JPH09309311A - 車両懸架装置 - Google Patents
車両懸架装置Info
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- JPH09309311A JPH09309311A JP13000896A JP13000896A JPH09309311A JP H09309311 A JPH09309311 A JP H09309311A JP 13000896 A JP13000896 A JP 13000896A JP 13000896 A JP13000896 A JP 13000896A JP H09309311 A JPH09309311 A JP H09309311A
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- Japan
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- vehicle
- braking
- vehicle speed
- damping force
- braking state
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両の非制動時においてはその時の車速に応じ
た最適な減衰力特性により車両の乗り心地と操縦安定性
を確保しつつ、実際の車速が検出できない車両の制動時
においても車両の乗り心地と操縦安定性を確保すること
ができる車両懸架装置の提供。 【解決手段】車体側と各車輪側との間に介在されていて
減衰力特性を変更可能な減衰力特性変更手段aを有する
ショックアブソーバbと、車両挙動検出手段cで検出さ
れた車両挙動信号と車速センサdで検出された車両の車
速に依存した車速ゲインとに基づいて各ショックアブソ
ーバbの減衰力特性制御を行なう基本制御部fを有する
減衰力特性制御手段gと、減衰力特性制御手段gに設け
られていて、制動状態検出手段eで車両の制動状態が検
出されると前記基本制御部fによる車速に依存した車速
ゲインから車速に依存しない制動時ゲインに切り換える
制動時補正制御部hと、を備える。
た最適な減衰力特性により車両の乗り心地と操縦安定性
を確保しつつ、実際の車速が検出できない車両の制動時
においても車両の乗り心地と操縦安定性を確保すること
ができる車両懸架装置の提供。 【解決手段】車体側と各車輪側との間に介在されていて
減衰力特性を変更可能な減衰力特性変更手段aを有する
ショックアブソーバbと、車両挙動検出手段cで検出さ
れた車両挙動信号と車速センサdで検出された車両の車
速に依存した車速ゲインとに基づいて各ショックアブソ
ーバbの減衰力特性制御を行なう基本制御部fを有する
減衰力特性制御手段gと、減衰力特性制御手段gに設け
られていて、制動状態検出手段eで車両の制動状態が検
出されると前記基本制御部fによる車速に依存した車速
ゲインから車速に依存しない制動時ゲインに切り換える
制動時補正制御部hと、を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ショックアブソー
バの減衰力特性を車両挙動および車速に基づいて最適制
御する車両の懸架装置に関する。
バの減衰力特性を車両挙動および車速に基づいて最適制
御する車両の懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショックアブソーバの減衰力特性
を車両挙動および車速に基づいて制御する車両懸架装置
としては、例えば、特開平4−15117号公報に記載
のものが知られている。この従来の車両懸架装置は、車
両走行状態検出手段で検出された車両走行状態に応じて
各ショックアブソーバの減衰力特性制御を行なう減衰力
特性変更手段を備えると共に、前記車両走行状態に車速
センサで検出された車速を含み、この車速に応じて減衰
力特性を可変制御するようにしたものであった。
を車両挙動および車速に基づいて制御する車両懸架装置
としては、例えば、特開平4−15117号公報に記載
のものが知られている。この従来の車両懸架装置は、車
両走行状態検出手段で検出された車両走行状態に応じて
各ショックアブソーバの減衰力特性制御を行なう減衰力
特性変更手段を備えると共に、前記車両走行状態に車速
センサで検出された車速を含み、この車速に応じて減衰
力特性を可変制御するようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置にあっては、上述のように、車速に応じてショックア
ブソーバの減衰力特性を可変制御することにより、車両
の車速に応じた最適な制御を行なうことが可能となる
が、車両の制動時(アンチスキッド制御作動時)におい
ては車速センサの検出値が実際の車体の絶対速度とは異
なり、また、その値が大きく変動することから、実際の
車速に対して適切な減衰力特性制御が行なえなくなり、
このため、車両制動時における車両の乗り心地および操
縦安定性を害するおそれがあるという問題点があった。
置にあっては、上述のように、車速に応じてショックア
ブソーバの減衰力特性を可変制御することにより、車両
の車速に応じた最適な制御を行なうことが可能となる
が、車両の制動時(アンチスキッド制御作動時)におい
ては車速センサの検出値が実際の車体の絶対速度とは異
なり、また、その値が大きく変動することから、実際の
車速に対して適切な減衰力特性制御が行なえなくなり、
このため、車両制動時における車両の乗り心地および操
縦安定性を害するおそれがあるという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、車両の非制動時においてはその時の車
速に応じた最適な減衰力特性により車両の乗り心地と操
縦安定性を確保しつつ、実際の車速が検出できない車両
の制動時においても車両の乗り心地と操縦安定性を確保
することができる車両懸架装置を提供することを目的と
するものである。
なされたもので、車両の非制動時においてはその時の車
速に応じた最適な減衰力特性により車両の乗り心地と操
縦安定性を確保しつつ、実際の車速が検出できない車両
の制動時においても車両の乗り心地と操縦安定性を確保
することができる車両懸架装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明請求項1記載の車両懸架装置は、図1のク
レーム対応図に示すように、車体側と各車輪側との間に
介在されていて減衰力特性を変更可能な減衰力特性変更
手段aを有するショックアブソーバbと、該各ショック
アブソーバb位置の車両挙動を検出する車両挙動検出手
段cと、車両の車速を検出する車速センサdと、車両を
制動させるための制動装置mと、車両の制動状態を検出
する制動状態検出手段eと、前記車両挙動検出手段cで
検出された車両挙動信号と前記車速センサdで検出され
た車両の車速に依存した車速ゲインとに基づいて各ショ
ックアブソーバbの減衰力特性制御を行なう基本制御部
fを有する減衰力特性制御手段gと、該減衰力特性制御
手段gに設けられていて、前記制動状態検出手段eで車
両の制動状態が検出されると前記基本制御部fによる車
速に依存した車速ゲインから車速に依存しない制動時ゲ
インに切り換える制動時補正制御部hと、を備えている
手段とした。また、請求項2記載の車両懸架装置では、
前記車速に依存しない制動時ゲインとして車両の制動状
態が検出された時点における車速に依存した車速ゲイン
に固定設定するようにした。また、請求項3記載の車両
懸架装置では、前記制動装置mとしてアンチスキッド制
御装置を備えた車両であって、前記制動状態検出手段e
を、アンチスキッド制御装置の作動から制動状態を検出
するアンチスキッド制御状態検出手段で構成した。ま
た、請求項4記載の車両懸架装置では、前記制動状態検
出手段eを、ブレーキペダルの操作状態から制動状態を
検出するブレーキスイッチで構成した。また、請求項5
記載の車両懸架装置では、ブレーキスイッチと車輪速度
センサとを備え、前記制動状態検出手段eを、ブレーキ
ペダルの操作状態と車輪速度の変化率から制動状態を検
出するように構成した。また、請求項6記載の車両懸架
装置では、ブレーキ液圧検出手段を備え、前記制動状態
検出手段eを、ブレーキ液圧から制動状態を検出するよ
うに構成した。また、請求項7記載の車両懸架装置で
は、前後方向加速度検出手段を備え、前記制動状態検出
手段eを、車両の前後方向加速度から制動状態を検出す
るように構成した。
めに、本発明請求項1記載の車両懸架装置は、図1のク
レーム対応図に示すように、車体側と各車輪側との間に
介在されていて減衰力特性を変更可能な減衰力特性変更
手段aを有するショックアブソーバbと、該各ショック
アブソーバb位置の車両挙動を検出する車両挙動検出手
段cと、車両の車速を検出する車速センサdと、車両を
制動させるための制動装置mと、車両の制動状態を検出
する制動状態検出手段eと、前記車両挙動検出手段cで
検出された車両挙動信号と前記車速センサdで検出され
た車両の車速に依存した車速ゲインとに基づいて各ショ
ックアブソーバbの減衰力特性制御を行なう基本制御部
fを有する減衰力特性制御手段gと、該減衰力特性制御
手段gに設けられていて、前記制動状態検出手段eで車
両の制動状態が検出されると前記基本制御部fによる車
速に依存した車速ゲインから車速に依存しない制動時ゲ
インに切り換える制動時補正制御部hと、を備えている
手段とした。また、請求項2記載の車両懸架装置では、
前記車速に依存しない制動時ゲインとして車両の制動状
態が検出された時点における車速に依存した車速ゲイン
に固定設定するようにした。また、請求項3記載の車両
懸架装置では、前記制動装置mとしてアンチスキッド制
御装置を備えた車両であって、前記制動状態検出手段e
を、アンチスキッド制御装置の作動から制動状態を検出
するアンチスキッド制御状態検出手段で構成した。ま
た、請求項4記載の車両懸架装置では、前記制動状態検
出手段eを、ブレーキペダルの操作状態から制動状態を
検出するブレーキスイッチで構成した。また、請求項5
記載の車両懸架装置では、ブレーキスイッチと車輪速度
センサとを備え、前記制動状態検出手段eを、ブレーキ
ペダルの操作状態と車輪速度の変化率から制動状態を検
出するように構成した。また、請求項6記載の車両懸架
装置では、ブレーキ液圧検出手段を備え、前記制動状態
検出手段eを、ブレーキ液圧から制動状態を検出するよ
うに構成した。また、請求項7記載の車両懸架装置で
は、前後方向加速度検出手段を備え、前記制動状態検出
手段eを、車両の前後方向加速度から制動状態を検出す
るように構成した。
【0006】
【作用】本発明請求項1記載の車両懸架装置では、上述
のように構成されるため、車両の非制動時においては、
減衰力特性制御手段gの基本制御部fでは、車両挙動検
出手段cで検出された車両挙動信号と車速センサdで検
出された車両の車速に依存した車速ゲインとに基づいて
各ショックアブソーバbの減衰力特性制御が行なわれる
もので、車両の車速に応じた最適な減衰力特性により車
両の乗り心地と操縦安定性を確保することができる。
のように構成されるため、車両の非制動時においては、
減衰力特性制御手段gの基本制御部fでは、車両挙動検
出手段cで検出された車両挙動信号と車速センサdで検
出された車両の車速に依存した車速ゲインとに基づいて
各ショックアブソーバbの減衰力特性制御が行なわれる
もので、車両の車速に応じた最適な減衰力特性により車
両の乗り心地と操縦安定性を確保することができる。
【0007】また、制動状態検出手段eで車両の制動状
態が検出されると、制動時補正制御部hでは、基本制御
部fによる車速に依存した車速ゲインから車速に依存し
ない制動時ゲインへの切り換えが行なわれるもので、こ
れにより、実際の車速が検出できない車両の制動時にお
いても、車両の乗り心地と操縦安定性を確保することが
できる。
態が検出されると、制動時補正制御部hでは、基本制御
部fによる車速に依存した車速ゲインから車速に依存し
ない制動時ゲインへの切り換えが行なわれるもので、こ
れにより、実際の車速が検出できない車両の制動時にお
いても、車両の乗り心地と操縦安定性を確保することが
できる。
【0008】また、請求項5記載の車両懸架装置では、
ブレーキペダルの操作状態と車輪速度の変化率から制動
状態を検出するようにしたことで、実際の車両制動状態
に即応した制御が可能となる。
ブレーキペダルの操作状態と車輪速度の変化率から制動
状態を検出するようにしたことで、実際の車両制動状態
に即応した制御が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 (発明の実施の形態1)図2は、本発明の実施の形態1
の車両懸架装置を示す構成説明図であり、車体と4つの
車輪との間に介在されて、4つのショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARL,SARR(なお、ショックアブソ
ーバを説明するにあたり、これら4つをまとめて指す場
合、およびこれらの共通の構成を説明する時にはただ単
にSAと表示する。また、右下の符号は車輪位置を示す
もので、FLは前輪左,FRは前輪右,RLは後輪左,RRは後
輪右をそれぞれ示している。)が設けられている。
いて説明する。 (発明の実施の形態1)図2は、本発明の実施の形態1
の車両懸架装置を示す構成説明図であり、車体と4つの
車輪との間に介在されて、4つのショックアブソーバS
AFL,SAFR,SARL,SARR(なお、ショックアブソ
ーバを説明するにあたり、これら4つをまとめて指す場
合、およびこれらの共通の構成を説明する時にはただ単
にSAと表示する。また、右下の符号は車輪位置を示す
もので、FLは前輪左,FRは前輪右,RLは後輪左,RRは後
輪右をそれぞれ示している。)が設けられている。
【0010】そして、各車輪位置には、上下方向の加速
度G(GFL,GFR,GRL,GRR)を検出するばね上上下
加速度センサ(以後、上下Gセンサという)1(1FL,
1FR,1RL,1RR)が設けられ、また、前輪側左右各車
輪には該前輪側左右各車輪の車輪速度WV-FL,WV-FRを
検出する車輪速センサ2FL,2FRが設けられ、また、リ
アデフには後輪側の車輪速度WV-RSを検出する車輪速度
センサ2RSが設けられ、また、この図では図示を省略し
たが車両の車速Vs を検出する車速センサ5が設けら
れ、さらに、運転席の近傍位置には、各上下Gセンサ1
(1FL,1FR,1RL,1RR)、各車輪速センサ2
(2FL,2FR,2RS)、および、車速センサ5からの信
号を入力し、各ショックアブソーバSAFL,SAFR,S
ARL,SARRのパルスモータ3に駆動制御信号を出力す
るコントロールユニット4が設けられている。
度G(GFL,GFR,GRL,GRR)を検出するばね上上下
加速度センサ(以後、上下Gセンサという)1(1FL,
1FR,1RL,1RR)が設けられ、また、前輪側左右各車
輪には該前輪側左右各車輪の車輪速度WV-FL,WV-FRを
検出する車輪速センサ2FL,2FRが設けられ、また、リ
アデフには後輪側の車輪速度WV-RSを検出する車輪速度
センサ2RSが設けられ、また、この図では図示を省略し
たが車両の車速Vs を検出する車速センサ5が設けら
れ、さらに、運転席の近傍位置には、各上下Gセンサ1
(1FL,1FR,1RL,1RR)、各車輪速センサ2
(2FL,2FR,2RS)、および、車速センサ5からの信
号を入力し、各ショックアブソーバSAFL,SAFR,S
ARL,SARRのパルスモータ3に駆動制御信号を出力す
るコントロールユニット4が設けられている。
【0011】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記上下Gセンサ1(1
FL,1FR,1RL,1RR)からのばね上上下加速度G(G
FL,GFR,GRL,GRR)信号、車輪速センサ2(2FL,
2FR,2RS)からの車輪速度WV (WV-FL,WV-FR,W
V-RS)信号、および、車速センサ5からの車速Vs 信号
が入力され、コントロールユニット4では、これらの入
力信号に基づいて各ショックアブソーバSA(SAFL,
SAFR,SARL,SARR)の減衰力特性制御および制動
装置6FR,6FLのアンチスキッド制御が行なわれる。な
お、アンチスキッド制御の具体的内容についての説明は
省略する。
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記上下Gセンサ1(1
FL,1FR,1RL,1RR)からのばね上上下加速度G(G
FL,GFR,GRL,GRR)信号、車輪速センサ2(2FL,
2FR,2RS)からの車輪速度WV (WV-FL,WV-FR,W
V-RS)信号、および、車速センサ5からの車速Vs 信号
が入力され、コントロールユニット4では、これらの入
力信号に基づいて各ショックアブソーバSA(SAFL,
SAFR,SARL,SARR)の減衰力特性制御および制動
装置6FR,6FLのアンチスキッド制御が行なわれる。な
お、アンチスキッド制御の具体的内容についての説明は
省略する。
【0012】また、前記コントロールユニット4には、
前記各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)から
のばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号
に基づいて、各車輪位置におけるばね上上下速度信号お
よびばね上ばね下間相対速度信号を求める信号処理回路
(図14)が設けられている。なお、前記各信号処理回
路の内容については後述する。
前記各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)から
のばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号
に基づいて、各車輪位置におけるばね上上下速度信号お
よびばね上ばね下間相対速度信号を求める信号処理回路
(図14)が設けられている。なお、前記各信号処理回
路の内容については後述する。
【0013】次に、図4は、ショックアブソーバSAの
構成を示す断面図であって、このショックアブソーバS
Aは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部
室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周
にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリ
ザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31
に連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイ
ド部材35と、外筒33と車体との間に介在されたサス
ペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備
えている。
構成を示す断面図であって、このショックアブソーバS
Aは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下部
室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外周
にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bとリ
ザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン31
に連結されたピストンロッド7の摺動をガイドするガイ
ド部材35と、外筒33と車体との間に介在されたサス
ペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備
えている。
【0014】次に、図5は前記ピストン31の部分を示
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20および伸側減衰バルブ12が設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41には、ピストン31を貫通したスタッド
38が螺合して固定されていて、このスタッド38に
は、貫通孔31a,31bをバイパスして上部室Aと下
部室Bとを連通する流路(後述の伸側第2流路E,伸側
第3流路F,バイパス流路G,圧側第2流路J)を形成
するための連通孔39が形成されていて、この連通孔3
9内には前記流路の流路断面積を変更するための調整子
40が回動自在に設けられている。また、スタッド38
の外周部には、流体の流通の方向に応じて前記連通孔3
9で形成される流路側の流通を許容・遮断する伸側チェ
ックバルブ17と圧側チェックバルブ22とが設けられ
ている。なお、この調整子40は、前記パルスモータ3
によりコントロールロッド70を介して回転されるよう
になっている(図4参照)。また、スタッド38には、
上から順に第1ポート21,第2ポート13,第3ポー
ト18,第4ポート14,第5ポート16が形成されて
いる。
【0015】一方、調整子40は、中空部19が形成さ
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
れると共に、内外を連通する第1横孔24および第2横
孔25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成さ
れている。
【0016】従って、前記上部室Aと下部室Bとの間に
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
【0017】即ち、ショックアブソーバSAは、調整子
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとした状態(以後、ソフト領域SS
という)から調整子40を反時計方向に回動させると、
伸側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で圧側が低減衰
力特性に固定の領域(以後、伸側ハード領域HSとい
う)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動させる
と、圧側のみ減衰力特性を多段階に変更可能で伸側が低
減衰力特性に固定の領域(以後、圧側ハード領域SHと
いう)となる構造となっている。
【0018】ちなみに、図7において、調整子40を
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面およびM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面およびM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
【0019】次に、コントロールユニット4の制御作動
のうち、ばね上上下速度Δxおよびばね上−ばね下間相
対速度(Δx−Δx0 )を求めるための信号処理回路の
構成を、図14のブロック図に基づいて説明する。
のうち、ばね上上下速度Δxおよびばね上−ばね下間相
対速度(Δx−Δx0 )を求めるための信号処理回路の
構成を、図14のブロック図に基づいて説明する。
【0020】まず、B1では、位相遅れ補償式を用い、
各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)で検出さ
れた各ばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)
を、各タワー位置のばね上上下速度信号に変換する。
各上下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)で検出さ
れた各ばね上上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)
を、各タワー位置のばね上上下速度信号に変換する。
【0021】なお、位相遅れ補償の一般式は、次の伝達
関数式(1) で表わすことができる。 G(S) =(AS+1)/(BS+1)・・・・・・・・(1) (A<B) そして、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5 Hz〜 3
Hz )において積分(1/S)する場合と同等の位相お
よびゲイン特性を有し、低周波(〜0.05 Hz )側でのゲ
インを下げるための位相遅れ補償式として、次の伝達関
数式(2) が用いられる。
関数式(1) で表わすことができる。 G(S) =(AS+1)/(BS+1)・・・・・・・・(1) (A<B) そして、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5 Hz〜 3
Hz )において積分(1/S)する場合と同等の位相お
よびゲイン特性を有し、低周波(〜0.05 Hz )側でのゲ
インを下げるための位相遅れ補償式として、次の伝達関
数式(2) が用いられる。
【0022】 G(S) =(0.001 S+1)/(10S+1)×γ・・・・・・・・(2) なお、γは、積分(1/S)により速度変換する場合の
信号とゲイン特性を合わせるためのゲインであり、この
発明の実施の形態1ではγ=10に設定されている。そ
の結果、図15の(イ) における実線のゲイン特性、およ
び、図15の(ロ)における実線の位相特性に示すよう
に、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5Hz〜 3 Hz
)における位相特性を悪化させることなく、低周波側
のゲインだけが低下した状態となる。なお、図15の
(イ),(ロ) の点線は、積分(1/S)により速度変換され
たばね上上下速度信号のゲイン特性および位相特性を示
している。続くB2では、制御を行なう目標周波数帯以
外の成分を遮断するためのバンドパスフィルタ処理を行
なう。即ち、このバンドパスフィルタBPFは、2次の
ハイパスフィルタHPF(0.3 Hz)と2次のローパスフ
ィルタLPF(4 Hz)とで構成され、車両のばね上共振
周波数帯を目標としたばね上上下速度Δx(ΔxFL,Δ
xFR,ΔxRL,ΔxRR)信号を求める。
信号とゲイン特性を合わせるためのゲインであり、この
発明の実施の形態1ではγ=10に設定されている。そ
の結果、図15の(イ) における実線のゲイン特性、およ
び、図15の(ロ)における実線の位相特性に示すよう
に、減衰力特性制御に必要な周波数帯(0.5Hz〜 3 Hz
)における位相特性を悪化させることなく、低周波側
のゲインだけが低下した状態となる。なお、図15の
(イ),(ロ) の点線は、積分(1/S)により速度変換され
たばね上上下速度信号のゲイン特性および位相特性を示
している。続くB2では、制御を行なう目標周波数帯以
外の成分を遮断するためのバンドパスフィルタ処理を行
なう。即ち、このバンドパスフィルタBPFは、2次の
ハイパスフィルタHPF(0.3 Hz)と2次のローパスフ
ィルタLPF(4 Hz)とで構成され、車両のばね上共振
周波数帯を目標としたばね上上下速度Δx(ΔxFL,Δ
xFR,ΔxRL,ΔxRR)信号を求める。
【0023】一方、B3では、次式(3) に示すように、
各ばね上上下加速度からばね上−ばね下間相対速度まで
の伝達関数Gu(S) を用い、各上下Gセンサ1で検出さ
れた上下方向加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号
から、各タワー位置のばね上−ばね下間相対速度(Δx
−Δx0 )[(Δx−Δx0 )FL,(Δx−Δx
0 )FR,(Δx−Δx0 )RL,(Δx−Δx0 )RR]信
号を求める。 Gu(S) =−ms/(cs+k)・・・・・・・・(3) なお、mはばね上マス、cはサスペンションの減衰係
数、kはサスペンションのばね定数である。
各ばね上上下加速度からばね上−ばね下間相対速度まで
の伝達関数Gu(S) を用い、各上下Gセンサ1で検出さ
れた上下方向加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号
から、各タワー位置のばね上−ばね下間相対速度(Δx
−Δx0 )[(Δx−Δx0 )FL,(Δx−Δx
0 )FR,(Δx−Δx0 )RL,(Δx−Δx0 )RR]信
号を求める。 Gu(S) =−ms/(cs+k)・・・・・・・・(3) なお、mはばね上マス、cはサスペンションの減衰係
数、kはサスペンションのばね定数である。
【0024】続くB4では、反比例マップに基づいて各
タワー位置のばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )[(Δx−Δx0 )FL,(Δx−Δx0 )FR,(Δ
x−Δx0 )RL,(Δx−Δx0 )RR]信号に反比例し
て可変設定される相対速度ゲインKu が求められる。
タワー位置のばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )[(Δx−Δx0 )FL,(Δx−Δx0 )FR,(Δ
x−Δx0 )RL,(Δx−Δx0 )RR]信号に反比例し
て可変設定される相対速度ゲインKu が求められる。
【0025】即ち、この発明の実施の形態1では、上下
Gセンサ1と図14の信号処理回路とで、各車輪位置の
車両挙動(ばね上上下速度)を検出する請求の範囲の車
両挙動検出手段を構成させている。
Gセンサ1と図14の信号処理回路とで、各車輪位置の
車両挙動(ばね上上下速度)を検出する請求の範囲の車
両挙動検出手段を構成させている。
【0026】次に、前記コントロールユニット4におけ
るショックアブソーバSAの減衰力特性制御作動のう
ち、基本制御部による通常時制御の内容を図16のフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、この通常時制御
は各ショックアブソーバSAFL,SAFR,SARL,SA
RRごとに行なわれる。
るショックアブソーバSAの減衰力特性制御作動のう
ち、基本制御部による通常時制御の内容を図16のフロ
ーチャートに基づいて説明する。なお、この通常時制御
は各ショックアブソーバSAFL,SAFR,SARL,SA
RRごとに行なわれる。
【0027】ステップ101では、ばね上上下速度Δx
が正の値であるか否かを判定し、YESであればステッ
プ102に進んで各ショックアブソーバSAを伸側ハー
ド領域HSに制御し、NOであればステップ103に進
む。
が正の値であるか否かを判定し、YESであればステッ
プ102に進んで各ショックアブソーバSAを伸側ハー
ド領域HSに制御し、NOであればステップ103に進
む。
【0028】ステップ103では、ばね上上下速度Δx
が負の値であるか否かを判定し、YESであればステッ
プ104に進んで各ショックアブソーバSAを圧側ハー
ド領域SHに制御し、NOであればステップ105に進
む。
が負の値であるか否かを判定し、YESであればステッ
プ104に進んで各ショックアブソーバSAを圧側ハー
ド領域SHに制御し、NOであればステップ105に進
む。
【0029】ステップ105は、ステップ101および
ステップ103でNOと判断された時、即ち、ばね上上
下速度Δxの値が、0である時の処理ステップであり、
この時は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SS
に制御する。
ステップ103でNOと判断された時、即ち、ばね上上
下速度Δxの値が、0である時の処理ステップであり、
この時は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SS
に制御する。
【0030】次に、減衰力特性制御の作動を図17のタ
イムチャートにより説明する。ばね上上下速度Δxが、
この図に示すように変化した場合、図に示すように、ば
ね上上下速度Δxの値が0である時には、ショックアブ
ソーバSAをソフト領域SSに制御する。
イムチャートにより説明する。ばね上上下速度Δxが、
この図に示すように変化した場合、図に示すように、ば
ね上上下速度Δxの値が0である時には、ショックアブ
ソーバSAをソフト領域SSに制御する。
【0031】また、ばね上上下速度Δxの値が正の値に
なると、伸側ハード領域HSに制御して、圧側の減衰力
特性をソフト特性に固定する一方、伸側の減衰力特性P
(目標減衰力特性ポジションPT )を、次式(4) に基づ
き、ばね上上下速度Δxに比例させて変更する。 P=Δx・Ku ・αs ・・・・・・・・・・・・・・・・(4) なお、Ku はばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )に応じて可変設定される相対速度ゲイン、αs は下
記表1に示すように、車速Vs に応じて可変設定される
車速ゲインである。
なると、伸側ハード領域HSに制御して、圧側の減衰力
特性をソフト特性に固定する一方、伸側の減衰力特性P
(目標減衰力特性ポジションPT )を、次式(4) に基づ
き、ばね上上下速度Δxに比例させて変更する。 P=Δx・Ku ・αs ・・・・・・・・・・・・・・・・(4) なお、Ku はばね上−ばね下間相対速度(Δx−Δx
0 )に応じて可変設定される相対速度ゲイン、αs は下
記表1に示すように、車速Vs に応じて可変設定される
車速ゲインである。
【0032】また、ばね上上下速度Δxの値が負の値に
なると、圧側ハード領域SHに制御して、伸側減衰力特
性をソフト特性に固定する一方、圧側の減衰力特性P
(目標減衰力特性ポジションPC )を、前記式(4) に基
づき、ばね上上下速度Δxに比例させて変更する。
なると、圧側ハード領域SHに制御して、伸側減衰力特
性をソフト特性に固定する一方、圧側の減衰力特性P
(目標減衰力特性ポジションPC )を、前記式(4) に基
づき、ばね上上下速度Δxに比例させて変更する。
【0033】
【表1】
【0034】次に、コントロールユニット4の減衰力特
性制御作動のうち、主にショックアブソーバSAの制御
領域の切り換え作動状態を図17のタイムチャートに基
づいて説明する。
性制御作動のうち、主にショックアブソーバSAの制御
領域の切り換え作動状態を図17のタイムチャートに基
づいて説明する。
【0035】図17のタイムチャートにおいて、領域a
は、ばね上上下速度Δxが負の値(下向き)から正の値
(上向き)に逆転した状態である、この時はまだ相対速
度(Δx−Δx0 )は負の値(ショックアブソーバSA
の行程は圧行程側)となっている領域であるため、この
時は、ばね上上下速度Δxの方向に基づいてショックア
ブソーバSAは伸側ハード領域HSに制御されており、
従って、この領域ではその時のショックアブソーバSA
の行程である圧行程側がソフト特性となる。
は、ばね上上下速度Δxが負の値(下向き)から正の値
(上向き)に逆転した状態である、この時はまだ相対速
度(Δx−Δx0 )は負の値(ショックアブソーバSA
の行程は圧行程側)となっている領域であるため、この
時は、ばね上上下速度Δxの方向に基づいてショックア
ブソーバSAは伸側ハード領域HSに制御されており、
従って、この領域ではその時のショックアブソーバSA
の行程である圧行程側がソフト特性となる。
【0036】また、領域bは、ばね上上下速度Δxが正
の値(上向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は
負の値から正の値(ショックアブソーバSAの行程は伸
行程側)に切り換わった領域であるため、この時は、ば
ね上上下速度Δxの方向に基づいてショックアブソーバ
SAは伸側ハード領域HSに制御されており、かつ、シ
ョックアブソーバの行程も伸行程であり、従って、この
領域ではその時のショックアブソーバSAの行程である
伸行程側が、ばね上上下速度Δxの値に比例したハード
特性となる。
の値(上向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は
負の値から正の値(ショックアブソーバSAの行程は伸
行程側)に切り換わった領域であるため、この時は、ば
ね上上下速度Δxの方向に基づいてショックアブソーバ
SAは伸側ハード領域HSに制御されており、かつ、シ
ョックアブソーバの行程も伸行程であり、従って、この
領域ではその時のショックアブソーバSAの行程である
伸行程側が、ばね上上下速度Δxの値に比例したハード
特性となる。
【0037】また、領域cは、ばね上上下速度Δxが正
の値(上向き)から負の値(下向き)に逆転した状態で
あるが、この時はまだ相対速度(Δx−Δx0 )は正の
値(ショックアブソーバSAの行程は伸行程側)となっ
ている領域であるため、この時は、ばね上上下速度Δx
の方向に基づいてショックアブソーバSAは圧側ハード
領域SHに制御されており、従って、この領域ではその
時のショックアブソーバSAの行程である伸行程側がソ
フト特性となる。
の値(上向き)から負の値(下向き)に逆転した状態で
あるが、この時はまだ相対速度(Δx−Δx0 )は正の
値(ショックアブソーバSAの行程は伸行程側)となっ
ている領域であるため、この時は、ばね上上下速度Δx
の方向に基づいてショックアブソーバSAは圧側ハード
領域SHに制御されており、従って、この領域ではその
時のショックアブソーバSAの行程である伸行程側がソ
フト特性となる。
【0038】また、領域dは、ばね上上下速度Δxが負
の値(下向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は
正の値から負の値(ショックアブソーバSAの行程は伸
行程側)になる領域であるため、この時は、ばね上上下
速度Δxの方向に基づいてショックアブソーバSAは圧
側ハード領域SHに制御されており、かつ、ショックア
ブソーバの行程も圧行程であり、従って、この領域では
その時のショックアブソーバSAの行程である圧行程側
が、ばね上上下速度Δxの値に比例したハード特性とな
る。
の値(下向き)のままで、相対速度(Δx−Δx0 )は
正の値から負の値(ショックアブソーバSAの行程は伸
行程側)になる領域であるため、この時は、ばね上上下
速度Δxの方向に基づいてショックアブソーバSAは圧
側ハード領域SHに制御されており、かつ、ショックア
ブソーバの行程も圧行程であり、従って、この領域では
その時のショックアブソーバSAの行程である圧行程側
が、ばね上上下速度Δxの値に比例したハード特性とな
る。
【0039】以上のように、この発明の実施の形態1で
は、ばね上上下速度Δxと相対速度(Δx−Δx0 )と
が同符号の時(領域b,領域d)は、その時のショック
アブソーバSAの行程側をハード特性に制御し、異符号
の時(領域a,領域c)は、その時のショックアブソー
バSAの行程側をソフト特性に制御するという、スカイ
フック理論に基づいた減衰力特性制御と同一の制御が行
なわれることになる。そして、さらに、この発明の実施
の形態1では、ショックアブソーバSAの行程が切り換
わった時点、即ち、領域aから領域b,および領域cか
ら領域d(ソフト特性からハード特性)へ移行する時に
は、切り換わる行程側の減衰力特性ポジションは前の領
域a,cで既にハード特性側への切り換えが行なわれて
いるため、ソフト特性からハード特性への切り換えが時
間遅れなく行なわれることになる。
は、ばね上上下速度Δxと相対速度(Δx−Δx0 )と
が同符号の時(領域b,領域d)は、その時のショック
アブソーバSAの行程側をハード特性に制御し、異符号
の時(領域a,領域c)は、その時のショックアブソー
バSAの行程側をソフト特性に制御するという、スカイ
フック理論に基づいた減衰力特性制御と同一の制御が行
なわれることになる。そして、さらに、この発明の実施
の形態1では、ショックアブソーバSAの行程が切り換
わった時点、即ち、領域aから領域b,および領域cか
ら領域d(ソフト特性からハード特性)へ移行する時に
は、切り換わる行程側の減衰力特性ポジションは前の領
域a,cで既にハード特性側への切り換えが行なわれて
いるため、ソフト特性からハード特性への切り換えが時
間遅れなく行なわれることになる。
【0040】次に、前記コントロールユニット4におけ
るショックアブソーバSAの減衰力特性制御作動のう
ち、基本制御部による通常時制御と制動時補正制御部に
よる制動時補正制御との切り換え制御内容、および、制
動時補正制御の内容を図18のフローチャートおよび図
19のタイムチャートに基づいて説明する。
るショックアブソーバSAの減衰力特性制御作動のう
ち、基本制御部による通常時制御と制動時補正制御部に
よる制動時補正制御との切り換え制御内容、および、制
動時補正制御の内容を図18のフローチャートおよび図
19のタイムチャートに基づいて説明する。
【0041】まず、図18のフローチャートにおいて、
ステップ201では、アンチスキッド制御作動状態によ
り制動状態にあるか否かを判定し、YES(アンチスキ
ッド制御作動=制動状態)である時は、車速センサ5に
よる車速Vs 信号が、実際の車両絶対速度とは異なるた
め、この時はステップ202に進み、車速ゲインαsを
制動時(ABS作動時)ゲインαB に切り換え設定す
る。なお、この制動時ゲインαB の値は、実験により求
められる。そして、続くステップ204において、切り
換え設定された制動時(ABS作動時)ゲインαB によ
り、前記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの
目標減衰力特性ポジションPが求められることで、実際
の車速が検出できない車両制動時においても、車両の乗
り心地と操縦安定性を確保することができる。
ステップ201では、アンチスキッド制御作動状態によ
り制動状態にあるか否かを判定し、YES(アンチスキ
ッド制御作動=制動状態)である時は、車速センサ5に
よる車速Vs 信号が、実際の車両絶対速度とは異なるた
め、この時はステップ202に進み、車速ゲインαsを
制動時(ABS作動時)ゲインαB に切り換え設定す
る。なお、この制動時ゲインαB の値は、実験により求
められる。そして、続くステップ204において、切り
換え設定された制動時(ABS作動時)ゲインαB によ
り、前記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの
目標減衰力特性ポジションPが求められることで、実際
の車速が検出できない車両制動時においても、車両の乗
り心地と操縦安定性を確保することができる。
【0042】また、前記ステップ201の判定がNO
(アンチスキッド制御非作動=非制動状態)である時
は、車速センサ5による車速Vs 信号が、実際の車両絶
対速度と一致するため、この時はステップ203に進
み、前記表1に基づき、車速ゲインαs をその時の車速
Vs に応じた車速ゲインα0 〜α100 の値に設定する。
そして、続くステップ204において、車速Vs に応じ
て設定された車速ゲインα0〜α100 により、前記式(4)
に基づいて各ショックアブソーバSAがその時の車両
の車速に応じた最適な減衰力特性に可変制御され、これ
により、非制動時における車両の乗り心地および操縦安
定性を確保することができる。
(アンチスキッド制御非作動=非制動状態)である時
は、車速センサ5による車速Vs 信号が、実際の車両絶
対速度と一致するため、この時はステップ203に進
み、前記表1に基づき、車速ゲインαs をその時の車速
Vs に応じた車速ゲインα0 〜α100 の値に設定する。
そして、続くステップ204において、車速Vs に応じ
て設定された車速ゲインα0〜α100 により、前記式(4)
に基づいて各ショックアブソーバSAがその時の車両
の車速に応じた最適な減衰力特性に可変制御され、これ
により、非制動時における車両の乗り心地および操縦安
定性を確保することができる。
【0043】以上で、一回の制御フローを終了し、以後
は以上の制御フローを繰り返すものである。
は以上の制御フローを繰り返すものである。
【0044】以上説明してきたように、この発明の実施
の形態1の車両懸架装置では、車両の非制動時において
は各ショックアブソーバSAをその時の車速に応じた最
適な減衰力特性に制御し、これにより、車両の乗り心地
と操縦安定性を確保することができると共に、実際の車
速が検出できない車両の制動時においても、車両の乗り
心地と操縦安定性を確保することができるようになると
いう効果が得られる。次に、他の発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この他の発明の実施の形態の説明
にあたり、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分に
は同一の符号をつけてその説明を省略し、相違点につい
てのみ説明する。
の形態1の車両懸架装置では、車両の非制動時において
は各ショックアブソーバSAをその時の車速に応じた最
適な減衰力特性に制御し、これにより、車両の乗り心地
と操縦安定性を確保することができると共に、実際の車
速が検出できない車両の制動時においても、車両の乗り
心地と操縦安定性を確保することができるようになると
いう効果が得られる。次に、他の発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、この他の発明の実施の形態の説明
にあたり、前記発明の実施の形態1と同様の構成部分に
は同一の符号をつけてその説明を省略し、相違点につい
てのみ説明する。
【0045】(発明の実施の形態2)この発明の実施の
形態2の車両懸架装置は、車両制動時における制動時ゲ
インの設定の仕方が前記発明の実施の形態1とは相違し
たものであり、以下、基本制御部による通常時制御と制
動時補正制御部による制動時補正制御との切り換え制御
内容、および、制動時補正制御の内容を図20のフロー
チャートおよび図21のタイムチャートに基づいて説明
する。
形態2の車両懸架装置は、車両制動時における制動時ゲ
インの設定の仕方が前記発明の実施の形態1とは相違し
たものであり、以下、基本制御部による通常時制御と制
動時補正制御部による制動時補正制御との切り換え制御
内容、および、制動時補正制御の内容を図20のフロー
チャートおよび図21のタイムチャートに基づいて説明
する。
【0046】まず、図20のフローチャートにおいて、
ステップ301では、車速センサ5からの車速Vs 信号
の読み込みを行なった後、ステップ302に進む。
ステップ301では、車速センサ5からの車速Vs 信号
の読み込みを行なった後、ステップ302に進む。
【0047】このステップ302では、アンチスキッド
制御作動状態により制動状態にあるか否かを判定し、Y
ES(アンチスキッド制御作動=制動状態)である時
は、車速センサ5で検出された車速Vs 信号が、実際の
車両絶対速度とは異なるため、この時はステップ303
に進み、車速Vs を制動状態が検出された時点における
車速VB に設定し、続くステップ304においては、前
記表1に基づき、車速ゲインαs を前記制動状態が検出
された時点における車速VB (図21では、105km/
h)に対応した車速ゲインα0 〜α100 (図21では、
α100 )の値に固定設定する。そして、続くステップ3
05において、固定設定された前記車速ゲインα0 〜α
100 により、前記式(4) に基づいて各ショックアブソー
バSAの目標減衰力特性ポジションPが求められること
で、実際の車速が検出できない車両制動時においても、
車両の乗り心地と操縦安定性を確保することができる。
制御作動状態により制動状態にあるか否かを判定し、Y
ES(アンチスキッド制御作動=制動状態)である時
は、車速センサ5で検出された車速Vs 信号が、実際の
車両絶対速度とは異なるため、この時はステップ303
に進み、車速Vs を制動状態が検出された時点における
車速VB に設定し、続くステップ304においては、前
記表1に基づき、車速ゲインαs を前記制動状態が検出
された時点における車速VB (図21では、105km/
h)に対応した車速ゲインα0 〜α100 (図21では、
α100 )の値に固定設定する。そして、続くステップ3
05において、固定設定された前記車速ゲインα0 〜α
100 により、前記式(4) に基づいて各ショックアブソー
バSAの目標減衰力特性ポジションPが求められること
で、実際の車速が検出できない車両制動時においても、
車両の乗り心地と操縦安定性を確保することができる。
【0048】一方、前記ステップ302の判定がNO
(アンチスキッド制御非作動=非制動状態)である時
は、車速センサ5による車速Vs 信号が、実際の車両絶
対速度と一致するため、この時はステップ304に進
み、前記表1に基づき、車速ゲインαs をその時の車速
Vs に応じた車速ゲインα0 〜α100 の値に設定する。
そして、続くステップ204において、その時々の車速
Vs に応じて設定された車速ゲインα0 〜α100 によ
り、前記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの
目標減衰力特性ポジションPが求められることで、車両
の車速変動に応じた最適減衰力特性に可変制御され、こ
れにより、非制動時における車両の乗り心地および操縦
安定性を確保することができる。以上で、一回の制御フ
ローを終了し、以後は以上の制御フローを繰り返すもの
である。
(アンチスキッド制御非作動=非制動状態)である時
は、車速センサ5による車速Vs 信号が、実際の車両絶
対速度と一致するため、この時はステップ304に進
み、前記表1に基づき、車速ゲインαs をその時の車速
Vs に応じた車速ゲインα0 〜α100 の値に設定する。
そして、続くステップ204において、その時々の車速
Vs に応じて設定された車速ゲインα0 〜α100 によ
り、前記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの
目標減衰力特性ポジションPが求められることで、車両
の車速変動に応じた最適減衰力特性に可変制御され、こ
れにより、非制動時における車両の乗り心地および操縦
安定性を確保することができる。以上で、一回の制御フ
ローを終了し、以後は以上の制御フローを繰り返すもの
である。
【0049】以上のように、この発明の実施の形態2で
は、車両の制動中は、制動状態が検出された時点におけ
る車速VB に対応した車速ゲインα0 〜α100 に固定設
定するようにしたものである。
は、車両の制動中は、制動状態が検出された時点におけ
る車速VB に対応した車速ゲインα0 〜α100 に固定設
定するようにしたものである。
【0050】(発明の実施の形態3)この発明の実施の
形態3の車両懸架装置は、制動状態検出手段として、ブ
レーキペダルの操作状態(ON−OFF)を検出するブ
レーキスイッチと、車輪加速度(車輪速度の変化率)G
W を検出する車輪速センサを備えたもので、以下、基本
制御部による通常時制御と制動時補正制御部による制動
時補正制御との切り換え制御内容、および、制動時補正
制御の内容を図22のフローチャートおよび図23のタ
イムチャートに基づいて説明する。
形態3の車両懸架装置は、制動状態検出手段として、ブ
レーキペダルの操作状態(ON−OFF)を検出するブ
レーキスイッチと、車輪加速度(車輪速度の変化率)G
W を検出する車輪速センサを備えたもので、以下、基本
制御部による通常時制御と制動時補正制御部による制動
時補正制御との切り換え制御内容、および、制動時補正
制御の内容を図22のフローチャートおよび図23のタ
イムチャートに基づいて説明する。
【0051】まず、図22のフローチャートにおいて、
ステップ401では、制動状態判断フラグFB が0にリ
セットされているか否かを判定し、YES(FB =0)
である時はステップ402に進む。
ステップ401では、制動状態判断フラグFB が0にリ
セットされているか否かを判定し、YES(FB =0)
である時はステップ402に進む。
【0052】このステップ402では、ブレーキスイッ
チがON状態で、かつ、車輪加速度GW が所定のしきい
値GWT未満であるか否かを判定することで、車両が制動
状態にあるか否かを判定し、YES(制動状態)である
時は、ステップ403に進んで制動状態判断フラグFB
を1にセットした後、ステップ406に進み、また、N
O(非制動状態)である時は、ステップ404に進み、
制動状態判断フラグFB を0にリセットした後、ステッ
プ406に進む。
チがON状態で、かつ、車輪加速度GW が所定のしきい
値GWT未満であるか否かを判定することで、車両が制動
状態にあるか否かを判定し、YES(制動状態)である
時は、ステップ403に進んで制動状態判断フラグFB
を1にセットした後、ステップ406に進み、また、N
O(非制動状態)である時は、ステップ404に進み、
制動状態判断フラグFB を0にリセットした後、ステッ
プ406に進む。
【0053】一方、前記ステップ401でNO(FB =
1)と判定された時は、ステップ404に進み、ブレー
キペダルの操作状態が継続されているか否かをブレーキ
スイッチからの信号で判定し、YES(制動状態継続
中)である時は、そのままステップ406に進み、ま
た、NO(制動状態解除)である時は、前記ステップ4
05に進んで制動状態判断フラグFB を0にリセットし
た後、ステップ406に進む。
1)と判定された時は、ステップ404に進み、ブレー
キペダルの操作状態が継続されているか否かをブレーキ
スイッチからの信号で判定し、YES(制動状態継続
中)である時は、そのままステップ406に進み、ま
た、NO(制動状態解除)である時は、前記ステップ4
05に進んで制動状態判断フラグFB を0にリセットし
た後、ステップ406に進む。
【0054】そして、このステップ406においては、
制動状態判断フラグFB が1にセットされている時(制
動状態にある時)は、固定設定された前記車速ゲインα
0 〜α100 により、前記式(4) に基づいて各ショックア
ブソーバSAの目標減衰力特性ポジションPが求められ
ることで、実際の車速が検出できない車両制動時におい
ても、車両の乗り心地と操縦安定性を確保することがで
きる。
制動状態判断フラグFB が1にセットされている時(制
動状態にある時)は、固定設定された前記車速ゲインα
0 〜α100 により、前記式(4) に基づいて各ショックア
ブソーバSAの目標減衰力特性ポジションPが求められ
ることで、実際の車速が検出できない車両制動時におい
ても、車両の乗り心地と操縦安定性を確保することがで
きる。
【0055】また、制動状態判断フラグFB が0にリセ
ットされている時(非制動状態にある時)は、前記ステ
ップ406においては、その時々の車速Vs に応じて設
定された車速ゲインα0 〜α100 により、前記式(4) に
基づいて各ショックアブソーバSAの目標減衰力特性ポ
ジションPが求められることで、車両の車速変動に応じ
た最適減衰力特性に可変制御され、これにより、非制動
時における車両の乗り心地および操縦安定性を確保する
ことができる。以上で、一回の制御フローを終了し、以
後は以上の制御フローを繰り返すものである。
ットされている時(非制動状態にある時)は、前記ステ
ップ406においては、その時々の車速Vs に応じて設
定された車速ゲインα0 〜α100 により、前記式(4) に
基づいて各ショックアブソーバSAの目標減衰力特性ポ
ジションPが求められることで、車両の車速変動に応じ
た最適減衰力特性に可変制御され、これにより、非制動
時における車両の乗り心地および操縦安定性を確保する
ことができる。以上で、一回の制御フローを終了し、以
後は以上の制御フローを繰り返すものである。
【0056】以上のように、この発明の実施の形態3の
車両懸架装置では、ブレーキペダルの操作状態および車
輪加速度の値で制動時補正制御の開始を判断し、制動時
補正制御の終了をブレーキペダルの操作状態で判断する
ようにしたことで、実際の車両制動状態に即応した制御
が可能となる。
車両懸架装置では、ブレーキペダルの操作状態および車
輪加速度の値で制動時補正制御の開始を判断し、制動時
補正制御の終了をブレーキペダルの操作状態で判断する
ようにしたことで、実際の車両制動状態に即応した制御
が可能となる。
【0057】(発明の実施の形態4)この発明の実施の
形態4の車両懸架装置は、制動状態検出手段として、車
両の前後方向加速度GL を検出する前後方向加速度セン
サを備えたもので、以下、基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部による制動時補正制御との切り換え
制御内容、および、制動時補正制御の内容を図24のフ
ローチャートおよび図25のタイムチャートに基づいて
説明する。
形態4の車両懸架装置は、制動状態検出手段として、車
両の前後方向加速度GL を検出する前後方向加速度セン
サを備えたもので、以下、基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部による制動時補正制御との切り換え
制御内容、および、制動時補正制御の内容を図24のフ
ローチャートおよび図25のタイムチャートに基づいて
説明する。
【0058】まず、図24のフローチャートにおいて、
ステップ501では、車両の前後方向加速度GL が、所
定のしきい値GLT未満であるか否かを判定することで、
車両が制動状態にあるか否かを判定し、YES(GL <
GLT=制動状態)である時は、ステップ502に進んで
制動状態判断フラグFB を1にセットした後、ステップ
504に進む。
ステップ501では、車両の前後方向加速度GL が、所
定のしきい値GLT未満であるか否かを判定することで、
車両が制動状態にあるか否かを判定し、YES(GL <
GLT=制動状態)である時は、ステップ502に進んで
制動状態判断フラグFB を1にセットした後、ステップ
504に進む。
【0059】そして、このステップ504においては、
固定設定された前記車速ゲインα0〜α100 により、前
記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの目標減
衰力特性ポジションPが求められることで、実際の車速
が検出できない車両制動時においても、車両の乗り心地
と操縦安定性を確保することができる。
固定設定された前記車速ゲインα0〜α100 により、前
記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの目標減
衰力特性ポジションPが求められることで、実際の車速
が検出できない車両制動時においても、車両の乗り心地
と操縦安定性を確保することができる。
【0060】一方、前記ステップ501でNO(GL ≧
GLT=非制動状態)と判定された時は、ステップ503
に進み、制動状態判断フラグFB を0にリセットした
後、ステップ504に進む。
GLT=非制動状態)と判定された時は、ステップ503
に進み、制動状態判断フラグFB を0にリセットした
後、ステップ504に進む。
【0061】そして、このステップ504においては、
その時々の車速Vs に応じて設定された車速ゲインα0
〜α100 により、前記式(4) に基づいて各ショックアブ
ソーバSAの目標減衰力特性ポジションPが求められる
ことで、車両の車速変動に応じた最適減衰力特性に可変
制御され、これにより、非制動時における車両の乗り心
地および操縦安定性を確保することができる。以上で、
一回の制御フローを終了し、以後は以上の制御フローを
繰り返すものである。
その時々の車速Vs に応じて設定された車速ゲインα0
〜α100 により、前記式(4) に基づいて各ショックアブ
ソーバSAの目標減衰力特性ポジションPが求められる
ことで、車両の車速変動に応じた最適減衰力特性に可変
制御され、これにより、非制動時における車両の乗り心
地および操縦安定性を確保することができる。以上で、
一回の制御フローを終了し、以後は以上の制御フローを
繰り返すものである。
【0062】(発明の実施の形態5)この発明の実施の
形態5の車両懸架装置は、制動状態検出手段として、ブ
レーキ液圧PB を検出するブレーキ液圧センサを備えた
もので、以下、基本制御部による通常時制御と制動時補
正制御部による制動時補正制御との切り換え制御内容、
および、制動時補正制御の内容を図26のフローチャー
トおよび図27のタイムチャートに基づいて説明する。
形態5の車両懸架装置は、制動状態検出手段として、ブ
レーキ液圧PB を検出するブレーキ液圧センサを備えた
もので、以下、基本制御部による通常時制御と制動時補
正制御部による制動時補正制御との切り換え制御内容、
および、制動時補正制御の内容を図26のフローチャー
トおよび図27のタイムチャートに基づいて説明する。
【0063】まず、図26のフローチャートにおいて、
ステップ601では、ブレーキ液圧PB が、所定のしき
い値PT を越えているか否かを判定することで、車両が
制動状態にあるか否かを判定し、YES(PB >PT =
制動状態)である時は、ステップ602に進んで制動状
態判断フラグFB を1にセットした後、ステップ604
に進む。
ステップ601では、ブレーキ液圧PB が、所定のしき
い値PT を越えているか否かを判定することで、車両が
制動状態にあるか否かを判定し、YES(PB >PT =
制動状態)である時は、ステップ602に進んで制動状
態判断フラグFB を1にセットした後、ステップ604
に進む。
【0064】そして、このステップ604においては、
固定設定された前記車速ゲインα0〜α100 により、前
記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの目標減
衰力特性ポジションPが求められることで、実際の車速
が検出できない車両制動時においても、車両の乗り心地
と操縦安定性を確保することができる。
固定設定された前記車速ゲインα0〜α100 により、前
記式(4) に基づいて各ショックアブソーバSAの目標減
衰力特性ポジションPが求められることで、実際の車速
が検出できない車両制動時においても、車両の乗り心地
と操縦安定性を確保することができる。
【0065】一方、前記ステップ601でNO(PB ≦
PT =非制動状態)と判定された時は、ステップ603
に進み、制動状態判断フラグFB を0にリセットした
後、ステップ604に進む。
PT =非制動状態)と判定された時は、ステップ603
に進み、制動状態判断フラグFB を0にリセットした
後、ステップ604に進む。
【0066】そして、このステップ604においては、
その時々の車速Vs に応じて設定された車速ゲインα0
〜α100 により、前記式(4) に基づいて各ショックアブ
ソーバSAの目標減衰力特性ポジションPが求められる
ことで、車両の車速変動に応じた最適減衰力特性に可変
制御され、これにより、非制動時における車両の乗り心
地および操縦安定性を確保することができる。以上で、
一回の制御フローを終了し、以後は以上の制御フローを
繰り返すものである。
その時々の車速Vs に応じて設定された車速ゲインα0
〜α100 により、前記式(4) に基づいて各ショックアブ
ソーバSAの目標減衰力特性ポジションPが求められる
ことで、車両の車速変動に応じた最適減衰力特性に可変
制御され、これにより、非制動時における車両の乗り心
地および操縦安定性を確保することができる。以上で、
一回の制御フローを終了し、以後は以上の制御フローを
繰り返すものである。
【0067】以上、発明の実施の形態について説明して
きたが具体的な構成はこの発明の実施の形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、発明の実施
の形態1では、車輪速センサを前輪側左右各車輪位置に
設けたが、後輪側左右各車輪位置に設けるようにしても
よい。
きたが具体的な構成はこの発明の実施の形態に限られる
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、発明の実施
の形態1では、車輪速センサを前輪側左右各車輪位置に
設けたが、後輪側左右各車輪位置に設けるようにしても
よい。
【0068】また、発明の実施の形態3では、制動状態
検出手段として、ブレーキペダルの操作状態(ON−O
FF)を検出するブレーキスイッチと、車輪加速度(車
輪速度の変化率)GW を検出する車輪速センサを備え、
制動時補正制御の開始をブレーキペダルの操作状態およ
び車輪加速度で判断し、終了をブレーキペダルの操作状
態だけで判断するようにしたが、開始および終了の両方
をいずれか一方のみで判断するようにしてもよい。
検出手段として、ブレーキペダルの操作状態(ON−O
FF)を検出するブレーキスイッチと、車輪加速度(車
輪速度の変化率)GW を検出する車輪速センサを備え、
制動時補正制御の開始をブレーキペダルの操作状態およ
び車輪加速度で判断し、終了をブレーキペダルの操作状
態だけで判断するようにしたが、開始および終了の両方
をいずれか一方のみで判断するようにしてもよい。
【0069】また、発明の実施の形態では、ショックア
ブソーバにおける減衰力特性変更手段として、一方の行
程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側の減
衰力特性がソフト特性となる構造のものを用いたが、伸
行程および圧行程の減衰力特性が同時に変化する構造の
ものを用いる場合でも、本発明を適用することができ
る。
ブソーバにおける減衰力特性変更手段として、一方の行
程側の減衰力特性を可変制御する時はその逆行程側の減
衰力特性がソフト特性となる構造のものを用いたが、伸
行程および圧行程の減衰力特性が同時に変化する構造の
ものを用いる場合でも、本発明を適用することができ
る。
【0070】また、発明の実施の形態では、ばね上上下
速度信号が0の時のみソフト領域SSに制御するように
したが、0を中心とする所定の不感帯を設けこの不感帯
の範囲内でばね上上下速度が推移している間は減衰力特
性をソフト領域SSに維持させることにより、制御ハン
チングを防止することができる。
速度信号が0の時のみソフト領域SSに制御するように
したが、0を中心とする所定の不感帯を設けこの不感帯
の範囲内でばね上上下速度が推移している間は減衰力特
性をソフト領域SSに維持させることにより、制御ハン
チングを防止することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の車両懸架装置では、上述のように、車両挙動検出
手段で検出された車両挙動信号と車速センサで検出され
た車両の車速に依存した車速ゲインとに基づいて各ショ
ックアブソーバの減衰力特性制御を行なう基本制御部を
有する減衰力特性制御手段と、該減衰力特性制御手段に
設けられていて、制動状態検出手段で車両の制動状態が
検出されると前記基本制御部による車速に依存した車速
ゲインから車速に依存しない制動時ゲインに切り換える
制動時補正制御部と、を備えた構成としたことで、車両
の非制動時においては各ショックアブソーバをその時の
車速に応じた最適な減衰力特性に制御し、これにより、
車両の乗り心地と操縦安定性を確保することができると
共に、実際の車速が検出できない車両の制動時において
も、車両の乗り心地と操縦安定性を確保することができ
るようになるという効果が得られる。
記載の車両懸架装置では、上述のように、車両挙動検出
手段で検出された車両挙動信号と車速センサで検出され
た車両の車速に依存した車速ゲインとに基づいて各ショ
ックアブソーバの減衰力特性制御を行なう基本制御部を
有する減衰力特性制御手段と、該減衰力特性制御手段に
設けられていて、制動状態検出手段で車両の制動状態が
検出されると前記基本制御部による車速に依存した車速
ゲインから車速に依存しない制動時ゲインに切り換える
制動時補正制御部と、を備えた構成としたことで、車両
の非制動時においては各ショックアブソーバをその時の
車速に応じた最適な減衰力特性に制御し、これにより、
車両の乗り心地と操縦安定性を確保することができると
共に、実際の車速が検出できない車両の制動時において
も、車両の乗り心地と操縦安定性を確保することができ
るようになるという効果が得られる。
【0072】また、請求項5記載の車両懸架装置では、
ブレーキスイッチと車輪速度センサとを備え、前記制動
状態検出手段を、ブレーキペダルの操作状態と車輪速度
の変化率から制動状態を検出するように構成したこと
で、実際の車両制動状態に即応した制御が可能となる。
ブレーキスイッチと車輪速度センサとを備え、前記制動
状態検出手段を、ブレーキペダルの操作状態と車輪速度
の変化率から制動状態を検出するように構成したこと
で、実際の車両制動状態に即応した制御が可能となる。
【図1】本発明の車両懸架装置を示すクレーム対応図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態1の車両懸架装置を示す構
成説明図である。
成説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1の車両懸架装置を示すシ
ステムブロック図である。
ステムブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態1の車両懸架装置に適用し
たショックアブソーバを示す断面図である。
たショックアブソーバを示す断面図である。
【図5】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
図である。
【図6】前記ショックアブソーバのピストン速度に対応
した減衰力特性図である。
した減衰力特性図である。
【図7】前記ショックアブソーバのパルスモータのステ
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
【図8】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のK
−K断面図である。
−K断面図である。
【図9】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のL
−L断面およびM−M断面図である。
−L断面およびM−M断面図である。
【図10】前記ショックアブソーバの要部を示す図5の
N−N断面図である。
N−N断面図である。
【図11】前記ショックアブソーバの伸側ハード時の減
衰力特性図である。
衰力特性図である。
【図12】前記ショックアブソーバの伸側・圧側ソフト
状態の減衰力特性図である。
状態の減衰力特性図である。
【図13】前記ショックアブソーバの圧側ハード状態の
減衰力特性図である。
減衰力特性図である。
【図14】ばね上上下加速度からばね上上下速度および
ばね上ばね下間相対速度信号を求める信号処理回路を示
すブロック図である。
ばね上ばね下間相対速度信号を求める信号処理回路を示
すブロック図である。
【図15】位相遅れ補償式を用いて変換されたばね上上
下速度信号のゲイン特性(イ) および位相特性(ロ) を示す
図である。
下速度信号のゲイン特性(イ) および位相特性(ロ) を示す
図である。
【図16】本発明の実施の形態1におけるコントロール
ユニットの減衰力特性の通常時制御作動を示すフローチ
ャートである。
ユニットの減衰力特性の通常時制御作動を示すフローチ
ャートである。
【図17】本発明の実施の形態1におけるコントロール
ユニットの減衰力特性通常時制御作動を示すタイムチャ
ートである。
ユニットの減衰力特性通常時制御作動を示すタイムチャ
ートである。
【図18】本発明の実施の形態1におけるコントロール
ユニットの基本制御部による通常時制御と制動時補正制
御部における制動時補正制御との切り換え制御の内容を
示すフローチャートである。
ユニットの基本制御部による通常時制御と制動時補正制
御部における制動時補正制御との切り換え制御の内容を
示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施の形態1におけるコントロール
ユニットの基本制御部による通常時制御と制動時補正制
御部における制動時補正制御との切り換え制御の内容を
示すタイムチャートである。
ユニットの基本制御部による通常時制御と制動時補正制
御部における制動時補正制御との切り換え制御の内容を
示すタイムチャートである。
【図20】本発明の実施の形態2の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
【図21】本発明の実施の形態2の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
【図22】本発明の実施の形態3の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
【図23】本発明の実施の形態3の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
【図24】本発明の実施の形態4の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
【図25】本発明の実施の形態4の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
【図26】本発明の実施の形態5の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すフローチャートである。
【図27】本発明の実施の形態5の車両懸架装置におけ
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
るコントロールユニットの基本制御部による通常時制御
と制動時補正制御部における制動時補正制御との切り換
え制御の内容を示すタイムチャートである。
a 減衰力特性変更手段 b ショックアブソーバ c 車両挙動検出手段 d 車速センサ e 制動状態検出手段 f 基本制御部 g 減衰力特性制御手段 h 制動時補正制御部 m 制動装置
Claims (7)
- 【請求項1】車体側と各車輪側との間に介在されていて
減衰力特性を変更可能な減衰力特性変更手段を有するシ
ョックアブソーバと、 該各ショックアブソーバ位置の車両挙動を検出する車両
挙動検出手段と、 車両の車速を検出する車速センサと、 車両を制動させるための制動装置と、 車両の制動状態を検出する制動状態検出手段と、 前記車両挙動検出手段で検出された車両挙動信号と前記
車速センサで検出された車両の車速に依存した車速ゲイ
ンとに基づいて各ショックアブソーバの減衰力特性制御
を行なう基本制御部を有する減衰力特性制御手段と、 該減衰力特性制御手段に設けられていて、前記制動状態
検出手段で車両の制動状態が検出されると前記基本制御
部による車速に依存した車速ゲインから車速に依存しな
い制動時ゲインに切り換える制動時補正制御部と、を備
えていることを特徴とする車両懸架装置。 - 【請求項2】前記車速に依存しない制動時ゲインとして
車両の制動状態が検出された時点における車速に依存し
た車速ゲインに固定設定するようにしたことを特徴とす
る請求項1に記載の車両懸架装置。 - 【請求項3】前記制動装置としてアンチスキッド制御装
置を備えた車両であって、前記制動状態検出手段が、ア
ンチスキッド制御装置の作動から制動状態を検出するア
ンチスキッド制御状態検出手段で構成されていることを
特徴とする請求項1または2に記載の車両懸架装置。 - 【請求項4】前記制動状態検出手段が、ブレーキペダル
の操作状態から制動状態を検出するブレーキスイッチで
構成されていることを特徴とする請求項1または2に記
載の車両懸架装置。 - 【請求項5】ブレーキスイッチと車輪速度センサとを備
え、前記制動状態検出手段が、ブレーキペダルの操作状
態と車輪速度の変化率から制動状態を検出するように構
成されていることを特徴とする請求項1または2に記載
の車両懸架装置。 - 【請求項6】ブレーキ液圧検出手段を備え、前記制動状
態検出手段が、ブレーキ液圧から制動状態を検出するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項1または2
に記載の車両懸架装置。 - 【請求項7】前後方向加速度検出手段を備え、前記制動
状態検出手段が、車両の前後方向加速度から制動状態を
検出するように構成されていることを特徴とする請求項
1または2に記載の車両懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13000896A JPH09309311A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13000896A JPH09309311A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両懸架装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09309311A true JPH09309311A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15023874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13000896A Pending JPH09309311A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09309311A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015047906A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 本田技研工業株式会社 | サスペンション制御装置 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP13000896A patent/JPH09309311A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015047906A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 本田技研工業株式会社 | サスペンション制御装置 |
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