JPH09320548A - 自動車用電球 - Google Patents

自動車用電球

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JPH09320548A
JPH09320548A JP8141889A JP14188996A JPH09320548A JP H09320548 A JPH09320548 A JP H09320548A JP 8141889 A JP8141889 A JP 8141889A JP 14188996 A JP14188996 A JP 14188996A JP H09320548 A JPH09320548 A JP H09320548A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用電球において、シールドの固着法を
改良して、シールドを強固に共通導線に固着すること。 【解決手段】 (a)において、シールド5に、凹部1
5,16,17(これらの凹部の裏が突起となる。)と
突起18,19とを形成するとともに、切込みを入れ
る。(b)において、切込みに沿って、係止片12,1
3,14を起こす。向って右の係止片15,17の突起
21,23及び左の係止片16の突起(不図示。凹部1
6の奥)とが対向する。そこへ、共通導線4を矢印のご
とく嵌合する。(c)において、プロジェクト溶接法
(突起溶接法)にて突起を溶融させて、シールド5を共
通導線4に強固に接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐振型自動車用電球
に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は所謂H4と呼ばれている従来の自
動車用電球の側面図であり、自動車用電球100は、ガ
ラス球101と、ガラス球101の開口を塞ぐ口金10
2と、共通導線103と、この共通導線103の上部に
溶接止めしたカップ型シールド104と、このシールド
104に沿って配置したすれ違いビームフィラメント1
05と、同用導線106と、シールド104の下位に配
置した走行ビームフィラメント107と、同用導線10
8と、補強用ブリッジ109とからなり、ガラス球10
1内にハロゲンガスを封入したものである。すれ違いビ
ームフィラメント105の一端はチップ105aを介し
て導線106に、他端はチップ105bを介してシール
ド104に固着する。
【0003】口金102側から3本の導線103,10
6,108が片持ち梁形式で張出しているため、振動を
受けるとこれらの導線103,106,108は先端
(上端)ほど大きく振れる。口金102からより離れた
シールド104は振幅が大きく、共通導線103に対し
てシールド104が強固に溶接されていないと、シール
ド104は共通導線103に対して応答遅れが発生し、
より振幅が大きくなり、そこに沿って配置したすれ違い
ビームフィラメント105の応力が増大し、寿命を縮め
る結果となる。そこで、実開昭64−2356号公報の
「電球」が提案されている。提案された電球を次に示
す。
【0004】図9は従来の耐振型自動車用電球の側面図
であり、自動車用電球110は、ガラス球111と、ガ
ラス球111の開口を塞ぐ口金112と、先端がガラス
球111のネック部111aに至る共通導線113と、
この共通導線113の途中に溶接止めしたカップ型シー
ルド114と、このシールド114に沿って配置したす
れ違いビームフィラメント115と、同用導線116
と、シールド114の下位に配置した走行ビームフィラ
メント117と、同用導線118と、補強用ブリッジ1
19とからなり、ガラス球111内にハロゲンガスを封
入したものである。すれ違いビームフィラメント115
の一端はチップ115aを介して導線116に、他端は
チップ115bを介してシールド114に固着する。
【0005】共通導線113は、先端がネック部111
aに固定されたところの両端支持梁であるから、撓みが
片持ち梁に比べて格段に小さく、振幅も小さい。従っ
て、すれ違いビームフィラメント115の寿命は大幅に
延びる。このことをもって、共通導線113のトップを
ガラス球111に係止した電球110を、耐振型自動車
用電球と称している。
【0006】図10は図9の10−10線断面図であ
り、カップ型シールド114は、共通導線113に突起
溶接法(プロジェクト溶接法)で固着されている。詳し
くは、金属製シールド114から、図右へ小さな突起を
形成し、この突起を共通導線113に当接し、通電する
ことで、突起に電流を集中させ、ジュール熱で融接す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】振動を受けると、シー
ルド114は溶接点121を中心に矢印,の如く振
れる虞れがある。すると、一端を導線116、他端をシ
ールド114に取付けたすれ違いビームフィラメント1
15も振動するという不都合がある。そこで、本発明の
目的は、シールドの固着法を改良して、シールドを強固
に共通導線に固着することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、シールドから複数個の係止片を切起こ
し、これらの係止片で共通導線を挟み、これらの係止片
を共通導線に溶接したことを特徴とする。係止片と共通
導線とを溶接することで溶接点が増加し、強固にシール
ドを共通導線に接合することができた。
【0009】請求項2は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の上部に挟持用溝を形成し、この挟持用溝で共
通導線を挟むとともに、カップ部を共通導線に溶接した
ことを特徴とする。舌部の挟持用溝で、共通導線を挟む
ようにしたので、シールドの振幅を抑制することが可能
となった。
【0010】請求項3は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の一部を共通導線側へ折曲て折り片とし、この
折り片を共通導線に溶接するとともに、カップ部を共通
導線に溶接したことを特徴とする。舌部の折り片を共通
導線に溶接したので、シールドの振幅を抑制することが
可能となるとともに、溶接点が増加し、強固にシールド
を共通導線に接合することができた。
【0011】請求項4は、共通導線の先端をガラス球に
係合したことを特徴とする。共通導線が、両端支持構造
で支持されるため、振幅が微小となり、シールドの振幅
が小さくなり、自動車電球の寿命をより延ばすことが可
能となった。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。図1は本発明に係る自動車電球
(第1実施例)の側面図であり、自動車用電球1は、ガ
ラス球2と、ガラス球2の開口を塞ぐ口金3と、先端が
ガラス球2のネック部2aに至る共通導線4と、この共
通導線4の途中に溶接止めしたカップ型シールド5と、
このシールド5に沿って配置したすれ違いビームフィラ
メント6と、同用導線7と、シールド5の下位に配置し
た走行ビームフィラメント8と、同用導線9と、補強用
ブリッジ11とからなり、ガラス球2内にハロゲンガス
を封入したものである。違いビームフィラメント6の一
端はチップ6aを介して導線7に、他端はチップ6bを
介してシールド5に固着する。
【0013】なお、走行ビームフィラメント8を選択し
た場合には、導線9→走行ビームフィラメント8→共通
導線4(又は逆順)の回路にて、走行ビームフィラメン
ト8が点灯する。また、すれ違いビームフィラメント6
を選択した場合には、導線7→すれ違いビームフィラメ
ント6→シールド5→共通導線4(又は逆順)の回路に
て、すれ違いビームフィラメント6が点灯する。なお、
シールド8はフィラメント6の発光の一部を遮ることが
本来の役割であるが、金属であるためフィラメント6の
一端を連結した。
【0014】図2は図1の2矢視図であり、シールド5
から係止片12,13,14を切起こし、溶接点W1,
W2,W3にて、共通導線4に接合したことを示す。そ
の他の溶接点W4,W5と合せて、奥の溶接点W4,W
5と図右の溶接点W1,W3と図左の溶接点W2との5
点で接合したことになる。
【0015】以上の構成の第1実施例の製造方法を説明
する。図3(a)〜(c)は第1実施例の製造説明図で
ある。(a)において、シールド5に、凹部15,1
6,17(これらの凹部の裏が突起となる。)と突起1
8,19とを形成するとともに、切込みを入れる。
(b)において、切込みに沿って、係止片12,13,
14を起こす。向って右の係止片15,17の突起2
1,23及び左の係止片16の突起(不図示。凹部16
の奥)とが対向する。そこへ、共通導線4を矢印のごと
く嵌合する。(c)において、突起溶接法にて突起を溶
融させて、シールド5と共通導線4に強固に接合する。
溶接回路は一例を示すもので、結線は自在である。これ
で、図2に示す結合状態が得られる。
【0016】図4は本発明に係る自動車電球(第2実施
例)の要部正面図であり、シールド25は、カップ部2
6と、上辺から膨出した舌部27と、舌部27の途中に
形成した凸条28と、舌部27の上部に形成した挟持用
V溝29とからなる。前記凸条28は、すれ違いビーム
フィラメント6の他端のチップ6bを接合する部分であ
る。
【0017】図5は図4の5−5線断面図であり、ガラ
ス球2、共通導線4、シールド25、すれ違いビームフ
ィラメント6、同用導線7の配置を示す。そして、シー
ルド25はカップ部26が溶接点W6,W7で共通導線
4に接合し、且つ上部のV溝29が共通導線4のS字部
4aに噛合していることを示す。
【0018】シールド25は溶接点W6,W7を中心
に、共通導線4廻りに揺動しようとするが、V溝29が
共通導線4に噛合しているため、その心配はない。即
ち、V溝29が揺動点から距離L1だけ離れており、十
分に振幅を抑制できるからである。
【0019】図6(a)〜(c)は本発明に係る自動車
電球(第3実施例)の要部製造図である。(a)におい
て、シールド35の舌部36に、比較的短い凸条37を
形成するとともに、比較的長い切込み38を基部に入れ
る。39は山折り線である。(b)において、舌部36
の向って左の部分を奥へ折り込んで折り片41とする。
そして、この折り片41及カップ部42を共通導線4に
当てる。ただし、プロジェクト溶接用突起は図示を省略
した。(c)において、シールド35のカップ部42を
溶接点W6,W7で共通導線4に固着し、折り片41を
溶接点W8,W9,W10で固着する。
【0020】図7は本発明に係る自動車電球(第3実施
例)の要部側面図であり、シールド35が、溶接点W6
〜W10で共通導線4に固着されていることを示す。
【0021】シールド35は溶接点W6,W7を中心
に、共通導線4廻りに揺動しようとするが、折り片41
が共通導線4に溶着されているため、その心配はない。
即ち、折り片41が揺動点から距離L2だけ離れてお
り、十分に振幅を抑制できるからである。
【0022】尚、第1実施例と第2実施例又は第3実施
例を組合わせることは、差支えない。また、本発明を、
共通導線4の先端をガラス球2に係止した耐振型電球
(図9参照)に適用することが効果的であるが、汎用電
球(図8参照)に適用してもよい。さらには、挟持用溝
29は、V溝、U溝又は台形溝のいづれであってもよ
い。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、シールドから複数個の係止片を切起
こし、これらの係止片で共通導線を挟み、これらの係止
片を共通導線に溶接したことを特徴とする。係止片と共
通導線とを溶接することで溶接点が増加し、強固にシー
ルドを共通導線に接合することができた。
【0024】請求項2は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の上部に挟持用溝を形成し、この挟持用溝で共
通導線を挟むとともに、カップ部を共通導線に溶接した
ことを特徴とする。舌部の挟持用溝で、共通導線を挟む
ようにしたので、シールドの振幅を抑制することが可能
となった。
【0025】請求項3は、シールドを、カップ部と、こ
のカップ部の上縁から上方へ延出した舌部とで構成し、
この舌部の一部を共通導線側へ折曲て折り片とし、この
折り片を共通導線に溶接するとともに、カップ部を共通
導線に溶接したことを特徴とする。舌部の折り片を共通
導線に溶接したので、シールドの振幅を抑制することが
可能となるとともに、溶接点が増加し、強固にシールド
を共通導線に接合することができた。
【0026】請求項4は、共通導線の先端をガラス球に
係合したことを特徴とする。共通導線が、両端支持構造
で支持されるため、振幅が微小となり、シールドの振幅
が小さくなり、自動車電球の寿命をより延ばすことが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車電球(第1実施例)の側面
【図2】図1の2矢視図
【図3】第1実施例の製造説明図
【図4】本発明に係る自動車電球(第2実施例)の要部
正面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】本発明に係る自動車電球(第3実施例)の要部
製造図
【図7】本発明に係る自動車電球(第3実施例)の要部
側面図
【図8】従来の自動車用電球の側面図
【図9】従来の耐振型自動車用電球の側面図
【図10】図9の10−10線断面図
【符号の説明】
1…自動車用電球、2…ガラス球、2a…ネック部、3
…口金、4…共通導線、5…シールド、6…すれ違いビ
ームフィラメント、7…同用導線、8…走行ビームフィ
ラメント、9…同用導線、12,13,14…係止片、
25,35…シールド、26,42…カップ部、27,
36…舌部、28,37…凸条、29…挟持用溝(V
溝)、41…折り片、W1〜W10…溶接点。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】なお、走行ビームフィラメント8を選択し
た場合には、導線9→走行ビームフィラメント8→共通
導線4(又は逆順)の回路にて、走行ビームフィラメン
ト8が点灯する。また、すれ違いビームフィラメント6
を選択した場合には、導線7→すれ違いビームフィラメ
ント6→シールド5→共通導線4(又は逆順)の回路に
て、すれ違いビームフィラメント6が点灯する。なお、
シールドはフィラメント6の発光の一部を遮ることが
本来の役割であるが、金属であるためフィラメント6の
一端を連結した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】以上の構成の第1実施例の製造方法を説明
する。図3(a)〜(c)は第1実施例の製造説明図で
ある。(a)において、シールド5に、凹部15,1
6,17(これらの凹部の裏が突起となる。)と突起1
8,19とを形成するとともに、切込みを入れる。
(b)において、切込みに沿って、係止片12,13,
14を起こす。向って右の係止片1214の突起2
1,23及び左の係止片13の突起(不図示。凹部16
の奥)とが対向する。そこへ、共通導線4を矢印のごと
く嵌合する。(c)において、突起溶接法にて突起を溶
融させて、シールド5と共通導線4に強固に接合する。
溶接回路は一例を示すもので、結線は自在である。これ
で、図2に示す結合状態が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    沿わせたシールドを前記共通導線に突起溶接法で固定し
    た自動車用電球において、 前記シールドから複数個の係止片を切起こし、これらの
    係止片で共通導線を挟み、これらの係止片を共通導線に
    溶接したことを特徴とする自動車用電球。
  2. 【請求項2】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    沿わせたシールドを前記共通導線に突起溶接法で固定し
    た自動車用電球において、 前記シールドを、カップ部と、このカップ部の上縁から
    上方へ延出した舌部とで構成し、この舌部の上部に挟持
    用溝を形成し、この挟持用溝で共通導線を挟むととも
    に、カップ部を共通導線に溶接したことを特徴とする自
    動車用電球。
  3. 【請求項3】 ガラス球の内部に、共通導線、すれ違い
    ビームフィラメント、同用導線、走行ビームフィラメン
    ト、同用導線を収納し、すれ違いビームフィラメントに
    沿わせたシールドを前記共通導線に突起溶接法で固定し
    た自動車用電球において、 前記シールドを、カップ部と、このカップ部の上縁から
    上方へ延出した舌部とで構成し、この舌部の一部を共通
    導線側へ折曲て折り片とし、この折り片を共通導線に溶
    接するとともに、カップ部を共通導線に溶接したことを
    特徴とする自動車用電球。
  4. 【請求項4】 前記共通導線の先端をガラス球に係合し
    たことを特徴とする請求項1、請求項2又請求項3記載
    の自動車用電球。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514115A (ja) * 2006-12-19 2010-04-30 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィラメントを備えた遮光キャップ

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JP2010514115A (ja) * 2006-12-19 2010-04-30 オスラム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィラメントを備えた遮光キャップ

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