JPH0931554A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents
焼結鉱の製造方法Info
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- JPH0931554A JPH0931554A JP17776995A JP17776995A JPH0931554A JP H0931554 A JPH0931554 A JP H0931554A JP 17776995 A JP17776995 A JP 17776995A JP 17776995 A JP17776995 A JP 17776995A JP H0931554 A JPH0931554 A JP H0931554A
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- Japan
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- firing
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- completion point
- sinter
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼結鉱の歩留り向上および廃熱回収ボイラー
の蒸気回収量の増加を図ることのできる焼結機巾方向均
一焼成方法を提供する。 【解決手段】 焼結機排鉱部近傍の焼成層上面22aに
空気の吸引を閉鎖する閉鎖板25を焼結機パレット6の
幅方向に複数枚に分割して設け、各風箱の幅方向に複数
設けた温度計30の情報に基づいて各幅方向の焼成完了
点を求め、その焼成完了点により前記閉鎖板の位置を調
整する焼結機幅方向均一焼成方法。 【効果】短時間で焼成完了点の差が減少し、歩留りが向
上、クーラー部ボイラーの蒸気回収量の増加および電力
原単位の減少が得られる。
の蒸気回収量の増加を図ることのできる焼結機巾方向均
一焼成方法を提供する。 【解決手段】 焼結機排鉱部近傍の焼成層上面22aに
空気の吸引を閉鎖する閉鎖板25を焼結機パレット6の
幅方向に複数枚に分割して設け、各風箱の幅方向に複数
設けた温度計30の情報に基づいて各幅方向の焼成完了
点を求め、その焼成完了点により前記閉鎖板の位置を調
整する焼結機幅方向均一焼成方法。 【効果】短時間で焼成完了点の差が減少し、歩留りが向
上、クーラー部ボイラーの蒸気回収量の増加および電力
原単位の減少が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼結鉱の歩留の
向上および廃熱回収ボイラーの蒸気回収量の増加を図る
ことのできる焼結鉱の製造方法に関するものである。
向上および廃熱回収ボイラーの蒸気回収量の増加を図る
ことのできる焼結鉱の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粉鉄鉱石、媒溶剤としての石灰石粉およ
び熱源としての粉コークスを所定の割合で配合し、これ
に適量の水分を添加、混合し、造粒した焼結原料は、連
続式焼成炉(以下、焼結機という。)で焼成された後、
冷却、破砕、整粒されて焼結鉱となる。
び熱源としての粉コークスを所定の割合で配合し、これ
に適量の水分を添加、混合し、造粒した焼結原料は、連
続式焼成炉(以下、焼結機という。)で焼成された後、
冷却、破砕、整粒されて焼結鉱となる。
【0003】焼結機において、焼結原料は焼成炉の給鉱
部で移動するパレット上に装入された後、一定の装入高
さにその上表面を平らに均される。その後、点火炉で焼
結原料の上層の粉コークスに点火される。焼結原料層の
上表面に生じた粉コークスの燃焼ゾーンは、パレットの
移動とともに下向き吸引により徐々に下降し、焼成が完
了した後、排鉱部でパレットが反転し、パレット上の焼
成物が排鉱される。焼結機における焼結原料層の焼成
は、焼成の完了位置を風箱の排風温度から求め、焼成完
了位置が、排鉱部近くの一定の風箱上に位置するように
パレットの移動速度を制御することにより行われてい
る。
部で移動するパレット上に装入された後、一定の装入高
さにその上表面を平らに均される。その後、点火炉で焼
結原料の上層の粉コークスに点火される。焼結原料層の
上表面に生じた粉コークスの燃焼ゾーンは、パレットの
移動とともに下向き吸引により徐々に下降し、焼成が完
了した後、排鉱部でパレットが反転し、パレット上の焼
成物が排鉱される。焼結機における焼結原料層の焼成
は、焼成の完了位置を風箱の排風温度から求め、焼成完
了位置が、排鉱部近くの一定の風箱上に位置するように
パレットの移動速度を制御することにより行われてい
る。
【0004】図4は、焼成完了点を求める方法の説明図
である。図4において、5は点火炉、7は風箱、8は風
箱に吸引されてくる排風を集合して図示しない主排風機
に導く主ダクトである。風箱7は焼結機のパレット下
に、点火炉5から排鉱部の間にわたって多数設けられて
いる。風箱7には排風温度を計るための温度計が設けら
れている。特に、排風温度が高くなる排鉱部近くの風箱
NO.Xn-3 ,Xn-2 ,Xn-1 ,Xn の風箱には、その
中央、幅方向に複数個の温度計(図4の例では5個)が
設けられており、風箱の幅方向(以下、幅方向とい
う。)の温度分布を計ることができるようになってい
る。給鉱部でパレットに装入された焼結原料20が点火
炉5を通過するとき、点火され、その上表面に粉コーク
スの燃焼ゾーン21が生じる。この燃焼ゾーンは、パレ
ットの移動とともに下向き吸引によって、その高さ方向
の厚さを増加しつつ徐々に下降する。燃焼ゾーン21の
上部に焼成層22ができる。この焼成層22は、パレッ
トの移動とともに高さ方向の厚さを増加し、排鉱部近く
で全高が焼成層となる。このように焼結原料の焼成が進
行するので、排風温度の推移は下のグラフのようにな
る。即ち、風箱NO.Xn-5 (以下、Xn-5 等と略称す
る。)まで排風温度は一定で推移し、Xn-4 で上昇を始
め、Xn-2 でT1 、Xn-1 でT2 と上昇し、Xn でT3
と下降する。なお、T1〜T3 は幅方向中央位置の排風
温度である。このT1 〜T3 を結ぶ曲線は破線で示す放
物線とみなすことができる。そこで、次式でT1 〜T3
から排風温度の極大となる位置P0 を求め、この位置を
焼成完了点としている。
である。図4において、5は点火炉、7は風箱、8は風
箱に吸引されてくる排風を集合して図示しない主排風機
に導く主ダクトである。風箱7は焼結機のパレット下
に、点火炉5から排鉱部の間にわたって多数設けられて
いる。風箱7には排風温度を計るための温度計が設けら
れている。特に、排風温度が高くなる排鉱部近くの風箱
NO.Xn-3 ,Xn-2 ,Xn-1 ,Xn の風箱には、その
中央、幅方向に複数個の温度計(図4の例では5個)が
設けられており、風箱の幅方向(以下、幅方向とい
う。)の温度分布を計ることができるようになってい
る。給鉱部でパレットに装入された焼結原料20が点火
炉5を通過するとき、点火され、その上表面に粉コーク
スの燃焼ゾーン21が生じる。この燃焼ゾーンは、パレ
ットの移動とともに下向き吸引によって、その高さ方向
の厚さを増加しつつ徐々に下降する。燃焼ゾーン21の
上部に焼成層22ができる。この焼成層22は、パレッ
トの移動とともに高さ方向の厚さを増加し、排鉱部近く
で全高が焼成層となる。このように焼結原料の焼成が進
行するので、排風温度の推移は下のグラフのようにな
る。即ち、風箱NO.Xn-5 (以下、Xn-5 等と略称す
る。)まで排風温度は一定で推移し、Xn-4 で上昇を始
め、Xn-2 でT1 、Xn-1 でT2 と上昇し、Xn でT3
と下降する。なお、T1〜T3 は幅方向中央位置の排風
温度である。このT1 〜T3 を結ぶ曲線は破線で示す放
物線とみなすことができる。そこで、次式でT1 〜T3
から排風温度の極大となる位置P0 を求め、この位置を
焼成完了点としている。
【0005】
【数1】
【0006】このようにして求めた幅方向の焼成完了点
の分布は、、幅方向の吸引風量の違いにより側部で最も
早く焼成が完了し、中央で焼成が最も遅く焼成が完了す
るため、P0 〜P4 のようにバラツキを持っている。こ
の場合、焼結機のパレット移動速度は,最も遅く焼成が
完了する中央の焼成完了点P0 が目標位置(例えば、X
n-1 ;未焼成物が排鉱されない位置)になるように制御
している。焼成完了点の幅方向のバラツキが、大きいと
生産率および歩留りの低下につながる。
の分布は、、幅方向の吸引風量の違いにより側部で最も
早く焼成が完了し、中央で焼成が最も遅く焼成が完了す
るため、P0 〜P4 のようにバラツキを持っている。こ
の場合、焼結機のパレット移動速度は,最も遅く焼成が
完了する中央の焼成完了点P0 が目標位置(例えば、X
n-1 ;未焼成物が排鉱されない位置)になるように制御
している。焼成完了点の幅方向のバラツキが、大きいと
生産率および歩留りの低下につながる。
【0007】幅方向の焼成を均一化するものが、特開平
4−329838号公報に開示されている。これは、焼
結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部との間で測定さ
れた幅方向各位置における排風温度の巾方向差がなくな
るように、給鉱部幅方向の分割ゲート開度の幅方向差を
操作して給鉱部原料装入嵩高の幅方向差を調節する焼結
機の操業方法において、幅方向各分割ゲートの開度絶対
値の幅方向の平均値が予め設定した所定値近傍となるよ
うに、幅方向の分割ゲート開度の幅方向差を操作する方
法である。
4−329838号公報に開示されている。これは、焼
結機の排風温度立ち上がり位置と排鉱部との間で測定さ
れた幅方向各位置における排風温度の巾方向差がなくな
るように、給鉱部幅方向の分割ゲート開度の幅方向差を
操作して給鉱部原料装入嵩高の幅方向差を調節する焼結
機の操業方法において、幅方向各分割ゲートの開度絶対
値の幅方向の平均値が予め設定した所定値近傍となるよ
うに、幅方向の分割ゲート開度の幅方向差を操作する方
法である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−32983
8号に記載される方法は、排鉱部近くの幅方向の排風温
度により給鉱部幅方向の分割ゲートの開度を操作するも
のであるが、分割ゲートを開度操作しても、その原料が
焼成完了点まで到着するのに時間がかかるので、均一化
するための応答性が遅いという問題点がある。
8号に記載される方法は、排鉱部近くの幅方向の排風温
度により給鉱部幅方向の分割ゲートの開度を操作するも
のであるが、分割ゲートを開度操作しても、その原料が
焼成完了点まで到着するのに時間がかかるので、均一化
するための応答性が遅いという問題点がある。
【0009】一方、焼成完了後において、焼成完了点か
ら最終風箱の間、焼成層を通して空気が吸引されるた
め、主ブロワーでの消費電力を増加させており、また焼
成層の冷却が進むため、クーラーにおいて廃熱回収を行
っている場合は、回収熱量の低下をまねいている。
ら最終風箱の間、焼成層を通して空気が吸引されるた
め、主ブロワーでの消費電力を増加させており、また焼
成層の冷却が進むため、クーラーにおいて廃熱回収を行
っている場合は、回収熱量の低下をまねいている。
【0010】本発明は、幅方向の焼成の均一化を短時間
で行え、また主ブロワーの消費電力の低減および廃熱回
収量の増加を図ることのできる方法を提供することを目
的とする。
で行え、また主ブロワーの消費電力の低減および廃熱回
収量の増加を図ることのできる方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、焼結機風箱
の幅方向の温度を複数点測定し、測定された温度から各
幅方向対応部分における焼成完了点を求め、焼成完了点
以後においては、焼成層からの空気の吸引を制限して焼
結鉱を製造する焼結鉱の製造方法、及び焼結機排鉱部近
傍の焼成層上面に空気の吸引を閉鎖する閉鎖板を焼結機
パレットの幅方向に複数枚に分割して設け、各風箱の幅
方向にわたって複数点測定された温度に基づいて各閉鎖
板に対応する幅方向の焼成完了点を求め、その焼成完了
点に応じて前記閉鎖板の位置を調整することを特徴とす
る焼結鉱の製造方法により達成される。
の幅方向の温度を複数点測定し、測定された温度から各
幅方向対応部分における焼成完了点を求め、焼成完了点
以後においては、焼成層からの空気の吸引を制限して焼
結鉱を製造する焼結鉱の製造方法、及び焼結機排鉱部近
傍の焼成層上面に空気の吸引を閉鎖する閉鎖板を焼結機
パレットの幅方向に複数枚に分割して設け、各風箱の幅
方向にわたって複数点測定された温度に基づいて各閉鎖
板に対応する幅方向の焼成完了点を求め、その焼成完了
点に応じて前記閉鎖板の位置を調整することを特徴とす
る焼結鉱の製造方法により達成される。
【0012】例えば、図3に示すように、風箱の各幅方
向の焼成完了点(P0 ,P1 ,P2,P3 ,P4 )を求
めた後、各焼成完了点以降の焼成層の上面22aを風箱
の幅方向に分割した閉鎖板25a,25b,25c,2
5d,25eで覆えば、焼成完了点の位置する風箱X
n-1 の各閉鎖板毎の幅方向領域26a,26b,26
c,26d,26eの面積が調整される。即ち、焼成が
早く完了した幅方向領域(例えば、26a)の吸引風量
が少なくなり、焼成が遅く完了した幅方向領域(例え
ば、26c)の吸引風量が多くなる。従って、焼成が遅
く完了した幅方向領域26aの焼成完了点P0 の後退量
l0 は大きく、焼成が早く完了した幅方向領域26aの
焼成完了点P3 の後退量l3 は小さくなるから、変化後
の焼成完了点(P0 ’,P1 ’,P2 ’,P3 ’,
P4 ’)のバラツキが小さくなる。即ち、短時間で幅方
向の焼成が均一化される。
向の焼成完了点(P0 ,P1 ,P2,P3 ,P4 )を求
めた後、各焼成完了点以降の焼成層の上面22aを風箱
の幅方向に分割した閉鎖板25a,25b,25c,2
5d,25eで覆えば、焼成完了点の位置する風箱X
n-1 の各閉鎖板毎の幅方向領域26a,26b,26
c,26d,26eの面積が調整される。即ち、焼成が
早く完了した幅方向領域(例えば、26a)の吸引風量
が少なくなり、焼成が遅く完了した幅方向領域(例え
ば、26c)の吸引風量が多くなる。従って、焼成が遅
く完了した幅方向領域26aの焼成完了点P0 の後退量
l0 は大きく、焼成が早く完了した幅方向領域26aの
焼成完了点P3 の後退量l3 は小さくなるから、変化後
の焼成完了点(P0 ’,P1 ’,P2 ’,P3 ’,
P4 ’)のバラツキが小さくなる。即ち、短時間で幅方
向の焼成が均一化される。
【0013】また、各焼成完了点以降の焼成層の上面を
閉鎖板で覆うことにより、閉鎖板で覆われた領域から空
気の吸引が無くなるから、諸ブロワーの消費電力が減少
する。また、焼成完了点以降の焼成層の冷却が、抑制さ
れるからクーラーに供給される焼結鉱の温度が上がり、
廃熱回収量が増加する。
閉鎖板で覆うことにより、閉鎖板で覆われた領域から空
気の吸引が無くなるから、諸ブロワーの消費電力が減少
する。また、焼成完了点以降の焼成層の冷却が、抑制さ
れるからクーラーに供給される焼結鉱の温度が上がり、
廃熱回収量が増加する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の例を以下に
説明する。図1は、本発明方法を説明する設備概要図で
ある。図1において、焼結原料は、ミキサーおよびペレ
タイザー1で混合、造粒されて焼結機4の給鉱部のサー
ジホッパー2に供給される。3は床敷ホッパーである。
焼結原料はサージホッパー2からパレット6に装入さ
れ、点火炉5で表面に点火されて排鉱部に向かって移動
してゆく。一方、移動するパレット上の焼結原料層を通
して空気が下向きに吸引され、焼結原料中の粉コークス
を燃焼させ、排風となって風箱7に入る。点火炉5と排
鉱部の間のパレット下に多数の風箱7が配置されてい
る。排風は風箱7から連絡管7aを介して主ダクト8に
入る。主ダクトの排風は、電気集塵機9で除塵され、主
ブロワー10で吸引され、煙突11を通って大気中に排
出される。
説明する。図1は、本発明方法を説明する設備概要図で
ある。図1において、焼結原料は、ミキサーおよびペレ
タイザー1で混合、造粒されて焼結機4の給鉱部のサー
ジホッパー2に供給される。3は床敷ホッパーである。
焼結原料はサージホッパー2からパレット6に装入さ
れ、点火炉5で表面に点火されて排鉱部に向かって移動
してゆく。一方、移動するパレット上の焼結原料層を通
して空気が下向きに吸引され、焼結原料中の粉コークス
を燃焼させ、排風となって風箱7に入る。点火炉5と排
鉱部の間のパレット下に多数の風箱7が配置されてい
る。排風は風箱7から連絡管7aを介して主ダクト8に
入る。主ダクトの排風は、電気集塵機9で除塵され、主
ブロワー10で吸引され、煙突11を通って大気中に排
出される。
【0015】パレット6上の焼結原料層は点火炉5から
排鉱部近くの風箱に移動する間に、焼結原料層の全高さ
を焼成されて、排鉱部で反転するパレット6から排出さ
れる。排出された焼成物は、一次破砕機で破砕されてク
ーラー13に供給され、空気冷却により冷却され、次工
程に送られる。14は、クーラーに供給された焼成物の
冷却により得られる高温空気の廃熱を回収して蒸気を発
生させるクーラー部ボイラーである。
排鉱部近くの風箱に移動する間に、焼結原料層の全高さ
を焼成されて、排鉱部で反転するパレット6から排出さ
れる。排出された焼成物は、一次破砕機で破砕されてク
ーラー13に供給され、空気冷却により冷却され、次工
程に送られる。14は、クーラーに供給された焼成物の
冷却により得られる高温空気の廃熱を回収して蒸気を発
生させるクーラー部ボイラーである。
【0016】本発明方法は、上記の設備において、焼結
機4の排鉱部近傍の焼成層からの空気の吸引を制限する
ことにより、即ち、焼成層上面に空気の吸引を閉鎖する
閉鎖板25をパレットの幅方向に分割して設けることに
より行うものである。次に、本発明方法を以下に説明す
る。
機4の排鉱部近傍の焼成層からの空気の吸引を制限する
ことにより、即ち、焼成層上面に空気の吸引を閉鎖する
閉鎖板25をパレットの幅方向に分割して設けることに
より行うものである。次に、本発明方法を以下に説明す
る。
【0017】図2は、閉鎖板を設けた排鉱部近くの焼成
層を上から見た状態を示している。図2において、6a
はパレットの側板を示し、Xn は最終風箱、Xn-1 は最
終風箱Xn の一つ前の風箱、Xn-2 は最終風箱Xn の二
つ手前の風箱を示し、風箱の境界は破線Bで示してい
る。風箱Xn-1 の中央位置を焼成完了点の目標位置とし
て、風箱Xn-1 とこの前後の風箱Xn-1 、Xn のそれぞ
れの中央の幅方向において等間隔に排風温度を測定する
5個の温度計30を設けている。風箱Xn-1 およびXn
(最終風箱)の上の焼成層上面22aに、風箱の幅方向
に5枚に分割した閉鎖板25a,25b,25c,25
d,25eを設けてある。これらの閉鎖板25a〜25
eは、前記温度計30の取付け中心に閉鎖板の幅中心を
合わせた細長い板であり、それぞれの閉鎖板は上下動手
段およびパレット進行方向移動手段によりパレット進行
方向に移動可能に支持されている。
層を上から見た状態を示している。図2において、6a
はパレットの側板を示し、Xn は最終風箱、Xn-1 は最
終風箱Xn の一つ前の風箱、Xn-2 は最終風箱Xn の二
つ手前の風箱を示し、風箱の境界は破線Bで示してい
る。風箱Xn-1 の中央位置を焼成完了点の目標位置とし
て、風箱Xn-1 とこの前後の風箱Xn-1 、Xn のそれぞ
れの中央の幅方向において等間隔に排風温度を測定する
5個の温度計30を設けている。風箱Xn-1 およびXn
(最終風箱)の上の焼成層上面22aに、風箱の幅方向
に5枚に分割した閉鎖板25a,25b,25c,25
d,25eを設けてある。これらの閉鎖板25a〜25
eは、前記温度計30の取付け中心に閉鎖板の幅中心を
合わせた細長い板であり、それぞれの閉鎖板は上下動手
段およびパレット進行方向移動手段によりパレット進行
方向に移動可能に支持されている。
【0018】そして、風箱Xn-2 、Xn-1 およびXn の
それぞれ5個の温度計30の測定値から、風箱幅方向の
焼成完了点P3 ,P1 ,P0 ,P2 ,P4 が求められ
る。その後、各閉鎖板25a,25b,25c,25
d,25eの給鉱側の端部を、それぞれの該当する焼成
完了点まで移動し、焼成層上面22aに置く。これによ
り、各焼成完了点は、閉鎖板移動後2〜3分で給鉱側に
移動し、且つ幅方向のバラツキが小さくなる。
それぞれ5個の温度計30の測定値から、風箱幅方向の
焼成完了点P3 ,P1 ,P0 ,P2 ,P4 が求められ
る。その後、各閉鎖板25a,25b,25c,25
d,25eの給鉱側の端部を、それぞれの該当する焼成
完了点まで移動し、焼成層上面22aに置く。これによ
り、各焼成完了点は、閉鎖板移動後2〜3分で給鉱側に
移動し、且つ幅方向のバラツキが小さくなる。
【0019】
【実施例】本発明方法を、パレット幅;5m,有効火格
子長;80m,風箱個数;23、一つの風箱長さ;2.
5mの焼結機で、装入厚さ;560mm,パレット速
度;3.0m/min,生産率;1.90t/m2 .h
rの操業条件で実施した。そのときの幅方向焼成完了点
のバラツキ等の諸元を本発明実施前後について比較した
ものを表1に示す。
子長;80m,風箱個数;23、一つの風箱長さ;2.
5mの焼結機で、装入厚さ;560mm,パレット速
度;3.0m/min,生産率;1.90t/m2 .h
rの操業条件で実施した。そのときの幅方向焼成完了点
のバラツキ等の諸元を本発明実施前後について比較した
ものを表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】本発明実施により、幅方向の焼成完了点の
差(最大−最小)は、1.0風箱長さ(1.0×2.5
m=2.5m)減少し、歩留りは1%向上し、クーラー
部ボイラーの冷却空気の入口温度が20℃上昇して蒸気
回収量は2.5kg/t増加し、また電力原単位が0.
6kwh/t減少した。
差(最大−最小)は、1.0風箱長さ(1.0×2.5
m=2.5m)減少し、歩留りは1%向上し、クーラー
部ボイラーの冷却空気の入口温度が20℃上昇して蒸気
回収量は2.5kg/t増加し、また電力原単位が0.
6kwh/t減少した。
【0022】
【発明の効果】本発明は、焼成完了点のバラツキに合わ
せて分割閉鎖板の位置を調整する等により焼成層からの
空気の吸引を制限するようにしたから、短時間で焼成完
了点の差が減少し、歩留りが向上し、クーラー部ボイラ
ーの蒸気回収量が増加し、また電力原単位が減少すると
いう効果が得られる。
せて分割閉鎖板の位置を調整する等により焼成層からの
空気の吸引を制限するようにしたから、短時間で焼成完
了点の差が減少し、歩留りが向上し、クーラー部ボイラ
ーの蒸気回収量が増加し、また電力原単位が減少すると
いう効果が得られる。
【図1】本発明方法を説明する設備概要図である。
【図2】本発明に係る閉鎖板を設けた排鉱部近くの焼成
層を上から見た状態を示す図である。
層を上から見た状態を示す図である。
【図3】本発明に係る閉鎖板による焼成完了点の変化を
説明する図である。
説明する図である。
【図4】焼成完了点の求め方の説明図である。
4 焼結機 6 パレット 6a パレット側板 7 風箱 14 クーラー部ボイラー 22 焼成層 22a 焼成層上面 25 閉鎖板 25a〜25e 分割閉鎖板 30 温度計
Claims (2)
- 【請求項1】 焼結機風箱の幅方向の温度を複数点測定
し、測定された温度から各幅方向対応部分における焼成
完了点を求め、焼成完了点以後においては、焼成層から
の空気の吸引を制限して焼結鉱を製造する焼結鉱の製造
方法。 - 【請求項2】 焼結機排鉱部近傍の焼成層上面に空気の
吸引を閉鎖する閉鎖板を焼結機パレットの幅方向に複数
枚に分割して設け、各風箱の幅方向にわたって複数点測
定された温度に基づいて各閉鎖板に対応する幅方向の焼
成完了点を求め、その焼成完了点に応じて前記閉鎖板の
位置を調整することを特徴とする焼結鉱の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17776995A JPH0931554A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 焼結鉱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17776995A JPH0931554A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 焼結鉱の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0931554A true JPH0931554A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16036809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17776995A Pending JPH0931554A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 焼結鉱の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0931554A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022084552A (ja) * | 2020-11-26 | 2022-06-07 | フェッテ コンパクティング ゲーエムベーハー | 粉体生成物を連続処理するシステムのための粉体ブレンダ |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17776995A patent/JPH0931554A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022084552A (ja) * | 2020-11-26 | 2022-06-07 | フェッテ コンパクティング ゲーエムベーハー | 粉体生成物を連続処理するシステムのための粉体ブレンダ |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |