JPH09291002A - 柑橘類害虫の防除剤組成物および防除方法 - Google Patents

柑橘類害虫の防除剤組成物および防除方法

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JPH09291002A
JPH09291002A JP35443796A JP35443796A JPH09291002A JP H09291002 A JPH09291002 A JP H09291002A JP 35443796 A JP35443796 A JP 35443796A JP 35443796 A JP35443796 A JP 35443796A JP H09291002 A JPH09291002 A JP H09291002A
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明義 宮田
Kenji Saito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】柑橘類害虫を防除する柑橘類植物防除剤組成物
および該組成物を使用する柑橘類害虫の防除方法を提供
する。 【解決手段】式〔I〕で表される浸透性殺虫剤および酢
酸ビニール系高分子を含有することを特徴とする柑橘類
害虫の防除剤組成物を、柑橘類のせん定の切断面に塗布
あるいは柑橘類の接木処理部に注入する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農園芸作物、特に
柑橘類をせん定した際の切断面及び接木処理部の新芽を
加害する植物害虫を防除する新しい薬剤および防除方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−154741号、特開昭61
−106854号、特開平3−218370号や特開平
2−171号等に記載される化合物は、従前の有機リン
系並びにカーバメート系殺虫剤に比し、極めて低薬量で
的確に作用し浸透性を有するクロロニコチニル系殺虫性
化合物である。また、本発明に近い公知技術として、特
開平7−291802号に記載のペースト状農薬製剤が
知られており、クロロニコチニル系殺虫剤にアジュバン
トを添加したペースト状農薬製剤を、植物体表面又は植
物表面の切り口部に塗布等する技術が開示されている。
しかし、この公報に記載されているアジュバントはソル
ビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタン
モノラウレート、オレイン酸ポリエチレングリコールエ
ステルなどであり、酢酸ビニル系高分子を含有させる点
については何らの記載はない。さらに、酢酸ビニル系高
分子を含有した農園芸用殺菌剤組成物として、日本曹達
(株)製のトップジンMペースト剤が知られているが、
酢酸ビニル系高分子を含有する植物害虫の防除剤組成物
は知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ミカンをはじめ
とする柑橘類、特に青島温州や大津4号等の高糖度系品
種は、大果になりやすいうえ強い隔年結果を起こす性質
があり、そのため、若齢期間には商品性の高いL、M級
の果実を安定して生産することは困難であった。その対
策として、枝の伸長期間(8月上旬〜8月下旬)に夏季
せん定により、優良な夏枝を確保する方法がとられてい
るが、その際のせん定切断面から水分が過剰に失われる
ことや植物病原菌の感染によって枝の一部が枯れ、植物
にダメージを与えることがあるが、何ら効果的な対策が
実施されていない。そのうえ、発生する新梢には、ミカ
ンハモグリガ、アブラムシ類、ハマキムシ類等の害虫が
多発し、健全な枝の確保が困難となっている。
【0004】一方、果樹等の永年性作物の優良品種・系
統の増殖は、接木によって行われている。また、農家が
既存品種を変更する場合は、多数の穂木を成木(中間台
木)に接木して、短期間で収穫可能とする高接一挙更新
が一般的である。いずれの場合も、芽の伸長する時期
は、前記の如き害虫の発生時期と重複するため、害虫防
除のために、定期的な殺虫剤の散布を実施している。し
かしながら、高接更新では、生育差の大きい芽が長期間
にわたって混在するため、防除効果も不安定で、優良な
枝の確保が困難である。そのため、それを防除する方法
として、夏枝の伸長期間(8月上旬〜下旬)に2〜3回
の殺虫剤の定期的な散布が繰り返されているが、夏季高
温時でもあり、労力面で農家に負担となっていた。本発
明は、かかる問題点を解決する樹木の害虫、特に、柑橘
類などの新芽を加害する害虫の防除剤組成物および該組
成物を用いた植物害虫の防除方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、浸透性殺虫剤および酢酸ビニル系高分子を含有す
る組成物を柑橘類のせん定の際に生じる切断面に塗布す
ることにより、また、柑橘類などの植物の接木部分に該
組成物を注入することにより、新芽を加害する害虫等に
よる被害を極めて効果的に防除できることを見い出し、
本発明を完成した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、浸透性殺虫剤および酢酸ビニル系接着剤や酢
酸ビニル樹脂などの酢酸ビニル系高分子を含有すること
を特徴とする柑橘類植物のせん定をした切断面に塗布す
る柑橘類害虫の防除剤組成物、あるいは、植物の接木部
分に注入する柑橘類害虫などの植物害虫の防除剤組成
物、および該組成物を用いた植物害虫の防除方法であ
る。
【0007】本発明に使用される浸透性殺虫剤は、浸透
移行性を有するものであれば限定されないが、特に、下
記式〔I〕
【0008】
【化5】
【0009】〔式中、Rは、水素原子、ホルミル基、ア
セチル基、C1-4 アルキル基、2−クロロ−5−ピリジ
ルメチル基又は2−クロロ−5−チアゾリルメチル基を
示し、Aは、水素原子、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、t−ブチル基等の直鎖若しくは分
岐のC1-4 アルキル基、Bと結合するエチレン基、Bと
結合するトリメチレン基又はBと結合する化2、
【0010】
【化6】
【0011】で表される基を表す(R1 は、水素原子又
はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
t−ブチル基等の直鎖若しくは分岐のC1-4 アルキル基
を表す。)。Bは、C1-4 アルキル基、SR2 (R2
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、t−ブチル基等の直鎖若しくは分岐のC1-4 アルキ
ル基を表す。)、化3、
【0012】
【化7】
【0013】(ここで、R3 、R4 は、水素原子、メチ
ル基又はエチル基を表す。)で表される基、Aと結合す
る−S−、Aと結合するメチレン基又はAと結合する化
4、
【0014】
【化8】
【0015】(ここで、R5 は水素原子又はメチル、エ
チル基等のC1-4 アルキル基を表す。)で表される基を
表す。Yは、N又はCR6 を示し(R6 は水素原子又は
1-4アルキル基を表す。)、また、Xはニトロ基又は
シアノ基を表す。〕で表される化合物の使用が好まし
い。
【0016】より好ましくは、本発明に使用される浸透
性殺虫剤として以下の化合物を例示することができる。 (1)N−シアノ−N−(2−クロロ−5−ピリジルメ
チル)−N’−メチルアセトアミジン (2)1−〔N−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)
−N−エチルアミノ〕−1−メチルアミノ−2−ニトロ
エチレン、(3)1−(2−クロロ−5−ピリジルメチ
ル)−5−メチル−2−ニトロイミノ−ヘキサヒドロ−
1,3,5−トリアジン、(4)1−(2−クロロ−5
−チアゾリルメチル)−3,5−ジメチル−2−ニトロ
イミノ−ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、
(5)1−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−3,
5−ジメチル−2−ニトロイミノ−ヘキサヒドロ−1,
3,5−トリアジン、(6)1−(2−クロロ−5−ピ
リジルメチル)−2−ニトロメチレン−イミダゾリジ
ン、(7)1−〔N−(2−クロロ−5−チアゾリルメ
チル)−N−エチルアミノ〕−1−メチルアミノ−2−
ニトロエチレン (8)3−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−2−
ニトロメチレン−チアゾリジン、(9)1−(2−クロ
ロ−5−ピリジルメチル)−2−(1−ニトロ−2−ア
リルチオエチリデン)イミダゾリジン、(10)1−
(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−2−(1−ニト
ロ−2−エチルチオエチリデン)イミダゾリジン、(1
1)1−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−2−
(1−ニトロ−2−β−メチルアリルチオエチリデン)
イミダゾリジン (12)メチル−〔3−(2−クロロ−5−ピリジルメ
チル)−1−メチル−2−ニトロ〕グアニジノホルマー
ト、(13)1−(2−クロロ−5−ピリジルメチルア
ミノ)−1−メチルチオ−2−ニトロエチレン、(1
4)1−(2−クロロ−5−ピリジルメチルアミノ)−
1−メチルアミノ─2−ニトロエチレン、(15)1−
(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−3−ニトロ−2
−メチルイソチオウレア、(16)1−(2−クロロ−
5−ピリジルメチル)−1−メチル−2−ニトログアニ
ジン、(17)1−(2−クロロ−5−ピリジルメチル
アミノ)−1−ジメチルアミノ−2−ニトロエチレン、
(18)1−〔N−(2−クロロ−5−ピリジルメチ
ル)−N−メチルアミノ〕−1−メチルアミノ−2−ニ
トロエチレン、(19)1−〔N−(2−クロロ−5−
ピリジルメチル)−N−メチルアミノ〕−1−ジメチル
アミノ−2−ニトロエチレン、(20)3−(2−クロ
ロ−5−ピリジルメチル)−1,1−ジメチル−2−ニト
ログアニジン、(21)1−(2−クロロ−5−ピリジ
ルメチルアミノ)−1−エチルアミノ−2-ニトロエチレ
ン、(22)1−アミノ−1−〔N−(2−クロロ−5
−ピリジルメチル)−N−メチルアミノ〕−2−ニトロ
エチレン、(23)3−(2−クロロ−5−ピリジルメ
チル)−1,3−ジメチル−2−ニトログアニジン、
(24)3−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−
1,1,3−トリメチル−2−ニトログアニジン、(2
5)1−アミノ−1−〔N−(2−クロロ−5−ピリジ
ルメチル)−N−エチルアミノ〕−2−ニトロエチレ
ン、(26)1−〔N−(2−クロロ−5−ピリジルメ
チル)−N−エチルアミノ〕−N−n−プロピルアミ
ノ〕−1−メチルアミノ−2−ニトロエチレン、(2
7)1−〔N−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−
N−エチルアミノ〕−1−エチルアミノ−2−ニトロエ
チレン、(28)3−(2−クロロ−5−ピリジルメチ
ル)−3−エチル−1−メチル−2-ニトログアニジン、
(29)3−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−
1−メチル−2−ニトログアニジン、(30)1−(6
−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾ
リン−2−イリデンアミン等。
【0017】本発明において、組成物中の浸透性殺虫剤
の含有量は、0.1〜10%が好ましい。組成物中に添
加される接着剤としては、必要とされる機能として、
(i)有効成分が容易に植物体に移行しうるものである
こと、(ii)表面が乾燥することによって作業着に再付
着しないものであること、(iii)降水や夜霧によって再
び柔らかくなり、有効成分が再び植物体に移行するもの
であること、及び(iv)植物の生育に悪影響を与えない
ものであることを備えたものであれば、特に制限はな
い。例えば、酢酸ビニル系接着剤(木工用ボンド)、酢
酸ビニル樹脂などの酢酸ビニル系高分子等を挙げること
ができる。
【0018】また、本発明組成物に殺菌剤を含有させる
ことも可能である。使用できる殺菌剤としては、例え
ば、塗布殺菌剤の形態として、チオファネートメチル含
有殺菌塗布剤(商品名:トップジンMペースト:日本曹
達(株))、有機銅系殺菌塗布剤(商品名:バッチレー
ト:トモノアグリカ(株))、ポリオキシン含有殺菌塗
布剤(商品名:カケンゲル:科研製薬(株))、イミノ
クタジン酸塩含有殺菌塗布剤(商品名:ベフラン塗布
剤:サンケイ化学(株)etc.)などを挙げることができ
る。かかる殺菌剤の製剤中含有量は、通常、0.1〜1
0%程度である。かかる殺菌剤を含有させた場合には、
柑橘類に発生する植物害虫のみならず、植物病害をも同
時に防除できるので特に好ましい。
【0019】また、本発明の薬剤組成物中には、作業の
効率化、ゆ合促進、新梢の発生促進のため、必要に応じ
て色素、植物ホルモン剤等の他の添加剤を添加すること
ができる。
【0020】本発明の組成物は、主に温州ミカンなどの
柑橘類の夏期せん定後の植物病害虫の防除のためにせん
定の切断面に塗布して使用することができる。その使用
例を図1に示す。すなわち、図1において、せん定の切
断面に本発明の薬剤を直接に塗布すると、塗布した薬
剤は浸透移行性を有するので、切断面付近の新梢に
も浸透し、害虫の被害を防除できるものである。また、
本発明の組成物は、柑橘類の接木処理時の植物病害虫の
防除のために、接木処理部に該組成物を注入して使用
することができる。その使用例を図2に示す。接木した
穂木の固定と保護のために巻いたテープ(接木テー
プ)は、新芽が伸びはじめた時期にナイフ等で切開する
処理を行っている。この切開処理時に、接木部分に薬
剤を注入すると、薬剤は穂木から発生する新梢に移行
し、害虫を防除する。なお、本発明組成物は、柑橘類の
みならず、他の果樹、バラなどの鑑賞用植物等の害虫の
防除にも使用することができるのはいうまでもない。
【0021】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。 (1)薬剤の調製 浸透性殺虫剤であるクロロニコチニル系殺虫剤(アセタ
ミプリド又はイミダクロプリド)と、酢酸ビニル樹脂含
有物〔チオファネートメチル塗布剤(商品名:トップジ
ンMペースト)〕、酢酸ビニル系接着剤(商品名:木工
用ボンド)、鉱物質澱粉、界面活性剤等を以下の所定の
割合で混合し調製した。なお、アセタミプリド(日本曹
達(株)製)は原末及び市販のモスピラン水和剤(日本
曹達(株)製)を、イミダクロプリドは市販されている
アドマイヤー水和剤(日本バイエルアグロケム(株)
製)を使用し、有効成分が2%になるように混合した。
【0022】実施例1 アセタミプリド : 2部 鉱物質微粉,界面活性剤等 :18部 木工用ボンド :80部
【0023】実施例2 アセタミプリド : 2部 鉱物質微粉,界面活性剤等 :18部 チオファネートメチル塗布剤 :80部
【0024】実施例3 イミダクロプリド : 2部 鉱物質微粉,界面活性剤等 :18部 木工用ボンド :80部
【0025】実施例4 イミダクロプリド : 2部 鉱物質微粉,界面活性剤等 :18部 チオファネートメチル塗布剤 :80部
【0026】実施例5 アセタミプリド : 2部 鉱物質微粉,界面活性剤等 :18部 木工用ボンド :80部
【0027】(2)薬剤処理の方法 試験例1 図1に示すように、青島温州(高糖度系温州ミカン品種
の一つ)の直径約1cmの枝を切除し、切断面に調製し
た薬剤を塗布した。処理35日後に切断面からの距離及
び展開葉におけるミカンハモリガ被害を調査した。調査
結果を表1に示す。表1に示すように、浸透性殺虫剤で
あるアセタミプリド剤及びイミダクロプリド剤は、切断
面周辺部の新梢に発生するミカンハモグリガの被害を防
止した。
【0028】
【表1】
【0029】試験例2 図2に示すように、青島温州を穂木とし、高接一挙更新
を実施し、接木部に接木テープを巻いた。約2か月後に
発芽した穂木のテープを切開し、接木部に薬剤を注入し
た。五日後にアブラムシ寄生芽率をを日本植物防疫協会
の基準に従って調査した。調査結果を第2表に示す。表
に示すように、発芽後のテープ切開時に一度接木部に注
入処理することによって、アブラムシ類(主要種:ワタ
アブラムシ)の防除が可能なことがわかった。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薬剤組成
物は、柑橘類、例えば、温州みかんなどの夏期せん定の
切断面に塗布、あるいは接木処理部に注入処理するもの
であり、切断面あるいは接木処理部付近に生ずる新梢に
発生しやすい植物害虫に対し、極めて優れた防除効果を
有する。本発明の薬剤組成物は、酢酸ビニル系高分子を
含有することを特徴とする。このものは、(i)皮膜形
成性を有し、表面が乾燥することによって作業着に再付
着しないため作業効率がよい、(ii)降水や夜霧によっ
て再び柔らかくなり、有効成分が内部拡散することによ
って再び植物体に移行するという特徴を有するので、確
実かつ持続的な効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組成物の使用例。
【図2】本発明の組成物の使用例(接木処理)。
【符号の説明】 せん定の切断面 本発明の植物害虫防除剤組成物の入った容器 本発明の植物害虫防除剤組成物 新梢 接木処理部 接木テープ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A01N 37/34 101 A01N 37/34 101 37/52 37/52 43/40 101 43/40 101C 43/50 43/50 Q Z C 43/68 43/68 43/78 43/78 A Z 47/40 47/40 Z A 47/42 47/42 A 47/44 47/44 C08L 31/04 LHE C08L 31/04 LHE (72)発明者 宮田 明義 山口県大島郡橘町東安下庄 山口県大島柑 きつ試験場内 (72)発明者 斉藤 健志 東京都千代田区大手町2−2−1 日本曹 達株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浸透性殺虫剤および酢酸ビニル系高分子を
    含有することを特徴とする、柑橘類害虫の防除剤組成
    物。
  2. 【請求項2】浸透性殺虫剤が、下記式〔I〕 【化1】 〔式中、Rは、水素原子、ホルミル基、アセチル基、C
    1-4 アルキル基、2−クロロ−5−ピリジルメチル基又
    は2−クロロ−5−チアゾリルメチル基を示し、Aは水
    素原子、C1-4 アルキル基、Bと結合するエチレン基、
    Bと結合するトリメチレン基又はBと結合する化2、 【化2】 で表される基を表す(R1 は水素原子又はC1-4 アルキ
    ル基を表す。)。Bは、C1-4 アルキル基、SR2 (R
    2 はC1-4 アルキル基を表す。)、化3、 【化3】 (R3 、R4 は、それぞれ水素原子、メチル基又はエチ
    ル基を表す。)で表される基、Aと結合する−S−、A
    と結合するメチレン基又はAと結合する化4、 【化4】 (R5 は水素原子又はC1-4 アルキル基を表す。)で表
    される基を表す。Yは、N又はCR6 を示し(R6 は、
    水素原子又はC1-4 アルキル基を表す。)、また、Xは
    ニトロ基又はシアノ基を表す。〕で表される化合物であ
    る請求項1記載の柑橘類害虫の防除剤組成物。
  3. 【請求項3】剤中の浸透性殺虫剤の含有量が、0.1〜
    10重量%である請求項1記載の柑橘類害虫の防除剤組
    成物。
  4. 【請求項4】柑橘類のせん定をした切断面に請求項1に
    記載の柑橘類害虫の防除剤組成物を塗布することを特徴
    とする柑橘類害虫の防除方法。
  5. 【請求項5】浸透性殺菌剤および酢酸ビニル系高分子を
    含有する組成物を、植物の接木処理部に注入することを
    特徴とする植物害虫の防除方法。
  6. 【請求項6】浸透性殺菌剤および酢酸ビニル系高分子を
    含有する組成物を、柑橘類植物の接木処理部に注入する
    ことを特徴とする柑橘類害虫の防除方法。
JP35443796A 1996-02-29 1996-12-19 柑橘類害虫の防除剤組成物および防除方法 Expired - Lifetime JP3965456B2 (ja)

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