JPH0930698A - テープレススプライス時の張力制御方法 - Google Patents
テープレススプライス時の張力制御方法Info
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- JPH0930698A JPH0930698A JP7201603A JP20160395A JPH0930698A JP H0930698 A JPH0930698 A JP H0930698A JP 7201603 A JP7201603 A JP 7201603A JP 20160395 A JP20160395 A JP 20160395A JP H0930698 A JPH0930698 A JP H0930698A
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- Japan
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- shaft
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- tension
- winding
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻取装置において、粘着テープを用いないで
巻芯切換を行うテープレススプライス時に、走行中のウ
ェブの過大な弛みや張りの発生を防止する。 【解決手段】 旧軸5aの旧巻芯4a上にウェブ1を巻
き取りながら、走行中のウェブ1を移動ガイドロール4
5によって新巻芯4bを抱き込むように移動させ、その
後、新巻芯の下流でウェブを切断して、ウェブ端部を新
巻芯に巻き付けるテープレススプライス動作において、
移動ガイドロール45がウェブ1を持ち上げて新巻芯4
bに或る程度接触させる時点までは、旧軸5aの回転制
御を巻取装置2の上流の張力検出手段71によるテンシ
ョン制御とし、それ以後は、旧軸5aを新軸、旧軸間に
設けた補助張力検出手段72からの信号による補助テン
ション制御とし、且つ新軸5bを張力検出手段71によ
るテンション制御とし、走行中のウェブの過大な弛みや
張りの発生を防止する。
巻芯切換を行うテープレススプライス時に、走行中のウ
ェブの過大な弛みや張りの発生を防止する。 【解決手段】 旧軸5aの旧巻芯4a上にウェブ1を巻
き取りながら、走行中のウェブ1を移動ガイドロール4
5によって新巻芯4bを抱き込むように移動させ、その
後、新巻芯の下流でウェブを切断して、ウェブ端部を新
巻芯に巻き付けるテープレススプライス動作において、
移動ガイドロール45がウェブ1を持ち上げて新巻芯4
bに或る程度接触させる時点までは、旧軸5aの回転制
御を巻取装置2の上流の張力検出手段71によるテンシ
ョン制御とし、それ以後は、旧軸5aを新軸、旧軸間に
設けた補助張力検出手段72からの信号による補助テン
ション制御とし、且つ新軸5bを張力検出手段71によ
るテンション制御とし、走行中のウェブの過大な弛みや
張りの発生を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機、コーター
等のフィルム、紙等のウェブを取り扱う装置における巻
取装置において、一つの巻芯上に巻取中のウェブを新た
な巻芯上に切り換える時(スプライス時)のウェブの張
力制御方法に関する。
等のフィルム、紙等のウェブを取り扱う装置における巻
取装置において、一つの巻芯上に巻取中のウェブを新た
な巻芯上に切り換える時(スプライス時)のウェブの張
力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ターレット式の巻取装置におい
て、ターレットに設けられた一方の巻取軸(以下旧軸と
いう)に保持されている巻芯(以下旧巻芯という)上に
巻取中のウェブを、他方の巻取軸(以下新軸という)に
セットした新巻芯上に巻き付けて切り換えるには、あら
かじめ新巻芯の外周面に粘着テープを取り付けておき、
旧巻芯上にウェブを巻き取りながら、ターレットを旋回
させて、旧巻芯に向かって走行しているウェブを、新巻
芯に近づけ、そのウェブを新巻芯上の粘着テープに押し
付けて接着させると共に旧巻芯との間でウェブを切断
し、これによってウェブを新巻芯外周に巻き付けるとい
うスプライス方法が行われていた。
て、ターレットに設けられた一方の巻取軸(以下旧軸と
いう)に保持されている巻芯(以下旧巻芯という)上に
巻取中のウェブを、他方の巻取軸(以下新軸という)に
セットした新巻芯上に巻き付けて切り換えるには、あら
かじめ新巻芯の外周面に粘着テープを取り付けておき、
旧巻芯上にウェブを巻き取りながら、ターレットを旋回
させて、旧巻芯に向かって走行しているウェブを、新巻
芯に近づけ、そのウェブを新巻芯上の粘着テープに押し
付けて接着させると共に旧巻芯との間でウェブを切断
し、これによってウェブを新巻芯外周に巻き付けるとい
うスプライス方法が行われていた。
【0003】ところで、従来の巻取装置における張力制
御方法としては、巻取装置の上流に配置したウェブの張
力検出手段(ダンサーロール、テンションピックアップ
ロール等)からの信号をコントロールユニットに渡し、
コントロールユニットがウェブ巻取中の旧軸用の駆動モ
ータに速度指令を出し、巻取軸速度を制御する(以下、
テンション制御という)という方法が多く採用されてい
る。このような張力制御を行っている巻取装置におい
て、上記したスプライス時には、旧軸を通常の巻取時と
同様にテンション制御した状態で、新軸を走行中のウェ
ブと同一速度となるように駆動し(以下この駆動をプリ
ドライブという)、その状態でウェブを新軸に巻き付か
せた後、直ちに、新軸をテンション制御に切り換えると
いう方法を採っていた。
御方法としては、巻取装置の上流に配置したウェブの張
力検出手段(ダンサーロール、テンションピックアップ
ロール等)からの信号をコントロールユニットに渡し、
コントロールユニットがウェブ巻取中の旧軸用の駆動モ
ータに速度指令を出し、巻取軸速度を制御する(以下、
テンション制御という)という方法が多く採用されてい
る。このような張力制御を行っている巻取装置におい
て、上記したスプライス時には、旧軸を通常の巻取時と
同様にテンション制御した状態で、新軸を走行中のウェ
ブと同一速度となるように駆動し(以下この駆動をプリ
ドライブという)、その状態でウェブを新軸に巻き付か
せた後、直ちに、新軸をテンション制御に切り換えると
いう方法を採っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスプラ
イス方法では、新巻芯の外周面に粘着テープを貼り付け
る必要があり、作業が面倒であるという問題があった。
そこで、このような粘着テープを用いないで巻芯の切り
換えを行うテープレススプライス方法が望まれており、
本発明者等も、検討の結果、次のようなテープレススプ
ライス方法を開発した。すなわち、巻取装置のターレッ
トに設けられた一方の巻取軸(旧軸)に保持されている
巻芯上にウェブを巻き取りながら、前記ターレットを旋
回させて、前記巻芯に向かって走行しているウェブの走
行路を、前記ターレットに設けられた他方の巻取軸(新
軸)にセットした新巻芯の近傍に移動させ、次いで、走
行中のウェブを、移動ガイドロールによって前記新巻芯
を抱き込むように移動させ、その後、新巻芯の下流でウ
ェブを切断して、ウェブ端部を新巻芯に巻き付けて巻芯
切換を行う方法である。ここで、ウェブが切断される前
には、移動ガイドロールによって新巻芯を抱き込む状態
になっているので、粘着テープを用いることなくウェブ
先端を新巻芯に良好に巻き付けることが可能である。
イス方法では、新巻芯の外周面に粘着テープを貼り付け
る必要があり、作業が面倒であるという問題があった。
そこで、このような粘着テープを用いないで巻芯の切り
換えを行うテープレススプライス方法が望まれており、
本発明者等も、検討の結果、次のようなテープレススプ
ライス方法を開発した。すなわち、巻取装置のターレッ
トに設けられた一方の巻取軸(旧軸)に保持されている
巻芯上にウェブを巻き取りながら、前記ターレットを旋
回させて、前記巻芯に向かって走行しているウェブの走
行路を、前記ターレットに設けられた他方の巻取軸(新
軸)にセットした新巻芯の近傍に移動させ、次いで、走
行中のウェブを、移動ガイドロールによって前記新巻芯
を抱き込むように移動させ、その後、新巻芯の下流でウ
ェブを切断して、ウェブ端部を新巻芯に巻き付けて巻芯
切換を行う方法である。ここで、ウェブが切断される前
には、移動ガイドロールによって新巻芯を抱き込む状態
になっているので、粘着テープを用いることなくウェブ
先端を新巻芯に良好に巻き付けることが可能である。
【0005】ところが、このテープレススプライス方法
を実施するに際し、張力制御に問題のあることが判明し
た。すなわち、上記したテープレススプライス方法の実
施に当たって、従来の粘着テープを用いたスプライス方
法における張力制御と同様に、旧軸を通常の巻取時と同
様にテンション制御した状態で、新軸を走行中のウェブ
と同一速度となるようにプリドライブし、その状態でウ
ェブを移動ガイドロールによって新巻芯を抱き込むよう
に移動させ、その後、新巻芯の下流でウェブを切断し
て、ウェブ末端を新巻芯に巻き付けた後、新軸をテンシ
ョン制御に切り換えるという張力制御を行ったところ、
ウェブを旧巻芯に巻き取っている状態ではあるがウェブ
が新巻芯に或る巻付角以上に巻き付いた後では、ウェブ
がその新巻芯によってテンションカットされるため、張
力検出手段からの張力変化を示す信号に応じて旧軸の回
転速度を変更しても、その影響は張力検出手段を配置し
た位置のウェブに及ぶことがなく、従ってこの位置の張
力制御を行うことができず、ウェブに弛みや張りが生じ
ていた。しかも、巻取装置内においては、旧軸の回転速
度をわずかに変化させても、新巻芯と旧巻芯との間のウ
ェブの張力を大きく変化させることとなるので、この新
巻芯と旧巻芯との間のウェブに激しいテンション変動が
生じ、極端な弛みや張りが発生することが多く、ウェブ
を破断させてしまうという問題もあった。
を実施するに際し、張力制御に問題のあることが判明し
た。すなわち、上記したテープレススプライス方法の実
施に当たって、従来の粘着テープを用いたスプライス方
法における張力制御と同様に、旧軸を通常の巻取時と同
様にテンション制御した状態で、新軸を走行中のウェブ
と同一速度となるようにプリドライブし、その状態でウ
ェブを移動ガイドロールによって新巻芯を抱き込むよう
に移動させ、その後、新巻芯の下流でウェブを切断し
て、ウェブ末端を新巻芯に巻き付けた後、新軸をテンシ
ョン制御に切り換えるという張力制御を行ったところ、
ウェブを旧巻芯に巻き取っている状態ではあるがウェブ
が新巻芯に或る巻付角以上に巻き付いた後では、ウェブ
がその新巻芯によってテンションカットされるため、張
力検出手段からの張力変化を示す信号に応じて旧軸の回
転速度を変更しても、その影響は張力検出手段を配置し
た位置のウェブに及ぶことがなく、従ってこの位置の張
力制御を行うことができず、ウェブに弛みや張りが生じ
ていた。しかも、巻取装置内においては、旧軸の回転速
度をわずかに変化させても、新巻芯と旧巻芯との間のウ
ェブの張力を大きく変化させることとなるので、この新
巻芯と旧巻芯との間のウェブに激しいテンション変動が
生じ、極端な弛みや張りが発生することが多く、ウェブ
を破断させてしまうという問題もあった。
【0006】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、テープレススプライス時において、巻取装置の上
流のウェブや、巻取装置内のウェブ(新軸と旧軸との間
のウェブ)に過大な張力変動を生じることのないよう
に、張力制御することの可能なテープレススプライス時
の張力制御方法を提供することを目的とする。
ので、テープレススプライス時において、巻取装置の上
流のウェブや、巻取装置内のウェブ(新軸と旧軸との間
のウェブ)に過大な張力変動を生じることのないよう
に、張力制御することの可能なテープレススプライス時
の張力制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の張力制御方法は
上記目的を達成するため、テープレススプライス動作時
において、旧軸の回転制御を、スプライス動作開始前の
通常の巻取動作時には、巻取装置の上流に配置したウェ
ブの張力検出手段からの信号に応じて制御するテンショ
ン制御で行い、スプライス動作開始後も、テンション制
御を続け、前記ウェブが新巻芯に接触した後の所定のタ
イミングで、前記新軸と旧軸との間にウェブ張力を検出
するように配置した補助張力検出手段からの信号に応じ
て旧軸の回転制御を行う補助テンション制御に切り換
え、一方、前記新軸の回転制御は、前記ウェブに移動ガ
イドロールが接触するまでに、ウェブ走行速度に昇速さ
せておき、且つその時点から前記旧軸の回転制御を補助
テンション制御に切り換えるまでの間に、巻取装置上流
に配置している前記張力検出手段からの信号に応じて制
御するテンション制御に切り換えるという構成としたも
のである。
上記目的を達成するため、テープレススプライス動作時
において、旧軸の回転制御を、スプライス動作開始前の
通常の巻取動作時には、巻取装置の上流に配置したウェ
ブの張力検出手段からの信号に応じて制御するテンショ
ン制御で行い、スプライス動作開始後も、テンション制
御を続け、前記ウェブが新巻芯に接触した後の所定のタ
イミングで、前記新軸と旧軸との間にウェブ張力を検出
するように配置した補助張力検出手段からの信号に応じ
て旧軸の回転制御を行う補助テンション制御に切り換
え、一方、前記新軸の回転制御は、前記ウェブに移動ガ
イドロールが接触するまでに、ウェブ走行速度に昇速さ
せておき、且つその時点から前記旧軸の回転制御を補助
テンション制御に切り換えるまでの間に、巻取装置上流
に配置している前記張力検出手段からの信号に応じて制
御するテンション制御に切り換えるという構成としたも
のである。
【0008】本発明は上述の構成により、旧軸に向かっ
て走行しているウェブが新巻芯に接触しない状態では巻
取装置上流の張力検出手段からの信号により旧軸でテン
ション制御が行われており、このウェブが新巻芯に或る
程度の巻付け角度に接触した時点以降は、巻取装置内に
設けている補助張力検出手段からの信号により旧軸で補
助テンション制御が行われるため、ウェブは旧軸に対し
て常に良好な巻取張力で巻き取られており、且つ新軸と
旧軸との間のウェブに過大な張力変動が生じることがな
い。また、新軸は、旧軸が補助テンション制御に移行す
るまでに巻取装置上流の張力検出手段からの信号による
テンション制御が行われる状態となっているため、スプ
ライス動作中常に、巻取装置の上流の張力検出手段を設
けた位置におけるウェブ張力が旧軸又は新軸によって制
御されており、この位置でのウェブに大きい張力変動を
生じることもない。かくして、ウェブに大きい張力変動
が生じることがなく、従って、ウェブの過大な弛みや張
りが発生せず、ウェブの破断を生じることなくテープレ
ススプライスを行うことが可能となる。
て走行しているウェブが新巻芯に接触しない状態では巻
取装置上流の張力検出手段からの信号により旧軸でテン
ション制御が行われており、このウェブが新巻芯に或る
程度の巻付け角度に接触した時点以降は、巻取装置内に
設けている補助張力検出手段からの信号により旧軸で補
助テンション制御が行われるため、ウェブは旧軸に対し
て常に良好な巻取張力で巻き取られており、且つ新軸と
旧軸との間のウェブに過大な張力変動が生じることがな
い。また、新軸は、旧軸が補助テンション制御に移行す
るまでに巻取装置上流の張力検出手段からの信号による
テンション制御が行われる状態となっているため、スプ
ライス動作中常に、巻取装置の上流の張力検出手段を設
けた位置におけるウェブ張力が旧軸又は新軸によって制
御されており、この位置でのウェブに大きい張力変動を
生じることもない。かくして、ウェブに大きい張力変動
が生じることがなく、従って、ウェブの過大な弛みや張
りが発生せず、ウェブの破断を生じることなくテープレ
ススプライスを行うことが可能となる。
【0009】ここで、新軸のテンション制御を開始した
時点からウェブを切断して新巻芯に巻き付けるまでの
間、前記旧軸及び新軸に対するテンション制御のゲイン
を通常の巻取時に比べて低く設定することが好ましい。
この構成とすると、ウェブの張力変動に対する新軸及び
旧軸の回転速度変化の応答性が低くなり、このため、移
動ガイドロールがウェブの走行位置を変更させる際にウ
ェブに生じさせる張力変動にはあまり応答することがな
く、このためハンチングの発生を防止できる。
時点からウェブを切断して新巻芯に巻き付けるまでの
間、前記旧軸及び新軸に対するテンション制御のゲイン
を通常の巻取時に比べて低く設定することが好ましい。
この構成とすると、ウェブの張力変動に対する新軸及び
旧軸の回転速度変化の応答性が低くなり、このため、移
動ガイドロールがウェブの走行位置を変更させる際にウ
ェブに生じさせる張力変動にはあまり応答することがな
く、このためハンチングの発生を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を説
明する。まず、テープレススプライスを行うための装置
の1例を説明する。図1〜図3はテープレススプライサ
を備えた印刷機のウェブ巻取機を、異なる作動状態で示
す概略断面図であり、1はウェブ、2はウェブ1を巻き
取るためのターレット式巻取装置であり、支点Oを中心
に旋回可能なターレット3と、その両端にそれぞれ保持
され、紙管等の巻芯4a、4bを保持して回転させる巻
取軸5a、5bと、両巻取軸5a、5bの中間位置の両
側に配置されたガイドロール6a、6b等を備えてい
る。ターレット3には、それぞれ支点O4 、O5 を中心
として旋回可能な一対のタッチロールアーム34a、3
4bと、それを旋回させるエアシリンダ35a、35b
が設けられており、且つ各タッチロールアーム34a、
34bの先端には、巻芯4a、4bに接触する位置にタ
ッチロール36a、36bが取り付けられている。な
お、図面では巻芯4aにウェブ1を巻き取っている状態
を示しているので、以下、巻芯4a、巻取軸5aをそれ
ぞれ旧巻芯4a、旧軸5aとし、巻芯4b、巻取軸5b
をそれぞれ新巻芯4b、新軸5bとする。
明する。まず、テープレススプライスを行うための装置
の1例を説明する。図1〜図3はテープレススプライサ
を備えた印刷機のウェブ巻取機を、異なる作動状態で示
す概略断面図であり、1はウェブ、2はウェブ1を巻き
取るためのターレット式巻取装置であり、支点Oを中心
に旋回可能なターレット3と、その両端にそれぞれ保持
され、紙管等の巻芯4a、4bを保持して回転させる巻
取軸5a、5bと、両巻取軸5a、5bの中間位置の両
側に配置されたガイドロール6a、6b等を備えてい
る。ターレット3には、それぞれ支点O4 、O5 を中心
として旋回可能な一対のタッチロールアーム34a、3
4bと、それを旋回させるエアシリンダ35a、35b
が設けられており、且つ各タッチロールアーム34a、
34bの先端には、巻芯4a、4bに接触する位置にタ
ッチロール36a、36bが取り付けられている。な
お、図面では巻芯4aにウェブ1を巻き取っている状態
を示しているので、以下、巻芯4a、巻取軸5aをそれ
ぞれ旧巻芯4a、旧軸5aとし、巻芯4b、巻取軸5b
をそれぞれ新巻芯4b、新軸5bとする。
【0011】7は巻取装置2の近傍に位置しているフィ
ードフレーム、8はそのフィードフレーム7に取り付け
られたガイドロール、38は、巻取位置P1 の近傍に且
つフィードフレーム7に取り付けられた支持台、39は
その支持台38に保持されたガイドロール、40はテー
プレススプライサ(以下スプライス装置という)であ
る。スプライス装置40は、ガイドロール39によって
定められるウェブ走行路の下側に、すなわち、旧巻芯4
aに対するウェブの巻き側に配置されている。
ードフレーム、8はそのフィードフレーム7に取り付け
られたガイドロール、38は、巻取位置P1 の近傍に且
つフィードフレーム7に取り付けられた支持台、39は
その支持台38に保持されたガイドロール、40はテー
プレススプライサ(以下スプライス装置という)であ
る。スプライス装置40は、ガイドロール39によって
定められるウェブ走行路の下側に、すなわち、旧巻芯4
aに対するウェブの巻き側に配置されている。
【0012】スプライス装置40は、支持台38に支点
O6 を中心として旋回可能に設けられたスプライスアー
ム43と、そのスプライスアーム43を、巻取装置2に
よるウェブ巻取に干渉しない退避位置(図1に示す位
置)とウェブを旧巻芯4aから新巻芯4bへ切り換える
スプライス位置(図3に示す位置)とに往復動させる第
一駆動装置44を備えている。第一駆動装置44として
は、油圧、空圧等のシリンダ機構、モータ等任意をもの
を使用できるが、スプライスアーム43の円滑な動きを
可能とするよう油圧シリンダを用いる事が好ましい。
O6 を中心として旋回可能に設けられたスプライスアー
ム43と、そのスプライスアーム43を、巻取装置2に
よるウェブ巻取に干渉しない退避位置(図1に示す位
置)とウェブを旧巻芯4aから新巻芯4bへ切り換える
スプライス位置(図3に示す位置)とに往復動させる第
一駆動装置44を備えている。第一駆動装置44として
は、油圧、空圧等のシリンダ機構、モータ等任意をもの
を使用できるが、スプライスアーム43の円滑な動きを
可能とするよう油圧シリンダを用いる事が好ましい。
【0013】スプライスアーム43には、その先端に、
スプライスアーム43がスプライス位置に旋回した時、
旧巻芯4aに向かって走行しているウェブ1を新巻芯4
bに接触させるように案内する移動ガイドロール45が
取り付けられており、且つその移動ガイドロール45よ
りも支点に近い側に、該スプライスアーム43がスプラ
イス位置に旋回した時、旧巻芯4aに向かって走行して
いるウェブ1を新巻芯4bに押し付けニップする補助ロ
ール47が設けられている。図4から良く分かるよう
に、この補助ロール47はスプライスアーム43に対し
て旋回可能な補助アーム49に保持され且つエアシリン
ダ等のシリンダ機構50で駆動される構成となってい
る。かくして、シリンダ機構50を動作させることによ
り、補助ロール47を新巻芯4bに押し付けたり、新巻
芯4bから離すことができる。この補助ロール47の取
付位置は、新巻芯4bの外周を通って移動ガイドロール
45に至るウェブ1が新巻芯4bを離れる位置の少し上
流で、ウェブ1を新巻芯4bにニップするように定めら
れている。
スプライスアーム43がスプライス位置に旋回した時、
旧巻芯4aに向かって走行しているウェブ1を新巻芯4
bに接触させるように案内する移動ガイドロール45が
取り付けられており、且つその移動ガイドロール45よ
りも支点に近い側に、該スプライスアーム43がスプラ
イス位置に旋回した時、旧巻芯4aに向かって走行して
いるウェブ1を新巻芯4bに押し付けニップする補助ロ
ール47が設けられている。図4から良く分かるよう
に、この補助ロール47はスプライスアーム43に対し
て旋回可能な補助アーム49に保持され且つエアシリン
ダ等のシリンダ機構50で駆動される構成となってい
る。かくして、シリンダ機構50を動作させることによ
り、補助ロール47を新巻芯4bに押し付けたり、新巻
芯4bから離すことができる。この補助ロール47の取
付位置は、新巻芯4bの外周を通って移動ガイドロール
45に至るウェブ1が新巻芯4bを離れる位置の少し上
流で、ウェブ1を新巻芯4bにニップするように定めら
れている。
【0014】スプライスアーム43には更に、補助ロー
ル47と移動ガイドロール45との間を走行しているウ
ェブ1を切断する切断装置53が取り付けられている。
この切断装置53は、ウェブ1を切断するナイフ53a
を保持した移動ブロック53bと、その移動ブロック5
3bを往復動させるエアシリンダ53cを備えており、
且つその移動ブロック53bにはナイフ53aによる切
断位置よりも上流側にウェブ1にエアを吹き付けるエア
ノズル54が設けられている。
ル47と移動ガイドロール45との間を走行しているウ
ェブ1を切断する切断装置53が取り付けられている。
この切断装置53は、ウェブ1を切断するナイフ53a
を保持した移動ブロック53bと、その移動ブロック5
3bを往復動させるエアシリンダ53cを備えており、
且つその移動ブロック53bにはナイフ53aによる切
断位置よりも上流側にウェブ1にエアを吹き付けるエア
ノズル54が設けられている。
【0015】図1において、スプライス装置40は更
に、ウェブ走行路の下側に、且つスプライスアーム43
と同じ支点O6 を中心として旋回可能に設けられたニッ
プロールアーム56と、そのニップロールアーム56
を、巻取装置2によるウェブ巻取に干渉しない退避位置
(図1に示す位置)とウェブを旧巻芯4aから新巻芯4
bへ切り換えるスプライス位置(図3に示す位置)とに
往復動させる第二駆動装置(図示せず)を備えている。
この第二駆動装置にも、油圧、空圧等のシリンダ機構、
モータ等任意のものを用いることができるが、後述する
ように、ニップロールアーム56をスプライスアーム4
3で旋回させることがあるので、その際ニップロールア
ーム56の旋回に干渉しないよう、エアシリンダを用い
ることが好ましい。
に、ウェブ走行路の下側に、且つスプライスアーム43
と同じ支点O6 を中心として旋回可能に設けられたニッ
プロールアーム56と、そのニップロールアーム56
を、巻取装置2によるウェブ巻取に干渉しない退避位置
(図1に示す位置)とウェブを旧巻芯4aから新巻芯4
bへ切り換えるスプライス位置(図3に示す位置)とに
往復動させる第二駆動装置(図示せず)を備えている。
この第二駆動装置にも、油圧、空圧等のシリンダ機構、
モータ等任意のものを用いることができるが、後述する
ように、ニップロールアーム56をスプライスアーム4
3で旋回させることがあるので、その際ニップロールア
ーム56の旋回に干渉しないよう、エアシリンダを用い
ることが好ましい。
【0016】ニップロールアーム56には、該ニップロ
ールアーム56がスプライス位置に旋回した時、旧巻芯
4aに向かって走行しているウェブ1を新巻芯4bに抱
き込むようにニップするニップロール57が設けられて
いる。図4から良く分かるように、このニップロール5
7はニップロールアーム56に対して旋回可能な補助ア
ーム58に保持され且つエアシリンダ等のシリンダ機構
59で駆動される構成となっている。かくして、シリン
ダ機構59を動作させることにより、ニップロール57
を新巻芯4bに押し付けたり、新巻芯4bから離すこと
ができる。このニップロール57の取付位置は、補助ロ
ール47よりも上流でウェブ1を新巻芯4bにニップす
るように、且つウェブ1を新巻芯4bに対して極力大き
い巻付け角で巻き付けることができるように定めるもの
であり、本例では180°以上の巻付け角で巻き付ける
ことができるように定められている。このように大きい
巻付け角を用いると、ウェブ1を新巻芯4bに巻き付け
る動作が確実となる利点が得られる。
ールアーム56がスプライス位置に旋回した時、旧巻芯
4aに向かって走行しているウェブ1を新巻芯4bに抱
き込むようにニップするニップロール57が設けられて
いる。図4から良く分かるように、このニップロール5
7はニップロールアーム56に対して旋回可能な補助ア
ーム58に保持され且つエアシリンダ等のシリンダ機構
59で駆動される構成となっている。かくして、シリン
ダ機構59を動作させることにより、ニップロール57
を新巻芯4bに押し付けたり、新巻芯4bから離すこと
ができる。このニップロール57の取付位置は、補助ロ
ール47よりも上流でウェブ1を新巻芯4bにニップす
るように、且つウェブ1を新巻芯4bに対して極力大き
い巻付け角で巻き付けることができるように定めるもの
であり、本例では180°以上の巻付け角で巻き付ける
ことができるように定められている。このように大きい
巻付け角を用いると、ウェブ1を新巻芯4bに巻き付け
る動作が確実となる利点が得られる。
【0017】スプライスアーム43には、スプライスア
ーム43に対するニップロールアーム56の、待機位置
に向かう方向の位置を規制するストッパ61が設けられ
ている。このため、図1、図2に示すように、ニップロ
ールアーム56をストッパ61に突き当たる位置とした
状態で、スプライスアーム43をスプライス位置に向か
って旋回させると、ニップロールアーム56を第二駆動
装置で旋回させなくても、スプライスアーム43と一緒
にスプライス位置に向かって旋回させることができる。
ーム43に対するニップロールアーム56の、待機位置
に向かう方向の位置を規制するストッパ61が設けられ
ている。このため、図1、図2に示すように、ニップロ
ールアーム56をストッパ61に突き当たる位置とした
状態で、スプライスアーム43をスプライス位置に向か
って旋回させると、ニップロールアーム56を第二駆動
装置で旋回させなくても、スプライスアーム43と一緒
にスプライス位置に向かって旋回させることができる。
【0018】次に、上記構成のスプライス装置40によ
るテープレススプライス動作を図5、図6も参照して説
明する。なお、以下の説明において、ステップa〜ステ
ップmはそれぞれ図5、図6の(a)〜(m)に対応す
る。通常の巻取時は図1に示すように、巻取位置P1 に
位置する旧巻芯4a上にウェブ1が巻き取られており、
その上にタッチロール36aが押し付けられている。ま
た、スプライスアーム43及びニップロールアーム56
はウェブ巻取に干渉しない待機位置となっている。
るテープレススプライス動作を図5、図6も参照して説
明する。なお、以下の説明において、ステップa〜ステ
ップmはそれぞれ図5、図6の(a)〜(m)に対応す
る。通常の巻取時は図1に示すように、巻取位置P1 に
位置する旧巻芯4a上にウェブ1が巻き取られており、
その上にタッチロール36aが押し付けられている。ま
た、スプライスアーム43及びニップロールアーム56
はウェブ巻取に干渉しない待機位置となっている。
【0019】旧巻芯4a上のウェブの巻取量が多くなっ
て切換が必要となってくると、ターレット3が反時計方
向に回転し、ウェブ巻取中の旧巻芯4aを、下側即ちス
プライス装置40側を通過させて巻芯交換位置P2 に移
動させる。これにより、図2に示すように、ウェブ1は
下方に位置するガイドロール6aで案内されて走行する
状態となり、その上方に、巻取位置P1 に移動してきた
新巻芯4bが位置することとなる。この時、新巻芯4b
に対応して設けているタッチロール36bは新巻芯4b
から離れた位置で待機している。この時の状態が図5
(a)に示すステップaの状態である。
て切換が必要となってくると、ターレット3が反時計方
向に回転し、ウェブ巻取中の旧巻芯4aを、下側即ちス
プライス装置40側を通過させて巻芯交換位置P2 に移
動させる。これにより、図2に示すように、ウェブ1は
下方に位置するガイドロール6aで案内されて走行する
状態となり、その上方に、巻取位置P1 に移動してきた
新巻芯4bが位置することとなる。この時、新巻芯4b
に対応して設けているタッチロール36bは新巻芯4b
から離れた位置で待機している。この時の状態が図5
(a)に示すステップaの状態である。
【0020】次に、新巻芯4bが回転駆動された状態
で、スプライスアーム43に連結された第一駆動装置4
4がスプライスアーム43を上方に旋回させる。これに
より、スプライスアーム43が上方に旋回すると共にニ
ップロールアーム56も上方に旋回させる。この上昇途
中、まず、移動ガイドロール45がウェブ1に接触し
(ステップb)、そのウェブ1を上昇させて、新巻芯4
bに接触させ(ステップc)、次いで、ニップロール5
7がウェブ1に接触し(ステップd)、更に、スプライ
スアーム43が上昇して、スプライス位置に移動して停
止する(ステップe)。その後、補助ロール47とニッ
プロール57がウェブ1を新巻芯4bに押し付け、ニッ
プする(ステップf)。なお、この状態が図4に示す状
態である。
で、スプライスアーム43に連結された第一駆動装置4
4がスプライスアーム43を上方に旋回させる。これに
より、スプライスアーム43が上方に旋回すると共にニ
ップロールアーム56も上方に旋回させる。この上昇途
中、まず、移動ガイドロール45がウェブ1に接触し
(ステップb)、そのウェブ1を上昇させて、新巻芯4
bに接触させ(ステップc)、次いで、ニップロール5
7がウェブ1に接触し(ステップd)、更に、スプライ
スアーム43が上昇して、スプライス位置に移動して停
止する(ステップe)。その後、補助ロール47とニッ
プロール57がウェブ1を新巻芯4bに押し付け、ニッ
プする(ステップf)。なお、この状態が図4に示す状
態である。
【0021】次に、切断装置53が作動し、ナイフ53
aが前進して走行中のウェブ1を切断し、同時にそのウ
ェブ1にエアノズル54がエアを吹き付ける。これによ
り、切断されたウェブ1の端部が新巻芯4bに巻き付け
られ、スプライスが行われる(ステップg)。その後、
補助ロール47が新巻芯4bから離れ(ステップh)、
スプライスアーム43が下方に旋回し(ステップi)、
次いで、タッチロール36bが新巻芯4bに押し付けら
れて巻き取られているウェブ1を押さえ(ステップ
j)、その後、ニップロール57が新巻芯4bから離れ
(ステップk)、ニップロールアーム56が下方に旋回
し(ステップl)、元の待機位置に戻す。以上によっ
て、巻芯の切換動作が終了する(ステップm)。切換動
作終了後、適当な時期に巻芯交換位置P2 にあるウェブ
を巻き取った旧巻芯4aを取り外し、空の巻芯をセット
して次の動作に備える。
aが前進して走行中のウェブ1を切断し、同時にそのウ
ェブ1にエアノズル54がエアを吹き付ける。これによ
り、切断されたウェブ1の端部が新巻芯4bに巻き付け
られ、スプライスが行われる(ステップg)。その後、
補助ロール47が新巻芯4bから離れ(ステップh)、
スプライスアーム43が下方に旋回し(ステップi)、
次いで、タッチロール36bが新巻芯4bに押し付けら
れて巻き取られているウェブ1を押さえ(ステップ
j)、その後、ニップロール57が新巻芯4bから離れ
(ステップk)、ニップロールアーム56が下方に旋回
し(ステップl)、元の待機位置に戻す。以上によっ
て、巻芯の切換動作が終了する(ステップm)。切換動
作終了後、適当な時期に巻芯交換位置P2 にあるウェブ
を巻き取った旧巻芯4aを取り外し、空の巻芯をセット
して次の動作に備える。
【0022】次に、上記したテープレススプライス動作
時における張力制御について説明する。図7は通常の巻
取時における張力制御方式を示すブロック図、図8はス
プライス時における張力制御方式を示すブロック図であ
る。図7、図8において、70a、70bは巻取装置2
の旧軸5a、新軸5bにそれぞれ駆動連結された駆動モ
ータ、71は、巻取装置2の上流においてウェブ1の張
力を検出するために設けた張力検出手段であり、本実施
例ではダンサーロールを用いたものを示している。72
は、巻取装置2内において、新軸5bと旧軸5aとの間
のウェブ張力を検出するように配置された補助張力検出
手段であり、本実施例ではテンションピックアップが使
用されている。この補助張力検出手段72は、本実施例
では、図1〜図3に示すように、ターレット3の下方に
配置されたエアシリンダ73に保持されており、ターレ
ット3が旋回する時には、それに干渉しないように下方
に待機しているが、ターレット3が旋回を終わった後に
は上昇してウェブ1に接触し、張力を検出可能である。
図7、図8において、75は巻取装置2の駆動モータ7
0a、70bの運転制御を行うためのテンションコント
ロールユニットであり、後述するように、張力検出手段
71、補助張力検出手段72からの信号に基づいて駆動
モータ70a、70bに速度指令を出力してテンション
制御する機能、駆動モータ70a、70bをプリドライ
ブ駆動する機能、及び、これらの駆動方式を所望のタイ
ミングで切り換える機能等を備えている。
時における張力制御について説明する。図7は通常の巻
取時における張力制御方式を示すブロック図、図8はス
プライス時における張力制御方式を示すブロック図であ
る。図7、図8において、70a、70bは巻取装置2
の旧軸5a、新軸5bにそれぞれ駆動連結された駆動モ
ータ、71は、巻取装置2の上流においてウェブ1の張
力を検出するために設けた張力検出手段であり、本実施
例ではダンサーロールを用いたものを示している。72
は、巻取装置2内において、新軸5bと旧軸5aとの間
のウェブ張力を検出するように配置された補助張力検出
手段であり、本実施例ではテンションピックアップが使
用されている。この補助張力検出手段72は、本実施例
では、図1〜図3に示すように、ターレット3の下方に
配置されたエアシリンダ73に保持されており、ターレ
ット3が旋回する時には、それに干渉しないように下方
に待機しているが、ターレット3が旋回を終わった後に
は上昇してウェブ1に接触し、張力を検出可能である。
図7、図8において、75は巻取装置2の駆動モータ7
0a、70bの運転制御を行うためのテンションコント
ロールユニットであり、後述するように、張力検出手段
71、補助張力検出手段72からの信号に基づいて駆動
モータ70a、70bに速度指令を出力してテンション
制御する機能、駆動モータ70a、70bをプリドライ
ブ駆動する機能、及び、これらの駆動方式を所望のタイ
ミングで切り換える機能等を備えている。
【0023】図9は、本発明の実施例による張力制御方
法を示すタイミングチャートであり、図中のステップa
〜gは、図5、図6に示すステップa〜gに対応する。
まず、スプライス動作に入る前の通常の巻取時には、図
7に示すように、張力検出手段71からの信号がテンシ
ョンコントロールユニット75に送られ、テンションコ
ントロールユニット75は、ウェブ張力が所望の値とな
るように、ウェブ巻取中の旧軸用の駆動モータ70aに
速度指令を出し、巻取軸速度を制御している。すなわ
ち、旧軸5aはテンション制御の状態となっている。
法を示すタイミングチャートであり、図中のステップa
〜gは、図5、図6に示すステップa〜gに対応する。
まず、スプライス動作に入る前の通常の巻取時には、図
7に示すように、張力検出手段71からの信号がテンシ
ョンコントロールユニット75に送られ、テンションコ
ントロールユニット75は、ウェブ張力が所望の値とな
るように、ウェブ巻取中の旧軸用の駆動モータ70aに
速度指令を出し、巻取軸速度を制御している。すなわ
ち、旧軸5aはテンション制御の状態となっている。
【0024】次に、巻取装置2のターレット3を旋回さ
せ、且つ補助張力検出手段72を新旧軸間のウェブ張力
を検出する位置に移動させた後、スプライス動作の開始
に当たって、まず、新軸5bを駆動するための駆動モー
タ70bにプリドライブ運転をかけ、その新軸5bに保
持した新巻芯4bの周速をウェブ1の走行速度に一致さ
せる。そして、旧軸5aはテンション制御した状態で、
スプライス動作を開始し、ウェブ1を移動移動ガイドロ
ール45によって移動させ、新巻芯4bを抱くように接
触させてゆく。次いで、ウェブ1が新巻芯4bに接触し
た(ステップc)後の所定のタイミングで、旧軸5a
を、補助張力検出手段72からの信号に基づいて速度制
御を行う補助テンション制御に切り換える。この時のタ
イミングは、ウェブ1が新巻芯4bに対してほぼ滑りを
生じないような巻付角に巻き付いた時となるように定め
られるものであり、ウェブの物性、運転速度等に応じて
適宜定めればよい。これにより、ウェブ1が旧巻芯4a
に巻き取られている状態ではあるが、その上流の新巻芯
4bによってほぼテンションカットされる状態となった
時には、旧軸5aは、新巻芯4bと旧巻芯4aとの間を
走行しているウェブ1に作用する張力が所定の値となる
ように制御されることとなる。このため、新巻芯4bと
旧巻芯4aとの間を走行しているウェブ1に過大な張力
変動が生じることがなく、従って張りや弛みがほとんど
発生せず、ウェブ1が旧軸5aに良好に巻き取られ続け
る。
せ、且つ補助張力検出手段72を新旧軸間のウェブ張力
を検出する位置に移動させた後、スプライス動作の開始
に当たって、まず、新軸5bを駆動するための駆動モー
タ70bにプリドライブ運転をかけ、その新軸5bに保
持した新巻芯4bの周速をウェブ1の走行速度に一致さ
せる。そして、旧軸5aはテンション制御した状態で、
スプライス動作を開始し、ウェブ1を移動移動ガイドロ
ール45によって移動させ、新巻芯4bを抱くように接
触させてゆく。次いで、ウェブ1が新巻芯4bに接触し
た(ステップc)後の所定のタイミングで、旧軸5a
を、補助張力検出手段72からの信号に基づいて速度制
御を行う補助テンション制御に切り換える。この時のタ
イミングは、ウェブ1が新巻芯4bに対してほぼ滑りを
生じないような巻付角に巻き付いた時となるように定め
られるものであり、ウェブの物性、運転速度等に応じて
適宜定めればよい。これにより、ウェブ1が旧巻芯4a
に巻き取られている状態ではあるが、その上流の新巻芯
4bによってほぼテンションカットされる状態となった
時には、旧軸5aは、新巻芯4bと旧巻芯4aとの間を
走行しているウェブ1に作用する張力が所定の値となる
ように制御されることとなる。このため、新巻芯4bと
旧巻芯4aとの間を走行しているウェブ1に過大な張力
変動が生じることがなく、従って張りや弛みがほとんど
発生せず、ウェブ1が旧軸5aに良好に巻き取られ続け
る。
【0025】一方、新軸5b側では、旧軸5aが補助テ
ンション制御に切り換わった時点で、その駆動モータ7
0bを、張力検出手段71からの信号に基づいた速度指
令による制御、即ちテンション制御に移行させる。かく
して、旧軸5aが補助テンション制御に切り換わり、巻
取装置の上流に配置した張力検出手段71のところにお
けるウェブ1の張力制御を行わなくなった時には、それ
に代わって新軸5bが巻取装置上流のウェブ1の張力制
御を行うこととなり、従って、張力検出手段71のとこ
ろのウェブ張力は常時制御されており、この部分におけ
るウェブ1にも過大な張力変動は生じない。
ンション制御に切り換わった時点で、その駆動モータ7
0bを、張力検出手段71からの信号に基づいた速度指
令による制御、即ちテンション制御に移行させる。かく
して、旧軸5aが補助テンション制御に切り換わり、巻
取装置の上流に配置した張力検出手段71のところにお
けるウェブ1の張力制御を行わなくなった時には、それ
に代わって新軸5bが巻取装置上流のウェブ1の張力制
御を行うこととなり、従って、張力検出手段71のとこ
ろのウェブ張力は常時制御されており、この部分におけ
るウェブ1にも過大な張力変動は生じない。
【0026】旧軸5aを、新旧軸間のウェブ張力を制御
する補助テンション制御とし、新軸5bを巻取装置上流
のウェブ張力を制御するテンション制御に切り換えた後
は、その状態でスプライス動作を続けてゆき、ステップ
gにおいて、旧巻芯4aへのウェブ1を切断し、且つ新
巻芯4bに巻付けた後は、旧軸5aの運転を停止する。
一方、新軸5bはそのまま、テンション制御を継続し、
通常の巻取状態に移行する。以上のように旧軸5a、新
軸5bの運転制御を行うことにより、ウェブ1の過大な
張力変動を抑制して、テープレススプライス動作を良好
に行うことができる。
する補助テンション制御とし、新軸5bを巻取装置上流
のウェブ張力を制御するテンション制御に切り換えた後
は、その状態でスプライス動作を続けてゆき、ステップ
gにおいて、旧巻芯4aへのウェブ1を切断し、且つ新
巻芯4bに巻付けた後は、旧軸5aの運転を停止する。
一方、新軸5bはそのまま、テンション制御を継続し、
通常の巻取状態に移行する。以上のように旧軸5a、新
軸5bの運転制御を行うことにより、ウェブ1の過大な
張力変動を抑制して、テープレススプライス動作を良好
に行うことができる。
【0027】なお、上記実施例では、新軸5bのテンシ
ョン制御への移行のタイミングを、旧軸5aが補助テン
ション制御に切り換わった時点としている。この構成
は、旧軸用及び新軸用の各駆動モータ70a、70bの
制御方法を同時に切り換えるため、制御が容易となる利
点がある。しかしながら、本発明はこの構成に限定され
るものでなく、新軸5bのテンション制御への移行のタ
イミングを図9に示す場合よりも若干早め、ウェブ1に
移動ガイドロール45が接触する時点から旧軸5aが補
助テンション制御に切り換わる時点までの間としてもよ
い。その場合には、一時的に旧軸5a、新軸5bの双方
がテンション制御されることとなり、張力検出手段71
を設けた位置でのウェブ1の張力制御が一層安定する利
点が得られる。
ョン制御への移行のタイミングを、旧軸5aが補助テン
ション制御に切り換わった時点としている。この構成
は、旧軸用及び新軸用の各駆動モータ70a、70bの
制御方法を同時に切り換えるため、制御が容易となる利
点がある。しかしながら、本発明はこの構成に限定され
るものでなく、新軸5bのテンション制御への移行のタ
イミングを図9に示す場合よりも若干早め、ウェブ1に
移動ガイドロール45が接触する時点から旧軸5aが補
助テンション制御に切り換わる時点までの間としてもよ
い。その場合には、一時的に旧軸5a、新軸5bの双方
がテンション制御されることとなり、張力検出手段71
を設けた位置でのウェブ1の張力制御が一層安定する利
点が得られる。
【0028】以上に説明した張力制御は本発明の基本で
あり、これの実施に当たっては、各種補正を行うことが
望ましい。以下、その補正動作を図9により説明する。
まず、ウェブ1に移動ガイドロール45が接触した時
(ステップb)、巻取装置上流に配置した張力検出手段
71によるテンションコントロールの制御ゲインを、通
常の巻取時の制御ゲインの50〜80%のスプライス用
ゲインに変更し、ウェブ1の張力変動に対する新軸5b
及び旧軸5aの速度指令の応答性を低下させる。このス
プライス用ゲインは、ステップgまで継続する。スプラ
イス用ゲインを採用したのは次の理由による。すなわ
ち、ステップb以降は、移動ガイドロール45がウェブ
1の走行位置を変更させるため、上流のウェブ1に大き
い張力変動を生じさせることがあり、この張力変動に新
軸5b及び旧軸5aの回転速度が敏感に応答するとハン
チングを生じる恐れが生じるが、上記したように応答性
を低くしたスプライス用ゲインを採用すると、ウェブに
生じる張力変動に敏速に応答することがなく、このため
ハンチングの発生を防止できる。また同様に、旧軸5a
に対する補助テンション制御時においても、補助張力検
出手段72によるテンションコントロールの制御ゲイン
を、張力検出手段71によるスプライス用ゲインと同等
のスプライス用ゲインとする。
あり、これの実施に当たっては、各種補正を行うことが
望ましい。以下、その補正動作を図9により説明する。
まず、ウェブ1に移動ガイドロール45が接触した時
(ステップb)、巻取装置上流に配置した張力検出手段
71によるテンションコントロールの制御ゲインを、通
常の巻取時の制御ゲインの50〜80%のスプライス用
ゲインに変更し、ウェブ1の張力変動に対する新軸5b
及び旧軸5aの速度指令の応答性を低下させる。このス
プライス用ゲインは、ステップgまで継続する。スプラ
イス用ゲインを採用したのは次の理由による。すなわ
ち、ステップb以降は、移動ガイドロール45がウェブ
1の走行位置を変更させるため、上流のウェブ1に大き
い張力変動を生じさせることがあり、この張力変動に新
軸5b及び旧軸5aの回転速度が敏感に応答するとハン
チングを生じる恐れが生じるが、上記したように応答性
を低くしたスプライス用ゲインを採用すると、ウェブに
生じる張力変動に敏速に応答することがなく、このため
ハンチングの発生を防止できる。また同様に、旧軸5a
に対する補助テンション制御時においても、補助張力検
出手段72によるテンションコントロールの制御ゲイン
を、張力検出手段71によるスプライス用ゲインと同等
のスプライス用ゲインとする。
【0029】次に、ステップb以降におけるテンション
制御の際に、新軸5b、旧軸5aの速度指令に対して紙
パス補正を行う。この紙パス補正は、スプライスアーム
43の上昇によるウェブ1のパス長の変化分、または、
変化分に対する一定の割合だけ速度を変化させ、制御が
追いつかないことによる新巻芯4bと旧巻芯4aとの間
のウェブ1の異常な張力上昇を避けるために行うもので
あり、具体的には、新軸5bに対して速度を上げるよう
に、旧軸5aに対して速度を下げるように、速度補正を
行う。この紙パス補正による速度補正量は、スプライス
アームの上昇速度を考慮して適宜設定すればよい。紙パ
ス補正を行う期間は、当然ウェブ1のパス長が変化して
いる期間であり、新軸5bに対してはテンション制御に
移行した時点から、スプライスアーム43の上昇が終了
した時点(ステップe)まで、旧軸5aに対してはステ
ップbから補助テンション制御へ移行するまでである。
制御の際に、新軸5b、旧軸5aの速度指令に対して紙
パス補正を行う。この紙パス補正は、スプライスアーム
43の上昇によるウェブ1のパス長の変化分、または、
変化分に対する一定の割合だけ速度を変化させ、制御が
追いつかないことによる新巻芯4bと旧巻芯4aとの間
のウェブ1の異常な張力上昇を避けるために行うもので
あり、具体的には、新軸5bに対して速度を上げるよう
に、旧軸5aに対して速度を下げるように、速度補正を
行う。この紙パス補正による速度補正量は、スプライス
アームの上昇速度を考慮して適宜設定すればよい。紙パ
ス補正を行う期間は、当然ウェブ1のパス長が変化して
いる期間であり、新軸5bに対してはテンション制御に
移行した時点から、スプライスアーム43の上昇が終了
した時点(ステップe)まで、旧軸5aに対してはステ
ップbから補助テンション制御へ移行するまでである。
【0030】更に、旧軸5aが補助テンション制御に入
った後、新軸5bに対して速度補正を行う。この速度補
正は、速度指令の0.数%を加えて、新軸5bの回転速
度を少し上げるものである。旧軸5aが補助テンション
制御に入った後は、新軸5bのテンション制御によって
巻取装置2の上流におけるウェブ1の張力制御を行って
いるが、この際、新巻芯4bに対するウェブのニップ不
足が生じているためか、ウェブ1の走行速度が新巻芯4
bの周速よりもわずかに遅くなる傾向がある。そこで、
ウェブ1の速度を高めるために上記した速度補正を行っ
て新巻芯4bの周速を若干高めており、この速度補正に
より、張力検出手段71を配置した位置におけるウェブ
1の張力制御が良好に行われる。
った後、新軸5bに対して速度補正を行う。この速度補
正は、速度指令の0.数%を加えて、新軸5bの回転速
度を少し上げるものである。旧軸5aが補助テンション
制御に入った後は、新軸5bのテンション制御によって
巻取装置2の上流におけるウェブ1の張力制御を行って
いるが、この際、新巻芯4bに対するウェブのニップ不
足が生じているためか、ウェブ1の走行速度が新巻芯4
bの周速よりもわずかに遅くなる傾向がある。そこで、
ウェブ1の速度を高めるために上記した速度補正を行っ
て新巻芯4bの周速を若干高めており、この速度補正に
より、張力検出手段71を配置した位置におけるウェブ
1の張力制御が良好に行われる。
【0031】以上のように各種の補正を行うことによ
り、巻取装置の上流及び巻取装置内(新軸、旧軸間)の
ウェブの張力制御を一層良好に行うことができる。これ
らの各補正値は、ウェブの種類、運転速度、スプライス
アームの上昇速度等に応じて、実験或いは計算により、
適宜定めれば良い。
り、巻取装置の上流及び巻取装置内(新軸、旧軸間)の
ウェブの張力制御を一層良好に行うことができる。これ
らの各補正値は、ウェブの種類、運転速度、スプライス
アームの上昇速度等に応じて、実験或いは計算により、
適宜定めれば良い。
【0032】なお、上記実施例は、図1〜図4に示す構
成のテープレススプライサに対して適用した場合のもの
であるが、本発明の張力制御方法を適用する対象となる
テープレススプライサは図示のものに限るものではな
く、例えば、移動ガイドロール45、補助ロール47、
ニップロール57、切断装置53、補助張力検出手段7
2等の配列や保持機構等の異なったテープレススプライ
サに対しても本発明は適用可能である。
成のテープレススプライサに対して適用した場合のもの
であるが、本発明の張力制御方法を適用する対象となる
テープレススプライサは図示のものに限るものではな
く、例えば、移動ガイドロール45、補助ロール47、
ニップロール57、切断装置53、補助張力検出手段7
2等の配列や保持機構等の異なったテープレススプライ
サに対しても本発明は適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、テープレススプライス動作において、旧巻芯に巻き
取られているウェブが、新巻芯に対して滑りを生じない
ような或る巻付け角度まで接触した後は、ウェブを巻き
取っている旧軸は、巻取装置内に設けている補助張力検
出手段からの信号による補助テンション制御されるた
め、新軸と旧軸との間のウェブに過大な張力変動が生じ
ることなく、良好に巻取を継続でき、また、新軸は、旧
軸が補助テンション制御に移行するまでに巻取装置上流
の張力検出手段からの信号によるテンション制御が行わ
れる状態となっているため、スプライス動作中常に、巻
取装置の上流の張力検出手段を設けた位置におけるウェ
ブ張力を旧軸又は新軸によって制御しており、この位置
でのウェブに大きい張力変動を生じることもなく、結
局、ウェブに過大な弛みや張りが発生せず、ウェブの破
断を生じることなく良好にテープレススプライスを行う
ことができるという効果を有している。
は、テープレススプライス動作において、旧巻芯に巻き
取られているウェブが、新巻芯に対して滑りを生じない
ような或る巻付け角度まで接触した後は、ウェブを巻き
取っている旧軸は、巻取装置内に設けている補助張力検
出手段からの信号による補助テンション制御されるた
め、新軸と旧軸との間のウェブに過大な張力変動が生じ
ることなく、良好に巻取を継続でき、また、新軸は、旧
軸が補助テンション制御に移行するまでに巻取装置上流
の張力検出手段からの信号によるテンション制御が行わ
れる状態となっているため、スプライス動作中常に、巻
取装置の上流の張力検出手段を設けた位置におけるウェ
ブ張力を旧軸又は新軸によって制御しており、この位置
でのウェブに大きい張力変動を生じることもなく、結
局、ウェブに過大な弛みや張りが発生せず、ウェブの破
断を生じることなく良好にテープレススプライスを行う
ことができるという効果を有している。
【0034】ここで、新軸のテンション制御を開始した
時点からウェブを切断して新巻芯に巻き付けるまでの
間、前記旧軸及び新軸に対するテンション制御のゲイン
を通常の巻取時に比べて低く設定しておくと、ウェブの
張力変動に対する新軸及び旧軸の回転速度変化の応答性
が低くなり、このため、移動ガイドロールがウェブの走
行位置を変更させる際にウェブに生じさせる張力変動に
はあまり応答することがなく、このためハンチングの発
生を防止できるという効果が得られる。
時点からウェブを切断して新巻芯に巻き付けるまでの
間、前記旧軸及び新軸に対するテンション制御のゲイン
を通常の巻取時に比べて低く設定しておくと、ウェブの
張力変動に対する新軸及び旧軸の回転速度変化の応答性
が低くなり、このため、移動ガイドロールがウェブの走
行位置を変更させる際にウェブに生じさせる張力変動に
はあまり応答することがなく、このためハンチングの発
生を防止できるという効果が得られる。
【図1】テープレススプライサを備えた印刷機のウェブ
巻取機を示す概略断面図
巻取機を示す概略断面図
【図2】図1に示す装置を、ターレットを旋回させた状
態で示す概略断面図
態で示す概略断面図
【図3】図1に示す装置を、スプライス動作時の状態で
示す概略断面図
示す概略断面図
【図4】図3に示す装置の要部を示す概略断面図
【図5】上記テープレススプライサによるスプライス動
作のステップa〜ステップiを示す概略側面図
作のステップa〜ステップiを示す概略側面図
【図6】上記テープレススプライサによるスプライス動
作のステップj〜ステップmを示す概略側面図
作のステップj〜ステップmを示す概略側面図
【図7】上記実施例において、通常の巻取時における張
力制御方式を示すブロック図
力制御方式を示すブロック図
【図8】上記実施例において、スプライス動作途中にお
ける張力制御方式を示すブロック図
ける張力制御方式を示すブロック図
【図9】本発明の実施例による張力制御方法のタイミン
グチャート
グチャート
1 ウェブ 2 巻取装置 3 ターレット 4a 巻芯(旧巻芯) 4b 巻芯(新巻芯) 5a 巻取軸(旧軸) 5b 巻取軸(新軸) 40 テープレススプライサ(スプライス装置) 43 スプライスアーム 45 移動ガイドロール 47 補助ロール 53 切断装置 57 ニップロール 70a 駆動モータ(旧軸用) 70b 駆動モータ(新軸用) 71 張力検出手段 72 補助張力検出手段 73 エアシリンダ 75 テンションコントロールユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 巻取装置のターレットに設けられた一方
の巻取軸(以下旧軸という)に保持されている旧巻芯上
にウェブを巻き取りながら、前記ターレットを旋回させ
て、前記旧巻芯に向かって走行しているウェブの走行路
を、前記ターレットに設けられた他方の巻取軸(以下新
軸という)にセットした新巻芯の近傍に移動させ、次い
で、走行中のウェブを、移動ガイドロールによって前記
新巻芯を抱き込むように移動させ、その後、新巻芯の下
流でウェブを切断して、ウェブ端部を新巻芯に巻き付け
て巻芯切換を行うテープレススプライス動作において、
前記旧軸の回転制御を、スプライス動作開始前の通常の
巻取動作時には、巻取装置の上流にウェブ張力を検出す
るように配置した張力検出手段からの信号に応じて制御
するテンション制御で行い、スプライス動作開始後も、
そのテンション制御を続け、前記ウェブが前記新巻芯に
接触した後の所定のタイミングで、前記新軸と旧軸との
間にウェブ張力を検出するように配置した補助張力検出
手段からの信号に応じて旧軸の回転制御を行う補助テン
ション制御に切り換え、一方、前記新軸の回転制御は、
前記ウェブに移動ガイドロールが接触するまでに、ウェ
ブ走行速度に昇速させておき、且つその時点から前記旧
軸の回転制御を補助テンション制御に切り換えるまでの
間に、巻取装置上流に配置している前記張力検出手段か
らの信号に応じて制御するテンション制御に切り換える
ことを特徴とするテープレススプライス時の張力制御方
法。 - 【請求項2】 前記新軸に対するテンション制御を開始
した時点からウェブを切断して新巻芯に巻き付けるまで
の間、前記新軸及び旧軸に対するテンション制御のゲイ
ンを通常の巻取時に比べて低く設定することを特徴とす
る請求項1記載のテープレススプライス時の張力制御方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201603A JPH0930698A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | テープレススプライス時の張力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7201603A JPH0930698A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | テープレススプライス時の張力制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930698A true JPH0930698A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16443794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7201603A Pending JPH0930698A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | テープレススプライス時の張力制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010013197A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Fuji Iron Works Co Ltd | ターレット巻取機における巻替制御方法 |
| CN115783844A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-14 | 三一技术装备有限公司 | 换卷装置及换卷方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004212963A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-29 | Fujitsu Display Technologies Corp | 液晶表示装置及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7201603A patent/JPH0930698A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004212963A (ja) * | 2002-12-18 | 2004-07-29 | Fujitsu Display Technologies Corp | 液晶表示装置及びその製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010013197A (ja) * | 2008-07-01 | 2010-01-21 | Fuji Iron Works Co Ltd | ターレット巻取機における巻替制御方法 |
| CN115783844A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-14 | 三一技术装备有限公司 | 换卷装置及换卷方法 |
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