JPH09302200A - 注形用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

注形用エポキシ樹脂組成物

Info

Publication number
JPH09302200A
JPH09302200A JP14830596A JP14830596A JPH09302200A JP H09302200 A JPH09302200 A JP H09302200A JP 14830596 A JP14830596 A JP 14830596A JP 14830596 A JP14830596 A JP 14830596A JP H09302200 A JPH09302200 A JP H09302200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
parts
resin composition
casting
flame retardant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14830596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshizo Watanabe
好造 渡辺
Tomoaki Shibata
知明 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Corp
Priority to JP14830596A priority Critical patent/JPH09302200A/ja
Publication of JPH09302200A publication Critical patent/JPH09302200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハロゲン化合物とアンチモン化合物を全く使
用しない、ノンハロゲン及びノンアンチモンであって電
気的特性および難燃性に優れる注形用エポキシ樹脂組成
物を提供する。 【解決手段】 (A)エポキシ樹脂、(B)(a)平均
粒径 1〜30μmの水酸化アルミニウムと、(b)平均粒
径 1〜30μmの水酸化マグネシウムとからなる複合難燃
剤、(C)硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水フタル
酸および(D)硬化促進剤を必須成分とし、前記(B)
の複合難燃剤を(A)エポキシ樹脂 100重量部に対して
100〜200 重量部の割合で配合してなることを特徴とす
る注形用エポキシ樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンハロゲンかつ
ノンアンチモンであって、電気特性、難燃性に優れ、電
子機器の高圧コイル等の絶縁処理に好適な注形用エポキ
シ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、注形用樹脂組成物は、自動車
やテレビの電子部品として高圧トランス等の絶縁処理に
使用されている。そして電子機器用トランス類のうち、
テレビ用フライバックトランスは、比較的高周波、かつ
高電圧のトランスとして使用され、実用時における諸特
性の安定性及び難燃性が要求される。特に最近では、信
頼性の向上とともに環境面における安全性の点から、ハ
ロゲン化合物やアンチモン化合物を使用しない注形用樹
脂組成物が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に樹脂に難燃性を
付与する方法としては、ハロゲン化合物、アンチモン化
合物及び水酸化アルミニウムの組合わせ、或いは赤燐及
び水酸化アルミニウムの組合わせが最も有力である。し
かし、いずれの組合せも将来の環境問題を考慮すると問
題であって、好ましからざるハロゲン化合物、アンチモ
ン化合物、赤燐を使用せずに難燃性を付与するには、多
量の水酸化アルミニウムを添加しなければならず、ま
た、その特性も満足するものが得られなかった。
【0004】本発明の目的は、上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、ハロゲン化合物とアンチモン化合物を全く
使用しない、いわゆるノンハロゲン及びノンアンチモン
であって、電気的特性および難燃性に優れた注形用エポ
キシ樹脂組成物を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成しようと鋭意研究を進めた結果、後述の樹脂組
成物を用いることによって、上記目的を達成できること
を見いだし、本発明を完成したものである。
【0006】即ち、本発明は、 (A)エポキシ樹脂、 (B)(a)平均粒径 1〜30μmの水酸化アルミニウム
と、(b)平均粒径 1〜30μmの水酸化マグネシウムと
からなる複合難燃剤、 (C)硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水フタル酸お
よび (D)硬化促進剤 を必須成分とし、前記(B)の複合難燃剤を(A)エポ
キシ樹脂 100重量部に対して 100〜200 重量部の割合で
配合してなることを特徴とする注形用エポキシ樹脂組成
物である。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】本発明に用いる(A)エポキシ樹脂として
は、1 分子中に 2個以上のエポキシ基を有する化合物で
あればよく、汎用エポキシ樹脂、固形エポキシ樹脂等を
含めて特に制限はなく、広く使用することができる。例
えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノー
ルF型エポキシ樹脂、ポリカルボン酸のグリシジルエス
テル、シクロヘキサン誘導体のエポキシ化によって得ら
れる脂環式エポキシ樹脂等が挙げられ、これらは単独ま
たは 2種以上混合して使用することができる。また、こ
れらの他に必要に応じて液状のモノエポキシ樹脂等を使
用することができる。
【0009】本発明に用いる(B)複合難燃剤としては
(a)平均粒径 1〜30μmの水酸化アルミニウムと
(b)平均粒径 1〜30μmの水酸化マグネシウムの混合
物が使用される。ここで用いる(a)水酸化アルミニウ
ムとしては、通常充填剤として使用されるもので平均粒
径 1〜30μmのものであれば特に制限はなく広く使用す
ることができる。この水酸化アルミニウムの平均粒径が
30μmを超えると沈降を起こすので好ましくない。具体
的な化合物としてハイジライトH42M、H31(昭和
電工社製、商品名)等が挙げられ、これらは単独または
2種以上混合して使用することができる。
【0010】また、複合難燃剤を構成する(b)水酸化
マグネシウムとしては、通常充填剤として使用されるも
ので平均粒径 1〜30μmのものであれば特に制限はなく
広く使用することができる。この水酸化マグネシウムの
平均粒径が30μmを超えると沈降を起こすので好ましく
ない。具体的な化合物としては例えば、200−06、
200−10(旭硝子社製、商品名)等が挙げられ、こ
れらは単独または混合して使用することができる。
【0011】複合難燃剤の(a)水酸化アルミニウムと
(b)水酸化マグネシウムは、任意の量の組合わせで使
用することができる。また、予め混合してある複合難燃
剤を配合してもよく、また、各々の難燃剤を配合しても
よい。複合難燃剤の配合割合は、エポキシ樹脂成分 100
重量部に対して 100〜200 重量部の割合で配合すること
が望ましい。この配合割合が 100重量部未満では難燃性
に効果なく、また、 200重量部を超えると組成物の粘度
が上昇し好ましくない。
【0012】本発明に用いる(C)硬化剤のメチルテト
ラヒドロ無水フタル酸としては、通常エポキシ樹脂の硬
化剤として使用されるものであればよく、特に制限され
るものではない。
【0013】本発明に用いる(D)硬化促進剤として
は、通常エポキシ樹脂の硬化促進剤として使用されるも
の、例えば2-メチルイミダゾール、2-メチル−4-メチル
イミダソール、1-シアノエチル−2-エチル−4-メチルイ
ミダゾール、ベンジルジメチルアミン等を用いることが
でき、特に制限されるものではない。
【0014】本発明の注形用エポキシ樹脂組成物は、上
述したエポキシ樹脂、複合難燃剤、硬化剤、硬化促進剤
を必須の成分とするが、本発明の目的に反しない範囲に
おいてその他の無機質充填剤、カップリング剤、消泡
剤、顔料その他の成分を添加配合することができる。無
機質充填剤としては、シリカ、タルク、炭酸カルシウム
等が挙げられ、これらは単独または 2種以上混合して使
用することができる。
【0015】本発明の注形用エポキシ樹脂組成物の製造
方法としては、上述した各成分すなわち、エポキシ樹
脂、複合難燃剤、硬化剤、硬化促進剤等を加えて、常法
により十分に攪拌混合して容易に注形用エポキシ樹脂組
成物を製造することができる。本発明の注形用エポキシ
樹脂組成物は、複合難燃剤として水酸化アルミニウムと
水酸化マグネシウムを複合して用いることによって、従
来のハロゲン化合物とアンチモン化合物を用いた難燃剤
と同レベルの難燃性と電気特性を付与させることができ
た。
【0016】
【発明の実施形態】次に本発明を実施例によって説明す
る。本発明はこれらの実施例によって限定されるもので
はない。以下の実施例および比較例において「部」とは
「重量部」を意味する。
【0017】比較例1 ビスフェノールAジグリシジルエーテル85部、クレジル
グリシジルエーテル15部、シリカ50部、水酸化アルミニ
ウムH42I(昭和電工社製、商品名)30部、水酸化マ
グネシウム200−06(旭硝子社製、商品名)100
部、消泡剤のTSA720(東芝シリコーン社製、商品
名) 0.1部、シランカップリング剤 0.5部を混合して、
次いで硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水フタル酸8
5.5部、硬化促進剤として1-シアノエチル−2-エチル−4
-メチルイミダゾール 1.5部を加えて注形用エポキシ樹
脂組成物を製造した。
【0018】実施例2 ビスフェノールAジグリシジルエーテル90部、クレジル
グリシジルエーテル10部、シリカ40部、水酸化アルミニ
ウムH31I(昭和電工社製、商品名)90部、水酸化マ
グネシウム200−06(旭硝子社製、商品名)40部、
消泡剤のTSA720(東芝シリコーン社製、商品名)
0.1部、シランカップリング剤 0.5を混合して、次いで
硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水フタル酸85.5部、
硬化促進剤としてベンジルジメチルアミン 1.5部を加え
て注形用エポキシ樹脂組成物を製造した。
【0019】比較例1 ビスフェノールA型ジグリシジルエーテル75部、ジブロ
モクレジルグリシジルエーテル25部、シリカ120 部、水
酸化アルミニウムH42I(昭和電工社製、商品名)20
部、水酸化アルミニウムH31I(昭和電工社製、商品
名)50部、三酸化アンチモン10部、消泡剤のTSA72
0(東芝リコーン社製、商品名) 0.1部、シランカップ
リング剤 0.5部を混合して、次いで硬化促進剤として1-
シアノエチル-2−エチル-4−メチルイミダゾール 1.5部
を加えて注形用エポキシ樹脂組成物を製造した。
【0020】比較例2 ビスフェノールAジグリシジルエーテル70部、モノエポ
キオサイド 5部、ジブロモクレジルグリシジルエーテル
25部、シリカ80部、水酸化アルミニウムH42I(昭和
電工社製、商品名)30部、水酸化アルミニウムH31I
(昭和電工社製、商品名)50部、三酸化アンチモン10
部、消泡剤TSA720(東芝シリコーン社製、商品
名) 0.1部、シランカップリング剤 0.5部を混合して、
次いで硬化促進剤としてベンジルジメチルアミン 1.5部
を加えて注形用エポキシ樹脂組成物を製造した。
【0021】実施例1〜2及び比較例1〜2によって製
造した注形用エポキシ樹脂組成物を用いて加熱硬化させ
た。これらの硬化物について難燃性、ガラス転移点、絶
縁破壊の強さ、機械的特性を試験したので、その結果を
表1に示した。本発明の効果を確認することができた。
【0022】
【表1】 *1 :実施例1,2及び比較例2における試験片の厚さは 6.4t、比較例1にお ける試験片の厚さは 1.6tである。 *2 :吸湿条件は121 ℃,2 atm飽和加湿状態で50h放置
【0023】
【発明の効果】以上の説明および表1から明らかなよう
に、本発明の注形用エポキシ樹脂組成物は、ハロゲン化
合物とアンチモン化合物を全く使用しない、いわゆるノ
ンハロゲン及びノンアンチモンであのながら電気的特性
および難燃性に優れたもので、環境問題にも対応した信
頼性の高いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)エポキシ樹脂、(B)(a)平均
    粒径 1〜30μmの水酸化アルミニウムと、(b)平均粒
    径 1〜30μmの水酸化マグネシウムとからなる複合難燃
    剤、(C)硬化剤としてメチルテトラヒドロ無水フタル
    酸および(D)硬化促進剤を必須成分とし、前記(B)
    の複合難燃剤を(A)エポキシ樹脂 100重量部に対して
    100〜200 重量部の割合で配合してなることを特徴とす
    る注形用エポキシ樹脂組成物。
JP14830596A 1996-05-17 1996-05-17 注形用エポキシ樹脂組成物 Pending JPH09302200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14830596A JPH09302200A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 注形用エポキシ樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14830596A JPH09302200A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 注形用エポキシ樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09302200A true JPH09302200A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15449822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14830596A Pending JPH09302200A (ja) 1996-05-17 1996-05-17 注形用エポキシ樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09302200A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241151A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Nitto Denko Corp 電子部品封止用樹脂組成物およびそれを用いた電子部品装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241151A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Nitto Denko Corp 電子部品封止用樹脂組成物およびそれを用いた電子部品装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4145369A (en) Flame-retardant epoxy resin compositions
JPH0959349A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JPH1060096A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JPH09302200A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JP4540997B2 (ja) 2液性注形用エポキシ樹脂組成物および電気・電子部品装置
JP3872038B2 (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物、その硬化方法及び電気・電子部品装置
JPH10168280A (ja) フィルムコンデンサ用難燃性エポキシ樹脂組成物及びそれを用いたフィルムコンデンサ
JP2604197B2 (ja) 液状エポキシ樹脂組成物
JPH0959351A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JP3647485B2 (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JPH10292090A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JPH1060229A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JPH08229959A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JPH08231829A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JPS6228166B2 (ja)
JPH11323092A (ja) 難燃性注型用エポキシ樹脂組成物
JP3393096B2 (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物及び電気部品装置
JPH0940752A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JPH039929B2 (ja)
JPH0959350A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JPH0940747A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物
JPH10310685A (ja) エポキシ注形用樹脂組成物
JPH0749506B2 (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JPH09255851A (ja) 難燃性エポキシ樹脂組成物
JPH11116777A (ja) 注形用エポキシ樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A02 Decision of refusal

Effective date: 20050308

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02