JPH09314697A - 解繊繊維表面層を有する発泡チップ製品ならびにその製法および解繊繊維と接着剤の混合方法 - Google Patents
解繊繊維表面層を有する発泡チップ製品ならびにその製法および解繊繊維と接着剤の混合方法Info
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
Abstract
である反毛品を使用し、軽量で、成形性がよく、表面剛
性が高く、断熱および遮音特性等の優れた特性を有する
製品ならびにその製法を提案する。 【解決手段】 軟質または半硬質の合成樹脂発泡体のチ
ップをウレタン系接着剤を介して圧縮固化した発泡チッ
プ本体層20と、解繊された反毛繊維をウレタン系接着
剤を介して圧縮固化した解繊繊維表面層31を含み、前
記本体層と表面層が一体に所定形状に成形されてなる。
Description
有する発泡チップ製品ならびにその製法および解繊繊維
と接着剤の混合方法に関する。
発泡品の廃棄物である廃棄ポリウレタンを再利用するこ
とが行われている。一般にポリウレタン発泡品はイソシ
アネートの架橋反応によって成形されたものであるか
ら、これを再びポリウレタン材料としてリサイクル利用
することは困難である。そこで、従来からポリウレタン
廃棄物を破砕したチップを適宜の接合剤と混合して所定
形状に成形することが提案されている。この一つとし
て、椅子やマットレス等のクッション材に用いられるク
ッションパッド製品が知られている。
を反毛機によって解繊し綿状とした反毛品を適宜の接合
剤とともに所定形状に成形してフェルト状物を得ること
が行われている。
反毛品はそれぞれ単独で再利用されているので、その用
途としても、それぞれクッション体やフェルト状物に限
られているのが現状である。
これらの合成樹脂発泡体の廃棄物と繊維製品の廃棄物で
ある反毛品を組合わせて使用することによって、軽量で
しかも表面剛性が高く、かつ断熱および遮音特性等の特
性に優れた製品ならびにその製法を提案しようとするも
のである。また、併せて、前記製法において、解繊繊維
と接着剤の効果的で効率のよい混合方法を提案しようと
するものである。
明は、軟質または半硬質の合成樹脂発泡体のチップをウ
レタン系接着剤を介して圧縮固化した発泡チップ本体層
と、解繊された反毛繊維をウレタン系接着剤を介して圧
縮固化した解繊繊維表面層を含み、前記本体層と表面層
が一体に所定形状に成形されてなることを特徴とする解
繊繊維層を有する発泡チップ製品に係る。
質の合成樹脂発泡体のチップのウレタン系接着剤を塗布
し混合して発泡チップ本体材を得る工程と、解繊された
反毛繊維にウレタン系接着剤を塗布し混合して解繊繊維
表面材を得る工程と、前記発泡チップ本体材と解繊繊維
表面材をプレス型内に積層配置し、これらに水分と熱を
導入して前記ウレタン系接着剤を反応させつつ所定形状
に一体にプレス成形する工程とを含むことを特徴とする
解繊繊維層を有する発泡チップ製品に製法に係る。
記プレス成形工程で必要な表皮材または裏打材と一体に
成形することを含む。
状体を第1解繊機によってほぐす予備ほぐし工程と、前
記予備ほぐし工程によってほぐされた解繊繊維を混合機
内に導入してこれに接着剤を塗布しつつ混合する工程
と、前記混合工程によって接着剤を塗布された解繊繊維
をさらに第2解繊機によってほぐし解繊繊維に接着剤を
からませる工程とを含むことを特徴とする解繊繊維と接
着剤の混合方法に係る。
を詳細に説明する。図1はこの発明によって得られた製
品の一例である自動車用床マット製品の一部斜視図、図
2は前記自動車用床マット製品の製造工程を示す流れ図
である。
1に例示した自動車用床マット製品Mのように、軟質ま
たは半硬質の合成樹脂発泡体のチップ21をウレタン系
接着剤を介して圧縮固化した発泡チップ本体層20と、
解繊された反毛繊維31をウレタン系接着剤を介して圧
縮固化した解繊繊維表面層30を含み、前記本体層20
と表面層30が一体に所定形状に成形されたものであ
る。
室の床板等に載置されるもので、上面10A側が平坦な
解繊繊維表面層30よりなり、下面側10Bが発泡チッ
プ本体層20よりなり、この発泡チップ本体層20には
車室床板の凹凸に合致する凹凸部25が形成されてい
る。上面10A側の平坦な解繊繊維表面層30は解繊さ
れた反毛繊維31が圧縮固化された緻密な層で、軽量で
あるが堅い剛性を有している。この例ではこの解繊繊維
表面層30は厚みが2ないし10mmで、比重は概ね
0.1ないし0.4である。また、発泡チップ本体層2
0は軟質または半硬質の合成樹脂発泡体のチップ21が
圧縮固化された硬化層で軽量でかつ弾性を有している。
この例ではこの発泡チップ本体層20は厚みが10ない
し50mmで、比重は圧縮成形部分によって異なるが、
概ね0.05ないし0.15で、平均では0.1前後で
ある。
軟質または半硬質の合成樹脂発泡体のチップ21をウレ
タン系接着剤を介して圧縮固化した発泡チップ本体層2
0と、解繊された反毛繊維31をウレタン系接着剤を介
して圧縮固化した解繊繊維表面層30との積層構造より
なるものであるから、次のような製品特性を有する。 a.表面層が細い反毛繊維の圧縮固化された緻密な層か
らなるので、剛性があり、強靱で、保形性が高く、局部
的に大きな荷重がかかっても容易に変形せず、かつ復元
性が高い。 b.表面層が細かい反毛繊維の圧縮固化された緻密な層
からなるので、熱や音を遮断する。 c.一方、本体層が軟質または半硬質の合成樹脂発泡体
チップの圧縮固化された層からなるので、弾性(クッシ
ョン性)がある。 d.本体層が軟質または半硬質の合成樹脂発泡体チップ
の圧縮固化された層からなり微細な空気層が介在される
ので、熱や音を吸収する。 e.本体層が軟質または半硬質の合成樹脂発泡体チップ
より構成されるので、成形性がよい。 f.上のaないしeの組合わせによって、成形性がよ
く、表面剛性が高く、断熱および遮音特性に優れた製品
を得ることができる。
2に従って説明する。この製法は、請求項2に記載した
発明であって、発泡チップ本体材を得る工程と、解繊繊
維表面材を得る工程と、前記発泡チップ本体材と解繊繊
維表面材を所定形状に一体にプレス成形する工程とを含
む。
と、この発泡体チップ本体材は発泡ウレタン等の軟質ま
たは半硬質の合成樹脂発泡体の廃棄物チップを原料とす
る。ポリウレタン成形分野等で排出された廃棄ポリウレ
タンフォームは、ドラムチッパやカッタ等の破砕機によ
って、概略5ないし20mm程度の小片(チップ)に破
砕される。チップ形状としては破砕工程の相違によって
長細形状とか略球形状のものがある。また、合成樹脂の
発泡体は軟質のものと半硬質のものとを混合使用して、
適度な硬度とすることができる。実施例での混合比率は
軟質50%、半硬質50%である。
のウレタン系接着剤と混合される。この混合に際して
は、ミキサー等の内部でウレタン系接着剤を噴霧しなが
ら攪拌することが好ましい。
と、従来から繊維製品の廃棄物を反毛機によって解繊し
綿状の反毛品とすることが行われているが、この解繊さ
れた反毛繊維が使用される。そして、この反毛繊維と接
着材が混合されるのであるが、微細な繊維の綿状の塊状
物に対して液状ないし霧状の接着材を塗布、塗着するこ
とは容易でない。しかしながら、この反毛繊維への接着
材の塗布が有効になされないと、成形後に繊維層表面が
毛羽立ってばさついたりあるいは繊維束が抜けたりして
商品価値を大きく損ねる。そこで、請求項4に記載の混
合方法が提案される。
って、所定量に計量された解繊繊維の塊状体を第1解繊
機によって予備ほぐしが行われる。この接着剤混合の直
前に予備ほぐしを行うことによって、輸送あるいは保管
等によって圧縮されからまり合っていた解繊繊維をばら
けさせ、接着剤の塗布空間を大きくとることができ、後
の接着剤塗着が効果的かつ効率よくできるようになる。
この予備ほぐしは、解繊工程に使用されるところの、多
数の爪部を有する解繊ドラムからなる解繊機が有効に使
用される。
維は、次いで、ミキサー等の混合機内に導入され、ここ
で噴霧されるウレタン系接着剤と混合攪拌される。
れた解繊繊維は、さらに、第2解繊機にかけられてほぐ
される。この工程によって、解繊繊維表面に付着した接
着剤が十分になじみ、からまされる。このからみ工程に
おいても、前記した多数の爪部を有する解繊ドラムから
なる解繊機が有効に使用される。上のような接着剤混合
工程を経て各繊維の表面に接着剤が塗着された解繊繊維
表面材は、所定量を秤量した後、プレス成形工程へ送ら
れる。
系接着剤が塗布された所定量の発泡体チップ本体材およ
び解繊繊維表面材が、プレス成形型内に積層配置されて
プレス成形される。この工程では、各材料に塗布された
ウレタン系接着剤が反応するに十分な水分と熱が付与さ
れる。実施例では、図示しないが、下型に蒸気噴出孔が
形成されていて、上型による圧縮成形とともに該蒸気に
よってウレタン系接着剤が反応硬化するようになってい
る。下型から噴出される蒸気は型内の発泡体チップ本体
材および解繊繊維表面材に十分行き渡って、所定の硬化
時間経過とともに所定形状に一体に固化成形される。な
お、発泡体チップ本体材と解繊繊維表面材の積層比率お
よび圧縮率は、成形される製品の性質、物性によって適
宜決定されることはいうまでもない。
3に記載したように、製品に用いられる表皮材または裏
打材と一体成形することが可能である。これらの表皮材
または裏打材は、特に接着剤を必要とすることなく、し
かも効率よく所定の形状に一体に付着形成される。プレ
ス成形後、脱型された成形品は、必要な仕上げ工程を経
て製品となる。
発明にあっては、合成樹脂発泡体の廃棄物と繊維製品の
廃棄物である反毛品を使用し、軽量で、成形性がよく、
表面剛性が高く、断熱および遮音特性等の優れた特性を
備えた解繊繊維表面層を有する発泡チップ製品を得るこ
とができる。
表面層を有する発泡チップ製品を簡単かつ容易に効率よ
く製造することができる。
品質に大きな影響を与える解繊繊維と接着剤の混合を効
果的かつ効率よく行うことができる。
動車用床マット製品の一部斜視図である。
流れ図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 軟質または半硬質の合成樹脂発泡体のチ
ップをウレタン系接着剤を介して圧縮固化した発泡チッ
プ本体層と、解繊された反毛繊維をウレタン系接着剤を
介して圧縮固化した解繊繊維表面層を含み、前記本体層
と表面層が一体に所定形状に形成されてなることを特徴
とする解繊繊維層を有する発泡チップ製品。 - 【請求項2】 軟質または半硬質の合成樹脂発泡体のチ
ップをウレタン系接着剤を塗布し混合して発泡チップ本
体材を得る工程と、 解繊された反毛繊維にウレタン系接着剤を塗布し混合し
て解繊繊維表面材を得る工程と、 前記発泡チップ本体材と解繊繊維表面材をプレス型内に
積層配置し、これらに水分と熱を導入して前記ウレタン
系接着剤を反応させつつ所定形状に一体にプレス成形す
る工程とを含むことを特徴とする解繊繊維層を有する発
泡チップ製品の製法。 - 【請求項3】 請求項2において、前記プレス成形工程
で必要な表皮材または裏打材と一体にプレス成形する解
繊繊維層を有する発泡チップ製品の製法。 - 【請求項4】 解繊繊維の塊状体を第1解繊機によって
ほぐす予備ほぐし工程と、 前記予備ほぐし工程によってほぐされた解繊繊維を混合
機内に導入してこれに接着剤を塗布しつつ混合する工程
と、 前記混合工程によって接着剤を塗布された解繊繊維をさ
らに第2解繊機によってほぐし解繊繊維に接着剤をから
ませる工程とを含むことを特徴とする解繊繊維と接着剤
の混合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16372396A JP3385352B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 解繊繊維表面層を有する発泡チップ製品の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16372396A JP3385352B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 解繊繊維表面層を有する発泡チップ製品の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09314697A true JPH09314697A (ja) | 1997-12-09 |
| JP3385352B2 JP3385352B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=15779448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16372396A Expired - Lifetime JP3385352B2 (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 解繊繊維表面層を有する発泡チップ製品の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3385352B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100316362B1 (ko) * | 1999-06-01 | 2001-12-12 | 박기성 | 폐플라스틱을 이용한 대체 목재 방음판의 제작방법 및 방음판 구조 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP16372396A patent/JP3385352B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100316362B1 (ko) * | 1999-06-01 | 2001-12-12 | 박기성 | 폐플라스틱을 이용한 대체 목재 방음판의 제작방법 및 방음판 구조 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3385352B2 (ja) | 2003-03-10 |
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