JPH09306775A - コイル部品の外装材形成方法 - Google Patents

コイル部品の外装材形成方法

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JPH09306775A
JPH09306775A JP11609296A JP11609296A JPH09306775A JP H09306775 A JPH09306775 A JP H09306775A JP 11609296 A JP11609296 A JP 11609296A JP 11609296 A JP11609296 A JP 11609296A JP H09306775 A JPH09306775 A JP H09306775A
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JP
Japan
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coil component
resin
exterior resin
exterior
elastic body
Prior art date
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Pending
Application number
JP11609296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemasa Kawai
秀政 河合
Noriko Hayashi
のり子 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11609296A priority Critical patent/JPH09306775A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業性が良く、必要な部分に外装用樹脂材を
安定して付与する。 【解決手段】 塗装治具13に仮固定されたコイル部品
3の上鍔部4aを外装用樹脂に浸漬し、上鍔部4aに外
装用樹脂2を付与する。次に、コイル部品3をシリコン
ゴム等からなる弾性体21bに押し込む。上鍔部4aに
付与された外装用樹脂2は、弾性体21bによって巻線
部5側へ延在させられ、巻線部5下部に外装用樹脂2が
付与される。以上の工程を複数回繰り返すことによっ
て、外装用樹脂2が徐々に巻線部5に延在し、最終的に
巻線部5が完全に外装用樹脂2にて覆われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル部品の外装
材形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル部品の外装材を形成する一つの方
法として、コイル部品を液状の外装用樹脂に浸漬して部
品表面(特に、巻線部)に外装用樹脂を付与する、いわ
ゆる浸漬法が知られている。さらに、外装材形成の良品
率をアップさせるために、樹脂槽にコイル部品毎にコイ
ル部品のサイズに合わせた凹部(キャビティ)を設け、
その凹部に液状の外装用樹脂を注入した後、凹部に注入
された液状の外装用樹脂にコイル部品を浸漬して部品表
面に外装用樹脂を付与する、いわゆるキャビティ付き樹
脂槽を利用した浸漬法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の浸漬
法において、図10に示すように、塗布治具30に上下
を逆にして仮固定されたコイル部品40のコア41と外
装用樹脂35の濡れ性が悪いと、コイル部品40を外装
用樹脂35に浸漬した際に、外装用樹脂35の表面張力
の影響により、コア41の胴部に巻回された巻線部42
に外装用樹脂35が付かず、巻線部42を外装用樹脂3
5にて完全に覆うことができない(図11参照)。
【0004】そこで、図12に示すようにコイル部品4
0を深く浸漬させると、表面張力の釣合がくずれて巻線
部42に外装用樹脂35が付き易くなり、外装用樹脂3
5によって巻線部42が完全に覆われたコイル部品40
が得られ易くなる。しかし、外装用樹脂35の濡れ上が
り状態は安定したものではなく、塗装不足で巻線部42
が外装用樹脂35にて完全に覆われていないコイル部品
40や、逆に、塗装過多で図13に示すように外装用樹
脂35が下鍔部41bの底面及び側面に設けた外部電極
43の表面にまで延在してしまったコイル部品40が発
生する場合も多い。特に、コア41が小型で、巻線部4
2のコイル巻回数が多いコイル部品の場合は、浸漬の深
さをコントロールしても良品率が悪い。また、塗装治具
30に樹脂35が付着し易くなり、塗装治具を頻繁に洗
浄しなければならないという問題も発生する。なお、図
13において、41aは上鍔部を表示している。
【0005】また、これとは別に、キャビティ付き樹脂
槽を利用した浸漬法の場合には、コイル部品と樹脂槽の
正確な位置合わせが必要であること、コイル部品のサイ
ズが変更になった際には樹脂槽を交換する必要があるこ
と、並びに、個々のキャビティ毎に注入されている樹脂
を取り除く作業が煩雑であるために樹脂槽の洗浄に時間
がかかる等、作業性が悪かった。
【0006】そこで、本発明の目的は、作業性が良く、
必要な部分に外装用樹脂材を安定して付与することがで
きるコイル部品の外装材形成方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】以上の目的を達成
するため、本発明に係るコイル部品の外装材形成方法
は、コイル部品の一方の鍔部表面に液状の外装用樹脂を
付与し、このコイル部品を弾性体に押し込む。コイル部
品を押し込まれた弾性体は変形し、コイル部品の周囲に
盛り上がりが生ずる。このため、コイル部品の一方の鍔
部表面に付与された液状の外装用樹脂は、盛り上がった
弾性体によって、巻線部側へ延在する。
【0008】この後、再び、一方の鍔部表面に液状の外
装用樹脂を付与し、このコイル部品を弾性体に押し込
む。弾性体は、コイル部品の周囲に盛り上がりを形成
し、これによって、外装用樹脂は更に巻線部側へ延在す
る。こうして、徐々に外装用樹脂は巻線部に延在し、最
終的に巻線部が完全に外装用樹脂にて覆われることにな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコイル部品の
外装材形成方法の一実施形態について添付図面を参照し
て説明する。図1に示すように、樹脂槽1に、液状の外
装用樹脂2を注入する。外装用樹脂2としては、例えば
エポキシ樹脂やポリイミド樹脂等が用いられる。複数個
のコイル部品3は、塗装治具13に仮付けされる。塗装
治具13は、ステンレス等の金属プレート13aと両面
接着シート13bにて構成されている。
【0010】コイル部品3は、胴部4cとこの胴部4c
の両端部にそれぞれ設けられた上鍔部4a及び下鍔部4
bからなるコア4、コア4の胴部4cに巻回された巻線
部5にて構成されている。下鍔部4bの底面及び側面に
は外部電極(図示せず)が設けられており、巻線部5の
終端部がこの外部電極に固定され、電気的に接続されて
いる。コイル部品3は、上下を逆にして下鍔部4bの底
面を両面接着シート13bに接着することによって塗装
治具13に仮固定される。塗装治具13に仮固定された
コイル部品3は、液状の外装用樹脂2が入った樹脂槽1
の上に配置される。
【0011】次に、図2に示すように、塗装治具13と
共にコイル部品3が押し下げられ、コイル部品3の上鍔
部4aが外装用樹脂2に浸漬される。次に、コイル部品
3が引き上げられ、図3に示すように、上鍔部4aに外
装用樹脂2が付与される。外装用樹脂2が付与されたコ
イル部品3は、弾性体貼り付け板21(図4参照)の上
に移送される。弾性体貼り付け板21は、ステンレス等
の金属プレート21aとシリコンゴム等の弾性体21b
にて構成されている。弾性体21bの硬度及び厚み等
は、外装用樹脂2の粘度に合わせて最適のものが選ばれ
る。
【0012】図4に示すように、コイル部品3は弾性体
21bに押し込まれる。コイル部品3の押し込み時間は
外装用樹脂2の粘度に合わせて最適の時間が選ばれる。
コイル部品3を押し込まれた弾性体21bは変形し、コ
イル部品3の周囲に盛り上がりを生ずる。このため、上
鍔部4aに付与された外装用樹脂2は、盛り上がった弾
性体21bによって巻線部5側へ延在し、巻線部5の下
部に外装用樹脂2が付与される。次に、図5に示すよう
にコイル部品3が引き上げられる。このとき、余剰の外
装用樹脂2が弾性体21bに付着することになる。この
余剰の外装用樹脂2は、例えば溶剤を滴下し、ブレード
等により拭取ればよい。
【0013】次に、コイル部品3は、再び樹脂槽1の上
に移送された後、図6に示すように、コイル部品3が押
し下げられ、コイル部品3の上鍔部4aが外装用樹脂2
に浸漬される。次に、コイル部品3が引き上げられ、図
7に示すように、上鍔部4aに予め付与された外装用樹
脂2に加えて、更に新たな外装用樹脂2が付与される。
次に、コイル部品3は、弾性体貼り付け板21の上に移
送された後、図8に示すように、弾性体21bに押し込
まれる。コイル部品3を押し込まれた弾性体21bは、
コイル部品3の周囲に盛り上がりを形成し、これによっ
て、外装用樹脂2は更に巻線部5側へ延在する。こうし
て、最終的に巻線部5が完全に外装用樹脂2にて覆わ
れ、かつ、下鍔部4bに設けられた外部電極表面には外
装用樹脂が付着していないコイル部品3が得られる。
【0014】次に、図9に示すように、コイル部品3が
引き上げられる。このとき、余剰の外装用樹脂2が弾性
体21bに付着することになる。この後、コイル部品3
は熱処理を施され、外装用樹脂2は硬化してコイル部品
3の巻線部5を完全に被覆した外装材となる。以上の方
法において、コイル部品3を弾性体21bに押し込んで
外装用樹脂2を巻線部5に延在させる工程は、少なくと
も2回以上であればよく、コイル部品3のサイズ及び巻
線部5のコイル巻回数等によって最適回数が設定され
る。また、コイル部品3の外装用樹脂2への浸漬量と、
コイル部品3の弾性体21bの押し込み量を調整するこ
とによって、コイル部品3の所定の位置まで精度良く外
装材を形成することができる。
【0015】この結果、コイル部品3のコア4と外装用
樹脂2の濡れ性が悪くても、コイル部品3の所定の位置
まで精度良く外装用樹脂2を付与することができ、最終
的に巻線部5を完全に外装用樹脂2にて覆うことができ
る。この結果、高い良品率で外装材を形成することがで
きる。さらに、塗装治具13には外装用樹脂2が付着せ
ず、塗装治具13を頻繁に洗浄する必要がない。また、
樹脂槽1にキャビティを設けたり、弾性体21bに特別
な細工をする必要がないので、コイル部品3のサイズが
変更になったり、同時に処理する個数を多くしても、樹
脂槽1や弾性体21bを交換する必要がない。そして、
樹脂槽1にキャビティを設けないので、コイル部品3と
樹脂槽1の正確な位置合わせが不要であり、また、樹脂
槽1の洗浄時間も短くてすむ。
【0016】なお、本発明に係るコイル部品の外装材形
成方法は前記実施形態に限定するものではなく、その要
旨の範囲内で種々に変更することができる。コイル部品
を押し込む弾性体は、ゴム材に限定されず、スポンジ材
であってもよい。さらに、前記実施形態は、複数個のコ
イル部品を同時に処理する場合を示したが、一個の電子
部品を処理する場合であっても同様の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、コイル部品を弾性体に押し込んで、鍔部表面に
付与された液状の外装用樹脂を胴部に巻回された巻線部
に延在させる工程を複数回繰り返すので、コイル部品の
コアと外装用樹脂の濡れ性が悪くても、コイル部品の所
定の位置まで精度良く外装用樹脂を設けることができ、
最終的に巻線部を完全に外装用樹脂にて覆うことができ
る。この結果、高い良品率で外装材を形成することがで
きる。
【0018】さらに、塗装治具には外装用樹脂が付着せ
ず、塗装治具を頻繁に洗浄する必要がない。また、樹脂
槽にキャビティを設けたり、弾性体に特別な細工をする
必要がないので、コイル部品のサイズが変更になった
り、同時に処理する個数を多くしても、樹脂槽や弾性体
を交換する必要がない。そして、樹脂槽にキャビティを
設けないので、コイル部品と樹脂槽の正確な位置合わせ
が不要であり、また、樹脂槽の洗浄時間も短くてすむ。
従って、外装材形成の作業性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコイル部品の外装材形成方法の一
実施形態を示す一部垂直断面図。
【図2】図1に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図3】図2に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図4】図3に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図5】図4に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図6】図5に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図7】図6に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図8】図7に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図9】図8に続く手順を示す一部垂直断面図。
【図10】従来のコイル部品の外装材形成方法を示す一
部垂直断面図。
【図11】図10に示した方法で得られたコイル部品の
正面図。
【図12】従来の別の外装材形成方法を示す一部垂直断
面図。
【図13】図12に示した方法で得られたコイル部品の
正面図。
【符号の説明】
2…外装用樹脂 3…コイル部品 4…コア 4a…上鍔部 4b…下鍔部 4c…胴部 5…巻線部 21b…弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル部品の一方の鍔部表面に液状の外
    装用樹脂を付与し、前記コイル部品を弾性体に押し込ん
    で、前記鍔部表面に付与された液状の外装用樹脂を前記
    コイル部品の胴部に巻回された巻線部に延在させる工程
    を複数回繰り返すことを特徴とするコイル部品の外装材
    形成方法。
JP11609296A 1996-05-10 1996-05-10 コイル部品の外装材形成方法 Pending JPH09306775A (ja)

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JP11609296A JPH09306775A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 コイル部品の外装材形成方法

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JP11609296A JPH09306775A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 コイル部品の外装材形成方法

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JPH09306775A true JPH09306775A (ja) 1997-11-28

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JP (1) JPH09306775A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141086A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の製造方法
JP2022116787A (ja) * 2021-01-29 2022-08-10 太陽誘電株式会社 コイル部品及びコイル部品の製造方法

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JP2009141086A (ja) * 2007-12-05 2009-06-25 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の製造方法
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