JPH09302087A - ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物及び変性シリコーン化合物並びにそれらの製造方法 - Google Patents

ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物及び変性シリコーン化合物並びにそれらの製造方法

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JPH09302087A
JPH09302087A JP14491996A JP14491996A JPH09302087A JP H09302087 A JPH09302087 A JP H09302087A JP 14491996 A JP14491996 A JP 14491996A JP 14491996 A JP14491996 A JP 14491996A JP H09302087 A JPH09302087 A JP H09302087A
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雅章 河野
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豊久 小林
Akinori Suginaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポリオキシアルキレン鎖及び末端に二重結合を
もつアルケニル基を有する反応性中間体として有用な、
新規なポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化
合物、及び該化合物により変性した単独での取り扱いが
容易であり、乳化性や分散能に優れた変性シリコーン化
合物、並びに、これらの化合物の効率的な製造方法を提
供する。 【解決手段】トリグリセリン分子の中央の水酸基に直接
又はポリオキシアルキレン鎖を介してアルケニル基が結
合し、両端の4個の水酸基にポリオキシアルキレン鎖が
結合したポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル
化合物、及び該化合物をシリリジン基を有するシリコー
ン化合物に付加反応することにより変性したシリコーン
化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なポリオキシ
アルキレントリグリセリルエーテル化合物及び変性シリ
コーン化合物並びにそれらの製造方法に関する。さらに
詳しくは、本発明は、ポリオキシアルキレン鎖、及び末
端に二重結合を持つアルケニル基を有する反応性中間体
として有用な、新規なポリオキシアルキレントリグリセ
リルエーテル化合物、及び該化合物により変性した単独
での取り扱いが容易であり、乳化性や分散能に優れた変
性シリコーン化合物、並びに、これらの化合物の効率的
な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】活性水素を有する化合物にアルキレンオ
キシドを付加することにより、ポリオキシアルキレン鎖
を有するポリアルキレングリコールエーテルが合成され
ることはよく知られており、界面活性剤、潤滑油、化粧
品、消泡剤などとして使用されている。また、活性置換
基としてアリル型の二重結合を有するポリアルキレング
リコールも広く知られており、他のオレフィン系モノマ
ーとの付加共重合や、シリリジン基を有するシリコーン
化合物の変性などに使用され、親水性の付与、界面活性
の付与などの目的において有用である。従来より合成さ
れているアリル型の二重結合を有するポリアルキレング
リコールには、直鎖状のものと分岐したものがあるが、
いずれも親水性の点で満足できるものではなく、また、
アルカリや塩による塩析が起こりやすいため、使用でき
る分野に制限があった。この問題を解決するために、親
水性置換基としてエーテル結合に加えて水酸基を利用し
た、アルケニル基を有するポリグリセリン誘導体が、特
開昭57−149290号公報に開示されている。しか
し、これらの化合物には1分子中の水酸基の数が増える
に従い増粘し、取り扱いが困難になるという欠点があっ
た。そのため、強い親水性などの特徴のある物性を損な
わず、取り扱いが容易な化合物が求められていた。
【0003】さらに、イソプロピリデンモノグリセリン
モノアリルエーテルをシリリジン基に付加したのち、脱
アセトン化反応を行うことにより得られる変性シリコー
ン化合物が、特開平6−157236号公報に開示さ
れ、また、ジイソプロピリデントリグリセリンモノアリ
ルエーテルをシリリジン基に付加したのち、脱アセトン
化反応を行うことにより得られる変性シリコーン化合物
が、特開平4−20531号公報及び特開平4−327
273号公報に開示されているが、これらの変性シリコ
ーン化合物は、水酸基同士の水素結合が強いために流動
性に乏しく、用途が限定されるなどの問題があった。ポ
リグリセリン誘導体の粘度を低下させる手段として、オ
キシアルキレン鎖の導入が有効であるが、ポリグリセリ
ン誘導体で、末端に二重結合を有するアルケニル基を分
子中に1個のみ有し、かつポリオキシアルキレン鎖を有
する化合物は知られておらず、こらようなポリグリセリ
ンポリオキシアルキレングリコールエーテル誘導体及び
該誘導体により変性したシリコーン化合物の開発が求め
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオキシ
アルキレン鎖及び末端に二重結合をもつアルケニル基を
有する反応性中間体として有用な、新規なポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物、及び該化合物
により変性した単独での取り扱いが容易であり、乳化性
や分散能に優れた変性シリコーン化合物、並びに、これ
らの化合物の効率的な製造方法を提供することを目的と
してなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、トリグリセリン
分子の中央の水酸基に直接又はポリオキシアルキレン鎖
を介してアルケニル基が結合し、両端の4個の水酸基に
ポリオキシアルキレン鎖が結合した新規なポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物が適度な親水性
親油性バランスを有するとともにシリリジン基と良好な
反応性を有し、シリリジン基を有するシリコーン化合物
に該化合物を反応することにより変性したシリコーン化
合物は取り扱いが容易で、優れた乳化性と分散能を有す
ることを見いだし、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、(1)一般式[1]
【化26】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R
1,R2,R3及びR4は水素原子、炭素数2〜24のアシ
ル基又は炭素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若
しくは酸素に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖に
結合する環状エーテル基で、それらはたがいに同一でも
異なっていてもよい。)で表されるポリオキシアルキレ
ントリグリセリルエーテル化合物、(2)一般式[1]
におけるA2Oが炭素数2〜4のオキシアルキレン基で
あり、かつその付加モル数a,b,c及びdが1〜50
であるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化
合物、(3)一般式[1]におけるR1,R2,R3及び
4が水素原子であるポリオキシアルキレントリグリセ
リルエーテル化合物、(4)一般式[1]におけるZ
が、CH2=CHCH2−、CH2=C(CH3)CH2−、
CH2=CHC(CH3)2−、CH2=C(CH3)C(CH3)
2−、CH2=CHC(CH3)2CH2−及びCH2=C(C
3)C(CH3)2CH2−から選ばれた基であるポリオキ
シアルキレントリグリセリルエーテル化合物、(5)式
[2]
【化27】 で表されるトリグリセリンに、一般式[3] RCOR' …[3] (ただし、式中、R及びR'はアルキル基で、それらは
たがいに同一でも異なっていてもよい。)で表されるケ
トン化合物を反応させて、一般式[4]
【化28】 (ただし、式中、R及びR'はアルキル基で、それらは
たがいに同一でも異なっていてもよい。)で表される化
合物を得、所望により1種又は2種以上の炭素数2〜8
のアルキレンオキシドを付加して、一般式[5]
【化29】 (ただし、式中、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキ
レン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合
はブロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオ
キシアルキレン基の付加モル数で0〜100であり、R
及びR'はアルキル基で、それらはたがいに同一でも異
なっていてもよい。)で表される化合物を得、一般式
[6] Z−X …[6] (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
〜10の炭化水素基であり、Xはハロゲン原子であ
る。)で表されるアルケニルハライドを反応し、一般式
[7]
【化30】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
であり、R及びR'はアルキル基で、それらはたがいに
同一でも異なっていてもよい。)で表される化合物を
得、次いで酸を作用させて一般式[8]
【化31】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
である。)で表される化合物を得、さらに1種又は2種
以上の炭素数2〜8のアルキレンオキシドを付加させた
のち、所望により末端水酸基をエステル化又はアセター
ル化することを特徴とする一般式[1]
【化32】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R
1,R2,R3及びR4は水素原子、炭素数2〜24のアシ
ル基又は炭素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若
しくは酸素に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖に
結合する環状エーテル基で、それらはたがいに同一でも
異なっていてもよい。)で表されるポリオキシアルキレ
ントリグリセリルエーテル化合物の製造方法、(6)一
般式[3]で表されるケトン化合物が、アセトン又はメ
チルエチルケトンであるポリオキシアルキレントリグリ
セリルエーテル化合物の製造方法、(7)一般式[9]
【化33】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
xとyの合計は0〜800である。)
【化34】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
ン化合物、(8)一般式[11]
【化35】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素原
子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及
びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜8
00である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
[12]
【化36】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基である。)
で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物とを反応することを特徴とする一般式[9]
【化37】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
xとyの合計は0〜800である。)
【化38】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
ン化合物の製造方法、(9)一般式[11]
【化39】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素原
子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及
びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜8
00である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
[13]
【化40】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R
12,R13,R14及びR15は、炭素数2〜24のアシル基
又は炭素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若しく
は酸素に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖に結合
する環状エーテル基で、それらはたがいに同一でも異な
っていてもよい。)で表されるポリオキシアルキレント
リグリセリルエーテル化合物とを反応したのち、R12
13,R14及びR15を脱離して水素原子とすることを特
徴とする一般式[9]
【化41】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
xとyの合計は0〜800である。)
【化42】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
ン化合物の製造方法、(10)一般式[11]
【化43】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素原
子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及
びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜8
00である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
[8]
【化44】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
である。)で表される化合物とを反応させて得られるシ
リコーン化合物に、1種又は2種以上の炭素数2〜8の
アルキレンオキシドを付加させることを特徴とする一般
式[9]
【化45】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
xとyの合計は0〜800である。)
【化46】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
ン化合物の製造方法、及び、(11)一般式[11]
【化47】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素
で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及び
yは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜80
0である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
[7]
【化48】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
であり、R及びR'はアルキル基で、それらはたがいに
同一でも異なっていてもよい。)で表される化合物とを
反応させたのち、アセタール基を加水分解することによ
り得られるシリコーン化合物に、1種又は2種以上の炭
素数2〜8のアルキレンオキサイドを付加することを特
徴とする一般式[9]
【化49】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
xとyの合計は0〜800である。)
【化50】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
ン化合物の製造方法、を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のポリオキシアルキレント
リグリセリルエーテル化合物は、一般式[1]
【化51】 で表される構造を有するものである。一般式[1]にお
いて、A1O及びA2Oは、炭素数2〜8のオキシアルキ
レン基であり、このオキシアルキレン基におけるアルキ
レン基は直鎖状であってもよいし、分岐を有するもので
あってもよく、また、分岐に芳香環を有するものであっ
てもよい。このようなオキシアルキレン基を導入するの
に用いられる原料としては、例えば、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、オキセタ
ン、テトラヒドロフラン、スチレンオキシドなどを挙げ
ることができるが、これらの中で、入手の容易さの点か
ら炭素数2〜4のエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシド及びテトラヒドロフランを好適に
使用することができる。
【0007】一般式[1]で表される化合物において、
オキシアルキレン基は1種のみであってもよく、2種以
上であってもよく、オキシアルキレン基が2種以上であ
る場合、その付加の状態は、ブロック状、ランダム状の
いずれであってもよい。また、nはオキシアルキレン基
1Oの付加モル数で0〜100であり、a,b,c及
びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モル数で1〜1
00である。オキシアルキレン基A1O及びA2Oの付加
モル数は平均値を表し、例えば、A1Oの付加しない一
般式[1]で表される化合物とA1Oが1モル付加した
一般式[1]で表される化合物の等モル混合物はnの値
が0.5となる。オキシアルキレン基A1O又はA2Oの
付加モル数が100を超えると、一般式[1]で表され
る化合物の粘度が高くなりすぎて製造及び取り扱いが困
難になるおそれがある。製造及び取り扱いの容易さ、親
水性親油性バランスなどから、A1Oの付加モル数は0
〜50であることが好ましく、A2Oの付加モル数は1
〜50であることが好ましい。
【0008】一般式[1]において、Zは末端に二重結
合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、例え
ば、CH2=CHCH2−、CH2=C(CH3)CH2−、
CH2=CHC(CH3)2−、CH2=C(CH3)C(CH3)
2−、CH2=CHC(CH3)2CH2−、CH2=C(C
3)C(CH3)2CH2−などを挙げることができる。こ
れらの中で、特にアリル基(CH2=CHCH2−)及び
メタリル基(CH2=C(CH3)CH2−)が好適であ
る。一般式[1]において、R1,R2,R3及びR4は、
水素原子、炭素数2〜24のアシル基又は炭素数3〜1
0の1−アルコキシアルキル基若しくは酸素に隣接する
炭素がポリオキシアルキレン鎖に結合する環状エーテル
基である。
【0009】炭素数2〜24のアシル基は、脂肪族飽和
アシル基、脂肪族不飽和アシル基、芳香族アシル基のい
ずれでもよく、脂肪族飽和アシル基としては、例えば、
アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、バレリル
基、オクタノイル基、デカノイル基、ラウロイル基、ミ
リストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基など
を、脂肪族不飽和アシル基としては、例えば、アクリロ
イル基、メタクリロイル基、クロトノイル基、オレオイ
ル基などを、芳香族アシル基としては、例えば、ベンゾ
イル基、トルオイル基、フェニルアセチル基、シンナモ
イル基、ナフトイル基などを挙げることができる。炭素
数3〜10の1−アルコキシアルキル基としては、例え
ば、1−メトキシエチル基、1−エトキシエチル基、1
−プロポキシエチル基、1−ブトキシエチル基などを挙
げることができる。また、酸素に隣接する炭素がポリオ
キシアルキレン鎖に結合する環状エーテル基としては、
例えば、2−テトラヒドロフリル基、2−テトラヒドロ
ピリル基などを挙げることができる。
【0010】本発明方法による一般式[1]で表される
ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物の
製造について説明する。まず、式[2]
【化52】 で表されるトリグリセリンに、一般式[3] RCOR' …[3] で表されるケトン化合物を反応する。ただし、一般式
[3]において、R及びR'はアルキル基であり、それ
らはたがいに同一でも異なっていてもよい。式[2]で
表されるトリグリセリンに、一般式[3]で表されるケ
トン化合物を反応することにより、トリグリセリン両端
の隣接する2個の水酸基を保護してなる、一般式[4]
【化53】 で表されるジアセタール化合物を得る。
【0011】一般式[3]で表されるケトン化合物とし
ては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチ
ルケトン、メチルプロピルケトン、メチルイソプロピル
ケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、ピナコロン、ジイソプロピルケトンなどを挙げるこ
とができるが、これらの中で、反応の容易さ及び後の工
程での脱離の容易さなどの点から、アセトン及びメチル
エチルケトンが好ましく、特にアセトンを好適に使用す
ることができる。アセトンを用いた場合には、一般式
[4]で表されるジアセタール化合物として、ジイソプ
ロピリデントリグリセリンが得られる。ジイソプロピリ
デントリグリセリンは、工業薬品として市場より入手す
ることも可能であり、市販のジイソプロピリデントリグ
リセリンを本発明のポリオキシアルキレントリグリセリ
ルエーテル化合物の出発原料とすることができる。
【0012】次いで、一般式[4]で表されるジアセタ
ール化合物に、所望により、1種又は2種以上の炭素数
2〜8のアルキレンオキシドを付加して、一般式[5]
【化54】 で表される化合物を得る。一般式[5]において、A1
Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基で、1種でも2
種以上でもよく、2種以上の場合はブロック状付加でも
ランダム状付加でもよく、nはオキシアルキレン基の付
加モル数で0〜100であり、R及びR'はアルキル基
で同一でも異なっていてもよい。アルキレンオキシドの
付加反応は、通常アルカリ触媒を用い、60〜200
℃、好ましくは80〜150℃で行う。アルカリ触媒と
しては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、金属ナトリウムなどを挙げることができる
が、入手の容易さの点から、水酸化ナトリウム及び水酸
化カリウム、ナトリウムメトキシドを好適に使用するこ
とができる。この反応に用いるアルキレンオキシドとし
ては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレ
ンオキシド、スチレンオキシドなどを挙げることができ
るが、これらの中で、入手の容易さの点からエチレンオ
キシド、プロピレンオキシド及びブチレンオキシドを好
適に使用することができる。
【0013】このようにして得られた一般式[5]で表
される化合物に、一般式[6] Z−X …[6] で表されるアルケニルハライドを反応させる。一般式
[6]において、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
〜10の炭化水素基であり、Xはハロゲン原子である。
このようなアルケニルハライドとしては、例えば、CH
2=CHCH2X、CH2=C(CH3)CH2X、CH2=C
HC(CH3)2X、CH2=C(CH3)C(CH3)2X、CH
2=CHC(CH3)2CH2X、CH2=C(CH3)C(C
3)2CH2Xなどを挙げることができるが、これらの中
でハロゲン化アリル(CH2=CHCH2X)及びハロゲ
ン化メタリル(CH2=C(CH3)CH2X)を特に好適
に用いることができる。また、Xで示されるハロゲンと
しては、例えば、塩素、臭素、ヨウ素を挙げることがで
き、これらの中で塩素が特に好適である。この反応は、
通常、脱ハロゲン化水素剤の存在下、50〜150℃、
好ましくは70〜130℃で行う。脱ハロゲン化水素剤
としては、公知の塩基性化合物を用いることができる。
【0014】一般式[5]で表される化合物に、一般式
[6]で表されるアルケニルハライドを反応させること
により、一般式[7]
【化55】 で表される化合物を得る。一般式[7]において、A1
Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基で、1種でも2
種以上でもよく、2種以上の場合はブロック状付加でも
ランダム状付加でもよく、nはオキシアルキレン基の平
均付加モル数で0〜100であり、Zは末端に二重結合
を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R及び
R'はアルキル基で、それらはたがいに同一でも異なっ
ていてもよい。次に、このようにして得られた一般式
[7]で表される化合物に酸を作用させて、保護基の脱
離を行い、一般式[8]
【化56】 で表される水酸基4個を有する化合物を得る。使用する
酸としては、例えば、塩酸、リン酸、硫酸などの鉱酸
や、酢酸、p−トルエンスルホン酸などの有機酸を挙げ
ることができる。これらの中で、後の処理などの点か
ら、塩酸及びリン酸を好適に使用することができる。ま
た、必要に応じて、一般式[7]で表される化合物と水
の接触をよくするために、エタノール、イソプロピルア
ルコールなどのアルコールを同時に添加することができ
る。
【0015】さらに、この一般式[8]で表される化合
物に、1種又は2種以上の炭素数2〜8のアルキレンオ
キシドを付加して、一般式[12]
【化57】 で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物を得る。一般式[12]において、A1O及び
2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基で、1種で
も2種以上でもよく、2種以上の場合はブロック状付加
でもランダム状付加でもよく、nはオキシアルキレン基
1Oの付加モル数で0〜100であり、a,b,c及
びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モル数で1〜1
00であり、Zは末端に二重結合を有する炭素数3〜1
0の炭化水素基である。すなわち、一般式[12]で表
される化合物は、一般式[1]において、R1,R2,R
3及びR4がすべて水素原子である化合物である。このア
ルキレンオキシドの付加反応は、通常アルカリ触媒を用
いて行う。アルカリ触媒としては、例えば、水酸化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸カリウムなどを挙げるこ
とができるが、入手性の点から、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム及びナトリウムメトキシドを好適に用いる
ことができる。また、必要に応じて、アルキレンオキシ
ドの付加反応を、塩化第二スズ、三フッ化ホウ素エーテ
ラートなどのルイス酸触媒を使用し、−50〜100
℃、好ましくは0〜70℃で行うことができる。アルキ
レンオキシドとしては、例えば、エチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド、オキセタン、テ
トラヒドロフラン、スチレンオキシドなどを挙げること
ができるが、これらの中で、入手の容易さの点から炭素
数2〜4のエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブ
チレンオキシド及びテトラヒドロフランを好適に使用す
ることができる。
【0016】最後に、このようにして得られた一般式
[12]で表される化合物の水酸基を、所望によりエス
テル化又はアセタール化する。エステル化する場合は、
炭素数2〜24の脂肪酸又はこれらの反応性誘導体、例
えば、酸無水物、酸ハライド、低級エステルなどを用る
ことができる。脂肪酸又はその反応性誘導体としては、
アシル基として、一般式[1]のR1,R2,R3及びR4
の説明において例示した炭素数2〜24のアシル基を有
する化合物を用いることができる。エステル化によっ
て、一般式[1]において、R1,R2,R3及びR4が炭
素数2〜24のアシル基である化合物を得ることができ
る。アセタール化する場合は、炭素数3〜10のビニル
エーテル類、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニル
エーテル、ジヒドロフラン、ジヒドロピランなどを用い
ることができる。アセタール化によって、一般式[1]
において、R1,R2,R3及びR4が、炭素数3〜10の
1−アルコキシアルキル基又は酸素に隣接する炭素がポ
リオキシアルキレン鎖と結合する環状エーテル基である
化合物を得ることができる。
【0017】次いで、本発明の変性シリコーン化合物に
ついて詳細に説明する。本発明の変性シリコーン化合物
は、一般式[9]
【化58】 で表される構造を有する。一般式[9]において、R5
はメチル基又はフェニル基であり、R6,R7及びR8
うち少なくとも1つは下記一般式[10]で表される基
で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及び
yは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜80
0である。
【化59】 一般式[10]において、Yは炭素数3〜10の炭化水
素基であり、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシア
ルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の
場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよく、n
はオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100
であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2
の付加モル数で1〜100である。一般式[9]で表さ
れる化合物としては、(1)x≧0かつy=0であり、
6又はR8の一方が一般式[10]で表される化合物、
(2)x≧0かつy=0であり、R6及びR8の双方が一
般式[10]で表される化合物、(3)x=0かつy>
0であり、R7が一般式[10]で表される化合物、
(4)x>0かつy>0であり、R7が一般式[10]
で表される化合物などを挙げることができ、用途に応じ
てポリオキシアルキレン鎖との組み合わせを考慮して適
当な化合物を選択することができる。
【0018】一般式[9]において、A1Oは炭素数2
〜8のオキシアルキレン基であり、このようなオキシア
ルキレン基としては、例えば、オキシエチレン基、オキ
シプロピレン基、オキシブチレン基、オキシトリメチレ
ン基、オキシテトラメチレン基、オキシスチレン基など
を挙げることができる。一般式[9]において、A2
は炭素数2〜8のオキシアルキレン基であり、このよう
なオキシアルキレン基としては、例えば、オキシエチレ
ン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシ
トリメチレン基、オキシテトラメチレン基、オキシスチ
レン基などを挙げることができる。一般式[9]におい
て、xとyの合計は0〜800であり、好ましくは1〜
400である。xとyの合計が800を超えると、一般
式[9]で表される化合物の粘度が高くなり、取り扱い
が困難となるおそれがある。また、一般式[10]にお
いて、nは0〜100であり、好ましくは0〜50であ
る。nが100を超えると、一般式[9]で表される化
合物の粘度が高くなり、取り扱いが困難となるおそれが
ある。一般式[10]において、a,b,c及びdは1
〜100であり、好ましくは1〜20である。a,b,
c及びdが100を超えると、一般式[9]で表される
化合物の粘度が高くなり、取り扱いが困難となるおそれ
がある。
【0019】以下に、一般式[9]で表される変性シリ
コーン化合物の製造方法について述べる。一般式[1
0]で表される水酸基4個を有するポリオキシアルキレ
ン誘導体基を有する変性シリコーン化合物は、先に述べ
た一般式[7]で表される化合物を原料として、以下に
述べる経路[1]〜[4]を経ることにより製造するこ
とができる。 経路[1] 一般式[7]で表される化合物に酸を作用させて、アセ
タール基の分解を行い、一般式[8]
【化60】 で表される化合物を得る。一般式[8]において、Zは
末端に二重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基で
ある。この際用いられる酸としては、塩酸、リン酸、硫
酸など鉱酸や、酢酸、p−トルエンスルホン酸など有機
酸などを挙げることができるが、後の処理などの点か
ら、塩酸及びリン酸を好適に使用することができる。必
要に応じて一般式[7]で表される化合物と水との接触
をよくするために、エタノール、イソプロピルアルコー
ルなどのアルコールを添加することができる。さらに、
この一般式[8]で表される化合物に、1種又は2種以
上の炭素数2〜8のアルキレンオキシドを付加して、一
般式[12]
【化61】 で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物を得る。一般式[12]において、A1O及び
2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基で、1種で
も2種以上でもよく、2種以上の場合はブロック状付加
でもランダム状付加でもよく、nはオキシアルキレン基
1Oの付加モル数で0〜100であり、a,b,c及
びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モル数で1〜1
00であり、Zは末端に二重結合を有する炭素数3〜1
0の炭化水素基である。すなわち、一般式[12]で表
される化合物は、一般式[1]において、R1,R2,R
3及びR4がすべて水素原子である化合物である。
【0020】このアルキレンオキシドの付加反応は、通
常アルカリ触媒を用いて、好ましくは60〜200℃、
より好ましくは80〜150℃で行う。アルカリ触媒と
しては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、ナトリウムメトキシドなどを挙げるこ
とができるが、入手の容易さの点から、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム及びナトリウムメトキシドを好適に
用いることができる。また、必要に応じて、アルキレン
オキシドの付加反応を、塩化第二スズ、三フッ化ホウ素
エーテラートなどのルイス酸触媒を使用し、−50〜1
00℃、好ましくは0〜70℃で行うことができる。ア
ルキレンオキシドとしては、例えば、エチレンオキシ
ド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、オキセタ
ン、テトラヒドロフラン、スチレンオキシドなどを挙げ
ることができるが、これらの中で、入手の容易さの点か
ら炭素数2〜4のエチレンオキシド、プロピレンオキシ
ド、ブチレンオキシド及びテトラヒドロフランを好適に
使用することができる。
【0021】このようにして得られた一般式[12]で
表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル
化合物と、一般式[11]
【化62】 で表されるシリコーン化合物とを触媒の存在下に付加反
応させ、目的とする変性シリコーン化合物を得る。一般
式[11]において、R5はメチル基又はフェニル基で
あり、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素
原子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x
及びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜
800である。一般式[12]で表されるポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物の二重結合と、
一般式[11]で表されるシリコーン化合物のシリリジ
ン基の反応に用いる触媒としては、ニッケル、ルテニウ
ム、ロジウム、パラジウム、イリジウム、白金などの第
VIII族遷移金属又はそれらの化合物が挙げられるが、
塩化白金酸が入手しやすく、また、そのアルコール溶液
が均一系触媒であるため、取り扱いが容易であり好まし
い。この二重結合とシリリジン基との反応の際、水酸基
とシリリジン基の脱水素反応を防止するために、酢酸カ
リウムなどのバッファー剤を系内に添加するなどの公知
の方法を用いることが好ましい。また、この反応には、
必要に応じて溶剤を使用してもよく、使用しなくてもよ
い。用いる溶剤としては、付加反応を阻害しないもので
あれば特に制限はなく、例えば、四塩化炭素、トルエ
ン、キシレン、ヘキサン、オクタン、ジブチルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、酢
酸ブチル、メチルエチルケトンなどを挙げることができ
る。なお、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ールなどのアルコール溶剤も使用することができるが、
この場合にはシリリジン基と水酸基との脱水素反応を防
止又は抑制するために酢酸カリウムなどのバッファー剤
を使用することが好ましい。この反応は通常、70〜1
20℃で0.5〜30時間行うことで完結する。反応終
了後、触媒及び溶剤を除去することにより、目的とする
一般式[9]で表される本発明の変性シリコーン化合物
を得ることができる。
【0022】経路[2] ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物の
水酸基と、シリコーン化合物のシリリジン基の脱水素反
応を防止するために、一般式[12]で表されるポリオ
キシアルキレントリグリセリルエーテル化合物の水酸基
に対して保護基を導入し、一般式[13]
【化63】 で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物を得る。一般式[13]において、A1O及び
2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基で、1種で
も2種以上でもよく、2種以上の場合はブロック状付加
でもランダム状付加でもよく、nはオキシアルキレン基
1Oの付加モル数で0〜100であり、a,b,c及
びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モル数で1〜1
00であり、Zは末端に二重結合を有する炭素数3〜1
0の炭化水素基であり、R12,R13,R14及びR15は水
酸基の保護基であり、炭素数2〜24のアシル基又は炭
素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若しくは酸素
に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖と結合する環
状エーテル基で、それらはたがいに同一でも異なってい
てもよい。
【0023】水酸基のエステル化による保護には、酸ハ
ロゲン化物又は酸無水物を好適に用いることができ、水
酸基のアセタール化による保護にはビニルエーテル類を
好適に用いることができる。酸ハロゲン化物及び酸無水
物としては、酢酸、酪酸、プロピオン酸などの酸ハロゲ
ン化物及び酸無水物を挙げることができるが、これらの
中で、入手及び脱アシル化反応の容易さなどから塩化ア
セチル及び無水酢酸を好適に使用することができる。ま
た、ビニルエーテル類としては、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、ジヒドロフラン、ジヒドロ
ピランなどを挙げることができるが、これらの中で、入
手の容易さや副反応が少ないなどの理由から、ジヒドロ
フラン及びジヒドロピランを好適に使用することができ
る。引き続き、このようにして得られた一般式[13]
で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物と、一般式[11]で表されるシリコーン化合
物とを白金触媒どの存在下に付加反応させ、さらに
12,R13,R14及びR15を脱離してポリオキシアルキ
レン鎖の末端を水酸基とすることにより、一般式[9]
で表される本発明の変性シリコーン化合物を得る。
【0024】経路[3] 一般式[11]
【化64】 で表されるシリコーン化合物と、一般式[8]
【化65】 で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物を、白金触媒などの存在下に付加反応させ、一
般式[14]
【化66】 で表されるシリコーン化合物を得る。一般式[11]及
び一般式[14]において、R5はメチル基又はフェニ
ル基であり、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つ
は水素原子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であ
り、R16,R17及びR18のうち少なくとも1つは下記一
般式[15]で表される基で、それ以外はメチル基又は
フェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であ
り、xとyの合計は0〜800である。また、一般式
[8]において、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキ
レン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合
はブロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオ
キシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であ
り、Zは末端に二重結合を有する炭素数3〜10の炭化
水素基である。
【0025】一般式[15]
【化67】 において、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基
で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブロ
ック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシア
ルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、Y
は炭素数3〜10の炭化水素基である。さらに、この一
般式[14]で表されるシリコーン化合物に、1種又は
2種以上の炭素数2〜8のアルキレンオキシドを付加し
て、目的とする一般式[9]で表される本発明の変性シ
リコーン化合物を得る。この反応においては、通常、シ
ロキサン結合の分解を防ぐため、塩化第二スズ、三フッ
化ホウ素テトラエーテラートなどのルイス酸触媒などを
使用することが好ましい。この反応に用いられるアルキ
レンオキシドとしては、前記のアルキレンオキシドを用
いることができる。
【0026】経路[4] 一般式[11]
【化68】 で表されるシリコーン化合物と、一般式[7]
【化69】 で表される化合物を、白金触媒などの存在下に付加反応
させ、一般式[16]
【化70】 で表されるシリコーン化合物を得る。一般式[11]及
び一般式[16]において、R5はメチル基又はフェニ
ル基であり、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つ
は水素原子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であ
り、R19,R20及びR21のうち少なくとも1つは下記一
般式[17]で表される基で、それ以外はメチル基又は
フェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であ
り、xとyの合計は0〜800である。また、一般式
[7]において、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキ
レン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合
はブロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオ
キシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であ
り、Zは末端に二重結合を有する炭素数3〜10の炭化
水素基である。
【0027】一般式[17]
【化71】 において、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基
で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブロ
ック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシア
ルキレン基の平均付加モル数で0〜100であり、Yは
炭素数3〜10の炭化水素基であり、R及びR'はアル
キル基で、それらはたがいに同一でも異なっていてもよ
い。次いで、一般式[16]で表される化合物に酸を作
用させて、アセタール基の分解を行い、一般式[14]
【化72】 で表されるシリコーン化合物を得る。一般式[11]及
び一般式[14]において、R5はメチル基又はフェニ
ル基であり、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つ
は水素原子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であ
り、R16,R17及びR18のうち少なくとも1つは下記一
般式[15]で表される基で、それ以外はメチル基又は
フェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であ
り、xとyの合計は0〜800である。また、一般式
[8]において、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキ
レン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合
はブロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオ
キシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であ
り、Zは末端に二重結合を有する炭素数3〜10の炭化
水素基である。
【0028】一般式[15]
【化73】 において、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン基
で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブロ
ック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシア
ルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、Y
は炭素数3〜10の炭化水素基である。さらに、この一
般式[14]で表されるシリコーン化合物に、1種又は
2種以上の炭素数2〜8のアルキレンオキシドを付加し
て、目的とする一般式[9]で表される本発明の変性シ
リコーン化合物を得る。この反応においては、通常、シ
ロキサン結合の分解を防ぐため、塩化第二スズ、三フッ
化ホウ素テトラエーテラートなどのルイス酸触媒などを
使用することが好ましい。この反応に用いられるアルキ
レンオキシドとしては、前記のアルキレンオキシドを用
いることができる。
【0029】
【実施例】以下に、実施例により本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例によってなんら限
定されるものではない。なお、実施例中に示される化学
式において、EOはオキシエチレン基を、POはオキシ
プロピレン基を、BOはオキシブチレン基を、TMOは
オキシテトラメチレン基を表し、[ / ]はオキシアル
キレン基の付加状態がランダム状であることを表す。ま
た、実施例において、水酸基価はJIS K 0070
(1992)により、不飽和度はJIS K 1557
6.7(1970)により測定した。実施例1〜18に
おいて、GPC分析は次の条件で行い、重量平均分子量
を求めた。 カラム:SHODEX KF−801,KF−803,
KF−804 展開溶媒:テトラヒドロフラン 流速:1.0ml/min カラム温度:40℃ 実施例19〜33において、GPC分析は次の条件で行
い、重量平均分子量を求めた。 カラム:PLゲル5μmミックスD×3本 展開溶媒:酢酸エチル 流速:1.0ml/min カラム温度:40℃ 製造例1(トリグリセリルモノアリルエーテルの製造) 温度計、窒素ガス吹き込み管、かき混ぜ装置を付した1
0リットル容量のステンレス製耐圧反応容器に、ジイソ
プロピリデントリグリセリン[化合物(A)、DITG]
3,845g(12モル)と水酸化カリウム1,346g
(24モル)をとり、反応系内を窒素ガスで置換した。
昇温して系内の温度を75〜85℃に保持しながら、ボ
ンベに予め計量した塩化アリル1,102g(14.4モ
ル)を1時間で滴下して反応した。滴下終了後115〜
125℃に昇温して4時間熟成した。熟成後、75〜8
5℃に冷却し、3〜5mmHgの減圧下、窒素ガス吹き込み
ながら、過剰の塩化アリルを留去した。さらにこの反応
液の一部をとり、酢酸でpHを7.0に調整し、100
℃、100mmHg以下で1時間脱水を行い、80℃に冷却
後、析出した塩をろ別して分析用の試料を得た。この化
合物を化合物(B)とする。化合物(B)の分析値は、水酸
基価10.0mgKOH/g、不飽和度2.70meq/gであっ
た。また、IRにより化合物(B)を分析した。 さらに、反応液に1重量%の希塩酸を加え、pH1.0に
調整し、75〜85℃で3時間加水分解したのち、炭酸
ナトリウムを加えてpH7.0になるまで中和し、脱水ろ
過して淡黄色液状のトリグリセリルモノアリルエーテル
[化合物(C)]2,926gを得た(収率87%)。化
合物(C)の分析値は、水酸基価810mgKOH/g、不飽
和度3.54meq/gであった。また、IRにより化合物
(C)を分析した。 化合物(A)、化合物(B)及び化合物(C)の構造を次に示
す。
【化74】 実施例1(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、かき混ぜ装置を付した5
リットル容量のステンレス製耐圧反応容器に、製造例1
で製造したトリグリセリルモノアリルエーテル[化合物
(C)]280g(1モル)と水酸化カリウム2.4gを
はかり取り、溶解し、反応系内を窒素ガスで置換した。
昇温して85〜95℃に保持し、エチレンオキシド52
7g(12.0モル)を滴下して反応した。滴下終了
後、85〜95℃でさらに2時間熟成した。熟成終了
後、窒素ガスを吹き込みながら、3〜5mmHgの減圧下で
未反応の残存エチレンオキシドを留去した。反応液を1
重量%の希塩酸で中和し、その後脱水、ろ過して、淡黄
色液状のポリエーテル化合物(1−C)774gを得た
(収率96%)。化合物(1−C)の分析値は、水酸基価
286mgKOH/g、不飽和度1.22meq/gであった。
GPC分析による重量平均分子量は780であった。ま
た、IRにより化合物(1−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(1−C)の構造は、式[1−
C]であると推定した。
【化75】 実施例2(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ルの合成) 実施例1と同様にして、反応容器に製造例1で製造した
トリグリセリルモノアリルエーテル280g(1モル)
と水酸化カリウム3.6gをはかり取り、実施例1のエ
チレンオキシド527gの代わりに、エチレンオキシド
924g(21.0モル)を用いて反応して、液状淡黄
色のポリエーテル化合物(2−C)1,156gを得た
(収率96%)。化合物(2−C)の分析値は、水酸基価
192mgKOH/g、不飽和度0.85meq/gであった。
GPC分析による重量平均分子量は980であった。ま
た、IRにより化合物(2−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(2−C)の構造は、式[2−
C]であると推定した。
【化76】 実施例3(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ルの合成) 実施例1と同様にして、反応容器に製造例1で製造した
トリグリセリルモノアリルエーテル280g(1モル)
と水酸化カリウム8.65gをはかり取り、実施例1の
エチレンオキシド527gの代わりに、エチレンオキシ
ド1,883g(42.8モル)を用いて反応して、液状
淡黄色のポリエーテル化合物(3−C)2,045gを得
た(収率96%)。化合物(3−C)の分析値は、水酸基
価109mgKOH/g、不飽和度0.46meq/gであっ
た。GPC分析による重量平均分子量は2,020であ
った。また、IRにより化合物(3−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(3−C)の構造は、式[3−
C]であると推定した。
【化77】 実施例4(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 実施例1と同様にして、製造例1で製造したトリグリセ
リルモノアリルエーテル280g(1モル)と水酸化カ
リウム16.2gをはかり取り、実施例1のエチレンオ
キシド527gの代わりに、エチレンオキシド3,76
6g(85.6モル)を用いて反応して、液状淡黄色の
ポリエーテル化合物(4−C)3,844gを得た(収率
95%)。化合物(4−C)の分析値は、水酸基価58.
1mgKOH/g、不飽和度0.24meq/gであった。GP
C分析による重量平均分子量は3,800であった。ま
た、IRにより化合物(4−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(4−C)の構造は、式[4−
C]であると推定した。
【化78】 実施例5(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 実施例1と同様にして、反応容器に製造例1で製造した
トリグリセリルモノアリルエーテル280g(1モル)
と水酸化カリウム2.1gをはかり取り、実施例1のエ
チレンオキシド527gの代わりに、予め混合したエチ
レンオキシド174g(4.0モル)とプロピレンオキ
シド230g(3.97モル)を用いて反応して、液状
淡黄色のポリエーテル化合物(5−C)657gを得た
(収率96%)。化合物(5−C)の分析値は、水酸基価
340mgKOH/g、不飽和度1.40meq/gであった。
GPC分析による重量平均分子量は650であった。ま
た、IRにより化合物(5−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(5−C)の構造は、式[5−
C]であると推定した。
【化79】 実施例6(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 実施例1と同様にして、反応容器に製造例1で製造した
トリグリセリルモノアリルエーテル280g(1モル)
と水酸化カリウム2.4gをはかり取り、実施例1のエ
チレンオキシド527gの代わりに、予め混合したエチ
レンオキシド334g(7.58モル)とブチレンオキ
シド182g(2.53モル)を用いて反応して、液状
淡黄色のポリエーテル化合物(6−C)731gを得た
(収率90%)。化合物(6−C)の分析値は、水酸基価
311mgKOH/g、不飽和度1.35meq/gであった。
GPC分析による重量平均分子量は740であった。ま
た、IRにより化合物(6−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(6−C)の構造は、式[6−
C]であると推定した。
【化80】 実施例7(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 実施例1と同様にして、反応容器に製造例1で製造した
トリグリセリルモノアリルエーテル280g(1モル)
と水酸化カリウム2.84gをはかり取り、実施例1の
エチレンオキシド527gの代わりに、プロピレンオキ
シド667g(11.5モル)を用いて反応して、液状
淡黄色のポリエーテル化合物(7−C)890gを得た
(収率94%)。化合物(7−C)の分析値は、水酸基価
260mgKOH/g、不飽和度1.10meq/gであった。
GPC分析による重量平均分子量は860であった。ま
た、IRにより化合物(7−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(7−C)の構造は、式[7−
C]であると推定した。
【化81】 実施例8(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 実施例1と同様にして、反応容器に製造例1で製造した
トリグリセリルモノアリルエーテル280g(1モル)
と水酸化カリウム4.4gをはかり取り、反応系内を窒
素ガスで置換した。昇温して85〜95℃に保持し、プ
ロピレンオキシド957g(16.5モル)を滴下して
反応し、さらに2時間熟成した。次いで、エチレンオキ
シド242g(5.5モル)を滴下して反応した。滴下
終了後、同温度でさらに2時間熟成した。熟成終了後、
窒素ガスを吹き込みながら、3〜5mmHgの減圧下で未反
応の残存プロピレンオキシド及びエチレンオキシドを留
去した。反応液を1重量%の希塩酸で中和し、その後脱
水、ろ過して、淡黄色液状のポリエーテル化合物(8−
C)1,405gを得た(収率95%)。化合物(8−C)
の分析値は、水酸基価165mgKOH/g、不飽和度0.7
0meq/gであった。GPC分析による重量平均分子量
は1,380であった。また、IRにより化合物(8−
C)を分析した。 これらの結果より、化合物(8−C)の構造は、式[8−
C]であると推定した。
【化82】 実施例9(ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
ル化合物の合成) 実施例1と同様に、反応容器に製造例1で製造したトリ
グリセリンモノアリルエーテル280g(1モル)と三
フッ化ホウ素ジエチルエーテル16.4gとテトラヒド
ロフラン900g(12.5モル)をはかりとり、反応
系内を窒素置換した。昇温して55〜65℃に保持し、
エチレンオキシド462g(10.5モル)滴下して反
応した。滴下終了後、同温度でさらに2時間反応を続け
た。その後、反応液を5重量%炭酸ナトリウム水溶液で
中和し、3〜5mmHgの減圧下、窒素を吹き込みながら未
反応の残存エチレンオキシド、テトラヒドロフランを留
去した。その後、脱水、ろ過して淡黄色の液状のポリエ
ーテル化合物(9−C)1,440gを得た(収率88
%)。化合物(9−C)の分析値は、水酸基価154mgKO
H/g、不飽和度0.67meq/gであった。GPC分析
による重量平均分子量は1,450であった。また、I
Rにより化合物(9−C)を分析した。 これらの結果より、化合物(9−C)の構造は、式[9−
C]であると推定した。
【化83】 製造例2(トリグリセリルモノメタリルエーテルの製
造) 温度計、窒素ガス吹き込み管、かき混ぜ装置を付した2
リットル容量のステンレス製耐圧反応容器に、ジイソプ
ロピリデントリグリセリン[化合物(A)、DITG]6
41g(2モル)と水酸化カリウム224g(4モル)
をとり、反応系内を窒素ガスで置換した。昇温して系内
の温度を75〜85℃に保持しながら、ボンベに予め計
量した塩化メタリル217g(2.4モル)を1時間で
滴下して反応した。滴下終了後115〜125℃に昇温
して4時間熟成した。熟成後、75〜85℃に冷却し、
3〜5mmHgの減圧下、窒素ガス吹き込みながら、過剰の
塩化メタリルを留去した。さらにこの反応液の一部をと
り、酢酸でpHを7.0に調整し、100℃、100mmHg
以下で1時間脱水を行い、80℃冷却後、析出した塩を
ろ別して分析用の試料を得た。この化合物(D)の分析値
は、水酸基価36.1mgKOH/g、不飽和度2.50meq/
gであった。さらに、反応液に1重量%の希塩酸を加
え、pH1.0に調整し、75〜85℃で3時間加水分解
したのち、炭酸ナトリウムを加えてpH7.0になるまで
中和し、脱水ろ過して淡黄色液状のトリグリセリルモノ
メタリルエーテル[化合物(E)]610gを得た(収率
88%)。化合物(E)の分析値は、水酸基価783mgKO
H/g、不飽和度3.16meq/gであった。また、IR
により化合物(E)を分析した。 これらの結果より、化合物(E)の構造は、式[E]であ
ることが確かめられた。
【化84】 実施例10 実施例1と同様にして、反応容器に製造例2で製造した
トリグリセリルモノメタリルエーテル294g(1モ
ル)と水酸化ナトリウム1.6gをはかり取り、反応系
内を窒素ガスで置換した。昇温して85〜95℃に保持
し、予め計量したエチレンオキシド235.7g(5.3
6モル)を滴下して反応した。滴下終了後、85〜95
℃でさらに2時間熟成した。熟成終了後、窒素ガスを吹
き込みながら、3〜5mmHgの減圧下で未反応の残存エチ
レンオキシドを留去した。反応液を1重量%希塩酸で中
和し、その後脱水、ろ過して、淡黄色液状のポリエーテ
ル化合物(10−E)503gを得た(収率95%)。化
合物(10−E)の分析値は、水酸基価440mgKOH/
g、不飽和度1.90meq/gであった。GPC分析によ
る重量平均分子量は510であった。また、IRにより
化合物(10−E)を分析した。 これらの結果より、化合物(10−E)の構造は、式[1
0−E]であると推定した。
【化85】 実施例1〜10の仕込み条件及びアルキレンオキシドの
付加状態を第1表に、分析値を第2表に示す。
【0030】
【表1】
【0031】[注]アルキレンオキシド仕込み量は、原
料の化合物(C)280g(1モル)、化合物(E)294
g(1モル)に対する量である。表中、EOはエチレン
オキシドを、POはプロピレンオキシドを、BOはブチ
レンオキシドを、THFはテトラヒドロフランを表す。
【0032】
【表2】
【0033】[注]表中の分子量は、測定した水酸基価
より計算で求めた。 実施例11 温度計、窒素ガス吹き込み管、かき混ぜ装置を付した5
リットル容量のステンレス製耐圧反応容器に、ジイソプ
ロピリデントリグリセリン[化合物(A)]960g
(3.0モル)と水酸化カリウム4.6gをはかり取り、
溶解し、反応系内を窒素ガスで置換した。昇温して85
〜95℃に保持し、10kg/cm2以下の条件でエチレン
オキシド1,346g(30.6モル)を5時間滴下して
反応した。滴下終了後、85〜95℃でさらに2時間熟
成した。熟成終了後、窒素ガスを吹き込みながら、3〜
5mmHgの減圧下で未反応の残存エチレンオキシドを留去
した。 次に反応容器を60℃まで冷却して水酸化カリウム58
9.1g(10.5モル)をとり、反応系内を窒素ガスで
置換した。昇温して系内の温度を75〜85℃に保持し
ながら、ボンベに予め計量した塩化アリル344.3g
(4.5モル)を1時間で滴下して反応した。滴下終了
後115〜125℃に昇温して4時間熟成した。熟成
後、75〜85℃に冷却し、3〜5mmHgの減圧下、窒素
ガス吹き込みながら、過剰の塩化アリルを留去した。次
に60℃まで冷却後、この反応液の一部をとり、酢酸で
pHを7.0に調整し、100℃、100mmHg以下で1時
間脱水を行い、80℃に冷却して析出した塩をろ別して
化合物(11−B)を得た。化合物(11−B)の分析値
は、水酸基価0.3mgKOH/g、不飽和度1.24meq/g
であった。これらの結果より、化合物(11−B)の構造
は、式[11−B]であると推定した。
【化86】 さらに、反応液に1重量%の希塩酸を加え、pHを1.0
に調整し、75〜85℃で3時間加水分解したのち、2
0重量%炭酸ナトリウム水溶液でpHを6〜7の範囲に調
整し、100℃、100mmHg以下、1時間で生成したア
セトンを水と共に留去し、次に80℃に冷却し、析出し
た塩をろ別して淡黄色液状の化合物(11−C1)1,9
60gを得た。化合物(11−C1)の分析値は、水酸基
価310mgKOH/g、不飽和度1.38meq/gであっ
た。これらの結果より、化合物(11−C1)の構造は、
式[11−C1]であると推定した。
【化87】 引き続き、反応容器に、化合物(11−C1)1,086
g(1.5モル)と水酸化カリウム4.0gをはかり取
り、溶解し、反応系内を窒素ガスで置換した。昇温して
85〜95℃に保持し、10kg/cm2以下の条件でプロ
ピレンオキシド913.5g(15.8モル)を4時間滴
下して反応した。滴下終了後、85〜95℃でさらに2
時間熟成した。熟成終了後、窒素ガスを吹き込みなが
ら、3〜5mmHgの減圧下で未反応の残存プロピレンオキ
シドを留去した。次に60℃まで冷却後、反応液を1重
量%の希塩酸でpHを6.0に調整し、100℃、100m
mHg以下で1時間脱水を行った。その後80℃に冷却
し、析出した塩をろ別して、淡黄色液状の化合物(11
−C2)1,894gを得た(収率95%)。化合物(1
1−C2)の分析値は、水酸基価171mgKOH/g、不飽
和度0.76meq/gであった。GPC分析より、数平均
分子量は1,309であった。また、赤外吸収スペクト
ル分析を行った。 これらの結果より、化合物(11−C2)の構造は、式
[11−C2]であると推定した。
【化88】 実施例12 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]1,120g(3.5モ
ル)と水酸化カリウム4.3gをはかり取り、プロピレ
ンオキシド1,035g(17.9モル)を用いて4時間
反応し、さらに水酸化ナトリウム490g(12.3モ
ル)、塩化アリル401.6g(5.3モル)を用いてア
リル基を導入し、次いでアセタール基を希塩酸で加水分
解したのち精製を行い、液状淡黄色の化合物(12−C
1)1,800gを得た。化合物(12−C1)の分析値
は、水酸基価392mgKOH/g、不飽和度1.74meq/
gであった。これらの結果より、化合物(12−C1)の
構造は、式[12−C1]であると推定した。
【化89】 次に、反応容器に化合物(12−C1)1,145g(2
モル)とナトリウムメトキシド8.3gをはかり取り、
エチレンオキシド609.8g(13.9モル)とブチレ
ンオキシド332.6g(4.6モル)の混合物を用いて
5時間反応し、淡黄色液状の化合物(12−C2)1,9
57gを得た(収率94%)。化合物(12−C2)の分
析値は、水酸基価220mgKOH/g、不飽和度0.97me
q/gであった。GPC分析より、数平均分子量は1,0
24であった。また、赤外吸収スペクトル分析を行っ
た。 これらの結果より、化合物(12−C2)の構造は、式
[12−C2]であると推定した。
【化90】 実施例13 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]800g(2.5モ
ル)と水酸化ナトリウム9.6gをはかり取り、プロピ
レンオキシド1595g(27.5モル)を用いて8時
間反応し、さらに水酸化カリウム561g(10モ
ル)、塩化アリル286.9g(3.8モル)を用いてア
リル基を導入し、次いでアセタール基を希塩酸で加水分
解したのち精製を行い、液状淡黄色の化合物(13−C
1)1,950gを得た。化合物(13−C1)の分析値
は、水酸基価260mgKOH/g、不飽和度1.15meq/
gであった。これらの結果より、化合物(13−C1)の
構造は、式[13−C1]であると推定した。
【化91】 次に、反応容器に化合物(13−C1)863g(1モ
ル)と水酸化ナトリウム6.1gをはかり取り、プロピ
レンオキシド957g(16.5モル)を8時間反応
し、熟成後さらに続けてエチレンオキシド231g
(5.3モル)を4時間反応し、淡黄色液状の化合物(1
3−C2)1,905gを得た(収率93%)。化合物
(13−C2)の分析値は、水酸基価115mgKOH/g、
不飽和度0.50meq/gであった。GPC分析より、数
平均分子量は1,962であった。また、赤外吸収スペ
クトル分析を行った。 これらの結果より、化合物(13−C2)の構造は、式
[13−C2]であると推定した。
【化92】 実施例14 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]320g(1モル)と
ナトリウムメトキシド16.9gをはかり取り、プロピ
レンオキシド2,088g(36モル)を用いて15時
間反応し、さらに水酸化カリウム336.6g(6モ
ル)、塩化アリル130.1g(1.7モル)を用いてア
リル基を導入し、次いでアセタール基を希塩酸で加水分
解したのち精製を行い、液状淡黄色の化合物(14−C
1)1,840gを得た。化合物(14−C1)の分析値
は、水酸基価112mgKOH/g、不飽和度0.48meq/
gであった。これらの結果より、化合物(14−C1)の
構造は、式[14−C1]であると推定した。
【化93】 次に、反応容器に化合物(1−C)1,002g(0.5モ
ル)とナトリウムメトキシド4.4gをはかり取り、エ
チレンオキシド462g(10.5モル)を8時間反応
し、淡黄色液状の化合物(14−C2)1,410gを得
た(収率96%)。化合物(14−C2)の分析値は、水
酸基価77.2mgKOH/g、不飽和度0.33meq/gであ
った。GPC分析より、数平均分子量は2,915であ
った。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 これらの結果より、化合物(14−C2)の構造は、式
[14−C2]であると推定した。
【化94】 実施例15 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]480g(1.5モ
ル)とナトリウムメトキシド8.4gをはかり取り、エ
チレンオキシド693g(15.8モル)とプロピレン
オキシド913.5g(15.8モル)の混合物を用いて
8時間反応し、さらに水酸化ナトリウム270g(6.
8モル)、塩化アリル183.6g(2.4モル)を用い
てアリル基を導入し、次いでアセタール基を希塩酸で加
水分解したのち精製を行い、液状淡黄色の化合物(15
−C1)1,780gを得た。化合物(15−C1)の分析
値は、水酸基価172mgKOH/g、不飽和度0.76meq
/gであった。これらの結果より、化合物(15−C1)
の構造は、式[15−C1]であると推定した。
【化95】 次に、反応容器に化合物(15−C1)1,305g(1
モル)と水酸化カリウム5.7gをはかり取り、プロピ
レンオキシド609g(10.5モル)を5時間反応
し、淡黄色液状の化合物(15−C2)1,814gを得
た(収率95%)。化合物(15−C2)の分析値は、水
酸基価119mgKOH/g、不飽和度0.52meq/gであ
った。GPC分析より、数平均分子量は1,894であ
った。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 これらの結果より、化合物(15−C2)の構造は、式
[15−C2]であると推定した。
【化96】 実施例16 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]320g(1モル)と
水酸化カリウム12.8gをはかり取り、エチレンオキ
シド968g(22モル)とプロピレンオキシド1,2
76g(22モル)の混合物を用いて12時間反応し、
さらに水酸化ナトリウム240g(6モル)、塩化アリ
ル137.7g(1.8モル)を用いてアリル基を導入
し、次いでアセタール基を希塩酸で加水分解したのち精
製を行い、液状淡黄色の化合物(16−C1)2,130
gを得た。化合物(16−C1)の分析値は、水酸基価9
6.5mgKOH/g、不飽和度0.42meq/gであった。こ
れらの結果より、化合物(16−C1)の構造は、式[1
6−C1]であると推定した。
【化97】 次に、反応容器に化合物(16−C1)1,163g(0.
5モル)と水酸化カリウム4.9gをはかり取り、エチ
レンオキシド462g(10.5モル)を7時間反応
し、淡黄色液状の化合物(16−C2)1,557gを得
た(収率96%)。化合物(16−C2)の分析値は、水
酸基価70.0mgKOH/g、不飽和度0.30meq/g
であった。GPC分析より、数平均分子量は3,202
であった。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 これらの結果より、化合物(16−C2)の構造は、式
[16−C2]であると推定した。
【化98】 実施例17 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]800g(2.5モ
ル)と水酸化ナトリウム6.9gをはかり取り、エチレ
ンオキシド550g(12.5モル)を用いて3時間反
応し、熟成後さらに続けてブチレンオキシド945g
(13.1モル)を5時間反応し、さらに水酸化カリウ
ム561g(10モル)、塩化アリル286.9g(3.
8モル)を用いてアリル基を導入し、次いでアセタール
基を希塩酸で加水分解したのち精製を行い、液状淡黄色
の化合物(17−C1)1,950gを得た。化合物(17
−C1)の分析値は、水酸基価262mgKOH/g、不飽和
度1.14meq/gであった。これらの結果より、化合物
(17−C1)の構造は、式[17−C1]であると推定
した。
【化99】 次に、反応容器に化合物(17−C1)1,285g(1.
5モル)と水酸化ナトリウム3.7gをはかり取り、エ
チレンオキシド242.4g(5.5モル)とプロピレン
オキシド319.5(5.5モル)の混合物を5時間反応
し、淡黄色液状の化合物(17−C2)1,778gを得
た(収率96%)。化合物(17−C2)の分析値は、水
酸基価181mgKOH/g、不飽和度0.80meq/gであ
った。GPC分析より、数平均分子量は1,245であ
った。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 これらの結果より、化合物(17−C2)の構造は、式
[17−C2]であると推定した。
【化100】 実施例18 実施例11と同様にして、反応容器にジイソプロピリデ
ントリグリセリン[化合物(A)]1,120g(3.5モ
ル)と水酸化ナトリウム5.4gをはかり取り、プロピ
レンオキシド1,035g(17.9モル)を用いて5時
間反応し、さらに水酸化カリウム687.2g(12.3
モル)、塩化メタリル475.1g(5.3モル)を用い
てメタリル基を導入し、次いでアセタール基を希塩酸で
加水分解したのち精製を行い、液状淡黄色の化合物(1
8−E1)1,840gを得た。化合物(18−E1)の分
析値は、水酸基価383mgKOH/g、不飽和度1.70me
q/gであった。これらの結果より、化合物(18−E
1)の構造は、式[18−E1]であると推定した。
【化101】 次に、反応容器に化合物(18−E1)1,172g(2
モル)と水酸化ナトリウム3.2gをはかり取り、エチ
レンオキシド448.8g(10.2モル)を4時間反応
し、淡黄色液状の化合物(18−E2)1,544gを得
た(収率95%)。化合物(18−E2)の分析値は、水
酸基価279mgKOH/g、不飽和度1.23meq/gであ
った。GPC分析より、数平均分子量は809であっ
た。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 これらの結果より、化合物(18−E2)の構造は、式
[18−E2]であると推定した。
【化102】 実施例11〜18の一般式[1]におけるA1O部分の
アルキレンオキシド付加、アルケニル化、脱アセタール
化までの反応の仕込条件、アルキレンオキシドの付加状
態及び分析値を第3表に、一般式[1]におけるA2
部分のアルキレンオキシド付加反応の仕込条件、アルキ
レンオキシドの付加状態及び分析値を第4表に示した。
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】実施例19〜26に使用したポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物の記号、構造式
及び物性を第5表に、シリコーン化合物の記号、構造式
及び物性を第6表に示す。
【0037】
【表5】
【0038】
【表6】
【0039】
【表7】
【0040】
【表8】
【0041】
【表9】
【0042】
【表10】
【0043】実施例19(経路1による変性シリコーン
の合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した500ミリリットル4ツ口フラスコに、化合物
(2−C)235.0g、シリコーン化合物(S−1)44.
5g、トルエン56.0g及び酢酸カリウム0.20gを
投入し、窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜ
ながら系に塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液(白
金換算20ppm)を滴下し、80℃で8時間反応を行っ
た。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、協和
化学工業(株)製]15gを加えて減圧条件下で揮発分を
留去し、引き続き吸着剤をろ別することにより目的の変
性シリコーン化合物(19−1CS)263.0gを得た
(収率94%)。得られた化合物の分析値は、水酸基価
161mgKOH/g、不飽和度0.00meq/gであった。
GPC分析より、重量平均分子量は1,400であっ
た。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(19−1CS)の構造は、式
[19−1CS]であると推定した。
【化103】 実施例20(経路1による変性シリコーンの合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した500ミリリットル4ツ口フラスコに、化合物
(5−C)143.0g、シリコーン化合物(S−2)73.
0g、トルエン43.0g及び酢酸カリウム0.20gを
投入し、窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜ
ながら系に塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液(白
金換算20ppm)を滴下し、80℃で8時間反応を行っ
た。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、協和
化学工業(株)製]15gを加えて減圧条件下で揮発分を
留去し、引き続き吸着剤をろ別することにより目的の変
性シリコーン化合物(20−1CS)177gを得た(収
率82%)。得られた化合物の分析値は、水酸基225
mgKOH/g、不飽和度0.00meq/gであった。GPC
分析より、重量平均分子量は20,500であった。ま
た、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(20−1CS)の構造は、式
[20−1CS]であると推定した。
【化104】 実施例21(経路1による変性シリコーンの合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した500ミリリットル4ツ口フラスコに、化合物
(6−C)111.0g、シリコーン化合物(S−3)16
6.8g、トルエン56.0g及び酢酸カリウム0.20
gを投入し、窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき
混ぜながら系に塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液
(白金換算20ppm)を滴下し、80℃で8時間反応を
行った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、
協和化学工業(株)製]15gを加えて減圧条件下で揮発
分を留去し、引き続き吸着剤をろ別することにより目的
の変性シリコーン化合物(21−1CS)255.0gを
得た(収率92%)。得られた化合物の分析値は水酸基
124mgKOH/g、不飽和度0.01meq/gであった。
GPC分析より、重量平均分子量は1,800であっ
た。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(21−1CS)の構造は、式
[21−1CS]であると推定した。
【化105】 実施例22 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した500ミリリットル4ツ口フラスコに、化合物
(7−C)182.0g、シリコーン化合物(S−4)87.
6g、トルエン54.0g及び酢酸カリウム0.20gを
投入し、窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜ
ながら系に塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液(白
金換算20ppm)を滴下し、80℃で8時間反応を行っ
た。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、協和
化学工業(株)製]15gを加えて減圧条件下で揮発分を
留去し、引き続き吸着剤をろ別することにより目的の変
性シリコーン化合物(22−1CS)243.1gを得た
(収率90%)。得られた化合物の分析値は、水酸基1
75mgKOH/g、不飽和度0.00meq/gであった。G
PC分析より、重量平均分子量は2,600であった。
また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(22−1CS)の構造は、式
[22−1CS]であると推定した。
【化106】 製造例3(経路2による変性シリコーン化合物の合成−
水酸基の保護) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した500ミリリットル4ツ口フラスコに化合物(8
−C)300g、無水酢酸94.6g、酢酸ナトリウム
0.15gを投入し、100±5℃で4時間反応を行っ
た。反応後、10重量%水酸化ナトリウム水溶液を用い
て系内に発生した酢酸を中和した。液の静置により分離
した酢酸ナトリウム水溶液を除去し、残った液に窒素を
導入しながら脱水後、ろ過を行った。この結果、水酸基
の保護された化合物(8−CP)320.3gが得られた
(収率81%)。得られた化合物の分析値は、水酸基価
0.9mgKOH/g、不飽和度0.62meq/gであった。 製造例4(経路2による変性シリコーン化合物の合成−
水酸基の保護) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した500ミリリットル4ツ口フラスコに、化合物
(10−E)300g、ジヒドロピラン217.7g、p
−トルエンスルホン酸1.0gを投入し、40±5℃で
12時間反応を行った。反応終了後、反応液に酸吸着剤
[キョーワード300、協和化学工業(株)製]を入れ、
窒素を導入しながら未反応のジヒドロピランを留去し、
ろ過を行った。その結果、水酸基の保護された化合物
(10−EP)473.1gが得られた(収率91%)。
得られた化合物の分析値は、水酸基価1.0mgKOH/g、
不飽和度1.15meq/gであった。 実施例23(経路2による変性シリコーン化合物の合
成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した1リットル4ツ口フラスコに、製造例3で合成し
た化合物(8−CP)242.0g、シリコーン化合物(S
−5)121.7g、トルエン73.0g及び酢酸カリウ
ム0.20g、を投入し、窒素雰囲気下で70℃まで昇
温した。かき混ぜながら系に塩化白金酸イソプロピルア
ルコール溶液(白金換算20ppm)を滴下し、80℃で
8時間反応を行った。反応終了後、窒素を吹き込みなが
ら減圧条件下で揮発分を留去した。引き続き、メタノー
ル100.0g、5重量%塩酸30.0gを投入し、10
0℃で10時間、エステルの加水分解を行った。反応終
了後、炭酸ナトリウムを用いて中和し、酸吸着剤[キョ
ーワード300、協和化学工業(株)製]20gを加え、
窒素を吹き込みながら減圧条件下で揮発分を留去し、吸
着剤をろ別することにより目的の変性シリコーン化合物
(23−2CS)270.8gを得た(収率74%)。得
られた化合物の分析値は、水酸基価103mgKOH/g、
不飽和度0.01meq/gであった。GPC分析より、重
量平均分子量は43,400であった。また、赤外吸収
スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果により化合物(23−2CS)の構造は、式
[23−2CS]であると推定した。
【化107】 実施例24 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した1リットル4ツ口フラスコに、製造例6で製造し
た化合物(24−EP)300.0g、シリコーン化合物
(S−6)22.1g、トルエン65.0g及び酢酸カリウ
ム0.20g、を投入し、窒素雰囲気下で70℃まで昇
温した。かき混ぜながら系に塩化白金酸イソプロピルア
ルコール溶液(白金換算20ppm)を滴下し、80℃で
8時間反応を行った。引き続き、メタノール150g、
p−トルエンスルホン酸0.50gを投入し、40℃で
8時間、アセタール交換反応を行った。反応終了後、酸
吸着剤[キョーワード300、協和化学工業(株)製]2
0gを加え、窒素を吹き込みながら減圧条件下で揮発分
を留去し、吸着剤をろ別することにより目的の変性シリ
コーン化合物(24−2CS)172.4g(収率54
%)を得た。得られた化合物の分析値は、水酸基価39
2mgKOH/g、不飽和度0.00meq/gであった。GP
C分析より、重量平均分子量は23,000であった。
また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(24−2CS)の構造は、式
[24−2CS]であると推定した。
【化108】 製造例5(経路3による変性シリコーン化合物の合成−
トリグリセリン誘導体変性シリコーンの合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した1リットル4ツ口フラスコに、化合物(C)22
6.0g、シリコーン化合物(S−1)178.0g、トル
エン400g及び酢酸カリウム0.30gを投入した。
窒素雰囲気下で70℃まで昇温し、かき混ぜながら系に
塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液(白金換算20
ppm)を滴下し、80℃で8時間反応を行った。反応終
了後、酸吸着剤[キョーワード300、協和化学工業
(株)製]20gを加え、1時間撹拌を行ってから吸着剤
をろ別した。引き続き減圧条件下で揮発分を留去するこ
とにより変性シリコーン化合物(CS−1)299.0g
を得た(収率74%)。得られた化合物の分析値は、水
酸基453mgKOH/g、不飽和度0.02meq/gであっ
た。 実施例25(経路3による変性シリコーン化合物の合成
−トリグリセリン誘導体変性シリコーン化合物のエチレ
ンオキシド付加物の合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、かき混ぜ装置を付した1
リットル容量のステンレス製耐圧反応容器に、製造例5
で合成したトリグリセリン誘導体変性シリコーン化合物
(CS−1)100gと三フッ化ホウ素ジエチルエーテル
0.6gをはかり取り、反応系内を窒素ガスで置換し
た。昇温して55〜65℃に保持し、エチレンオキシド
158g(3.6モル)を滴下して反応した。滴下終了
後、55〜65℃でさらに2時間反応を続けた。その
後、反応液を5重量%炭酸ナトリウム水溶液で中和し、
減圧下、窒素を吹き込みながら未反応の残存エチレンオ
キシドを留去した。その後、脱水、ろ過して淡黄色液状
の変性シリコーン化合物(25−3CS)217gを得た
(収率84%)。得られた化合物の分析値は、水酸基価
187mgKOH/g、不飽和度0.00meq/gであった。
GPC分析より、重量平均分子量は1,200であっ
た。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(25−3CS)の構造は、式
[25−3CS]であると推定した。
【化109】 製造例6(経路4による変性シリコーン化合物の合成−
トリグリセリン誘導体変性シリコーン化合物の合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、冷却管、かき混ぜ装置を
付した1リットル4ツ口フラスコに、化合物(B)10
9.0g、シリコーン化合物(S−3)333.7g、トル
エン90.0g及び酢酸カリウム0.30gを投入した。
窒素雰囲気下で70℃まで昇温し、かき混ぜながら系に
塩化白金酸イソプロピルアルコール溶液(白金換算20
ppm)を投入し、80℃で8時間反応を行った。反応終
了後、酸吸着剤[キョーワード300、協和化学工業
(株)製]20gを加えて1時間撹拌し、吸着剤をろ別し
たのち、引き続き減圧条件下で揮発分を留去することに
より化合物(BS−3)398.7gを得た(収率90
%)。得られた化合物の分析値は、水酸基2.5mgKOH/
g、不飽和度0.02meq/gであった。さらに、反応液
300gにメタノール100g、1重量%の希塩酸50
gを加え、75〜85℃で3時間加水分解したのち、炭
酸ナトリウム水溶液を加えて中和し、窒素を吹き込みな
がら脱水後、トルエン20gを投入し、ろ過を行った。
引き続き減圧条件下で揮発分を留去することにより淡黄
色液状の変性シリコーン化合物(CS−3)198.1g
を得た(収率66%)。得られた化合物の分析値は、水
酸基価157mgKOH/g、不飽和度0.01meq/gであ
った。 実施例26(経路4による変性シリコーン化合物の合成
−トリグリセリン誘導体変性シリコーン化合物のエチキ
レンオキシド付加物の合成) 温度計、窒素ガス吹き込み管、かき混ぜ装置を付した1
リットル容量のステンレス製耐圧反応容器に、製造例8
で製造したトリグリセリン誘導体変性シリコーン化合物
(CS−3)143g及び三フッ化ホウ素ジエチルエーテ
ル0.6gをはかり取り、反応系内を窒素ガスで置換し
た。昇温して55〜65℃に保持し、エチレンオキシド
156g(4.0モル)を滴下して反応した。滴下終了
後、55〜65℃でさらに2時間反応を続けた。その
後、反応液を5重量%炭酸ナトリウム水溶液で中和し、
減圧下、窒素を吹き込みながら未反応の残存エチレンオ
キシドを留去した。その後、脱水、ろ過して淡黄色液状
の変性シリコーン化合物(26−4CS)を124.3g
得た(収率82%)。得られた化合物の分析値は、水酸
基価79.0mgKOH/g、不飽和度0.00meq/gであっ
た。GPC分析より、重量平均分子量は2,850であ
った。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3468cm-1 −OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 1027cm-1 Si−O−Si これらの結果より、化合物(26−4CS)の構造は、式
[26−4CS]であると推定した。
【化110】
【0044】実施例27〜33に使用したポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物の構造式及び物
性を第7表に、シリコーン化合物の構造式及び物性を第
8表に示す。
【0045】
【表11】
【0046】
【表12】
【0047】
【表13】
【0048】
【表14】
【0049】
【表15】
【0050】実施例27 撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗及び窒素導入管を
取り付けた1リットル4ツ口フラスコに、ポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物(14−C2)3
03.0g(0.1モル)、シリリジン基含有シリコーン
化合物(S−7)111.2g(0.1モル)、トルエン2
07.1g及び酢酸カリウム0.25gを仕込み、窒素雰
囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜながら70℃に
保持した系に、最終的に系内の触媒濃度が10ppmとな
るように塩化白金酸の2−プロパノール溶液を1時間か
けて滴下した。滴下終了後、80℃で5時間反応を行っ
た。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、協和
化学工業(株)製]15gを加えて窒素ガスを吹き込みな
がらトルエンなどを減圧留去し、続いて吸着剤、酢酸カ
リウムをろ別することにより変性シリコーン化合物(2
7−1C2S)384.0gを得た(収率93%)。得ら
れた化合物の水酸基価は55.7mgKOH/g、不飽和度は
0.00meq/g、重量平均分子量は4,090であっ
た。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3428cm-1 OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1023cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、化合物(27−1C
2S)の構造は、式[27−1C2S]であると推定し
た。
【化111】 実施例28 撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗、及び窒素導入管
を取り付けた500ミリリットル4ツ口フラスコに、ポ
リオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物(1
7−C2)125.0g(0.1モル)、シリリジン基含
有シリコーン化合物(S−5)81.0g(0.005モ
ル)、トルエン206.0g及び酢酸カリウム0.30g
を仕込み、窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混
ぜながら70℃に保持した系に、最終的に系内の触媒濃
度が20ppmとなるように塩化白金酸の2−プロパノー
ル溶液を1時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃で
8時間反応を行った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワ
ード300、協和化学工業(株)製]15gを加えて窒素
ガスを吹き込みながらトルエンなどを減圧留去し、続い
て吸着剤、酢酸カリウムをろ別することにより変性シリ
コーン化合物(28−1C2S)182.5gを得た(収
率89%)。得られた化合物の水酸基価は112mgKOH
/g、不飽和度は0.00meq/g、重量平均分子量は3
9,550であった。また、赤外吸収スペクトル分析を
行った。 IR分析:3440cm-1 OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1027cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、変性シリコーン化合
物(28−1C2S)の構造は、式[28−1C2S]で
あると推定した。
【化112】 実施例29 撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗及び窒素導入管を
取り付けた2リットル4ツ口フラスコに、ポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物(12−C2)4
12.4g(0.4モル)、シリリジン基含有シリコーン
化合物(S−6)25.7g(0.01モル)、トルエン4
38.1g及び酢酸カリウム0.70gを仕込み、窒素雰
囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜながら70℃に
保持した系に、最終的に系内の触媒濃度が20ppmとな
るように塩化白金酸の2−プロパノール溶液を1時間か
けて滴下した。滴下終了後、80℃で12時間反応を行
った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、協
和化学工業(株)製]30gを加えて窒素ガスを吹き込み
ながらトルエンなどを減圧留去し、続いて吸着剤、酢酸
カリウムをろ別することにより変性シリコーン化合物
(29−1C2S)385.4gを得た(収率88%)。
得られた化合物の水酸基価は205mgKOH/g、不飽和
度は0.01meq/g、重量平均分子量は42,130で
あった。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3409cm-1 OH 1265cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1028cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、化合物(29−1C
2S)の構造は、式[29−1C2S]であると推定し
た。
【化113】 実施例30 撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗及び窒素導入管を
取り付けた500ミリリットル4ツ口フラスコに、ポリ
オキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物(11
−C2)263.2g(0.2モル)、シリリジン基含有
シリコーン化合物(S−1)44.5g(0.2モル)、ト
ルエン76.9g及び酢酸カリウム0.15gを仕込み、
窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜながら7
0℃に保持した系に、最終的に系内の触媒濃度が10pp
mとなるように塩化白金酸の2−プロパノール溶液を1
時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃で5時間反応
を行った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード30
0、協和化学工業(株)製]15gを加えて窒素ガスを吹
き込みながらトルエンなどを減圧留去し、続いて吸着
剤、酢酸カリウムをろ別することにより変性シリコーン
化合物(30−1C2S)291.7gを得た(収率95
%)。得られた化合物の水酸基価は148mgKOH/g、
不飽和度は0.00meq/g、重量平均分子量は1,52
0であった。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3418cm-1 OH 1263cm-1、803cm-1 Si−(CH3)2 1097cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1029cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、化合物(30−1C
2S)の構造は、式[30−1C2S]であると推定し
た。
【化114】 実施例31 撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗及び窒素導入管を
取り付けた1リットル4ツ口フラスコに、ポリオキシア
ルキレントリグリセリルエーテル化合物(13−C2)2
00.0g(0.1モル)、シリリジン基含有シリコーン
化合物式(S−5)81.0g(0.005モル)、トルエ
ン281.0g及び酢酸カリウム0.50gを仕込み、窒
素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜながら70
℃に保持した系に、最終的に系内の触媒濃度が20ppm
となるように塩化白金酸の2−プロパノール溶液を1時
間かけて滴下した。滴下終了後、80℃で8時間反応を
行った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード300、
協和化学工業(株)製]20gを加えて窒素ガスを吹き込
みながらトルエンなどを減圧留去し、続いて吸着剤、酢
酸カリウムをろ別することにより変性シリコーン化合物
(31−1C2S)240.5gを得た(収率86%)。
得られた化合物の水酸基価は79.9mgKOH/g、不飽和
度は0.00meq/g、重量平均分子量は53,430で
あった。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3386cm-1 OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1027cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、化合物(31−1C
2S)の構造は、式[31−1C2S]であると推定し
た。
【化115】 実施例32 撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗及び窒素導入管を
取り付けた300ミリリットル4ツ口フラスコに、ポリ
オキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物(12
−E2)81.3g(0.1モル)、シリリジン基含有シ
リコーン化合物(S−7)111.2g(0.1モル)、ト
ルエン47.8g及び酢酸カリウム0.20gを仕込み、
窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜながら7
0℃に保持した系に、最終的に系内の触媒濃度が20pp
mとなるように塩化白金酸の2−プロパノール溶液を1
時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃で8時間反応
を行った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード30
0、協和化学工業(株)製]15gを加えて窒素ガスを吹
き込みながらトルエンなどを減圧留去し、続いて吸着
剤、酢酸カリウムをろ別することにより変性シリコーン
化合物(32−1C2S)178.2gを得た(収率93
%)。得られた化合物の水酸基価は118mgKOH/g、
不飽和度は0.02meq/g、重量平均分子量は1,90
0であった。また、赤外吸収スペクトル分析を行った。 IR分析:3424cm-1 OH 1263cm-1、801cm-1 Si−(CH3)2 1091cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1026cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、化合物(32−1C
2S)の構造は、式[32−1C2S]であると推定し
た。
【化116】 実施例33 撹拌装置、温度計及び窒素導入管を取り付けた10リッ
トル容量のオートクレーブに、ジイソプロピリデントリ
グリセリン[化合物(A)]1601.9g(5.0モル)と
水酸化カリウム11.7gを仕込み、系内を窒素ガスで
置換した。昇温して85〜95℃に保持し、エチレンオ
キシド2,312.6g(52.5モル)を滴下して反応
した。滴下終了後、85〜95℃でさらに2時間熟成し
た。熟成終了後、窒素ガスを吹き込みながら未反応の残
存エチレンオキシドを減圧留去した。そして、系を20
℃まで冷却した。系に水酸化カリウム1,122.2g
(20.0モル)を追加し、75〜85℃に昇温した。
ボンベに予め計量した塩化アリル574.0g(7.5モ
ル)を滴下して反応した。滴下終了後115〜125℃
に昇温して4時間熟成した。熟成後、75〜85℃に冷
却し、減圧下、窒素をガス吹き込みながら、過剰の塩化
アリルを留去した。さらに反応液に水3,930gを加
えて水洗し、静置分離して反応により生成した塩及び過
剰のアルカリを除去した。塩基吸着剤[キョーワード7
00、協和化学工業(株)製]180gを加えて窒素ガス
を吹き込みながら減圧脱水し、続いて吸着剤をろ別する
ことによりポリエーテル化合物(11−B)3,520.2
gを得た(収率86%)。得られた化合物の水酸基価は
0.1mgKOH/g、不飽和度は1.24meq/g、であっ
た。出発原料、反応条件、分析値より、化合物(11−
B)の構造は、第7表に示す式[11−B]であると推
定した。撹拌装置、温度計、冷却管、滴下漏斗及び窒素
導入管を取り付けた3リットル4ツ口フラスコに、ポリ
オキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物(11
−B)1,610.7g(2.0モル)、シリリジン基含有
シリコーン化合物(S−1)445.0g(2.0モル)、
トルエン513.9g及び酢酸カリウム1.0gを仕込
み、窒素雰囲気下で70℃まで昇温した。かき混ぜなが
ら70℃に保持した系に、最終的に系内の触媒濃度が1
0ppmとなるように塩化白金酸の2−プロパノール溶液
を1時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃で5時間
反応を行った。反応終了後、酸吸着剤[キョーワード3
00、協和化学工業(株)製]75gを加えて窒素ガスを
吹き込みながらトルエンなどを減圧留去し、続いて吸着
剤、酢酸カリウムをろ別することにより変性シリコーン
化合物(11−BS−1)1,953.9gを得た(収率9
5%)。得られた化合物の水酸基価は0.2mgKOH/g、
不飽和度は0.00meq/g、であった。出発原料、反応
条件、分析値より、化合物(11−BS−1)の構造は、
式[11−BS−1]であると推定した。
【化117】 撹拌装置、温度計、冷却管及び窒素導入管を取り付けた
2リットル4ツ口フラスコに化合物(11−BS−1)
1,026.4g(1.0モル)と1重量%の希塩酸34
2.1gを仕込み、強く撹拌しつつ75〜85℃で4時
間加水分解した。炭酸ナトリウム水溶液で系のpHを7.
0に調製し、窒素ガスを吹き込みながら減圧脱水し、続
いて析出した塩をろ別することにより変性シリコーン化
合物(33−3C1S)868.3gを得た(収率92
%)。得られた化合物の水酸基価は237mgKOH/g、
不飽和度は0.00meq/g、であった。出発原料、反応
条件、分析値より、化合物(33−3C1S)の構造は、
式[33−3C1S]であると推定した。
【化118】 撹拌装置、温度計及び窒素導入管を取り付けた1リット
ル容量のオートクレーブに化合物(33−3C1S)37
8.5g(0.4モル)と三フッ化ホウ素ジエチルエー
テル3.1gを仕込み、系内を窒素ガスで置換した。昇
温して55〜65℃に保持し、プロピレンオキシド24
3.9g(4.2モル)を滴下して反応した。滴下終了
後、55〜65℃でさらに2時間熟成した。熟成終了
後、炭酸ナトリウム水溶液で系のpHを7.0に調製し、
窒素ガスを吹き込みながら未反応の残存プロピレンオキ
シド、水などを減圧留去した。その後、ろ過することに
より変性シリコーン化合物(33−3C2S)556.4
gを得た(収率89%)。得られた化合物の水酸基価は
148mgKOH/g、不飽和度は0.00meq/g、重量平
均分子量は1,510であった。また、赤外吸収スペク
トル分析を行った。 IR分析:3416cm-1 OH 1263cm-1、803cm-1 Si−(CH3)2 1097cm-1 C−O−C 及び Si−O−Si 1029cm-1 Si−O−Si 出発原料、反応条件、分析値より、化合物(33−3C
2S)の構造は、式[33−3C2S]であると推定し
た。
【化119】 実施例34 100mlの共栓付きメスシリンダーに、実施例2におい
て合成した本発明の化合物(2−C)、実施例5において
合成した本発明の化合物(5−C)、実施例11において
合成した本発明の化合物(11−C2)、実施例17にお
いて合成した本発明の化合物(17−C2)、実施例18
において合成した本発明の化合物(18−E2)の5種類
のサンプル、比較例1[化合物(C)]のサンプル又は比
較例2[化合物(G)]のサンプルを5gと、流動パラフ
ィン45gをはかり取り、2分間よく振り混ぜたのち、
室温で24時間静置して混合状態を目視で観察した。ま
た、JIS K 2283(1969)にしたがって、2
5℃における動粘度を測定した。なお、比較例に使用し
た化合物の構造式を次ぎに示す。 比較例1 式[C]で表されるトリグリセリルモノアリルエーテ
ル。
【化120】 比較例2 式[G]で表されるグリセリンモノアリルエーテルのグ
リシドール2モル付加物。
【化121】 結果を第9表及び第10表に示す。
【0051】
【表16】
【0052】
【表17】
【0053】第9表及び第10表の結果から、本発明の
ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物は
流動パラフィンと均一に混合し、24時間経過後も安定
であるが、トリグリセリルモノアリルエーテルは、流動
パラフィンと均一に混合せず、振り混ぜ直後からすでに
分離することが分かる。第9表及び第10表の結果か
ら、本発明のポリオキシアルキレントリグリセリルエー
テル化合物は流動パラフィンと均一に混合し、24時間
経過後も安定であり、且つ混合物は低粘度であるが、ト
リグリセリンモノアリルエーテル及びグリセリンモノア
リルエーテルのグリシドール2モル付加物は、流動パラ
フィンと均一に混合せず、振り混ぜ直後からすでに分離
し、かつ混合物は高粘度であることが分かる。 実施例35 実施例19、実施例20、実施例25、実施例30及び
実施例32において合成した本発明の変性シリコーン化
合物(19−1CS)、(20−1CS)、(25−3C
S)、(30−1C2S)及び(32−1C2S)、ポリオ
キシアルキレン鎖を有しない変性シリコーン化合物であ
る化合物(CS−1)及び(CS−3)について流動性を調
べた。50mlスクリュー管にサンプル20gを投入し、
25℃において充分静置し、液面が水平になったことを
確認後、スクリュー管を傾けることにより室温での流動
性の有無を観察した。結果を第11表に示す。
【0054】
【表18】
【0055】第11表の結果から、トリグリセリルエー
テル基を有するがポリオキシアルキレン鎖を有しない比
較例の変性シリコーン化合物は、非常に粘稠か又は全く
流動性を示さないのに対して、本発明のポリオキシアル
キレン鎖を有するトリグリセリルエーテル変性シリコー
ン化合物は、良好な流動性を有する取り扱いの容易な変
性シリコーン化合物であることが分かる。
【0056】
【発明の効果】本発明のポリオキシアルキレントリグリ
セリルエーテル化合物は、末端に二重結合をもつアルケ
ニル基を分子中に1個のみ有し、かつポリオキシアルキ
レン鎖を有する新規なポリグリセリン誘導体であり、付
加させるアルキレンオキシドの種類及び付加モル数を変
えることにより、低分子量から高分子量の化合物、親水
性と親油性のバランスの調整など、幅広い化合物を製造
することができる。またアルケニル基を有するために、
シリコーン変性用の反応中間体として有用である。本発
明の変性シリコーン化合物は、上記のポリオキシアルキ
レントリグリセリルエーテル化合物のアルケニル基と、
シリコーン化合物のシリリジン基の付加反応により得ら
れる化合物であり、低粘度で取り扱い性に優れ、ポリオ
キシアルキレントリグリセリルエーテル化合物及びシリ
コーン化合物の選択により、幅広い性能を有する界面活
性剤とすることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 65/32 NQH C08G 65/32 NQH 77/38 NUF 77/38 NUF 77/46 NUL 77/46 NUL

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式[1] 【化1】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
    シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
    上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
    100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
    2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
    重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R
    1,R2,R3及びR4は水素、炭素数2〜24のアシル基
    又は炭素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若しく
    は酸素に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖に結合
    する環状エーテル基で、それらはたがいに同一でも異な
    っていてもよい。)で表されるポリオキシアルキレント
    リグリセリルエーテル化合物。
  2. 【請求項2】一般式[1]におけるA2Oが炭素数2〜
    4のオキシアルキレン基であり、かつその付加モル数
    a,b,c及びdが1〜50である請求項1記載のポリ
    オキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物。
  3. 【請求項3】一般式[1]におけるR1,R2,R3及び
    4が水素である請求項1又は請求項2記載のポリオキ
    シアルキレントリグリセリルエーテル化合物。
  4. 【請求項4】一般式[1]におけるZが、CH2=CH
    CH2−、CH2=C(CH3)CH2−、CH2=CHC(C
    3)2−、CH2=C(CH3)C(CH3)2−、CH2=CH
    C(CH3)2CH2−及びCH2=C(CH3)C(CH3)2
    2−から選ばれた基である請求項1、請求項2又は請
    求項3記載のいずれかのポリオキシアルキレントリグリ
    セリルエーテル化合物。
  5. 【請求項5】式[2] 【化2】 で表されるトリグリセリンに、一般式[3] RCOR' …[3] (ただし、式中、R及びR'はアルキル基で、それらは
    たがいに同一でも異なっていてもよい。)で表されるケ
    トン化合物を反応させて、一般式[4] 【化3】 (ただし、式中、R及びR'はアルキル基で、それらは
    たがいに同一でも異なっていてもよい。)で表される化
    合物を得、所望により1種又は2種以上の炭素数2〜8
    のアルキレンオキシドを付加して、一般式[5] 【化4】 (ただし、式中、A1Oは炭素数2〜8のオキシアルキ
    レン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合
    はブロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオ
    キシアルキレン基の付加モル数で0〜100であり、R
    及びR'はアルキル基で、それらはたがいに同一でも異
    なっていてもよい。)で表される化合物を得、一般式
    [6] Z−X …[6] (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
    〜10の炭化水素基であり、Xはハロゲン原子であ
    る。)で表されるアルケニルハライドを反応し、一般式
    [7] 【化5】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
    〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
    キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
    以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
    であり、R及びR'はアルキル基で、それらはたがいに
    同一でも異なっていてもよい。)で表される化合物を
    得、次いで酸を作用させて一般式[8] 【化6】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
    〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
    キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
    以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
    である。)で表される化合物を得、さらに1種又は2種
    以上の炭素数2〜8のアルキレンオキシドを付加させた
    のち、所望により末端水酸基をエステル化又はアセター
    ル化することを特徴とする一般式[1] 【化7】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
    シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
    上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
    100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
    2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
    重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R
    1,R2,R3及びR4は水素、炭素数2〜24のアシル基
    又は炭素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若しく
    は酸素に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖に結合
    する環状エーテル基で、それらはたがいに同一でも異な
    っていてもよい。)で表されるポリオキシアルキレント
    リグリセリルエーテル化合物の製造方法。
  6. 【請求項6】一般式[3]で表されるケトン化合物が、
    アセトン又はメチルエチルケトンである請求項5記載の
    ポリオキシアルキレントリグリセリルエーテル化合物の
    製造方法。
  7. 【請求項7】一般式[9] 【化8】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
    式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
    ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
    xとyの合計は0〜800である。) 【化9】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
    り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
    基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
    ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
    アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
    a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
    ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
    ン化合物。
  8. 【請求項8】一般式[11] 【化10】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素原
    子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及
    びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜8
    00である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
    [12] 【化11】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
    シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
    上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
    100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
    2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
    重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基である。)
    で表されるポリオキシアルキレントリグリセリルエーテ
    ル化合物とを反応することを特徴とする一般式[9] 【化12】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
    式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
    ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
    xとyの合計は0〜800である。) 【化13】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
    り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
    基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
    ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
    アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
    a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
    ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
    ン化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】一般式[11] 【化14】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素原
    子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及
    びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜8
    00である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
    [13] 【化15】 (ただし、式中、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキ
    シアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種以
    上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基A1Oの付加モル数で0〜
    100であり、a,b,c及びdはオキシアルキレン基
    2Oの付加モル数で1〜100であり、Zは末端に二
    重結合を有する炭素数3〜10の炭化水素基であり、R
    12,R13,R14及びR15は、炭素数2〜24のアシル基
    又は炭素数3〜10の1−アルコキシアルキル基若しく
    は酸素に隣接する炭素がポリオキシアルキレン鎖に結合
    する環状エーテル基で、それらはたがいに同一でも異な
    っていてもよい。)で表されるポリオキシアルキレント
    リグリセリルエーテル化合物とを反応したのち、R12
    13,R14及びR15を脱離して水素原子とすることを特
    徴とする一般式[9] 【化16】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
    式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
    ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
    xとyの合計は0〜800である。) 【化17】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
    り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
    基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
    ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
    アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
    a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
    ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
    ン化合物の製造方法。
  10. 【請求項10】一般式[11] 【化18】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素原
    子で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及
    びyは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜8
    00である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
    [8] 【化19】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
    〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
    キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
    以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
    である。)で表される化合物とを反応させて得られるシ
    リコーン化合物に、1種又は2種以上の炭素数2〜8の
    アルキレンオキシドを付加させることを特徴とする一般
    式[9] 【化20】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
    式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
    ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
    xとyの合計は0〜800である。) 【化21】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
    り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
    基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
    ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
    アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
    a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
    ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
    ン化合物の製造方法。
  11. 【請求項11】一般式[11] 【化22】 (ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R9,R10及びR11のうち少なくとも1つは水素
    で、それ以外はメチル基又はフェニル基であり、x及び
    yは繰り返し単位の数であり、xとyの合計は0〜80
    0である。)で表されるシリコーン化合物と、一般式
    [7] 【化23】 (ただし、式中、Zは末端に二重結合を有する炭素数3
    〜10の炭化水素基であり、A1Oは炭素数2〜8のオ
    キシアルキレン基で、1種でも2種以上でもよく、2種
    以上の場合はブロック状付加でもランダム状付加でもよ
    く、nはオキシアルキレン基の付加モル数で0〜100
    であり、R及びR'はアルキル基で、それらはたがいに
    同一でも異なっていてもよい。)で表される化合物とを
    反応させたのち、アセタール基を加水分解することによ
    り得られるシリコーン化合物に、1種又は2種以上の炭
    素数2〜8のアルキレンオキサイドを付加することを特
    徴とする一般式[9] 【化24】 [(ただし、式中、R5はメチル基又はフェニル基であ
    り、R6,R7及びR8のうち少なくとも1つは下記一般
    式[10]で表される基で、それ以外はメチル基又はフ
    ェニル基であり、x及びyは繰り返し単位の数であり、
    xとyの合計は0〜800である。) 【化25】 (ただし、式中、Yは炭素数3〜10の炭化水素基であ
    り、A1O及びA2Oは炭素数2〜8のオキシアルキレン
    基で、1種でも2種以上でもよく、2種以上の場合はブ
    ロック状付加でもランダム状付加でもよく、nはオキシ
    アルキレン基A1Oの付加モル数で0〜100であり、
    a,b,c及びdはオキシアルキレン基A2Oの付加モ
    ル数で1〜100である。)]で表される変性シリコー
    ン化合物の製造方法。
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