JPH09285392A - 炊飯器 - Google Patents
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- JPH09285392A JPH09285392A JP10578196A JP10578196A JPH09285392A JP H09285392 A JPH09285392 A JP H09285392A JP 10578196 A JP10578196 A JP 10578196A JP 10578196 A JP10578196 A JP 10578196A JP H09285392 A JPH09285392 A JP H09285392A
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Landscapes
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内蓋のない炊飯器において、蓋下面板54の汚
れを拭き取りやすくするために、蓋体51の強度を高め
る。蓋下面板54の加熱むらも防ぐ。 【解決手段】 強度を高めるために、蓋下面板54の材料
をアルミニウム材料ではなく、ステンレス材料にする。
電磁誘導加熱の場合のように蓋体51が重くなるのを防
ぎ、加熱も均一にできるように、蓋下面板54をコードヒ
ータからなる蓋ヒータ72により加熱する。蓋下面板54に
おいて鍋11の上面開口部のほぼ中心に対向する位置に蒸
気口57を設ける。蓋下面板54の裏面に、蒸気口57を中心
にしてほぼ均等に蓋ヒータ72を設ける。この蓋ヒータ72
は、蒸気口57および蓋パッキン64の近傍にも配する。
れを拭き取りやすくするために、蓋体51の強度を高め
る。蓋下面板54の加熱むらも防ぐ。 【解決手段】 強度を高めるために、蓋下面板54の材料
をアルミニウム材料ではなく、ステンレス材料にする。
電磁誘導加熱の場合のように蓋体51が重くなるのを防
ぎ、加熱も均一にできるように、蓋下面板54をコードヒ
ータからなる蓋ヒータ72により加熱する。蓋下面板54に
おいて鍋11の上面開口部のほぼ中心に対向する位置に蒸
気口57を設ける。蓋下面板54の裏面に、蒸気口57を中心
にしてほぼ均等に蓋ヒータ72を設ける。この蓋ヒータ72
は、蒸気口57および蓋パッキン64の近傍にも配する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジャー兼用炊飯器
などの炊飯器に関する。
などの炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のジャー兼用炊飯器は、蓋体の下側
に、鍋の上部開口部を閉じる内蓋を着脱自在に設けてい
たが、この内蓋をなくしたものも用いられるようになっ
ている。このような内蓋のない炊飯器は、内蓋の着脱の
手間がないとともに、内蓋の清掃の必要がなく、使い勝
手がよい利点がある。反面、炊飯時におねば(澱粉が溶
けた湯または水)の付着で汚れた蓋体の下面を拭く必要
があり、おねばを拭き取るときに蓋体が変形したり、き
しんだりすると拭き取りにくくなるので、十分な蓋体強
度を確保する必要がある。
に、鍋の上部開口部を閉じる内蓋を着脱自在に設けてい
たが、この内蓋をなくしたものも用いられるようになっ
ている。このような内蓋のない炊飯器は、内蓋の着脱の
手間がないとともに、内蓋の清掃の必要がなく、使い勝
手がよい利点がある。反面、炊飯時におねば(澱粉が溶
けた湯または水)の付着で汚れた蓋体の下面を拭く必要
があり、おねばを拭き取るときに蓋体が変形したり、き
しんだりすると拭き取りにくくなるので、十分な蓋体強
度を確保する必要がある。
【0003】また、従来より、炊飯時に蓋体の下面を加
熱して、この蓋体の下面からの輻射熱によりご飯の上部
面を加熱する炊飯方法が採られており、この方法によれ
ば、ご飯の上部面の水気が少なくなり、炊き上がり状態
の改善がなされることが知られている。
熱して、この蓋体の下面からの輻射熱によりご飯の上部
面を加熱する炊飯方法が採られており、この方法によれ
ば、ご飯の上部面の水気が少なくなり、炊き上がり状態
の改善がなされることが知られている。
【0004】以上のことから、蓋体の下面を形成する蓋
下面部材の材料を従来一般的であったアルミニウム材料
からステンレス材料に替えて、蓋体強度を向上させると
ともに、蓋体の内部に加熱コイルを設けて磁性材料から
なる蓋下面部材を誘導加熱することによりご飯の上部面
を加熱する炊飯器がある。しかしながら、この従来の炊
飯器では、蓋下面部材の材料の熱伝導性がアルミニウム
に比べて悪いため、加熱コイルに対向した部分のみが高
温になり、他の部分はあまり温度が高くならず、加熱む
らが大きくなる問題があった。
下面部材の材料を従来一般的であったアルミニウム材料
からステンレス材料に替えて、蓋体強度を向上させると
ともに、蓋体の内部に加熱コイルを設けて磁性材料から
なる蓋下面部材を誘導加熱することによりご飯の上部面
を加熱する炊飯器がある。しかしながら、この従来の炊
飯器では、蓋下面部材の材料の熱伝導性がアルミニウム
に比べて悪いため、加熱コイルに対向した部分のみが高
温になり、他の部分はあまり温度が高くならず、加熱む
らが大きくなる問題があった。
【0005】また、蓋体の下面を形成する部品の中で温
度低下しやすい(蓋体の加熱で昇温しにくい)部分は、
蒸気口部分および蓋パッキン部分である。蒸気口は、外
気と連通した部分があるために温度低下しやすく、特に
着脱式の蒸気口であると、蓋体の下面からの熱伝導が疎
外されるため、さらに昇温しにくくなる。また、蓋パッ
キンは、蓋体の下面の外周部に設けられ、この蓋体の下
面と鍋とを密閉状態に封止するものであるが、材料がシ
リコーンゴムなどからなるために熱伝導性が悪く、蓋体
の下面からの熱伝達があまりなく、また、蓋体と炊飯器
本体との間の隙間により外気と連通した部分を有するた
め、温度低下しやすい。このように蓋体の加熱で昇温し
にくい部分に加熱源を設けることが望ましいが、加熱コ
イルは柔軟性が少なく、蒸気口や蓋パッキンの近傍に配
置することが困難である。これが加熱むら拡大の原因に
なっている。
度低下しやすい(蓋体の加熱で昇温しにくい)部分は、
蒸気口部分および蓋パッキン部分である。蒸気口は、外
気と連通した部分があるために温度低下しやすく、特に
着脱式の蒸気口であると、蓋体の下面からの熱伝導が疎
外されるため、さらに昇温しにくくなる。また、蓋パッ
キンは、蓋体の下面の外周部に設けられ、この蓋体の下
面と鍋とを密閉状態に封止するものであるが、材料がシ
リコーンゴムなどからなるために熱伝導性が悪く、蓋体
の下面からの熱伝達があまりなく、また、蓋体と炊飯器
本体との間の隙間により外気と連通した部分を有するた
め、温度低下しやすい。このように蓋体の加熱で昇温し
にくい部分に加熱源を設けることが望ましいが、加熱コ
イルは柔軟性が少なく、蒸気口や蓋パッキンの近傍に配
置することが困難である。これが加熱むら拡大の原因に
なっている。
【0006】さらに、加熱コイルにより蓋体全体の重量
が重くなりすぎる。そのため、蓋体を支持するヒンジ部
においてこの蓋体に開く方向の力を与えるコイルばねな
どからなるヒンジスプリングの弾性力を強くしないと、
蓋体が自動的に開かなくなる。また、蓋体を開けたとき
にヒンジ部に加わる衝撃力が強くなるため、炊飯器本体
内に鍋が入っていない場合などで、炊飯器本体側の重量
が軽いときには、炊飯器本体が後方へ跳ね上がってしま
う。これに対する改善策として、蓋体の開き動作の途中
から蓋体を開く力を抑制するダンパー機構などをヒンジ
部に設けなければならないが、それでは、製造性が低下
し、コストもかさむ。
が重くなりすぎる。そのため、蓋体を支持するヒンジ部
においてこの蓋体に開く方向の力を与えるコイルばねな
どからなるヒンジスプリングの弾性力を強くしないと、
蓋体が自動的に開かなくなる。また、蓋体を開けたとき
にヒンジ部に加わる衝撃力が強くなるため、炊飯器本体
内に鍋が入っていない場合などで、炊飯器本体側の重量
が軽いときには、炊飯器本体が後方へ跳ね上がってしま
う。これに対する改善策として、蓋体の開き動作の途中
から蓋体を開く力を抑制するダンパー機構などをヒンジ
部に設けなければならないが、それでは、製造性が低下
し、コストもかさむ。
【0007】なお、加熱コイルではなく、コードヒータ
を蓋下面部材の裏面に設けて加熱を行う場合でも、従来
の炊飯器では、蒸気口や蓋パッキン付近の温度低下を招
きやすい。これは、従来の炊飯器では、図7、図8に示
すように、蓋体に設けられた蒸気口121 が蓋下面部材12
2 の外周部に近い部分に設けられており、この部分にお
いては蒸気口121 と蓋下面部材122 の外周との間にコー
ドヒータからなる蓋ヒータ123 を配置する十分なスペー
スが確保されないためである。すなわち、図8に示すよ
うに、蓋下面部材122 は、蒸気口121 よりも一方側の寸
法Lと他方側の寸法L1 との関係がL>L1 となってい
るので、寸法L1 の部分には寸法Lの部分よりも蓋ヒー
タ123 を配置しにくく、場合によっては、図7に示すよ
うに、蒸気口121 と蓋下面部材122 の外周との間に蓋ヒ
ータ123 を配置できないこともある。そのため、蓋下面
部材122 における蒸気口121 に近い外周部の蓋パッキン
部では、蓋ヒータ123 による加熱が不足しやすい。
を蓋下面部材の裏面に設けて加熱を行う場合でも、従来
の炊飯器では、蒸気口や蓋パッキン付近の温度低下を招
きやすい。これは、従来の炊飯器では、図7、図8に示
すように、蓋体に設けられた蒸気口121 が蓋下面部材12
2 の外周部に近い部分に設けられており、この部分にお
いては蒸気口121 と蓋下面部材122 の外周との間にコー
ドヒータからなる蓋ヒータ123 を配置する十分なスペー
スが確保されないためである。すなわち、図8に示すよ
うに、蓋下面部材122 は、蒸気口121 よりも一方側の寸
法Lと他方側の寸法L1 との関係がL>L1 となってい
るので、寸法L1 の部分には寸法Lの部分よりも蓋ヒー
タ123 を配置しにくく、場合によっては、図7に示すよ
うに、蒸気口121 と蓋下面部材122 の外周との間に蓋ヒ
ータ123 を配置できないこともある。そのため、蓋下面
部材122 における蒸気口121 に近い外周部の蓋パッキン
部では、蓋ヒータ123 による加熱が不足しやすい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、内蓋を
なくした従来の炊飯器においては、加熱コイルにより蓋
下面部材を電磁誘導加熱していたため、あるいは、蓋下
面部材の偏った位置に蒸気口を設けていたため、蓋下面
部材の加熱むらが生じる問題があった。
なくした従来の炊飯器においては、加熱コイルにより蓋
下面部材を電磁誘導加熱していたため、あるいは、蓋下
面部材の偏った位置に蒸気口を設けていたため、蓋下面
部材の加熱むらが生じる問題があった。
【0009】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、内蓋をなくした炊飯器において、蓋下面
部材の加熱むらを抑制するとともに、清掃性も改善する
ことを目的とする。
とするもので、内蓋をなくした炊飯器において、蓋下面
部材の加熱むらを抑制するとともに、清掃性も改善する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の炊飯器
は、前記目的を達成するために、鍋を収容する炊飯器本
体と、この炊飯器本体の上側に開閉自在に設けられた蓋
体と、この蓋体に設けられ炊飯時に外部へ蒸気を放出す
る蒸気口とを備え、前記蓋体の下面を形成し前記鍋の上
部開口部を塞ぐ蓋下面部材の材料をステンレス材料に
し、この蓋下面部材にあって前記鍋の上部開口部のほぼ
中心に対向する位置に前記蒸気口を設け、前記蓋下面部
材の裏面に、この蓋下面部材を加熱する加熱手段を、前
記蒸気口を中心にしてほぼ均等に配設したものである。
は、前記目的を達成するために、鍋を収容する炊飯器本
体と、この炊飯器本体の上側に開閉自在に設けられた蓋
体と、この蓋体に設けられ炊飯時に外部へ蒸気を放出す
る蒸気口とを備え、前記蓋体の下面を形成し前記鍋の上
部開口部を塞ぐ蓋下面部材の材料をステンレス材料に
し、この蓋下面部材にあって前記鍋の上部開口部のほぼ
中心に対向する位置に前記蒸気口を設け、前記蓋下面部
材の裏面に、この蓋下面部材を加熱する加熱手段を、前
記蒸気口を中心にしてほぼ均等に配設したものである。
【0011】これにより、蓋下面部材が加熱手段によっ
て均等に加熱され、炊飯時の炊きむらが防止されるとと
もに、蓋下面部材の各部において結露が防止される。ま
た、ステンレス材料からなる蓋下面部材は強度が高く、
この蓋下面部材の汚れを拭き取るときに変形しにくい。
て均等に加熱され、炊飯時の炊きむらが防止されるとと
もに、蓋下面部材の各部において結露が防止される。ま
た、ステンレス材料からなる蓋下面部材は強度が高く、
この蓋下面部材の汚れを拭き取るときに変形しにくい。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明の炊飯
器において、前記加熱手段は、コード状のヒータからな
り、このヒータを、前記蒸気口の近傍と、前記蓋下面部
材の外周部に設けられこの蓋下面部材と前記鍋とを密閉
する蓋パッキンの近傍とに配設したものである。
器において、前記加熱手段は、コード状のヒータからな
り、このヒータを、前記蒸気口の近傍と、前記蓋下面部
材の外周部に設けられこの蓋下面部材と前記鍋とを密閉
する蓋パッキンの近傍とに配設したものである。
【0013】コード状のヒータは蓋体を重くしない。ま
た、蒸気口および蓋パッキンの近傍に設けられたヒータ
は、外気の侵入などによりもともと冷えやすい蒸気口お
よび蓋パッキン付近の温度低下を防ぐ。
た、蒸気口および蓋パッキンの近傍に設けられたヒータ
は、外気の侵入などによりもともと冷えやすい蒸気口お
よび蓋パッキン付近の温度低下を防ぐ。
【0014】
【発明の実施形態】以下、本発明の炊飯器の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例の
炊飯器はジャー兼用炊飯器である。図1において、1は
炊飯器本体であり、これは、上面を開口した有底筒状の
内枠2と、この内枠2を内部に備え炊飯器本体1の外殻
を形成する外枠3と、この外枠3の底側を覆う底板4と
により構成される。そして、鍋収容部をなす内枠2の上
端部には円環リブ状の鍋支持部5が形成されている。一
方、この鍋支持部5の外側周囲に位置して、外枠3の上
端部には切欠き部6が形成されている。この切欠き部6
の下面は、鍋支持部5から外側へ向かって下降する傾斜
面6aになっている。前記内枠2は、FR−PET樹脂製
で、この内枠2内に着脱自在に収容される鍋11の外面形
状とほぼ相似する形状に形成されている。
いて、図面を参照しながら説明する。なお、本実施例の
炊飯器はジャー兼用炊飯器である。図1において、1は
炊飯器本体であり、これは、上面を開口した有底筒状の
内枠2と、この内枠2を内部に備え炊飯器本体1の外殻
を形成する外枠3と、この外枠3の底側を覆う底板4と
により構成される。そして、鍋収容部をなす内枠2の上
端部には円環リブ状の鍋支持部5が形成されている。一
方、この鍋支持部5の外側周囲に位置して、外枠3の上
端部には切欠き部6が形成されている。この切欠き部6
の下面は、鍋支持部5から外側へ向かって下降する傾斜
面6aになっている。前記内枠2は、FR−PET樹脂製
で、この内枠2内に着脱自在に収容される鍋11の外面形
状とほぼ相似する形状に形成されている。
【0015】被炊飯物である米や水が収容される前記鍋
11は、上面を開口した有底筒状に形成されているが、こ
の鍋11の外側面の上端部には、水平に外方へ突出したフ
ランジ部12が形成されているとともに、このフランジ部
12を覆って鍋取手部13が設けられている。また、鍋11
は、アルミニウム材料を主体にした鍋本体14と、この鍋
本体14の側面下部から底面にかけての曲面部に設けられ
た磁性金属材料からなる発熱層15とにより形成されてい
る。
11は、上面を開口した有底筒状に形成されているが、こ
の鍋11の外側面の上端部には、水平に外方へ突出したフ
ランジ部12が形成されているとともに、このフランジ部
12を覆って鍋取手部13が設けられている。また、鍋11
は、アルミニウム材料を主体にした鍋本体14と、この鍋
本体14の側面下部から底面にかけての曲面部に設けられ
た磁性金属材料からなる発熱層15とにより形成されてい
る。
【0016】21は、内枠2の外側に備えられ、鍋11の発
熱層15を電磁誘導により発熱させる加熱手段としての加
熱コイルである。この加熱コイル21は、内枠2の外側面
に鍋11の発熱層15に対向する状態で巻き付けて固定され
ている。また、加熱コイル21の外側には、酸化鉄などを
主体とした高透磁率の材料粉末をプラスチック材料に混
ぜたコイルカバー22が設けられている。これにより、加
熱コイル21を内枠2に固定し、また、磁束の漏れを防止
して発熱層15を効率よく誘導加熱する構成になってい
る。また、23は、内部に負特性サーミスタを備え、鍋11
の底部の温度を検出する鍋温度センサであり、24は、発
熱層15と加熱コイル21の近傍に位置して、内枠2の外面
に設けられた温度ヒューズである。さらに、25は、前記
内枠2の外側面上部に設けられた保温用の加熱手段であ
る側面ヒータである。
熱層15を電磁誘導により発熱させる加熱手段としての加
熱コイルである。この加熱コイル21は、内枠2の外側面
に鍋11の発熱層15に対向する状態で巻き付けて固定され
ている。また、加熱コイル21の外側には、酸化鉄などを
主体とした高透磁率の材料粉末をプラスチック材料に混
ぜたコイルカバー22が設けられている。これにより、加
熱コイル21を内枠2に固定し、また、磁束の漏れを防止
して発熱層15を効率よく誘導加熱する構成になってい
る。また、23は、内部に負特性サーミスタを備え、鍋11
の底部の温度を検出する鍋温度センサであり、24は、発
熱層15と加熱コイル21の近傍に位置して、内枠2の外面
に設けられた温度ヒューズである。さらに、25は、前記
内枠2の外側面上部に設けられた保温用の加熱手段であ
る側面ヒータである。
【0017】26は、加熱コイル21に所定の高周波電流を
供給するためのインバータ回路部品27などを備えた加熱
基板である。そして、インバータ回路から加熱コイル21
に高周波電流が供給されると、この加熱コイル21に交番
磁界が発生して、磁界中にある鍋11の発熱層15に渦電流
が発生し、この渦電流がジュール熱に変換されることに
より発熱層15が発熱して、鍋11が加熱されるようになっ
ている。前記加熱基板26は、炊飯器本体1の内部に設け
られた支え28によって、モータ29を備えた冷却ファン30
とともに、炊飯器本体1の底部の底板4と支え28との間
に配設されている。冷却ファン30に対向する底板4の底
部には、吸気口31が設けられているとともに、加熱基板
26の一側に対向する底板4の側面部には、排気口32が設
けられている。支え28は、加熱基板26の一側において直
立状態に設けられており、この支え28と炊飯器本体1の
前面との間には、表示操作手段としての操作パネル33を
形成するLCD34、LED35および各種のスイッチ36を
備えた表示操作部品37と電源回路部品38とが、基板39に
搭載された状態で設けてある。なお、40は、外枠3の下
部後側に設けられた電源コード41を巻取るコードリール
である。
供給するためのインバータ回路部品27などを備えた加熱
基板である。そして、インバータ回路から加熱コイル21
に高周波電流が供給されると、この加熱コイル21に交番
磁界が発生して、磁界中にある鍋11の発熱層15に渦電流
が発生し、この渦電流がジュール熱に変換されることに
より発熱層15が発熱して、鍋11が加熱されるようになっ
ている。前記加熱基板26は、炊飯器本体1の内部に設け
られた支え28によって、モータ29を備えた冷却ファン30
とともに、炊飯器本体1の底部の底板4と支え28との間
に配設されている。冷却ファン30に対向する底板4の底
部には、吸気口31が設けられているとともに、加熱基板
26の一側に対向する底板4の側面部には、排気口32が設
けられている。支え28は、加熱基板26の一側において直
立状態に設けられており、この支え28と炊飯器本体1の
前面との間には、表示操作手段としての操作パネル33を
形成するLCD34、LED35および各種のスイッチ36を
備えた表示操作部品37と電源回路部品38とが、基板39に
搭載された状態で設けてある。なお、40は、外枠3の下
部後側に設けられた電源コード41を巻取るコードリール
である。
【0018】51は、鍋11の上部開口部を開閉自在に覆う
蓋体である。この蓋体51は、外蓋52と、この外蓋52の下
側外周に沿って設けられた外蓋カバー53と、外蓋52の下
側に空間を形成しつつ取付けられ、蓋体51の下面を形成
する蓋下面部材として鍋11の上部開口部を直接覆う蓋下
面板54とにより構成されている。そして、蓋体51は、炊
飯器本体1の上部後側にヒンジ軸55により軸支されてい
る。図示していないが、このヒンジ軸55の内部には、蓋
体51に対して常時開く方向への力を作用させるねじりコ
イルばねなどの弾性部材が設けてある。一方、前記ヒン
ジ軸55と反対側において、炊飯器本体1の上部または蓋
体51の上面には、前記弾性部材が作用させる力に抗して
炊飯器本体1に対し蓋体51を閉じた状態に保持するクラ
ンプ56が設けられている。また、蓋体51には、炊飯時に
鍋11内で発生する蒸気を炊飯器本体1外へ放出する蒸気
口57が設けられている。この蒸気口57については、後に
詳述するが、蓋下面板54には、鍋11の上部開口部の内径
のほぼ中心に対向する位置に、蒸気口57の鍋11側の部分
を形成する直径約50mm程度の開口部58が形成されてい
る。この開口部58から、蓋下面板54の外周までの距離は
全ての部分でほぼ同一になっている。
蓋体である。この蓋体51は、外蓋52と、この外蓋52の下
側外周に沿って設けられた外蓋カバー53と、外蓋52の下
側に空間を形成しつつ取付けられ、蓋体51の下面を形成
する蓋下面部材として鍋11の上部開口部を直接覆う蓋下
面板54とにより構成されている。そして、蓋体51は、炊
飯器本体1の上部後側にヒンジ軸55により軸支されてい
る。図示していないが、このヒンジ軸55の内部には、蓋
体51に対して常時開く方向への力を作用させるねじりコ
イルばねなどの弾性部材が設けてある。一方、前記ヒン
ジ軸55と反対側において、炊飯器本体1の上部または蓋
体51の上面には、前記弾性部材が作用させる力に抗して
炊飯器本体1に対し蓋体51を閉じた状態に保持するクラ
ンプ56が設けられている。また、蓋体51には、炊飯時に
鍋11内で発生する蒸気を炊飯器本体1外へ放出する蒸気
口57が設けられている。この蒸気口57については、後に
詳述するが、蓋下面板54には、鍋11の上部開口部の内径
のほぼ中心に対向する位置に、蒸気口57の鍋11側の部分
を形成する直径約50mm程度の開口部58が形成されてい
る。この開口部58から、蓋下面板54の外周までの距離は
全ての部分でほぼ同一になっている。
【0019】前記蓋下面板54は、前記鍋11に対向する面
の外側周囲に上方へ立ち上がるフランジ部61が形成され
ており、このフランジ部61が環状の外蓋カバー53の内周
部上側にねじ62により固定されている。また、蓋下面板
54における鍋11に対向する面の外周部下面は、環状の凸
部63にしてある。そして、前記蓋下面板54のフランジ部
61と外蓋カバー53との間には、シリコーンゴムなどの弾
性材料からなる環状の蓋パッキン64が挟み込まれて固定
されている。この蓋パッキン64の下部は、上側舌片65と
下側舌片66とにより断面ほぼくの字またはコの字形状に
形成されて袋状の空間部67を形成しており、その下側舌
片66の下面が前記鍋11の上面の上部開口部の内面側に接
触するものである。こうして、蓋下面板54と鍋11とは、
蓋パッキン64により密封状態にシールされる。なお、外
蓋カバー53の内周部下側には、前記舌片65,66を収める
ための段差状の凹部68が形成されている。
の外側周囲に上方へ立ち上がるフランジ部61が形成され
ており、このフランジ部61が環状の外蓋カバー53の内周
部上側にねじ62により固定されている。また、蓋下面板
54における鍋11に対向する面の外周部下面は、環状の凸
部63にしてある。そして、前記蓋下面板54のフランジ部
61と外蓋カバー53との間には、シリコーンゴムなどの弾
性材料からなる環状の蓋パッキン64が挟み込まれて固定
されている。この蓋パッキン64の下部は、上側舌片65と
下側舌片66とにより断面ほぼくの字またはコの字形状に
形成されて袋状の空間部67を形成しており、その下側舌
片66の下面が前記鍋11の上面の上部開口部の内面側に接
触するものである。こうして、蓋下面板54と鍋11とは、
蓋パッキン64により密封状態にシールされる。なお、外
蓋カバー53の内周部下側には、前記舌片65,66を収める
ための段差状の凹部68が形成されている。
【0020】前記蓋下面板54は、SUS304などの錆びにく
いオーステナイト系のステンレス材料からなる。そし
て、蓋下面板54は、表面に凹凸部71を形成して加工硬化
により強度を向上させている。蓋下面板54の材厚tは
0.3〜1mm程度で、製造に際しては、凹凸部71の凹部を
プレス加工により刻印成形した後、所定の形状にプレス
成形する。凹凸部71は、少なくとも鍋11側に対向する面
に凹形状の刻印を形成し、この凹部に対応した裏側の蓋
体51内部側は、ほぼ平坦か、あるいは、加熱手段である
コードヒータからなる蓋ヒータ72の接着が可能な程度に
小さい突出高さの低い凸形状とする。一方、蓋下面板54
の表側(鍋11側)は、凹形状の刻印凹部の深さが深けれ
ば深いほど強度向上の効果が高い反面、表面が拭きにく
くなる欠点があるので、凹部の深さは、1mm以内程度に
抑えることが好ましい。また、凹部の平面形状は、特に
制約はなく、丸、楕円、三角、亀甲模様など、デザイン
性を考慮して選定すればよい。さらに、蓋下面板54を所
定の形状に成形した後、あるいは、プレス前にクロム酸
処理などにより酸化被膜を形成し、黒色やグレー、ブル
ーに発色加工を施して、金属光沢を目立ちにくくすると
ともに、指紋が付きにくくして外観性を向上させ、ま
た、おねばの付着が目立ちにくいようにする。
いオーステナイト系のステンレス材料からなる。そし
て、蓋下面板54は、表面に凹凸部71を形成して加工硬化
により強度を向上させている。蓋下面板54の材厚tは
0.3〜1mm程度で、製造に際しては、凹凸部71の凹部を
プレス加工により刻印成形した後、所定の形状にプレス
成形する。凹凸部71は、少なくとも鍋11側に対向する面
に凹形状の刻印を形成し、この凹部に対応した裏側の蓋
体51内部側は、ほぼ平坦か、あるいは、加熱手段である
コードヒータからなる蓋ヒータ72の接着が可能な程度に
小さい突出高さの低い凸形状とする。一方、蓋下面板54
の表側(鍋11側)は、凹形状の刻印凹部の深さが深けれ
ば深いほど強度向上の効果が高い反面、表面が拭きにく
くなる欠点があるので、凹部の深さは、1mm以内程度に
抑えることが好ましい。また、凹部の平面形状は、特に
制約はなく、丸、楕円、三角、亀甲模様など、デザイン
性を考慮して選定すればよい。さらに、蓋下面板54を所
定の形状に成形した後、あるいは、プレス前にクロム酸
処理などにより酸化被膜を形成し、黒色やグレー、ブル
ーに発色加工を施して、金属光沢を目立ちにくくすると
ともに、指紋が付きにくくして外観性を向上させ、ま
た、おねばの付着が目立ちにくいようにする。
【0021】前記蓋下面板54の裏面に設けられた蓋ヒー
タ72は、両面粘着テープにより蓋下面板54に貼着された
アルミ箔によりこの蓋下面板54に固定してある。そし
て、蓋ヒータ72は、10〜 100W程度のもので、周囲の室
温が35℃で、かつ、印加電圧が110Vで連続通電した状
態にあって、蓋下面板54の鍋11側の面の表面温度が 170
℃以下になるように構成されている。これは、蓋パッキ
ン64を介して蓋下面板54を固定する外蓋カバー53の材料
を、炊飯時に蒸気が当たることを考慮して、耐スチーム
性に優れ、また、蓋パッキン64と蓋下面板54の固定がし
やすい形状が自在に成形できるポリプロピレンにした場
合を考慮したものである。すなわち、ポリプロピレンは
約 173℃で溶けるが、制御手段の故障により蓋ヒータ72
が連続通電になった場合でも、蓋下面板54の鍋11側の面
の表面温度が 170℃以下にしかならないので、外蓋カバ
ー53の溶けを防止でき、安全性が向上する。なお、蓋ヒ
ータ72と前記側面ヒータ25とは、電気的に並列回路をな
しており、双方向性サイリスタなどの通断電制御素子に
直列回路により接続され、所定の通電時間制御により炊
飯時および保温時に蓋下面板54および内枠2を各々加熱
するようになっている。そして、蓋ヒータ72は、蓋下面
板54において、蒸気口57を形成する開口部58を中心とし
てほぼ均等に外周方向に配置されており、また、開口部
58の近傍と、蓋下面板54において蓋パッキン64の近傍に
ある凸部63の裏側とに配置されている。さらに、蓋体51
の内部には、蓋下面板54の温度を検出する負特性サーミ
スタからなる蓋温度センサ73が設けられている。この蓋
温度センサ73は、外蓋52に設けられたセンサ押さえ74に
よりシリコーンスポンジ75を介して蓋下面板54へ押さえ
付けられている。
タ72は、両面粘着テープにより蓋下面板54に貼着された
アルミ箔によりこの蓋下面板54に固定してある。そし
て、蓋ヒータ72は、10〜 100W程度のもので、周囲の室
温が35℃で、かつ、印加電圧が110Vで連続通電した状
態にあって、蓋下面板54の鍋11側の面の表面温度が 170
℃以下になるように構成されている。これは、蓋パッキ
ン64を介して蓋下面板54を固定する外蓋カバー53の材料
を、炊飯時に蒸気が当たることを考慮して、耐スチーム
性に優れ、また、蓋パッキン64と蓋下面板54の固定がし
やすい形状が自在に成形できるポリプロピレンにした場
合を考慮したものである。すなわち、ポリプロピレンは
約 173℃で溶けるが、制御手段の故障により蓋ヒータ72
が連続通電になった場合でも、蓋下面板54の鍋11側の面
の表面温度が 170℃以下にしかならないので、外蓋カバ
ー53の溶けを防止でき、安全性が向上する。なお、蓋ヒ
ータ72と前記側面ヒータ25とは、電気的に並列回路をな
しており、双方向性サイリスタなどの通断電制御素子に
直列回路により接続され、所定の通電時間制御により炊
飯時および保温時に蓋下面板54および内枠2を各々加熱
するようになっている。そして、蓋ヒータ72は、蓋下面
板54において、蒸気口57を形成する開口部58を中心とし
てほぼ均等に外周方向に配置されており、また、開口部
58の近傍と、蓋下面板54において蓋パッキン64の近傍に
ある凸部63の裏側とに配置されている。さらに、蓋体51
の内部には、蓋下面板54の温度を検出する負特性サーミ
スタからなる蓋温度センサ73が設けられている。この蓋
温度センサ73は、外蓋52に設けられたセンサ押さえ74に
よりシリコーンスポンジ75を介して蓋下面板54へ押さえ
付けられている。
【0022】前述のように、蓋ヒータ72は、蓋下面板54
において蒸気口57からほぼ均等に全外周方向へ配置され
ている。この配置としては、図2から図6に示すよう
に、螺旋状、円環状あるいは四角形状など、各種のもの
が可能である。要は、蓋ヒータ72が、蒸気口57の外回り
のほぼ全周にあればよい。
において蒸気口57からほぼ均等に全外周方向へ配置され
ている。この配置としては、図2から図6に示すよう
に、螺旋状、円環状あるいは四角形状など、各種のもの
が可能である。要は、蓋ヒータ72が、蒸気口57の外回り
のほぼ全周にあればよい。
【0023】つぎに、前記蒸気口57の構成について説明
する。前記外蓋52の上面部には、前記蓋下面板54の開口
部58に対向する部分に蒸気口カバー部81が一体に形成さ
れている。この蒸気口カバー部81は、蒸気口57の上面を
塞いで蓋体51の外面を形成するものである。また、外蓋
52には、蒸気口カバー部81の周辺部から下方へ垂下した
筒状の縦リブ82が一体に形成されている。そして、この
縦リブ82の下端部と蓋下面板54の上面における開口部58
の周辺部との間は、シリコーンゴムなどの弾性体からな
る蒸気口パッキン83を介在して、密閉状態にシールして
ある。また、前記蒸気口カバー部81には、蒸気放出口84
が上面部に開口形成されているとともに、この蒸気放出
口84から下方へ延出したおねば分離壁としての縦壁85が
形成されている。
する。前記外蓋52の上面部には、前記蓋下面板54の開口
部58に対向する部分に蒸気口カバー部81が一体に形成さ
れている。この蒸気口カバー部81は、蒸気口57の上面を
塞いで蓋体51の外面を形成するものである。また、外蓋
52には、蒸気口カバー部81の周辺部から下方へ垂下した
筒状の縦リブ82が一体に形成されている。そして、この
縦リブ82の下端部と蓋下面板54の上面における開口部58
の周辺部との間は、シリコーンゴムなどの弾性体からな
る蒸気口パッキン83を介在して、密閉状態にシールして
ある。また、前記蒸気口カバー部81には、蒸気放出口84
が上面部に開口形成されているとともに、この蒸気放出
口84から下方へ延出したおねば分離壁としての縦壁85が
形成されている。
【0024】また、縦リブ82および開口部58により構成
された孔の中にはバケット86が着脱自在に収容してあ
る。これは、バケット86の外面に部分的に形成された凸
部87が、前記蒸気口パッキン83に形成された受け部88に
引っ掛かることにより、バケット86が装着されるもので
ある。このバケット86は、有底筒状になっており、その
底部外周に水平方向へ延出させて形成された鍔部89と前
記蓋下面板54の開口部58の周囲の部分との間の隙間が蒸
気侵入口91を形成している。また、バケット86の底部に
は、直径1〜2mm程度の小孔からなるオネバ戻し孔92が
開口形成されているとともに、シリコーンゴムなどの弾
性部材からなる逆止弁93が装着されている。そして、オ
ネバ戻し孔92は、常時は逆止弁93により下側から塞がれ
ている。また、バケット86の外側面における凸部87以外
の部分と蒸気口パッキン83の内周との間の隙間およびバ
ケット86の外側面と縦リブ82の内側面との間の隙間は、
蒸気侵入口91から蒸気放出口84へ通じる垂直方向の蒸気
通過孔94を形成している。なお、前記おねば戻し孔92の
開口面積は、蒸気通過孔94の平面開口面積よりも小さく
なっている。さらに、バケット86の上面開口は仕切板96
により塞がれているが、この仕切板96には、蒸気口カバ
ー部81の蒸気放出口84に縦壁85を挟んで対向するおねば
収容口97が周辺部に開口形成されているとともに、蒸気
口カバー部81の中央部の遮蔽板部98に下方から対向する
蒸気孔99が中央部に開口形成されている。
された孔の中にはバケット86が着脱自在に収容してあ
る。これは、バケット86の外面に部分的に形成された凸
部87が、前記蒸気口パッキン83に形成された受け部88に
引っ掛かることにより、バケット86が装着されるもので
ある。このバケット86は、有底筒状になっており、その
底部外周に水平方向へ延出させて形成された鍔部89と前
記蓋下面板54の開口部58の周囲の部分との間の隙間が蒸
気侵入口91を形成している。また、バケット86の底部に
は、直径1〜2mm程度の小孔からなるオネバ戻し孔92が
開口形成されているとともに、シリコーンゴムなどの弾
性部材からなる逆止弁93が装着されている。そして、オ
ネバ戻し孔92は、常時は逆止弁93により下側から塞がれ
ている。また、バケット86の外側面における凸部87以外
の部分と蒸気口パッキン83の内周との間の隙間およびバ
ケット86の外側面と縦リブ82の内側面との間の隙間は、
蒸気侵入口91から蒸気放出口84へ通じる垂直方向の蒸気
通過孔94を形成している。なお、前記おねば戻し孔92の
開口面積は、蒸気通過孔94の平面開口面積よりも小さく
なっている。さらに、バケット86の上面開口は仕切板96
により塞がれているが、この仕切板96には、蒸気口カバ
ー部81の蒸気放出口84に縦壁85を挟んで対向するおねば
収容口97が周辺部に開口形成されているとともに、蒸気
口カバー部81の中央部の遮蔽板部98に下方から対向する
蒸気孔99が中央部に開口形成されている。
【0025】そして、炊飯時には、加熱コイル21への高
周波電流の通電により鍋11の発熱層15が発熱し、鍋11が
加熱される。この加熱は、鍋温度センサ23により検出さ
れる鍋11の温度などに応じて制御され、所定の加熱パタ
ーンで炊飯が行われる。この加熱パターンは、内蓋のあ
る炊飯器と同様であり、最も重要な時期である水温60℃
から蒸気が発生するまでの間は、加熱量を減ずることな
く、最大の加熱量により炊飯加熱が行われる。その後、
炊き上がりまで加熱量は減じられ、むらしになると、加
熱量はさらに減じられる。そして、むらし後には、保温
が行われ、鍋11内のご飯が所定温度に保たれる。なお、
側面ヒータ25および蓋ヒータ72は、炊飯時および保温時
に加熱を行うが、蓋ヒータ72の加熱により、蓋下面板54
への結露が防止される。
周波電流の通電により鍋11の発熱層15が発熱し、鍋11が
加熱される。この加熱は、鍋温度センサ23により検出さ
れる鍋11の温度などに応じて制御され、所定の加熱パタ
ーンで炊飯が行われる。この加熱パターンは、内蓋のあ
る炊飯器と同様であり、最も重要な時期である水温60℃
から蒸気が発生するまでの間は、加熱量を減ずることな
く、最大の加熱量により炊飯加熱が行われる。その後、
炊き上がりまで加熱量は減じられ、むらしになると、加
熱量はさらに減じられる。そして、むらし後には、保温
が行われ、鍋11内のご飯が所定温度に保たれる。なお、
側面ヒータ25および蓋ヒータ72は、炊飯時および保温時
に加熱を行うが、蓋ヒータ72の加熱により、蓋下面板54
への結露が防止される。
【0026】また、特に炊飯時、鍋11内で発生した蒸気
Sは、実線の矢印で示すように、蒸気侵入口91から蒸気
口57内に入り、蒸気通過孔94内を上昇して、蒸気口カバ
ー部81および縦壁85に衝突する。これにより、蒸気Sと
これに含まれるおねばOとが分離され、比重の大きいお
ねばOは、鎖線で示すように、おねば収容口97からバケ
ット86内に落ちて収容される。一方、蒸気は、蒸気放出
口84より炊飯器本体1外へ放出される。また、バケット
86内に入った蒸気Sは、蒸気孔99を通って再びバケット
86外へ流出し、蒸気放出口84より放出されるが、蒸気孔
99から流出する蒸気Sはいったん蒸気口カバー部81の遮
蔽板部98に当たり、これにより、蒸気孔99から流出する
蒸気SからおねばOが分離され、このおねばOが蒸気放
出口84から出ることが防止される。炊飯が進み、むらし
になって加熱量が減少し、鍋11内が冷えると、蒸気Sの
放出により負圧になった鍋11の内側へ逆止弁93が引っ張
られるように変形し、おねば戻し孔92が開口状態にな
る。これにより、炊飯中にバケット86内に溜まったおね
ばOあるいは露がおねば戻し孔92から鍋11内に回収さ
れ、バケット86内におねば水が溜まったままにならな
い。
Sは、実線の矢印で示すように、蒸気侵入口91から蒸気
口57内に入り、蒸気通過孔94内を上昇して、蒸気口カバ
ー部81および縦壁85に衝突する。これにより、蒸気Sと
これに含まれるおねばOとが分離され、比重の大きいお
ねばOは、鎖線で示すように、おねば収容口97からバケ
ット86内に落ちて収容される。一方、蒸気は、蒸気放出
口84より炊飯器本体1外へ放出される。また、バケット
86内に入った蒸気Sは、蒸気孔99を通って再びバケット
86外へ流出し、蒸気放出口84より放出されるが、蒸気孔
99から流出する蒸気Sはいったん蒸気口カバー部81の遮
蔽板部98に当たり、これにより、蒸気孔99から流出する
蒸気SからおねばOが分離され、このおねばOが蒸気放
出口84から出ることが防止される。炊飯が進み、むらし
になって加熱量が減少し、鍋11内が冷えると、蒸気Sの
放出により負圧になった鍋11の内側へ逆止弁93が引っ張
られるように変形し、おねば戻し孔92が開口状態にな
る。これにより、炊飯中にバケット86内に溜まったおね
ばOあるいは露がおねば戻し孔92から鍋11内に回収さ
れ、バケット86内におねば水が溜まったままにならな
い。
【0027】前記実施例の構成によれば、蓋下面板54
は、ステンレス材料からなるものにしたので、従来のア
ルミニウム材料からなる蓋下面板よりも強度が高くな
る。それに加えて、蓋下面板54の表面に複数の凹凸部71
を形成したので、加工硬化により蓋下面板54の強度がさ
らに向上する。これにより、十分な蓋体51の強度を確保
できる。こうして蓋体51の強度を高めたことにより、蓋
下面板54のおねばOなどの汚れを拭き取るときに蓋下面
板54が変形しにくくなり、清掃性が改善される。
は、ステンレス材料からなるものにしたので、従来のア
ルミニウム材料からなる蓋下面板よりも強度が高くな
る。それに加えて、蓋下面板54の表面に複数の凹凸部71
を形成したので、加工硬化により蓋下面板54の強度がさ
らに向上する。これにより、十分な蓋体51の強度を確保
できる。こうして蓋体51の強度を高めたことにより、蓋
下面板54のおねばOなどの汚れを拭き取るときに蓋下面
板54が変形しにくくなり、清掃性が改善される。
【0028】なお、前述のように、凹凸部71には蓋下面
板54の強度を高める効果を有するが、蓋下面板54の裏面
にはほとんど凹凸がない状態にすれば、蓋ヒータ72と蓋
下面板54との密着性が悪化することがなく、この蓋下面
板54を効率よく加熱できる。さらに、蓋ヒータ72をコー
ドヒータとし、アルミ箔により覆って接着剤により接着
する炊飯器にあっては、接着面積が確保されることによ
り、蓋ヒータ72が剥がれにくくなる。
板54の強度を高める効果を有するが、蓋下面板54の裏面
にはほとんど凹凸がない状態にすれば、蓋ヒータ72と蓋
下面板54との密着性が悪化することがなく、この蓋下面
板54を効率よく加熱できる。さらに、蓋ヒータ72をコー
ドヒータとし、アルミ箔により覆って接着剤により接着
する炊飯器にあっては、接着面積が確保されることによ
り、蓋ヒータ72が剥がれにくくなる。
【0029】また、ステンレス材料は、アルミニウム材
料よりも熱放射効率はよいので、炊飯時に、蓋下面板54
からの輻射熱によりご飯などの被炊飯物の上部面を効率
よく加熱でき、ご飯の上部の水気を低減して炊き上がり
をよくできる。
料よりも熱放射効率はよいので、炊飯時に、蓋下面板54
からの輻射熱によりご飯などの被炊飯物の上部面を効率
よく加熱でき、ご飯の上部の水気を低減して炊き上がり
をよくできる。
【0030】また、蓋下面板54において鍋11の上部開口
部のほぼ中心に対向する位置に蒸気口57を設けたので、
蓋体51の加熱で昇温しにくい蒸気口57と蓋パッキン64を
取り付けた蓋下面板54の外周部とは同心的に位置するこ
とになり、したがって、蒸気口57から蓋下面板54の外周
までの距離は、全ての部分でほぼ同一になる。そして、
このような蓋下面板54の裏面に、蒸気口57を中心として
蓋ヒータ72をほぼ均等に配置したので、この蓋ヒータ72
により蓋下面板54を均一に加熱でき、蓋下面板54の局部
加熱が抑制されて、温度むらが低減する。特に、蓋ヒー
タ72を蒸気口57および蓋パッキン64の近傍に配置したこ
とにより、外気によって冷えやすく昇温性が悪いこれら
の部分の加熱密度が高くなるので、外気による温度低下
を防止して、蓋下面板54の全面の温度むらを抑制するこ
とができる。こうして、熱伝導性がアルミニウムよりも
悪いステンレスを蓋下面板54の材料に用いたにもかかわ
らず、蓋下面板54を均一に加熱することが可能になる。
これにより、炊飯時には、ご飯などの被炊飯物の上部を
均等に加熱できて炊きむらが少なくなる。また、炊飯時
および保温時、低温部が少なくなることにより、全体的
に湯気の結露量が少なくなり、炊飯直後や保温中に蓋体
51を開けたときに、蓋パッキン64や蒸気口57に結露した
露が、炊飯器本体1の上部に流れ落ちて、この炊飯器本
体1を汚す不都合が抑制される。これとともに、保温
時、蒸気口57などに結露した露がご飯の上に滴下して、
ご飯が部分的に過水分状態になってまずくなる不具合も
防止される。
部のほぼ中心に対向する位置に蒸気口57を設けたので、
蓋体51の加熱で昇温しにくい蒸気口57と蓋パッキン64を
取り付けた蓋下面板54の外周部とは同心的に位置するこ
とになり、したがって、蒸気口57から蓋下面板54の外周
までの距離は、全ての部分でほぼ同一になる。そして、
このような蓋下面板54の裏面に、蒸気口57を中心として
蓋ヒータ72をほぼ均等に配置したので、この蓋ヒータ72
により蓋下面板54を均一に加熱でき、蓋下面板54の局部
加熱が抑制されて、温度むらが低減する。特に、蓋ヒー
タ72を蒸気口57および蓋パッキン64の近傍に配置したこ
とにより、外気によって冷えやすく昇温性が悪いこれら
の部分の加熱密度が高くなるので、外気による温度低下
を防止して、蓋下面板54の全面の温度むらを抑制するこ
とができる。こうして、熱伝導性がアルミニウムよりも
悪いステンレスを蓋下面板54の材料に用いたにもかかわ
らず、蓋下面板54を均一に加熱することが可能になる。
これにより、炊飯時には、ご飯などの被炊飯物の上部を
均等に加熱できて炊きむらが少なくなる。また、炊飯時
および保温時、低温部が少なくなることにより、全体的
に湯気の結露量が少なくなり、炊飯直後や保温中に蓋体
51を開けたときに、蓋パッキン64や蒸気口57に結露した
露が、炊飯器本体1の上部に流れ落ちて、この炊飯器本
体1を汚す不都合が抑制される。これとともに、保温
時、蒸気口57などに結露した露がご飯の上に滴下して、
ご飯が部分的に過水分状態になってまずくなる不具合も
防止される。
【0031】また、蓋下面板54を加熱する蓋ヒータ72を
コードヒータとしたので、電磁誘導加熱する場合とは異
なり、蓋下面板54の材料がフェライト系などの磁性金属
に限定されず、蓋下面板54の材料を錆びにくい材料、例
えばオーステナイト系の材料にすることが可能になる。
これにより、使用中に蓋下面板54が錆びるような不都合
が防止され、また、特別な錆び止め処理などが不要にな
り、生産性が向上する。
コードヒータとしたので、電磁誘導加熱する場合とは異
なり、蓋下面板54の材料がフェライト系などの磁性金属
に限定されず、蓋下面板54の材料を錆びにくい材料、例
えばオーステナイト系の材料にすることが可能になる。
これにより、使用中に蓋下面板54が錆びるような不都合
が防止され、また、特別な錆び止め処理などが不要にな
り、生産性が向上する。
【0032】また、電磁誘導加熱の場合のように加熱コ
イルに対向した部分のみが高温になる局部加熱が緩和さ
れ、前述のような蓋下面板54における蒸気口57および蓋
ヒータ72の配置の効果とあいまって、温度むらを低減で
きる。
イルに対向した部分のみが高温になる局部加熱が緩和さ
れ、前述のような蓋下面板54における蒸気口57および蓋
ヒータ72の配置の効果とあいまって、温度むらを低減で
きる。
【0033】さらに、加熱コイルを設けていないことに
より、蓋体51全体の重量が重くなりすぎる問題を招くこ
とがない。したがって、蓋体51に開く方向の力を付与す
る弾性部材の弾性力を特別に強くしなくてもよく、蓋体
51を開けたときにヒンジ軸55部分に加わる衝撃力が強く
ならない。したがって、鍋11が空の場合などで重量が軽
くなっているときでも、蓋体51を開けたときに炊飯器本
体1が後方へ跳ね上がるようなことがなくなる。また、
ヒンジ軸55部分に、蓋体51が開くときの衝撃を緩和する
ダンパー機構などを設ける必要がなくなるので、構造の
簡素化により生産性が向上する。
より、蓋体51全体の重量が重くなりすぎる問題を招くこ
とがない。したがって、蓋体51に開く方向の力を付与す
る弾性部材の弾性力を特別に強くしなくてもよく、蓋体
51を開けたときにヒンジ軸55部分に加わる衝撃力が強く
ならない。したがって、鍋11が空の場合などで重量が軽
くなっているときでも、蓋体51を開けたときに炊飯器本
体1が後方へ跳ね上がるようなことがなくなる。また、
ヒンジ軸55部分に、蓋体51が開くときの衝撃を緩和する
ダンパー機構などを設ける必要がなくなるので、構造の
簡素化により生産性が向上する。
【0034】また、蓋ヒータ72が蓋下面板54を連続的に
加熱したときの蓋下面板54の温度を170℃以下に設定し
たので、蓋ヒータ72の制御を行う双方向性サイリスタな
どの制御素子が故障した場合や、蓋温度センサ73が断線
して正常に温度検出ができなくなった場合などに、蓋ヒ
ータ72による加熱が連続的になされても、ポリプロピレ
ン製の外蓋カバー53が溶けることが防止される。したが
って、故障の原因を修理した後に、さらに蓋体51の下面
部も交換しなければならないといった不都合がなくな
り、修理性がよくなる。
加熱したときの蓋下面板54の温度を170℃以下に設定し
たので、蓋ヒータ72の制御を行う双方向性サイリスタな
どの制御素子が故障した場合や、蓋温度センサ73が断線
して正常に温度検出ができなくなった場合などに、蓋ヒ
ータ72による加熱が連続的になされても、ポリプロピレ
ン製の外蓋カバー53が溶けることが防止される。したが
って、故障の原因を修理した後に、さらに蓋体51の下面
部も交換しなければならないといった不都合がなくな
り、修理性がよくなる。
【0035】また、前記実施例の蒸気口57の構成によれ
ば、誤って、または、柔らか目に炊くために鍋11の内側
面の水位線(図示していない)に対して多少多めに(+
30〜+180mm )水を入れて炊飯した場合でも、蒸気Sと
いっしょに吹き上げられるおねばOは、バケット86内に
回収され、蒸気Sとともに蒸気放出口84から溢れ出て吹
きこぼれたり、飛び散ったりすることが抑制される。ま
た、炊飯中は逆止弁93によりおねば戻し孔92が閉塞状態
にあり、このおねば戻し孔92からバケット86内への蒸気
Sの侵入が防止されるので、この蒸気Sの加圧および加
熱により、バケット86内に溜まったおねばOがバケット
86内から吹き上がることもなく、吹きこぼれがいっそう
確実に防止される。一方、むらしになれば、バケット86
内に溜まったおねばOが前述のように鍋11内に回収され
るので、蓋体51を開けたときにおねばOが蒸気放出口84
から外へ流れ出ることがない。こうして、炊飯中もその
後も、おねばOにより蓋体11の上面や炊飯器本体1や床
が汚れたりすることが防止される。
ば、誤って、または、柔らか目に炊くために鍋11の内側
面の水位線(図示していない)に対して多少多めに(+
30〜+180mm )水を入れて炊飯した場合でも、蒸気Sと
いっしょに吹き上げられるおねばOは、バケット86内に
回収され、蒸気Sとともに蒸気放出口84から溢れ出て吹
きこぼれたり、飛び散ったりすることが抑制される。ま
た、炊飯中は逆止弁93によりおねば戻し孔92が閉塞状態
にあり、このおねば戻し孔92からバケット86内への蒸気
Sの侵入が防止されるので、この蒸気Sの加圧および加
熱により、バケット86内に溜まったおねばOがバケット
86内から吹き上がることもなく、吹きこぼれがいっそう
確実に防止される。一方、むらしになれば、バケット86
内に溜まったおねばOが前述のように鍋11内に回収され
るので、蓋体51を開けたときにおねばOが蒸気放出口84
から外へ流れ出ることがない。こうして、炊飯中もその
後も、おねばOにより蓋体11の上面や炊飯器本体1や床
が汚れたりすることが防止される。
【0036】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例の炊飯器は、電磁誘導により鍋11を加熱する
ものであったが、鍋をその外側からシーズヒータなどに
より加熱する構成のジャー炊飯器であってもよい。
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例の炊飯器は、電磁誘導により鍋11を加熱する
ものであったが、鍋をその外側からシーズヒータなどに
より加熱する構成のジャー炊飯器であってもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、内蓋をなくし
た炊飯器において、鍋の上部開口部を塞ぐ蓋下面部材の
材料をステンレス材料にしたので、蓋体の強度が向上す
ることにより、蓋下面部材の汚れを拭き取りやすくな
り、その清掃性が向上する。また、蓋下面部材にあって
鍋の上部開口部のほぼ中心に対向する位置に蒸気口を設
け、蓋下面部材の裏面に、この蓋下面部材を加熱する加
熱手段を、蒸気口を中心にしてほぼ均等に配設したの
で、加熱手段による蓋下面部材の加熱むらを抑制でき、
したがって、炊飯時や保温時のご飯の加熱むらを防止で
きるとともに、蓋下面部材の各部において結露も防止で
きる。
た炊飯器において、鍋の上部開口部を塞ぐ蓋下面部材の
材料をステンレス材料にしたので、蓋体の強度が向上す
ることにより、蓋下面部材の汚れを拭き取りやすくな
り、その清掃性が向上する。また、蓋下面部材にあって
鍋の上部開口部のほぼ中心に対向する位置に蒸気口を設
け、蓋下面部材の裏面に、この蓋下面部材を加熱する加
熱手段を、蒸気口を中心にしてほぼ均等に配設したの
で、加熱手段による蓋下面部材の加熱むらを抑制でき、
したがって、炊飯時や保温時のご飯の加熱むらを防止で
きるとともに、蓋下面部材の各部において結露も防止で
きる。
【0038】請求項2の発明の炊飯器によれば、請求項
1の発明の効果に加えて、蓋下面部材の加熱手段をコー
ド状のヒータにしたので、蓋体を軽量にでき、また、ヒ
ータを蒸気口の近傍と蓋パッキンの近傍とに配設したの
で、外気の侵入などにより温度の低下しやすい蒸気口お
よび蓋パッキンの近傍における結露を確実に防止でき
る。
1の発明の効果に加えて、蓋下面部材の加熱手段をコー
ド状のヒータにしたので、蓋体を軽量にでき、また、ヒ
ータを蒸気口の近傍と蓋パッキンの近傍とに配設したの
で、外気の侵入などにより温度の低下しやすい蒸気口お
よび蓋パッキンの近傍における結露を確実に防止でき
る。
【図1】本発明の炊飯器の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】同上蓋下面部材における蓋ヒータの配置の第1
例を示す底面図である。
例を示す底面図である。
【図3】同上蓋下面部材における蓋ヒータの配置の第2
例を示す底面図である。
例を示す底面図である。
【図4】同上蓋下面部材における蓋ヒータの配置の第3
例を示す底面図である。
例を示す底面図である。
【図5】同上蓋下面部材における蓋ヒータの配置の第4
例を示す底面図である。
例を示す底面図である。
【図6】同上蓋下面部材における蓋ヒータの配置の第5
例を示す底面図である。
例を示す底面図である。
【図7】従来の炊飯器の一例を示す蓋下面部材の底面図
である。
である。
【図8】従来の炊飯器の他の例を示す蓋下面部材の底面
図である。
図である。
1 炊飯器本体 11 鍋 51 蓋体 54 蓋下面板(蓋下面部材) 57 蒸気口 64 蓋パッキン 72 蓋ヒータ(加熱手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 鍋を収容する炊飯器本体と、この炊飯器
本体の上側に開閉自在に設けられた蓋体と、この蓋体に
設けられ炊飯時に外部へ蒸気を放出する蒸気口とを備
え、前記蓋体の下面を形成し前記鍋の上部開口部を塞ぐ
蓋下面部材の材料をステンレス材料にし、この蓋下面部
材にあって前記鍋の上部開口部のほぼ中心に対向する位
置に前記蒸気口を設け、前記蓋下面部材の裏面に、この
蓋下面部材を加熱する加熱手段を、前記蒸気口を中心に
してほぼ均等に配設したことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項2】 前記加熱手段は、コード状のヒータから
なり、このヒータを、前記蒸気口の近傍と、前記蓋下面
部材の外周部に設けられこの蓋下面部材と前記鍋とを密
閉する蓋パッキンの近傍とに配設したことを特徴とする
請求項1記載の炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10578196A JP3343899B2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10578196A JP3343899B2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285392A true JPH09285392A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3343899B2 JP3343899B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=14416698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10578196A Expired - Fee Related JP3343899B2 (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3343899B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101218642B1 (ko) * | 2010-11-26 | 2013-01-04 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기조리기 및 그의 제조방법 |
| KR101218641B1 (ko) * | 2010-11-26 | 2013-01-04 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기조리기 및 그의 제조방법 |
| KR101218643B1 (ko) * | 2010-11-26 | 2013-01-04 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기조리기 및 그의 제조방법 |
| WO2023178812A1 (zh) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 线圈盘、锅盖组件及烹饪器具 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP10578196A patent/JP3343899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101218642B1 (ko) * | 2010-11-26 | 2013-01-04 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기조리기 및 그의 제조방법 |
| KR101218641B1 (ko) * | 2010-11-26 | 2013-01-04 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기조리기 및 그의 제조방법 |
| KR101218643B1 (ko) * | 2010-11-26 | 2013-01-04 | 쿠쿠전자주식회사 | 전기조리기 및 그의 제조방법 |
| WO2023178812A1 (zh) * | 2022-03-25 | 2023-09-28 | 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 | 线圈盘、锅盖组件及烹饪器具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3343899B2 (ja) | 2002-11-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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