JPH09314631A - ポリエステルフィルムおよびその製造方法 - Google Patents
ポリエステルフィルムおよびその製造方法Info
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- JPH09314631A JPH09314631A JP9071990A JP7199097A JPH09314631A JP H09314631 A JPH09314631 A JP H09314631A JP 9071990 A JP9071990 A JP 9071990A JP 7199097 A JP7199097 A JP 7199097A JP H09314631 A JPH09314631 A JP H09314631A
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Abstract
(B)を非液晶性ポリエステル(A)中に分散させたポ
リエステル原料を溶融押出成形機へ投入し製膜すること
を特徴とするポリエステルフィルムの製造方法。 【効果】押出時の剪断発熱が抑制され、生産性が向上
し、押出時の固有粘度の低下が小さいポリエステルフィ
ルム。
Description
ルムとその製造方法に関する。
ストを下げるには、製膜速度を増速し、生産性を向上さ
せることが有効である。そのためには、押出量を現行よ
り増量する必要がある。しかし、押出量を増量すると、
剪断発熱が発生し、ポリマが熱劣化・分解して、固有粘
度の低下、ゲル、異物、オリゴマーが増大するなどの問
題があった。
ステルを添加すると、溶融時の流動特性が改善されるこ
と(例えば特開昭56−115357号公報)、フィル
ムの機械特性に対しての補強効果があること(例えば特
開昭63−75040号公報)は知られているが、実際
に工業的にフィルム製造がなされたことはない。
性ポリエステルをポリエステル原料中に分散し、含有さ
せることによって、固有粘度の低いポリエステル原料は
もちろん、固有粘度の高いポリエステル原料について
も、溶融押出時、溶融粘度を大幅に低減させて、剪断発
熱、押出トルクを大幅に低下させることにより、従来の
製膜装置をなんら改造せずに、生産性向上をはかるこ
と、固有粘度の低下が小さいポリエステルフィルムを製
膜することである。
る共重合ポリエステル(B)を非液晶性ポリエステル
(A)中に分散させたポリエステル原料を溶融押出成形
機へ投入し製膜することを特徴とするポリエステルフィ
ルムの製造方法である。
詳しく説明する。上記課題を解決するため、本発明者ら
は主鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエステル(B)
の非液晶性ポリエステル(A)原料への添加方法、共重
合ポリエステルの分散状態と溶融粘度低減効果、剪断発
熱の関係について鋭意検討した。その結果、特定の方法
を用いて共重合ポリエステル(B)を非液晶性ポリエス
テル(A)原料中に分散させておくと、溶融粘度低減効
果を増大させ、剪断発熱を大幅に抑制できること、また
その結果、生産性の向上が図れる、非液晶性ポリエステ
ル(A)原料の固有粘度低下、オリゴマーの発生を抑制
できることが分った。
エステル(A)原料中に分散させる方法としては、ま
ず、非液晶性ポリエステル(A)チップと共重合ポリエ
ステル(B)チップを混合し、窒素シールを行いながら
ベント式2軸混練押出機等を用いて溶融押出し、非液晶
性ポリエステルに共重合ポリエステルを練り込む方法が
好ましく行われ、この混練は複数回行うことが有効であ
る。この時用いられるスクリュウとしては、BMタイプ
のものが練り混み強さの点から好ましい。
非液晶性ポリエステル(A)チップに混合する前に粉砕
し、分散径を小さくすることも好ましい。例えば、粉砕
機中に、共重合ポリエステルチップとドライアイスを等
量投入して、高速に回転させ粉砕を行い、分級して、分
散径の小さな共重合ポリエステルを集め、非液晶性ポリ
エステルチップと混合し溶融押出を行いフィルムを製膜
することも有効である。
プと共重合ポリエステル(B)チップの溶融粘度比(=
非液晶性ポリエステルの溶融粘度η1 /共重合ポリエス
テルの溶融粘度η2 )の値は、特に限定されないが、2
以上、好ましくは5以上さらに好ましくは10以上であ
ることが好ましい。特に、溶融粘度比が2以上である
と、非液晶性ポリエステル(A)に対する共重合ポリエ
ステル(B)の分散性が良好となる。
させた非液晶性ポリエステル(A)原料中の共重合ポリ
エステルの平均分散径は、10μm以下が好ましく、さ
らに好ましくは5μm以下、最も好ましくは3μm以下
である。共重合ポリエステルの平均分散径が10μmよ
り大きい非液晶性ポリエステル原料を用いた場合、溶融
粘度低減効果が概して小さいため、剪断発熱、押出トル
クを十分低下させることがむずかしい場合があるので注
意が必要である。
リエステル(B)の形態は、製品としてのポリエステル
フィルム中に分散していることが好ましく、本発明の場
合は特に繊維状を呈した共重合ポリエステルが分散して
いることが好ましい。
ポリエステル(B)の平均分散径(繊維の直径)として
は、1μm以下、好ましくは、平均分散径が0.5μm
以下、さらには、0.3μm以下であることが、溶融押
出時の溶融粘度、剪断発熱の低減効果が高まるため好ま
しい。このときの繊維のアスペクト比(長径/分散径)
は特に限定されないが10以上、好ましくは50以上で
ある。
リエステル(B)の含有量としては、0.2〜10重量
%が好ましく、より好ましくは、0.3〜7重量%、最
も好ましくは0.5〜5重量%である。共重合ポリエス
テルの含有量が0.2重量%未満では、溶融押出時に剪
断発熱を抑制する効果が小さくなり、固有粘度低下が大
きくなるため、生産性、表面平坦性、低オリゴマーの観
点から好ましくない。また、共重合ポリエステルの含有
量が10重量%より大きくても、表面平坦性の点で好ま
しくない。
ける剪断発熱(押出温度上昇△T)は、特に限定されな
いが、好ましくは8℃以下、さらに好ましくは5℃以下
である。押出温度上昇ΔTが8℃以上になると、固有粘
度の低下が大きくなり、表面平坦性、低オリゴマーの観
点から好ましくない。
の構造単位)を含有する共重合ポリエステル(B)は、
溶融成形性のポリマーであり、液晶性ポリエステルであ
っても非液晶性ポリエステルであってもよい。具体的に
は、芳香族オキシカルボニル単位、芳香族ジオキシ単
位、芳香族ジカルボニル単位、アルキレンジオキシ単位
などから選ばれた構造単位からなる共重合ポリエステル
などである。
ル(B)の例としては、下記(I)、(II)、(III )
および(IV)の構造単位からなる共重合ポリエステル、
(I)、(III )および(IV)の構造単位からなる共重
合ポリエステル、(I)、(II)および(IV)の構造単
位からなる共重合ポリエステルから選ばれた1種以上で
あるものが用いられる。
原子または塩素原子を示し、構造単位[((II)+(II
I )]と構造単位(IV)は実質的に等モルである。)
香酸および/または6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸か
ら生成したポリエステルの構造単位を、構造単位(II)
は、4、4´−ジヒドロキシビフェニル、3、3´、
5、5´−テトラメチル−4、4´−ジヒドロキシビフ
ェニル、ハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、
フェニルハイドロキノン、2、6−ジヒドキシナフタレ
ン、2、7−ジヒドキシナフタレン、2、2´−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパンおよび4、4´−
ジヒドロキシジフェニルエーテルから選ばれた芳香族ジ
ヒドロキシ化合物から生成した構造単位を、構造単位
(III )はエチレングリコールから生成した構造単位
を、構造単位(IV)は、テレフタル酸、イソフタル酸、
4、4´−ジフェニルジカルボン酸、2、6−ナフタレ
ンジカルボン酸、1、2−ビス(フェノキシ)エタン−
4、4´−ジカルボン酸、1、2−ビス(2−クロルフ
ェノキシ)エタン−4、4´−ジカルボン酸および4、
4´−ジフェニルエーテルジカルボン酸から選ばれた芳
香族ジカルボン酸から生成した構造単位を各々示す。
(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、R1 が
び(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、R1 が
I )および(IV)からなる共重合ポリエステルの場合
は、R1 が
し得る繰返し構造単位のモル比から計算し、モル%で表
す。上記好ましい共重合ポリエステル(B)の場合に
は、構造単位(I)、構造単位(II)+(IV)、構造単
位(III )+(IV)がポリマーを形成し得る繰返し構造
単位であり、これらの共重合モル比から共重合量が計算
できる。構造単位(I)、(II)+(IV)、(III )+
(IV)の共重合モル比は任意であるが、メソゲン基の共
重合量は、5〜95モル%であると非液晶性ポリエステ
ル(A)中で分散し、剪断発熱抑制効果が良好となる。
メソゲン基である構造単位(I)、(II)+(IV)の共
重合量が5モル%より低くなると、ポリマーの流動性改
良による押出工程での剪断発熱抑制効果が得られにく
く、異物が多くなり、表面粗さが大きくなる。また95
モル%よりも高くなると分散性が低下し、フィルムを得
ることが難しくなる。メソゲン基の共重合量が低くなる
と、異方性溶融相の形成能すなわち液晶性は弱まるが、
非液晶性ポリエステル(A)との相溶性が高まるため、
共重合ポリエステル(B)の分散性が高まりフィルムの
が向上する。特にメソゲン基の共重合量が15モル%よ
りも低くなると、非液晶ポリエステル(A)と本発明の
共重合ポリエステル(B)が相互に溶解、すなわち完全
相溶化し、相分離構造が消失し易い。以上のことから、
本発明の共重合ポリエステル(B)は次の共重合量であ
ることが好ましい。
よび(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、上記
構造単位[(I)+(II)+(III )]に対する
[(I)+(II)]のモル分率は5〜95モル%が好ま
しく、15〜80%がより好ましい。また、構造単位
[(I)+(II)+(III )]に対する(III )のモル
分率は95〜5モル%が好ましく、85〜20モル%が
より好ましい。また、構造単位(I)/(II)のモル比
は流動性の点から好ましくは75/25〜95/5であ
り、より好ましくは78/22〜93/7である。ま
た、構造単位(IV)のモル数は構造単位[(II)+(II
I )]のトータルモル数と実質的に等しい。
び(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、上記構
造単位(I)は[(I)+(III )]の5〜95モル%
が好ましく、15〜80モル%がより好ましい。構造単
位(IV)は構造単位(III ))と実質的に等モルであ
る。
(IV)からなる共重合ポリエステルの場合は、単独では
なく、構造単位(I)、(II)、(III )および(IV)
からなる共重合ポリエステルまたは/および構造単位
(I)、(III )および(IV)からなる共重合ポリエス
テルのブレンドポリマーとして用いることが好ましい。
このブレンドポリマーの場合においても、前記同様に、
構造単位[(I)+(II)+(III )]に対する
[(I)+(II)]のモル分率は5〜95モル%が好ま
しく、15〜80%がより好ましい。
要に応じてポリエステルの末端基をカルボキシル基末端
あるいはヒドロキシル末端基のいずれかを多くすること
ができ、このような場合には構造単位(IV)のモル数は
構造単位[(II)+(III )]のトータルモル数と完全
に等しくないからである。
重縮合する際には、上記構造単位(I)〜(IV)を構成
する成分以外に、3、3´−ジフェニルジカルボン酸、
2、2´−ジフェニルジカルボン酸などの芳香族ジカル
ボン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロ
テレフタル酸などの脂環式ジカルボン酸、クロルハイド
ロキノン、メチルハイドロキノン、4、4´−ジヒドロ
キシジフェニルスルフォン、4、4´−ジヒドロキシジ
フェニルスルフィド、4、4´−ジヒドロキシベンゾフ
ェノンなどの芳香族ジオール、1、4−ブタンジオー
ル、1、6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1、4−シクロヘキサンジオール、1、4−シクロ
ヘキサンジメタノール等の脂肪族、脂環式ジオールおよ
びm−ヒドロキシ安息香酸、2、6−ヒドロキシナフト
エ酸などの芳香族ヒドロキシカルボン酸およびp−アミ
ノフェノール、pーアミノ安息香酸などを本発明の目的
を損なわない程度の少割合の範囲でさらに共重合せしめ
ることができる。
方法は、特に制限がなく、各種のポリエステルの重縮合
法に準じて製造できる。
ポリエステルの製造法において、上記構造単位(III )
を含まない場合は下記(1)および(2)、構造単位
(III)を含む場合は下記(3)の製造方法が好まし
い。
4´−ジアセトキシビフェニル、4、4´−ジアセトキ
シベンゼンなどの芳香族ジヒドロキシ化合物のジアシル
化物とテレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸から脱酢
酸重縮合反応によって製造する方法。
4´−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノンなどの
芳香族ジヒドロキシ化合物、テレフタル酸などの芳香族
ジカルボン酸に無水酢酸を反応させて、フェノール性水
酸基をアシル化した後、脱酢酸重縮合反応によって製造
する方法。
ポリエステルのポリマー、オリゴマーまたはビス(β−
ヒドロキシエチル)テレフタレートなどの芳香族ジカル
ボン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在
下で(1)または(2)の方法により製造する方法。
が、酢酸第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウ
ムおよび酢酸ナトリウム、三酸化アンチモン、金属マグ
ネシウムなどの金属化合物を添加した方が好ましい場合
もある。
(以下PHBと略す)/エチレンテレフタレート共重合
体、PHB/6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸共重合
体、PHB/4,4’−ジヒドロキシビフェニル/テレ
フタル酸/イソフタル酸共重合体、PHB/エチレンテ
レフタレート/4,4’−ジヒドロキシビフェニル/テ
レフタル酸共重合体が最も好ましい。
粘度は特に限定されないが、0.1〜100Pa・秒で
あることが好ましい。溶融粘度が0.1Pa・秒よりも
小さくなると、非液晶性ポリエステル(A)の固有粘度
を大きく低下させることがある。溶融粘度が100Pa
・秒よりも大きくなると、非液晶性ポリエステル中に分
散しにくくなり、剪断発熱抑制効果が小さくなる。
非液晶性ポリエステル(A)としては、芳香族ジカルボ
ン酸、脂環族ジカルボン酸または脂肪族ジカルボン酸と
ジオールを主たる構成成分とするポリエステルである。
芳香族ジカルボン酸成分としては例えば、テレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、1,4−ナフタレンジカ
ルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカル
ボン酸、4,4’−ジフェニルエーテルジカルボン酸、
4,4’−ジフェニルスルホンジカルボン酸等を用いる
ことができ、なかでも好ましくは、テレフタル酸、フタ
ル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸を用いることが
できる。脂環族ジカルボン酸成分としては例えば、シク
ロヘキサンジカルボン酸等を用いることができる。脂肪
族ジカルボン酸成分としては例えば、アジピン酸、スベ
リン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸等を用いること
ができる。これらの酸成分は1種のみ用いてもよく、2
種以上併用してもよく、さらには、ヒドロキシエトキシ
安息香酸等のオキシ酸等を一部共重合してもよい。ま
た、ジオール成分としては例えば、エチレングリコー
ル、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,2−シクロヘキサ
ンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ポリアルキレン
グリコール、2,2’−ビス(4’−β−ヒドロキシエ
トキシフェニル)プロパン等を用いることができ、なか
でも好ましくは、エチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエ
チレングリコール等を用いることができ、特に好ましく
は、エチレングリコール等を用いることができる。これ
らのジオール成分は1種のみ用いてもよく、2種以上併
用してもよい。また、ポリエステルにはトリメリット
酸、ピロメリット酸、グリセロール、ペンタエリスリト
ール、2,4−ジオキシ安息香酸、ラウリルアルコー
ル、イソシアン酸フェニル等の単官能化合物等の他の化
合物を、ポリマーが実質的に線状である範囲内で共重合
されていてもよい。
限定されないが、非液晶性ポリエステル(A)と主鎖に
メソゲン基を有する共重合ポリエステル(B)の他に、
非液晶性ポリエステルと共重合ポリエステルの相溶化剤
として、ポリエチレンテレフタレート(以下PETと略
す)とPHBの共重合体、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレンジカルボキシレート(以下PENと略す)とPH
Bの共重合体、エポキシ系やオキサドリン系などの化合
物等が、含有されていてもよい。PET/PHB共重合
体、PEN/PHB共重合体のPETおよびPENの比
率としては、特に限定されないが、相溶性の観点から、
50モル%以上であることが好ましい。ポリエステルフ
ィルム中の相溶化剤の含有量としては、特に限定されな
いが、共重合ポリエステルの含有量の10〜80%が好
ましい。
(A)には必要に応じて、難燃剤、熱安定剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、顔料、染料、脂肪酸エ
ステル、ワックス等の有機滑剤、あるいはポリシロキサ
ン等の消泡剤を配合することができる。また、易滑性や
耐摩耗性、耐スクラッチ性を付与するためにクレー、マ
イカ、酸化チタン、炭酸カルシウム、カリオン、タル
ク、湿式または乾式シリカ、コロイド状シリカ、リン酸
カルシウム、硫酸バリウム、アルミナ、ジルコニア等の
無機粒子、アクリル酸類、スチレン等を構成成分とする
有機粒子等を配合したり、ポリエステル重合反応時に添
加する触媒等によって析出する、いわゆる内部粒子を含
有せしめたり、界面活性剤を配合したりすることができ
る。
未配向フィルムでもよいが、各種の一軸あるいは二軸に
延伸・熱処理した配向フィルムの方が弾性率、耐熱性な
どの点で好ましい。
において、ドラフト比は特に限定されないが、好ましく
は3〜30、さらに好ましくは5から20である。ドラ
フト比が3より小さいあるいは30より大きいと、フィ
ルム成形がむずかしい場合があるので注意が必要であ
る。
mより大きいポリエステル原料を用いた場合、溶融粘度
低減効果が概して小さいため、剪断発熱、押出トルクを
十分低下させることがむずかしい場合があるので注意が
必要である。
出時の固有粘度低下Δ[η]は特に限定されないが、好
ましくは0.12以下、さらに好ましくは0.1以下で
ある。固有粘度低下Δ[η]が0.12より大きくなる
と、低オリゴマーの観点から好ましくない場合がある。
定されないが、表面粗大突起数H3が8個/100cm
2 以下であることが好ましく、より好ましくは5個/1
00cm2 以下、特に好ましくは3個/100cm2 以
下である。表面粗大突起数が10個/100cm2 を超
えると、例えば、磁気記録用フィルムとしては用途の特
性を大幅に低下させるので使用することが難しくなる。
さらに異物の精度の高い評価法として最大突起高さの目
安として2枚のフィルムを密着させ、異物によるフィル
ム間隔を測定するBASFが開発したニュートンリング
光干渉を利用したBPM(BASF Protrusi
on Method)を用いて0.54μmのn次の高
さの個数を検出する。5次以上、好ましくは3次以上の
干渉がないことが好ましい。
よいが、これに他のポリマー層、例えばポリエステル、
ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ塩化ビニリデン、ア
クリル系ポリマー等を積層してもよい。
特に限定されないが、3〜500μmが好ましい。
定されないが、磁気記録媒体用、写真用、コンデンサ
用、電絶用、包装用、製図用、リボン用等に用いること
ができる。
方法の好ましい例を示し説明するが、これに限定される
ものではない。
と主鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエステルチップ
(B)を混合し、窒素シールを行いながらベント式2軸
混練押出機等を用いて溶融押出を行い、共重合ポリエス
テル(B)を分散させたポリエステルチップを作製す
る。
させたポリエステルチップを、加水分解を抑制するため
に、減圧下で180℃、10時間、充分乾燥したのち、
溶融押出機に供給し、ポリエステルの分解を抑制するた
めに脱気しながら押出を行い、ドラフト比10で、スリ
ット状のダイからシート状に押出し、キャスティングロ
ール上で冷却固化せしめて未延伸フィルムを作る。
軸配向させる。延伸方法としては、逐次二軸延伸法また
は同時二軸延伸法を用いることができる。ただし、最初
に長手方向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法
を用い、長手方向の延伸を3段階以上に分けて、縦延伸
温度75〜170℃、好ましくは85〜150℃、総縦
延伸倍率3〜6倍、縦延伸速度5000〜50000%
/分の範囲で行う。幅方向の延伸はテンターを用い、延
伸温度80〜170℃、幅方向延伸倍率は3〜7倍、幅
方向の延伸速度1000〜20000%/分の範囲で行
う。さらに必要に応じて、再縦延伸、再横延伸を行う。
その場合の延伸条件としては長手方向の延伸は90〜1
80℃、延伸倍率1.1〜2倍、幅方向は、延伸温度9
0〜180℃、幅方向延伸倍率は1.1〜2倍で行う。
ンダーにロール状に巻き取る。この場合の熱処理温度は
170〜250℃で、時間は0. 5〜60秒の範囲で行
う。
性値の測定方法並びに効果の評価方法は次のとおりであ
る。
5℃で測定した。単位はdl/gである。
−(ポリエステルフィルムの固有粘度)
溶解し、ポリマーに対する割合(重量%)を、液体クロ
マト(モデル8500、VARIAN社製)で測定し
た。
/秒)の条件下でノズル径0.5mmφ、ノズル長さ1
0mmのノズルを用い、高下式フローテスターによって
測定した値である。単位はPa・秒で表す。
定において、重合を完了したポリマーを室温から40℃
/分の昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク温
度(Tm1)観測後、Tm1+20℃の温度で5分間保
持した後、20℃/分の降温条件で室温まで一旦冷却し
た後、再度20℃/分の昇温条件で測定した際に観測さ
れる吸熱ピーク温度(Tm2)のピークを指す。
力(印加電圧5.4kV)で密着させた後、2枚のフィ
ルム間で粗大突起部分の光の干渉によって生じるニュー
トン環から粗大突起の高さを判定し、3重環以上の粗大
突起数をH3とした。なお、光源はハロゲンランプに5
64nmのバンドパスフィルターをかけて用いた。
(繊維の直径)、アスペクト比 フィルムを液体窒素中に浸漬させ、十分冷却したのち、
空気中でフィルムを割り、その断面を走査型電子顕微鏡
で(SEM)にて観察し、場所を変えて10視野以上測
定した。観察された視野中にある共重合ポリエステルの
長径/短径のうち短径を分散径とし、その平均を平均分
散径とした。単位はμmで表す。共重合ポリエステルの
長径/短径(分散径)の比をアスペクト比とした。
て平均分散径、アスペクト比を求めた。
ときの吐出量で、生産性を、◎、○、△、×で評価し
た。
上フィルム(ポリマー)流速で表す。
テルの温度、設定温度は、押出機先端のシリンダーの設
定温度で表す。
明する。
ール70重量部、酢酸リチウム0.002重量部、酢酸
マグネシウム0.06重量部及び三酸化アンチモン0.
03重量部を加え、常法に従いエステル交換反応せしめ
た後に、リン酸トリメチル0.023重量部を添加し
た。その後、粒径が約0.6μmの炭酸カルシウムのエ
チレングリコールスラリーと粒径が約0.2μmのコロ
イダルシリカのエチレングリコールスラリーを添加し、
次いで、徐々に昇温、減圧し、最終的に280℃、1m
mHg以下で重縮合反応を行うことにより、[η]=
0.65、炭酸カルシウム濃度0.01重量%、コロイ
ダルシリカ濃度0.3重量%のポリエチレンテレフタレ
ート(PET)ポリマーを、直径約2mm、高さ約3m
mのチップ形状として得た。
の減圧下、180℃で撹拌しながら2時間予備結晶化を
行った。その後、さらに220℃に昇温して、20時間
固相重合を続行し、[η]=0.8のPETチップを得
た。
ポリエチレンテレフタレート(20モル%)とからなる
共重合ポリエステル(B)(以下LCPと略す)(融点
260℃、液晶開始温度240℃、溶融粘度 25Pa
・秒)チップをベント式の2軸混練押出機を用いて非液
晶性ポリエステル(A)(PETチップ、[η]=0.
8)に練り込みLCP3重量%含有PETチップ
([η]=0.73)を得た。
で10時間減圧乾燥(3Torr)した後、押出機に供
給し、脱気しながら295℃で溶融した。このポリマを
30μm以上の異物等を95%の確率で除去する濾過精
度を有する高精度フィルターを用いて瀘過した後、ドラ
フト比9で、Tダイ口金から溶融シートを押出し、静電
印加キャスト法を用いて表面温度25℃のキャスティン
グ・ドラムに巻きつけて冷却固化し、未延伸フィルム
([η]=0.7)を作った。押出機の吐出量を調節し
総厚さを調節した。
方向に3.5倍延伸した。この延伸は2組ずつのロール
の周速差で、4段階で行なった。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて105℃で幅方向に3.8倍延伸し
た。このフィルムを定長下で225℃にて7秒間熱処理
し、厚さ50μmの二軸配向PETフィルムをワインダ
ーにて巻取った。このフィルム中のLCPの平均分散径
は0.5μmであった。
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
Tチップを用い、ベント式の2軸混練押出機で溶融押出
しを行い、LCP1重量%含有PETチップ([η]=
0.62)を得た。
10時間減圧乾燥(3Torr)した後、押出機に供給
し脱気しながら280℃で溶融した。これらのポリマを
10μm以上の異物等を95%の確率で除去する濾過精
度を有する高精度フィルターを用いて瀘過した後、ドラ
フト比15で、Tダイ口金から溶融シートを押出し、静
電印加キャスト法を用いて表面温度25℃のキャスティ
ング・ドラムに巻きつけて冷却固化し、未延伸フィルム
([η]=0.61)を作った。この時、押出機の吐出
量を調節し総厚さを調節した。
方向に4.0倍延伸した。この延伸は2組ずつのロール
の周速差で、4段階で行なった。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて103℃で幅方向に3.9倍延伸し
た。さらに、テンターを用いて170℃で幅方向に1.
25倍延伸した。このフィルムを定長下で230℃にて
5秒間熱処理し、総厚さ10μmの二軸配向PETフィ
ルムを得た。
0.9μmであった。
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
径が1μm以下のLCPを分級した。このLCPとPE
Tチップ([η]=1.0)を、180℃で10時間減
圧乾燥(3Torr)した後、押出機に供給し脱気しな
がら297℃で溶融し、ポリマを30μm以上の異物等
を95%の確率で除去する濾過精度を有する高精度フィ
ルターを用いて瀘過した後、ドラフト比12で、Tダイ
口金から溶融シートを押し出し、静電印加キャスト法を
用いて表面温度25℃のキャスティング・ドラムに巻き
つけて冷却固化し、LCP 9重量%を含有した未延伸
PETフィルム([η]=0.94)を作った。押出機
の吐出量を調節し総厚さを調節した。
方向に3.7倍延伸した。この延伸は2組ずつのロール
の周速差で、4段階で行なった。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて100℃で幅方向に3.9倍延伸し
た。このフィルムを定長下で210℃にて5秒間熱処理
し、厚さ7μmの二軸配向PETフィルムをワインダー
にて巻取った。このフィルム中のLCPの平均分散径は
0.2μmであった。
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
PETチップ([η]=0.80)を得た。このLCP
含有PETチップを、180℃で10時間減圧乾燥(3
Torr)した後、押出機に供給し、脱気しながら29
0℃で溶融した。このポリマを20μm以上の異物等を
95%の確率で除去する濾過精度を有する高精度フィル
ターを用いて瀘過した後、ドラフト比10で、Tダイ口
金から溶融シートを押し出し、静電印加キャスト法を用
いて表面温度25℃のキャスティング・ドラムに巻きつ
けて冷却固化し、未延伸フィルム([η]=0.75)
を作った。押出機の吐出量を調節し総厚さを調節した。
方向に3.6倍延伸した。この延伸は2組ずつのロール
の周速差で、4段階で行なった。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて110℃で幅方向に3.9倍延伸し
た。このフィルムを定長下で225℃にて7秒間熱処理
し、厚さ50μmの二軸配向PETフィルムをワインダ
ーにて巻取った。このフィルム中のLCPの平均分散径
は0.7μmであった。
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
レンジカルボキシレート(以下PENと略称する)チッ
プにLCPチップ練り込み、LCP含有PENチップ
([η]=0.9)を得た。
有していないPENチップ([η]=0.85)を適当
量混合して、LCPを4重量%含有したPENチップ
([η]=0.88 0.3μm径ポリジビニルベンゼ
ン粒子0.6重量%、0.8μm径ポリジビニルベンゼ
ン粒子0.05重量%含有)を得た。このLCP含有P
ENチップを、180℃で10時間減圧乾燥(3Tor
r)した後、押出機に供給し脱気しながら300℃で溶
融した。このポリマを30μm以上の異物等を95%の
確率で除去する濾過精度を有する高精度フィルターを用
いて瀘過した後、ドラフト比10で、Tダイ口金から溶
融シートを押し出し、静電印加キャスト法を用いて表面
温度25℃のキャスティング・ドラムに巻きつけて冷却
固化し、未延伸フィルム([η]=0.8)を作った。
押出機の吐出量を調節し総厚さを調節した。
手方向に4.2倍延伸した。この延伸は2組ずつのロー
ルの周速差で、4段階で行なった。この一軸延伸フィル
ムをテンターを用いて155℃で幅方向に4.5倍延伸
した。このフィルムを定長下で230℃にて5秒間熱処
理し、厚さ70μmの二軸配向PENフィルムをワイン
ダーにて巻取った。このフィルム中のLCPの平均分散
径は0.5μmであった。
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
([η]=1.4)を得た。
有していないPENチップ([η]=1.45)を適当
量混合して、LCPを9重量%含有したPENチップ
([η]=1.3 0.3μm径ポリジビニルベンゼン
粒子0.5重量%、0.8μm径ポリジビニルベンゼン
粒子0.05重量%含有)を得た。このLCP含有PE
Nチップを、180℃で10時間減圧乾燥(3Tor
r)した後、押出機に供給し脱気しながら300℃で溶
融した。このポリマを30μm以上の異物等を95%の
確率で除去する濾過精度を有する高精度フィルターを用
いて瀘過した後、ドラフト比11で、Tダイ口金から溶
融シートを押し出し、静電印加キャスト法を用いて表面
温度25℃のキャスティング・ドラムに巻きつけて冷却
固化し、未延伸フィルム([η]=1.2)を作った。
押出機の吐出量を調節し総厚さを調節した。
手方向に4.3倍延伸した。この延伸は2組ずつのロー
ルの周速差で、4段階で行った。この一軸延伸フィルム
をテンターを用いて158℃で幅方向に4.7倍延伸し
た。このフィルムを定長下で230℃にて5秒間熱処理
し、厚さ70μmの二軸配向PENフィルムをワインダ
ーにて巻取った。このフィルム中のLCPの平均分散径
は0.7μmであった。
1、2に示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生
産性が向上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れてい
た。
=1.4のPETチップを用いたこと以外は、実施例1
と同様の製膜方法で二軸配向フィルムを得た。
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
グリコール(50モル%)、4,4’−ジヒドロキシビ
フェニル(7.5モル%)、テレフタル酸(57.5モ
ル%)からなる共重合ポリエステル(B)(融点210
℃、溶融粘度20Pa・秒)チップをベント式の2軸混
練押出機を用いてPETチップ([η]=0.85)に
練り込みLCP10重量%含有PETチップ([η]=
0.8)を得た。このチップとPETチップ([η]=
0.8)を、20/80(重量%)の割合で混合し、1
80℃で10時間減圧乾燥(3Torr)した後、押出
機に供給し、脱気しながら295℃で溶融した。あと
は、実施例1と同様な製膜方法で二軸配向フィルムを得
た。この二軸配向PETフィルムの特性は表に示したと
おりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向上し、押
出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
グリコール(20モル%)、4,4’−ジヒドロキシビ
フェニル(7.5モル%)、テレフタル酸(27.5モ
ル%)からなる共重合ポリエステル(B)(融点265
℃、溶融粘度1.5Pa・秒)チップをベント式の2軸
混練押出機を用いてPETチップ([η]=1.4)に
練り込みLCP2重量%含有PETチップ([η]=
1.25)を得た。このチップとPETチップ([η]
=1.25)を、25/75(重量%)の割合で混合
し、180℃で10時間減圧乾燥(3Torr)した
後、押出機に供給し、脱気しながら295℃で溶融し
た。あとは、実施例1と同様な製膜方法で二軸配向フィ
ルムを得た。この二軸配向PETフィルムの特性は表に
示したとおりであり、剪断発熱が抑制され、生産性が向
上し、押出時の固有粘度の低下抑制に優れていた。
グリコール(50モル%)、4,4’−ジヒドロキシビ
フェニル(7.5モル%)、テレフタル酸(57.5モ
ル%)からなる共重合ポリエステル(融点205℃、溶
融粘度1Pa・秒)チップをベント式の2軸混練押出機
を用いてPETチップ([η]=1)に練り込みLCP
2重量%含有PETチップ([η]=0.9)を得た。
このチップとPETチップ([η]=0.9)を、20
/80(重量%)の割合で混合し、180℃で10時間
減圧乾燥(3Torr)した後、押出機に供給し、脱気
しながら295℃で溶融した。あとは、実施例1と同様
な製膜方法で二軸配向フィルムを得た。この二軸配向P
ETフィルムの特性は表に示したとおりであり、剪断発
熱が抑制され、生産性が向上し、押出時の固有粘度の低
下抑制に優れていた。
ポリエステル(B)の溶融粘度、分散方法、組成、添加
量を変更したポリエステルフィルムを製膜した。得られ
たフィルムの特性は表に示したとおりであり、剪断発熱
が抑制され、生産性が向上し、押出時の固有粘度の低下
抑制に優れていた。
まず、[η]=0.73のPETチップとLCPチップ
をそれぞれ180℃で10時間減圧乾燥(3Torr)
した後、押出機に供給し脱気しながら280℃で溶融し
た。あとは実施例1と同様の製膜方法で、厚さ50μm
の二軸配向PETフィルムを得た。実験開始1時間後、
剪断発熱のために押出温度が298℃に上昇していた
(設定温度280℃)。
込まず、[η]=0.62のPETチップとLCPチッ
プをそれぞれ180℃で10時間減圧乾燥(3Tor
r)した後、押出機に供給し脱気しながら280℃で溶
融した。あとは実施例2と同様の製膜方法で、厚さ10
μmの二軸配向PETフィルムを得た。実験開始1時間
後、剪断発熱のために押出温度が293℃に上昇してい
た(設定温度 280℃)。
行わず、[η]=1.0のPETチップとLCPチップ
をそれぞれ180℃で10時間減圧乾燥(3Torr)
した後、押出機に供給し脱気しながら溶融した。あとは
実施例3と同様の製膜方法で、厚さ7μmの二軸配向P
ETフィルムを得た。実験開始1時間後、剪断発熱のた
めに押出温度が300℃に上昇していた(設定温度 2
80℃)。
込まず、[η]=0.8のPETチップとLCPチップ
をそれぞれ180℃で10時間減圧乾燥(3Torr)
した後、押出機に供給し脱気しながら溶融した。あとは
実施例4と同様の製膜方法で、厚さ50μmの二軸配向
PETフィルムを得た。実験開始1時間後、剪断発熱の
ために押出温度が295℃に上昇していた(設定温度
280℃)。
込まず、[η]=0.88のPETチップとLCPチッ
プをそれぞれ180℃で10時間減圧乾燥(3Tor
r)した後、押出機に供給し脱気しながら溶融した。あ
とは実施例5と同様の製膜方法で、厚さ70μmの二軸
配向PENフィルムを得た。実験開始1時間後、剪断発
熱のために押出温度が300℃に上昇していた(設定温
度 285℃)。
行わず、[η]=1.2のPENチップとLCPチップ
をそれぞれ180℃で10時間減圧乾燥(3Torr)
した後、押出機に供給し脱気しながら溶融した。あとは
実施例6と同様の製膜方法で、厚さ70μmの二軸配向
PENフィルムを得た。実験開始1時間後、剪断発熱の
ために押出温度が310℃に上昇していた(設定温度
285℃)。
0)を用いて、実施例3と同様の製膜方法で厚さ7μm
の二軸配向PETフィルムを得た。実験開始1時間後、
剪断発熱のために押出温度が330℃に上昇していた
(設定温度 280℃)。
(A)中に練り込まなかったり、共重合ポリエステル
(B)を粉砕せず、ポリエステルフィルムを製膜した。
得られたフィルムの特性は表に示したとおりであり、剪
断発熱抑制が不十分で、押出時の非液晶性ポリエステル
の固有粘度が低下していた。
リエステル(B)を非液晶性ポリエステル(A)中に分
散させたポリエステル原料を溶融押出成形機へ投入し製
膜することにより、押出時の剪断発熱を低減させ、生産
性の向上を図るものであり、本発明の製造法により、固
有粘度の低下が小さいフィルムを得ることができる。
Claims (10)
- 【請求項1】 主鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエ
ステル(B)を非液晶性ポリエステル(A)中に分散さ
せたポリエステル原料を溶融押出成形機へ投入し製膜す
ることを特徴とするポリエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項2】 主鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエ
ステル(B)を非液晶性ポリエステル(A)中に分散さ
せたポリエステル原料と非液晶性ポリエステル原料とを
溶融押出成形機へ投入し製膜することを特徴とする請求
項1に記載のポリエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項3】 溶融粘度が0.1〜100Pa・秒の主
鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエステル(B)を固
有粘度が0.6dl/g以上の非液晶性ポリエステル
(A)に分散させたポリエステル原料を溶融押出成形機
へ投入し製膜することを特徴とする請求項1または請求
項2に記載のポリエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項4】 溶融粘度が5〜100Pa・秒の主鎖に
メソゲン基を有する共重合ポリエステル(B)を固有粘
度が0.6dl/g以上の非液晶性ポリエステル(A)
に分散させたポリエステル原料を溶融押出成形機へ投入
し製膜することを特徴とする請求項1〜請求項3のいず
れかに記載のポリエステルフィルムの製造方法。 - 【請求項5】 主鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエ
ステル(B)を分散させたポリエステル原料中の平均分
散径が10μm以下であることを特徴とする請求項1〜
請求項4のいずれかに記載のポリエステルフィルムの製
造方法。 - 【請求項6】 主鎖にメソゲン基を有する共重合ポリエ
ステル(B)が分散され含有したポリエステルフィルム
において、該共重合ポリエステル(B)の平均分散径が
1μm以下であることを特徴とするポリエステルフィル
ム。 - 【請求項7】 共重合ポリエステル(B)の平均分散径
が0.3μm以下であることを特徴とする請求項6に記
載のポリエステルフィルム。 - 【請求項8】 共重合ポリエステル(B)が下記
(I)、(III )および(IV)の構造単位からなる共重
合ポリエステル、(I)、(II)および(IV)の構造単
位からなる共重合ポリエステル、(I)、(II)、(II
I )および(IV)の構造単位からなる共重合ポリエステ
ルから選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする
請求項6または請求項7に記載のポリエステルフィル
ム。 【化1】 (ただし、式中のR1 は、 【化2】 から選ばれた1種以上の基を示し、R2 は、 【化3】 から選ばれた1種以上の基を示す。また、式中Xは、水
素原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+(II
I )]と構造単位(IV)は実質的に等モルである。) - 【請求項9】 共重合ポリエステル(B)を0.2〜1
0重量%含有することを特徴とする請求項5〜請求項8
のいずれかに記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項10】 ポリエステルフィルムが一軸または二
軸に配向されたフィルムであることを特徴とする請求項
5〜請求項9のいずれかに記載のポリエステルフィル
ム。
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|---|---|---|---|
| JP07199097A JP3684749B2 (ja) | 1996-03-26 | 1997-03-25 | ポリエステルフィルムおよびその製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP8-70396 | 1996-03-26 | ||
| JP7039696 | 1996-03-26 | ||
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|---|---|---|---|---|
| KR20190091449A (ko) * | 2016-12-22 | 2019-08-06 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 탄산칼슘용 분산제, 탄산칼슘 조성물, 열가소성 수지 조성물 및 성형체 |
| CN116693918A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-09-05 | 深圳市霁星科技有限公司 | 一种高阻隔聚酯薄膜的制造方法 |
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-
1997
- 1997-03-25 JP JP07199097A patent/JP3684749B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPWO2018116812A1 (ja) * | 2016-12-22 | 2019-10-24 | Dic株式会社 | 炭酸カルシウム用分散剤、炭酸カルシウム組成物、熱可塑性樹脂組成物及び成型体 |
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| CN116693918A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-09-05 | 深圳市霁星科技有限公司 | 一种高阻隔聚酯薄膜的制造方法 |
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