JPH09293549A - コネクタ端子 - Google Patents
コネクタ端子Info
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- JPH09293549A JPH09293549A JP10829596A JP10829596A JPH09293549A JP H09293549 A JPH09293549 A JP H09293549A JP 10829596 A JP10829596 A JP 10829596A JP 10829596 A JP10829596 A JP 10829596A JP H09293549 A JPH09293549 A JP H09293549A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価に製作でき、かつ、取り付けにスペース
をとらない接触金具を内部に備えたコネクタ端子を提供
する。 【解決手段】 コネクタ端子10は、互いに嵌合可能な
ピン端子20とスリーブ端子30とを備え、このスリー
ブ端子30の嵌合部に形成された環状凹部33内に、導
電性の線材をCリング状に形成した接触端子40(環状
線材)が具備されている。この接触金具40は、上記環
状凹部33から線材の径の3分の1程度が突出するとと
もに環状凹部33の底面33aとの間にクリアランスを
有し、ピン端子20をスリーブ端子30に挿入すると、
拡径されて上記底面33に接触する。このように、ピン
端子20とスリーブ端子30との間に環状の接触金具4
0を設けることで、挿入し易く形成された両端子20,
30に接触金具40がそれぞれ接触して導通性を保証す
ることができる。
をとらない接触金具を内部に備えたコネクタ端子を提供
する。 【解決手段】 コネクタ端子10は、互いに嵌合可能な
ピン端子20とスリーブ端子30とを備え、このスリー
ブ端子30の嵌合部に形成された環状凹部33内に、導
電性の線材をCリング状に形成した接触端子40(環状
線材)が具備されている。この接触金具40は、上記環
状凹部33から線材の径の3分の1程度が突出するとと
もに環状凹部33の底面33aとの間にクリアランスを
有し、ピン端子20をスリーブ端子30に挿入すると、
拡径されて上記底面33に接触する。このように、ピン
端子20とスリーブ端子30との間に環状の接触金具4
0を設けることで、挿入し易く形成された両端子20,
30に接触金具40がそれぞれ接触して導通性を保証す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スリーブ端子内に
ピン端子を挿入する構造のコネクタ端子に関する。
ピン端子を挿入する構造のコネクタ端子に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来、この種
のコネクタ端子は、例えば電気自動車に用いられる電力
用のものではその形状が大きくなるため、スリーブ端子
をピン端子に嵌合する際の挿入力が非常に大きくなると
いう問題があった。
のコネクタ端子は、例えば電気自動車に用いられる電力
用のものではその形状が大きくなるため、スリーブ端子
をピン端子に嵌合する際の挿入力が非常に大きくなると
いう問題があった。
【0003】かかる問題を解決するために、例えば図1
3に示すようにピン端子1とスリーブ端子2との間にル
ーバー3を設け、このルーバー3を介して電気的導通を
確保しようとする技術が開発されている。これによれば
ピン端子1の挿入力が比較的小さくなり、大電流用のコ
ネクタ端子にも適用が可能になる。ところが、上述のよ
うにすると、ルーバー3は、図14に示すように、円弧
状部分3aを撓ませて接圧を取る構造となっているの
で、コネクタ端子が軸方向に長くなってしまうという問
題が生じていた。さらには、ルーバー3の形状が複雑で
あるために、製作コストが嵩むという問題もあった。
3に示すようにピン端子1とスリーブ端子2との間にル
ーバー3を設け、このルーバー3を介して電気的導通を
確保しようとする技術が開発されている。これによれば
ピン端子1の挿入力が比較的小さくなり、大電流用のコ
ネクタ端子にも適用が可能になる。ところが、上述のよ
うにすると、ルーバー3は、図14に示すように、円弧
状部分3aを撓ませて接圧を取る構造となっているの
で、コネクタ端子が軸方向に長くなってしまうという問
題が生じていた。さらには、ルーバー3の形状が複雑で
あるために、製作コストが嵩むという問題もあった。
【0004】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、安価に製作でき、かつ、小型化が可能な低挿入力の
コネクタ端子の提供を目的とする。
で、安価に製作でき、かつ、小型化が可能な低挿入力の
コネクタ端子の提供を目的とする。
【0005】
<請求項1の発明>上記目的を達成するため、請求項1
に係る発明は、それぞれ導電性の金属で形成された断面
円形のピン端子と、そのピン端子を嵌合挿入可能なスリ
ーブ端子とを備えたコネクタ端子であって、スリーブ端
子の内周壁に環状凹部を設けるとともに、その内部に導
電性の環状線材を配設し、この環状線材を介してピン端
子とスリーブ端子とを接触させるようにしたところに特
徴を有する。
に係る発明は、それぞれ導電性の金属で形成された断面
円形のピン端子と、そのピン端子を嵌合挿入可能なスリ
ーブ端子とを備えたコネクタ端子であって、スリーブ端
子の内周壁に環状凹部を設けるとともに、その内部に導
電性の環状線材を配設し、この環状線材を介してピン端
子とスリーブ端子とを接触させるようにしたところに特
徴を有する。
【0006】このような構成とすれば、環状線材を環状
凹部内で拡径方向に撓ませてピン端子とスリーブ端子と
の間の嵌合隙間を繋ぐことができるので、両端子に環状
線材をそれぞれ接触させて導通性を確保することができ
る。また、環状線材は線材を環状にすることで形成でき
るので、製作コストが安く、かつ、取り付けスペースも
小さくて済む。 <請求項2の発明>また、請求項2に係る発明は、上記
請求項1記載のコネクタ端子において、環状線材を複数
巻のコイル状をなすように形成し、その一部の巻回部が
ピン端子に接触し、少なくとも他の巻回部がスリーブ端
子の環状凹部に接触するようにしたところに特徴を有す
る。このような構成とすれば、コイル状の環状線材は、
一部の巻回部の内周側がピン端子に接触し、他の巻回部
の外周側がスリーブ端子の内周側に接触することにな
る。換言すれば、コイル状環状線材が両端子に接触する
場所を別々の巻回部に備えることとなるので、各内外周
寸法はどちらか一方の端子に対応させて製作すればよ
く、その製造に求められる精度を高くする必要がなくな
り、その分、製作コストが安価になる。
凹部内で拡径方向に撓ませてピン端子とスリーブ端子と
の間の嵌合隙間を繋ぐことができるので、両端子に環状
線材をそれぞれ接触させて導通性を確保することができ
る。また、環状線材は線材を環状にすることで形成でき
るので、製作コストが安く、かつ、取り付けスペースも
小さくて済む。 <請求項2の発明>また、請求項2に係る発明は、上記
請求項1記載のコネクタ端子において、環状線材を複数
巻のコイル状をなすように形成し、その一部の巻回部が
ピン端子に接触し、少なくとも他の巻回部がスリーブ端
子の環状凹部に接触するようにしたところに特徴を有す
る。このような構成とすれば、コイル状の環状線材は、
一部の巻回部の内周側がピン端子に接触し、他の巻回部
の外周側がスリーブ端子の内周側に接触することにな
る。換言すれば、コイル状環状線材が両端子に接触する
場所を別々の巻回部に備えることとなるので、各内外周
寸法はどちらか一方の端子に対応させて製作すればよ
く、その製造に求められる精度を高くする必要がなくな
り、その分、製作コストが安価になる。
【0007】<請求項3の発明>さらに、請求項3に係
る発明は、上記請求項1ないし請求項2のいずれか記載
のコネクタ端子において、ピン端子は先細りのテーパ面
を有し、スリーブ端子の内周壁に、そのテーパ面と隙間
を介するように設けられた環状面によって環状凹部が形
成され、環状線材は円錐コイル状をなして環状凹部に収
容されているところに特徴を有する。このような構成と
すれば、ピン端子とスリーブ端子は、円錐コイル状を成
す環状端子の複数箇所で導通されるので導通性をよくす
ることができる。 <請求項4の発明>さらに、請求項4に係る発明は、請
求項1記載のコネクタ端子において、環状線材は、径方
向に波打ち状に湾曲しつつ環状をなし、外周面側が環状
凹部奥壁に接触し、内周側がピン端子に接触するところ
に特徴を有する。
る発明は、上記請求項1ないし請求項2のいずれか記載
のコネクタ端子において、ピン端子は先細りのテーパ面
を有し、スリーブ端子の内周壁に、そのテーパ面と隙間
を介するように設けられた環状面によって環状凹部が形
成され、環状線材は円錐コイル状をなして環状凹部に収
容されているところに特徴を有する。このような構成と
すれば、ピン端子とスリーブ端子は、円錐コイル状を成
す環状端子の複数箇所で導通されるので導通性をよくす
ることができる。 <請求項4の発明>さらに、請求項4に係る発明は、請
求項1記載のコネクタ端子において、環状線材は、径方
向に波打ち状に湾曲しつつ環状をなし、外周面側が環状
凹部奥壁に接触し、内周側がピン端子に接触するところ
に特徴を有する。
【0008】このような構成とすれば、ピン端子とスリ
ーブ端子との間で上記湾曲部を撓ませて挿入力を低く
し、かつ、接触圧による高い導通性を得ることができ
る。 <請求項5の発明>さらに、請求項5に係る発明は、請
求項1記載のコネクタ端子において、環状線材は、環状
凹部の幅方向に波打ち状に湾曲しつつ環状をなし、その
湾曲部の先端が環状凹部の両内側壁に接触するところに
特徴を有する。このような構成とすれば、環状線材とス
リーブ端子との間においては、環状凹部の両内側壁に環
状線材の湾曲部を撓ませることにより接触圧を発揮させ
て高い導通性を得ることができ、環状線剤とピン端子と
の間においては、環状をなす径方向の撓みにより接触圧
を発揮して高い導通性を得ることができる。また、湾曲
部は環状凹部に幅方向に波打ち状となっているので環状
凹部を浅く形成でき、スリーブ端子の径を小さくするこ
とができる。
ーブ端子との間で上記湾曲部を撓ませて挿入力を低く
し、かつ、接触圧による高い導通性を得ることができ
る。 <請求項5の発明>さらに、請求項5に係る発明は、請
求項1記載のコネクタ端子において、環状線材は、環状
凹部の幅方向に波打ち状に湾曲しつつ環状をなし、その
湾曲部の先端が環状凹部の両内側壁に接触するところに
特徴を有する。このような構成とすれば、環状線材とス
リーブ端子との間においては、環状凹部の両内側壁に環
状線材の湾曲部を撓ませることにより接触圧を発揮させ
て高い導通性を得ることができ、環状線剤とピン端子と
の間においては、環状をなす径方向の撓みにより接触圧
を発揮して高い導通性を得ることができる。また、湾曲
部は環状凹部に幅方向に波打ち状となっているので環状
凹部を浅く形成でき、スリーブ端子の径を小さくするこ
とができる。
【0009】
<第1実施形態>以下、図1乃至図4を参照して本発明
の第1実施形態を説明する。図1に示すように、コネク
タ端子10は、断面円形のピン端子20と、同ピン端子
20を嵌合挿入可能なスリーブ端子30とを備えてい
る。このピン端子20は、外周面に円板状のフランジ2
1を備えてその前方をスリーブ端子30への挿入部22
とし、更に、その先端にテーパ面23を有している。ま
た、その後方の端面にはケーブル等の取り付けのための
凹部24が形成されている。
の第1実施形態を説明する。図1に示すように、コネク
タ端子10は、断面円形のピン端子20と、同ピン端子
20を嵌合挿入可能なスリーブ端子30とを備えてい
る。このピン端子20は、外周面に円板状のフランジ2
1を備えてその前方をスリーブ端子30への挿入部22
とし、更に、その先端にテーパ面23を有している。ま
た、その後方の端面にはケーブル等の取り付けのための
凹部24が形成されている。
【0010】一方、上記スリーブ端子30は、図2に示
すように、上記ピン端子20より太い内部中央に隔壁3
0aを備えた中空の円筒形をなし、図示左側端部を上記
ピン端子20との嵌合凹部32とし、他端側がケーブル
等の取り付け凹部30bとなっている。また、スリーブ
端子30の外周面にはフランジ31が形成されている。
上記嵌合凹部32は、その径においては上記ピン端子2
0の挿入部22外径より若干大きめに形成して挿入抵抗
の低下を図ってあり、深さにおいては同挿入部22を付
け根まで挿入できる深さにしてある。また、上記嵌合凹
部32の内壁には、その周方向に沿って延びる環状凹部
33が形成されていてその内部に接触金具40が備えら
れている。
すように、上記ピン端子20より太い内部中央に隔壁3
0aを備えた中空の円筒形をなし、図示左側端部を上記
ピン端子20との嵌合凹部32とし、他端側がケーブル
等の取り付け凹部30bとなっている。また、スリーブ
端子30の外周面にはフランジ31が形成されている。
上記嵌合凹部32は、その径においては上記ピン端子2
0の挿入部22外径より若干大きめに形成して挿入抵抗
の低下を図ってあり、深さにおいては同挿入部22を付
け根まで挿入できる深さにしてある。また、上記嵌合凹
部32の内壁には、その周方向に沿って延びる環状凹部
33が形成されていてその内部に接触金具40が備えら
れている。
【0011】この接触金具40は、図3に示すように、
断面円形の導電性の線材を環状に曲げ加工したものであ
り、拡径方向に弾性力をもって撓むことができるように
一部に切り欠き41を有し、いわゆるCリングのよう形
成されている。また、上記導電性の線材には、例えば、
リン銅、黄銅、ベリリウム銅等のバネ性を備えたものが
用いられている。この接触金具40の大きさは、スリー
ブ端子30との関係においては、上記環状凹部33から
線材の径の3分の1程度が突出するとともに環状凹部3
3の底面33aとの間にクリアランスを有しするように
形成されている。従って、そのクリアランスの範囲で接
触金具40は拡径方向に伸縮できる。
断面円形の導電性の線材を環状に曲げ加工したものであ
り、拡径方向に弾性力をもって撓むことができるように
一部に切り欠き41を有し、いわゆるCリングのよう形
成されている。また、上記導電性の線材には、例えば、
リン銅、黄銅、ベリリウム銅等のバネ性を備えたものが
用いられている。この接触金具40の大きさは、スリー
ブ端子30との関係においては、上記環状凹部33から
線材の径の3分の1程度が突出するとともに環状凹部3
3の底面33aとの間にクリアランスを有しするように
形成されている。従って、そのクリアランスの範囲で接
触金具40は拡径方向に伸縮できる。
【0012】また、上記ピン端子20との関係において
は、ピン端子20を接触金具40に挿入すると接触金具
40が拡径して上記クリアランス分だけ外周面が外側に
移動するように形成されている。従って、接触金具40
は、同スリーブ端子30内にピン端子20を挿入する
と、図4に示すように、内側がピン端子20に接触しつ
つ拡径されて外側が環状凹部33の底面33aと接触
し、両端子20,40間で接触金具40の線材自体が押
しつぶされて接触することとなるため確実な導通性を得
ることができる。
は、ピン端子20を接触金具40に挿入すると接触金具
40が拡径して上記クリアランス分だけ外周面が外側に
移動するように形成されている。従って、接触金具40
は、同スリーブ端子30内にピン端子20を挿入する
と、図4に示すように、内側がピン端子20に接触しつ
つ拡径されて外側が環状凹部33の底面33aと接触
し、両端子20,40間で接触金具40の線材自体が押
しつぶされて接触することとなるため確実な導通性を得
ることができる。
【0013】次に、このコネクタ端子10の嵌合接続動
作について説明する。ピン端子20の挿入部22先端
を、スリーブ端子30の嵌合凹部32の開口に対面させ
て内部に挿入する。挿入部22は、そのテーパ面23に
よってスリーブ端子30の嵌合凹部32内に導かれ、更
に嵌合凹部32より若干径が小さいので小さな挿入抵抗
で挿入される。すると、奥まで挿入される途中で、接触
金具40にピン端子20の先端が到達する。そのまま、
ピン端子20を奥まで押し込むと、ピン端子20のテー
パ面23によって緩やかに接触金具40が拡径方向に押
し広げられる。すると、接触金具40の外周側が環状凹
部33の底部と接触し、両端子20,30が接触金具4
0を介して確実に導通され、そして、ピン端子20のフ
ランジ21がスリーブ端子30の前端面に当接して嵌合
完了となる。
作について説明する。ピン端子20の挿入部22先端
を、スリーブ端子30の嵌合凹部32の開口に対面させ
て内部に挿入する。挿入部22は、そのテーパ面23に
よってスリーブ端子30の嵌合凹部32内に導かれ、更
に嵌合凹部32より若干径が小さいので小さな挿入抵抗
で挿入される。すると、奥まで挿入される途中で、接触
金具40にピン端子20の先端が到達する。そのまま、
ピン端子20を奥まで押し込むと、ピン端子20のテー
パ面23によって緩やかに接触金具40が拡径方向に押
し広げられる。すると、接触金具40の外周側が環状凹
部33の底部と接触し、両端子20,30が接触金具4
0を介して確実に導通され、そして、ピン端子20のフ
ランジ21がスリーブ端子30の前端面に当接して嵌合
完了となる。
【0014】このように、ピン端子20とスリーブ端子
30との間に環状の接触金具40を設けることで、挿入
し易く形成された両端子20,30に接触金具40がそ
れぞれ接触して導通性を確保することができる。また、
接触金具40は、線材を環状にすることで製造できるの
で、製作コストは安くなる。更に、例えば、従来のルー
バーのように大きくないので、接触金具40の取り付け
によって端子自体が大きくなることもない。 <第2実施形態>本実施形態のスリーブ端子30には、
図9に示すように、幅が広い環状凹部33に備えられ、
その内部に2巻きのコイル状に形成された接触金具42
が備えられている。この2巻きのコイルをなす2つの巻
回部は、図9では強調して表してあるが、大きさが異な
っており、上記環状凹部33に対して以下のようになっ
ている。
30との間に環状の接触金具40を設けることで、挿入
し易く形成された両端子20,30に接触金具40がそ
れぞれ接触して導通性を確保することができる。また、
接触金具40は、線材を環状にすることで製造できるの
で、製作コストは安くなる。更に、例えば、従来のルー
バーのように大きくないので、接触金具40の取り付け
によって端子自体が大きくなることもない。 <第2実施形態>本実施形態のスリーブ端子30には、
図9に示すように、幅が広い環状凹部33に備えられ、
その内部に2巻きのコイル状に形成された接触金具42
が備えられている。この2巻きのコイルをなす2つの巻
回部は、図9では強調して表してあるが、大きさが異な
っており、上記環状凹部33に対して以下のようになっ
ている。
【0015】即ち、上記環状凹部33は接触金具42の
線材径より深く形成されており、接触金具42の大きい
側の巻回部は(以下、「径大環42a」という)、その
外周側が環状凹部33の底面に弾性的に当接するように
形成されている。一方、接触金具42の小さい側の巻回
部は(以下、「径小環42b」という)、その内周側が
環状凹部33から突出しており、ピン端子20によって
弾性的に拡径されて所定の接触圧をもってこのピン端子
20の外周面に接触するようになっている。また、上述
した線径と環状凹部33の深さの関係から、径小環42
bは拡径しても環状凹部33の底面には当接しない。
線材径より深く形成されており、接触金具42の大きい
側の巻回部は(以下、「径大環42a」という)、その
外周側が環状凹部33の底面に弾性的に当接するように
形成されている。一方、接触金具42の小さい側の巻回
部は(以下、「径小環42b」という)、その内周側が
環状凹部33から突出しており、ピン端子20によって
弾性的に拡径されて所定の接触圧をもってこのピン端子
20の外周面に接触するようになっている。また、上述
した線径と環状凹部33の深さの関係から、径小環42
bは拡径しても環状凹部33の底面には当接しない。
【0016】また、接触金具42は環状凹部33の内側
面33b,33bにも接触可能な寸法に形成され、この
接触金具42は、ピン端子20の挿入口側に径大環42
aを位置させて環状凹部33に取り付けてある。その他
の構造に関しては、第1実施形態と同様であり、同一部
位については同一符号を付すことで重複した説明は省略
する。
面33b,33bにも接触可能な寸法に形成され、この
接触金具42は、ピン端子20の挿入口側に径大環42
aを位置させて環状凹部33に取り付けてある。その他
の構造に関しては、第1実施形態と同様であり、同一部
位については同一符号を付すことで重複した説明は省略
する。
【0017】次に、このコネクタ端子10の嵌合接続動
作について説明する。ピン端子20をスリーブ端子30
に挿入すると、ピン端子20の先端テーパ面23が接触
金具42の径小環42bの内周側に当接する。そこで、
ピン端子20を奥まで強く押し込むと、接触金具42の
径小環42bはピン端子20のテーパ面23によって緩
やかに押し広げられ、ピン端子20の外周面に接触す
る。また、スリーブ端子30と接触金具42との間も径
大環42aを介して接触されており、また接触金具42
はコイル状をなしているので、上記径小環42bと径大
環42aとは導通しているから、両端子20,30は接
触金具42を介した電気導通状態となる。
作について説明する。ピン端子20をスリーブ端子30
に挿入すると、ピン端子20の先端テーパ面23が接触
金具42の径小環42bの内周側に当接する。そこで、
ピン端子20を奥まで強く押し込むと、接触金具42の
径小環42bはピン端子20のテーパ面23によって緩
やかに押し広げられ、ピン端子20の外周面に接触す
る。また、スリーブ端子30と接触金具42との間も径
大環42aを介して接触されており、また接触金具42
はコイル状をなしているので、上記径小環42bと径大
環42aとは導通しているから、両端子20,30は接
触金具42を介した電気導通状態となる。
【0018】このように、本実施形態では、接触金具4
2をコイル状にして互いに電気的に連なる径大環42a
と径小環42bとを設けてあるから、径大環42aはそ
の外径寸法がスリーブ端子33の環状凹部33aの内径
寸法にのみ合わせればよく、また、径小環42bはその
内径寸法がピン端子20の外形寸法に合わせればよい。
このため、内外径の双方を所定の精度で製造する必要が
ある単一巻回タイプの接触金具に比べて、製造コストを
安価にすることができる。 <第3実施形態>本実施形態のコネクタ端子10の断面
図を図10に示す。ピン端子20に先端には、外径が先
端に向かって半分になる程度の先細りテーパ面24が形
成されている。
2をコイル状にして互いに電気的に連なる径大環42a
と径小環42bとを設けてあるから、径大環42aはそ
の外径寸法がスリーブ端子33の環状凹部33aの内径
寸法にのみ合わせればよく、また、径小環42bはその
内径寸法がピン端子20の外形寸法に合わせればよい。
このため、内外径の双方を所定の精度で製造する必要が
ある単一巻回タイプの接触金具に比べて、製造コストを
安価にすることができる。 <第3実施形態>本実施形態のコネクタ端子10の断面
図を図10に示す。ピン端子20に先端には、外径が先
端に向かって半分になる程度の先細りテーパ面24が形
成されている。
【0019】スリーブ端子30の嵌合凹部32の奥部
は、上記テーパ面24との間に隙間を介して対面するよ
うに内周壁をくぼませて環状凹部34を形成してある。
接触金具43は複数巻きの円錐コイル状に形成されて上
記環状凹部34内に収容され、そのコイルの各環43a
の外周側と上記環状凹部34の底面34aとの間にはク
リアランスを持たせて各巻回部が拡径できるようにして
ある。また、その接触金具42を形成する導通線材は、
上記ピン端子20のテーパ面24とスリーブ端子30の
環状凹部34の底面34aとの間の隙間と同じ線径をな
しており、ピン端子20をスリーブ端子30に嵌合させ
ると、両端子20,30に接触するようになっている。
は、上記テーパ面24との間に隙間を介して対面するよ
うに内周壁をくぼませて環状凹部34を形成してある。
接触金具43は複数巻きの円錐コイル状に形成されて上
記環状凹部34内に収容され、そのコイルの各環43a
の外周側と上記環状凹部34の底面34aとの間にはク
リアランスを持たせて各巻回部が拡径できるようにして
ある。また、その接触金具42を形成する導通線材は、
上記ピン端子20のテーパ面24とスリーブ端子30の
環状凹部34の底面34aとの間の隙間と同じ線径をな
しており、ピン端子20をスリーブ端子30に嵌合させ
ると、両端子20,30に接触するようになっている。
【0020】なお、接触金具42の一番大きい巻回部4
3aは、ピン端子20のテーパ面24より付け根側には
まり込むようにしてあり、それに対応させて上記環状凹
部34の挿入口側は、図に示すように、斜めから水平と
なっている。その他の構造に関しては、第1実施形態と
同様であり、同一部位については同一符号を付すことで
重複した説明は省略する。次に、このコネクタ端子10
の嵌合接続動作について説明する。ピン端子20をスリ
ーブ端子30に挿入すると、ピン端子20の先端テーパ
面24が円錐コイルをなす接触金具43内に入り込ん
で、テーパ面24が各環43aの内側に接触する。そし
て、ピン端子20を更に押し込むと、接触金具42が拡
径されて各環の外周側が環状凹部34の底面に接触し、
両端子20,30間が接続される。このとき、各環43
aがピン端子20に押されてコイルが伸びようとしても
両端子20,30の斜めの面に案内されて拡径方向の撓
みに変わり、嵌合完了位置でテーパ面24と環状凹部3
4の底面34aに接触して両端子を導通させる。
3aは、ピン端子20のテーパ面24より付け根側には
まり込むようにしてあり、それに対応させて上記環状凹
部34の挿入口側は、図に示すように、斜めから水平と
なっている。その他の構造に関しては、第1実施形態と
同様であり、同一部位については同一符号を付すことで
重複した説明は省略する。次に、このコネクタ端子10
の嵌合接続動作について説明する。ピン端子20をスリ
ーブ端子30に挿入すると、ピン端子20の先端テーパ
面24が円錐コイルをなす接触金具43内に入り込ん
で、テーパ面24が各環43aの内側に接触する。そし
て、ピン端子20を更に押し込むと、接触金具42が拡
径されて各環の外周側が環状凹部34の底面に接触し、
両端子20,30間が接続される。このとき、各環43
aがピン端子20に押されてコイルが伸びようとしても
両端子20,30の斜めの面に案内されて拡径方向の撓
みに変わり、嵌合完了位置でテーパ面24と環状凹部3
4の底面34aに接触して両端子を導通させる。
【0021】このように、本実施形態のコネクタ端子1
0は、接触金具43の複数の環43aによって複数箇所
で導通されるので導通性がよく、さらに、接触金具全体
をテーパ面24によって押し広げるので挿入抵抗も小さ
い。 <他の実施形態>本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態
も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。 (1)上記第1実施形態では、断面円形の導通性の線材
をCリング状にして接触金具42を形成しているが、例
えば、図5に示すように、断面矩形状の線材を用いても
よい。このようにすれば、接触面を広く取ることがで
き、導通性を高くすることができる。 (2)また、図6に示すように、断面「コ」字状の線材
を環状にして、外周側と内周側との厚さを「コ」字を押
しつぶすようにして撓ませることができるようにしても
よい。このようにすれば、拡径した際にピン端子と環状
凹部の底面との間で撓んで挿入抵抗をより小さくし、接
触圧による高い導通性を得ることができる。 (3)更に、例えば、図7に示すように、断面円形の線
材を径方向に波打ち状に湾曲させつつ環状をなすよう接
触金具を形成し、上記断面「コ」字状のものと同様に、
ピン端子と環状凹部の底面との間で上記湾曲部を撓ませ
て挿入抵抗低下させ、接触圧による高い導通性を得るこ
とができる。またこの場合、一般的な断面円形の線材を
用いているので安価に製作できる。 (4)また、例えば、図8に示すように、断面円形の線
材を環状凹部33の幅方向に波打ち状に湾曲しつつ環状
をなすよう接触金具44を形成してもよい。このように
すれば、接触金具44とスリーブ端子30との間におい
ては、環状凹部33の両内側壁33b,33bに環状線
材の湾曲部を撓ませることにより接触圧を発揮させて高
い導通性を得ることができ、接触金具44とピン端子2
0との間においては、環状をなす径方向の撓みにより接
触圧を発揮して高い導通性を得ることができる。また、
湾曲部は環状凹部33に幅方向に波打ち状となっている
ので環状凹部を浅く形成でき、スリーブ端子30の径を
小さくすることができる。更に、上記(3)と同様に、
一般的な断面円形の線材を用いているので安価に製作で
きる。
0は、接触金具43の複数の環43aによって複数箇所
で導通されるので導通性がよく、さらに、接触金具全体
をテーパ面24によって押し広げるので挿入抵抗も小さ
い。 <他の実施形態>本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態
も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。 (1)上記第1実施形態では、断面円形の導通性の線材
をCリング状にして接触金具42を形成しているが、例
えば、図5に示すように、断面矩形状の線材を用いても
よい。このようにすれば、接触面を広く取ることがで
き、導通性を高くすることができる。 (2)また、図6に示すように、断面「コ」字状の線材
を環状にして、外周側と内周側との厚さを「コ」字を押
しつぶすようにして撓ませることができるようにしても
よい。このようにすれば、拡径した際にピン端子と環状
凹部の底面との間で撓んで挿入抵抗をより小さくし、接
触圧による高い導通性を得ることができる。 (3)更に、例えば、図7に示すように、断面円形の線
材を径方向に波打ち状に湾曲させつつ環状をなすよう接
触金具を形成し、上記断面「コ」字状のものと同様に、
ピン端子と環状凹部の底面との間で上記湾曲部を撓ませ
て挿入抵抗低下させ、接触圧による高い導通性を得るこ
とができる。またこの場合、一般的な断面円形の線材を
用いているので安価に製作できる。 (4)また、例えば、図8に示すように、断面円形の線
材を環状凹部33の幅方向に波打ち状に湾曲しつつ環状
をなすよう接触金具44を形成してもよい。このように
すれば、接触金具44とスリーブ端子30との間におい
ては、環状凹部33の両内側壁33b,33bに環状線
材の湾曲部を撓ませることにより接触圧を発揮させて高
い導通性を得ることができ、接触金具44とピン端子2
0との間においては、環状をなす径方向の撓みにより接
触圧を発揮して高い導通性を得ることができる。また、
湾曲部は環状凹部33に幅方向に波打ち状となっている
ので環状凹部を浅く形成でき、スリーブ端子30の径を
小さくすることができる。更に、上記(3)と同様に、
一般的な断面円形の線材を用いているので安価に製作で
きる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタ端子の斜
視図である。
視図である。
【図2】同コネクタ端子の一部断面図である。
【図3】接触金具の斜視図である。
【図4】接触部を示す拡大断面図である。
【図5】接触金具の変形例を示す斜視図である。
【図6】接触金具の変形例を示す斜視図である。
【図7】接触金具の変形例を示す正面図である。
【図8】接触金具の変形例を示す断面図である。
【図9】第2実施形態の接続部の断面図である。
【図10】第3実施形態の接続部の断面図である。
【図11】第3実施形態の接続部の接続状態を示す断面
図である。
図である。
【図12】第3実施形態の接続部の拡大断面図である。
【図13】従来のコネクタ端子を示す斜視図である。
【図14】従来のコネクタ端子を示す断面図である。
10…コネクタ端子 20…ピン端子 30…スリーブ端子 33…環状凹部 40…接触金具(環状線材)
Claims (5)
- 【請求項1】 それぞれ導電性の金属で形成されたピン
端子と、そのピン端子を嵌合挿入可能なスリーブ端子と
を備えたコネクタ端子であって、上記スリーブ端子は、
その内周壁に環状凹部を備えてその内部に導電性の環状
線材を有し、 同環状線材を介して上記ピン端子とスリーブ端子とが接
触されるようになっていることを特徴とするコネクタ端
子。 - 【請求項2】 前記環状線材は複数巻きのコイル状をな
すように形成され、その一部の巻回部は前記ピン端子の
外周面に接触し、少なくとも他の巻回部は前記スリーブ
の環状凹部の内周面に接触することを特徴とする請求項
1記載のコネクタ端子。 - 【請求項3】 前記ピン端子は先細りのテーパ面を有
し、前記スリーブ端子の内周壁に、そのテーパ面と隙間
を介するように設けられた環状面によって前記環状凹部
が形成され、 前記環状線材は円錐コイル状をなして上記環状凹部に収
容されていることを特徴とする請求項1及び請求項2の
いずれかに記載のコネクタ端子。 - 【請求項4】 前記環状線材は、径方向に波打ち状に湾
曲しつつ環状をなし、外周面側が上記環状凹部の奥壁に
接触し、内周側が上記ピン端子に接触することを特徴と
する請求項1記載のコネクタ端子。 - 【請求項5】 前記環状線材は、前記環状凹部の幅方向
に波打ち状に湾曲しつつ環状をなし、その湾曲部の先端
が前記環状凹部の両内側壁に接触することを特徴とする
請求項1記載のコネクタ端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10829596A JPH09293549A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | コネクタ端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10829596A JPH09293549A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | コネクタ端子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09293549A true JPH09293549A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14481069
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10829596A Pending JPH09293549A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | コネクタ端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09293549A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007026705A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタ |
| JP2008187026A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| JP2011065991A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Tyco Electronics Amp Gmbh | 大電流プラグコネクタ用電気コンタクト及びその製造方法 |
| JP2022530495A (ja) * | 2019-05-03 | 2022-06-29 | ランパート プロダクツ リミテッド ライアビリティ カンパニー | マルチ導体ロータリーコネクタ |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10829596A patent/JPH09293549A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007026705A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタ |
| JP2008187026A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| JP2011065991A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Tyco Electronics Amp Gmbh | 大電流プラグコネクタ用電気コンタクト及びその製造方法 |
| JP2022530495A (ja) * | 2019-05-03 | 2022-06-29 | ランパート プロダクツ リミテッド ライアビリティ カンパニー | マルチ導体ロータリーコネクタ |
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