JPH09320844A - 吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法と該検出結果を用いた重心位置自動補正方法 - Google Patents
吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法と該検出結果を用いた重心位置自動補正方法Info
- Publication number
- JPH09320844A JPH09320844A JP8159117A JP15911796A JPH09320844A JP H09320844 A JPH09320844 A JP H09320844A JP 8159117 A JP8159117 A JP 8159117A JP 15911796 A JP15911796 A JP 15911796A JP H09320844 A JPH09320844 A JP H09320844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- electromagnet
- hoisting
- lifting
- gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
結果を用いた重心位置補正自動方法を提供する。 【解決手段】 各吊り上げ電磁石2a、2bをロードセ
ル4a、4bを介して懸垂し、夫々のロードセル4a、
4bによる計測値から、このロードセル4a、4bに結
合される吊り上げ電磁石2a、2bに吸着される負荷量
を判定するようにした。この場合、計測値(検出結果)
によって任意の吊り上げ電磁石の許容値を超過する負荷
重量を負担して吸着した場合は、所定の警報を発信する
のが望ましい。又上記の夫々のロードセル4a、4bに
よる計測値を用いて、各吊り上げ電磁石2a、2bに吸
着される負荷重心の現在位置と各吊り上げ電磁石の許容
値以内に負荷重量が配分されるべき各吊り上げ電磁石に
対する負荷重心位置との偏位量と方向を自動的に算出
し、表示するのが望ましい。なお、上記の偏位量は所定
の手段を備えれば自動補正することができる。
Description
て、鋼材を運搬するときに使用される吊り上げ電磁石の
安全維持のための操作/制御方法に係り、特に、各吊り
上げ電磁石に懸垂される負荷量を平衡にするために最適
な吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法とこの検出結果を
用いた重心位置自動補正方法に関する。
ンによって操作される吊り上げ電磁石を吊りビームに懸
垂し、吊り上げ電磁石への電流をオン・オフして運搬す
べき鋼材の吸着を行う吊り上げ電磁石装置が使用されて
いる。このような吊り上げ電磁石装置においては、鋼鉄
類を懸垂するときには1台のクレーンに1台の電磁石を
使用する場合もあるが、製品として成形された面積の広
い鉄板又は鋼材を運搬するときには、適切に配設した複
数の吊り上げ電磁石によって1個の鋼板又は鋼材及び加
工品を運搬する場合が多い。
な吊り上げ電磁石装置の場合は、運搬すべき鋼材の形状
に対応させてオペレータが目視で複数の吊り上げ電磁石
の配置と鋼材の形状とを相互に対応させて吸着位置を定
めている。そのために、不定形鋼材を吸着する場合に
は、その重心位置がはっきりしないために吸着位置が不
適切であっても、オペレータがその不適切なことに気が
つかないと運搬姿勢が不安定になって危険な場合が発生
する。即ち、複数の吊り上げ電磁石の中央部と鋼材重心
の偏位量を夫々の吊り上げ電磁石に許容される基準値内
に収まるようにして運搬作業をする必要があるが、特
に、鋼材が長尺物や不定形鋼材の場合には、オペレータ
が重心位置が適切となるように合わせることが困難であ
る。このような操作が必要な場合には、従来はオペレー
タの経験や技量に頼っていたので運搬作業時間が長く伸
びたり、運搬が的確に行われない傾向があった。本発明
は従来のものの上記課題(問題点)を解決し、 クレーン操作の経験が少ない者でも確実に重心合わせ
ができ、 不定形鋼材でも容易確実に重心合わせができる、 吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法とこの検出結果を用
いた重心位置自動補正方法を提供することを目的とす
る。
に、本発明の吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法は鋼材
を吸着懸垂し運搬する複数の吊り上げ電磁石を備えた吊
り上げ電磁石装置において、各吊り上げ電磁石を鋼材の
幅方向に対して1ないし数個又は1ないし数対のロード
セルを介して懸垂し、夫々のロードセルによる計測値か
ら該ロードセルに結合される吊り上げ電磁石に吸着され
る負荷量を判定するようにした。この場合、上記夫々の
ロードセルによる計測値から該ロードセルに結合される
吊り上げ電磁石に吸着される負荷量を判定し、任意の吊
り上げ電磁石が許容値を超過した負荷重量を負担吸着し
た場合には所定の警報を発信するのが望ましい。又、夫
々のロードセルによる計測値を用いて、各吊り上げ電磁
石に吸着される負荷重心の現在位置と各吊り上げ電磁石
の許容値以内に負荷重量が配分されるべき各吊り上げ電
磁石に対する負荷重心位置との偏位量と方向を自動的に
算出し、表示するのが望ましい。上記いずれかの方法に
より検出された負荷量を用いて、各吊り上げ電磁石の吸
着位置を手動的又は自動的に補正するようにしても良
い。さらに、上記の夫々のロードセルによる計測値を用
いて、各吊り上げ電磁石に吸着される負荷重心の現在位
置と各吊り上げ電磁石の許容値以内に負荷重量が配分さ
れるべき各吊り上げ電磁石に対する負荷重心位置との偏
位量と方向を算出し、該偏位を修正する方向に吊り上げ
電磁石を移動して負荷を再吸着することにより、自動的
に各吊り上げ電磁石の吸着位置を補正するようにしても
良い。上記のように、吊り上げ電磁石の負荷重量を検出
し、その重心位置を補正するようにすれば経験の少ない
オペレータでも、吊り上げ電磁石に鋼材の形状に関係な
く適切に吸着させることができる。
て詳細に説明する。 第1の実施の形態:第1の実施の形態は本発明の基本機
能を示している。図1、図2によって2個の吊り上げ電
磁石によって1個の鋼材を吸着し運搬する吊り上げ電磁
石装置について説明する。図1において、1Aはクレー
ンの(図示せず)に連結される吊りビームで、吊りビー
ム1Aには所定間隔を隔てて第1の吊り上げ電磁石2
a、第2の吊り上げ電磁石2bが懸垂され、これら2個
の吊り上げ電磁石2a、2bで鋼材3Aが吸着される。
4a、4bは夫々第1及び第2のロードセルで、第1の
ロードセル4aは吊りビーム1Aと第1の吊り上げ電磁
石2aとの間に、第2のロードセル4bは吊りビーム1
Aと第2の吊り上げ電磁石2bとの間に結合され、第1
のロードセル4a、第2のロードセル4bは夫々が結合
する吊り上げ電磁石2a、2bに夫々負荷配分される鋼
材の重量を計測している。
負荷重量検出方法とこの検出結果を用いたオペレータに
よる重心位置補正方法を示している。図2において、4
a、4bは第1及び第2のロードセルを示し、5a、5
bは夫々第1、第2の計測値表示機能を示している。第
1のロードセル4aの計測出力は第1の計測値表示機能
5aに入力し、第2のロードセル4bの計測出力は第2
の計測値表示機能5bに入力している。オペレータは、
図1における吊りビーム1Aをクレーンにより移動して
第1の吊り上げ電磁石2a、第2の吊り上げ電磁石2b
を作動して運搬すべき鋼材3Aを吸着させた後、僅かに
吊りビーム1Aを上昇させる。オペレータは第1の計測
値表示機能5aの表示値と第2の計測値表示機能5bの
表示値から夫々の表示値が基準値内か否かを判定し、い
ずれかの計測値表示機能の表示値が、この吊り上げ電磁
石の特性に対応して設定されている基準値よりも大であ
ると、負荷鋼材の重心位置Gと第1の吊り上げ電磁石2
aと第2の吊り上げ電磁石2bの中間との間の距離δの
概算値を算出し、条件によっては吊りビーム1Aを上昇
させた距離だけ低下させた後、一旦、吊り上げ電磁石の
吸着力を解除し、吊りビーム1Aを僅かに上昇させた
後、距離δだけ移動させて再吸着を行う。第1の計測値
表示機能5aの表示値と第2の計測値表示機能5bの表
示値を再度読み取り、いずれもが基準値内であることを
確認して運搬作業を実行する。しかし、第1の計測値表
示機能5aの表示値と第2の計測値表示機能5bの表示
値を再度読み取り、いずれかの計測値表示機能の表示値
が基準値外であると上記の作業を繰り返す。
る補正作業を自動化したシステム、即ち、ロードセルを
用いた負荷重量検出方法の検出結果を用いた重心位置補
正のための自動演算機能を備えた構成を図3によって説
明する。図3において、第1のロードセル4aの計測出
力と第2のロードセル4bの計測出力は演算機能6Aに
入力し、演算機能6Aの出力は警報/表示機能5cに入
力している。演算機能6Aは、第1の実施の形態に示し
た計測値表示機能5aと5bの表示値を基に、オペレー
タが実施した操作を自動的に実行する機能を備え、警報
/表示機能5cは、この演算結果を表示する機能を備え
ている。即ち、演算機能6Aは、第1のロードセル4a
の計測値と第2のロードセル4bの計測値からいずれの
計測値も基準値内かどうかを判定し、いずれかの計測値
表示機能の計測値がこの吊り上げ電磁石の特性に対応し
て設定されている基準値よりも大であると、第1の吊り
上げ電磁石2aと第2の吊り上げ電磁石2bとの間の距
離と現在の各ロードセルの計測値比率とから、第1の吊
り上げ電磁石2aと第2の吊り上げ電磁石2bの移動す
べき距離δを算出し、警報/表示機能5cに所定の警報
と移動すべき距離δを表示する。
吊り上げ電磁石装置において、吊り上げ電磁石の吸着位
置の補正作業を自動化した重心位置補正装置、即ち、ロ
ードセルを用いた負荷重量検出結果を用いた重心位置自
動補正方法を適用した重心位置補正装置の実施の形態を
図4と図5によって説明する。図4において、第1のロ
ードセル4aの計測出力と第2のロードセル4bの計測
出力は信号処理機能6Bに入力し、信号処理機能6Bの
出力はクレーン制御機能7に入力している。クレーン制
御機能7には各吊り上げ電磁石の操作機能、クレーンの
各アーム、ブーム類の操作機能、手動操作機能等を含み
夫々の操作信号を各操作機器に出力する信号線7aを備
えている。信号処理機能6B及びクレーン制御機能7に
は、この吊り上げ電磁石装置によっては上位制御機能
(図示せず)から所定の信号を入力し、又、上位制御機
能(図示せず)に所定の信号を出力する入出力機能(図
示せず)を設けている。
4のほか図5に示すフロー図を参照して説明する。図5
において、オペレータが運搬作業を開始すると(S
0)、オペレータは目視によって運搬対象鋼材3Aの形
状と位置を確認する。信号処理機能6B及び/又はクレ
ーン制御機能7に上位制御機能(図示せず)からの信号
入力機能を設けている場合は、上位制御機能からの鋼材
情報が信号処理機能6B及び/又はクレーン制御機能7
に入力する(S1)。クレーンを駆動すると共に、吊り
上げ電磁石2a、2bを励磁し各電磁石2a、2bを鋼
材3Aに当てがって鋼材3Aを吸着する(S2)。クレ
ーンを操作し吊りビーム1A、従って各電磁石2a、2
bを僅かに上昇させて、各ロードセル4a、ロードセル
4bに鋼材3Aの全重量を負荷分担させ、先ず第1のロ
ードセル4aの計測値G1と予め設定した制限値WCと
を信号処理機能6Bで比較し(S3)、第1のロードセ
ル4aの計測値G1が制限値WCに等しいか、より小さ
いと、さらに、第2のロードセル4bの計測値G2と予
め設定した制限値WCとを信号処理機能6Bで比較し
(S4)、第2のロードセル4bの計測値G2が制限値
WCに等しいか、より小さいと、クレーンを所定高さ迄
上昇した後、横方向へ移動して鋼材3Aを所定の位置に
運搬する次工程へと進む。
設定した制限値WCとを信号処理機能6Bで比較した結
果、第1のロードセル4aの計測値G1が制限値WCよ
りも大きいと(S3のNoの部分)、第1のロードセル
4aの計測値G1と制限値WCとの偏差値、即ち、超過
荷重を演算算出する(S6)。この場合には図示しない
データも受けて、第1のロードセル4aの計測値G1と
第2のロードセル4bの計測値G2との総和によって算
出される鋼材3Aの重量、及び吊りビーム1Aに結合す
る電磁石2a又は2bとの間隔から鋼材3Aの重心Gの
位置と、第1のロードセル4aの計測値G1と第2のロ
ードセル4bの計測値G2との負荷重量比及び吊りビー
ム1Aに結合する吊り上げ電磁石2aと2bとの間隔か
ら算出される現在の重心偏心位置とから、各吊り上げ電
磁石2aと2bとの鋼材3Aの吸着位置を修正すべき重
心の偏心量、即ち、各電磁石2a、2bを移動すべき距
離δと方向を算出する(S7)。この場合は、吊りビー
ム1Aを元の位置へと低下させて各電磁石2a、2bの
吸着力を解除し(S8)、クレーンを僅かに上昇させて
偏心量、即ち、電磁石の移動距離δだけ所定方向に電磁
石2a、2bを移動して(S9)、ステップS2に戻
る。その結果、ステップS3とステップS4は満足して
いる筈なので、ステップS5に移って鋼材の運搬作業を
実行する。
設定した制限値WCとを信号処理機能6Bで比較した結
果、第1のロードセル4aの計測値G1が制限値WCに
等しいか、より小さく(S3)、かつ、第2のロードセ
ル4bの計測値G2が制限値WCよりも大きいと(S4
のNoの場合)、第2のロードセル4bの計測値G2と
制限値WCとの偏差値、即ち、超過荷重を演算算出する
(S10)。この場合も図示しないデータも受けて前記
と同様に演算を行って各電磁石2a、2bによる鋼材3
Aの吸着位置を修正すべき偏心量δと方向を算出する
(S7)。この結果、クレーンにより吊りビームを低下
させて各電磁石2a、2bの吸着力を解除した後(S
8)、クレーンを僅かに上昇させて偏心量δだけ所定方
向に移動して(S9)ステップS2に戻る。その結果、
ステップS3とステップS4は満足している筈なので、
ステップS5に移って鋼材3Aの運搬作業を実行する。
正を誤動作して、第1の吊り上げ電磁石2a又は第2の
吊り上げ電磁石2bの鋼材荷重が設定値よりも大きい、
即ち、第1のロードセル4aの計測値G1又は第2のロ
ードセル4bの計測値G2が制限値WCよりも大きいと
上記のステップが繰り返される。上述したクレーンの操
作は、信号処理機能6Bに処理結果を表示してオペレー
タが手動操作するようにしても、クレーン制御機能7に
NC機能を設けて上位制御装置の管理の基に実行される
完全自動に構成しても良い。
て複数個のロードセルを使用した吊り上げ電磁石の装置
の形態を図6に示している。図6において、1Bはクレ
ーンに連結される吊りフック、2は吊り上げ電磁石、4
c、4dはロードセル、3Bは吊り上げ電磁石2に吸着
された鋼材である。本実施の形態は図1に示した第1の
実施の形態において、2個の吊り上げ電磁石を接近させ
て合体したものと同一と見なせば良い。従って、前述し
た第1の実施の形態、又は第2の実施の形態に準じて作
動するようにすれば良いので、操作に関する詳細説明は
省略する。
搬する大型の吊り上げ電磁石装置について、図7乃至図
9を参照して説明する。図7(A)において、1Cはク
レーンに連結された吊りビーム、2e1〜2enは夫々鋼
材3Cを吸着する吊り上げ電磁石を示している。又、4
e1〜4enは夫々各吊り上げ電磁石が分担する負荷量を
計測するロードセルである。同図(B)は、同図(A)
の側面方向からみた状況を示し、2e1は上述した吊り
上げ電磁石2e1〜2enの内の左端の1個を示し、4e
1a、4e1bは、上述したロードセル4e1〜4enがいず
れも、2個のロードセルが夫々1対になって形成されて
いることを示し、ロードセル4e1〜4enの内の吊り上
げ電磁石2e1に結合されるロードセルだけを代表して
示している。
8、図9によって説明する。制御機能の概要構成を示す
図8において、各ロードセル4e1a、4e1b〜4ena、
4enbの出力は計測信号処理機能4Aに入力し、計測信
号処理機能4Aが後述する処理を実行した結果の出力
は、吊り上げ電磁石装置の操作/制御機能10に入力
し、吊り上げ電磁石装置の操作/制御機能10の出力
は、クレーン操作/制御機能11に入力し、クレーンの
操作/制御機能11の出力は、クレーンの各機構駆動機
能を総合して示す機構駆動機能12と吊り上げ電磁石の
電磁コイルに所定の電流を供給する駆動機能を総合して
示す励磁機能13に入力している。吊り上げ電磁石装置
の操作/制御機能10には、オペレータが操作するため
の操作/指令信号入力機能と表示機能を備えた対人イン
タフェース機能10aが接続されている。又、この吊り
上げ電磁石装置の条件に対応して、吊り上げ電磁石装置
の操作/制御機能10から計測信号処理機能4Aに対す
る指令信号の入力線、クレーンの各ビームや吊り上げ電
磁石の位置を計測し、指令された行き先番地に自動移動
させるためのNC機能等が設けられる。
によって説明する。オペレータが作業を開始すると(S
0)、オペレータは目視によって運搬対象鋼材3Cの形
状と位置を確認する。対人インタフェース機能10aに
よる操作又は自動制御信号の入力、或いは、上位制御機
能(図示せず)からの鋼材情報が吊り上げ電磁石装置の
操作/制御機能10に入力する(S1)。オペレータの
操作又は予め設定されたプログラムによってクレーンの
吊りビーム1Cを移動して吊り上げ電磁石2e1〜2en
を作動して運搬すべき鋼材3Cを吸着させた後(S
2)、僅かに、吊りビーム1Cを上昇させる。吊りビー
ム1Cを上昇させて各ロードセル4e1a、4e1b〜4e
na、4enb(以下4e1〜4enと略す)に鋼材3Cの全
重量を負荷させ、この吊り上げ電磁石装置における予め
定まっているデータ及び作動中に図示しない計測センサ
によって得られる各部の位置信号を参照して、この鋼材
3Cの各吊り上げ電磁石に対応する現在の重心位置と、
鋼材の形状に対応して各ロードセル4e1〜4enが適切
にバランスした計測値を示す筈の位置を正常な重心位置
として算出する(S3、S4)。算出した両重心位置の
距離を示す偏心量δ、即ち偏差値とずれ方向を算出する
(S5)。算出された偏心量δが基準値以内かどうかを
判定し(S6)、基準値以内であるとクレーンの上昇操
作を継続して移動作業を実行し(S7)、鋼材3Cを所
定の位置に運搬する次工程に進む。算出された偏心量δ
が基準値以内かどうかを判定して(S6)、基準値以外
であると、条件に対応して吊りビーム1Cを上昇させた
距離だけ低下させて各吊り上げ電磁石2e1〜2enの吸
着力を解除して(S8)必要に応じて吊りビーム1Cを
僅かに上昇させて偏心量δを補正する方向に移動し、
又、必要な場合は各吊り上げ電磁石の一対のロードセ
ル、例えば吊り上げ電磁石4e1の場合ではロードセル
4e1aと4e1bの計測値が等しくなるように旋回して
(S9)ステップS2に戻る。その結果、ステップS6
は満足している筈なので、ステップS7に移って鋼材の
運搬作業を実行する。上述した重心位置の偏心状態を検
知するのに、偏心量δと基準値とを比較するように説明
したが、前述した第3の実施の形態と同様、各ロードセ
ルの計測値を基準値と比較し、超過していれば、上述の
偏心補正のための演算と制御処理を実行するようにして
も良い。
正を誤動作して、再度の重心位置算出と判定結果、偏心
量δが基準値よりも大であると上記のステップが繰り返
される。上述したクレーンの操作は、対人インタフェー
ス機能10aに計測信号処理機能4Aの処理結果を表示
してオペレータが手動操作するようにしても、クレーン
の操作/制御機能11と機構駆動機能12にNC機能を
設け、吊り上げ電磁石のコイルに対する励磁機能13の
自動操作機能を含めて完全自動に構成しても良い。又、
前述した第3の実施の形態は第5の実施の形態の特殊な
状態であると見なすことができる。
施の形態のものに適用可能な不定形鋼材であって、目視
により重心位置が不確定な鋼材を吸着運搬する場合に適
用すれば良い。即ち、吊り上げ電磁石により吸着される
鋼材としては、図10に示すものが対象となる。図10
において、同図(A)、(B)及び(C)は夫々運搬す
べき鋼材の平面図を、又同図(D)、(E)及び(F)
は夫々同図(A)、(B)及び(C)に対応する鋼材の
側面図を、又Gは重心位置を夫々示している。
ための基本構成とその働きを説明する実施の形態を示し
たものであって、例えば、図3及び図9に示した主要機
能の構成ブロック図において、ロ−ドセルの計測信号に
基づく演算機能、吊り上げ電磁石装置の操作/制御機能
は説明の便宜上区別して構成するように説明したが、各
計測機能や駆動機能との間に適切にインタフェースを設
けて同一コンピュータ上でソフト処理によって実行でき
るように構成する等、この吊り上げ電磁石装置の規模と
必要機能に対応して各機能を適切に構成すれば良い。
り上げ電磁石の負荷重量配分を自動検出し、さらに、こ
の検出結果を用いた重心位置の自動補正を行うようにし
たので、次に示すような優れた効果を有する。 経験の少ないオペレータでも安全・確実に吊り上げ電
磁石を負荷となる鋼材の重心位置に適切に当てがって吸
着できる。 このことは不定形形状の鋼材に対しても同様に実施で
きる。 従って、クレーン操作中に事故を発生する危険性がな
く鋼材の運搬作業を効率良く安全に行うことができる。
明する吊り上げ電磁石装置の構成を示す正面図である。
ードセルによる処理回路を示すブロック図である。
ードセルによる計測信号の処理回路を示すブロック図で
ある。
ードセルによる処理回路を示すブロック図である。
するフロー図である。
り上げ電磁石装置の構成を示す正面図である。
り上げ電磁石装置の構成を示す図であって、同図(A)
は正面図、同図(B)は側面である。
ードセルによる処理回路を示すブロック図である。
するフロー図である。
搬すべき鋼材の形状例を示す外形図であって、同図
(A)、(B)及び(C)の各図は平面図、同図
(D)、(E)及び(F)の各図は夫々同図(A)、
(B)及び(C)の側面図を示す。
ル 4A:計測信号処理機能 5a、5b:計測値表示機能 5c:警報/表示機能 6A:演算機能 6B:信号処理機能 7:クレーン制御機能 10:吊り上げ電磁石装置の操作/制御機能 10a:対人インターフェス機能 11:クレーンの操作/制御機能 12:機構駆動機能 13:励磁機能
Claims (5)
- 【請求項1】 鋼材を吸着懸垂し運搬する複数の吊り上
げ電磁石を備えた吊り上げ電磁石装置において、各吊り
上げ電磁石を鋼材の幅方向に対して1ないし数個又は1
ないし数対のロードセルを介して懸垂し、夫々のロード
セルによる計測値から該ロードセルに結合される吊り上
げ電磁石に吸着される負荷量を判定するようにしたこと
を特徴とする吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法。 - 【請求項2】 鋼材を吸着懸垂し運搬する複数の吊り上
げ電磁石を備えた吊り上げ電磁石装置において、各吊り
上げ電磁石を鋼材の幅方向に対して1ないし数個又は1
ないし数対のロードセルを介して懸垂し、夫々のロード
セルによる計測値から該ロードセルに結合される吊り上
げ電磁石に吸着される負荷量を判定し、任意の吊り上げ
電磁石が許容値を超過した負荷重量を負担吸着した場合
には、所定の警報を発信するようにしたことを特徴とす
る負荷重量検出方法。 - 【請求項3】 鋼材を吸着懸垂し運搬する複数の吊り上
げ電磁石を備えた吊り上げ電磁石装置において、各吊り
上げ電磁石を鋼材の幅方向に対して1ないし数個又は1
ないし数対のロードセルを介して懸垂し、夫々のロード
セルによる計測値を用いて、各吊り上げ電磁石に吸着さ
れる負荷重心の現在位置と各吊り上げ電磁石の許容値以
内に負荷重量が配分されるべき各吊り上げ電磁石に対す
る負荷重心位置との偏位量と方向を自動的に算出し、表
示するようにしたことを特徴とする負荷重量検出方法。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法
により検出された負荷量を用いて、各吊り上げ電磁石の
吸着位置を手動的又は自動的に補正するようにした吊り
上げ電磁石の重心位置自動補正方法。 - 【請求項5】 請求項3に記載の方法により各吊り上げ
電磁石に対する負荷重心位置との偏位量と方向を算出
し、該偏位を修正する方向に吊り上げ電磁石を移動して
負荷を再吸着することにより、自動的に各吊り上げ電磁
石の吸着位置を補正するようにした吊り上げ電磁石の重
心位置自動補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15911796A JP3843487B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 吊り上げ電磁石の吸着位置補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15911796A JP3843487B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 吊り上げ電磁石の吸着位置補正方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09320844A true JPH09320844A (ja) | 1997-12-12 |
| JP3843487B2 JP3843487B2 (ja) | 2006-11-08 |
Family
ID=15686618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15911796A Expired - Lifetime JP3843487B2 (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 吊り上げ電磁石の吸着位置補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3843487B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341972A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | リフティングマグネット吊具とその水平制御方法 |
| CN104677651A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-03 | 北京交通大学 | 一种施加面载荷的装置 |
| JP2022042416A (ja) * | 2020-09-02 | 2022-03-14 | 株式会社クボタ | 掴み装置および作業機 |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55164289U (ja) * | 1979-05-14 | 1980-11-26 | ||
| JPS6019691A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | 住友金属工業株式会社 | クレ−ン自動運転方法及び吊荷偏位検出装置 |
| JPS6178178U (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-26 | ||
| JPH02127393A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 対象物位置検出装置 |
| JPH0328184U (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-20 | ||
| JPH0365736U (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-26 | ||
| JPH05147883A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Toshiba Corp | 水平吊り装置 |
| JPH0725583A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-27 | Toyota Motor Corp | 吊り具及び住宅構成用ユニットの載置方法 |
| JPH07291577A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 荷の吊り補助装置 |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP15911796A patent/JP3843487B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55164289U (ja) * | 1979-05-14 | 1980-11-26 | ||
| JPS6019691A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-01-31 | 住友金属工業株式会社 | クレ−ン自動運転方法及び吊荷偏位検出装置 |
| JPS6178178U (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-26 | ||
| JPH02127393A (ja) * | 1988-11-02 | 1990-05-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 対象物位置検出装置 |
| JPH0328184U (ja) * | 1989-07-27 | 1991-03-20 | ||
| JPH0365736U (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-26 | ||
| JPH05147883A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Toshiba Corp | 水平吊り装置 |
| JPH0725583A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-27 | Toyota Motor Corp | 吊り具及び住宅構成用ユニットの載置方法 |
| JPH07291577A (ja) * | 1994-04-22 | 1995-11-07 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 荷の吊り補助装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001341972A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | リフティングマグネット吊具とその水平制御方法 |
| CN104677651A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-03 | 北京交通大学 | 一种施加面载荷的装置 |
| JP2022042416A (ja) * | 2020-09-02 | 2022-03-14 | 株式会社クボタ | 掴み装置および作業機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3843487B2 (ja) | 2006-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4856394B2 (ja) | コンテナクレーンの対象物位置計測装置と該対象物位置計測装置を用いた自動荷役装置 | |
| TW470712B (en) | Oscillation control apparatus for industrial vehicle, apparatus for assessing centroid position and method for assessing centroid position | |
| JP3222298B2 (ja) | 吊具の自動旋回位置決め方法および自動旋回位置決め装置を備えた吊具 | |
| JPH07115838B2 (ja) | クレーンの旋回規制機構 | |
| JPH09320844A (ja) | 吊り上げ電磁石の負荷重量検出方法と該検出結果を用いた重心位置自動補正方法 | |
| CN116583478A (zh) | 起重机和起重机的控制方法 | |
| JP6810297B2 (ja) | クレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置 | |
| CN113816253A (zh) | 钢卷称重装置 | |
| JP2001341972A (ja) | リフティングマグネット吊具とその水平制御方法 | |
| JP7482641B2 (ja) | 荷重算出装置及び荷重算出方法 | |
| JP3757512B2 (ja) | 車両の荷役制御装置 | |
| JPH11292466A (ja) | コンテナの自動積付方法及び装置 | |
| JPH0725583A (ja) | 吊り具及び住宅構成用ユニットの載置方法 | |
| JP2004075246A (ja) | 隙間検出システムと荷役機器 | |
| JPH10258991A (ja) | クレーン吊荷操作表示装置 | |
| JPH01167199A (ja) | クレーンの鉛直吊上げ方法 | |
| JPH0759468B2 (ja) | 鋼板吊枚数選別制御方法 | |
| JPS6215474B2 (ja) | ||
| JP2001163571A (ja) | コンテナ多段積用スプレッダおよびコンテナ多段積用スプレッダの制御方法 | |
| JP2018193152A (ja) | クレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置 | |
| CN207861799U (zh) | 叉车防倾倒装置以及高稳定性叉车 | |
| JPH11139749A (ja) | リフマグクレーンの重ね吊り防止方法 | |
| JPS5950595B2 (ja) | クレ−ンの制御装置 | |
| JP3542289B2 (ja) | 車両重心位置算出早見表及びこれを用いた車両重心位置算出方法 | |
| HK40107960A (zh) | 起重机及起重机的测定系统 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060725 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060807 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110825 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120825 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130825 Year of fee payment: 7 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |