JPH09314581A - 繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置 - Google Patents
繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置Info
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- JPH09314581A JPH09314581A JP8133590A JP13359096A JPH09314581A JP H09314581 A JPH09314581 A JP H09314581A JP 8133590 A JP8133590 A JP 8133590A JP 13359096 A JP13359096 A JP 13359096A JP H09314581 A JPH09314581 A JP H09314581A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 円筒形の複合管から矩形の角筒状の複合管を
生産性がよく成形することができなかった。 【解決手段】 長尺で硬化していない筒状体Pを製造
し、その筒状体Pを切断して円筒形の複合管Qを製造
し、その円筒形の複合管Qを成形機40によって側面形
状が楕円形から矩形に変形させる。円筒形の複合管Q
は、支持装置30によって支持されるようにする。支持
装置30は複合管Qの中心に位置する中心軸32に、円
周方向及び軸方向に回転する回転体33を具備したもの
とする。
生産性がよく成形することができなかった。 【解決手段】 長尺で硬化していない筒状体Pを製造
し、その筒状体Pを切断して円筒形の複合管Qを製造
し、その円筒形の複合管Qを成形機40によって側面形
状が楕円形から矩形に変形させる。円筒形の複合管Q
は、支持装置30によって支持されるようにする。支持
装置30は複合管Qの中心に位置する中心軸32に、円
周方向及び軸方向に回転する回転体33を具備したもの
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂モルタルのよ
うな補強材上に硬化性樹脂を積層した円筒形の繊維強化
合成樹脂管から角筒形の繊維強化合成樹脂管を製造する
繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置に関し、詳
しくは簡易な設備で生産性が向上するようにした繊維強
化合成樹脂管の製造方法及び製造装置に関するものであ
る。
うな補強材上に硬化性樹脂を積層した円筒形の繊維強化
合成樹脂管から角筒形の繊維強化合成樹脂管を製造する
繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置に関し、詳
しくは簡易な設備で生産性が向上するようにした繊維強
化合成樹脂管の製造方法及び製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】繊維強化合成樹脂管(以下、「樹脂管」
という。)には、老朽化したコンクリート製のボックス
カルバート管の二次履工材として使用する繊維強化プラ
スチック管(以下、「FRP」管という。)や、中間層
にレジンモルタルを配する強化プラスチック複合管(い
わゆる「FRPM管」であるが、以下、「複合管」とい
う。)などがある。
という。)には、老朽化したコンクリート製のボックス
カルバート管の二次履工材として使用する繊維強化プラ
スチック管(以下、「FRP」管という。)や、中間層
にレジンモルタルを配する強化プラスチック複合管(い
わゆる「FRPM管」であるが、以下、「複合管」とい
う。)などがある。
【0003】円筒形のFRP管を製造する方法として
は、連続フィラメントワインディング成形法やバッチフ
ィラメントワインディング成形法が知られている。連続
フィラメントワインディング成形法は、円筒状に保形し
た芯型を周方向に回転しつつ軸方向に移動させ、その芯
型上に強化プラスチックなどを成形する方法である。バ
ッチフィラメントワインディング成形法は、円筒状に保
形した芯型の両端を支持し、芯型を周方向に回転させ、
その回転と同期しながら移動する供給設備によって芯型
上に強化プラスチックなどを成形する方法である。
は、連続フィラメントワインディング成形法やバッチフ
ィラメントワインディング成形法が知られている。連続
フィラメントワインディング成形法は、円筒状に保形し
た芯型を周方向に回転しつつ軸方向に移動させ、その芯
型上に強化プラスチックなどを成形する方法である。バ
ッチフィラメントワインディング成形法は、円筒状に保
形した芯型の両端を支持し、芯型を周方向に回転させ、
その回転と同期しながら移動する供給設備によって芯型
上に強化プラスチックなどを成形する方法である。
【0004】また、卵形など異形のFRP管を製造する
には、特公昭61−60765号や特公昭61−554
61号に開示された方法が知られている。特公昭61−
60765号には、断面形状が異形の心棒を使用して、
連続フィラメントワインディング成形方法によって成形
する方法が開示されている。
には、特公昭61−60765号や特公昭61−554
61号に開示された方法が知られている。特公昭61−
60765号には、断面形状が異形の心棒を使用して、
連続フィラメントワインディング成形方法によって成形
する方法が開示されている。
【0005】特公昭61−55461号には、円筒状の
芯型を使用する連続フィラメントワインディング成形に
より、成形材料層を硬化していない状態に予め成形し、
その成形材料層を変形装置によって卵形に変形させる方
法が開示されている。この方法で使用する変形装置は、
成形材料層の回転に追随すべく回転自在の筒状体の内面
に複数個のローラがその外周面を繋ぐようにしたもので
ある。この変形装置が硬化していない成形材料層を卵形
に変形させた後、成形材料層が硬化すると、卵形のFR
P管が完成する。
芯型を使用する連続フィラメントワインディング成形に
より、成形材料層を硬化していない状態に予め成形し、
その成形材料層を変形装置によって卵形に変形させる方
法が開示されている。この方法で使用する変形装置は、
成形材料層の回転に追随すべく回転自在の筒状体の内面
に複数個のローラがその外周面を繋ぐようにしたもので
ある。この変形装置が硬化していない成形材料層を卵形
に変形させた後、成形材料層が硬化すると、卵形のFR
P管が完成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の特公昭61−6
0765号や特公昭61−55461号に開示された連
続フィラメントワインディング成形による方法は、卵形
もしくは楕円形のように比較的、円形に近いFRP管を
製造するには適しているが、断面形状が多角形のFRP
管を製造することが困難である。したがって、断面形状
が多角形のFRP管を製造するには、長方形の板などの
芯型を用いるバッチフィラメントワインディング成形法
が採用される。
0765号や特公昭61−55461号に開示された連
続フィラメントワインディング成形による方法は、卵形
もしくは楕円形のように比較的、円形に近いFRP管を
製造するには適しているが、断面形状が多角形のFRP
管を製造することが困難である。したがって、断面形状
が多角形のFRP管を製造するには、長方形の板などの
芯型を用いるバッチフィラメントワインディング成形法
が採用される。
【0007】しかし、長方形の芯型を用いる方法は、断
面形状が多角形の複合管に様々なサイズがあることか
ら、サイズ別に多種類の芯型を準備しておかなければな
らず、コストアップの一因ともなるだけでなく、その芯
型を交換する作業が面倒である。さらに、バッチフィラ
メントワインディング成形はバッチ成形であるため、生
産性がよくないといった不具合もある。
面形状が多角形の複合管に様々なサイズがあることか
ら、サイズ別に多種類の芯型を準備しておかなければな
らず、コストアップの一因ともなるだけでなく、その芯
型を交換する作業が面倒である。さらに、バッチフィラ
メントワインディング成形はバッチ成形であるため、生
産性がよくないといった不具合もある。
【0008】そこで、本発明は簡易な設備で生産性を向
上させて断面形状が多角形の繊維強化合成樹脂管を製造
することができるようにした繊維強化合成樹脂管の製造
方法及び製造装置を提供することを目的とする。
上させて断面形状が多角形の繊維強化合成樹脂管を製造
することができるようにした繊維強化合成樹脂管の製造
方法及び製造装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1の手段は、長尺で硬化していない円筒形の繊維
強化合成樹脂筒状体を製造する工程と、前記筒状体を切
断して円筒形の繊維強化合成樹脂管を製造する工程と、
前記硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管の側面
を複数の成形板によって押圧し、繊維強化合成樹脂管の
断面形状を円形から多角形に変形させ、角筒形の繊維強
化合成樹脂管を成形する工程とを含むことを特徴とする
繊維強化合成樹脂管の製造方法である。
めの第1の手段は、長尺で硬化していない円筒形の繊維
強化合成樹脂筒状体を製造する工程と、前記筒状体を切
断して円筒形の繊維強化合成樹脂管を製造する工程と、
前記硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管の側面
を複数の成形板によって押圧し、繊維強化合成樹脂管の
断面形状を円形から多角形に変形させ、角筒形の繊維強
化合成樹脂管を成形する工程とを含むことを特徴とする
繊維強化合成樹脂管の製造方法である。
【0010】上記の第1の手段によれば、円筒形の繊維
強化合成樹脂管は、長尺で硬化していない円筒形の繊維
強化合成樹脂筒状体を切断するだけで製造することがで
き、断面形状が多角形の繊維強化合成樹脂管は、成形板
が前記硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管を押
圧して変形させるだけで成形することができる。したが
って、角筒形の繊維強化合成樹脂管は簡単な設備によっ
て一連の工程で製造することができる。
強化合成樹脂管は、長尺で硬化していない円筒形の繊維
強化合成樹脂筒状体を切断するだけで製造することがで
き、断面形状が多角形の繊維強化合成樹脂管は、成形板
が前記硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管を押
圧して変形させるだけで成形することができる。したが
って、角筒形の繊維強化合成樹脂管は簡単な設備によっ
て一連の工程で製造することができる。
【0011】上記の課題を解決するための第2の手段
は、上記の第1の手段に記載の繊維強化合成樹脂管の製
造方法において、円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体及び
繊維強化合成樹脂管の中心に挿入される中心軸と、前記
中心軸の複数の部位に取り付けられる回転体と、前記回
転体の外周の3箇所以上に取り付けられて軸方向に回転
し、繊維強化合成樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の
内面と当接するローラとを具備した支持装置を使用し、
該支持装置の中心軸を円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体
内に挿入した状態で支持し、この状態で前記筒状体を切
断して繊維強化合成樹脂管を製造し、前記繊維強化合成
樹脂管を角筒形の繊維強化合成樹脂管に変形する工程へ
搬送することを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造方
法である。
は、上記の第1の手段に記載の繊維強化合成樹脂管の製
造方法において、円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体及び
繊維強化合成樹脂管の中心に挿入される中心軸と、前記
中心軸の複数の部位に取り付けられる回転体と、前記回
転体の外周の3箇所以上に取り付けられて軸方向に回転
し、繊維強化合成樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の
内面と当接するローラとを具備した支持装置を使用し、
該支持装置の中心軸を円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体
内に挿入した状態で支持し、この状態で前記筒状体を切
断して繊維強化合成樹脂管を製造し、前記繊維強化合成
樹脂管を角筒形の繊維強化合成樹脂管に変形する工程へ
搬送することを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造方
法である。
【0012】上記の第2の手段によれば、円筒形の繊維
強化樹脂筒状体は支持装置の回転体の外周に取り付けら
れたローラに支持される。支持装置の回転体は円周方向
に回転し、ローラは軸方向に回転するため、前記筒状体
が回転しながら軸方向に前進する。したがって、筒状体
は変形することなく円筒形を維持して切断され、円筒形
の繊維強化合成樹脂管が製造される。この繊維強化合成
樹脂管も変形することなく支持装置に支持されて、角筒
形の繊維強化合成樹脂管を製造する工程へ搬送される。
強化樹脂筒状体は支持装置の回転体の外周に取り付けら
れたローラに支持される。支持装置の回転体は円周方向
に回転し、ローラは軸方向に回転するため、前記筒状体
が回転しながら軸方向に前進する。したがって、筒状体
は変形することなく円筒形を維持して切断され、円筒形
の繊維強化合成樹脂管が製造される。この繊維強化合成
樹脂管も変形することなく支持装置に支持されて、角筒
形の繊維強化合成樹脂管を製造する工程へ搬送される。
【0013】上記の課題を解決するための第3の手段
は、上記第1又は第2の手段に記載の繊維強化合成樹脂
管の製造方法において、固定板と、可動板とからなる成
形板によって角筒形状の空間を形成する成形装置を使用
し、前記可動板を移動させて、円筒形の繊維強化合成樹
脂管の側面を押圧し、硬化していない円筒形の繊維強化
合成樹脂管を、角筒形の繊維強化合成樹脂管に成形させ
ることを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造方法であ
る。
は、上記第1又は第2の手段に記載の繊維強化合成樹脂
管の製造方法において、固定板と、可動板とからなる成
形板によって角筒形状の空間を形成する成形装置を使用
し、前記可動板を移動させて、円筒形の繊維強化合成樹
脂管の側面を押圧し、硬化していない円筒形の繊維強化
合成樹脂管を、角筒形の繊維強化合成樹脂管に成形させ
ることを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造方法であ
る。
【0014】上記の第3の手段によれば、固定板と、可
動板とからなる成形板によって角筒形状の空間内に、円
筒形の繊維強化合成樹脂管を挿入し、可動板は移動して
円筒形の繊維強化合成樹脂管の側面を押圧する。その結
果、硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管は、断
面形状が多角形の繊維強化合成樹脂管に変形する。また
上記第3の手段では、固定板と可動板とによって多角形
の空間を形成するので、可動板の移動量によって多角形
の面積や、辺の長さの比率を任意に変更することができ
る。なお、固定板および可動板は、温度調節機能を有す
ることが望ましい。
動板とからなる成形板によって角筒形状の空間内に、円
筒形の繊維強化合成樹脂管を挿入し、可動板は移動して
円筒形の繊維強化合成樹脂管の側面を押圧する。その結
果、硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管は、断
面形状が多角形の繊維強化合成樹脂管に変形する。また
上記第3の手段では、固定板と可動板とによって多角形
の空間を形成するので、可動板の移動量によって多角形
の面積や、辺の長さの比率を任意に変更することができ
る。なお、固定板および可動板は、温度調節機能を有す
ることが望ましい。
【0015】上記の課題を解決するための第4の手段
は、硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体及
び繊維強化合成樹脂管内に挿入する中心軸と、前記中心
軸の複数の部位に取り付けられる回転体と、前記回転体
の外周の3箇所以上に取り付けられて軸方向に回転し、
繊維強化合成樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の内面
と当接するローラとを具備したことを特徴とする繊維強
化合成樹脂管の製造装置である。
は、硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体及
び繊維強化合成樹脂管内に挿入する中心軸と、前記中心
軸の複数の部位に取り付けられる回転体と、前記回転体
の外周の3箇所以上に取り付けられて軸方向に回転し、
繊維強化合成樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の内面
と当接するローラとを具備したことを特徴とする繊維強
化合成樹脂管の製造装置である。
【0016】上記の第4の手段によれば、繊維強化合成
樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の内面と当接するロ
ーラが軸方向に回転し、ローラを取り付けた回転体が円
周方向に回転することにより、繊維強化合成樹脂筒状体
及び繊維強化合成樹脂管は変形することなく円筒形状を
維持して回転しながら軸方向に前進する。
樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の内面と当接するロ
ーラが軸方向に回転し、ローラを取り付けた回転体が円
周方向に回転することにより、繊維強化合成樹脂筒状体
及び繊維強化合成樹脂管は変形することなく円筒形状を
維持して回転しながら軸方向に前進する。
【0017】上記の課題を解決するための第5の手段
は、固定板と、可動板とからなる成形板によって、硬化
していない円筒形の繊維強化合成樹脂管を角筒形の繊維
強化合成樹脂管に変形させる角筒状の空間を形成したこ
とを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造装置である。
は、固定板と、可動板とからなる成形板によって、硬化
していない円筒形の繊維強化合成樹脂管を角筒形の繊維
強化合成樹脂管に変形させる角筒状の空間を形成したこ
とを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造装置である。
【0018】上記の第5の手段によれば、固定板と可動
板とからなる成形板によって、断面形状が正方形の角筒
状の空間が形成され、この空間内に硬化していない円筒
形の繊維強化合成樹脂管を挿入し、可動板が移動して、
前記空間が多角形に変形すると、繊維強化合成樹脂管も
断面形状が多角形の角筒形に変形する。本手段による
と、固定板と可動板とによって多角形の空間を形成する
ので、可動板の移動量によって多角形の面積や、辺の長
さの比率を任意に変更することができる。従って、第5
の手段によれば、一つの装置によって大きさや形状の異
なる角筒形の繊維強化合成樹脂管を製造することができ
る。
板とからなる成形板によって、断面形状が正方形の角筒
状の空間が形成され、この空間内に硬化していない円筒
形の繊維強化合成樹脂管を挿入し、可動板が移動して、
前記空間が多角形に変形すると、繊維強化合成樹脂管も
断面形状が多角形の角筒形に変形する。本手段による
と、固定板と可動板とによって多角形の空間を形成する
ので、可動板の移動量によって多角形の面積や、辺の長
さの比率を任意に変更することができる。従って、第5
の手段によれば、一つの装置によって大きさや形状の異
なる角筒形の繊維強化合成樹脂管を製造することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態1】本発明の実施の形態1を図1か
ら図9を参照しながら説明する。図1は、前工程におい
て複合管を製造する状態を示す一部断面概略正面図であ
る。図2は、支持装置の概略斜視図である。図3は、成
形装置の概略斜視図である。図4は、図1のA−A線拡
大断面図である。図5は、図1のB−B線拡大断面図で
ある。図6は、成形装置によって角筒形の複合管に変形
している途中の側面図である。図7は、角筒形の複合管
が完成した状態の側面図である。図8は、角筒形の複合
管から製造した接続管の一部断面正面図である。図9
は、同じく角筒形の複合管から製造した接続管の斜視図
である。
ら図9を参照しながら説明する。図1は、前工程におい
て複合管を製造する状態を示す一部断面概略正面図であ
る。図2は、支持装置の概略斜視図である。図3は、成
形装置の概略斜視図である。図4は、図1のA−A線拡
大断面図である。図5は、図1のB−B線拡大断面図で
ある。図6は、成形装置によって角筒形の複合管に変形
している途中の側面図である。図7は、角筒形の複合管
が完成した状態の側面図である。図8は、角筒形の複合
管から製造した接続管の一部断面正面図である。図9
は、同じく角筒形の複合管から製造した接続管の斜視図
である。
【0020】本発明の実施の形態1は、繊維強化合成樹
脂管の製造装置である製管機10によって硬化していな
い長尺な円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体(以下、「筒
状体」という。)Pを製造し、その筒状体Pを切断して
円筒形の繊維強化合成樹脂管(以下、「複合管」とい
う。)Qを製造する前工程と、前記円筒形の複合管Q
を、繊維強化合成樹脂管の製造装置である成形装置40
によって変形させて断面形状が多角形の角筒形の複合管
Qを製造する後工程とからなるものである。
脂管の製造装置である製管機10によって硬化していな
い長尺な円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体(以下、「筒
状体」という。)Pを製造し、その筒状体Pを切断して
円筒形の繊維強化合成樹脂管(以下、「複合管」とい
う。)Qを製造する前工程と、前記円筒形の複合管Q
を、繊維強化合成樹脂管の製造装置である成形装置40
によって変形させて断面形状が多角形の角筒形の複合管
Qを製造する後工程とからなるものである。
【0021】製管機10は図1に示すように、架台11
が円周方向に回転する円筒状の芯金12を片持ち状態で
水平に支持し、その芯金12上に筒状体Pを製造するよ
うにした装置である。芯金12は、無端のスチールベル
ト12aによって円周方向に回転しながら螺旋状に卷回
されて前進し、先端部において、螺旋状に卷回された内
部を挿通して基端側へ戻ることにより往復運動するよう
にしたものである。
が円周方向に回転する円筒状の芯金12を片持ち状態で
水平に支持し、その芯金12上に筒状体Pを製造するよ
うにした装置である。芯金12は、無端のスチールベル
ト12aによって円周方向に回転しながら螺旋状に卷回
されて前進し、先端部において、螺旋状に卷回された内
部を挿通して基端側へ戻ることにより往復運動するよう
にしたものである。
【0022】前工程ではこの製管機10のほかに、長尺
な筒状体Pを切断する切断機20と、製管機10の芯金
12から脱型した筒状体P及び切断されて得られる複合
管Qを支持する支持装置30とを使用する。切断機20
は図1に示すように、先端から高圧水が噴射するウオー
タジェットノズル21と、ウオータジェットノズル21
に高圧水を給水する高圧ポンプ22と、ウオータジェッ
トノズル21から吹き出された高圧水を回収する受け皿
23などから構成する。ウオータジェットノズル21は
筒状体Pの上方に配置され、筒状体Pの直径方向に往復
運動し、ウオータジェットノズル21の先端から噴射さ
れる高圧水が筒状体Pに吹きつけられる。
な筒状体Pを切断する切断機20と、製管機10の芯金
12から脱型した筒状体P及び切断されて得られる複合
管Qを支持する支持装置30とを使用する。切断機20
は図1に示すように、先端から高圧水が噴射するウオー
タジェットノズル21と、ウオータジェットノズル21
に高圧水を給水する高圧ポンプ22と、ウオータジェッ
トノズル21から吹き出された高圧水を回収する受け皿
23などから構成する。ウオータジェットノズル21は
筒状体Pの上方に配置され、筒状体Pの直径方向に往復
運動し、ウオータジェットノズル21の先端から噴射さ
れる高圧水が筒状体Pに吹きつけられる。
【0023】この切断機20によって、筒状体Pが切断
されるまで及び切断されて得られる複合管Qは、支持装
置30に支持される。支持装置30は図1及び図2に示
すように、フロア上を移動する支持台31から中心軸3
2を片持ち状態で水平に支持し、その中心軸32の複
数、例えば4箇所の部位に回転体33を取り付けたもの
である。中心軸32は筒状体P及び複合管Qの中心に位
置するように支持台31に固定する。回転体33は中心
軸32から放射状に3本以上、好ましくは十字形に4本
のアーム33aを円周方向に回転自在に取り付けたもの
とする。
されるまで及び切断されて得られる複合管Qは、支持装
置30に支持される。支持装置30は図1及び図2に示
すように、フロア上を移動する支持台31から中心軸3
2を片持ち状態で水平に支持し、その中心軸32の複
数、例えば4箇所の部位に回転体33を取り付けたもの
である。中心軸32は筒状体P及び複合管Qの中心に位
置するように支持台31に固定する。回転体33は中心
軸32から放射状に3本以上、好ましくは十字形に4本
のアーム33aを円周方向に回転自在に取り付けたもの
とする。
【0024】各アーム33aの先端部分には、複合管Q
の内面と当接し、かつ軸方向(中心軸32の軸方向)に
回転するローラ34を取り付ける。この場合の支持装置
30において、ローラ34は合計16個、取り付けられ
る。このような支持装置30は、製管機10の芯金12
から脱型した筒状体P及び複合管Qを支持するととも
に、切断された複合管Qを後工程で使用する成形装置4
0まで搬送する。
の内面と当接し、かつ軸方向(中心軸32の軸方向)に
回転するローラ34を取り付ける。この場合の支持装置
30において、ローラ34は合計16個、取り付けられ
る。このような支持装置30は、製管機10の芯金12
から脱型した筒状体P及び複合管Qを支持するととも
に、切断された複合管Qを後工程で使用する成形装置4
0まで搬送する。
【0025】後工程で使用する成形装置40は図3に示
すように、固定板である底板41と可動板である天板4
2と2枚の側板43,43とからなる成形板によって角
筒状の空間を形成し、各板41,42,43,43が加
熱機能を有するようにしたものである。天板42が固定
された底板41に接近し、2枚の側板43,43が離隔
することにより、角筒状の空間は断面形状が正方形の状
態から長方形の状態に変形する。この長方形の辺の長さ
の比率は、天板42と2枚の側板43,43の移動量に
よって、任意に変更することができる。
すように、固定板である底板41と可動板である天板4
2と2枚の側板43,43とからなる成形板によって角
筒状の空間を形成し、各板41,42,43,43が加
熱機能を有するようにしたものである。天板42が固定
された底板41に接近し、2枚の側板43,43が離隔
することにより、角筒状の空間は断面形状が正方形の状
態から長方形の状態に変形する。この長方形の辺の長さ
の比率は、天板42と2枚の側板43,43の移動量に
よって、任意に変更することができる。
【0026】本発明の実施の形態1に係る装置は以上の
ように構成し、次に前工程において円筒形の複合管Qを
製造し、続いて後工程において断面が長方形の複合管Q
を成形する方法について説明する。
ように構成し、次に前工程において円筒形の複合管Qを
製造し、続いて後工程において断面が長方形の複合管Q
を成形する方法について説明する。
【0027】まず前工程において、図1に示すように製
管機10と支持装置30とは連続した位置に配置してお
き、製管機10の芯金12の先端部分と支持装置30の
先端側の回転体33とを接近させ、製管機10によって
長尺な円筒形の筒状体Pを製造する。筒状体Pを製造す
るには、まず、製管機10の芯金12上に剥離フィルム
4を卷回する。芯金12は無端のスチールベルト12a
が螺旋状に卷回されて円周方向に回転しながら前進する
ものであるから、基端側の芯金12に帯状の剥離フィル
ム4の先端部を接着すると、剥離フィルム4も芯金12
上を螺旋状に巻装される。
管機10と支持装置30とは連続した位置に配置してお
き、製管機10の芯金12の先端部分と支持装置30の
先端側の回転体33とを接近させ、製管機10によって
長尺な円筒形の筒状体Pを製造する。筒状体Pを製造す
るには、まず、製管機10の芯金12上に剥離フィルム
4を卷回する。芯金12は無端のスチールベルト12a
が螺旋状に卷回されて円周方向に回転しながら前進する
ものであるから、基端側の芯金12に帯状の剥離フィル
ム4の先端部を接着すると、剥離フィルム4も芯金12
上を螺旋状に巻装される。
【0028】続いて、剥離フィルム4上に樹脂モルタル
のような補強材5を積層する。補強材5の積層は、例え
ば樹脂モルタル帯を剥離フィルム4上に巻き付けること
によって行う。樹脂モルタルの補強材5は剥離フィルム
4の介在により芯金12とは付着しない。その補強材5
上に帯状の繊維強化合成樹脂体6、例えば樹脂を含浸し
たロービングやマット、カット繊維などを螺旋状に被覆
すると、図4に示すように、補強材5と繊維強化合成樹
脂体6とからなる円筒形の筒状体Pが形成される。これ
らの一連の作業は、公知の連続フィラメントワインディ
ング成形法やドルストホルム法を応用した繊維強化合成
樹脂管の製造作業と同様である。
のような補強材5を積層する。補強材5の積層は、例え
ば樹脂モルタル帯を剥離フィルム4上に巻き付けること
によって行う。樹脂モルタルの補強材5は剥離フィルム
4の介在により芯金12とは付着しない。その補強材5
上に帯状の繊維強化合成樹脂体6、例えば樹脂を含浸し
たロービングやマット、カット繊維などを螺旋状に被覆
すると、図4に示すように、補強材5と繊維強化合成樹
脂体6とからなる円筒形の筒状体Pが形成される。これ
らの一連の作業は、公知の連続フィラメントワインディ
ング成形法やドルストホルム法を応用した繊維強化合成
樹脂管の製造作業と同様である。
【0029】この筒状体Pは芯金12によって円周方向
に回転しながら前進し、芯金12の先端部分から離れて
脱型する。この時、スチールベルト12aは螺旋状に卷
回された内部へ挿通するが、剥離フィルム4によって、
硬化していない補強材5は芯金12であるスチールベル
ト12aに付着することなく、筒状体Pは脱型する。こ
の筒状体Pは補強材5が硬化していないため、脱型した
状態では自重によって撓もうとする。
に回転しながら前進し、芯金12の先端部分から離れて
脱型する。この時、スチールベルト12aは螺旋状に卷
回された内部へ挿通するが、剥離フィルム4によって、
硬化していない補強材5は芯金12であるスチールベル
ト12aに付着することなく、筒状体Pは脱型する。こ
の筒状体Pは補強材5が硬化していないため、脱型した
状態では自重によって撓もうとする。
【0030】しかし、製管機10に連続して支持装置3
0が配置され、芯金12の先端部分と支持装置30の回
転体33とが近接しているため、脱型した筒状体Pは、
図5に示すように支持装置30の回転体33に支持され
る。脱型した筒状体Pは、円周方向に回転しながら前進
するが、回転体33のアーム33aが円周方向に回転
し、ローラ34が軸方向に回転するため、筒状体Pは変
形することなく支持装置30に支持されて、円周方向に
回転しながら軸方向に前進する。
0が配置され、芯金12の先端部分と支持装置30の回
転体33とが近接しているため、脱型した筒状体Pは、
図5に示すように支持装置30の回転体33に支持され
る。脱型した筒状体Pは、円周方向に回転しながら前進
するが、回転体33のアーム33aが円周方向に回転
し、ローラ34が軸方向に回転するため、筒状体Pは変
形することなく支持装置30に支持されて、円周方向に
回転しながら軸方向に前進する。
【0031】すなわち、もし脱型した筒状体Pが1列又
は2列に配置されたローラ34だけで支持されると、筒
状体Pは自重によって断面形状が長円形になり、円周方
向に回転できない。しかし、本支持装置30は、16個
のローラ34が筒状体Pの内周に当接するようにしたも
のであり、筒状体Pの円周方向の回転に同期して、ロー
ラ34を取り付けた回転体33も円周方向に回転し、筒
状体Pの前進によってローラ34が軸方向にも回転す
る。したがって、筒状体Pは硬化していなくても、変形
することなく円筒形状を維持して回転しながら前進す
る。
は2列に配置されたローラ34だけで支持されると、筒
状体Pは自重によって断面形状が長円形になり、円周方
向に回転できない。しかし、本支持装置30は、16個
のローラ34が筒状体Pの内周に当接するようにしたも
のであり、筒状体Pの円周方向の回転に同期して、ロー
ラ34を取り付けた回転体33も円周方向に回転し、筒
状体Pの前進によってローラ34が軸方向にも回転す
る。したがって、筒状体Pは硬化していなくても、変形
することなく円筒形状を維持して回転しながら前進す
る。
【0032】このようにローラ34に支持されて回転し
ながら前進する筒状体Pの先端部が支持装置30の支持
台31付近まで前進すると、所定の長さの複合管Qを得
るために、筒状体Pを切断機20によって切断する。切
断機20は芯金12の先端部分と支持装置30の先端側
の回転体33との間に配置し、その位置で筒状体Pが切
断されるようにする。
ながら前進する筒状体Pの先端部が支持装置30の支持
台31付近まで前進すると、所定の長さの複合管Qを得
るために、筒状体Pを切断機20によって切断する。切
断機20は芯金12の先端部分と支持装置30の先端側
の回転体33との間に配置し、その位置で筒状体Pが切
断されるようにする。
【0033】この切断機20で使用するウオータジェッ
トノズル21は、筒状体Pの径方向に水平移動するだけ
でなく、筒状体Pの軸方向への前進速度に同期して軸方
向にも水平移動する。筒状体Pは円周方向にも回転して
いるため、高圧水が筒状体Pの上側にのみ噴射されて
も、繊維強化合成樹脂体6と補強材5とを順次、切断
し、筒状体Pが1回転することにより、筒状体Pは全周
にわたって切断される。筒状体Pが完全に切断される
と、支持装置30に支持された円筒形の複合管Qが完成
し、前工程が終了する。
トノズル21は、筒状体Pの径方向に水平移動するだけ
でなく、筒状体Pの軸方向への前進速度に同期して軸方
向にも水平移動する。筒状体Pは円周方向にも回転して
いるため、高圧水が筒状体Pの上側にのみ噴射されて
も、繊維強化合成樹脂体6と補強材5とを順次、切断
し、筒状体Pが1回転することにより、筒状体Pは全周
にわたって切断される。筒状体Pが完全に切断される
と、支持装置30に支持された円筒形の複合管Qが完成
し、前工程が終了する。
【0034】この複合管Qはその内面が支持装置30の
ローラ34に支持された状態で成形装置40まで搬送さ
れ、円筒形の複合管Qから角筒形の複合管Qに成形する
後工程に移る。成形装置40は、円筒形の複合管Qを搬
入した最初の段階では、図3及び図6の仮想線に示すよ
うに、断面形状が正方形であり、各板41,42,4
3,43の内面が円筒形の複合管Qの外面と線接触す
る。
ローラ34に支持された状態で成形装置40まで搬送さ
れ、円筒形の複合管Qから角筒形の複合管Qに成形する
後工程に移る。成形装置40は、円筒形の複合管Qを搬
入した最初の段階では、図3及び図6の仮想線に示すよ
うに、断面形状が正方形であり、各板41,42,4
3,43の内面が円筒形の複合管Qの外面と線接触す
る。
【0035】次の段階において、図6の実線に示すよう
に各板41,42,43,43の内面が複合管Qの外面
と当接した状態を維持しつつ、天板42が底板41に接
近し、2枚の側板43,43の間隔が離隔し、各板4
1,42,43,43の側面によって囲まれる形状が長
方形になるように移動させると、複合管Qは断面形状が
円形から図6に示すような楕円形に変形する。
に各板41,42,43,43の内面が複合管Qの外面
と当接した状態を維持しつつ、天板42が底板41に接
近し、2枚の側板43,43の間隔が離隔し、各板4
1,42,43,43の側面によって囲まれる形状が長
方形になるように移動させると、複合管Qは断面形状が
円形から図6に示すような楕円形に変形する。
【0036】そして最後の段階において、複合管Qの断
面形状が図7に示すような略長方形の角筒形に変形する
と、天板41と2枚の側板43,43の移動を停止す
る。複合管Qは硬化前に変形されるため、繊維強化樹脂
やモルタルが破壊されることがない。ただし、断面が長
方形の複合管Qの角部が直角であると、FRPの繊維や
モルタルが破壊されるため、角部は丸み(アール)をつ
ける。したがって、角筒形の複合管Qの断面形状は正確
には長方形ではないが、以下、便宜上、長方形として説
明する。
面形状が図7に示すような略長方形の角筒形に変形する
と、天板41と2枚の側板43,43の移動を停止す
る。複合管Qは硬化前に変形されるため、繊維強化樹脂
やモルタルが破壊されることがない。ただし、断面が長
方形の複合管Qの角部が直角であると、FRPの繊維や
モルタルが破壊されるため、角部は丸み(アール)をつ
ける。したがって、角筒形の複合管Qの断面形状は正確
には長方形ではないが、以下、便宜上、長方形として説
明する。
【0037】このように変形した角筒形の複合管Qは、
加熱機能を有している各板41,42,43,43に加
熱されて樹脂が硬化する。ただし、各板41,42,4
3,43が加熱機能を有していなくても、断面形状が長
方形に変形した角筒形の複合管Qは、長方形に変形した
まま放置するか、あるいは所定の加熱炉を通過させて樹
脂をキュアして硬化させることができる。
加熱機能を有している各板41,42,43,43に加
熱されて樹脂が硬化する。ただし、各板41,42,4
3,43が加熱機能を有していなくても、断面形状が長
方形に変形した角筒形の複合管Qは、長方形に変形した
まま放置するか、あるいは所定の加熱炉を通過させて樹
脂をキュアして硬化させることができる。
【0038】硬化した角筒形の複合管Qは、その後、端
部をならい方式の研削機を利用して所定の寸法に切削す
る。そして複合管Qは、図8に示すように一方の端部に
接着剤を塗布しゴム輪7を外嵌し、他方の端部に長方形
で筒状の継手8を外嵌すると、図9に示すような接続管
Tが完成する。
部をならい方式の研削機を利用して所定の寸法に切削す
る。そして複合管Qは、図8に示すように一方の端部に
接着剤を塗布しゴム輪7を外嵌し、他方の端部に長方形
で筒状の継手8を外嵌すると、図9に示すような接続管
Tが完成する。
【0039】なお、支持装置30を複数、配備しておく
ことにより、ある支持装置30が円筒形の複合管Qを成
形装置40まで搬送している間に、別の支持装置30を
製管機10と連続する位置に配置することができる。こ
のようにすることにより、製管機10によって連続して
筒状体Pを製造することができる。
ことにより、ある支持装置30が円筒形の複合管Qを成
形装置40まで搬送している間に、別の支持装置30を
製管機10と連続する位置に配置することができる。こ
のようにすることにより、製管機10によって連続して
筒状体Pを製造することができる。
【0040】本発明の実施の形態1は本発明の要旨内に
おいて設計変更することができる。例えば、回転体は上
記の場合、自由にアームが円周方向に回転するようにし
たものであるが、モータなどによって筒状体の円周方向
の回転速度と同じ速度で回転するようにすることもでき
る。また回転体は、4本のアームを十字形に中心軸に取
り付けたものに代えて、自由に又はモータなどによって
回転する円盤形状とし、その外周に軸方向に回転するロ
ーラを取り付けることもできる。さらに、中心軸に固定
された円盤を取り付け、その円盤の外周に円周方向及び
軸方向に回転するボールを4箇所以上、取り付けること
もできる。
おいて設計変更することができる。例えば、回転体は上
記の場合、自由にアームが円周方向に回転するようにし
たものであるが、モータなどによって筒状体の円周方向
の回転速度と同じ速度で回転するようにすることもでき
る。また回転体は、4本のアームを十字形に中心軸に取
り付けたものに代えて、自由に又はモータなどによって
回転する円盤形状とし、その外周に軸方向に回転するロ
ーラを取り付けることもできる。さらに、中心軸に固定
された円盤を取り付け、その円盤の外周に円周方向及び
軸方向に回転するボールを4箇所以上、取り付けること
もできる。
【0041】
【発明の実施の形態2】本発明の実施の形態2を、図
3、図6から図9に加えて、図10から図13を参照し
て説明する。図10は、前工程において複合管Sを製造
する状態を示す一部断面概略正面図である。図11は、
支持装置の概略斜視図である。図12は、図10のC−
C線拡大断面図である。図13は、図10のD−D線断
面図である。なお、本発明の実施の形態2における部分
と本発明の実施の形態1における部分とが同一の部分
は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
3、図6から図9に加えて、図10から図13を参照し
て説明する。図10は、前工程において複合管Sを製造
する状態を示す一部断面概略正面図である。図11は、
支持装置の概略斜視図である。図12は、図10のC−
C線拡大断面図である。図13は、図10のD−D線断
面図である。なお、本発明の実施の形態2における部分
と本発明の実施の形態1における部分とが同一の部分
は、同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0042】本発明の実施の形態2も、実施の形態1と
同様に、製管機10によって硬化していない長尺な円筒
形の筒状体Rを製造し、その筒状体Rを切断して円筒形
の複合管Sを製造する前工程と、前記円筒形の複合管S
を成形装置40によって変形させて各筒形の複合管Sを
製造する後工程とからなるものである。しかし、発明の
実施の形態2の前工程で製造する円筒形の筒状体Rは発
明の実施の形態1で製造する円筒形の筒状体Pと異な
り、ある程度の剛性を有するものを製造する。したがっ
て、その筒状体Rを切断して製造される複合管Sを搬送
する支持装置50は、図11に示すように発明の実施の
形態1で使用するものと異なるものとする。
同様に、製管機10によって硬化していない長尺な円筒
形の筒状体Rを製造し、その筒状体Rを切断して円筒形
の複合管Sを製造する前工程と、前記円筒形の複合管S
を成形装置40によって変形させて各筒形の複合管Sを
製造する後工程とからなるものである。しかし、発明の
実施の形態2の前工程で製造する円筒形の筒状体Rは発
明の実施の形態1で製造する円筒形の筒状体Pと異な
り、ある程度の剛性を有するものを製造する。したがっ
て、その筒状体Rを切断して製造される複合管Sを搬送
する支持装置50は、図11に示すように発明の実施の
形態1で使用するものと異なるものとする。
【0043】この支持装置50は、ある程度の剛性を有
する複合管Sの内側の上側のみ、直線状に支持するよう
にしたものである。すなわち、この支持装置50はフロ
ア上を移動する支持台51から偏芯軸52を片持ち状態
で水平に支持し、この偏芯軸52に円周方向及び軸方向
に回転するするローラ53を取り付けたものとする。ロ
ーラ53は例えば4箇所に取り付け、筒状体Rの内面に
直線状の4箇所で複合管Sの内面と当接するようにす
る。
する複合管Sの内側の上側のみ、直線状に支持するよう
にしたものである。すなわち、この支持装置50はフロ
ア上を移動する支持台51から偏芯軸52を片持ち状態
で水平に支持し、この偏芯軸52に円周方向及び軸方向
に回転するするローラ53を取り付けたものとする。ロ
ーラ53は例えば4箇所に取り付け、筒状体Rの内面に
直線状の4箇所で複合管Sの内面と当接するようにす
る。
【0044】その他の製管機10、切断機20そして支
持装置50は発明の実施の形態1と同様であるのでその
説明は省略し、次に硬化していない長尺な円筒形の筒状
体Rを製造し、その筒状体Rを切断して円筒形の複合管
Sを製造する前工程と、その後、断面形状が長方形の複
合管Sを成形する後工程について説明する。
持装置50は発明の実施の形態1と同様であるのでその
説明は省略し、次に硬化していない長尺な円筒形の筒状
体Rを製造し、その筒状体Rを切断して円筒形の複合管
Sを製造する前工程と、その後、断面形状が長方形の複
合管Sを成形する後工程について説明する。
【0045】まず前工程においては、図10に示すよう
に製管機10と支持装置50とを連続して配置してお
き、製管機10によって円筒形の複合管Sを製造する。
製管機10は芯金12を無端のスチールベルト12aに
よって形成し、スチールベルト12aが螺旋状に卷回さ
れて円周方向に回転しながら前進するようにしたもので
ある。この筒状の芯金12上には、スチールベルト12
aと同じ幅の帯状の基材9を巻装する。帯状の基材9は
接着剤によって3層に予め接着した状態で、スチールベ
ルト12a上に巻装する。また基材9は例えば紙製とす
ることにより、スチールベルト12aとは接着しないよ
うに巻装することができる。
に製管機10と支持装置50とを連続して配置してお
き、製管機10によって円筒形の複合管Sを製造する。
製管機10は芯金12を無端のスチールベルト12aに
よって形成し、スチールベルト12aが螺旋状に卷回さ
れて円周方向に回転しながら前進するようにしたもので
ある。この筒状の芯金12上には、スチールベルト12
aと同じ幅の帯状の基材9を巻装する。帯状の基材9は
接着剤によって3層に予め接着した状態で、スチールベ
ルト12a上に巻装する。また基材9は例えば紙製とす
ることにより、スチールベルト12aとは接着しないよ
うに巻装することができる。
【0046】芯金12上に巻装された基材9上には剥離
フィルム4を巻装する。続いて、剥離フィルム4上には
帯状の繊維強化合成樹脂体6を螺旋状に被覆し、その繊
維強化合成樹脂体6上に補強材5である樹脂モルタルを
積層し、その補強材5上に帯状の繊維強化合成樹脂体6
を螺旋状に被覆すると、円筒形の筒状体Rが製造され
る。この筒状体Rは基材9を内面に有するため、比較的
に剛性を有するものとなる。
フィルム4を巻装する。続いて、剥離フィルム4上には
帯状の繊維強化合成樹脂体6を螺旋状に被覆し、その繊
維強化合成樹脂体6上に補強材5である樹脂モルタルを
積層し、その補強材5上に帯状の繊維強化合成樹脂体6
を螺旋状に被覆すると、円筒形の筒状体Rが製造され
る。この筒状体Rは基材9を内面に有するため、比較的
に剛性を有するものとなる。
【0047】筒状体Rは芯金12によって回転しながら
前進し、芯金12の先端部分から離れて脱型する。この
時、芯金12を形成するスチールベルト12aは螺旋状
に卷回された内部へ挿通するが、スチールベルト12a
上の基材9はスチールベルト12aと接着していないた
め、基材9がスチールベルト12aから離隔して、筒状
体Rが芯金12から脱型する。脱型した筒状体Rは、基
材9によってある程度の剛性を有するため、撓んだりす
るような変形を起こしにくく、円筒形状は維持する。そ
して、脱型した筒状体Rは、製管機10と連続して配置
した支持装置50に支持される。
前進し、芯金12の先端部分から離れて脱型する。この
時、芯金12を形成するスチールベルト12aは螺旋状
に卷回された内部へ挿通するが、スチールベルト12a
上の基材9はスチールベルト12aと接着していないた
め、基材9がスチールベルト12aから離隔して、筒状
体Rが芯金12から脱型する。脱型した筒状体Rは、基
材9によってある程度の剛性を有するため、撓んだりす
るような変形を起こしにくく、円筒形状は維持する。そ
して、脱型した筒状体Rは、製管機10と連続して配置
した支持装置50に支持される。
【0048】支持装置50は筒状体Rの内面の上側を直
線状に並んだ4箇所のローラ53が円周方向及び軸方向
に回転しながら支持するようにしたものであるため、筒
状体Rはスムーズに円周方向に回転しながら前進する。
筒状体Rは上側のみ直線状にローラ53に支持されて
も、ある程度の剛性を有するため変形することがなく、
円筒形を維持する。
線状に並んだ4箇所のローラ53が円周方向及び軸方向
に回転しながら支持するようにしたものであるため、筒
状体Rはスムーズに円周方向に回転しながら前進する。
筒状体Rは上側のみ直線状にローラ53に支持されて
も、ある程度の剛性を有するため変形することがなく、
円筒形を維持する。
【0049】このように円周方向に回転しながら前進し
ている筒状体Rの先端部が支持装置50の支持台51付
近まで前進すると、筒状体Rを切断機20によって切断
する。切断機20は芯金12の先端部分と支持装置50
の先端側のローラ53との間に配置し、その位置で筒状
体Rが切断されるようにする。切断機20は筒状体Rの
径方向に水平移動するとともに、軸方向への前進速度に
同期して水平移動するウオータジェットノズル21から
高圧水が噴射するものであり、筒状体Rに高圧水が吹き
つけられることにより、筒状体Rは切断される。筒状体
Rは円周方向に回転しているため、高圧水が筒状体Rの
上面にのみ噴射しても、筒状体Rの繊維強化合成樹脂体
6、補強材5、繊維強化合成樹脂体6、剥離フィルム4
及び基材9が全周にわたって切断される。
ている筒状体Rの先端部が支持装置50の支持台51付
近まで前進すると、筒状体Rを切断機20によって切断
する。切断機20は芯金12の先端部分と支持装置50
の先端側のローラ53との間に配置し、その位置で筒状
体Rが切断されるようにする。切断機20は筒状体Rの
径方向に水平移動するとともに、軸方向への前進速度に
同期して水平移動するウオータジェットノズル21から
高圧水が噴射するものであり、筒状体Rに高圧水が吹き
つけられることにより、筒状体Rは切断される。筒状体
Rは円周方向に回転しているため、高圧水が筒状体Rの
上面にのみ噴射しても、筒状体Rの繊維強化合成樹脂体
6、補強材5、繊維強化合成樹脂体6、剥離フィルム4
及び基材9が全周にわたって切断される。
【0050】筒状体Rが完全に切断されると、支持装置
50に支持された円筒形の複合管Sが完成し、前工程が
終了する。
50に支持された円筒形の複合管Sが完成し、前工程が
終了する。
【0051】この複合管Sは支持装置50のローラ53
に支持された状態で製管機10まで搬送され、円筒形の
複合管Sから断面形状が長方形の角筒形の複合管Sを成
形する後工程に移る。製管機10は発明の実施の形態1
と同様、図3に示すように、固定の底板41と移動する
天板42及び2枚の側板43,43とから構成される成
形板によって角筒状の空間を形成するものである。この
角筒状の空間内の断面形状が、正方形から長方形に変形
することにより、円筒形の複合管Sは、断面形状が図6
に示すような楕円形から図7に示すような長方形に変形
する。
に支持された状態で製管機10まで搬送され、円筒形の
複合管Sから断面形状が長方形の角筒形の複合管Sを成
形する後工程に移る。製管機10は発明の実施の形態1
と同様、図3に示すように、固定の底板41と移動する
天板42及び2枚の側板43,43とから構成される成
形板によって角筒状の空間を形成するものである。この
角筒状の空間内の断面形状が、正方形から長方形に変形
することにより、円筒形の複合管Sは、断面形状が図6
に示すような楕円形から図7に示すような長方形に変形
する。
【0052】このとき、製管機10の各板41,42,
43,43が加熱機能を有することにより、角筒形に変
形し複合管Sは熱硬化する。ただし、各板41,42,
43,43が加熱機能を有さなくても、放置させるか、
あるいは所定の加熱炉を通過させて樹脂をキュア硬化さ
せることもできる。いずれにしても複合管Sが角筒形で
硬化すると、複合管Sの内側から基材9を脱型する。
43,43が加熱機能を有することにより、角筒形に変
形し複合管Sは熱硬化する。ただし、各板41,42,
43,43が加熱機能を有さなくても、放置させるか、
あるいは所定の加熱炉を通過させて樹脂をキュア硬化さ
せることもできる。いずれにしても複合管Sが角筒形で
硬化すると、複合管Sの内側から基材9を脱型する。
【0053】その後、繊維強化合成樹脂体6、補強材5
及び繊維強化合成樹脂体6とを積層した複合管Sの端面
をならい方式の研削機にて所定の寸法に切削する。この
所定の寸法の複合管Sの一方の端部に接着剤を塗布し、
ゴム輪7を外嵌し、他方の端部に長方形で筒状の継手8
を外嵌すると、図8及び図9に示すような接続管Tが完
成する。
及び繊維強化合成樹脂体6とを積層した複合管Sの端面
をならい方式の研削機にて所定の寸法に切削する。この
所定の寸法の複合管Sの一方の端部に接着剤を塗布し、
ゴム輪7を外嵌し、他方の端部に長方形で筒状の継手8
を外嵌すると、図8及び図9に示すような接続管Tが完
成する。
【0054】この発明の実施の形態2においても、支持
装置50を複数、配備しておくことにより、筒状体Rを
連続して製造することができる。
装置50を複数、配備しておくことにより、筒状体Rを
連続して製造することができる。
【0055】なお、上記の発明の実施の形態1及び2に
おいては、複合管を製造する場合について説明したが、
繊維強化プラスチック(FRP)管においても同様に実
施することができる。また、角筒形の複合管は断面形状
が長方形になるように成形する場合について説明した
が、断面形状が三角形、正方形あるいは五角形以上の多
角形であっても同様に成形することができる。さらに成
形板は、固定の底板と、移動する天板及び2枚の側板か
ら構成する場合について説明したが、断面形状が少なく
ともL字形の2枚の成形板を組み合わせ、少なくとも一
方の成形板が移動できるようにすることもできる。
おいては、複合管を製造する場合について説明したが、
繊維強化プラスチック(FRP)管においても同様に実
施することができる。また、角筒形の複合管は断面形状
が長方形になるように成形する場合について説明した
が、断面形状が三角形、正方形あるいは五角形以上の多
角形であっても同様に成形することができる。さらに成
形板は、固定の底板と、移動する天板及び2枚の側板か
ら構成する場合について説明したが、断面形状が少なく
ともL字形の2枚の成形板を組み合わせ、少なくとも一
方の成形板が移動できるようにすることもできる。
【0056】
【実施例】上記の実施の形態1及び2においては、複合
管を円筒形から長方形に変形させるため、薄肉の筒状体
を製造する場合に好適である。すなわち、厚肉の筒状体
を変形させれば、角部において、内側に皺が発生し、外
側に亀裂が生じやすくなる。したがって、筒状体の管厚
は呼び径の5%以下とすることが望ましい。
管を円筒形から長方形に変形させるため、薄肉の筒状体
を製造する場合に好適である。すなわち、厚肉の筒状体
を変形させれば、角部において、内側に皺が発生し、外
側に亀裂が生じやすくなる。したがって、筒状体の管厚
は呼び径の5%以下とすることが望ましい。
【0057】また長方形の程度は、ボックスカルバート
の形状によって決定する。長方形の複合管の角部が直角
に近くなると、上記したようにFRPの繊維やモルタル
が破壊される。そこでアールの程度は、管径及び構成に
よるが、成形する管の呼び径の2.5 %〜5%とすること
が望ましい。
の形状によって決定する。長方形の複合管の角部が直角
に近くなると、上記したようにFRPの繊維やモルタル
が破壊される。そこでアールの程度は、管径及び構成に
よるが、成形する管の呼び径の2.5 %〜5%とすること
が望ましい。
【0058】さらに、発明の実施の形態2における基材
は、接着性を考慮して選定する必要があるが、紙製が一
般的である。その場合は、紙の厚みは0.7mm 以上が望ま
しい。
は、接着性を考慮して選定する必要があるが、紙製が一
般的である。その場合は、紙の厚みは0.7mm 以上が望ま
しい。
【0059】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、長尺で
硬化していない筒状体から円筒形の繊維強化合成樹脂管
を製造し、そしてその円筒形の繊維強化合成樹脂管を多
角形の繊維強化合成樹脂管に変形させて繊維強化合成樹
脂管を製造するため、一連の工程を連続させることがで
きる。したがって、繊維強化合成樹脂管を製造する生産
性が向上し、コストダウンを図ることができる。さら
に、完成した角筒形の繊維強化合成樹脂管は、ゴム輪を
接合するため、たのライニング工法に比べて施工が容易
であり、施工速度を速くすることができ、その分、施工
費も提言できるという効果がある。
硬化していない筒状体から円筒形の繊維強化合成樹脂管
を製造し、そしてその円筒形の繊維強化合成樹脂管を多
角形の繊維強化合成樹脂管に変形させて繊維強化合成樹
脂管を製造するため、一連の工程を連続させることがで
きる。したがって、繊維強化合成樹脂管を製造する生産
性が向上し、コストダウンを図ることができる。さら
に、完成した角筒形の繊維強化合成樹脂管は、ゴム輪を
接合するため、たのライニング工法に比べて施工が容易
であり、施工速度を速くすることができ、その分、施工
費も提言できるという効果がある。
【0060】請求項2及び請求項4に記載の発明によれ
ば、繊維強化合成樹脂管の製造装置は中心軸から放射状
に取り付けられた回転体に、繊維強化合成樹脂管の内面
の3箇所以上と当接するローラを取り付けたものである
から、このローラは硬化していない円筒形の繊維強化合
成樹脂管が撓んだり変形することなく支持する。したが
って、この繊維強化合成樹脂管の製造装置を使用するこ
とにより、円筒形の繊維強化合成樹脂管が硬化していな
くても、撓んだり変形したりすることなく支持される。
しかも、この繊維強化合成樹脂管の製造装置はきわめて
簡単な構造であるため、製品のコストダウンを図ること
ができる。
ば、繊維強化合成樹脂管の製造装置は中心軸から放射状
に取り付けられた回転体に、繊維強化合成樹脂管の内面
の3箇所以上と当接するローラを取り付けたものである
から、このローラは硬化していない円筒形の繊維強化合
成樹脂管が撓んだり変形することなく支持する。したが
って、この繊維強化合成樹脂管の製造装置を使用するこ
とにより、円筒形の繊維強化合成樹脂管が硬化していな
くても、撓んだり変形したりすることなく支持される。
しかも、この繊維強化合成樹脂管の製造装置はきわめて
簡単な構造であるため、製品のコストダウンを図ること
ができる。
【0061】請求項3及び請求項5に記載の発明によれ
ば、角筒状に組み合わせられる固定板と可動板とによっ
て、繊維強化合成樹脂管の側面形状が円筒形から多角形
に容易に変形する。また本発明では、可動板の移動量を
変更することにより、形成される角筒形状の大きさや形
状を任意に変更することができるので、大きさおよび辺
の比率が任意の角筒形の繊維強化合成樹脂管を成形する
ことができる。したがって本発明は、簡易な製造装置に
よって繊維強化合成樹脂管を製造することができるた
め、製品のコストのダウンを図ることができる。
ば、角筒状に組み合わせられる固定板と可動板とによっ
て、繊維強化合成樹脂管の側面形状が円筒形から多角形
に容易に変形する。また本発明では、可動板の移動量を
変更することにより、形成される角筒形状の大きさや形
状を任意に変更することができるので、大きさおよび辺
の比率が任意の角筒形の繊維強化合成樹脂管を成形する
ことができる。したがって本発明は、簡易な製造装置に
よって繊維強化合成樹脂管を製造することができるた
め、製品のコストのダウンを図ることができる。
【図1】前工程において複合管を製造する状態を示す一
部断面概略正面図である。
部断面概略正面図である。
【図2】支持装置の概略斜視図である。
【図3】成形装置の概略斜視図である。
【図4】図1のA−A線拡大断面図である。
【図5】図1のB−B線拡大断面図である。
【図6】成形装置によって角筒形の複合管に変形してい
る途中の側面図である。
る途中の側面図である。
【図7】角筒形の複合管が完成した状態の側面図であ
る。
る。
【図8】角筒形の複合管から製造した接続管の一部断面
正面図である。
正面図である。
【図9】角筒形の複合管から製造した接続管の斜視図で
ある。
ある。
【図10】前工程において複合管を製造する状態を示す
一部断面概略正面図である。
一部断面概略正面図である。
【図11】支持装置の概略斜視図である。
【図12】図10のC−C線拡大断面図である。
【図13】図10のD−D線断面図である。
P,R 繊維強化合成樹脂筒状体(筒状体) Q,S 繊維強化合成樹脂管(複合管) 30 支持装置(複合管の製造装置) 32 中心軸 33a アーム 34 ローラ 40 成形装置(複合管の製造装置) 41 成形板(固定板)(底板) 42 成形板(可動板)(天板) 43 成形板(可動板)(側板)
Claims (5)
- 【請求項1】 長尺で硬化していない円筒形の繊維強化
合成樹脂筒状体を製造する工程と、前記筒状体を切断し
て円筒形の繊維強化合成樹脂管を製造する工程と、前記
硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管の側面を複
数の成形板によって押圧し、繊維強化合成樹脂管の断面
形状を円形から多角形に変形させ、角筒形の繊維強化合
成樹脂管を成形する工程とを含むことを特徴とする繊維
強化合成樹脂管の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の繊維強化合成樹脂管の製
造方法において、円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体及び
繊維強化合成樹脂管の中心に挿入される中心軸と、前記
中心軸の複数の部位に取り付けられる回転体と、前記回
転体の外周の3箇所以上に取り付けられて軸方向に回転
し、繊維強化合成樹脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管の
内面と当接するローラとを具備した支持装置を使用し、
該支持装置の中心軸を円筒形の繊維強化合成樹脂筒状体
内に挿入した状態で支持し、この状態で前記筒状体を切
断して繊維強化合成樹脂管を製造し、前記繊維強化合成
樹脂管を角筒形の繊維強化合成樹脂管に変形する工程へ
搬送することを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造方
法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の繊維強化合成樹
脂管の製造方法において、固定板と、可動板とからなる
成形板によって角筒形状の空間を形成する成形装置を使
用し、前記可動板を移動させて、円筒形の繊維強化合成
樹脂管の側面を押圧し、硬化していない円筒形の繊維強
化合成樹脂管を、角筒形の繊維強化合成樹脂管に成形さ
せることを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造方法。 - 【請求項4】 硬化していない円筒形の繊維強化合成樹
脂筒状体及び繊維強化合成樹脂管内に挿入する中心軸
と、前記中心軸の複数の部位に取り付けられる回転体
と、前記回転体の外周の3箇所以上に取り付けられて軸
方向に回転し、繊維強化合成樹脂筒状体及び繊維強化合
成樹脂管の内面と当接するローラとを具備したことを特
徴とする繊維強化合成樹脂管の製造装置。 - 【請求項5】 固定板と、可動板とからなる成形板によ
って、硬化していない円筒形の繊維強化合成樹脂管を角
筒形の繊維強化合成樹脂管に変形させる角筒状の空間を
形成したことを特徴とする繊維強化合成樹脂管の製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133590A JPH09314581A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8133590A JPH09314581A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314581A true JPH09314581A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15108373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8133590A Pending JPH09314581A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 繊維強化合成樹脂管の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09314581A (ja) |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133590A patent/JPH09314581A/ja active Pending
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