JPH09304293A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPH09304293A
JPH09304293A JP14791696A JP14791696A JPH09304293A JP H09304293 A JPH09304293 A JP H09304293A JP 14791696 A JP14791696 A JP 14791696A JP 14791696 A JP14791696 A JP 14791696A JP H09304293 A JPH09304293 A JP H09304293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検査物の鏡面領域と検査領域との境界を正
確に把握することにより、欠陥の誤検出を防止すること
が可能な検査装置を提供する。 【解決手段】 それぞれ平均反射率の異なる鏡面領域M
と検査領域Dとに亘ってライン状の検出域Lを設定し、
検出域Lからの反射光RをCCDセンサ8で受光する。
CCDセンサ8の出力信号w2に対し所定のゲートを有
するゲート信号を形成する。ゲート内における出力信号
w2のエッジを鏡面エッジGE、NEと判断する。ゲー
トは直前の検査で検出した鏡面エッジGE、NEを用い
て、その両側に±4画素分とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCDリニアイ
メージセンサ等を用いて、光ディスク等の傷、汚れ、異
物等の欠陥を光学的、電気的に検出する検査装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CCDセンサを用いて被検査物か
らの反射光を受光し、その出力信号をスレッショルド信
号と比較して、傷、汚れ、異物等の欠陥を検出する検査
装置が提供されている。この検査装置においては、上記
スレッショルド信号をCCDセンサの出力信号から形成
している。それは、CCDセンサの出力信号自体が欠陥
とは無関係に変動するため、この出力信号の変動と同様
な変動を伴うスレッショルドを用いる必要があるからで
ある。
【0003】ところが被検査物として例えばミニディス
ク(MD)等を対象とする場合、この被検査物上にはそ
れぞれ平均反射率の異なる鏡面領域と利用領域とが隣接
して形成されている。このうち上記検査装置によって欠
陥の検出が必要とされるのは利用領域であるが、何の対
策もない場合には、利用領域よりも反射率の高い鏡面領
域自体を、被検査物上の欠陥と誤認してしまうことがあ
る。
【0004】そこで上記検査装置では、利用領域、すな
わち検査領域と上記鏡面領域との間には反射率の不連続
性が存し、これに起因して出力信号中にエッジ(鏡面エ
ッジ)が発生することに着目し、検出した鏡面エッジを
用いて検査領域を識別することにより、欠陥の誤検出を
防止するようにしている。図2は、この発明による検査
装置における各部の信号を示すタイムチャートである
が、この図を用いて上記従来の検査装置における鏡面エ
ッジの検出について説明すると、同図(b)は、CCD
センサの出力信号を示している。そしてこの出力信号に
は、鏡面エッジGE、NEが存在している。一方、同図
(d)は、出力信号中から一方の鏡面エッジGEを検出
するための検出窓信号を示し、CCDセンサの128画
素分に対応する窓幅を有する検出窓が、被検査物の形状
等に応じて予め外部から設定された位置Sを右端として
形成されている。そしてこの検出窓内において上記出力
信号の立下りエッジを検知することにより、鏡面エッジ
GEを検出している。また他方の鏡面エッジNEについ
ても、同図(e)に示す検出窓信号を用いて同様に検出
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の検査装置に
おいて検出窓の窓幅を128画素分としたのは、例えば
スタンパの相違、ディスクの偏心、スピンドルの受け芯
のクリアランス等を考慮し、常に検出窓内にて鏡面エッ
ジを捉えられるようにするためである。ところがこのよ
うに比較的広い検出窓を用いているため、鏡面領域に傷
等の欠陥が存在する場合、これによって生じた出力信号
のエッジを検出窓内において捉え、これを鏡面エッジG
E、NEと誤認してしまうという問題があった。そして
このような誤認が生じると、出力信号のうち平均反射率
の異なる鏡面領域からの反射光によって生じた部分がス
レッショルド信号に影響を与え、これによってスレッシ
ョルドベルが変動して欠陥の誤検出を生じてしまうとい
う問題があった。
【0006】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、被検査物上の
鏡面領域と検査領域との境界を正確に把握することによ
り、欠陥の誤検出を防止することが可能な検査装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の検査装
置は、それぞれ平均反射率の異なる鏡面領域Mと検査領
域Dとが隣接して成り、両領域M、Dの境界Bが連続し
て形成された被検査物Aに対し、上記両領域M、Dに亘
ってライン状の検出域Lを設定し、この検出域Lからの
反射光Rをセンサ8で受光して、その出力信号の変化か
ら上記検出域Lにおける鏡面領域Mと検査領域Dとの境
界Bの位置を把握すると共に検査領域Dにおける異物等
の欠陥を検出し、さらに上記検出域Lを上記境界Bが連
続する方向へ逐次に移動させて被検査物A上を走査する
よう構成した検査装置において、移動前の検出域Lで把
握した上記境界Bの位置を用いて、移動後の検出域Lに
おいて上記境界Bが位置し得る範囲を推定するようにし
たことを特徴としている。
【0008】上記請求項1の検査装置では、鏡面領域M
と検査領域Dとの境界Bが連続して形成されているか
ら、直前の検査によって把握した境界Bの位置を用い
て、移動させた後の検出域Lにおける境界Bの位置を比
較的高精度で推定することができる。従って鏡面領域M
の欠陥等によって境界Bの位置を誤認するのを回避し、
欠陥の誤検出を防止することが可能となる。
【0009】また請求項2の検査装置は、図1に示すよ
うに、それぞれ平均反射率の異なる鏡面領域Mと検査領
域Dとが隣接して成り、両領域M、Dの境界Bが連続し
て形成された被検査物に対し、上記両領域M、Dに亘っ
てライン状の検出域Lを設定すると共に設定した検出域
Lを上記境界Bが連続する方向へ逐次に移動させる走査
手段41と、上記検出域Lからの反射光Rを受光するセ
ンサ8と、所定の検出窓を有する検出窓信号を発生させ
る窓信号発生手段42と、上記検出窓内に存するエッジ
信号から鏡面エッジGE、NEを検出する鏡面エッジ検
出手段43と、この鏡面エッジGE、NEを用いて鏡面
領域Mと検査領域Dとの境界Bの位置を把握すると共に
検査領域D内における異物等の欠陥を検出する欠陥検出
手段44とを備えて構成された検査装置において、上記
窓信号発生手段42は、検査開始直後には予め設定され
た位置に所定の第1の窓幅の検出窓を有する検出窓信号
を発生させる一方、上記鏡面エッジ検出手段43で鏡面
エッジGE、NEが検出されたときは、上記検出域Lを
移動させて行う次回の検査において、検出された鏡面エ
ッジGE、NEを用いて設定した位置に上記第1の窓幅
よりも狭い第2の窓幅の検出窓を有する検出窓信号を発
生させるようにしたことを特徴としている。
【0010】上記請求項2の検査装置では、鏡面領域M
と検査領域Dとの境界Bが連続して形成されているか
ら、第2の窓幅を比較的狭くしても検出窓内において鏡
面エッジGE、NEを正確に捉えることができる。従っ
て鏡面領域Mに存在する欠陥等によって生じる出力信号
のエッジを検出窓内から排除することができ、鏡面領域
Mと検査領域Dとの境界を正確に把握して、欠陥の誤検
出を防止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の検査装置の具体
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。
【0012】図3は、上記検査装置の全体の概略システ
ム構成図である。同図においてAは被検査物であるが、
この被検査物Aは、例えばミニディスク(MD)であっ
て、その内周側と外周側とに平均反射率の高い鏡面領域
Mが形成されている。そしてこれらの両鏡面領域Mの間
には利用領域、すなわち傷、異物等の欠陥を検出する必
要のある検査領域Dが、上記鏡面領域Mと隣接して形成
されている。またこの検査領域Dでは、その平均反射率
が上記鏡面領域Mの平均反射率よりも低いため、両領域
M、Dの境界Bでは反射率の不連続が生じている。さら
に被検査物である上記ミニディスクAは、例えばステッ
プモータから成るモータ1によって回転駆動され、そし
てこのモータ1は、モータ駆動部2によって回転制御さ
れるようになっている。
【0013】この検査装置は、上記ミニディスクAの表
面に光を当ててその反射光からディスク表面の傷、汚
れ、異物、ピンホール等の欠陥を光学的、電気的に検出
するものであるが、その光源としてランプ3を用いてい
る。そしてこのランプ3からの光を投光用光学系4を介
して反射ミラー5により全反射し、ミニディスクAの表
面に投光している。そしてミニディスクAの表面からの
反射光Rは反射ミラー6で全反射し、受光用光学系7を
介してCCDセンサ8で受光される。ここで上記ランプ
3としては、例えばタングステンハロゲンランプが用い
られ、光学系4、7には、例えばコンデンサレンズ系や
コリメータレンズ系が用いられる。またCCDセンサ8
には、高速駆動タイプのCCDラインセンサを用いてい
る。そしてこのようにCCDラインセンサを用いている
ので、CCDセンサ8では、光ディスクAの表面に形成
されたライン状の検出域Lからの反射光Rを受光するこ
とになる。また上記検出域Lは、光ディスクAの径方向
に沿って、その内周端から外周端にまで鏡面領域Mと検
査領域Dとの両方に亘って設定されている。そしてモー
タ1によって微小角度ずつ光ディスクAを回転させるこ
とにより、上記検出域Lを周方向に逐次に移動させて、
光ディスクAの検査領域Dをもれなく検査するようにな
っている。このように上記モータ1及びモータ駆動部2
により、図1に示す走査手段41を構成している。
【0014】次に、制御部31によって構成される欠陥
検出手段44の機能について説明する。上記CCDセン
サ8の出力信号w1はCCDドライバ9により信号増幅
されて、次段のA/Dコンバータ10及びローパスフィ
ルタ(LPF)の機能を含むスレッショルド発生回路1
3に入力されている。CCDドライバ9の出力信号w2
は、異物やピンホール等を検出した場合には、基準レベ
ルに対して信号が上下に変動する。この上下に変動する
信号を検出するのにスレッショルドレベルを用いて検出
するが、検出信号自体が変動するため、上記スレッショ
ルドレベルを絶対的な一定値とした場合、誤検出するお
それがある。そこで上記スレッショルドレベルもCCD
センサ8からの検出信号の変動に応じて変動させるよう
にしている。そしてこのように変動するスレッショルド
レベルを生成するのに、スレッショルド発生回路13に
含まれるローパスフィルタを用いている。つまりCCD
センサ8の出力は、ピンホールや異物を検出した場合に
は上下に突出するパルス状の信号を含むので、この急峻
な変動を抑えるためにローパスフィルタを用いて滑らか
に変化するスレッショルドレベルを生成しているのであ
る。
【0015】一方、スレッショルドレベルを生成すべく
ローパスフィルタを用いることにより、スレッショルド
レベルが時間的に遅れることになる。従ってCCDセン
サ8からの出力信号と、この出力信号と比較するスレッ
ショルドレベルとが対応できなくなる。そこでA/Dコ
ンバータ10の次段に遅延回路(デジタル・ディレイ・
ライン)を設けて、CCDセンサ8の出力信号とスレッ
ショルドレベルとの時間遅れをなくして、両者を正確に
対応させている。また上記遅延回路11の出力のデジタ
ル信号をD/Aコンバータ12にてアナログ信号に変換
し、D/Aコンバータ12の出力信号w3とスレッショ
ルド発生回路13からの信号w5を信号処理回路14に
送っている。なお上記各回路10〜14で制御部31を
構成している。
【0016】マイクロコンピュータ等で構成される信号
処理回路14は図4に示すような構成となっており、上
記スレッショルドレベルを所定の値のレベルに設定する
レベル設定部15と、レベル設定部15により設定され
たスレッショルドレベルとD/Aコンバータ12の出力
信号w3とを比較するコンパレータ16、17と、これ
らコンパレータ16、17の出力を得てミニディスクA
の傷、ピンホール、異物等に対応した2値化パルスを発
生させると共に、CCDドライバ9の出力信号w2を入
力し、これに対するサンプリング区間パルスw4を発生
させる判定部20と、判定部20の判定結果や傷やピン
ホール等の位置等を記憶しておくメモリ21と、パソコ
ン23との間のデータの入出力を行う入出力インターフ
ェイスI/O22等で構成されている。上記判定部20
の判定結果の2値化パルス列データはメモリ21に格納
されると共に、逐次パソコン23で読み出しながらデー
タの演算処理を行い、カラーCRT24により上記判定
結果とほぼ同時に欠陥部位のマッピング表示を行って欠
陥のイメージを瞬時に知ることができるようにしてい
る。またプリンタ26により上記判定結果等を出力可能
なようにしている。25はキーボードである。なお図3
のは、図4のと対応している。
【0017】次に図3、図4及び図5に基づいて傷、ピ
ンホール、異物等の欠陥を検出する2値化パルスを発生
する信号処理の原理について説明する。まず光学系にて
CCDセンサ8上に像が結ばれると、CCDドライバ9
内の処理によりビデオデータが出力される。このビデオ
データを基に制御部31にてリアルタイムで信号処理を
行い、パソコン23で処理可能なデータを形成してい
る。そこで以下に、ビデオデータを取り込んでから2値
化パルス(傷2値化パルス)発生までの原理を説明す
る。これは、図1に示す欠陥検出手段44の機能に相当
するものである。なお具体的な例として、上述の通り被
検査物Aとしてミニディスク(MD)を検査対象とした
場合について説明する。
【0018】図5(a)のSHパルス信号(源信号)
は、CCDセンサ8の1ライン分のスキャンタイミング
を示す信号であり、制御部31の入力端での波形であ
る。また図5(b)に示すSHパルス(補正後)は、各
種の2値化パルス(傷2値化パルス)を取り出す過程で
いろいろな波形処理を行う際に、処理するたびにどうし
ても波形が遅延するため、最も遅延する遅延時間T1相
当分をシフトレジスタにて遅延させ、2値化パルス位置
との関係を補正したSHパルスである。そして図5
(c)はCCDドライバ9より出力されるビデオ生波形
w2を示し、同図(a)と同様に制御部31の入力端で
の波形である。またこのビデオ生波形w2のうち上記S
Hパルス(源信号)間におけるものが、1回のスキャン
で上記ライン状の検出域Lのひとつから得られた波形で
ある。
【0019】図5(d)はサンプリング区間パルスw4
を示している。これは、ビデオ波形のバックグラウンド
レベルに追従させるために図5(c)のビデオ生波形w
2をサンプリングするときの、その区間を決めるパルス
である。またこれは上記ビデオ生波形w2に基づいて判
定部20によって形成されるものであるが、詳細につい
ては後述する。さらに図5(e)はサンプリングビデオ
波形w5を示し、各種のスレッショルド波形を生成する
上で基本となる波形である。図5(d)に示すサンプリ
ング区間パルスw4の出ていない区間は、ホールドレベ
ル区間として前回のスキャンのサンプリングテイル位置
でサンプリングしたレベルが次のスキャンのサンプリン
グヘッド位置までホールドされるようになっているが、
これは上記スレッショルド発生回路13で行われるもの
である。
【0020】ここで本検査装置は、被検査物の傷やピン
ホール等の種類に応じて各種の検査モードを有してお
り、その検査結果に対応した2値化パルスを発生する上
で各種類別のモードに分けて信号処理を行っている。な
お各種モードはモード別に検査できると共に、各モード
同時に検査を行うことができるようにもなっている。
【0021】図5(f)に示す波形は、A・Kモード波
形w3であり、Aモード2値化パルスw9及びKモード
2値化パルスw8を生成する際に、コンパレータ16、
17に入力される検査対象となる波形である。そして上
記(b)の場合と同様に、最も遅延するスレッショルド
波形の遅延時間T1相当分をデジタルディレイライン
(遅延回路11)にて遅延させ、2値化パルス位置との
関係を補正したビデオ波形である。
【0022】図5(g)はKモードスレッショルド波形
w6であり、Kモード2値化パルスw8を生成する際
に、コンパレータ16に入力されるスレッショルドレベ
ル波形である。ここでこのKモードスレッショルドレベ
ルは、A・Kモードビデオ波形w3のバックグラウンド
レベルに対して100%以上200%未満の範囲で使用
している。このKモードスレッショルド波形w6は、信
号処理回路14のレベル設定部15により生成される。
そしてコンパレータ16で、A・Kモードビデオ波形w
3とKモードスレッショルド波形w6とが比較されて、
上述のKモード2値化パルスw8を発生するようになっ
ている。
【0023】また図5(h)はAモードスレッショルド
波形w7を示しており、Aモード2値化パルスw9を生
成する際に、コンパレータ17に入力されるスレッショ
ルドレベル波形である。またこのAモードスレッショル
ドレベルは、A・Kモードビデオ波形w3のバックグラ
ウンドレベルに対して100%以下で使用する。このA
モードスレッショルドレベル波形w7はレベル設定部1
5で生成され、コンパレータ17でA・Kモードビデオ
波形w3とAモードスレッショルド波形w7とが比較さ
れて、上述のAモード2値化パルスw9を発生するよう
になっている。
【0024】図5(i)はKモード2値化パルスw8を
示し、Kモードスレッショルドレベルに対してA・Kビ
デオ波形レベルが高くなったときにHレベルとなるパル
スである。ミニディスクAの表面に傷等があると反射率
が高くなるため、その部分ではこのKモード2値化パル
スw8が発生する。なお反射率の高い鏡面領域MはKモ
ードでは傷と見なすため、これを防ぐためにKモードの
みサンプリング区間以外の区間を強制的にマスク(ハー
ドウェア強制的マスク)し、傷検査対象範囲より除外し
ている。
【0025】図5(j)はAモード2値化パルスw9を
示し、Aモードスレッショルドレベルに対してA・Kビ
デオ波形レベルが低くなったときにHレベルとなるパル
スである。ミニディスクAにピンホールが存在する場合
には光が反射しないのでA・Kビデオ波形レベルが低く
なり、このAモード2値化パルスが発生する。
【0026】ここで図5に示したソフトウェア強制的マ
スクについて説明する。CCDセンサ8のビデオ出力に
は、ダミー画素といってSHパルスの前後にビデオ波形
の全く現れない部分及び現れても信頼できない部分が必
ず存在する。このダミー画素の数はCCDの形式により
異なるため、ソフトウェアにより自動的にCCD型式を
読み取り、型式に応じたダミー画素の区間を強制的にマ
スクを掛けている。なおこのマスクエリアは、Kモー
ド、Aモードに共通している。
【0027】またユーザーマスクは、以下のマスクをい
う。すなわちディスクの内径寸法及び外径寸法をパソコ
ンのキーボードにより入力することにより、ディスク外
のエリアが自動的にマスクされるようになっており、こ
れをユーザーマスクという。またこのマスクエリアは、
上記と同様にKモード、Aモードに共通している。
【0028】次にビデオ生波形w2に基づいてサンプリ
ング区間パルスw4を形成する判定部20の機能につい
て、図2を用いて説明する。これは、図1に示す窓信号
発生手段42及び鏡面エッジ検出手段43の機能に相当
するものである。
【0029】図2(a)はSHパルス(源信号)を示
し、同図(b)はビデオ生波形w2を示している。上述
のように、SHパルス間のビデオ生波形w2が、ミニデ
ィスクA上に設定した1つの検出域Lをスキャンして得
られた波形である。そしてSHパルスが発生する毎に、
すなわち1回のスキャンが終了する毎に、被検査物であ
るミニディスクAがモータ1によってわずかな角度をも
って回転させられているのである。またミニディスクA
には上述のように反射率が不連続となる境界Bが内周側
と外周側とに形成されている。そしてこの境界Bが、上
記ビデオ生波形w2には外周鏡面エッジGE及び内周鏡
面エッジNEとして現れている。従ってこの外周鏡面エ
ッジGEと内周鏡面エッジNEとの間の波形が、ミニデ
ィスクAの検査領域Dから得られた波形ということにな
る。
【0030】そこでまず検査開始前に、外周鏡面エッジ
GEを検出するための検出窓(外周指定ゲート)の最右
端値(同図(d)に示すS)と内周鏡面エッジNEを検
出するための検出窓(内周指定ゲート)の最右端値(同
図(e)に示すE)とをキーボード25から入力してお
く。そして上記各最右端値S、Eから左方へCCDセン
サ8の128画素分に対応する第1の窓幅を有する検出
窓信号、すなわち同図(d)に示す外周指定ゲート信号
と、同図(e)に示す内周指定ゲート信号とを発生させ
る。ここで上記各最右端値S、E及びCCDセンサ8の
128画素分という窓幅は、ミニディスクAの寸法、ス
タンパの相違、偏芯、スピンドルの受け芯クリアランス
等を考慮して決められたものである。
【0031】次に、上記外周指定ゲート信号及び内周指
定ゲート信号の各指定ゲート内で据えたビデオ生波形w
2から波形の傾斜を判定し(同図(c))、急峻なエッ
ジを検出すると、ハイパスフィルタや微分回路を介する
等して、これを外周鏡面エッジGEあるいは内周鏡面エ
ッジNEであるとして、それぞれ同図(f)及び(g)
に示すスタートエッジパルス又はエンドエッジパルスを
発生させる。そしてこれらのスタートエッジパルス及び
エンドエッジパルスが発生したときのエレメントカウン
タ値(同図(h)参照)を、メモリ21内に設けたスタ
ートメモリ及びエンドメモリに格納する(同図(i)
(j)参照)。ここで上記エレメントカウンタは、SH
パルスによって“0”にクリアされ、その位置からカウ
ントを開始するものである。そしてスタートメモリ及び
エンドメモリに格納されたカウンタ値は次のスキャンま
で記憶され続け、このカウンタ値をもとに、上記サンプ
リング区間パルスw4が形成される。
【0032】上記は検査開始直後における初回スキャン
の動作であるが、次回のスキャンではキーボード25か
ら入力された最右端値S、Eではなく、スタートメモリ
及びエンドメモリに記憶された上記カウンタ値に基づい
て検出窓信号を発生させる。つまり、スタートメモリに
格納されたカウンタ値を中心にしてその前後に±4画素
分という第2の窓幅を有するスタート予測ゲート信号
(同図(k))と、エンドメモリに格納されたカウンタ
値を中心にしてその前後に±4画素分である上記第2の
窓幅を有するエンド予測ゲート信号(同図(l))とを
発生させるのである。そしてこれらを検出窓信号として
上記外周指定ゲート信号及び内周指定ゲート信号の代わ
りに用いることによって、上記と同様に外周鏡面エッジ
GE及び内周鏡面エッジNEの検出を行うようにしてい
る。そして以後のスキャンにおいては、直前のスキャン
でスタートメモリ及びエンドメモリに格納されたカウン
タ値を用いて、上記スタート予測ゲート信号及びエンド
予測ゲート信号を発生させ、逐次に鏡面エッジGE、N
Eの検出を行う。
【0033】上記のミニディスクAのような被検査物で
は、鏡面領域Mと検査領域Dとの境界Bが周方向に連続
して成り、また検出域Lをその周方向に微小距離ずつ移
動させてスキャンを行っている。従ってもし仮にミニデ
ィスクAに大きな偏心量があったとしても、隣り合うス
キャン同士では鏡面エッジGE、NEが捉えられるエレ
メントカウンタ値はほとんど変化しない。そのため、ス
タート予測ゲート信号及びエンド予測ゲート信号が有す
る第2の窓幅をCCDセンサ8の8画素分に対応するも
の、すなわち外周指定ゲート信号あるいは内周指定ゲー
ト信号が有する第1の窓幅の16分の1としても、予測
ゲート内で鏡面エッジGE、NEを確実に捉えることが
できる。そしてこのように第2の窓幅を非常に狭いもの
としているので、鏡面領域Mに傷等の欠陥が存在し、こ
れによってビデオ生波形w2にエッジ信号が生じても、
これを狭い予測ゲートによって容易に排除できるのであ
る。そのため正確なサンプリング区間パルスw4を形成
することができ、スレッショルドレベルが変動すること
によって生じる欠陥の誤検出を防止することができる。
また上記スキャン中に何らかの非常事態が生じ、予測ゲ
ート(同図(k)(l))中に鏡面エッジGE、NEが
捉えられなかった場合には、再び指定ゲート信号(同図
(d)(e))を用いて鏡面エッジGE、NEを検出す
るようになっている。
【0034】一方、上記のような鏡面エッジGE、NE
の検出動作は、被検査物であるミニディスクAの交換時
にも継続して行われている。ところがミニディスクAの
交換時にはその表面上で光の焦点が合わないことから、
ビデオ生波形w2がなまった波形となり、そのため鏡面
エッジGE、NEが本来の位置とは異なる位置で検出さ
れてしまうという結果を招く場合がある。このようなこ
とが生じるとサンプリング区間パルスw4が正確なもの
でなくなるため、スレッショルドレベルが影響を受けて
欠陥の誤検出を生じることとなる。そこでこの検査装置
では、最後のスキャンによってメモリに格納されたエレ
メントカウンタ値を、ミニディスクAの交換中に検出し
た鏡面エッジGE、NEで更新することなく、次のミニ
ディスクAの検査における初回のスキャン開始時まで維
持するようにしている。同じスタンパのロットであれ
ば、次のミニディスクAの鏡面エッジGE、NEも非常
に近い位置で検出されるため、予測ゲートを用いた動作
をよりスムーズに行うことができる。
【0035】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記では被検査物としてミニディスクを対
象としたが、これ以外の例えばコンパクトディスク等の
光ディスク等を対象としてもよい。また上記指定ゲート
あるいは予測ゲートの具体的な窓幅は、被検査物の寸法
やバラツキ等によって適宜に変更することができる。
【0036】
【発明の効果】上記請求項1の検査装置では、鏡面領域
と検査領域との境界が連続して形成されているから、直
前の検査によって把握した境界の位置を用いて、移動さ
せた後の検出域における境界の位置を比較的高精度で推
定することができる。従って鏡面領域の欠陥等によって
境界の位置を誤認するのを回避し、欠陥の誤検出を防止
することが可能となる。
【0037】また請求項2の検査装置では、鏡面領域と
検査領域との境界が連続して形成されているから、第2
の窓幅を比較的狭くしても検出窓内において鏡面エッジ
を正確に捉えることができる。従って鏡面領域に存在す
る欠陥等によって生じる出力信号のエッジを検出窓内か
ら排除することができ、鏡面領域と検査領域との境界を
正確に把握して、欠陥の誤検出を防止することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の検査装置の一実施形態の概略ブロッ
ク図である。
【図2】上記検査装置における鏡面エッジの検出を説明
するためのタイミングチャートである。
【図3】上記検査装置の全体の概略システム構成図であ
る。
【図4】上記検査装置の信号処理回路のブロック図であ
る。
【図5】上記検査装置における2値化パルス発生の信号
処理の原理を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】 8 CCDセンサ 41 走査手段 42 窓信号発生手段 43 鏡面エッジ検出手段 44 欠陥検出手段 A ミニディスク B 境界 D 検査領域 L 検出域 M 鏡面領域 R 反射光 GE 鏡面エッジ NE 鏡面エッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ平均反射率の異なる鏡面領域
    (M)と検査領域(D)とが隣接して成り、両領域
    (M)(D)の境界(B)が連続して形成された被検査
    物(A)に対し、上記両領域(M)(D)に亘ってライ
    ン状の検出域(L)を設定し、この検出域(L)からの
    反射光(R)をセンサ(8)で受光して、その出力信号
    の変化から上記検出域(L)における鏡面領域(M)と
    検査領域(D)との境界(B)の位置を把握すると共に
    検査領域(D)における異物等の欠陥を検出し、さらに
    上記検出域(L)を上記境界(B)が連続する方向へ逐
    次に移動させて被検査物(A)上を走査するよう構成し
    た検査装置において、移動前の検出域(L)で把握した
    上記境界(B)の位置を用いて、移動後の検出域(L)
    において上記境界(B)が位置し得る範囲を推定するよ
    うにしたことを特徴とする検査装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ平均反射率の異なる鏡面領域
    (M)と検査領域(D)とが隣接して成り、両領域
    (M)(D)の境界(B)が連続して形成された被検査
    物に対し、上記両領域(M)(D)に亘ってライン状の
    検出域(L)を設定すると共に設定した検出域(L)を
    上記境界(B)が連続する方向へ逐次に移動させる走査
    手段(41)と、上記検出域(L)からの反射光(R)
    を受光するセンサ(8)と、所定の検出窓を有する検出
    窓信号を発生させる窓信号発生手段(42)と、上記検
    出窓内に存するエッジ信号から鏡面エッジ(GE)(N
    E)を検出する鏡面エッジ検出手段(43)と、この鏡
    面エッジ(GE)(NE)を用いて鏡面領域(M)と検
    査領域(D)との境界(B)の位置を把握すると共に検
    査領域(D)内における異物等の欠陥を検出する欠陥検
    出手段(44)とを備えて構成された検査装置におい
    て、上記窓信号発生手段(42)は、検査開始直後には
    予め設定された位置に所定の第1の窓幅の検出窓を有す
    る検出窓信号を発生させる一方、上記鏡面エッジ検出手
    段(43)で鏡面エッジ(GE)(NE)が検出された
    ときは、上記検出域(L)を移動させて行う次回の検査
    において、検出された鏡面エッジ(GE)(NE)を用
    いて設定した位置に上記第1の窓幅よりも狭い第2の窓
    幅の検出窓を有する検出窓信号を発生させるようにした
    ことを特徴とする検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111830A (ja) * 2006-10-02 2008-05-15 Hitachi High-Technologies Corp ディスクの周面欠陥検出方法および検出装置
JP2008122365A (ja) * 2006-10-16 2008-05-29 Hitachi High-Technologies Corp ガラスディスクの周面欠陥検出光学系および周面欠陥検出装置

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