JPH09286168A - 感熱記録材料およびその製造方法 - Google Patents
感熱記録材料およびその製造方法Info
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- JPH09286168A JPH09286168A JP8099755A JP9975596A JPH09286168A JP H09286168 A JPH09286168 A JP H09286168A JP 8099755 A JP8099755 A JP 8099755A JP 9975596 A JP9975596 A JP 9975596A JP H09286168 A JPH09286168 A JP H09286168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた記録感度と画質を有する感熱記録材料
を提供する。 【解決手段】 支持体の少なくとも一方の面に、染料前
駆体、顕色剤および結着樹脂から形成された多孔性感熱
発色層を設けた感熱記録材料において、該多孔性感熱発
色層の密度が0.1〜0.8g/cm3であることを特
徴とする感熱記録材料。
を提供する。 【解決手段】 支持体の少なくとも一方の面に、染料前
駆体、顕色剤および結着樹脂から形成された多孔性感熱
発色層を設けた感熱記録材料において、該多孔性感熱発
色層の密度が0.1〜0.8g/cm3であることを特
徴とする感熱記録材料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は感熱記録材料に関す
るものである。さらに詳しく述べるならば、本発明は優
れた記録感度と画質を有する感熱記録材料およびその製
造方法に関するものである。
るものである。さらに詳しく述べるならば、本発明は優
れた記録感度と画質を有する感熱記録材料およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱記録方式は単に加熱するだけで発色
画像が得られ、またこの記録装置を比較的簡単にコンパ
クトなものにすることができるなどの利点が高く評価さ
れ、各種情報記録方式として広範囲に利用されている。
画像が得られ、またこの記録装置を比較的簡単にコンパ
クトなものにすることができるなどの利点が高く評価さ
れ、各種情報記録方式として広範囲に利用されている。
【0003】特に近年、このような感熱記録方式を用い
るファクシミリ、プリンターの装置の改良が進み、従来
は困難とされていた高速記録が可能となっている。この
ような機器の高速化にともないそれに使用される感熱記
録材料も記録感度の一層の向上が要求され、これに関す
る多くの提案がなされている。
るファクシミリ、プリンターの装置の改良が進み、従来
は困難とされていた高速記録が可能となっている。この
ような機器の高速化にともないそれに使用される感熱記
録材料も記録感度の一層の向上が要求され、これに関す
る多くの提案がなされている。
【0004】感熱記録紙の記録感度向上のために、感熱
記録材料の基材の断熱性が重要とされている。そこで、
下塗り層中に無機顔料よりも熱伝導率の低い疎水性有機
高分子化合物粒子を含有させる(特開昭59ー1716
85号公報、特開昭60ー2397号公報)とか更に空
気の断熱性を加味するため、中空有機高分子化合物の微
粒子を下塗り層に含有させる(特開昭59ー17168
5号公報、特開昭59ー225987号公報)などが提
案されている。
記録材料の基材の断熱性が重要とされている。そこで、
下塗り層中に無機顔料よりも熱伝導率の低い疎水性有機
高分子化合物粒子を含有させる(特開昭59ー1716
85号公報、特開昭60ー2397号公報)とか更に空
気の断熱性を加味するため、中空有機高分子化合物の微
粒子を下塗り層に含有させる(特開昭59ー17168
5号公報、特開昭59ー225987号公報)などが提
案されている。
【0005】しかし下塗り層中に、これら各種の断熱性
を付与する材料を含有させた場合、ある程度感度は向上
するものの、装置の高速記録化の開発スピードに追いつ
けず、いまだ不十分な改良にとどまっていた。
を付与する材料を含有させた場合、ある程度感度は向上
するものの、装置の高速記録化の開発スピードに追いつ
けず、いまだ不十分な改良にとどまっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
断熱性を付与する材料を含む下塗り層を設けた感熱記録
材料においては記録感度は向上するが、不十分な改良で
あり、本発明はより高い記録感度と優れた画質を有する
感熱記録材料を提供するものである。
断熱性を付与する材料を含む下塗り層を設けた感熱記録
材料においては記録感度は向上するが、不十分な改良で
あり、本発明はより高い記録感度と優れた画質を有する
感熱記録材料を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は空隙構造を有す
る感熱発色層の密度を適正化することによって達成され
る。すなわち、本発明は支持体の少なくとも一方の面
に、染料前駆体、顕色剤および結着樹脂から形成された
空隙構造を有する感熱発色層を設けた感熱記録材料にお
いて、該感熱発色層の密度が0.1〜0.8g/cm3
である感熱記録材料に存する。また、本発明は支持体の
少なくとも一方の面に、染料前駆体、および結着樹脂を
含有する感熱発色層塗工液に機械的撹拌を施すことによ
り多数の微細気泡を含有させた発泡塗工液を塗工し、乾
燥することにより感熱発色層を設けた感熱記録材料の製
造方法に存する。
る感熱発色層の密度を適正化することによって達成され
る。すなわち、本発明は支持体の少なくとも一方の面
に、染料前駆体、顕色剤および結着樹脂から形成された
空隙構造を有する感熱発色層を設けた感熱記録材料にお
いて、該感熱発色層の密度が0.1〜0.8g/cm3
である感熱記録材料に存する。また、本発明は支持体の
少なくとも一方の面に、染料前駆体、および結着樹脂を
含有する感熱発色層塗工液に機械的撹拌を施すことによ
り多数の微細気泡を含有させた発泡塗工液を塗工し、乾
燥することにより感熱発色層を設けた感熱記録材料の製
造方法に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、シート状支持体
上に形成される空隙構造を有する感熱発色層は、染料前
駆体、顕色剤および結着樹脂を主成分として含むもので
ある。このような感熱発色層は、染料前駆体、顕色剤お
よび樹脂を主成分とした液状物に、機械的攪拌を施して
これに微細な多数の気泡を形成分散させ、この気泡含有
樹脂液を支持体に塗工、乾燥して形成することができ
る。
上に形成される空隙構造を有する感熱発色層は、染料前
駆体、顕色剤および結着樹脂を主成分として含むもので
ある。このような感熱発色層は、染料前駆体、顕色剤お
よび樹脂を主成分とした液状物に、機械的攪拌を施して
これに微細な多数の気泡を形成分散させ、この気泡含有
樹脂液を支持体に塗工、乾燥して形成することができ
る。
【0009】また本発明の感熱層に使用可能な電子供与
性発色性染料前駆体としては、一般の感圧記録紙、感熱
記録紙等にもちいられているものであれば特に制限な
い。その具体例を挙げれば、(1)トリアリールメタン
系化合物として、例えば、3,3−ビス(P−ジメチル
アミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリドなど。 (2)ジメチルフェニルメタン系化合物としては、例え
ば、4,4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリンベン
ジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニルロ
イコオーラミンなど。 (3)キサンテン系化合物として、例えばローダミンB
−アニリノラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベン
ジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ブチ
ルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−
クロロアニリノ)フルオラン、3−ピペリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−エチル−トリルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−シク
ロヘキシル−メチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−
(β−エトキシエチル)アミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロロプロピル)ア
ミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エ
チルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−ジブチルアミノ−7−クロロアニリノフルオラン等
がある。 これらの染料前駆体は、単独、または2種以上を併用し
て用いることができ、感熱記録材料の用途および希望す
る特性により適宜選択使用される。
性発色性染料前駆体としては、一般の感圧記録紙、感熱
記録紙等にもちいられているものであれば特に制限な
い。その具体例を挙げれば、(1)トリアリールメタン
系化合物として、例えば、3,3−ビス(P−ジメチル
アミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリドなど。 (2)ジメチルフェニルメタン系化合物としては、例え
ば、4,4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリンベン
ジルエーテル、N−2,4,5−トリクロロフェニルロ
イコオーラミンなど。 (3)キサンテン系化合物として、例えばローダミンB
−アニリノラクタム、3−ジエチルアミノ−7−ジベン
ジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ブチ
ルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(2−
クロロアニリノ)フルオラン、3−ピペリジノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−エチル−トリルア
ミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−シク
ロヘキシル−メチルアミノ−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−
(β−エトキシエチル)アミノフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−クロロ−7−(γ−クロロプロピル)ア
ミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7
−アニリノフルオラン、3−(N−イソアミル−N−エ
チルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−ジブチルアミノ−7−クロロアニリノフルオラン等
がある。 これらの染料前駆体は、単独、または2種以上を併用し
て用いることができ、感熱記録材料の用途および希望す
る特性により適宜選択使用される。
【0010】本発明に使用される顕色剤としては、フェ
ノール誘導体、芳香族カルボン酸誘導体が好ましく特に
ビスフェノール類が好ましい。これを具体的に例示する
と、フェノール類としてはp−オクチルフェノール、p
−tert−ブチルフェノール、p−フェニルフェノー
ル、2,2ービス(p−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ペンタ
ン、1,1−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサ
ン、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサ
ン、1,1−ビス(pーヒドロキシフェニル)−2−エ
チルヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4’−イソポロピルオキシジフェ
ニルスルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホンなどが挙げられる。また、芳香族カルボ
ン酸誘導体としては、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒ
ドロキシ安息香酸ブチル、3,5−ジ−tert−ブチ
ルサリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチ
ル酸、および上記カルボン酸の多価金属塩などが挙げら
れる。
ノール誘導体、芳香族カルボン酸誘導体が好ましく特に
ビスフェノール類が好ましい。これを具体的に例示する
と、フェノール類としてはp−オクチルフェノール、p
−tert−ブチルフェノール、p−フェニルフェノー
ル、2,2ービス(p−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ペンタ
ン、1,1−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサ
ン、2,2−ビス(p−ヒドロキシフェニル)ヘキサ
ン、1,1−ビス(pーヒドロキシフェニル)−2−エ
チルヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5
−ジクロロフェニル)プロパン、ジヒドロキシジフェニ
ルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、4−ヒドロキシ−4’−イソポロピルオキシジフェ
ニルスルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェ
ニル)スルホンなどが挙げられる。また、芳香族カルボ
ン酸誘導体としては、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒ
ドロキシ安息香酸ブチル、3,5−ジ−tert−ブチ
ルサリチル酸、3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチ
ル酸、および上記カルボン酸の多価金属塩などが挙げら
れる。
【0011】これらの染料前駆体、顕色剤は一般に水を
分散媒体として使用し、ボールミル、コボールミル、ア
トライター、縦型や横型のサンドミル等の各種湿式粉砕
機によって、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、および
スチレンー無水マレイン酸共重合体塩等のような水溶性
合成高分子、その他界面活性剤と共に分散して分散液と
した後、感熱発色塗工液調製に用いられる。
分散媒体として使用し、ボールミル、コボールミル、ア
トライター、縦型や横型のサンドミル等の各種湿式粉砕
機によって、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、および
スチレンー無水マレイン酸共重合体塩等のような水溶性
合成高分子、その他界面活性剤と共に分散して分散液と
した後、感熱発色塗工液調製に用いられる。
【0012】結着樹脂としては、例えば、種々の分子量
およびケン化度のポリビニルアルコールおよびその誘導
体、デンプン、その誘導体および例えば酸化デンプンの
ような各種加工デンプン、メトキシセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロース、およびエチ
ルセルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソ
ーダ、ポリビニルピロリドン、アクリル酸アミド−アク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド−アクリル
酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン
−無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、ポリアクリル
アミドおよびその誘導体、ポリエチレングリコール等の
水溶性樹脂、並びに、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、
スチレン−ブタジエン共重合体(SBRラテックス)、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体(NBRラテッ
クス)、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体
(MBRラテックス)、ポリアクリル酸エステル、ポリ
メタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エステル−スチ
レン共重合体、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン
−ブタジエン−アクリル系共重合体、ポリ塩化ビニリデ
ン等の水分散型樹脂さらには、ニカワ、カゼイン、大豆
タンパク、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム等を用いる
ことができるが、これらに限定されるものではない。こ
れらの樹脂は必要に応じて、単独または2種類以上混合
して使用することができる。また、これらの樹脂は塗膜
構成成分としての機能以外に、形成された気泡の安定性
向上を目的とする粘度調整剤としての機能も併せて保有
する。
およびケン化度のポリビニルアルコールおよびその誘導
体、デンプン、その誘導体および例えば酸化デンプンの
ような各種加工デンプン、メトキシセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、メチルセルロース、およびエチ
ルセルロース等のセルロース誘導体、ポリアクリル酸ソ
ーダ、ポリビニルピロリドン、アクリル酸アミド−アク
リル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド−アクリル
酸エステル−メタクリル酸エステル共重合体、スチレン
−無水マレイン酸共重合体のアルカリ塩、ポリアクリル
アミドおよびその誘導体、ポリエチレングリコール等の
水溶性樹脂、並びに、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、
スチレン−ブタジエン共重合体(SBRラテックス)、
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体(NBRラテッ
クス)、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体
(MBRラテックス)、ポリアクリル酸エステル、ポリ
メタクリル酸エステル、ポリアクリル酸エステル−スチ
レン共重合体、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン
−ブタジエン−アクリル系共重合体、ポリ塩化ビニリデ
ン等の水分散型樹脂さらには、ニカワ、カゼイン、大豆
タンパク、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム等を用いる
ことができるが、これらに限定されるものではない。こ
れらの樹脂は必要に応じて、単独または2種類以上混合
して使用することができる。また、これらの樹脂は塗膜
構成成分としての機能以外に、形成された気泡の安定性
向上を目的とする粘度調整剤としての機能も併せて保有
する。
【0013】本発明において、他に感熱発色層を構成す
る材料としては界面活性剤、増感剤、無機または有機顔
料、ワックス類、金属石鹸、さらに必要に応じ紫外線吸
収剤、保存性安定剤、蛍光染料、着色染料なでを挙げる
ことができる。
る材料としては界面活性剤、増感剤、無機または有機顔
料、ワックス類、金属石鹸、さらに必要に応じ紫外線吸
収剤、保存性安定剤、蛍光染料、着色染料なでを挙げる
ことができる。
【0014】界面活性剤は、機械的攪拌を施すための設
備の能力が不足であるために、所期の気泡含有状態が得
られなかったり、あるいは気泡含有液中の気泡の安定性
を向上する目的で使用され、発泡剤、整泡剤と称されて
いる。このような界面活性剤としては、高級脂肪酸、高
級脂肪酸変性物、高級脂肪酸のアルカリ塩等は、特に塗
工液の発泡性を高める効果、分散、含有させた気泡の安
定性向上効果が高いので使用することができる。
備の能力が不足であるために、所期の気泡含有状態が得
られなかったり、あるいは気泡含有液中の気泡の安定性
を向上する目的で使用され、発泡剤、整泡剤と称されて
いる。このような界面活性剤としては、高級脂肪酸、高
級脂肪酸変性物、高級脂肪酸のアルカリ塩等は、特に塗
工液の発泡性を高める効果、分散、含有させた気泡の安
定性向上効果が高いので使用することができる。
【0015】増感剤としてはステアリン酸アミド、エチ
レンビスステアリン酸アミド、メチロールベヘニン酸ア
ミド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アミド、p−ベン
ジルビフェニル、ジベンジルテレフタレート、1−ヒド
ロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、シュウ酸ジベンジ
ル、シュウ酸ジ−p−クロルベンジル、シュウ酸ジ−p
−メチルベンジル、アジピン酸ジ−o−クロルベンジ
ル、1,2−ビス(3−メ−ルフェノキシ)エタン、
1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3,4ー
ジメチルフェニル)エタンなどの他、各種公知の熱可塑
性物質を添加することができる。
レンビスステアリン酸アミド、メチロールベヘニン酸ア
ミド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アミド、p−ベン
ジルビフェニル、ジベンジルテレフタレート、1−ヒド
ロキシ−2−ナフトエ酸フェニル、シュウ酸ジベンジ
ル、シュウ酸ジ−p−クロルベンジル、シュウ酸ジ−p
−メチルベンジル、アジピン酸ジ−o−クロルベンジ
ル、1,2−ビス(3−メ−ルフェノキシ)エタン、
1,2−ジフェノキシエタン、1,2−ビス(3,4ー
ジメチルフェニル)エタンなどの他、各種公知の熱可塑
性物質を添加することができる。
【0016】有機又は無機の顔料としては、炭酸カルシ
ウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニ
ウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、焼成クレ
ー、タルク、および表面処理された炭酸カルシウムやシ
リカ等の無機系微粉末、並びに、尿素−ホルマリン樹
脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、およびポリスチ
レン樹脂等の有機系の微粉末などを挙げることができ
る。
ウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニ
ウム、水酸化亜鉛、硫酸バリウム、クレー、焼成クレ
ー、タルク、および表面処理された炭酸カルシウムやシ
リカ等の無機系微粉末、並びに、尿素−ホルマリン樹
脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、およびポリスチ
レン樹脂等の有機系の微粉末などを挙げることができ
る。
【0017】ワックス類としては、パラフィン、アミド
系ワックス、ビスイミド系ワックス、高級脂肪酸の金属
塩など公知のものを用いることができる。
系ワックス、ビスイミド系ワックス、高級脂肪酸の金属
塩など公知のものを用いることができる。
【0018】本発明において空隙構造を有する感熱発色
層は、前記の染料前駆体、顕色剤および結着樹脂を主成
分として含む混合物液に多数の微細気泡を含有させ、こ
れをシート状支持体上に塗工し、乾燥することによって
得ることができるが、気泡を形成、含有させる方法や設
備、および塗工方法には特に厳格な制限はない。また気
泡を含有する混合物液の気泡含有状態にも特に制限はな
いが、好ましくは気泡含有液の原液に対する体積比(以
下発泡倍率と記す)が1.2倍を越え10倍以下である
ことが好ましく、より好ましくは1.5倍を越え5倍以
下である。すなわち発泡倍率は気泡含有混合物液中の気
泡含有率を示す尺度である。
層は、前記の染料前駆体、顕色剤および結着樹脂を主成
分として含む混合物液に多数の微細気泡を含有させ、こ
れをシート状支持体上に塗工し、乾燥することによって
得ることができるが、気泡を形成、含有させる方法や設
備、および塗工方法には特に厳格な制限はない。また気
泡を含有する混合物液の気泡含有状態にも特に制限はな
いが、好ましくは気泡含有液の原液に対する体積比(以
下発泡倍率と記す)が1.2倍を越え10倍以下である
ことが好ましく、より好ましくは1.5倍を越え5倍以
下である。すなわち発泡倍率は気泡含有混合物液中の気
泡含有率を示す尺度である。
【0019】また、空隙構造を有する塗工層の密度は、
発泡倍率と相関がある。すなわち、高発泡倍率塗工液を
塗工した塗工層の密度は低くなり、逆に低発泡倍率塗工
液を塗工した塗工層密度は高くなる。塗工層の密度は
0.1を越え0.8g/cm3以下であることが好まし
く、より好ましくは0.15を越え0.5g/cm3以
下である。密度が0.1以下であれば、気泡を構成する
塗膜(壁)の厚さが薄くなり、得られる感熱発色層の強
度を十分なレベルに維持することが困難になることがあ
る。密度が0.8を越えると断熱性やクッション性が不
十分となり、目的とする感度、画質が得られない。
発泡倍率と相関がある。すなわち、高発泡倍率塗工液を
塗工した塗工層の密度は低くなり、逆に低発泡倍率塗工
液を塗工した塗工層密度は高くなる。塗工層の密度は
0.1を越え0.8g/cm3以下であることが好まし
く、より好ましくは0.15を越え0.5g/cm3以
下である。密度が0.1以下であれば、気泡を構成する
塗膜(壁)の厚さが薄くなり、得られる感熱発色層の強
度を十分なレベルに維持することが困難になることがあ
る。密度が0.8を越えると断熱性やクッション性が不
十分となり、目的とする感度、画質が得られない。
【0020】また、本発明における、優れた記録感度と
画質の発現メカニズムは、空隙構造を有する感熱発色層
の断熱性、圧縮特性等の物理的特性が関与しているもの
と考えられる。
画質の発現メカニズムは、空隙構造を有する感熱発色層
の断熱性、圧縮特性等の物理的特性が関与しているもの
と考えられる。
【0021】記録シート上に形成された感熱発色層の表
面の気孔の大きさは重要である。すなわち、感熱記録を
したとき、良好な画質を本発明の記録シート上に形成す
るには、感熱発色層の表面の平均気孔直径が0.5から
50μmの範囲にあることが好ましく、0.5から30
μmの範囲にあればさらに好ましい結果を与える。感熱
発色層表面の気孔直径は、光学顕微鏡もしくは走査型電
子顕微鏡写真と画像解析装置を用いて、計測することが
可能である。また、気孔の大きさは、気泡形成・分散処
理前の混合液の組成、すなわち材料の種類、配合比率、
あるいは前記の発泡倍率、塗工方式など、種々の要因に
よって影響されることが多いので適正な条件の設定が必
要である。さらに本発明における感熱記録層の表面の気
孔の大きさは、機械的攪拌によって得た、気泡含有混合
液中の気泡の大きさとも関係しており、おおむね混合液
中の気泡が小さいほど、塗工、乾燥後の感熱記録層表面
の気孔も小さくなるので、混合液の気泡含有状態には特
に制限はないものの、前記の感熱層の表面と同じ大き
さ、すなわち平均直径が0.5から50μmの微小気泡
が分散、混合されていることが好ましく、より好ましく
は、平均直径が0.5から30μmの範囲にあるのが良
い。含有された気泡の大きさは、その一部を光学顕微鏡
で写真撮影し、画像解析装置で計測することが可能であ
る。
面の気孔の大きさは重要である。すなわち、感熱記録を
したとき、良好な画質を本発明の記録シート上に形成す
るには、感熱発色層の表面の平均気孔直径が0.5から
50μmの範囲にあることが好ましく、0.5から30
μmの範囲にあればさらに好ましい結果を与える。感熱
発色層表面の気孔直径は、光学顕微鏡もしくは走査型電
子顕微鏡写真と画像解析装置を用いて、計測することが
可能である。また、気孔の大きさは、気泡形成・分散処
理前の混合液の組成、すなわち材料の種類、配合比率、
あるいは前記の発泡倍率、塗工方式など、種々の要因に
よって影響されることが多いので適正な条件の設定が必
要である。さらに本発明における感熱記録層の表面の気
孔の大きさは、機械的攪拌によって得た、気泡含有混合
液中の気泡の大きさとも関係しており、おおむね混合液
中の気泡が小さいほど、塗工、乾燥後の感熱記録層表面
の気孔も小さくなるので、混合液の気泡含有状態には特
に制限はないものの、前記の感熱層の表面と同じ大き
さ、すなわち平均直径が0.5から50μmの微小気泡
が分散、混合されていることが好ましく、より好ましく
は、平均直径が0.5から30μmの範囲にあるのが良
い。含有された気泡の大きさは、その一部を光学顕微鏡
で写真撮影し、画像解析装置で計測することが可能であ
る。
【0022】本発明において、混合液に気泡を形成、分
散させる方法(以下これを発泡方法と記す)は、例えば
遊星運動をしつつ回転する攪拌翼を有するいわゆる製菓
用の発泡機、一般に乳化分散等に利用されているホモミ
キサー、カウレスディゾルバー等の攪拌機あるいは密閉
系内に空気と混合液の混合物とを連続的に送入しながら
機械的に攪拌を施し、空気を微細な気泡に分散、混合で
きる装置、例えば米国ガストンカウンティー社、オラン
ダのストーク社等の連続発泡機を用いることができる
が、特に厳格な制限はない。
散させる方法(以下これを発泡方法と記す)は、例えば
遊星運動をしつつ回転する攪拌翼を有するいわゆる製菓
用の発泡機、一般に乳化分散等に利用されているホモミ
キサー、カウレスディゾルバー等の攪拌機あるいは密閉
系内に空気と混合液の混合物とを連続的に送入しながら
機械的に攪拌を施し、空気を微細な気泡に分散、混合で
きる装置、例えば米国ガストンカウンティー社、オラン
ダのストーク社等の連続発泡機を用いることができる
が、特に厳格な制限はない。
【0023】本発明の感熱記録材料に用いられるシート
状支持体としては、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質
紙、片つや紙、中質コート紙、微塗工紙、コート紙、ア
ート紙、キャストコート紙、クリヤーコート紙、樹脂ラ
ミネート紙の紙が一般的であるが、プラスティックフィ
ルム、合成紙、金属箔など、あるいはこれらを組み合わ
せた複合シートも任意に用いることができる。
状支持体としては、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質
紙、片つや紙、中質コート紙、微塗工紙、コート紙、ア
ート紙、キャストコート紙、クリヤーコート紙、樹脂ラ
ミネート紙の紙が一般的であるが、プラスティックフィ
ルム、合成紙、金属箔など、あるいはこれらを組み合わ
せた複合シートも任意に用いることができる。
【0024】シート状支持体上の感熱記録層の塗工量、
即ち塗工量は、得られる支持体の一面上の1m2当たり
の乾燥重量が2から40g(2〜40g/m2) の範囲
にあるようにするのが好ましい。塗工量が2g/m2よ
り少ない場合には、支持体の表面の粗さを充分に被覆す
るのが困難になることが多く、適正な平滑性を持った表
面の記録シートが得られなかったり、充分な断熱性や圧
縮変形性が得られないことがある。一方それが40g/
m2を越えるような場合は、感熱発色層の厚さが過大と
なり、多孔性感熱発色層内の結合強度が低下して、擦過
時にこの感熱発色層が剥離するなどのトラブルを発生
し、良好な記録が得られないこともある。従って、感熱
発色層の塗工量の適正化は、塗工液組成の適正化と同様
に充分な注意を払うのは当然である。
即ち塗工量は、得られる支持体の一面上の1m2当たり
の乾燥重量が2から40g(2〜40g/m2) の範囲
にあるようにするのが好ましい。塗工量が2g/m2よ
り少ない場合には、支持体の表面の粗さを充分に被覆す
るのが困難になることが多く、適正な平滑性を持った表
面の記録シートが得られなかったり、充分な断熱性や圧
縮変形性が得られないことがある。一方それが40g/
m2を越えるような場合は、感熱発色層の厚さが過大と
なり、多孔性感熱発色層内の結合強度が低下して、擦過
時にこの感熱発色層が剥離するなどのトラブルを発生
し、良好な記録が得られないこともある。従って、感熱
発色層の塗工量の適正化は、塗工液組成の適正化と同様
に充分な注意を払うのは当然である。
【0025】感熱発色層を支持体上に形成するための塗
工方式としては、メイヤーバー方式、グラビアロール方
式、ロール方式、リバースロール方式、ブレード方式、
ナイフ方式、エアーナイフ方式、押し出し方式、キャス
ト方式等の既知の方法から任意に選定することができ
る。
工方式としては、メイヤーバー方式、グラビアロール方
式、ロール方式、リバースロール方式、ブレード方式、
ナイフ方式、エアーナイフ方式、押し出し方式、キャス
ト方式等の既知の方法から任意に選定することができ
る。
【0026】本発明の感熱発色層を有するシートは、気
泡含有混合液をシート状支持体上に塗工、乾燥したまま
の状態でも良好な感熱記録像を示すことができるが、さ
らに金属製ロール2段以上で構成されるマシンカレンダ
ー、あるいは金属製ロールおよび樹脂製ロールあるいは
金属製ロールとコットン製ロールなどを適宜組み合わせ
て構成されるスーパーカレンダーを使用して、この感熱
発色層に仕上げ処理を施し、その表面の平滑性をさらに
向上させることができる。また塗工後、半乾燥状態もし
くは乾燥状態にあるシートの感熱発色層の表面を鏡面仕
上げを施した加温あるいは非加温状態のキャストドラム
等に接触させて、その表面平滑性を向上させてもよい。
しかし過度の加圧力下で上記平滑仕上げ処理を施すと、
感熱発色層中の気泡を取り囲む壁が破壊され、感熱発色
層の緻密化が生じて、断熱性やクッション性が低下する
あるいは感熱発色層表面の気孔の変形や破壊が起こるた
め、感熱発色層が有するすぐれた高感度な感熱記録性能
が得られなくなることもある。従って、前記の平滑仕上
げ処理に際しては処理条件を十分に検討することが必要
である。
泡含有混合液をシート状支持体上に塗工、乾燥したまま
の状態でも良好な感熱記録像を示すことができるが、さ
らに金属製ロール2段以上で構成されるマシンカレンダ
ー、あるいは金属製ロールおよび樹脂製ロールあるいは
金属製ロールとコットン製ロールなどを適宜組み合わせ
て構成されるスーパーカレンダーを使用して、この感熱
発色層に仕上げ処理を施し、その表面の平滑性をさらに
向上させることができる。また塗工後、半乾燥状態もし
くは乾燥状態にあるシートの感熱発色層の表面を鏡面仕
上げを施した加温あるいは非加温状態のキャストドラム
等に接触させて、その表面平滑性を向上させてもよい。
しかし過度の加圧力下で上記平滑仕上げ処理を施すと、
感熱発色層中の気泡を取り囲む壁が破壊され、感熱発色
層の緻密化が生じて、断熱性やクッション性が低下する
あるいは感熱発色層表面の気孔の変形や破壊が起こるた
め、感熱発色層が有するすぐれた高感度な感熱記録性能
が得られなくなることもある。従って、前記の平滑仕上
げ処理に際しては処理条件を十分に検討することが必要
である。
【0027】上記感熱発色層には、必要に応じてオーバ
ーコート層を設け印字時のサーマルヘッドとのスティッ
キングを改善するができる。ここで顔料の使用量は接着
剤1重量部中に1〜50重量部程度の範囲で添加される
ことが望ましい。また、オーバーコート層の塗工量は特
に限定されるものではないが、一般に1〜20g/m2の
範囲に設けられる。 更に、オーバーコート層中には、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ポリエチ
レンワックス、パラフィンワックス、エステルワックス
等の滑剤、分散剤、消泡剤、等の助剤を添加することが
できる。また、耐水性を向上する目的でグリオキザー
ル、エポキシ化合物、ホウ酸、ジアルデヒド澱粉、メチ
ロール基含有化合物等の硬化剤を添加することができ
る。
ーコート層を設け印字時のサーマルヘッドとのスティッ
キングを改善するができる。ここで顔料の使用量は接着
剤1重量部中に1〜50重量部程度の範囲で添加される
ことが望ましい。また、オーバーコート層の塗工量は特
に限定されるものではないが、一般に1〜20g/m2の
範囲に設けられる。 更に、オーバーコート層中には、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ポリエチ
レンワックス、パラフィンワックス、エステルワックス
等の滑剤、分散剤、消泡剤、等の助剤を添加することが
できる。また、耐水性を向上する目的でグリオキザー
ル、エポキシ化合物、ホウ酸、ジアルデヒド澱粉、メチ
ロール基含有化合物等の硬化剤を添加することができ
る。
【0028】更に、前述の如くして得られた感熱記録材
料の表面と裏面の接触時のブロッキング、帯電およびカ
ールを防止するため、裏面にバック層を設けることもで
きる。
料の表面と裏面の接触時のブロッキング、帯電およびカ
ールを防止するため、裏面にバック層を設けることもで
きる。
【0029】
【実施例】下記実施例によって本発明をさらに具体的に
説明する。但し本発明はこれらによって制限されるもの
ではない。なお、実施例および比較例中の「部」は全て
重量部数を表す。
説明する。但し本発明はこれらによって制限されるもの
ではない。なお、実施例および比較例中の「部」は全て
重量部数を表す。
【0030】実施例1 下記成分を混合して、感熱発色層用塗液を調製した。 染料前駆体分散液の調整 3ー(NーエチルーNーイソアミルアミノ)ー6ーメチルー7ー 20部 アニリノフルオラン ポリビニルアルコール10%液 10部 水 70部 この組成物を縦型サンドミル(五十嵐機械製造社製サン
ドグラインダー)に装入し、これに分散メディアとして
直径1.2mmガラスビーズをもちいて分散微細化操作
を30分施し、ひき続き組成物を横型サンドミル(五十
嵐機械製造社製ウルトラビスコミル)に装入し、これに
分散メディアとして直径0.6mmのガラスビーズを用
いて分散微細化操作を10分間施した。 顕色剤分散液の調製 2,2ービス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン 10部 p−ベンジルビフェニル 10部 ポリビニルアルコール10%液 10部 水 70部 この組成物を前記染料前駆体分散物の調製方法と同じ方
法により分散した。 感熱発色層塗工液の調整 上記染料前駆体分散液40部、および顕色剤分散液16
0部に、炭酸カルシウム40部、30%パラフィン分散
液20部、10%ポリビニルアルコール水溶液180
部、5%カルボキシメチルセルロース水溶液100部、
30%高級脂肪酸系整泡剤30部を混合し、撹拌して感
熱発色層用塗工液を調製した。この感熱発色層用塗工液
を、愛工舎製作所製ケンミックスアイコーPRO(商
標)を用いて、撹拌速度490rpmで5分間の発泡処
理を行った。発泡倍率は2.0倍であった。この発泡塗
工液を直ちに、支持体として坪量50g/m2の上質紙
(酸性紙)にアプリケーターバーで塗工量が5g/m2
となるよう塗工し乾燥して空隙構造を有する感熱発色層
を形成し、感熱記録材料を作製した。
ドグラインダー)に装入し、これに分散メディアとして
直径1.2mmガラスビーズをもちいて分散微細化操作
を30分施し、ひき続き組成物を横型サンドミル(五十
嵐機械製造社製ウルトラビスコミル)に装入し、これに
分散メディアとして直径0.6mmのガラスビーズを用
いて分散微細化操作を10分間施した。 顕色剤分散液の調製 2,2ービス(p−ヒドロキシフェニル)プロパン 10部 p−ベンジルビフェニル 10部 ポリビニルアルコール10%液 10部 水 70部 この組成物を前記染料前駆体分散物の調製方法と同じ方
法により分散した。 感熱発色層塗工液の調整 上記染料前駆体分散液40部、および顕色剤分散液16
0部に、炭酸カルシウム40部、30%パラフィン分散
液20部、10%ポリビニルアルコール水溶液180
部、5%カルボキシメチルセルロース水溶液100部、
30%高級脂肪酸系整泡剤30部を混合し、撹拌して感
熱発色層用塗工液を調製した。この感熱発色層用塗工液
を、愛工舎製作所製ケンミックスアイコーPRO(商
標)を用いて、撹拌速度490rpmで5分間の発泡処
理を行った。発泡倍率は2.0倍であった。この発泡塗
工液を直ちに、支持体として坪量50g/m2の上質紙
(酸性紙)にアプリケーターバーで塗工量が5g/m2
となるよう塗工し乾燥して空隙構造を有する感熱発色層
を形成し、感熱記録材料を作製した。
【0031】実施例2 ケンミックスアイコーPROを用いて、撹拌速度490
rpmで15分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工
液の発泡倍率が5.0倍であったこと以外は、実施例1
と同様に感熱記録材料を作製した。
rpmで15分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工
液の発泡倍率が5.0倍であったこと以外は、実施例1
と同様に感熱記録材料を作製した。
【0032】実施例3 下記成分を混合して、下塗り層用塗液を調製した。 下塗り層塗工液の調整 焼成クレー 100部 5%変性澱粉水溶液 100部 48%スチレン・ブタジエンラテックス 20部 水 90部 この下塗り層塗工液を、坪量50g/m2の上質紙メイ
ヤーーバーで塗工量が10g/m2となるよう塗工し乾
燥して下塗り層を形成した。本下塗り層塗工紙を支持体
として用いた以外は、実施例1と同様に感熱記録材料を
作製した。
ヤーーバーで塗工量が10g/m2となるよう塗工し乾
燥して下塗り層を形成した。本下塗り層塗工紙を支持体
として用いた以外は、実施例1と同様に感熱記録材料を
作製した。
【0033】実施例4 支持体に合成紙(王子油化合成紙製、ユポFPG−11
0)を使用した以外は、実施例1と同様に感熱記録材料
を得た。
0)を使用した以外は、実施例1と同様に感熱記録材料
を得た。
【0034】実施例5 発泡塗工液の塗工量を10g/m2とした以外は実施例
1と同様に感熱記録材料を得た。
1と同様に感熱記録材料を得た。
【0035】実施例6 ケンミックスアイコーPROを用いて、撹拌速度490
rpmで2分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工液
の発泡倍率が1.5倍であったこと以外は、実施例1と
同様に感熱記録材料を作製した。
rpmで2分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工液
の発泡倍率が1.5倍であったこと以外は、実施例1と
同様に感熱記録材料を作製した。
【0036】実施例7 ケンミックスアイコーPROを用いて、撹拌速度490
rpmで20分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工
液の発泡倍率が7.0倍であったこと以外は、実施例1
と同様に感熱記録材料を作製した。
rpmで20分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工
液の発泡倍率が7.0倍であったこと以外は、実施例1
と同様に感熱記録材料を作製した。
【0037】実施例8 ケンミックスアイコーPROを用いて、撹拌速度490
rpmで1分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工液
の発泡倍率が1.3倍であったこと以外は、実施例1と
同様に感熱記録材料を作製した。
rpmで1分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工液
の発泡倍率が1.3倍であったこと以外は、実施例1と
同様に感熱記録材料を作製した。
【0038】比較例1 実施例1の感熱発色層用塗工液を発泡処理を施すことな
しで、支持体として坪量50g/m2の上質紙にメイヤ
ーーバーで塗工量が5g/m2となるよう塗工し乾燥し
て感熱記録層を形成した。これにスーパーカレンダー処
理を施して、その表面平滑度を王研式平滑度計で800
秒に平滑化し、感熱記録材料を作製した。
しで、支持体として坪量50g/m2の上質紙にメイヤ
ーーバーで塗工量が5g/m2となるよう塗工し乾燥し
て感熱記録層を形成した。これにスーパーカレンダー処
理を施して、その表面平滑度を王研式平滑度計で800
秒に平滑化し、感熱記録材料を作製した。
【0039】比較例2 支持体として、実施例3で得た下塗り層塗工紙を用いた
以外は、比較例1と同様に感熱記録材料を作製した。
以外は、比較例1と同様に感熱記録材料を作製した。
【0040】比較例3 ケンミックスアイコーPROを用いて、撹拌速度490
rpmで30分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工
液の発泡倍率が10倍であったこと以外は、実施例1と
同様に感熱記録材料を作製した。
rpmで30分間の発泡処理を行い。得られた発泡塗工
液の発泡倍率が10倍であったこと以外は、実施例1と
同様に感熱記録材料を作製した。
【0041】[性能評価] [記録特性]実施例1〜8および比較例1〜3で得られ
た11種の感熱記録材料を、感熱記録評価機(大倉電機
製、TH−PMD)を使用し、0.2mj/dotの印
荷エネルギーでベタ印字を行い。印字部の反射濃度をマ
クベス反射濃度計を用いて測定するとともに、印字部の
画質を下記基準により目視評価した。 ◎:濃度むらが無く、極めて良好である。 ○:若干の濃度むらが認められるものの、概ね良好であ
る。 △:濃度むらが顕著に認められ、好ましくない。
た11種の感熱記録材料を、感熱記録評価機(大倉電機
製、TH−PMD)を使用し、0.2mj/dotの印
荷エネルギーでベタ印字を行い。印字部の反射濃度をマ
クベス反射濃度計を用いて測定するとともに、印字部の
画質を下記基準により目視評価した。 ◎:濃度むらが無く、極めて良好である。 ○:若干の濃度むらが認められるものの、概ね良好であ
る。 △:濃度むらが顕著に認められ、好ましくない。
【0042】[表面強度]記録部に粘着テープを貼り、
90℃の角度でゆっくりと剥がした際の、記録部分の剥
離を目視評価した。 ○:記録部の剥離無し。 △:若干剥離が認められるが、実用上問題無し。 ×:記録部の剥離有り。 以上の結果を表1に示す。
90℃の角度でゆっくりと剥がした際の、記録部分の剥
離を目視評価した。 ○:記録部の剥離無し。 △:若干剥離が認められるが、実用上問題無し。 ×:記録部の剥離有り。 以上の結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【発明の効果】表1より明らからように、本発明の感熱
記録材料は、優れた記録感度と画質を有しており、実用
上極めて有用なものである。
記録材料は、優れた記録感度と画質を有しており、実用
上極めて有用なものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体の少なくとも一方の面に、染料前
駆体、顕色剤および結着樹脂から形成された空隙構造を
有する感熱発色層を設けた感熱記録材料において、該感
熱発色層の密度が0.1〜0.8g/cm3であること
を特徴とする感熱記録材料。 - 【請求項2】 支持体の少なくとも一方の面に、染料前
駆体、顕色剤および結着樹脂を含有する感熱発色層塗工
液に機械的撹拌を施すことにより多数の微細気泡を含有
させた発泡塗工液を塗工し、乾燥することにより感熱発
色層を設けることを特徴とする感熱記録材料の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8099755A JPH09286168A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 感熱記録材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8099755A JPH09286168A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 感熱記録材料およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09286168A true JPH09286168A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14255809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8099755A Pending JPH09286168A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 感熱記録材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09286168A (ja) |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP8099755A patent/JPH09286168A/ja active Pending
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