JPH09272859A - 撥水性・帯電防止性被膜組成物及びその被覆基材製造方法 - Google Patents
撥水性・帯電防止性被膜組成物及びその被覆基材製造方法Info
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- JPH09272859A JPH09272859A JP10450396A JP10450396A JPH09272859A JP H09272859 A JPH09272859 A JP H09272859A JP 10450396 A JP10450396 A JP 10450396A JP 10450396 A JP10450396 A JP 10450396A JP H09272859 A JPH09272859 A JP H09272859A
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Abstract
物を提供する。 【解決手段】 (A)(a)無機アルコキシド及び/又は(b)
前記(a) 無機アルコキシドが加水分解し重縮合してなる
ポリマーと、 (B) 脂肪酸類と、 (C) 触媒と、 (D) ケイフッ化水素酸類と、 (E) 含水有機溶媒とからなることを特徴とする撥水性・
帯電防止性被膜組成物。
Description
機器・光学機器などの分野において、プラスチックス・
ガラスその他各種素材にコーティングし、帯電防止性を
有すると共に高度の撥水性・不溶性且つ高い表面硬度を
有する膜を形成する事の可能な撥水性・帯電防止性被膜
組成物及び被覆基材の製造方法に関する。
帯電防止性は、基材の表面を導電性にする事で帯電して
いる電荷を速く漏洩させる事が殆どであり、他に表面接
触によってできるだけ発生電荷を少なくする事もある。
特に重要な電荷漏洩の方法は、 1.帯電防止性剤を基材表面に塗布する方法(表面塗布
法) 2.高分子材料等に帯電防止性剤を練り込んで一部を表
面に移行させる方法(内部練り込み法) 等であるが、いずれも帯電防止性剤の薄層で、表面を被
覆する事で導電性としている。その帯電防止性剤は、界
面活性剤が殆どで、金属薄膜も利用される。
為されているが、界面活性剤溶液を帯電防止性剤として
用いる場合、基材(例えば高分子材)の表面に界面活性
剤の親油性部分が吸着し、親水性の極性部分を外部(室
気中)に向けて配列すると空気中の水分の吸着と界面活
性剤の分極・水分の分極効果によって、導電層が形成さ
れ帯電防止性効果が生じる。
脱落し、しかも表面から掃散したり、膜層内部へ移行し
て効果が滅少する。
らず、その耐久性には限界がある。従って、内部練り込
み法により、高分子型界面活性剤をアクリル酸、メタク
リル酸等の四級アンモニウム塩や三級アミンを含むモノ
マーに重合させた構造やイオン性高分子をビヒクルに含
有させたり、無機伝導微粒子を含有させたりしたものを
導電性塗料として利用している。
ポリシロキサンを主鎖とする薄膜を作り、吸湿性表面と
して吸着した水分との相互作用で導電性にしたり、ポリ
シロキサンと界面活性剤を組み合わせて帯電防止性塗膜
を作ったりしている。これらは、いずれも一長一短であ
るが、吸水性コート膜は、本質的に帯電防止性塗膜とな
ってもその界面活性剤が水により洗い流されて導電層が
なくなり、空気中の汚染物質を水分中に吸収したりする
ため非常な障害が大きい。
してワックス、オイル、シリコーン樹脂、金属石けん等
が使用されてきたが、それらの実用化に際して耐熱性・
耐候性に問題があり、撥水性被膜として満足なものはな
い。
着汚染に対して抵抗が少なく、酸性雨や太陽光線により
撥水効果の持続性が損なわれる。
よく用いられる。米国DUPONT社が開発したPTF
E(テフロン)は、化学式:−CF2 −CF2 −からな
るポリマーであり、表面エネルギーが低く、撥水性は水
の接触角110 °として知られている。
イトが発見され強い撥水性(接触角l80 °)と優れた潤
滑性を示している。表面エネルギーより見れば小さい−
CH3 が3 .l ×10-4 N/c m に対し、−CF3 は1.9
×10-4 N/c m を示すといわれ物質中最小と考えられ、
分極率が小さいものでは撥水性が大きい。
クスが有機高分子材料のため、熱や摩耗に弱く、金属と
複合化するためフッ化物粒子を組み込んだ金属メッキが
考えられている。しかし、この方法もフッ素濃度の高い
金属複合体は、電解液中でいわゆる陽極効果を発生し、
電解が停止したり、フッ化物の沈殿を生じたりして、実
用化に程遠い。
ン酸カルシウムで110 °、ステアリン酸アルミニウムで
120 °、ステアリン酸亜鉛で135 °の接触角があり、一
般有機物の中では、最も大きい。しかし、金属石けん
は、微粉体が殆どであり、分子膜を構成するためには、
これら微粉体を基材表面に付着させた後、その融点以上
に加熱して、撥水性膜を形成したりしているが、熱や摩
耗に弱い事は、その弱点である。
性格を有し、従来の帯電防止性剤は、親水性のものが殆
どで撥水性又は疎水性ポリマー等は、帯電性に問題があ
る。
止性の両方に優れた被膜組成物を提供することである。
と帯電防止性の両方に優れた被覆基材の製造方法を提供
することである。
は、無機アルコキシドを有機溶媒中で脂肪酸と反応させ
て金属せっけんを生成させ、無機アルコキシドを加水分
解後に重縮合して得られるポリマーの三次元骨格に上記
金属せっけんを架橋させた被膜組成物を提供する事によ
り、金属せっけん固有の撥水性(水との接触角120 °)
の表面を保有させると共に、やはり金属せっけん固有の
極性−無極性よりなる界面活性により、帯電防止性分子
を形成させると、不溶性を有し且つ表面硬度の高い、撥
水性及び帯電防止性を有する被膜が得られること、ま
た、この被膜組成物を塗工後に所定温度で熱処理する
と、撥水性及び帯電防止性を有する被覆基材が得られる
ことを発見し、本発明に想到した。
膜組成物は、 (A)(a)無機アルコキシド及び/又は(b) 前記(a) 無機ア
ルコキシドが加水分解し重縮合してなるポリマーと、 (B) 脂肪酸類と、 (C) 触媒と、 (D) ケイフッ化水素酸類と、 (E) 含水有機溶媒とからなることを特徴とする。
覆基材の製造方法は、基材の少なくとも片面に、上述し
た被膜組成物により形成される膜を塗工する工程及び80
℃以上で熱処理して撥水性・帯電防止性被膜を形成する
工程を包含することを特徴とする。
リマー (a) 無機アルコキシド (1) 一般式 本発明に用いられる無機アルコキシドは、次式(I): M(OR)n (X)a-n (I) (ここでMはSi、Al、Ti、Zr、Ca、Fe、
V、Sn、Li、Be、Y、B及びPからなる群から選
択された無機原子であり、Rは、アルキル基であり、X
は、炭化水素基、官能基を有する炭化水素基又はハロゲ
ンであり、aはMの原子価であり、そしてnは、0から
aまでの整数である。)で示される化合物の少なくとも
1種が好ましい。
は、n =a 、つまりMにアルコキシド基のみが結合した
化合物である。
なアルコキシドはSi(OR1 )4 で表される。ここで
R1 は好ましくは炭素数1〜4のアルキル基(以下、低
級アルキル基という)である。このようなアルコキシシ
ランとしては、Si(OCH3 )4 、Si(OC
2 H5 )4 等が挙げられる。
なアルコキシドはAl(OR2 )3 で表される。ここで
R2 は好ましくは低級アルキル基である。このようなア
ルミニウムアルコキシドとしては、Al(OC
H3 )3 、Al(OC2H5 )3 、Al(O−n−C3
H7 )3 、Al(O−i−C3 H7 )3 、Al(OC4
H9 )3 等が挙げられる。上記アルミニウムアルコキシ
ドは、通常、上記アルコキシシランと混合して用いら
れ、アルミニウムアルコキシドを用いる事によって、得
られる被膜の表面硬度や耐熱性が向上する。
ましくは上記アルコキシシラン100重量部に対して40重
量部以下の範囲であり、更に好ましくは約30重量部であ
る。40重量部を超えると、形成されるポリマーがゲル化
しやすくなり、得られる被膜に亀裂が生じる場合があ
る。
なアルコキシドは、Ti(OR3 )4 で表される。ここ
でR3 は好ましくは低級アルキル基である。このような
チタニウムアルコキシドとしては、Ti(OC
H3 )4 、Ti(OC2H5 )4 、Ti(OC3 H7 )
4 、Ti(OC4 H9 )4 、Ti(O−i−C3H7 )
4 等が挙げられる。
なアルコキシドは、Zr(OR4 )4 で表される。ここ
でR4 は好ましくは低級アルキル基である。このような
ジルコニウムアルコキシドとしては、Zr(OCH3 )
4 、Zr(OC2 H5 )4 、Zr(O−i−C3 H7 )
4 、Zr(O−t−C4 H9 )4 、Zr(O−n−C4
H9 )4 等が挙げられる。
2 H5 )2 、Fe(OC2 H5 )3 、V(O−i−C4
H9 )3 、Sn(O−i−C4 H9 )4 、Li(OC2
H5 )、Be(OC2 H5 )2 、B(OC2 H5 )3 、
Y(OCH3 )3 、Y(OC2 H5 )3 、P(OC
H3 )3 、P(OC2 H5 )3 等が挙げられる。
場合、つまりMにアルコキシ基以外の基Xが結合してい
る化合物としては、例えば、XがCl、Brのようなハ
ロゲンである化合物がある。Xがハロゲンである化合物
には、後述のようにアルコキシ基と同様に加水分解され
てOH基を生じ重縮合反応が起こる。Xはまた、炭化水
素基や官能基を有する炭化水素基であり得、この炭化水
素基の炭素数は通常1〜15である。このような基は、加
水分解後の重縮合反応で生ずるポリマー中に有機部分と
して残留する。上記官能基としては、カルボキシル基、
カルボニル基、アミノ基、ビニル基、エポキシ基などが
好ましい。このような基は、被膜の不溶性を高める上で
好適である。
ニルトリクロルシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピル
トリメトキンシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルメトキシシランなど
が挙げられる。
に、予め無機アルコキシドが加水分解されて重縮合した
OH基を有するポリマーを使用できる。このポリマーは
後述するように無機アルコキシドが酸及び塩基触媒の存
在下で加水分解後重縮合することで生成される。このポ
リマーは比較的低分子のオリゴマーであり、例えば、分
子量は700 〜900 が好ましい。無機アルコシドの加水分
解及び重縮合反応は、一般的に温度25℃下で2時間行
う。
らの塩類が挙げられ、脂肪酸には飽和脂肪酸及び不飽和
脂肪酸が挙げられる。
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸が挙げられ、ステアリン酸が特に好ましい。飽和脂肪
酸の塩類としては、前記無機アルコキシドと結合して生
成する金属せっけんが好ましい。この金属せっけんは、
本発明の被膜組成物による被膜の有する撥水性に主とし
て寄与する。
0 重量部に対して8〜13重量部が好ましい。8重量部未
満の場合は被膜の撥水性が不良となり、13重量部を超え
る場合は表面硬度が低下する。
えば、ステアリン酸は、アルミニウムイソプロポキシド
の有機溶媒中にてアルミニウムと結合し、ステアリン酸
アルミニウムジソープを生成する。ステアリン酸アルミ
ニウムジソープは、撥水性能が高く、水との接触角は12
0 °であり、これによって得られる被膜の表面撥水性
は、画期的に向上すると共に金属せっけんの持つ極性−
無極性よりなる界面活性により、帯電防止性性能を示
す。ステアリン酸の使用量は、アルミニウムイソプロポ
キシド100 重量部に対して、20〜70重量部が好ましく、
45重量部がより好ましい。20重量部未満の場合は被膜の
撥水性が不良となり、70重量部を超える場合は表面硬度
が低下する。
酸、リノール酸、リノレン酸が挙げられ、オレイン酸が
特に好ましい。不飽和脂肪酸の塩類としては、前記無機
アルコキシドと結合し生成する金属せっけんが好まし
い。この金属せっけんは導電性が優れているため主とし
て、本発明の被膜組成物による被膜の有する帯電防止性
に寄与する。
100 重量部に対して4〜10重量部が好ましい。4重量部
未満の場合は導電性が消失し、10重量部を超える場合は
表面硬度が低下する。
例えば、オレイン酸は、有機溶媒中でカルシウムエトキ
シドと反応し、オレイン酸カルシウムを生成する。オレ
イン酸カルシウムは、元来イオン結合であり、特にイオ
ン電導を行う事により帯電防止性機能を発揮するが、撥
水性能もステアリン酸アルミニウムに次いで良好であ
る。これによって得られる被膜は、イオン結合性である
ため、導電性があり、帯電防止性が良く導電率(表面抵
抗104 Ω)、撥水性能も水の接触角180 °である。オレ
イン酸の使用量は、カルシウムエトキシド100 重量部に
対して、30〜60重量部である。好ましくは、50重量部で
ある。30重量部未満の場合は導電性が消失し、60重量部
以上の場合は表面硬度が低下する。
が挙げられる。
れる。従って、予め無機アルコキシドがある程度加水分
解されて重縮合したOH基を有するポリマーを使用する
場合には酸触媒は、不要となる。
などの鉱酸、塩化水素ガスなどの鉱酸の無水物、酒
石酸、フタル酸、マレイン酸、ドデシルコハク酸、ヘキ
サヒドロフタル酸、メチルナジック酸、ピロメリット
酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ジクロルコハク
酸、クロレンディック酸、無水フタル酸、無水マレイン
酸、無水ドデシルコハク酸、無水へキサヒドロフタル
酸、無水メチルナジック酸、無水ピロメリット酸、無水
ベンゾフェノンテトラカルボン酸、無水ジクロルコハク
酸、無水クロレンディック酸などの有機酸やその無水物
が挙げられる。
100 重量部に対して0.01〜0.5 重量部が好ましく、0.01
5 〜0.3 重量部が特に好ましい。0.01重量部未満の場合
には加水分解が不充分となるおそれがあり、0.5 重量部
を越える場合には重縮合反応が進行し、粘度が増大する
おそれがある。
物の重縮合反応の触媒として、且つ、その急速な架橋反
応及び三次元網目構造形成の触媒として用いられる。そ
の結果、無機アルコキシド及び脂肪酸とから生成される
金属せっけんの金属部分が前記三次元網目構造に架橋
し、その三次元網目構造の中に包接することとなる。
であり、有機溶媒に可溶な第三アミンが好ましい。好ま
しい塩基触媒としては、N,N−ジメチルベンジルアミ
ン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、トリペン
チルアミンなどがあり、特にN,N−ジメチルベンジル
アミンが特に好ましい。
成物100 重量部中で、0.01〜1重量部が好ましく、0.05
重量部が特に好ましい。0.01重量部未満では重縮合反応
の進行が遅く、1重量部を超えると重縮合反応が急速に
進行するため、後述の有機溶媒に溶けにくくなり、得ら
れる被膜が不均一となるため、強度が低下するおそれが
ある。
フッ化水素酸及びこれらの塩類が挙げられる。ケイフッ
化水素酸の塩類としては、前記無機アルコキシドと結合
し生成するフッ化金属塩が好ましい。また、ケイフッ化
水素酸は、好ましくは、前記酸触媒としての鉱酸、前記
飽和及び不飽和脂肪酸の存在下で密度の高いSiO2 を
析出し、このSiO2 及びフッ化金属塩は、本発明の被
膜組成物の有する撥水性及び帯電防止性に寄与する。
膜組成物100 重量部中で、0.1 〜3重量部が好ましい。
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチ
ルアルコールなどの水と相溶性のある溶媒が挙げられ
る。この有機溶媒は水と共に用いられる。上記有機溶媒
の使用量は、上記(A) 〜(D) の合計100 重量部に対して
100 〜5000重量部が好ましく、約3000重量部が特に好ま
しい。また、上記水の使用量は、上記有機溶媒100 重量
部に対して、3〜5重量部が好ましい。
リアクリル酸類を含有させてもよい。上記ポリアクリル
酸類としては、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、こ
れらの塩類などが挙げられる。上記ポリアクリル酸類の
使用量は、上記(A) 〜(E)100重量部に対して、0.3 〜1
重量部が好ましい。
ク、金属などが好ましい。
て、透明な塗工液を得る。この塗工液を上記基材の少な
くとも片面に塗工する。塗工方法は、特に限定されず、
スプレー塗工、浸籍塗工、はけ塗り塗工、ロールコータ
ー塗工等を使用することができる。
〜150 ℃の範囲内で加熱・乾燥させることにより、本発
明の撥水性・帯電防止性被膜が得られる。必要に応じ
て、上記塗工液を数回重ねて塗工した後、上記加熱・乾
燥処理を行ってもよい。
く、0.08〜0.1 μm が特に好ましい。被膜の膜厚は、上
記塗工液を厚く塗工することにより、又は数回重ねて塗
工することにより、適宜、調節され得る。
面に撥水性および帯電防止性を与える。形成された被膜
は、水及び有機溶剤に不溶であり、且つ高い表面硬度、
耐摩耗性、耐候性を有する。
ては、無機アルコキシドが有機溶媒溶液中で酸触媒の作
用により加水分解し、主としてアルコキシ基がOH基に
変化し、重縮合作用を開始する。これに添加された塩基
触媒の作用により、OH基の脱プロトン化が起こり、そ
の結果、前記加水分解物が重縮合を進行し、無機アルコ
キシド三次元網目構造を形成する。一方、脂肪酸の塩類
が、好ましくは、無機アルコキシド及び脂肪酸との反応
生成物としての金属せっけんが、前記無機アルコキシド
三次元網目構造に架橋し、撥水性及び帯電防止性に優れ
た本発明の被膜組成物が得られる。
ミニウムイソプロポキシドとステアリン酸等脂肪酸とを
有機溶媒溶液中で反応させる事により、ステアリン酸ア
ルミニウムトリソープ等の金属せっけんを生成し、ステ
アリン酸アルミニウムトリソープは空気中の水分等によ
って容易に加水分解し、ステアリン酸アルミニウムアル
ミニウムジソープと脂肪酸となる。必要に応じてオレイ
ン酸とカルシウムエトキシドを反応させ、オレイン酸カ
ルシウムを形成させる場合も上記と同様である。
アリン酸アルミニウムジソープ及び必要に応じてオレイ
ン酸カルシウムを含有した有機溶媒溶液に、化学式
(I)でXがエポキシ基を有する炭化水素基である無機
アルコキシドを添加し、有機溶媒溶液中の鉱酸により加
水分解させる。その後、この溶液に塩基触媒を添加し、
塩基触媒存在下で、前記エポキシ基に対しては開環及び
重縮合反応、加水分解でアルコキシド基より生成したO
H基に対しては重縮合反応を開始させ、ステアリン酸ア
ルミニウムジソープ及びオレイン酸カルシウムをゾル−
ゲル法による前記無機アルコキシド三次元網目構造に架
橋させ、同時にケイフッ化水素酸を混合し撹拌する事
で、透明性及び密着性の良い塗工液を得る。この塗工液
による被膜の表面硬度は、4H〜5Hであり、不溶性及
び密着性の良い透明膜ができる。
よる無機アルコキシド三次元網目構造にイオン結合性の
大きいオレイン酸カルシウムや双極子モーメントの大き
いステアリン酸アルミニウムジソープ等の金属せっけん
が一部架橋結合し、三次元網目構造の多孔質部分で表面
微細孔を介して、金属せっけん固有の極性−無極性より
なる界面活性となり、帯電防止性分子を形成し、無機ア
ルコキシド三次元網目構造部分の乾燥収縮に伴い、帯電
防止性分子が孔中より裏面へ移行して、最小限単分子膜
の帯電防止性効果を現出する。
オン結合性であり、有機溶媒中でもかなりの導電性があ
る事が明らかにされている。特にオレイン酸カルシウム
は、イオン伝導により電荷の移動が起こる。ステアリン
酸アルミニウムジソープは、双極子モーメントが大き
く、アルコールやアミンの存在で溶解性が向上し、その
分子構造は、鎖状又は網目状となり、オレイン酸カルシ
ウムの存在とあいまって、電荷の移動機構を構成する。
必要に応じて、In、Snのアセチルアセトネ−ト液を
作成し、上記塗工液に混合して使用しても良い。
7 と低く、帯電防止性効果は優れている。電子部品用途
にも十分使用できる。
ソプロポキシド及び化学式(I)でXがエポキシ基を有
する炭化水素基である無機アルコキシド溶液中で、アル
ミニウムイソプロポキシドとステアリン酸とにより形成
されたステアリン酸アルミニウムジソープと、必要に応
じて反応させたカルシウムエトキシドとオレイン酸とに
より形成されたオレイン酸カルシウムと、ケイフッ化水
素酸及びアルミニウムイソプロポキシドとにより形成さ
れたフッ化アルミニウムとの存在により、撥水性が大き
く、殆ど水との接触角120 °に近い。
小さいCH3 が規則正しく並んでいる為、表面凝集エネ
ルギーは、全体として非常に小さく、滑りの良い性質で
ある。その凝集エネルギーは、CF3 に次いで低いと考
えられている。
して作動する事により、空気中の汚染物質(たばこの
煙、各種酸化物、塵埃等)が基材表面に吸着することな
く又雨水、湿気等が基材表面に於て、自己表面張力及び
重力差によって、付着する事なく脱落する。
る。
被膜組成物を以下の手順で調製し、塗工した。
(アルミニウムイソプロポキシドを鉱酸触媒(HCl 3
5 %)により充分に加水分解し、殆ど鉱酸触媒の水分の
みで反応を行い、その水分がイソプロパノールに転換し
た加水分解液でAl2 O3 含量が4%のもの)(A-2) と
エタノール(E-1) との混合液にステアリン酸(B) を加
え、80℃で20分間加熱撹拌した。
ソープが生成した後、常温(25℃)で40〜60分放置し
た。これに、γ−グリシドキシプロピルメトキシシラン
(商品名“SH6040”、東レ・ダウコーニング社製)(A-
1) を添加すると溶液中の鉱酸の作用により、γ−グリ
シドキシプロピルメトキシシランのメトキシ基が加水分
解を開始した。更に、ケイフッ化水素酸水溶液(40%)
(D) 及び、エタノール(E-1) 、n−ブタノール(E-2) 、
N,N−ジメチルベンジルアミン(C) を加え、10分間撹
拌する事により、本発明の被膜組成物としての塗工液を
調製した。塗工液中では、SiO2 の析出及びフッ化金
属塩が生成すると共に、SH6040のエポキシ基が開環重合
した。この透明な塗工液をガラス板の片面に塗工し、15
0 ℃で10分間加熱・乾燥した。
科学社製)を用い液滴法により測定した結果、接触角は
110 °であった。また、紙又は布で摩擦した後、カーボ
ンブラックを使用してカーボンブラックを吸引する距離
及び吸引量を調べた結果、殆ど吸引及び付着はなかっ
た。さらに上記塗工ガラス板の電気抵抗値は107 Ω以下
であった。
解液(A-2) とエタノール(E-1) との混合液にステアリン
酸(B-1) を加え、ステアリン酸アルミニウムジソープを
生成させてステアリン酸アルミニウムジソープ及びアル
ミニウムイソプロポキシド加水分解液混合溶液を調製し
た。別途、カルシウムエトキシド加水分解液(A-3) 、オ
レイン酸(B-2 )及びエタノール(E-1) の混合溶液を作
成し、80℃で10分間加熱撹拌した。これを上記ステアリ
ン酸アルミニウムジソープ及びアルミニウムイソプロポ
キシド加水分解液混合溶液と混合し、10分間撹拌し、SH
6040(A-1) 、ケイフッ化水素酸水溶液(40%)(D) 、エ
タノール(E-1) 、n−ブタノール(E-2) 、N,N−ジメ
チルベンジルアミン(C) を加え、10分間撹拌し、塗工液
を調製した。表2に上記各成分の使用量を示す。その塗
工液にポリカーボネート片をディッピングし、120 ℃〜
150 ℃で5分間乾燥した。上記塗工ポリカーボネート片
を実施例1と同様にして、評価を行った結果、接触角は
106 °、電気抵抗値は105 Ωであった。
測定システムを用い液滴法で測定した結果、接触角は26
°であった。また、実施例1同様にカーボンブラックを
吸引する距離及び吸引量を調べた結果、カーボンブラッ
クは吸引付着された。
被膜組成物による被膜は、比較例のものに比べて、撥水
性及び帯電防止性に優れている。
物は、撥水性及び帯電防止性に優れた被膜を提供するこ
とができる。また、本発明の被膜組成物を被覆した被覆
基材の製造方法は、撥水性及び帯電防止性に優れた被覆
基材を提供することができる。この被覆基材は情報・電
子産業の精密機器、光学機器などにおいて極めて有用で
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 (A)(a)無機アルコキシド及び/又は(b)
前記(a) 無機アルコキシドが加水分解し重縮合してなる
ポリマーと、 (B) 脂肪酸類と、 (C) 触媒と、 (D) ケイフッ化水素酸類と、 (E) 含水有機溶媒とからなることを特徴とする撥水性・
帯電防止性被膜組成物。 - 【請求項2】 請求項1に記載の撥水性・帯電防止性被
膜組成物において、前記(A)(a)無機アルコキシドが、化
学式(I): M(OR)n (X)a-n (I) (ここでMはSi、Al、Ti、Zr、Ca、Fe、
V、Sn、Li、Be、Y、B及びPからなる群から選
択される無機原子であり、Rはアルキル基であり、X
は、炭化水素基、官能基を有する炭化水素基又はハロゲ
ンであり、aはMの原子価であり、そしてnは0からa
までの整数である。)で示される化合物の内の少なくと
も1種であることを特徴とする撥水性・帯電防止性被膜
組成物。 - 【請求項3】 請求項2に記載の撥水性・帯電防止性被
膜組成物において、前記化学式(I)中のXが、カルボ
ニル基、カルボキシル基、アミノ基、ビニル基、または
エポキシ基を有する炭化水素基であることを特徴とする
撥水性・帯電防止性被膜組成物。 - 【請求項4】 請求項1に記載の撥水性・帯電防止性被
膜組成物において、前記(A)(a)無機アルコキシドが、S
i(OC3 H7 )4 、Al(O−i−C3 H7 )3 、T
i(O−i−C3 H7 )4 、Zr(O−i−C3 H7 )
4 、Zr(O−n−C4 H9 )4 、Ca(OC2 H5 )
2 、Fe(OC2 H5 )3 、V(O−i−C
4 H9 )4 、Sn(OC2 H5 )4 、Sn(O−i−C
4 H9 )4 、Li(OC2 H5 )、Be(OC2 H5 )
2 、B(OC2 H5 )3 、Y(OCH3 )3 、Y(OC
2 H5 )3 、P(OCH3 )3 及びP(OC2 H5 )3
からなる群から選択された少なくとも1種であることを
特徴とする撥水性・帯電防止性被膜組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4に記載の撥水性・帯電防止
性被膜組成物において、前記(B) 脂肪酸類が、カプリン
酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸及びこれらの塩類からなる群から選択された少な
くとも1種であることを特徴とする撥水性・帯電防止性
被膜組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜4に記載の撥水性・帯電防止
性被膜組成物において、前記(B) 脂肪酸類がオレイン酸
及びこれらの塩類からなる群から選択された少なくとも
1種であることを特徴とする撥水性・帯電防止性被膜組
成物。 - 【請求項7】 請求項1〜6に記載の撥水性・帯電防止
性被膜組成物において、前記(D) ケイフッ化水素酸類
が、ケイフッ化水素酸及びこれらの塩類からなる群から
選択された少なくとも1種であることを特徴とする撥水
性・帯電防止性被膜組成物。 - 【請求項8】 請求項1〜7に記載の撥水性・帯電防止
性被膜組成物において、前記(C) 触媒が、N,N−ジメ
チルベンジルアミンであることを特徴とする撥水性・帯
電防止性被膜組成物。 - 【請求項9】 撥水性・帯電防止性被膜を有する被覆基
材の製造方法において、基材の少なくとも片面に請求項
1〜8に記載の撥水性・帯電防止性被膜組成物により形
成される膜を塗工する工程及び80℃以上で熱処理して撥
水性・帯電防止性被膜を形成する工程を包含することを
特徴とする撥水性・帯電防止性被膜を有する被覆基材の
製造方法。
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1996
- 1996-04-02 JP JP10450396A patent/JP3667432B2/ja not_active Expired - Fee Related
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