JPH09273618A - 低騒音ギヤ - Google Patents

低騒音ギヤ

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JPH09273618A
JPH09273618A JP8016196A JP8016196A JPH09273618A JP H09273618 A JPH09273618 A JP H09273618A JP 8016196 A JP8016196 A JP 8016196A JP 8016196 A JP8016196 A JP 8016196A JP H09273618 A JPH09273618 A JP H09273618A
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JP
Japan
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gear
low noise
vibration
elastic material
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP8016196A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ogawara
純一 大河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH09273618A publication Critical patent/JPH09273618A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造でかつ効果的に低騒音化を図るこ
とのできる低騒音ギヤを提供する。 【解決手段】 歯車のボス部13とギヤ部12との間に
形成されたリブ部14に複数の貫通孔15を設け、これ
らの貫通孔15に弾性材からなる振動吸収体16を介し
て慣性体17を保持したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば自動車用
エンジンの駆動力をインジェクションポンプやオイルポ
ンプ等に伝達する歯車機構の構成要素として用いられる
低騒音ギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンの駆動力をインジェク
ションポンプやオイルポンプ等に伝達する歯車機構は、
たとえば図3に示すようにクランクシャフト1に取付け
られたクランクシャフトギヤ2を有しており、このクラ
ンクシャフトギヤ2でクランクシャフト1の回転をアイ
ドラギヤ3およびアイドラギヤ4を介してカムシャフト
ギヤ5に伝えるとともに、アイドラギヤ6を介してイン
ジェクションポンプギヤ7およびオイルポンプギヤ8に
伝える構成となっている。
【0003】ところで、このような歯車機構の各ギヤ間
には、回転を円滑にするためのバックラッシュが設けら
れているため、補機の駆動時に発生する回転変動により
歯打ちが生じ、騒音の原因となっている。その対策とし
て、たとえば実開平1−149056号に記載されるギ
ヤ本体内1に設けた中空室1aに粘性流体3と慣性体2
とを収容して騒音の低減を図ったものが提案されている
が(図4)、このような構造であると、粘性流体のシー
ル機構が必要となるため、ギヤの組み立て作業が繁雑で
あり、また、ギヤの軸方向の振動モードを考えると、図
5のような面の変形によるものがあり、このモードに対
し粘性流体ギヤでは慣性体の追従性が得られにくいと考
えられるため、このような振動騒音に対して低減効果が
十分に得られない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような補機類
の回転変動による歯打ち騒音は、ギヤ間の相対運動エネ
ルギーである歯打ち力とギヤの持つ固有振動数とで決定
されることに着目し、簡単な構造でかつ効果的に低騒音
化を図ることのできる低騒音ギヤを提供せんとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、歯車のギヤ部とボス部との
間に形成されたリブ部に複数の貫通孔を設け、これらの
貫通孔に弾性材からなる振動吸収体を介して慣性体を保
持したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明において、前記慣性体の両端は、前記リブ部の表面に
設けられた弾性材からなるカバー部材により被覆されて
いることを特徴とするものである。
【0007】請求項3に係る発明は、歯車のギヤ部とボ
ス部との間に形成されたリブ部の表面に弾性材からなる
振動吸収体を設けるとともに、この振動吸収体の表面に
慣性体を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項3の発明に
おいて、前記慣性体は、リング状に形成されていること
を特徴とするものである。請求項5に係る発明は、請求
項3の発明において、前記慣性体は、弾性材からなるカ
バー部材で被覆されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施
形態を示すものであって、図中11は本発明の第1の実
施形態に係る低騒音ギヤを示している。この低騒音ギヤ
11は外周部にリング状のギヤ部12を有しており、こ
のギヤ部12と該ギヤ部12の中心部に設けられた円筒
状のボス部13との間には、ギヤ部12とボス部13と
を連結するリブ部14が設けられている。
【0010】前記リブ部14は円板形状をなしており、
このリブ部14には複数の貫通孔15…が穿設されてい
る。これらの貫通孔15…はギヤ部12の周方向に沿っ
てほぼ等間隔に配列されており、これらの貫通孔15…
内には円筒状の振動吸収体16がそれぞれ設けられてい
る。これらの振動吸収体16…はゴム等の弾性材からな
り、その外周面を貫通孔15の内面に接触させている。
【0011】前記振動吸収体16…の内部には、円柱状
の慣性体17が挿入されている。これらの慣性体17…
は鉄等の金属材料からなり、低騒音ギヤ11の固有振動
数をf、振動吸収体16の弾性定数をkとすると、慣性
体17の質量mは次式を満たす値に設定されている。
【0012】 f=C(k/m)1/2 (但し、C:比例定数) なお、前記貫通孔15…の両端はリブ部14の表面部1
4a及び14bに接着されたリング状のカバー部材18
a,18bにより被覆されており、これらのカバー部材
18a,18bはゴム等の弾性材で形成されている。
【0013】このような構成の低騒音ギヤ11では、リ
ブ部14に面振動が生じると、リブ部14に生じた面振
動が貫通孔15…内に設けられた振動吸収体16…に伝
わり、この振動吸収体16…によって面振動が吸収され
る。したがって、このような低騒音ギヤ11を用いて図
3に示した歯車機構を構成することによりギヤ同士の噛
み合い音が大きくなるようなことがなく、歯車機構の低
騒音化を図ることができる。
【0014】また、本発明の第1の実施形態では振動吸
収体16…の内部に慣性体17が設けられているので、
リブ部13に生じる面振動を確実に吸収することができ
る。さらに、本発明の第1の実施形態では慣性体17の
両端がリブ部14の表面部14a及び14bに設けられ
た弾性材からなるカバー部材18a,18bにより被覆
されているので、リブ部13の面振動が慣性体17に伝
わっても面振動をカバー部材18a,18bにより吸収
することができる。従って、リブ部13に生ずる面振動
を確実に抑制することができ、これによりギヤ同士の噛
み合い音をより低減することができる。
【0015】図2は本発明の第2の実施形態を示すもの
であって、図中21は本発明の第1の実施形態に係る低
騒音ギヤを示している。この低騒音ギヤ21は外周部に
リング状のギヤ部22を有しており、このギヤ部22と
該ギヤ部22の中心部に設けられた円筒状のボス部23
との間には、ギヤ部22とボス部23とを連結するリブ
部24が設けられている。
【0016】前記リブ部24は円板形状をなしており、
その表面部24a及び24bにはリング状の振動吸収体
25a,25bが接着されている。これらの振動吸収体
25a,25bはゴム等の弾性材で形成されており、リ
ブ部24の表面部全体を覆っている。
【0017】前記振動吸収体25a,25bの表面に
は、リング状の慣性体26a,26bが固着されてい
る。これらの慣性体26a,26bは鉄等の金属材料か
らなり、低騒音ギヤ21の固有振動数をf、振動吸収体
25a,25bの弾性定数をkとすると、慣性体26
a,26bの質量mは次式を満たす値に設定されてい
る。
【0018】 f=C(k/m)1/2 (但し、C:比例定数) なお、前記慣性体26a,26bは弾性材からなるリン
グ状のカバー部材27a,27bで被覆されている。
【0019】このような構成の低騒音ギヤ21では、リ
ブ部24に面振動が生じると、リブ部24に生じた面振
動がリブ部24の表面部24a及び24bに設けられた
振動吸収体25a,25bに伝わり、これらの振動吸収
体25a,25bによって面振動が吸収される。したが
って、このような低騒音ギヤ21を用いて図3に示した
歯車機構を構成することによりギヤ同士の噛み合い音が
大きくなるようなことがなく、歯車機構の低騒音化を図
ることができる。
【0020】また、本発明の第2の実施形態では振動吸
収体25a,25bの表面に慣性体26a,26bが設
けられているので、リブ部24に生じる面振動を確実に
吸収することができる。
【0021】さらに、本発明の第2の実施形態では慣性
体26a,26bが弾性材からなるカバー部材27a,
27bで被覆されているので、リブ部24の面振動が慣
性体26a,26bに伝わってもカバー部材27a,2
7bにより面振動を吸収することができる。従って、リ
ブ部24の面振動を確実に抑制することができ、これに
よりギヤ同士の噛み合い音をより低減することができ
る。なお、本発明は上述した実施形態に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形
実施が可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項3に係る発明によれば、簡単な構造でかつ効果的に低
騒音化を図ることができる。請求項2及び請求項5に係
る発明によれば、歯車機構のより一層の低騒音化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る低騒音ギヤを示
し、(a)は正面図、(b)は縦断面図。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る低騒音ギヤを示
し、(a)は正面図、(b)は縦断面図。
【図3】自動車用エンジンの駆動力をインジェクション
ポンプやオイルポンプ等に伝達する歯車機構の斜視図。
【図4】従来の低騒音ギヤの側面図。
【図5】ギヤに生ずる面振動を説明するための図。
【符号の説明】
12…ギヤ部 13…ボス部 14…リブ部 15…貫通孔 16…振動吸収体 17…慣性体 18a,18b…カバー部材 22…ギヤ部 23…ボス部 24…リブ部 25a,25b…振動吸収体 26…慣性体 27a,27b…カバー部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車のギヤ部とボス部との間に形成され
    たリブ部に複数の貫通孔を設け、これらの貫通孔に弾性
    材からなる振動吸収体を介して慣性体を保持したことを
    特徴とする低騒音ギヤ。
  2. 【請求項2】 前記慣性体の両端は、前記リブ部の表面
    に設けられた弾性材からなるカバー部材により被覆され
    ていることを特徴とする請求項1記載の低騒音ギヤ。
  3. 【請求項3】 歯車のギヤ部とボス部との間に形成され
    たリブ部の表面に弾性材からなる振動吸収体を設けると
    ともに、この振動吸収体の表面に慣性体を設けたことを
    特徴とする低騒音ギヤ。
  4. 【請求項4】 前記慣性体は、リング状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載の低騒音ギヤ。
  5. 【請求項5】 前記慣性体は、弾性材からなるカバー部
    材で被覆されていることを特徴とする請求項3記載の低
    騒音ギヤ。
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020219