JPH09322597A - 車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置 - Google Patents
車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置Info
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- JPH09322597A JPH09322597A JP15182096A JP15182096A JPH09322597A JP H09322597 A JPH09322597 A JP H09322597A JP 15182096 A JP15182096 A JP 15182096A JP 15182096 A JP15182096 A JP 15182096A JP H09322597 A JPH09322597 A JP H09322597A
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 いわゆる原点リセットの頻度が少なくて済
み、脱調音の発生頻度の少ないステッピングモータを用
いてなるモータアクチュエータ制御方法及びその装置を
提供する。 【解決手段】 イグニッションスイッチの投入が初回で
ある場合、このイグニッションスイッチの投入時から所
定時間αは、ステッピングモータを用いてなるモータア
クチュエータの駆動を強制的に停止するようにし(図2
のステップ102,104,106参照)、その所定時
間α経過後に、通常の駆動制御が行われるようにして、
特に、いわゆるクランキングの際に生じ易い電源電圧の
変動により、ステッピングモータに生ずる脱調を確実に
回避し、それにより、いわゆるドア位置ずれの発生頻度
の低減並びにいわゆる原点リセットの頻度の低減が図ら
れるようになっている。
み、脱調音の発生頻度の少ないステッピングモータを用
いてなるモータアクチュエータ制御方法及びその装置を
提供する。 【解決手段】 イグニッションスイッチの投入が初回で
ある場合、このイグニッションスイッチの投入時から所
定時間αは、ステッピングモータを用いてなるモータア
クチュエータの駆動を強制的に停止するようにし(図2
のステップ102,104,106参照)、その所定時
間α経過後に、通常の駆動制御が行われるようにして、
特に、いわゆるクランキングの際に生じ易い電源電圧の
変動により、ステッピングモータに生ずる脱調を確実に
回避し、それにより、いわゆるドア位置ずれの発生頻度
の低減並びにいわゆる原点リセットの頻度の低減が図ら
れるようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
おいて、空気の流れを切り替えるためのインテークド
ア、ミックスドア等の各種ドアを回動するためのモータ
アクチュエータの制御方法及びその装置に係り、特に、
ステッピングモータを用いてなるいわゆるモータアクチ
ュエータの制御方法の改良及び動作制御を行うモータア
クチュエータ制御装置の動作の改良を図ったものに関す
る。
おいて、空気の流れを切り替えるためのインテークド
ア、ミックスドア等の各種ドアを回動するためのモータ
アクチュエータの制御方法及びその装置に係り、特に、
ステッピングモータを用いてなるいわゆるモータアクチ
ュエータの制御方法の改良及び動作制御を行うモータア
クチュエータ制御装置の動作の改良を図ったものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用空調装置のいわゆる通風系におい
ては、インテークドア、エアミックスドア、モードドア
等のドアの回動を行うため、モータを用いてなるいわゆ
るモータアクチュエータが使用されている。特に、高精
度の位置制御が行えることからステッピングモータを用
いてなるモータアクチュエータによりドア制御を行うよ
うにしたものが種々提案されている。
ては、インテークドア、エアミックスドア、モードドア
等のドアの回動を行うため、モータを用いてなるいわゆ
るモータアクチュエータが使用されている。特に、高精
度の位置制御が行えることからステッピングモータを用
いてなるモータアクチュエータによりドア制御を行うよ
うにしたものが種々提案されている。
【0003】例えば、特公平4−9685号公報には、
モードドア用のステッピングモータを用いてなるモータ
アクチュエータの制御装置が示されている。すなわち、
この制御装置は、イグニッションスイッチの投入(電源
投入)時に、モードドアが一旦所定の位置へ回動される
ように、ステッピングモータへ所定の駆動信号を入力し
て、いわゆる原点リセットを行い、その後、操作部によ
り設定されている所望のドア位置となるようにステッピ
ングモータへの駆動信号の入力を行うようにしたもの
で、特に、イグニッションスイッチの投入毎に原点リセ
ットを行うことにより、ステッピングモータの使用によ
り生ずるドアの位置ずれを極力小さくするようにしたも
のである。
モードドア用のステッピングモータを用いてなるモータ
アクチュエータの制御装置が示されている。すなわち、
この制御装置は、イグニッションスイッチの投入(電源
投入)時に、モードドアが一旦所定の位置へ回動される
ように、ステッピングモータへ所定の駆動信号を入力し
て、いわゆる原点リセットを行い、その後、操作部によ
り設定されている所望のドア位置となるようにステッピ
ングモータへの駆動信号の入力を行うようにしたもの
で、特に、イグニッションスイッチの投入毎に原点リセ
ットを行うことにより、ステッピングモータの使用によ
り生ずるドアの位置ずれを極力小さくするようにしたも
のである。
【0004】また、特公平6−81522号公報には、
ステッピングモータの軸に、軸の回転位置を検出するた
めの位置検出手段を設け、ステッピングモータの現実の
ステップ数を位置検出手段の検出信号より求め、この検
出されたステップ数と、ステッピングモータの駆動回路
からステッピングモータへ対して出力されるパルス信号
の数との差に応じて、ステッピングモータのリセットを
行うようにしたものが開示されている。
ステッピングモータの軸に、軸の回転位置を検出するた
めの位置検出手段を設け、ステッピングモータの現実の
ステップ数を位置検出手段の検出信号より求め、この検
出されたステップ数と、ステッピングモータの駆動回路
からステッピングモータへ対して出力されるパルス信号
の数との差に応じて、ステッピングモータのリセットを
行うようにしたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来装置においては、原点リセットがイグニッションス
イッチの投入の度毎に行われるため、実際には原点リセ
ットを行う程ではない状態であっても、原点リセットが
行われてしまう。この原点リセットは、ドアが所定の位
置でいわゆるロック状態とされ、ステッピングモータに
駆動信号が入力される状態となるため、いわゆる脱調状
態となり、脱調音が生ずるが、この脱調音は、車両用空
調装置のダクトを介して車室内へ漏れるため、搭乗者に
とって比較的耳障りとなるという問題がある。特に、イ
グニッションスイッチの投入の度毎に、脱調音が聞こえ
るとなると不快感は殊更である。
従来装置においては、原点リセットがイグニッションス
イッチの投入の度毎に行われるため、実際には原点リセ
ットを行う程ではない状態であっても、原点リセットが
行われてしまう。この原点リセットは、ドアが所定の位
置でいわゆるロック状態とされ、ステッピングモータに
駆動信号が入力される状態となるため、いわゆる脱調状
態となり、脱調音が生ずるが、この脱調音は、車両用空
調装置のダクトを介して車室内へ漏れるため、搭乗者に
とって比較的耳障りとなるという問題がある。特に、イ
グニッションスイッチの投入の度毎に、脱調音が聞こえ
るとなると不快感は殊更である。
【0006】また、後者の従来装置にあっては、的確に
リセットが行える反面、位置検出手段を要するため、構
成が複雑となり、装置の高価格化を招くという問題があ
る。さらに、何れの従来装置においても次述するような
共通の問題がある。一般にステッピングモータの駆動ト
ルクは、バッテリー電圧や雰囲気温度により変化する
他、車両用空調装置のドアシート時の反力が雰囲気温度
の変化やリンク、レバー等のあそびの経時変化に伴い変
化するため、ステッピングモータのリセット時の条件に
よっては、ドアの圧力が上述のような影響から異なるこ
ととなるため、ドアを必要以上に押しつける結果を招
き、レバーやケースの耐久性低下を生ずることがある。
またさらに、ドアの圧縮力は、車両用空調装置の種類に
よって異なるだけでなく、同一仕様のものであっても、
実際には、製造のいわゆるばらつきによっても個々に異
なるため、的確なリセットが行えないという問題があ
る。
リセットが行える反面、位置検出手段を要するため、構
成が複雑となり、装置の高価格化を招くという問題があ
る。さらに、何れの従来装置においても次述するような
共通の問題がある。一般にステッピングモータの駆動ト
ルクは、バッテリー電圧や雰囲気温度により変化する
他、車両用空調装置のドアシート時の反力が雰囲気温度
の変化やリンク、レバー等のあそびの経時変化に伴い変
化するため、ステッピングモータのリセット時の条件に
よっては、ドアの圧力が上述のような影響から異なるこ
ととなるため、ドアを必要以上に押しつける結果を招
き、レバーやケースの耐久性低下を生ずることがある。
またさらに、ドアの圧縮力は、車両用空調装置の種類に
よって異なるだけでなく、同一仕様のものであっても、
実際には、製造のいわゆるばらつきによっても個々に異
なるため、的確なリセットが行えないという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、ドア位置制御の精度を確保しつつ原点リセットを行
う頻度を低減することのでき、脱調音の発生頻度が少な
い車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び
その装置を提供するものである。本発明の他の目的は、
位置ずれの発生の低減が行える車両用空調装置のモータ
アクチュエータ制御方法及びその装置を提供することに
ある。本発明の他の目的は、ドアシート位置における的
確なリセットが行える車両用空調装置のモータアクチュ
エータ制御方法及びその装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、必要以上にドアをシートさせること
なくリセットの行える車両用空調装置のモータアクチュ
エータ制御方法及びその装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、リセットに要する時間が必要最低限
で済む車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法
及びその装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、車両用空調装置の種類の違いや、同一仕様の空調装
置であっても製造ばらつきの影響を受けることなく、ド
アシート位置での的確なリセットができる車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御方法及びその装置を提供
することにある。
で、ドア位置制御の精度を確保しつつ原点リセットを行
う頻度を低減することのでき、脱調音の発生頻度が少な
い車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び
その装置を提供するものである。本発明の他の目的は、
位置ずれの発生の低減が行える車両用空調装置のモータ
アクチュエータ制御方法及びその装置を提供することに
ある。本発明の他の目的は、ドアシート位置における的
確なリセットが行える車両用空調装置のモータアクチュ
エータ制御方法及びその装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、必要以上にドアをシートさせること
なくリセットの行える車両用空調装置のモータアクチュ
エータ制御方法及びその装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、リセットに要する時間が必要最低限
で済む車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法
及びその装置を提供することにある。本発明の他の目的
は、車両用空調装置の種類の違いや、同一仕様の空調装
置であっても製造ばらつきの影響を受けることなく、ド
アシート位置での的確なリセットができる車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御方法及びその装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法は、
車両用空調装置において用いられるステッピングモータ
を用いてなるモータアクチュエータの制御方法であっ
て、エンジン始動時から所定時間経過後に、モータアク
チュエータの駆動を開始するようにしてなるものであ
る。
る車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法は、
車両用空調装置において用いられるステッピングモータ
を用いてなるモータアクチュエータの制御方法であっ
て、エンジン始動時から所定時間経過後に、モータアク
チュエータの駆動を開始するようにしてなるものであ
る。
【0009】かかる方法は、エンジンの始動時であるい
わゆるクランキングの際に、モータアクチュエータに供
給される電圧の変動、特に、電圧低下が生じ易く、この
ような状態においてステッピングモータを用いてなるモ
ータアクチュエータを駆動すると、脱調によるドアの位
置ずれを招くという点に着目したもので、エンジン始動
時から所定時間は、モータアクチュエータの駆動を強制
的に禁止し、その後、駆動可能とすることで、いわゆる
クランキング時における位置ずれの発生を確実に回避
し、モータアクチュエータのいわゆる原点リセットの頻
度を低減できるようにしたものである。
わゆるクランキングの際に、モータアクチュエータに供
給される電圧の変動、特に、電圧低下が生じ易く、この
ような状態においてステッピングモータを用いてなるモ
ータアクチュエータを駆動すると、脱調によるドアの位
置ずれを招くという点に着目したもので、エンジン始動
時から所定時間は、モータアクチュエータの駆動を強制
的に禁止し、その後、駆動可能とすることで、いわゆる
クランキング時における位置ずれの発生を確実に回避
し、モータアクチュエータのいわゆる原点リセットの頻
度を低減できるようにしたものである。
【0010】請求項2記載の車両用空調装置のモータア
クチュエータ制御方法は、車両用空調装置において用い
られるステッピングモータを用いてなるモータアクチュ
エータの制御方法であって、モータアクチュエータの駆
動の度毎に、電源電圧の所定値以下への低下の発生を計
数し、当該計数値が各モータアクチュエータの駆動対象
に応じて設定された所定値以上となった場合に、当該モ
ータアクチュエータの原点リセットを行うようにしてな
るものである。特に、モータアクチュエータは、モード
ドア、エアミックスドア及びインテークドア毎に設けら
れたものであって、所定値は、モードドア、エアミック
スドア、インテークドアの順に大となるようにそれぞれ
設定されたものであるものが好適である。
クチュエータ制御方法は、車両用空調装置において用い
られるステッピングモータを用いてなるモータアクチュ
エータの制御方法であって、モータアクチュエータの駆
動の度毎に、電源電圧の所定値以下への低下の発生を計
数し、当該計数値が各モータアクチュエータの駆動対象
に応じて設定された所定値以上となった場合に、当該モ
ータアクチュエータの原点リセットを行うようにしてな
るものである。特に、モータアクチュエータは、モード
ドア、エアミックスドア及びインテークドア毎に設けら
れたものであって、所定値は、モードドア、エアミック
スドア、インテークドアの順に大となるようにそれぞれ
設定されたものであるものが好適である。
【0011】かかる方法は、いわゆる原点リセットの必
要頻度は、各ドアによって異なる点に着目し、ドア毎に
原点リセットを行う判断基準となる位置ずれの発生回数
を設定し、各ドアの原点リセットすなわち各モータアク
チューエータの原点リセットの要否を、それぞれの設定
値で判断して行うようにしたもので、これにより一つの
基準値で判断して原点リセットを行うような従来のもの
に比して、ドア位置制御の精度低下を招くことなく、よ
り適切な頻度でのいわゆる原点リセットが行われること
となるものである。
要頻度は、各ドアによって異なる点に着目し、ドア毎に
原点リセットを行う判断基準となる位置ずれの発生回数
を設定し、各ドアの原点リセットすなわち各モータアク
チューエータの原点リセットの要否を、それぞれの設定
値で判断して行うようにしたもので、これにより一つの
基準値で判断して原点リセットを行うような従来のもの
に比して、ドア位置制御の精度低下を招くことなく、よ
り適切な頻度でのいわゆる原点リセットが行われること
となるものである。
【0012】請求項4記載の発明に係る車両用空調装置
のモータアクチュエータ制御装置は、ステッピングモー
タを用いてなるモータアクチュエータを、空調設定状態
に応じて駆動制御するよう構成されなる車両用空調装置
のモータアクチュエータ制御装置において、エンジンの
始動を検知する始動検知手段と、前記始動検知手段によ
りエンジンの始動が検知された時点から所定の時間経過
を判定する計時手段と、前記計時手段により所定時間が
経過したと判定されるまで、モータアクチュエータを強
制的に非駆動状態とする駆動制限手段と、を具備したも
のである。特に、始動検知手段は、イグニッションスイ
ッチの投入が初回か否かを判定するものが好適である。
のモータアクチュエータ制御装置は、ステッピングモー
タを用いてなるモータアクチュエータを、空調設定状態
に応じて駆動制御するよう構成されなる車両用空調装置
のモータアクチュエータ制御装置において、エンジンの
始動を検知する始動検知手段と、前記始動検知手段によ
りエンジンの始動が検知された時点から所定の時間経過
を判定する計時手段と、前記計時手段により所定時間が
経過したと判定されるまで、モータアクチュエータを強
制的に非駆動状態とする駆動制限手段と、を具備したも
のである。特に、始動検知手段は、イグニッションスイ
ッチの投入が初回か否かを判定するものが好適である。
【0013】かかる構成においては、始動検知手段、計
時手段及び駆動制御手段は、例えば、いわゆるCPUに
よるプログラムの実行により実現し得るものである。こ
の装置は、エンジンの始動時であるいわゆるクランキン
グの際に、モータアクチュエータに供給される電圧の変
動、特に、電圧低下が生じ易く、このような状態におい
てステッピングモータを用いてなるモータアクチュエー
タを駆動すると、脱調によるドアの位置ずれを招くとい
う点に着目したもので、エンジン始動時から所定時間
は、駆動制御手段によりモータアクチュエータの駆動を
強制的に禁止し、その後、駆動可能とすることで、いわ
ゆるクランキング時における位置ずれの発生を確実に回
避し、モータアクチュエータのいわゆる原点リセットの
頻度を低減できるようにしたものである。
時手段及び駆動制御手段は、例えば、いわゆるCPUに
よるプログラムの実行により実現し得るものである。こ
の装置は、エンジンの始動時であるいわゆるクランキン
グの際に、モータアクチュエータに供給される電圧の変
動、特に、電圧低下が生じ易く、このような状態におい
てステッピングモータを用いてなるモータアクチュエー
タを駆動すると、脱調によるドアの位置ずれを招くとい
う点に着目したもので、エンジン始動時から所定時間
は、駆動制御手段によりモータアクチュエータの駆動を
強制的に禁止し、その後、駆動可能とすることで、いわ
ゆるクランキング時における位置ずれの発生を確実に回
避し、モータアクチュエータのいわゆる原点リセットの
頻度を低減できるようにしたものである。
【0014】請求項6記載の発明に係る車両用空調装置
のモータアクチュエータ制御装置は、ステッピングモー
タを用いてなるモータアクチュエータを、空調設定状態
に応じて駆動制御するよう構成されなる車両用空調装置
のモータアクチュエータ制御装置において、モータアク
チュエータは、車両用空調装置に設けられた各ドア毎に
設けられており、各モータアクチュエータの駆動の度毎
に、電源電圧の所定値以下への低下の発生を計数する計
数手段と、前記計数手段により計数された値が、各モー
タアクチュエータによりそれぞれ駆動されるドア毎に設
定された各所定値を越えたか否かを判定する計数値判定
手段と、前記計数値判定手段により何れかの所定値を越
えたと判定された場合、当該所定値が設定されたドアを
駆動するモータアクチュエータの原点リセットを行うリ
セット手段と、を具備したものである。特に、ドアは、
モードドア、エアミックスドア、インテークドアであ
り、所定値は、モードドア、エアミックスドア、インテ
ークドアの順に大となるように設定されたものが好適で
ある。
のモータアクチュエータ制御装置は、ステッピングモー
タを用いてなるモータアクチュエータを、空調設定状態
に応じて駆動制御するよう構成されなる車両用空調装置
のモータアクチュエータ制御装置において、モータアク
チュエータは、車両用空調装置に設けられた各ドア毎に
設けられており、各モータアクチュエータの駆動の度毎
に、電源電圧の所定値以下への低下の発生を計数する計
数手段と、前記計数手段により計数された値が、各モー
タアクチュエータによりそれぞれ駆動されるドア毎に設
定された各所定値を越えたか否かを判定する計数値判定
手段と、前記計数値判定手段により何れかの所定値を越
えたと判定された場合、当該所定値が設定されたドアを
駆動するモータアクチュエータの原点リセットを行うリ
セット手段と、を具備したものである。特に、ドアは、
モードドア、エアミックスドア、インテークドアであ
り、所定値は、モードドア、エアミックスドア、インテ
ークドアの順に大となるように設定されたものが好適で
ある。
【0015】かかる構成においては、計数手段、計数値
判定手段及びリセット手段は、例えば、いわゆるCPU
によるプログラムの実行により実現し得るものである。
この装置は、いわゆる原点リセットの必要頻度は、各ド
アによって異なる点に着目し、ドア毎に原点リセットを
行う判断基準となる位置ずれの発生回数を設定し、各ド
アの原点リセットすなわち各モータアクチューエータの
原点リセットの要否を、それぞれの設定値で判断して行
うようにしたもので、これにより一つの基準値で判断し
て原点リセットを行うような従来のものに比して、ドア
位置制御の精度低下を招くことなく、より適切な頻度で
のいわゆる原点リセットが行われることとなるものであ
る。
判定手段及びリセット手段は、例えば、いわゆるCPU
によるプログラムの実行により実現し得るものである。
この装置は、いわゆる原点リセットの必要頻度は、各ド
アによって異なる点に着目し、ドア毎に原点リセットを
行う判断基準となる位置ずれの発生回数を設定し、各ド
アの原点リセットすなわち各モータアクチューエータの
原点リセットの要否を、それぞれの設定値で判断して行
うようにしたもので、これにより一つの基準値で判断し
て原点リセットを行うような従来のものに比して、ドア
位置制御の精度低下を招くことなく、より適切な頻度で
のいわゆる原点リセットが行われることとなるものであ
る。
【0016】また、請求項8記載の発明に係る車両用空
調装置のモータアクチュエータ制御装置は、上述した請
求項6又は7記載の構成に、エンジンの始動を検知する
始動検知手段と、前記始動検知手段によりエンジンの始
動が検知された時点から所定の時間経過を判定する計時
手段と、前記計時手段により所定時間が経過したと判定
されるまで、モータアクチュエータを強制的に非駆動状
態とする駆動制限手段と、付加してなるものである。こ
の付加された部分は、先の請求項4記載の発明を構成す
るものであり、これにより、上述のようにドア毎にいわ
ゆる原点リセットを行う時期を違えて的確な原点リセッ
トを行うと共に、いわゆるクランキングの際におけるモ
ータアクチュエータの駆動を禁止して、クランキング時
における位置ずれの発生を確実に回避し、モータアクチ
ュエータのいわゆる原点リセットの頻度を低減できると
いう二重の機能が実現されることとなる。
調装置のモータアクチュエータ制御装置は、上述した請
求項6又は7記載の構成に、エンジンの始動を検知する
始動検知手段と、前記始動検知手段によりエンジンの始
動が検知された時点から所定の時間経過を判定する計時
手段と、前記計時手段により所定時間が経過したと判定
されるまで、モータアクチュエータを強制的に非駆動状
態とする駆動制限手段と、付加してなるものである。こ
の付加された部分は、先の請求項4記載の発明を構成す
るものであり、これにより、上述のようにドア毎にいわ
ゆる原点リセットを行う時期を違えて的確な原点リセッ
トを行うと共に、いわゆるクランキングの際におけるモ
ータアクチュエータの駆動を禁止して、クランキング時
における位置ずれの発生を確実に回避し、モータアクチ
ュエータのいわゆる原点リセットの頻度を低減できると
いう二重の機能が実現されることとなる。
【0017】請求項10記載の発明に係る車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御方法は、車両用空調装置
において用いられるステッピングモータを用いてなるモ
ータアクチュエータの制御方法であって、前記ステッピ
ングモータのリセットの際、当該ステッピングモータの
励磁電流が所定値以上となったときに、リセット位置に
到達したとして前記ステッピングモータの駆動を停止す
るようにしてなるものである。
置のモータアクチュエータ制御方法は、車両用空調装置
において用いられるステッピングモータを用いてなるモ
ータアクチュエータの制御方法であって、前記ステッピ
ングモータのリセットの際、当該ステッピングモータの
励磁電流が所定値以上となったときに、リセット位置に
到達したとして前記ステッピングモータの駆動を停止す
るようにしてなるものである。
【0018】かかる方法は、ステッピングモータのリセ
ットの際、当該ステッピングモータの励磁電流の大きさ
を見ることで、的確にリセットされたか否かが判定でき
ることに着目し、所定値の励磁電流が検出されたときに
ステッピングモータの駆動を停止するようにして、従来
のような必要以上の駆動を回避できるようにしたもので
ある。
ットの際、当該ステッピングモータの励磁電流の大きさ
を見ることで、的確にリセットされたか否かが判定でき
ることに着目し、所定値の励磁電流が検出されたときに
ステッピングモータの駆動を停止するようにして、従来
のような必要以上の駆動を回避できるようにしたもので
ある。
【0019】請求項13記載の発明に係る車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御装置は、ステッピングモ
ータを用いてなるモータアクチュエータを、空調設定状
態に応じて駆動制御するよう構成されなる車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御装置において、前記ステ
ッピングモータの励磁電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出された励磁電流が所定値以
上であるか否かを判定する電流判定手段と、前記ステッ
ピングモータのリセットの際、前記電流検出手段により
励磁電流が所定値以上と判定されたときに、前記ステッ
ピングモータの駆動を停止させる制御手段と、を具備し
てなるものである。
置のモータアクチュエータ制御装置は、ステッピングモ
ータを用いてなるモータアクチュエータを、空調設定状
態に応じて駆動制御するよう構成されなる車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御装置において、前記ステ
ッピングモータの励磁電流を検出する電流検出手段と、
前記電流検出手段により検出された励磁電流が所定値以
上であるか否かを判定する電流判定手段と、前記ステッ
ピングモータのリセットの際、前記電流検出手段により
励磁電流が所定値以上と判定されたときに、前記ステッ
ピングモータの駆動を停止させる制御手段と、を具備し
てなるものである。
【0020】かかる構成において、電流検出手段は、例
えば、励磁電流が流れるラインに低抵抗を挿入し、この
低抵抗に生ずる電圧降下を検出し、検出された電圧を電
流値に換算するような構成等種々の公知・周知の回路を
用いて実現できるものである。また、電流判定手段及び
制御手段は、例えば、いわゆるCPUによって所定のプ
ログラムを実行させることにより実現し得るものであ
る。この装置は、ステッピングモータのリセットの際、
当該ステッピングモータの励磁電流の大きさで、的確に
リセットされたか否かが判定できることに着目してなさ
れたもので、ステッピングモータのリセットの際に、所
定値以上の励磁電流が検出されたときにステッピングモ
ータの駆動を停止するようにして、従来のような必要以
上の駆動を回避できるようにしたものである。
えば、励磁電流が流れるラインに低抵抗を挿入し、この
低抵抗に生ずる電圧降下を検出し、検出された電圧を電
流値に換算するような構成等種々の公知・周知の回路を
用いて実現できるものである。また、電流判定手段及び
制御手段は、例えば、いわゆるCPUによって所定のプ
ログラムを実行させることにより実現し得るものであ
る。この装置は、ステッピングモータのリセットの際、
当該ステッピングモータの励磁電流の大きさで、的確に
リセットされたか否かが判定できることに着目してなさ
れたもので、ステッピングモータのリセットの際に、所
定値以上の励磁電流が検出されたときにステッピングモ
ータの駆動を停止するようにして、従来のような必要以
上の駆動を回避できるようにしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図8を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、請求項1乃至9記載の発明の実施
の形態について図1乃至図4を参照しつつ説明すること
とする。まず、以下説明する請求項1乃至9記載の発明
に関する第1及び第2の発明の実施の形態に共通する車
両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置(以下
「本装置」と言う)の構成について図1を参照しつつ説
明する。
て、図1乃至図8を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、請求項1乃至9記載の発明の実施
の形態について図1乃至図4を参照しつつ説明すること
とする。まず、以下説明する請求項1乃至9記載の発明
に関する第1及び第2の発明の実施の形態に共通する車
両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置(以下
「本装置」と言う)の構成について図1を参照しつつ説
明する。
【0022】本装置は、いわゆるCPU1と、操作部2
と、駆動回路18a,19a,20aとを主たる構成要
素としてなるもので、車両用空調装置の各モータアクチ
ュエータ18,19,20を、後述するようにCPU1
によるプログラムの実行により、駆動回路18a,19
a,20aを介して動作制御するようになっているもの
である。すなわち、CPU1は、図示されないメモリに
後述するような制御手順を実現するプログラムが記憶さ
れており、このプログラムの実行により、駆動回路18
a,19a,20aに対して制御信号が入力され、この
制御信号に応じてステッピングモータからなる各モータ
アクチュエータ18,19,20へ対してそれぞれの駆
動回路18a,19a,20aから駆動信号が出力され
その動作が制御されるようになっている。
と、駆動回路18a,19a,20aとを主たる構成要
素としてなるもので、車両用空調装置の各モータアクチ
ュエータ18,19,20を、後述するようにCPU1
によるプログラムの実行により、駆動回路18a,19
a,20aを介して動作制御するようになっているもの
である。すなわち、CPU1は、図示されないメモリに
後述するような制御手順を実現するプログラムが記憶さ
れており、このプログラムの実行により、駆動回路18
a,19a,20aに対して制御信号が入力され、この
制御信号に応じてステッピングモータからなる各モータ
アクチュエータ18,19,20へ対してそれぞれの駆
動回路18a,19a,20aから駆動信号が出力され
その動作が制御されるようになっている。
【0023】このCPU1には、イグニッションスイッ
チ3の一端が接続されており、イグニッションスイッチ
3の開閉成が検知されるようになっている(詳細は後
述)。なお、イグニッションスイッチ3の他端は、車両
に搭載されるバッテリ4の正極側に接続されている。ま
た、CPU1には、車両用空調装置の各ドアの回動位置
の設定を行う操作部2の信号が入力されるようになって
おり、各モータアクチュエータ18,19,20の動作
制御に供されるようになっている。
チ3の一端が接続されており、イグニッションスイッチ
3の開閉成が検知されるようになっている(詳細は後
述)。なお、イグニッションスイッチ3の他端は、車両
に搭載されるバッテリ4の正極側に接続されている。ま
た、CPU1には、車両用空調装置の各ドアの回動位置
の設定を行う操作部2の信号が入力されるようになって
おり、各モータアクチュエータ18,19,20の動作
制御に供されるようになっている。
【0024】ここで、車両用空調装置の概略構成、主に
いわゆる通風系を中心に説明すれば次の通りである。空
調ダクト5の上流側は、外気導入口6と、内気導入口7
とに分岐されており、この分岐部分には空調ダクト5へ
導入する空気を選択するためのインテークドア8が設け
られている。
いわゆる通風系を中心に説明すれば次の通りである。空
調ダクト5の上流側は、外気導入口6と、内気導入口7
とに分岐されており、この分岐部分には空調ダクト5へ
導入する空気を選択するためのインテークドア8が設け
られている。
【0025】そして、空調ダクト5の後流側には、ブロ
アモータ9、エバポレータ10、ヒータコア11が順次
配置されている。なお、エバポレータ10は、図示され
ないコンプレッサ等と共に、いわゆる冷房サイクルを構
成するようになっているものである。
アモータ9、エバポレータ10、ヒータコア11が順次
配置されている。なお、エバポレータ10は、図示され
ないコンプレッサ等と共に、いわゆる冷房サイクルを構
成するようになっているものである。
【0026】ヒータコア11は、空調ダクト5の一方側
に偏って設けられており、空調ダクト5の他方の側壁と
ヒータコア11との間にバイパス通路12が形成される
と共に、ヒータコア11の前方には、ヒータコア11を
通過する空気量と、バイパス通路12を通過する空気量
とを調節するためのエアミックスドア13が設けられて
いる。
に偏って設けられており、空調ダクト5の他方の側壁と
ヒータコア11との間にバイパス通路12が形成される
と共に、ヒータコア11の前方には、ヒータコア11を
通過する空気量と、バイパス通路12を通過する空気量
とを調節するためのエアミックスドア13が設けられて
いる。
【0027】さらに、空調ダクト5の下流側は、ベント
吹出口14、デフロスト吹出口15及びヒート吹出口1
6に分かれて図示されない車室内に開口するように形成
されていると共に、それぞれの吹出口には、モードドア
17a,17bがそれぞれ設けられている。
吹出口14、デフロスト吹出口15及びヒート吹出口1
6に分かれて図示されない車室内に開口するように形成
されていると共に、それぞれの吹出口には、モードドア
17a,17bがそれぞれ設けられている。
【0028】上述したインテークドア8、エアミックス
ドア13及びモードドア17a,17bは、いずれもス
テッピングモータ(図示せず)を用いてなるモータアク
チュエータによりその回動位置が変えられるようになっ
ている。すなわち、インテークドア8は、モータアクチ
ュエータ18により、エアミックスドア13は、モータ
アクチュエータ19により、モードドア17a,17b
は、モータアクチュエータ20により、それぞれ駆動さ
れるようになっている。
ドア13及びモードドア17a,17bは、いずれもス
テッピングモータ(図示せず)を用いてなるモータアク
チュエータによりその回動位置が変えられるようになっ
ている。すなわち、インテークドア8は、モータアクチ
ュエータ18により、エアミックスドア13は、モータ
アクチュエータ19により、モードドア17a,17b
は、モータアクチュエータ20により、それぞれ駆動さ
れるようになっている。
【0029】そして、これらモータアクチュエータ18
〜20の動作は、上述のように操作部2における各ドア
に対する回動位置の設定に基づいて、駆動回路18a,
19a,20aを介してCPU1により制御されるよう
になっている。すなわち、駆動回路18a,19a,2
0aは、CPU1からの制御信号に応じて対応するモー
タアクチューエタ18〜20に対して必要な駆動信号を
出力し、その動作を制御するようになっているものであ
る。
〜20の動作は、上述のように操作部2における各ドア
に対する回動位置の設定に基づいて、駆動回路18a,
19a,20aを介してCPU1により制御されるよう
になっている。すなわち、駆動回路18a,19a,2
0aは、CPU1からの制御信号に応じて対応するモー
タアクチューエタ18〜20に対して必要な駆動信号を
出力し、その動作を制御するようになっているものであ
る。
【0030】次に、上記構成において、第1の発明の実
施の形態としての本装置の動作について、図2に示され
たフローチャートを参照しつつ説明する。まず、前提と
して、操作部2の設定に応じたモータアクチュエータ1
8〜20の駆動制御は、図示されないいわゆるメインル
ーチンにおいて行われるようになっており、図2におい
ては、特に、いわゆる原点リセットに関する制御手順を
示すサブルーチンフローチャートが示されているものと
する。
施の形態としての本装置の動作について、図2に示され
たフローチャートを参照しつつ説明する。まず、前提と
して、操作部2の設定に応じたモータアクチュエータ1
8〜20の駆動制御は、図示されないいわゆるメインル
ーチンにおいて行われるようになっており、図2におい
ては、特に、いわゆる原点リセットに関する制御手順を
示すサブルーチンフローチャートが示されているものと
する。
【0031】かかる前提の下、このサブルーチン処理が
開始されると、最初に、バッテリ4の接続が初回か否か
の判定が行われる(図2のステップ100参照)。すな
わち、後述するようにモータアクチュエータの原点リセ
ット、タイマリセット等が行われた(図2のステップ1
18参照)後、バッテリ4からCPU1への電源供給
が、イグニッションスイッチ3を投入(閉成状態とす
る)する場合を除いて初回であるか否かが判定されるも
のである。このように、イグニッションスイッチ3を介
して電源供給される場合以外とは、具体的には、図示さ
れないいわゆるアクセサリスイッチを介してCPU1へ
電源が供給される場合がある。
開始されると、最初に、バッテリ4の接続が初回か否か
の判定が行われる(図2のステップ100参照)。すな
わち、後述するようにモータアクチュエータの原点リセ
ット、タイマリセット等が行われた(図2のステップ1
18参照)後、バッテリ4からCPU1への電源供給
が、イグニッションスイッチ3を投入(閉成状態とす
る)する場合を除いて初回であるか否かが判定されるも
のである。このように、イグニッションスイッチ3を介
して電源供給される場合以外とは、具体的には、図示さ
れないいわゆるアクセサリスイッチを介してCPU1へ
電源が供給される場合がある。
【0032】そして、バッテリ4接続が初回であると判
定された場合(YESの場合)には、後述するステップ
118へ進む一方、初回ではないと判定された場合(N
Oの場合)には、イグニッションスイッチ(図2のステ
ップ102においては「IG」と表記)3の投入(閉成
状態)が、後述するステップ118における原点リセッ
ト等の処理が行われた以後、初回であるか否かが判定さ
れることとなる(図2のステップ102参照)。
定された場合(YESの場合)には、後述するステップ
118へ進む一方、初回ではないと判定された場合(N
Oの場合)には、イグニッションスイッチ(図2のステ
ップ102においては「IG」と表記)3の投入(閉成
状態)が、後述するステップ118における原点リセッ
ト等の処理が行われた以後、初回であるか否かが判定さ
れることとなる(図2のステップ102参照)。
【0033】イグニッションスイッチ3の投入が初回で
あると判定された場合(YESの場合)には、時間経過
を計数するための公知・周知のいわゆる時計プログラム
の実行により実現されるタイマーが始動され、イグニッ
ションスイッチ3の投入時点からの時間経過が所定値α
を越えたか否かが判定されることとなる(図2のステッ
プ104,106参照)。
あると判定された場合(YESの場合)には、時間経過
を計数するための公知・周知のいわゆる時計プログラム
の実行により実現されるタイマーが始動され、イグニッ
ションスイッチ3の投入時点からの時間経過が所定値α
を越えたか否かが判定されることとなる(図2のステッ
プ104,106参照)。
【0034】そして、時間経過が所定値αを越えたと判
定された場合(YESの場合)には、ステップ116へ
進む一方、所定値αを未だ越えていないと判定された場
合(NOの場合)には、操作部2の設定に応じた各モー
タアクチュエータ18〜20の駆動を停止させてステッ
プ116へ進むこととなる(図2のステップ108参
照)。
定された場合(YESの場合)には、ステップ116へ
進む一方、所定値αを未だ越えていないと判定された場
合(NOの場合)には、操作部2の設定に応じた各モー
タアクチュエータ18〜20の駆動を停止させてステッ
プ116へ進むこととなる(図2のステップ108参
照)。
【0035】このように、イグニッションスイッチ3の
初回の投入直後から所定時間αは、モータアクチュエー
タ18〜20の動作を強制的に停止状態とするのは、特
に、モータアクチュエータ18〜20に対して駆動信号
が出力されており、しかも、エンジンの始動時すなわち
いわゆるクランキングにより電源電圧が低下した際に、
ステッピングモータの脱調によるドアの位置ずれが生じ
易いという点に着目したためである。
初回の投入直後から所定時間αは、モータアクチュエー
タ18〜20の動作を強制的に停止状態とするのは、特
に、モータアクチュエータ18〜20に対して駆動信号
が出力されており、しかも、エンジンの始動時すなわち
いわゆるクランキングにより電源電圧が低下した際に、
ステッピングモータの脱調によるドアの位置ずれが生じ
易いという点に着目したためである。
【0036】一方、先のステップ102において、イグ
ニッションスイッチ3の投入が初回ではないと判定され
た場合(NOの場合)には、図示されないメインルーチ
ンにより操作部2の設定に応じてモータアクチュエータ
18〜20の何れかが動作状態にあるか否かが判定され
ることとなる(図2のステップ110参照)。なお、図
2において、モータアクチュエータ18〜20は、「A
CT」と表記されている。そして、モータアクチュエー
タ18〜20のいずれも駆動状態にはないと判定された
場合(NOの場合)には、一連の処理が終了することと
なる一方、モータアクチュエータ18〜20の何れかが
駆動中であると判定された場合(YESの場合)には、
電源電圧すなわちバッテリ4からの供給電圧が所定値K
(例えば9v)を下回るか否かが判定さることとなる
(図2のステップ112参照)。
ニッションスイッチ3の投入が初回ではないと判定され
た場合(NOの場合)には、図示されないメインルーチ
ンにより操作部2の設定に応じてモータアクチュエータ
18〜20の何れかが動作状態にあるか否かが判定され
ることとなる(図2のステップ110参照)。なお、図
2において、モータアクチュエータ18〜20は、「A
CT」と表記されている。そして、モータアクチュエー
タ18〜20のいずれも駆動状態にはないと判定された
場合(NOの場合)には、一連の処理が終了することと
なる一方、モータアクチュエータ18〜20の何れかが
駆動中であると判定された場合(YESの場合)には、
電源電圧すなわちバッテリ4からの供給電圧が所定値K
(例えば9v)を下回るか否かが判定さることとなる
(図2のステップ112参照)。
【0037】電源電圧が所定値Kを越えていないと判定
された場合(NOの場合)には、後述するステップ11
6へ進む一方、所定値Kを越えると判定された場合(Y
ESの場合)には、ドア8,13及びドア17a,17
bの何れかに、いわゆる位置ずれが生じたとして、その
位置ずれの回数を表す変数Nの値が一つ増やされて新た
なNとされると共に、モータアクチュエータ18〜20
は、駆動停止状態とされることとなる(図2のステップ
114参照)。
された場合(NOの場合)には、後述するステップ11
6へ進む一方、所定値Kを越えると判定された場合(Y
ESの場合)には、ドア8,13及びドア17a,17
bの何れかに、いわゆる位置ずれが生じたとして、その
位置ずれの回数を表す変数Nの値が一つ増やされて新た
なNとされると共に、モータアクチュエータ18〜20
は、駆動停止状態とされることとなる(図2のステップ
114参照)。
【0038】そして、変数Nの値が所定値β以上か否か
が判定され、所定値β以上であると判定された場合(Y
ESの場合)には、ドア8,13、及びドア17a,1
7bの何れかにおいて、無視できない程の位置ずれが生
じており、各ドア8,13、及びドア17a,17bの
いわゆる原点リセットが必要であるとして、各モータア
クチュエータ18〜20が原点リセットのため駆動状態
とされることとなる。またこのとき同時に、先のステッ
プ104において始動されたタイマーがリセットされ、
かつ、先の位置ずれ回数を計数するための変数Nの値が
零にリセットされて一連の処理が終了されることとなる
(図2のステップ118参照)。一連の処理が終了した
後は、図示されないメインルーチンへ一旦戻り、メイン
ルーチンにおける所定の処理が実行された後、再び図2
に示された一連のサブルーチン処理が繰り返されるよう
になっている。
が判定され、所定値β以上であると判定された場合(Y
ESの場合)には、ドア8,13、及びドア17a,1
7bの何れかにおいて、無視できない程の位置ずれが生
じており、各ドア8,13、及びドア17a,17bの
いわゆる原点リセットが必要であるとして、各モータア
クチュエータ18〜20が原点リセットのため駆動状態
とされることとなる。またこのとき同時に、先のステッ
プ104において始動されたタイマーがリセットされ、
かつ、先の位置ずれ回数を計数するための変数Nの値が
零にリセットされて一連の処理が終了されることとなる
(図2のステップ118参照)。一連の処理が終了した
後は、図示されないメインルーチンへ一旦戻り、メイン
ルーチンにおける所定の処理が実行された後、再び図2
に示された一連のサブルーチン処理が繰り返されるよう
になっている。
【0039】なお、ステッピングモータを用いてなるモ
ータアクチュエータ18〜20のいわゆる原点リセット
は、ステッピングモータを用いた場合に生ずる所望のド
ア位置と、現実のドア位置とのずれを解消するために、
ステッピングモータを駆動してドアを所望の位置へ動か
す前に、所定の位置、すなわち原点と称される位置へ回
動させて、位置ずれを解消した後、所望の方向へドアを
回動すべくステッピングモータを駆動するものである
が、この原点リセットについては、種々の技術が公知・
周知となっており、この実施の形態においては、特定の
技術に限定される必要はなく、いずれの方法でもよく、
その詳細については説明を省略することとする。
ータアクチュエータ18〜20のいわゆる原点リセット
は、ステッピングモータを用いた場合に生ずる所望のド
ア位置と、現実のドア位置とのずれを解消するために、
ステッピングモータを駆動してドアを所望の位置へ動か
す前に、所定の位置、すなわち原点と称される位置へ回
動させて、位置ずれを解消した後、所望の方向へドアを
回動すべくステッピングモータを駆動するものである
が、この原点リセットについては、種々の技術が公知・
周知となっており、この実施の形態においては、特定の
技術に限定される必要はなく、いずれの方法でもよく、
その詳細については説明を省略することとする。
【0040】上述した発明の実施の形態においては、始
動検知手段は、CPU1による図2に示されたステップ
102の実行により、計時手段は、CPU1による図2
に示されたステップ104,106の実行により、さら
に、駆動制限手段はCPU1による図2に示されたステ
ップ106,108の実行により、それぞれ実現されて
いる。
動検知手段は、CPU1による図2に示されたステップ
102の実行により、計時手段は、CPU1による図2
に示されたステップ104,106の実行により、さら
に、駆動制限手段はCPU1による図2に示されたステ
ップ106,108の実行により、それぞれ実現されて
いる。
【0041】次に、図1に示された構成において、第2
の発明の実施の形態としての本装置の動作について、図
3及び図4に示されたフローチャートを参照しつつ説明
する。この第2の発明の実施の形態は、モータアクチュ
エータ18〜20の原点リセットを行うタイミングを、
各モータアクチュエータ毎に違えた点が、上述した第1
の発明の実施の形態と異なるものである。まず最初に、
バッテリ4の接続が初回か否かの判定が行われる(図3
のステップ200参照)。すなわち、後述するようにモ
ータアクチュエータの原点リセット、タイマーリセット
等が行われた(図4のステップ228参照)後、バッテ
リ4からCPU1への電源供給が、イグニッションスイ
ッチ3を投入(閉成状態とする)する場合を除いて初回
であるか否かが判定されるものである。このように、イ
グニッションスイッチ3を介して電源供給される場合以
外とは、具体的には、図示されないいわゆるアクセサリ
スイッチを介してCPU1へ電源が供給される場合があ
る。
の発明の実施の形態としての本装置の動作について、図
3及び図4に示されたフローチャートを参照しつつ説明
する。この第2の発明の実施の形態は、モータアクチュ
エータ18〜20の原点リセットを行うタイミングを、
各モータアクチュエータ毎に違えた点が、上述した第1
の発明の実施の形態と異なるものである。まず最初に、
バッテリ4の接続が初回か否かの判定が行われる(図3
のステップ200参照)。すなわち、後述するようにモ
ータアクチュエータの原点リセット、タイマーリセット
等が行われた(図4のステップ228参照)後、バッテ
リ4からCPU1への電源供給が、イグニッションスイ
ッチ3を投入(閉成状態とする)する場合を除いて初回
であるか否かが判定されるものである。このように、イ
グニッションスイッチ3を介して電源供給される場合以
外とは、具体的には、図示されないいわゆるアクセサリ
スイッチを介してCPU1へ電源が供給される場合があ
る。
【0042】そして、バッテリ4接続が初回であると判
定された場合(YESの場合)には、後述するステップ
228(図4参照)へ進む一方、初回ではないと判定さ
れた場合(NOの場合)には、イグニッションスイッチ
(図3のステップ202においては「IG」と表記)3
の投入(閉成状態)が、後述するステップ228におけ
る原点リセット等の処理が行われた以後、初回であるか
否かが判定されることとなる(図3のステップ202参
照)。
定された場合(YESの場合)には、後述するステップ
228(図4参照)へ進む一方、初回ではないと判定さ
れた場合(NOの場合)には、イグニッションスイッチ
(図3のステップ202においては「IG」と表記)3
の投入(閉成状態)が、後述するステップ228におけ
る原点リセット等の処理が行われた以後、初回であるか
否かが判定されることとなる(図3のステップ202参
照)。
【0043】イグニッションスイッチ3の投入が初回で
あると判定された場合(YESの場合)には、時間経過
を計数するための公知・周知のいわゆる時計プログラム
の実行により実現されるタイマーが始動され、イグニッ
ションスイッチ3の投入時点からの時間経過が所定値α
を越えたか否かが判定されることとなる(図3のステッ
プ204,206参照)。
あると判定された場合(YESの場合)には、時間経過
を計数するための公知・周知のいわゆる時計プログラム
の実行により実現されるタイマーが始動され、イグニッ
ションスイッチ3の投入時点からの時間経過が所定値α
を越えたか否かが判定されることとなる(図3のステッ
プ204,206参照)。
【0044】そして、時間経過が所定値αを越えたと判
定された場合(YESの場合)には、ステップ216へ
進む一方、所定値αを未だ越えていないと判定された場
合(NOの場合)には、操作部2の設定に応じた各モー
タアクチュエータ18〜20の駆動が停止状態とされ、
ステップ216へ進むこととなる(図3のステップ20
8参照)。
定された場合(YESの場合)には、ステップ216へ
進む一方、所定値αを未だ越えていないと判定された場
合(NOの場合)には、操作部2の設定に応じた各モー
タアクチュエータ18〜20の駆動が停止状態とされ、
ステップ216へ進むこととなる(図3のステップ20
8参照)。
【0045】このように、イグニッションスイッチ3の
初回の投入直後から所定時間αは、モータアクチュエー
タ18〜20の動作を停止状態とするのは、先に図2の
ステップ108の処理についての説明において述べたと
同様な理由からである。
初回の投入直後から所定時間αは、モータアクチュエー
タ18〜20の動作を停止状態とするのは、先に図2の
ステップ108の処理についての説明において述べたと
同様な理由からである。
【0046】一方、先のステップ202において、イグ
ニッションスイッチ3の投入が初回ではないと判定され
た場合(NOの場合)には、図示されないメインルーチ
ンにより操作部2の設定に応じてモータアクチュエータ
18〜20の何れかが動作状態にあるか否かが判定され
ることとなる(図3のステップ210参照)。なお、図
3において、モータアクチュエータ18〜20は、「A
CT」と表記されている。
ニッションスイッチ3の投入が初回ではないと判定され
た場合(NOの場合)には、図示されないメインルーチ
ンにより操作部2の設定に応じてモータアクチュエータ
18〜20の何れかが動作状態にあるか否かが判定され
ることとなる(図3のステップ210参照)。なお、図
3において、モータアクチュエータ18〜20は、「A
CT」と表記されている。
【0047】そして、モータアクチュエータ18〜20
のいずれも駆動状態にはないと判定された場合(NOの
場合)には、後述するステップ216(図4参照)へ進
む一方、モータアクチュエータ18〜20の何れかが駆
動中であると判定された場合(YESの場合)には、電
源電圧すなわちバッテリ4からの供給電圧が所定値K
(例えば9v)を下回るか否かが判定さることとなる
(図3のステップ212参照)。
のいずれも駆動状態にはないと判定された場合(NOの
場合)には、後述するステップ216(図4参照)へ進
む一方、モータアクチュエータ18〜20の何れかが駆
動中であると判定された場合(YESの場合)には、電
源電圧すなわちバッテリ4からの供給電圧が所定値K
(例えば9v)を下回るか否かが判定さることとなる
(図3のステップ212参照)。
【0048】電源電圧が所定値Kを越えていないと判定
された場合(NOの場合)には、後述するステップ21
6(図4参照)へ進む一方、所定値Kを越えると判定さ
れた場合(YESの場合)には、ドア8,13、及びド
ア17a,17bの何れかに、又はこれらの全てにおい
て、いわゆる位置ずれが生じたとして、その位置ずれの
回数を表す変数Nの値が一つ増やされて新たなNとされ
ると共に、モータアクチュエータ18〜20が駆動停止
状態とされることとなる(図3のステップ214参
照)。
された場合(NOの場合)には、後述するステップ21
6(図4参照)へ進む一方、所定値Kを越えると判定さ
れた場合(YESの場合)には、ドア8,13、及びド
ア17a,17bの何れかに、又はこれらの全てにおい
て、いわゆる位置ずれが生じたとして、その位置ずれの
回数を表す変数Nの値が一つ増やされて新たなNとされ
ると共に、モータアクチュエータ18〜20が駆動停止
状態とされることとなる(図3のステップ214参
照)。
【0049】続いて、このステップ214の処理によ
り、いずれのモータアクチュエータ18〜20が動作停
止とされたのか否かが判定されることとなる(図4のス
テップ216,218,220参照)。すなわち、最初
にモードドア17a,17bを駆動するモータアクチュ
エータ20が駆動停止とされたのか否かが判定され、Y
ESの場合には後述するステップ222へ進む一方、N
Oの場合にはエアミックスドア13を駆動するモータア
クチュエータ19が駆動停止とされたのか否かが判定さ
れ、YESの場合には後述するステップ224へ進む一
方、NOの場合にはインテークドア8を駆動するモータ
アクチュエータ18が駆動停止とされたのか否かが判定
されることとなる。そして、YESの場合にはステップ
226へ進む一方、NOの場合には後述するステップ2
28へ進むこととなる(図4のステップ220参照)。
り、いずれのモータアクチュエータ18〜20が動作停
止とされたのか否かが判定されることとなる(図4のス
テップ216,218,220参照)。すなわち、最初
にモードドア17a,17bを駆動するモータアクチュ
エータ20が駆動停止とされたのか否かが判定され、Y
ESの場合には後述するステップ222へ進む一方、N
Oの場合にはエアミックスドア13を駆動するモータア
クチュエータ19が駆動停止とされたのか否かが判定さ
れ、YESの場合には後述するステップ224へ進む一
方、NOの場合にはインテークドア8を駆動するモータ
アクチュエータ18が駆動停止とされたのか否かが判定
されることとなる。そして、YESの場合にはステップ
226へ進む一方、NOの場合には後述するステップ2
28へ進むこととなる(図4のステップ220参照)。
【0050】一方、ステップ222においては、位置ず
れの回数を表す変数Nの値が所定値aを越えるか否かが
判定され、ステップ224においては、位置ずれの回数
を表す変数Nの値が所定値bを越えるか否かが判定さ
れ、また、ステップ226においては、位置ずれの回数
を表す変数Nの値が所定値cを越えるか否かが判定され
ることとなる。なお、ここで、各所定値a,b,cの値
は、a<b<cの関係が成立するように設定されてい
る。これは、インテークドア8、エアミックスドア13
及びモードドア17a,17bにおいて、ドアの位置ず
れの影響が最も大きなものから、順に上述の所定値が小
さくなるようにしたもので、これにより、位置ずれの影
響が大きなドア程、位置ずれの回数が少ない内に、早め
にいわゆる原点リセットがなされ、空調への影響が極力
少なくなるようにされている。
れの回数を表す変数Nの値が所定値aを越えるか否かが
判定され、ステップ224においては、位置ずれの回数
を表す変数Nの値が所定値bを越えるか否かが判定さ
れ、また、ステップ226においては、位置ずれの回数
を表す変数Nの値が所定値cを越えるか否かが判定され
ることとなる。なお、ここで、各所定値a,b,cの値
は、a<b<cの関係が成立するように設定されてい
る。これは、インテークドア8、エアミックスドア13
及びモードドア17a,17bにおいて、ドアの位置ず
れの影響が最も大きなものから、順に上述の所定値が小
さくなるようにしたもので、これにより、位置ずれの影
響が大きなドア程、位置ずれの回数が少ない内に、早め
にいわゆる原点リセットがなされ、空調への影響が極力
少なくなるようにされている。
【0051】そして、各ステップ222,224,22
6において、それぞれ変数Nの値が未だ所定値を越えて
いないと判定された場合(NOの場合)には、一連の処
理を終了して(図4のステップ222,224,226
参照)、図示されないメインルーチンへ戻り、所定の処
理が行われた後、再びこの図3及び図4に示されたサブ
リーチン処理が繰り返されるようになっている。
6において、それぞれ変数Nの値が未だ所定値を越えて
いないと判定された場合(NOの場合)には、一連の処
理を終了して(図4のステップ222,224,226
参照)、図示されないメインルーチンへ戻り、所定の処
理が行われた後、再びこの図3及び図4に示されたサブ
リーチン処理が繰り返されるようになっている。
【0052】一方、ステップ222において、変数Nの
値が所定値aを越えたと判定された場合(YESの場
合)には、モードドア17a,17bの位置ずれが無視
できない程であるとして、また、ステップ224におい
て、変数Nの値が所定値bを越えたと判定された場合
(YESの場合)には、エアミックスドア13の位置ず
れが無視できない程であるとして、さらに、ステップ2
28において、変数Nの値が所定値cを越えたと判定さ
れた場合(YESの場合)には、インテークドア8の位
置ずれが無視できない程であるとして、それぞれ対応す
るモータアクチュエータ18〜20のいわゆる原点リセ
ットが行われることとなる(図4のステップ228参
照)。
値が所定値aを越えたと判定された場合(YESの場
合)には、モードドア17a,17bの位置ずれが無視
できない程であるとして、また、ステップ224におい
て、変数Nの値が所定値bを越えたと判定された場合
(YESの場合)には、エアミックスドア13の位置ず
れが無視できない程であるとして、さらに、ステップ2
28において、変数Nの値が所定値cを越えたと判定さ
れた場合(YESの場合)には、インテークドア8の位
置ずれが無視できない程であるとして、それぞれ対応す
るモータアクチュエータ18〜20のいわゆる原点リセ
ットが行われることとなる(図4のステップ228参
照)。
【0053】なお、ステッピングモータを用いてなるモ
ータアクチュエータ18〜20のいわゆる原点リセット
は、ステッピングモータを用いた場合に生ずる所望のド
ア位置と、現実のドア位置とのずれを解消するために、
ステッピングモータを駆動してドアを所望の位置へ動か
す前に、所定の位置、すなわち原点と称される位置へ回
動させて、位置ずれを解消した後、所望の方向へドアを
回動すべくステッピングモータを駆動するものである
が、この原点リセットについては、種々の技術が公知・
周知となっており、この実施の形態においては、特定の
技術に限定される必要はなく、いずれの方法でもよく、
その詳細については説明を省略することとする。
ータアクチュエータ18〜20のいわゆる原点リセット
は、ステッピングモータを用いた場合に生ずる所望のド
ア位置と、現実のドア位置とのずれを解消するために、
ステッピングモータを駆動してドアを所望の位置へ動か
す前に、所定の位置、すなわち原点と称される位置へ回
動させて、位置ずれを解消した後、所望の方向へドアを
回動すべくステッピングモータを駆動するものである
が、この原点リセットについては、種々の技術が公知・
周知となっており、この実施の形態においては、特定の
技術に限定される必要はなく、いずれの方法でもよく、
その詳細については説明を省略することとする。
【0054】またこのとき同時に、先のステップ204
(図3参照)において始動されたタイマーがリセットさ
れ、かつ、先の位置ずれ回数を計数するための変数Nの
値が零にリセットされて一連の処理が終了されることと
なる(図4のステップ228参照)。そして、一連の処
理が終了した後は、図示されないメインルーチンへ一旦
戻り、メインルーチンにおける所定の処理が実行された
後、再び図3,4に示された一連のサブルーチン処理が
繰り返されるようになっている。
(図3参照)において始動されたタイマーがリセットさ
れ、かつ、先の位置ずれ回数を計数するための変数Nの
値が零にリセットされて一連の処理が終了されることと
なる(図4のステップ228参照)。そして、一連の処
理が終了した後は、図示されないメインルーチンへ一旦
戻り、メインルーチンにおける所定の処理が実行された
後、再び図3,4に示された一連のサブルーチン処理が
繰り返されるようになっている。
【0055】上述した第2の発明の実施の形態において
は、計数手段は、CPU1による図3に示されたステッ
プ210,212,214の実行により、計数値判定手
段は、CPU1による図4に示されたステップ222,
224,226の実行により、リセット手段は、CPU
1による図4に示されたステップ228の実行により、
それぞれ実現されている。また、始動検知手段は、CP
U1による図3に示されたステップ202の実行によ
り、計時手段は、CPU1による図3に示されたステッ
プ204,206の実行により、さらに、駆動制限手段
はCPU1による図3に示されたステップ206,20
8の実行により、それぞれ実現されている。
は、計数手段は、CPU1による図3に示されたステッ
プ210,212,214の実行により、計数値判定手
段は、CPU1による図4に示されたステップ222,
224,226の実行により、リセット手段は、CPU
1による図4に示されたステップ228の実行により、
それぞれ実現されている。また、始動検知手段は、CP
U1による図3に示されたステップ202の実行によ
り、計時手段は、CPU1による図3に示されたステッ
プ204,206の実行により、さらに、駆動制限手段
はCPU1による図3に示されたステップ206,20
8の実行により、それぞれ実現されている。
【0056】次に、請求項10乃至15記載の発明の実
施の形態について、図5乃至図8を参照しつつ説明す
る。以下説明する発明の実施の形態は、車両用空調装置
のいわゆるエアミックスドアの制御に本発明を適用した
場合のものであり、最初にその場合の構成について図5
を参照しつつ説明する。
施の形態について、図5乃至図8を参照しつつ説明す
る。以下説明する発明の実施の形態は、車両用空調装置
のいわゆるエアミックスドアの制御に本発明を適用した
場合のものであり、最初にその場合の構成について図5
を参照しつつ説明する。
【0057】この発明の実施の形態における車両用空調
装置のモータアクチュエータ制御装置は、従来の車両用
空調装置を構成するオートアンプ25と称される部分
に、後述する機能を有する電流判定部31を設けてなる
ものである(図5参照)。すなわち、オートアンプ25
は、総合信号演算部26と、目標演算部27と、制御部
28と、駆動部29と、電流検出部30と、電流判定部
31とを有しているものである。なお、図5において、
オートアンプ25は、図示されないエアミックスドアの
制御に関連する構成部分のみの構成が示されたものとな
っている。総合信号演算部26は、車室内の温度を検出
する車内温度センサ(図5においては「INC.S」と
表記)32と、外気温度を検出する外気温センサ(図5
においては「AMB.S」と表記)33と、日射温度を
検出する日射センサ(図5においては「SUN.S」と
表記)34と、操作部35において設定された空調温度
についての設定温度とを入力し、これらのデータを用い
て、所定の演算式に基づいて車室内の熱負荷に対応した
指数であるいわゆる総合信号を演算、算出するようにな
っているものである。
装置のモータアクチュエータ制御装置は、従来の車両用
空調装置を構成するオートアンプ25と称される部分
に、後述する機能を有する電流判定部31を設けてなる
ものである(図5参照)。すなわち、オートアンプ25
は、総合信号演算部26と、目標演算部27と、制御部
28と、駆動部29と、電流検出部30と、電流判定部
31とを有しているものである。なお、図5において、
オートアンプ25は、図示されないエアミックスドアの
制御に関連する構成部分のみの構成が示されたものとな
っている。総合信号演算部26は、車室内の温度を検出
する車内温度センサ(図5においては「INC.S」と
表記)32と、外気温度を検出する外気温センサ(図5
においては「AMB.S」と表記)33と、日射温度を
検出する日射センサ(図5においては「SUN.S」と
表記)34と、操作部35において設定された空調温度
についての設定温度とを入力し、これらのデータを用い
て、所定の演算式に基づいて車室内の熱負荷に対応した
指数であるいわゆる総合信号を演算、算出するようにな
っているものである。
【0058】目標演算部27は、目標吹き出し温度を算
出するためのもので、この目標吹き出し温度は、例え
ば、車室内温度、外気温度、日射量、設定温度等の実測
データに基づいて予め設定された演算式により算出され
るようになっている。制御部28は、目標演算部27に
より算出された目標吹き出し温度と、後述する電流判定
部31の出力信号に応じて駆動部29へ対してステッピ
ングモータ36駆動のための制御信号を出力するための
ものである。駆動部29は、制御部28からの駆動信号
に応じて、ステッピングモータ36に所定の駆動電流を
供給するためのもので、この駆動部29によるステッピ
ングモータ36への駆動電流は、電流検出部30により
検出されるようになっている。なお、この駆動部29の
回路構成は、例えば、トランジスタ等を用いていわゆる
ディスクリートに構成された公知・周知の従来のもので
よく、ここでの詳細な説明は省略することとする。
出するためのもので、この目標吹き出し温度は、例え
ば、車室内温度、外気温度、日射量、設定温度等の実測
データに基づいて予め設定された演算式により算出され
るようになっている。制御部28は、目標演算部27に
より算出された目標吹き出し温度と、後述する電流判定
部31の出力信号に応じて駆動部29へ対してステッピ
ングモータ36駆動のための制御信号を出力するための
ものである。駆動部29は、制御部28からの駆動信号
に応じて、ステッピングモータ36に所定の駆動電流を
供給するためのもので、この駆動部29によるステッピ
ングモータ36への駆動電流は、電流検出部30により
検出されるようになっている。なお、この駆動部29の
回路構成は、例えば、トランジスタ等を用いていわゆる
ディスクリートに構成された公知・周知の従来のもので
よく、ここでの詳細な説明は省略することとする。
【0059】電流判定部31は、電流検出部30により
検出された電流値が後述するようにして所定値を越える
ものとなったか否かを判定し、所定値を越えたと判定さ
れた場合に所定の信号を制御部28へ対して出力するよ
うになっているものである。電流検出部30及び電流判
定部31は、公知・周知の回路構成を種々選択可能なも
のであり、特定の構成のものに限定される必要はないも
のである。例えば、電流検出部30としては、励磁電流
が流れるラインに低抵抗を挿入し、この低抵抗に生ずる
電圧降下を検出し、検出された電圧を電流値に換算する
ような構成が考えられる。
検出された電流値が後述するようにして所定値を越える
ものとなったか否かを判定し、所定値を越えたと判定さ
れた場合に所定の信号を制御部28へ対して出力するよ
うになっているものである。電流検出部30及び電流判
定部31は、公知・周知の回路構成を種々選択可能なも
のであり、特定の構成のものに限定される必要はないも
のである。例えば、電流検出部30としては、励磁電流
が流れるラインに低抵抗を挿入し、この低抵抗に生ずる
電圧降下を検出し、検出された電圧を電流値に換算する
ような構成が考えられる。
【0060】そして、総合信号演算部26、目標演算部
27、制御部28及び電流判定部31は、実際には、い
わゆるCPUにより実現できるものであるのである。こ
の場合、電流検出部30で検出された電圧をCPUに取
り込むようにし、CPUが有するアナログ・ディジタル
変換機能を用いてディジタル電圧データに変換し、さら
に、ディジタルの電流値に変換するように構成すること
で、後述するような励磁電流値の判定をソフトウェアを
用いて容易に行えるようにすることが可能である。
27、制御部28及び電流判定部31は、実際には、い
わゆるCPUにより実現できるものであるのである。こ
の場合、電流検出部30で検出された電圧をCPUに取
り込むようにし、CPUが有するアナログ・ディジタル
変換機能を用いてディジタル電圧データに変換し、さら
に、ディジタルの電流値に変換するように構成すること
で、後述するような励磁電流値の判定をソフトウェアを
用いて容易に行えるようにすることが可能である。
【0061】ステッピングモータ36の複数の励磁コイ
ル36aは、一端が共に接続されて、図示されないイグ
ニッションスイッチへ接続される一方、各励磁コイル3
6aの他端は、それぞれ駆動部29の出力段に接続され
ている。なお、ステッピングモータ36の極数は、特定
の数に限定される必要はないものである。
ル36aは、一端が共に接続されて、図示されないイグ
ニッションスイッチへ接続される一方、各励磁コイル3
6aの他端は、それぞれ駆動部29の出力段に接続され
ている。なお、ステッピングモータ36の極数は、特定
の数に限定される必要はないものである。
【0062】次に、上記構成におけるエアミックスドア
制御について図6乃至図8を参照しつつ説明する。この
エアミックスドア制御は、図示されない車両用空調装置
のメインルーチンの中のサブルーチン処理としてなされ
るもので、図6にはそのサブルーチン処理の手順を示す
フローチャートが示されており、まず、同図を参照しつ
つその内容について説明する。
制御について図6乃至図8を参照しつつ説明する。この
エアミックスドア制御は、図示されない車両用空調装置
のメインルーチンの中のサブルーチン処理としてなされ
るもので、図6にはそのサブルーチン処理の手順を示す
フローチャートが示されており、まず、同図を参照しつ
つその内容について説明する。
【0063】制御が開始されると、最初にエアミックス
ドアのリセットが必要か否かの判定がなされる(図6の
ステップ300参照)。このリセットの要否の判定の基
準は、従来から種々用いられている基準でよく、この発
明の実施の形態のために特定のものに限定される必要は
ないものである。例えば、バッテリーの接続が初回であ
るか否か、また、先の図2乃至図4で説明したように電
源電圧の所定の変動が所定回数計数されたか否か等を判
断基準とするのが好適である。
ドアのリセットが必要か否かの判定がなされる(図6の
ステップ300参照)。このリセットの要否の判定の基
準は、従来から種々用いられている基準でよく、この発
明の実施の形態のために特定のものに限定される必要は
ないものである。例えば、バッテリーの接続が初回であ
るか否か、また、先の図2乃至図4で説明したように電
源電圧の所定の変動が所定回数計数されたか否か等を判
断基準とするのが好適である。
【0064】そして、リセットが必要であると判定され
た場合(YESの場合)には、エアミックスドア位置を
最大冷房位置(FULL COLD)とすべく、エアミックスドア
を駆動するモータアクチュエータのステッピングモータ
36へ対して、駆動部29から駆動パルス信号が所定数
出力され、励磁コイル36aに励磁電流が供給されるこ
ととなる(図6のステップ302参照)。
た場合(YESの場合)には、エアミックスドア位置を
最大冷房位置(FULL COLD)とすべく、エアミックスドア
を駆動するモータアクチュエータのステッピングモータ
36へ対して、駆動部29から駆動パルス信号が所定数
出力され、励磁コイル36aに励磁電流が供給されるこ
ととなる(図6のステップ302参照)。
【0065】さらにこのとき、駆動部29からステッピ
ングモータ36へ対して出力される駆動パルス信号の出
力数、すなわち、出力ステップ数が所定数(例えば13
00)以上であるか否かが判定される(図6のステップ
304)。そして、出力ステップ数が所定数(例えば1
300)以上であると判定された場合(YESの場合)
には、異常状態であるとして制御部28から駆動部29
へ対して駆動パスル信号の出力を停止させるための制御
信号が出力され、駆動パルス信号の出力が中止されるこ
ととなる(図6のステップ306参照)。
ングモータ36へ対して出力される駆動パルス信号の出
力数、すなわち、出力ステップ数が所定数(例えば13
00)以上であるか否かが判定される(図6のステップ
304)。そして、出力ステップ数が所定数(例えば1
300)以上であると判定された場合(YESの場合)
には、異常状態であるとして制御部28から駆動部29
へ対して駆動パスル信号の出力を停止させるための制御
信号が出力され、駆動パルス信号の出力が中止されるこ
ととなる(図6のステップ306参照)。
【0066】次いで、制御部28の図示されないメモリ
に記憶されていた駆動パルス信号の出力数(図6のステ
ップ308においては「STEP数」と表記)及びエアミッ
クスドアの位置に関するデータが零にリセットされ(図
6のステップ308参照)、その後必要に応じてその他
の処理を経た後、一連のサブルーチン処理が終了される
こととなる。
に記憶されていた駆動パルス信号の出力数(図6のステ
ップ308においては「STEP数」と表記)及びエアミッ
クスドアの位置に関するデータが零にリセットされ(図
6のステップ308参照)、その後必要に応じてその他
の処理を経た後、一連のサブルーチン処理が終了される
こととなる。
【0067】一方、ステップ304において、出力ステ
ップ数が所定値(例えば1300)を越えないと判定さ
れた場合(NOの場合)には、電流検出部30により検
出された励磁電流Iが所定値IO以上であるか否かが電
流判定部31により判定され(図6のステップ310参
照)、所定値IO以上であると判定された場合(YES
の場合)には、エアミックスドアが既にリセット位置に
到達した状態であるとして、先のステップ306の処理
が行われ、駆動パルス信号の出力が中止されることとな
る。
ップ数が所定値(例えば1300)を越えないと判定さ
れた場合(NOの場合)には、電流検出部30により検
出された励磁電流Iが所定値IO以上であるか否かが電
流判定部31により判定され(図6のステップ310参
照)、所定値IO以上であると判定された場合(YES
の場合)には、エアミックスドアが既にリセット位置に
到達した状態であるとして、先のステップ306の処理
が行われ、駆動パルス信号の出力が中止されることとな
る。
【0068】また、励磁電流Iが未だ所定値IOを越え
ていないと判定された場合(NOの場合)には、エアミ
ックスドアがリセット位置に未だ到達していないとし
て、駆動パルス信号の出力を続けるべく先のステップ3
02へ戻り、上述した処理が繰り返されることとなる
(図6のステップ310参照)。
ていないと判定された場合(NOの場合)には、エアミ
ックスドアがリセット位置に未だ到達していないとし
て、駆動パルス信号の出力を続けるべく先のステップ3
02へ戻り、上述した処理が繰り返されることとなる
(図6のステップ310参照)。
【0069】ここで、励磁電流Iの判定基準である所定
値IOは、この図6の処理の開始前に、メインルーチン
の中で実行されるサブルーチン処理により予め求められ
るものである。図7にはこのサブルーチン処理の手順を
示すフローチャートが示されており、以下、同図を参照
しつつその内容について説明する。
値IOは、この図6の処理の開始前に、メインルーチン
の中で実行されるサブルーチン処理により予め求められ
るものである。図7にはこのサブルーチン処理の手順を
示すフローチャートが示されており、以下、同図を参照
しつつその内容について説明する。
【0070】サブルーチン処理が開始されると、最初
に、第1の基準励磁電流IOAの決定が行われる(図7の
ステップ400参照)。すなわち、第1の基準励磁電流
IOAは、外気温度との関係により定められるようになっ
ており、この発明の実施の形態においては、図7のステ
ップ400に示されたような予め定められた外気温対第
1の基準励磁電流の変換グラフをテーブル化して制御部
28の図示されないメモリに記憶されたものを基に、第
1の基準励磁電流IOAが求められる。図7に示された外
気温対第1の基準励磁電流の変換グラフは、零度近傍が
一定の励磁電流となり、所定の外気温度範囲において
は、外気温の上昇と共に励磁電流が小さくなり、所定値
以上の外気温度では、励磁電流が一定となるものであ
る。
に、第1の基準励磁電流IOAの決定が行われる(図7の
ステップ400参照)。すなわち、第1の基準励磁電流
IOAは、外気温度との関係により定められるようになっ
ており、この発明の実施の形態においては、図7のステ
ップ400に示されたような予め定められた外気温対第
1の基準励磁電流の変換グラフをテーブル化して制御部
28の図示されないメモリに記憶されたものを基に、第
1の基準励磁電流IOAが求められる。図7に示された外
気温対第1の基準励磁電流の変換グラフは、零度近傍が
一定の励磁電流となり、所定の外気温度範囲において
は、外気温の上昇と共に励磁電流が小さくなり、所定値
以上の外気温度では、励磁電流が一定となるものであ
る。
【0071】ここに示された変換グラフは、あくまでも
一例であり、これに限定される必要はないことは勿論で
ある。また、変換テーブルを用いる代わりに、変換グラ
フを数式化し、この数式を用いて毎回演算により第1の
基準励磁電流IOAを求めるようにしてもよい。
一例であり、これに限定される必要はないことは勿論で
ある。また、変換テーブルを用いる代わりに、変換グラ
フを数式化し、この数式を用いて毎回演算により第1の
基準励磁電流IOAを求めるようにしてもよい。
【0072】上述のようにして第1の基準励磁電流IOA
が求められた後は、第2の基準励磁電流IOBが求められ
ることとなる(図7のステップ402参照)。この第2
の基準励磁電流IOBは、バッテリ電圧値に応じて定めら
れるもので、具体的には、図7のステップ402に示さ
れたような予め定められたバッテリ電圧対第2の基準励
磁電流の変換グラフを、テーブル化して制御部28の図
示されないメモリに記憶されたものを基に求められるよ
うになっている。図7に示されたバッテリ電圧対第2の
基準励磁電流の変換グラフは、第1の所定の電圧(例え
ば9v)近傍で一定の励磁電流となり、所定の電圧範囲
においては、バッテリ電圧のの上昇と共に励磁電流が大
となり、第2の所定電圧以上では、励磁電流が一定とな
るようになっている。
が求められた後は、第2の基準励磁電流IOBが求められ
ることとなる(図7のステップ402参照)。この第2
の基準励磁電流IOBは、バッテリ電圧値に応じて定めら
れるもので、具体的には、図7のステップ402に示さ
れたような予め定められたバッテリ電圧対第2の基準励
磁電流の変換グラフを、テーブル化して制御部28の図
示されないメモリに記憶されたものを基に求められるよ
うになっている。図7に示されたバッテリ電圧対第2の
基準励磁電流の変換グラフは、第1の所定の電圧(例え
ば9v)近傍で一定の励磁電流となり、所定の電圧範囲
においては、バッテリ電圧のの上昇と共に励磁電流が大
となり、第2の所定電圧以上では、励磁電流が一定とな
るようになっている。
【0073】なお、第1の基準励磁電流の算出で述べた
と同様に、図7に示された変換グラフはあくまでも一例
であり、また、変換テーブルに代わり数式を用いた演算
によって第2の基準励磁電流を求めてもよいことも先の
第1の基準励磁電流を求める場合と同様である。上述し
たように、基準励磁電流を外気温又はバッテリ電圧に応
じて設定するようにしたのは、ステッピングモータ36
の駆動トルクが、特に外気温やバッテリ電圧により変動
することを考慮したためである。
と同様に、図7に示された変換グラフはあくまでも一例
であり、また、変換テーブルに代わり数式を用いた演算
によって第2の基準励磁電流を求めてもよいことも先の
第1の基準励磁電流を求める場合と同様である。上述し
たように、基準励磁電流を外気温又はバッテリ電圧に応
じて設定するようにしたのは、ステッピングモータ36
の駆動トルクが、特に外気温やバッテリ電圧により変動
することを考慮したためである。
【0074】第1及び第2の基準励磁電流が求められた
後は、第1の基準励磁電流IOAが第2の基準励磁電流I
OB以上であるか否かが判定され(図7のステップ404
参照)、第1の基準励磁電流IOAが第2の基準励磁電流
IOB以上であると判定された場合(YESの場合)に
は、第1の基準励磁電流IOAの値が所定値IOの値とさ
れる(図7のステップ406参照)一方、第1の基準励
磁電流IOAが第2の基準励磁電流IOBを越えていないと
判定された場合(NOの場合)には、第2の基準励磁電
流IOBの値が所定値IOの値とされて(図7のステップ
408参照)、一連の処理が終了されることとなる。
後は、第1の基準励磁電流IOAが第2の基準励磁電流I
OB以上であるか否かが判定され(図7のステップ404
参照)、第1の基準励磁電流IOAが第2の基準励磁電流
IOB以上であると判定された場合(YESの場合)に
は、第1の基準励磁電流IOAの値が所定値IOの値とさ
れる(図7のステップ406参照)一方、第1の基準励
磁電流IOAが第2の基準励磁電流IOBを越えていないと
判定された場合(NOの場合)には、第2の基準励磁電
流IOBの値が所定値IOの値とされて(図7のステップ
408参照)、一連の処理が終了されることとなる。
【0075】次に、図6に戻り、先のステップ300に
おいてリセット不要であると判定された場合(NOの場
合)について説明する。ステップ300においてリセッ
ト不要と判定された場合には、エアミックスドアの通常
の制御が行われることとなる。すなわち、まず、図示さ
れないメインルーチンにおいて決定されたエアミックス
ドア開度を得るために、駆動部29により出力されるべ
き駆動パルス信号の数が、制御部28の図示されないメ
モリに記憶された変換テーブルに基づいて求められるこ
ととなる(図6のステップ312参照)。
おいてリセット不要であると判定された場合(NOの場
合)について説明する。ステップ300においてリセッ
ト不要と判定された場合には、エアミックスドアの通常
の制御が行われることとなる。すなわち、まず、図示さ
れないメインルーチンにおいて決定されたエアミックス
ドア開度を得るために、駆動部29により出力されるべ
き駆動パルス信号の数が、制御部28の図示されないメ
モリに記憶された変換テーブルに基づいて求められるこ
ととなる(図6のステップ312参照)。
【0076】この変換テーブルは、例えば、図6のステ
ップ312に図示されたような変換グラフをテーブル化
したもので、ここに例示された変換グラフは、エアミッ
クスドアの位置が最大冷房位置(FULL COLD)である場
合、駆動パルス信号の出力数(図6においては「ACT ST
EP」と表記)が最低で、エアミックスドアの位置が最大
冷房位置から最大暖房位置(FULL HOT)へ向かうに従い
駆動パルス信号の出力数が増加するように設定されたも
のとなっている。
ップ312に図示されたような変換グラフをテーブル化
したもので、ここに例示された変換グラフは、エアミッ
クスドアの位置が最大冷房位置(FULL COLD)である場
合、駆動パルス信号の出力数(図6においては「ACT ST
EP」と表記)が最低で、エアミックスドアの位置が最大
冷房位置から最大暖房位置(FULL HOT)へ向かうに従い
駆動パルス信号の出力数が増加するように設定されたも
のとなっている。
【0077】次に、目標吹き出し温度XMと実際の吹き
出し温度XRとの差(以下「吹き出し温度差」と言う)
S1が求められることとなる(図6のステップ314参
照)。ここで、目標吹き出し温度XMは、図示されない
メインルーチンで算出されるもので、例えば、車室内温
度、外気温度、日射量、設定温度等の実測データに基づ
いて予め設定された演算式により算出されるものであ
る。また、実際の吹き出し温度は、車内温度センサ32
により検出された値を用いることができる。
出し温度XRとの差(以下「吹き出し温度差」と言う)
S1が求められることとなる(図6のステップ314参
照)。ここで、目標吹き出し温度XMは、図示されない
メインルーチンで算出されるもので、例えば、車室内温
度、外気温度、日射量、設定温度等の実測データに基づ
いて予め設定された演算式により算出されるものであ
る。また、実際の吹き出し温度は、車内温度センサ32
により検出された値を用いることができる。
【0078】そして、算出された吹き出し温度差S1の
大きさが判定され、その判定結果に応じてエアミックス
ドアの駆動方向が決定されることとなる。すなわち、吹
き出し温度差S1が−3より小と判定された場合、すな
わち、目標吹き出し温度に対して実際の吹き出し温度が
高く、その差が絶対値で3以上である場合には、吹き出
し温度を下げる必要があるため、エアミックスドアは、
より冷気が吹き出される方向である冷房側(COLD側)へ
回動されることとなる(図6のステップ318参照)。
大きさが判定され、その判定結果に応じてエアミックス
ドアの駆動方向が決定されることとなる。すなわち、吹
き出し温度差S1が−3より小と判定された場合、すな
わち、目標吹き出し温度に対して実際の吹き出し温度が
高く、その差が絶対値で3以上である場合には、吹き出
し温度を下げる必要があるため、エアミックスドアは、
より冷気が吹き出される方向である冷房側(COLD側)へ
回動されることとなる(図6のステップ318参照)。
【0079】また、吹き出し温度差S1の絶対値が3よ
り小さいと判定された場合、すなわち、目標吹き出し温
度と実際の吹き出し温度との差が比較的小さい場合に
は、エアミックスドア位置を現在の位置から変える必要
なしとして、駆動部29による駆動が停止されることと
なる(図6のステップ320参照)。さらに、吹き出し
温度差S1が3より大と判定された場合、すなわち、目
標吹き出し温度より実際の吹き出し温度が低く、その差
が3より大である場合には、吹き出し温度を上げる必要
があるため、エアミックスドアは、より暖気が吹き出さ
れる方向である暖房側(HOT側)へ回動されることとな
る(図6のステップ322参照)。
り小さいと判定された場合、すなわち、目標吹き出し温
度と実際の吹き出し温度との差が比較的小さい場合に
は、エアミックスドア位置を現在の位置から変える必要
なしとして、駆動部29による駆動が停止されることと
なる(図6のステップ320参照)。さらに、吹き出し
温度差S1が3より大と判定された場合、すなわち、目
標吹き出し温度より実際の吹き出し温度が低く、その差
が3より大である場合には、吹き出し温度を上げる必要
があるため、エアミックスドアは、より暖気が吹き出さ
れる方向である暖房側(HOT側)へ回動されることとな
る(図6のステップ322参照)。
【0080】そして、上述したステップ318,32
0,322の何れかが行われ後は、必要に応じて他の処
理(図6においては省略)が行われた後、一連のサブル
ーチン処理が終了されることとなる。
0,322の何れかが行われ後は、必要に応じて他の処
理(図6においては省略)が行われた後、一連のサブル
ーチン処理が終了されることとなる。
【0081】次に、上述したエアミックスドア制御にお
ける、特にリセット動作に関して従来との差を図8を参
照しつつ説明する。まず、駆動部29によるステッピン
グモータ36の駆動はいわゆるパルス駆動であるため、
図8において励磁電流Iの変化は、本来は、パルス形状
に表されるべきものであるが、理解を容易にすると共
に、説明を簡便にする都合上、連続的に表されている。
ける、特にリセット動作に関して従来との差を図8を参
照しつつ説明する。まず、駆動部29によるステッピン
グモータ36の駆動はいわゆるパルス駆動であるため、
図8において励磁電流Iの変化は、本来は、パルス形状
に表されるべきものであるが、理解を容易にすると共
に、説明を簡便にする都合上、連続的に表されている。
【0082】この図8において、実線部分は、従来のリ
セット方法による場合の励磁電流の変化及びエアミック
スドア開度の変化を、点線部分は、上述した発明の実施
の形態における制御を行った場合の励磁電流の変化及び
エアミックスドア開度の変化を、それぞれ示すもので、
いずれの場合も途中まで、すなわち、本発明の実施の形
態において、励磁電流Iが所定値Ioに達する位置まで
は、励磁電流の変化及びエアミックスドア開度の変化い
ずれも同一である。なお、図8においては、図面を見や
すくする観点から、点線で示された本発明の実施の形態
における特性線と、実線で示された従来の場合の特性線
との、本来一致する部分を、敢えて若干ずらして示して
ある。
セット方法による場合の励磁電流の変化及びエアミック
スドア開度の変化を、点線部分は、上述した発明の実施
の形態における制御を行った場合の励磁電流の変化及び
エアミックスドア開度の変化を、それぞれ示すもので、
いずれの場合も途中まで、すなわち、本発明の実施の形
態において、励磁電流Iが所定値Ioに達する位置まで
は、励磁電流の変化及びエアミックスドア開度の変化い
ずれも同一である。なお、図8においては、図面を見や
すくする観点から、点線で示された本発明の実施の形態
における特性線と、実線で示された従来の場合の特性線
との、本来一致する部分を、敢えて若干ずらして示して
ある。
【0083】具体的に説明すれば、まず、図8において
横軸がリセット時モータ駆動STEPとして、縦軸がエアミ
ックスドア開度として表された特性線図は、エアミック
スドアが最大暖房位置(図8においては「FULL/HOT」と
表記)にある場合を基準にし、エアミックスドアをリセ
ット位置まで回動させる場合に必要な駆動パルス信号の
出力数とエアミックス開度との関係を示すものである。
従来の制御方法の場合、リセットのために必要とされる
駆動パルス信号の出力数は、例えば1300であり、エ
アミックスドアが最大冷房位置に達してもなおもエアミ
ックスドアが空調ケース(図示せず)側へ押しつけられ
るようになっており(図8の実線の特性線図参照)、い
わゆるライニング圧縮代は、同図において符号イで示さ
れた幅であった。
横軸がリセット時モータ駆動STEPとして、縦軸がエアミ
ックスドア開度として表された特性線図は、エアミック
スドアが最大暖房位置(図8においては「FULL/HOT」と
表記)にある場合を基準にし、エアミックスドアをリセ
ット位置まで回動させる場合に必要な駆動パルス信号の
出力数とエアミックス開度との関係を示すものである。
従来の制御方法の場合、リセットのために必要とされる
駆動パルス信号の出力数は、例えば1300であり、エ
アミックスドアが最大冷房位置に達してもなおもエアミ
ックスドアが空調ケース(図示せず)側へ押しつけられ
るようになっており(図8の実線の特性線図参照)、い
わゆるライニング圧縮代は、同図において符号イで示さ
れた幅であった。
【0084】また、従来のリセット方法によりエアミッ
クスドアのリセットを行った場合、ステッピングモータ
36の励磁電流変化は、図8において実線で示されたよ
うに、最大冷房位置までは、本発明の実施の形態におけ
る所定値IO以下で略一定の大きさであるが、最大冷房
位置を過ぎた当たりから徐々に増えてゆき、エアミック
スドアが空調ケースに当接された時点では既に所定値I
Oを越えて最大値に達し、その後エアミックスドアの押
しつけが継続されている間、この最大値の励磁電流が流
される状態となるものであった。
クスドアのリセットを行った場合、ステッピングモータ
36の励磁電流変化は、図8において実線で示されたよ
うに、最大冷房位置までは、本発明の実施の形態におけ
る所定値IO以下で略一定の大きさであるが、最大冷房
位置を過ぎた当たりから徐々に増えてゆき、エアミック
スドアが空調ケースに当接された時点では既に所定値I
Oを越えて最大値に達し、その後エアミックスドアの押
しつけが継続されている間、この最大値の励磁電流が流
される状態となるものであった。
【0085】これに対して、本発明の実施の形態による
制御の場合、まず、リセット時の駆動パルス信号の出力
数は、例えば、800程度となる(図8の点線の特性線
図参照)。これは、本発明の実施の形態においては、先
に述べたように、励磁電流Iが所定値IOに達した時点
でステッピングモータ36の駆動が停止されるようにな
っており、しかも、この所定値IOは、従来と異なりエ
アミックスドアがリセット位置で必要以上に空調ケース
に押しつけられるようなことがない程度に設定されてい
るためである。
制御の場合、まず、リセット時の駆動パルス信号の出力
数は、例えば、800程度となる(図8の点線の特性線
図参照)。これは、本発明の実施の形態においては、先
に述べたように、励磁電流Iが所定値IOに達した時点
でステッピングモータ36の駆動が停止されるようにな
っており、しかも、この所定値IOは、従来と異なりエ
アミックスドアがリセット位置で必要以上に空調ケース
に押しつけられるようなことがない程度に設定されてい
るためである。
【0086】したがって、本発明の実施の形態の場合に
は、いわゆるライニング圧縮代は、図8において符号ロ
で示されたように、従来に比して小さくなっている。こ
のため、エアミックスドアが必要以上に空調ケースに押
しつけられることがなく、空調ケースやレバーへ対する
負荷が軽減され、さらには、リセット時に生ずる不快音
の発生時間が短縮され、乗員の不快感が軽減されること
となるものである。
は、いわゆるライニング圧縮代は、図8において符号ロ
で示されたように、従来に比して小さくなっている。こ
のため、エアミックスドアが必要以上に空調ケースに押
しつけられることがなく、空調ケースやレバーへ対する
負荷が軽減され、さらには、リセット時に生ずる不快音
の発生時間が短縮され、乗員の不快感が軽減されること
となるものである。
【0087】上述した発明の実施の形態においては、電
流検出手段は、電流検出部30により、電流判定手段
は、電流判定部31により、制御手段は、制御部28に
より、それぞれ実現されている。
流検出手段は、電流検出部30により、電流判定手段
は、電流判定部31により、制御手段は、制御部28に
より、それぞれ実現されている。
【0088】なお、上述の発明の実施の形態において
は、エアミックスドアを制御対象として説明したが、勿
論エアミックスドアに限定される必要はなく、他のドア
にも同様に適用できるものである。
は、エアミックスドアを制御対象として説明したが、勿
論エアミックスドアに限定される必要はなく、他のドア
にも同様に適用できるものである。
【0089】
【発明の効果】以上、述べたように、請求項1、4及び
8記載の発明においては、電圧変動が生じ易い時期にモ
ータアクチュエータの駆動が強制的に禁止されるよう構
成することにより、電圧変動が生じ易く、そのため脱調
の発生確率の高い、いわゆるクランキング時にモータア
クチュエータの駆動が所定時間強制的に禁止されるの
で、ステッピングモータの脱調に起因するいわゆるドア
の位置ずれの発生を確実に低減することができる。その
ため、いわゆるモータアクチュエータの原点リセットを
行う頻度を減少することができ、原点リセットの際に生
ずる不快な脱調音の発生頻度が低減され、車室内におけ
る快適さをより向上することができる。
8記載の発明においては、電圧変動が生じ易い時期にモ
ータアクチュエータの駆動が強制的に禁止されるよう構
成することにより、電圧変動が生じ易く、そのため脱調
の発生確率の高い、いわゆるクランキング時にモータア
クチュエータの駆動が所定時間強制的に禁止されるの
で、ステッピングモータの脱調に起因するいわゆるドア
の位置ずれの発生を確実に低減することができる。その
ため、いわゆるモータアクチュエータの原点リセットを
行う頻度を減少することができ、原点リセットの際に生
ずる不快な脱調音の発生頻度が低減され、車室内におけ
る快適さをより向上することができる。
【0090】また、請求項2、3、6及び8記載の発明
においては、いわゆる原点リセットを行う頻度が、モー
タアクチュエータの駆動対象毎に異なるような構成とす
ることにより、同一の基準で全てのモータアクチュエー
タを画一的に原点リセットするような従来のもの比し
て、駆動対象、すなわち、各ドア毎に適切な頻度でモー
タアクチュエータの原点リセットが行われることとな
り、そのため、ドア位置制御の精度低下を招くことなく
原点リセットの際に生ずる脱調音の発生回数を低減する
ことができ、より快適な装置が提供されることとなる。
さらに、各ドア毎に適切な頻度で原点リセットが行われ
ることで、全体的な脱調の割合が低減されることとな
り、そのためドア位置制御の精度の向上にも寄与するこ
とができる。
においては、いわゆる原点リセットを行う頻度が、モー
タアクチュエータの駆動対象毎に異なるような構成とす
ることにより、同一の基準で全てのモータアクチュエー
タを画一的に原点リセットするような従来のもの比し
て、駆動対象、すなわち、各ドア毎に適切な頻度でモー
タアクチュエータの原点リセットが行われることとな
り、そのため、ドア位置制御の精度低下を招くことなく
原点リセットの際に生ずる脱調音の発生回数を低減する
ことができ、より快適な装置が提供されることとなる。
さらに、各ドア毎に適切な頻度で原点リセットが行われ
ることで、全体的な脱調の割合が低減されることとな
り、そのためドア位置制御の精度の向上にも寄与するこ
とができる。
【0091】請求項10乃至15記載の発明において
は、ステッピングモータのリセットの際、ステッピング
モータの励磁電流の大きさによってリセット完了の適否
を判定できるように構成することにより、従来と異な
り、リセットの際に必要以上の駆動が行われることがな
くなり、適切な駆動がなされるので、いわゆるドアシー
ト位置で的確なリセットが行える。また、リセットに要
する時間が必要最小限で済むため、リセットの際に生ず
る騒音の発生時間が短縮され、乗員に対する不快感の軽
減が図られる。さらに、ステッピングモータの駆動力に
より回動されるドアが、従来と異なり必要以上にリセッ
ト位置でいわゆるシートされることがなくなるので、ケ
ースやレバー、リンク等に対する負荷が軽減でき、これ
らの耐久性向上を図ることができる。
は、ステッピングモータのリセットの際、ステッピング
モータの励磁電流の大きさによってリセット完了の適否
を判定できるように構成することにより、従来と異な
り、リセットの際に必要以上の駆動が行われることがな
くなり、適切な駆動がなされるので、いわゆるドアシー
ト位置で的確なリセットが行える。また、リセットに要
する時間が必要最小限で済むため、リセットの際に生ず
る騒音の発生時間が短縮され、乗員に対する不快感の軽
減が図られる。さらに、ステッピングモータの駆動力に
より回動されるドアが、従来と異なり必要以上にリセッ
ト位置でいわゆるシートされることがなくなるので、ケ
ースやレバー、リンク等に対する負荷が軽減でき、これ
らの耐久性向上を図ることができる。
【0092】またさらに、ステッピングモータの励磁電
流の大きさにより、リセットの完了を判定するようにし
たので、仕様の異なる車両用空調装置や、同一仕様であ
っても製造上のばらつきによる機構的な差異等があって
も、的確なリセットが実現できる。
流の大きさにより、リセットの完了を判定するようにし
たので、仕様の異なる車両用空調装置や、同一仕様であ
っても製造上のばらつきによる機構的な差異等があって
も、的確なリセットが実現できる。
【図1】請求項1乃至9記載の発明に係る車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御装置の構成例を示す構成
図である。
置のモータアクチュエータ制御装置の構成例を示す構成
図である。
【図2】請求項1乃至9記載の発明についての第1の発
明の実施の形態における車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
明の実施の形態における車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】請求項1乃至9記載の発明についての第2の発
明の実施の形態における車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
明の実施の形態における車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】請求項1乃至9記載の発明についての第2の発
明の実施の形態における車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
明の実施の形態における車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】請求項10乃至15記載の発明の実施の形態に
おける車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置
の構成例を示す構成図である。
おける車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置
の構成例を示す構成図である。
【図6】図5に示された車両用空調装置のモータアクチ
ュエータ制御装置によるエアミックスドア制御の手順を
示すサブルーチンフローチャートである。
ュエータ制御装置によるエアミックスドア制御の手順を
示すサブルーチンフローチャートである。
【図7】図6に示されたエアミックスドア制御に用いら
れる基準励磁電流を求める手順を示すサブルーチンフロ
ーチャートである。
れる基準励磁電流を求める手順を示すサブルーチンフロ
ーチャートである。
【図8】エアミックスドアのリセット時における駆動パ
ルス信号の出力数に対するエアミックスドア開度及び励
磁電流の変化を従来例と共に示した特性線図である。
ルス信号の出力数に対するエアミックスドア開度及び励
磁電流の変化を従来例と共に示した特性線図である。
1…CPU 2…操作部 3…イグニッションスイッチ 8…インテークドア 13…エアミックスドア 17a,17b…モードドア 18…モータアクチュエータ 19…モータアクチュエータ 20…モータアクチュエータ 27…目標演算部 28…制御部 29…駆動部 30…電流検出部 31…電流判定部 36…ステッピングモータ
Claims (15)
- 【請求項1】 車両用空調装置において用いられるステ
ッピングモータを用いてなるモータアクチュエータの制
御方法であって、 エンジン始動時から所定時間経過後に、モータアクチュ
エータの駆動を開始することを特徴とする車両用空調装
置のモータアクチュエータ制御方法。 - 【請求項2】 車両用空調装置において用いられるステ
ッピングモータを用いてなるモータアクチュエータの制
御方法であって、 モータアクチュエータの駆動の度毎に、電源電圧の所定
値以下への低下の発生を計数し、当該計数値が各モータ
アクチュエータの駆動対象に応じて設定された所定値以
上となった場合に、当該モータアクチュエータの原点リ
セットを行うことを特徴とする車両用空調装置のモータ
アクチュエータ制御方法。 - 【請求項3】 モータアクチュエータは、モードドア、
エアミックスドア及びインテークドア毎に設けられたも
のであって、 所定値は、モードドア、エアミックスドア、インテーク
ドアの順に大となるようにそれぞれ設定されたものであ
ることを特徴とする請求項2記載の車両用空調装置のモ
ータアクチュエータ制御方法。 - 【請求項4】 ステッピングモータを用いてなるモータ
アクチュエータを、空調設定状態に応じて駆動制御する
よう構成されなる車両用空調装置のモータアクチュエー
タ制御装置において、 エンジンの始動を検知する始動検知手段と、 前記始動検知手段によりエンジンの始動が検知された時
点から所定の時間経過を判定する計時手段と、 前記計時手段により所定時間が経過したと判定されるま
で、モータアクチュエータを強制的に非駆動状態とする
駆動制限手段と、 を具備したことを特徴とする車両用空調装置のモータア
クチュエータ制御装置。 - 【請求項5】 始動検知手段は、イグニッションスイッ
チの投入が初回か否かを判定するものであることを特徴
とする請求項4記載の車両用空調装置のモータアクチュ
エータ制御装置。 - 【請求項6】 ステッピングモータを用いてなるモータ
アクチュエータを、空調設定状態に応じて駆動制御する
よう構成されなる車両用空調装置のモータアクチュエー
タ制御装置において、 モータアクチュエータは、車両用空調装置に設けられた
各ドア毎に設けられており、 各モータアクチュエータの駆動の度毎に、電源電圧の所
定値以下への低下の発生を計数する計数手段と、 前記計数手段により計数された値が、各モータアクチュ
エータによりそれぞれ駆動されるドア毎に設定された各
所定値を越えたか否かを判定する計数値判定手段と、 前記計数値判定手段により何れかの所定値を越えたと判
定された場合、当該所定値が設定されたドアを駆動する
モータアクチュエータの原点リセットを行うリセット手
段と、 を具備したことを特徴とする車両用空調装置のモータア
クチュエータ制御装置。 - 【請求項7】 ドアは、モードドア、エアミックスド
ア、インテークドアであり、 所定値は、モードドア、エアミックスドア、インテーク
ドアの順に大となるように設定されたものであることを
特徴とする請求項6記載の車両用空調装置のモータアク
チュエータ制御装置。 - 【請求項8】 エンジンの始動を検知する始動検知手段
と、 前記始動検知手段によりエンジンの始動が検知された時
点から所定の時間経過を判定する計時手段と、 前記計時手段により所定時間が経過したと判定されるま
で、モータアクチュエータを強制的に非駆動状態とする
駆動制限手段と、 を具備したことを特徴とする請求項6又は7記載の車両
用空調装置のモータアクチュエータ制御装置。 - 【請求項9】 始動検知手段は、イグニッションスイッ
チの投入が初回か否かを判定するものであることを特徴
とする請求項8記載の車両用空調装置のモータアクチュ
エータ制御装置。 - 【請求項10】 車両用空調装置において用いられるス
テッピングモータを用いてなるモータアクチュエータの
制御方法であって、 前記ステッピングモータのリセットの際、当該ステッピ
ングモータの励磁電流が所定値以上となったときに、リ
セット位置に到達したとして前記ステッピングモータの
駆動を停止することを特徴とする車両用空調装置のモー
タアクチュエータ制御方法。 - 【請求項11】 所定値は、外気温に応じて設定された
ものであることを特徴とする請求項10記載の車両用空
調装置のモータアクチュエータ制御方法。 - 【請求項12】 所定値は、バッテリ電圧に応じて設定
されたものであることを特徴とする請求項10記載の車
両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法。 - 【請求項13】 ステッピングモータを用いてなるモー
タアクチュエータを、空調設定状態に応じて駆動制御す
るよう構成されなる車両用空調装置のモータアクチュエ
ータ制御装置において、 前記ステッピングモータの励磁電流を検出する電流検出
手段と、 前記電流検出手段により検出された励磁電流が所定値以
上であるか否かを判定する電流判定手段と、 前記ステッピングモータのリセットの際、前記電流検出
手段により励磁電流が所定値以上と判定されたときに、
前記ステッピングモータの駆動を停止させる制御手段
と、 を具備することを特徴とする車両用空調装置のモータア
クチュエータ制御装置。 - 【請求項14】 所定値は、外気温に応じて設定された
ものであることを特徴とする請求項13記載の車両用空
調装置のモータアクチュエータ制御装置。 - 【請求項15】 所定値は、バッテリ電圧に応じて設定
されたものであることを特徴とする請求項13記載の車
両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15182096A JPH09322597A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15182096A JPH09322597A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09322597A true JPH09322597A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15527036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15182096A Pending JPH09322597A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車両用空調装置のモータアクチュエータ制御方法及び車両用空調装置のモータアクチュエータ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09322597A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004026005A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Denso Corp | 電動アクチュエータシステム |
| KR101041952B1 (ko) * | 2004-04-07 | 2011-06-16 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치의 모터 액츄에이터 제어방법 |
| KR20210106059A (ko) * | 2020-02-19 | 2021-08-30 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
| CN115978748A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-04-18 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其风阀控制方法、存储介质、风阀控制装置 |
| CN116804478A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-09-26 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调器的控制方法以及空调器 |
| JP2024125913A (ja) * | 2023-03-06 | 2024-09-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP15182096A patent/JPH09322597A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004026005A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Denso Corp | 電動アクチュエータシステム |
| KR101041952B1 (ko) * | 2004-04-07 | 2011-06-16 | 한라공조주식회사 | 차량용 공조장치의 모터 액츄에이터 제어방법 |
| KR20210106059A (ko) * | 2020-02-19 | 2021-08-30 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 공조장치 |
| CN115978748A (zh) * | 2023-02-15 | 2023-04-18 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其风阀控制方法、存储介质、风阀控制装置 |
| JP2024125913A (ja) * | 2023-03-06 | 2024-09-19 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
| CN116804478A (zh) * | 2023-06-09 | 2023-09-26 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调器的控制方法以及空调器 |
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