JPH09315963A - コンタクトレンズおよびその製造方法、組成物 - Google Patents
コンタクトレンズおよびその製造方法、組成物Info
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- JPH09315963A JPH09315963A JP8356762A JP35676296A JPH09315963A JP H09315963 A JPH09315963 A JP H09315963A JP 8356762 A JP8356762 A JP 8356762A JP 35676296 A JP35676296 A JP 35676296A JP H09315963 A JPH09315963 A JP H09315963A
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- desferrioxamine
- dfo
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
- G02B1/041—Lenses
- G02B1/043—Contact lenses
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- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 細菌の増殖を抑止するのに十分な量のデスフ
ェリオキサミンを眼内液に滲出させることができるコン
タクトレンズを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るヒドロゲルレンズは、滲出
可能な添加剤としてデスフェリオキサミンを吸収したポ
リマー性ヒドロゲル材料からつくられる。またこのよう
な添加剤を含有したポリマー材料をつくるには、ポリマ
ー材料を添加剤の溶液に浸漬する。
ェリオキサミンを眼内液に滲出させることができるコン
タクトレンズを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るヒドロゲルレンズは、滲出
可能な添加剤としてデスフェリオキサミンを吸収したポ
リマー性ヒドロゲル材料からつくられる。またこのよう
な添加剤を含有したポリマー材料をつくるには、ポリマ
ー材料を添加剤の溶液に浸漬する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレンズ
を製造するためのポリマー組成物であって、ポリマーヒ
ドロゲル材料とこのポリマー材料に吸収された滲出剤と
してのデスフェリオキサミン(desferrioxa
mine)を含有する組成物、コンタクトレンズおよび
その製造方法に関する。
を製造するためのポリマー組成物であって、ポリマーヒ
ドロゲル材料とこのポリマー材料に吸収された滲出剤と
してのデスフェリオキサミン(desferrioxa
mine)を含有する組成物、コンタクトレンズおよび
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3,787,378号、同第
4,668,506号、同第4,713,244号、同
第4,484,922号、同第4,931,279号お
よび同第5,213,801号にあるように、眼に治療
剤を投与するのに、ヒドロゲルコンタクトレンズを使用
することは業界で知られている。しかし、細菌の増殖を
抑止する薬剤としてデスフェリオキサミンをコンタクト
レンズに使用することは知られていない。デスフェリオ
キサミンは、抗マラリア剤としてヒトに使用されてきた
が、コンタクトレンズから涙液に滲出する薬剤として用
いられたことはない。
4,668,506号、同第4,713,244号、同
第4,484,922号、同第4,931,279号お
よび同第5,213,801号にあるように、眼に治療
剤を投与するのに、ヒドロゲルコンタクトレンズを使用
することは業界で知られている。しかし、細菌の増殖を
抑止する薬剤としてデスフェリオキサミンをコンタクト
レンズに使用することは知られていない。デスフェリオ
キサミンは、抗マラリア剤としてヒトに使用されてきた
が、コンタクトレンズから涙液に滲出する薬剤として用
いられたことはない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、眼を取り巻く液体に滲出することができるデスフェ
リオキサミンを吸収・含有する コンタクトレンズを提
供することである。また、本発明は、細菌の増殖を抑止
するのに十分な量のデスフェリオキサミンを眼内液に滲
出させることができるコンタクトレンズを提供すること
も目的とする。本発明の他の目的は、以下の発明の詳細
な説明から明らかになるであろう。
は、眼を取り巻く液体に滲出することができるデスフェ
リオキサミンを吸収・含有する コンタクトレンズを提
供することである。また、本発明は、細菌の増殖を抑止
するのに十分な量のデスフェリオキサミンを眼内液に滲
出させることができるコンタクトレンズを提供すること
も目的とする。本発明の他の目的は、以下の発明の詳細
な説明から明らかになるであろう。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、デスフェリオ
キサミン(以下「DFO」と略記することもある)を含
有するポリマーヒドロゲルを含むポリマー組成物を提供
するもので、デスフェリオキサミンはこのポリマー組成
物に吸収されており、かつこれから滲出することができ
る。このポリマー組成物は、コンタクトレンズの材料と
して特に有用である。本発明の特に優れた態様は、デス
フェリオキサミンをレンズ一個当り400mgの割合で
含有するポリマーヒドロゲルを材料とするコンタクトレ
ンズである。このような機能を最もよく発揮するコンタ
クトレンズは、35〜60%の水を含有するヒドロゲル
レンズである。眼内液のpHが約7.0〜7.4の場合
は、吸収されたデスフェリオキサミンの約40%が涙液
に滲出し、液中の細菌の増殖を抑える。
キサミン(以下「DFO」と略記することもある)を含
有するポリマーヒドロゲルを含むポリマー組成物を提供
するもので、デスフェリオキサミンはこのポリマー組成
物に吸収されており、かつこれから滲出することができ
る。このポリマー組成物は、コンタクトレンズの材料と
して特に有用である。本発明の特に優れた態様は、デス
フェリオキサミンをレンズ一個当り400mgの割合で
含有するポリマーヒドロゲルを材料とするコンタクトレ
ンズである。このような機能を最もよく発揮するコンタ
クトレンズは、35〜60%の水を含有するヒドロゲル
レンズである。眼内液のpHが約7.0〜7.4の場合
は、吸収されたデスフェリオキサミンの約40%が涙液
に滲出し、液中の細菌の増殖を抑える。
【0005】
【発明の実施の形態】デスフェリオキサミン(DFO)
は、ヒトやラットに対する抗マラリア剤として免疫抑制
を開始させたり(米国特許第5,158,979号およ
び同第5,302,598号)、一般に鉄のキレート剤
として用いられてきたが(米国特許第4,839,17
5号および同第4,863,964号)、細菌増殖抑止
剤して研究されたことはない。そこで、本発明において
は、DFOがコンタクトレンズに吸収されるかどうか、
そしてその後、眼の中に放出されて細菌の増殖を抑える
かどうかを試験・研究した。
は、ヒトやラットに対する抗マラリア剤として免疫抑制
を開始させたり(米国特許第5,158,979号およ
び同第5,302,598号)、一般に鉄のキレート剤
として用いられてきたが(米国特許第4,839,17
5号および同第4,863,964号)、細菌増殖抑止
剤して研究されたことはない。そこで、本発明において
は、DFOがコンタクトレンズに吸収されるかどうか、
そしてその後、眼の中に放出されて細菌の増殖を抑える
かどうかを試験・研究した。
【0006】この研究の初めには、眼の中にみられる細
菌の増殖を抑える上でDFOが有用かどうかを調べる試
験を行った。
菌の増殖を抑える上でDFOが有用かどうかを調べる試
験を行った。
【0007】〔実施例1〕DFOの溶液中にある微生物
の増殖を制御する能力を試験した。増殖用の培地は、
0.9%の生理食塩水と0.1%のペプトンを含むpH
7.1の水溶液とした。
の増殖を制御する能力を試験した。増殖用の培地は、
0.9%の生理食塩水と0.1%のペプトンを含むpH
7.1の水溶液とした。
【0008】この増殖用の培地は、デスフェリオキサミ
ン溶液のアッセイ(評価)において、対照として用い
た。試験用の溶液は、上述の増殖用培地に100mg/
mlのデスフェリオキサミンを加え、pHを7.1に調
整したものにした。対照用の溶液と試験用の溶液は、
0.2μのフィルタを通して殺菌した。インジケータに
した微生物Staphylococcus aureu
s(ATCC 6538)とPseudomonas
aeruginosa(ATCC 6538)は、35
℃で対照用の増殖培地に一晩通した。翌日、各インジケ
ータ微生物0.5mlを、50mlの対照用の溶液と試
験用の溶液に入れた。両溶液はついで、35℃でゆっく
りとかき混ぜながら、培養した。試料は、0,3,5,
8および24時間後の各時点で採取した。試料を希釈し
た後、TSA(トリプシン・ソイ寒天(Tryptic
Soy Agar))を注いだプレートを調製し、3
5℃で一晩培養した。コロニーの計数は、翌日に行っ
た。デスフェリオキサミンの静菌効果を示す結果は、図
1と2に示す。この結果は、デスフェリオキサミンに曝
した場合は、3時間以上デスフェリオキサミンに曝さな
い場合に比べて、細菌計数量が減少することを示してい
る。この結果は、溶液中のデスフェリオキサミンがヒド
ロゲルレンズから放出されるという仮定と矛盾しない。
デスフェリオキサミンで処理した細菌とデスフェリオキ
サミンで処理しない細菌の間には、統計的に有為な差が
認められた。図1と2中、CFUとはコロニー形成単位
(Colony Forming Units)を意味
する。図のデータは、ポリマー性ヒドロゲルレンズ材料
から放出されたデスフェリオキサミンは、グラム陽性の
細菌およびグラム陰性の細菌双方に対して経時的な静菌
効果をもつことを示している。このため、細菌感染のお
それをなくすのに十分な細菌の数を減少させることがで
きるであろう。
ン溶液のアッセイ(評価)において、対照として用い
た。試験用の溶液は、上述の増殖用培地に100mg/
mlのデスフェリオキサミンを加え、pHを7.1に調
整したものにした。対照用の溶液と試験用の溶液は、
0.2μのフィルタを通して殺菌した。インジケータに
した微生物Staphylococcus aureu
s(ATCC 6538)とPseudomonas
aeruginosa(ATCC 6538)は、35
℃で対照用の増殖培地に一晩通した。翌日、各インジケ
ータ微生物0.5mlを、50mlの対照用の溶液と試
験用の溶液に入れた。両溶液はついで、35℃でゆっく
りとかき混ぜながら、培養した。試料は、0,3,5,
8および24時間後の各時点で採取した。試料を希釈し
た後、TSA(トリプシン・ソイ寒天(Tryptic
Soy Agar))を注いだプレートを調製し、3
5℃で一晩培養した。コロニーの計数は、翌日に行っ
た。デスフェリオキサミンの静菌効果を示す結果は、図
1と2に示す。この結果は、デスフェリオキサミンに曝
した場合は、3時間以上デスフェリオキサミンに曝さな
い場合に比べて、細菌計数量が減少することを示してい
る。この結果は、溶液中のデスフェリオキサミンがヒド
ロゲルレンズから放出されるという仮定と矛盾しない。
デスフェリオキサミンで処理した細菌とデスフェリオキ
サミンで処理しない細菌の間には、統計的に有為な差が
認められた。図1と2中、CFUとはコロニー形成単位
(Colony Forming Units)を意味
する。図のデータは、ポリマー性ヒドロゲルレンズ材料
から放出されたデスフェリオキサミンは、グラム陽性の
細菌およびグラム陰性の細菌双方に対して経時的な静菌
効果をもつことを示している。このため、細菌感染のお
それをなくすのに十分な細菌の数を減少させることがで
きるであろう。
【0009】〔実施例2〕DFOを含む複数のコンタク
トレンズを製造し、これらのレンズを、DFOがレンズ
から滲出して、実施例1に示したような静菌効果を発揮
するかどうか試験した。約60%の水を含むポリマー性
ヒドロゲルレンズを、100mg/mlのDFOを含む
溶液(0.9%生理食塩水)に72時間浸漬し、試験用
レンズとした。対照用のレンズは、添加物を何も含まな
い溶液(0.9%生理食塩水)に72時間浸漬した。こ
の実施例でターゲットとした微生物は、Staphyl
ococcus aureus(ATCC 6538)
である。このアッセイにおいては、一つのレンズを、約
500CFU/0.5mlのインジケータ微生物を含む
0.5mlの増殖用培地に入れた。そして、3個のレン
ズ(試験用と対照用)を、各試料採取時刻に調製した。
試料は0,3,5,8および24時間後にそれぞれ採取
した。試料を希釈した後、TSAを注いだプレートを調
製し、35℃で一晩培養した。コロニーの計数は翌日に
行った。
トレンズを製造し、これらのレンズを、DFOがレンズ
から滲出して、実施例1に示したような静菌効果を発揮
するかどうか試験した。約60%の水を含むポリマー性
ヒドロゲルレンズを、100mg/mlのDFOを含む
溶液(0.9%生理食塩水)に72時間浸漬し、試験用
レンズとした。対照用のレンズは、添加物を何も含まな
い溶液(0.9%生理食塩水)に72時間浸漬した。こ
の実施例でターゲットとした微生物は、Staphyl
ococcus aureus(ATCC 6538)
である。このアッセイにおいては、一つのレンズを、約
500CFU/0.5mlのインジケータ微生物を含む
0.5mlの増殖用培地に入れた。そして、3個のレン
ズ(試験用と対照用)を、各試料採取時刻に調製した。
試料は0,3,5,8および24時間後にそれぞれ採取
した。試料を希釈した後、TSAを注いだプレートを調
製し、35℃で一晩培養した。コロニーの計数は翌日に
行った。
【0010】図3は、コンタクトレンズからのDFOの
放出が経時的に行われ、細菌の増殖を有為に制御するこ
とを示している。
放出が経時的に行われ、細菌の増殖を有為に制御するこ
とを示している。
【0011】図4は、この系がDFOを長時間にわたっ
て継続的に放出し、50時間後でも依然として活性であ
ることを示している。すなわち、放出されたDFOは、
生物学的に活性である。
て継続的に放出し、50時間後でも依然として活性であ
ることを示している。すなわち、放出されたDFOは、
生物学的に活性である。
【0012】これまで、DFOを細菌の増殖制御のため
眼に用いることについての研究はなかった。本発明者に
よりPseudomonas aeruginosaを
ウサギの擦過した眼に入れると、細菌感染性の角膜炎が
起こることが分った。この試験は、眼内環境下における
細菌の増殖が、コンタクトレンズから滲出する殺菌剤の
使用で制御できるかどうかを見るために行った。この一
連の試験は、次の工程により、ネコについても行った。
各ネコの一方の眼を試験用レンズで、またもう一方の面
を対照用レンズで覆った。すなわち、試験用のレンズは
DFOを含み、対照用のレンズは何も含んでいない。
眼に用いることについての研究はなかった。本発明者に
よりPseudomonas aeruginosaを
ウサギの擦過した眼に入れると、細菌感染性の角膜炎が
起こることが分った。この試験は、眼内環境下における
細菌の増殖が、コンタクトレンズから滲出する殺菌剤の
使用で制御できるかどうかを見るために行った。この一
連の試験は、次の工程により、ネコについても行った。
各ネコの一方の眼を試験用レンズで、またもう一方の面
を対照用レンズで覆った。すなわち、試験用のレンズは
DFOを含み、対照用のレンズは何も含んでいない。
【0013】〔実施例3〕 1.洗浄したポリマー性ヒドロゲルレンズを250mg
/mlのデスフェリオキサミン溶液(pH7.2)に7
2時間浸漬して、試験用コンタクトレンズを調製した。 2.使用の直前に、すべてのレンズを生理食塩水で洗浄
した。 3.希釈したPseudomonas aerugin
osa(15442)をネコの対照側の眼に滴下した
(50μl)。 4.コンタクトレンズを、ガス麻酔したネコの対照側の
眼に装着した。 5.レンズの装着後、ネコの対照用の眼にもう50μl
の細菌を付着させた。 6.対照用の眼は、粘着テープを使って閉じさせた。 7.上記工程2〜6を、試験用のレンズを装着した試験
用の眼について繰り返した。 8.試験は4時間かけて進行させた。 9.4時間経過後、コンタクトレンズを取り外し、ネコ
を起こして元の状態に戻した。そして、ネコの眼に、角
膜浮腫、結膜炎、滲出が起こっていないか調べた。 10.レンズを取り外して、生理食塩水に入れ、音波破
砕によって細菌を取り出した。 11.試験は、以下の三つの接種物濃度8×104 、1
×107 および1×108 について行った。 12.ネコの眼を病理学的な根拠を求めて組織病理学的
に調べた。 結果を図5〜7に示す。
/mlのデスフェリオキサミン溶液(pH7.2)に7
2時間浸漬して、試験用コンタクトレンズを調製した。 2.使用の直前に、すべてのレンズを生理食塩水で洗浄
した。 3.希釈したPseudomonas aerugin
osa(15442)をネコの対照側の眼に滴下した
(50μl)。 4.コンタクトレンズを、ガス麻酔したネコの対照側の
眼に装着した。 5.レンズの装着後、ネコの対照用の眼にもう50μl
の細菌を付着させた。 6.対照用の眼は、粘着テープを使って閉じさせた。 7.上記工程2〜6を、試験用のレンズを装着した試験
用の眼について繰り返した。 8.試験は4時間かけて進行させた。 9.4時間経過後、コンタクトレンズを取り外し、ネコ
を起こして元の状態に戻した。そして、ネコの眼に、角
膜浮腫、結膜炎、滲出が起こっていないか調べた。 10.レンズを取り外して、生理食塩水に入れ、音波破
砕によって細菌を取り出した。 11.試験は、以下の三つの接種物濃度8×104 、1
×107 および1×108 について行った。 12.ネコの眼を病理学的な根拠を求めて組織病理学的
に調べた。 結果を図5〜7に示す。
【0014】接種濃度の低い二つのグループは、対照側
の眼における細菌数を試験側の眼における細菌数と比較
すると、ネコ8匹中6匹について細菌の数が少なくとも
60%低下したことを示している(図5と6)。試験に
使ったネコは、ガス麻酔に対する反応により1匹が死に
(ネコ番号133)、また1匹は試験用のレンズについ
て細菌数が増加した(ネコ番号126)。検死の結果、
試験用のモデルとは無関係の、全身感染が明らかになっ
た。接種濃度が最も高いグループにおける4匹のネコ
は、対照用レンズと試験用レンズで細菌回復率を比較し
ても、細菌数に変化あるいは増加は認められなかった。
これは、あまりにも細菌数が多くてその数を制御するこ
とができなかったことを示している。しかし、接種濃度
が最も低いグループの場合は、細菌の母集団を制御する
ことができた。図5にみられる対照用レンズと試験用レ
ンズの細菌平均回復率の差は、2.6×104 であっ
た。また、同じく図6に見られるその差は、1.4×1
03 であった。他の研究者によれば、活性な角膜感染
は、Pseudomonas aeruginosaに
ついては1.0×104 CFUの接種濃度で起こるとあ
る。ネコは1.0×103CFUほどの少ない接種濃度
でも症状を起こすかもしれない。
の眼における細菌数を試験側の眼における細菌数と比較
すると、ネコ8匹中6匹について細菌の数が少なくとも
60%低下したことを示している(図5と6)。試験に
使ったネコは、ガス麻酔に対する反応により1匹が死に
(ネコ番号133)、また1匹は試験用のレンズについ
て細菌数が増加した(ネコ番号126)。検死の結果、
試験用のモデルとは無関係の、全身感染が明らかになっ
た。接種濃度が最も高いグループにおける4匹のネコ
は、対照用レンズと試験用レンズで細菌回復率を比較し
ても、細菌数に変化あるいは増加は認められなかった。
これは、あまりにも細菌数が多くてその数を制御するこ
とができなかったことを示している。しかし、接種濃度
が最も低いグループの場合は、細菌の母集団を制御する
ことができた。図5にみられる対照用レンズと試験用レ
ンズの細菌平均回復率の差は、2.6×104 であっ
た。また、同じく図6に見られるその差は、1.4×1
03 であった。他の研究者によれば、活性な角膜感染
は、Pseudomonas aeruginosaに
ついては1.0×104 CFUの接種濃度で起こるとあ
る。ネコは1.0×103CFUほどの少ない接種濃度
でも症状を起こすかもしれない。
【0015】眼の組織を組織病理学的に検査したとこ
ろ、試験用のネコにおいても、対照用のネコにおいて
も、明らかな病理学的変化は認められなかった。
ろ、試験用のネコにおいても、対照用のネコにおいて
も、明らかな病理学的変化は認められなかった。
【0016】このデータは、DFOは、眼を閉じている
間に、ポリマー性ヒドロゲル材料から、細菌母集団を減
少させるのに十分な量滲出したことを示している。しか
し、DFOの陽性効果を圧倒するくらい多量の細菌接種
物を加えることもできる。これは、接種濃度が高いグル
ープにみられた。この試験結果は、レンズから滲出する
かないしは溶液中のDFOについて生体外(in vi
tro)試験を行ったときのデータを確認するものであ
る。なお、この試験で使用した細菌の数は、人工的に多
くしたことに留意すべきである。実際には、感染を引き
起こす際の接種濃度は、レンズ1個当り1×103 CF
Uより少ないであろう。
間に、ポリマー性ヒドロゲル材料から、細菌母集団を減
少させるのに十分な量滲出したことを示している。しか
し、DFOの陽性効果を圧倒するくらい多量の細菌接種
物を加えることもできる。これは、接種濃度が高いグル
ープにみられた。この試験結果は、レンズから滲出する
かないしは溶液中のDFOについて生体外(in vi
tro)試験を行ったときのデータを確認するものであ
る。なお、この試験で使用した細菌の数は、人工的に多
くしたことに留意すべきである。実際には、感染を引き
起こす際の接種濃度は、レンズ1個当り1×103 CF
Uより少ないであろう。
【0017】レンズを取り外した後は、ネコの眼には、
特異的な形態学的変化は認められなかった。この事態
は、接種物の濃度にかかわらず、共通であった。これ
は、DFOも高い接種濃度も、4時間までは、眼内環境
に大きな影響を及ぼさないことを示している。他の研究
者によれば、角膜あるいは結膜炎にさらすならば、著し
い感染が起こるという報告もある。
特異的な形態学的変化は認められなかった。この事態
は、接種物の濃度にかかわらず、共通であった。これ
は、DFOも高い接種濃度も、4時間までは、眼内環境
に大きな影響を及ぼさないことを示している。他の研究
者によれば、角膜あるいは結膜炎にさらすならば、著し
い感染が起こるという報告もある。
【0018】現在手に入る臨床試験結果によれば、世界
的にみて、コンタクトレンズを装着したことにより何ら
かの悪影響を被った人の中で最も多いのは、非感染性の
免疫反応、あるいは急性の免疫症候群ないし非感染性の
周辺潰瘍を患った人である。しかし、ある国々では、細
菌汚染による感染の割合が幾分高い。これらの国々で
は、生きた細菌の数を減らそうという施策が適切なので
あろう。これは、非生物学的付着レンズなどの受動機構
や、抗微生物剤などを付加する能動的な方法によって達
成される。
的にみて、コンタクトレンズを装着したことにより何ら
かの悪影響を被った人の中で最も多いのは、非感染性の
免疫反応、あるいは急性の免疫症候群ないし非感染性の
周辺潰瘍を患った人である。しかし、ある国々では、細
菌汚染による感染の割合が幾分高い。これらの国々で
は、生きた細菌の数を減らそうという施策が適切なので
あろう。これは、非生物学的付着レンズなどの受動機構
や、抗微生物剤などを付加する能動的な方法によって達
成される。
【0019】ネコを使った実験では、生体内(in v
ivo)細菌数を減らす効果のある抗微生物剤は、ヒド
ロゲルコンタクトレンズ材料から滲出することが分っ
た。細菌数減少の程度は、ほとんどの感染が、明白な疾
患の兆候が現れる前に停止するような程度のものであ
る。この試験結果は、この薬剤は眼内組織に安全である
ことを示している。
ivo)細菌数を減らす効果のある抗微生物剤は、ヒド
ロゲルコンタクトレンズ材料から滲出することが分っ
た。細菌数減少の程度は、ほとんどの感染が、明白な疾
患の兆候が現れる前に停止するような程度のものであ
る。この試験結果は、この薬剤は眼内組織に安全である
ことを示している。
【0020】〔実施例4〕実施例3に述べた手順を繰り
返して、Pseudomonas aeruginos
aについてレンズを試験したところ、図4と図8を比較
すれば分るように、同じような結果が得られた。
返して、Pseudomonas aeruginos
aについてレンズを試験したところ、図4と図8を比較
すれば分るように、同じような結果が得られた。
【0021】〔実施例5〕細菌の増殖を抑えるためにD
FOを放出する系の効率を種々の時間をかけて調べる一
連の試験を行った。各試験においては、細菌にはPse
udomonasaeruginosa(15442)
を使った。対照用レンズはDFOでは処理せず、他方試
験用のレンズは、DFOを200mg/ml含む溶液中
で処理した。0,3,6および9時間をかけて調べた結
果を、それぞれ図9〜12に示す。これらの図は、処理
時間の最後に、溶液中に残留しているコロニー形成単位
(CFU)の値を示す。これらの図から、DFO処理し
たレンズと対照用のレンズでは、増殖抑止効果に大きな
差異があることが分る。図のグラフにおける各棒の頂部
にあるTの字形は、観測値からの標準偏差を示す。
FOを放出する系の効率を種々の時間をかけて調べる一
連の試験を行った。各試験においては、細菌にはPse
udomonasaeruginosa(15442)
を使った。対照用レンズはDFOでは処理せず、他方試
験用のレンズは、DFOを200mg/ml含む溶液中
で処理した。0,3,6および9時間をかけて調べた結
果を、それぞれ図9〜12に示す。これらの図は、処理
時間の最後に、溶液中に残留しているコロニー形成単位
(CFU)の値を示す。これらの図から、DFO処理し
たレンズと対照用のレンズでは、増殖抑止効果に大きな
差異があることが分る。図のグラフにおける各棒の頂部
にあるTの字形は、観測値からの標準偏差を示す。
【0022】〔実施例6〕DFOのキャリアとして使用
できるかどうかを調べるため、種々のコンタクトレンズ
についても同じような一連の試験を行った。すなわち、
特に水分含有タイプかポリマータイプかで異なる4つの
型のポリマーヒドロゲルレンズについて、実施例2の手
順を繰り返した。それぞれの試験においては、DFOを
含有しない対照用レンズを、DFOの濃度50mg/m
lの溶液に72時間して調製した滲出可能なDFOを含
有するレンズと比較した。図13から、水分含有量が少
ない(水分含有量が35〜55%)ポリマー性材料が、
DFOを放出する上では効果的であることが分る。高水
分含有量(70%)の試料は、何らDFOを放出しなか
ったため、図には載せていない。
できるかどうかを調べるため、種々のコンタクトレンズ
についても同じような一連の試験を行った。すなわち、
特に水分含有タイプかポリマータイプかで異なる4つの
型のポリマーヒドロゲルレンズについて、実施例2の手
順を繰り返した。それぞれの試験においては、DFOを
含有しない対照用レンズを、DFOの濃度50mg/m
lの溶液に72時間して調製した滲出可能なDFOを含
有するレンズと比較した。図13から、水分含有量が少
ない(水分含有量が35〜55%)ポリマー性材料が、
DFOを放出する上では効果的であることが分る。高水
分含有量(70%)の試料は、何らDFOを放出しなか
ったため、図には載せていない。
【0023】本発明は、主として細菌増殖抑制剤として
のDFOの吸収と滲出に係るものである。薬剤を投与す
るためにコンタクトレンズを採用する際の基本的なコン
セプトは公知である。しかし、本発明を適用する場合
は、レンズが水分含有量が低い(35〜60%)ポリマ
ーヒドロゲルレンズでなければならず、また薬剤は、例
えば24時間にわたって一定の割合で滲出を続けるだけ
の蓄えを形成するよう、このレンズに十分な量吸収され
るものでなければならない。コンタクトレンズに吸収さ
れ、涙液に滲出する種類の薬剤には、抗性物質、組織治
癒剤および抗炎症剤が含まれる。これらのうちには、適
切に機能するものもあれば、その化学・物理特性のため
に、そうでないものもある。しかし、デスフェリオキサ
ミンは、本発明においては、好ましい添加剤である。
のDFOの吸収と滲出に係るものである。薬剤を投与す
るためにコンタクトレンズを採用する際の基本的なコン
セプトは公知である。しかし、本発明を適用する場合
は、レンズが水分含有量が低い(35〜60%)ポリマ
ーヒドロゲルレンズでなければならず、また薬剤は、例
えば24時間にわたって一定の割合で滲出を続けるだけ
の蓄えを形成するよう、このレンズに十分な量吸収され
るものでなければならない。コンタクトレンズに吸収さ
れ、涙液に滲出する種類の薬剤には、抗性物質、組織治
癒剤および抗炎症剤が含まれる。これらのうちには、適
切に機能するものもあれば、その化学・物理特性のため
に、そうでないものもある。しかし、デスフェリオキサ
ミンは、本発明においては、好ましい添加剤である。
【0024】本発明のポリマー材料とは、水に触れたと
きヒドロゲルを形成することのできる親水性ポリマーと
して公知文献にも記載されている(例えば米国特許第
5,256,751号)ポリマー性ヒドロゲルのことで
ある。親水性ポリマーを形成するモノマーには、アクリ
ル酸またはメタクリル酸のヒドロキシエステル,メタク
リル酸(MAA),ヒドロキシエチルメタクリルアミド
(HMA),DMA,NVP,スチレンスルホン酸,お
よび業界で知られている他の親水性モノマーがある。
きヒドロゲルを形成することのできる親水性ポリマーと
して公知文献にも記載されている(例えば米国特許第
5,256,751号)ポリマー性ヒドロゲルのことで
ある。親水性ポリマーを形成するモノマーには、アクリ
ル酸またはメタクリル酸のヒドロキシエステル,メタク
リル酸(MAA),ヒドロキシエチルメタクリルアミド
(HMA),DMA,NVP,スチレンスルホン酸,お
よび業界で知られている他の親水性モノマーがある。
【0025】アクリル酸あるいはメタクリル酸のヒドロ
キシエステルの例としては、HEMA,ヒドロキシエチ
ルアクリレート(HEA),グリセリルメタクリレー
ト,ヒドロキシプロピルメタクリレート,ヒドロキシプ
ロピルアクリレートおよびヒドロキシトリメチレンアク
リレートがある。中でも好ましいヒドロキシエステル
は、HEMAである。
キシエステルの例としては、HEMA,ヒドロキシエチ
ルアクリレート(HEA),グリセリルメタクリレー
ト,ヒドロキシプロピルメタクリレート,ヒドロキシプ
ロピルアクリレートおよびヒドロキシトリメチレンアク
リレートがある。中でも好ましいヒドロキシエステル
は、HEMAである。
【0026】また、最も好ましい親水性モノマーは、H
MAである。モノマー成分の組成比は、例えば特定のモ
ノマー成分および所望のポリマーの最終的な特性など多
くの要素に依存して決まり、経験的に容易に決定するこ
とができる。一般に、親水性モノマーの非脂環族モノマ
ーに対する重量比は、約1.5:1ないし約9:1であ
り、好ましくは約2:1ないし約4:1、より好ましく
は約2.5:1ないし約3.5:1である。浸水モノマ
ーの量が約90%より多いと、得られるポリマーは、良
好な機械特性(強度)を示さない。他方、親水性モノマ
ーの量が約60%より少ないと、得られるヒドロゲルポ
リマーの水分含有量と酸素透過性は十分高いものになら
ない。
MAである。モノマー成分の組成比は、例えば特定のモ
ノマー成分および所望のポリマーの最終的な特性など多
くの要素に依存して決まり、経験的に容易に決定するこ
とができる。一般に、親水性モノマーの非脂環族モノマ
ーに対する重量比は、約1.5:1ないし約9:1であ
り、好ましくは約2:1ないし約4:1、より好ましく
は約2.5:1ないし約3.5:1である。浸水モノマ
ーの量が約90%より多いと、得られるポリマーは、良
好な機械特性(強度)を示さない。他方、親水性モノマ
ーの量が約60%より少ないと、得られるヒドロゲルポ
リマーの水分含有量と酸素透過性は十分高いものになら
ない。
【0027】さらに、米国特許第5,292,350号
に記載されているように、エチレングリコールジメタク
リレート(EGDMA)やトリメチロールプロパントリ
メタクリレート(TMPTMA)などの多官能基性架橋
モノマーは、レンズの寸法特性や他の物理特性を改善す
るために反応混合物に比較的少量混入させるコモノマー
としても使用できる。同様に、特定の用途、例えばレン
ズの紫外線吸収機能を持たせるなどのため、他の成分も
添加することができる。ポリマー性ヒドロゲルについて
は、米国特許第4,495,313号および同第5,3
11,223号などに同じような開示がある。
に記載されているように、エチレングリコールジメタク
リレート(EGDMA)やトリメチロールプロパントリ
メタクリレート(TMPTMA)などの多官能基性架橋
モノマーは、レンズの寸法特性や他の物理特性を改善す
るために反応混合物に比較的少量混入させるコモノマー
としても使用できる。同様に、特定の用途、例えばレン
ズの紫外線吸収機能を持たせるなどのため、他の成分も
添加することができる。ポリマー性ヒドロゲルについて
は、米国特許第4,495,313号および同第5,3
11,223号などに同じような開示がある。
【0028】本発明の目的のためには、ヒドロゲルの水
分含有量を約35〜60重量%にするのが重要である。
ポリマーは、イオン性でも非イオン性でもよいが、アニ
オン性ポリマーはうまく作用しない。好ましいポリマー
組成物は、ヒドロキシメチルメタクリレート,エチレン
グリコールジメタクリレートおよびアクリル酸もしくは
メタクリル酸のターポリマー(terpolymer)
である。
分含有量を約35〜60重量%にするのが重要である。
ポリマーは、イオン性でも非イオン性でもよいが、アニ
オン性ポリマーはうまく作用しない。好ましいポリマー
組成物は、ヒドロキシメチルメタクリレート,エチレン
グリコールジメタクリレートおよびアクリル酸もしくは
メタクリル酸のターポリマー(terpolymer)
である。
【0029】以上、本発明を特定の態様に関して詳細に
説明してきたが、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で多くの変形・変更例を想起し得るであろう。
特許請求の範囲は、そのような変形・変更例をすべて包
含する意図の下に作成したものである。
説明してきたが、当業者ならば、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で多くの変形・変更例を想起し得るであろう。
特許請求の範囲は、そのような変形・変更例をすべて包
含する意図の下に作成したものである。
【0030】本発明の具体的な実施態様は以下の通りで
ある。 1)前記デスフェリオキサミンのうち少なくとも40%
は前記ポリマー材料から滲出可能な請求項1記載の組成
物。 2)前記組成物の眼内pHは約7.0〜7.4である請
求項1記載の組成物。 3)前記組成物はコンタクトレンズの材料である請求項
1記載の組成物。 4)前記デスフェリオキサミンは、レンズ1個当り約4
00mgを超えない程度まで滲出可能な上記実施態様
3)記載の組成物。 5)前記ポリマー材料は、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレートおよびアク
リル酸のターポリマーである請求項1記載の組成物。
ある。 1)前記デスフェリオキサミンのうち少なくとも40%
は前記ポリマー材料から滲出可能な請求項1記載の組成
物。 2)前記組成物の眼内pHは約7.0〜7.4である請
求項1記載の組成物。 3)前記組成物はコンタクトレンズの材料である請求項
1記載の組成物。 4)前記デスフェリオキサミンは、レンズ1個当り約4
00mgを超えない程度まで滲出可能な上記実施態様
3)記載の組成物。 5)前記ポリマー材料は、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレートおよびアク
リル酸のターポリマーである請求項1記載の組成物。
【0031】6)前記ポリマー材料は、ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
トおよびメタクリル酸のターポリマーである請求項1記
載の組成物。 7)前記レンズは、レンズ1個当り400mgまでのデ
スフェリオキサミンを含む請求項3記載のレンズ。 8)前記ポリマー組成物は、35〜60重量%の水を含
むポリマー性ヒドロゲルである請求項3記載のレンズ。 9)前記ポリマー材料は、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレートおよびアク
リル酸のターポリマーである請求項3記載のレンズ。 10)前記組成物の眼内pHは約7.0〜7.4である
請求項3記載のレンズ。
ルメタクリレート、エチレングリコールジメタクリレー
トおよびメタクリル酸のターポリマーである請求項1記
載の組成物。 7)前記レンズは、レンズ1個当り400mgまでのデ
スフェリオキサミンを含む請求項3記載のレンズ。 8)前記ポリマー組成物は、35〜60重量%の水を含
むポリマー性ヒドロゲルである請求項3記載のレンズ。 9)前記ポリマー材料は、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、エチレングリコールジメタクリレートおよびアク
リル酸のターポリマーである請求項3記載のレンズ。 10)前記組成物の眼内pHは約7.0〜7.4である
請求項3記載のレンズ。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
細菌の増殖を抑止するのに十分な量のデスフェリオキサ
ミンを眼内液に滲出させることができるコンタクトレン
ズおよび製造方法、その組成物が提供される。
細菌の増殖を抑止するのに十分な量のデスフェリオキサ
ミンを眼内液に滲出させることができるコンタクトレン
ズおよび製造方法、その組成物が提供される。
【図1】デスフェリオキサミンの静菌効果についてのア
ッセイの結果を示すグラフ図。
ッセイの結果を示すグラフ図。
【図2】デスフェリオキサミンの静菌効果についてのア
ッセイの結果を示すグラフ図。
ッセイの結果を示すグラフ図。
【図3】レンズのDFO放出アッセイの結果を示すグラ
フ図。
フ図。
【図4】飽和ヒドロゲルレンズからDFOが長時間放出
され続ける様子を示すグラフ図。
され続ける様子を示すグラフ図。
【図5】ネコの眼に対する種々の濃度のDFO滲出の効
果を示すグラフ図。
果を示すグラフ図。
【図6】ネコの眼に対する種々の濃度のDFO滲出の効
果を示すグラフ図。
果を示すグラフ図。
【図7】ネコの眼に対する種々の濃度のDFO滲出の効
果を示すグラフ図。
果を示すグラフ図。
【図8】レンズのDFO放出アッセイの結果を示すグラ
フ図。
フ図。
【図9】種々のDFO暴露時間の下での、レンズのDF
O放出アッセイの結果を示すグラフ図。
O放出アッセイの結果を示すグラフ図。
【図10】種々のDFO暴露時間の下での、レンズのD
FO放出アッセイの結果を示すグラフ図。
FO放出アッセイの結果を示すグラフ図。
【図11】種々のDFO暴露時間の下での、レンズのD
FO放出アッセイの結果を示すグラフ図。
FO放出アッセイの結果を示すグラフ図。
【図12】種々のDFO暴露時間の下での、レンズのD
FO放出アッセイの結果を示すグラフ図。
FO放出アッセイの結果を示すグラフ図。
【図13】種々の組成のレンズによるDFO放出アッセ
イの結果を示すグラフ図。
イの結果を示すグラフ図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02C 13/00 G02C 13/00 // B29K 33:04 B29L 11:00 (72)発明者 クライド・エル・シュルツ アメリカ合衆国、32082 フロリダ州、ポ ンテ・ヴェドラ・ビーチ、ガバナーズ・ロ ード 203 (72)発明者 イワン・エム・ヌーンツ アメリカ合衆国、32223 フロリダ州、ジ ャクソンビル、グラスィントン・ウェイ・ エヌ 1844 (72)発明者 デイビッド・エル・シラー アメリカ合衆国、32224 フロリダ州、ジ ャクソンビル、アップル・リーフ・ドライ ブ 12397 (72)発明者 マイケル・エル・ネイル アメリカ合衆国、32259 フロリダ州、ジ ャクソンビル、ローリー・レーン 340
Claims (4)
- 【請求項1】 眼内条件下で眼内液に滲出可能なデスフ
ェリオキサミンを含有するポリマー性ヒドロゲル材料を
含むポリマー組成物。 - 【請求項2】 眼内条件下で眼内液に滲出可能なデスフ
ェリオキサミンを含有するポリマー性ヒドロゲル材料を
含むポリマー組成物から形成した眼用コンタクトレン
ズ。 - 【請求項3】 周囲の条件下で眼内液に滲出可能なデス
フェリオキサミンを含有するポリマー性ヒドロゲル材料
を含むポリマー組成物から形成した眼用コンタクトレン
ズ。 - 【請求項4】 コンタクトレンズの製造方法であって、 レンズを生理食塩水で洗浄する工程と、 前記洗浄したレンズを、デスフェリオキサミンを1ml
当り250mg含有するpH7.0〜7.4の水溶液に
60〜80時間浸漬する工程と、 前記レンズを眼に装着するに際して前記溶液から取り出
す工程を含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US580233 | 1995-12-28 | ||
| US08/580,233 US5723131A (en) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Contact lens containing a leachable absorbed material |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09315963A true JPH09315963A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=24320254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8356762A Pending JPH09315963A (ja) | 1995-12-28 | 1996-12-27 | コンタクトレンズおよびその製造方法、組成物 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5723131A (ja) |
| EP (1) | EP0782016A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09315963A (ja) |
| CA (1) | CA2193781A1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7468398B2 (en) | 1994-09-06 | 2008-12-23 | Ciba Vision Corporation | Extended wear ophthalmic lens |
| US5760100B1 (en) | 1994-09-06 | 2000-11-14 | Ciba Vision Corp | Extended wear ophthalmic lens |
| US20020197300A1 (en) * | 1999-02-22 | 2002-12-26 | Schultz Clyde L. | Drug delivery system for anti-glaucomatous medication |
| US6410045B1 (en) | 1999-02-22 | 2002-06-25 | Clyde Lewis Schultz | Drug delivery system for antiglaucomatous medication |
| US20030203032A1 (en) * | 2002-04-25 | 2003-10-30 | Schultz Clyde L. | Growth factor delivery system for the healing of wounds and the prevention of inflammation and disease |
| CA2483265A1 (en) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Clyde L. Schultz | Growth factor delivery system for the healing of wounds and the prevention of inflammation and disease |
| US8273366B2 (en) * | 2002-06-05 | 2012-09-25 | University Of Florida Research Foundation, Incorporated | Ophthalmic drug delivery system |
| US7638137B2 (en) * | 2002-06-05 | 2009-12-29 | University Of Florida Research Foundation, Incorporated | Ophthalmic drug delivery system |
| US8071121B2 (en) * | 2002-06-05 | 2011-12-06 | University Of Florida Research Foundation, Incorporated | Dispersions of microemulsions in hydrogels for drug delivery |
| US20050208102A1 (en) * | 2003-04-09 | 2005-09-22 | Schultz Clyde L | Hydrogels used to deliver medicaments to the eye for the treatment of posterior segment diseases |
| US9216106B2 (en) * | 2003-04-09 | 2015-12-22 | Directcontact Llc | Device and method for the delivery of drugs for the treatment of posterior segment disease |
| US20050074497A1 (en) * | 2003-04-09 | 2005-04-07 | Schultz Clyde L. | Hydrogels used to deliver medicaments to the eye for the treatment of posterior segment diseases |
| US20050255144A1 (en) * | 2003-04-09 | 2005-11-17 | Directcontact Llc | Methods and articles for the delivery of medicaments to the eye for the treatment of posterior segment diseases |
| US20060067981A1 (en) * | 2004-09-29 | 2006-03-30 | Bausch & Lomb Incorporated | Contact lens with improved biocidal activity and related methods and materials |
| US8012591B2 (en) | 2006-09-21 | 2011-09-06 | Fujifilm Corporation | Hydrophilic composition and hydrophilic member |
| US20100178316A1 (en) * | 2007-05-30 | 2010-07-15 | Anuj Chauhan | Extended release of bioactive molecules from silicone hydrogels |
| US8075909B2 (en) * | 2007-09-04 | 2011-12-13 | University Of Florida Research Foundation, Incorporated | Contact lens based bioactive agent delivery system |
| US20100106128A1 (en) * | 2008-10-23 | 2010-04-29 | Shane Mao | Contact lens cases for delivery of ophthalmic agents |
| US10816823B2 (en) | 2015-05-04 | 2020-10-27 | École Polytechnique Fédérale de Lausanne | Ophthalmic contact lens with compressible affinity matrix |
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|---|---|---|---|---|
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| US4495313A (en) * | 1981-04-30 | 1985-01-22 | Mia Lens Production A/S | Preparation of hydrogel for soft contact lens with water displaceable boric acid ester |
| US4484922A (en) | 1981-06-25 | 1984-11-27 | Rosenwald Peter L | Occular device |
| FR2548673B1 (fr) * | 1983-07-05 | 1985-10-04 | Essilor Int | Polymeres supports de produits actifs relargables et leur procede de preparation |
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| US4863964A (en) | 1985-07-02 | 1989-09-05 | Biomedical Frontiers, Inc. | Method for the stabilization of deferoxamine to chelate free ions in physiological fluid |
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| US4713244A (en) | 1985-08-16 | 1987-12-15 | Bausch & Lomb Incorporated | Sustained-release formulation containing an amino acid polymer with a lower alkyl (C1 -C4) polar solvent |
| US4931279A (en) | 1985-08-16 | 1990-06-05 | Bausch & Lomb Incorporated | Sustained release formulation containing an ion-exchange resin |
| US4668506A (en) | 1985-08-16 | 1987-05-26 | Bausch & Lomb Incorporated | Sustained-release formulation containing and amino acid polymer |
| US4839175A (en) * | 1986-07-28 | 1989-06-13 | Liposome Technology, Inc. | Liposomes with enhanced retention on mucosal tissue |
| US5236969A (en) * | 1987-04-02 | 1993-08-17 | Bausch & Lomb Incorporated | Polymer compositions for contact lenses |
| US5158979A (en) * | 1989-04-19 | 1992-10-27 | New York University | Method and compositions for treating pneumocystic carini infections |
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1995
- 1995-12-28 US US08/580,233 patent/US5723131A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-12-23 CA CA002193781A patent/CA2193781A1/en not_active Abandoned
- 1996-12-27 EP EP96309534A patent/EP0782016A3/en not_active Withdrawn
- 1996-12-27 JP JP8356762A patent/JPH09315963A/ja active Pending
Also Published As
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|---|---|
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| US5723131A (en) | 1998-03-03 |
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