれらの製造方法
JP2011004648A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Ogatamura Akitakomachi Seisansha Kyokai:Kk 米麺の製造方法と該方法による米麺と該米麺による乾麺
JP2019103437A (ja) * 2017-12-12 2019-06-27 熊本製粉株式会社 純大麦麺の製造方法
JP2025065807A (ja) * 2023-10-10 2025-04-22 株式会社Mizkan Holdings 食用植物由来のでんぷんを含有する固形状食品組成物及びその製造方法

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