JPH09272005A - 回転工具の動作切り換え機構 - Google Patents
回転工具の動作切り換え機構Info
- Publication number
- JPH09272005A JPH09272005A JP8216240A JP21624096A JPH09272005A JP H09272005 A JPH09272005 A JP H09272005A JP 8216240 A JP8216240 A JP 8216240A JP 21624096 A JP21624096 A JP 21624096A JP H09272005 A JPH09272005 A JP H09272005A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate shaft
- clutch
- transmission member
- state
- switching
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドリルモード、ハンマドリルモード、ハンマ
モードの3モード切り換えが可能な回転工具において、
切り換え部材の耐久性を向上させることができ、さらに
駆動中に摩擦音が発生することがなく、また摩擦熱によ
る切り換え部材の樹脂レバー等の変形、発熱を回避して
作業の安全を図ること。 【解決手段】 モータの駆動にしたがって中間軸2は回
転し、中間軸2には第1クラッチ4、第2クラッチ5が
回転自在に設けられている。図2Aでは、第1クラッチ
4、第2クラッチ5は中間軸2の中間軸スプライン部2
Tに係合しており、中間軸2の回転は第2クラッチ5、
ファイナルギヤ6を介して工具部に回転動作として伝達
され、第1クラッチ4、ボス3を介して工具部に打撃動
作として伝達される。この際、ピン7は、第1クラッチ
4、第2クラッチ5のいずれにも接触しない。図2Bで
はピン7によって第2クラッチ5と中間軸2との係合が
解かれ、図2Cではピン7によって第1クラッチ4と中
間軸2との係合が解かれる。
モードの3モード切り換えが可能な回転工具において、
切り換え部材の耐久性を向上させることができ、さらに
駆動中に摩擦音が発生することがなく、また摩擦熱によ
る切り換え部材の樹脂レバー等の変形、発熱を回避して
作業の安全を図ること。 【解決手段】 モータの駆動にしたがって中間軸2は回
転し、中間軸2には第1クラッチ4、第2クラッチ5が
回転自在に設けられている。図2Aでは、第1クラッチ
4、第2クラッチ5は中間軸2の中間軸スプライン部2
Tに係合しており、中間軸2の回転は第2クラッチ5、
ファイナルギヤ6を介して工具部に回転動作として伝達
され、第1クラッチ4、ボス3を介して工具部に打撃動
作として伝達される。この際、ピン7は、第1クラッチ
4、第2クラッチ5のいずれにも接触しない。図2Bで
はピン7によって第2クラッチ5と中間軸2との係合が
解かれ、図2Cではピン7によって第1クラッチ4と中
間軸2との係合が解かれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転工具の動作切り
換え機構に関し、特にドリルモード、ハンマドリルモー
ド、ハンマモードの3モード切り換えが可能な回転工具
における切り換え機構に関する。
換え機構に関し、特にドリルモード、ハンマドリルモー
ド、ハンマモードの3モード切り換えが可能な回転工具
における切り換え機構に関する。
【0002】
[第1の従来例]回転工具として、ドリルモード、ハン
マモード、ハンマドリルモードの3モード切り換えのも
のがある。ドリルモードは、先端の工具部を回転動作さ
せるモードであり、ハンマーモードは工具部を軸方向に
往復移動させ打撃動作させるモードである。ハンマドリ
ルモードは工具部を回転させながら、同時に軸方向に往
復移動させ打撃動作させるモードである。
マモード、ハンマドリルモードの3モード切り換えのも
のがある。ドリルモードは、先端の工具部を回転動作さ
せるモードであり、ハンマーモードは工具部を軸方向に
往復移動させ打撃動作させるモードである。ハンマドリ
ルモードは工具部を回転させながら、同時に軸方向に往
復移動させ打撃動作させるモードである。
【0003】この3モード切り換え機能を有する回転工
具として、特開平6−210507号に開示されている
技術がある。この回転工具の切り換え機能を図11およ
び図12に示す。図11に示すように、モータの回転駆
動は、ピニオン16を介してギヤ9に伝達される。この
ギヤ9は中間軸60に一体的に固定されており、ギヤ9
の回転に伴って中間軸60は回転を行なう。
具として、特開平6−210507号に開示されている
技術がある。この回転工具の切り換え機能を図11およ
び図12に示す。図11に示すように、モータの回転駆
動は、ピニオン16を介してギヤ9に伝達される。この
ギヤ9は中間軸60に一体的に固定されており、ギヤ9
の回転に伴って中間軸60は回転を行なう。
【0004】中間軸60にはクラッチ61がスプライン
結合されている。すなわち、クラッチ61は中間軸60
の回転に伴って回転を行ない、かつ矢印90、91方向
に摺動可能に保持されている。クラッチ61の両端には
嵌合凹部63、64(図11B)が形成されている。中
間軸60には、伝達ギヤ66が回転自在に取り付けられ
ている。この伝達ギヤ66にはファイナルギヤ6が噛合
しており、このファイナルギヤ6が回転することによっ
て、工具部が回転動作を行なうようになっている。
結合されている。すなわち、クラッチ61は中間軸60
の回転に伴って回転を行ない、かつ矢印90、91方向
に摺動可能に保持されている。クラッチ61の両端には
嵌合凹部63、64(図11B)が形成されている。中
間軸60には、伝達ギヤ66が回転自在に取り付けられ
ている。この伝達ギヤ66にはファイナルギヤ6が噛合
しており、このファイナルギヤ6が回転することによっ
て、工具部が回転動作を行なうようになっている。
【0005】伝達ギヤ66には伝達ギヤ側嵌合凸部67
が形成されており、この伝達ギヤ側嵌合凸部67は上述
のクラッチ61に形成された嵌合凹部63に係合可能で
ある。図11Aはドリルモードであり、クラッチ61が
矢印91方向に移動し、嵌合凹部63と伝達ギヤ66の
伝達ギヤ側嵌合凸部67とが係合した状態を示してい
る。
が形成されており、この伝達ギヤ側嵌合凸部67は上述
のクラッチ61に形成された嵌合凹部63に係合可能で
ある。図11Aはドリルモードであり、クラッチ61が
矢印91方向に移動し、嵌合凹部63と伝達ギヤ66の
伝達ギヤ側嵌合凸部67とが係合した状態を示してい
る。
【0006】図11Aに示す状態では、中間軸60、ク
ラッチ61の回転を受けて伝達ギヤ66も回転を行な
う。伝達ギヤ66の回転によってファイナルギヤ6が回
転し、工具部が回転してドリルモードとして動作する。
ラッチ61の回転を受けて伝達ギヤ66も回転を行な
う。伝達ギヤ66の回転によってファイナルギヤ6が回
転し、工具部が回転してドリルモードとして動作する。
【0007】また、中間軸60にはボス3が回転自在に
取り付けられている。このボス3にはボス側嵌合凸部6
5が形成されており、クラッチ61の嵌合凹部64に係
合可能になっている。ボス3が回転した場合、この回転
動作はアーム17に矢印90、91方向への往復移動と
して伝達され、アーム17の往復移動によって工具部に
は打撃動作を行なうようになっている。
取り付けられている。このボス3にはボス側嵌合凸部6
5が形成されており、クラッチ61の嵌合凹部64に係
合可能になっている。ボス3が回転した場合、この回転
動作はアーム17に矢印90、91方向への往復移動と
して伝達され、アーム17の往復移動によって工具部に
は打撃動作を行なうようになっている。
【0008】図11Cはハンマモードであり、クラッチ
61が矢印90方向に移動し、嵌合凹部64とボス3の
ボス側嵌合凸部65とが係合した状態を示している。図
11Cに示す状態では、中間軸60、クラッチ61の回
転を受けてボス3も回転を行なう。ボス3の回転によっ
てアーム17は往復移動し、工具部が打撃動作を行なっ
てハンマモードとして動作する。
61が矢印90方向に移動し、嵌合凹部64とボス3の
ボス側嵌合凸部65とが係合した状態を示している。図
11Cに示す状態では、中間軸60、クラッチ61の回
転を受けてボス3も回転を行なう。ボス3の回転によっ
てアーム17は往復移動し、工具部が打撃動作を行なっ
てハンマモードとして動作する。
【0009】図11Bは、ハンマドリルモードを示して
いる。クラッチ61は図11Aおよび図11Cの中間位
置にあり、クラッチ61の回転にしたがって、伝達ギヤ
66およびボス3の双方が回転を行なうようになってい
る。これによって、工具部には回転動作と共に打撃動作
も伝達され、工具部は回転しながら打撃を行ない、ハン
マドリルモードとして動作する。
いる。クラッチ61は図11Aおよび図11Cの中間位
置にあり、クラッチ61の回転にしたがって、伝達ギヤ
66およびボス3の双方が回転を行なうようになってい
る。これによって、工具部には回転動作と共に打撃動作
も伝達され、工具部は回転しながら打撃を行ない、ハン
マドリルモードとして動作する。
【0010】以上のように、クラッチ61を中間軸60
上で矢印90、91方向に移動制御することによって、
モード切り換えを行なう。クラッチ61を軸方向に移動
させるための機構が図12である。クラッチ61の中央
部には周方向に凹溝62が形成されている。そして、こ
の凹溝62に偏心ピン68の頭部68aが嵌合してい
る。この偏心ピン68はスリーブ73内に収められてお
り、偏心ピン68、スリーブ73はチェンジレバー本体
71の有底孔72内に保持されている。
上で矢印90、91方向に移動制御することによって、
モード切り換えを行なう。クラッチ61を軸方向に移動
させるための機構が図12である。クラッチ61の中央
部には周方向に凹溝62が形成されている。そして、こ
の凹溝62に偏心ピン68の頭部68aが嵌合してい
る。この偏心ピン68はスリーブ73内に収められてお
り、偏心ピン68、スリーブ73はチェンジレバー本体
71の有底孔72内に保持されている。
【0011】チェンジレバー本体71はハウジングの外
部に位置するチェンジレバーのつまみ部を操作すること
によって回転する。偏心ピン68はチェンジレバー本体
71の回転中心に対して偏心位置に設けられているた
め、チェンジレバー本体71の回転に伴って偏心ピン6
8は矢印90、91方向に移動する。すなわち、チェン
ジレバーのつまみ部を操作することによって、クラッチ
61を矢印90、91方向に移動制御することができ、
図11に示すように、ドリルモード、ハンマドリルード
およびハンマモードを選択することができる。
部に位置するチェンジレバーのつまみ部を操作すること
によって回転する。偏心ピン68はチェンジレバー本体
71の回転中心に対して偏心位置に設けられているた
め、チェンジレバー本体71の回転に伴って偏心ピン6
8は矢印90、91方向に移動する。すなわち、チェン
ジレバーのつまみ部を操作することによって、クラッチ
61を矢印90、91方向に移動制御することができ、
図11に示すように、ドリルモード、ハンマドリルード
およびハンマモードを選択することができる。
【0012】なお、図12に示すように、チェンジレバ
ー本体71の有底孔72内にはスリーブ73との間に、
Oリング69、70が介在している。このOリング6
9、70は、クラッチ61の嵌合凹部63または嵌合凹
部64が伝達ギヤ側嵌合凸部67、ボス側嵌合凸部65
に嵌合する際の衝撃を吸収し、モード切り換えをスムー
ズに行なえるようになっている。
ー本体71の有底孔72内にはスリーブ73との間に、
Oリング69、70が介在している。このOリング6
9、70は、クラッチ61の嵌合凹部63または嵌合凹
部64が伝達ギヤ側嵌合凸部67、ボス側嵌合凸部65
に嵌合する際の衝撃を吸収し、モード切り換えをスムー
ズに行なえるようになっている。
【0013】[第2の従来例]図13および図14に第
2の従来例を示す。この第2の従来例は、ドリルモード
およびハンマドリルモードの2モード切り換えの回転工
具である。図13Aに示すように、モータからの回転駆
動は、ギヤ9に伝達される。このギヤ9は中間軸60に
一体的に固定されており、ギヤ9に伴い中間軸60も回
転を行なう。中間軸60にはピニオン83が一体的に形
成されており、このピニオン83に回転駆動用のギアが
常時、噛合して工具部に回転動作を伝達している。
2の従来例を示す。この第2の従来例は、ドリルモード
およびハンマドリルモードの2モード切り換えの回転工
具である。図13Aに示すように、モータからの回転駆
動は、ギヤ9に伝達される。このギヤ9は中間軸60に
一体的に固定されており、ギヤ9に伴い中間軸60も回
転を行なう。中間軸60にはピニオン83が一体的に形
成されており、このピニオン83に回転駆動用のギアが
常時、噛合して工具部に回転動作を伝達している。
【0014】中間軸60にはクラッチ87が回転自在に
取り付けられており、このクラッチ87は中間軸60上
で矢印90、91方向に移動可能である。また、中間軸
60にはボス3が回転自在に取り付けられており、ボス
3は回転動作をアーム17に矢印90、91方向への往
復移動として伝達し、工具部を打撃動作させる。
取り付けられており、このクラッチ87は中間軸60上
で矢印90、91方向に移動可能である。また、中間軸
60にはボス3が回転自在に取り付けられており、ボス
3は回転動作をアーム17に矢印90、91方向への往
復移動として伝達し、工具部を打撃動作させる。
【0015】図13Bは、中間軸60の詳細を示してい
る。中間軸60にはスプライン81、82が形成されて
いる。他方、図14Eに示すように、クラッチ87の内
周にはスプライン74、75が形成されている。なお、
図14Cは図14Eに示すXIC−XIC方向の矢視断面図で
あり、図14Dは図14Eに示すXID−XID方向の矢視断
面図である。
る。中間軸60にはスプライン81、82が形成されて
いる。他方、図14Eに示すように、クラッチ87の内
周にはスプライン74、75が形成されている。なお、
図14Cは図14Eに示すXIC−XIC方向の矢視断面図で
あり、図14Dは図14Eに示すXID−XID方向の矢視断
面図である。
【0016】図14A、Bは中間軸60とクラッチ87
の位置関係を示している。クラッチ87はスプリング8
9(図13A)によって、矢印90方向に常時付勢され
ている。ハンマドリルモードでは、クラッチ87は中間
軸60上で図14Aに示す状態に位置している。すなわ
ち、クラッチ87はスプリング89によって矢印90方
向に押圧されており、クラッチ87のスプライン74、
75と中間軸60に形成されたスプライン81、82と
が噛合しており、クラッチ87は中間軸60の回転にし
たがって回転する。
の位置関係を示している。クラッチ87はスプリング8
9(図13A)によって、矢印90方向に常時付勢され
ている。ハンマドリルモードでは、クラッチ87は中間
軸60上で図14Aに示す状態に位置している。すなわ
ち、クラッチ87はスプリング89によって矢印90方
向に押圧されており、クラッチ87のスプライン74、
75と中間軸60に形成されたスプライン81、82と
が噛合しており、クラッチ87は中間軸60の回転にし
たがって回転する。
【0017】クラッチ87の一方の端部には、図13A
に示すようにクラッチ爪86が形成されており、他方ボ
ス3の端部にはレシプロベアリング爪85が形成されて
いる。クラッチ87が図14Aに示す状態に位置してい
る時、このクラッチ87のクラッチ爪86とボス3のレ
シプロベアリング爪85とは互いに係合するようになっ
ている。これによって、中間軸60の回転はクラッチ8
7を介してボス3に伝達され、アーム17は往復運動を
行ない工具部に打撃動作が伝達される。
に示すようにクラッチ爪86が形成されており、他方ボ
ス3の端部にはレシプロベアリング爪85が形成されて
いる。クラッチ87が図14Aに示す状態に位置してい
る時、このクラッチ87のクラッチ爪86とボス3のレ
シプロベアリング爪85とは互いに係合するようになっ
ている。これによって、中間軸60の回転はクラッチ8
7を介してボス3に伝達され、アーム17は往復運動を
行ない工具部に打撃動作が伝達される。
【0018】中間軸60の回転は、上述のようにピニオ
ン83を介して常時工具部に伝達されているため、図1
4Aに示す状態にクラッチ87が位置する場合、ハンマ
ドリルモードとして動作する。
ン83を介して常時工具部に伝達されているため、図1
4Aに示す状態にクラッチ87が位置する場合、ハンマ
ドリルモードとして動作する。
【0019】これに対してドリルモードの場合、クラッ
チ切り換えレバー88(図13A)を回転操作する。ク
ラッチ切り換えレバー88の回転操作によって、レバー
ピン84が矢印91方向に移動するようになっている。
このレバーピン84は、クラッチ87に形成されたクラ
ッチ凹部76に嵌合しており、レバーピン84の押圧を
受けてクラッチ87はスプリング89を圧縮し、矢印9
1方向に移動する。
チ切り換えレバー88(図13A)を回転操作する。ク
ラッチ切り換えレバー88の回転操作によって、レバー
ピン84が矢印91方向に移動するようになっている。
このレバーピン84は、クラッチ87に形成されたクラ
ッチ凹部76に嵌合しており、レバーピン84の押圧を
受けてクラッチ87はスプリング89を圧縮し、矢印9
1方向に移動する。
【0020】このクラッチ87の移動によって、クラッ
チ爪86とボス3に形成されたレシプロベアリング爪8
5との係合が解かれ、中間軸60の回転はボス3に伝達
されないようになり、工具部には回転動作のみが伝達さ
れる。こうしてドリルモードとしての動作が行なわれ
る。
チ爪86とボス3に形成されたレシプロベアリング爪8
5との係合が解かれ、中間軸60の回転はボス3に伝達
されないようになり、工具部には回転動作のみが伝達さ
れる。こうしてドリルモードとしての動作が行なわれ
る。
【0021】なお、図14Fはクラッチ87の加工工程
を示している。クラッチ87内には上述のスプライン7
4、75を形成する必要があるため、まずクラッチ87
内の全長にわたって加工スプライン77を形成し、その
後加工スプライン77の中央部を除去してスプライン7
4、75を得るようになっている。
を示している。クラッチ87内には上述のスプライン7
4、75を形成する必要があるため、まずクラッチ87
内の全長にわたって加工スプライン77を形成し、その
後加工スプライン77の中央部を除去してスプライン7
4、75を得るようになっている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転工具に
は、次のような問題があった。まず、図11、図12に
示す第1の従来例においては、クラッチ61は中間軸6
0に対してスプライン結合しており、中間軸60に伴っ
て常時回転している。そして、このクラッチ61の凹溝
62には偏心ピン68の頭部68aが嵌合している。こ
のため、常時回転するクラッチ61によって、偏心ピン
68の頭部68aの摩耗がはげしく耐久性に欠けるとい
う問題がある。
は、次のような問題があった。まず、図11、図12に
示す第1の従来例においては、クラッチ61は中間軸6
0に対してスプライン結合しており、中間軸60に伴っ
て常時回転している。そして、このクラッチ61の凹溝
62には偏心ピン68の頭部68aが嵌合している。こ
のため、常時回転するクラッチ61によって、偏心ピン
68の頭部68aの摩耗がはげしく耐久性に欠けるとい
う問題がある。
【0023】また、頭部68aと常時回転しているクラ
ッチ61の凹溝62との接触によって、摩擦音が発生す
るという問題もある。さらに、クラッチ61の凹溝62
と頭部68aとの摩擦熱によって偏心ピン68が発熱
し、この発熱がチェンジレバー本体71に伝達され、樹
脂等で形成された切り換えレバーが変形する場合もあ
る。また、切り換えレバーの発熱によって、作業の安全
性が低下してしまうという問題も生じる。
ッチ61の凹溝62との接触によって、摩擦音が発生す
るという問題もある。さらに、クラッチ61の凹溝62
と頭部68aとの摩擦熱によって偏心ピン68が発熱
し、この発熱がチェンジレバー本体71に伝達され、樹
脂等で形成された切り換えレバーが変形する場合もあ
る。また、切り換えレバーの発熱によって、作業の安全
性が低下してしまうという問題も生じる。
【0024】第2の従来例においては、ハンマドリルモ
ードにおいては、クラッチ87はスプリング89の押圧
を受けて矢印90方向に移動しており、レバーピン84
はクラッチ87と接触しない状態に位置する。そして、
ドリルモードの際には、図13Aに示すようにレバーピ
ン84がクラッチ87を押圧して、クラッチ87を矢印
91方向に移動させ、クラッチ87と中間軸60との係
合が解け、クラッチ87は回転しない状態になる。
ードにおいては、クラッチ87はスプリング89の押圧
を受けて矢印90方向に移動しており、レバーピン84
はクラッチ87と接触しない状態に位置する。そして、
ドリルモードの際には、図13Aに示すようにレバーピ
ン84がクラッチ87を押圧して、クラッチ87を矢印
91方向に移動させ、クラッチ87と中間軸60との係
合が解け、クラッチ87は回転しない状態になる。
【0025】このように、レバーピン84が回転した状
態のクラッチ87に当接することはなく、上記第1の従
来例のような問題は生じない。しかし、この第2の従来
例は、ドリルモードおよびハンマドリルモードの2モー
ド切り換えであって、ドリルモード、ハンマドリルモー
ド、ハンマモードの3モード切り換えの機構には適用す
ることができない。
態のクラッチ87に当接することはなく、上記第1の従
来例のような問題は生じない。しかし、この第2の従来
例は、ドリルモードおよびハンマドリルモードの2モー
ド切り換えであって、ドリルモード、ハンマドリルモー
ド、ハンマモードの3モード切り換えの機構には適用す
ることができない。
【0026】そこで本発明は、ドリルモード、ハンマド
リルモード、ハンマモードの3モード切り換えが可能な
回転工具において、切り換え部材の耐久性を向上させる
ことができ、さらに駆動中に摩擦音が発生することがな
く、また摩擦熱による切り換え部材の樹脂レバー等の変
形、発熱を回避して作業の安全を図ることができる回転
工具の動作切り換え機構を提供することを目的とする。
リルモード、ハンマモードの3モード切り換えが可能な
回転工具において、切り換え部材の耐久性を向上させる
ことができ、さらに駆動中に摩擦音が発生することがな
く、また摩擦熱による切り換え部材の樹脂レバー等の変
形、発熱を回避して作業の安全を図ることができる回転
工具の動作切り換え機構を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る回転工具
の動作切り換え機構は、駆動部の駆動を受けて回転する
中間軸、中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向
に移動することによって、中間軸に伴って回転する係合
状態、または中間軸に対して回転自在となる解除状態に
位置する第1伝達部材、中間軸に取り付けられており、
中間軸の軸方向に移動することによって、中間軸に伴っ
て回転する係合状態、または中間軸に対して回転自在と
なる解除状態に位置する第2伝達部材、第1伝達部材に
伴って回転し、回転動作を打撃動作に変換して工具部に
伝達する打撃駆動部材、第2伝達部材に伴って回転し、
回転動作を工具部に伝達する回転駆動部材、第1伝達部
材または第2伝達部材のいずれかに、直接または間接に
当接する切り換え部材、を備えており、前記切り換え部
材が、第1伝達部材に直接または間接に当接し、当該第
1伝達部材を移動させることによって係合状態から解除
状態とし、前記切り換え部材が、第2伝達部材に直接ま
たは間接に当接し、当該第2伝達部材を移動させること
によって係合状態から解除状態とし、前記切り換え部材
が、第1伝達部材および第2伝達部材のいずれにも当接
しないことによって、第1伝達部材および第2伝達部材
の双方を係合状態とする、ことを特徴としている。
の動作切り換え機構は、駆動部の駆動を受けて回転する
中間軸、中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向
に移動することによって、中間軸に伴って回転する係合
状態、または中間軸に対して回転自在となる解除状態に
位置する第1伝達部材、中間軸に取り付けられており、
中間軸の軸方向に移動することによって、中間軸に伴っ
て回転する係合状態、または中間軸に対して回転自在と
なる解除状態に位置する第2伝達部材、第1伝達部材に
伴って回転し、回転動作を打撃動作に変換して工具部に
伝達する打撃駆動部材、第2伝達部材に伴って回転し、
回転動作を工具部に伝達する回転駆動部材、第1伝達部
材または第2伝達部材のいずれかに、直接または間接に
当接する切り換え部材、を備えており、前記切り換え部
材が、第1伝達部材に直接または間接に当接し、当該第
1伝達部材を移動させることによって係合状態から解除
状態とし、前記切り換え部材が、第2伝達部材に直接ま
たは間接に当接し、当該第2伝達部材を移動させること
によって係合状態から解除状態とし、前記切り換え部材
が、第1伝達部材および第2伝達部材のいずれにも当接
しないことによって、第1伝達部材および第2伝達部材
の双方を係合状態とする、ことを特徴としている。
【0028】請求項2に係る回転工具の動作切り換え機
構は、請求項1に係る回転工具の動作切り換え機構にお
いて、前記中間軸の軸方向に移動可能であり、かつ回転
不能なロック部材であって、前記第2伝達部材が係合状
態から解除状態に切り換わったとき、基準位置において
第2伝達部材と噛合するロック部材、ロック部材を基準
位置に向けて付勢する付勢部材、を備えたことを特徴と
している。
構は、請求項1に係る回転工具の動作切り換え機構にお
いて、前記中間軸の軸方向に移動可能であり、かつ回転
不能なロック部材であって、前記第2伝達部材が係合状
態から解除状態に切り換わったとき、基準位置において
第2伝達部材と噛合するロック部材、ロック部材を基準
位置に向けて付勢する付勢部材、を備えたことを特徴と
している。
【0029】請求項3に係る回転工具の動作切り換え機
構は、駆動部の駆動を受けて回転し、係合部を有する中
間軸、中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向に
移動することによって、中間軸に伴って回転する係合状
態、または中間軸に対して回転自在となる解除状態に位
置する第1伝達部材、第1伝達部材に伴って回転し、回
転動作を打撃動作に変換して工具部に伝達する打撃駆動
部材、中間軸の係合部に伴って回転する係合状態、また
は中間軸の係合部に対して回転自在となる解除状態に位
置する回転駆動部材であって、係合状態に位置したとき
工具部に回転動作を伝達する回転駆動部材、第1伝達部
材または回転駆動部材のいずれかに、直接または間接に
当接する切り換え部材、を備えており、前記切り換え部
材が、第1伝達部材に直接または間接に当接し、当該第
1伝達部材を移動させることによって係合状態から解除
状態とし、前記切り換え部材が、回転駆動部材に直接ま
たは間接に当接し、当該回転駆動部材を移動させること
によって係合状態から解除状態とし、前記切り換え部材
が、第1伝達部材および回転駆動部材のいずれにも当接
しないことによって、第1伝達部材および回転駆動部材
の双方を係合状態とする、ことを特徴としている。
構は、駆動部の駆動を受けて回転し、係合部を有する中
間軸、中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向に
移動することによって、中間軸に伴って回転する係合状
態、または中間軸に対して回転自在となる解除状態に位
置する第1伝達部材、第1伝達部材に伴って回転し、回
転動作を打撃動作に変換して工具部に伝達する打撃駆動
部材、中間軸の係合部に伴って回転する係合状態、また
は中間軸の係合部に対して回転自在となる解除状態に位
置する回転駆動部材であって、係合状態に位置したとき
工具部に回転動作を伝達する回転駆動部材、第1伝達部
材または回転駆動部材のいずれかに、直接または間接に
当接する切り換え部材、を備えており、前記切り換え部
材が、第1伝達部材に直接または間接に当接し、当該第
1伝達部材を移動させることによって係合状態から解除
状態とし、前記切り換え部材が、回転駆動部材に直接ま
たは間接に当接し、当該回転駆動部材を移動させること
によって係合状態から解除状態とし、前記切り換え部材
が、第1伝達部材および回転駆動部材のいずれにも当接
しないことによって、第1伝達部材および回転駆動部材
の双方を係合状態とする、ことを特徴としている。
【0030】請求項4に係る回転工具の動作切り換え機
構は、請求項3に係る回転工具の動作切り換え機構にお
いて、前記回転駆動部材は、回転軸の軸方向に移動する
ことによって係合状態と解除状態とに切り換わり、回転
駆動部材の軸方向に移動可能であり、かつ回転不能なロ
ック部材であって、前記回転駆動部材が係合状態から解
除状態に切り換わったとき、基準位置において回転駆動
部材と噛合するロック部材、ロック部材を基準位置に向
けて付勢する付勢部材、を備えたことを特徴としてい
る。
構は、請求項3に係る回転工具の動作切り換え機構にお
いて、前記回転駆動部材は、回転軸の軸方向に移動する
ことによって係合状態と解除状態とに切り換わり、回転
駆動部材の軸方向に移動可能であり、かつ回転不能なロ
ック部材であって、前記回転駆動部材が係合状態から解
除状態に切り換わったとき、基準位置において回転駆動
部材と噛合するロック部材、ロック部材を基準位置に向
けて付勢する付勢部材、を備えたことを特徴としてい
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る回転工具の動作切り換え
機構においては、切り換え部材が、第1伝達部材に直接
または間接に当接し、この第1伝達部材を移動させるこ
とによって係合状態から解除状態とする。また、切り換
え部材が、第2伝達部材に直接または間接に当接し、こ
の第2伝達部材を移動させることによって係合状態から
解除状態とする。そして、切り換え部材が、第1伝達部
材および第2伝達部材のいずれにも当接しないことによ
って、第1伝達部材および第2伝達部材の双方を係合状
態とする。
機構においては、切り換え部材が、第1伝達部材に直接
または間接に当接し、この第1伝達部材を移動させるこ
とによって係合状態から解除状態とする。また、切り換
え部材が、第2伝達部材に直接または間接に当接し、こ
の第2伝達部材を移動させることによって係合状態から
解除状態とする。そして、切り換え部材が、第1伝達部
材および第2伝達部材のいずれにも当接しないことによ
って、第1伝達部材および第2伝達部材の双方を係合状
態とする。
【0032】すなわち、切り換え部材によって第1伝達
部材が解除状態となった場合、第2伝達部材のみが係合
状態となって、回転駆動部材を介して工具部に回転動作
が伝達される(回転動作機能)。また、切り換え部材に
よって第2伝達部材が解除状態となった場合、第1伝達
部材のみが係合状態となって、打撃駆動部材を介して工
具部に打撃動作が伝達される(打撃動作機能)。
部材が解除状態となった場合、第2伝達部材のみが係合
状態となって、回転駆動部材を介して工具部に回転動作
が伝達される(回転動作機能)。また、切り換え部材に
よって第2伝達部材が解除状態となった場合、第1伝達
部材のみが係合状態となって、打撃駆動部材を介して工
具部に打撃動作が伝達される(打撃動作機能)。
【0033】さらに、切り換え部材が、第1伝達部材お
よび第2伝達部材のいずれにも当接しない場合、第1伝
達部材および第2伝達部材の双方が係合状態となり、工
具部にはそれぞれ回転駆動部材、打撃駆動部材を介して
工具部に回転動作、打撃動作が伝達される(打撃回転動
作機能)。
よび第2伝達部材のいずれにも当接しない場合、第1伝
達部材および第2伝達部材の双方が係合状態となり、工
具部にはそれぞれ回転駆動部材、打撃駆動部材を介して
工具部に回転動作、打撃動作が伝達される(打撃回転動
作機能)。
【0034】このように、切り換え部材を切り換え操作
することによって、回転動作機能、打撃動作機能または
打撃回転動作機能を選択することができる。
することによって、回転動作機能、打撃動作機能または
打撃回転動作機能を選択することができる。
【0035】また、切り換え部材が第1伝達部材または
第2伝達部材に直接または間接に当接した場合、第1伝
達部材、第2伝達部材は移動して、係合状態から解除状
態に切り換えられる。すなわち、第1伝達部材、第2伝
達部材は中間軸に対して回転自在になり、中間軸に伴っ
て回転しない状態になる。
第2伝達部材に直接または間接に当接した場合、第1伝
達部材、第2伝達部材は移動して、係合状態から解除状
態に切り換えられる。すなわち、第1伝達部材、第2伝
達部材は中間軸に対して回転自在になり、中間軸に伴っ
て回転しない状態になる。
【0036】したがって、第1伝達部材、第2伝達部材
に直接または間接に当接する切り換え部材が摩耗するこ
となく、切り換え部材の耐久性を向上させることができ
る。また、第1伝達部材、第2伝達部材が回転しない状
態になるため、切り換え部材の当接によって駆動中に摩
擦音が発生することはない。さらに、摩擦熱によって切
り換え部材が発熱することはなく、たとえば切り換え部
材に接続される樹脂レバー等が変形、発熱せず作業の安
全を図ることができる。
に直接または間接に当接する切り換え部材が摩耗するこ
となく、切り換え部材の耐久性を向上させることができ
る。また、第1伝達部材、第2伝達部材が回転しない状
態になるため、切り換え部材の当接によって駆動中に摩
擦音が発生することはない。さらに、摩擦熱によって切
り換え部材が発熱することはなく、たとえば切り換え部
材に接続される樹脂レバー等が変形、発熱せず作業の安
全を図ることができる。
【0037】請求項2に係る回転工具の動作切り換え機
構においては、ロック部材は、第2伝達部材が係合状態
から解除状態に切り換わったとき、基準位置において第
2伝達部材と噛合する。そして、このロック部材は回転
不能である。したがって、解除状態に位置する第2伝達
部材の回転を停止させてロックし、不意に工具部が回転
してしまうことを確実に防止できる。
構においては、ロック部材は、第2伝達部材が係合状態
から解除状態に切り換わったとき、基準位置において第
2伝達部材と噛合する。そして、このロック部材は回転
不能である。したがって、解除状態に位置する第2伝達
部材の回転を停止させてロックし、不意に工具部が回転
してしまうことを確実に防止できる。
【0038】また、ロック部材は中間軸の軸方向に移動
可能である。このため、第2伝達部材の回転角度が、ロ
ック部材に対する噛合角度からずれている状態で、第2
伝達部材を係合状態から解除状態に切り換えた場合、第
2伝達部材によってロック部材が押圧され中間軸の軸方
向に移動する。したがって、第2伝達部材の回転角度
が、ロック部材に対する噛合角度からずれている場合で
あっても、切り換え部材を切り換えることが可能であ
り、第2伝達部材を係合状態から解除状態に切り換える
ことができる。
可能である。このため、第2伝達部材の回転角度が、ロ
ック部材に対する噛合角度からずれている状態で、第2
伝達部材を係合状態から解除状態に切り換えた場合、第
2伝達部材によってロック部材が押圧され中間軸の軸方
向に移動する。したがって、第2伝達部材の回転角度
が、ロック部材に対する噛合角度からずれている場合で
あっても、切り換え部材を切り換えることが可能であ
り、第2伝達部材を係合状態から解除状態に切り換える
ことができる。
【0039】さらに、ロック部材は基準位置において第
2伝達部材と噛合し、ロック部材は付勢部材によってこ
の基準位置に向けて付勢されている。したがって、ロッ
ク部材を常時、基準位置に保持することができる。ま
た、第2伝達部材の噛合角度のずれによってロック部材
が押圧されて移動した場合であっても、この噛合角度の
ずれが解消した時点で、ロック部材は直ちに基準位置に
復帰し第2伝達部材に噛合することができる。
2伝達部材と噛合し、ロック部材は付勢部材によってこ
の基準位置に向けて付勢されている。したがって、ロッ
ク部材を常時、基準位置に保持することができる。ま
た、第2伝達部材の噛合角度のずれによってロック部材
が押圧されて移動した場合であっても、この噛合角度の
ずれが解消した時点で、ロック部材は直ちに基準位置に
復帰し第2伝達部材に噛合することができる。
【0040】請求項3に係る回転工具の動作切り換え機
構においては、切り換え部材が、第1伝達部材に直接ま
たは間接に当接し、この第1伝達部材を移動させること
によって係合状態から解除状態とする。また、切り換え
部材が、回転駆動部材に直接または間接に当接し、この
回転駆動部材を移動させることによって係合状態から解
除状態とする。さらに、切り換え部材が、第1伝達部材
および回転駆動部材のいずれにも当接しないことによっ
て、第1伝達部材および回転駆動部材の双方を係合状態
とする。
構においては、切り換え部材が、第1伝達部材に直接ま
たは間接に当接し、この第1伝達部材を移動させること
によって係合状態から解除状態とする。また、切り換え
部材が、回転駆動部材に直接または間接に当接し、この
回転駆動部材を移動させることによって係合状態から解
除状態とする。さらに、切り換え部材が、第1伝達部材
および回転駆動部材のいずれにも当接しないことによっ
て、第1伝達部材および回転駆動部材の双方を係合状態
とする。
【0041】すなわち、切り換え部材によって第1伝達
部材が解除状態となった場合、回転駆動部材のみが係合
状態となって、工具部に回転動作が伝達される(回転動
作機能)。また、切り換え部材によって回転駆動部材が
解除状態となった場合、第1伝達部材のみが係合状態と
なって、打撃駆動部材を介して工具部に打撃動作が伝達
される(打撃動作機能)。
部材が解除状態となった場合、回転駆動部材のみが係合
状態となって、工具部に回転動作が伝達される(回転動
作機能)。また、切り換え部材によって回転駆動部材が
解除状態となった場合、第1伝達部材のみが係合状態と
なって、打撃駆動部材を介して工具部に打撃動作が伝達
される(打撃動作機能)。
【0042】さらに、切り換え部材が、第1伝達部材お
よび回転駆動部材のいずれにも当接しない場合、第1伝
達部材および回転駆動部材の双方が係合状態となり、工
具部に回転動作、打撃動作が伝達される(打撃回転動作
機能)。
よび回転駆動部材のいずれにも当接しない場合、第1伝
達部材および回転駆動部材の双方が係合状態となり、工
具部に回転動作、打撃動作が伝達される(打撃回転動作
機能)。
【0043】このように、切り換え部材を切り換え操作
することによって、回転動作機能、打撃動作機能または
打撃回転動作機能を選択することができる。
することによって、回転動作機能、打撃動作機能または
打撃回転動作機能を選択することができる。
【0044】また、切り換え部材が第1伝達部材または
回転駆動部材に直接または間接に当接した場合、第1伝
達部材、回転駆動部材は移動して、係合状態から解除状
態に切り換えられる。すなわち、第1伝達部材、回転駆
動部材はそれぞれ中間軸、中間軸の係合部に対して回転
自在になり、中間軸、中間軸の係合部に伴って回転しな
い状態になる。
回転駆動部材に直接または間接に当接した場合、第1伝
達部材、回転駆動部材は移動して、係合状態から解除状
態に切り換えられる。すなわち、第1伝達部材、回転駆
動部材はそれぞれ中間軸、中間軸の係合部に対して回転
自在になり、中間軸、中間軸の係合部に伴って回転しな
い状態になる。
【0045】したがって、第1伝達部材、回転駆動部材
に直接または間接に当接する切り換え部材が摩耗するこ
となく、切り換え部材の耐久性を向上させることができ
る。また、第1伝達部材、回転駆動部材が回転しない状
態になるため、切り換え部材の当接によって摩擦音が発
生することはない。さらに、摩擦熱によって切り換え部
材が発熱することはなく、たとえば切り換え部材に接続
される樹脂レバー等が変形、発熱せず作業の安全を図る
ことができる。
に直接または間接に当接する切り換え部材が摩耗するこ
となく、切り換え部材の耐久性を向上させることができ
る。また、第1伝達部材、回転駆動部材が回転しない状
態になるため、切り換え部材の当接によって摩擦音が発
生することはない。さらに、摩擦熱によって切り換え部
材が発熱することはなく、たとえば切り換え部材に接続
される樹脂レバー等が変形、発熱せず作業の安全を図る
ことができる。
【0046】請求項4に係る回転工具の動作切り換え機
構においては、回転駆動部材は、回転軸の軸方向に移動
することによって係合状態と解除状態とに切り換わり、
ロック部材は、回転駆動部材が係合状態から解除状態に
切り換わったとき、基準位置において回転駆動部材と噛
合する。そして、このロック部材は回転不能である。し
たがって、解除状態に位置する回転駆動部材の回転を停
止させてロックし、不意に工具部が回転してしまうこと
を確実に防止できる。
構においては、回転駆動部材は、回転軸の軸方向に移動
することによって係合状態と解除状態とに切り換わり、
ロック部材は、回転駆動部材が係合状態から解除状態に
切り換わったとき、基準位置において回転駆動部材と噛
合する。そして、このロック部材は回転不能である。し
たがって、解除状態に位置する回転駆動部材の回転を停
止させてロックし、不意に工具部が回転してしまうこと
を確実に防止できる。
【0047】また、ロック部材は回転駆動部材の軸方向
に移動可能である。このため、回転駆動部材の回転角度
が、ロック部材に対する噛合角度からずれている状態
で、回転駆動部材を係合状態から解除状態に切り換えた
場合、回転駆動部材によってロック部材が押圧され軸方
向に移動する。したがって、回転駆動部材の回転角度
が、ロック部材に対する噛合角度からずれている場合で
あっても、切り換え部材を切り換えることが可能であ
り、回転駆動部材を係合状態から解除状態に切り換える
ことができる。
に移動可能である。このため、回転駆動部材の回転角度
が、ロック部材に対する噛合角度からずれている状態
で、回転駆動部材を係合状態から解除状態に切り換えた
場合、回転駆動部材によってロック部材が押圧され軸方
向に移動する。したがって、回転駆動部材の回転角度
が、ロック部材に対する噛合角度からずれている場合で
あっても、切り換え部材を切り換えることが可能であ
り、回転駆動部材を係合状態から解除状態に切り換える
ことができる。
【0048】さらに、ロック部材は基準位置において回
転駆動部材と噛合し、ロック部材は付勢部材によってこ
の基準位置に向けて付勢されている。したがって、ロッ
ク部材を常時、基準位置に保持することができる。ま
た、回転駆動部材の噛合角度のずれによってロック部材
が押圧されて移動した場合であっても、この噛合角度の
ずれが解消した時点で、ロック部材は直ちに基準位置に
復帰し回転駆動部材に噛合することができる。
転駆動部材と噛合し、ロック部材は付勢部材によってこ
の基準位置に向けて付勢されている。したがって、ロッ
ク部材を常時、基準位置に保持することができる。ま
た、回転駆動部材の噛合角度のずれによってロック部材
が押圧されて移動した場合であっても、この噛合角度の
ずれが解消した時点で、ロック部材は直ちに基準位置に
復帰し回転駆動部材に噛合することができる。
【0049】
[第1の実施形態]本発明に係る回転工具の動作切り換
え機構の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図
1は、本実施形態におけるハンマードリルの全体の側面
断面図である。図1に示すように、ハンマードリルには
駆動部としてのモータ15が設けられており、モータ1
5の駆動によってピニオン16が回転する。
え機構の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図
1は、本実施形態におけるハンマードリルの全体の側面
断面図である。図1に示すように、ハンマードリルには
駆動部としてのモータ15が設けられており、モータ1
5の駆動によってピニオン16が回転する。
【0050】このピニオン16は、ギヤ9に噛合してお
り、ギヤ9は中間軸2に一体的に固定されている。な
お、中間軸2はその両端をベアリングで支持され、ハウ
ジング10に取り付けられている。
り、ギヤ9は中間軸2に一体的に固定されている。な
お、中間軸2はその両端をベアリングで支持され、ハウ
ジング10に取り付けられている。
【0051】図2は、中間軸2近傍の詳細な図面であ
る。中間軸2の中央部には、中間軸スプライン部2Tが
形成されている。そして、中間軸2には第2伝達部材と
しての第2クラッチ5が取り付けられている。この第2
クラッチ5は、中間軸2の軸方向(矢印90、91方
向)に摺動可能に保持されている。
る。中間軸2の中央部には、中間軸スプライン部2Tが
形成されている。そして、中間軸2には第2伝達部材と
しての第2クラッチ5が取り付けられている。この第2
クラッチ5は、中間軸2の軸方向(矢印90、91方
向)に摺動可能に保持されている。
【0052】第2クラッチ5には第2クラッチ係合部5
M(図2B参照)が形成されており、この第2クラッチ
係合部5Mは中間軸2に形成された中間軸スプライン部
2Tに係合可能である。第2クラッチ係合部5Mが中間
軸スプライン部2Tに係合した場合(係合状態)、第2
クラッチ5は中間軸2の回転に伴って回転する。
M(図2B参照)が形成されており、この第2クラッチ
係合部5Mは中間軸2に形成された中間軸スプライン部
2Tに係合可能である。第2クラッチ係合部5Mが中間
軸スプライン部2Tに係合した場合(係合状態)、第2
クラッチ5は中間軸2の回転に伴って回転する。
【0053】これに対して、第2クラッチ5が矢印91
方向に移動して、第2クラッチ係合部5Mと中間軸スプ
ライン部2Tとの係合が解かれた場合(解除状態)、第
2クラッチ5は中間軸2に対して回転自在となる。な
お、第2クラッチ5はスプリング12によって、常時矢
印90方向に付勢されている。
方向に移動して、第2クラッチ係合部5Mと中間軸スプ
ライン部2Tとの係合が解かれた場合(解除状態)、第
2クラッチ5は中間軸2に対して回転自在となる。な
お、第2クラッチ5はスプリング12によって、常時矢
印90方向に付勢されている。
【0054】この第2クラッチ5には、第2クラッチギ
ヤ部5Gが形成されている。図1に示すように、この第
2クラッチギヤ部5Gは回転駆動部材としてのファイナ
ルギヤ6に噛合している。第2クラッチ5の矢印90、
91方向への移動にかかわらず、第2クラッチギヤ部5
Gとファイナルギヤ6とは常に噛合関係が保たれ、第2
クラッチ5に伴って回転する。
ヤ部5Gが形成されている。図1に示すように、この第
2クラッチギヤ部5Gは回転駆動部材としてのファイナ
ルギヤ6に噛合している。第2クラッチ5の矢印90、
91方向への移動にかかわらず、第2クラッチギヤ部5
Gとファイナルギヤ6とは常に噛合関係が保たれ、第2
クラッチ5に伴って回転する。
【0055】ファイナルギヤ6はツールホルダー25に
取り付けられている。ファイナルギヤ6とツールホルダ
ー25とは、皿バネ19の弾撥力によりクラッチ機構に
よって接続されている。皿バネ19はワッシャー21、
止め輪20によって取り付けられ、ファイナルギヤ6に
弾撥力を加えている。
取り付けられている。ファイナルギヤ6とツールホルダ
ー25とは、皿バネ19の弾撥力によりクラッチ機構に
よって接続されている。皿バネ19はワッシャー21、
止め輪20によって取り付けられ、ファイナルギヤ6に
弾撥力を加えている。
【0056】第2クラッチ5が矢印90方向に移動し、
中間軸2の中間軸スプライン部2Tに係合している場合
(図2A)、第2クラッチ5は中間軸2に伴って回転
し、これを受けてファイナルギヤ6も回転する。そし
て、ファイナルギヤ6にしたがってツールホルダー25
が回転し、工具部であるビット24が回転動作を行な
う。
中間軸2の中間軸スプライン部2Tに係合している場合
(図2A)、第2クラッチ5は中間軸2に伴って回転
し、これを受けてファイナルギヤ6も回転する。そし
て、ファイナルギヤ6にしたがってツールホルダー25
が回転し、工具部であるビット24が回転動作を行な
う。
【0057】作業中、ビット24に一定の負荷がかかる
と、皿バネ19の弾撥力に反してファイナルギヤ6とツ
ールホルダー25とのクラッチ機構が切れ、ビット24
に回転が伝達されないようになっている。これによっ
て、作業の安全を図り、モータ15の負荷を回避してい
る。
と、皿バネ19の弾撥力に反してファイナルギヤ6とツ
ールホルダー25とのクラッチ機構が切れ、ビット24
に回転が伝達されないようになっている。これによっ
て、作業の安全を図り、モータ15の負荷を回避してい
る。
【0058】ハウジング10にはボルト14によって係
止部材としてのロック用ギヤ13が固定されている。こ
のロック用ギヤ13は、第2クラッチ5が矢印91方向
に移動し、解除状態に位置した場合、第2クラッチ5の
ロック用スプライン部5K(図2B参照)と係合し、第
2クラッチ5を回転不能のロック状態にする。
止部材としてのロック用ギヤ13が固定されている。こ
のロック用ギヤ13は、第2クラッチ5が矢印91方向
に移動し、解除状態に位置した場合、第2クラッチ5の
ロック用スプライン部5K(図2B参照)と係合し、第
2クラッチ5を回転不能のロック状態にする。
【0059】中間軸2には打撃駆動部材としてのボス3
が回転自在に取り付けられている。このボス3にはアー
ム17が設けられており、ボス3が回転した場合、この
回転動作を矢印90、91方向の往復運動(打撃動作)
に変換してピストンシリンダ18に伝達する。このピス
トンシリンダ18の往復運動は、第1ハンマー22、第
2ハンマー23を介して、ビット24に伝達され、ビッ
ト24は打撃動作を行なう。
が回転自在に取り付けられている。このボス3にはアー
ム17が設けられており、ボス3が回転した場合、この
回転動作を矢印90、91方向の往復運動(打撃動作)
に変換してピストンシリンダ18に伝達する。このピス
トンシリンダ18の往復運動は、第1ハンマー22、第
2ハンマー23を介して、ビット24に伝達され、ビッ
ト24は打撃動作を行なう。
【0060】中間軸2には、第1伝達部材としての第1
クラッチ4が回転自在に取り付けられている。この第1
クラッチ4にも第2クラッチ5と同様に、第1クラッチ
係合部4M(図2C参照)が形成されており、矢印91
方向に移動した場合、中間軸2に形成されている中間軸
スプライン部2Tに係合するようになっている。第1ク
ラッチ係合部4Mが中間軸スプライン部2Tに係合した
場合(係合状態)、第1クラッチ4は中間軸2の回転に
伴って回転する。
クラッチ4が回転自在に取り付けられている。この第1
クラッチ4にも第2クラッチ5と同様に、第1クラッチ
係合部4M(図2C参照)が形成されており、矢印91
方向に移動した場合、中間軸2に形成されている中間軸
スプライン部2Tに係合するようになっている。第1ク
ラッチ係合部4Mが中間軸スプライン部2Tに係合した
場合(係合状態)、第1クラッチ4は中間軸2の回転に
伴って回転する。
【0061】これに対して、第1クラッチ4が矢印90
方向に移動して、第1クラッチ係合部4Mと中間軸スプ
ライン部2Tとの係合が解かれた場合(解除状態)、第
1クラッチ4は中間軸2に対して回転自在となる。な
お、ボス3と第1クラッチ4との間にはスプリング11
が設けられており、第1クラッチ4は常に矢印91方向
に付勢されている。
方向に移動して、第1クラッチ係合部4Mと中間軸スプ
ライン部2Tとの係合が解かれた場合(解除状態)、第
1クラッチ4は中間軸2に対して回転自在となる。な
お、ボス3と第1クラッチ4との間にはスプリング11
が設けられており、第1クラッチ4は常に矢印91方向
に付勢されている。
【0062】ボス3には図2Aに示すように、ボス係合
部3Gが形成されており、他方、第1クラッチ4にはこ
のボス係合部3Gにスプライン結合する第1クラッチス
プライン部4Gが形成されている。第1クラッチ4の矢
印90、91方向への移動にかかわらず、第1クラッチ
スプライン部4Gとボス係合部3Gとは常に結合関係が
保たれ、第1クラッチ4に伴ってボス3は回転するよう
になっている。
部3Gが形成されており、他方、第1クラッチ4にはこ
のボス係合部3Gにスプライン結合する第1クラッチス
プライン部4Gが形成されている。第1クラッチ4の矢
印90、91方向への移動にかかわらず、第1クラッチ
スプライン部4Gとボス係合部3Gとは常に結合関係が
保たれ、第1クラッチ4に伴ってボス3は回転するよう
になっている。
【0063】図2に示すように、中間軸2の中間軸スプ
ライン部2Tの下方近傍には切り換え部材であるピン7
が位置している。このピン7は切り換えレバー8に固定
されており、切り換えレバー8はハウジング10(図
1)の外部に突出している。そして、外部からこの切り
換えレバー8を回転操作できるようになっている。な
お、切り換えレバー8、ピン7は、図1においては省略
されている。
ライン部2Tの下方近傍には切り換え部材であるピン7
が位置している。このピン7は切り換えレバー8に固定
されており、切り換えレバー8はハウジング10(図
1)の外部に突出している。そして、外部からこの切り
換えレバー8を回転操作できるようになっている。な
お、切り換えレバー8、ピン7は、図1においては省略
されている。
【0064】切り換えレバー8、ピン7の詳細を図3に
示す。図3Aは平面図であり、図3Bは図2Aに示すII
IB方向からの矢視断面図である。図3Aに示すよう
に、ピン7は切り換えレバー8の回転中心に対し、偏心
位置に固定されており、切り換えレバー8を回転操作す
ることによって、位置P1、P2またP3に移動する。
示す。図3Aは平面図であり、図3Bは図2Aに示すII
IB方向からの矢視断面図である。図3Aに示すよう
に、ピン7は切り換えレバー8の回転中心に対し、偏心
位置に固定されており、切り換えレバー8を回転操作す
ることによって、位置P1、P2またP3に移動する。
【0065】また、図3Bに示すように、ピン7が位置
P2に移動した場合、第1クラッチ4のフランジ部4F
に当接するようになっている。なお、ピン7が位置P3
に移動した場合、同様にピン7は第2クラッチ5のフラ
ンジ部5Fに当接するようになっている(図示せず)。
P2に移動した場合、第1クラッチ4のフランジ部4F
に当接するようになっている。なお、ピン7が位置P3
に移動した場合、同様にピン7は第2クラッチ5のフラ
ンジ部5Fに当接するようになっている(図示せず)。
【0066】次に、本実施形態におけるモード切り換え
動作を説明する。図2Aは、ハンマードリルモードの状
態を示している。この場合、切り換えレバー8は図3A
に示す位置P1に位置している。このとき、ピン7は第
1クラッチ4および第2クラッチ5のいずれにも接触し
ない状態で位置している。ピン7が第1クラッチ4、第
2クラッチ5に接触しないことによって、第1クラッチ
4および第2クラッチ5は、それぞれスプリング11、
12によって付勢され、中間軸2形成された中間軸スプ
ライン部2Tに係合する(係合状態)。
動作を説明する。図2Aは、ハンマードリルモードの状
態を示している。この場合、切り換えレバー8は図3A
に示す位置P1に位置している。このとき、ピン7は第
1クラッチ4および第2クラッチ5のいずれにも接触し
ない状態で位置している。ピン7が第1クラッチ4、第
2クラッチ5に接触しないことによって、第1クラッチ
4および第2クラッチ5は、それぞれスプリング11、
12によって付勢され、中間軸2形成された中間軸スプ
ライン部2Tに係合する(係合状態)。
【0067】これによって、第1クラッチ4、第2クラ
ッチ5は両者とも中間軸2の回転に伴って回転する。す
なわち、第2クラッチ5の回転によってファイナルギヤ
6、ツールホルダー25を介してビット24には回転動
作が伝達される。また、第1クラッチ4の回転によっ
て、ボス3、アーム17を介してビット24には軸方向
への往復移動する打撃動作が伝達される。こうして、ビ
ット24は回転しながら打撃を行なうハンマードリルモ
ードとして動作する。
ッチ5は両者とも中間軸2の回転に伴って回転する。す
なわち、第2クラッチ5の回転によってファイナルギヤ
6、ツールホルダー25を介してビット24には回転動
作が伝達される。また、第1クラッチ4の回転によっ
て、ボス3、アーム17を介してビット24には軸方向
への往復移動する打撃動作が伝達される。こうして、ビ
ット24は回転しながら打撃を行なうハンマードリルモ
ードとして動作する。
【0068】図2Bはハンマモードの状態を示してい
る。ハンマモードに切り換える場合、切り換えレバー8
を回転操作し、ピン7を図3Aに示す位置P1からP2
に移動させる。これによって、図2Bに示すように、ピ
ン7は第2クラッチ5のフランジ部5Fを矢印91方向
に押圧し、第2クラッチ5はスプリング12の弾発力に
反して移動する。
る。ハンマモードに切り換える場合、切り換えレバー8
を回転操作し、ピン7を図3Aに示す位置P1からP2
に移動させる。これによって、図2Bに示すように、ピ
ン7は第2クラッチ5のフランジ部5Fを矢印91方向
に押圧し、第2クラッチ5はスプリング12の弾発力に
反して移動する。
【0069】そして、第2クラッチ5の第2クラッチ係
合部5Mと、中間軸2の中間軸スプライン部2Tとの係
合が解かれ、第2クラッチ5は中間軸2に対して回転自
在の状態、つまり中間軸2に伴って回転しないフリー状
態になる。第2クラッチ5がフリー状態になるため、ビ
ット24には回転動作が伝達されない。なおこの場合、
第1クラッチ4は図2Aの場合と同様に、第1クラッチ
係合部4Mが中間軸スプライン部2Tに係合しているの
で、ビット24には打撃動作が伝達されハンマーモード
として動作を行なう。
合部5Mと、中間軸2の中間軸スプライン部2Tとの係
合が解かれ、第2クラッチ5は中間軸2に対して回転自
在の状態、つまり中間軸2に伴って回転しないフリー状
態になる。第2クラッチ5がフリー状態になるため、ビ
ット24には回転動作が伝達されない。なおこの場合、
第1クラッチ4は図2Aの場合と同様に、第1クラッチ
係合部4Mが中間軸スプライン部2Tに係合しているの
で、ビット24には打撃動作が伝達されハンマーモード
として動作を行なう。
【0070】図2Bに示すように、第2クラッチ5が矢
印91方向に移動した場合、第2クラッチ5のフランジ
部5Fの外周に形成されたロック用スプライン部5K
は、図1に示すロック用ギヤ13に噛合し、回転不能の
ロック状態となる。これによって、ハンマーモードの動
作中に、ビット24が不意に回転することを防止でき作
業の安全を図ることができる。
印91方向に移動した場合、第2クラッチ5のフランジ
部5Fの外周に形成されたロック用スプライン部5K
は、図1に示すロック用ギヤ13に噛合し、回転不能の
ロック状態となる。これによって、ハンマーモードの動
作中に、ビット24が不意に回転することを防止でき作
業の安全を図ることができる。
【0071】なお、ハンマーモードの場合、ハンマーモ
ード用のビット24を取り付けるが、このビット24の
角度を手動調整したい場合がある。この場合、切り換え
レバー8を回転操作し、ピン7を位置P1とP2との間
の範囲H1上に位置させる(チゼルフリーモード)。
ード用のビット24を取り付けるが、このビット24の
角度を手動調整したい場合がある。この場合、切り換え
レバー8を回転操作し、ピン7を位置P1とP2との間
の範囲H1上に位置させる(チゼルフリーモード)。
【0072】これによって第2クラッチ5は、図2Aに
示す状態と図2Bに示す状態との中間に位置する。すな
わち、第2クラッチ5は中間軸2の中間軸スプライン部
2Tとの係合を解かれ、かつロック用スプライン部5K
がロック用ギヤ13に係合しない状態に位置する。そし
て、中間軸2に対する負荷を受けずにビット24の角度
を容易に手動調整することができる。
示す状態と図2Bに示す状態との中間に位置する。すな
わち、第2クラッチ5は中間軸2の中間軸スプライン部
2Tとの係合を解かれ、かつロック用スプライン部5K
がロック用ギヤ13に係合しない状態に位置する。そし
て、中間軸2に対する負荷を受けずにビット24の角度
を容易に手動調整することができる。
【0073】図2Cはドリルモードの状態を示してい
る。ドリルモードに切り換える場合、切り換えレバー8
を回転させ、ピン7を図3Aに示す位置P1からP3に
移動させる。これによって、図2Cに示すように、ピン
7は第1クラッチ4のフランジ部4Fを矢印90方向に
押圧し、第1クラッチ4はスプリング11の弾発力に反
して移動する。
る。ドリルモードに切り換える場合、切り換えレバー8
を回転させ、ピン7を図3Aに示す位置P1からP3に
移動させる。これによって、図2Cに示すように、ピン
7は第1クラッチ4のフランジ部4Fを矢印90方向に
押圧し、第1クラッチ4はスプリング11の弾発力に反
して移動する。
【0074】そして、第1クラッチ4の第1クラッチ係
合部4Mと中間軸2の中間軸スプライン部2Tとの係合
が解かれ、第1クラッチ4は中間軸2に対して回転自在
の状態、つまり中間軸2に伴って回転しないフリー状態
になる。第1クラッチ4がフリー状態になるため、ビッ
ト24には打撃動作が伝達されない。なおこの場合、第
2クラッチ5は図2A、Bの場合と同様に、第2クラッ
チ係合部5Mが中間軸2の中間軸スプライン部2Tに係
合しているので、ビット24には回転動作が伝達されド
リルモードとして動作を行なう。
合部4Mと中間軸2の中間軸スプライン部2Tとの係合
が解かれ、第1クラッチ4は中間軸2に対して回転自在
の状態、つまり中間軸2に伴って回転しないフリー状態
になる。第1クラッチ4がフリー状態になるため、ビッ
ト24には打撃動作が伝達されない。なおこの場合、第
2クラッチ5は図2A、Bの場合と同様に、第2クラッ
チ係合部5Mが中間軸2の中間軸スプライン部2Tに係
合しているので、ビット24には回転動作が伝達されド
リルモードとして動作を行なう。
【0075】以上のように、切り換えレバー8を回転操
作し、ピン7の位置を移動させることによってモード切
り換えを行なう。ここで、図2Aに示すハンマードリル
モードにおいては、ピン7は第1クラッチ4、第2クラ
ッチ5のいずれにも当接しない。
作し、ピン7の位置を移動させることによってモード切
り換えを行なう。ここで、図2Aに示すハンマードリル
モードにおいては、ピン7は第1クラッチ4、第2クラ
ッチ5のいずれにも当接しない。
【0076】また、図2Bに示すハンマーモードでは、
ピン7は第2クラッチ5に当接するが、第2クラッチ5
は中間軸2の中間軸スプライン部2Tとの係合を解除さ
れた状態にあるので回転しない状態になっている。ま
た、図2Cに示すドリルモードでは、ピン7は第1クラ
ッチ4に当接するが、この場合も第1クラッチ4は中間
軸2の中間軸スプライン部2Tとの係合を解除された状
態にあるので回転しない状態になっている。
ピン7は第2クラッチ5に当接するが、第2クラッチ5
は中間軸2の中間軸スプライン部2Tとの係合を解除さ
れた状態にあるので回転しない状態になっている。ま
た、図2Cに示すドリルモードでは、ピン7は第1クラ
ッチ4に当接するが、この場合も第1クラッチ4は中間
軸2の中間軸スプライン部2Tとの係合を解除された状
態にあるので回転しない状態になっている。
【0077】このように、ピン7はいずれのモードにお
いても回転する第1クラッチ4、第2クラッチ5に当接
することはなく、回転接触によって摩耗せずピン7の耐
久性を向上させることができる。回転する第1クラッチ
4、第2クラッチ5と、ピン7との摩擦音が発生するこ
ともない。さらに、摩擦熱によってピン7が発熱するこ
とはないため、切り換えレバー8が発熱を受けて変形す
ることなく、また作業の安全を図ることができる。
いても回転する第1クラッチ4、第2クラッチ5に当接
することはなく、回転接触によって摩耗せずピン7の耐
久性を向上させることができる。回転する第1クラッチ
4、第2クラッチ5と、ピン7との摩擦音が発生するこ
ともない。さらに、摩擦熱によってピン7が発熱するこ
とはないため、切り換えレバー8が発熱を受けて変形す
ることなく、また作業の安全を図ることができる。
【0078】なお、本実施形態における第1クラッチ
4、第2クラッチ5は、図1、図2に示すような形状を
備えている。このため、第1クラッチ4、第2クラッチ
5の加工工程において、たとえば図14Fに示すような
従来のクラッチ87のように内周の加工スプラインの中
央部を除去する必要がなく、また、内径L1(図14
E)の寸法制御も困難ではない。
4、第2クラッチ5は、図1、図2に示すような形状を
備えている。このため、第1クラッチ4、第2クラッチ
5の加工工程において、たとえば図14Fに示すような
従来のクラッチ87のように内周の加工スプラインの中
央部を除去する必要がなく、また、内径L1(図14
E)の寸法制御も困難ではない。
【0079】本実施形態においては、ピン7は直接、第
1クラッチ4、第2クラッチ5に当接してこれらを移動
させているが、他の部材を介在させて間接的に当接させ
移動させてもよい。
1クラッチ4、第2クラッチ5に当接してこれらを移動
させているが、他の部材を介在させて間接的に当接させ
移動させてもよい。
【0080】[第2の実施形態]次に、本発明に係る回
転工具の動作切り換え機構の第2の実施形態を図4ない
し図6に基づいて説明する。図4は本実施形態における
ハンマードリルの全体の側面断面図であり、図5は図4
に示すV−V方向の矢視断面図であり、図6A、B、Cは
いずれも図5に示すVI−VI方向の矢視断面図である。
転工具の動作切り換え機構の第2の実施形態を図4ない
し図6に基づいて説明する。図4は本実施形態における
ハンマードリルの全体の側面断面図であり、図5は図4
に示すV−V方向の矢視断面図であり、図6A、B、Cは
いずれも図5に示すVI−VI方向の矢視断面図である。
【0081】本実施形態においても、上記第1の実施形
態と同様、第2クラッチ5のフランジ部5Fの外周に
は、ロック用スプライン部5Kが形成されている。そし
て、本実施形態においては、上記第1の実施形態で示し
たロック用ギヤ13の代わりにロックプレート50を設
けている(図5、図6参照)。ロックプレート50には
第2クラッチ5のフランジ部5Fのロック用スプライン
部5Kに噛合する溝部50Kが形成されている。
態と同様、第2クラッチ5のフランジ部5Fの外周に
は、ロック用スプライン部5Kが形成されている。そし
て、本実施形態においては、上記第1の実施形態で示し
たロック用ギヤ13の代わりにロックプレート50を設
けている(図5、図6参照)。ロックプレート50には
第2クラッチ5のフランジ部5Fのロック用スプライン
部5Kに噛合する溝部50Kが形成されている。
【0082】ロックプレート50には、図5に示すよう
に2本のボルト51、52が貫通しており、この2本の
ボルト51、52に支持されることによって回転不能に
位置している。ボルト51、52はハウジング10に対
して固定される(図6参照)。
に2本のボルト51、52が貫通しており、この2本の
ボルト51、52に支持されることによって回転不能に
位置している。ボルト51、52はハウジング10に対
して固定される(図6参照)。
【0083】ロックプレート50はボルト51、52に
沿って矢印90、91方向に移動自在に設けられてい
る。ボルト51には圧縮コイルバネ53(図6)が取り
付けられており、ロックプレート50を常時、矢印90
方向に付勢している。なお、本実施形態ではボルト51
にのみ圧縮コイルバネ53を取り付けているが、ボルト
52にも圧縮コイルバネを取り付けてもよい。
沿って矢印90、91方向に移動自在に設けられてい
る。ボルト51には圧縮コイルバネ53(図6)が取り
付けられており、ロックプレート50を常時、矢印90
方向に付勢している。なお、本実施形態ではボルト51
にのみ圧縮コイルバネ53を取り付けているが、ボルト
52にも圧縮コイルバネを取り付けてもよい。
【0084】上記第1の実施形態で説明したように、ハ
ンマーモードに切り換える場合、切り換えレバー8を回
転操作して、ピン7を図3Aに示す位置P1からP2に
移動させる。これによって、ピン7は第2クラッチ5の
フランジ部5Fを矢印91方向に押圧し、第2クラッチ
5はスプリング12の弾発力に反して移動する(図4参
照)。
ンマーモードに切り換える場合、切り換えレバー8を回
転操作して、ピン7を図3Aに示す位置P1からP2に
移動させる。これによって、ピン7は第2クラッチ5の
フランジ部5Fを矢印91方向に押圧し、第2クラッチ
5はスプリング12の弾発力に反して移動する(図4参
照)。
【0085】第2クラッチ5が矢印91方向に移動した
場合、第2クラッチ5のフランジ部5Fの外周に形成さ
れたロック用スプライン部5Kは、ロックプレート50
の溝部50Kに噛合する(図6C参照)。この両者の噛
合によって第2クラッチ5は回転不能のロック状態とな
る。
場合、第2クラッチ5のフランジ部5Fの外周に形成さ
れたロック用スプライン部5Kは、ロックプレート50
の溝部50Kに噛合する(図6C参照)。この両者の噛
合によって第2クラッチ5は回転不能のロック状態とな
る。
【0086】これによって、ハンマーモードの動作中
に、ビット24が不意に回転することを確実に防止でき
作業の安全を図ることができる。なお、図6A、Cに示
すロックプレート50の位置(第2クラッチ5と噛合可
能なロックプレート50の位置)が本実施形態における
ロックプレート50の基準位置である。
に、ビット24が不意に回転することを確実に防止でき
作業の安全を図ることができる。なお、図6A、Cに示
すロックプレート50の位置(第2クラッチ5と噛合可
能なロックプレート50の位置)が本実施形態における
ロックプレート50の基準位置である。
【0087】ところで、中間軸2を中心とした第2クラ
ッチ5の回転角度が、ロックプレート50の溝部50K
に対する噛合角度からずれている場合がある。このよう
に両者が円滑に噛合しないような状態にある場合、かり
にロックプレート50が図6Aに示す基準位置に固定さ
れているとすると、第2クラッチ5はロックプレート5
0に阻止され矢印91方向に移動することができない。
ッチ5の回転角度が、ロックプレート50の溝部50K
に対する噛合角度からずれている場合がある。このよう
に両者が円滑に噛合しないような状態にある場合、かり
にロックプレート50が図6Aに示す基準位置に固定さ
れているとすると、第2クラッチ5はロックプレート5
0に阻止され矢印91方向に移動することができない。
【0088】本実施形態ではロックプレート50はボル
ト51、52に沿って矢印91方向に移動可能である。
このため、第2クラッチ5の回転角度が、ロックプレー
ト50の溝部50Kに対する噛合角度からずれている場
合であっても、図6Bに示すように圧縮コイルバネ53
が圧縮され、ロックプレート50は第2クラッチ5の移
動を許容する。
ト51、52に沿って矢印91方向に移動可能である。
このため、第2クラッチ5の回転角度が、ロックプレー
ト50の溝部50Kに対する噛合角度からずれている場
合であっても、図6Bに示すように圧縮コイルバネ53
が圧縮され、ロックプレート50は第2クラッチ5の移
動を許容する。
【0089】なお、ロックプレート50に形成されてい
る貫通孔は、ボルト51、52よりもやや大きく形成さ
れているため、図6Bに示すように第2クラッチ5の移
動を受け、ボルト51、52に対して斜めに位置するこ
とができる。
る貫通孔は、ボルト51、52よりもやや大きく形成さ
れているため、図6Bに示すように第2クラッチ5の移
動を受け、ボルト51、52に対して斜めに位置するこ
とができる。
【0090】さらに、ロックプレート50は圧縮コイル
バネ53によって常時、矢印90方向に付勢されている
ため、噛合角度のずれが解消した時点で、ロックプレー
ト50は直ちに基準位置に復帰し第2クラッチ5に噛合
することができる。たとえば、図6Bに示す状態から、
第2クラッチ5が中間軸2の回転の影響や振動等によっ
てわずかに回転した場合、ロックプレート50は圧縮コ
イルバネ53の付勢を受けて直ちに図6Cに示す基準位
置に復帰し第2クラッチ5と噛合する。
バネ53によって常時、矢印90方向に付勢されている
ため、噛合角度のずれが解消した時点で、ロックプレー
ト50は直ちに基準位置に復帰し第2クラッチ5に噛合
することができる。たとえば、図6Bに示す状態から、
第2クラッチ5が中間軸2の回転の影響や振動等によっ
てわずかに回転した場合、ロックプレート50は圧縮コ
イルバネ53の付勢を受けて直ちに図6Cに示す基準位
置に復帰し第2クラッチ5と噛合する。
【0091】本実施形態におけるハンマードリルのその
他の構成については上記第1の実施形態と同様である。
他の構成については上記第1の実施形態と同様である。
【0092】[第3の実施形態]次に、本発明に係る回
転工具の動作切り換え機構の第3の実施形態を図7ない
し図10に基づいて説明する。上記第1の実施形態と同
様に、中間軸2には第1クラッチ4およびボス3が設け
られている。そして、第1クラッチ4は中間軸スプライ
ン部2Tに係合することによって回転し、これによって
アーム17はビット24に打撃動作を伝達する。
転工具の動作切り換え機構の第3の実施形態を図7ない
し図10に基づいて説明する。上記第1の実施形態と同
様に、中間軸2には第1クラッチ4およびボス3が設け
られている。そして、第1クラッチ4は中間軸スプライ
ン部2Tに係合することによって回転し、これによって
アーム17はビット24に打撃動作を伝達する。
【0093】本実施形態においては、中間軸2に中間軸
ギヤ30が一体的に形成されている。そして、この中間
軸ギヤ30にファイナルギヤ6(回転駆動部材)が噛合
するようになっている。図7に示すように、中間軸2の
先端にはスチールボール32、スプリング33が設けら
れており、中間軸2のがたつきを防止している。なお、
この中間軸2の先端部に上記第1の実施形態と同様にベ
アリングを設けることもでき、第1の実施形態に本実施
形態におけるスチールボール32、スプリング33を設
けることもできる。
ギヤ30が一体的に形成されている。そして、この中間
軸ギヤ30にファイナルギヤ6(回転駆動部材)が噛合
するようになっている。図7に示すように、中間軸2の
先端にはスチールボール32、スプリング33が設けら
れており、中間軸2のがたつきを防止している。なお、
この中間軸2の先端部に上記第1の実施形態と同様にベ
アリングを設けることもでき、第1の実施形態に本実施
形態におけるスチールボール32、スプリング33を設
けることもできる。
【0094】ツールホルダー25にはツールホルダスプ
ライン部42が形成されており、ここにギアホルダ36
のギヤホルダスプライン部40が結合して、ギアホルダ
36は矢印90、91方向に摺動可能に保持されてい
る。そして、このギアホルダ36に摩擦板35を挟んで
ファイナルギヤ6が回転可能に設けられている。ギアホ
ルダ36には、さらに皿バネ37を介してナット39が
設けられており、ファイナルギヤ6はギアホルダ36と
の摩擦によって一体的に回転する。さらに、ナット39
には制動板31がはめこまれている。なお、ギアホルダ
36はスプリング34によって矢印90方向に付勢され
ている。
ライン部42が形成されており、ここにギアホルダ36
のギヤホルダスプライン部40が結合して、ギアホルダ
36は矢印90、91方向に摺動可能に保持されてい
る。そして、このギアホルダ36に摩擦板35を挟んで
ファイナルギヤ6が回転可能に設けられている。ギアホ
ルダ36には、さらに皿バネ37を介してナット39が
設けられており、ファイナルギヤ6はギアホルダ36と
の摩擦によって一体的に回転する。さらに、ナット39
には制動板31がはめこまれている。なお、ギアホルダ
36はスプリング34によって矢印90方向に付勢され
ている。
【0095】制動板31の詳細を図10に示す。制動板
31は穴部45を有しており、この穴部45を図10B
に示す支持軸46が貫通している。この支持軸46はハ
ウジング10内に固定されており、制動板31はこの支
持軸46に沿って、矢印90、91方向に移動可能であ
る。なお、図7ないし図9には支持軸46は表われてい
ない。
31は穴部45を有しており、この穴部45を図10B
に示す支持軸46が貫通している。この支持軸46はハ
ウジング10内に固定されており、制動板31はこの支
持軸46に沿って、矢印90、91方向に移動可能であ
る。なお、図7ないし図9には支持軸46は表われてい
ない。
【0096】本実施形態においては、ハウジング10の
側面に切り換えレバー43が取り付けられている。この
切り換えレバー43には2本の第1ピン43a、第2ピ
ン43bが設けられている。この第1ピン43a、第2
ピン43bは本実施形態における切り換え部材であり、
両者は切り換えレバー43の回転中心を通るライン上に
並んで設けられている(図7ないし図10)。
側面に切り換えレバー43が取り付けられている。この
切り換えレバー43には2本の第1ピン43a、第2ピ
ン43bが設けられている。この第1ピン43a、第2
ピン43bは本実施形態における切り換え部材であり、
両者は切り換えレバー43の回転中心を通るライン上に
並んで設けられている(図7ないし図10)。
【0097】図10に示すように、第1ピン43aは第
2ピン43bより長く、切り換えレバー43の中心に近
い箇所に位置している。そして、切り換えレバー43を
回転操作した場合、図8に示すように、第2ピン43b
が制動板31の突出片47に当接し、制動板31を矢印
91方向に押圧する。
2ピン43bより長く、切り換えレバー43の中心に近
い箇所に位置している。そして、切り換えレバー43を
回転操作した場合、図8に示すように、第2ピン43b
が制動板31の突出片47に当接し、制動板31を矢印
91方向に押圧する。
【0098】また、切り換えレバー43を図7に示す位
置から、図9に示す位置に回転させた場合、第1ピン4
3aが第1クラッチ4に当接し、第1クラッチ4を矢印
90方向に押圧する。この場合、第2ピン43bは第1
ピン43aよりも短く設けられているため、第1クラッ
チ4には当接しない。
置から、図9に示す位置に回転させた場合、第1ピン4
3aが第1クラッチ4に当接し、第1クラッチ4を矢印
90方向に押圧する。この場合、第2ピン43bは第1
ピン43aよりも短く設けられているため、第1クラッ
チ4には当接しない。
【0099】このように、長さの違う第1ピン43a、
第2ピン43bを切り換えレバー43の回転中心から異
なる離れた箇所に設けることによって、それぞれ制動板
31、第1クラッチ4の移動長さを制御することができ
る。なお、本実施形態におけるその他の機構は、上記第
1の実施形態と同様である。
第2ピン43bを切り換えレバー43の回転中心から異
なる離れた箇所に設けることによって、それぞれ制動板
31、第1クラッチ4の移動長さを制御することができ
る。なお、本実施形態におけるその他の機構は、上記第
1の実施形態と同様である。
【0100】次に、本実施形態におけるモード切り換え
の動作を以下に説明する。図7は、ハンマードリルモー
ドの状態を示している。この場合、中間軸2の中間軸ス
プライン部2Tに第1クラッチ4が係合しており(係合
状態)、ボス3、アーム17を介してビット24には打
撃動作が伝達される。また、ファイナルギヤ6は中間軸
ギヤ30に噛合しており(係合状態)、ツールホルダー
25を介してビット24には回転動作が伝達される。こ
うして、ビット24は回転しながら打撃を行なうハンマ
ードリルモードとして動作する。
の動作を以下に説明する。図7は、ハンマードリルモー
ドの状態を示している。この場合、中間軸2の中間軸ス
プライン部2Tに第1クラッチ4が係合しており(係合
状態)、ボス3、アーム17を介してビット24には打
撃動作が伝達される。また、ファイナルギヤ6は中間軸
ギヤ30に噛合しており(係合状態)、ツールホルダー
25を介してビット24には回転動作が伝達される。こ
うして、ビット24は回転しながら打撃を行なうハンマ
ードリルモードとして動作する。
【0101】図8はハンマーモードの状態を示してい
る。ハンマーモードに切り換える場合、切り換えレバー
43を図7に示す状態から時計周りに回転させ、図8に
示す状態に位置させる。これによって第2ピン43bが
制動板31を矢印91方向に押圧し、これにしたがって
ファイナルギヤ6が支持されたギヤホルダ36全体がス
プリング34の弾発力に反して矢印91方向に移動す
る。
る。ハンマーモードに切り換える場合、切り換えレバー
43を図7に示す状態から時計周りに回転させ、図8に
示す状態に位置させる。これによって第2ピン43bが
制動板31を矢印91方向に押圧し、これにしたがって
ファイナルギヤ6が支持されたギヤホルダ36全体がス
プリング34の弾発力に反して矢印91方向に移動す
る。
【0102】これによって、ファイナルギヤ6と中間軸
ギヤ30との噛合が解かれ(解除状態)、ビット24に
回転動作が伝達されず、ビット24は打撃動作のみを行
なうようになり、ハンマモードとして動作を行なう。な
お、この場合、ファイナルギヤ6は係止部材としてのロ
ック用ギヤ41に噛合し、回転不能のロック状態とな
る。これによって、ハンマーモードの動作中に、ビット
24が不意に回転することを防止でき作業の安全を図る
ことができる。
ギヤ30との噛合が解かれ(解除状態)、ビット24に
回転動作が伝達されず、ビット24は打撃動作のみを行
なうようになり、ハンマモードとして動作を行なう。な
お、この場合、ファイナルギヤ6は係止部材としてのロ
ック用ギヤ41に噛合し、回転不能のロック状態とな
る。これによって、ハンマーモードの動作中に、ビット
24が不意に回転することを防止でき作業の安全を図る
ことができる。
【0103】図9はドリルモードの状態を示している。
ドリルモードに切り換える場合、図7に示す状態から切
り換えレバー43を反時計周りに回転させ図9に示す状
態に位置させる。これによって、第1ピン43aは第1
クラッチ4を押圧し、これにしたがって第1クラッチ4
はスプリング11の弾発力に反して矢印90方向に移動
する。
ドリルモードに切り換える場合、図7に示す状態から切
り換えレバー43を反時計周りに回転させ図9に示す状
態に位置させる。これによって、第1ピン43aは第1
クラッチ4を押圧し、これにしたがって第1クラッチ4
はスプリング11の弾発力に反して矢印90方向に移動
する。
【0104】この第1クラッチ4の移動により、中間軸
2の中間軸スプライン部2Tと第1クラッチ4との係合
が解かれ(解除状態)、中間軸2の回転動作はビット2
4に打撃動作として伝達されず、ビット24は回転動作
のみを行なうようになり、ドリルモードとして動作を行
なう。
2の中間軸スプライン部2Tと第1クラッチ4との係合
が解かれ(解除状態)、中間軸2の回転動作はビット2
4に打撃動作として伝達されず、ビット24は回転動作
のみを行なうようになり、ドリルモードとして動作を行
なう。
【0105】なお、切り換えレバー43の回転角度を図
7に示す状態と図8に示す状態との中間に位置させるこ
とによって、ファイナルギヤ6を中間軸ギヤ30から解
除し、かつロック用ギヤ41に噛合しない状態に位置さ
せ、ビット24の角度を手動調整可能にすることができ
る(チゼルフリーモード)。
7に示す状態と図8に示す状態との中間に位置させるこ
とによって、ファイナルギヤ6を中間軸ギヤ30から解
除し、かつロック用ギヤ41に噛合しない状態に位置さ
せ、ビット24の角度を手動調整可能にすることができ
る(チゼルフリーモード)。
【0106】以上のように、切り換えレバー43を回転
操作し、第1ピン43a、第2ピン43bの位置を移動
させることによってモード切り換えを行なう。ここで、
図7に示すハンマードリルモードにおいては、第1ピン
43a、第2ピン43bは制動板31、第1クラッチ4
のいずれにも当接しない。
操作し、第1ピン43a、第2ピン43bの位置を移動
させることによってモード切り換えを行なう。ここで、
図7に示すハンマードリルモードにおいては、第1ピン
43a、第2ピン43bは制動板31、第1クラッチ4
のいずれにも当接しない。
【0107】また、図8に示すハンマーモードでは、第
2ピン43bは制動板31に当接するが、ファイナルギ
ヤ6は中間軸2の中間軸ギヤ30との係合を解除されて
いるので回転しない状態になっている。また、図9に示
すドリルモードでは、第1ピン43aは第1クラッチ4
に当接するが、この場合も第1クラッチ4は中間軸2の
中間軸スプライン部2Tとの係合を解除されているので
回転しない状態になっている。
2ピン43bは制動板31に当接するが、ファイナルギ
ヤ6は中間軸2の中間軸ギヤ30との係合を解除されて
いるので回転しない状態になっている。また、図9に示
すドリルモードでは、第1ピン43aは第1クラッチ4
に当接するが、この場合も第1クラッチ4は中間軸2の
中間軸スプライン部2Tとの係合を解除されているので
回転しない状態になっている。
【0108】このように、第1ピン43a、第2ピン4
3bは回転しない制動板31に接しているため、回転接
触によって摩耗せず、耐久性を向上させることができ
る。また、第1ピン43a、第2ピン43bと制動板3
1との摩擦音が発生することもない。さらに、摩擦熱に
よって第1ピン43a、第2ピン43bが発熱すること
はないため、切り換えレバー43が発熱を受けて変形す
ることなく、また作業の安全を図ることができる。
3bは回転しない制動板31に接しているため、回転接
触によって摩耗せず、耐久性を向上させることができ
る。また、第1ピン43a、第2ピン43bと制動板3
1との摩擦音が発生することもない。さらに、摩擦熱に
よって第1ピン43a、第2ピン43bが発熱すること
はないため、切り換えレバー43が発熱を受けて変形す
ることなく、また作業の安全を図ることができる。
【0109】本実施形態においては、第1ピン43aは
直接、第1クラッチ4に当接して移動させているが、他
の部材を介在させて間接的に当接させ移動させてもよ
い。また、第2ピン43bは制動板31等を介在して間
接的にファイナルギヤ6に当接させ移動させているが、
直接、ファイナルギヤ6に当接するようにしてもよい。
直接、第1クラッチ4に当接して移動させているが、他
の部材を介在させて間接的に当接させ移動させてもよ
い。また、第2ピン43bは制動板31等を介在して間
接的にファイナルギヤ6に当接させ移動させているが、
直接、ファイナルギヤ6に当接するようにしてもよい。
【0110】[第4の実施形態]次に、本発明に係る回
転工具の動作切り換え機構の第4の実施形態を説明す
る。本実施形態においては、上記第2の実施形態で示し
たロックプレート50を、上記第3の実施形態で示した
ハンマードリルに適用する。すなわち、上記第3の実施
形態のロック用ギヤ41(図7ないし図9)の代わりに
ロックプレート50(図5、図6)を設ける(図示せ
ず)。ロックプレート50には、ファイナルギヤ6に噛
合するギヤ溝部が形成されている。
転工具の動作切り換え機構の第4の実施形態を説明す
る。本実施形態においては、上記第2の実施形態で示し
たロックプレート50を、上記第3の実施形態で示した
ハンマードリルに適用する。すなわち、上記第3の実施
形態のロック用ギヤ41(図7ないし図9)の代わりに
ロックプレート50(図5、図6)を設ける(図示せ
ず)。ロックプレート50には、ファイナルギヤ6に噛
合するギヤ溝部が形成されている。
【0111】ロックプレート50はボルト51、52に
よって支持し、ボルト51に取り付けられた圧縮コイル
バネ53によってロックプレート50を矢印90方向に
付勢する(図5および図6参照)。これによって、ファ
イナルギヤ6の回転角度が、ロックプレート50のギヤ
溝部に対する噛合角度からずれている場合であっても、
圧縮コイルバネ53が圧縮され、ロックプレート50は
第2クラッチ5の移動を許容する(図6B参照)。
よって支持し、ボルト51に取り付けられた圧縮コイル
バネ53によってロックプレート50を矢印90方向に
付勢する(図5および図6参照)。これによって、ファ
イナルギヤ6の回転角度が、ロックプレート50のギヤ
溝部に対する噛合角度からずれている場合であっても、
圧縮コイルバネ53が圧縮され、ロックプレート50は
第2クラッチ5の移動を許容する(図6B参照)。
【0112】さらに、ロックプレート50は圧縮コイル
バネ53によって常時、矢印90方向に付勢されている
ため、噛合角度のずれが解消した時点で、ロックプレー
ト50は直ちに基準位置に復帰しファイナルギヤ6に噛
合することができる。たとえば、図6Bに示す状態か
ら、ファイナルギヤ6が中間軸2の回転の影響や振動等
によってわずかに回転した場合、ロックプレート50は
圧縮コイルバネ53の付勢を受けて直ちに基準位置に復
帰しファイナルギヤ6と噛合する(図6C参照)。
バネ53によって常時、矢印90方向に付勢されている
ため、噛合角度のずれが解消した時点で、ロックプレー
ト50は直ちに基準位置に復帰しファイナルギヤ6に噛
合することができる。たとえば、図6Bに示す状態か
ら、ファイナルギヤ6が中間軸2の回転の影響や振動等
によってわずかに回転した場合、ロックプレート50は
圧縮コイルバネ53の付勢を受けて直ちに基準位置に復
帰しファイナルギヤ6と噛合する(図6C参照)。
【0113】本実施形態におけるハンマードリルのその
他の構成については上記第3の実施形態と同様である。
他の構成については上記第3の実施形態と同様である。
【0114】[その他の実施形態]本発明に係る回転工
具の動作切り換え機構は、上記各実施形態に限定される
ものではない。すなわち、切り換え部材が、第1伝達部
材に直接または間接に当接し、第1伝達部材を移動させ
ることによって係合状態から解除状態とし、また切り換
え部材が、第2伝達部材に直接または間接に当接し、第
2伝達部材を移動させることによって係合状態から解除
状態とし、さらに切り換え部材が、第1伝達部材および
第2伝達部材のいずれにも当接しないことによって、第
1伝達部材および第2伝達部材の双方を係合状態とする
ものであれば、他の構成を採用してもよい。
具の動作切り換え機構は、上記各実施形態に限定される
ものではない。すなわち、切り換え部材が、第1伝達部
材に直接または間接に当接し、第1伝達部材を移動させ
ることによって係合状態から解除状態とし、また切り換
え部材が、第2伝達部材に直接または間接に当接し、第
2伝達部材を移動させることによって係合状態から解除
状態とし、さらに切り換え部材が、第1伝達部材および
第2伝達部材のいずれにも当接しないことによって、第
1伝達部材および第2伝達部材の双方を係合状態とする
ものであれば、他の構成を採用してもよい。
【0115】また、中間軸の軸方向に移動可能であり、
かつ回転不能なロック部材が、第2伝達部材が係合状態
から解除状態に切り換わったとき、基準位置において第
2伝達部材と噛合し、付勢部材がこのロック部材を基準
位置に向けて付勢するものであれば、他の構成を採用す
ることもできる。
かつ回転不能なロック部材が、第2伝達部材が係合状態
から解除状態に切り換わったとき、基準位置において第
2伝達部材と噛合し、付勢部材がこのロック部材を基準
位置に向けて付勢するものであれば、他の構成を採用す
ることもできる。
【0116】さらに、切り換え部材が、第1伝達部材に
直接または間接に当接し、第1伝達部材を移動させるこ
とによって係合状態から解除状態とし、切り換え部材
が、回転駆動部材に直接または間接に当接し、回転駆動
部材を移動させることによって係合状態から解除状態と
し、切り換え部材が、第1伝達部材および回転駆動部材
のいずれにも当接しないことによって、第1伝達部材お
よび回転駆動部材の双方を係合状態とするものであれ
ば、他の構成を採用してもよい。
直接または間接に当接し、第1伝達部材を移動させるこ
とによって係合状態から解除状態とし、切り換え部材
が、回転駆動部材に直接または間接に当接し、回転駆動
部材を移動させることによって係合状態から解除状態と
し、切り換え部材が、第1伝達部材および回転駆動部材
のいずれにも当接しないことによって、第1伝達部材お
よび回転駆動部材の双方を係合状態とするものであれ
ば、他の構成を採用してもよい。
【0117】また、中間軸の軸方向に移動可能であり、
かつ回転不能なロック部材が、回転駆動部材が係合状態
から解除状態に切り換わったとき、基準位置において回
転駆動部材と噛合し、付勢部材がこのロック部材を基準
位置に向けて付勢するものであれば、他の構成を採用す
ることもできる。
かつ回転不能なロック部材が、回転駆動部材が係合状態
から解除状態に切り換わったとき、基準位置において回
転駆動部材と噛合し、付勢部材がこのロック部材を基準
位置に向けて付勢するものであれば、他の構成を採用す
ることもできる。
【図1】本発明に係る回転工具の動作切り換え機構の第
1の実施形態を示すハンマドリルの全体側面断面図であ
る。
1の実施形態を示すハンマドリルの全体側面断面図であ
る。
【図2】図1に示す中間軸近傍の詳細図であり、Aはハ
ンマドリルモード、Bはハンマモード、Cはドリルモー
ドを示している。
ンマドリルモード、Bはハンマモード、Cはドリルモー
ドを示している。
【図3】図2に示す切り換えレバーの詳細を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る回転工具の動作切り換え機構の第
2の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図である。
2の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図である。
【図5】図4に示すV−V方向の矢視断面図である。
【図6】図5に示すVI−VI方向の矢視断面図である。
【図7】本発明に係る回転工具の動作切り換え機構の第
3の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図であり、
ハンマドリルモードを示している。
3の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図であり、
ハンマドリルモードを示している。
【図8】本発明に係る回転工具の動作切り換え機構の第
3の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図であり、
ハンマモードを示している。
3の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図であり、
ハンマモードを示している。
【図9】本発明に係る回転工具の動作切り換え機構の第
3の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図であり、
ドリルモードを示している。
3の実施形態を示すハンマドリルの側面断面図であり、
ドリルモードを示している。
【図10】図7ないし図9に示す制動板近傍の詳細を示
す図である。
す図である。
【図11】第1の従来例を示す図であり、Aはドリルモ
ード、Bはハンマドリルモード、Cはハンマモードを示
している。
ード、Bはハンマドリルモード、Cはハンマモードを示
している。
【図12】図11に示す第1の従来例におけるクラッチ
の移動機構を示す図である。
の移動機構を示す図である。
【図13】第2の従来例を示す図である。
【図14】図13に示すクラッチの詳細を示す図であ
る。
る。
2・・・・・中間軸 3・・・・・ボス 4・・・・・第1クラッチ 5・・・・・第2クラッチ 6・・・・・ファイナルギヤ 7・・・・・ピン 8、43・・・・・切り換えレバー 13、41・・・・・ロック用ギヤ 15・・・・・モータ 17・・・・・アーム 31・・・・・制動板 43a・・・・・第1ピン 43b・・・・・第2ピン 50・・・・・ロックプレート 53・・・・・圧縮コイルバネ
Claims (4)
- 【請求項1】駆動部の駆動を受けて回転する中間軸、 中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向に移動す
ることによって、中間軸に伴って回転する係合状態、ま
たは中間軸に対して回転自在となる解除状態に位置する
第1伝達部材、 中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向に移動す
ることによって、中間軸に伴って回転する係合状態、ま
たは中間軸に対して回転自在となる解除状態に位置する
第2伝達部材、 第1伝達部材に伴って回転し、回転動作を打撃動作に変
換して工具部に伝達する打撃駆動部材、 第2伝達部材に伴って回転し、回転動作を工具部に伝達
する回転駆動部材、 第1伝達部材または第2伝達部材のいずれかに、直接ま
たは間接に当接する切り換え部材、 を備えており、 前記切り換え部材が、第1伝達部材に直接または間接に
当接し、当該第1伝達部材を移動させることによって係
合状態から解除状態とし、 前記切り換え部材が、第2伝達部材に直接または間接に
当接し、当該第2伝達部材を移動させることによって係
合状態から解除状態とし、 前記切り換え部材が、第1伝達部材および第2伝達部材
のいずれにも当接しないことによって、第1伝達部材お
よび第2伝達部材の双方を係合状態とする、 ことを特徴とする回転工具の動作切り換え機構。 - 【請求項2】請求項1に係る回転工具の動作切り換え機
構において、 前記中間軸の軸方向に移動可能であり、かつ回転不能な
ロック部材であって、前記第2伝達部材が係合状態から
解除状態に切り換わったとき、基準位置において第2伝
達部材と噛合するロック部材、 ロック部材を基準位置に向けて付勢する付勢部材、 を備えたことを特徴とする回転工具の動作切り換え機
構。 - 【請求項3】駆動部の駆動を受けて回転し、係合部を有
する中間軸、 中間軸に取り付けられており、中間軸の軸方向に移動す
ることによって、中間軸に伴って回転する係合状態、ま
たは中間軸に対して回転自在となる解除状態に位置する
第1伝達部材、 第1伝達部材に伴って回転し、回転動作を打撃動作に変
換して工具部に伝達する打撃駆動部材、 中間軸の係合部に伴って回転する係合状態、または中間
軸の係合部に対して回転自在となる解除状態に位置する
回転駆動部材であって、係合状態に位置したとき工具部
に回転動作を伝達する回転駆動部材、 第1伝達部材または回転駆動部材のいずれかに、直接ま
たは間接に当接する切り換え部材、 を備えており、 前記切り換え部材が、第1伝達部材に直接または間接に
当接し、当該第1伝達部材を移動させることによって係
合状態から解除状態とし、 前記切り換え部材が、回転駆動部材に直接または間接に
当接し、当該回転駆動部材を移動させることによって係
合状態から解除状態とし、 前記切り換え部材が、第1伝達部材および回転駆動部材
のいずれにも当接しないことによって、第1伝達部材お
よび回転駆動部材の双方を係合状態とする、 ことを特徴とする回転工具の動作切り換え機構。 - 【請求項4】請求項3に係る回転工具の動作切り換え機
構において、 前記回転駆動部材は、回転軸の軸方向に移動することに
よって係合状態と解除状態とに切り換わり、 回転駆動部材の軸方向に移動可能であり、かつ回転不能
なロック部材であって、前記回転駆動部材が係合状態か
ら解除状態に切り換わったとき、基準位置において回転
駆動部材と噛合するロック部材、 ロック部材を基準位置に向けて付勢する付勢部材、 を備えたことを特徴とする回転工具の動作切り換え機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08216240A JP3098963B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-08-16 | 回転工具の動作切り換え機構 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2442496 | 1996-02-09 | ||
| JP8-24424 | 1996-02-09 | ||
| JP08216240A JP3098963B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-08-16 | 回転工具の動作切り換え機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272005A true JPH09272005A (ja) | 1997-10-21 |
| JP3098963B2 JP3098963B2 (ja) | 2000-10-16 |
Family
ID=26361925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08216240A Expired - Fee Related JP3098963B2 (ja) | 1996-02-09 | 1996-08-16 | 回転工具の動作切り換え機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3098963B2 (ja) |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11285986A (ja) * | 1998-03-04 | 1999-10-19 | Scintilla Ag | 手持ち式工作機械、特に穴あけドライバ |
| JP2003535710A (ja) * | 2000-06-17 | 2003-12-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち工作機械 |
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