JPH09289115A - 超電導コイル - Google Patents
超電導コイルInfo
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- JPH09289115A JPH09289115A JP10127796A JP10127796A JPH09289115A JP H09289115 A JPH09289115 A JP H09289115A JP 10127796 A JP10127796 A JP 10127796A JP 10127796 A JP10127796 A JP 10127796A JP H09289115 A JPH09289115 A JP H09289115A
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Abstract
防止し所定の磁場精度を発生させる。また口出し線の磁
場により磁場を乱さない構造を得る。 【解決手段】 隣合う鞍形コイルの巻線方向を逆方向に
したものを組合わせる。また、隣合う鞍形コイルの巻線
方向を逆方向にしたものを組合わせることに加え、相重
なり合う内外層の鞍形コイルの巻線方向を逆方向にした
ものを組合わせる。これにより、コイル単体での捩れを
キャンセルさせ、所定の磁場精度を発生させることがで
きる。また、鞍形コイルの口出し線を近接させることに
より、口出し線による磁場をキャンセルさせ、口出し線
による磁場の乱れを生じさせないことができる。
Description
に粒子加速器などの超電導電磁石に使われる鞍形コイル
の構造を改良した超電導コイルに関するものである。
には、図4に示すように、180゜鞍形コイルや90゜
鞍形コイル等の同一形状のものを組合わせ、二重極や四
重極の電磁石として使用されるものがある。また、図示
はしていない60゜鞍形コイルを組合わせた六重極の電
磁石も使用されている。
ル及び四重極コイルを説明する図である。さらに、この
鞍形コイルのより具体的な構成を二重極の場合について
図5及び図6を用いて説明する。
解斜視図である。図6は従来の超電導コイルのコイル構
成概念を示す線図である。図5において、超電導コイル
は、同一形状の2つの鞍形コイル7及び7´が上下に組
み合わされてなっている。
より線が用いられており、両コイルは、各々鞍の下側か
ら引き出される口出し線9及び9´にて接続されてい
る。また、図6に示すように、鞍形コイル7の鞍の上側
から引き出された口出し線8から電流が入り、鞍形コイ
ル7´の鞍の上側から引き出された口出し線8´から電
流が出るようになっている。これにより、二重極の電磁
石として機能している。
鞍形コイルにおいては、コイル自身に巻線時のスプリン
グバックや、成形より線等を使用する場合、線自身の残
留捩れ力により、コイルとしての捩れが残っている。
方向によって決まるため、図5に示すように、同一形状
のコイルを組合わせて超電導コイルを構成させた場合に
は、捩れ方向が同方向となり、コイルが全体として捩れ
たものとなってしまう。
精度の磁場を必要とする場合は、磁場の対称性が損なわ
れてしまう問題がある。また、図5に示すように、口出
し線8,8´,9,9´を個別に引き出し、上下コイル
及び電源との接続を行った場合、これらの口出し線によ
り生じる磁場により、磁場精度が乱れる問題がある。
れたもので、その第1の目的は、鞍形コイルの捩れを防
止し所定の磁場精度を発生させることのできる超電導コ
イルを提供することにある。また、第2の目的は、口出
し線の磁場により、磁場を乱さない構造が得られる超電
導コイルを提供することにある。
に、請求項1に対応する発明は、長円形の渦巻状に導体
が巻き付けられた複数の鞍形コイルを組合わせて構成さ
れる超電導コイルにおいて、鞍形コイルは単層あるいは
複数層の鞍形のコイルからなり、周方向に隣合う鞍形コ
イルの巻線方向を逆方向にしたものを組合わせる超電導
コイルである。
1に対応する発明において、鞍形コイルは内層鞍形コイ
ルと外層鞍形コイルとからなり、相重なる内層及び外層
鞍形コイル同士の巻線方向を逆方向にした超電導コイル
である。
項1又は2に対応する発明において、鞍形コイルから引
き出される口出し導体線同士を、その電流方向が反対と
なるように近接させる超電導コイルである。
長円形の渦巻状に導体が巻き付けられた複数の鞍形コイ
ルを組合わせて構成される超電導コイルにおいて、電流
方向が反対となる口出し導体線同士を近接させる超電導
コイルである。 (作用)したがって、まず、請求項1に対応する発明の
超電導コイルにおいては、隣合う鞍形コイルの巻線方向
を逆方向にしたものを組合わせることにより、コイル単
体での捩れをキャンセルさせ、全体としての捩れをなく
すことができる。したがって、所定の磁場精度を確実に
発生させることができる。
方向を逆方向にするので、例えば鞍形コイル2つを組み
合わせる二重極コイルの場合では、コイル径最外周部で
隣り合い、鞍形状の下側同士を合わせることとなる。
イル径最外周部,すなわち鞍形状の下側同士を順次合わ
せ、これらの隣り合うコイルでは巻線方向が逆方向とな
っており、捩れがキャンセルされる。
渦巻状であるが、厳密な長円形に限られるものでなく、
鞍形形状であったり、短径部分に位置する周の部分が直
線であったりしてもよく、全体として略長円形であるも
のを含む。
イルにおいては、請求項1に対応する発明と同様に作用
する他、相重なり合う内外層の鞍形のコイルの巻線方向
を逆方向にしたものを組合わせたことにより、コイル単
体での捩れをキャンセルさせる。
ルとは、周方向で隣り合うというよりは、上下方向に重
ね合うものとなっている。さらに、請求項3に対応する
発明の超電導コイルにおいては、請求項1又は2に対応
する発明と同様に作用する他、鞍形コイルから引き出さ
れる口出し導体線同士を、その電流方向が反対となるよ
うに近接させることで、口出し線による磁場をキャンセ
ルさせる。これにより、口出し線による磁場の乱れを生
じさせないようにすることができる。さらに、請求項4
に対応する発明の超電導コイルにおいては、請求項3に
対応する発明と同様に作用する。
図面を参照して詳細に説明する。 (発明の第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施
の形態に係る超電導コイルの分解斜視図、図2は同実施
の形態の超電導コイルにおける鞍形コイルの巻線・接続
構成をモデル化した線図である。
導体を180゜に複数回巻線された長円形の渦巻状の鞍
形コイル1と、NbTi平角より線導体を鞍形コイル1
と逆方向に巻線された長円形の渦巻状の鞍形コイル2と
を上下に組合わせ、二重極コイルとして構成されてい
る。
電極に接続される+口出し線3と、鞍形コイル2に接続
される−口出し線4とが設けられ、口出し線3と口出し
線4とは鞍形コイル1から近接して引出されている。
い電源の負側電極に接続される−口出し線5と、鞍形コ
イル1に接続される+口出し線6とが設けられ、口出し
線5、6とは鞍形コイル2から近接して引出されてい
る。なお、鞍形コイル1と鞍形コイル2との接続は、口
出し線4と口出し線6とが接続されることで、なされて
いる。
は鞍形コイル1の内側から入り、鞍形状の上側から見た
場合には、その導線が外側に向って反時計回りに巻線
し、鞍形コイル1の外側から口出し線4として引き出さ
れている。
形コイル2の内側から入り、鞍形状の上側,すなわち図
1で下側から見た場合には、その導線が外側に向って時
計回りに巻線し、導線がコイル1の場合とは逆向きに外
側に向って巻線し、鞍形コイル2の外側から口出し線5
として引き出されている。
ては、図1に示すようにこれらの鞍形コイル1,2の上
下を逆にして,すなわち鞍形状の下側同士を合わせるよ
うに組み合わされているため、鞍形コイル1の捩れ方向
aと鞍形コイル2のねじれ方向bとは逆向きとなり、お
互いを相殺するように力が働く。
方から、超電導コイルにおいて両コイル1,2の発生す
る磁束の方向は、同一方向となる。一方、上記したよう
に口出し線3及び4、口出し線5及び6は、それぞれ近
接しており、これらの電流方向は、それぞれ逆方向であ
るので、口出し線によって生じる磁場はキャンセルされ
る。
3を離れ、口出し線6に至る部分は、口出し線5に近接
しており、ここでも口出し線による磁場はキャンセルさ
れる。
いては、それぞれが口出し線4,6から離れた部分で
は、両口出し線3,5が近接し、同様に口出し線による
磁場がキャンセルされる。
従来の二重極コイルの場合と同様に行われる。上述した
ように本実施の形態の係る超電導コイルによれば、鞍形
のコイルを周方向に隣合う鞍形コイル1,2の巻線方向
を逆方向にしたものを組合わせるようにしたので、鞍形
コイル1と2の捩れ方向が逆なため捩れ力がキャンセル
され、全体としての捩れが生じることを防止することが
できる。
とを防ぎ、所定の磁場精度を発生させることができる。
また、本実施の形態の係る超電導コイルによれば、口出
し線の+−線を近接させ、その電流方向を逆方向とした
ので、口出し線による磁場をキャンセルすることがで
き、口出し線による磁場の乱れをなくすことができる。
コイルを得ることができる。なお、各実施形態において
は、二重極コイルの場合で説明したが、本発明は、これ
に限られるものでなく、例えば四重極コイルや六重極コ
イル等その他、種々の超電導コイルに適用できるもので
ある。例えば四重極コイルの場合は、周方向にそれぞれ
隣り合う,すなわち鞍形状の下側同士で合わされたコイ
ル間で、その巻線方向が逆になることになる。
円形状の鞍形コイルを用いているが、本発明に用いられ
るコイルの形状は、本実施形態に示す形状に限られるも
のでなく、長方形状や円形状,その他中間的な形状等種
々の形状が考えられ、全体としてみた時に略長円形であ
れば、すべて含まれる。 (発明の第2の実施の形態)図3は本発明の第2の実施
の形態に係る超電導コイルにおける鞍形コイルの巻線・
接続構成をモデル化した線図である。
11及び外層コイル10からなる上側鞍形コイルと、相
重なる内層コイル12及び外層コイル13からなる下側
鞍形コイルとを上下逆に、すなわち鞍形状の下側同士を
合わせるように組み合わせて構成されている。
外側に向って時計回りに、また、内層コイル11は、そ
の内側から外側に向って反時計回りに巻かれている。一
方、内層コイル12は、その内側から外側に向って時計
回りに、また、外層コイル13は、その内側から外側に
向って反時計回りに巻かれている。
各外層コイル10,13の最内周とは、それぞれ周囲よ
り固定された短い接続導体14で接続されている。さら
に、外層コイル10と外層コイル13の最外周は接続導
線15で接続されている。
電源の正側電極16に接続され、内層コイル12の最外
周は、電源の負側電極17に接続される。このように構
成された超電導コイルにおいては、各コイル10,1
1,12,13での電流方向が同じで磁束発生方向が同
じである。
同様に磁界が得られることとなる。一方、コイルの捩れ
について考えてみると、まず、相重なる内層コイル11
と外層コイル10とは互いに逆方向に巻線されているか
ら、その捩れをキャンセルするように力が働く。また、
相重なる内層コイル12と外層コイル13の場合も同様
である。
コイル11と内層コイル12とにおいても、その巻線方
向が逆方向であるから、捩れをキャンセルするように力
が働くこととなる。
コイルによれば、相重なり合う内外層コイル10,1
1,12,13の巻線方向を逆方向にしたものをそれぞ
れ組合わせるようにしたので、第1の実施の形態の場合
と同様な効果の他、相重なる内層コイル11及び外層コ
イル10と相重なる内層コイル12及び外層コイル13
についてもそれぞれねじれをキャンセルする力が働き、
より一層効果的に全体の捩れを防止することができる。
のをより一層少なくでき、より一層確実に所定の磁場精
度を確保することができる。また、相重なり合う内層コ
イルと外層コイルの巻線方向を逆にすることにより、内
層コイルの最内周と外層コイルの最内周とを短い導体で
繋ぐことができ、その導体を周囲から固定することによ
り、接続導体部でのクエンチの発生を抑止することがで
きる。なお、本発明は、上記各実施の形態に限定される
ものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変形す
ることが可能である。
方向に隣合う鞍形コイルの巻線方向を変えたものを組合
わせるようにしたので、鞍形コイルの捩れを防止し所定
の磁場精度を発生させることのできる超電導コイルを提
供することができる。
れる口出し導体線同士を近接させるようにしたので、口
出し線の磁場により、磁場を乱さない構造が得られる超
電導コイルを提供することができる。
の分解斜視図。
ルの巻線・接続構成をモデル化した線図。
における鞍形コイルの巻線・接続構成をモデル化した線
図。
極コイルを説明する図面。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 長円形の渦巻状に導体が巻き付けられた
複数の鞍形コイルを組合わせて構成される超電導コイル
において、 前記鞍形コイルは単層あるいは複数層の鞍形のコイルか
らなり、周方向に隣合う前記鞍形コイルの巻線方向を逆
方向にしたものを組合わせることを特徴とする超電導コ
イル。 - 【請求項2】 前記鞍形コイルは内層鞍形コイルと外層
鞍形コイルとからなり、相重なる内層及び外層鞍形コイ
ル同士の巻線方向を逆方向にしたことを特徴とする請求
項1記載の超電導コイル。 - 【請求項3】 前記鞍形コイルから引き出される口出し
導体線同士を、その電流方向が反対となるように近接さ
せることを特徴とする請求項1又は2記載の超電導コイ
ル。 - 【請求項4】 長円形の渦巻状に導体が巻き付けられた
複数の鞍形コイルを組合わせて構成される超電導コイル
において、 電流方向が反対となる口出し導体線同士を近接させるこ
とを特徴とする超電導コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10127796A JP4223573B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 超電導コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10127796A JP4223573B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 超電導コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289115A true JPH09289115A (ja) | 1997-11-04 |
| JP4223573B2 JP4223573B2 (ja) | 2009-02-12 |
Family
ID=14296389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10127796A Expired - Lifetime JP4223573B2 (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 超電導コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4223573B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6931140B2 (en) | 2001-09-11 | 2005-08-16 | Sonionkirk A/S | Electro-acoustic transducer with two diaphragms |
| JP2009049040A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導コイルおよび該超電導コイルの製造方法 |
| JP2017098324A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 国立大学法人九州大学 | 超電導コイル及び超電導コイル装置 |
-
1996
- 1996-04-23 JP JP10127796A patent/JP4223573B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6931140B2 (en) | 2001-09-11 | 2005-08-16 | Sonionkirk A/S | Electro-acoustic transducer with two diaphragms |
| JP2009049040A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導コイルおよび該超電導コイルの製造方法 |
| JP2017098324A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 国立大学法人九州大学 | 超電導コイル及び超電導コイル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4223573B2 (ja) | 2009-02-12 |
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