JPH09285838A - 鋳型用シール剤の供給装置およびこの供給装置を用いた鋳型用シール剤の塗布装置 - Google Patents
鋳型用シール剤の供給装置およびこの供給装置を用いた鋳型用シール剤の塗布装置Info
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- JPH09285838A JPH09285838A JP10211196A JP10211196A JPH09285838A JP H09285838 A JPH09285838 A JP H09285838A JP 10211196 A JP10211196 A JP 10211196A JP 10211196 A JP10211196 A JP 10211196A JP H09285838 A JPH09285838 A JP H09285838A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タンク内の鋳型用シール剤をポンプで吸い込
んで自動供給するにあたり、分離してタンク上部に浮上
している油分の吸い込みを防止する。 【解決手段】 シール剤Sが収容されたタンク9内に、
シールゴム23にてシールされた蓋体22と吐出ポンプ
24とからなるポンプユニット10を載せる。蓋体22
の裏面に開口している吐出ポンプ24の吸込口25を筒
状部材26を介してシール剤Sに直接開口させる。これ
により、タンク9の上面に浮上している油分Qや空気A
の吸い込みを防止する。
んで自動供給するにあたり、分離してタンク上部に浮上
している油分の吸い込みを防止する。 【解決手段】 シール剤Sが収容されたタンク9内に、
シールゴム23にてシールされた蓋体22と吐出ポンプ
24とからなるポンプユニット10を載せる。蓋体22
の裏面に開口している吐出ポンプ24の吸込口25を筒
状部材26を介してシール剤Sに直接開口させる。これ
により、タンク9の上面に浮上している油分Qや空気A
の吸い込みを防止する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造用の砂鋳型に
塗布される高粘度の液状のシール剤を自動供給する供給
装置とその供給装置を用いたシール剤の塗布装置に関
し、特にシール剤タンク内で分離した油分や空気のポン
プ側への吸い込みを防止しつつ、主型同士あるいは主型
と中子との型合わせ面における所定のシール部位にシー
ル剤を均一に塗布できるようにした鋳型用シール剤の供
給装置とその供給装置を用いたシール剤の塗布装置に関
するものである。
塗布される高粘度の液状のシール剤を自動供給する供給
装置とその供給装置を用いたシール剤の塗布装置に関
し、特にシール剤タンク内で分離した油分や空気のポン
プ側への吸い込みを防止しつつ、主型同士あるいは主型
と中子との型合わせ面における所定のシール部位にシー
ル剤を均一に塗布できるようにした鋳型用シール剤の供
給装置とその供給装置を用いたシール剤の塗布装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳造用の砂鋳型を構成する主型と主型、
あるいは主型と中子との型合わせ面への溶湯の差し込み
を防止するためにその型合わせ面にシールを施すことが
従来から行われている。このシール技術としては、型合
わせ面でのクリアランス(隙間)を溶湯が入り込まない
程度に小さく設定する(例えば0.2mm以下)のが一
般的であるが、クリアランス設定のみに依存する方法で
は、実施が容易でコスト的に有利である反面、特に生型
のように鋳型自体の精度が低い場合には、型合わせ面で
のクリアランスが小さいために型合わせ部が局部的に突
き当たってしまい、それによって主型の一部が崩れ落ち
てしまういわゆる押し込みと称される不良が頻繁に発生
する結果となって好ましくない。
あるいは主型と中子との型合わせ面への溶湯の差し込み
を防止するためにその型合わせ面にシールを施すことが
従来から行われている。このシール技術としては、型合
わせ面でのクリアランス(隙間)を溶湯が入り込まない
程度に小さく設定する(例えば0.2mm以下)のが一
般的であるが、クリアランス設定のみに依存する方法で
は、実施が容易でコスト的に有利である反面、特に生型
のように鋳型自体の精度が低い場合には、型合わせ面で
のクリアランスが小さいために型合わせ部が局部的に突
き当たってしまい、それによって主型の一部が崩れ落ち
てしまういわゆる押し込みと称される不良が頻繁に発生
する結果となって好ましくない。
【0003】このようなことから、鋳型の他のシール技
術として、例えば特開平4−356326号公報に示さ
れているように、鋳型外周部に凹状溝を設け、この凹状
溝にガム状の自硬性シール剤を充填するようにしたもの
や、あるいは特開昭58−20348号公報に示されて
いるように、中子と砂型との型合わせ部に紙あるいはパ
ルプ等の圧縮性材料からなるシールパッキンを介装する
ようにしたもののほかに、高粘度の液状シール剤を型合
わせ部にビード状に塗布する方法が一部で試られてい
る。
術として、例えば特開平4−356326号公報に示さ
れているように、鋳型外周部に凹状溝を設け、この凹状
溝にガム状の自硬性シール剤を充填するようにしたもの
や、あるいは特開昭58−20348号公報に示されて
いるように、中子と砂型との型合わせ部に紙あるいはパ
ルプ等の圧縮性材料からなるシールパッキンを介装する
ようにしたもののほかに、高粘度の液状シール剤を型合
わせ部にビード状に塗布する方法が一部で試られてい
る。
【0004】そして、上記のような液状シール剤の塗布
作業を自動化する手段として、例えば産業用ロボットの
アーム先端に吐出ガンを装着してこれを予め設定された
塗布軌跡に沿って動かす一方、吐出ガンに対してタンク
内に収容されたシール剤をポンプにて定量供給するシス
テムが提案されている。
作業を自動化する手段として、例えば産業用ロボットの
アーム先端に吐出ガンを装着してこれを予め設定された
塗布軌跡に沿って動かす一方、吐出ガンに対してタンク
内に収容されたシール剤をポンプにて定量供給するシス
テムが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】砂鋳型のシールに用い
られる液状シール剤は、炭酸カルシウム等の耐火物と油
とを混練して粘度を調整したもので、この種のシール材
料は乳化剤等を添加しても経時変化による油分の分離が
避けられず、その分離した油分はタンクの上部に浮上し
てくる。そして、このような分離した油分がポンプによ
り吸い込まれて吐出ガンから吐出されると、油分は直ち
に砂鋳型側に吸収されてしまい、それによってビード状
に塗布されたシール剤の連続性が途切れることとなって
好ましくない。
られる液状シール剤は、炭酸カルシウム等の耐火物と油
とを混練して粘度を調整したもので、この種のシール材
料は乳化剤等を添加しても経時変化による油分の分離が
避けられず、その分離した油分はタンクの上部に浮上し
てくる。そして、このような分離した油分がポンプによ
り吸い込まれて吐出ガンから吐出されると、油分は直ち
に砂鋳型側に吸収されてしまい、それによってビード状
に塗布されたシール剤の連続性が途切れることとなって
好ましくない。
【0006】このようなことから、タンクの上部に浮上
した油分をポンプが吸い込んでしまうことがないよう
に、タンクのうちその底部に可及的に近い位置にポンプ
の吸込口を接続して、タンク内に収容されたシール剤の
うち下方のものから順に吸引して最後まで残った上層部
の油分は使用しないようにするのが効果的である。
した油分をポンプが吸い込んでしまうことがないよう
に、タンクのうちその底部に可及的に近い位置にポンプ
の吸込口を接続して、タンク内に収容されたシール剤の
うち下方のものから順に吸引して最後まで残った上層部
の油分は使用しないようにするのが効果的である。
【0007】しかしながら、この方法では、例えば所定
の缶入りの状態で購入したシール剤をその都度タンクに
あけ換える必要があり、そのあけ換え時に既に分離して
いた油分や空気を巻き込んでしまうおそれがあることか
ら、結果的には上記と同様にビード状に塗布されたシー
ル剤の連続性が途切れる可能性を残している。
の缶入りの状態で購入したシール剤をその都度タンクに
あけ換える必要があり、そのあけ換え時に既に分離して
いた油分や空気を巻き込んでしまうおそれがあることか
ら、結果的には上記と同様にビード状に塗布されたシー
ル剤の連続性が途切れる可能性を残している。
【0008】そこで、上記の方法に代えて、例えば購入
時の缶入り状態をそのままシール剤のタンクとして有効
利用するべく、缶を開封したならばその缶の上部に直接
ポンプを取り付けて、缶の上部からシール剤をポンプで
吸引することも可能である。
時の缶入り状態をそのままシール剤のタンクとして有効
利用するべく、缶を開封したならばその缶の上部に直接
ポンプを取り付けて、缶の上部からシール剤をポンプで
吸引することも可能である。
【0009】この方法では、材料のあけ換えや、それに
伴う空気や油分の巻き込みは防止することができるもの
の、上面吸い込み方式であるために缶の上部に浮上して
いる油分をポンプで吸い込んでしまうことには変わりは
なく、またポンプをセットする際にポンプとシール剤と
の間に空気が入ってしまうことは避けられず、油分や空
気の吸い込みによるシール剤の途切れの発生の可能性を
なおも残している。
伴う空気や油分の巻き込みは防止することができるもの
の、上面吸い込み方式であるために缶の上部に浮上して
いる油分をポンプで吸い込んでしまうことには変わりは
なく、またポンプをセットする際にポンプとシール剤と
の間に空気が入ってしまうことは避けられず、油分や空
気の吸い込みによるシール剤の途切れの発生の可能性を
なおも残している。
【0010】一方、上記の缶入りシール剤を交換した際
に、エア抜きおよび油分抜きを目的として、最初の一定
量のシール剤の捨て吐出を行うことによってビード状に
塗布されるべきシール剤への空気や油分の巻き込みはあ
る程度防止できるものの、完全なエア抜きおよび油分抜
きは困難であり、時間と材料の無駄が大きいばかりでな
く、それ以降の経時変化により分離した油分の吸い込み
は避けることができない。
に、エア抜きおよび油分抜きを目的として、最初の一定
量のシール剤の捨て吐出を行うことによってビード状に
塗布されるべきシール剤への空気や油分の巻き込みはあ
る程度防止できるものの、完全なエア抜きおよび油分抜
きは困難であり、時間と材料の無駄が大きいばかりでな
く、それ以降の経時変化により分離した油分の吸い込み
は避けることができない。
【0011】このように、いずれの場合にも一長一短が
あり、液状シール剤の自動供給,自動塗布の実用化の上
でなおも課題を残している。
あり、液状シール剤の自動供給,自動塗布の実用化の上
でなおも課題を残している。
【0012】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、タンク内のシール剤を自動供給するにあた
って空気や油分の吸い込みを原因とするシール剤の途切
れの発生を防止し、併せて所定のシール部位にビード状
のシール剤を正確かつ均一に塗布できるようにしたシー
ル剤の供給装置と塗布装置を提供しようとするものであ
る。
れたもので、タンク内のシール剤を自動供給するにあた
って空気や油分の吸い込みを原因とするシール剤の途切
れの発生を防止し、併せて所定のシール部位にビード状
のシール剤を正確かつ均一に塗布できるようにしたシー
ル剤の供給装置と塗布装置を提供しようとするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、鋳型に塗布すべき高粘度の液状のシール剤が収容さ
れたタンクの上部にポンプユニットを配置し、前記タン
ク内のシール剤のうち上部のものから順に吸引して外部
に吐出するようにした鋳型用シール剤の供給装置であっ
て、前記ポンプユニットは、上部が開放された筒状のタ
ンクの内周面に摺接するようにシール剤の液面レベル位
置近傍に配置されて、その液面レベルの変動に応じて上
下動可能な蓋体と、この蓋体の上面に固定された吐出ポ
ンプとから構成されているとともに、前記吐出ポンプの
吸込口が蓋体の下面よりも所定量だけ下方位置でシール
剤の内部に開口していることを特徴としている。
は、鋳型に塗布すべき高粘度の液状のシール剤が収容さ
れたタンクの上部にポンプユニットを配置し、前記タン
ク内のシール剤のうち上部のものから順に吸引して外部
に吐出するようにした鋳型用シール剤の供給装置であっ
て、前記ポンプユニットは、上部が開放された筒状のタ
ンクの内周面に摺接するようにシール剤の液面レベル位
置近傍に配置されて、その液面レベルの変動に応じて上
下動可能な蓋体と、この蓋体の上面に固定された吐出ポ
ンプとから構成されているとともに、前記吐出ポンプの
吸込口が蓋体の下面よりも所定量だけ下方位置でシール
剤の内部に開口していることを特徴としている。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明における吐出ポンプの吸込口が、蓋体の下面から
下方に突出する筒状体を介してシール剤の内部に開口し
ていることを特徴としている。
の発明における吐出ポンプの吸込口が、蓋体の下面から
下方に突出する筒状体を介してシール剤の内部に開口し
ていることを特徴としている。
【0015】請求項3に記載の発明は、鋳型に塗布すべ
き高粘度の液状のシール剤が収容されたタンクの上部に
ポンプユニットを配置し、前記タンク内のシール剤のう
ち上部のものから順に吸引して外部に吐出するようにし
た鋳型用シール剤の供給装置であって、前記ポンプユニ
ットは、上部が開放された筒状のタンクの内周面に摺接
するようにシール剤の液面レベル位置近傍に配置され
て、その液面レベルの変動に応じて上下動可能な蓋体
と、この蓋体の上面に固定された吐出ポンプとから構成
されているとともに、前記蓋体の周縁部のうちタンクの
内周面と摺接する部分には透湿性シール材が装着されて
いることを特徴としている。
き高粘度の液状のシール剤が収容されたタンクの上部に
ポンプユニットを配置し、前記タンク内のシール剤のう
ち上部のものから順に吸引して外部に吐出するようにし
た鋳型用シール剤の供給装置であって、前記ポンプユニ
ットは、上部が開放された筒状のタンクの内周面に摺接
するようにシール剤の液面レベル位置近傍に配置され
て、その液面レベルの変動に応じて上下動可能な蓋体
と、この蓋体の上面に固定された吐出ポンプとから構成
されているとともに、前記蓋体の周縁部のうちタンクの
内周面と摺接する部分には透湿性シール材が装着されて
いることを特徴としている。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記蓋体の周縁
部のうちタンクの内周面と摺接する部分には、請求項3
に記載の透湿性シール材に代えてゴム製のシール材が設
けられていて、このシール材の下部周縁には多数のスリ
ットが形成されていることを特徴としている。
部のうちタンクの内周面と摺接する部分には、請求項3
に記載の透湿性シール材に代えてゴム製のシール材が設
けられていて、このシール材の下部周縁には多数のスリ
ットが形成されていることを特徴としている。
【0017】請求項5に記載の発明は、シーリングロボ
ットと、このシーリングロボットのロボットアーム先端
に支持された吐出ガンと、該吐出ガンに対して高粘度液
状シール剤を定量供給するシール剤供給手段とをそなて
いて、このシーリングロボットのロボットアーム先端に
支持された吐出ガンと、該吐出ガンに対して高粘度液状
シール剤を定量供給するシール剤供給手段とを備えてい
て、前記シーリングロボットが、予め設定された塗布軌
跡に沿って吐出ガンを動かして、鋳型のうち主型同士も
しくは主型と中子との合わせ面となるべき部位にシール
剤をビード状に塗布するようにした鋳型用シール剤の塗
布装置であって、前記シール剤供給手段が請求項1〜4
のいずれかに記載の供給装置にて構成されていることを
特徴としている。
ットと、このシーリングロボットのロボットアーム先端
に支持された吐出ガンと、該吐出ガンに対して高粘度液
状シール剤を定量供給するシール剤供給手段とをそなて
いて、このシーリングロボットのロボットアーム先端に
支持された吐出ガンと、該吐出ガンに対して高粘度液状
シール剤を定量供給するシール剤供給手段とを備えてい
て、前記シーリングロボットが、予め設定された塗布軌
跡に沿って吐出ガンを動かして、鋳型のうち主型同士も
しくは主型と中子との合わせ面となるべき部位にシール
剤をビード状に塗布するようにした鋳型用シール剤の塗
布装置であって、前記シール剤供給手段が請求項1〜4
のいずれかに記載の供給装置にて構成されていることを
特徴としている。
【0018】したがって、請求項1,2に記載の発明で
は、例えば缶入り状態で購入したシール剤をそのままシ
ール剤タンクとして有効利用することが可能であり、そ
のタンクの上部にポンプユニットをセットすればポンプ
の吸込口はタンク内のシール剤の液面レベルよりも所定
量だけ下方位置でシール剤のなかに開口する。これによ
り、タンク内の上面に分離して浮上している油分や空気
をポンプが吸い込んでしまうことがなくなる。
は、例えば缶入り状態で購入したシール剤をそのままシ
ール剤タンクとして有効利用することが可能であり、そ
のタンクの上部にポンプユニットをセットすればポンプ
の吸込口はタンク内のシール剤の液面レベルよりも所定
量だけ下方位置でシール剤のなかに開口する。これによ
り、タンク内の上面に分離して浮上している油分や空気
をポンプが吸い込んでしまうことがなくなる。
【0019】また、請求項3,4に記載の発明では、タ
ンク内周面と蓋体との摺接部に位置する透湿性シール材
もしくは多数のスリットが形成されたシール材が、蓋体
よりも上方への油分のみの上昇を許容することから、実
質的に蓋体はタンク内の上部に浮上した油分とその下方
のシール剤との境界部で静止し、上記と同様にポンプが
油分を吸い込んでしまうのを防止できるようになる。
ンク内周面と蓋体との摺接部に位置する透湿性シール材
もしくは多数のスリットが形成されたシール材が、蓋体
よりも上方への油分のみの上昇を許容することから、実
質的に蓋体はタンク内の上部に浮上した油分とその下方
のシール剤との境界部で静止し、上記と同様にポンプが
油分を吸い込んでしまうのを防止できるようになる。
【0020】そして、請求項5に記載の発明では、シー
ル剤を塗布すべき軌跡データを予めティーチングしてお
き、上記のポンプユニットから吐出ガンにシール剤を定
量供給しつつ、ロボットがそのプレイバック運転により
塗布軌跡に沿って吐出ガンを動かすことにより、鋳型の
うち主型同士もしくは主型と中子との型合わせ面となる
べき部位にシール剤をビード状に且つ均一に塗布するこ
とになる。
ル剤を塗布すべき軌跡データを予めティーチングしてお
き、上記のポンプユニットから吐出ガンにシール剤を定
量供給しつつ、ロボットがそのプレイバック運転により
塗布軌跡に沿って吐出ガンを動かすことにより、鋳型の
うち主型同士もしくは主型と中子との型合わせ面となる
べき部位にシール剤をビード状に且つ均一に塗布するこ
とになる。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、シール
剤のタンクの上部に配置されるポンプユニットが、タン
ク内のシール剤の液面レベル位置近傍に配置されてその
液面レベルの変動に応じて上下動可能な蓋体と、その蓋
体上に固定されて、吸込口が蓋体の下面よりも所定量だ
け下方位置でシール剤内部に開口するポンプとから構成
されていることから、上面吸入方式であるにもかかわら
ず、タンク上部で分離して浮上している油分や空気を吸
い込んでしまうことがない。これにより、シール剤を鋳
型にビード状に塗布した場合にそのビード状のシール剤
の途切れの発生を未然に防止することができる。特に請
求項2に記載の発明のように、ポンプの吸込口が、蓋体
の下面から下方に突出する筒状体を介してシール剤の内
部に開口していることにより、上記の効果が一段と顕著
となる。
剤のタンクの上部に配置されるポンプユニットが、タン
ク内のシール剤の液面レベル位置近傍に配置されてその
液面レベルの変動に応じて上下動可能な蓋体と、その蓋
体上に固定されて、吸込口が蓋体の下面よりも所定量だ
け下方位置でシール剤内部に開口するポンプとから構成
されていることから、上面吸入方式であるにもかかわら
ず、タンク上部で分離して浮上している油分や空気を吸
い込んでしまうことがない。これにより、シール剤を鋳
型にビード状に塗布した場合にそのビード状のシール剤
の途切れの発生を未然に防止することができる。特に請
求項2に記載の発明のように、ポンプの吸込口が、蓋体
の下面から下方に突出する筒状体を介してシール剤の内
部に開口していることにより、上記の効果が一段と顕著
となる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、蓋体の周
縁部のうちタンクの内周面と摺接する部分に透湿性シー
ル材が装着されていることにより、この透湿性シール材
を通してタンク上部に浮上している油分のみを蓋体の上
方に移動させることが可能となる。したがって、蓋体の
下面に直接ポンプの吸込口が開口していたとしても、請
求項1,2に記載の発明と同様にポンプが分離した油分
や空気を吸い込んでしまうのを未然に防止することがで
きる。
縁部のうちタンクの内周面と摺接する部分に透湿性シー
ル材が装着されていることにより、この透湿性シール材
を通してタンク上部に浮上している油分のみを蓋体の上
方に移動させることが可能となる。したがって、蓋体の
下面に直接ポンプの吸込口が開口していたとしても、請
求項1,2に記載の発明と同様にポンプが分離した油分
や空気を吸い込んでしまうのを未然に防止することがで
きる。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明における透湿性シール材に代えて、下部周
縁に多数のスリットが形成されたゴム製のシール材を用
いたことにより、上記のスリットが油分のみの蓋体上方
への移動を許容することから、これによってもまた請求
項3に記載の発明と全く同様の効果が得られる。
に記載の発明における透湿性シール材に代えて、下部周
縁に多数のスリットが形成されたゴム製のシール材を用
いたことにより、上記のスリットが油分のみの蓋体上方
への移動を許容することから、これによってもまた請求
項3に記載の発明と全く同様の効果が得られる。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、鋳型に対
するシール剤の塗布作業を産業用ロボットにて行うにあ
たって、そのロボットに持たせた吐出ガンに対するシー
ル剤の供給を請求項1〜4のいずれかに記載の供給装置
にて行うようにしたものであるから、前述した油分や空
気の吸い込み防止によりビード状に塗布されるシール剤
の途切れを未然に防止できることはもちろんのこと、定
位置にシール剤を正確に且つ均一に塗布することが可能
となり、余分なシール剤のはみ出しの発生もなく、シー
ル剤の塗布品質が大幅に向上する。
するシール剤の塗布作業を産業用ロボットにて行うにあ
たって、そのロボットに持たせた吐出ガンに対するシー
ル剤の供給を請求項1〜4のいずれかに記載の供給装置
にて行うようにしたものであるから、前述した油分や空
気の吸い込み防止によりビード状に塗布されるシール剤
の途切れを未然に防止できることはもちろんのこと、定
位置にシール剤を正確に且つ均一に塗布することが可能
となり、余分なシール剤のはみ出しの発生もなく、シー
ル剤の塗布品質が大幅に向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】図2は本発明の代表的な実施の形
態を示す図であって、内燃機関のシリンダブロックを鋳
造するための砂鋳型を造型する造型ライン全体の概略平
面図を示している。
態を示す図であって、内燃機関のシリンダブロックを鋳
造するための砂鋳型を造型する造型ライン全体の概略平
面図を示している。
【0026】図2に示すように、下型造型工程S1では
図3に示す鋳型1の一部である下型2がその型合わせ面
を下向きにした状態で公知の造型法により造形され、コ
ンベヤ等の搬送手段で搬送されながら次工程の反転工程
S2にある反転機により上下反転された上で第1シーリ
ング工程S3に搬入される。なお、上記の下型2は、金
属製の鋳枠3を有するいわゆる有枠タイプのものであ
る。
図3に示す鋳型1の一部である下型2がその型合わせ面
を下向きにした状態で公知の造型法により造形され、コ
ンベヤ等の搬送手段で搬送されながら次工程の反転工程
S2にある反転機により上下反転された上で第1シーリ
ング工程S3に搬入される。なお、上記の下型2は、金
属製の鋳枠3を有するいわゆる有枠タイプのものであ
る。
【0027】上記の第1シーリング工程S3には図3に
示すようなシール剤塗布装置4があり、下型2のうち後
工程でセットされる中子5(図4,5参照)との合わせ
面となるべき部分に高粘度の液状シール剤がビード状に
均一に塗布される。
示すようなシール剤塗布装置4があり、下型2のうち後
工程でセットされる中子5(図4,5参照)との合わせ
面となるべき部分に高粘度の液状シール剤がビード状に
均一に塗布される。
【0028】第1シーリング工程S3のシール剤塗布装
置4は、図3に示すように、関節型のシーリングロボッ
ト6や、ロボットアーム7の先端に装着された吐出量コ
ントロール機能付きの吐出ガン(シーリングガン)8の
ほか、シール材Sの定量供給装置20、ロボット制御盤
11およびポンプ制御盤12等から構成されていて、さ
らにシール材Sの定量供給装置20は、シール剤Sが収
容されたタンク9と、このタンク9の上面にセットされ
たポンプユニット10等から構成されている。そして、
ロボット制御盤11の記憶部には、シール剤Sを塗布す
べき軌跡データがティーチングにより予め記憶・設定さ
れていることから、シーリングロボット6をプレイバッ
ク運転することにより、シーリングロボット6は吐出ガ
ン8を軌跡データに沿って動かしながら、下型2のうち
中子5との合わせ面となるべき部位に例えば1〜5mm
の太さでシール剤Sをビード状に均一に塗布することに
なる。
置4は、図3に示すように、関節型のシーリングロボッ
ト6や、ロボットアーム7の先端に装着された吐出量コ
ントロール機能付きの吐出ガン(シーリングガン)8の
ほか、シール材Sの定量供給装置20、ロボット制御盤
11およびポンプ制御盤12等から構成されていて、さ
らにシール材Sの定量供給装置20は、シール剤Sが収
容されたタンク9と、このタンク9の上面にセットされ
たポンプユニット10等から構成されている。そして、
ロボット制御盤11の記憶部には、シール剤Sを塗布す
べき軌跡データがティーチングにより予め記憶・設定さ
れていることから、シーリングロボット6をプレイバッ
ク運転することにより、シーリングロボット6は吐出ガ
ン8を軌跡データに沿って動かしながら、下型2のうち
中子5との合わせ面となるべき部位に例えば1〜5mm
の太さでシール剤Sをビード状に均一に塗布することに
なる。
【0029】なお、上記の液状のシール剤は、例えば炭
酸カルシウム等の耐火物と油分とを混練することにより
粘度調整した公知のものである。
酸カルシウム等の耐火物と油分とを混練することにより
粘度調整した公知のものである。
【0030】第1シーリング工程S3でシール剤Sの塗
布を終えた下型2は移載工程S4において別のコンベヤ
の台車に載せ替えられた上で、中子セット工程S5に搬
送される。
布を終えた下型2は移載工程S4において別のコンベヤ
の台車に載せ替えられた上で、中子セット工程S5に搬
送される。
【0031】上記の中子セット工程S5では、図4に示
すように、先にシール剤Sが塗布された下型2の上に別
の中子造型工程で造型された砂製の中子5が位置決め固
定される。そして、下型2と中子5との合わせ面に上記
のシール剤Sが介在することによりその合わせ面の隙間
が埋められる。そして、中子5がセットされた下型2は
第2シーリング工程S6に搬送される。
すように、先にシール剤Sが塗布された下型2の上に別
の中子造型工程で造型された砂製の中子5が位置決め固
定される。そして、下型2と中子5との合わせ面に上記
のシール剤Sが介在することによりその合わせ面の隙間
が埋められる。そして、中子5がセットされた下型2は
第2シーリング工程S6に搬送される。
【0032】第2シーリング工程S6には、図4に示す
ように第1シーリング工程S3のものとほぼ同様のシー
ル剤塗布装置13があり、この第2シーリング工程S6
のシール剤塗布装置13を構成しているシーリングロボ
ット6は、中子5と組み合わされた下型2のうち後工程
でセットされる上型14との合わせ面となるべき部分、
すなわち中子5と上型14との合わせ面となるべき中子
幅木部分や下型2と上型14との合わせ面となるべき部
分に高粘度の液状のシール剤Sをビード状に均一に塗布
する。こうしてシール剤Sが塗布された下型2は型合わ
せ工程S7に搬送される。
ように第1シーリング工程S3のものとほぼ同様のシー
ル剤塗布装置13があり、この第2シーリング工程S6
のシール剤塗布装置13を構成しているシーリングロボ
ット6は、中子5と組み合わされた下型2のうち後工程
でセットされる上型14との合わせ面となるべき部分、
すなわち中子5と上型14との合わせ面となるべき中子
幅木部分や下型2と上型14との合わせ面となるべき部
分に高粘度の液状のシール剤Sをビード状に均一に塗布
する。こうしてシール剤Sが塗布された下型2は型合わ
せ工程S7に搬送される。
【0033】他方、上型造型工程S11では、下型造型
工程S1の下型造型と並行して図5に示す鋳枠15を有
する上型14がその型合わせ面を下向きにした状態で公
知の造型法により造型され、そのままの姿勢でコンベヤ
等の搬送手段により型合わせ工程S7の直近位置まで搬
送されて待機している。
工程S1の下型造型と並行して図5に示す鋳枠15を有
する上型14がその型合わせ面を下向きにした状態で公
知の造型法により造型され、そのままの姿勢でコンベヤ
等の搬送手段により型合わせ工程S7の直近位置まで搬
送されて待機している。
【0034】そして、上記のように中子5と組み合わさ
れた下型2が型合わせ工程S7に搬入されると、その下
型2の上に上型14が重ね合わされるようにして位置決
め載置される。これにより、中子5と上型14との合わ
せ面および下型2と上型14との合わせ面にそれぞれ先
に塗布されたシール剤Sが介在してそれらの合わせ面の
隙間が埋められる。
れた下型2が型合わせ工程S7に搬入されると、その下
型2の上に上型14が重ね合わされるようにして位置決
め載置される。これにより、中子5と上型14との合わ
せ面および下型2と上型14との合わせ面にそれぞれ先
に塗布されたシール剤Sが介在してそれらの合わせ面の
隙間が埋められる。
【0035】以上により、下型2と中子5および上型1
4が相互に組み合わされて鋳型1が完成し、鋳型1は最
終的に後工程である注湯工程へと搬送される。
4が相互に組み合わされて鋳型1が完成し、鋳型1は最
終的に後工程である注湯工程へと搬送される。
【0036】図1は前記シール剤塗布装置4,13の一
部を形成している定量供給装置20の詳細を示し、水平
なテーブル21上には上面が開口した有底円筒状のタン
ク9がクランパー34にて固定配置されており、このタ
ンク9の内部に高粘度の液状のシール剤Sが収容されて
いるとともに、このシール剤Sを密閉・封止するように
してタンク9の上部にポンプユニット10が配置されて
いる。
部を形成している定量供給装置20の詳細を示し、水平
なテーブル21上には上面が開口した有底円筒状のタン
ク9がクランパー34にて固定配置されており、このタ
ンク9の内部に高粘度の液状のシール剤Sが収容されて
いるとともに、このシール剤Sを密閉・封止するように
してタンク9の上部にポンプユニット10が配置されて
いる。
【0037】より詳しくは、上記のタンク9は、シール
剤Sの購入時にそのシール剤Sが収容されている円筒状
の缶をそのまま有効利用したもので、缶の開封後にその
内部にいわゆる落とし蓋方式で円板状の蓋体22がセッ
トされる。この蓋体22の全外周縁部には予めシールゴ
ム23が一体に固定されており、図6に示すように、こ
のシールゴム23がタンク9の内周面に圧接することで
そのタンク9と蓋体22との間のシールがなされるよう
になっている。
剤Sの購入時にそのシール剤Sが収容されている円筒状
の缶をそのまま有効利用したもので、缶の開封後にその
内部にいわゆる落とし蓋方式で円板状の蓋体22がセッ
トされる。この蓋体22の全外周縁部には予めシールゴ
ム23が一体に固定されており、図6に示すように、こ
のシールゴム23がタンク9の内周面に圧接することで
そのタンク9と蓋体22との間のシールがなされるよう
になっている。
【0038】また、蓋体22の上面中央部には、図1お
よび図3,4に示すようにホース16を介して吐出ガン
8に接続されることになる吐出ポンプ24が予め固定さ
れており、この吐出ポンプ24の吸込口25は蓋体22
を貫通してその蓋体22の裏面側に開口している。そし
て、蓋体22の裏面中央部には下方に向けて突出する筒
状部材26が一体に設けられており、この筒状部材26
があるために実質的に吐出ポンプ24の吸込口25がそ
の筒状部材26の長さ分だけ下方まで延長されてシール
剤Sの内部に開口している。以上の説明から明らかなよ
うに、蓋体22とこの蓋体22の上面に固定される吐出
ポンプ24とによりポンプユニット10が形成されてい
る。
よび図3,4に示すようにホース16を介して吐出ガン
8に接続されることになる吐出ポンプ24が予め固定さ
れており、この吐出ポンプ24の吸込口25は蓋体22
を貫通してその蓋体22の裏面側に開口している。そし
て、蓋体22の裏面中央部には下方に向けて突出する筒
状部材26が一体に設けられており、この筒状部材26
があるために実質的に吐出ポンプ24の吸込口25がそ
の筒状部材26の長さ分だけ下方まで延長されてシール
剤Sの内部に開口している。以上の説明から明らかなよ
うに、蓋体22とこの蓋体22の上面に固定される吐出
ポンプ24とによりポンプユニット10が形成されてい
る。
【0039】前記テーブル21上にはポスト27が立設
されており、ポスト27には該ポスト27に沿って昇降
動作可能なローラ28a付きのリフトブラケット28が
設けられている一方、ポスト27の下部には手巻き式の
ウインチ29が設けられている。このウインチ29から
導出されたワイヤ30はポスト27の上部のプーリ3
1,32に巻き掛けられた上でその先端がリフトブラケ
ット28に連結されており、さらにリフトブラケット2
8には前述のポンプユニット10が固定支持されてい
る。
されており、ポスト27には該ポスト27に沿って昇降
動作可能なローラ28a付きのリフトブラケット28が
設けられている一方、ポスト27の下部には手巻き式の
ウインチ29が設けられている。このウインチ29から
導出されたワイヤ30はポスト27の上部のプーリ3
1,32に巻き掛けられた上でその先端がリフトブラケ
ット28に連結されており、さらにリフトブラケット2
8には前述のポンプユニット10が固定支持されてい
る。
【0040】したがって、必要に応じてウインチ29の
ハンドル33の回転操作によりワイヤ30の巻き取り操
作を行えばポンプユニット10を上昇させてタンク9か
ら引き上げることができ、ウインチ29に付設されてい
る図示外のラチェット爪の逆転防止機能によりそのポン
プユニット10の引き上げ状態を自己保持することがで
きる。
ハンドル33の回転操作によりワイヤ30の巻き取り操
作を行えばポンプユニット10を上昇させてタンク9か
ら引き上げることができ、ウインチ29に付設されてい
る図示外のラチェット爪の逆転防止機能によりそのポン
プユニット10の引き上げ状態を自己保持することがで
きる。
【0041】以上のように構成されたシール剤の定量供
給装置20にあっては、上記のようにポンプユニット1
0を一旦引き上げた状態においてテーブル21上の定位
置にタンク9をセットした上で、ウインチ33の逆転操
作によりワイヤ30を繰り出してポンプユニット10を
徐々に下降させる。そして、蓋体22の周囲のシールゴ
ム23をタンク9の内周面にはめ合わせながらなおもポ
ンプユニット10をゆっくりと下降させ、蓋体22をタ
ンク9内の液面に接触させる。
給装置20にあっては、上記のようにポンプユニット1
0を一旦引き上げた状態においてテーブル21上の定位
置にタンク9をセットした上で、ウインチ33の逆転操
作によりワイヤ30を繰り出してポンプユニット10を
徐々に下降させる。そして、蓋体22の周囲のシールゴ
ム23をタンク9の内周面にはめ合わせながらなおもポ
ンプユニット10をゆっくりと下降させ、蓋体22をタ
ンク9内の液面に接触させる。
【0042】そして、ポンプユニット10の蓋体22が
液面に接したならば、ウインチ29の逆転防止用のラチ
ェット爪を外してそのウインチ29による引き上げ力が
ポンプユニット10に作用しないようにして、以降はポ
ンプユニット10をその自重のみで液面レベル位置に静
止させる。
液面に接したならば、ウインチ29の逆転防止用のラチ
ェット爪を外してそのウインチ29による引き上げ力が
ポンプユニット10に作用しないようにして、以降はポ
ンプユニット10をその自重のみで液面レベル位置に静
止させる。
【0043】この後、図3,4のポンプ制御盤12から
の指示により吐出ポンプ24が起動して、ホース16の
内圧が所定の圧力になるまで、シール剤Sを吸い込んで
ホース16側に吐出し、以降の実際のシール剤塗布作業
に備える。
の指示により吐出ポンプ24が起動して、ホース16の
内圧が所定の圧力になるまで、シール剤Sを吸い込んで
ホース16側に吐出し、以降の実際のシール剤塗布作業
に備える。
【0044】そして、図3,4に基づいて先に説明した
ように、シーリングロボット6がもつ吐出ガン8によっ
て実際のシール剤塗布作業が実行されると、それに併せ
て吐出ポンプ24が作動して、ホース16内圧が常に所
定の圧力に保たれるように吐出ポンプ24がシール剤S
をホース16側に定量的に供給する。
ように、シーリングロボット6がもつ吐出ガン8によっ
て実際のシール剤塗布作業が実行されると、それに併せ
て吐出ポンプ24が作動して、ホース16内圧が常に所
定の圧力に保たれるように吐出ポンプ24がシール剤S
をホース16側に定量的に供給する。
【0045】この時、タンク9の上部に分離した油分Q
が浮上していたとしても、蓋体22の下面の筒状部材2
6がその油分Qの層よりも下方のシール剤Sの層に直接
臨んでいるために、吐出ポンプ24側に油分Qを吸い込
んでしまうことはない。また、蓋体22と液面との間に
空気Aが封じ込められていたとしても、上記と同様の理
由によりその空気Aを吐出ポンプ24側に吸い込んでし
まうことがない。
が浮上していたとしても、蓋体22の下面の筒状部材2
6がその油分Qの層よりも下方のシール剤Sの層に直接
臨んでいるために、吐出ポンプ24側に油分Qを吸い込
んでしまうことはない。また、蓋体22と液面との間に
空気Aが封じ込められていたとしても、上記と同様の理
由によりその空気Aを吐出ポンプ24側に吸い込んでし
まうことがない。
【0046】そして、上記のようにポンプユニット10
はその自重のみによってタンク9内に液面上に静止して
いることから、吐出ポンプ24によるシール剤Sの吐出
に伴ってタンク9内の液面レベルが下がると、それに応
じてポンプユニット10は自重により徐々に降下する。
はその自重のみによってタンク9内に液面上に静止して
いることから、吐出ポンプ24によるシール剤Sの吐出
に伴ってタンク9内の液面レベルが下がると、それに応
じてポンプユニット10は自重により徐々に降下する。
【0047】このように本実施形態によれば、上面吸い
込み方式にてタンク9内のシール剤Sを吸い込みながら
シーリングロボット6にてシール剤塗布作業を行った場
合に、分離した油分Qがタンク9の上部に浮上していた
り、あるいは蓋体22の下側に空気Aが封じ込められて
いたとしても、それらの油分Qや空気Aを吐出ポンプ2
4側に吸い込んでしまうことがない。それによって、吐
出ガン8によって塗布されたビード状のシール剤Sの連
続性の途切れを未然に防止することができる。
込み方式にてタンク9内のシール剤Sを吸い込みながら
シーリングロボット6にてシール剤塗布作業を行った場
合に、分離した油分Qがタンク9の上部に浮上していた
り、あるいは蓋体22の下側に空気Aが封じ込められて
いたとしても、それらの油分Qや空気Aを吐出ポンプ2
4側に吸い込んでしまうことがない。それによって、吐
出ガン8によって塗布されたビード状のシール剤Sの連
続性の途切れを未然に防止することができる。
【0048】図7,8は本発明の第2の実施の形態を示
す図であって、吐出ポンプ24の吸込口25が蓋体22
の裏面に直接開口している点では図1に示したものと同
一であるものの、筒状部材26を有しておらず、しかも
図1に示したシールゴム23に代えて透湿性のシール材
35が設けられている点で異なっている。
す図であって、吐出ポンプ24の吸込口25が蓋体22
の裏面に直接開口している点では図1に示したものと同
一であるものの、筒状部材26を有しておらず、しかも
図1に示したシールゴム23に代えて透湿性のシール材
35が設けられている点で異なっている。
【0049】すなわち、蓋体22の全外周縁部には不織
布(フェルト)等の油透過性材料(透湿性材料)からな
るシール材35が一体に設けられており、したがって、
タンク9内の液面上にポンプユニット10を自重にて静
置させた場合には、シール材35がタンク9上部の油分
Qのみの透過を許容するがために、その蓋体22の上方
へ油分Qのみが徐々に移動し、蓋体22は最終的に油分
Qと固形分の多いシール剤Sとの境界部に位置すること
になる。
布(フェルト)等の油透過性材料(透湿性材料)からな
るシール材35が一体に設けられており、したがって、
タンク9内の液面上にポンプユニット10を自重にて静
置させた場合には、シール材35がタンク9上部の油分
Qのみの透過を許容するがために、その蓋体22の上方
へ油分Qのみが徐々に移動し、蓋体22は最終的に油分
Qと固形分の多いシール剤Sとの境界部に位置すること
になる。
【0050】したがって、本実施形態によれば、吐出ポ
ンプ24の吸込口25が直接固形分の多いシール剤Sの
層に開口しているために、そのシール剤Sから分離した
油分Qや空気を吐出ポンプ24側に吸い込んでしまうこ
とがない。
ンプ24の吸込口25が直接固形分の多いシール剤Sの
層に開口しているために、そのシール剤Sから分離した
油分Qや空気を吐出ポンプ24側に吸い込んでしまうこ
とがない。
【0051】図9〜11は本発明の第3の実施の形態を
示す図であって、図7,8と比較すると明らかなよう
に、透湿性のシール材35に代えてシールゴム36が蓋
体22の全外周縁部に一体に固定されているとともに、
このシールゴム36の下面側の周縁エッジ部の全周に沿
って略V字状の多数のスリット37,37…が形成され
ている点で異なっている。このスリット37,37…
は、最大幅寸法および最大高さ寸法ともに例えば0.2
mm以下に設定される。
示す図であって、図7,8と比較すると明らかなよう
に、透湿性のシール材35に代えてシールゴム36が蓋
体22の全外周縁部に一体に固定されているとともに、
このシールゴム36の下面側の周縁エッジ部の全周に沿
って略V字状の多数のスリット37,37…が形成され
ている点で異なっている。このスリット37,37…
は、最大幅寸法および最大高さ寸法ともに例えば0.2
mm以下に設定される。
【0052】この実施形態によれば、図10に示すよう
にタンク9の内周面に対してシールゴム36が撓みなが
ら圧接することにより、そのシール部位ではタンク9の
円周方向に沿って線接触に近いかたちとなるとともに、
多数のスリット37,37…の微細な空間が毛細管理象
によって油透過性機能を発揮する。
にタンク9の内周面に対してシールゴム36が撓みなが
ら圧接することにより、そのシール部位ではタンク9の
円周方向に沿って線接触に近いかたちとなるとともに、
多数のスリット37,37…の微細な空間が毛細管理象
によって油透過性機能を発揮する。
【0053】つまり、上記のシールゴム36のスリット
37,37…は図7,8の油透過性のシール材35と同
等のはたらきをして、固形分を含まない油分Qや空気が
蓋体22の上方に通過するのを許容することから、これ
によって第2の実施の形態と全く同様の作用効果が得ら
れることになる。
37,37…は図7,8の油透過性のシール材35と同
等のはたらきをして、固形分を含まない油分Qや空気が
蓋体22の上方に通過するのを許容することから、これ
によって第2の実施の形態と全く同様の作用効果が得ら
れることになる。
【図1】本発明の代表的な実施の形態を示すシール剤の
定量供給装置の構成説明図。
定量供給装置の構成説明図。
【図2】図1の定量供給装置が適用されるシリンダブロ
ック鋳造用砂鋳型の造型ライン全体の概略平面図。
ック鋳造用砂鋳型の造型ライン全体の概略平面図。
【図3】図2の第1シーリング工程の説明図。
【図4】図2の第2シーリング工程の説明図。
【図5】図2の型合わせ工程の説明図。
【図6】図1のa部拡大図。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すポンプユニッ
トの構成説明図。
トの構成説明図。
【図8】図7のb部拡大図。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示すポンプユニッ
トの構成説明図。
トの構成説明図。
【図10】図9のc部拡大図。
【図11】図10のB方向矢視図。
1…鋳型 2…下型(主型) 4…シール剤塗布装置 5…中子 6…シーリングロボット 7…ロボットアーム 8…吐出ガン 9…タンク 10…ポンプユニット 13…シール剤塗布装置 14…上型(主型) 22…蓋体 23…シールゴム 24…吐出ポンプ 25…吸込口 26…筒状部材 35…透湿性シール材 36…シールゴム 37…スリット S…液状のシール剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22C 9/00 B22C 9/00 D B25J 9/22 B25J 9/22 Z
Claims (5)
- 【請求項1】 鋳型に塗布すべき高粘度の液状のシール
剤が収容されたタンクの上部にポンプユニットを配置
し、前記タンク内のシール剤のうち上部のものから順に
吸引して外部に吐出するようにした鋳型用シール剤の供
給装置であって、 前記ポンプユニットは、上部が開放された筒状のタンク
の内周面に摺接するようにシール剤の液面レベル位置近
傍に配置されて、その液面レベルの変動に応じて上下動
可能な蓋体と、この蓋体の上面に固定された吐出ポンプ
とから構成されているとともに、 前記吐出ポンプの吸込口が蓋体の下面よりも所定量だけ
下方位置でシール剤の内部に開口していることを特徴と
する鋳型用シール剤の供給装置。 - 【請求項2】 前記吐出ポンプの吸込口が、蓋体の下面
から下方に突出する筒状体を介してシール剤の内部に開
口していることを特徴とする請求項1記載の鋳型用シー
ル剤の供給装置。 - 【請求項3】 鋳型に塗布すべき高粘度の液状のシール
剤が収容されたタンクの上部にポンプユニットを配置
し、前記タンク内のシール剤のうち上部のものから順に
吸引して外部に吐出するようにした鋳型用シール剤の供
給装置であって、 前記ポンプユニットは、上部が開放された筒状のタンク
の内周面に摺接するようにシール剤の液面レベル位置近
傍に配置されて、その液面レベルの変動に応じて上下動
可能な蓋体と、この蓋体の上面に固定された吐出ポンプ
とから構成されているとともに、 前記蓋体の周縁部のうちタンクの内周面と摺接する部分
には透湿性シール材が装着されていることを特徴とする
鋳型用シール剤の供給装置。 - 【請求項4】 前記蓋体の周縁部のうちタンクの内周面
と摺接する部分には、請求項3に記載の透湿性シール材
に代えてゴム製のシール材が設けられていて、このシー
ル材の下部周縁には多数のスリットが形成されているこ
とを特徴とする鋳型用シール剤の供給装置。 - 【請求項5】 シーリングロボットと、 このシーリングロボットのロボットアーム先端に支持さ
れた吐出ガンと、 該吐出ガンに対して高粘度の液状のシール剤を定量供給
するシール剤供給手段とを備えていて、 前記シーリングロボットが、予め設定された塗布軌跡に
沿って吐出ガンを動かして、鋳型のうち主型同士もしく
は主型と中子との合わせ面となるべき部位にシール剤を
ビード状に塗布するようにした鋳型用シール剤の塗布装
置であって、 前記シール剤供給手段が請求項1〜4のいずれかに記載
の供給装置にて構成されていることを特徴とする鋳型用
シール剤の塗布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10211196A JPH09285838A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 鋳型用シール剤の供給装置およびこの供給装置を用いた鋳型用シール剤の塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10211196A JPH09285838A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 鋳型用シール剤の供給装置およびこの供給装置を用いた鋳型用シール剤の塗布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285838A true JPH09285838A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14318699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10211196A Pending JPH09285838A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 鋳型用シール剤の供給装置およびこの供給装置を用いた鋳型用シール剤の塗布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285838A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003112087A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-15 | Three Bond Co Ltd | 材料圧送装置及び材料容器 |
| KR101147042B1 (ko) * | 2011-11-23 | 2012-05-17 | 주식회사 한일루브텍 | 용기 입액형 펌프의 리프트 장치 |
| JP2021011831A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | ダイキン工業株式会社 | フォロアプレートおよびポンプ装置 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10211196A patent/JPH09285838A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003112087A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-15 | Three Bond Co Ltd | 材料圧送装置及び材料容器 |
| KR101147042B1 (ko) * | 2011-11-23 | 2012-05-17 | 주식회사 한일루브텍 | 용기 입액형 펌프의 리프트 장치 |
| JP2021011831A (ja) * | 2019-07-04 | 2021-02-04 | ダイキン工業株式会社 | フォロアプレートおよびポンプ装置 |
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