JPH09317083A - ガラス構築体 - Google Patents

ガラス構築体

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JPH09317083A
JPH09317083A JP8156155A JP15615596A JPH09317083A JP H09317083 A JPH09317083 A JP H09317083A JP 8156155 A JP8156155 A JP 8156155A JP 15615596 A JP15615596 A JP 15615596A JP H09317083 A JPH09317083 A JP H09317083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
fireproof
glass block
metal frame
block
Prior art date
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Pending
Application number
JP8156155A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kato
秀夫 加藤
Susumu Ishii
進 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
Priority to JP8156155A priority Critical patent/JPH09317083A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火性能を有するガラスブロック集合体と防
火ガラス板から構成されてなるため、全体が透明であり
ながら、優れた防火性能を有するガラス構築体を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 各ガラスブロック10は、有底無蓋の箱
型形状を有するガラス成形体の一対を準備し、それらの
開放端縁を溶着することによって作製されたものであ
り、これらのガラスブロック10は、縦190mm、横
190mm、幅95mmで、その前面部及び後面部の肉
厚が10.8mmであり、前面部及び後面部の両内表面
の引張応力度は28kg/cm2 である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスブロック集合体
と防火ガラス板から構成されてなり、建物の外装材、内
装材、間仕切り等に使用され、火災時に延焼や煙の拡散
を防止することが可能なガラス構築体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ガラスブロックは、中空の箱型形状を有
するガラス成形体のことであり、これを製造する場合に
は、有底無蓋の箱型形状のガラス成形体を一対準備し、
それらの開放端縁を加熱軟化させた後、両者を接着する
ように加圧することによって融着一体化する方法が採ら
れる。
【0003】ガラスブロックは、断熱性、遮音性、透光
性に優れているため、これらの集合体をモルタルと鉄筋
を用いてパネル化し、金属枠で囲繞保持したものが、建
物の外装材、内装材及び間仕切りとして広く使用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、ビル、
百貨店、スーパー等の大型の建物が増加するにつれて、
火災時に火炎や煙を遮断して延焼を食い止める防火戸の
需要が増している。
【0005】防火戸としては、従来より鉄扉や鉄筋コン
クリート製扉が主に使用されているが、今日では、消化
活動のし易さ、開放感のある空間を考慮した設計が重視
されるようになってきており、透明の防火ガラス板が普
及しつつある。
【0006】防火ガラス板としては、低膨張透明結晶化
ガラス板、ホウケイ酸ガラス板、網入りガラス板が存在
し、これらのガラス板を金属枠に嵌め込んだ防火戸は、
建設省告示第1125号に指定されている耐火加熱曲線
による60分間の加熱試験と衝撃試験に耐える甲種防火
戸として認定されており、最近では、このような防火ガ
ラス板をガラスブロック集合体と組み合わせることによ
って、大面積の透明壁体を作ることが試みられている。
【0007】しかしながらガラスブロック集合体からな
るパネルは、上記のような加熱、衝撃試験に耐えること
が出来ず、優れた防火性能を有するガラス構築体を得る
ことができないという問題があった。
【0008】即ち従来のガラスブロックパネルの場合、
高温で加熱されると、ガラスブロックに貫通破面のオリ
ジンとなる多数のクラックが発生し、加えてガラスブロ
ックの集合体を囲繞保持する金属枠の膨張による変形応
力がガラスブロックに負荷されることによりガラスブロ
ックが破壊される。その結果、火災がガラスブロックパ
ネルを貫通して、断熱は勿論のこと、遮断の機能も全く
失うという問題が生じる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あり、防火性能を有するガラスブロック集合体と防火ガ
ラス板から構成されてなるため、全体が透明でありなが
ら、優れた防火性能を有するガラス構築体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく種々の実験を繰り返した結果、ガラスブロ
ックの前面部及び後面部の両内表面には、中空内部の減
圧作用により引張応力が生じており、従来のガラスブロ
ックの場合、前面部及び後面部の肉厚が薄く、その内表
面の応力度が70kg/cm2 と高いという知見に基づ
き、本発明を提案するに至った。
【0011】すなわち本発明のガラス構築体は、ガラス
ブロック集合体と防火ガラス板から構成されてなり、各
ガラスブロックの前面部及び後面部の両内表面の引張応
力度が、40kg/cm2 以下であることを特徴とす
る。
【0012】また本発明は、防火ガラス板が、低膨張透
明結晶化ガラスからなることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明で使用するガラスブロックは、その前面
部及び後面部の両内表面の引張応力度が、40kg/c
2 以下であることから引張応力が少なく、高温で加熱
された場合に貫通破面の形成オリジンとなるクラックの
発生率を著減させることができる。かかる引張応力度
は、例えばガラスブロックの前面部及び後面部の肉厚を
大きくすることにより確保できる。
【0014】また本発明で使用する防火ガラス板も、矩
形の金属枠で囲繞保持され、その材質としては、低膨張
透明結晶化ガラス板、ホウケイ酸ガラス板、網入りガラ
ス板のいずれも使用可能である。
【0015】ただし防火性や透視性を考慮すると、低膨
張透明結晶化ガラス板が最も適しており、具体的には、
重量百分率で、Li2 O 3〜6%、Al23 17
〜35%、SiO2 55〜70%、TiO2 1〜3
%、ZrO2 1〜4%、P25 0.01〜5%、
Na2 O 0〜4%、K2 O 0〜4%の組成を有し、
−10〜10×10-7/℃の熱膨張係数(30〜750
℃)を有するものが好適である。
【0016】防火ガラス板は、1枚で使用しても良い
が、複数枚を積層させた形態で使用しても良い。防火ガ
ラス板の複数枚、あるいは防火ガラス板と一般の窓板ガ
ラス(ソーダ石灰ガラス)を、難燃性フィルムを介して
接着した積層ガラスを使用すると、非常に優れた防火性
と共に安全性能も付与できるため好ましい。
【0017】この時、使用する難燃性フィルムとして
は、特開平4−224938号や特願平6−30136
3号に開示されているフッ素樹脂フィルムやポリエチレ
ンテレフタレートフィルムが適当である。
【0018】
【実施例】以下、本発明のガラス構築体を実施例に基づ
いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明にかかるガラス構築体を示
す概略正面図、図2は、図1のA−A線の拡大断面図で
ある。
【0020】図中、10はガラスブロック、11は金属
枠、12は防火ガラス板、13は横力骨、14は縦力
骨、15はアンカーピース、16は水抜きプレート、1
7はすべり材、18は緩衝材、19はモルタル、20は
シーリング材、21は化粧目地を各々示している。
【0021】各ガラスブロック10は、有底無蓋の箱型
形状を有するガラス成形体の一対を準備し、それらの開
放端縁を溶着することによって作製されたものであり、
これらのガラスブロック10は、縦190mm、横19
0mm、幅95mmで、その前面部及び後面部の肉厚が
10.8mmであり、前面部及び後面部の両内表面の引
張応力度は28kg/cm2 である。
【0022】金属枠11は、防火ガラス板12と、ガラ
スブロック10の集合体を囲繞保持するステンレス或い
はアルミニウムからなる断面凹状の矩形の枠体であり、
金属枠11を躯体(図示せず)の開口部に取付金具を用
いて係合緊締することにより躯体に取り付けることがで
きる。
【0023】横力骨13と縦力骨14は、ステンレス製
の補強筋であり、各ガラスブロック10の間の縦横方向
に配設されており、アンカーピース15は、各力骨1
3、14の両端部を支持するためのものであり、金属枠
11の凹部の力骨13、14が配設される位置に設けら
れている。
【0024】ガラスブロック集合体を保持する金属枠1
1の凹部11aの底面には、アンカーピース15、水抜
きプレート16、すべり材17が設けられ、また凹部1
1aの側面と上面には、アンカーピース15、すべり材
17、緩衝材18が設けられており、金属枠11とガラ
スブロック10との間及び各ガラスブロック10の間に
は、モルタル19が充填されている。さらにガラスブロ
ック10と金属枠11との間には、シーリング材20が
充填され、各ガラスブロック10の間のモルタル19充
填域の表層側には、化粧目地21が充填されている。
【0025】また2枚の防火ガラス板12、12は、い
ずれも低膨張透明結晶化ガラスである日本電気硝子
(株)製ファイアライト(登録商標)から形成され、縦
2400mm、横1200mm、厚み5mmの寸法を有
している。この低膨張透明結晶化ガラス板の熱膨張係数
は、−4×10-7/℃(30〜750℃)であり、非常
に優れた防火性能を有している。
【0026】これらの防火ガラス板12、12を保持す
る金属枠11の周囲にも、凹部11bが形成され、その
凹部11bの上下には、セッティングブロック22、2
2が配置されている。各防火ガラス板12、12は、上
下のセッティングブロック22、22に挟まれるように
保持され、その周囲両面と金属枠11との隙間には、不
燃性シーラント材23が充填されている。
【0027】このようなガラス構築体を作製する場合、
まず躯体の開口部に金属枠11を取り付け、ガラスブロ
ック10の集合体を保持する金属枠11の凹部11aの
底面に、アンカーピース15、水抜きプレート16、す
べり材17を設けた後、アンカーピース15を介して縦
力骨14を配設する。また凹部11aの側面及び上面
に、アンカーピース15、すべり材17、緩衝材18を
設ける。
【0028】次いで金属枠11の凹部11aにモルタル
19を充填して一段目のガラスブロック10を順次載置
する。この場合、ガラスブロック10と隣接する金属枠
11との間及び各ガラスブロック10の間にモルタル1
9を充填しながら行う。一段目のガラスブロック10を
載置した後、これらのガラスブロック10の上に横力骨
13を配設し、モルタル19を充填してから、二段目の
ガラスブロック10を一段目と同様にして順次載置して
いく。この要領で三段目以降を積み上げていき、最上段
までガラスブロック10を積み上げた後、ガラスブロッ
ク10と金属枠11との間にシーリング材20を充填す
る共に、各ガラスブロック10の間のモルタル充填域の
表層側には、化粧目地21を充填する。
【0029】次に各防火ガラス板12、12を保持する
金属枠11の凹部11bの上下に、セッティングブロッ
ク22、22を設けた後、防火ガラス板12、12を嵌
め込み、その周囲両面と金属枠11との隙間に、不燃性
シーラント材23を充填する。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明のガラス構築体は、
防火性能を有するガラスブロックの集合体と防火ガラス
板から構成されているため、大面積で、透明でありなが
ら、優れた防火性能を有しており、このような設計条件
が要求される建物の外装材、内装材、間仕切り等として
好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス構築体を示す概略正面図であ
る。
【図2】図1のA−A線の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ガラスブロック 11 金属枠 12 防火ガラス板 13 横力骨 14 縦力骨 15 アンカーピース 16 水抜きプレート 17 すべり材 18 緩衝材 19 モルタル 20 シーリング材 21 化粧目地

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスブロック集合体と防火ガラス板か
    ら構成され、各ガラスブロックの前面部及び後面部の両
    内表面の引張応力度が、40kg/cm2 以下であるこ
    とを特徴とするガラス構築体。
  2. 【請求項2】 防火ガラス板が、低膨張透明結晶化ガラ
    スからなることを特徴とする請求項1記載のガラス構築
    体。
JP8156155A 1996-05-27 1996-05-27 ガラス構築体 Pending JPH09317083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156155A JPH09317083A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 ガラス構築体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8156155A JPH09317083A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 ガラス構築体

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JPH09317083A true JPH09317083A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15621558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8156155A Pending JPH09317083A (ja) 1996-05-27 1996-05-27 ガラス構築体

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JP (1) JPH09317083A (ja)

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