JPH09313867A - 自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法 - Google Patents

自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法

Info

Publication number
JPH09313867A
JPH09313867A JP8153252A JP15325296A JPH09313867A JP H09313867 A JPH09313867 A JP H09313867A JP 8153252 A JP8153252 A JP 8153252A JP 15325296 A JP15325296 A JP 15325296A JP H09313867 A JPH09313867 A JP H09313867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
vehicle
adsorbent
activated carbon
negative pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8153252A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ando
正夫 安藤
Ryoichi Yamanouchi
良一 山之内
Hideto Miyazaki
秀人 宮崎
Masako Sakai
雅子 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP8153252A priority Critical patent/JPH09313867A/ja
Priority to EP97104777A priority patent/EP0798143A1/en
Publication of JPH09313867A publication Critical patent/JPH09313867A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/0025Heating, cooling or ventilating devices the devices being independent of the vehicle
    • B60H1/00264Transportable devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
    • B60H2003/0675Photocatalytic filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H3/00Other air-treating devices
    • B60H3/06Filtering
    • B60H2003/0691Adsorption filters, e.g. activated carbon

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着された物質を効率的に除去し、吸着剤の
再生を図り得る自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生
方法を提供する。 【解決手段】 活性炭フィルタ24から脱離されたNO
X を車外に排出する排出孔28が、走行時に負圧の発生
するトランクルーム202と連通されているため、負圧
を利用して活性炭フィルタ24からNOX 等の被吸着物
質を効率的に脱離することができる。即ち、減圧下で脱
離を行うため、活性炭フィルタ24から被吸着物質を効
率的に除ける他、該空気浄化装置を減圧するためエネル
ギー消費(減圧用のファンモータの電力)を軽減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸着剤を再生しな
がら用いて車内の空気を浄化する自動車用空気浄化装
置、及び、該吸着剤の再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】活性炭等をカートリッジ内に収容し、車
内の空気を該カートリッジに圧送することで、空気を浄
化する自動車用空気浄化装置が実用化されている。ここ
で、自動車用の空気浄化装置においては、活性炭等の吸
着剤は使い捨て式のものが用いられていた。このため、
吸着剤を高頻度で交換することが必要となり不経済であ
る他、交換時期が遅れると適切に空気を浄化し得なかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、他の車両
等から排出されたNOX を活性炭から成る吸着剤を用い
て吸着させることで、車内の空気を浄化する浄化装置
を、特願平7−350606号にて提案している。この
発明では、活性炭を加熱することで、吸着されたNOX
を脱離し、当該活性炭を再利用できるようにしている。
【0004】しかしながら、加熱するだけでは、活性炭
に吸着されたNOX 等を完全に除去し得ないことが判明
した。ここで、加熱を減圧下で行うことにより、NOX
等の除去率を高めることを検討したが、自動車用空気浄
化装置内部を減圧するには、強力なファーンモータが必
要となり、装置が大型化する他、減圧の際に大きなエネ
ルギーが必要となることが予測された。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、吸着さ
れた物質を効率的に除去し、吸着剤の再生を図り得る自
動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の空気の浄化を行う自動車用空気浄化装置
は、空気の浄化を行う自動車用空気浄化装置であって、
空気浄化用の吸着剤と、該吸着剤から被吸着物質を脱離
する脱離手段と、前記吸着剤から脱離された被吸着物質
を車外に排出する排出口であって、車両の負圧が発生す
る位置に配設された排出口と、を有することを技術的特
徴とする。
【0007】請求項2は、空気の浄化を行う自動車用空
気浄化装置であって、空気浄化用の吸着剤と、車速を検
出する車速センサと、該車速センサにより所定以上の速
度が検出された際に、前記吸着剤から被吸着物質を脱離
する脱離手段と、前記吸着剤から脱離された被吸着物質
を車外に排出する排出口であって、車両の負圧が発生す
る位置に配設された排出口と、を有することを技術的特
徴とする。
【0008】請求項3は、請求項1又は2において、前
記排出口が、車両の負圧が発生するトランクルームと連
通するように配設されたことを技術的特徴とする。
【0009】請求項4は、空気浄化用の吸着剤を再生し
ながら用いて空気の浄化を行い、再生時の排気を導出す
る排出口が車両の負圧が発生する位置に配設された自動
車用空気浄化装置の吸着剤の再生方法であって、車速を
検出するステップと、検出した車速が所定値以上かを判
断するステップと、上記ステップにて車速が所定値以上
と判断した際に、吸着剤の再生動作を開始するステップ
と、を有することを技術的特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、吸着剤から脱離された被
吸着物質を車外に排出するための排出口が、車両の負圧
が発生する位置に配設されているため、脱離手段が、負
圧を利用して該吸着剤から被吸着物質を効率的に脱離す
ることができる。即ち、減圧下で脱離を行うため、吸着
剤から被吸着物質を効率的に除ける他、減圧に要するエ
ネルギー消費(例えば、減圧用のファンモータの電力)
を軽減できる。
【0011】請求項2の発明では、吸着剤から脱離され
た被吸着物質を車外に排出するための排出口が、車両の
負圧が発生する位置に配設されている。そして、脱離手
段が、車速センサにより所定以上の速度が検出され、即
ち、実際に排出口にて負圧が発生しているときに、当該
負圧を利用して該吸着剤から被吸着物質を脱離する。即
ち、減圧下で脱離を行うため、吸着剤から被吸着物質を
効率的に除ける他、該自動車用空気浄化装置を減圧する
ためのエネルギー消費を軽減できる。
【0012】請求項3の自動車用空気浄化装置では、吸
着剤から脱離された被吸着物質を該自動車用空気浄化装
置の外部へ排出するための排出口が、車両の負圧が発生
するトランクルームと連通するように構成されている。
このため、自動車用空気浄化装置を車内に配設する際
に、排気管を別途設ける必要がない。
【0013】請求項4の発明では、車速を検出し、検出
した車速が所定値以上かを判断し、この判断にて車速が
所定値以上とした際に、吸着剤の再生動作を開始する。
即ち、実際に排出口にて負圧が発生しているときに、当
該負圧を利用して該吸着剤から被吸着物質を脱離するた
め、吸着剤から被吸着物質を効率的に除去することがで
きる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施態
様について図を参照して説明する。図1(A)、図1
(B)は、本発明の第1実施態様に係る自動車用空気浄
化装置10の構成を示している。図2(A)は、該自動
車用空気浄化装置10の車両搭載位置を示している。図
2(A)に示すように、空気浄化装置10は、車両20
0の車室200Aとトランクルーム202とを隔成して
いるリヤシェルフ204上に載置されている。該トラン
クルーム202は、走行時に負圧が発生し、車内の空気
を車外に排出するベンチュレーションシステムの一部を
構成するようになっている。
【0015】図1(A)は、該空気浄化装置10が空気
浄化を行っている状態を、図1(B)は、活性炭フィル
タ24の再生動作を行っている状態を示している。図1
(B)に示すように、空気浄化装置10は、筐体20に
形成されたスリットから成る吸入口22と、活性炭フィ
ルタ24と、紫外線ランプ26と、排気をトランクルー
ム202側に排出する排気孔28と、該排気孔28を閉
じるゴム製の蓋体(逆止弁)30と、該蓋体30を駆動
して排気孔28を開閉する排気孔開閉装置32と、筐体
20の上部に設けられたスリットから成り浄化された空
気を排出する吹き出し口34と、該吹き出し口34を開
閉するシャッタ36と、該シャッタ36を開閉する吹き
出し口開閉装置38と、上記吸入口22から空気を取り
入れ活性炭フィルタ24にて浄化させた後に、吹き出し
口34から放出するためのファン40と、該排気孔開閉
装置32及び吹き出し口開閉装置38を制御する制御装
置25と、から構成されている。ファン40のそれぞれ
の羽40aには、光触媒が担持されている。即ち、該光
触媒は、紫外線ランプ26からの紫外線により活性化さ
れて、活性炭フィルタ24では吸着し難いタバコのにお
いの主成分であるアルデヒド類、アンモニア等を光触媒
反応により酸化・分解し、最終的には水、二酸化炭素、
硝酸にする。該ファン40は、図示しないモータにより
駆動されるようになっている。
【0016】ここで、図1(A)に示すように、空気浄
化中において、空気浄化装置10は、排気孔開閉装置3
2を操作して蓋体(逆止弁)30により排気孔28を閉
じた状態で、ファン40を駆動して、吸入口22から空
気を取り入れ活性炭フィルタ24にて浄化させた後に、
吹き出し口34から放出している。他方、図1(B)に
示すように、活性炭フィルタ24の再生動作中は、吹き
出し口開閉装置38を操作して、吹き出し口34をシャ
ッタ36にて閉じて、該吹き出し口34から空気が流入
しない状態にして、排気孔開閉装置32を操作して蓋体
(逆止弁)30により排気孔28を開き、該筐体20と
トランクルーム202とを連通させることにより、該筐
体20内部に負圧を発生させ、活性炭フィルタ24から
NOX 等の被吸着物質を脱離して、該トランクルーム2
02を介して車外に排出している。
【0017】引き続き、当該空気浄化装置10の動作に
ついて、図3のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、該制御装置25は、運転席側の計器パネルに設けら
れた図示しない起動スイッチが操作されたかを判断する
(S12)。ここで、該起動スイッチが操作された際に
は、活性炭フィルタ24の再生が必要かを判断する(S
14)。制御装置25は、活性炭フィルタ24の稼働時
間を積算しており、積算値が所定値に達すると(例えば
100時間)、再生動作が必要と判断する。ここでは、
再生の必要がなく、空気の浄化を開始できる場合(S1
4がNo)についてまず説明する。
【0018】空気の浄化を行う際には、排気孔開閉装置
32を操作して蓋体(逆止弁)30により排気孔28を
閉じ(S16)、トランクルーム202側へ浄化済みの
空気が逃げるのを防ぐ。そして、吹き出し口開閉装置3
8を操作して、吹き出し口34をシャッタ36にて開く
(S18)。その後、紫外線ランプ26を点灯してファ
ン40に担持された光触媒を活性化させた後(S2
0)、ファン40を回転し、吸入口22から空気を取り
入れ活性炭フィルタ24にてNOX 等を吸着させた後
に、ファン40に担持された光触媒にて、空気中のアル
デヒド類、アンモニア等を酸化・分解してから、吹き出
し口34を介して放出する。この後、ステップ24にて
始動スイッチがオフされたかを判断し、オフされない限
り(S24がNo)、ステップ14へ戻り、上述した空
気の浄化動作を続ける。他方、始動スイッチがオフされ
たなら(S24がYes)、紫外線ランプ26を消灯し
(S26)、ファン40を停止して(S28)、浄化動
作を終了する。
【0019】ここで、上述した浄化動作を継続して、活
性炭フィルタ24の稼働時間の積算値が所定の値に達す
ると(S14がYes)、ステップ30へ移行し、車速
が第1設定値(例えば40km)を越えているかを判断
する。そして、車速が第1設定値を越えている場合に
は、所定時間以上継続して(例えば10秒)越えている
かを判断する(S32)。即ち、第1実施態様の空気浄
化装置10では、走行時にトランクルーム202にて発
生している負圧を利用して活性炭フィルタ24の再生を
行うため、必要な負圧が発生する速度を上回っているか
を判断し、更に、継続して越えているかを判断すること
により、渋滞時等の発進・停止を繰り返している際では
なく、一定以上の速度で巡行しているかを判断する。こ
こで、車速が継続して設定値を越えていない場合には
(S30がNo、又は、S32がNo)、ステップ16
へ移行して、活性炭フィルタ24の再生を行うことなく
上述した浄化動作を継続する。
【0020】他方、車速が継続して設定値を越えている
場合には(S30がYes、S32がYes)、制御装
置25は、吹き出し口開閉装置38を操作して、吹き出
し口34をシャッタ36にて閉じて(S34)、該吹き
出し口34から空気が流入しない状態にして、排気孔開
閉装置32を操作して蓋体(逆止弁)30により排気孔
28を開き(S36)、該筐体20とトランクルーム2
02とを連通させることにより、該筐体20内部に負圧
を発生させ、活性炭フィルタ24からNOX 等の被吸着
物質を脱離して、該トランクルーム202を介して車外
に排出する。この際に、ファン40を停止することによ
り(S38)、該紫外線ランプ26からの紫外線により
活性炭フィルタ24を加熱し、筐体20内の負圧と併せ
て、加熱により被吸着物質の脱離を行う。
【0021】その後、再生時間として設定された時間に
ついて再生動作を行ったかを判断し(S40)、再生が
終了した際(S40がYes)にはステップ16へ移行
し、活性炭フィルタ24による空気の浄化を再開する。
他方、再生が終了するまでは(S40がNo)、車速が
第2設定値(第1設定値よりも低い速度、例えば35k
m)よりも低いかを判断する(S42)。ここで、車速
が第2設定値以上であるときは(S42がNo)、ステ
ップ40に戻り、再生処理を続ける。他方、車速が第2
設定値よりも低く必要とする負圧が発生していないとき
には(S42がYes)、更に、この第2設定値よりも
低い状態が所定時間(例えば30秒)続くかを判断する
(S44)。ここで、低い状態が所定時間続かない限り
(S44がNo)、ステップ40に戻り、再生処理を続
ける。他方、低い状態が所定時間続くときには(S44
がYes)、ステップ16へ移行し、再生動作を中断し
て活性炭フィルタ24による空気の浄化を再開する。こ
こで、再生動作を中断して空気の浄化を行っている最中
は、ステップ14の再生動作が必要かの判断がYesと
なり、車速が継続して第1設定値を越えた際には(S3
0、S32がYes)、再生動作を再開する(S34、
S36、S38)。
【0022】この第1実施態様の空気浄化装置10は、
再生時の排気をトランクルーム202を介して車外に排
出する。このため、該空気浄化装置10を車両に取り付
ける際に、再生時に排気を排出するための排気管を別途
設ける必要がないので、取り付けが容易である。即ち、
この空気浄化装置10は、図2(A)に示すように、リ
ヤシェルフ204に該空気浄化装置10の排気孔28と
連通させる孔204aを開けるだけで取り付け得る。更
に、この第1実施態様では、車両に発生する負圧を用い
て活性炭フィルタ24の再生を行うため、再生時の脱離
効率を高めることができる。また、相対的に効率の低い
光触媒をファン40に担持させ、該ファン40にて筐体
20内の空気を攪拌するため、該光触媒にてアルデヒド
類、アンモニア等を効率的に酸化・分解させることがで
きる。
【0023】引き続き、本発明の第2実施態様について
図2(B)、図4及び図5を参照して説明する。図4
は、第2実施態様に係る自動車用空気浄化装置110の
構成を示し、図2(B)は、該自動車用空気浄化装置1
10の車両搭載位置を示している。図2(B)に示すよ
うに、空気浄化装置110は、トランクルーム202内
に配設され、排気管52が車外に延在し、空気を取り入
れる吸気管56及び浄化した空気を放出する吹き出し管
54が車内に導出されている。排気管52の開口部52
aは、リヤガラス206後方の高い負圧が発生する位置
に配設されている。
【0024】図4に示すように、空気浄化装置110
は、車内に空気を吹き出す吹き出し管54と、排気を排
出するための排気管52と、吹き出し管54と排気管5
2とを切り換える第1ダンパー61と、該吹き出し管5
4又は排気管52へ空気を圧送するためのターボファン
92と、該ターボファン92を駆動する直流モータ90
と、該直流モータ90を停止及び動作させるモータコン
トローラ94と、NOX等を吸着する吸着フィルタ80
と、COをCO2 に酸化させるCO酸化触媒82と、該
吸着フィルタ80に紫外線を照射するための紫外線ラン
プ78と、紫外線ランプ78を点灯させると共に、紫外
線の照射量を切り換える安定器50と、吸着フィルタ8
0の温度を測定するための温度センサ76と、吸着フィ
ルタ80を通過した空気のNOX 濃度を検出するNOX
センサ74と、空気を車内から取り入れるための吸気管
56と、該吸気管を開閉する第2ダンパー62とから構
成されている。この自動車用空気浄化装置110は、空
気浄化装置制御装置70により制御される。
【0025】ここで、吸着フィルタ80は、金属製のフ
ィルタに、NOX 等の臭気成分を吸着させるための活性
炭と、活性炭では吸着し難いアルデヒド類、アンモニア
等を酸化・分解する光触媒とから成る吸着剤が担持され
ている。この光触媒は、活性炭では吸着し難いNOを、
活性炭で吸着し易いNOX へと酸化させる作用も有して
いる。
【0026】該フィルタは、ステンレス薄板をプリーツ
状に畳んだ部材を積層して用いている。ここでは、吸着
剤を担持するフィルタとして、プリーツ状或いはハニカ
ム状に薄板を畳んだフィルタを用いることで、圧力損失
を低減するとともに、吸着剤の表面面積を増大させ、ま
た、紫外線を効率良く照射し得るようにしている。
【0027】光触媒は、吸着剤に吸着されたNOX を更
にHNO3 等の物質に酸化・分解するため、光触媒を担
持させることにより活性炭にNOX が蓄積される速度を
抑えれる。これに加えて、実際に車両の内外に存在して
いるNOX 以外の種々の有機物(臭気成分)を酸化・分
解するため、当該有機物が蓄積する速度を抑えれる他、
一旦吸着剤に吸着された有機物をも酸化・分解すること
ができる。
【0028】光触媒にてNOX 等の分解を行いながらで
も、NOX 等を吸着し続けると活性炭は吸着性能が低下
する。このため、第2実施態様の空気浄化装置110で
は、紫外線ランプ58から照射する紫外線を強くするこ
とにより吸着フィルタ80の表面温度を高め、吸着され
た物質を脱離させて吸着剤を再生させ、また、光触媒の
活性を高めることにより、光触媒による酸化・分解を更
に促進させ、活性炭に吸着されたNOX 等の臭気成分を
除去せしめている。この脱離動作の際には、第2ダンパ
ー62により吸気管56を、また、第1ダンパー61に
より吹き出し管54を閉じることにより、空気浄化装置
110を気密状態にし、負圧の加わっている排気管52
を介して車外に空気を排出して減圧することにより、活
性炭からNOX 、HNO3 の分離を促進する。
【0029】一方、CO酸化触媒82は、活性炭素繊
維、アルミナ等の担持体にCOをCO2 へ酸化させるP
d等の貴金属酸化触媒を担持させてなる。
【0030】引き続き、本発明の第2実施態様に係る空
気浄化装置110の動作について図5のフローチャート
を参照して説明する。まず、該制御装置70(図示せ
ず)は、運転席側の計器パネルに設けられた図示しない
起動スイッチが操作されたかを判断する(S52)。こ
こで、該起動スイッチが操作された際には、まず、吸着
フィルタ80の再生が必要かを判断する(S54)。制
御装置70は、NOX センサ74からの出力により、吸
着フィルタ80の吸着性能が低下したか、即ち、該吸着
フィルタ80の再生が必要かを判断する。ここでは、再
生の必要がなく、空気の浄化を開始できる場合について
まず説明を行う(S54がNo)。
【0031】空気の浄化を行う際には、第1ダンパー6
1を操作して排気管52を閉じ、吹き出し管54を開く
(S56)。そして、第2ダンパー62を操作して、吸
気管56を開く(S58)。その後、紫外線ランプ78
を点灯して相対的に弱い紫外線を吸着フィルタ80へ照
射して光触媒を活性化させた後(S60)、ターボファ
ン92を回動し(S62)、吸気管56から空気を取り
入れ、CO酸化触媒82にて空気中のCOをCO2 に酸
化させた後、吸着フィルタ80の活性炭にてNOX 等を
吸着させると共に、活性炭に担持された光触媒にて、空
気中のアルデヒド類、アンモニア等を酸化・分解してか
ら、吹き出し口54を介して車内に放出する。この処理
を始動スイッチがオフされない限り(S64がNo)、
継続する。
【0032】ここで、吸着フィルタ80のNOX の吸着
性能が劣化し、NOX センサ74にて比較的高い濃度の
NOX が検出されると、ステップ54の再生動作が必要
かの判断がYesとなり、ステップ70へ移行し、車速
が第1設定値(例えば40km)を越えているかを判断
する。そして、車速が第1設定値を越えている場合に
は、所定時間以上継続して(例えば10秒)越えている
かを判断する(S72)。即ち、再生動作に必要な負圧
が継続して発生しているかを判断する。ここで、車速が
継続して設定値を越えていない場合には(S70がN
o、又は、S72がNo)、ステップ56へ移行して、
吸着フィルタ80の再生を行うことなく上述した空気の
浄化を継続する。
【0033】他方、車速が継続して設定値を越えている
場合には(S70がYes、S72がYes)、制御装
置70は、第2ダンパー62を操作して吸気管56を閉
じて(S73)、第1ダンパー61を操作して、排気管
52を開くと共に吹き出し管54を閉じる(S74)。
即ち、該吸気管56及び吹き出し管54から空気が流入
しないようにして、該空気浄化装置110内部に高い負
圧を発生させる。そして、紫外線ランプ78から相対的
に強い紫外線を吸着フィルタ80に照射して、該吸着フ
ィルタ80を加熱する。なお、この更に、温度センサ7
6にて該吸着フィルタ80の表面温度を測定し、所定値
(例えば80°C)を越える場合には、照射する紫外線
の強度を低下させることにより、表面温度を当該所定値
に保つ。このように、減圧下で加熱することにより、吸
着フィルタ80からNOX 等の被吸着物質を脱離して、
排気管52を介して車外に排出する。この際に、車速が
第3設定値(第1設定値よりも低い値、例えば30k
m)よりも高いかを判断し(S77)、第3設定値より
も高く、走行速度に応じて発生している負圧のみで空気
浄化装置110内部を十分に減圧し得る場合には(S7
7がYes)、ターボファン92を停止することにより
エネルギーを節減する(S78)、他方、車速が第3設
定値より高くないときには(S77がNo)、低速走行
にて発生している低い負圧に加えて、ターボファン92
を回転することで、空気浄化装置110内部を必要な気
圧まで減圧する。
【0034】その後、再生時間として設定された時間に
ついて再生を行ったかを判断し(S80)、再生の終了
によりステップ56へ移行し、吸着フィルタ80による
空気の浄化を再開する。他方、再生が終了するまでは
(S80がNo)、車速が第2設定値(第1設定値より
も低い、例えば35km)よりも低いかを判断する(S
82)。ここで、車速が第2設定値以上であるときは
(S82がNo)、ステップ77に戻り再生処理を続け
る。他方、車速が第2設定値よりも低いときには(S8
2がYes)、更に、この第2設定値よりも低い状態が
所定時間(例えば30秒)、続くかを判断する(S8
4)。ここで、低い状態が所定時間続かない限り(S8
4がNo)、ステップ77に戻り再生処理を続ける。他
方、低い状態が所定時間続くときには、ステップ56へ
移行し、再生動作を中断して吸着フィルタ80による空
気の浄化を再開する。ここで、再生動作を中断して空気
の浄化を再開しても、当該浄化処理中にステップ54の
再生動作が必要かの判断がYesとなり、車速が継続し
て第1設定値を越えた際には(S70、S72がYe
s)、再生動作を再開する(S73、S74、S7
5)。
【0035】この第2実施態様の空気浄化装置110
は、車両に発生する負圧を用いて吸着フィルタ80の再
生を行うため、再生時の除去率を高めることができる。
この際に、吸気管56と吹き出し管54とを閉じるた
め、空気浄化装置110内を低い気圧まで減圧すること
が可能となり、吸着フィルタ80から被吸着物質の除去
率を高めることができる。
【0036】なお、上述した実施態様では、自動車用空
気浄化装置10が、NOX 、CO等の有害物質を浄化し
たが、本発明は、活性炭を用いて、車内のタバコの煙等
の悪臭を浄化するタイプの空気浄化装置にも用い得るこ
とは言うまでもない。
【0037】本実施態様では、活性炭を被吸着物質の脱
離を行いながら用いるため、活性炭を交換することなく
長期に渡って空気の浄化を続けることができる。更に、
この被吸着物の脱離動作時に高い熱を加えないため、活
性炭を変質させることがない。
【0038】なお、紫外線ランプとして光触媒を励起し
得る限り種々のランプを用いることができる。更に、第
1、第2実施態様では、光触媒としてTiO2 を用いた
が、臭気成分を酸化・分解し得る限り種々の材質を用い
ることができる。例えば、Ti、Cu、Zn、La、M
o、V、Sr、Ba、Ce、Sn、Fe、W、Mg、又
はAlの各酸化物、及び、貴金属よりなる群から選択し
た少なくとも1種類から構成することができる。更に、
光触媒は、活性炭ではなく、シリカゲル等の吸着剤に担
持させることも可能である。また、上述した第2実施態
様では、排出管52の開口部52aを車外まで導出した
が、車外に配設された雨よけカバー等に該開口部52a
を接続することも可能である。
【0039】
【効果】以上記述したように、本発明の自動車用空気浄
化装置及び吸着剤の再生方法によれば、吸着剤の再生を
減圧下で行うため、被吸着物質の除去率を高めることが
できる。特に、この減圧を車両に発生する負圧を用いて
行うため、モータ等を用いて減圧するのに対して、エネ
ルギー消費がないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施態様に係る自動車用空気浄化
装置の斜視図であり、図1(A)は空気浄化中を、図1
(B)は活性炭フィルタの再生中を示している。
【図2】図2(A)は第1実施態様における空気浄化装
置の車両搭載位置を、図2(B)は第2実施態様におけ
る空気浄化装置の車両搭載位置を示す側面図である。
【図3】第1実施態様に係る空気浄化装置の制御装置の
制御動作を示すフローチャートである。
【図4】第2実施態様に係る空気浄化装置の構成図であ
る。
【図5】第2実施態様に係る空気浄化装置の制御装置の
主サーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 空気浄化装置 25 制御装置 28 排気孔 30 蓋体 40 ファン 52 排気管 52a 排気口 70 制御装置 80 吸着フィルタ 110 空気浄化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 雅子 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の浄化を行う自動車用空気浄化装置
    であって、 空気浄化用の吸着剤と、 該吸着剤から被吸着物質を脱離する脱離手段と、 前記吸着剤から脱離された被吸着物質を車外に排出する
    排出口であって、車両の負圧が発生する位置に配設され
    た排出口と、を有することを特徴とする自動車用空気浄
    化装置。
  2. 【請求項2】 空気の浄化を行う自動車用空気浄化装置
    であって、 空気浄化用の吸着剤と、 車速を検出する車速センサと、 該車速センサにより所定以上の速度が検出された際に、
    前記吸着剤から被吸着物質を脱離する脱離手段と、 前記吸着剤から脱離された被吸着物質を車外に排出する
    排出口であって、車両の負圧が発生する位置に配設され
    た排出口と、を有することを特徴とする自動車用空気浄
    化装置。
  3. 【請求項3】 前記排出口が、車両の負圧が発生するト
    ランクルームと連通するように配設されたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2の自動車用空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 空気浄化用の吸着剤を再生しながら用い
    て空気の浄化を行い、再生時の排気を導出する排出口が
    車両の負圧が発生する位置に配設された自動車用空気浄
    化装置の吸着剤の再生方法であって、 車速を検出するステップと、 検出した車速が所定値以上かを判断するステップと、 上記ステップにて車速が所定値以上と判断した際に、吸
    着剤の再生動作を開始するステップと、を有することを
    特徴とする吸着剤の再生方法。
JP8153252A 1996-03-22 1996-05-23 自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法 Pending JPH09313867A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8153252A JPH09313867A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法
EP97104777A EP0798143A1 (en) 1996-03-22 1997-03-20 Method and apparatus for purifying air including adsorbent reactivation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8153252A JPH09313867A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09313867A true JPH09313867A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15558400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8153252A Pending JPH09313867A (ja) 1996-03-22 1996-05-23 自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09313867A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440029B1 (ko) * 2002-06-07 2004-07-14 현대자동차주식회사 에어클리너의 먼지제거장치
JP2007261462A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toyota Motor Corp 車両用空調装置
JP2014019175A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Toyota Central R&D Labs Inc 揮発成分排出除去装置、揮発成分排出除去方法および揮発成分排出除去用高分子多孔質体
CN110115936A (zh) * 2019-03-29 2019-08-13 上海复纯环保科技有限公司 一种恶臭气体处理装置
KR20200111855A (ko) * 2019-03-19 2020-10-05 한국자동차연구원 차량용 공기청정장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440029B1 (ko) * 2002-06-07 2004-07-14 현대자동차주식회사 에어클리너의 먼지제거장치
JP2007261462A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Toyota Motor Corp 車両用空調装置
JP2014019175A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Toyota Central R&D Labs Inc 揮発成分排出除去装置、揮発成分排出除去方法および揮発成分排出除去用高分子多孔質体
KR20200111855A (ko) * 2019-03-19 2020-10-05 한국자동차연구원 차량용 공기청정장치
CN110115936A (zh) * 2019-03-29 2019-08-13 上海复纯环保科技有限公司 一种恶臭气体处理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0798143A1 (en) Method and apparatus for purifying air including adsorbent reactivation
US5948355A (en) Air-purifying filter and air-purifier for automobile
JP2005138632A (ja) 車両用空気清浄装置
JP4006774B2 (ja) 空気浄化装置
JPH09309329A (ja) 自動車用空気浄化装置及び吸着剤の再生方法
JP2000127756A (ja) 車両用空気清浄装置
JPH09253452A (ja) 自動車用空気浄化方法及び装置
JPH09309331A (ja) 自動車用空気浄化装置及びその制御方法
JP2001301451A (ja) 車両用空気清浄器
JP2002046463A (ja) 車両用空気清浄器
JPH09253451A (ja) 自動車用空気浄化方法及び装置
JPH09175164A (ja) 自動車用空気浄化方法及び装置
JPH09175163A (ja) 自動車用空気浄化方法及び装置
JP4500935B2 (ja) 自動車用空気浄化装置
JPH09309328A (ja) 自動車用空気浄化装置及びその制御方法
JP2003290326A (ja) 空気清浄器
JP4834911B2 (ja) 空気浄化装置
JP4033552B2 (ja) 空気清浄用フィルタ及びこれを用いた空気清浄器
JPH10137548A (ja) 空気浄化方法及び装置
JPH11348552A (ja) 車両用空気清浄器
JPH11157332A (ja) 自動車用空気浄化装置
JPH09313882A (ja) 空気浄化装置及びその制御方法
CN105214443B (zh) 一种连续净化车内空气的方法和装置
JPH09309326A (ja) 自動車用空調装置
JPH09309330A (ja) 自動車用空気浄化装置及び送風装置の運転方法