JPH09279672A - グレーチングの滑り止め形成方法 - Google Patents

グレーチングの滑り止め形成方法

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JPH09279672A
JPH09279672A JP11954496A JP11954496A JPH09279672A JP H09279672 A JPH09279672 A JP H09279672A JP 11954496 A JP11954496 A JP 11954496A JP 11954496 A JP11954496 A JP 11954496A JP H09279672 A JPH09279672 A JP H09279672A
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JP11954496A
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Mitsuo Yamashita
三男 山下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溝蓋などに使用するグレーチングにおいて、
滑り止め効果のある製品を提供する。 【構成】 グレーチング(1)を構成する部材(5)の副部材
(3)の上端面(6)を主部材(2)の上端面(6)よりも高くなる
ように組立てるか、副部材(3)の上端面(6)を主部材(2)
を主部材(2)の上端面(6)とほゞ同じにすると共に複数の
溝(12)または凹凸を形成せしめ滑り止めを形成するか、
副部材(3)の上端面、または主部材(2)の副部材(3)との
交点において主部材(2)または主部材(2)と副部材(3)の
上端面(6)を被覆するよう滑り止め材(12)を被着し滑り
止めを形成する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として道路の側溝や
建築物に附属して設けられる排水溝などの溝蓋として使
用される金属製のグレーチングの滑り止め形成方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に道路の側溝、建築物の厨房、プー
ルなどの排水溝に溝蓋として使用されている金属製のグ
レーチングは、断面形状が縦長の長方形或いは中間部が
薄く形成したI字状をなす短冊板状の主部材を所要間隔
に並列し、主部材に直交する副部材により組立て、必要
あれば主部材の両端部に側板を取り付け使用される。
【0003】近時、溝蓋などに使用されるグレーチング
は美粧化のためステンレス鋼などの鋼材が使用されるよ
うになってきたが、光沢のある平滑に仕上げられたステ
ンレス鋼よりなるグレーチングは、水で濡れた場合滑り
易すいという欠点があった。この滑り防止対策として、
主部材の表面に凸部を形成する方法が提案され、機械加
工により表面に凸部を形成させたり、主部材を圧延成型
時に凸部を形成させる方法がとられるようになってきた
が、手間と費用がかゝるので、実公平7−45670号
公報に提案されている如く、主部材の上縁寄りの一定深
さまでを所定のピッチで両側へ交互に折り曲げることに
より上面に起伏を形成せしめる方法があり、本願出願人
も特願平7−351270号などで上面に滑り止めを形
成させるに際して危険な尖った角を生じない方法を発明
し出願した。
【0004】また、グレーチングの主部材に柔軟材など
より成型してなる取付カバーを取付け滑り止めを形成す
る提案が、実公昭61−17091号公報になされてお
り、本願出願人も実公平1−44653号公報にスリッ
プ防止材を提案し使用されており、またグレーチングの
表面に滑り防止帯を係止する方法が実開昭62−790
33号公報に提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く、溝蓋に使
用される金属製、特にステンレス鋼材より成型してなる
部材を組立ててなるグレーチングは、特に水に濡れる場
所で使用される場合、滑り止めを付した部材を用い組立
てるか、滑り止め材を部材に被着することが行なわれて
いるが、美粧な光沢のあるステンレス鋼よりなるグレー
チングに適用する場合、美粧さを損う恐れがあった。本
発明は、ステンレス鋼材より成型してなるグレーチング
において、美粧さを損う恐れのなく、製作の容易な滑り
止めを形成する方法を提供するを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため種々検討の結果、グレーチングを溝蓋として
使用した場合、グレーチングの主部材に対して直交する
方向は主部材と主部材の間に間隙があるので滑りにくい
が、主部材の方向は滑り易すいことが判明し、主部材と
副部材を格子状に組立てるに際し、副部材の上端面を主
部材の上端面より高くなるよう形成するか、または副部
材の上端面に溝または凹凸を形成せしめて滑り止めを形
成させるか、副部材または主部材の副部材との交わる上
端面、または主部材および副部材の交わる両方の上端面
に滑り止め材を被着することにより目的を達成せるもの
である。
【0007】副部材は主部材と同じステンレス鋼材で成
型し、組立てたときに上端面となる面に浅い溝や凹凸を
形成し滑り止めとするが、ステンレス鋳物その他の金属
で成型するも差支えなく、さらには摩擦係数の大きい天
然または合成樹脂で成型するも差支えなく、硬質の合成
樹脂の場合は上端面に浅い溝、凹凸を形成し使用すれば
よい。
【0008】また、副部材、主部材などに被着する滑り
止め材は、上端面に被着し、副部材の下端面、主部材の
係止孔などに係止するよう構成し、上端面には溝、凹凸
などを形成させた薄い金属板で成型せるもの、天然また
は合成樹脂で成型せるものが使用できる。
【0009】
【作用】主部材に直交する副部材は、主部材の長手方向
に対する滑り止めの役目をなし、その副部材の上端面に
形成した溝、凹凸および被着せる滑り止め材はその効果
を増加する。
【0010】
【実施例】本発明を図面に示す実施例に従って説明す
る。 〔実施例1〕 図1に示すグレーチング(1)は、ステン
レス鋼材より成型してなる短冊板状の主部材(2)を間隔
を置いて並らべ、主部材(2)に穿設した係止孔(8)を用い
副部材(3)で格子状に組立て主部材(2)の両側面に側板
(4)を溶接などで取付けたグレーチング(1)の一例を示す
ものであるが、このように組立てられたグレーチング
(1)の副部材(3)の上端面(6)に図2に示す如く浅い溝(1
2)を刻設し滑り止めを形成せるものである。
【0011】なお、副部材(3)の上端面(6)に形成する滑
り止めの溝(12)は、凹凸などを形成するも差支えなく、
主部材(2)の上端面(6)より副部材(3)の上端面(6)を僅か
高くなるようにし、副部材(3)が滑り止めの役目を果す
よう構成するも差支えない。
【0012】〔実施例2〕 図3に示す実施例は、主部
材(2)に穿設した係止孔(8)に副部材(3)の連結棒(10)を
挿通し、主部材(2)と主部材(2)の間隔を保持する筒状の
間隔保持材(9)を連結棒(10)に被着し格子状に組立てる
グレーチングを示したものであるが、このように組立て
られるグレーチングにおいては、副部材(3)の間隔保持
材(9)を図4に示す如く、その上端面(6)の一部または全
面が主部材(2)の上端面(6)より上方に位置するように成
型したものを用い、滑り止めを形成せるものである。
【0013】なお、副部材(3)の間隔保持材(9)は、図4
に示す如く、主部材(2)の上端面(6)に一部被着し係止す
るよう構成するとよく、さらに上端面(6)には浅い溝を
刻設、又は凹凸を形成するなどするとよく、また間隔保
持材(9)はステンレス鋼材の外他の金属または合成樹脂
で成型するも差支えない。
【0014】〔実施例3〕 図1に示す如く組立てられ
たグレーチング(1)において、図5に示す如き滑り止め
材(12)をステンレス鋼材などの金属板を打抜き成型し、
副部材(3)の上端面、主部材(2)の副部材(3)との交点の
上端面、またはその交点における主部材(2)と副部材(3)
に被着するよう構成せるものである。
【0015】滑り止め材(12)は、被着したときの上端面
に凹凸または浅い溝などを形成させ、主部材(2)と副部
材(3)を組立てるために穿設した係止孔(8)に滑り止め材
(12)の下端に形成した係止片(13)を挿入して係止、また
は副部材(3)の下端面に係止するよう構成するとよく、
溶接などで主部材(2)または副部材(3)に固定するも差支
えなく、また金属板の外天然または合成樹脂で成型する
も差支えない。なお、図3に示す如く副部材(3)が連結
棒(10)と間隔保持材(9)で形成するグレーチングの場合
は、主部材(2)に被着し副部材(3)に係止するよう構成し
た滑り止め材(12)を用いるとよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以上述べた如く構成されてい
るので、ステンレス鋼材などで成型された主部材が水な
どで濡れ、特に滑り易い主部材の長手方向において副部
材が直交し主部材の上端面より高く、またはその上端面
に滑り止めが形成されているので、滑り止めの効果は良
好であり、かつ副部材のみ変えれば良いので安価に提供
できるものである。また滑り止め材を金属板などで成型
し、副部材などに被着し滑り止めを形成する方法は、需
要家の要望に応じ従来製品に取付け出荷すれば良く、特
別に滑り止めを形成したグレーチングを在庫する必要が
無くなるなどの便を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるグレーチングの一例を示す
部分斜視図。
【図2】図1のグレーチングにおける実施状況を示す部
分拡大斜視図。
【図3】他のグレーチングの組立状況を示す部分拡大斜
視図。
【図4】図3のグレーチングに適用する副部材の斜視
図。
【図5】グレーチングに適用される滑り止め材の斜視図
【符号の説明】
1 グレーチング 2 主部材 3 副部材 4 側板 5 部材 6 上端面 7 側面 8 係止孔 9 間隔保持材 10 連結棒 11 透孔 12 滑り止め材 13 係止片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短冊板状の主部材(2)を副部材(3)などで
    格子状に組立てたグレーチング(1)において、ステンレ
    ス鋼板より成型してなる主部材(2)に直交する副部材(3)
    の上端面を主部材(2)の上端面(6)より僅か高くなるよう
    組立てるか、副部材(3)の上端面(6)を主部材(2)の上端
    面(6)とほゞ同じにすると共に複数の溝(12)または凹凸
    を形成せしめ組立てたことを特徴とするグレーチングの
    滑り止め形成方法。
  2. 【請求項2】 グレーチング(1)用の副部材(3)が主部材
    (2)の係止孔(8)に挿通される連結棒(10)と主部材(2)と
    主部材(2)の間隔を保持する間隔保持材(9)により構成さ
    れ格子状に組立てられたグレーチング(1)において、副
    部材(3)の間隔保持材(9)の上端面の一部または全面が主
    部材(2)の上端面より僅か高くなるようにすると共に主
    部材(2)に係止するよう構成したことを特徴とするグレ
    ーチングの滑り止め形成方法。
  3. 【請求項3】 ステンレス鋼材で成型してなる主部材
    (2)を副部材(3)などで格子状に組立てたグレーチング
    (1)において、主部材(2)と主部材(2)間に配設された副
    部材(3)の上端面、または主部材(2)の副部材(3)との交
    点の上端面、または主部材(2)と副部材(3)の交点の両上
    端面を被覆するよう滑り止め材(12)を被着したことを特
    徴とするグレーチングの滑り止め形成方法。
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