JPH0929541A - 丸鋸、丸鋸の製造方法および切断装置に対する丸鋸の取り付け方法 - Google Patents

丸鋸、丸鋸の製造方法および切断装置に対する丸鋸の取り付け方法

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JPH0929541A
JPH0929541A JP20138195A JP20138195A JPH0929541A JP H0929541 A JPH0929541 A JP H0929541A JP 20138195 A JP20138195 A JP 20138195A JP 20138195 A JP20138195 A JP 20138195A JP H0929541 A JPH0929541 A JP H0929541A
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JP
Japan
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circular saw
cutting edge
cutting
rotary shaft
main body
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JP20138195A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
剛 山本
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YAMASHIN SEIKIYO KK
Original Assignee
YAMASHIN SEIKIYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来の砥石状の切刃をもつ丸鋸を搭載する切断
装置に適用でき、切断時に鉄粉等の金属粉や騒音が発生
することもなく、丸鋸本体に焼き入れ加工を施しても、
サーメットチップの切刃の突出寸法を高精度に管理する
ことができる丸鋸、丸鋸の製造方法および切断装置に対
する丸鋸の取り付け方法を提供することを目的とする。 【構成】丸鋸1の丸鋸本体2の外周部には、台金3が4
0個所に形成されている。この台金3にはサーメットチ
ップの切刃5がそれぞれ植設されている。切刃5は台金
3の最も高い部分7からの突出寸法は0.3mmに設定
されている。また切刃5のすくい角は0°に設定されて
いる。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーメットチップによっ
て構成される切刃をもつ丸鋸、丸鋸の製造方法および切
断装置に対する丸鋸の取り付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄やステンレス等の金属製のアングルを
切断する場合、砥石状の切刃をもつ丸鋸が使用されてい
る。この丸鋸は切断装置に搭載され、3800r.p.
m.程度で回転させられる。砥石状の切刃をもつ丸鋸を
使用する切断装置は、丸鋸の回転数と使用されているモ
ータの回転数がほぼ同じであるため、減速機構を簡単な
ものとでき、切断装置が簡易で安価であるという特徴が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら砥石状の
切刃をもつ丸鋸を用いると、切断すべき材料を削り取っ
て切断するので、材料が無駄になるばかりか、切断部分
が摩擦熱で高温となり焼入れをした状態になって材質が
変化してしまう問題がある。また切断時間が長くかかる
ので作業性が悪く、しかも切断部分にバリができてしま
うので、そのバリを除去するための作業が必要になる問
題もある。さらに丸鋸の耐久性も低く、すぐに切断能力
が低下してしまう問題もある。また切断時に発生する鉄
粉等の金属粉は、吸い込むと健康を害するものであり、
さらに切断時の騒音も問題となっている。
【0004】従来においてもサーメットチップの切刃を
使用した丸鋸があるが、これはいずれも1400r.
p.m.程度の回転数で用いるもので、切刃の数も70
個程度である。これを3800r.p.m.程度の回転
数で用いると、切刃の目詰まりをおこして焼き付いてし
まい、サーメットチップを使用した丸鋸は3800r.
p.m.程度の回転数では使用することができないとさ
れていた。また砥石状の切刃をもつ丸鋸は厚さ寸法が大
きく、この種の丸鋸を使用する切断装置の中には、サー
メットチップの切刃をもつ厚さ寸法が小さい丸鋸は取り
付けることができないものがあった。
【0005】ところでサーメットチップの切刃をもつ丸
鋸を製作する場合には、丸鋸本体を打ち抜き加工やレー
ザーによる切断加工によって製作し、次いで丸鋸本体の
台金にサーメットチップを植設する。丸鋸本体の強度を
大きくするためには、丸鋸本体に焼き入れを施すことが
望ましいが、焼き入れ加工を行うと丸鋸本体に歪みがで
るため、切刃の台金からの突出寸法の管理ができなくな
ってしまうという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点に着目してなさ
れたものであり、従来の砥石状の切刃をもつ丸鋸を搭載
する切断装置に適用でき、材料の無駄がなく、摩擦熱の
発生が少なくて切断すべき材料が熱によって変化するこ
とがなくて、また焼き付きがおこるおそれもなく、しか
も切断時間が短くて、バリの発生もなく、さらに高い耐
久性をもち、切断時に鉄粉等の金属粉や騒音が発生する
こともなく、丸鋸本体に焼き入れ加工を施しても、サー
メットチップの切刃の突出寸法を高精度に管理すること
ができる丸鋸、丸鋸の製造方法および丸鋸の切断装置に
対する取り付け方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、丸鋸
本体と、前記丸鋸本体に形成された台金と、前記台金に
植設されたサーメットチップによって構成される切刃と
を有する丸鋸において、直径が300mmから500m
m、すくい角が−3°から+7°、前記切刃の前記台金
からの突出寸法が0.25mmから0.5mmであるこ
とを特徴とする丸鋸である。
【0008】請求項2の発明は、丸鋸本体を形成する本
体形成工程と、前記丸鋸本体に焼入れ加工を施す焼入れ
工程と、前記焼入れ工程を経た丸鋸本体の周面を研磨
し、中心から周面までの距離を均一にする研磨工程と、
前記研磨工程を経た丸鋸本体の台金にサーメットチップ
によって構成される切刃を植設するサーメットチップ植
設工程とからなる丸鋸の製造方法である。
【0009】請求項3の発明は、サーメットチップの切
刃が植設された丸鋸の穴に回転軸を挿通して、回転軸に
固定されて設けられた支持板と、回転軸に固定される押
え板とによって丸鋸を挾持して、回転軸に丸鋸を取り付
ける切断装置に対する丸鋸の取り付け方法において、前
記丸鋸と前記押え板との間に弾性体によって構成される
スペーサを介在させたことを特徴とする切断装置に対す
る丸鋸の取り付け方法である。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、直径が300mmから5
00mm、すくい角が−3°から+7°に設定したの
で、切刃が被切断材に対し十分に食い込み、高い切断能
力を発揮でき、また切刃の台金からの突出寸法を0.2
5mmから0.5mmとしたので、切刃が台金から外れ
たりするのを防止することができる。
【0011】請求項2の発明では、本体形成工程におい
て打ち抜き加工やレーザーによる切断加工により丸鋸本
体が形成され、焼入れ工程において丸鋸本体が加熱され
て焼入れ加工が施される。次いで丸鋸本体の周面が研磨
され、中心から周面までの距離が均一にされ、次にサー
メットチップ植設工程において、丸鋸本体の台金にサー
メットチップの切刃が植設される。
【0012】請求項3の発明では、回転軸を丸鋸の穴に
通して、丸鋸を回転軸に固定されて設けられた支持板に
当接させ、弾性体によって構成されるスペーサを丸鋸と
押え板との間に介在させて、丸鋸を回転軸に取り付け
る。したがってサーメットチップの切刃をもつ丸鋸本体
の厚さ寸法の小さい丸鋸を、砥石状の切刃をもつ厚さ寸
法の大きい丸鋸を使用する切断装置の回転軸に対して確
実に取り付けることができる。また丸鋸が回転する際の
振動が吸収され、騒音の発生が軽減されることになる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例にかかる丸鋸1を図面にした
がって説明する。この丸鋸1は直径が305mm、35
5mm、405mmのものである。丸鋸1の丸鋸本体2
の外周部には、台金3が40個所に形成されている。こ
の台金3にはサーメットチップの切刃5がそれぞれ植設
されている。図2に拡大して示すように切刃5は台金3
の最も高い部分7からの突出寸法αは0.3mmに設定
されている。また切刃5のすくい角θは0°に設定され
ている。
【0014】図3に切断装置9を示し、この切断装置9
は砥石状の切刃をもつ丸鋸を取り付けて使用するもので
ある。符号11は基台を示し、この基台11には支持軸
13が設けられ、この支持軸13にはアーム16が取り
付けられている。アーム16には揺動部15が固定され
ており、この揺動部15は支持軸13を支点として揺動
でき、図示しないバネによって持ち上がる方向へ付勢さ
れている。
【0015】揺動部15には、モータと、このモータに
よって回転させられる回転軸14が設けられ、この回転
軸14に丸鋸1が固定される。図4に示すように回転軸
14には支持板18が固定されて設けられ、回転軸14
の支持板18から突出する突出部分14aに丸鋸1が取
り付けられる。また突出部14aの先端面には雌ネジ1
0が形成されている。揺動部15には把持部19が備え
られ、この把持部19にはモータをオン、オフするため
のスイッチ21が取り付けられている。符号23はカバ
ーを示し、このカバー23は丸鋸1のほぼ半分を覆って
いる。
【0016】基台11には、挾持部材25が設けられて
おり、この挾持部材25に対向してネジシャフト27の
先端に取り付けられた挾持部材29が配置されている。
ネジシャフト27は雌ネジベース31に挿通されてお
り、ネジシャフト27の基端にはハンドル33が取り付
けられている。
【0017】回転軸14に丸鋸1を取り付ける方法につ
いて説明する。丸鋸1の穴1aに突出部14aを通し、
さらにゴム製のスペーサ20の穴20aに突出部14a
を通す。そしてスペーサ20を介して押え板22によっ
て丸鋸1を押え、この押え板22の穴22aから取り付
けボルト24を入れ、回転軸14の雌ネジ10に取り付
ける。さらに取り付けボルト24を締め付けて、丸鋸1
を回転軸14に固定する。
【0018】次に丸鋸1を搭載した切断装置9によって
鉄製のアングルWを切断する作業について説明する。鉄
製のアングルWを挾持部材25と挾持部材29との間に
設置し、ハンドル33を回し、ネジシャフト27ととも
に挾持部材29を進行させる。そして挾持部材29と挾
持部材25とによってアングルWを挾持して固定する。
【0019】次いで把持部19を握り、スイッチ21を
入れ、モータを作動させて回転軸14に取り付けられた
丸鋸1を回転駆動させる。そして揺動部15を下降させ
て、丸鋸1によってアングルWを切断する。丸鋸1には
切刃5の数が40個に設定されているので、摩擦熱の発
生が少なく、冷却がスムーズに行われるので、焼き付き
が発生せず、しかも砥石状の切刃をもつ丸鋸と比べ短時
間にアングルWを切断することができる。
【0020】摩擦熱の発生が少ないので、アングルWの
材質が変化することもなく、切断部もきれいでバリがで
きないので、サンダーによる仕上げ加工を施す必要がな
い。また鉄粉の発生も殆どなく、さらにゴム製のスペー
サ20によって丸鋸1の振動、騒音の発生が抑えられ
る。
【0021】また超硬の切刃をもつ丸鋸は、その切断能
力が除々に低下するのに対し、丸鋸1は切刃5がわずか
でも突出していれば、その切断能力は低下せず、完全に
使用できなくなる直前まで高い切断能力を維持すること
ができる優れた特性をもっている。
【0022】丸鋸1の製造方法について説明する。丸鋸
本体2を打ち抜き加工やレーザーによる切断加工によっ
て製作し、次いで焼入れ加工を施して、丸鋸本体2の強
度を向上させる。丸鋸本体2に焼入れ加工を施すと、歪
みが発生するため切刃5の台金3の最も高い部分7から
の突出寸法を高精度に管理することができない。そこで
図4に示すように焼入れ加工を施した丸鋸本体2を数枚
重ねて研磨装置の回転軸40に固定し、この丸鋸本体2
を回転軸41に取り付けられた研磨ローラ43に接触さ
せた状態で、回転軸40と回転軸41を回転させて、丸
鋸本体2の周面を研磨する。これにより丸鋸本体2の中
心から周面までの距離を均一にする。したがって切刃5
の突出寸法を高精度に管理することができるようにな
る。
【0023】以上、本発明の実施例について詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更
などがあっても本発明に含まれる。例えば丸鋸の直径は
300mmから500mmの範囲で適当な大きさものを
製作することが可能であり、切刃5の数は30個から5
0個の範囲で適宜変更してもよく、切刃5の突出寸法α
は0.25mmから0.5mmの範囲で適宜変更するこ
とが可能である。さらに切刃5のすくい角θは−3°か
ら+7°の範囲で適宜変更することが可能である。また
丸鋸1は上記した鉄製のアングル他、ステンレス等の金
属によって構成されるものを切断するのに使用すること
もできる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来砥石
状の切刃をもつ丸鋸を搭載する切断装置に適用でき、砥
石状の切刃をもつ丸鋸を使用した場合と比較して切断す
べき材料を無駄にすることがなくなる。さらに摩擦熱の
発生が少なく、切断すべき材料の熱による変化や丸鋸の
焼き付きを防止することができるようになる。
【0025】また切断時間を短くでき、バリの発生もな
くサンダーを用いて仕上げをする必要がなくなる。しか
も丸鋸は高い耐久性をもつことになる。さらにまた切断
時に鉄粉等の金属粉が発生するのを防止できるようにな
る。また弾性体によって構成されたスペーサを備えるの
で、振動や騒音が発生するのを防止することが可能とな
る。また丸鋸本体に焼き入れ加工を施しても、サーメッ
トチップの切刃の突出寸法を高精度に管理することがで
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる丸鋸の平面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明の実施例にかかる丸鋸が搭載された切断
装置の斜視図である。
【図4】本発明の実施例にかかる丸鋸を切断装置の回転
軸に取り付けるための構造を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施例にかかる丸鋸を製造するための
研磨工程を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 丸鋸 1a 丸鋸の穴 2 丸鋸本体 3 台金 5 切刃 7 台金の最も高い部分 9 切断装置 10 雌ネジ 11 基台 13 支持軸 14 回転軸 14a 回転軸の突出部分 15 揺動部 16 アーム 18 支持板 19 把持部 20 スペーサ 20a スペーサの穴 21 スイッチ 22 押え板 22a 押え板の穴 23 カバー 24 取り付けボルト 25、29 挾持部材 27 ネジシャフト 31 雌ネジベース 33 ハンドル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸鋸本体と、前記丸鋸本体に形成された台
    金と、前記台金に植設されたサーメットチップによって
    構成される切刃とを有する丸鋸において、直径が300
    mmから500mm、すくい角が−3°から+7°、前
    記切刃の前記台金からの突出寸法が0.25mmから
    0.5mmであることを特徴とする丸鋸。
  2. 【請求項2】丸鋸本体を形成する本体形成工程と、前記
    丸鋸本体に焼入れ加工を施す焼入れ工程と、前記焼入れ
    工程を経た丸鋸本体の周面を研磨し、中心から周面まで
    の距離を均一にする研磨工程と、前記研磨工程を経た丸
    鋸本体の台金にサーメットチップによって構成される切
    刃を植設するサーメットチップ植設工程とからなる丸鋸
    の製造方法。
  3. 【請求項3】サーメットチップの切刃が植設された丸鋸
    の穴に回転軸を挿通して、回転軸に固定されて設けられ
    た支持板と、回転軸に固定される押え板とによって丸鋸
    を挾持して、回転軸に丸鋸を取り付ける切断装置に対す
    る丸鋸の取り付け方法において、前記丸鋸と前記押え板
    との間に弾性体によって構成されるスペーサを介在させ
    たことを特徴とする切断装置に対する丸鋸の取り付け方
    法。
JP20138195A 1995-07-14 1995-07-14 丸鋸、丸鋸の製造方法および切断装置に対する丸鋸の取り付け方法 Pending JPH0929541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017104966A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 株式会社トリガー チップソー及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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