JPH09279130A - 塗膜用保護撥水剤 - Google Patents

塗膜用保護撥水剤

Info

Publication number
JPH09279130A
JPH09279130A JP12624396A JP12624396A JPH09279130A JP H09279130 A JPH09279130 A JP H09279130A JP 12624396 A JP12624396 A JP 12624396A JP 12624396 A JP12624396 A JP 12624396A JP H09279130 A JPH09279130 A JP H09279130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
coating film
copolymer
propylene
water repellent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12624396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3787793B2 (ja
Inventor
Makoto Ishii
誠 石居
Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOFT KYUKYU CORP KK
Original Assignee
SOFT KYUKYU CORP KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOFT KYUKYU CORP KK filed Critical SOFT KYUKYU CORP KK
Priority to JP12624396A priority Critical patent/JP3787793B2/ja
Publication of JPH09279130A publication Critical patent/JPH09279130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3787793B2 publication Critical patent/JP3787793B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記成分(a)及び(b)を有機溶剤及び又
は水に溶解又は分散させたことを特徴とする塗膜用保護
撥水剤。 (a)溶融粘度(190℃)が10〜20000pであ
り固体密度(25℃)が0.83〜0.95g/cm
であるα−オレフィン単独又は共重合体又はα−オレフ
ィンと他のオレフィンとの共重合体。 (b)天然ロウ又は合成ロウ 【効果】 本発明の塗膜用保護撥水剤は塗膜に対して長
期間の撥水性と光沢を与えるという効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輛の塗膜、特に自動
車の塗膜が、雨水や自然界の汚染物によって劣化される
ことから、本来の塗膜の美観を美しい状態に保護すると
共に、長期間の撥水性を有する被膜を形成する撥水性ツ
ヤ出し剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車輛の
塗膜は通常自然界にあっては、ほこり、砂じん、土や
泥、排気ガス、タイヤの摩耗ミスト、アスファルトやピ
ッチ、工場排煙、工場現場や農場からの飛散ミスト、酸
性雨の成分などにより、たいへん汚れ易い状況にある。
そして、これらはなかなか落ちにくい程に強固に付着し
ているものである。やがてこれらは塗膜の美観を損なう
だけではなく、雨水や太陽光線、酸素などと共に塗膜の
劣化を進める塗膜の大敵となるものである。
【0003】この様に汚染化された塗膜状態を回復する
のに利用されていた従来の方法は、ラビングコンパウン
ドやクリーナーワックス、強力洗浄剤によるクリーニン
グ等で、かなりの重労働を要していた。
【0004】塗膜保護被膜を形成する能力をもっていな
い、ラビングコンパウンドや強力洗剤にあっては汚染や
劣化の進行を止めることはできず、一方、保護被膜を形
成する機能をもっているクリーナーワックスをはじめと
する車輛ワックス、特にカーワックス類は美観的に一時
期きれいな状態を保つことはできるが、いつか汚染や劣
化が発生して長期に美しさを保つことはできない。そし
て、この様に汚染や劣化した状態の塗面は、もう既に水
をはじく機能は失われてしまっている。
【0005】この様になれば、再びクリーニングを行な
って塗膜を回復せざるを得ない。この間は約1週間から
1カ月が限度である。車輛用ワックス、特にカーワック
ス類にあっては、形成する成分中に高重合度シリコーン
が添加されているため、却って、塗膜本来より粘着性を
与え汚染の進行を促進してしまい、水をはじく機能も同
時に落ちてしまう逆効果も見られる。
【0006】この様な従来の欠点を解決するものとし
て、四弗化エチレン樹脂パウダー含有被膜を形成する手
段とか、環状炭化水素系樹脂被膜を形成する手段とか、
シリコン樹脂被膜を形成しようとする手段があるが、こ
れらはかなり改善はされているが、完全には至っていな
い。
【0007】本発明は、このような従来の車輛用ワック
ス、特にカーワックスに見られるような汚染傾向を解消
したものであり、且つ、撥水機能を長期に持続して塗膜
の美観を自然汚染や劣化から保護しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記課
題を解決したもので、下記成分(a)及び(b)を有機
溶剤及び又は水に溶解又は分散させたことを特徴とする
塗膜用保護撥水剤である。 (a)溶融粘度(190℃)が10〜20000pであ
り固体密度(25℃)が0.83〜0.95g/cm
(試験方法ASTM D1505)であるα−オレフ
ィン単独又は共重合体又はα−オレフィンと他のオレフ
ィンとの共重合体。 (b)天然ロウ又は合成ロウ 本発明の成分(a)は本発明の塗膜用保護撥水剤中に好
ましくは0.1〜50重量%、より好ましくは0.1〜
30重量%あればよい。それ以上の成分(a)を本発明
品に添加しても、撥水機能や汚染や劣化の進行は防げて
も、厚く膜として残ってしまいかえって美観を損なうよ
うになってしまう。
【0009】溶融粘度が高すぎるとハンドリングが困難
であり、また配合した時高分子体でありすぎるので密着
性が劣り、その結果撥水持続力が低下する。逆に溶融粘
度が低すぎると樹脂的な性質が出てきてしまい自動車に
塗布した場合、スジムラの原因となり美しい面が出なか
ったり、拭き取り作業が困離になる。かかる成分(a)
としてはプロピレン単独重合体、プロピレン・ブテン共
重合体、プロピレン・他のα−オレフィン共重合体、プ
ロピレン・エチレン共重合体、プロピレン以外のα−オ
レフィン・エチレン共重合体があげられ、具体的には三
井石油化学(株)のタフマー系樹脂(エチレン又はプロ
ピレンとα−オレフィンとの共重合体)又は宇部レキセ
ン(株)のウベタックUT系の樹脂(プロピレンのホモ
重合体、プロピレンとエチレン又はブテンの共重合体)
をあげることができる。
【0010】本発明の成分(b)は、好ましくは0.1
〜50重量%の範囲内で有機溶剤及び/又は水に溶解ま
たは分散させて用いることができる。天然ロウとして
は、カルナバワックス、キャンデリラワックス、米ぬか
ワックス、オウリキュリーワックス、砂糖ロウ、シュガ
ーケンワックス、木ロウ、ミツロウ、サラシミツロウ、
鯨ロウ、シナ昆虫ロウ、セラックロウ、ラノリン、モン
タンロウ、オゾケライトまたはこれらのワックスの誘導
体、および、これらワックスをベースとした酸ワックス
やエステルワックスであり、合成ロウとしては、パラフ
ィンワックス、アマイド系ワックス、マイクロワック
ス、マイクロクリスタリンワックス、塩素化パラフィン
ワックス、ポリエチレンワックス、カスターワックス、
合成脂肪酸エステル、合成グリセライド、酢酸ビニルか
らなるワックス、金属セッケンであり、これらのワック
スの誘導体および、これらワックスをベースとした酸ワ
ックスやエステルである。これら成分(b)は単品もし
くは併用して用いることができる。
【0011】かかる成分(b)は本発明品中0.1重量
%から50重量%の範囲内で使用することができるが、
特に30重量%以下が好ましい。かかる成分(b)が多
すぎると作業性が著しく低下してしまう。又、成分
(b)は本発明の塗膜用保護撥水剤の形態を固形状、あ
るいはペースト状、液状またはエアゾールにする際の、
液の安定性や粘度の調節用としても用いることができ
る。
【0012】本発明に用いる有機溶剤は成分(a)及び
成分(b)を溶解又は分散できるものであれば何でも構
わないが、一応塗膜に安全とされている車輛用のツヤ出
し剤、特に自動車のツヤ出し剤用として一般に慣用され
ているものが好ましい。例えば、工業用ガソリン、灯
油、ミネラルスピリット、ストダートソルベント、ノル
マルパラフィン系、イソパラフィン系、ナフテン系、無
臭系等の脂肪族溶剤、塩素系溶剤、フッ素系溶剤、芳香
族系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶剤、ケトン系
溶剤、アルコール系溶剤、シリコーン系溶剤その他、塗
装面に悪影響を与えない様な溶剤をあげることができ、
1種類または2種類以上の溶剤を混合使用してもよい。
【0013】本発明品は脂肪族溶剤又はシリコーン系溶
剤(揮発性低分子量ジメチルポリシロキサンの環状物や
線状物等)に溶解又は分散して用いるのが最も好ましい
が、水に乳化してO/W型エマルジョンあるいはW/O
型エマルジョンのいずれの乳化状態でも用いることがで
きる。
【0014】エマルジョンの場合乳化剤として、オレイ
ン酸やヘキストワックスSをはじめとする高級脂肪酸、
酸価を持つ天然または合成のエステルワックス、アルキ
ルベンゼンスルフォン酸、アルキル硫酸エステル、ポリ
オキシアルキル硫酸エステル、アルカンスルフォン酸な
どのNa、K、Li、アンモニア、モルフォリン、アル
カノールアミン塩等で代表される陰イオン性界面活性
剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルアリールエーテル、ソルビタン脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、オキシエチレン・オキシプロピレンブロックポリマ
ー、脂肪酸アルカノールアミド、アミンオキシド、その
他ポリオキシエチレン誘導体等に代表される非イオン界
面活性剤、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩等
に代表される陽イオン性界面活性剤、アルキルベタイン
に代表される両イオン界面活性剤、以上の炭化水素系界
面活性剤の油性部分となる炭化水素の代わりに、ジメチ
ルポリシロキサンを含有しているシリコーン系界面活性
剤、その他乳化や可溶化、分散性のあるもので一般に慣
用されている界面活性剤等をあげることができる。
【0015】これらは本発明品中に10重量%以下、特
に7重量%以下、0.5重量%以上、特に0.2重量%
以上が好ましい。10重量%を超えると車輛の塗装面に
悪影響を与えたり、被膜の中に残存して被膜を軟弱にし
て、撥水性や防汚性を悪くしたり、塗布作業を重くした
りする危険性がある。また0.1重量%より少なくなる
と均一に乳化することが難しくなる。
【0016】また、本発明品をエアゾール化する際キャ
リアーガスとして、慣用されているLPG、フロンガ
ス、DME、炭酸ガス、液体チッ素等を本発明品100
重量部に対して、1〜300重量部を用いてスプレー状
にすることができる。
【0017】その他に、本発明品には一般にツヤ出し剤
用として慣用される無機あるいは有機の微粉体を、クリ
ーナー用又は均一な被膜づくりのための拭き取り作業用
として用いることができる。かかる微粉体としては例え
ば、カオリン、タルク、硅石、硅藻土、パーライト、炭
酸カルシウム、ゼオライト、アルミナ、水酸化アルミニ
ウム、含水硅酸、酸化クロム、酸化チタン、酸化亜鉛、
酸化鉄、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化マグネ
シウム、弗化カルシウム、硅酸ジルコニウム、ダイヤモ
ンド、ガラス、ワックスパウダー、セルローズパウダ
ー、四弗化エチレン樹脂パウダー、四弗化エチレン六弗
化プロピレン共重合体樹脂パウダー、弗化ビニリデン樹
脂パウダー、高級脂肪酸ビスアマイド、高級脂肪酸金属
石けん、アミノ酸系パウダー、シリコーンパウダー、そ
の他ナイロン等合成樹脂パウダー、これらに類似する天
然又は合成の無機又は有機のパウダーをあげることがで
き、これらは単独または併用で本発明品中に30重量%
以下、特に20重量%以下で用いることができる。
【0018】また、その他に本発明品には一般にツヤ出
し剤用として慣用される潤滑油を均一な被膜づくりのた
めの、拭き取り作業用として用いることができる。かか
る潤滑油としては、ジメチルポリシロキサンおよびその
変性体、パーフルオロアルキルポリエーテル、三弗化塩
化エチレン重合油、アクリル酸系重合油、ポリオキシオ
レフィンおよび、それらの共重合体ならびにその誘導
体、グリセリン等多価アルコールおよび、それらの誘導
体等の油性並びに水性のものをあげることができ、これ
らは単独または併用で本発明品中に30重量%以下、特
に好ましくは20重量%以下で用いることができる。
【0019】さらに、本発明品の乳化混合品の場合、凍
結防止用として、エチレングリコール、プロピレングリ
コール等の多価アルコール類やエタノール、イソプロピ
ルアルコール等のアルコール類、その他不凍効果を有す
るもので慣用されるものを水の一部に代えて、本発明品
中に10重量%以下、特に5重量%以下で用いることが
できる。
【0020】その他に、ツヤ出し剤用として一般に慣用
されている粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、紫外
線吸収剤、防錆剤、香料、着色剤等の成分を必要に応じ
て配合しても差し支えない。
【0021】本発明品を車輛特に自動車の塗膜に塗布す
ることにより、塗膜の撥水性及び防汚性を長期に持続し
て、車輛特に自動車の美観を長期に保持できるものであ
る。すなわち、成分(a)による撥水性の持続効果と非
汚染性の向上作用並びに、成分(b)のツヤ出し効果と
光沢の持続性という作用が得られるのである。
【0022】本発明品は塗膜を損傷させるような成分を
含んでいないので、何回でも新しくした塗膜に塗布して
も、何ら塗膜に損傷を与えることがないのである。
【0023】以上の様に、本発明品は撥水性と汚れ防止
性が極めて優れるものであり、塗膜の美観を長期に保持
できるという従来の車輛用、特に自動車用ツヤ出し剤に
はみられない優れた作用を有するのである。
【0024】
【実施例、比較例】以下実施例、比較例により本発明を
更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
【0025】実施例1 ペガゾール3040にタフマーA−4085とサゾール
ワックスH1を加えて、約120℃に加熱して溶解し、
室温まで冷やし液状の分散液を得る。
【0026】実施例2 シェルソル71にタフマーP−0180、ヘキストワッ
クスS、サゾールワックスA1、ポリワックス655を
加え、約90℃に加熱して溶解する。これをグリセリン
とモルホリンを溶かして約80℃に加熱した水中に撹拌
下注入して乳化する。その後アルミナAM−22とPW
パウダー2010を分散し、室温まで静置して軟らかい
ペーストを得る。
【0027】実施例3 ペガゾール3040にKF994を溶かした中にタフマ
ーXR106L、ポリワックス655、エマゾールS−
10を加えて約90℃に加熱して溶解する。この中にエ
チレングリコールを溶かした水を、撹拌下注入してW/
O型エマルジョンを作る。この中にアルミナAM−22
を均一に分散して室温まで冷やし液状の乳化液を得る。
【0028】実施例4 ペガゾール3040にウベタックUT2315、KF9
94、ポリワックス655、カルナバワックス、KF9
6−350csを加えて、約100℃に加熱して溶か
し、室温まで冷やして固形状を得る。
【0029】実施例5 シェルソル71にウベタックUT2715、ポリワック
ス655、Vワックス、ダイヤナールBRレジン105
を加えて、約100℃に加熱して溶かし、室温まで冷却
する。この中にPWパウダー2010を均一に分散し
て、液状の分散液を得る。エアゾール缶に分散液とLP
Gを充填して、圧力3.0kg/cmのエアゾール品
を得る。
【0030】実施例6 シェルソル71にカルナバワックス、Vワックス、ウベ
タックUT2115を加え、約100℃に加熱して溶か
し、室温まで冷やして固形状を得る。
【0031】実施例7 タフマーA−4085、ウベタックUT2315、ポリ
ワックス655、Vワックス、カルナバワックス、KF
96−350csをペガゾール3040中に加え、約1
00℃に加熱して溶解させ、室温まで冷やして液状の分
散液を得る。
【0032】実施例8 タフマーP−0180、ポリワックス655をペガゾー
ル中に加え、約100℃に加熱して溶解させ、室温まで
冷やして液状の分散液を得る。
【0033】比較例1 ペガゾール3040にサゾールワックスH1を加えて、
約120℃で加熱して溶解し、室温まで冷やし液状の分
散液を得る。
【0034】比較例2 シェルソル71にタフマーA−4085、ヘキストワッ
クスS、サゾールワックスA1、ポリワックス655を
加え、約90℃に加熱して溶解する。これをグリセリン
とモルホリンを溶かして、約80℃に加熱した水中に撹
拌下注入して乳化する。その後アルミナAM−22とP
Wパウダー2010を分散し、室温まで静置して軟らか
いペーストを得る。
【0035】比較例3 ペガゾール3040にタフマーP−0180、サゾール
ワックスH1を加えて、約120℃で加熱して溶解し、
室温まで冷やし液状の分散液を得る。
【0036】比較例4 シェルソル71にサゾールワックスA1、カルナバワッ
クス、KF96−350cs、KF994を加え、約9
0℃に溶解する。これをモルホリンを加えた約80℃の
温水に撹拌下注入してO/W型エマルジョンを作る。こ
の中にPWパウダー2010を分散して室温まで冷やし
液状の乳化物を得る。
【0037】比較例5 ペガゾール3040にKF994、KF96−350c
sを溶かした中に、ウベタックUT2315、ポリワッ
クス655、カルナバワックスを加え、約100℃に加
熱して溶解し、室温まで静置して固形状を得る。
【0038】比較例6 ペガゾール3040、スワゾール1000に、ウベタッ
クUT2315、タフマーXR106L、KF96−3
50csを加え、約100℃で加熱して溶解し、室温ま
で冷やし液状の分散液を得る。
【0039】比較例7 シェルソル71、ペガゾール3040にタフマーP−0
180、ウベタックUT2715、サゾールワックスH
1を加え、約120℃で加熱し、室温まで冷やし液状の
分散液を得る。
【0040】比較例8 ペガゾール3040にカルナバワックス、ポリワックス
655、Vワックス、サゾールワックスH1を加え、約
120℃で加熱し、室温まで冷やして固形状を得る。
【0041】実施例および比較例に使用した成分は以下
の通りである。 ・ペガゾール3040(モービル石油)、蒸留範囲15
5〜197℃、アニリン点56℃の脂肪族溶剤である。 ・シェルソル71(シェル化学)、蒸留範囲174〜2
07℃、アニリン点84℃のイソパラフィン系溶剤であ
る。 ・KF994(信越化学工業)、粘度2.3cs(25
℃)、比重0.96(25℃)、引火点555℃、沸点
175℃の揮発性環状ポリジメチルシロキサンで溶剤と
して用いる。 ・スワゾール1000(丸善石油化学)、蒸留範囲16
1.0〜179.0℃、混合アニリン点12.5℃の芳
香族溶剤である。 ・ヘキストワックスS(ヘキスト社)、酸価135〜1
55の高級脂肪酸である。 ・サゾールワックスA1(南ア・サゾール公社)、酸価
25〜30の酸化タイプのエステルワックスである。 ・エマゾールS−10(花王アトラス)、ソルビタンモ
ノステアレートでHLB4.7のノニオン界面活性剤で
ある。 ・サゾールワックスH1(南ア・サゾール公社)、凝固
点97〜98℃、平均分子量814、フィッシャー・ト
ロプシュによる硬質パラフィンワックスである。 ・ポリワックス655(バレコ社)、融点102℃、平
均分子量700、エチレンのホモポリマーで硬質の脂肪
族炭化水素である。 ・カルナバワックス(加藤洋行)、融点83℃の天然植
物系エステルワックスである。 ・Vワックス(BASF社)、融点45〜48℃のポリ
ビニルエーテルワックスである。 ・アルミナAM−22(住友アルミニウム製錬)、平均
粒径45μの不溶性アルミナ微粉末である。 ・PWパウダー2010(東洋ペトロライト)、平均粒
径5.9μ、融点125℃、平均分子量2000のポリ
エチレン微粉末である。 ・KF96−350cs(信越化学工業)、粘度350
±17cs(25℃)、比重0.965〜0.975
(25℃)のジメチルポリシロキサン構造をもったシリ
コンオイルである。 ・ダイヤナールBRレジン105(三菱レーヨン)、T
g50℃で脂肪族溶剤に可溶な熱可塑性のアクリルレジ
ン。 ・タフマーA−4085(三井石油化学)、エチレンー
αオレフィン共重合体で密度0.88g/cm(AS
TM D1505)、メルトフローレート(D123
8)190℃ 3.6g/10分、230℃ 6.7g
/10分、溶融粘度(190℃)20000p。 ・タフマーP−0180(三井石油化学)、エチレンー
αオレフィン共重合体で密度0.87g/cm(AS
TM D1505)、メルトフローレート(D123
8)190℃ 4.5g/10分、230℃ 8.1g
/10分、溶融粘度(190℃)20000p。 ・タフマーXR106L(三井石油化学)、プロピレン
ーα共重合体で密度0.89g/cm(ASTM D
1505)、メルトフローレート(D1238)190
℃ 4.3g/10分、230℃ 8.0g/10分、
溶融粘度(190℃)3000p。 ・ウベタックUT2315(宇部レキセン)、プロピレ
ン・エチレン共重合体、固体密度(25℃)0.86g
/cm、針入度25dmm、環球法軟化点138℃)
溶融粘度(190℃)1500cps。 ・ウベタックUT2715(宇部レキセン)、プロピレ
ン・ブテン共重合体で固体密度(25℃)0.87g/
cm、針入度30dmm、環球法軟化点107℃、溶
融粘度(190℃)1500cps。 ・ウベタックUT2115(宇部レキセン)、プロピレ
ンホモ共重合体で固体密度(25℃)0.86g/cm
、針入度15dmm、環球法軟化点152℃、溶融粘
度(190℃) 1500cps。
【0042】試験方法 平成5年型トヨタカリーナ、ダークブルーイッシュグレ
ーメタリック塗装車の屋根部分を試験用として用いる。
先ず洗車をし、次にクリーナーワックスを掛けて汚れを
除去し、さらに残っているワックスの被膜成分を脂肪族
溶剤で除去して試験面として用意する。この試験面を1
7区分に分け、各区分に各試料を塗布する。1区分だけ
空試験用として、無塗布で残す。先ず、試料の適量をウ
レタンスポンジに採取し、これを1つの試験区分に塗り
拡げる。約15分間自然乾燥さした後、きれいな綿タオ
ルでみがき上げ作業を行い試験用のワックス被膜を形成
させる。試験車は屋外に駐車させる。1週間を単位と
し、その間約100km以上路上走行する。この1単位
に1回の割合で水洗いを行う。この試験要領で以下の試
験項目について試験を行う。試験期間は4カ月間継続し
て行う。試験結果は表1に示す。
【0043】撥水性の持続効果 撥水性の持続について、2カ月後、4カ月後水洗いを行
なった後、水玉の状態を目視で判定した。
【0044】光沢性の持続効果 光沢性の持続について、2カ月後、4カ月後の光沢性を
目視で空試験と比較判定した。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明の塗膜用保護撥水剤は、表1に示
されるように、塗膜に対して長期間の撥水性と光沢を与
えるという優れた効果を奏する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分(a)及び(b)を有機溶剤及
    び又は水に溶解又は分散させたことを特徴とする塗膜用
    保護撥水剤。 (a)溶融粘度(190℃)が10〜20000pであ
    り固体密度(25℃)が0.83〜0.95g/cm
    であるα−オレフィン単独又は共重合体又はα−オレフ
    ィンと他のオレフィンとの共重合体。 (b)天然ロウ又は合成ロウ
  2. 【請求項2】 成分(a)が0.1〜50重量%である
    請求項1記載の塗膜用保護溌水剤。
  3. 【請求項3】 成分(b)が0.1〜50重量%である
    請求項1記載の塗膜用保護撥水剤。
  4. 【請求項4】 成分(a)がプロピレン単独重合体、プ
    ロピレンとブテンの共重合体、プロピレンと他のα−オ
    レフィンとの共重合体、プロピレンとエチレンの共重合
    体、プロピレン以外のα−オレフィンとエチレンの共重
    合体のいずれかである請求項1〜3いずれか記載の塗膜
    用保護撥水剤。
JP12624396A 1996-04-11 1996-04-11 塗膜用保護撥水剤 Expired - Lifetime JP3787793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12624396A JP3787793B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 塗膜用保護撥水剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12624396A JP3787793B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 塗膜用保護撥水剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09279130A true JPH09279130A (ja) 1997-10-28
JP3787793B2 JP3787793B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=14930347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12624396A Expired - Lifetime JP3787793B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 塗膜用保護撥水剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3787793B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005082616A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Ishihara Chem Co Ltd 超撥水被膜形成組成物及びその製造方法
JP2009531523A (ja) * 2006-03-29 2009-09-03 タートル・ワツクス・インコーポレイテツド 液体艶出し組成物およびキット
JP2012021082A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Eagle Star:Kk 水性ワックス組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005082616A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Ishihara Chem Co Ltd 超撥水被膜形成組成物及びその製造方法
JP2009531523A (ja) * 2006-03-29 2009-09-03 タートル・ワツクス・インコーポレイテツド 液体艶出し組成物およびキット
JP2012021082A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Eagle Star:Kk 水性ワックス組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3787793B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5968238A (en) Polishing composition including water soluble polishing agent
AU773980B2 (en) Hard surface treating agent, stain-proofing agent and method for surface treatment
AU666871B2 (en) Polish composition forming hydrophilic layer and spray-away polishing process
US20070178239A1 (en) Protective coating for painted or glossy surfaces
US20070221089A1 (en) Cleaning and polishing wax composition
WO2007143210A2 (en) Wax composition for application to wetted surfaces
JPH0753921A (ja) 自動車用小傷修復兼着色性つや出し剤組成物
JP2867161B2 (ja) 自動車の塗膜用撥水性艶出し剤
JPH09279130A (ja) 塗膜用保護撥水剤
JPH0613663B2 (ja) 塗装面のコ−ティング処理剤
JP2799457B2 (ja) 自動車の塗膜用汚れ防止剤
JP2992703B2 (ja) 自動車の塗膜用撥水性艶出し剤
JPH08199097A (ja) 自動車用劣化塗膜及び小傷修復兼つや出し剤
JPH0625609A (ja) 自動車の塗膜用保護撥水剤
JPH05148454A (ja) 自動車の塗膜用保護艶出し剤
JPH08134407A (ja) 自動車用劣化塗膜及び小傷修復兼つや出し剤
JP3787797B2 (ja) 塗膜用長期保護撥水剤
JPH07119403B2 (ja) 自動車の塗膜用保護撥水剤
JPH07216260A (ja) 自動車の塗膜用保護撥水剤
JPH05339560A (ja) 自動車の塗膜用保護撥水剤
US6992125B2 (en) Wax formulations and their use for maintaining and preserving surfaces
JPH05112776A (ja) 自動車の塗膜用保護撥水剤
JP3380891B2 (ja) 光劣化からの自動車塗膜保護組成物
JP2002235095A (ja) 防汚性能を有する硬質表面用洗浄剤組成物
JPH09310046A (ja) ペースト状つや出し剤

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041007

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041008

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041221

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20050215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060317

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term