JPH09302045A - 吸油剤およびこれを含む吸油材 - Google Patents
吸油剤およびこれを含む吸油材Info
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- JPH09302045A JPH09302045A JP14239596A JP14239596A JPH09302045A JP H09302045 A JPH09302045 A JP H09302045A JP 14239596 A JP14239596 A JP 14239596A JP 14239596 A JP14239596 A JP 14239596A JP H09302045 A JPH09302045 A JP H09302045A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶剤吸収能力に優れた吸油剤およびこれを含
む吸油材を提供すること。 【解決手段】 ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が
5〜195のゴム状重合体(A)20〜98重量%の存
在下に、ビニル系単量体(B)80〜2重量%〔ただ
し、(A)+(B)=100重量%〕を重合して得ら
れ、かつグラフト率が2〜400%、グラフト効率が2
0〜100%であるゴム強化樹脂からなる吸油剤、この
吸油剤を含む吸油材。
む吸油材を提供すること。 【解決手段】 ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が
5〜195のゴム状重合体(A)20〜98重量%の存
在下に、ビニル系単量体(B)80〜2重量%〔ただ
し、(A)+(B)=100重量%〕を重合して得ら
れ、かつグラフト率が2〜400%、グラフト効率が2
0〜100%であるゴム強化樹脂からなる吸油剤、この
吸油剤を含む吸油材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム状重合体にビ
ニル系単量体を重合して得られるゴム強化樹脂からなる
吸油剤およびこれを含む吸油材に関する。
ニル系単量体を重合して得られるゴム強化樹脂からなる
吸油剤およびこれを含む吸油材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、海上への流出油や廃水中の油分
が、環境保全上、問題となっている。また、家庭や工場
から出る廃油などの回収・処理方法が望まれている。従
来は、ポリプロピレンなどを用いた不織布により回収処
理を行なっているが、これらは、不織布の空隙に油を吸
着・保持する機構であるため、吸油能力が低く、回収が
不充分である。この問題を解決するために、多くの吸油
性重合体、およびこれを含む吸油材が提案されている。
例えば、特開平3−221582号公報、特開平5−1
5777号公報、特開平4−41583号公報では、懸
濁重合、あるいは不織布に含浸させたのち重合すること
により、吸油性重合体、あるいはこれを含む吸油材を得
ることが開示されている。しかしながら、これらは、吸
油性重合体の形状が多孔質でないため、吸油能力は、用
いるモノマーのSP値(溶解度パラメーター)のみで決
定され、多種・多様な油の吸収は困難である。
が、環境保全上、問題となっている。また、家庭や工場
から出る廃油などの回収・処理方法が望まれている。従
来は、ポリプロピレンなどを用いた不織布により回収処
理を行なっているが、これらは、不織布の空隙に油を吸
着・保持する機構であるため、吸油能力が低く、回収が
不充分である。この問題を解決するために、多くの吸油
性重合体、およびこれを含む吸油材が提案されている。
例えば、特開平3−221582号公報、特開平5−1
5777号公報、特開平4−41583号公報では、懸
濁重合、あるいは不織布に含浸させたのち重合すること
により、吸油性重合体、あるいはこれを含む吸油材を得
ることが開示されている。しかしながら、これらは、吸
油性重合体の形状が多孔質でないため、吸油能力は、用
いるモノマーのSP値(溶解度パラメーター)のみで決
定され、多種・多様な油の吸収は困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題を背景になされたもので、溶剤吸収能力に優れ
た吸油剤およびこれを含む吸油材を提供することを目的
とする。
術の課題を背景になされたもので、溶剤吸収能力に優れ
た吸油剤およびこれを含む吸油材を提供することを目的
とする。
【0004】本発明は、ムーニー粘度(ML1+4 、10
0℃)が5〜195のゴム状重合体(A)20〜98重
量%の存在下に、ビニル系単量体(B)80〜2重量%
〔ただし、(A)+(B)=100重量%〕を重合して
得られ、かつグラフト率が2〜400%、グラフト効率
が20〜100%であるゴム強化樹脂からなる吸油剤、
およびこれを含む吸油材を提供するものである。
0℃)が5〜195のゴム状重合体(A)20〜98重
量%の存在下に、ビニル系単量体(B)80〜2重量%
〔ただし、(A)+(B)=100重量%〕を重合して
得られ、かつグラフト率が2〜400%、グラフト効率
が20〜100%であるゴム強化樹脂からなる吸油剤、
およびこれを含む吸油材を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用されるゴム状重合体
(A)としては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ブ
タジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロ
ック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンラジア
ルテレブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体などのジエン系ゴムのほか、エチ
レン−プロピレン−(非共役ジエン)共重合体、エチレ
ン−ブテン−1(非共役ジエン)共重合体、イソブチレ
ン−イソプレン共重合体、ポリウレタンゴム、アクリル
ゴム、シリコーンゴムなどが挙げられる。これらのなか
で、ジエン系ゴム、シリコーンゴムが好ましく、さらに
好ましくはジエン系ゴムである。
(A)としては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ブ
タジエン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロニ
トリル共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロ
ック共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレンラジア
ルテレブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチ
レンブロック共重合体などのジエン系ゴムのほか、エチ
レン−プロピレン−(非共役ジエン)共重合体、エチレ
ン−ブテン−1(非共役ジエン)共重合体、イソブチレ
ン−イソプレン共重合体、ポリウレタンゴム、アクリル
ゴム、シリコーンゴムなどが挙げられる。これらのなか
で、ジエン系ゴム、シリコーンゴムが好ましく、さらに
好ましくはジエン系ゴムである。
【0006】ここで、ジエン系ゴムは、例えば、1,3
−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2−メチル−
1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、1,3
−ヘプタジエン、1,3−オクタジエン、4,5−ジエ
チル−1,3−オクタジエン、3−ブチレン1,3−オ
クタジエン、クロロプレンなどの共役ジエンの単独重合
体、あるいはこの共役ジエンと共重合可能なビニル系単
量体との共重合体が挙げられる。共役ジエンとしては、
1,3−ブタジエン、イソプレンが好ましく、特に好ま
しくは1,3−ブタジエンである。
−ブタジエン、イソプレン、2,3−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ペンタジエン、2−メチル−
1,3−ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、1,3
−ヘプタジエン、1,3−オクタジエン、4,5−ジエ
チル−1,3−オクタジエン、3−ブチレン1,3−オ
クタジエン、クロロプレンなどの共役ジエンの単独重合
体、あるいはこの共役ジエンと共重合可能なビニル系単
量体との共重合体が挙げられる。共役ジエンとしては、
1,3−ブタジエン、イソプレンが好ましく、特に好ま
しくは1,3−ブタジエンである。
【0007】また、共重合可能なビニル系単量体として
は、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、o−メチ
ルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、p−ヒドロキシスチレン、α−エチルスチレン、メ
チル−α−メチルスチレン、ジメチルスチレン、ブロモ
スチレン、ジブロモスチレン、トリブロモスチレン、ク
ロルスチレン、ジクロルスチレン、トリクロルスチレ
ン、スチレンスルホン酸ナトリウムなどの芳香族ビニル
化合物;メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク
リレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメチル
アミノエチルメタクリレート、アリルメタクリレートな
どのメタクリル酸エステル;メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ジ
メチルアミノエチルアクリレート、アリルアクリレート
などのアクリル酸エステル;アクリロニトリル、メタク
リロニトリルなどのシアン化ビニル化合物;そのほか、
酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、トリアリル
イソシアヌレート、アクリル酸、メタクリル酸、N−フ
ェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、無
水マレイン酸などが挙げられ、これらは、単独であるい
は混合して使用される。これらのビニル系単量体のう
ち、好ましくはスチレンおよび/またはメチルメタクリ
レートである。なお、上記ビニル系単量体の使用量は、
共役ジエンおよびビニル系単量体の合計量中に、60重
量%以下、好ましくは30重量%以下である。60重量
%を超えると、油を吸収する架橋構造が不充分となり、
吸油性能が低下する。
は、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、o−メチ
ルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレ
ン、p−ヒドロキシスチレン、α−エチルスチレン、メ
チル−α−メチルスチレン、ジメチルスチレン、ブロモ
スチレン、ジブロモスチレン、トリブロモスチレン、ク
ロルスチレン、ジクロルスチレン、トリクロルスチレ
ン、スチレンスルホン酸ナトリウムなどの芳香族ビニル
化合物;メチルメタクリレート、エチルメタクリレー
ト、ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク
リレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、ジメチル
アミノエチルメタクリレート、アリルメタクリレートな
どのメタクリル酸エステル;メチルアクリレート、エチ
ルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキ
シルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ジ
メチルアミノエチルアクリレート、アリルアクリレート
などのアクリル酸エステル;アクリロニトリル、メタク
リロニトリルなどのシアン化ビニル化合物;そのほか、
酢酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、トリアリル
イソシアヌレート、アクリル酸、メタクリル酸、N−フ
ェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド、無
水マレイン酸などが挙げられ、これらは、単独であるい
は混合して使用される。これらのビニル系単量体のう
ち、好ましくはスチレンおよび/またはメチルメタクリ
レートである。なお、上記ビニル系単量体の使用量は、
共役ジエンおよびビニル系単量体の合計量中に、60重
量%以下、好ましくは30重量%以下である。60重量
%を超えると、油を吸収する架橋構造が不充分となり、
吸油性能が低下する。
【0008】なお、ゴム状重合体(A)は、溶剤で流出
しないようにするため、架橋構造を有することが好まし
い。この架橋構造を付与するためには、上記共役ジエン
(およびビニル系単量体)とともに、これに共重合可能
な多官能性の単量体、すなわち、架橋性単量体を共重合
させる方法が挙げられる。このような架橋性単量体とし
ては、例えば、ジビニルベンゼンなどの芳香族ジビニル
単量体;エチレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、ブチレングリコールジア
クリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサ
ンジオールジメタクリレート、オリゴエチレングリコー
ルジアクリレート、オリゴエチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、ト
リメチロールプロパンジメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパン
トリメタクリレートなどのアルカンポリオールポリアク
リレートまたはアルカンポリオールポリメタクリレート
などが挙げられる。こられの架橋性単量体のなかでは、
ジビニルベンゼン、ブチレングリコールジアクリレー
ト、ヘキサンジオールジアクリレートが好ましい。架橋
性単量体の使用量は、単量体成分〔共役ジエン+(ビニ
ル系単量体)+架橋性単量体〕中に、10重量%以下、
好ましくは5重量%以下である。10重量%を超える
と、架橋点間距離が短くなり、吸油性能が低下する。
しないようにするため、架橋構造を有することが好まし
い。この架橋構造を付与するためには、上記共役ジエン
(およびビニル系単量体)とともに、これに共重合可能
な多官能性の単量体、すなわち、架橋性単量体を共重合
させる方法が挙げられる。このような架橋性単量体とし
ては、例えば、ジビニルベンゼンなどの芳香族ジビニル
単量体;エチレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、ブチレングリコールジア
クリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ヘキサ
ンジオールジメタクリレート、オリゴエチレングリコー
ルジアクリレート、オリゴエチレングリコールジメタク
リレート、トリメチロールプロパンジアクリレート、ト
リメチロールプロパンジメタクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、トリメチロールプロパン
トリメタクリレートなどのアルカンポリオールポリアク
リレートまたはアルカンポリオールポリメタクリレート
などが挙げられる。こられの架橋性単量体のなかでは、
ジビニルベンゼン、ブチレングリコールジアクリレー
ト、ヘキサンジオールジアクリレートが好ましい。架橋
性単量体の使用量は、単量体成分〔共役ジエン+(ビニ
ル系単量体)+架橋性単量体〕中に、10重量%以下、
好ましくは5重量%以下である。10重量%を超える
と、架橋点間距離が短くなり、吸油性能が低下する。
【0009】ゴム状重合体(A)は、溶液重合、乳化重
合、懸濁重合などの公知の重合方法を用いて製造するこ
とができ、好ましくは乳化重合である。ここで、乳化重
合に用いられる乳化剤、重合開始剤、連鎖移動剤など
は、特に限定されるものではなく、一般に使用されてい
るものが用いられる。
合、懸濁重合などの公知の重合方法を用いて製造するこ
とができ、好ましくは乳化重合である。ここで、乳化重
合に用いられる乳化剤、重合開始剤、連鎖移動剤など
は、特に限定されるものではなく、一般に使用されてい
るものが用いられる。
【0010】乳化剤としては、ロジン酸のアルカリ金属
塩、脂肪酸のアルカリ金属塩、脂肪族アルコール硫酸エ
ステルのアルカリ金属塩、アルキルアリルスルホン酸の
アルカリ金属塩、ジアルキルスルホコハク酸エステルの
アルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェニ
ル)エーテルの硫酸エステルアルカリ金属塩、ポリオキ
シエチレンアルキル(フェニル)エーテルのリン酸エス
テルアルカリ金属塩などが挙げられる。また、そのほ
か、反応性乳化剤も使用できる。乳化剤の使用量は、全
単量体成分に対し、通常、0.5〜10重量%、好まし
くは1〜8重量%である。この場合、乳化剤の使用量が
0.5重量%未満では、凝集物が生成するなどしてラテ
ックスの重合安定性が低下し、ゴム状重合体(A)の製
造に支障を来す恐れがあり、一方、10重量%を超える
と、ゴム強化樹脂のグラフト効率が低下する。
塩、脂肪酸のアルカリ金属塩、脂肪族アルコール硫酸エ
ステルのアルカリ金属塩、アルキルアリルスルホン酸の
アルカリ金属塩、ジアルキルスルホコハク酸エステルの
アルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキル(フェニ
ル)エーテルの硫酸エステルアルカリ金属塩、ポリオキ
シエチレンアルキル(フェニル)エーテルのリン酸エス
テルアルカリ金属塩などが挙げられる。また、そのほ
か、反応性乳化剤も使用できる。乳化剤の使用量は、全
単量体成分に対し、通常、0.5〜10重量%、好まし
くは1〜8重量%である。この場合、乳化剤の使用量が
0.5重量%未満では、凝集物が生成するなどしてラテ
ックスの重合安定性が低下し、ゴム状重合体(A)の製
造に支障を来す恐れがあり、一方、10重量%を超える
と、ゴム強化樹脂のグラフト効率が低下する。
【0011】重合開始剤としては、例えば、過硫酸過硫
酸、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの無機
系重合開始剤、ベンゼンハイドロパーオキサイド、パラ
メンタンハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパー
オキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイドなどの
ハイドロパーオキサイド類、パーオキシエステル類、パ
ーオキシモノカーボネイト類、ジアルキルパーオキサイ
ド類、パーオキシケタール類や、アゾビスイソブチロニ
トリル、アゾビスイソバレロニトロなどのアゾ化合物な
どの有機系重合開始剤などを挙げることができる。これ
らの重合開始剤は、1種単独で使用することも、あるい
は2種以上を混合して用いることもできる。重合開始剤
の使用量は、全単量体成分に対して、通常、0.03〜
2重量%、好ましくは0.05〜1重量%である。
酸、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウムなどの無機
系重合開始剤、ベンゼンハイドロパーオキサイド、パラ
メンタンハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパー
オキサイド、t−ブチルハイドロパーオキサイドなどの
ハイドロパーオキサイド類、パーオキシエステル類、パ
ーオキシモノカーボネイト類、ジアルキルパーオキサイ
ド類、パーオキシケタール類や、アゾビスイソブチロニ
トリル、アゾビスイソバレロニトロなどのアゾ化合物な
どの有機系重合開始剤などを挙げることができる。これ
らの重合開始剤は、1種単独で使用することも、あるい
は2種以上を混合して用いることもできる。重合開始剤
の使用量は、全単量体成分に対して、通常、0.03〜
2重量%、好ましくは0.05〜1重量%である。
【0012】なお、乳化重合を促進させるために、上記
重合開始剤とともに、ピロ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、グル
コース、ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシレー
ト、L−アスコルビン酸およびその塩などの還元剤や、
グリシン、アラニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ムなどのキレート剤を併用することができる。
重合開始剤とともに、ピロ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、硫酸第一鉄、グル
コース、ホルムアルデヒドナトリウムスルホキシレー
ト、L−アスコルビン酸およびその塩などの還元剤や、
グリシン、アラニン、エチレンジアミン四酢酸ナトリウ
ムなどのキレート剤を併用することができる。
【0013】連鎖移動剤としては、例えば、α−スチレ
ンダイマー、好ましくは2,4−ジフェニル−4−メチ
ル−1−ペンテン成分を60重量%以上含有するα−ス
チレンダイマー、ターピノーレン、α−テルピネン、γ
−テルピネン、ジペンテン、n−オクチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプ
タン、n−ヘキサデシルメルカプタン、ジメチルキサン
ゲンジスルフィド、ジエチルキサンゲンジスルフィド、
ジイソプロピルキサンゲンジスルフィド、テトラメチル
チウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフ
ィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ジペンタメ
チレンチウラムジスルフィドなどを挙げることができ
る。これらの連鎖移動剤は、1種単独で使用すること
も、あるいは2種以上を混合して用いることもできる。
連鎖移動剤の使用量は、全単量体成分に対して、通常、
0.01〜5重量%、好ましくは0.03〜1重量%で
ある。
ンダイマー、好ましくは2,4−ジフェニル−4−メチ
ル−1−ペンテン成分を60重量%以上含有するα−ス
チレンダイマー、ターピノーレン、α−テルピネン、γ
−テルピネン、ジペンテン、n−オクチルメルカプタ
ン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプ
タン、n−ヘキサデシルメルカプタン、ジメチルキサン
ゲンジスルフィド、ジエチルキサンゲンジスルフィド、
ジイソプロピルキサンゲンジスルフィド、テトラメチル
チウラムジスルフィド、テトラエチルチウラムジスルフ
ィド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ジペンタメ
チレンチウラムジスルフィドなどを挙げることができ
る。これらの連鎖移動剤は、1種単独で使用すること
も、あるいは2種以上を混合して用いることもできる。
連鎖移動剤の使用量は、全単量体成分に対して、通常、
0.01〜5重量%、好ましくは0.03〜1重量%で
ある。
【0014】乳化重合に際しては、上記乳化剤、重合開
始剤、連鎖移動剤のほか、必要に応じて各種電解質、p
H調整剤などを併用し、上記単量体成分の合計量100
重量部に対して、例えば、水を、通常、100〜300
重量部使用し、重合温度を、通常、10〜80℃、好ま
しくは30〜60℃とし、通常、15〜40時間重合さ
せる。乳化重合時の各単量体の添加方法については、一
括添加方式、分割添加方式、連続添加方式のいずれでも
よく、また単量体成分の一部または全部をあらかじめ乳
化して添加してもよく、あるいはこれらの方式を組み合
わせてもよい。
始剤、連鎖移動剤のほか、必要に応じて各種電解質、p
H調整剤などを併用し、上記単量体成分の合計量100
重量部に対して、例えば、水を、通常、100〜300
重量部使用し、重合温度を、通常、10〜80℃、好ま
しくは30〜60℃とし、通常、15〜40時間重合さ
せる。乳化重合時の各単量体の添加方法については、一
括添加方式、分割添加方式、連続添加方式のいずれでも
よく、また単量体成分の一部または全部をあらかじめ乳
化して添加してもよく、あるいはこれらの方式を組み合
わせてもよい。
【0015】ゴム状重合体(A)は、固形ゴムとしたと
きのムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が5〜19
5、好ましくは10〜180、さらに好ましくは15〜
175である。このムーニー粘度が5未満では、溶剤を
吸収しても放出してしまうため吸収力が弱くなり、一
方、195を超えると、溶剤吸収力が大幅に低下する。
なお、ゴム状重合体(A)のムーニー粘度は、ゴム状重
合体重合時の連鎖移動剤の種類や量、重合開始剤の量、
架橋剤の種類などの条件を適切に組み合わせることによ
り、容易に目的とする値に調整することができる。
きのムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が5〜19
5、好ましくは10〜180、さらに好ましくは15〜
175である。このムーニー粘度が5未満では、溶剤を
吸収しても放出してしまうため吸収力が弱くなり、一
方、195を超えると、溶剤吸収力が大幅に低下する。
なお、ゴム状重合体(A)のムーニー粘度は、ゴム状重
合体重合時の連鎖移動剤の種類や量、重合開始剤の量、
架橋剤の種類などの条件を適切に組み合わせることによ
り、容易に目的とする値に調整することができる。
【0016】ゴム状重合体(A)の使用量は、本発明の
吸油剤を構成するゴム強化樹脂中に20〜98重量%、
好ましくは30〜90重量%、さらに好ましくは35〜
90重量%である。20重量%未満では、溶剤の吸収力
が低下し、一方、98重量%を超えると、凝固時の凝集
体の粒子径が大きくなりすぎ、比表面積が小さくなり、
溶剤の吸収力が低下する。
吸油剤を構成するゴム強化樹脂中に20〜98重量%、
好ましくは30〜90重量%、さらに好ましくは35〜
90重量%である。20重量%未満では、溶剤の吸収力
が低下し、一方、98重量%を超えると、凝固時の凝集
体の粒子径が大きくなりすぎ、比表面積が小さくなり、
溶剤の吸収力が低下する。
【0017】次に、本発明に使用されるビニル系単量体
(B)としては、上記ゴム状重合体(A)に必要に応じ
て使用されるビニル系単量体が挙げられる。ビニル系単
量体(B)としては、上記ゴム状重合体(A)に用いら
れる架橋性単量体を、同様の割合で併用することができ
る。
(B)としては、上記ゴム状重合体(A)に必要に応じ
て使用されるビニル系単量体が挙げられる。ビニル系単
量体(B)としては、上記ゴム状重合体(A)に用いら
れる架橋性単量体を、同様の割合で併用することができ
る。
【0018】ビニル系単量体(B)の使用量は、本発明
の吸油剤を構成するゴム強化樹脂中に80〜2重量%、
好ましくは70〜10重量%、さらに好ましくは65〜
10重量%である。2重量%未満では、凝固時の凝集体
の粒子径が大きくなりすぎ、比表面積が小さくなり、溶
剤の吸収力が低下し、一方80重量%を超えると、溶剤
の吸収力が低下する。
の吸油剤を構成するゴム強化樹脂中に80〜2重量%、
好ましくは70〜10重量%、さらに好ましくは65〜
10重量%である。2重量%未満では、凝固時の凝集体
の粒子径が大きくなりすぎ、比表面積が小さくなり、溶
剤の吸収力が低下し、一方80重量%を超えると、溶剤
の吸収力が低下する。
【0019】本発明の吸油剤を構成するゴム強化樹脂
は、ゴム状重合体(A)の存在下に、ビニル系単量体
(B)を重合して得られる。好ましい重合法は、懸濁重
合、乳化重合であり、さらに好ましくは乳化重合であ
る。ここで、乳化重合法は、共役ジエンを使用せず、ゴ
ム状重合体(A)の存在下にビニル系単量体(B)(架
橋性単量体を使用する場合を含む)を重合する以外は、
ゴム状重合体(A)の乳化重合法と全く同様であり、従
って、使用される重合開始剤、連鎖移動剤、乳化剤の種
類や量、重合温度、重合時間なども同様である。
は、ゴム状重合体(A)の存在下に、ビニル系単量体
(B)を重合して得られる。好ましい重合法は、懸濁重
合、乳化重合であり、さらに好ましくは乳化重合であ
る。ここで、乳化重合法は、共役ジエンを使用せず、ゴ
ム状重合体(A)の存在下にビニル系単量体(B)(架
橋性単量体を使用する場合を含む)を重合する以外は、
ゴム状重合体(A)の乳化重合法と全く同様であり、従
って、使用される重合開始剤、連鎖移動剤、乳化剤の種
類や量、重合温度、重合時間なども同様である。
【0020】本発明の吸油剤を構成するゴム強化樹脂
は、ビニル系単量体で構成されるシェル相が吸油した場
合、溶剤で流出しないようにするため、コア相であるゴ
ム状重合体(A)にグラフトされていることが好まし
い。このため、ゴム強化樹脂のグラフト率は、2〜40
0%、好ましくは5〜400%、さらに好ましくは10
〜400%である。グラフト率が2%未満では、未グラ
フト部〔グラフトしていないビニル系単量体の(共)重
合体〕が溶剤に流出するため吸収力が低下する。なお、
グラフト率が400%を超えることは、理論上、あり得
ない。また、ゴム強化樹脂のグラフト効率は、20〜1
00%、好ましくは25〜100%、さらに好ましくは
30〜100%である。グラフト効率が20%未満で
は、溶剤で流出される未グラフト部が多くなるため、吸
収力が低下する。
は、ビニル系単量体で構成されるシェル相が吸油した場
合、溶剤で流出しないようにするため、コア相であるゴ
ム状重合体(A)にグラフトされていることが好まし
い。このため、ゴム強化樹脂のグラフト率は、2〜40
0%、好ましくは5〜400%、さらに好ましくは10
〜400%である。グラフト率が2%未満では、未グラ
フト部〔グラフトしていないビニル系単量体の(共)重
合体〕が溶剤に流出するため吸収力が低下する。なお、
グラフト率が400%を超えることは、理論上、あり得
ない。また、ゴム強化樹脂のグラフト効率は、20〜1
00%、好ましくは25〜100%、さらに好ましくは
30〜100%である。グラフト効率が20%未満で
は、溶剤で流出される未グラフト部が多くなるため、吸
収力が低下する。
【0021】本発明の吸油剤を構成するゴム強化樹脂が
乳化重合により製造される場合には、凝集剤により凝集
させ、凝集体とすることができる。ここで、凝集剤とし
ては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化
アルミニウム、硫酸マグネシウム、硫酸第一鉄、硫酸第
二鉄、塩化第二鉄、硫酸アルミニウム、活性シリカ、リ
ン酸カリウムなどが挙げられる。これらの凝集剤は、濃
度が0.01〜5重量%程度の水溶液として、乳化重合
(グラフト重合)工程中に添加しても、あるいは重合終
了後に添加してもよい。
乳化重合により製造される場合には、凝集剤により凝集
させ、凝集体とすることができる。ここで、凝集剤とし
ては、例えば、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化
アルミニウム、硫酸マグネシウム、硫酸第一鉄、硫酸第
二鉄、塩化第二鉄、硫酸アルミニウム、活性シリカ、リ
ン酸カリウムなどが挙げられる。これらの凝集剤は、濃
度が0.01〜5重量%程度の水溶液として、乳化重合
(グラフト重合)工程中に添加しても、あるいは重合終
了後に添加してもよい。
【0022】生成したゴム強化樹脂の凝集体の粒子径
は、好ましくは3.5メッシュパス分が80重量%以
上、さらに好ましくは10メッシュパス分が80重量%
以上、特に好ましくは30メッシュパス分が80重量%
以上である。3.5メッシュパス分が80重量%未満で
は、比表面積が小さくなるため、吸収力が低下する。ま
た、ゴム強化樹脂の凝集体の嵩密度は、好ましくは0.
45g/cm3 以下、さらに好ましくは0.4g/cm
3 以下、特に好ましくは0.3g/cm3 以下である。
嵩密度が0.45g/cm3 を超えると、凝集体の空隙
が極端に少なくなるため、吸油剤の吸収力が低下する。
は、好ましくは3.5メッシュパス分が80重量%以
上、さらに好ましくは10メッシュパス分が80重量%
以上、特に好ましくは30メッシュパス分が80重量%
以上である。3.5メッシュパス分が80重量%未満で
は、比表面積が小さくなるため、吸収力が低下する。ま
た、ゴム強化樹脂の凝集体の嵩密度は、好ましくは0.
45g/cm3 以下、さらに好ましくは0.4g/cm
3 以下、特に好ましくは0.3g/cm3 以下である。
嵩密度が0.45g/cm3 を超えると、凝集体の空隙
が極端に少なくなるため、吸油剤の吸収力が低下する。
【0023】本発明のゴム強化樹脂からなる吸油剤は、
粉体としてそのままで吸油剤として使用することができ
る。また、ゴム強化樹脂の凝集体をスラリー状で、その
まま不織布などに担持して、吸油材として使用すること
ができる。あるいは、ゴム強化樹脂の凝集体を、遠心分
離機により脱水・乾燥して粉末としたのち、そのままカ
ラムに充填して吸油性のフィルターとしたり、容器に充
填して薬剤、芳香剤を吸収させ、除放性の吸油材として
使用することもできる。また、凝集体の粉末を不織布な
どに担持して、吸油材として使用することもできる。
粉体としてそのままで吸油剤として使用することができ
る。また、ゴム強化樹脂の凝集体をスラリー状で、その
まま不織布などに担持して、吸油材として使用すること
ができる。あるいは、ゴム強化樹脂の凝集体を、遠心分
離機により脱水・乾燥して粉末としたのち、そのままカ
ラムに充填して吸油性のフィルターとしたり、容器に充
填して薬剤、芳香剤を吸収させ、除放性の吸油材として
使用することもできる。また、凝集体の粉末を不織布な
どに担持して、吸油材として使用することもできる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形態
を具体的に説明する。ただし、本発明は、これらの実施
例になんら制約されるものではない。なお、実施例およ
び比較例における部および%は、特に断らない限り、重
量基準である。
を具体的に説明する。ただし、本発明は、これらの実施
例になんら制約されるものではない。なお、実施例およ
び比較例における部および%は、特に断らない限り、重
量基準である。
【0025】実施例1〜4、比較例1〜6ゴム状重合体(A ) 単量体組成を表1(実施例1〜4)、および表2(比較
例1〜6)に示すとおりとし、内容積100リットルの
オートクレーブを用いて、通常の乳化重合法により、各
重合体を得た。得られた重合体ラテックスの性状を、次
のようにして測定・評価した。ムーニー粘度(M
L1+4 、100℃);各重合体ラテックスから重合体を
回収し、JIS K6387に準拠して測定した。
例1〜6)に示すとおりとし、内容積100リットルの
オートクレーブを用いて、通常の乳化重合法により、各
重合体を得た。得られた重合体ラテックスの性状を、次
のようにして測定・評価した。ムーニー粘度(M
L1+4 、100℃);各重合体ラテックスから重合体を
回収し、JIS K6387に準拠して測定した。
【0026】吸油剤(ゴム強化樹脂) 上記ゴム状重合体(A)とビニル系単量体(B)を、表
1(実施例1〜4)、および表2(比較例1〜6)に示
すとおりとし、コンデンサー、チッ素導入口および攪拌
機を備えたセパラブルフラスコを用いて、通常の乳化重
合法により重合し、無機系凝集剤(塩化カルシウム)に
より凝集体を得た。得られた吸油剤(ゴム強化樹脂)の
性状を、次のようにして測定・評価した。
1(実施例1〜4)、および表2(比較例1〜6)に示
すとおりとし、コンデンサー、チッ素導入口および攪拌
機を備えたセパラブルフラスコを用いて、通常の乳化重
合法により重合し、無機系凝集剤(塩化カルシウム)に
より凝集体を得た。得られた吸油剤(ゴム強化樹脂)の
性状を、次のようにして測定・評価した。
【0027】グラフト率およびグラフト効率;吸油剤で
あるゴム強化樹脂の一定量(W)をアセトン中に投入
し、振とう機で2時間振とうし、遊離の共重合体を溶解
させ、遠心分離機を用いて回転数23,000rpmで
30分間遠心分離し、不溶分と可溶分とを分離し、次
に、真空乾燥機を用い、恒量になるまで乾燥を充分に行
い、不溶分(a)、可溶分(b)を得て、次式に従いグ
ラフト率およびグラフト効率を算出した。 グラフト率(%)={〔a−W×ゴム強化樹脂中のゴム
状重合体(A)の生成分率〕/〔W×ゴム強化樹脂中の
ゴム状重合体(A)の生成分率〕}×100 グラフト効率(%)={〔b−W×ゴム強化樹脂中のゴ
ム状重合体(A)の生成分率〕/〔W−W×ゴム強化樹
脂中のゴム状重合体(A)の生成分率〕}×100
あるゴム強化樹脂の一定量(W)をアセトン中に投入
し、振とう機で2時間振とうし、遊離の共重合体を溶解
させ、遠心分離機を用いて回転数23,000rpmで
30分間遠心分離し、不溶分と可溶分とを分離し、次
に、真空乾燥機を用い、恒量になるまで乾燥を充分に行
い、不溶分(a)、可溶分(b)を得て、次式に従いグ
ラフト率およびグラフト効率を算出した。 グラフト率(%)={〔a−W×ゴム強化樹脂中のゴム
状重合体(A)の生成分率〕/〔W×ゴム強化樹脂中の
ゴム状重合体(A)の生成分率〕}×100 グラフト効率(%)={〔b−W×ゴム強化樹脂中のゴ
ム状重合体(A)の生成分率〕/〔W−W×ゴム強化樹
脂中のゴム状重合体(A)の生成分率〕}×100
【0028】凝集体〔ゴム強化樹脂(吸油剤)〕の粒子
径;JIS標準ふるい3.5メッシュ、10メッシュ、
30メッシュを用い、パス量が80%以上ある最小メッ
シュ(目開き最小)を示した。 嵩密度;JIS K6721に準拠して求めた。 吸油量;吸油剤であるゴム強化樹脂(試料)1gを12
0メッシュの金網に計り取り、室温にて50gの溶剤に
30分間浸漬したのち引き上げ、30分間放置し、その
後、試料の重量を測定し、次式に従い、吸油倍率を求め
た。なお、溶剤として、トルエン、灯油、1,1,2−
トリクロロエチレン、大豆油を用いた。 吸油倍率(g/g)=溶剤浸漬後の試料重量/溶剤浸漬
前の試料重量
径;JIS標準ふるい3.5メッシュ、10メッシュ、
30メッシュを用い、パス量が80%以上ある最小メッ
シュ(目開き最小)を示した。 嵩密度;JIS K6721に準拠して求めた。 吸油量;吸油剤であるゴム強化樹脂(試料)1gを12
0メッシュの金網に計り取り、室温にて50gの溶剤に
30分間浸漬したのち引き上げ、30分間放置し、その
後、試料の重量を測定し、次式に従い、吸油倍率を求め
た。なお、溶剤として、トルエン、灯油、1,1,2−
トリクロロエチレン、大豆油を用いた。 吸油倍率(g/g)=溶剤浸漬後の試料重量/溶剤浸漬
前の試料重量
【0029】表1から、本発明の吸油剤は、溶媒吸収力
に優れていることが分かる。これに対し、表2から明ら
かなように、比較例1は、ムーニー粘度が5未満である
ため、吸油倍率が低い。比較例2は、ムーニー粘度が高
く、しかもグラフト効率が低いため、吸油倍率が低い。
比較例3は、グラフト率0%(グラフト効率0%)であ
るため、吸油倍率が低い。比較例4は、ゴム状重合体
(A)の量が20%未満であり、しかもグラフト効率が
低いため、吸油倍率が低い。比較例5は、グラフト率0
%(グラフト効率0%)であり、凝集体の粒子径が3.
5メッシュ超であるため、吸油倍率が低い。比較例6
は、ゴム状重合体(A)の量が20%未満であり、しか
も嵩密度が0.45g/cm3 を超えるため、吸油倍率
が低い。
に優れていることが分かる。これに対し、表2から明ら
かなように、比較例1は、ムーニー粘度が5未満である
ため、吸油倍率が低い。比較例2は、ムーニー粘度が高
く、しかもグラフト効率が低いため、吸油倍率が低い。
比較例3は、グラフト率0%(グラフト効率0%)であ
るため、吸油倍率が低い。比較例4は、ゴム状重合体
(A)の量が20%未満であり、しかもグラフト効率が
低いため、吸油倍率が低い。比較例5は、グラフト率0
%(グラフト効率0%)であり、凝集体の粒子径が3.
5メッシュ超であるため、吸油倍率が低い。比較例6
は、ゴム状重合体(A)の量が20%未満であり、しか
も嵩密度が0.45g/cm3 を超えるため、吸油倍率
が低い。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】本発明の吸油剤およびこれを含む吸油材
は、溶剤吸収能力に優れており、従って、多種、多用な
溶剤への適用などを含め、吸油剤・吸油材の新たな用途
への展開を広げることが可能である。
は、溶剤吸収能力に優れており、従って、多種、多用な
溶剤への適用などを含め、吸油剤・吸油材の新たな用途
への展開を広げることが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川橋 信夫 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内 (72)発明者 岩井 一樹 東京都中央区築地二丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 ムーニー粘度(ML1+4 、100℃)が
5〜195のゴム状重合体(A)20〜98重量%の存
在下に、ビニル系単量体(B)80〜2重量%〔ただ
し、(A)+(B)=100重量%〕を重合して得ら
れ、かつグラフト率が2〜400%、グラフト効率が2
0〜100%であるゴム強化樹脂からなる吸油剤。 - 【請求項2】 請求項1記載の吸油剤を含む吸油材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14239596A JPH09302045A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 吸油剤およびこれを含む吸油材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14239596A JPH09302045A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 吸油剤およびこれを含む吸油材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09302045A true JPH09302045A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15314366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14239596A Withdrawn JPH09302045A (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 吸油剤およびこれを含む吸油材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09302045A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001048042A1 (en) * | 1999-12-24 | 2001-07-05 | Sabanci Universitesi | Superabsorbent materials based on butyl rubber process for making said materials and use of them |
| KR100350209B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2002-08-28 | 진양화성공업 주식회사 | 유류오염 방지제의 제조방법 |
| KR100405195B1 (ko) * | 2000-09-08 | 2003-11-12 | 조원제 | 망상구조를 가진 유흡수용 탄성 그라프트중합체와 이의제조방법 |
| KR101397652B1 (ko) * | 2012-07-10 | 2014-05-22 | 주식회사 워켐 | 유흡착용 유류고형화제 조성물 및 그 제조방법 |
| KR20160069713A (ko) | 2014-12-09 | 2016-06-17 | 경상대학교산학협력단 | 폐생물자원 유래 젤라틴 수용액을 포함하는 해상 유출유 처리용 겔화제 |
| WO2022224926A1 (ja) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | デンカ株式会社 | 透明なゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
-
1996
- 1996-05-14 JP JP14239596A patent/JPH09302045A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001048042A1 (en) * | 1999-12-24 | 2001-07-05 | Sabanci Universitesi | Superabsorbent materials based on butyl rubber process for making said materials and use of them |
| KR100405195B1 (ko) * | 2000-09-08 | 2003-11-12 | 조원제 | 망상구조를 가진 유흡수용 탄성 그라프트중합체와 이의제조방법 |
| KR100350209B1 (ko) * | 2000-09-29 | 2002-08-28 | 진양화성공업 주식회사 | 유류오염 방지제의 제조방법 |
| KR101397652B1 (ko) * | 2012-07-10 | 2014-05-22 | 주식회사 워켐 | 유흡착용 유류고형화제 조성물 및 그 제조방법 |
| KR20160069713A (ko) | 2014-12-09 | 2016-06-17 | 경상대학교산학협력단 | 폐생물자원 유래 젤라틴 수용액을 포함하는 해상 유출유 처리용 겔화제 |
| WO2022224926A1 (ja) * | 2021-04-20 | 2022-10-27 | デンカ株式会社 | 透明なゴム変性スチレン系樹脂組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |