JPH092949A - S(+)−イブプロフェンの経口製剤 - Google Patents
S(+)−イブプロフェンの経口製剤Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不快な苦い味を有しないイブプロフェン製剤
を提供すること。 【解決手段】 R(−)−イブプロフェンを実質的に含
有しないS(+)−イブプロフェンからなる官能上許容
される経口医薬組成物。
を提供すること。 【解決手段】 R(−)−イブプロフェンを実質的に含
有しないS(+)−イブプロフェンからなる官能上許容
される経口医薬組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イブプロフェンの
新規な官能上許容される製剤に関する。さらに詳しく
は、本発明は、S(+)−イブプロフェンの官能上許容
される固形経口製剤に関する。本明細書において、官能
上許容される化合物、材料および製剤とは、受容体の口
内における味覚受容器に接触することができ、かつ、受
容体の感覚(特に、味覚)に一般的に受け入れられるも
のを意味する。さらに詳しくは、本発明の官能上許容さ
れる製剤とは、S(+)−イブプロフェン成分がイブプ
ロフェンのラセミ混合物に通常付随する不快な苦い味を
有しないものである。
新規な官能上許容される製剤に関する。さらに詳しく
は、本発明は、S(+)−イブプロフェンの官能上許容
される固形経口製剤に関する。本明細書において、官能
上許容される化合物、材料および製剤とは、受容体の口
内における味覚受容器に接触することができ、かつ、受
容体の感覚(特に、味覚)に一般的に受け入れられるも
のを意味する。さらに詳しくは、本発明の官能上許容さ
れる製剤とは、S(+)−イブプロフェン成分がイブプ
ロフェンのラセミ混合物に通常付随する不快な苦い味を
有しないものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】イブ
プロフェンのラセミ混合物は、鎮痛薬および解熱薬とし
て広く用いられているが、一般的には、苦い味を有する
ので、受容体がイブプロフェン混合物を味わうことにな
る大部分の投与形について、充分に味がよいというわけ
ではない。
プロフェンのラセミ混合物は、鎮痛薬および解熱薬とし
て広く用いられているが、一般的には、苦い味を有する
ので、受容体がイブプロフェン混合物を味わうことにな
る大部分の投与形について、充分に味がよいというわけ
ではない。
【0003】苦い味の薬物に対しては、数種の着香剤
(例えば、チョコレート、バナナ、オレンジ、レモン、
カンゾウ、ルートビヤーおよびラズベリーの香料)が提
案されているが、一般的には、それらは不快な味をマス
キングする上で信頼性を有しない。苦い性質は、これら
着香剤の予想される中性の味に似ていなければ、一般的
には、うまくマスキングするのが困難である。このた
め、苦い味の医薬品(例えば、イブプロフェン)につい
ては、多くの経口投与製剤(例えば、咀嚼錠および経口
液剤)が特に探求されているというわけではない。
(例えば、チョコレート、バナナ、オレンジ、レモン、
カンゾウ、ルートビヤーおよびラズベリーの香料)が提
案されているが、一般的には、それらは不快な味をマス
キングする上で信頼性を有しない。苦い性質は、これら
着香剤の予想される中性の味に似ていなければ、一般的
には、うまくマスキングするのが困難である。このた
め、苦い味の医薬品(例えば、イブプロフェン)につい
ては、多くの経口投与製剤(例えば、咀嚼錠および経口
液剤)が特に探求されているというわけではない。
【0004】グレゴリー(Gregory)らの米国特許第4,3
05,502号および第4,371,516号に記載されている速崩壊
性製剤は、水中で数秒間以内に崩壊し、それゆえ受容体
の口内における唾液で急速に崩壊するように製造され
る。かかる製剤は、一般的には、中性の味、または、ほ
んのわずかしか不快でない味を有し、かつ、着香剤でマ
スキングすることができる医薬品を用いる場合に限定さ
れている。
05,502号および第4,371,516号に記載されている速崩壊
性製剤は、水中で数秒間以内に崩壊し、それゆえ受容体
の口内における唾液で急速に崩壊するように製造され
る。かかる製剤は、一般的には、中性の味、または、ほ
んのわずかしか不快でない味を有し、かつ、着香剤でマ
スキングすることができる医薬品を用いる場合に限定さ
れている。
【0005】ロイター(Reuter)らの米国特許第4,835,
186号および第4,835,187号ならびにホー(Ho)らの米国
特許第4,835,188号には、噴霧乾燥したイブプロフェン
製剤が教示され、クレームされている。かかる製剤にお
いて、イブプロフェンは、コーティングが施され、不快
な味を与えることなく口を通過できる小さい粒子に成形
されている。
186号および第4,835,187号ならびにホー(Ho)らの米国
特許第4,835,188号には、噴霧乾燥したイブプロフェン
製剤が教示され、クレームされている。かかる製剤にお
いて、イブプロフェンは、コーティングが施され、不快
な味を与えることなく口を通過できる小さい粒子に成形
されている。
【0006】イブプロフェンは、アメリカン・ホーム・
プロダクツ・コーポレーション(American Home Produc
ts Corporation)の子会社であるワイス−アイエルスト
・ラボラトリーズ(Wyeth-Ayerst Laboratories)か
ら、アドヴィル(AdvilR)という商品名で販売されてい
る。また、ワイス−アイエルスト・ラボラトリーズ(Wy
eth-Ayerst Laboratories)は、子供用のアドヴィル(A
dvilR)懸濁液を販売しているが、これは白糖で甘味を
つけ、果物の香りをつけて経口投与用に設計された懸濁
液である。
プロダクツ・コーポレーション(American Home Produc
ts Corporation)の子会社であるワイス−アイエルスト
・ラボラトリーズ(Wyeth-Ayerst Laboratories)か
ら、アドヴィル(AdvilR)という商品名で販売されてい
る。また、ワイス−アイエルスト・ラボラトリーズ(Wy
eth-Ayerst Laboratories)は、子供用のアドヴィル(A
dvilR)懸濁液を販売しているが、これは白糖で甘味を
つけ、果物の香りをつけて経口投与用に設計された懸濁
液である。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
イブプロフェンは、以下の構造式で示され、α−メチル
−4−(2−メチルプロピル)ベンゼン酢酸、p−イソ
ブチルヒドラトロパ酸または2−(4−イソブチルフェ
ニル)プロピオン酸としても知られる2−(p−イソブ
チルフェニル)プロピオン酸である。
イブプロフェンは、以下の構造式で示され、α−メチル
−4−(2−メチルプロピル)ベンゼン酢酸、p−イソ
ブチルヒドラトロパ酸または2−(4−イソブチルフェ
ニル)プロピオン酸としても知られる2−(p−イソブ
チルフェニル)プロピオン酸である。
【0008】
【化1】
【0009】イブプロフェンは、鎮痛活性および解熱活
性を有することが知られている非ステロイド性抗炎症剤
(NSAID)である。風邪を含む様々な病気に随伴す
る疼痛や炎症をはじめ、歯痛、頭痛、背中の痛み、月経
時痙攣(月経困難症)、月経前症候群に随伴する筋肉痛
や疼痛、慢性関節リウマチおよび骨関節炎の治療、なら
びに、解熱に有用である。
性を有することが知られている非ステロイド性抗炎症剤
(NSAID)である。風邪を含む様々な病気に随伴す
る疼痛や炎症をはじめ、歯痛、頭痛、背中の痛み、月経
時痙攣(月経困難症)、月経前症候群に随伴する筋肉痛
や疼痛、慢性関節リウマチおよび骨関節炎の治療、なら
びに、解熱に有用である。
【0010】他のNSAIDと同様、イブプロフェン
は、軽い炎症および慢性の炎症のいずれについても、そ
れに随伴する疼痛を治療するための処方薬および市販薬
に広く用いられてきた。しかし、その欠点の一つは、不
快な苦い味を有し、多くの経口製剤における許容性が制
限される傾向があることである。上記のように、この制
限を緩和する方法としては、苦い味を香気および/また
は甘味を有する媒体でマスキングしたり、経口投与の間
に味蕾に接触するのを防ぐ物質でイブプロフェンをコー
ティングしたりする試みが行われてきた。苦みの程度を
減少させていながら、これらの解決法は、すべてのイブ
プロフェン使用者に対して官能上許容されるイブプロフ
ェン経口製剤の利用を図るものではない。さらに、これ
らの工程は、多くのイブプロフェン経口製剤を調製する
時間および経費を必要とする。
は、軽い炎症および慢性の炎症のいずれについても、そ
れに随伴する疼痛を治療するための処方薬および市販薬
に広く用いられてきた。しかし、その欠点の一つは、不
快な苦い味を有し、多くの経口製剤における許容性が制
限される傾向があることである。上記のように、この制
限を緩和する方法としては、苦い味を香気および/また
は甘味を有する媒体でマスキングしたり、経口投与の間
に味蕾に接触するのを防ぐ物質でイブプロフェンをコー
ティングしたりする試みが行われてきた。苦みの程度を
減少させていながら、これらの解決法は、すべてのイブ
プロフェン使用者に対して官能上許容されるイブプロフ
ェン経口製剤の利用を図るものではない。さらに、これ
らの工程は、多くのイブプロフェン経口製剤を調製する
時間および経費を必要とする。
【0011】イブプロフェンのS(+)立体異性体(本
明細書では、(+)−2−(p−イソブチルフェニル)
プロピオン酸、イブプロフェンのユートマー(eutome
r)またはイブプロフェン・ユートマーとも呼ぶ)は、
ラセミ体のイブプロフェンが持つ不快な苦い味を有しな
いことが発見された。それゆえ、イブプロフェンのR
(−)体を実質的に含有しないS(+)立体異性体を使
用すれば、経口投与用として医薬上および官能上許容さ
れる種々様々なイブプロフェン製剤(好ましくは、固形
経口製剤)を製造することができる。
明細書では、(+)−2−(p−イソブチルフェニル)
プロピオン酸、イブプロフェンのユートマー(eutome
r)またはイブプロフェン・ユートマーとも呼ぶ)は、
ラセミ体のイブプロフェンが持つ不快な苦い味を有しな
いことが発見された。それゆえ、イブプロフェンのR
(−)体を実質的に含有しないS(+)立体異性体を使
用すれば、経口投与用として医薬上および官能上許容さ
れる種々様々なイブプロフェン製剤(好ましくは、固形
経口製剤)を製造することができる。
【0012】この知見は、官能上許容されるイブプロフ
ェン製剤を製造する能力を当業者に与えるだけでなく、
イブプロフェン成分をコーティングしたり、その味をマ
スキングしたりする付加的な工程を必要とせずに、かか
る製剤を製造することを可能にする。多くの場合、医薬
材料をコーティングする技術は不完全であり、対象の化
合物の一部が味蕾に到達することになる。同様に、咀嚼
される製剤の場合、歯の摩砕作用が製剤中のコーティン
グされた粒子を破裂させ、不快な味の材料を一部放出さ
せる。本発明の製剤は、許容される味の基本成分を用い
ることによって、不快な材料が思いがけず放出される可
能性を排除している。このような改良は、かかる製剤の
市場性を向上させ、その製造コストを低減するだけでな
く、受容体が所定の投与計画に従う程度を向上させるこ
とができる。
ェン製剤を製造する能力を当業者に与えるだけでなく、
イブプロフェン成分をコーティングしたり、その味をマ
スキングしたりする付加的な工程を必要とせずに、かか
る製剤を製造することを可能にする。多くの場合、医薬
材料をコーティングする技術は不完全であり、対象の化
合物の一部が味蕾に到達することになる。同様に、咀嚼
される製剤の場合、歯の摩砕作用が製剤中のコーティン
グされた粒子を破裂させ、不快な味の材料を一部放出さ
せる。本発明の製剤は、許容される味の基本成分を用い
ることによって、不快な材料が思いがけず放出される可
能性を排除している。このような改良は、かかる製剤の
市場性を向上させ、その製造コストを低減するだけでな
く、受容体が所定の投与計画に従う程度を向上させるこ
とができる。
【0013】この知見を考慮して、本発明は、総体的ま
たは部分的にイブプロフェンのS(+)立体異性体から
なる官能上許容される経口製剤を提供する。これらの経
口製剤は、経口投与可能な製剤のうち、この製剤の有効
成分すなわち薬物が受容体の味覚および/または嗅覚受
容器に普通に呈示されてもよい経口投与可能な製剤を包
含する。かかる製剤としては、例えば、官能上許容され
るイブプロフェンの分散液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ
剤、コロイド剤、サシェ(sachet)、錠剤(例えば、咀
嚼錠、バッカル錠および舌下錠)、粉末状または顆粒状
の組成物、発泡剤、カシェ剤、トローチ剤(trocheまた
はlozenge)、パスタ剤、気泡剤、歯磨剤およびゲル剤
が挙げられるが、これらに限定されない。獣医学の分野
においてもNSAIDが用いられるので、本発明によれ
ば、動物(特に、ネコやイヌなどの親密な動物)に官能
上許容される製剤を製造することができる。
たは部分的にイブプロフェンのS(+)立体異性体から
なる官能上許容される経口製剤を提供する。これらの経
口製剤は、経口投与可能な製剤のうち、この製剤の有効
成分すなわち薬物が受容体の味覚および/または嗅覚受
容器に普通に呈示されてもよい経口投与可能な製剤を包
含する。かかる製剤としては、例えば、官能上許容され
るイブプロフェンの分散液剤、懸濁剤、乳剤、シロップ
剤、コロイド剤、サシェ(sachet)、錠剤(例えば、咀
嚼錠、バッカル錠および舌下錠)、粉末状または顆粒状
の組成物、発泡剤、カシェ剤、トローチ剤(trocheまた
はlozenge)、パスタ剤、気泡剤、歯磨剤およびゲル剤
が挙げられるが、これらに限定されない。獣医学の分野
においてもNSAIDが用いられるので、本発明によれ
ば、動物(特に、ネコやイヌなどの親密な動物)に官能
上許容される製剤を製造することができる。
【0014】その最も簡単な形態において、本発明は、
イブプロフェン・ユートマーのみからなる官能上許容さ
れるイブプロフェン製剤である。この化合物は、上記の
症候を軽減する場合、単独で経口的に服用してもよい。
イブプロフェンのユートマーは、この薬物の経口投与を
助けるために用いられる水、フルーツジュース、ソフト
ドリンク、牛乳または他の液体もしくは飲料と共に服用
してもよい。他の簡単な投与方法としては、例えば、ユ
ートマーを食物に添加し、この食物を普通に摂取するこ
とが挙げられる。これらの飲食物に関係した投与経路
は、多数の受容体(特に、子供)にとって好ましい。
イブプロフェン・ユートマーのみからなる官能上許容さ
れるイブプロフェン製剤である。この化合物は、上記の
症候を軽減する場合、単独で経口的に服用してもよい。
イブプロフェンのユートマーは、この薬物の経口投与を
助けるために用いられる水、フルーツジュース、ソフト
ドリンク、牛乳または他の液体もしくは飲料と共に服用
してもよい。他の簡単な投与方法としては、例えば、ユ
ートマーを食物に添加し、この食物を普通に摂取するこ
とが挙げられる。これらの飲食物に関係した投与経路
は、多数の受容体(特に、子供)にとって好ましい。
【0015】イブプロフェン・ユートマーを含有する本
発明の製剤は、さらに、製剤のpHを7以下(好ましく
は、2〜6)に維持するのに充分な量の酸性成分を含有
することが好ましい。これらの製剤に用いられる医薬上
許容される酸としては、例えば、クエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、フマル酸、乳酸、アジピン酸、アスコルビン
酸、アスパラギン酸、エリソルビン酸、グルタミン酸お
よびコハク酸などの普通に用いられる食用酸が挙げられ
るが、これらに限定されない。
発明の製剤は、さらに、製剤のpHを7以下(好ましく
は、2〜6)に維持するのに充分な量の酸性成分を含有
することが好ましい。これらの製剤に用いられる医薬上
許容される酸としては、例えば、クエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、フマル酸、乳酸、アジピン酸、アスコルビン
酸、アスパラギン酸、エリソルビン酸、グルタミン酸お
よびコハク酸などの普通に用いられる食用酸が挙げられ
るが、これらに限定されない。
【0016】本発明のイブプロフェン・ユートマー含有
組成物は、現在市販されているイブプロフェンの錠剤お
よびカプセル剤について提案されている方法および用量
で用いればよい。他のNSAIDと同様、イブプロフェ
ンは個体ごとに応答変化を示すことがある。それゆえ、
推奨される初期の治療量は、大多数の受容体に対して有
効であると思われる量である。なお、治療量は、その
後、受容体に観察される好結果および副作用に応じて調
節される。
組成物は、現在市販されているイブプロフェンの錠剤お
よびカプセル剤について提案されている方法および用量
で用いればよい。他のNSAIDと同様、イブプロフェ
ンは個体ごとに応答変化を示すことがある。それゆえ、
推奨される初期の治療量は、大多数の受容体に対して有
効であると思われる量である。なお、治療量は、その
後、受容体に観察される好結果および副作用に応じて調
節される。
【0017】本発明のイブプロフェン・ユートマーは、
所望の生理学的効果を与える最少量で投与する必要があ
る。軽い疼痛を軽減するための一回量は、5または10
mg程度の少ない量(例えば、小さい乳幼児の場合)か
ら1gまたはそれ以上(大きい成人の場合)、好ましく
は50〜800mg、最も好ましくは100〜400m
gのイブプロフェンからなる。より慢性の場合に随伴す
る疼痛に対して推奨される用量は、1日あたり約600
〜3200mgの範囲内であり、例えば、300mgを
1日4回、または、400mg、600mgもしくは8
00mgを1日3回もしくは2回の割合で投与すればよ
い。熟練した医師は、個々の基準に基づく各患者の必要
性および医学的状況に応じて、この化合物を本発明の製
剤によって投与することを指示し、また、必要性および
患者の耐薬性に応じて、最大毎日量を1日あたり320
0mg以上に増大させてもよい。以下の実施例の製剤
は、そこで用いたイブプロフェン・ユートマー量に関係
なく、上記のイブプロフェン・ユートマー量で製造して
もよい。
所望の生理学的効果を与える最少量で投与する必要があ
る。軽い疼痛を軽減するための一回量は、5または10
mg程度の少ない量(例えば、小さい乳幼児の場合)か
ら1gまたはそれ以上(大きい成人の場合)、好ましく
は50〜800mg、最も好ましくは100〜400m
gのイブプロフェンからなる。より慢性の場合に随伴す
る疼痛に対して推奨される用量は、1日あたり約600
〜3200mgの範囲内であり、例えば、300mgを
1日4回、または、400mg、600mgもしくは8
00mgを1日3回もしくは2回の割合で投与すればよ
い。熟練した医師は、個々の基準に基づく各患者の必要
性および医学的状況に応じて、この化合物を本発明の製
剤によって投与することを指示し、また、必要性および
患者の耐薬性に応じて、最大毎日量を1日あたり320
0mg以上に増大させてもよい。以下の実施例の製剤
は、そこで用いたイブプロフェン・ユートマー量に関係
なく、上記のイブプロフェン・ユートマー量で製造して
もよい。
【0018】本発明のイブプロフェン・ユートマーは、
それが用いられる製剤に不快な味を与えないが、製剤に
甘味剤または着香剤を含有させて製剤全体の香り、味お
よび所望性を増大させてもよい。かかる甘味剤として
は、いかなる医薬上許容される甘味剤であってもよく、
例えば、糖蜜、グリシン、コーンシロップ、糖類(例え
ば、白糖、ブドウ糖、果糖および菓子製造用の砂糖)、
ソルビトール、サッカリン、サッカロース、サッカリン
ナトリウム、サッカリンカルシウム、アスパルテーム
(ニュートラスイート(NutrasweetR)という商品名
で、イリノイ州ディアフィールドのニュートラスイート
・カンパニー(Nutrasweet Company)から入手可能)、
ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、
カンゾウ、ペリルアルデヒド、キシリトール、デキスト
ロース、マンニトールおよび乳糖が挙げられるが、これ
らに限定されない。
それが用いられる製剤に不快な味を与えないが、製剤に
甘味剤または着香剤を含有させて製剤全体の香り、味お
よび所望性を増大させてもよい。かかる甘味剤として
は、いかなる医薬上許容される甘味剤であってもよく、
例えば、糖蜜、グリシン、コーンシロップ、糖類(例え
ば、白糖、ブドウ糖、果糖および菓子製造用の砂糖)、
ソルビトール、サッカリン、サッカロース、サッカリン
ナトリウム、サッカリンカルシウム、アスパルテーム
(ニュートラスイート(NutrasweetR)という商品名
で、イリノイ州ディアフィールドのニュートラスイート
・カンパニー(Nutrasweet Company)から入手可能)、
ステビオサイド、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、
カンゾウ、ペリルアルデヒド、キシリトール、デキスト
ロース、マンニトールおよび乳糖が挙げられるが、これ
らに限定されない。
【0019】本発明の製剤は、さらに、医薬上許容され
る賦形剤、充填剤、希釈剤、滑沢剤、崩壊剤、懸濁化剤
または安定剤、および結合剤を含有していてもよく、例
えば、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、微結晶セルロース、ポリビニルピロリドン、ゼラ
チン、アルギン酸、アラビアガム、クエン酸ナトリウ
ム、複合ケイ酸塩、炭酸カルシウム、グリシン、デキス
トリン、白糖、ソルビトール、リン酸二カルシウム、硫
酸カルシウム、乳糖、カオリン、マンニトール、塩化ナ
トリウム、タルク、乾燥デンプン(例えば、トウモロコ
シ、馬鈴薯またはタピオカのデンプン)および粉砂糖が
挙げられるが、これらに限定されない。
る賦形剤、充填剤、希釈剤、滑沢剤、崩壊剤、懸濁化剤
または安定剤、および結合剤を含有していてもよく、例
えば、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリ
ウム、微結晶セルロース、ポリビニルピロリドン、ゼラ
チン、アルギン酸、アラビアガム、クエン酸ナトリウ
ム、複合ケイ酸塩、炭酸カルシウム、グリシン、デキス
トリン、白糖、ソルビトール、リン酸二カルシウム、硫
酸カルシウム、乳糖、カオリン、マンニトール、塩化ナ
トリウム、タルク、乾燥デンプン(例えば、トウモロコ
シ、馬鈴薯またはタピオカのデンプン)および粉砂糖が
挙げられるが、これらに限定されない。
【0020】簡単な形態では、本発明の製剤は、例え
ば、イブプロフェン・ユートマーを含有する粉末状また
は顆粒状の投与製剤である。例えば、ユートマーは、そ
れ自体、粉末状または顆粒状で経口的に服用することが
できる。受容体は、このような粉末状または顆粒状の製
剤を口に入れた後、液体を飲んだり、固形の食物を食べ
たりすることによって、この製剤を流し込もうとすれば
よい。本発明の製剤に含まれるS(+)−イブプロフェ
ンの容量が比較的少ないので、好ましくは、粉末状また
は顆粒状の製剤に、1種またはそれ以上の官能上許容さ
れる粉末状の医薬成分を含有させてもよい。これらの医
薬成分は、付加的な医薬活性を有する化合物や、上記の
ような充填剤、甘味剤などでもよい。いかなる用量のイ
ブプロフェン・ユートマーであっても(ただし、付加的
な成分の容量は受容体に許容されると思われる量に限定
される)、このようにして投与することができる。
ば、イブプロフェン・ユートマーを含有する粉末状また
は顆粒状の投与製剤である。例えば、ユートマーは、そ
れ自体、粉末状または顆粒状で経口的に服用することが
できる。受容体は、このような粉末状または顆粒状の製
剤を口に入れた後、液体を飲んだり、固形の食物を食べ
たりすることによって、この製剤を流し込もうとすれば
よい。本発明の製剤に含まれるS(+)−イブプロフェ
ンの容量が比較的少ないので、好ましくは、粉末状また
は顆粒状の製剤に、1種またはそれ以上の官能上許容さ
れる粉末状の医薬成分を含有させてもよい。これらの医
薬成分は、付加的な医薬活性を有する化合物や、上記の
ような充填剤、甘味剤などでもよい。いかなる用量のイ
ブプロフェン・ユートマーであっても(ただし、付加的
な成分の容量は受容体に許容されると思われる量に限定
される)、このようにして投与することができる。
【0021】このようなイブプロフェンのS(+)ユー
トマーを用いれば、官能上許容されるイブプロフェンの
経口液剤を、最も好ましくは酸成分と共に、処方して利
用することができる。かかる液剤は、水を基剤として製
造すればよい。
トマーを用いれば、官能上許容されるイブプロフェンの
経口液剤を、最も好ましくは酸成分と共に、処方して利
用することができる。かかる液剤は、水を基剤として製
造すればよい。
【0022】これらの経口液剤としては、イブプロフェ
ンのユートマーを利用したいかなる経口液剤であっても
よく、例えば、所望量のイブプロフェン・ユートマー
を、単に、通常の消費量の飲料(例えば、炭酸水または
非炭酸水、フルーツジュース、コーヒー、お茶、ソフト
ドリンクおよび牛乳であるが、これらに限定されない)
に配合したものが挙げられる。また、かかる液剤は、そ
のpHを7以下、好ましくは2〜6に維持するのに充分
な酸成分(例えば、本明細書に記載の酸成分)を含有す
ることが好ましい。イブプロフェン・ユートマーの1回
量および付随する酸成分が占める容量が比較的少ないの
で、好ましくは、これらの材料を、取扱可能な少量の1
種またはそれ以上の医薬上優れた官能上許容される材料
(例えば、本明細書に記載のもの)に配合すればよい。
ンのユートマーを利用したいかなる経口液剤であっても
よく、例えば、所望量のイブプロフェン・ユートマー
を、単に、通常の消費量の飲料(例えば、炭酸水または
非炭酸水、フルーツジュース、コーヒー、お茶、ソフト
ドリンクおよび牛乳であるが、これらに限定されない)
に配合したものが挙げられる。また、かかる液剤は、そ
のpHを7以下、好ましくは2〜6に維持するのに充分
な酸成分(例えば、本明細書に記載の酸成分)を含有す
ることが好ましい。イブプロフェン・ユートマーの1回
量および付随する酸成分が占める容量が比較的少ないの
で、好ましくは、これらの材料を、取扱可能な少量の1
種またはそれ以上の医薬上優れた官能上許容される材料
(例えば、本明細書に記載のもの)に配合すればよい。
【0023】本発明のある種の好ましい経口液剤の場
合、この経口液剤は、組成物全体の容量に対する重量
(w/v)として、約0.8%〜約4%のイブプロフェ
ン・ユートマーと、約0.1%〜約2%の懸濁安定剤
と、約20%〜約70%の1種またはそれ以上の着香剤
と、約30%〜約70%の水とを含有し、かかる組成物
は、さらに、医薬上および官能上許容される食用酸(例
えば、クエン酸またはリン酸)を、組成物全体の容量に
対する重量(w/v)として、約0.1%〜約2%の量
で含有する。好ましくは、懸濁化剤としては、例えば、
キサンタンガム、微結晶セルロース、カルボキシメチル
セルロースナトリウムおよびポリソルベート80が挙げ
られる。
合、この経口液剤は、組成物全体の容量に対する重量
(w/v)として、約0.8%〜約4%のイブプロフェ
ン・ユートマーと、約0.1%〜約2%の懸濁安定剤
と、約20%〜約70%の1種またはそれ以上の着香剤
と、約30%〜約70%の水とを含有し、かかる組成物
は、さらに、医薬上および官能上許容される食用酸(例
えば、クエン酸またはリン酸)を、組成物全体の容量に
対する重量(w/v)として、約0.1%〜約2%の量
で含有する。好ましくは、懸濁化剤としては、例えば、
キサンタンガム、微結晶セルロース、カルボキシメチル
セルロースナトリウムおよびポリソルベート80が挙げ
られる。
【0024】以下の実施例1および2では、2種類のか
かる製剤をいかにして製造するかについて説明する。
かる製剤をいかにして製造するかについて説明する。
【0025】実施例1
【表1】
【0026】この経口液剤の第1部分は、まず、ソルビ
トール溶液およびグリセリン部分を撹拌機付の被覆ケト
ルに入れることによって調製する。次いで、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム成分を、この溶液上に振り
かけ、それが完全に湿潤するまで10分間混合する。こ
の混合物は、次いで、約70℃に加熱し、ガム質が完全
に水和するまで混合した後、この混合物を45℃に冷却
し、ポリソルベート80成分を添加する。この混合物を
30℃に冷却しながら、混合を続ける。この混合物にイ
ブプロフェン・ユートマーを徐々に振り入れ、15分間
混合し続ける。
トール溶液およびグリセリン部分を撹拌機付の被覆ケト
ルに入れることによって調製する。次いで、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム成分を、この溶液上に振り
かけ、それが完全に湿潤するまで10分間混合する。こ
の混合物は、次いで、約70℃に加熱し、ガム質が完全
に水和するまで混合した後、この混合物を45℃に冷却
し、ポリソルベート80成分を添加する。この混合物を
30℃に冷却しながら、混合を続ける。この混合物にイ
ブプロフェン・ユートマーを徐々に振り入れ、15分間
混合し続ける。
【0027】第2の部分は、次いで、必要量の水をプロ
ペラ型混合機付の容器に入れ、キサンタンガムを徐々に
添加し、高剪断力で約25分間混合して、このキサンタ
ンガムを水和させることによって調製する。この後、プ
ロペラ型混合機付の別の混合容器に、全バッチ容量(4
500〜6000mL)を基準として、約30%〜40
%に相当する量の水を入れる。次いで、微結晶セルロー
スを、この水の上に振りかけ、中程度の剪断力で約30
分間混合し、このセルロースを完全に分散させる。
ペラ型混合機付の容器に入れ、キサンタンガムを徐々に
添加し、高剪断力で約25分間混合して、このキサンタ
ンガムを水和させることによって調製する。この後、プ
ロペラ型混合機付の別の混合容器に、全バッチ容量(4
500〜6000mL)を基準として、約30%〜40
%に相当する量の水を入れる。次いで、微結晶セルロー
スを、この水の上に振りかけ、中程度の剪断力で約30
分間混合し、このセルロースを完全に分散させる。
【0028】上記の第1部分から必要量のキサンタンガ
ム溶液をセルロース懸濁液に、約15分間または均一な
懸濁液が得られるまで混合しながら添加する。この後、
白糖を、約15分間または白糖粒子が観察されなくなる
まで混合しながら徐々に添加する。着色剤(例えば、上
記のF.D.C.レッドNo.40)を添加し、混合物中に
分散するまで混合する。
ム溶液をセルロース懸濁液に、約15分間または均一な
懸濁液が得られるまで混合しながら添加する。この後、
白糖を、約15分間または白糖粒子が観察されなくなる
まで混合しながら徐々に添加する。着色剤(例えば、上
記のF.D.C.レッドNo.40)を添加し、混合物中に
分散するまで混合する。
【0029】この後、上記の第1部分のスラリーを添加
し、約15分間ゆっくり混合する。次いで、安息香酸ナ
トリウム、エデト酸二ナトリウムおよびクエン酸、なら
びに着香剤を添加するが、各々を添加した後、約5分間
混合する。リン酸成分を、製剤のpHが約3.0〜約3.
5に達するまで混合しながら添加する。最終的な製剤に
は残部の水を添加し、この製剤が均質になるまで混合す
る。
し、約15分間ゆっくり混合する。次いで、安息香酸ナ
トリウム、エデト酸二ナトリウムおよびクエン酸、なら
びに着香剤を添加するが、各々を添加した後、約5分間
混合する。リン酸成分を、製剤のpHが約3.0〜約3.
5に達するまで混合しながら添加する。最終的な製剤に
は残部の水を添加し、この製剤が均質になるまで混合す
る。
【0030】実施例2 下記のものは、S(+)−イブプロフェンを利用した経
口液剤の別の例である。
口液剤の別の例である。
【0031】
【表2】
【0032】この製剤を調製するには、まず、ソルビト
ール溶液およびグリセリンを撹拌機付の被覆ケトルに計
り入れる。この溶液に、カルボキシメチルセルロースナ
トリウムを振り入れ、これを10分間またはすべての粒
子が完全に湿潤するまで混合する。次いで、得られた混
合物を約70℃に加熱し、ガム質が完全に水和するまで
混合した後、この混合物を45℃に冷却し、ポリソルベ
ート80を添加する。次いで、この混合物を30℃に冷
却しながら、混合を続ける。次いで、この混合物にイブ
プロフェン・ユートマーを徐々に添加し、混合を15分
間続け、以下でイブプロフェン・スラリーと呼ばれるも
のを得る。
ール溶液およびグリセリンを撹拌機付の被覆ケトルに計
り入れる。この溶液に、カルボキシメチルセルロースナ
トリウムを振り入れ、これを10分間またはすべての粒
子が完全に湿潤するまで混合する。次いで、得られた混
合物を約70℃に加熱し、ガム質が完全に水和するまで
混合した後、この混合物を45℃に冷却し、ポリソルベ
ート80を添加する。次いで、この混合物を30℃に冷
却しながら、混合を続ける。次いで、この混合物にイブ
プロフェン・ユートマーを徐々に添加し、混合を15分
間続け、以下でイブプロフェン・スラリーと呼ばれるも
のを得る。
【0033】まず、キサンタンガム溶液とも呼ばれる第
2の溶液を、1重量%のキサンタンガム水溶液の形態で
調製する。キサンタンガムは、水に徐々に添加し、高剪
断力で約25分間混合する。混合機付の別の混合容器
に、全バッチ容量(4500〜6000mL)を基準と
して、約30%〜40%に相当する容量の水を入れる。
次いで、微結晶セルロースを、この水の上に振りかけ、
中程度の剪断力で約30分間またはこの微結晶セルロー
スが完全に懸濁するまで混合する。次いで、この微結晶
セルロース懸濁液に必要量のキサンタンガム溶液を、1
5分間または均一な懸濁液が得られるまで混合しながら
添加する。
2の溶液を、1重量%のキサンタンガム水溶液の形態で
調製する。キサンタンガムは、水に徐々に添加し、高剪
断力で約25分間混合する。混合機付の別の混合容器
に、全バッチ容量(4500〜6000mL)を基準と
して、約30%〜40%に相当する容量の水を入れる。
次いで、微結晶セルロースを、この水の上に振りかけ、
中程度の剪断力で約30分間またはこの微結晶セルロー
スが完全に懸濁するまで混合する。次いで、この微結晶
セルロース懸濁液に必要量のキサンタンガム溶液を、1
5分間または均一な懸濁液が得られるまで混合しながら
添加する。
【0034】次いで、この第2の溶液に白糖を、15分
間または白糖粒子が観察されなくなるまで混合しながら
徐々に添加する。次いで、着色剤を添加する。次いで、
必要量のイブプロフェン・スラリーを徐々に添加し、1
5分間混合する。次いで、安息香酸ナトリウム、エデト
酸二ナトリウムおよびクエン酸を順に添加するが、各々
を添加した後、5分間混合する。塩酸成分を、製剤のp
Hが約2.5〜約3.5に達するまで混合しながら添加す
る。次いで、残部の水を、製剤が均質になるまで混合し
ながら添加する。
間または白糖粒子が観察されなくなるまで混合しながら
徐々に添加する。次いで、着色剤を添加する。次いで、
必要量のイブプロフェン・スラリーを徐々に添加し、1
5分間混合する。次いで、安息香酸ナトリウム、エデト
酸二ナトリウムおよびクエン酸を順に添加するが、各々
を添加した後、5分間混合する。塩酸成分を、製剤のp
Hが約2.5〜約3.5に達するまで混合しながら添加す
る。次いで、残部の水を、製剤が均質になるまで混合し
ながら添加する。
【0035】実施例3 イブプロフェン・ユートマーを含有する咀嚼錠 イブプロフェン・ユートマーを配合して本発明の範囲内
に属する製剤を製造する際の基本となる咀嚼錠として
は、当該分野で医薬上および官能上許容されることが知
られている咀嚼錠を挙げることができる。これらの製剤
としては、例えば、a)本明細書に記載の投与量のイブ
プロフェン・ユートマー;b)約5mg〜約400m
g、好ましくは約10mg〜約200mgの固形酸性化
剤成分(例えば、本明細書に記載の食用酸成分);およ
びc)約50mg〜約5g、好ましくは約100mg〜
約1gの医薬上および官能上許容される賦形剤(例え
ば、デキストラン、マルトデキストリン、乳糖、変性食
用デンプン、ステアリン酸アルミニウム、チューインガ
ム基剤および圧縮成形可能な食品用の砂糖、ならびに、
充填剤や担体として適当な他の材料)を含有するものが
挙げられる。所望により、これらの咀嚼錠は、約100
mgまでの医薬上許容される流動化剤または滑沢剤を含
有していてもよい。かかる咀嚼錠の一例を以下に示す。
に属する製剤を製造する際の基本となる咀嚼錠として
は、当該分野で医薬上および官能上許容されることが知
られている咀嚼錠を挙げることができる。これらの製剤
としては、例えば、a)本明細書に記載の投与量のイブ
プロフェン・ユートマー;b)約5mg〜約400m
g、好ましくは約10mg〜約200mgの固形酸性化
剤成分(例えば、本明細書に記載の食用酸成分);およ
びc)約50mg〜約5g、好ましくは約100mg〜
約1gの医薬上および官能上許容される賦形剤(例え
ば、デキストラン、マルトデキストリン、乳糖、変性食
用デンプン、ステアリン酸アルミニウム、チューインガ
ム基剤および圧縮成形可能な食品用の砂糖、ならびに、
充填剤や担体として適当な他の材料)を含有するものが
挙げられる。所望により、これらの咀嚼錠は、約100
mgまでの医薬上許容される流動化剤または滑沢剤を含
有していてもよい。かかる咀嚼錠の一例を以下に示す。
【0036】
【表3】
【0037】イブプロフェン・ユートマー咀嚼錠の製造
法 注意:−すべての操作は、30%を越えない相対湿度お
よび27℃(80°F)を越えない温度の下で行わなけ
ればならない。この処方の咀嚼錠を調製するには、ま
ず、イブプロフェン・ユートマー、ソルビトール、クエ
ン酸、ポリエチレングリコール9000およびスペアミ
ント香料をブレンダーで約10分間ブレンドする。この
後、この新しく形成したブレンドをミル(14号スクリ
ーンを使用、中程度の速さ、ナイフは前向き)に通す。
次いで、この混合物にステアリン酸アルミニウムを添加
し、約1分間ブレンドする。次いで、このブレンド混合
物は、5/8”平たく丸形の斜角を付けた刃のパンチお
よびダイのセットを用いて、正確な重量の錠剤に圧縮成
形する。
法 注意:−すべての操作は、30%を越えない相対湿度お
よび27℃(80°F)を越えない温度の下で行わなけ
ればならない。この処方の咀嚼錠を調製するには、ま
ず、イブプロフェン・ユートマー、ソルビトール、クエ
ン酸、ポリエチレングリコール9000およびスペアミ
ント香料をブレンダーで約10分間ブレンドする。この
後、この新しく形成したブレンドをミル(14号スクリ
ーンを使用、中程度の速さ、ナイフは前向き)に通す。
次いで、この混合物にステアリン酸アルミニウムを添加
し、約1分間ブレンドする。次いで、このブレンド混合
物は、5/8”平たく丸形の斜角を付けた刃のパンチお
よびダイのセットを用いて、正確な重量の錠剤に圧縮成
形する。
【0038】また、本発明の官能上許容されるイブプロ
フェン・ユートマー製剤には、発泡性または気泡性製剤
が含まれる。これらの製剤としては、例えば、発泡性製
剤にイブプロフェン・ユートマーを配合した医薬組成
物、特に、官能上許容される酸(例えば、食用酸)およ
び炭酸塩からなる発泡性または気泡性の組合せを含有す
るものが挙げられる。これらの製剤に用いられる医薬上
許容される酸としては、例えば、クエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、フマル酸、アジピン酸、アスコルビン酸、アス
パラギン酸、エリソルビン酸、グルタミン酸およびコハ
ク酸が挙げられるが、これらに限定されない。必要であ
れば、グリシンを酸性成分の一部として用いてもよい
が、最も好ましくは、グリシンは酸性成分の大部分を占
めない方がよい。これら発泡性製剤の酸性成分の量は、
pHが7以下、より好ましくは6以下の発泡性溶液を製
造するために、炭酸塩成分の量を越えることが最も好ま
しい。
フェン・ユートマー製剤には、発泡性または気泡性製剤
が含まれる。これらの製剤としては、例えば、発泡性製
剤にイブプロフェン・ユートマーを配合した医薬組成
物、特に、官能上許容される酸(例えば、食用酸)およ
び炭酸塩からなる発泡性または気泡性の組合せを含有す
るものが挙げられる。これらの製剤に用いられる医薬上
許容される酸としては、例えば、クエン酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、フマル酸、アジピン酸、アスコルビン酸、アス
パラギン酸、エリソルビン酸、グルタミン酸およびコハ
ク酸が挙げられるが、これらに限定されない。必要であ
れば、グリシンを酸性成分の一部として用いてもよい
が、最も好ましくは、グリシンは酸性成分の大部分を占
めない方がよい。これら発泡性製剤の酸性成分の量は、
pHが7以下、より好ましくは6以下の発泡性溶液を製
造するために、炭酸塩成分の量を越えることが最も好ま
しい。
【0039】炭酸塩としては、医薬上および官能上許容
される発泡性または気泡性炭酸塩であればよく、例え
ば、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸アンモニウム、炭酸マグネシ
ウムなどが挙げられるが、これらに限定されない。これ
ら製剤の酸性および炭酸塩成分は、1種またはそれ以上
の許容される酸または炭酸塩から構成されていてもよ
い。
される発泡性または気泡性炭酸塩であればよく、例え
ば、重炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸アンモニウム、炭酸マグネシ
ウムなどが挙げられるが、これらに限定されない。これ
ら製剤の酸性および炭酸塩成分は、1種またはそれ以上
の許容される酸または炭酸塩から構成されていてもよ
い。
【0040】最も広い意味で、本発明の発泡性または気
泡性製剤は、活性なイブプロフェン・ユートマーと、活
性量の酸および炭酸塩成分とを含有する。好ましくは、
これら3つの成分の部分は、a)所望量のイブプロフェ
ン・ユートマー、b)約0.5重量%〜約50重量%の
酸成分、およびc)約0.5重量%〜約50重量%の炭
酸塩成分からなる。
泡性製剤は、活性なイブプロフェン・ユートマーと、活
性量の酸および炭酸塩成分とを含有する。好ましくは、
これら3つの成分の部分は、a)所望量のイブプロフェ
ン・ユートマー、b)約0.5重量%〜約50重量%の
酸成分、およびc)約0.5重量%〜約50重量%の炭
酸塩成分からなる。
【0041】例えば、この薬剤の一回量は、a)50〜
800mgのイブプロフェン・ユートマー、b)1〜8
gのクエン酸、または等価量の1種またはそれ以上の本
明細書に記載の他の許容可能な酸、およびc)1〜8g
の重炭酸ナトリウム、または等価量の1種またはそれ以
上の本明細書に記載の他の許容可能な炭酸塩からなる。
これら製剤の成分は、薬剤の必要量、製造する発泡性ま
たは気泡性製剤の所望量、および、製剤を添加する液体
のpHなどに依存して変化しうる。
800mgのイブプロフェン・ユートマー、b)1〜8
gのクエン酸、または等価量の1種またはそれ以上の本
明細書に記載の他の許容可能な酸、およびc)1〜8g
の重炭酸ナトリウム、または等価量の1種またはそれ以
上の本明細書に記載の他の許容可能な炭酸塩からなる。
これら製剤の成分は、薬剤の必要量、製造する発泡性ま
たは気泡性製剤の所望量、および、製剤を添加する液体
のpHなどに依存して変化しうる。
【0042】これら3つの成分に加えて、本発明の発泡
性または気泡性製剤は、付加的な医薬上および官能上許
容される成分を含有していてもよく、その例としては、
例えば、充填剤、着香剤、着色剤、甘味剤、結合剤、医
薬上許容される香気増強剤、香料などが挙げられるが、
これらに限定されない。また、これらの製剤は、他の医
薬上活性な薬剤、例えば、鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、制
酸剤、制ガス剤などを含有していてもよい。本発明の範
囲内にある発泡性または気泡性製剤の例としては、例え
ば、以下に示すものが挙げられる。
性または気泡性製剤は、付加的な医薬上および官能上許
容される成分を含有していてもよく、その例としては、
例えば、充填剤、着香剤、着色剤、甘味剤、結合剤、医
薬上許容される香気増強剤、香料などが挙げられるが、
これらに限定されない。また、これらの製剤は、他の医
薬上活性な薬剤、例えば、鎮痛剤、抗ヒスタミン剤、制
酸剤、制ガス剤などを含有していてもよい。本発明の範
囲内にある発泡性または気泡性製剤の例としては、例え
ば、以下に示すものが挙げられる。
【0043】イブプロフェン・ユートマーを含有する発
泡性散剤 本発明の発泡性または気泡性散剤の100倍量バッチ
は、必要に応じて付加的な成分を用いて、以下の実施例
4から実施例7の組合せのいずれかを共に混合すること
によって製造することができる。
泡性散剤 本発明の発泡性または気泡性散剤の100倍量バッチ
は、必要に応じて付加的な成分を用いて、以下の実施例
4から実施例7の組合せのいずれかを共に混合すること
によって製造することができる。
【0044】実施例4 a)1000〜80,000mgのイブプロフェン・ユ
ートマー b)100gの酒石酸 c)100gの重炭酸ナトリウム
ートマー b)100gの酒石酸 c)100gの重炭酸ナトリウム
【0045】実施例5 a)1000〜80,000mgのイブプロフェン・ユ
ートマー b)150gのリンゴ酸 c)150gのフマル酸 d)100gの炭酸カルシウム e)200gの炭酸マグネシウム f)100gの果糖
ートマー b)150gのリンゴ酸 c)150gのフマル酸 d)100gの炭酸カルシウム e)200gの炭酸マグネシウム f)100gの果糖
【0046】実施例6 a)1000〜80,000mgのイブプロフェン・ユ
ートマー b)250gのクエン酸 c)125gの炭酸カリウム d)100gの炭酸アンモニウム
ートマー b)250gのクエン酸 c)125gの炭酸カリウム d)100gの炭酸アンモニウム
【0047】実施例7 a)1000〜80,000mgのイブプロフェン・ユ
ートマー b)10gのコハク酸 c)10gの重炭酸ナトリウム d)40gの白糖 e)10gのソルビトール f)10gのマンニトール g)10gのヒドロキシプロピルセルロース h)5gのカルボキシメチルセルロース
ートマー b)10gのコハク酸 c)10gの重炭酸ナトリウム d)40gの白糖 e)10gのソルビトール f)10gのマンニトール g)10gのヒドロキシプロピルセルロース h)5gのカルボキシメチルセルロース
【0048】実施例8 イブプロフェン・ユートマーを含有する発泡性錠剤 1000個の200mg錠剤を製造する。
【0049】
【表4】
【0050】製造法 注意:工程1の後、すべての工程は、相対湿度30%を
越えない環境下で行わなければならない。 1.項目1、2、3および4を105℃で4時間乾燥さ
せる。 2.項目1、2、3および4をブレンドして均質な粉末
を調製する。 3.工程2のブレンドをふるい番号(メッシュ)60の
ふるいにかける。 4.項目5をふるい番号60のふるいにかける。 5.ふるいにかけた項目5を工程3のブレンドに添加
し、大体混ざるまでブレンドする。 6.平たい斜角を付けた刃の5/8”パンチおよびダイ
を用いて、2.0g重の錠剤に圧縮成形する。
越えない環境下で行わなければならない。 1.項目1、2、3および4を105℃で4時間乾燥さ
せる。 2.項目1、2、3および4をブレンドして均質な粉末
を調製する。 3.工程2のブレンドをふるい番号(メッシュ)60の
ふるいにかける。 4.項目5をふるい番号60のふるいにかける。 5.ふるいにかけた項目5を工程3のブレンドに添加
し、大体混ざるまでブレンドする。 6.平たい斜角を付けた刃の5/8”パンチおよびダイ
を用いて、2.0g重の錠剤に圧縮成形する。
【0051】使用法:所望量(1錠あたり200mg)
を約89cc(約3液量オンス)の水に入れ、錠剤が完
全に崩壊するまで待った後、経口投与する。
を約89cc(約3液量オンス)の水に入れ、錠剤が完
全に崩壊するまで待った後、経口投与する。
【0052】実施例9 イブプロフェン・ユートマーを含有する発泡性顆粒剤 サシェまたはパケットを1000個製造するために、実
施例8の成分を用いる。ただし、項目5を乾燥オレンジ
香料粉末(08104ニュージャージー州ケイムデンの
マックアンドリュー・アンド・フォーベス・カンパニー
(MacAndrew &Forbes Co.)製)に変更し、また、実施
例8の工程6を以下の2つの工程に変更する。 工程6:工程5で得られた粉末を流動床の塔に入れ、こ
の粉末が空気と懸濁されるとき、充分な霧状の水を添加
し、大きさがふるい番号約10の顆粒剤を得る。 工程7:熱を加えて顆粒剤を乾燥させ、相対湿度25%
以下にまで水分を除去し、各々2.5gの気密パケット
に詰める。
施例8の成分を用いる。ただし、項目5を乾燥オレンジ
香料粉末(08104ニュージャージー州ケイムデンの
マックアンドリュー・アンド・フォーベス・カンパニー
(MacAndrew &Forbes Co.)製)に変更し、また、実施
例8の工程6を以下の2つの工程に変更する。 工程6:工程5で得られた粉末を流動床の塔に入れ、こ
の粉末が空気と懸濁されるとき、充分な霧状の水を添加
し、大きさがふるい番号約10の顆粒剤を得る。 工程7:熱を加えて顆粒剤を乾燥させ、相対湿度25%
以下にまで水分を除去し、各々2.5gの気密パケット
に詰める。
【0053】使用法 所望数のパケットを約89cc(約3液量オンス)の水
に添加し、すべての顆粒剤が崩壊するまで待った後、経
口投与すればよい。
に添加し、すべての顆粒剤が崩壊するまで待った後、経
口投与すればよい。
【0054】速崩壊性の固形剤 本発明の官能上許容される組成物が取りうる別の形態
は、急速に溶解または崩壊する投与製剤(例えば、米国
特許第4,371,516号に記載のもの)である。これらの製
剤は、好ましくは溶解性の固形剤であり、液体(例え
ば、水や受容体の口内における唾液)と接触すると数秒
で崩壊するように設計される。これらの製剤は、好まし
くは液体と接触して10秒以内に崩壊する。かかる製剤
は、小児科や老人科の患者、またはその他、治療を受け
入れない者や、薬を吐き出したり、非崩壊性の薬を口内
に隠しておき、後で破棄したりする者に薬を投与する場
合に、特に有用である。
は、急速に溶解または崩壊する投与製剤(例えば、米国
特許第4,371,516号に記載のもの)である。これらの製
剤は、好ましくは溶解性の固形剤であり、液体(例え
ば、水や受容体の口内における唾液)と接触すると数秒
で崩壊するように設計される。これらの製剤は、好まし
くは液体と接触して10秒以内に崩壊する。かかる製剤
は、小児科や老人科の患者、またはその他、治療を受け
入れない者や、薬を吐き出したり、非崩壊性の薬を口内
に隠しておき、後で破棄したりする者に薬を投与する場
合に、特に有用である。
【0055】本発明の有用な速崩壊性製剤を製造する方
法は、グレゴリー(Gregory)らの米国特許第4,371,516
号および第4,305,502号に詳しく記載されているが、以
下の実施例は、好ましい用量範囲のイブプロフェン・ユ
ートマーを含有する速崩壊性製剤の製造を例示する。
法は、グレゴリー(Gregory)らの米国特許第4,371,516
号および第4,305,502号に詳しく記載されているが、以
下の実施例は、好ましい用量範囲のイブプロフェン・ユ
ートマーを含有する速崩壊性製剤の製造を例示する。
【0056】実施例10 75個の50mgイブプロフェン・ユートマー速崩壊性
製剤は、以下の方法で調製することができる。 a)加熱および一定の撹拌を行いながら、30.0gの
ゼラチン(英国薬局方)を1000mLの精製水に溶解
することによって、加水分解したゼラチン溶液を調製す
る。次いで、得られたゼラチン溶液を121℃および1
5p.s.i.で1時間オートクレーブにかける。次い
で、このゼラチン溶液を室温に冷却する。 b)直径約0.5cm、深さ1cmの円筒形凹部を75
個有するアルミニウム製の型を、ステンレス鋼製のトレ
ーに入れた液体窒素で約−192℃に冷却する。100
gのイブプロフェン・ユートマー、20gの安息香酸、
0.25gのF.D.C.イエローNo.5および0.5gの
ノルダ(Norda)噴霧乾燥オレンジ香料を上記のゼラチ
ン溶液と混合し、さらに連続的に混合しながら、この混
合物を、1/2mLずつ、皮下注射器で各凹部に加え
る。凹部の中味を凍結させる。次いで、型を0.3mm
Hgの真空下、室温で一晩放置する。次いで、各々50
mgのイブプロフェン・ユートマーを含有する凍結乾燥
した製剤を型から取り出し、気密条件下で保存する。各
製剤は、経口服用したり、液体に加えたりすると、数秒
間で溶解する。
製剤は、以下の方法で調製することができる。 a)加熱および一定の撹拌を行いながら、30.0gの
ゼラチン(英国薬局方)を1000mLの精製水に溶解
することによって、加水分解したゼラチン溶液を調製す
る。次いで、得られたゼラチン溶液を121℃および1
5p.s.i.で1時間オートクレーブにかける。次い
で、このゼラチン溶液を室温に冷却する。 b)直径約0.5cm、深さ1cmの円筒形凹部を75
個有するアルミニウム製の型を、ステンレス鋼製のトレ
ーに入れた液体窒素で約−192℃に冷却する。100
gのイブプロフェン・ユートマー、20gの安息香酸、
0.25gのF.D.C.イエローNo.5および0.5gの
ノルダ(Norda)噴霧乾燥オレンジ香料を上記のゼラチ
ン溶液と混合し、さらに連続的に混合しながら、この混
合物を、1/2mLずつ、皮下注射器で各凹部に加え
る。凹部の中味を凍結させる。次いで、型を0.3mm
Hgの真空下、室温で一晩放置する。次いで、各々50
mgのイブプロフェン・ユートマーを含有する凍結乾燥
した製剤を型から取り出し、気密条件下で保存する。各
製剤は、経口服用したり、液体に加えたりすると、数秒
間で溶解する。
【0057】上記の技術を用いることにより、様々な個
々の用量のイブプロフェン・ユートマーを含有する本発
明の速崩壊性製剤を製剤することができる。また、上記
の溶液に様々な着香剤、甘味剤、着色剤などを含有させ
て、製剤に対する様々な受容体の関心を高めるようにし
てもよい。さらに、他の担体材料を部分的に加水分解し
たゼラチンに代えて用いてもよい。これらの担体材料と
しては、例えば、多糖類(例えば、加水分解したデキス
トラン)、アルギン酸塩(例えば、アルギン酸ナトリウ
ム)およびデキストリン、または、それらの互いの混合
物もしくはそれらと他の担体材料(例えば、アラビアガ
ム、ポリビニルアルコールまたはポリビニルピロリド
ン)との混合物が挙げられるが、これらに限定されな
い。
々の用量のイブプロフェン・ユートマーを含有する本発
明の速崩壊性製剤を製剤することができる。また、上記
の溶液に様々な着香剤、甘味剤、着色剤などを含有させ
て、製剤に対する様々な受容体の関心を高めるようにし
てもよい。さらに、他の担体材料を部分的に加水分解し
たゼラチンに代えて用いてもよい。これらの担体材料と
しては、例えば、多糖類(例えば、加水分解したデキス
トラン)、アルギン酸塩(例えば、アルギン酸ナトリウ
ム)およびデキストリン、または、それらの互いの混合
物もしくはそれらと他の担体材料(例えば、アラビアガ
ム、ポリビニルアルコールまたはポリビニルピロリド
ン)との混合物が挙げられるが、これらに限定されな
い。
【0058】これらの速崩壊性製剤を製造する場合、利
用するイブプロフェン・ユートマーは、製剤が受容体の
口内で崩壊するにつれて、ざらざらした舌ざわりを感じ
る可能性を除去するために、超微粉の形態であることが
好ましい。最も好ましくは、イブプロフェン・ユートマ
ーは、50μmまたはそれ以下の粒子からなる超微粉の
形態である。これらの製剤は、それらの設計上の性質か
ら、湿気に曝されたり、物理的な取扱いや振動を受ける
と、崩壊する。それゆえ、これらの製剤は、注意して取
り扱うと共に、それらが誤って崩壊する危険性を最小限
に抑える容器(例えば、米国特許第4,305,502号に記載
のパッケージ)に包装すればよい。
用するイブプロフェン・ユートマーは、製剤が受容体の
口内で崩壊するにつれて、ざらざらした舌ざわりを感じ
る可能性を除去するために、超微粉の形態であることが
好ましい。最も好ましくは、イブプロフェン・ユートマ
ーは、50μmまたはそれ以下の粒子からなる超微粉の
形態である。これらの製剤は、それらの設計上の性質か
ら、湿気に曝されたり、物理的な取扱いや振動を受ける
と、崩壊する。それゆえ、これらの製剤は、注意して取
り扱うと共に、それらが誤って崩壊する危険性を最小限
に抑える容器(例えば、米国特許第4,305,502号に記載
のパッケージ)に包装すればよい。
【0059】以下の実施例11〜14は、イブプロフェ
ン・ユートマーと他の成分との組合せを示すが、これら
は、上記の方法で、1000mLのゼラチン溶液または
他の適当な担体材料に添加すればよい。
ン・ユートマーと他の成分との組合せを示すが、これら
は、上記の方法で、1000mLのゼラチン溶液または
他の適当な担体材料に添加すればよい。
【0060】実施例11 10mgイブプロフェン・ユートマー/投与量 a)20gのイブプロフェン・ユートマー b)30gの果糖 c)10gの安息香酸
【0061】実施例12 100mgイブプロフェン・ユートマー/投与量 a)200gのイブプロフェン・ユートマー b)0.25gのF.D.C.イエローNo.5 c)0.5gのノルダ(Norda)噴霧乾燥オレンジ香料 d)25gの白糖 e)20gの安息香酸
【0062】実施例13 200mgイブプロフェン・ユートマー/投与量 a)400gのイブプロフェン・ユートマー b)0.25gのF.D.C.イエローNo.5 c)10gの果糖 d)15gの白糖 e)40gの安息香酸
【0063】実施例14 400mgイブプロフェン・ユートマー/投与量−加水
分解したゼラチン不使用 a)533.33gのイブプロフェン・ユートマー b)17gのアルギン酸ナトリウム c)35gのデキストラン d)15gのアスパルテーム e)蒸留水で1000mLに f)50gの安息香酸
分解したゼラチン不使用 a)533.33gのイブプロフェン・ユートマー b)17gのアルギン酸ナトリウム c)35gのデキストラン d)15gのアスパルテーム e)蒸留水で1000mLに f)50gの安息香酸
【0064】実施例14は、上記の実施例の製剤とは異
なり、加水分解したゼラチンを含有しない製剤である。
かかる製剤は、深さ約0.7cm、直径約1.4cmの円
筒形凹部を150個有する220×330mmのポリ塩
化ビニルシートの凹部で製造すればよい。なお、このシ
ートは、予めドライアイスで冷却しておく。この製剤を
調製するには、まず、超音波振動を利用して、上記のア
ルギン酸ナトリウム、デキストランおよびアスパルテー
ムを含有する水にイブプロフェン・ユートマーを懸濁す
る。次いで、この懸濁液をポリ塩化ビニルシートの凹部
の各々に0.75mLずつ入れた後、それらを凍結乾燥
させることによって、速崩壊性の固形剤を完成すること
ができる。
なり、加水分解したゼラチンを含有しない製剤である。
かかる製剤は、深さ約0.7cm、直径約1.4cmの円
筒形凹部を150個有する220×330mmのポリ塩
化ビニルシートの凹部で製造すればよい。なお、このシ
ートは、予めドライアイスで冷却しておく。この製剤を
調製するには、まず、超音波振動を利用して、上記のア
ルギン酸ナトリウム、デキストランおよびアスパルテー
ムを含有する水にイブプロフェン・ユートマーを懸濁す
る。次いで、この懸濁液をポリ塩化ビニルシートの凹部
の各々に0.75mLずつ入れた後、それらを凍結乾燥
させることによって、速崩壊性の固形剤を完成すること
ができる。
【0065】実施例15 1gイブプロフェン・ユートマー/投与量−加水分解し
たゼラチン不使用 a)1333.33gのイブプロフェン・ユートマー b)20gのポリビニルアルコール c)20gのポリビニルピロリドン d)30gの白糖 e)0.2gのツイーン80 f)蒸留水−1000mLまで適量 g)50gの安息香酸
たゼラチン不使用 a)1333.33gのイブプロフェン・ユートマー b)20gのポリビニルアルコール c)20gのポリビニルピロリドン d)30gの白糖 e)0.2gのツイーン80 f)蒸留水−1000mLまで適量 g)50gの安息香酸
【0066】速崩壊性の固形剤の別の例は、上記の成分
と、ドライアイスで冷却した上記の実施例に記載のポリ
塩化ビニルシートとを用いて、製造すればよい。それに
は、まず、ポリビニルアルコールを約500mLの熱い
蒸留水に添加した後、冷却する。次いで、ポリビニルピ
ロリドン、白糖およびツイーン80を添加し、この混合
物を振盪し、すべての固形物を溶解する。イブプロフェ
ン・ユートマーを添加し、超音波振動で分散させる。次
いで、この混合物に蒸留水を添加して、最終容量を10
00mLにする。次いで、この溶液を、0.75mLず
つ、各凹部に入れ、凍結乾燥させて、最終的な固形剤を
得る。
と、ドライアイスで冷却した上記の実施例に記載のポリ
塩化ビニルシートとを用いて、製造すればよい。それに
は、まず、ポリビニルアルコールを約500mLの熱い
蒸留水に添加した後、冷却する。次いで、ポリビニルピ
ロリドン、白糖およびツイーン80を添加し、この混合
物を振盪し、すべての固形物を溶解する。イブプロフェ
ン・ユートマーを添加し、超音波振動で分散させる。次
いで、この混合物に蒸留水を添加して、最終容量を10
00mLにする。次いで、この溶液を、0.75mLず
つ、各凹部に入れ、凍結乾燥させて、最終的な固形剤を
得る。
【0067】バッカル剤 本発明のイブプロフェン・ユートマーを含有するバッカ
ル剤は、ケイス(Keith)らの米国特許第4,764,378号に
記載の工程によって製造すればよい。これらのバッカル
剤は酸性成分(例えば、固形食用酸の超微粉)を配合す
ることが最も好ましい。かかる食用酸は、最終的なバッ
カル剤の重量を基準として、例えば約0.1%〜2.0%
を構成するが、必要に応じて、より多くの酸を添加して
もよい。
ル剤は、ケイス(Keith)らの米国特許第4,764,378号に
記載の工程によって製造すればよい。これらのバッカル
剤は酸性成分(例えば、固形食用酸の超微粉)を配合す
ることが最も好ましい。かかる食用酸は、最終的なバッ
カル剤の重量を基準として、例えば約0.1%〜2.0%
を構成するが、必要に応じて、より多くの酸を添加して
もよい。
【0068】実施例16 トローチ剤 イブプロフェン・ユートマーを含有するトローチ剤は、
本明細書に記載の用量について、当該分野で公知の方法
によって調製すればよい。例えば、かかるトローチ剤
は、必要に応じて濃稠化剤(例えば、アラビアガムやト
ラガカントガム)を添加した、イブプロフェン・ユート
マーを含有する濃縮シロップを型に入れた後、蒸発乾燥
させることによって調製すればよい。この種のトローチ
剤は、飴玉トローチと呼ばれることが多い。以下の成分
および技術を用いれば、本明細書に記載のイブプロフェ
ン・ユートマー量について、飴玉トローチを製造するこ
とができる。100mgのイブプロフェン・ユートマー
を含有するトローチ剤を製造するのに有用な処方を以下
に示す。
本明細書に記載の用量について、当該分野で公知の方法
によって調製すればよい。例えば、かかるトローチ剤
は、必要に応じて濃稠化剤(例えば、アラビアガムやト
ラガカントガム)を添加した、イブプロフェン・ユート
マーを含有する濃縮シロップを型に入れた後、蒸発乾燥
させることによって調製すればよい。この種のトローチ
剤は、飴玉トローチと呼ばれることが多い。以下の成分
および技術を用いれば、本明細書に記載のイブプロフェ
ン・ユートマー量について、飴玉トローチを製造するこ
とができる。100mgのイブプロフェン・ユートマー
を含有するトローチ剤を製造するのに有用な処方を以下
に示す。
【0069】
【表5】
【0070】これらのトローチ剤を製造するには、ま
ず、上記の白糖、酒石英(任意成分)およびコーンシロ
ップを混合しながらストックポットに加えた後、沸騰さ
せて白糖および酒石英を溶解する。約143℃(約29
0゜F)で沸騰すれば、これらの成分を加熱するのを止
める。蒸発によって、初めの容量の約30%が失われ
る。これらの成分は、約138℃(約280゜F)に冷
えるまで混合する。この時点で、クエン酸およびイブプ
ロフェン・ユートマーを混合しながら添加して均質な分
散体を得る。これが約88℃(約190゜F)に冷えれ
ば、ロープ状または円柱状に丸めて、4gずつに切断す
る。次いで、これらを網に載せて周囲温度に冷却する。
ず、上記の白糖、酒石英(任意成分)およびコーンシロ
ップを混合しながらストックポットに加えた後、沸騰さ
せて白糖および酒石英を溶解する。約143℃(約29
0゜F)で沸騰すれば、これらの成分を加熱するのを止
める。蒸発によって、初めの容量の約30%が失われ
る。これらの成分は、約138℃(約280゜F)に冷
えるまで混合する。この時点で、クエン酸およびイブプ
ロフェン・ユートマーを混合しながら添加して均質な分
散体を得る。これが約88℃(約190゜F)に冷えれ
ば、ロープ状または円柱状に丸めて、4gずつに切断す
る。次いで、これらを網に載せて周囲温度に冷却する。
【0071】より容易に崩壊するトローチ剤は、920
0gの圧縮成形可能な砂糖(例えば、ダイパック(Dipa
cR)ブランドの圧縮成形可能な砂糖(ニューヨーク州ニ
ューヨークのドミノ・シュガー・カンパニー(Domino S
ugar Co.))、ならびに、上記の量の酒石英(任意成
分)、クエン酸およびイブプロフェン・ユートマー(ま
たは他の好ましい投与量のイブプロフェン・ユートマ
ー)を用いて製造すればよい。これらの成分は、均質に
混合し、上記の所望寸法(例えば、4gサイズ)のトロ
ーチ剤に圧縮成形すればよい。
0gの圧縮成形可能な砂糖(例えば、ダイパック(Dipa
cR)ブランドの圧縮成形可能な砂糖(ニューヨーク州ニ
ューヨークのドミノ・シュガー・カンパニー(Domino S
ugar Co.))、ならびに、上記の量の酒石英(任意成
分)、クエン酸およびイブプロフェン・ユートマー(ま
たは他の好ましい投与量のイブプロフェン・ユートマ
ー)を用いて製造すればよい。これらの成分は、均質に
混合し、上記の所望寸法(例えば、4gサイズ)のトロ
ーチ剤に圧縮成形すればよい。
【0072】圧縮成形可能な砂糖に代えて、同量の白糖
または乳糖を適当な結合剤(例えば、約525gのアル
ギン酸ナトリウム)および医薬上適当な造粒流体とよく
混合し、湿潤した塊状物を得る。この湿潤した塊状物を
造粒ミルに通して、所望寸法のトローチ剤に圧縮成形す
る。
または乳糖を適当な結合剤(例えば、約525gのアル
ギン酸ナトリウム)および医薬上適当な造粒流体とよく
混合し、湿潤した塊状物を得る。この湿潤した塊状物を
造粒ミルに通して、所望寸法のトローチ剤に圧縮成形す
る。
【0073】本明細書の記載および実施例に基づけば、
イブプロフェンのユートマー(すなわち、S(+)−2
−(p−イソブチルフェニル)プロピオン酸)を用い
て、本発明の範囲内にある種々様々な官能上許容される
経口製剤を製造することができる。
イブプロフェンのユートマー(すなわち、S(+)−2
−(p−イソブチルフェニル)プロピオン酸)を用い
て、本発明の範囲内にある種々様々な官能上許容される
経口製剤を製造することができる。
【0074】歯磨剤組成物 骨損失の予防や低減に用いたり、および/または、すで
に失われた骨の再成長を促進するために、当該分野で公
知の歯磨剤組成物に、S(+)−イブプロフェンを、好
ましくは付加的なの酸性成分と共に、配合してもよい。
本明細書でいう歯磨剤は、歯および口腔組織の治療や維
持に用いられる歯科用製剤を包含することを意図する。
その例としては、例えば、パスタ剤、ゲル剤、散剤、顆
粒組成物、液剤などが挙げられるが、これらに限定され
ない。本発明の範囲内に含まれる練歯磨の一例は、下記
の非水性成分を水にゆっくり添加した後、従来のように
ローラーミルで混合することによって製造することがで
きる。
に失われた骨の再成長を促進するために、当該分野で公
知の歯磨剤組成物に、S(+)−イブプロフェンを、好
ましくは付加的なの酸性成分と共に、配合してもよい。
本明細書でいう歯磨剤は、歯および口腔組織の治療や維
持に用いられる歯科用製剤を包含することを意図する。
その例としては、例えば、パスタ剤、ゲル剤、散剤、顆
粒組成物、液剤などが挙げられるが、これらに限定され
ない。本発明の範囲内に含まれる練歯磨の一例は、下記
の非水性成分を水にゆっくり添加した後、従来のように
ローラーミルで混合することによって製造することがで
きる。
【0075】実施例17
【表6】
【0076】イブプロフェン・ユートマーを配合して本
発明の範囲内に属する歯磨剤組成物を製造する際の基本
となる歯磨剤としては、官能上許容される公知の歯磨剤
を挙げることができるが、好ましくは、既存の酸性成分
または添加した酸性成分を含有する歯磨剤である。この
種のパスタ剤は、例えば、重量基準で、10%〜50%
の研磨剤、0.5%〜10%の濃稠化剤、10%〜80
%の湿潤剤、0.1%〜1%の甘味剤、0.05%〜2%
の着香剤、0.001%〜0.02%の着色剤、1%〜
7.5%の界面活性剤、0.1%〜0.8%の抗菌保存剤
および0.01%〜5%の酸性化剤を含有する。
発明の範囲内に属する歯磨剤組成物を製造する際の基本
となる歯磨剤としては、官能上許容される公知の歯磨剤
を挙げることができるが、好ましくは、既存の酸性成分
または添加した酸性成分を含有する歯磨剤である。この
種のパスタ剤は、例えば、重量基準で、10%〜50%
の研磨剤、0.5%〜10%の濃稠化剤、10%〜80
%の湿潤剤、0.1%〜1%の甘味剤、0.05%〜2%
の着香剤、0.001%〜0.02%の着色剤、1%〜
7.5%の界面活性剤、0.1%〜0.8%の抗菌保存剤
および0.01%〜5%の酸性化剤を含有する。
【0077】これら製剤の研磨成分としては、例えば、
ピロリン酸カルシウム、含水シリカ、不溶性メタリン酸
ナトリウム、有機ポリマー、アルミナ三水和物、リン酸
二カルシウム二水和物、無水リン酸二カルシウムおよび
炭酸カルシウムが挙げられる。濃稠化剤としては、例え
ば、シリカエアロゲル、焼成シリカ、沈降シリカ、カル
ボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、
キサンタンガムおよびカラギーナンが挙げられる。用い
られる湿潤剤としては、例えば、ソルビトール、グリセ
リンおよびポリエチレングリコールが挙げられる。有用
な甘味剤としては、例えば、サッカリン、キシリトー
ル、サイクラミン酸塩、アスパルテームおよびソーマチ
ン(thaumatin)が挙げられる。着香剤は、味や市場の
許容性に従って変更することができるが、例えば、ペパ
ーミント、スペアミント、冬緑、桂皮およびアニスなど
の香料および精油が挙げられる。かかる歯科用製剤に配
合する着色剤としては、FDA認可の着色剤を選択すれ
ばよい。界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、プルロニ
ック、ツイーン、ココモノグリセリドスルホン酸ナトリ
ウム、ドデシルベンゼン硫酸ナトリウムおよびスルホコ
ハク酸ジオクチルナトリウムが挙げられる。この分野で
用いられる抗菌剤および保存剤としては、例えば、パラ
ヒドロキシ安息香酸エステル、ソルビン酸および安息香
酸が挙げられる。これらの製剤に対する酸成分として
は、本明細書に記載の食用酸(例えば、乳酸、クエン
酸、リン酸および酒石酸)が挙げられる。
ピロリン酸カルシウム、含水シリカ、不溶性メタリン酸
ナトリウム、有機ポリマー、アルミナ三水和物、リン酸
二カルシウム二水和物、無水リン酸二カルシウムおよび
炭酸カルシウムが挙げられる。濃稠化剤としては、例え
ば、シリカエアロゲル、焼成シリカ、沈降シリカ、カル
ボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、
キサンタンガムおよびカラギーナンが挙げられる。用い
られる湿潤剤としては、例えば、ソルビトール、グリセ
リンおよびポリエチレングリコールが挙げられる。有用
な甘味剤としては、例えば、サッカリン、キシリトー
ル、サイクラミン酸塩、アスパルテームおよびソーマチ
ン(thaumatin)が挙げられる。着香剤は、味や市場の
許容性に従って変更することができるが、例えば、ペパ
ーミント、スペアミント、冬緑、桂皮およびアニスなど
の香料および精油が挙げられる。かかる歯科用製剤に配
合する着色剤としては、FDA認可の着色剤を選択すれ
ばよい。界面活性剤としては、例えば、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、プルロニ
ック、ツイーン、ココモノグリセリドスルホン酸ナトリ
ウム、ドデシルベンゼン硫酸ナトリウムおよびスルホコ
ハク酸ジオクチルナトリウムが挙げられる。この分野で
用いられる抗菌剤および保存剤としては、例えば、パラ
ヒドロキシ安息香酸エステル、ソルビン酸および安息香
酸が挙げられる。これらの製剤に対する酸成分として
は、本明細書に記載の食用酸(例えば、乳酸、クエン
酸、リン酸および酒石酸)が挙げられる。
【0078】かかる歯磨剤の一例は、以下の成分から製
造することができる。 実施例18
造することができる。 実施例18
【表7】
【0079】歯の構造が脱石灰化する可能性を最小限に
するために、この製剤のpHは約5.0を下回らないよ
うにした方がよい。このような所望のpH範囲内で用い
るのに適当なフッ素源は、モノフルオロリン酸ナトリウ
ムである。
するために、この製剤のpHは約5.0を下回らないよ
うにした方がよい。このような所望のpH範囲内で用い
るのに適当なフッ素源は、モノフルオロリン酸ナトリウ
ムである。
【0080】チューインガム剤 本発明の範囲内にある別の官能上許容される製剤は、チ
ューインガムタイプの製剤である。これらのタイプの製
剤は、官能上許容されるチューインガム基剤にイブプロ
フェン・ユートマーを最も好ましくは適当な酸性成分と
共に配合することによって製造することができる。本発
明のチューインガム剤の一例は、実施例19に示す成分
を用いて製造することができる。
ューインガムタイプの製剤である。これらのタイプの製
剤は、官能上許容されるチューインガム基剤にイブプロ
フェン・ユートマーを最も好ましくは適当な酸性成分と
共に配合することによって製造することができる。本発
明のチューインガム剤の一例は、実施例19に示す成分
を用いて製造することができる。
【0081】実施例19
【表8】
【0082】上記の成分は、ガム基剤成分を軟化状態ま
で加温した後、混練しながら、酸性化剤、甘味剤、イブ
プロフェン・ユートマーおよび着香剤を別々に添加し、
各添加後に均質な混合物を得るようにして、チューイン
ガム剤に配合することができる。次いで、得られた均質
なチューインガム剤は、取扱いを容易にするために白糖
微粉末を用いて、サイジング機で延ばし、3gずつに切
断した後、標準的な包装および梱包を行えばよい。本発
明の範囲内ある他のチューイングガム剤を利用してもよ
く、また、上記の製剤成分に代えて、同量の他の機能性
成分(他の製剤用として本明細書に記載の機能性成分を
含む)を用いてもよい。
で加温した後、混練しながら、酸性化剤、甘味剤、イブ
プロフェン・ユートマーおよび着香剤を別々に添加し、
各添加後に均質な混合物を得るようにして、チューイン
ガム剤に配合することができる。次いで、得られた均質
なチューインガム剤は、取扱いを容易にするために白糖
微粉末を用いて、サイジング機で延ばし、3gずつに切
断した後、標準的な包装および梱包を行えばよい。本発
明の範囲内ある他のチューイングガム剤を利用してもよ
く、また、上記の製剤成分に代えて、同量の他の機能性
成分(他の製剤用として本明細書に記載の機能性成分を
含む)を用いてもよい。
【0083】獣医学用製剤 官能上許容される製剤の使用は、獣医学用途においても
重要である。このことは、獣医学の専門家がNSAID
の使用を推奨する哺乳動物の場合には正しいが、動物を
拘束する方法を用いて投与しなければならない場合とは
対照的に、所有者や取扱者が容易に受け入れられる経口
投与製剤を投与するのが比較的簡単であることを評価で
きるイヌやネコなどの親密な動物の場合には特に正し
い。
重要である。このことは、獣医学の専門家がNSAID
の使用を推奨する哺乳動物の場合には正しいが、動物を
拘束する方法を用いて投与しなければならない場合とは
対照的に、所有者や取扱者が容易に受け入れられる経口
投与製剤を投与するのが比較的簡単であることを評価で
きるイヌやネコなどの親密な動物の場合には特に正し
い。
【0084】本発明の獣医学用製剤としては、上記の固
形剤または液剤のうち、動物に与えてもよいものが挙げ
られる。これらの製剤は、動物の食物または飲料に配合
してもよいし、医薬品として別に与えてもよい。製剤を
別に与える場合には、通常、対象の動物が関心を示すこ
とが見い出されている成分、好ましくは味成分を配合す
ることが推奨される。例えば、ネコやイヌの場合には、
肝臓分解物、海産品分解物、家禽類分解物、乾燥肝末、
大豆粉、砂糖、タラ肝油、大豆かす、魚粉、骨粉、酵
母、小麦胚芽粉などの香味基剤成分または他の公知の食
品基剤またはその組合せを用いればよい。このような成
分は、上記の製剤における着香剤として用いてもよい
し、本明細書に記載の他の材料に代えて充填剤として用
いてもよい。本発明の動物向け経口製剤における成分の
割合(%)は、主として、動物の体格および所望製剤の
寸法によって決定される。例えば、比較的小さい咀嚼錠
は、以下の成分を混合および圧縮成形したものからな
る。
形剤または液剤のうち、動物に与えてもよいものが挙げ
られる。これらの製剤は、動物の食物または飲料に配合
してもよいし、医薬品として別に与えてもよい。製剤を
別に与える場合には、通常、対象の動物が関心を示すこ
とが見い出されている成分、好ましくは味成分を配合す
ることが推奨される。例えば、ネコやイヌの場合には、
肝臓分解物、海産品分解物、家禽類分解物、乾燥肝末、
大豆粉、砂糖、タラ肝油、大豆かす、魚粉、骨粉、酵
母、小麦胚芽粉などの香味基剤成分または他の公知の食
品基剤またはその組合せを用いればよい。このような成
分は、上記の製剤における着香剤として用いてもよい
し、本明細書に記載の他の材料に代えて充填剤として用
いてもよい。本発明の動物向け経口製剤における成分の
割合(%)は、主として、動物の体格および所望製剤の
寸法によって決定される。例えば、比較的小さい咀嚼錠
は、以下の成分を混合および圧縮成形したものからな
る。
【0085】実施例20
【表9】
【0086】望ましい用量のイブプロフェン・ユートマ
ーを含有するより大きい固形剤を製造するためには、以
下の処方を用いた場合のように、成分の量を必要に応じ
て増加させればよい。
ーを含有するより大きい固形剤を製造するためには、以
下の処方を用いた場合のように、成分の量を必要に応じ
て増加させればよい。
【0087】実施例21
【表10】
【0088】これらの製剤は、さらに酸性成分(例え
ば、固形食用酸)を含有することが最も好ましい。例え
ば、クエン酸やリンゴ酸などの食用酸は、製剤の重量を
基準として、1%〜5%を構成することができるが、酸
性成分の量は必要に応じて増加させてもよい。動物に投
与するのに有用な別の咀嚼可能な固形剤は、以下のもの
である。
ば、固形食用酸)を含有することが最も好ましい。例え
ば、クエン酸やリンゴ酸などの食用酸は、製剤の重量を
基準として、1%〜5%を構成することができるが、酸
性成分の量は必要に応じて増加させてもよい。動物に投
与するのに有用な別の咀嚼可能な固形剤は、以下のもの
である。
【0089】実施例22
【表11】
【0090】実施例23 以下の成分および方法を用いて、親密な動物に用いる別
の咀嚼錠を製造することができる。この実施例では、2
00mgのイブプロフェン・ユートマーを含有する錠剤
の製造について説明しているが、必要な用量であれば、
いかなる用量であっても、この種の製剤を製造すること
ができる。
の咀嚼錠を製造することができる。この実施例では、2
00mgのイブプロフェン・ユートマーを含有する錠剤
の製造について説明しているが、必要な用量であれば、
いかなる用量であっても、この種の製剤を製造すること
ができる。
【0091】
【表12】
【0092】この処方による咀嚼錠を製造するには、ま
ず、イブプロフェン・ユートマー、デンプングリコール
酸ナトリウム、噴霧乾燥乳糖、フマル酸、乾燥肝末およ
び乾燥酵母を適当な混合機で均一になるまでブレンドす
る。次いで、上記のステアリン酸アルミニウム量の2/
3を、これら成分の混合物の一部(例えば、約10%)
に、均一になるまで混合しながら添加する。次いで、残
りの成分を、ステアリン酸アルミニウム含有部分が分散
するように充分に混合しながら添加する。次いで、この
ブレンド混合物を中程度の硬さのスラッジとし、10号
スクリーンを用いた回転式造粒機によって分級する。次
いで、残りのステアリン酸アルミニウムを、この顆粒化
した混合物に、混合しながら添加する。この処方による
最終的な錠剤は、例えば、1・1/16”フラットフェ
ース打錠機を用いて、硬さが12〜15SCUの錠剤の
形態に圧縮成形することによって得ることができる。こ
の種の錠剤は、そのまま与えてもよいし、より少ない用
量を与えるために、より小さい部分に分割してもよい。
ず、イブプロフェン・ユートマー、デンプングリコール
酸ナトリウム、噴霧乾燥乳糖、フマル酸、乾燥肝末およ
び乾燥酵母を適当な混合機で均一になるまでブレンドす
る。次いで、上記のステアリン酸アルミニウム量の2/
3を、これら成分の混合物の一部(例えば、約10%)
に、均一になるまで混合しながら添加する。次いで、残
りの成分を、ステアリン酸アルミニウム含有部分が分散
するように充分に混合しながら添加する。次いで、この
ブレンド混合物を中程度の硬さのスラッジとし、10号
スクリーンを用いた回転式造粒機によって分級する。次
いで、残りのステアリン酸アルミニウムを、この顆粒化
した混合物に、混合しながら添加する。この処方による
最終的な錠剤は、例えば、1・1/16”フラットフェ
ース打錠機を用いて、硬さが12〜15SCUの錠剤の
形態に圧縮成形することによって得ることができる。こ
の種の錠剤は、そのまま与えてもよいし、より少ない用
量を与えるために、より小さい部分に分割してもよい。
【0093】本明細書の記載に基づけば、S(+)−イ
ブプロフェンを利用して、本発明の範囲内にある様々な
官能上許容される経口製剤を製造することができる。
ブプロフェンを利用して、本発明の範囲内にある様々な
官能上許容される経口製剤を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 9/16 A61K 9/46 9/46 9/68 9/68 47/12 J 47/12 47/18 J 47/18 9450−4H C07C 57/30 // C07C 57/30 A61K 9/14 L C07M 7:00 (72)発明者 ジェラルド・ルイス・ルーター アメリカ合衆国12901ニューヨーク州プラ ッツバーグ、クレセント・ドライブ35番
Claims (11)
- 【請求項1】 R(−)−2−(p−イソブチルフェニ
ル)プロピオン酸を実質的に含有しないS(+)−2−
(p−イソブチルフェニル)プロピオン酸からなること
を特徴とする官能上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項2】 さらに、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、
フマル酸、乳酸、アジピン酸、アスコルビン酸、アスパ
ラギン酸、エリソルビン酸、グルタミン酸およびコハク
酸から選択される1種またはそれ以上の酸性成分を含有
する請求項1記載の官能上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項3】 さらに、官能上許容される医薬用担体を
含有する請求項1記載の官能上許容される経口医薬組成
物。 - 【請求項4】 散剤または顆粒剤に製剤される請求項3
記載の官能上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項5】 液剤に製剤される請求項3記載の官能上
許容される経口医薬組成物。 - 【請求項6】 咀嚼錠に製剤される請求項3記載の官能
上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項7】 発泡剤に製剤される請求項3記載の官能
上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項8】 トローチ剤に製剤される請求項3記載の
官能上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項9】 速崩壊性固形剤に製剤される請求項3記
載の官能上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項10】 獣医学用咀嚼剤に製剤される請求項3
記載の官能上許容される経口医薬組成物。 - 【請求項11】 チューインガム剤に製剤される請求項
3記載の官能上許容される経口医薬組成物。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US16995P | 1995-06-13 | 1995-06-13 | |
| US60/000169 | 1995-06-13 | ||
| CN96112209A CN1155417A (zh) | 1995-06-13 | 1996-06-12 | S(+)-布洛芬的口服制剂 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH092949A true JPH092949A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=37709653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8150867A Pending JPH092949A (ja) | 1995-06-13 | 1996-06-12 | S(+)−イブプロフェンの経口製剤 |
Country Status (22)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5780046A (ja) |
| EP (1) | EP0753296A3 (ja) |
| JP (1) | JPH092949A (ja) |
| CN (1) | CN1155417A (ja) |
| AR (1) | AR002442A1 (ja) |
| AU (1) | AU715367B2 (ja) |
| BR (1) | BR9602759A (ja) |
| CA (1) | CA2178691A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ170396A3 (ja) |
| EA (1) | EA000046B1 (ja) |
| EE (1) | EE9600068A (ja) |
| HU (1) | HUP9601619A3 (ja) |
| IL (1) | IL118637A (ja) |
| IN (1) | IN182039B (ja) |
| MA (1) | MA23908A1 (ja) |
| NO (1) | NO962490L (ja) |
| NZ (1) | NZ286790A (ja) |
| PL (1) | PL314731A1 (ja) |
| SK (1) | SK74496A3 (ja) |
| TR (1) | TR199600498A2 (ja) |
| TW (1) | TW442287B (ja) |
| ZA (1) | ZA964929B (ja) |
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| WO2014047001A1 (en) | 2012-09-18 | 2014-03-27 | Mcneil-Ppc, Inc. | Low melting propionic acid derivative particles for use in oral dosage forms |
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