JPH09308858A - 樹脂製部品の塗装方法 - Google Patents
樹脂製部品の塗装方法Info
- Publication number
- JPH09308858A JPH09308858A JP8124974A JP12497496A JPH09308858A JP H09308858 A JPH09308858 A JP H09308858A JP 8124974 A JP8124974 A JP 8124974A JP 12497496 A JP12497496 A JP 12497496A JP H09308858 A JPH09308858 A JP H09308858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- primer
- bumper
- resin
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プライマレス塗料による樹脂製部品の塗装に
おいて、塗膜厚さを増したり、塗料中の顔料比率を増し
たりすることなく、要求がとくに厳しい他部材との突き
合わせ部の塗装品質を良好に仕上げることができ、他部
材との一体感を高めることができる樹脂製部品の塗装方
法を提供する。 【解決手段】 例えば、自動車用バンパーの塗装に際し
て、バンパー1の自動車ボディ2との突き合わせ部1a
の近傍位置にプライマPを塗布したうえで、プライマレ
ス塗料による上塗りを施す。
おいて、塗膜厚さを増したり、塗料中の顔料比率を増し
たりすることなく、要求がとくに厳しい他部材との突き
合わせ部の塗装品質を良好に仕上げることができ、他部
材との一体感を高めることができる樹脂製部品の塗装方
法を提供する。 【解決手段】 例えば、自動車用バンパーの塗装に際し
て、バンパー1の自動車ボディ2との突き合わせ部1a
の近傍位置にプライマPを塗布したうえで、プライマレ
ス塗料による上塗りを施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂製部品、例え
ば自動車用バンパーなどの塗装方法に係わり、とくにプ
ライマレス塗料を用いて、他部材との突き合わせ部、す
なわち自動車用バンパーで言えば自動車ボディとの突き
合わせ部分を違和感のない良好な外観に仕上げるための
塗装方法に関するものである。
ば自動車用バンパーなどの塗装方法に係わり、とくにプ
ライマレス塗料を用いて、他部材との突き合わせ部、す
なわち自動車用バンパーで言えば自動車ボディとの突き
合わせ部分を違和感のない良好な外観に仕上げるための
塗装方法に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車用のバン
パーは、PP(ポリプロピレン)材などの樹脂製のもの
が主流となっており、意匠性の観点から車体色塗装を施
すことが一般化している。
パーは、PP(ポリプロピレン)材などの樹脂製のもの
が主流となっており、意匠性の観点から車体色塗装を施
すことが一般化している。
【0003】このような樹脂製バンパーの塗装に際して
は、素地と塗膜との密着性を確保するために、バンパー
素材にプライマ塗装を施したのちに上塗り塗装を行な
い、これによって仕上り外観および耐久性を得るように
していたが、最近、プライマ塗料の削減と、工程短縮を
図るために、上塗り塗料にプライマ成分を加えたプライ
マレス塗料が開発され、樹脂製バンパーの塗装に適用さ
れるようになってきている。
は、素地と塗膜との密着性を確保するために、バンパー
素材にプライマ塗装を施したのちに上塗り塗装を行な
い、これによって仕上り外観および耐久性を得るように
していたが、最近、プライマ塗料の削減と、工程短縮を
図るために、上塗り塗料にプライマ成分を加えたプライ
マレス塗料が開発され、樹脂製バンパーの塗装に適用さ
れるようになってきている。
【0004】しかしながら、このようなプライマレス塗
料は、黒色のバンパー素材に直接塗装されるため、例え
ば白や赤のように、下地隠蔽力の低い塗色の場合には、
塗装膜厚を増したり、塗料の顔料比率を増したりするな
どの対策が必要となって、コストアップにつながるとい
う問題点があり、これらの問題点を解決することがプラ
イマレス塗料による樹脂製バンパーの塗装における品質
およびコスト上の課題となっていた。
料は、黒色のバンパー素材に直接塗装されるため、例え
ば白や赤のように、下地隠蔽力の低い塗色の場合には、
塗装膜厚を増したり、塗料の顔料比率を増したりするな
どの対策が必要となって、コストアップにつながるとい
う問題点があり、これらの問題点を解決することがプラ
イマレス塗料による樹脂製バンパーの塗装における品質
およびコスト上の課題となっていた。
【0005】
【発明の目的】本発明は、従来のプライマレス塗料によ
る樹脂製部品の塗装における上記課題に着目してなされ
たものであって、塗膜厚さを増したり、塗料中の顔料比
率を増したりすることなく、樹脂製部品としてとくに色
味要求の厳しい他部材との突き合わせ部、自動車用バン
パーで言えばボディとの突き合わせ部分の色味を良好に
仕上げることができ、他部材、すなわちボディとの一体
感を高めることができる樹脂製部品の塗装方法を提供す
ることを目的としている。
る樹脂製部品の塗装における上記課題に着目してなされ
たものであって、塗膜厚さを増したり、塗料中の顔料比
率を増したりすることなく、樹脂製部品としてとくに色
味要求の厳しい他部材との突き合わせ部、自動車用バン
パーで言えばボディとの突き合わせ部分の色味を良好に
仕上げることができ、他部材、すなわちボディとの一体
感を高めることができる樹脂製部品の塗装方法を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る樹脂製部品の塗装方法は、他部材との突き合わせ部を
備えた樹脂製部品をプライマレス塗料によって塗装する
に際し、前記他部材との突き合わせ部の近傍部にプライ
マを塗布したうえで、プライマレス塗料による上塗りを
施す構成としたことを特徴としており、このような樹脂
製部品の塗装方法の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。
る樹脂製部品の塗装方法は、他部材との突き合わせ部を
備えた樹脂製部品をプライマレス塗料によって塗装する
に際し、前記他部材との突き合わせ部の近傍部にプライ
マを塗布したうえで、プライマレス塗料による上塗りを
施す構成としたことを特徴としており、このような樹脂
製部品の塗装方法の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。
【0007】また、本発明に係わる樹脂製部品の塗装方
法の実施態様として請求項2に係わる塗装方法は、プラ
イマの色調がグレーである構成とし、同じく実施態様と
して請求項3に係わる樹脂製部品の塗装方法は、プライ
マの塗布部と非塗布部の間のプライマ被膜厚さを傾斜的
に変化させる構成とし、請求項4に係わる樹脂製部品の
塗装方法は、プライマ塗布部のプライマ被膜厚さが5μ
m以上である構成とし、樹脂製部品の塗装方法における
このような構成を上記した従来の課題を解決するための
手段としたことを特徴としている。
法の実施態様として請求項2に係わる塗装方法は、プラ
イマの色調がグレーである構成とし、同じく実施態様と
して請求項3に係わる樹脂製部品の塗装方法は、プライ
マの塗布部と非塗布部の間のプライマ被膜厚さを傾斜的
に変化させる構成とし、請求項4に係わる樹脂製部品の
塗装方法は、プライマ塗布部のプライマ被膜厚さが5μ
m以上である構成とし、樹脂製部品の塗装方法における
このような構成を上記した従来の課題を解決するための
手段としたことを特徴としている。
【0008】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる樹脂製部品の
塗装方法においては、他部材との突き合わせ部の近傍部
にプライマを塗布したのちにプライマレス塗料による上
塗りを施すようにしているので、当該部分の下地がプラ
イマによって隠蔽されることから、下地隠蔽力の低い顔
料を用いたプライマレス塗料の場合であっても、少量の
プライマを使用し、工数をわずかに増加させるだけで、
塗膜厚さを増したり、塗料の顔料比率を増したりするこ
となく、色味合わせが可能となり、他部材との一体感を
向上させることができるという極めて優れた効果がもた
らされる。
塗装方法においては、他部材との突き合わせ部の近傍部
にプライマを塗布したのちにプライマレス塗料による上
塗りを施すようにしているので、当該部分の下地がプラ
イマによって隠蔽されることから、下地隠蔽力の低い顔
料を用いたプライマレス塗料の場合であっても、少量の
プライマを使用し、工数をわずかに増加させるだけで、
塗膜厚さを増したり、塗料の顔料比率を増したりするこ
となく、色味合わせが可能となり、他部材との一体感を
向上させることができるという極めて優れた効果がもた
らされる。
【0009】本発明に係わる樹脂製部品の塗装方法の実
施態様として請求項2に係わる塗装方法は、プライマの
色調がグレーである構成としたものであるから、同一プ
ライマを上塗り塗料の色調に拘りなく、汎用的に使用す
ることができ、同じく実施態様として請求項3に係わる
樹脂製部品の塗装方法は、プライマの塗布部と非塗布部
の間のプライマ被膜厚さを傾斜的に変化させる構成とし
たものであるから、プライマ塗布部と非塗布部との間の
色味の変化を違和感のないものとすることができ、さら
に実施態様として請求項4に係わる樹脂製部品の塗装方
法は、プライマ塗布部のプライマ被膜厚さが5μm以上
である構成としたものであるから、樹脂製部品の下地を
十分に隠蔽することができ、本発明に係わる樹脂製部品
の塗装方法の作用効果を確実なものとすることができる
という優れた効果をもたらすものである。
施態様として請求項2に係わる塗装方法は、プライマの
色調がグレーである構成としたものであるから、同一プ
ライマを上塗り塗料の色調に拘りなく、汎用的に使用す
ることができ、同じく実施態様として請求項3に係わる
樹脂製部品の塗装方法は、プライマの塗布部と非塗布部
の間のプライマ被膜厚さを傾斜的に変化させる構成とし
たものであるから、プライマ塗布部と非塗布部との間の
色味の変化を違和感のないものとすることができ、さら
に実施態様として請求項4に係わる樹脂製部品の塗装方
法は、プライマ塗布部のプライマ被膜厚さが5μm以上
である構成としたものであるから、樹脂製部品の下地を
十分に隠蔽することができ、本発明に係わる樹脂製部品
の塗装方法の作用効果を確実なものとすることができる
という優れた効果をもたらすものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係わる樹脂製部品の塗装
方法は、上記したように、樹脂製部品の要部、すなわち
色味要求のとくに厳しい他部材との突き合わせ部近傍に
プライマを塗布したうえで、プライマレス塗料による上
塗り塗装を施すようにしたものであって、プライマ塗布
部のプライマ被膜厚さについては、請求項4に規定した
ように5μm以上とすることができ、さらに請求項3に
規定したように、プライマの塗布部と非塗布部の間のプ
ライマ被膜厚さを傾斜的に変化させるようになすことが
望ましい。
方法は、上記したように、樹脂製部品の要部、すなわち
色味要求のとくに厳しい他部材との突き合わせ部近傍に
プライマを塗布したうえで、プライマレス塗料による上
塗り塗装を施すようにしたものであって、プライマ塗布
部のプライマ被膜厚さについては、請求項4に規定した
ように5μm以上とすることができ、さらに請求項3に
規定したように、プライマの塗布部と非塗布部の間のプ
ライマ被膜厚さを傾斜的に変化させるようになすことが
望ましい。
【0011】例えば、本発明に係わる樹脂製部品の塗装
方法を自動車用のバンパーに適用した場合、図1に示す
ような自動車用バンパー1において、自動車ボディ2と
の突き合わせ部1aからバンパーの前面に至る側面距離
Lは,200mm程度あるのが一般的である。
方法を自動車用のバンパーに適用した場合、図1に示す
ような自動車用バンパー1において、自動車ボディ2と
の突き合わせ部1aからバンパーの前面に至る側面距離
Lは,200mm程度あるのが一般的である。
【0012】そこで、例えば、この側面距離Lの半分、
突き合わせ部1aの端から約100mmの範囲をプライ
マ塗布部として、5μm以上の塗膜厚さにプライマPを
塗布すると共に、残りの約100mmの部分を傾斜塗装
部とし、当該部分の塗膜厚さを、図に示すように、バン
パーの前面側に向けて徐々に減ずるように塗装を施すよ
うにする。これによって、プライマ塗布部と非塗布部の
間の色味変化の違和感が解消されることになる。
突き合わせ部1aの端から約100mmの範囲をプライ
マ塗布部として、5μm以上の塗膜厚さにプライマPを
塗布すると共に、残りの約100mmの部分を傾斜塗装
部とし、当該部分の塗膜厚さを、図に示すように、バン
パーの前面側に向けて徐々に減ずるように塗装を施すよ
うにする。これによって、プライマ塗布部と非塗布部の
間の色味変化の違和感が解消されることになる。
【0013】なお、請求項4において、プライマ塗布部
のプライマ被膜厚さを5μm以上としたのは、プライマ
被膜厚さが5μmに満たない場合には、プライマの下地
隠蔽力が不十分となって、上塗り塗料の種類によっては
目的とする色味を出すために塗装膜厚の増加が必要とな
って、コスト低減ができなくなることによる。
のプライマ被膜厚さを5μm以上としたのは、プライマ
被膜厚さが5μmに満たない場合には、プライマの下地
隠蔽力が不十分となって、上塗り塗料の種類によっては
目的とする色味を出すために塗装膜厚の増加が必要とな
って、コスト低減ができなくなることによる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。
する。
【0015】実施例1 図2(a)および(b)は、本発明に係わる樹脂製部品
の塗装方法の第1の実施例として、当該塗装方法を自動
車用の樹脂製バンパーに適用した例を説明するものであ
って、図2(a)は、バンパーの自動車ボディへの取付
け状態およびバンパーへのプライマの塗布位置を示す斜
視図、図2(b)は、図2(a)の切断線IIB−IIBに
ついての断面図であって、当該部分の塗装構造を示すも
のである。
の塗装方法の第1の実施例として、当該塗装方法を自動
車用の樹脂製バンパーに適用した例を説明するものであ
って、図2(a)は、バンパーの自動車ボディへの取付
け状態およびバンパーへのプライマの塗布位置を示す斜
視図、図2(b)は、図2(a)の切断線IIB−IIBに
ついての断面図であって、当該部分の塗装構造を示すも
のである。
【0016】この実施例において、樹脂製バンパー1
は、自動車ボディ2の前面に取付けられるようになって
おり、その後端部がボディ2との突き合わせ部1aとな
る。したがって、図2(a)中に示すクロスハッチング
部、すなわち突き合わせ部1aから当該バンパー1の前
面側に向けて約200mmの範囲がプライマ塗布部とな
っている。
は、自動車ボディ2の前面に取付けられるようになって
おり、その後端部がボディ2との突き合わせ部1aとな
る。したがって、図2(a)中に示すクロスハッチング
部、すなわち突き合わせ部1aから当該バンパー1の前
面側に向けて約200mmの範囲がプライマ塗布部とな
っている。
【0017】まず、図2(a)に示すバンパー1のクロ
スハッチング部、すなわち図2(b)に示すバンパー1
の突き合わせ部1aから約200mmの範囲のうち、R
1 =100mmの範囲に、グレーのプライマPをその被
膜厚さが乾燥状態でtp =8μmとなるように塗布する
と共に、残りのR2 =100mmの範囲で、プライマP
の被膜厚さがバンパー1の前面側に向かって徐々に減じ
るように傾斜的な塗装を施したのち、約90℃で焼付け
を行った。
スハッチング部、すなわち図2(b)に示すバンパー1
の突き合わせ部1aから約200mmの範囲のうち、R
1 =100mmの範囲に、グレーのプライマPをその被
膜厚さが乾燥状態でtp =8μmとなるように塗布する
と共に、残りのR2 =100mmの範囲で、プライマP
の被膜厚さがバンパー1の前面側に向かって徐々に減じ
るように傾斜的な塗装を施したのち、約90℃で焼付け
を行った。
【0018】次に、プライマPを塗布したバンパー1
に、赤色のプライマレス塗料によってカラーベース塗装
を施すと共に、クリヤ塗装を行い、約120℃での焼付
けを行った。このとき、カラーベース層Bの塗膜厚さt
b およびクリヤ層Cの塗膜厚さtc は、それぞれ15μ
mおよび25μmであった。
に、赤色のプライマレス塗料によってカラーベース塗装
を施すと共に、クリヤ塗装を行い、約120℃での焼付
けを行った。このとき、カラーベース層Bの塗膜厚さt
b およびクリヤ層Cの塗膜厚さtc は、それぞれ15μ
mおよび25μmであった。
【0019】この結果、バンパー1の自動車ボディ2と
の突き合わせ部1aの近傍部においては、バンパー1の
前面側のプライマ非塗布部との違和感もなく、バンパー
素材の下地を十分に隠蔽することができ、車体色と同等
の色味を備えた良好な塗装外観を得ることができ、自動
車ボディ2との一体感が得られることが確認された。
の突き合わせ部1aの近傍部においては、バンパー1の
前面側のプライマ非塗布部との違和感もなく、バンパー
素材の下地を十分に隠蔽することができ、車体色と同等
の色味を備えた良好な塗装外観を得ることができ、自動
車ボディ2との一体感が得られることが確認された。
【0020】なお、比較のために、同一バンパー素材
に、プライマを塗布することなく、同種のプライマレス
塗料によって塗装を施した結果、車体色と同等の色味を
備えた塗装外観を得るためには、カラーベース層Bの塗
膜厚さtb を30μm以上にしなければならないことが
判明した。
に、プライマを塗布することなく、同種のプライマレス
塗料によって塗装を施した結果、車体色と同等の色味を
備えた塗装外観を得るためには、カラーベース層Bの塗
膜厚さtb を30μm以上にしなければならないことが
判明した。
【0021】実施例2 図3(a)および(b)は、本発明に係わる樹脂製部品
の塗装方法の第2の実施例として、前記実施例1と同様
に、自動車用樹脂製バンパーの塗装について説明するも
のであって、図3(a)はバンパーの自動車ボディへの
取付け状態およびバンパーへのプライマの塗布位置を示
す斜視図、図3(b)は図3(a)の切断線 IIIB− I
IIBについての断面図である。
の塗装方法の第2の実施例として、前記実施例1と同様
に、自動車用樹脂製バンパーの塗装について説明するも
のであって、図3(a)はバンパーの自動車ボディへの
取付け状態およびバンパーへのプライマの塗布位置を示
す斜視図、図3(b)は図3(a)の切断線 IIIB− I
IIBについての断面図である。
【0022】この実施例に係わる樹脂製バンパー1は、
自動車ボディ2の前部下方に取付けられるようになって
おり、その両端部上面がボディ2との突き合わせ部1a
となる。したがって、図3(a)中に示すクロスハッチ
ング部、すなわち突き合わせ部1aから当該バンパー1
の下方側に向けて約200mmの範囲がプライマ塗布部
となっている。
自動車ボディ2の前部下方に取付けられるようになって
おり、その両端部上面がボディ2との突き合わせ部1a
となる。したがって、図3(a)中に示すクロスハッチ
ング部、すなわち突き合わせ部1aから当該バンパー1
の下方側に向けて約200mmの範囲がプライマ塗布部
となっている。
【0023】このような樹脂製バンパー1に、白色のプ
ライマレス塗料による塗装を施すに際して、まず、図3
(a)に示すバンパー1のクロスハッチング部、すなわ
ち図3(b)に示す突き合わせ部1aから下方に約20
0mmの範囲のうち、R1 =100mmの範囲に、実施
例1と同種のグレーのプライマPをその被膜厚さが乾燥
状態でtp =6μmとなるように塗布すると共に、残り
のR2 =100mmの部分に傾斜的な塗装を施すことに
よって、プライマPの被膜厚さが下方側に向かって徐々
に減少するようにし、次いで、約90℃で焼付けを行っ
た。
ライマレス塗料による塗装を施すに際して、まず、図3
(a)に示すバンパー1のクロスハッチング部、すなわ
ち図3(b)に示す突き合わせ部1aから下方に約20
0mmの範囲のうち、R1 =100mmの範囲に、実施
例1と同種のグレーのプライマPをその被膜厚さが乾燥
状態でtp =6μmとなるように塗布すると共に、残り
のR2 =100mmの部分に傾斜的な塗装を施すことに
よって、プライマPの被膜厚さが下方側に向かって徐々
に減少するようにし、次いで、約90℃で焼付けを行っ
た。
【0024】そして、突き合わせ部1aの近傍部にプラ
イマPが塗布されたバンパー1に、白色のプライマレス
塗料によってカラーベース塗装を施すと共に、クリヤ塗
装を行い、約120℃での焼付けを行った。このとき、
カラーベース層Bの塗膜厚さtb およびクリヤ層Cの塗
膜厚さtc は、それぞれ20μmおよび30μmであっ
た。
イマPが塗布されたバンパー1に、白色のプライマレス
塗料によってカラーベース塗装を施すと共に、クリヤ塗
装を行い、約120℃での焼付けを行った。このとき、
カラーベース層Bの塗膜厚さtb およびクリヤ層Cの塗
膜厚さtc は、それぞれ20μmおよび30μmであっ
た。
【0025】この結果、得られたバンパー1は、実施例
1の場合と同様に、全体的な違和感もなく、とくにプラ
イマPが塗布された突き合わせ部1aの近傍部において
は、車体色と同等の色味を備えた優れた塗装外観が得ら
れ、自動車ボディ2との質感の相違も解消できることが
確認された。
1の場合と同様に、全体的な違和感もなく、とくにプラ
イマPが塗布された突き合わせ部1aの近傍部において
は、車体色と同等の色味を備えた優れた塗装外観が得ら
れ、自動車ボディ2との質感の相違も解消できることが
確認された。
【0026】なお、同一バンパー素材に、同種のプライ
マレス塗料によって、プライマを塗布することなく同様
の塗装を施した場合、車体色と同等の色味を備えた塗装
外観を得るためには、カラーベース層Bの塗膜厚さtb
を35μm以上にしなければならないことが確認され
た。
マレス塗料によって、プライマを塗布することなく同様
の塗装を施した場合、車体色と同等の色味を備えた塗装
外観を得るためには、カラーベース層Bの塗膜厚さtb
を35μm以上にしなければならないことが確認され
た。
【図1】本発明に係わる樹脂製部品の塗装方法の一実施
形態を示す概略説明図である。
形態を示す概略説明図である。
【図2】(a) 本発明に係わる樹脂製部品の塗装方法
の第1の実施例として、自動車用樹脂製バンパーのプラ
イマ塗布位置を示す斜視説明図である。 (b) 図2(a)に示した樹脂製バンパーの塗装状態
を説明する切断線IIB−IIBについての断面図である。
の第1の実施例として、自動車用樹脂製バンパーのプラ
イマ塗布位置を示す斜視説明図である。 (b) 図2(a)に示した樹脂製バンパーの塗装状態
を説明する切断線IIB−IIBについての断面図である。
【図3】(a) 本発明に係わる樹脂製部品の塗装方法
の第2の実施例として、同じく自動車用樹脂製バンパー
のプライマ塗布位置を示す斜視説明図である。 (b) 図3(a)に示した樹脂製バンパーの塗装状態
を説明する切断線 IIIB− IIIBについての断面図であ
る。
の第2の実施例として、同じく自動車用樹脂製バンパー
のプライマ塗布位置を示す斜視説明図である。 (b) 図3(a)に示した樹脂製バンパーの塗装状態
を説明する切断線 IIIB− IIIBについての断面図であ
る。
1 自動車用バンパー(樹脂製部品) 1a 突き合わせ部 2 自動車ボディ(他部材) P プライマ
Claims (4)
- 【請求項1】 他部材との突き合わせ部を備えた樹脂製
部品をプライマレス塗料によって塗装するに際し、 前記他部材との突き合わせ部の近傍部にプライマを塗布
したうえで、プライマレス塗料による上塗りを施すこと
を特徴とする樹脂製部品の塗装方法。 - 【請求項2】 プライマの色調がグレーであることを特
徴とする請求項1記載の樹脂製部品の塗装方法。 - 【請求項3】 プライマの塗布部と非塗布部の間のプラ
イマ被膜厚さを傾斜的に変化させることを特徴とする請
求項1または請求項2記載の樹脂製部品の塗装方法。 - 【請求項4】 プライマ塗布部のプライマ被膜厚さが5
μm以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の樹脂製部品の塗装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124974A JPH09308858A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 樹脂製部品の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8124974A JPH09308858A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 樹脂製部品の塗装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09308858A true JPH09308858A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=14898829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8124974A Pending JPH09308858A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 樹脂製部品の塗装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09308858A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210170A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8124974A patent/JPH09308858A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210170A (ja) * | 2001-01-17 | 2002-07-30 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | 遊技機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH02102819A (ja) | 車両用のモールディングとその製法 | |
| CN1106302C (zh) | 优选用于汽车的开孔部分的型材,尤其是密封型材 | |
| JPH09308858A (ja) | 樹脂製部品の塗装方法 | |
| JPH1043675A (ja) | メタリック感を有する模様塗膜の形成方法 | |
| US8614004B2 (en) | Two-tone paint application | |
| JP3176810B2 (ja) | 自動車の塗装方法 | |
| JP2003226160A (ja) | インストルメントパネル | |
| JP2019042720A (ja) | 車両及び車両の塗装方法 | |
| JPH10216625A (ja) | 車両のツートーン塗装方法および車両のツートーン塗装構造 | |
| JP2003241670A (ja) | 塗装色観察用自動車モデルパネルおよび自動車モデルパネル素材 | |
| JPH06254480A (ja) | 高質感塗装方法 | |
| JPH0220313B2 (ja) | ||
| JP2849012B2 (ja) | 塗装方法 | |
| JPS62124161A (ja) | 艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料 | |
| JP2000061395A (ja) | 自動車塗装法 | |
| JPH0299169A (ja) | 奥行感の出る着色塗装方法 | |
| JPH06190339A (ja) | 補修塗装方法 | |
| JPS6342655Y2 (ja) | ||
| JPH03213179A (ja) | 自動車外装部品の塗装方法 | |
| JP4073264B2 (ja) | 塗装物および塗装方法 | |
| CN116653801A (zh) | 车辆涂装结构 | |
| JPH10244219A (ja) | 自動車塗装法 | |
| JPH06219222A (ja) | ドアロアモール | |
| JPS61103578A (ja) | 車両ボデ−のシボ模様塗装方法 | |
| JPH10137673A (ja) | 車両用外板部材の表面塗装 |