JPH09292068A - ホース - Google Patents

ホース

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JPH09292068A
JPH09292068A JP10565696A JP10565696A JPH09292068A JP H09292068 A JPH09292068 A JP H09292068A JP 10565696 A JP10565696 A JP 10565696A JP 10565696 A JP10565696 A JP 10565696A JP H09292068 A JPH09292068 A JP H09292068A
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Nobuyuki Kaneyori
伸之 兼頼
Yasushi Hattori
泰 服部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者が使用を開始した後も、確実に製造ロ
ット番号、品質、履歴等を管理することができるホース
を提供する。 【解決手段】 ホース1を形成する最外層の第2ゴム層
14内部に、電磁波或いは超音波によって情報の読み出
し又は情報の読み出しと書き込みを行える情報記憶素子
2を設け、これらに予めホース1の製造に関する情報、
例えば製造工場名、製造ロット番号、製造年月日等の情
報を書き込んでおく。また、使用を開始した際には交換
時期を、また修理等を行ったときはこの情報を書き込
む。これにより、ホース1に関する情報をホース自体に
持たせておくことができるので、故障が生じた際には、
ホース自体の素性の確認が可能である。従って、従来か
ら用いられている製造ロット番号の印刷表示が使用時の
劣化等によってかすれたり汚れたりしても、ホース自体
の素性の確認を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、素性や履歴を簡単
に把握できるホースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ホース等の高圧ホースには、
その製造時にいおてホースの表面に製造ロット番号を印
刷表示していた。
【0003】また、ホースの使用者は、この番号に基づ
いて、ホースの製造会社名、ホースの使用開始日、交換
時期等の管理を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようにホースの表面に製造ロット番号を印刷表示した
のでは、使用するにつれ印刷がかすれたり、或いは印字
が汚れて番号の読み取りができなくなり、交換時期等を
把握できなくなることがあった。
【0005】このように交換時期が分からなくなると、
交換時期を過ぎたホースを使用していてホースが破損
し、事故を引き起こす恐れもある。
【0006】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、消費
者が使用を開始した後も、確実に製造ロット番号、品
質、履歴等を管理することができるホースを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、受信用アンテナと、送信用
アンテナと、前記受信用アンテナに入力された第1の周
波数の電磁波より所定の直流電流を生成する整流回路
と、前記整流回路から出力される直流電流により動作す
る半導体記憶部と、前記整流回路から出力される直流電
流により動作し、前記半導体記憶部内の記憶情報を読み
出す中央処理部と、前記整流回路から出力される直流電
流により動作し、前記中央処理部によって読み出された
情報を第2の周波数の高周波信号として前記送信アンテ
ナに供給する高周波発信部とからなる情報記憶素子が所
定箇所に設けられているホースを提案する。
【0008】該ホースによれば、前記情報記憶素子の半
導体記憶部には、例えば予め製造年月日、製造番号、製
造ロット、製造工場等の情報が書き込まれる。また、前
記情報記憶素子においては、その外部から前記第1の周
波数の電磁波を前記受信用アンテナによって受信する
と、整流回路によって該電磁波が整流されて直流電流が
生成され、該直流電流によって前記半導体記憶部及び前
記中央処理部並びに高周波発信部が駆動される。これに
より、前記中央処理部は、前記第1の周波数の電磁波が
受信されている間に、即ち前記整流回路から直流電流が
供給されている間に、前記半導体記憶部内に記憶されて
いる情報を読み出し、該読み出された情報は、前記高周
波発信部によって前記第2の周波数の高周波信号として
前記送信用アンテナに供給され電磁波として輻射され
る。従って、情報記憶素子の外部より前記第1の周波数
の電磁波を輻射することにより、これとほぼ同時に情報
記憶素子内の記憶情報が前記第2の周波数の電磁波とし
て出射されるので、これを受信することにより、製造年
月日、製造番号、製造ロット、製造工場等の記憶情報を
得ることができる。また、前記情報記憶素子内部には電
源を必要としないので、半永久的に動作可能である。
【0009】また、請求項2では、受信用アンテナと、
送信用アンテナと、前記受信用アンテナに入力された第
1の周波数の電磁波より所定の直流電流を生成する整流
回路と、前記受信用アンテナに接続され、前記受信用ア
ンテナに入力された第1の周波数の電磁波を検波する検
波回路と、前記整流回路から出力される直流電流により
動作する半導体記憶部と、前記整流回路から出力される
直流電流により動作し、前記半導体記憶部内の記憶情報
を読み出すと共に、前記検波部により検波された情報を
前記半導体記憶部に書き込む中央処理部と、前記整流回
路から出力される直流電流により動作し、前記中央処理
部によって読み出された情報を第2の周波数の高周波信
号として前記送信アンテナに供給する高周波発信部とか
らなる情報記憶素子が所定箇所に設けられているホース
を提案する。
【0010】該ホースによれば、前記情報記憶素子の半
導体記憶部には、例えば予め製造年月日、製造番号、製
造ロット、製造工場等の情報が書き込まれる。また、前
記情報記憶素子においては、その外部から前記第1の周
波数の電磁波を前記受信用アンテナによって受信する
と、整流回路によって該電磁波が整流されて直流電流が
生成され、該直流電流によって前記半導体記憶部及び前
記中央処理部並びに高周波発信部が駆動される。これに
より、前記中央処理部は、前記第1の周波数の電磁波が
受信されている間に、即ち前記整流回路から直流電流が
供給されている間に、例えば読み出し命令を受けたとき
に前記半導体記憶部内に記憶されている情報を読み出
し、該読み出された情報は、前記高周波発信部によって
前記第2の周波数の高周波信号として前記送信用アンテ
ナに供給され電磁波として輻射される。さらに、前記中
央処理部は、前記検波回路から入力する信号中に例えば
書き込み命令を受けたときに、該命令に続く情報を前記
半導体記憶部内の所定のアドレスに記憶する。
【0011】従って、情報記憶素子の外部より情報読み
出し命令或いは書き込み命令及び書き込み対象となる情
報を前記第1の周波数の電磁波によって輻射することに
より、情報記憶素子内の記憶情報が前記第2の周波数の
電磁波として出射され、或いは情報が半導体記憶部に書
き込まれるので、情報記憶素子から輻射された電磁波を
受信することにより、製造年月日、製造番号、製造ロッ
ト、製造工場等の記憶情報を得ることができる。さら
に、前記半導体記憶部内に使用箇所、或いは修理履歴等
の新たな情報を書き込むことにより情報を更新すること
ができる。また、前記情報記憶素子内部には電源を必要
としないので、半永久的に動作可能である。
【0012】また、請求項3では、第1の周波数の超音
波を受信する超音波受信部と、入力情報に基づく第2の
周波数の超音波を送信する超音波送信部と、前記超音波
受信部に入力された第1の周波数の超音波より所定の直
流電流を生成する整流回路と、前記整流回路から出力さ
れる直流電流により動作する半導体記憶部と、前記整流
回路から出力される直流電流により動作し、前記半導体
記憶部内の記憶情報を読み出す中央処理部と、前記整流
回路から出力される直流電流により動作し、前記中央処
理部によって読み出された情報を前記超音波送信部に供
給する発信部とからなる情報記憶素子が所定箇所に設け
られているホースを提案する。
【0013】該ホースによれば、前記情報記憶素子の半
導体記憶部には、例えば予め製造年月日、製造番号、製
造ロット、製造工場等の情報が書き込まれる。また、前
記情報記憶素子においては、その外部から前記第1の周
波数の超音波を前記超音波受信部によって受信すると、
整流回路によって該超音波のエネルギーから直流電流が
生成され、該直流電流によって前記半導体記憶部及び前
記中央処理部並びに高周波発信部が駆動される。これに
より、前記中央処理部は、前記第1の周波数の超音波が
受信されている間に、即ち前記整流回路から直流電流が
供給されている間に、前記半導体記憶部内に記憶されて
いる情報を読み出し、該読み出された情報は、前記超音
波送信部によって前記第2の周波数の超音波として輻射
される。従って、情報記憶素子の外部より前記第1の周
波数の超音波を輻射することにより、これとほぼ同時に
情報記憶素子内の記憶情報が前記第2の周波数の超音波
として出射されるので、これを受信することにより、製
造年月日、製造番号、製造ロット、製造工場等の記憶情
報を得ることができる。また、前記情報記憶素子内部に
は電源を必要としないので、半永久的に使用可能であ
る。
【0014】また、請求項4では、第1の周波数の超音
波を受信する超音波受信部と、入力情報に基づく第2の
周波数の超音波を送信する超音波送信部と、前記超音波
受信部に入力された第1の周波数の超音波より所定の直
流電流を生成する整流回路と、前記超音波受信部に接続
され、前記超音波受信部に入力された第1の周波数の超
音波を検波する検波回路と、前記整流回路から出力され
る直流電流により動作する半導体記憶部と、前記整流回
路から出力される直流電流により動作し、前記半導体記
憶部内の記憶情報を読み出すと共に、前記検波回路によ
り検波された情報を前記半導体記憶部に書き込む中央処
理部と、前記整流回路から出力される直流電流により動
作し、前記中央処理部によって読み出された情報を前記
超音波送信部に供給する発信部とからなる情報記憶素子
が所定箇所に設けられているホースを提案する。
【0015】該ホースによれば、前記情報記憶素子の半
導体記憶部には、例えば予め製造年月日、製造番号、製
造ロット、製造工場等の情報が書き込まれる。また、前
記情報記憶素子においては、その外部から前記第1の周
波数の超音波を前記超音波受信部によって受信すると、
整流回路によって該超音波のエネルギーから直流電流が
生成され、該直流電流によって前記半導体記憶部及び前
記中央処理部並びに高周波発信部が駆動される。これに
より、前記中央処理部は、前記第1の周波数の超音波が
受信されている間に、即ち前記整流回路から直流電流が
供給されている間に、前記半導体記憶部内に記憶されて
いる情報を読み出し、該読み出された情報は、前記超音
波送信部によって前記第2の周波数の超音波として輻射
される。さらに、前記中央処理部は、前記検波回路から
入力する信号中の書き込み命令を受けたときに、該命令
に続く情報を前記半導体記憶部内の所定のアドレスに記
憶する。
【0016】従って、情報記憶素子の外部より情報読み
出し命令或いは書き込み命令及び書き込み対象となる情
報を前記第1の周波数の超音波によって輻射することに
より、これとほぼ同時に情報記憶素子内の記憶情報が前
記第2の周波数の超音波として出射され、或いは情報が
半導体記憶部に書き込まれるので、情報記憶素子から輻
射された電磁波を受信することにより、製造年月日、製
造番号、製造ロット、製造工場等の記憶情報を得ること
ができる。さらに、前記半導体記憶部内に使用箇所、或
いは修理履歴等の新たな情報を更新することができる。
また、前記情報記憶素子内部には電源を必要としないの
で、半永久的に使用可能である。
【0017】また、請求項5では、請求項1乃至4の何
れかに記載のホースにおいて、前記ホースは複数の層か
らなり、前記情報記憶素子は前記ホースの外周部に位置
する層内に埋設されているホースを提案する。
【0018】該ホースによれば、情報記憶素子はホース
の外周部に位置する層内に埋設されている。これによ
り、ホースから情報記憶素子が脱落することがない。
【0019】また、請求項6では、請求項1乃至4記載
のホースにおいて、前記情報記憶素子は、所定の情報が
表示されたバーコードラベルに設けられ、該バーコード
ラベルが前記ホースの外表面に貼り付けられているホー
スを提案する。
【0020】該ホースによれば、所定の情報が表示され
たバーコードラベルに前記情報記憶素子が設けられ、該
バーコードラベルが前記ホースの外表面に貼り付けられ
ている。これにより、製造時においてホースの任意の位
置に情報記憶素子を装着することができると共に、バー
コード表示によっても所定の情報を認識することができ
る。
【0021】また、請求項7では、請求項1乃至4の何
れかに記載のホースにおいて、前記情報記憶素子は、前
記ホースの外表面に印刷形成されたバーコードの印刷塗
料内に埋設されているホースを提案する。
【0022】該ホースによれば、前記ホースの外表面に
印刷形成されたバーコードの印刷塗料内に前記情報素子
が埋設されている。これにより、製造時においてホース
の任意の位置に情報記憶素子を装着することができると
共に、バーコード表示によっても所定の情報を認識する
ことができる。
【0023】また、請求項8では、請求項1乃至7の何
れかに記載のホースにおいて、前記情報記憶素子は、前
記ホースの長手方向に所定の間隔をあけて複数設けられ
ているホースを提案する。
【0024】該ホースによれば、ホースの長手方向に所
定の間隔をあけて複数の情報素子が設けられているの
で、何れの情報記憶素子をアクセスしても所定の情報を
得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
のホースを示す斜視図である。図において、1はホース
で、内側から不透過層11、第1ゴム層12、金属網等
からなる補強層13、第2ゴム層14の順に積層されて
構成されている。さらに、ホース1の外表面には製造ロ
ット番号(図示せず)が印刷表示されている。
【0026】不透過層11は、ホース内部の流動物の漏
出を防止するためのもので、例えばナイロンの混合物か
らなり、数百μm程度の厚みを有している。
【0027】また、第2ゴム層14内部には情報記憶素
子2が所定の間隔をあけて複数個設けられている。
【0028】前述した情報記憶素子2は、図2に示す情
報記憶素子本体2aを合成樹脂或いはセラミックス等で
モールドして所定の形状に形成したものである。
【0029】情報記憶素子本体2の形状は図2に示すよ
うに、全体がチップ状に形成され、直径3mm程度のボ
タン形状のセラミックス筐体によってモールドされてい
る。
【0030】図3乃至図5は本実施形態における情報記
憶素子及びスキャナの第1の実施例を示す図である。
【0031】即ち、第1の実施例における情報記憶素子
2は、図3のブロック図に示す電気系回路から構成され
ている。図において、2aは情報記憶素子本体で、受信
用アンテナ21、整流回路22、中央処理部23、記憶
部24、発信部25及び送信用アンテナ26から構成さ
れている。
【0032】また、情報記憶素子2の整流回路22は、
ダイオード221,222、コンデンサ223、及び抵抗器224か
ら構成され、周知の全波整流回路を形成している。この
整流回路22の入力側には受信用アンテナ21が接続さ
れ、受信用アンテナ21に誘起した高周波電流を整流し
て直流電流に変換して、中央処理部23、記憶部24及
び発信部25の駆動電源として出力するものである。
【0033】中央処理部23は、周知のCPU231及び
ディジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換器
232から構成され、CPU231は電源が供給されて駆動す
るとEEPROM等の半導体メモリからなる記憶部24
内に記憶されている情報を読み出して、この情報をD/
A変換器232を介して発信部25に出力する。
【0034】発信部25は、発振回路251、変調回路252
及び高周波増幅回路253から構成され、発振回路251によ
って発振された、例えば300MHzの搬送波を、中央
処理部23から入力した情報信号に基づいて、変調回路
252で変調して、これを高周波増幅回路253を介して送信
用アンテナ26に供給する。
【0035】ここで、情報記憶素子2の記憶部24に
は、これが装着されているホース1の製造に関する情
報、例えば製造工場名、製造ロット番号、製造年月日等
の情報が予め書き込まれている。
【0036】この情報記憶素子2に記憶されている情報
を読み出す際には、これに対応した専用のスキャナを使
用する。図4はスキャナの電気系回路を示すブロック図
である。図において、3はスキャナで、受信用アンテナ
31、受信部32、中央処理部33、キーボード34、
表示部35、発信部36、送信用アンテナ37、及びこ
れらへ電源を供給する電源部38から構成されている。
【0037】ここで、本発明におけるスキャナとは、後
述するように情報記憶素子2に対して第1の周波数の電
磁波を輻射しながら、これに伴って情報記憶素子2から
輻射される第2の周波数の電磁波を受信することによ
り、情報記憶素子2への情報アクセスを行うものを言
う。
【0038】スキャナ3の受信部32は、受信機321と
アナログ/ディジタル(以下、A/Dと称する)変換器
322から構成され、受信器321の入力側は受信用アンテナ
31に接続され、300MHzの高周波を受信し、これ
を検波した後、A/D変換器322を介して中央処理部3
3に出力する。
【0039】中央処理部33は、周知のCPU331及び
メモリ332から構成され、中央処理部331はキーボード3
4から入力された命令に基づいて、受信部32から入力
した情報をメモり332に記憶すると共に表示部35に表
示する。
【0040】さらに、発振部36は発信回路361とスイ
ッチ362から構成され、発信回路361はスイッチ362がオ
ンされたときに、例えば100KHz〜300KHzの
高周波信号を送信用アンテナ37に出力する。
【0041】このスキャナ3は、図5に示すように、ピ
ストル形状の筐体4内に組み込まれている。この筐体4
の先端部には、受信用アンテナ31及び送信用アンテナ
37が配置され、上面にはキーボード34及び表示部3
5が配置されている。さらに、グリップ4a前部のトリ
ガー位置にはスイッチ362が配置されている。
【0042】前述の構成よりなる本実施例によれば、製
品或いは部品としてのホース1の管理を行うときは、個
々の製造年月日、製造場所、製造ロット番号等の情報が
記憶されているので、個々の製品や部品の管理情報は常
に製品に添付され、製品の故障などの不具合が生じたと
きに、製品に関する情報を即座に知ることができる。
【0043】個々の製品に関する情報を得るためには、
スキャナ3を用いる。即ち、スキャナ3を調査対象とな
る製品の情報記憶素子2に近づけて、スイッチ362をオ
ン状態とする。これにより、スキャナ3の発信部36か
ら前述の高周波信号が送信用アンテナ37に供給され、
送信用アンテナ37から100〜300KHzの周波数
の電磁波が輻射される。この電磁波は情報記憶素子2の
受信用アンテナ21に入力され、受信用アンテナ21に
高周波電流が誘起する。受信用アンテナ21に誘起した
高周波電流は、整流回路22によって整流されて情報記
憶素子2内部の中央処理部23、記憶部24及び発信部
25に電源を供給する。
【0044】これにより、スキャナ3から送出された電
磁波を受信している間、電源を供給された中央処理部2
3は、予めプログラムされている情報の読み出し処理を
行う。即ち、中央処理部23は、記憶部24内に記憶さ
れている情報を読み出し、この情報を発信部25に出力
する。発信部では読み出された情報に基づいて搬送波を
変調し、変調された搬送波、即ち高周波信号を送信用ア
ンテナ26に供給する。これにより、送信用アンテナ2
6からは300MHzの周波数の電磁波が輻射される。
【0045】スキャナ3では、情報記憶素子2から輻射
された300MHzの電磁波を受信用アンテナ31を介
して受信部32によって受信し、受信部32は受信した
情報をディジタルデータに変換して中央処理部33に送
出する。
【0046】中央処理部33は、入力したディジタルデ
ータに基づく情報、即ち情報記憶素子2から受信した製
品に関する情報を表示部35に表示する。
【0047】前述したように本実施例によれば、情報記
憶素子2内には電源を設ける必要がないので、半永久的
に使用できると共に、個々の製品に関する情報を製品自
体に持たせておくことができるので、故障が生じた際に
は、ホース1自体の素性の確認が可能である。
【0048】従って、従来から用いられている製造ロッ
ト番号の印刷表示が使用時の劣化等によってかすれたり
汚れてしまっても、ホース1自体の素性の確認を容易に
行うことができる。
【0049】さらに、本実施例においては、スキャナ3
からの電磁波を受信したとほぼ同時に情報記憶素子2か
ら情報が返送されるので、コンベアベルトを用いた製品
の搬送工程等においても、移動する個々の製品に関する
情報を管理することができる。
【0050】また、スキャナ3への電源供給は蓄電池や
商用電源など利用状況に合わせて電源部38を構成する
ことにより使いやすいものが得られる。
【0051】次に、第1の実施形態における第2の実施
例を説明する。第2の実施例においては、情報記憶素子
2及びスキャナ3の電気系回路を図6及び図7のブロッ
ク図に示すものとした。図において、前述した第1の実
施例と同一構成部分は同一符号をもって表しその説明を
省略する。また、第1の実施例と第2の実施例との相違
点は、情報記憶素子2に検波部27を設けると共に、ス
キャナ3に変調部39を設けたことにある。
【0052】即ち、検波部27はダイオード271とA/
D変換器272からなり、ダイオード271のアノードは受信
用アンテナ21に接続され、カソードはA/D変換器を
介して中央処理部23のCPU231に接続されている。
【0053】また、変調部39は、D/A変換器391、
変調回路392及び高周波増幅回路393からなり、D/A変
換器391の入力側は中央処理部33のCPU331に接続さ
れ、出力側は変調回路392に接続されている。変調回路3
92は発信部36から搬送波を入力し、これを変調して高
周波増幅回路393に供給する。高周波増幅回路393は、入
力した高周波信号を増幅して送信用アンテナ37に出力
する。
【0054】前述の構成よりなる第2の実施例によれ
ば、例えば、製造年月日、製造場所、製造ロット番号等
の情報を記憶させた情報記憶素子2をホース1に装着す
る。これにより、ホース1の管理情報は常にホース1に
添付され、ホース1の故障などの不具合が生じたとき
に、ホース1に関する情報を即座に知ることができる。
【0055】また、ホース1に関する情報を読み出した
り、或いは情報を更新したりするときは、スキャナ3を
用いる。即ち、情報の読み出しか書き込みかをキーボー
ドに設定し、さらに情報の書き込みのときには書き込み
対象となる情報もキーボードを用いて設定しておく。こ
の後、スキャナ3を調査対象となるホース1の情報記憶
素子2に近づけて、スイッチ362をオン状態とする。
【0056】これにより、スキャナ3の発信部36から
情報の読み出し或いは書き込み命令に基づく高周波信号
が送信用アンテナ37に供給され、送信用アンテナ37
から100〜300KHzの周波数の電磁波が輻射され
る。この電磁波は情報記憶素子2の受信用アンテナ21
に入力され、受信用アンテナ21に高周波電流が誘起す
る。受信用アンテナ21に誘起した高周波電流は、整流
回路22によって整流されて情報記憶素子2内部の中央
処理部23、記憶部24及び発信部25に電源を供給す
る。
【0057】これにより、スキャナ3から送出された電
磁波を受信している間、電源を供給された中央処理部2
3は、検波回路27を介して入力される情報の読み出し
命令或いは書き込み命令に従って、予めプログラムされ
ている処理を行う。
【0058】即ち、情報の読み出し命令を受けたときに
は、中央処理部23は、記憶部24内に記憶されている
情報を読み出し、この情報を発信部25に出力する。発
信部25では読み出された情報に基づいて搬送波を変調
し、変調された搬送波、即ち高周波信号を送信用アンテ
ナ26に供給する。これにより、送信用アンテナ26か
らは300MHzの周波数の電磁波が輻射される。
【0059】スキャナ3では、情報記憶素子2から輻射
された300MHzの電磁波を受信用アンテナ31を介
して受信部32によって受信し、受信部32は受信した
情報をディジタルデータに変換して中央処理部33に送
出する。
【0060】中央処理部33は、入力したディジタルデ
ータに基づく情報、即ち情報記憶素子2から受信したホ
ース1に関する情報を表示部35に表示する。
【0061】また、情報の書き込み命令を受けたときに
は、中央処理部23は、命令と共に受信した書き込み対
象となる情報を記憶部24の所定アドレスに記憶する。
これにより、情報記憶素子2内の記憶情報が更新され
る。
【0062】前述したように第2の実施例によれば、情
報記憶素子2内には電源を設ける必要がないので、半永
久的に使用できると共に、ホース1に関する情報をホー
ス1自体に持たせておくことができるので、故障が生じ
た際には、ホース自体の素性の確認が可能である。
【0063】従って、従来から用いられている製造ロッ
ト番号の印刷表示が使用時の劣化等によってかすれたり
汚れたりしても、ホース自体の素性の確認を容易に行う
ことができる。
【0064】さらに、情報記憶素子2の記憶情報は容易
に更新、或いは書き換えできるので、ホース1の履歴等
を残したい場合には有効に活用することができる。例え
ば、故障して修理が行われた場合には、修理日時、修理
実施工場、修理内容等の情報を任意の時点で情報記憶素
子2に書き込むことができると共に読み出すこともで
き、個々のホース1の履歴を確実に把握することができ
る。
【0065】次に、本実施形態における第3の実施例を
説明する。第3の実施例においては、情報記憶素子2及
びスキャナ3の電気系回路を図8のブロック図に示すも
のとした。図において、前述した第1の実施例と同一構
成部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。即
ち、2aは情報記憶素子本体で、超音波受信部61、整
流回路62、中央処理部63、記憶部64、超音波送信
部65から構成されている。
【0066】3はスキャナで、超音波受信部71、中央
処理部72、キーボード73、表示部74、超音波送信
部75、及びこれらへ電源を供給する電源部76から構
成されている。ここで、本実施例におけるスキャナと
は、後述するように情報記憶素子2に対して第1の周波
数の超音波を輻射しながら、これに伴って情報記憶素子
2から輻射される第2の周波数の超音波を受信すること
により、情報記憶素子2への情報アクセスを行うものを
言う。
【0067】また、超音波受信部61,71及び超音波
送信部65,75は、電歪型振動子を用いた超音波セン
サが使用されている。
【0068】情報記憶素子2の整流回路62の入力側に
は超音波受信部61が接続され、超音波受信部61に誘
起した高周波電流を整流して直流電流に変換して、中央
処理部63、記憶部64及び超音波送信部65の駆動電
源として出力するものである。
【0069】中央処理部63は、周知のCPU631及び
ディジタル/アナログ(以下、D/Aと称する)変換器
632から構成され、CPU631は電源が供給されて駆動す
るとEEPROM等の半導体メモリからなる記憶部64
内に記憶されている情報を読み出して、この情報をD/
A変換器632を介して超音波送信部65に出力する。
【0070】超音波送信部65は、例えば300KHz
の搬送波を、中央処理部13から入力した情報信号に基
づいて変調し、超音波として輻射する。
【0071】また、スキャナ3の超音波受信部71は、
300KHzの超音波を受信し、これを検波した後、中
央処理部72に出力する。
【0072】中央処理部72は、周知のCPU721、D
/A変換回路722及びメモリ723から構成され、中央処理
部721はキーボード73から入力された命令に基づい
て、超音波受信部71から入力した情報をメモり723に
記憶すると共に表示部74に表示する。
【0073】さらに、超音波送信部75は超音波発信回
路751とスイッチ752から構成され、超音波発信回路751
はスイッチ752がオンされたときに、例えば100Hz
〜300Hzの超音波信号を出力する。
【0074】一方、情報記憶素子2は第1の実施例と同
様に、全体がチップ状に形成され、直径3mm程度のボ
タン形状のセラミックス筐体によってモールドされてい
る。
【0075】また、スキャナ3は、図5に示す第1の実
施例と同様に、ピストル形状の筐体4内に組み込まれて
いる。
【0076】前述の構成よりなる第3の実施例によれ
ば、ホース1の管理を行うときは、ホース1の製造年月
日、製造場所、製造ロット番号等の情報が記憶されてい
るので、製品や部品としてのホース1の管理情報は常に
ホース1に添付され、ホース1の故障などの不具合が生
じたときに、そのホース1に関する情報を即座に知るこ
とができる。
【0077】対象となるホース1に関する情報を得るた
めには、スキャナ3を用いる。即ち、スキャナ3を調査
対象となるホース1の情報記憶素子2に近づけて、スイ
ッチ752をオン状態とする。これにより、スキャナ3の
超音波発信部75から前述の超音波信号が輻射される。
この超音波は情報記憶素子2の超音波受信部61に入力
され、超音波受信部61に誘起した高周波電流は、整流
回路62によって整流されて情報記憶素子2内部の中央
処理部63、記憶部64及び超音波送信部65に電源を
供給する。
【0078】これにより、スキャナ3からの超音波を受
信している間、電源を供給された中央処理部63は、予
めプログラムされている情報の読み出し処理を行う。即
ち、中央処理部63は、記憶部64内に記憶されている
情報を読み出し、この情報を超音波送信部65に出力す
る。超音波送信部65では読み出された情報に基づいて
搬送波を変調し、超音波として輻射する。これにより、
超音波送信部65からは300KHzの周波数の超音波
が輻射される。
【0079】スキャナ3では、情報記憶素子2から輻射
された300KHzの超音波を超音波受信部71によっ
て受信し、超音波受信部71は受信した情報を中央処理
部72に送出する。
【0080】中央処理部72は、入力した情報をA/D
変換器722によってディジタルデータに変換し、このデ
ータに基づく情報、即ち情報記憶素子2から受信したホ
ース1に関する情報を表示部74に表示する。
【0081】前述したように本実施例によれば、情報記
憶素子2内には電源を設ける必要がないので、半永久的
に使用できると共に、ホース1に関する情報をホース自
体に持たせておくことができるので、故障が生じた際に
は、ホース自体の素性の確認が可能であり、従来から用
いられている製造ロット番号の印刷表示がかすれたり汚
れたりしても、ホース自体の素性の確認を容易に行うこ
とができる。
【0082】また、本実施例では超音波を使用している
ので、前述した第1乃至第2の実施例のように電磁波を
使用した場合に比べて、電磁波の透過しない部材中に埋
め込んで使用することも容易に可能となる。
【0083】さらに、スキャナ3からの超音波を受信し
たとほぼ同時に情報記憶素子2から情報が返送されるの
で、コンベアベルトを用いた製品の搬送工程等において
も、移動する個々の製品に関する情報を管理することが
できる。
【0084】次に、本実施形態における第4の実施例を
説明する。図9は第4の実施例における情報記憶素子本
体とスキャナの電気系回路を示すブロック図である。図
において、前述した第3の実施例と同一構成部分は同一
符号をもって表しその説明を省略する。また、第3の実
施例と第4の実施例との相違点は、情報記憶素子2に検
波部66を設けると共に、スキャナ3に変調部77を設
けたことにある。
【0085】即ち、検波部66はダイオード661とA/
D変換器662からなり、ダイオード661のアノードは超音
波受信部61に接続され、カソードはA/D変換器を介
して中央処理部63のCPU631に接続されている。
【0086】また、変調部77は、D/A変換器771及
び変調回路772からなり、D/A変換器771の入力側は中
央処理部72のCPU721に接続され、出力側は変調回
路772に接続されている。変調回路772は超音波発信器75
1から出力される超音波を変調する。
【0087】前述の構成よりなる第4の実施例によれ
ば、例えば、製造年月日、製造場所、製造ロット番号等
の情報を記憶させた情報記憶素子2をホース1に装着す
る。これにより、ホース1の管理情報は常にホースに添
付され、ホースの故障などの不具合が生じたときに、こ
のホースに関する情報を即座に知ることができる。
【0088】また、ホース1に関する情報を読み出した
り、或いは情報を更新したりするときは、スキャナ3を
用いる。即ち、情報の読み出しか書き込みかをキーボー
ド73に設定し、さらに情報の書き込みのときには書き
込み対象となる情報もキーボード73を用いて設定して
おく。この後、スキャナ3を調査対象となるホース1の
情報記憶素子2に近づけて、スイッチ752をオン状態と
する。
【0089】これにより、スキャナ3の超音波発信器75
1から情報の読み出し或いは書き込み命令に基づく超音
波が輻射される。この超音波は情報記憶素子2の超音波
受信部61に入力され、超音波受信部61に誘起した高
周波電流は、整流回路62によって整流されて情報記憶
素子2内部の中央処理部63、記憶部64及び超音波送
信部65に電源を供給する。
【0090】これにより、スキャナ3から送出された超
音波を受信している間、電源を供給された中央処理部6
3は、検波回路66を介して入力される情報の読み出し
命令或いは書き込み命令に従って、予めプログラムされ
ている処理を行う。
【0091】即ち、情報の読み出し命令を受けたときに
は、中央処理部63は、記憶部64内に記憶されている
情報を読み出し、この情報を超音波送信部65に出力す
る。超音波送信部65では読み出された情報に基づいて
搬送波を変調し、超音波として輻射する。これにより、
超音波送信部65からは300KHzの周波数の超音波
が輻射される。
【0092】スキャナ3では、情報記憶素子2から輻射
された300KHzの超音波を超音波受信部71によっ
て受信し、超音波受信部71は受信した情報を中央処理
部72に送出する。
【0093】中央処理部72は、入力した情報をA/D
変換器722によってディジタルデータに変換し、このデ
ータに基づく情報、即ち情報記憶素子2から受信した製
品に関する情報を表示部74に表示する。
【0094】また、情報の書き込み命令を受けたときに
は、中央処理部63は、命令と共に受信した書き込み対
象となる情報を記憶部64の所定アドレスに記憶する。
これにより、情報記憶素子2内の記憶情報が更新され
る。
【0095】前述したように第4の実施例によれば、情
報記憶素子2内には電源を設ける必要がないので、半永
久的に使用できると共に、ホース1に関する情報をホー
ス自体に持たせておくことができるので、故障が生じた
際には、ホース1自体の素性の確認が可能であり、従来
から用いられている製造ロット番号の印刷表示がかすれ
たり汚れてしまっても、ホース1自体の素性の確認を容
易に行うことができる。
【0096】さらに、情報記憶素子2の記憶情報は容易
に更新、或いは書き換えできるので、ホース1の履歴等
を残したい場合には有効に活用することができる。例え
ば、故障して修理が行われた場合には、修理日時、修理
実施工場、修理内容等の情報を任意の時点で情報記憶素
子2に書き込むことができると共に読み出すこともで
き、個々のホース1の履歴を確実に把握することができ
る。
【0097】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図10は、第2の実施形態のホースを示す斜視図で
ある。図において、前述した第1の実施形態と同一構成
部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。ま
た、第1の実施形態と第2の実施形態との相違点は、情
報記憶素子2をバーコードラベル15内に埋設し、この
バーコードラベル15をホース1に巻き付けるようにし
て貼り付けたことにある。
【0098】即ち、バーコードラベル15は、例えば合
成樹脂フィルム或いはアルミニウムフィルムからなり、
この表面に製造ロット番号等の情報がバーコードを用い
て印刷されると共に、情報記憶素子2が接着剤によって
固着されている。
【0099】このバーコードラベル15の裏面に接着剤
を塗布して、ホース1の周方向に巻き付けるように貼り
付けている。
【0100】また、情報記憶素子2としては、前述した
第1の実施形態における第1乃至第4の実施例の何れを
用いても良い。
【0101】前述の構成よりなるホースでは、前述した
第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。さら
に、情報記憶素子2を簡単に装着することができると共
に、装着位置を外観上から認識することができ、情報の
アクセスを容易に行うことができる。また、バーコード
によっても製造ロット番号等の表記情報を知ることがで
きる。
【0102】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。図11は、第3の実施形態のホースを示す斜視図で
ある。図において、前述した第1の実施形態と同一構成
部分は同一符号をもって表しその説明を省略する。ま
た、第1の実施形態と第3の実施形態との相違点は、情
報記憶素子2をホース1の外表面に固着し、この上に製
造ロット番号等の情報をバーコードを用いて印刷表示
(16)したことにある。
【0103】このようにホース1の外表面に固着された
情報記憶素子2の表面にバーコードを印刷することによ
り、印刷塗料が情報記憶素子2を覆い、この印刷塗料に
よって情報記憶素子2を保護することができると共に、
情報記憶素子2の装着位置を外観上から認識することが
でき、情報のアクセスを容易に行うことができる。さら
に、バーコードによっても製造ロット番号等の表記情報
を知ることができる。
【0104】また、情報記憶素子2としては、前述した
第1の実施形態における第1乃至第4の実施例の何れを
用いても良い。
【0105】尚、前述した各実施形態及び実施例は一例
であり、本発明がこれに限定されることはない。例え
ば、情報記憶素子2は1つのホースに対して1個設けて
も良いし、所定の間隔をあけて複数個設けても良い。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載のホースによれば、予め半導体記憶部内に製造年月
日、製造番号、製造ロット、製造工場等の情報を書き込
んでおけば、情報記憶素子の外部より第1の周波数の電
磁波を輻射することにより、これとほぼ同時に情報記憶
素子内の記憶情報が第2の周波数の電磁波として出射さ
れるため、これを受信することにより、前記半導体記憶
部内に書き込まれている製造年月日、製造番号、製造ロ
ット、製造工場等の記憶情報を得ることができ、また、
前記情報記憶素子内部には電源を必要とせず、半永久的
に動作可能であり、ホースに関する情報をホース自体に
持たせておくことができるので、故障が生じた際には、
ホース自体の素性の確認が可能である。従って、従来か
ら用いられている製造ロット番号の印刷表示が使用時の
劣化等によってかすれたり汚れたりしても、ホース自体
の素性の確認を容易に行うことができる。
【0107】また、請求項2記載のホースによれば、予
め半導体記憶部内に製造年月日、製造番号、製造ロッ
ト、製造工場等の情報を書き込んでおけば、情報記憶素
子の外部より情報読み出し命令或いは書き込み命令及び
書き込み対象となる情報を第1の周波数の電磁波によっ
て輻射することにより、情報記憶素子内の記憶情報が第
2の周波数の電磁波として出射され、或いは情報が半導
体記憶部に書き込まれるので、情報記憶素子から輻射さ
れた電磁波を受信することにより、製造年月日、製造番
号、製造ロット、製造工場等の記憶情報を得ることがで
きる。さらに、前記半導体記憶部内に使用箇所或いは修
理履歴等の新たな情報を書き込むことにより情報を更新
することができ、前記情報記憶素子内部には電源を必要
とせず、半永久的に動作可能であり、ホースに関する情
報をホース自体に持たせておくことができるので、故障
が生じた際には、ホース自体の素性の確認が可能であ
る。従って、従来から用いられている製造ロット番号の
印刷表示が使用時の劣化等によってかすれたり汚れたり
しても、ホース自体の素性の確認を容易に行うことがで
きる。
【0108】また、請求項3記載のホースによれば、予
め半導体記憶部内に製造年月日、製造番号、製造ロッ
ト、製造工場等の情報を書き込んでおけば、情報記憶素
子の外部より第1の周波数の超音波を輻射することによ
り、これとほぼ同時に情報記憶素子内の記憶情報が第2
の周波数の超音波として出射されるため、これを受信す
ることにより、製造年月日、製造番号、製造ロット、製
造工場等の記憶情報を得ることができ、また前記情報記
憶素子内部には電源を必要とせず、半永久的に使用可能
であり、ホースに関する情報をホース自体に持たせてお
くことができるので、故障が生じた際には、ホース自体
の素性の確認が可能である。従って、従来から用いられ
ている製造ロット番号の印刷表示が使用時の劣化等によ
ってかすれたり汚れたりしても、ホース自体の素性の確
認を容易に行うことができる。
【0109】また、請求項4記載のホースによれば、予
め半導体記憶部内に製造年月日、製造番号、製造ロッ
ト、製造工場等の情報を書き込んでおけば、情報記憶素
子の外部より情報読み出し命令或いは書き込み命令及び
書き込み対象となる情報を第1の周波数の超音波によっ
て輻射することにより、情報記憶素子内の記憶情報が第
2の周波数の超音波として出射され、或いは情報が半導
体記憶部に書き込まれるので、情報記憶素子から輻射さ
れた超音波を受信することにより、製造年月日、製造番
号、製造ロット、製造工場等の記憶情報を得ることがで
きる。さらに、前記半導体記憶部内に所持者名や販売店
名、或いは修理履歴等の新たな情報を書き込むことによ
り情報を更新することができ、前記情報記憶素子内部に
は電源を必要とせず、半永久的に動作可能であり、ホー
スに関する情報をホース自体に持たせておくことができ
るので、故障が生じた際には、ホース自体の素性の確認
が可能である。従って、従来から用いられている製造ロ
ット番号の印刷表示が使用時の劣化等によってかすれた
り汚れたりしても、ホース自体の素性の確認を容易に行
うことができる。
【0110】また、請求項5記載のホースによれば、上
記の効果に加えて、情報記憶素子はホースの外周部に位
置する層内に埋設されているので、ホースから情報記憶
素子が脱落することがなく、さらに使用者が前記情報記
憶素子を容易に取り除くことができないので、使用を開
始した後も、確実に品質や履歴を管理することができ
る。
【0111】また、請求項6記載のホースによれば、所
定の情報が表示されたバーコードラベルに前記情報記憶
素子が設けられ、該バーコードラベルが前記ホースの外
表面に貼り付けられているので、製造時においてホース
の任意の位置に情報記憶素子を装着することができると
共に、バーコード表示によっても所定の情報を認識する
ことができる。
【0112】また、請求項7記載のホースによれば、ホ
ースの外表面に印刷形成されたバーコードの印刷塗料内
に前記情報素子が埋設されているので、製造時において
ホースの任意の位置に情報記憶素子を装着することがで
きると共に、バーコード表示によっても所定の情報を認
識することができる。
【0113】また、請求項8記載のホースによれば、ホ
ースの長手方向に所定の間隔をあけて複数の情報素子が
設けられているので、何れの情報記憶素子をアクセスし
ても所定の情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のホースを示す斜視図
【図2】本発明の第1の実施形態における情報記憶素子
本体を示す外観図
【図3】本発明の第1の実施形態における情報記憶素子
本体の電気系回路の第1の実施例を示すブロック図
【図4】本発明の第1の実施形態におけるスキャナの電
気系回路の第1の実施例を示すブロック図
【図5】本発明の第1の実施形態におけるスキャナを示
す外観図
【図6】本発明の第1の実施形態における情報記憶素子
本体の電気系回路の第2の実施例を示すブロック図
【図7】本発明の第1の実施形態におけるスキャナの電
気系回路の第2の実施例を示すブロック図
【図8】本発明の第1の実施形態における情報記憶素子
本体及びスキャナの電気系回路の第3の実施例を示すブ
ロック図
【図9】本発明の第1の実施形態における情報記憶素子
本体及びスキャナの電気系回路の第4の実施例を示すブ
ロック図
【図10】本発明の第2の実施形態のホースを示す斜視
【図11】本発明の第3の実施形態のホースを示す斜視
【符号の説明】
1…ホース、11…不透過層、12…第1ゴム層、13
…補強層、14…第2ゴム層、15…バーコードラベ
ル、16…バーコード印字、2…情報記憶素子、2a…
情報記憶素子本体、21…受信用アンテナ、22…整流
回路、23…中央処理部、231…CPU、232…D/A変
換回路、24…記憶部、25…発信部、251…発振回
路、252…変調回路、253…高周波増幅回路、26…送信
用アンテナ、27…検波部、3…スキャナ、31…受信
用アンテナ、32…受信部、321…受信機、322…A/D
変換回路、33…中央処理部、331…CPU、332…メモ
リ、34…キーボード、35…表示部、36…発振部、
361…発信器、362…スイッチ、37…送信用アンテナ、
4…筐体、61…超音波受信部、62…整流回路、63
…中央処理部、631…CPU、632…D/A変換回路、6
4…記憶部、65…超音波送信部、66…検波部、71
…超音波受信部、72…中央処理部、721…CPU、722
…A/D変換回路、723…メモリ、73…キーボード、
74…表示部、75…超音波送信部、751…超音波発信
器、752…スイッチ、77…変調部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信用アンテナと、 送信用アンテナと、 前記受信用アンテナに入力された第1の周波数の電磁波
    より所定の直流電流を生成する整流回路と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作する半
    導体記憶部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記半導体記憶部内の記憶情報を読み出す中央処理部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記中央処理部によって読み出された情報を第2の周波数
    の高周波信号として前記送信アンテナに供給する高周波
    発信部とからなる情報記憶素子が所定箇所に設けられて
    いることを特徴とするホース。
  2. 【請求項2】 受信用アンテナと、 送信用アンテナと、 前記受信用アンテナに入力された第1の周波数の電磁波
    より所定の直流電流を生成する整流回路と、 前記受信用アンテナに接続され、前記受信用アンテナに
    入力された第1の周波数の電磁波を検波する検波回路
    と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作する半
    導体記憶部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記半導体記憶部内の記憶情報を読み出すと共に、前記検
    波部により検波された情報を前記半導体記憶部に書き込
    む中央処理部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記中央処理部によって読み出された情報を第2の周波数
    の高周波信号として前記送信アンテナに供給する高周波
    発信部とからなる情報記憶素子が所定箇所に設けられて
    いることを特徴とするホース。
  3. 【請求項3】 第1の周波数の超音波を受信する超音波
    受信部と、 入力情報に基づく第2の周波数の超音波を送信する超音
    波送信部と、 前記超音波受信部に入力された第1の周波数の超音波よ
    り所定の直流電流を生成する整流回路と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作する半
    導体記憶部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記半導体記憶部内の記憶情報を読み出す中央処理部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記中央処理部によって読み出された情報を前記超音波送
    信部に供給する発信部とからなる情報記憶素子が所定箇
    所に設けられていることを特徴とするホース。
  4. 【請求項4】 第1の周波数の超音波を受信する超音波
    受信部と、 入力情報に基づく第2の周波数の超音波を送信する超音
    波送信部と、 前記超音波受信部に入力された第1の周波数の超音波よ
    り所定の直流電流を生成する整流回路と、 前記超音波受信部に接続され、前記超音波受信部に入力
    された第1の周波数の超音波を検波する検波回路と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作する半
    導体記憶部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記半導体記憶部内の記憶情報を読み出すと共に、前記検
    波回路により検波された情報を前記半導体記憶部に書き
    込む中央処理部と、 前記整流回路から出力される直流電流により動作し、前
    記中央処理部によって読み出された情報を前記超音波送
    信部に供給する発信部とからなる情報記憶素子が所定箇
    所に設けられていることを特徴とするホース。
  5. 【請求項5】 前記ホースは複数の層からなり、前記情
    報記憶素子は前記ホースの外周部に位置する層内に埋設
    されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載のホース。
  6. 【請求項6】 前記情報記憶素子は、所定の情報が表示
    されたバーコードラベルに設けられ、該バーコードラベ
    ルが前記ホースの外表面に貼り付けられていることを特
    徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のホース。
  7. 【請求項7】 前記情報記憶素子は、前記ホースの外表
    面に印刷形成されたバーコードの印刷塗料内に埋設され
    ていることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載
    のホース。
  8. 【請求項8】 前記情報記憶素子は、前記ホースの長手
    方向に所定の間隔をあけて複数設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のホース。
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