JPH09297423A - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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- JPH09297423A JPH09297423A JP8111549A JP11154996A JPH09297423A JP H09297423 A JPH09297423 A JP H09297423A JP 8111549 A JP8111549 A JP 8111549A JP 11154996 A JP11154996 A JP 11154996A JP H09297423 A JPH09297423 A JP H09297423A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐摩耗性の低下や残留電位の増大がなく、全
環境下で繰り返し使用による残留電位の蓄積がなく、か
つ画像のボケ、流れ等が生じない、常に高精細な画像が
得られる電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供する。 【解決手段】 導電性支持体、該導電性支持体上の感光
層及び該感光層上の保護層を有する電子写真感光体にお
いて、該保護層が1分子当り1個または2個のアクリル
官能基を有する硬化性アクリル系モノマーまたはオリゴ
マーを硬化することにより形成され、かつ該感光層が融
点170℃以上の電荷輸送物質を含有することを特徴と
する電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセ
スカートリッジ及び電子写真装置。
環境下で繰り返し使用による残留電位の蓄積がなく、か
つ画像のボケ、流れ等が生じない、常に高精細な画像が
得られる電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供する。 【解決手段】 導電性支持体、該導電性支持体上の感光
層及び該感光層上の保護層を有する電子写真感光体にお
いて、該保護層が1分子当り1個または2個のアクリル
官能基を有する硬化性アクリル系モノマーまたはオリゴ
マーを硬化することにより形成され、かつ該感光層が融
点170℃以上の電荷輸送物質を含有することを特徴と
する電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセ
スカートリッジ及び電子写真装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真感光体に
関し、詳しくは保護層を有する電子写真感光体に関す
る。また、本発明は、上記電子写真感光体を有するプロ
セスカートリッジ及び電子写真装置に関する
関し、詳しくは保護層を有する電子写真感光体に関す
る。また、本発明は、上記電子写真感光体を有するプロ
セスカートリッジ及び電子写真装置に関する
【0002】
【従来の技術】電子写真感光体には、当然ながら、適用
される電子写真プロセスに応じた所要の感度、電気特性
及び光学特性を有することが要求される。特に、繰り返
し使用される電子写真感光体の表面には帯電手段、露光
手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段等によ
る様々な電気的及び機械的外力が直接加えられるため、
それらに対する耐久性が要求されている。具体的には、
転写やクリーニング等の際の感光体表面の摺擦によって
生じる表面の摩耗や傷、帯電時に発生するオゾンや帯電
生成物による感光体及び電位特性の劣化等に対する耐久
性が要求される。更に、トナー現像とクリーニングの繰
り返しによる感光体表面へのトナー付着という問題も有
り、良好なクリーニング性も要求されている。
される電子写真プロセスに応じた所要の感度、電気特性
及び光学特性を有することが要求される。特に、繰り返
し使用される電子写真感光体の表面には帯電手段、露光
手段、現像手段、転写手段及びクリーニング手段等によ
る様々な電気的及び機械的外力が直接加えられるため、
それらに対する耐久性が要求されている。具体的には、
転写やクリーニング等の際の感光体表面の摺擦によって
生じる表面の摩耗や傷、帯電時に発生するオゾンや帯電
生成物による感光体及び電位特性の劣化等に対する耐久
性が要求される。更に、トナー現像とクリーニングの繰
り返しによる感光体表面へのトナー付着という問題も有
り、良好なクリーニング性も要求されている。
【0003】上記のような感光体に要求される耐久特性
を満足させるために、感光層上に樹脂を主成分とする表
面保護層を設ける試みがなされている。例えば、特開昭
56−42863号公報及び特開昭53−103741
号公報等には、硬化性樹脂を主成分とする保護層を用い
ることにより硬度や耐摩耗性を向上させることが開示さ
れている。
を満足させるために、感光層上に樹脂を主成分とする表
面保護層を設ける試みがなされている。例えば、特開昭
56−42863号公報及び特開昭53−103741
号公報等には、硬化性樹脂を主成分とする保護層を用い
ることにより硬度や耐摩耗性を向上させることが開示さ
れている。
【0004】一方、従来、画像形成装置のうち、感光体
にレーザーで像露光を行い、それを現像して画像を得る
レーザープリンターが良く知られている。このレーザー
プリンターは印字品位が高く、印字速度が高速である等
の長所を有しており、パーソナルコンピューターやワー
ドプロセッサー等の出力装置として広く知られている。
また、この装置に原稿を読み取る機能を付加したデジタ
ル複写機は前記長所と従来の複写機の長所を合わせ持つ
装置として広く知られている。また、これらレーザープ
リンターやデジタル複写機等のレーザービームを用いて
静電潜像を形成する装置においてレーザービームのスポ
ット系が小さいほど高精細な潜像及び画像の再現性があ
る。しかしながら、レーザービームスポット系を小さく
しても潜像のボケ、にじみが発生する場合には十分高精
細な画像が得られないので、より高精細な画像を得るた
めに、これら潜像のボケ、にじみ等の問題を解決する要
求が非常に厳しいのが現状である。
にレーザーで像露光を行い、それを現像して画像を得る
レーザープリンターが良く知られている。このレーザー
プリンターは印字品位が高く、印字速度が高速である等
の長所を有しており、パーソナルコンピューターやワー
ドプロセッサー等の出力装置として広く知られている。
また、この装置に原稿を読み取る機能を付加したデジタ
ル複写機は前記長所と従来の複写機の長所を合わせ持つ
装置として広く知られている。また、これらレーザープ
リンターやデジタル複写機等のレーザービームを用いて
静電潜像を形成する装置においてレーザービームのスポ
ット系が小さいほど高精細な潜像及び画像の再現性があ
る。しかしながら、レーザービームスポット系を小さく
しても潜像のボケ、にじみが発生する場合には十分高精
細な画像が得られないので、より高精細な画像を得るた
めに、これら潜像のボケ、にじみ等の問題を解決する要
求が非常に厳しいのが現状である。
【0005】また、より優れた画像を得るためには、感
光体の保護層には高い硬度及び優れた耐摩耗性等の特性
だけでなく、保護層自体の抵抗が適当であることが要求
される。保護層の抵抗が高過ぎる場合、帯電−露光とい
った電子写真プロセスを繰り返すことにより、保護層に
電荷が蓄積されていく、いわゆる残留電位の増加が起こ
り、感光体の繰り返し使用時に電位が安定しないため
に、画質も不安定になる。また、抵抗が低過ぎる場合に
は、静電潜像が保護層中を面方向に流れてしまい、画像
のにじみやボケ等の問題が発生してしまう。この問題を
解決するために、例えば特開昭57−30843号公報
には保護層に導電性微粒子として金属酸化物を添加する
ことによって層の抵抗を制御することが開示されてい
る。また、金属酸化物表面の吸水性は高く、その吸水の
度合により保護層の抵抗も変化してしまうため、抵抗が
環境に依存し、導電性微粒子として金属酸化物を添加し
ただけでは、全環境下で適正な抵抗に抑さえることは困
難であった。この問題を解決するために、例えば特開昭
62−295066号公報には結着樹脂中に撥水処理し
て分散性、耐湿性の向上した金属微粉末または金属酸化
物微粉末を分散した保護層を用いることによって層の抵
抗を制御することが開示されている。
光体の保護層には高い硬度及び優れた耐摩耗性等の特性
だけでなく、保護層自体の抵抗が適当であることが要求
される。保護層の抵抗が高過ぎる場合、帯電−露光とい
った電子写真プロセスを繰り返すことにより、保護層に
電荷が蓄積されていく、いわゆる残留電位の増加が起こ
り、感光体の繰り返し使用時に電位が安定しないため
に、画質も不安定になる。また、抵抗が低過ぎる場合に
は、静電潜像が保護層中を面方向に流れてしまい、画像
のにじみやボケ等の問題が発生してしまう。この問題を
解決するために、例えば特開昭57−30843号公報
には保護層に導電性微粒子として金属酸化物を添加する
ことによって層の抵抗を制御することが開示されてい
る。また、金属酸化物表面の吸水性は高く、その吸水の
度合により保護層の抵抗も変化してしまうため、抵抗が
環境に依存し、導電性微粒子として金属酸化物を添加し
ただけでは、全環境下で適正な抵抗に抑さえることは困
難であった。この問題を解決するために、例えば特開昭
62−295066号公報には結着樹脂中に撥水処理し
て分散性、耐湿性の向上した金属微粉末または金属酸化
物微粉末を分散した保護層を用いることによって層の抵
抗を制御することが開示されている。
【0006】他方、特開平5−100464号公報に記
載されているように、表面保護層を形成するモノマーを
1分子当たり3個以上の官能基を有する硬化性アクリル
系モノマーのみで形成した場合、硬度や耐摩耗性の向上
は見られるものの立体障害等の要因により重合しないで
残ってしまう未反応官能基が数多く存在するため、高湿
下で用いた場合、この未反応部分が吸水し、更にイオン
性の帯電生成物が付着する等の付加要因により抵抗が著
しく下がり、静電潜像が保護層中を面方向に流れてしま
い、画像のボケ、流れ等の問題が発生してしまう。
載されているように、表面保護層を形成するモノマーを
1分子当たり3個以上の官能基を有する硬化性アクリル
系モノマーのみで形成した場合、硬度や耐摩耗性の向上
は見られるものの立体障害等の要因により重合しないで
残ってしまう未反応官能基が数多く存在するため、高湿
下で用いた場合、この未反応部分が吸水し、更にイオン
性の帯電生成物が付着する等の付加要因により抵抗が著
しく下がり、静電潜像が保護層中を面方向に流れてしま
い、画像のボケ、流れ等の問題が発生してしまう。
【0007】更に、感光層上に硬化性アクリル系モノマ
ーを塗布し硬化することにより保護層を形成した場合、
硬化性樹脂のモノマーが塗布や硬化等の際に下層すなわ
ち感光層にマイグレートし、表面保護層の硬化不良によ
る耐摩耗性の低下や、残留電位の増大によるトナー被り
等の画像欠陥が発生してしまう問題がある。これを解決
するために保護層に導電性微粒子を添加すること等によ
り抵抗の制御等を行ってもこの問題は十分に解決するに
は至っていない。
ーを塗布し硬化することにより保護層を形成した場合、
硬化性樹脂のモノマーが塗布や硬化等の際に下層すなわ
ち感光層にマイグレートし、表面保護層の硬化不良によ
る耐摩耗性の低下や、残留電位の増大によるトナー被り
等の画像欠陥が発生してしまう問題がある。これを解決
するために保護層に導電性微粒子を添加すること等によ
り抵抗の制御等を行ってもこの問題は十分に解決するに
は至っていない。
【0008】近年の更なる高画質化、高耐久化に伴い、
より優れた耐久性を有し、優れた画像を安定して提供で
きる電子写真感光体が検討されている。
より優れた耐久性を有し、優れた画像を安定して提供で
きる電子写真感光体が検討されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、保護
層形成の際の硬化性樹脂のモノマーの感光層へのマイグ
レートを抑さえ、保護層の硬化不良による耐摩耗性の低
下や残留電位の増大のない、高耐久な電子写真感光体を
提供することにある。
層形成の際の硬化性樹脂のモノマーの感光層へのマイグ
レートを抑さえ、保護層の硬化不良による耐摩耗性の低
下や残留電位の増大のない、高耐久な電子写真感光体を
提供することにある。
【0010】また、本発明の目的は、いかなる環境下で
も、繰り返し使用しても残留電位の蓄積がなく、かつ画
像のボケ、流れ等が生じなく、常に高精細な画像が得ら
れる電子写真感光体を提供することにある。
も、繰り返し使用しても残留電位の蓄積がなく、かつ画
像のボケ、流れ等が生じなく、常に高精細な画像が得ら
れる電子写真感光体を提供することにある。
【0011】更に、本発明の目的は、本発明は上記電子
写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真
装置を提供することにある。
写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこの問題を
解決するために鋭意検討の結果、保護層を形成するモノ
マーまたはオリゴマーの1分子当たり1個または2個の
アクリル官能基を有する硬化性アクリル系を用いると立
体障害等を受けずに反応するため、重合残の未反応官能
基がほとんど存在しない保護層が得られ、画像のボケ、
流れ等の問題が著しく改善されることを見い出した。
解決するために鋭意検討の結果、保護層を形成するモノ
マーまたはオリゴマーの1分子当たり1個または2個の
アクリル官能基を有する硬化性アクリル系を用いると立
体障害等を受けずに反応するため、重合残の未反応官能
基がほとんど存在しない保護層が得られ、画像のボケ、
流れ等の問題が著しく改善されることを見い出した。
【0013】更に、1分子当たり1個または2個のアク
リル官能基を有するモノマーまたはオリゴマーの硬化性
アクリル系を用い保護層を形成する場合、感光層と硬化
性樹脂のマイグレートによる硬化不良を改善し耐摩耗性
向上等を図るためには、感光層中に用いる電荷輸送物質
の融点が170度以上のものを使用することにより大幅
に改善され、耐摩耗性の大幅な向上及び残留電位の増大
を大幅に抑えることも見い出し本発明に至った。
リル官能基を有するモノマーまたはオリゴマーの硬化性
アクリル系を用い保護層を形成する場合、感光層と硬化
性樹脂のマイグレートによる硬化不良を改善し耐摩耗性
向上等を図るためには、感光層中に用いる電荷輸送物質
の融点が170度以上のものを使用することにより大幅
に改善され、耐摩耗性の大幅な向上及び残留電位の増大
を大幅に抑えることも見い出し本発明に至った。
【0014】すなわち、本発明は、導電性支持体、該導
電性支持体上の感光層及び該感光層上の保護層を有する
電子写真感光体において、該保護層が1分子当り1個ま
たは2個のアクリル官能基を有する硬化性アクリル系モ
ノマーまたはオリゴマーを硬化することにより形成さ
れ、かつ該感光層が融点170℃以上の電荷輸送物質を
含有することを特徴とする電子写真感光体である。
電性支持体上の感光層及び該感光層上の保護層を有する
電子写真感光体において、該保護層が1分子当り1個ま
たは2個のアクリル官能基を有する硬化性アクリル系モ
ノマーまたはオリゴマーを硬化することにより形成さ
れ、かつ該感光層が融点170℃以上の電荷輸送物質を
含有することを特徴とする電子写真感光体である。
【0015】また、本発明は、上記電子写真感光体を有
するプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
するプロセスカートリッジ及び電子写真装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の電子写真感光体が有する
保護層は、硬化性アクリル系モノマーまたはオリゴマー
を硬化させることにより得られる樹脂を含有する。この
場合、硬化は、熱硬化及び紫外線等の光硬化の何れの方
法でも可能だが、塗布時及び硬化時の感光層と硬化性樹
脂とのマイグレートを極力抑える意味で硬化速度の速い
光硬化の方が好ましい。
保護層は、硬化性アクリル系モノマーまたはオリゴマー
を硬化させることにより得られる樹脂を含有する。この
場合、硬化は、熱硬化及び紫外線等の光硬化の何れの方
法でも可能だが、塗布時及び硬化時の感光層と硬化性樹
脂とのマイグレートを極力抑える意味で硬化速度の速い
光硬化の方が好ましい。
【0017】また、感光層に含有される電荷輸送物質は
数多く検討した結果、理由は定かではないが下記一般式
(1)で示されるトリアリールアミン系化合物が特に優
れていることも見い出した。
数多く検討した結果、理由は定かではないが下記一般式
(1)で示されるトリアリールアミン系化合物が特に優
れていることも見い出した。
【0018】
【化2】 (式中、Ar1 ,Ar2 及びAr3 はそれぞれ置換基を
有してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素
環基を示す)
有してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素
環基を示す)
【0019】本発明のアクリル系モノマーの例を以下に
示すが、これらに限られるものではない。また、本発明
のアクリル系オリゴマーは以下に示すアクリル系モノマ
ーのオリゴマーで、分子量としては3,000以下が好
ましい。)
示すが、これらに限られるものではない。また、本発明
のアクリル系オリゴマーは以下に示すアクリル系モノマ
ーのオリゴマーで、分子量としては3,000以下が好
ましい。)
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】
【表7】
【0027】
【表8】
【0028】
【表9】
【0029】
【表10】
【0030】
【表11】
【0031】
【表12】
【0032】本発明においては、2種以上の硬化性アク
リル系モノマーまたはオリゴマーを用いることができ、
また、他の樹脂、例えばポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリウレタン、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリ
コーン樹脂、アルキド樹脂及び塩ビ−酢ビ共重合体等の
樹脂と混合して用いることもできる。但し、本発明の硬
化を十分得るためには、本発明のアクリルモノマーまた
はオリゴマーの量が保護層を形成する全モノマー量の2
0重量%以上であることが好ましい。
リル系モノマーまたはオリゴマーを用いることができ、
また、他の樹脂、例えばポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリウレタン、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリ
コーン樹脂、アルキド樹脂及び塩ビ−酢ビ共重合体等の
樹脂と混合して用いることもできる。但し、本発明の硬
化を十分得るためには、本発明のアクリルモノマーまた
はオリゴマーの量が保護層を形成する全モノマー量の2
0重量%以上であることが好ましい。
【0033】本発明のアクリルモノマーまたはオリゴマ
ーを硬化させる際には重合開始剤を用いる。重合開始剤
の添加量は、アクリルモノマーの全重量に対し0.1〜
150重量%であることが好ましく、特には0.5〜1
00重量%であることが好ましい。用いられる重合開始
剤を以下に示すが、これらに限られるものではない。
ーを硬化させる際には重合開始剤を用いる。重合開始剤
の添加量は、アクリルモノマーの全重量に対し0.1〜
150重量%であることが好ましく、特には0.5〜1
00重量%であることが好ましい。用いられる重合開始
剤を以下に示すが、これらに限られるものではない。
【0034】
【化3】
【0035】本発明においては、抵抗のコントロールと
いう目的で、保護層に金属酸化物粒子等の導電性粒子を
分散することが好ましい。導電性金属酸化物としては、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸
化インジウム、酸化ビスマス、インジウムをドープした
酸化スズ、アンチモンをドープした酸化スズ及び酸化ジ
ルコニウム等の粒子が挙げられる。これら金属酸化物は
1種もしくは2種以上を混合して用いる。2種以上を混
合した場合には固溶体または融着の形をとってもよい。
本発明における金属酸化物粒子の含有量は保護層の全重
量に対し5〜90重量%であることが好ましく、特には
10〜90重量%であることが好ましい。金属酸化物の
含有量が5重量%未満の場合には、保護層としての抵抗
値が高くなり過ぎることがあり、90重量%より多い場
合には、感光体表面層として低抵抗となり易く、帯電能
の低下やピンホールの原因となることがある。
いう目的で、保護層に金属酸化物粒子等の導電性粒子を
分散することが好ましい。導電性金属酸化物としては、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸
化インジウム、酸化ビスマス、インジウムをドープした
酸化スズ、アンチモンをドープした酸化スズ及び酸化ジ
ルコニウム等の粒子が挙げられる。これら金属酸化物は
1種もしくは2種以上を混合して用いる。2種以上を混
合した場合には固溶体または融着の形をとってもよい。
本発明における金属酸化物粒子の含有量は保護層の全重
量に対し5〜90重量%であることが好ましく、特には
10〜90重量%であることが好ましい。金属酸化物の
含有量が5重量%未満の場合には、保護層としての抵抗
値が高くなり過ぎることがあり、90重量%より多い場
合には、感光体表面層として低抵抗となり易く、帯電能
の低下やピンホールの原因となることがある。
【0036】また導電性金属酸化物の吸水性を下げ、保
護層の抵抗の環境変動を抑えるという観点から、金属酸
化物表面を撥水処理することが好ましい。撥水処理に用
いられる処理剤としては、チタネート系カップリング
剤、フッ素含有シランカップリング剤、フッ素変性シリ
コーンオイル、フッ素系界面活性剤及びアセトアルコキ
シアルミニウムジイソプロピレート等の化合物が挙げら
れる。
護層の抵抗の環境変動を抑えるという観点から、金属酸
化物表面を撥水処理することが好ましい。撥水処理に用
いられる処理剤としては、チタネート系カップリング
剤、フッ素含有シランカップリング剤、フッ素変性シリ
コーンオイル、フッ素系界面活性剤及びアセトアルコキ
シアルミニウムジイソプロピレート等の化合物が挙げら
れる。
【0037】保護層に導電性粒子を分散する場合、分散
粒子による入射光の散乱を防ぐためには、粒子径が入射
光の波長よりも小さいことが好ましく、一般には数平均
粒径で0.3μm以下であることが好ましい。
粒子による入射光の散乱を防ぐためには、粒子径が入射
光の波長よりも小さいことが好ましく、一般には数平均
粒径で0.3μm以下であることが好ましい。
【0038】また、残留トナーを除去するためのクリー
ニングプロセスの中で、最も一般的なブレードクリーニ
ング方式はブレード反転の問題が常に付きまとう。これ
は感光体面とブレードの間の摩擦力が非常に高いため生
じる問題であり、ある閾値を越えた時にブレード反転が
生じる。そこで、本発明の保護層には、感光体表面の摩
擦力を下げるためにフッ素原子含有樹脂粒子のような潤
滑剤を含有させることが好ましい。
ニングプロセスの中で、最も一般的なブレードクリーニ
ング方式はブレード反転の問題が常に付きまとう。これ
は感光体面とブレードの間の摩擦力が非常に高いため生
じる問題であり、ある閾値を越えた時にブレード反転が
生じる。そこで、本発明の保護層には、感光体表面の摩
擦力を下げるためにフッ素原子含有樹脂粒子のような潤
滑剤を含有させることが好ましい。
【0039】かかるフッ素原子含有樹脂としては、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチ
レン、ポリフッ化ビニリデン、ポリジクロロジフルオロ
エチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロ
エチレン−エチレン共重合体、及びテトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体からなる群から選ばれた1種
または2種以上から構成されているものである。市販の
フッ素原子含有樹脂粒子をそのまま用いることが可能で
ある。0.3万〜500万の分子量のものが使用可能で
あり、0.01〜10μm、好ましくは0.05〜2.
0μmの粒径のものが使用可能である。
テトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチ
レン、ポリフッ化ビニリデン、ポリジクロロジフルオロ
エチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン
−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロ
エチレン−エチレン共重合体、及びテトラフルオロエチ
レン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体からなる群から選ばれた1種
または2種以上から構成されているものである。市販の
フッ素原子含有樹脂粒子をそのまま用いることが可能で
ある。0.3万〜500万の分子量のものが使用可能で
あり、0.01〜10μm、好ましくは0.05〜2.
0μmの粒径のものが使用可能である。
【0040】更に、本発明においては分散性、接着性及
び環境安定性等の向上という目的で、保護層に各種カッ
プリング剤や酸化防止剤を添加することもできる。
び環境安定性等の向上という目的で、保護層に各種カッ
プリング剤や酸化防止剤を添加することもできる。
【0041】本発明に用いられる保護層の膜厚は0.1
〜10μmであることが好ましく、特には0.5〜7μ
mであることが好ましい。
〜10μmであることが好ましく、特には0.5〜7μ
mであることが好ましい。
【0042】保護層の塗工方法としては、スプレーコー
ティング法、ビームコーティング法及び浸漬コーティン
グ法等が挙げられる。
ティング法、ビームコーティング法及び浸漬コーティン
グ法等が挙げられる。
【0043】前述したように、この保護層において樹脂
として硬化性樹脂、特に1分子当たり1個または2個の
官能基を有するモノマーまたはオリゴマーを含有するモ
ノマーからなる樹脂を用い、感光層として有機系感光層
を用いた場合には、硬化性樹脂のモノマーまたはオリゴ
マーが塗布や硬化等の際に下層すなわち感光層にマイグ
レートし、保護層の硬化不良による耐摩耗性低下や、残
留電位増大によるトナー被り等の画像欠陥が発生してし
まうこともあった。しかしながら、保護層を形成するモ
ノマーまたはオリゴマーとして1分子当たり3個以上の
官能基を有するモノマーまたはオリゴマーのみを用いた
場合、モノマーまたはオリゴマー同士の立体障害等で完
全な重合が行われず、未反応の官能基が生じ、高湿下で
用いた場合、この未反応部位の吸水による画像のボケ、
流れ等の画像欠陥を生じることもあった。ところが、モ
ノマーまたはオリゴマーとして1分子当たり1個または
2個の官能基を有するモノマーまたはオリゴマーが含有
されていると、立体障害等を受けずに重合が進むため、
未反応部位がほぼなくなる。従って、これら1分子当た
り1個または2個の官能基を有する硬化性アクリル系モ
ノマーまたはオリゴマーを含有するものを保護層用の樹
脂として用いる効果は大きく、この樹脂を用いて、感光
層へのモノマーまたはオリゴマーのマイグレートがな
く、残留電位の小さい、耐摩耗性のある保護層を有機感
光層上に形成する技術を発明することは非常に有益であ
った。
として硬化性樹脂、特に1分子当たり1個または2個の
官能基を有するモノマーまたはオリゴマーを含有するモ
ノマーからなる樹脂を用い、感光層として有機系感光層
を用いた場合には、硬化性樹脂のモノマーまたはオリゴ
マーが塗布や硬化等の際に下層すなわち感光層にマイグ
レートし、保護層の硬化不良による耐摩耗性低下や、残
留電位増大によるトナー被り等の画像欠陥が発生してし
まうこともあった。しかしながら、保護層を形成するモ
ノマーまたはオリゴマーとして1分子当たり3個以上の
官能基を有するモノマーまたはオリゴマーのみを用いた
場合、モノマーまたはオリゴマー同士の立体障害等で完
全な重合が行われず、未反応の官能基が生じ、高湿下で
用いた場合、この未反応部位の吸水による画像のボケ、
流れ等の画像欠陥を生じることもあった。ところが、モ
ノマーまたはオリゴマーとして1分子当たり1個または
2個の官能基を有するモノマーまたはオリゴマーが含有
されていると、立体障害等を受けずに重合が進むため、
未反応部位がほぼなくなる。従って、これら1分子当た
り1個または2個の官能基を有する硬化性アクリル系モ
ノマーまたはオリゴマーを含有するものを保護層用の樹
脂として用いる効果は大きく、この樹脂を用いて、感光
層へのモノマーまたはオリゴマーのマイグレートがな
く、残留電位の小さい、耐摩耗性のある保護層を有機感
光層上に形成する技術を発明することは非常に有益であ
った。
【0044】そこで本発明者らは、種々の検討の結果、
本発明の保護層を特定の融点を有する電荷輸送物質を含
有する有機感光層上に設けることにより、保護層のモノ
マーまたはオリゴマーのマイグレートを防止できること
を見い出し、また上記電荷輸送物質が特定の構造を有す
る場合更に高い効果が得られることを見い出し、本発明
に至った。
本発明の保護層を特定の融点を有する電荷輸送物質を含
有する有機感光層上に設けることにより、保護層のモノ
マーまたはオリゴマーのマイグレートを防止できること
を見い出し、また上記電荷輸送物質が特定の構造を有す
る場合更に高い効果が得られることを見い出し、本発明
に至った。
【0045】本発明において用いられる式(1)の化合
物について更に詳しく説明する。
物について更に詳しく説明する。
【0046】式(1)において、Ar1 ,Ar2 及びA
r3 はフェニル、ナフチル、アンスリル、ピレニル、フ
ルオレニル、フェナンスリル、9,10−ジヒドロフェ
ナンスリル及びフルオレノニル等の芳香環基、またはピ
リジル、キノリル、ジベンゾチェニル、ジベンゾフリ
ル、N−メチルカルバゾル、N−エチルカルバゾル及び
N−トリルカルバゾル等の複素環基を示す。
r3 はフェニル、ナフチル、アンスリル、ピレニル、フ
ルオレニル、フェナンスリル、9,10−ジヒドロフェ
ナンスリル及びフルオレノニル等の芳香環基、またはピ
リジル、キノリル、ジベンゾチェニル、ジベンゾフリ
ル、N−メチルカルバゾル、N−エチルカルバゾル及び
N−トリルカルバゾル等の複素環基を示す。
【0047】Ar1 ,Ar2 及びAr3 はいずれも置換
基を有してもよく、有してもよい置換基としては、メチ
ル、エチル、プロピル及びブチル等のアルキル基;ベン
ジル、フェネチル及びナフチルメチル等のアラルキル
基;メトキシ、エトキシ及びプロポキシ等のアルコキシ
基;フェノキシ及びナフトキシ等のアリールオキシ基;
フッ素、塩素、臭素及びヨウ素等のハロゲン原子;フェ
ニル及びビフェニル等の芳香環基;ジフェニルアミノ及
びジトリルアミノ等のジアリールアミノ基;ジメチルア
ミノ及びジエチルアミノ等のジアルキルアミノ基;ジベ
ンジルアミノ及びジフェネチルアミノ等のジアラルキル
アミノ基;ベンジルメチルアミノ及びベンジルエチルア
ミノ等のアラルキルアルキルアミノ基;ニトロ基及びヒ
ドロキシ基等が挙げられる。
基を有してもよく、有してもよい置換基としては、メチ
ル、エチル、プロピル及びブチル等のアルキル基;ベン
ジル、フェネチル及びナフチルメチル等のアラルキル
基;メトキシ、エトキシ及びプロポキシ等のアルコキシ
基;フェノキシ及びナフトキシ等のアリールオキシ基;
フッ素、塩素、臭素及びヨウ素等のハロゲン原子;フェ
ニル及びビフェニル等の芳香環基;ジフェニルアミノ及
びジトリルアミノ等のジアリールアミノ基;ジメチルア
ミノ及びジエチルアミノ等のジアルキルアミノ基;ジベ
ンジルアミノ及びジフェネチルアミノ等のジアラルキル
アミノ基;ベンジルメチルアミノ及びベンジルエチルア
ミノ等のアラルキルアルキルアミノ基;ニトロ基及びヒ
ドロキシ基等が挙げられる。
【0048】以下、式(1)で示される構造式を有する
トリアリールアミン化合物及びそれ以外の電荷輸送物質
の例とその融点を示す。例示化合物No.CT−49〜
89は融点170℃以上の本発明に用いられる化合物
で、No.CT−1〜48は170℃以上の融点を有さ
ないので本発明外の電荷輸送物質である。もちろん本発
明に用いられる電荷輸送物質は、これらに限られるもの
ではない。
トリアリールアミン化合物及びそれ以外の電荷輸送物質
の例とその融点を示す。例示化合物No.CT−49〜
89は融点170℃以上の本発明に用いられる化合物
で、No.CT−1〜48は170℃以上の融点を有さ
ないので本発明外の電荷輸送物質である。もちろん本発
明に用いられる電荷輸送物質は、これらに限られるもの
ではない。
【0049】
【表13】
【0050】
【表14】
【0051】
【表15】
【0052】
【表16】
【0053】
【表17】
【0054】
【表18】
【0055】
【表19】
【0056】
【表20】
【0057】
【表21】
【0058】
【表22】
【0059】
【表23】
【0060】
【表24】
【0061】
【表25】
【0062】
【表26】
【0063】
【表27】
【0064】
【表28】
【0065】
【表29】
【0066】
【表30】
【0067】本発明の電子写真感光体の感光層の構成
は、電荷発生物質と電荷輸送物質を同一の層に含有する
単層型、あるいは、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層
とを電荷発生物質を含有する電荷発生層に機能分離され
た積層型のいずれでもよい。
は、電荷発生物質と電荷輸送物質を同一の層に含有する
単層型、あるいは、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層
とを電荷発生物質を含有する電荷発生層に機能分離され
た積層型のいずれでもよい。
【0068】以下、積層型の感光層について説明する。
積層型の感光層の構成としては、電荷発生層上に電荷輸
送層を積層したものと、電荷輸送層上に電荷発生層を積
層したものがある。
積層型の感光層の構成としては、電荷発生層上に電荷輸
送層を積層したものと、電荷輸送層上に電荷発生層を積
層したものがある。
【0069】本発明における電荷輸送層は、電荷輸送物
質で融点が170℃以上である化合物の少なくとも1種
を成膜性を有する樹脂に適当な溶剤を用いて溶解した塗
工液を塗布、乾燥することによって形成される。
質で融点が170℃以上である化合物の少なくとも1種
を成膜性を有する樹脂に適当な溶剤を用いて溶解した塗
工液を塗布、乾燥することによって形成される。
【0070】かかる樹脂としては、従来用いられる電荷
輸送層用の樹脂を用いることができ、例えば、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル及
びポリスチレン等が挙げられる。電荷輸送層の厚さは、
5〜40μmであることが好ましく、特には10〜30
μmであることが好ましい。
輸送層用の樹脂を用いることができ、例えば、ポリエス
テル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル及
びポリスチレン等が挙げられる。電荷輸送層の厚さは、
5〜40μmであることが好ましく、特には10〜30
μmであることが好ましい。
【0071】本発明においては、融点が170℃以上で
ある電荷輸送物質以外の電荷輸送物質を更に添加するこ
ともできる。ただし、本発明の効果を十分得るためには
融点が170℃以上である電荷輸送物質が感光層中の全
電荷輸送物質量の30重量%以上であることが好まし
く、更に50重量%以上であることが特に好ましい。
ある電荷輸送物質以外の電荷輸送物質を更に添加するこ
ともできる。ただし、本発明の効果を十分得るためには
融点が170℃以上である電荷輸送物質が感光層中の全
電荷輸送物質量の30重量%以上であることが好まし
く、更に50重量%以上であることが特に好ましい。
【0072】本発明における電荷発生層は、電荷発生物
質を結着樹脂に分散した分散液を塗布、乾燥することに
よって形成される。結着樹脂としては、本発明のアクリ
ルモノマーまたはオリゴマーを硬化することにより得ら
れる樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレン、ポリ
酢酸ビニル、アクリル樹脂、酢酸セルロース及びエチル
セルロース等が挙げられる。電荷発生物質としては、ス
ーダンレッド及びダイアンブルー等のアゾ顔料;ピレン
キノン及びアントアントロン等のキノン顔料;キノシア
ニン顔料;ペリレン顔料;インジゴ及びチオインジゴ等
のインジゴ顔料;アズレニウム塩顔料;銅フタロシアニ
ン及びチタニルフタロシアニン等のフタロシアニン顔料
等が挙げられる。電荷発生層の厚さは5μm以下である
ことが好ましく、特には0.05〜2μmであることが
好ましい。
質を結着樹脂に分散した分散液を塗布、乾燥することに
よって形成される。結着樹脂としては、本発明のアクリ
ルモノマーまたはオリゴマーを硬化することにより得ら
れる樹脂、ポリビニルブチラール、ポリスチレン、ポリ
酢酸ビニル、アクリル樹脂、酢酸セルロース及びエチル
セルロース等が挙げられる。電荷発生物質としては、ス
ーダンレッド及びダイアンブルー等のアゾ顔料;ピレン
キノン及びアントアントロン等のキノン顔料;キノシア
ニン顔料;ペリレン顔料;インジゴ及びチオインジゴ等
のインジゴ顔料;アズレニウム塩顔料;銅フタロシアニ
ン及びチタニルフタロシアニン等のフタロシアニン顔料
等が挙げられる。電荷発生層の厚さは5μm以下である
ことが好ましく、特には0.05〜2μmであることが
好ましい。
【0073】次に、単層型の感光層について説明する。
単層型感光層は、融点が170℃以上の電荷輸送物質の
少なくとも1種、及び電荷発生物質を前記樹脂に溶解、
分散した液を塗布、乾燥することによって形成される。
単層型感光層の厚さは、5〜40μmであることが好ま
しく、特には10〜30μmであることが好ましい。
単層型感光層は、融点が170℃以上の電荷輸送物質の
少なくとも1種、及び電荷発生物質を前記樹脂に溶解、
分散した液を塗布、乾燥することによって形成される。
単層型感光層の厚さは、5〜40μmであることが好ま
しく、特には10〜30μmであることが好ましい。
【0074】本発明で用いる導電性支持体は導電性を有
するものであれば、何れのものでも良く、例えばアルミ
ニウム、クロム、ニッケル、ステンレス、銅及び亜鉛等
の金属や合金;アルミニウムや銅等の金属箔をプラスチ
ックフィルムにラミネートしたもの;アルミニウム、酸
化インジウム及び酸化スズ等をプラスチックフィルムに
蒸着したもの;あるいは、導電性物質を単独または適当
なバインダー樹脂とともに塗布して導電層を設けた金
属、プラスチックフィルム及び紙等が挙げられる。
するものであれば、何れのものでも良く、例えばアルミ
ニウム、クロム、ニッケル、ステンレス、銅及び亜鉛等
の金属や合金;アルミニウムや銅等の金属箔をプラスチ
ックフィルムにラミネートしたもの;アルミニウム、酸
化インジウム及び酸化スズ等をプラスチックフィルムに
蒸着したもの;あるいは、導電性物質を単独または適当
なバインダー樹脂とともに塗布して導電層を設けた金
属、プラスチックフィルム及び紙等が挙げられる。
【0075】この導電層に用いられる導電性物質として
は、アルミニウム、銅、ニッケル及び銀等の金属粉体、
金属箔及び金属繊維;酸化アンチモン、酸化インジウム
及び酸化スズ等の導電性金属酸化物;ポリピロール、ポ
リアニリン及び高分子電解質等の高分子導電材;カーボ
ンブラック、グラファイト粉体及び有機もしくは無機の
電解質;またはこれらの導電性物質で表面を被覆した導
電性粉体等が挙げられる。
は、アルミニウム、銅、ニッケル及び銀等の金属粉体、
金属箔及び金属繊維;酸化アンチモン、酸化インジウム
及び酸化スズ等の導電性金属酸化物;ポリピロール、ポ
リアニリン及び高分子電解質等の高分子導電材;カーボ
ンブラック、グラファイト粉体及び有機もしくは無機の
電解質;またはこれらの導電性物質で表面を被覆した導
電性粉体等が挙げられる。
【0076】導電性支持体の形状としては、ドラム状、
シート状及びベルト状等が挙げられるが、適用される電
子写真装置に最も適した任意の形状であることが好まし
い。
シート状及びベルト状等が挙げられるが、適用される電
子写真装置に最も適した任意の形状であることが好まし
い。
【0077】また、導電性支持体と感光層との間に中間
層を設けてもよい。中間層は、感光層との界面での電荷
注入制御をするバリヤー層や接着層として機能する。中
間層は主に結着樹脂から成るが、前記金属や合金、また
はそれらの酸化物、塩類及び界面活性剤等を含んでもよ
い。中間層を形成する結着樹脂としては、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリプロピレン、ポリイミド、フェノール樹
脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユ
リア樹脂、アリル樹脂、アルキド樹脂、ポリアミドイミ
ド、ポリサルホン、ポリアリルエーテル、ポリアセター
ル及びブチラール樹脂等が挙げられる。中間層の膜厚
は、好ましくは0.05〜7μmであり、より好ましく
は0.1〜2μmである。
層を設けてもよい。中間層は、感光層との界面での電荷
注入制御をするバリヤー層や接着層として機能する。中
間層は主に結着樹脂から成るが、前記金属や合金、また
はそれらの酸化物、塩類及び界面活性剤等を含んでもよ
い。中間層を形成する結着樹脂としては、ポリエステ
ル、ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリエチレン、
ポリスチレン、ポリブタジエン、ポリカーボネート、ポ
リアミド、ポリプロピレン、ポリイミド、フェノール樹
脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ユ
リア樹脂、アリル樹脂、アルキド樹脂、ポリアミドイミ
ド、ポリサルホン、ポリアリルエーテル、ポリアセター
ル及びブチラール樹脂等が挙げられる。中間層の膜厚
は、好ましくは0.05〜7μmであり、より好ましく
は0.1〜2μmである。
【0078】上記の各種層は、蒸着や塗布により形成す
ることができる。特に塗布による方法は、薄膜から厚膜
まで広い範囲で、しかもさまざまな組成の膜が形成可能
であるので好ましい。塗布方法としては、浸漬コーティ
ング法、スプレーコーティング法、ビームコーティング
法、バーコーティング法、ブレードコーティング法及び
ローラーコーティング法等が挙げられる。
ることができる。特に塗布による方法は、薄膜から厚膜
まで広い範囲で、しかもさまざまな組成の膜が形成可能
であるので好ましい。塗布方法としては、浸漬コーティ
ング法、スプレーコーティング法、ビームコーティング
法、バーコーティング法、ブレードコーティング法及び
ローラーコーティング法等が挙げられる。
【0079】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等の電子写真応用分野にも広く用いるこ
とができる。
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等の電子写真応用分野にも広く用いるこ
とができる。
【0080】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
【0081】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光
光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順
次形成されていく。
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光
光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順
次形成されていく。
【0082】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。レーザービーム走
査露光を像露光手段として用いる場合、より高精細な画
像を得るためには静電潜像を高精細にする必要があり、
そのためにはレーザースポット径は小さい方が良く、1
00μm以下が好ましい。
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。レーザービーム走
査露光を像露光手段として用いる場合、より高精細な画
像を得るためには静電潜像を高精細にする必要があり、
そのためにはレーザースポット径は小さい方が良く、1
00μm以下が好ましい。
【0083】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0084】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し像形成に使用され
る。尚、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接触
帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し像形成に使用され
る。尚、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接触
帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0085】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
【0086】また、画像露光光4は、電子写真装置が複
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
【0087】一方、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、画像露光光4は受信データをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。
用する場合には、画像露光光4は受信データをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。
【0088】コントローラー14は画像読取部13とプ
リンター22を制御する。コントローラー14の全体は
CPU20により制御されている。画像読取部13から
の読取データは、送信回路16を通して相手局に送信さ
れる。相手局から受けたデータは受信回路15を通して
プリンター22に送られる。画像メモリには所定の画像
データが記憶される。プリンターコントローラ21はプ
リンター22を制御している。17は電話である。
リンター22を制御する。コントローラー14の全体は
CPU20により制御されている。画像読取部13から
の読取データは、送信回路16を通して相手局に送信さ
れる。相手局から受けたデータは受信回路15を通して
プリンター22に送られる。画像メモリには所定の画像
データが記憶される。プリンターコントローラ21はプ
リンター22を制御している。17は電話である。
【0089】回線18から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路15で復調された後、CPU20によって画像情報を
復号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ19に格納され
ると、そのページの画像記録を行う、CPU20は、画
像メモリ19から1ページの画像情報を読み出し、プリ
ンターコントローラー21に復号化された1ページの画
像情報を送出する。プリンターコントローラー21は、
CPU20からの1ページの画像情報を受け取ると、そ
のページの画像情報記録を行うべくプリンター22を制
御する。CPU20は、プリンター22による記録中
に、次のページの受信を行っている。
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路15で復調された後、CPU20によって画像情報を
復号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ19に格納され
ると、そのページの画像記録を行う、CPU20は、画
像メモリ19から1ページの画像情報を読み出し、プリ
ンターコントローラー21に復号化された1ページの画
像情報を送出する。プリンターコントローラー21は、
CPU20からの1ページの画像情報を受け取ると、そ
のページの画像情報記録を行うべくプリンター22を制
御する。CPU20は、プリンター22による記録中
に、次のページの受信を行っている。
【0090】このようにして、画像の受信と記録が行わ
れる。
れる。
【0091】
【実施例】以下、実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。 (実施例1)30φ×260mmのアルミニウムシリン
ダー上に以下の材料より構成される塗料を浸漬コーティ
ング法で塗布し、140℃で30分熱硬化することによ
って膜厚が15μmの導電層を形成した。
明する。 (実施例1)30φ×260mmのアルミニウムシリン
ダー上に以下の材料より構成される塗料を浸漬コーティ
ング法で塗布し、140℃で30分熱硬化することによ
って膜厚が15μmの導電層を形成した。
【0092】 導電性顔料:酸化スズコート処理酸化チタン ・・・10部(重量部、以下同じ) 抵抗調節用顔料:酸化チタン ・・・10部 結着樹脂:フェノール樹脂 ・・・10部 レベリング剤:シリコーンオイル ・・・ 0.001部 溶剤:メタノール/メチルセロソルブ=1/1 ・・・20部
【0093】次に、この層の上にN−メトキシメチル化
ナイロン3部及び共重合ナイロン3部を、メタノール6
5部及びn−ブタノール30部の混合溶剤に溶解した溶
液を浸漬コーティング法で塗布し、乾燥することによっ
て膜厚が0.5μmの中間層を形成した。
ナイロン3部及び共重合ナイロン3部を、メタノール6
5部及びn−ブタノール30部の混合溶剤に溶解した溶
液を浸漬コーティング法で塗布し、乾燥することによっ
て膜厚が0.5μmの中間層を形成した。
【0094】次に、CuKα特性X線回折におけるブラ
ッグ角2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.
9°及び27.1°に強いピークを有するオキシチタニ
ウムフタロシアニン4部、ポリビニルブチラール(商品
名:エスレックBM−2、積水化学(株)製)2部及び
シクロヘキサノン80部を混合した溶液をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で4時間分散した後、
メチルエチルケトン115部を加えて電荷発生層用分散
液を得た。これを前記中間層の上に浸漬コーティング法
で塗布し、乾燥することによって膜厚が0.3μmの電
荷発生層を形成した。
ッグ角2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.
9°及び27.1°に強いピークを有するオキシチタニ
ウムフタロシアニン4部、ポリビニルブチラール(商品
名:エスレックBM−2、積水化学(株)製)2部及び
シクロヘキサノン80部を混合した溶液をφ1mmガラ
スビーズを用いたサンドミル装置で4時間分散した後、
メチルエチルケトン115部を加えて電荷発生層用分散
液を得た。これを前記中間層の上に浸漬コーティング法
で塗布し、乾燥することによって膜厚が0.3μmの電
荷発生層を形成した。
【0095】次に、電荷輸送物質である例示化合物N
o.CT−86、10部及びポリカーボネート(重量平
均分子量25000)10部を、モノクロルベンゼン3
0部及びジクロルメタン30部の混合溶剤に溶解し、電
荷輸送層用液を得た。これを前記電荷発生層の上に浸漬
コーティング法で塗布し、110℃で1時間乾燥するこ
とによって膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
o.CT−86、10部及びポリカーボネート(重量平
均分子量25000)10部を、モノクロルベンゼン3
0部及びジクロルメタン30部の混合溶剤に溶解し、電
荷輸送層用液を得た。これを前記電荷発生層の上に浸漬
コーティング法で塗布し、110℃で1時間乾燥するこ
とによって膜厚が20μmの電荷輸送層を形成した。
【0096】次に、保護層用の調合液を下記の手順によ
り作成した。平均粒径0.02μmのアンチモン含有酸
化スズ微粒子(商品名:T−1、三菱マテリアル(株)
製)100部、(3,3,3−トリフルオロプロピル)
トリメトキシシラン(信越化学(株)製)30部及び9
5%エタノール−5%水溶液300部を混合した溶液
を、ミリング装置で1時間分散した溶液をろ過し、エタ
ノールで洗浄後、乾燥し、120℃で1時間加熱するこ
とにより酸化スズ微粒子の表面を処理した。次に、結着
樹脂としてアクリルモノマー例示化合物No.117を
25部、光重合開始剤としての2−メチルチオキサント
ン0.5部、前記表面処理されたアンチモン含有酸化ス
ズ粒子35部及びエタノール300部を混合してサンド
ミル装置で96時間分散した分散液に、四フッ化エチレ
ン樹脂粒子(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業
(株)製)25部を混合してサンドミル装置で8時間分
散することにより保護層用の分散液を得た。
り作成した。平均粒径0.02μmのアンチモン含有酸
化スズ微粒子(商品名:T−1、三菱マテリアル(株)
製)100部、(3,3,3−トリフルオロプロピル)
トリメトキシシラン(信越化学(株)製)30部及び9
5%エタノール−5%水溶液300部を混合した溶液
を、ミリング装置で1時間分散した溶液をろ過し、エタ
ノールで洗浄後、乾燥し、120℃で1時間加熱するこ
とにより酸化スズ微粒子の表面を処理した。次に、結着
樹脂としてアクリルモノマー例示化合物No.117を
25部、光重合開始剤としての2−メチルチオキサント
ン0.5部、前記表面処理されたアンチモン含有酸化ス
ズ粒子35部及びエタノール300部を混合してサンド
ミル装置で96時間分散した分散液に、四フッ化エチレ
ン樹脂粒子(商品名:ルブロンL−2、ダイキン工業
(株)製)25部を混合してサンドミル装置で8時間分
散することにより保護層用の分散液を得た。
【0097】この分散液を前記電荷輸送層の上に浸漬コ
ーティング法で塗布し、乾燥後、高圧水銀灯にて800
mW/cm2 の光強度で30秒間紫外線照射することに
よって膜厚が3μmの保護層を形成し、電子写真感光体
を作成した。
ーティング法で塗布し、乾燥後、高圧水銀灯にて800
mW/cm2 の光強度で30秒間紫外線照射することに
よって膜厚が3μmの保護層を形成し、電子写真感光体
を作成した。
【0098】作成した電子写真感光体を23℃、50%
RH下で一晩放置後キヤノン製レーザービームプリンタ
ーLBP−EXの改造機に装着して残留電位を測定し
た。即ち、現像器及びクリーナーをはずし、現像器の位
置に電位センサーを取り付けたカートリッジを用意し、
本体から転写ローラーをはずした上で、全面黒画像モー
ド(全面光照射)でA4を5枚プリント分の電子写真プ
ロセスを行った後の感光体表面の電位をV1とし、その
後レーザーを照射したまま一次帯電を切り感光体が5回
転したときの表面電位を残留電位とした。
RH下で一晩放置後キヤノン製レーザービームプリンタ
ーLBP−EXの改造機に装着して残留電位を測定し
た。即ち、現像器及びクリーナーをはずし、現像器の位
置に電位センサーを取り付けたカートリッジを用意し、
本体から転写ローラーをはずした上で、全面黒画像モー
ド(全面光照射)でA4を5枚プリント分の電子写真プ
ロセスを行った後の感光体表面の電位をV1とし、その
後レーザーを照射したまま一次帯電を切り感光体が5回
転したときの表面電位を残留電位とした。
【0099】更に、10000枚の通紙耐久を行い、上
記と同様の方法で耐久直後のV1及び残留電位を測定し
た。その結果を表1に示す。
記と同様の方法で耐久直後のV1及び残留電位を測定し
た。その結果を表1に示す。
【0100】(実施例2〜7)電荷輸送物質として例示
化合物CT−86の代わりにそれぞれ例示化合物CT−
79、77、74、64、50及び49を用いた以外は
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を
行った。その結果を表1に示す。
化合物CT−86の代わりにそれぞれ例示化合物CT−
79、77、74、64、50及び49を用いた以外は
実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を
行った。その結果を表1に示す。
【0101】(比較例1〜6)電荷輸送物質として例示
化合物CT−86の代わりにそれぞれ例示化合物CT−
47、43、42、32、17及び5を用いた以外は実
施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行
った。その結果を表1に示す。
化合物CT−86の代わりにそれぞれ例示化合物CT−
47、43、42、32、17及び5を用いた以外は実
施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行
った。その結果を表1に示す。
【0102】(実施例8)保護層の結着樹脂としてアク
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
にアクリルモノマー例示化合物No.117、22.5
部及び下記式(II)で示されるアクリルモノマー2.5
部を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体
を作成し、評価を行った。その結果を表1に示す。
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
にアクリルモノマー例示化合物No.117、22.5
部及び下記式(II)で示されるアクリルモノマー2.5
部を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体
を作成し、評価を行った。その結果を表1に示す。
【0103】
【化4】
【0104】(実施例9)保護層の結着樹脂としてアク
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
にアクリルモノマー例示化合物No.117、7.5部
及び実施例8に記載の式(II)で示されるアクリルモノ
マー17.5部を用いた以外は実施例1と同様にして電
子写真感光体を作成し、評価を行った。その結果を表1
に示す。
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
にアクリルモノマー例示化合物No.117、7.5部
及び実施例8に記載の式(II)で示されるアクリルモノ
マー17.5部を用いた以外は実施例1と同様にして電
子写真感光体を作成し、評価を行った。その結果を表1
に示す。
【0105】(実施例10)保護層の結着樹脂としてア
クリルモノマー例示化合物No.117、25部の代わ
りにアクリルモノマー例示化合物No.117、20部
及び下記式(III) で示されるアクリルモノマー5部を用
いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成
し、評価を行った。その結果を表1に示す。
クリルモノマー例示化合物No.117、25部の代わ
りにアクリルモノマー例示化合物No.117、20部
及び下記式(III) で示されるアクリルモノマー5部を用
いた以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成
し、評価を行った。その結果を表1に示す。
【0106】
【化5】
【0107】(実施例11)電荷輸送物質として例示化
合物CT−86の代わりに例示化合物CT−66を用い
た以外は実施例8と同様にして電子写真感光体を作成
し、評価を行った。その結果を表1に示す。
合物CT−86の代わりに例示化合物CT−66を用い
た以外は実施例8と同様にして電子写真感光体を作成
し、評価を行った。その結果を表1に示す。
【0108】(比較例7)保護層の結着樹脂としてアク
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
に実施例10に記載の式(III) で示されるアクリルモノ
マー22.5部及び実施例8に記載の式(II)で示され
るアクリルモノマー2.5部を用いた以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作成し評価を行った。その
結果を表1に示す。
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
に実施例10に記載の式(III) で示されるアクリルモノ
マー22.5部及び実施例8に記載の式(II)で示され
るアクリルモノマー2.5部を用いた以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作成し評価を行った。その
結果を表1に示す。
【0109】(比較例8)保護層の結着樹脂としてアク
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
に実施例10に記載の式(III) で示されるアクリルモノ
マー2.5部及び実施例8に記載の式(II)で示される
アクリルモノマー22.5部を用いた以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行った。そ
の結果を表1に示す。
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
に実施例10に記載の式(III) で示されるアクリルモノ
マー2.5部及び実施例8に記載の式(II)で示される
アクリルモノマー22.5部を用いた以外は実施例1と
同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行った。そ
の結果を表1に示す。
【0110】(比較例9)保護層の結着樹脂としてアク
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
に実施例8に記載の式(II)で示されるアクリルモノマ
ー25部を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価を行った。その結果を表1に示
す。
リルモノマー例示化合物No.117、25部の代わり
に実施例8に記載の式(II)で示されるアクリルモノマ
ー25部を用いた以外は実施例1と同様にして電子写真
感光体を作成し、評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0111】(比較例10)保護層の結着樹脂としてア
クリルモノマー例示化合物No.117、25部の代わ
りに実施例10に記載の式(III)で示されるアクリルモ
ノマー25部を用いた以外は実施例1と同様にして電子
写真感光体を作成し、評価を行った。その結果を表1に
示す。
クリルモノマー例示化合物No.117、25部の代わ
りに実施例10に記載の式(III)で示されるアクリルモ
ノマー25部を用いた以外は実施例1と同様にして電子
写真感光体を作成し、評価を行った。その結果を表1に
示す。
【0112】(実施例12)電荷輸送物質として例示化
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−8
6、7部及び例示化合物CT−32、3部を用いた以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
を行った。その結果を表1に示す。
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−8
6、7部及び例示化合物CT−32、3部を用いた以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
を行った。その結果を表1に示す。
【0113】(実施例13)電荷輸送物質として例示化
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−8
6、5部及び例示化合物CT−32、5部を用いた以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
を行った。その結果を表1に示す。
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−8
6、5部及び例示化合物CT−32、5部を用いた以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
を行った。その結果を表1に示す。
【0114】(比較例11)電荷輸送物質として例示化
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−2
1、2部及びCT−32、8部を用いた以外は実施例1
と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行った。
その結果を表1に示す。
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−2
1、2部及びCT−32、8部を用いた以外は実施例1
と同様にして電子写真感光体を作成し、評価を行った。
その結果を表1に示す。
【0115】(比較例12)電荷輸送物質として例示化
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−4
2、1部及び例示化合物CT−32、9部を用いた以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
を行った。その結果を表1に示す。
合物CT−86、10部の代わりに例示化合物CT−4
2、1部及び例示化合物CT−32、9部を用いた以外
は実施例1と同様にして電子写真感光体を作成し、評価
を行った。その結果を表1に示す。
【0116】(比較例13)保護層に用いる結着樹脂を
ポリカーボネート樹脂に変え、光硬化の代わりに熱硬化
(120℃、2時間)に変えた他は実施例1と同様にし
て電子写真感光体を作成し、評価を行った。その結果を
表1に示す。
ポリカーボネート樹脂に変え、光硬化の代わりに熱硬化
(120℃、2時間)に変えた他は実施例1と同様にし
て電子写真感光体を作成し、評価を行った。その結果を
表1に示す。
【0117】(比較例14)保護層を形成しなかった他
は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行
った。その結果を表1に示す。
は実施例1と同様に電子写真感光体を作成し、評価を行
った。その結果を表1に示す。
【0118】(実施例14)実施例1で保護層を形成す
る際用いた高圧水銀灯の代りに、120℃で2時間加熱
し保護層を形成した以外は実施例1と同様な方法で感光
体を作成し同様な評価を行った。その結果を表1に示
す。
る際用いた高圧水銀灯の代りに、120℃で2時間加熱
し保護層を形成した以外は実施例1と同様な方法で感光
体を作成し同様な評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0119】(比較例15)比較例1で保護層を形成す
る際用いた高圧水銀灯の代りに、120℃で2時間加熱
し保護層を形成した以外は比較例1と同様な方法で感光
体を作成し同様な評価を行った。その結果を表1に示
す。
る際用いた高圧水銀灯の代りに、120℃で2時間加熱
し保護層を形成した以外は比較例1と同様な方法で感光
体を作成し同様な評価を行った。その結果を表1に示
す。
【0120】(実施例15)下記構造式(IV) で示され
るジフェノキノン化合物4.5部、電荷輸送物質である
例示化合物No.CT−74、5.5部及びポリカーボ
ネート樹脂Z型(重量平均分子量:3万)10部をクロ
ロベンゼン70部溶解した液に、実施例1で調製した電
荷発生層用分散液を7部加え、更にボールミルで1時間
分散し感光層用塗工液を調整した。
るジフェノキノン化合物4.5部、電荷輸送物質である
例示化合物No.CT−74、5.5部及びポリカーボ
ネート樹脂Z型(重量平均分子量:3万)10部をクロ
ロベンゼン70部溶解した液に、実施例1で調製した電
荷発生層用分散液を7部加え、更にボールミルで1時間
分散し感光層用塗工液を調整した。
【0121】
【化6】
【0122】この感光層用塗工液を、実施例1で作成し
た中間層の上に浸漬コーティング法で塗布し、110℃
で1時間乾燥することによって、膜厚が16μmの感光
層を形成した。この感光層の上に実施例1と同様の方法
で3μmの保護層を形成し、感光体を作成した。
た中間層の上に浸漬コーティング法で塗布し、110℃
で1時間乾燥することによって、膜厚が16μmの感光
層を形成した。この感光層の上に実施例1と同様の方法
で3μmの保護層を形成し、感光体を作成した。
【0123】この感光体について実施例1と同様な評価
を行った。その結果を表1に示す。
を行った。その結果を表1に示す。
【0124】(比較例16)電荷輸送物質として例示化
合物CT−74の代りに例示化合物CT−9を用いた以
外は実施例15と同様にして感光体を作成し評価を行っ
た。その結果を表1に示す。
合物CT−74の代りに例示化合物CT−9を用いた以
外は実施例15と同様にして感光体を作成し評価を行っ
た。その結果を表1に示す。
【0125】
【表31】
【0126】
【表32】
【0127】(実施例16〜21)実施例1、4、7、
8、9及び12で作成した電子写真感光体を以下の方法
で評価した。
8、9及び12で作成した電子写真感光体を以下の方法
で評価した。
【0128】作成した電子写真感光体を32.5℃、8
5%RH下で一晩放置後、レーザースポット径を60μ
mに変えたキャノン製レーザービームプリンターLBP
−EXの改造機に装着し、2,000枚の通紙耐久を行
い、一晩放置後に画像サンプリングを行った。
5%RH下で一晩放置後、レーザースポット径を60μ
mに変えたキャノン製レーザービームプリンターLBP
−EXの改造機に装着し、2,000枚の通紙耐久を行
い、一晩放置後に画像サンプリングを行った。
【0129】その結果を表2に示す。但し、表3の◎、
○、△、×、××は画像のボケ、流れの程度のランクを
示し、◎が最も良く、○、△、×、××の順に悪くなり
××が最も悪いことを示す。
○、△、×、××は画像のボケ、流れの程度のランクを
示し、◎が最も良く、○、△、×、××の順に悪くなり
××が最も悪いことを示す。
【0130】また、それぞれ◎〜○:問題なし、△〜×
×:ボケ、流れにより実用上問題有りを示す。その結果
を表2に示す。
×:ボケ、流れにより実用上問題有りを示す。その結果
を表2に示す。
【0131】(比較例17〜22)比較例1、5、7、
8、9及び10で作成した電子写真感光体を実施例16
〜21と同様の方法で評価した。その結果を表2に示
す。
8、9及び10で作成した電子写真感光体を実施例16
〜21と同様の方法で評価した。その結果を表2に示
す。
【0132】
【0133】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子写真
感光体において保護層が1分子当り1個または2個のア
クリル官能基を有する硬化性アクリル系モノマーまたは
オリゴマーを硬化することにより形成され、かつ該感光
層が融点170℃以上の電荷輸送物質を含有すること
で、高湿下でも静電潜像及び画像のボケ、流れがなく高
精細な画像が得られ、耐摩耗性の低下や、残留電位の増
大によるトナー被り等の画像欠陥がなく、また繰り返し
使用時の残留電位の蓄積が低減された、高耐久でかつ初
期から繰り返し使用後まで画像欠陥が生じず高品位の画
質を保つことのできる優れた電子写真感光体、該電子写
真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装
置を提供することができる。
感光体において保護層が1分子当り1個または2個のア
クリル官能基を有する硬化性アクリル系モノマーまたは
オリゴマーを硬化することにより形成され、かつ該感光
層が融点170℃以上の電荷輸送物質を含有すること
で、高湿下でも静電潜像及び画像のボケ、流れがなく高
精細な画像が得られ、耐摩耗性の低下や、残留電位の増
大によるトナー被り等の画像欠陥がなく、また繰り返し
使用時の残留電位の蓄積が低減された、高耐久でかつ初
期から繰り返し使用後まで画像欠陥が生じず高品位の画
質を保つことのできる優れた電子写真感光体、該電子写
真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装
置を提供することができる。
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図の例を示す図である。
のブロック図の例を示す図である。
1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール 13 画像読取部 14 コントローラー 15 受信回路 16 送信回路 17 電話 18 回線 19 画像メモリ 20 CPU 21 プリンターコントローラー 22 プリンター
Claims (15)
- 【請求項1】 導電性支持体、該導電性支持体上の感光
層及び該感光層上の保護層を有する電子写真感光体にお
いて、該保護層が1分子当り1個または2個のアクリル
官能基を有する硬化性アクリル系モノマーまたはオリゴ
マーを硬化することにより形成され、かつ該感光層が融
点170℃以上の電荷輸送物質を含有することを特徴と
する電子写真感光体。 - 【請求項2】 前記硬化性アクリル系モノマーまたはオ
リゴマーが紫外線照射によって硬化される請求項1に記
載の電子写真感光体。 - 【請求項3】 前記硬化性アクリル系モノマーまたはオ
リゴマーの割合が、前記保護層を形成する全モノマーま
たはオリゴマーに対し20重量%以上である請求項1ま
たは2に記載の電子写真感光体。 - 【請求項4】 前記電荷輸送物質の割合が、前記感光層
が含有する全電荷輸送物質に対し30重量%以上である
請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光体。 - 【請求項5】 前記電荷輸送物質が下記一般式(1)で
示されるトリアリールアミン系化合物である請求項1乃
至4のいずれかに記載の電子写真感光体。 【化1】 (式中、Ar1 、Ar2 及びAr3 はそれぞれ置換基を
有してもよい芳香環基または置換基を有してもよい複素
環基を示す) - 【請求項6】 前記感光層が電荷発生層上に電荷輸送層
を有する請求項1乃至5のいずれかに記載の電子写真感
光体。 - 【請求項7】 前記電荷輸送層がポリカーボネートを含
有する請求項6に記載の電子写真感光体。 - 【請求項8】 前記保護層が導電性粒子を含有する請求
項1乃至7のいずれかに記載の電子写真感光体。 - 【請求項9】 前記導電性粒子が金属酸化物粒子である
請求項8に記載の電子写真感光体。 - 【請求項10】 前記金属酸化物粒子が撥水処理されて
いる請求項9に記載の電子写真感光体。 - 【請求項11】 前記保護層がフッ素原子含有樹脂粒子
を含有する請求項1乃至10のいずれかに記載の電子写
真感光体。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段及び転
写手段を有することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項13】 前記露光手段がレーザービーム走査露
光であり、デジタル潜像が形成される請求項12の電子
写真装置。 - 【請求項14】 前記レーザービームのスポット径が1
00μm以下である請求項13の電子写真装置。 - 【請求項15】 請求項1乃至11のいずれかに記載の
電子写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリーニ
ング手段からなる群より選択される少なくともひとつの
手段を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であ
ることを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8111549A JPH09297423A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8111549A JPH09297423A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297423A true JPH09297423A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14564209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8111549A Pending JPH09297423A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297423A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11184108A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
| JP2006256940A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Toda Kogyo Corp | 窒化アルミニウム粉末の製造法 |
| JP2009186968A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-08-20 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体、並びにこれを用いた画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP8111549A patent/JPH09297423A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11184108A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-09 | Canon Inc | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
| JP2006256940A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Toda Kogyo Corp | 窒化アルミニウム粉末の製造法 |
| JP2009186968A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-08-20 | Ricoh Co Ltd | 電子写真感光体、並びにこれを用いた画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
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