JPH09322847A - 転倒防止シート - Google Patents

転倒防止シート

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JPH09322847A
JPH09322847A JP16245196A JP16245196A JPH09322847A JP H09322847 A JPH09322847 A JP H09322847A JP 16245196 A JP16245196 A JP 16245196A JP 16245196 A JP16245196 A JP 16245196A JP H09322847 A JPH09322847 A JP H09322847A
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sheet material
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sheet
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complement
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JP16245196A
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Tadashi Shioda
正 塩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より効果的に物品の転倒を防止することがで
きる転倒防止シートを提供せんとするものである。 【解決手段】 シート材本体層2の両面に、シート材補
体層3a及び3bが貼着(形成)されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地震などの加振による
物品の転倒を防止する転倒防止シートに関する。
【0002】
【従来の技術】店頭の陳列棚などに物品を展示しておく
場合、地震などによって該物品が転倒し損壊することを
防ぐため、物品の下に布や弾性材を敷いておくことが多
い。
【0003】
【発明が解決する課題】しかし上記従来の方策では、転
倒直後の損壊はそのクッション作用により防げても、そ
の陳列棚から更に下に落下した場合は、損壊は免れず、
結局転倒すること自身を防ぐことができなければ、問題
の解決にならない。本発明は従来技術の以上のような問
題に鑑み創案されたもので、より効果的に物品の転倒を
防止することができる転倒防止シートを提供せんとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため本発明に係る転
倒防止シートは、軟質合成樹脂製シート材本体層と、少
なくともその片面に貼着乃至形成され、上記シート材本
体層よりも更に軟質な合成樹脂製のシート材補体層とを
有することを基本的特徴としている。上記シート材本体
層とシート材補体層とは、同じ材質のものでも、違う材
質のものでも構わないが、例えばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリメタクリル酸メチル、ポリアミド、ポリエス
テル、ABS樹脂などのプラスチックシートが用いられ
る。そしてシート材補体層の方をシート材本体層よりも
軟質なものを使用すれば良い(例えばシート材本体層の
弾性率として30〜90MPa、シート材補体層の弾性
率として15〜70MPaの範囲で、且つシート材本体
層の弾性率>シート材補体層の弾性率に設定し構成する
と良い)。またシート材本体層の面にある種の加工を施
すと、それよりも軟質な層(シート材補体層)をその表
面側に形成できるので、その場合は複数層を重ね合わせ
て貼着しなくても良い。更にシート材補体層の貼着面乃
至形成面は、シート材本体層の片面でも両面でも良い。
両面にシート材補体層を貼着乃至形成した場合、両面で
シート材補体層の弾性率を異ならせる構成にしても良
い。更に、弾性率65MPa以下の軟質合成樹脂製シー
ト材層のみからなる構成も、物品の転倒を防止する構成
として有効である。
【0005】
【作用】上記請求項1記載の転倒防止シートの構成のう
ち、シート材本体層だけの構成でも、その上に物品を載
置すれば、該物品の重さがシート材本体層に加わって、
シート材本体層とその下の床面との間から空気が追い出
され、該シート材本体層と床面との接着面積の増大によ
る摺動抵抗が高まるため、ある程度物品転倒防止効果が
ある。しかしそれだけではその上に載置された物品の転
倒を完全に防ぐことはできない(上記シート材本体層の
上で倒れるから)。本構成では、シート材本体層の片面
に更に軟質のシート材補体層を貼着乃至形成せしめるこ
とにより、物品の重さが該シート材補体層に加わって、
そのシート材補体層面に物品の下面が沈み込むことにな
るため、沈んだ分だけ横方向の揺れの力に対して抵抗を
生じ、物品の転倒を防止できるようになる。更にこのシ
ート材補体層が弾性率65MPa以下の材質で構成され
ていると、粘着性が増大し、前記転倒防止効果はより高
くなる。もちろんシート材本体層両面にシート材補体層
を貼着乃至形成せしめても同様に高い転倒防止効果は得
られるのであるが、特に床面がガラスなどのような平滑
度の高いものではなく、貼着固定された布などのように
空気の追い出しにくい床面である場合であっても、該転
倒防止効果が得られるようになる。けだし布などの材質
の床面には、表面に微少な凹凸があり、その凹凸にシー
ト材補体層の軟質面が倣うように接触するため、空気の
追い出し効果は望めないまでも、接触面積の増大による
摺動抵抗の高揚といった効果が得られるからである。ま
たこのように両面にシート材補体層が貼着乃至形成され
た構成では、本シートを床面から剥がそうとする時に、
該シート材補体層のより軟質な性状によってこれを床面
から剥がすことが容易になるため、特にガラスなどの剥
がれにくい床面の場合でも、そこから簡単に剥ぎ取るこ
とができるようになる。他方請求項3の構成に関し、軟
質合成樹脂製シート材層の弾性率が65MPa以下であ
る場合は、粘着層となるため、一層のみの構成でも、転
倒防止シートとして床面と物品の間に敷設され使用され
た際には、該床面と物品下面にくっついて動かなくな
り、物品の転倒防止に有効である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態につき図面をも
とに以下説明する。図1及び図2は、本発明の構成を備
えた一実施形態を示す説明図である。図中1は転倒防止
シート、2はシート材本体層、3a及び3bはシート材
補体層、4は置物、5は床面である。
【0007】本実施形態構成に係る転倒防止シート1
は、シート材本体層2の両面に、シート材補体層3a及
び3bが貼着(形成)されている。そのうちシート材本体
層2は、厚み1〜2mm弾性率約75MPaのポリ塩化
ビニルシートからなり、またシート材補体層3aは、厚
み1〜2mm弾性率約20MPaの軟質ポリ塩化ビニル
シート、及びシート材補体層3bは、厚み1〜2mm弾
性率約33MPaの軟質ポリ塩化ビニルシートからな
る。図2に示すように、ガラスの床面5に、高さ30c
m、直径15cm、重さ4kgの陶器の置物4を載置す
る場合、その間に本転倒防止シート1を差し挟んで載置
すれば、床面5とシート材補体層3bとの間の空気が追
い出されてこれらの接触面積が増大し両者の摺動抵抗が
高まると共に、置物4の下面がわずかながらシート材補
体層3aに沈み込んで横方向に加わった力に対して抵抗
を生じ、且つその粘着性故に置物4下面にくっついた状
態となり、不意に手などが触れたり、地震などで横方向
に力が加わった場合でも、置物4が倒れにくくなる。
【0008】本発明者は上記構成の効果を検証するた
め、地震シュミレーション装置を用いて、床面5に震度
3、4及び5相当の振動を与え、置物4の転倒実験を行
った。この際、床面5に置物4を直接置いて実験を行っ
た従来例、及び厚み1〜2mm弾性率約75MPaのポ
リ塩化ビニルシートのみのシート材を床面5と置物4と
の間に差し挟んだ比較例とを併せて実験し、その時の転
倒状態も調べた。下記表1はその時の実験結果を示すも
のである。
【0009】
【表1】 但し ×:転倒 ○:そのまま
【0010】同表によれば、震度3で従来例において置
物4が転倒し、震度4で比較例において置物4が倒れた
が、震度5に加振しても本実施形態では置物4が倒れな
かった。なお、ガラスの床面5に接触するシート材補体
層3bが上記のように弾性率約33MPaの軟質なプラ
スチックシートであるため、置物4を退け、本転倒防止
シート1を該床面5から剥がす場合でも、容易にその剥
離ができることになる。
【0011】
【発明の効果】以上詳述した本発明の転倒防止シートに
よれば、床面に物品を載置する場合に、その間にこれを
差し挟んで載置することで、シート材本体層或いはシー
ト材補体層と床面との間の空気が追い出されてこれらの
接触面積が増大し両者の摺動抵抗が高まると共に、物品
下面がシート材補体層に沈み込んで、その沈んだ分だけ
横方向の揺れの力に対して抵抗を生じ、不意に手などが
触れたり地震などで横方向に力が加わった場合でも、物
品の転倒を防止できるようになる。また両面にシート材
補体層が貼着乃至形成された構成では、本シートを床面
から剥がそうとする時に、該シート材補体層のより軟質
な性状によってこれを床面から剥がすことが容易になる
ため、特にガラスなどの剥がれにくい床面の場合でも、
そこから簡単に剥ぎ取ることができるようになる。更に
弾性率が65MPa以下の軟質合成樹脂製シート材層一
層で構成される場合は、該層が粘着層となるため、転倒
防止シートとして使用された場合に、該床面と物品下面
にくっついて動かなくなり、物品の転倒防止に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転倒防止シート構成の一実施形態を示
す断面図である。
【図2】上記実施形態の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 転倒防止シート 2 シート材本体層 3a、3b シート材補体層 4 置物 5 床面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質合成樹脂製シート材本体層と、少な
    くともその片面に貼着乃至形成され、上記シート材本体
    層よりも更に軟質な合成樹脂製のシート材補体層とを有
    することを特徴とする転倒防止シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の転倒防止シートにおい
    て、シート材補体層が前記シート材本体層の両面に貼着
    乃至形成されたことを特徴とする請求項1記載の転倒防
    止シート。
  3. 【請求項3】 弾性率65MPa以下の軟質合成樹脂製
    シート材層のみからなることを特徴とする転倒防止シー
    ト。
JP16245196A 1996-06-04 1996-06-04 転倒防止シート Withdrawn JPH09322847A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16245196A JPH09322847A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 転倒防止シート

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16245196A JPH09322847A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 転倒防止シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09322847A true JPH09322847A (ja) 1997-12-16

Family

ID=15754868

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16245196A Withdrawn JPH09322847A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 転倒防止シート

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JP (1) JPH09322847A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012170517A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Iida Sangyo Kk 仏具用転倒抑制シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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