JPH09307089A - 増幅型固体撮像素子の製法 - Google Patents
増幅型固体撮像素子の製法Info
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- JPH09307089A JPH09307089A JP8116523A JP11652396A JPH09307089A JP H09307089 A JPH09307089 A JP H09307089A JP 8116523 A JP8116523 A JP 8116523A JP 11652396 A JP11652396 A JP 11652396A JP H09307089 A JPH09307089 A JP H09307089A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 注入イオンの局所的チャネリングを防止して
不純物プロファイルを均一とすることにより、固定パタ
ーンノイズのない増幅型固体撮像素子の製法を提供す
る。 【解決手段】 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して、
ゲート電極となるべき非晶質半導体層を形成する工程
と、マスクを介して非晶質半導体層上からのイオン注入
により、半導体基板に画素トランジスタのソース領域及
びドレイン領域を形成する工程と、画素トランジスタの
ゲート電極に対応するパターンに非晶質半導体層をパタ
ーニングする工程とを有して増幅型固体撮像素子を形成
する。
不純物プロファイルを均一とすることにより、固定パタ
ーンノイズのない増幅型固体撮像素子の製法を提供す
る。 【解決手段】 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して、
ゲート電極となるべき非晶質半導体層を形成する工程
と、マスクを介して非晶質半導体層上からのイオン注入
により、半導体基板に画素トランジスタのソース領域及
びドレイン領域を形成する工程と、画素トランジスタの
ゲート電極に対応するパターンに非晶質半導体層をパタ
ーニングする工程とを有して増幅型固体撮像素子を形成
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電界効果型トラン
ジスタを画素として用いてなる増幅型固体撮像素子の製
法に係わる。
ジスタを画素として用いてなる増幅型固体撮像素子の製
法に係わる。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子の高解像度化の要求
に従って、画素毎に光信号電荷を増幅する増幅型固体撮
像素子が開発されている。この増幅型固体撮像素子は、
画素毎に電界効果型トランジスタ(MOS型トランジス
タ)を備え、画素に光電変換された電荷を蓄積し、この
電荷をトランジスタの電流変調として取り出す一種の信
号変換を行うものを指している。
に従って、画素毎に光信号電荷を増幅する増幅型固体撮
像素子が開発されている。この増幅型固体撮像素子は、
画素毎に電界効果型トランジスタ(MOS型トランジス
タ)を備え、画素に光電変換された電荷を蓄積し、この
電荷をトランジスタの電流変調として取り出す一種の信
号変換を行うものを指している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図8及び図9は、先に
提案した増幅型固体撮像素子の比較例を示す。この増幅
型固体撮像素子31は、図9に示すように、第1導電型
例えばp型のシリコン半導体基板44上に第2導電型即
ちn型の半導体領域、即ちオーバーフローバリア領域4
5及びp型の半導体ウエル領域46が形成され、更にp
型の電荷蓄積領域となるいわゆるセンサーウエル領域4
7が形成され、p型ウエル領域によるチャネル領域48
上にSiO2 等によるゲート絶縁膜49を介して、光を
透過するリング状のゲート電極32が形成され、そのリ
ング形状のゲート電極32で囲まれた内部領域及び外部
領域に対応してそれぞれセルフアラインにてソース領域
33及び他の画素と共通のドレイン領域34が形成さ
れ、ここに1画素となる画素MOSトランジスタ35が
構成される。
提案した増幅型固体撮像素子の比較例を示す。この増幅
型固体撮像素子31は、図9に示すように、第1導電型
例えばp型のシリコン半導体基板44上に第2導電型即
ちn型の半導体領域、即ちオーバーフローバリア領域4
5及びp型の半導体ウエル領域46が形成され、更にp
型の電荷蓄積領域となるいわゆるセンサーウエル領域4
7が形成され、p型ウエル領域によるチャネル領域48
上にSiO2 等によるゲート絶縁膜49を介して、光を
透過するリング状のゲート電極32が形成され、そのリ
ング形状のゲート電極32で囲まれた内部領域及び外部
領域に対応してそれぞれセルフアラインにてソース領域
33及び他の画素と共通のドレイン領域34が形成さ
れ、ここに1画素となる画素MOSトランジスタ35が
構成される。
【0004】この画素MOSトランジスタ35が、図8
に示すように、複数個マトリックス状に配列され、各列
に対応する画素MOSトランジスタ35のソース領域3
3がソースコンタクト部36を通じて垂直方向に沿って
形成された例えば第1層Alによる共通の信号線39に
接続される。
に示すように、複数個マトリックス状に配列され、各列
に対応する画素MOSトランジスタ35のソース領域3
3がソースコンタクト部36を通じて垂直方向に沿って
形成された例えば第1層Alによる共通の信号線39に
接続される。
【0005】水平方向に隣り合う2つの画素MOSトラ
ンジスタ35では、そのそれぞれリング状のゲート電極
32より延長して両延長端が互いに連結するようなV字
状の配線部43が形成される。この配線部43は、ゲー
ト電極32と同一電極材(すなわち導電材)により、こ
れと一体に形成され、垂直選択線41とコンタクトでき
るように画素MOSトランジスタ35の各行間に対応す
る位置に延長形成される。
ンジスタ35では、そのそれぞれリング状のゲート電極
32より延長して両延長端が互いに連結するようなV字
状の配線部43が形成される。この配線部43は、ゲー
ト電極32と同一電極材(すなわち導電材)により、こ
れと一体に形成され、垂直選択線41とコンタクトでき
るように画素MOSトランジスタ35の各行間に対応す
る位置に延長形成される。
【0006】リング状のゲート電極32は、光をできる
だけ吸収しないように薄いか、透明の材料、例えば薄膜
多結晶シリコンからなる。この薄膜多結晶シリコンは、
例えばSiH4 とPH3 を反応ガスとしたCVD法(化
学的気相成長法)によって、570℃〜620℃の温度
で形成させる。
だけ吸収しないように薄いか、透明の材料、例えば薄膜
多結晶シリコンからなる。この薄膜多結晶シリコンは、
例えばSiH4 とPH3 を反応ガスとしたCVD法(化
学的気相成長法)によって、570℃〜620℃の温度
で形成させる。
【0007】上記信号線39と直交するように画素MO
Sトランジスタ35の各行間に対応する位置に例えば第
2層Alによる垂直選択線41が水平方向に沿って形成
され、この垂直選択線41とゲート電極32に一体形成
したV字状の配線部43とがゲートコンタクト部38に
より接続される。
Sトランジスタ35の各行間に対応する位置に例えば第
2層Alによる垂直選択線41が水平方向に沿って形成
され、この垂直選択線41とゲート電極32に一体形成
したV字状の配線部43とがゲートコンタクト部38に
より接続される。
【0008】更に、配線部43が形成されない画素MO
Sトランジスタ35間に、ドレイン領域34に接続した
例えば第1層Alによるドレイン電源線40が形成され
る。このドレイン電源線40とドレイン領域34とは、
ドレインコンタクト部37により接続される。
Sトランジスタ35間に、ドレイン領域34に接続した
例えば第1層Alによるドレイン電源線40が形成され
る。このドレイン電源線40とドレイン領域34とは、
ドレインコンタクト部37により接続される。
【0009】上記の画素MOSトランジスタ35では、
図9に示すように、リング状のゲート電極32を透過し
た光Lがシリコン中で光電変換して電子−正孔を発生
し、そのうちの一方の電荷、この例では正孔hが信号電
荷としてリング状のゲート電極32下のp型のセンサー
ウエル領域47に蓄積される。垂直選択線41を通して
リング状のゲート電極32に高い電圧が印加され、画素
MOSトランジスタ35がオンされると、ドレイン電流
(いわゆるチャネル電流)Idが表面のチャネル領域4
8に流れ、このドレイン電流Idが信号電荷hにより変
化を受けるので、このドレイン電流Idを信号線39を
通して出力し、その変化量を信号出力とする。
図9に示すように、リング状のゲート電極32を透過し
た光Lがシリコン中で光電変換して電子−正孔を発生
し、そのうちの一方の電荷、この例では正孔hが信号電
荷としてリング状のゲート電極32下のp型のセンサー
ウエル領域47に蓄積される。垂直選択線41を通して
リング状のゲート電極32に高い電圧が印加され、画素
MOSトランジスタ35がオンされると、ドレイン電流
(いわゆるチャネル電流)Idが表面のチャネル領域4
8に流れ、このドレイン電流Idが信号電荷hにより変
化を受けるので、このドレイン電流Idを信号線39を
通して出力し、その変化量を信号出力とする。
【0010】図8及び図9の構造を実現するためには、
次のような工程を用いる。図10Aに示すように、セン
サーウエル領域47を形成したp型半導体ウエル領域4
6上に、ゲート絶縁膜49を介して後にゲート電極32
となる不純物、例えばリン(P)をドープした多結晶シ
リコン層42を形成し、この多結晶シリコン層42上に
ゲート電極のパターンに対応するリング状のレジストパ
ターン51を、同様のリング状パターンのSiO2 膜等
の絶縁膜50を介して形成する。
次のような工程を用いる。図10Aに示すように、セン
サーウエル領域47を形成したp型半導体ウエル領域4
6上に、ゲート絶縁膜49を介して後にゲート電極32
となる不純物、例えばリン(P)をドープした多結晶シ
リコン層42を形成し、この多結晶シリコン層42上に
ゲート電極のパターンに対応するリング状のレジストパ
ターン51を、同様のリング状パターンのSiO2 膜等
の絶縁膜50を介して形成する。
【0011】その後、レジストパターン51及び絶縁膜
50をマスクとして、Pをドープした多結晶シリコン層
42を通して、ソース領域33及びドレイン領域34を
形成するためのイオン注入Iを行う。
50をマスクとして、Pをドープした多結晶シリコン層
42を通して、ソース領域33及びドレイン領域34を
形成するためのイオン注入Iを行う。
【0012】このとき、図10Bに図10Aの要部の拡
大図を示すように、成膜後の多結晶シリコン層42は、
10nm〜100nmの粒子からなっているため、これ
を通して注入されたイオンの一部が局所的にチャネリン
グを起こしてより深く進入し、イオン注入領域52の不
純物プロファイルが均一でなくなってしまう。これがセ
ンサーウエル領域47のポテンシャルに影響して、画素
毎にバラツキを生じるため、全体として、固定パターン
ノイズを引き起こす問題があった。
大図を示すように、成膜後の多結晶シリコン層42は、
10nm〜100nmの粒子からなっているため、これ
を通して注入されたイオンの一部が局所的にチャネリン
グを起こしてより深く進入し、イオン注入領域52の不
純物プロファイルが均一でなくなってしまう。これがセ
ンサーウエル領域47のポテンシャルに影響して、画素
毎にバラツキを生じるため、全体として、固定パターン
ノイズを引き起こす問題があった。
【0013】本発明においては、上述した問題に鑑み、
注入イオンの局所的チャネリングを防止して不純物プロ
ファイルを均一とすることにより、固定パターンノイズ
のない増幅型固体撮像素子の製法を提供するものであ
る。
注入イオンの局所的チャネリングを防止して不純物プロ
ファイルを均一とすることにより、固定パターンノイズ
のない増幅型固体撮像素子の製法を提供するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明製法は、半導体基
板上にゲート絶縁膜を介して、ゲート電極となるべき非
晶質半導体層を形成する工程と、マスクを介して非晶質
半導体層上からのイオン注入により、半導体基板に画素
トランジスタのソース領域及びドレイン領域を形成する
工程と、画素トランジスタのゲート電極に対応したパタ
ーンに非晶質半導体層をパターニングする工程とを有し
て増幅型固体撮像素子を形成するものである。
板上にゲート絶縁膜を介して、ゲート電極となるべき非
晶質半導体層を形成する工程と、マスクを介して非晶質
半導体層上からのイオン注入により、半導体基板に画素
トランジスタのソース領域及びドレイン領域を形成する
工程と、画素トランジスタのゲート電極に対応したパタ
ーンに非晶質半導体層をパターニングする工程とを有し
て増幅型固体撮像素子を形成するものである。
【0015】上述の本発明の構成によれば、非晶質半導
体層を形成し、マスクを介してこの非晶質半導体層上か
らイオン注入してソース領域及びドレイン領域を形成す
ることにより、注入したイオンの局所的チャネリングの
発生がなく、均一な不純物プロファイルを形成すること
ができる。
体層を形成し、マスクを介してこの非晶質半導体層上か
らイオン注入してソース領域及びドレイン領域を形成す
ることにより、注入したイオンの局所的チャネリングの
発生がなく、均一な不純物プロファイルを形成すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の増
幅型固体撮像素子の製法の実施例を説明する。まず、本
発明製法に適用する増幅型固体撮像素子の平面図を図1
に、図1のA−A′線上の断面図を図2に示す。
幅型固体撮像素子の製法の実施例を説明する。まず、本
発明製法に適用する増幅型固体撮像素子の平面図を図1
に、図1のA−A′線上の断面図を図2に示す。
【0017】この増幅型固体撮像素子1は、図2に示す
ように、第1導電型例えばp型のシリコン半導体基板2
1上に第2導電型即ちn型の半導体領域、即ちオーバー
フローバリア領域22及びp型の半導体ウエル領域23
が形成され、更にp型の電荷蓄積領域となるいわゆるセ
ンサーウエル領域24が形成され、p型の半導体ウエル
領域23によるチャネル領域25上に、SiO2 等によ
るゲート絶縁膜14を介して、光を透過するリング状の
ゲート電極2が形成され、そのリング形状のゲート電極
2で囲まれた内部領域及び外部領域に対応してそれぞれ
セルフアラインにてソース領域3及び他の画素と共通の
ドレイン領域4が形成され、ここに1画素となる画素M
OSトランジスタ5が構成される。
ように、第1導電型例えばp型のシリコン半導体基板2
1上に第2導電型即ちn型の半導体領域、即ちオーバー
フローバリア領域22及びp型の半導体ウエル領域23
が形成され、更にp型の電荷蓄積領域となるいわゆるセ
ンサーウエル領域24が形成され、p型の半導体ウエル
領域23によるチャネル領域25上に、SiO2 等によ
るゲート絶縁膜14を介して、光を透過するリング状の
ゲート電極2が形成され、そのリング形状のゲート電極
2で囲まれた内部領域及び外部領域に対応してそれぞれ
セルフアラインにてソース領域3及び他の画素と共通の
ドレイン領域4が形成され、ここに1画素となる画素M
OSトランジスタ5が構成される。
【0018】この画素MOSトランジスタ5が、図1に
示すように、複数個マトリックス状に配列され、各列に
対応する画素MOSトランジスタ5のソース領域3がソ
ースコンタクト部6を通じて垂直方向に沿って形成され
た例えば第1層Alによる共通の信号線9に接続され
る。
示すように、複数個マトリックス状に配列され、各列に
対応する画素MOSトランジスタ5のソース領域3がソ
ースコンタクト部6を通じて垂直方向に沿って形成され
た例えば第1層Alによる共通の信号線9に接続され
る。
【0019】水平方向に隣り合う2つの画素MOSトラ
ンジスタ5のそれぞれリング状のゲート電極2より延長
して両延長端が互いに連結するようなV字状の配線部1
3が形成される。この配線部13は、ゲート電極2と同
一電極材(すなわち導電材)により、これと一体に形成
され、垂直選択線11とコンタクトできるように画素M
OSトランジスタ5の各行間に対応する位置に延長形成
される。
ンジスタ5のそれぞれリング状のゲート電極2より延長
して両延長端が互いに連結するようなV字状の配線部1
3が形成される。この配線部13は、ゲート電極2と同
一電極材(すなわち導電材)により、これと一体に形成
され、垂直選択線11とコンタクトできるように画素M
OSトランジスタ5の各行間に対応する位置に延長形成
される。
【0020】リング状のゲート電極2は、光をできるだ
け吸収しないように薄いか、透明の材料本例では薄膜多
結晶シリコンからなる。また、この信号線9と直交する
ように画素MOSトランジスタ5の各行間に対応する位
置に例えば第2層Alによる垂直選択線11が水平方向
に沿って形成され、この垂直選択線11とゲート電極2
に一体形成したV字状の配線部13とがゲートコンタク
ト部8により接続される。
け吸収しないように薄いか、透明の材料本例では薄膜多
結晶シリコンからなる。また、この信号線9と直交する
ように画素MOSトランジスタ5の各行間に対応する位
置に例えば第2層Alによる垂直選択線11が水平方向
に沿って形成され、この垂直選択線11とゲート電極2
に一体形成したV字状の配線部13とがゲートコンタク
ト部8により接続される。
【0021】更に、配線部13が形成されない画素MO
Sトランジスタ5間に、ドレイン領域4に接続した例え
ば第1層Alによるドレイン電源線10が形成される。
このドレイン電源線10とドレイン領域4とは、ドレイ
ンコンタクト部7により接続される。
Sトランジスタ5間に、ドレイン領域4に接続した例え
ば第1層Alによるドレイン電源線10が形成される。
このドレイン電源線10とドレイン領域4とは、ドレイ
ンコンタクト部7により接続される。
【0022】次に、本発明製法によるこの増幅型固体撮
像素子1の製造方法について説明する。本実施例におい
ては、画素MOSトランジスタ5のゲート電極2とし
て、一旦非晶質半導体層、この例では多結晶シリコンよ
り低温の530℃〜550℃の温度で形成される、不純
物をドープした全く粗粒子(グレイン)を持たないアモ
ルファスシリコン層12を形成する。このアモルファス
シリコン層12は、後述するように後の工程で熱処理に
より結晶化させて多結晶シリコン層としてゲート電極2
を形成する。
像素子1の製造方法について説明する。本実施例におい
ては、画素MOSトランジスタ5のゲート電極2とし
て、一旦非晶質半導体層、この例では多結晶シリコンよ
り低温の530℃〜550℃の温度で形成される、不純
物をドープした全く粗粒子(グレイン)を持たないアモ
ルファスシリコン層12を形成する。このアモルファス
シリコン層12は、後述するように後の工程で熱処理に
より結晶化させて多結晶シリコン層としてゲート電極2
を形成する。
【0023】図3〜図5は、本発明製法の第1実施例を
示す。まず、図3Aに示すように、p型のシリコン半導
体基板21上にn型のオーバーフローバリア領域22及
びp側の半導体ウエル領域23を形成し、更にp型のセ
ンサーウエル領域24を形成して、表面にチャネル領域
25を有してなる半導体基体30を形成し、この半導体
基体30の表面にゲート絶縁膜14を形成する。
示す。まず、図3Aに示すように、p型のシリコン半導
体基板21上にn型のオーバーフローバリア領域22及
びp側の半導体ウエル領域23を形成し、更にp型のセ
ンサーウエル領域24を形成して、表面にチャネル領域
25を有してなる半導体基体30を形成し、この半導体
基体30の表面にゲート絶縁膜14を形成する。
【0024】次に図3Bに示すように、ゲート絶縁膜1
4上に、ゲート電極2となるべき非晶質半導体層である
アモルファスシリコン層12を形成する。そして、この
アモルファスシリコン層12に不純物例えばリン(P)
をドープしておく。
4上に、ゲート電極2となるべき非晶質半導体層である
アモルファスシリコン層12を形成する。そして、この
アモルファスシリコン層12に不純物例えばリン(P)
をドープしておく。
【0025】次このアモルファスシリコン層12の上
に、SiO2 膜等の絶縁膜16、レジスト層を順次形成
し、レジスト層をゲート電極のパターンに対応したリン
グ形状にパターニングしてレジストパターン17を形成
する。続いて、レジストパターン17をマスクに選択エ
ッチングして、アモルファスシリコン層12上のSiO
2 膜等の絶縁膜16をゲート電極のパターンに対応する
リング形状に形成する。
に、SiO2 膜等の絶縁膜16、レジスト層を順次形成
し、レジスト層をゲート電極のパターンに対応したリン
グ形状にパターニングしてレジストパターン17を形成
する。続いて、レジストパターン17をマスクに選択エ
ッチングして、アモルファスシリコン層12上のSiO
2 膜等の絶縁膜16をゲート電極のパターンに対応する
リング形状に形成する。
【0026】その後、レジストパターン17及び絶縁膜
16をマスクとして、これらマスクを介してアモルファ
スシリコン層12上から半導体基体30にn型不純物の
イオン注入Iを行うことにより、画素MOSトランジス
タ5のn型のソース領域3及びドレイン領域4を形成す
る。
16をマスクとして、これらマスクを介してアモルファ
スシリコン層12上から半導体基体30にn型不純物の
イオン注入Iを行うことにより、画素MOSトランジス
タ5のn型のソース領域3及びドレイン領域4を形成す
る。
【0027】図4Cに要部の拡大図を示すように、アモ
ルファスシリコン層12を通してイオン注入を行うこと
で、局所的なチャネリングは発生せずイオン注入領域1
8に対して均一な不純物のプロファイルが得られる。
ルファスシリコン層12を通してイオン注入を行うこと
で、局所的なチャネリングは発生せずイオン注入領域1
8に対して均一な不純物のプロファイルが得られる。
【0028】この後は、レジストパターン17をいった
ん除去した後、図4Dに示すように、隣り合うリング状
の2つの絶縁膜16に跨ってこの両絶縁膜16間のアモ
ルファスシリコン層12、いわゆる図1における配線部
13となる部分上にレジスト19を形成する。次に、図
5Eに示すように、このレジスト19及びこれに連結さ
れた2つの絶縁膜16をマスクとしてアモルファスシリ
コン層12をパターニングする。
ん除去した後、図4Dに示すように、隣り合うリング状
の2つの絶縁膜16に跨ってこの両絶縁膜16間のアモ
ルファスシリコン層12、いわゆる図1における配線部
13となる部分上にレジスト19を形成する。次に、図
5Eに示すように、このレジスト19及びこれに連結さ
れた2つの絶縁膜16をマスクとしてアモルファスシリ
コン層12をパターニングする。
【0029】次に、図5Fに示すように、レジスト19
及び絶縁膜16を除去した後、図示しないが絶縁膜を全
面に形成して、これに平坦化のためのリフローを行うこ
とにより、同時にゲート電極2及び配線部13を構成す
るアモルファスシリコン層12を熱処理して結晶化させ
て、多結晶シリコン層を形成して、これにより画素MO
Sトランジスタ5のゲート電極2及びゲート電極2に接
続された配線部13を形成する。
及び絶縁膜16を除去した後、図示しないが絶縁膜を全
面に形成して、これに平坦化のためのリフローを行うこ
とにより、同時にゲート電極2及び配線部13を構成す
るアモルファスシリコン層12を熱処理して結晶化させ
て、多結晶シリコン層を形成して、これにより画素MO
Sトランジスタ5のゲート電極2及びゲート電極2に接
続された配線部13を形成する。
【0030】この後、平坦化した絶縁膜上に上層の配
線、例えば信号線9やドレイン電源線10を形成する。
以上の工程を有して、図1に示した増幅型固体撮像素子
1を形成する。
線、例えば信号線9やドレイン電源線10を形成する。
以上の工程を有して、図1に示した増幅型固体撮像素子
1を形成する。
【0031】上述の例では、ゲート電極2及び配線部1
3を同時に形成したが、別々に形成することもできる。
その例を図6から図7に示す。図6A及び図6Bの工程
は、前述の図3A及び図3Bで絶縁膜16を省略した工
程と同じである。この図6Aのイオン注入工程の後に、
図7Cに示すように、イオン注入のマスクとして用いた
レジストパターン17をマスクとして、アモルファスシ
リコン層12をパターニングしてゲート電極2に対応し
たリング状のパターンとする。このパターニングされた
時点では、ゲート電極2はアモルファスシリコンである
が、これ以後の工程での熱処理で、このアモルファスシ
リコンは多結晶化して、最終的に多結晶シリコンのゲー
ト電極2となる。
3を同時に形成したが、別々に形成することもできる。
その例を図6から図7に示す。図6A及び図6Bの工程
は、前述の図3A及び図3Bで絶縁膜16を省略した工
程と同じである。この図6Aのイオン注入工程の後に、
図7Cに示すように、イオン注入のマスクとして用いた
レジストパターン17をマスクとして、アモルファスシ
リコン層12をパターニングしてゲート電極2に対応し
たリング状のパターンとする。このパターニングされた
時点では、ゲート電極2はアモルファスシリコンである
が、これ以後の工程での熱処理で、このアモルファスシ
リコンは多結晶化して、最終的に多結晶シリコンのゲー
ト電極2となる。
【0032】次に、レジストパターン17を除去した
後、全面に絶縁膜を形成した後、隣り合うそれぞれのゲ
ート電極2上の絶縁膜にコンタクト孔を形成し、図7D
に示すように、コンタクト孔を通して両ゲート電極2に
接続される例えば多結晶シリコン層からなる配線部13
を形成する。
後、全面に絶縁膜を形成した後、隣り合うそれぞれのゲ
ート電極2上の絶縁膜にコンタクト孔を形成し、図7D
に示すように、コンタクト孔を通して両ゲート電極2に
接続される例えば多結晶シリコン層からなる配線部13
を形成する。
【0033】この後は、前述の例と同様に配線等を形成
し、図1に示した増幅型固体撮像素子1を形成すること
ができる。
し、図1に示した増幅型固体撮像素子1を形成すること
ができる。
【0034】上述のように、画素MOSトランジスタ5
のゲート電極2を、まずアモルファスシリコン層12に
より形成することで、シリコン層中のグレインをなくす
ことができる。従って、このアモルファスシリコン層1
2を通して不純物をイオン注入により導入したときに、
グレインに起因する局所的なチャネリングによる不純物
プロファイルのバラツキを発生させることがない。この
ため、画素全体にわたって、均一なセンサーウエル領域
24が形成され、固定パターンノイズによって画質を低
下させることがない。
のゲート電極2を、まずアモルファスシリコン層12に
より形成することで、シリコン層中のグレインをなくす
ことができる。従って、このアモルファスシリコン層1
2を通して不純物をイオン注入により導入したときに、
グレインに起因する局所的なチャネリングによる不純物
プロファイルのバラツキを発生させることがない。この
ため、画素全体にわたって、均一なセンサーウエル領域
24が形成され、固定パターンノイズによって画質を低
下させることがない。
【0035】また、このようにゲート電極2となるべき
アモルファスシリコン層12を通してソース領域3及び
ドレイン領域4に不純物を導入するイオン注入を行うこ
とで、ゲート電極2の形状とセルフアラインでソース領
域3及びドレイン領域4が形成され、かつゲート電極2
を引き出しの配線、即ち配線部13に用いることがで
き、構造の簡略化を図ることができる。
アモルファスシリコン層12を通してソース領域3及び
ドレイン領域4に不純物を導入するイオン注入を行うこ
とで、ゲート電極2の形状とセルフアラインでソース領
域3及びドレイン領域4が形成され、かつゲート電極2
を引き出しの配線、即ち配線部13に用いることがで
き、構造の簡略化を図ることができる。
【0036】上述の例では、非晶質半導体層であるアモ
ルファスシリコン層を、アモルファスシリコン層の堆積
形成によって形成したが、例えば多結晶半導体層を形成
した後に例えばシリコンのイオンを高濃度注入して、こ
れにより結晶構造を壊して非晶質半導体層とする方法も
採ることができる。
ルファスシリコン層を、アモルファスシリコン層の堆積
形成によって形成したが、例えば多結晶半導体層を形成
した後に例えばシリコンのイオンを高濃度注入して、こ
れにより結晶構造を壊して非晶質半導体層とする方法も
採ることができる。
【0037】上述の例では、図1に示した構造の増幅型
固体撮像素子に本発明製法を適用した例であったが、そ
の他の構造の増幅型固体撮像素子においても、本発明製
法を適用することができる。この場合も、同様に非晶質
半導体層を通してイオン注入を行うことにより、固定パ
ターンノイズの少ない目的の増幅型固体撮像素子を得る
ことが出来る。
固体撮像素子に本発明製法を適用した例であったが、そ
の他の構造の増幅型固体撮像素子においても、本発明製
法を適用することができる。この場合も、同様に非晶質
半導体層を通してイオン注入を行うことにより、固定パ
ターンノイズの少ない目的の増幅型固体撮像素子を得る
ことが出来る。
【0038】本発明の増幅型固体撮像素子の製法は、上
述の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
述の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
【0039】
【発明の効果】上述の本発明による増幅型固体撮像素子
の製法によれば、画素トランジスタのゲート電極をまず
非晶質半導体層により形成することにより、半導体層中
のグレインをなくし、この非晶質半導体層を通して不純
物をイオン注入して導入しても、グレイン起因の局所的
なチャネリングによる不純物プロファイルのバラツキが
発生しない。このため、画素全体にわたって、均一なセ
ンサーウエル領域が形成され、固定パターンノイズによ
って画質を低下させることがない。
の製法によれば、画素トランジスタのゲート電極をまず
非晶質半導体層により形成することにより、半導体層中
のグレインをなくし、この非晶質半導体層を通して不純
物をイオン注入して導入しても、グレイン起因の局所的
なチャネリングによる不純物プロファイルのバラツキが
発生しない。このため、画素全体にわたって、均一なセ
ンサーウエル領域が形成され、固定パターンノイズによ
って画質を低下させることがない。
【0040】また、このようにゲート電極となる非晶質
半導体層を通してソース領域及びドレイン領域に不純物
を導入するイオン注入を行うことで、ゲート電極の形状
とセルフアラインでソース領域及びドレイン領域が形成
され、かつ、ゲート電極の非晶質半導体層自身を引き出
しの配線に用いることができ、これにより増幅型固体撮
像素子の構造を簡略化することができる。従って、増幅
型固体撮像素子の製造コストを低減することができる。
半導体層を通してソース領域及びドレイン領域に不純物
を導入するイオン注入を行うことで、ゲート電極の形状
とセルフアラインでソース領域及びドレイン領域が形成
され、かつ、ゲート電極の非晶質半導体層自身を引き出
しの配線に用いることができ、これにより増幅型固体撮
像素子の構造を簡略化することができる。従って、増幅
型固体撮像素子の製造コストを低減することができる。
【図1】本発明製法を適用する増幅型固体撮像素子の一
例の概略構成図(平面図)である。
例の概略構成図(平面図)である。
【図2】図1のA−A′における断面図である。
【図3】A、B 本発明の増幅型固体撮像素子の製法の
一製造工程の工程図である。
一製造工程の工程図である。
【図4】本発明の増幅型固体撮像素子の製法の一製造工
程の工程図である。 C 図3Bの要部の拡大図である。 D 画素トランジスタ付近の断面図である。
程の工程図である。 C 図3Bの要部の拡大図である。 D 画素トランジスタ付近の断面図である。
【図5】E、F 本発明の増幅型固体撮像素子の製法の
一製造工程の工程図である。
一製造工程の工程図である。
【図6】A、B 本発明の増幅型固体撮像素子の他の製
法の一製造工程の工程図である。
法の一製造工程の工程図である。
【図7】C、D 本発明の増幅型固体撮像素子の他の製
法の一製造工程の工程図である。
法の一製造工程の工程図である。
【図8】増幅型固体撮像素子の一例の概略構成図であ
る。
る。
【図9】図8のP−P′における断面図である。
【図10】図8の増幅型固体撮像素子の製法の一製造工
程の工程図である。 A 画素トランジスタ付近の断面図である。 B 図10Aの要部の拡大図である。
程の工程図である。 A 画素トランジスタ付近の断面図である。 B 図10Aの要部の拡大図である。
1 増幅型固体撮像素子、2 ゲート電極、3 ソース
領域、4 ドレイン領域、5 画素MOSトランジス
タ、6 ソースコンタクト部、7 ドレインコンタクト
部、8 ゲートコンタクト部、9 信号線、10 ドレ
イン電源線、11垂直選択線、12 アモルファスシリ
コン層、13 配線部、14 ゲート絶縁膜、16 S
iO2 膜、17 レジストパターン、18 イオン注入
領域、19レジスト、21 半導体基板、22 オーバ
ーフローバリア領域、23 半導体ウエル領域、24
センサーウェル領域、25 チャネル領域、30 半導
体基体、31 増幅型固体撮像素子、32 ゲート電
極、33 ソース領域、34ドレイン領域、35 画素
MOSトランジスタ、36 ソースコンタクト部、37
ドレインコンタクト部、38 ゲートコンタクト部、
39 信号線、40ドレイン電源線、41 垂直選択
線、42 多結晶シリコン層、43 配線部、44 半
導体基板、45 オーバーフローバリア領域、46 半
導体ウエル領域、47 センサーウェル領域、48 チ
ャネル領域、49 ゲート絶縁膜、50 SiO2 膜、
51 レジストパターン、52 イオン注入領域、h
正孔、Id ドレイン電流
領域、4 ドレイン領域、5 画素MOSトランジス
タ、6 ソースコンタクト部、7 ドレインコンタクト
部、8 ゲートコンタクト部、9 信号線、10 ドレ
イン電源線、11垂直選択線、12 アモルファスシリ
コン層、13 配線部、14 ゲート絶縁膜、16 S
iO2 膜、17 レジストパターン、18 イオン注入
領域、19レジスト、21 半導体基板、22 オーバ
ーフローバリア領域、23 半導体ウエル領域、24
センサーウェル領域、25 チャネル領域、30 半導
体基体、31 増幅型固体撮像素子、32 ゲート電
極、33 ソース領域、34ドレイン領域、35 画素
MOSトランジスタ、36 ソースコンタクト部、37
ドレインコンタクト部、38 ゲートコンタクト部、
39 信号線、40ドレイン電源線、41 垂直選択
線、42 多結晶シリコン層、43 配線部、44 半
導体基板、45 オーバーフローバリア領域、46 半
導体ウエル領域、47 センサーウェル領域、48 チ
ャネル領域、49 ゲート絶縁膜、50 SiO2 膜、
51 レジストパターン、52 イオン注入領域、h
正孔、Id ドレイン電流
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/10 E
Claims (1)
- 【請求項1】 半導体基板上にゲート絶縁膜を介して、
ゲート電極となるべき非晶質半導体層を形成する工程
と、 マスクを介して上記非晶質半導体層上からのイオン注入
により、上記半導体基板に画素トランジスタのソース領
域及びドレイン領域を形成する工程と、 上記画素トランジスタのゲート電極に対応するパターン
に上記非晶質半導体層をパターニングする工程とを有す
ることを特徴とする増幅型固体撮像素子の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8116523A JPH09307089A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 増幅型固体撮像素子の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8116523A JPH09307089A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 増幅型固体撮像素子の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09307089A true JPH09307089A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=14689247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8116523A Pending JPH09307089A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 増幅型固体撮像素子の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09307089A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012165255A1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP8116523A patent/JPH09307089A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012165255A1 (ja) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
| JP5579931B2 (ja) * | 2011-06-02 | 2014-08-27 | 富士フイルム株式会社 | 固体撮像装置 |
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