JPH09288518A - 並列電流バランス型冗長運転回路 - Google Patents
並列電流バランス型冗長運転回路Info
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Abstract
一方の電源装置の故障時に他方の電源装置の出力電圧の
低下を防止する。 【解決手段】 電流検出回路間に不平衡電流iが流れる
とき不平衡電流iが電流検出回路に設けた抵抗R3に流
れることを阻止するダイオードD1,D2と、検出電圧
がバランスしているときは検出電圧からの電流のみが流
れ、不平衡電流iが流れるときは相手からの不平衡電流
iと自己の検出電圧からの電流の両方が流れ、故障した
ときは不平衡電流iのみが流れる定電流回路Ic1,Ic2
を設けた。
Description
出力側を負荷に並列接続して並列電流バランスをとる並
列電流バランス型冗長運転回路に関する。
えば図5に示すようなものがある。図5において、例え
ば、負荷11に対して100Wの出力が必要なときは、
100Wの電源装置12,13を2台用意し、一方の電
源装置12と負荷11をダイオードD11を介して接続
し、他方の電源装置13と負荷11をダイオードD12
を介して接続する。これらの2台の電源装置12,13
のうち、一方の電源装置12が壊れても他方の電源装置
13から出力を取り出すことができる。
は、2台の電源装置12,13の出力電圧にはばらつき
があるため、電源装置12,13のどちらか一方からし
か負荷電流が負荷11に流れないため、電源装置12,
13の寿命が短くなる。そこで、図6に示すように、並
列運転電流バランス機構をもった電源装置1A,1Bを
使用することで電流のバランスをとる冗長運転回路が考
えられている。電源装置1Aと電源装置1Bは、電流バ
ランス端子14,15同士が相互接続されている。この
冗長運転回路の具体的回路を図7に示す。
の出力側は負荷2に並列接続され、電源装置1A,1B
の各々は、出力制御回路3と増幅器4を有し、抵抗R1
とR2で出力電圧V0を分圧して増幅器4に入力してツ
ェナーダイオードZDで発生した基準電圧Vrの差電圧
により増幅器4から所定の電圧を出力制御回路2に与え
て出力電圧V0が一定電圧となるように制御している。
回路の一部を構成するカレントトランス5が設けられ、
カレントトランス5の検出電圧をダイオードD0で整流
して直流検出電圧Vi1,Vi2としてコンデンサC0に充
電し、コンデンサC0には電流−電圧変換用の抵抗R3
が並列接続され、カレントトランス5、ダイオードD
0、コンデンサC0、抵抗R3が電流検出回路を構成し
ている。電流検出回路は電圧検出用の抵抗R0を介して
相互接続されている。
装置1Bの出力電流より大きかった場合(I1>I2)
には、カレントトランス5の各検出電圧は Vi1>Vi2 となることから、電源装置1Aから1Bに向かって不平
衡電流iが流れ、電圧検出用の抵抗R0によって不平衡
電流の方向と大きさに応じた極性の電圧Viを発生する
ようにしている。
と抵抗R2で分圧されて電圧に加算されて増幅器4のマ
イナス入力端子に入力するので増幅器4の出力が低下す
る。その結果、電源装置1Aについては出力電流I1を
減らすように出力制御回路2が動作し、一方、電源装置
1Bでは出力電流I2を増加するように出力制御回路2
が動作し、不平衡電流i=0とすることでI1=I2と
なるバランス状態を自動的に保つようにしている。
長運転回路にあっては、電源装置1A,1Bのうちの片
方の電源装置1Bが故障すると、検出電圧Vi2が低下
し、不平衡電流iが片方の電源装置1Bの抵抗R3に流
れ、抵抗R0に発生する電圧V+iが増加し、増幅器4
のマイナス入力端子に入力する入力電圧が増加し、増幅
器4の出力電圧は低下し、出力制御回路3の出力V0が
低下してしまう。すなわち、電源装置1A,1Bのどち
らか一方が停止した場合には正常な電源装置1A,1B
の方が出力電圧V0を下げることで電源バランスを維持
しようとするため、出力電圧V0が低下してしまう。
電流バランス型冗長運転回路としては、図8に示すよう
なものがある。この冗長運転回路は、電源装置1A,1
Bの電源バランス端子14,15間にアナログスイッチ
16,17を設けて、電源装置1A,1Bの異常を検知
したときは、アナログスイッチ16,17をオフにして
電源装置1Aと電源装置1Bを切り離すようにしたもの
である。この冗長運転回路の具体的回路を図9に示す。
光ダイオードD13と受光トランジスタTr11 よりなる
アナログスイッチとしてのフォトモスリレー16A,1
7Aがそれぞれ設けられ、発光ダイオードD13には出
力制御回路3から正常または異常運転信号が出力され
る。正常運転信号が発光ダイオードD13に与えられて
いるときは、フォトモスリレー16A,17Aはオンに
なり、不平衡電流iは抵抗R3に流れる。電源装置1
A,1Bが破損して異常運転信号が発光ダイオードD1
3に出力されたときは、フォトモスリレー16A,17
Aはオフになり、不平衡電流iは抵抗R3に流れず、電
源装置1A,1Bは切り離される。抵抗R0には電圧が
発生しないため、出力電圧V0の低下はない。
御回路3の構成例は図10に示される。図10におい
て、16はトランジスタTr12 のオン、オフにより作動
する出力トランスであり、出力トランス16の二次巻線
17側にはダイオードD14,D15よりなる整流回路
とコイルC11とコンデンサC11よりなる平滑回路が
設けられている。補助巻線18には整流用のダイオード
D16、整流された電圧を充電するコンデンサC12、
放電用の抵抗R11がそれぞれ接続され、補助巻線18
から正常または異常運転信号が出力される。このため、
この正常または異常運転信号では、検知できない故障が
ある。例えば出力に近いところでオープン故障すると、
前段ではフル運転しているときは故障を判断する異常運
転信号が出力されない。
うな従来の並列電流バランス型冗長運転回路にあって
は、図6,図7の場合には一方の電源装置が故障する
と、他方の電源装置の出力電圧が低下してしまうという
問題があった。また、図8,図9に示すように電源装置
の故障を検出してアナログスイッチで切り離す場合に
は、回路が複雑になり、また、故障の検知が遅いと瞬間
的に出力電圧が低下し、さらに、検知方法によっては検
知することができない故障があるという問題があった。
てなされたものであって、一方の電源装置に故障が発生
しても出力電圧が低下することがなく、また回路が簡単
な並列電流バランス型冗長運転回路を提供することを目
的とする。
に、本発明は、次のように構成する。まず、本発明は、
安定した出力を発生する複数の電源装置の出力側を負荷
に並列接続した並列電流バランス型冗長運転回路を対象
とする。このような並列電流バランス型冗長運転回路に
ついて本発明は、複数の電源装置の各々に、出力電圧を
分圧した入力電圧と予め定めた基準電圧との差電圧に応
じた安定化出力が得られるように出力制御回路を制御す
る増幅器と、負荷に供給する出力電流を検出し出力側が
相互接続される電流検出回路と、電流検出回路で検出さ
れた検出電圧からの電流に応じた所定の極性の電圧また
は検出電圧に差が生じたときに流れる不平衡電流に応じ
た所定の極性の電圧を発生して増幅器の入力電圧をバイ
アスする電圧発生手段と、を設けるとともに、片方の電
源装置が故障したときまたは検出電圧に差が生じたとき
に不平衡電流が流れることを阻止するダイオードと、検
出電圧がバランスしているときは各検出電圧からの両電
流が流れ、検出電圧に差が生じたときは不平衡電流およ
び不平衡電流の分だけ減少した電流の両方が流れ、故障
したときは一方の検出電圧からの電流のみが流れる定電
流回路を設けたことを特徴とする。
定の抵抗値を有する抵抗を設けても良い。本発明におい
ては、電圧発生手段の値と定電流回路の値を出力電圧の
低下が仕様上問題ない値となるように設定する。また、
本発明においては、ダイオードと定電流回路からなる回
路を、電源装置の外側にそれぞれ接続しても良い。
個としてダイオードの間に接続しても良い。このような
構成を備えた本発明の並列電流バランス型冗長運転回路
によれば、片方の電源装置が故障したときまたは検出電
圧に差が生じたときに不平衡電流が流れることをダイオ
ードで阻止し、定電流回路には検出電圧がバランスして
いるときは各検出電圧からの両電流が流れ、検出電圧に
差が生じたときは不平衡電流および不平衡電流の分だけ
減少した電流の両方が流れ、故障したときは一方の検出
電圧からの電流のみが流れるようにしたので、出力電圧
の低下が仕様上問題ない値にすることができる。また、
アナログスイッチを用いていないので、回路が簡単にな
り、また、瞬間的に出力電圧が低下してしまうことがな
い。さらに、故障を検出しなくても電流バランスをとる
ことができる。
有する抵抗を設けても良いが、この場合には性能が少し
劣る。また、電圧発生手段の値と定電流回路の値を適切
に選択するので出力電圧の低下が仕様上問題ない値とす
ることができる。また、ダイオードと定電流回路からな
る回路を、電源装置の外側にそれぞれ接続しても良いの
で、従来の回路をそのまま活用することができる。
ドの間に接続する場合には、回路構成をさらに簡単にす
ることができる。
型冗長運転回路を示す図である。図1において、1A,
1Bは電源装置であり、電源装置1A,1Bには負荷2
がダイオードD3,D4を介して並列接続されている。
電源装置1A,1Bから負荷2に対してバランスをとっ
た電流I1,I2を供給する。ダイオードD3,D4は
電源装置1A,1Bの間で短絡しても冗長運転させるた
めに設けられ、その故障は少ないと考えられる場合には
設けなくても良い。
力制御回路であり、出力制御回路3による安定化された
出力電圧V0は並列接続された負荷2に供給されてお
り、負荷2に対する出力電圧V0は抵抗R1とR2で分
圧されて増幅器4の(−)入力端子に与えられ、(+)
入力端子には予め定めた基準電圧を固定的に設定する、
例えばツェナーダイオードZDが接続されている。増幅
器4は出力電圧V0を抵抗R1とR2で分圧した電圧に
電圧発生手段としての抵抗R0で発生した電圧+Viを
加えた電圧と、ツェナーダイオードZDの基準電圧との
差電圧に基づいて増幅したある所定の電圧を出力制御回
路3に出力し、出力制御回路3の出力電圧V0が一定と
なるように制御する。
は、負荷2に供給する出力電流I1,I2を検出するた
めの電流検出回路の一つの構成部分として、カレントト
ランス5が設けられ、カレントトランス5の出力はダイ
オードD0により整流されてコンデンサC0に検出電圧
Vi1,Vi2として充電される。また、コンデンサC0に
は電流−電圧変換用の抵抗R3が並列接続される。
に設けたカレントトランス5、ダイオードD0、コンデ
ンサC0および抵抗R3でなる電流検出回路は、電圧発
生手段としての抵抗R0を介して相互接続される。検出
電圧Vi1と検出電圧Vi2が等しいときは、電源装置1A
のコンデンサC0のプラス側より検出電流が抵抗R0、
定電流回路Ic1,Ic2、ダイオードD1を通ってコンデ
ンサC0のマイナス側に流れる。また、電源装置1Bの
コンデンサC0のプラス側より検出電流が抵抗R0、定
電流回路Ic1,Ic2、ダイオードD2を通ってコンデン
サC0のマイナス側に流れる。このとき流れる検出電流
は等しいので抵抗R0には等しい電圧+Viが発生し、
抵抗R1と抵抗R2の分圧電圧に加算されて増幅器4の
(−)入力端子に入力し、基準電圧との差電圧に基づい
て増幅器4からは等しい所定の電圧が出力され、出力制
御回路3から出力される出力電流I1,I2はバランス
がとられる。
って不平衡電流iが流れるときも、不平衡電流iは抵抗
R0、定電流回路Ic1およびIc2、ダイオードD1およ
びD2を流れる。例えば矢印で示すような不平衡電流i
が流れるときは、不平衡電流iは抵抗R0を通って定電
流回路Ic1に流れるとともに定電流回路Ic2に流れる。
一方、検出電圧Vi2からは不平衡電流iの分だけ減少し
た電流が定電流回路Ic1,Ic2に流れる。定電流回路I
c1,Ic2に流れる不平衡電流iは増加するので、抵抗R
0に発生する電圧+Viは増加する電流分に応じて上昇
し、増幅器4の出力は低下して、出力電流I1は減少す
る。一方、電源装置1Bの抵抗R0に流れる電流は増加
した電流分だけ減少するので、抵抗R0に発生する電圧
Viは減少した電流分に応じて減少し、増幅器4の
(−)入力端子に入力する電圧も減少する。このため、
増幅器4の出力電圧は増加し、出力電圧制御回路3から
の出力電流I2は増加する。こうして、出力電流I1,
I2のバランスがとられる。
したときは、検出電圧Vi2からの不平衡電流iは、電源
装置1Bの抵抗R0、抵抗R3に流れるのが阻止され
る。不平衡電流iは抵抗R0、定電流回路Ic1,Ic2お
よびダイオードD1に流れる。したがって、抵抗R0と
定電流回路Ic2の値を適切に選択しておけば、抵抗R0
に発生する電圧Viを所定の値にすることができ、出力
電圧V0の低下を仕様上問題ないようにすることができ
る。このように、電源装置1A,1Bの一方が故障した
場合には、不平衡電流iが例えば一方の電源装置1Aか
ら他方の電源装置1Bに流れることで、出力電圧V0が
低下するのを抵抗R3に並列接続されるダイオードD
1,D2で阻止し、並列運転の電流バランスをとるため
の制御電流をダイオードD1,D2に直列に接続した定
電流回路Ic1,Ic2に流すようにしている。
1ミリアンペア、定電流回路Ic2に流れる定電流を1ミ
リアンペアとすると、定電流回路Ic1,Ic2には常に全
体で2ミリアンペアの電流が流れる。Vi1>Vi2となっ
たとき、定電流回路Ic1,Ic2に流れる不平衡電流iが
例えば1.2ミリアンペアに増加した場合には、Vi2に
より定電流回路Ic1,Ic2に流れる電流は0.8ミリア
ンペアに減少する。また、片方の電源装置1Aが故障し
てVi2が0Vになったときは、定電流回路Ic1,Ic2に
は2ミリアンペアの不平衡電流iが流れ、Vi2からの電
流は流れない。したがって、抵抗R0と定電流回路Ic2
( およびIc1)の値を適宜に選択することにより、抵抗
R0に発生する電圧+Viを制御することができる。
2に示すようなものを使用する。図2(A)に示す定電
流回路は、接合形電界効果トランジスタ6を用いたもの
で、ソースとゲートとの間に抵抗R3を接続している。
図2(B)に示す定電流回路は定電流ダイオード7より
なる。また、図2(C)に示す定電流回路はトランジス
タ8と抵抗R4,R5とダイオードD5,D6とにより
構成される。また、定電流回路Ic1,Ic2の代りに抵抗
を用いても良い。しかしこの場合には発生させる電圧+
Viを制御する性能が少し劣る。
圧Vi1と検出電圧Vi2が等しいとする。検出電圧Vi1か
らの電流はコンデンサC0のプラス側から抵抗R0、定
電流回路Ic1,Ic2、ダイオードD1を経てコンデンサ
C0のマイナス側に流れる。また、検出電圧Vi2からの
電流はコンデンサC0のプラス側から抵抗R0、定電流
回路Ic1,Ic2、ダイオードD2を経てコンデンサC0
のマイナス側に流れる。抵抗R0に発生する電圧+Vi
は等しく、増幅器4の(−)入力端子に入力する入力電
圧も等しく、増幅器4の出力電圧も等しくなる。したが
って、出力制御回路3からの出力電圧V0は等しく、出
力電流I1,I2はバランスがとられる。
圧出力の安定制御状態において、電源装置1Aの出力電
流I1が電源装置1Bの出力電流I2より大きくなる電
流バランスの崩れを生じたとする。このI1>I2とな
る電流バランスの崩れに対し、電源装置1Aのカレント
トランス5はダイオードD0による整流でコンデンサC
0に出力電流I1に応じた検出電圧Vi1を充電し、また
電源装置1Bのカレントトランス5はダイオードD0に
よる検出電圧の整流でコンデンサC0に出力電流I2に
応じた検出電圧Vi2を充電し、コンデンサC0の検出電
圧はVi1>Vi2となる。
Aから1Bに向けて矢印で示すように不平衡電流iが検
出電圧の差に応じて流れる。不平衡電流iは抵抗R0、
定電流回路Ic1,Ic2およびダイオードD1に流れる。
検出電圧Vi1とVi2の差に応じて電流回路Ic1,Ic2に
流れる不平衡電流iは増加する。一方、電源装置1Bで
は不平衡電流iの分だけ減少した電流が抵抗R0を通っ
て定電流回路Ic2,Ic1、ダイオードD2に流れる。電
源装置1Aの抵抗R0に発生した電圧+Viは、不平衡
電流iの増加に応じて上昇する。
Viのバイアス電圧となり、増幅器4の(−)入力端子
に対する分圧電圧を抵抗R0に生じたバイアス電圧+V
i分だけ増加し、この結果、増幅器4の出力は低下し、
出力制御回路3は出力電流I0を減少させるようにす
る。一方、電源装置1Bにおいて、抵抗R0に流れる電
流は、不平衡電流iの分だけ減少するので、抵抗R0に
発生する電圧+Viは減少する。この抵抗R0に生じた
電圧+Viは増幅器4の(−)入力端子に対する分圧電
圧がバイアス電圧−Vi分だけ下がることとなり、この
ため増幅器4の出力は上昇し、出力制御回路3は出力電
流I2を増加させるように動作する。
スの崩れを生じたときには、電源装置1Aは出力電流I
を減少させ、同時に電源装置1Bは出力電流I2を増加
させるように動作し、最終的に出力電流I1=I2、ず
なわち不平衡電流i=0となる電流バランスの保持状態
を保つようになる。もちろん、電源装置1Bの出力電流
I2が電源装置1Aの出力電流Iに対し大きくなる電流
バランスの崩れを生じたときには、不平衡電流iは逆向
きに流れ、出力電流I2を減少させると同時に出力電流
I1を増加させることで電流バランス状態を保つように
なる。
出電圧Vi2が0Vになった場合には、不平衡電流iは抵
抗R3に並列接続されるダイオードD2によって阻止さ
れ、電源装置1Bの抵抗R0、抵抗R3に流れることは
ない。検出電圧Vi2は0Vになるので、定電流回路Ic
2,Ic1に供給されていた電流がなくなり、不平衡電流
iは抵抗R0、定電流回路Ic1,Ic2、ダイオードD1
に流れ、Vi2から供給されていた電流分だけ増加する。
この場合、定電流回路Ic2の値と抵抗R0の値が所定の
値に設定されているので、電源装置1Aの抵抗R0に発
生する電圧+Viは所定分しか増加しない。増幅器4の
(−)入力端子に対する入力電圧も所定分しか上昇しな
いので、増幅器4の出力も所定分しか低下しない。この
ため、出力制御回路3の出力電圧V0は所定分しか低下
しない。こうして、出力電圧V0の低下を仕様上問題な
い値にすることができる。
イッチを使用する必要がないので、回路が簡単になる。
また、故障を検出する必要がないので、瞬間的に出力電
圧が低下してしまうことがない。さらに、故障を検知し
ないので、故障の検知方法に関係なく電流バランスをと
ることができる。図3は本発明の他の実施形態を示す図
である。
電流回路Ic1,Ic2よりなる各回路を外付けしたもので
ある。図3において、ダイオードD1と定電流回路Ic1
よりなる回路2Aは一方の電源装置1Aの外側に接続さ
れ、ダイオードD2と定電流回路Ic2よりなる回路9B
は他方の電源装置1Bの外側に接続される。
抵抗R3にそれぞれ並列接続され、ダイオードD1は定
電流回路Ic1に直列に接続され、ダイオードD2は定電
流Ic2に直列に接続される。このように、従来例の図7
に示した回路にダイオードD1,D2と定電流回路Ic
1,Ic2よりなる回路9A,9Bを外付けするだけで従
来の回路をそのまま利用することができ、前記実施形態
と同様な効果を得ることができる。
図である。本実施形態はダイオードD1,D2と定電流
回路Ic1,Ic2を電源装置1A,1Bにそれぞれ外付け
した場合に、電流回路を一個にした例である。図4にお
いて、電源装置1A,1Bの電流バランス端子14,1
5同士を2個のダイオードD1,D2よりなるダイオー
ドオア回路で接続し、その接続点に一個の定電流回路I
cを設けた。本実施形態においては、回路部品を減少す
ることができ、回路構成をさらに簡単にすることができ
る。本実施形態においても前記のような効果が得られる
ことは言うまでもない。
流の検出のためにカレントトランス5を使用したが、本
発明はこれに限定されず、適宜の出力電流に比例した電
圧を発生できる手段を用いることができる。また、増幅
器4の基準電圧としてはツェナーダイオードZDによる
固定的な基準電源を例にとるものであったが、可変基準
電圧源を使用して基準電圧を変えることで、安定化した
出力電圧を設定変更できるようにしてもよいことは勿論
である。
示したようなものに限定されない。
ば、片方の電源装置が故障した場合でも電圧手段として
の抵抗の値と定電流回路の値を適切に設定するため、出
力電圧の低下は使用上問題ない値にすることができる。
また、アナログスイッチを用いる必要がないので回路構
成が簡単になり、瞬間的に出力電圧が低下してしまうこ
とがない。さらに、故障を検出する必要がなく、検出方
法に関係なく電流バランスをとることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】安定した出力を発生する複数の電源装置の
出力側を負荷に並列接続した並列電流バランス型冗長運
転回路において、 前記複数の電源装置の各々に、出力電圧を分圧した入力
電圧と予め定めた基準電圧との差電圧に応じた安定化出
力が得られるように出力制御回路を制御する増幅器と、 前記負荷に供給する出力電流を検出し出力側が相互接続
される電流検出回路と、 該電流検出回路で検出された検出電圧からの電流に応じ
た所定の極性の電圧または検出電圧に差が生じたときに
流れる不平衡電流に応じた所定の極性の電圧を発生して
前記増幅器の入力電圧をバイアスする電圧発生手段と、
を設けるとともに、 片方の電源装置が故障したときまたは前記検出電圧に差
が生じたときに不平衡電流が流れることを阻止するダイ
オードと、 前記検出電圧がバランスしているときは各検出電圧から
の両電流が流れ、検出電圧に差が生じたときは前記不平
衡電流および該不平衡電流の分だけ減少した電流の両方
が流れ、故障したときは一方の検出電圧からの電流のみ
が流れる定電流回路を設けたことを特徴とする並列電流
バランス型冗長運転回路。 - 【請求項2】請求項1記載の並列電流バランス型冗長運
転回路において、 前記定電流回路の代りに所定の抵抗値を有する抵抗を設
けたことを特徴とする並列電流バランス型冗長運転回
路。 - 【請求項3】請求項1記載の並列電流バランス型冗長運
転回路において、 前記電圧発生手段の値と前記定電流回路の値を出力電圧
の低下が仕様上問題ない値となるように設定することを
特徴とする並列電流バランス型冗長運転回路。 - 【請求項4】請求項1〜3記載の並列電流バランス型冗
長運転回路において、 前記ダイオードと前記定電流回路からなる回路を、前記
電源装置の外側にそれぞれ接続したことを特徴とする並
列電流バランス型冗長運転回路。 - 【請求項5】請求項4記載の並列電流バランス型冗長運
転回路において、 前記定電流回路を1個として前記ダイオードの間に接続
したことを特徴とする並列電流バランス型冗長運転回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09991096A JP3472407B2 (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 並列電流バランス型冗長運転回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09991096A JP3472407B2 (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | 並列電流バランス型冗長運転回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH09288518A true JPH09288518A (ja) | 1997-11-04 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006254669A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Fujitsu Access Ltd | 電流バランス回路 |
| JP2007143292A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Cosel Co Ltd | 並列運転電源システム |
| CN112445309A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 比亚迪股份有限公司 | 用于计算机控制系统的冗余电源、计算机控制系统 |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP09991096A patent/JP3472407B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006254669A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Fujitsu Access Ltd | 電流バランス回路 |
| JP2007143292A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Cosel Co Ltd | 並列運転電源システム |
| CN112445309A (zh) * | 2019-08-30 | 2021-03-05 | 比亚迪股份有限公司 | 用于计算机控制系统的冗余电源、计算机控制系统 |
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| JP3472407B2 (ja) | 2003-12-02 |
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