JPH09325208A - 熱硬化性樹脂組成物およびカラーフィルター - Google Patents
熱硬化性樹脂組成物およびカラーフィルターInfo
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- JPH09325208A JPH09325208A JP14416196A JP14416196A JPH09325208A JP H09325208 A JPH09325208 A JP H09325208A JP 14416196 A JP14416196 A JP 14416196A JP 14416196 A JP14416196 A JP 14416196A JP H09325208 A JPH09325208 A JP H09325208A
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- protective film
- resin composition
- thermosetting resin
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】カラーフィルタ画面の所望の領域のみに保護膜
がパターン形成できるコンティニュアスインクジェット
法においても、使用可能な透明保護膜形成用の熱硬化性
樹脂組成物を提供する。 【解決手段】アンモニウム化合物を含有し、抵抗値が1
×105 Ω・cmより小さい熱硬化性樹脂組成物。
がパターン形成できるコンティニュアスインクジェット
法においても、使用可能な透明保護膜形成用の熱硬化性
樹脂組成物を提供する。 【解決手段】アンモニウム化合物を含有し、抵抗値が1
×105 Ω・cmより小さい熱硬化性樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱硬化性樹脂組成
物およびカラーフィルターに関するものであり、さらに
詳しくは、カラーフィルターの保護膜、平坦化膜などの
作製に好適に用いられ、特にインクジェット方式による
パターン形成が可能な熱硬化性樹脂組成物およびカラー
フィルターに関するものである。
物およびカラーフィルターに関するものであり、さらに
詳しくは、カラーフィルターの保護膜、平坦化膜などの
作製に好適に用いられ、特にインクジェット方式による
パターン形成が可能な熱硬化性樹脂組成物およびカラー
フィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン、ワープロ、計器、カラ
ーテレビなどに応用が可能なカラー液晶表示装置が注目
されている。従来のカラー液晶表示装置、特に薄膜トラ
ンジスタ(TFT)型カラー液晶表示装置の液晶セルの
構造は、基本的にはカラーフィルターを有する基板と透
明基板上に電極を形成した対向基板とからなっているも
のである。ここでカラーフィルターの通常の製造方法と
しては、まず透明基板上にブラックマトリックス、次い
で赤(R)、緑(G)、青(B)の画素をフォトリソ法
で形成せしめ、この上に必要に応じてトップコート剤を
スピンコートで塗布・加熱硬化せしめて保護膜を形成さ
せるものである。この保護膜は画素の段差平坦化、表面
平滑化に機能し、該保護膜上の透明電導膜の低抵抗化、
画素コントラスト比の向上をもたらし、また画素やブラ
ックマトリックスの保護膜として保護膜形成後の液晶表
示装置製造工程での傷付き防止、さらにはセルへの液晶
注入後の画素から液晶への不純物拡散防止に有効であ
る。しかしながら、該保護膜の形成はカラーフィルター
全面を覆うことになるため、ガラス部との接着性不良
や、セル液晶封止剤との接着不良さらにはセル外部電極
との接着性不良等の液晶表示装置信頼性の低下要因とな
る問題点をも有している。したがってセルギャップの比
較的大きいTFT型カラー液晶表示装置においては、こ
の保護膜形成を省略するケースも多くなっているが、高
速応答性に伴うセルギャップ短間隔化、さらには、透明
基板に対して平行な向きの電界(横電界)により駆動さ
れるカラー液晶表示装置においては、平坦化膜としての
保護膜形成が期待され、さらにはこの保護膜に配向膜と
しての機能をも付与することが期待されている。上記に
述べたごとくの保護膜形成における問題点を避ける手段
として、保護膜のパターニングが考えられ、カラーフィ
ルターの画素部のみを覆う保護膜形成が望まれるが、保
護膜特性とコスト面から適切な塗布方法が見出だされて
いないのが現状である。さらに、液晶表示装置の液晶セ
ルの製造においては、保護膜上に透明電導膜を形成せし
め、次いで配向膜の塗布が行なわれるが、この配向膜塗
布は従来フレキソ印刷の手法が適用されてきたが、接触
による直接塗布と塗布溶液の繰り返し使用による微細異
物汚染が発生しやすい、あるいは塗布性が十分で無い等
の問題点があり、このフレキソ印刷方式に代わりえる配
向膜塗布方法が期待されている。
ーテレビなどに応用が可能なカラー液晶表示装置が注目
されている。従来のカラー液晶表示装置、特に薄膜トラ
ンジスタ(TFT)型カラー液晶表示装置の液晶セルの
構造は、基本的にはカラーフィルターを有する基板と透
明基板上に電極を形成した対向基板とからなっているも
のである。ここでカラーフィルターの通常の製造方法と
しては、まず透明基板上にブラックマトリックス、次い
で赤(R)、緑(G)、青(B)の画素をフォトリソ法
で形成せしめ、この上に必要に応じてトップコート剤を
スピンコートで塗布・加熱硬化せしめて保護膜を形成さ
せるものである。この保護膜は画素の段差平坦化、表面
平滑化に機能し、該保護膜上の透明電導膜の低抵抗化、
画素コントラスト比の向上をもたらし、また画素やブラ
ックマトリックスの保護膜として保護膜形成後の液晶表
示装置製造工程での傷付き防止、さらにはセルへの液晶
注入後の画素から液晶への不純物拡散防止に有効であ
る。しかしながら、該保護膜の形成はカラーフィルター
全面を覆うことになるため、ガラス部との接着性不良
や、セル液晶封止剤との接着不良さらにはセル外部電極
との接着性不良等の液晶表示装置信頼性の低下要因とな
る問題点をも有している。したがってセルギャップの比
較的大きいTFT型カラー液晶表示装置においては、こ
の保護膜形成を省略するケースも多くなっているが、高
速応答性に伴うセルギャップ短間隔化、さらには、透明
基板に対して平行な向きの電界(横電界)により駆動さ
れるカラー液晶表示装置においては、平坦化膜としての
保護膜形成が期待され、さらにはこの保護膜に配向膜と
しての機能をも付与することが期待されている。上記に
述べたごとくの保護膜形成における問題点を避ける手段
として、保護膜のパターニングが考えられ、カラーフィ
ルターの画素部のみを覆う保護膜形成が望まれるが、保
護膜特性とコスト面から適切な塗布方法が見出だされて
いないのが現状である。さらに、液晶表示装置の液晶セ
ルの製造においては、保護膜上に透明電導膜を形成せし
め、次いで配向膜の塗布が行なわれるが、この配向膜塗
布は従来フレキソ印刷の手法が適用されてきたが、接触
による直接塗布と塗布溶液の繰り返し使用による微細異
物汚染が発生しやすい、あるいは塗布性が十分で無い等
の問題点があり、このフレキソ印刷方式に代わりえる配
向膜塗布方法が期待されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の諸欠点に鑑み創案されたもので、その目的とする
ところは、保護膜のパターン形成が容易にできるインク
ジェット法、その中でも特にコンティニュアス法におい
ても、使用可能な透明保護膜形成用の熱硬化性樹脂組成
物を提供することにある。
技術の諸欠点に鑑み創案されたもので、その目的とする
ところは、保護膜のパターン形成が容易にできるインク
ジェット法、その中でも特にコンティニュアス法におい
ても、使用可能な透明保護膜形成用の熱硬化性樹脂組成
物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
溶剤成分、樹脂成分からなる熱硬化性樹脂組成物におい
て、式(1)で表されるアンモニウム化合物を含有し、
抵抗値が1×105 Ω・cmより小さいことを特徴とす
る透明保護膜用熱硬化性樹脂組成物で達成される。
溶剤成分、樹脂成分からなる熱硬化性樹脂組成物におい
て、式(1)で表されるアンモニウム化合物を含有し、
抵抗値が1×105 Ω・cmより小さいことを特徴とす
る透明保護膜用熱硬化性樹脂組成物で達成される。
【0005】R* 4 N+ X- (1) (Nは窒素原子、R* は有機基または水素原子、X- は
陰イオンを表す。)
陰イオンを表す。)
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明における熱硬化性樹脂組成物は、着
色させる目的に加えられる顔料成分または染料成分を含
まない。
色させる目的に加えられる顔料成分または染料成分を含
まない。
【0008】本発明における透明保護膜の透明とは、完
全な無着色のみを意味せず、樹脂成分、溶剤成分などの
影響で多少着色している場合をも含む。
全な無着色のみを意味せず、樹脂成分、溶剤成分などの
影響で多少着色している場合をも含む。
【0009】本発明における熱硬化性樹脂組成物の抵抗
値としては1×105 Ω・cmより小さいことが好まし
く、より好ましくは5×104 Ω・cmより小さいこと
であり、さらに好ましくは1×104 Ω・cmより小さ
いことである。
値としては1×105 Ω・cmより小さいことが好まし
く、より好ましくは5×104 Ω・cmより小さいこと
であり、さらに好ましくは1×104 Ω・cmより小さ
いことである。
【0010】本発明における溶剤成分としては、エタノ
ール、メタノール、イソプロパノール、ブタノール、3
−メトキシ3−メチルブタノール、ブチルセロソルブ、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのアルコール
や、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、γ−ブチロラクトンなどの
非プロトン性極性溶媒またはこれらの混合物があげられ
るがこれらに限定されない。
ール、メタノール、イソプロパノール、ブタノール、3
−メトキシ3−メチルブタノール、ブチルセロソルブ、
メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのアルコール
や、N−メチル−2−ピロリドン、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、γ−ブチロラクトンなどの
非プロトン性極性溶媒またはこれらの混合物があげられ
るがこれらに限定されない。
【0011】本発明におけるアンモニウム化合物は下記
(1)式で表される。
(1)式で表される。
【0012】R* 4 N+ X- (1) この式においてNは窒素原子、R* は有機基または水素
原子、X- は陰イオンを表す。
原子、X- は陰イオンを表す。
【0013】本発明における有機基としては特に限定は
しないが、好ましい例としてはアルキル基、アリル基、
アリール基、アルケニル基、アルキニル基、フルオロア
ルキル基、ベンジル基などを挙げることができ、より好
ましくはアルキル基、ベンジル基、フェニル基である。
アルキル基の好ましい具体例としてはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基などを挙
げることができ、より好ましくはメチル基、エチル基を
挙げることができる。
しないが、好ましい例としてはアルキル基、アリル基、
アリール基、アルケニル基、アルキニル基、フルオロア
ルキル基、ベンジル基などを挙げることができ、より好
ましくはアルキル基、ベンジル基、フェニル基である。
アルキル基の好ましい具体例としてはメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基などを挙
げることができ、より好ましくはメチル基、エチル基を
挙げることができる。
【0014】本発明における陰イオンとしてはすべての
陰イオンを挙げることができ特に限定はしない。陰イオ
ンの具体例としては水酸化物イオン、塩化物イオン、フ
ッ化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硝酸イ
オン、硫酸イオン、蓚酸イオン、シアン化物イオンなど
を挙げることができ、好ましくは水酸化物イオンであ
る。
陰イオンを挙げることができ特に限定はしない。陰イオ
ンの具体例としては水酸化物イオン、塩化物イオン、フ
ッ化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、硝酸イ
オン、硫酸イオン、蓚酸イオン、シアン化物イオンなど
を挙げることができ、好ましくは水酸化物イオンであ
る。
【0015】本発明におけるアンモニウム化合物の具体
例としては、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化
テトラエチルアンモニウム、水酸化ジメチルエチルベン
ジルアンモニウム、水酸化トリメチルエチルアンモニウ
ム、水酸化ジメチルジエチルアンモニウム、水酸化メチ
ルトリエチルアンモニウムなどを挙げることができ、好
ましくは水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テト
ラエチルアンモニウムである。これらのアンモニウム化
合物はそのまま添加しても、水や溶剤などの溶液にして
添加しても構わない。アンモニウム化合物の熱硬化性樹
脂組成物全重量に対する含有量はとくに限定はしない。
例としては、水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化
テトラエチルアンモニウム、水酸化ジメチルエチルベン
ジルアンモニウム、水酸化トリメチルエチルアンモニウ
ム、水酸化ジメチルジエチルアンモニウム、水酸化メチ
ルトリエチルアンモニウムなどを挙げることができ、好
ましくは水酸化テトラメチルアンモニウム、水酸化テト
ラエチルアンモニウムである。これらのアンモニウム化
合物はそのまま添加しても、水や溶剤などの溶液にして
添加しても構わない。アンモニウム化合物の熱硬化性樹
脂組成物全重量に対する含有量はとくに限定はしない。
【0016】本発明におけるアミノ基を有するアルコキ
シシランとしては、一般式Rn Si(OR´)4-n で表
されるアミノ基を有するアルコキシシランを挙げること
ができる。
シシランとしては、一般式Rn Si(OR´)4-n で表
されるアミノ基を有するアルコキシシランを挙げること
ができる。
【0017】式中のR、R´は水素または有機基を示
す。有機基としては、アルキル基、アリル基、アリール
基、アルケニル基、アルキニル基、フルオロアルキル基
などを挙げることができる。より具体的な例としてはメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル
基、ビニル基、、アリル基、イソプロペニル基、エチニ
ル基、2−プロピニル基、3,3,3−トリフロロプロ
ピル基、γ−グリシドキシプロピル基、メタクリル基、
γ−メタクリルオキシプロピル基、フェニル基、トリル
基などが挙げられる。
す。有機基としては、アルキル基、アリル基、アリール
基、アルケニル基、アルキニル基、フルオロアルキル基
などを挙げることができる。より具体的な例としてはメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル
基、ビニル基、、アリル基、イソプロペニル基、エチニ
ル基、2−プロピニル基、3,3,3−トリフロロプロ
ピル基、γ−グリシドキシプロピル基、メタクリル基、
γ−メタクリルオキシプロピル基、フェニル基、トリル
基などが挙げられる。
【0018】ただし、Rのうち少なくとも一つは一級ア
ミノ基および/または2級アミノ基を含む基である。一
級アミノ基を含む基としては、γ−アミノプロピル基、
アミノエチル基、p−アミノフェニル基、m−アミノフ
ェニル基、o−アミノフェニル基などが挙げられる。二
級アミノ基を含む基としては、N−フェニル−γ−アミ
ノプロピル基、N−メチル−γ−アミノプロピル基、N
−エチル−γ−アミノプロピル基などが挙げられる。こ
れらの一級アミノ基および/または二級アミノ基を含む
基の中で好ましいものは、γ−アミノプロピル基、p−
アミノフェニル基などである。
ミノ基および/または2級アミノ基を含む基である。一
級アミノ基を含む基としては、γ−アミノプロピル基、
アミノエチル基、p−アミノフェニル基、m−アミノフ
ェニル基、o−アミノフェニル基などが挙げられる。二
級アミノ基を含む基としては、N−フェニル−γ−アミ
ノプロピル基、N−メチル−γ−アミノプロピル基、N
−エチル−γ−アミノプロピル基などが挙げられる。こ
れらの一級アミノ基および/または二級アミノ基を含む
基の中で好ましいものは、γ−アミノプロピル基、p−
アミノフェニル基などである。
【0019】R、R´は同一でもよいし、異なっていて
もよい。nは1〜3の数である。
もよい。nは1〜3の数である。
【0020】このような一般式Rn Si(OR´)4-n
で表されるアミノ基を有するアルコキシシランの具体的
な例としては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−
アミノプロピルジメチルエトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルエチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルジ
エチルエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルジメチルメトキシシラン、γ−
アミノプロピルエチルジメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルジエチルメトキシシラン、γ−アミノプロピルエ
チルメトキシエトキシシラン、γ−アミノプロピルエチ
ルメチルエトキシシラン、γ−アミノプロピルエチルメ
チルメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β(アミノエ
チル)γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N
−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−フェニルγ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、p−アミノフェニルトリ
メトキシシラン、p−アミノフェニルトリエトキシシラ
ン、p−アミノフェニルメチルジメトキシシラン、p−
アミノフェニルメチルジエトキシシラン、p−アミノフ
ェニルエチルジメトキシシラン、p−アミノフェニルエ
チルジエトキシシラン、γ−(p−アミノフェニル)プ
ロピルトリメトキシシラン、γ−(p−アミノフェニ
ル)エチルトリメトキシシラン、γ−(p−アミノフェ
ニル)メチルトリメトキシシラン、γ−(p−アミノフ
ェニル)プロピルトリエトキシシラン、γ−(p−アミ
ノフェニル)エチルトリエトキシシラン、γ−(p−ア
ミノフェニル)メチルトリエトキシシランなどを挙げる
ことができる。これらの中で好ましいものはγ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
γ−アミノプロピルエチルジメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルエチルジエトキシシラン、p−アミノフェニ
ルトリメトキシシラン、p−アミノフェニルトリエトキ
シシランなどである。特に好ましいものは、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランな
どRのうちの一つがγ−アミノプロピル基のものであ
る。これらのアミノ基を有するアルコキシシランは単独
または二種以上組み合わせて用いることができる。
で表されるアミノ基を有するアルコキシシランの具体的
な例としては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、γ−
アミノプロピルジメチルエトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルエチルジエトキシシラン、γ−アミノプロピルジ
エチルエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルジメチルメトキシシラン、γ−
アミノプロピルエチルジメトキシシラン、γ−アミノプ
ロピルジエチルメトキシシラン、γ−アミノプロピルエ
チルメトキシエトキシシラン、γ−アミノプロピルエチ
ルメチルエトキシシラン、γ−アミノプロピルエチルメ
チルメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、N−β(アミノエ
チル)γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン、N
−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルト
リメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、N−フェニルγ−アミノ
プロピルトリメトキシシラン、p−アミノフェニルトリ
メトキシシラン、p−アミノフェニルトリエトキシシラ
ン、p−アミノフェニルメチルジメトキシシラン、p−
アミノフェニルメチルジエトキシシラン、p−アミノフ
ェニルエチルジメトキシシラン、p−アミノフェニルエ
チルジエトキシシラン、γ−(p−アミノフェニル)プ
ロピルトリメトキシシラン、γ−(p−アミノフェニ
ル)エチルトリメトキシシラン、γ−(p−アミノフェ
ニル)メチルトリメトキシシラン、γ−(p−アミノフ
ェニル)プロピルトリエトキシシラン、γ−(p−アミ
ノフェニル)エチルトリエトキシシラン、γ−(p−ア
ミノフェニル)メチルトリエトキシシランなどを挙げる
ことができる。これらの中で好ましいものはγ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、
γ−アミノプロピルエチルジメトキシシラン、γ−アミ
ノプロピルエチルジエトキシシラン、p−アミノフェニ
ルトリメトキシシラン、p−アミノフェニルトリエトキ
シシランなどである。特に好ましいものは、γ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、γ−アミノプロピルメチルジエトキシ
シラン、γ−アミノプロピルメチルジメトキシシランな
どRのうちの一つがγ−アミノプロピル基のものであ
る。これらのアミノ基を有するアルコキシシランは単独
または二種以上組み合わせて用いることができる。
【0021】本発明におけるアミノ基を有するアルコキ
シシランを加水分解して得られるオルガノシランとは、
アルコキシシランの中またはアルコキシシランを溶媒に
溶解させたものの中に、水を添加しアルコキシ基を実質
的に完全に加水分解反応させることによって得られるオ
ルガノシランをいう。
シシランを加水分解して得られるオルガノシランとは、
アルコキシシランの中またはアルコキシシランを溶媒に
溶解させたものの中に、水を添加しアルコキシ基を実質
的に完全に加水分解反応させることによって得られるオ
ルガノシランをいう。
【0022】また、オルガノシランの縮合物とは、オル
ガノシランが複数個脱水縮合反応したものをいう。
ガノシランが複数個脱水縮合反応したものをいう。
【0023】本発明におけるアミノ基を有しないアルコ
キシシランとしては、一般式Ra mSi(ORb )4-m
で表されるアルコキシシランを挙げることができる。
キシシランとしては、一般式Ra mSi(ORb )4-m
で表されるアルコキシシランを挙げることができる。
【0024】式中のRa 、Rb は水素または有機基を示
す。有機基としては、アルキル基、アリル基、アリール
基、アルケニル基、アルキニル基、フルオロアルキル基
などを挙げることができる。より具体的な例としてはメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル
基、ビニル基、、アリル基、イソプロペニル基、エチニ
ル基、2−プロピニル基、3,3,3−トリフロロプロ
ピル基、γ−グリシドキシプロピル基、メタクリル基、
γ−メタクリルオキシプロピル基、フェニル基、トリル
基などが挙げられる。ただし、Ra 、Rb はアミノ基を
含まない。
す。有機基としては、アルキル基、アリル基、アリール
基、アルケニル基、アルキニル基、フルオロアルキル基
などを挙げることができる。より具体的な例としてはメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペン
チル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチ
ル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、ネオヘキシル
基、ビニル基、、アリル基、イソプロペニル基、エチニ
ル基、2−プロピニル基、3,3,3−トリフロロプロ
ピル基、γ−グリシドキシプロピル基、メタクリル基、
γ−メタクリルオキシプロピル基、フェニル基、トリル
基などが挙げられる。ただし、Ra 、Rb はアミノ基を
含まない。
【0025】Ra 、Rb は同一でもよいし、異なってい
てもよい。m個のRa は同一でもよいし、異なっていて
もよい。(4−m)個のORb 基は同一でもよいし、異
なっていてもよい。mは0〜3の数である。
てもよい。m個のRa は同一でもよいし、異なっていて
もよい。(4−m)個のORb 基は同一でもよいし、異
なっていてもよい。mは0〜3の数である。
【0026】このようなRa m Si(ORb )4-m で表
されるアミノ基を有しないアルコキシシランの具体的な
例としては、テトラエトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、テトラメトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチルジ
メトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェ
ニルジエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン
などがあげられる。これらの中で好ましいものはテトラ
エトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、フェニル
トリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、メチルト
リメトキシシラン、フェニルトリメトキシシランであ
り、特に好ましいものはフェニルトリエトキシシラン、
フェニルトリメトキシシランなどのRa のうちの少なく
とも一つがフェニル基のものが好ましい。これらのアミ
ノ基を有しないアルコキシシランは単独または二種以上
組み合わせて用いることができる。 本発明における多
価カルボン酸無水物としては、テトラカルボン酸二無水
物、トリカルボン酸一無水物、テトラカルボン酸一無水
物などが挙げられるが、テトラカルボン酸二無水物が一
般的である。テトラカルボン酸二無水物としては、公知
のすべてのテトラカルボン酸二無水物を挙げることがで
きる。テトラカルボン酸二無水物の具体的な例として
は、ピロメリット酸二無水物、3,3´,4,4´−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,3,3
´,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、
2,2´,3,3´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物、2,2´,3,3´−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、2,3,3´,4´−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、3,3´,4,4´−ジ
フェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物、1,2,
5,6−ナフタレンテトラカルボ−ン酸二無水物、2,
3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、
1,2,4,5−ナフタレンテトラカルボン酸二無水
物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無
水物、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸
二無水物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラカル
ボン酸二無水物、ブタンテトラカルボン酸二無水物、ピ
リジンテトラカルボン酸二無水物、3,3´,4,4´
−ジフェニルジメチルメタンテトラカルボン酸二無水
物、3,3´,4,4´−ジフェニルジ(トリフルオロ
メチル)メタンテトラカルボン酸二無水物、3,3´,
4,4´−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水
物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無
水物、1,2,4,5−テトラカルボン酸二無水物、
3,3´,4,4´−ジフェニルメタンテトラカルボン
酸二無水物、2,3,4,5−チオフェンテトラカルボ
ンテトラカルボン酸二無水物、1,8,9,10−フェ
ナンスレンテトラカルボン酸二無水物などを挙げること
ができるがこれらに限定されない。これらの中で好まし
いのは3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物であ
り、特に3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物が好ましい。また酸無水物末端のポリ
アミド酸を用いることもできる。ここでいうポリアミド
酸としては、ジアミンとテトラカルボン酸二無水物との
反応により生じる化合物を挙げることができる。テトラ
カルボン酸二無水物としては前述のテトラカルボン酸二
無水物を挙げることができ、またジアミンとしては公知
のジアミンを挙げることができる。例えば4,4´−ジ
アミノジフェニルエーテル、3,3´(または4,4
´)−ジアミノジフェニルスルホン、4,4´−ジアミ
ノジフェニルスルフィド、パラフェニレンジアミン、
4,4´−ジアミノジフェニルメタン、ビス(3−アミ
ノプロピル)テトラメチルジシロキサン、メタフェニレ
ンジアミン、4,4´−ジアミノジフェニルエタン、
1,5−ジアミノナフタレン、3,3´−ジメチル−
4,4´−ジアミノビフェニル、3,3´−ジアミノベ
ンゾフェノン、4,4´−ジアミノベンゾフェノン、
3,4´−ジアミノベンゾフェノン、1,3−プロパン
ジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジア
ミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミ
ン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、1,4−ビス
(4−アミノフェノキシ)ベンゼンなどを挙げることが
できるがこれらに限定されない。
されるアミノ基を有しないアルコキシシランの具体的な
例としては、テトラエトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、フェニルトリエトキシシラン、テトラメトキ
シシラン、メチルトリメトキシシラン、フェニルトリメ
トキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジメチルジ
メトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェ
ニルジエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン
などがあげられる。これらの中で好ましいものはテトラ
エトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、フェニル
トリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、メチルト
リメトキシシラン、フェニルトリメトキシシランであ
り、特に好ましいものはフェニルトリエトキシシラン、
フェニルトリメトキシシランなどのRa のうちの少なく
とも一つがフェニル基のものが好ましい。これらのアミ
ノ基を有しないアルコキシシランは単独または二種以上
組み合わせて用いることができる。 本発明における多
価カルボン酸無水物としては、テトラカルボン酸二無水
物、トリカルボン酸一無水物、テトラカルボン酸一無水
物などが挙げられるが、テトラカルボン酸二無水物が一
般的である。テトラカルボン酸二無水物としては、公知
のすべてのテトラカルボン酸二無水物を挙げることがで
きる。テトラカルボン酸二無水物の具体的な例として
は、ピロメリット酸二無水物、3,3´,4,4´−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,3,3
´,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、
2,2´,3,3´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物、2,2´,3,3´−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、2,3,3´,4´−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、3,3´,4,4´−ジ
フェニルエーテルテトラカルボン酸二無水物、1,2,
5,6−ナフタレンテトラカルボ−ン酸二無水物、2,
3,6,7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、
1,2,4,5−ナフタレンテトラカルボン酸二無水
物、1,4,5,8−ナフタレンテトラカルボン酸二無
水物、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸
二無水物、1,2,3,4−シクロペンタンテトラカル
ボン酸二無水物、ブタンテトラカルボン酸二無水物、ピ
リジンテトラカルボン酸二無水物、3,3´,4,4´
−ジフェニルジメチルメタンテトラカルボン酸二無水
物、3,3´,4,4´−ジフェニルジ(トリフルオロ
メチル)メタンテトラカルボン酸二無水物、3,3´,
4,4´−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水
物、3,4,9,10−ペリレンテトラカルボン酸二無
水物、1,2,4,5−テトラカルボン酸二無水物、
3,3´,4,4´−ジフェニルメタンテトラカルボン
酸二無水物、2,3,4,5−チオフェンテトラカルボ
ンテトラカルボン酸二無水物、1,8,9,10−フェ
ナンスレンテトラカルボン酸二無水物などを挙げること
ができるがこれらに限定されない。これらの中で好まし
いのは3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物であ
り、特に3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカ
ルボン酸二無水物が好ましい。また酸無水物末端のポリ
アミド酸を用いることもできる。ここでいうポリアミド
酸としては、ジアミンとテトラカルボン酸二無水物との
反応により生じる化合物を挙げることができる。テトラ
カルボン酸二無水物としては前述のテトラカルボン酸二
無水物を挙げることができ、またジアミンとしては公知
のジアミンを挙げることができる。例えば4,4´−ジ
アミノジフェニルエーテル、3,3´(または4,4
´)−ジアミノジフェニルスルホン、4,4´−ジアミ
ノジフェニルスルフィド、パラフェニレンジアミン、
4,4´−ジアミノジフェニルメタン、ビス(3−アミ
ノプロピル)テトラメチルジシロキサン、メタフェニレ
ンジアミン、4,4´−ジアミノジフェニルエタン、
1,5−ジアミノナフタレン、3,3´−ジメチル−
4,4´−ジアミノビフェニル、3,3´−ジアミノベ
ンゾフェノン、4,4´−ジアミノベンゾフェノン、
3,4´−ジアミノベンゾフェノン、1,3−プロパン
ジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジア
ミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミ
ン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、1,4−ビス
(4−アミノフェノキシ)ベンゼンなどを挙げることが
できるがこれらに限定されない。
【0027】本発明における請求項6記載の多価カルボ
ン酸とは、上記で述べた酸無水物を一部または完全に加
水分解して得られるカルボン酸をいう。
ン酸とは、上記で述べた酸無水物を一部または完全に加
水分解して得られるカルボン酸をいう。
【0028】本発明におけるアミノ基を有するアルコキ
シシラン、該アルコキシシランを加水分解して得られる
オルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少な
くとも一種と、多価カルボン酸無水物の反応比率として
は、特に限定されないが、該アルコキシシラン、該オル
ガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少なくと
も一種が有するアミノ基の総モル数と、多価カルボン酸
無水物の有する酸無水物基が等モル前後となるような比
率が好ましい。
シシラン、該アルコキシシランを加水分解して得られる
オルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少な
くとも一種と、多価カルボン酸無水物の反応比率として
は、特に限定されないが、該アルコキシシラン、該オル
ガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少なくと
も一種が有するアミノ基の総モル数と、多価カルボン酸
無水物の有する酸無水物基が等モル前後となるような比
率が好ましい。
【0029】本発明におけるアミノ基を有するアルコキ
シシラン、該アルコキシシランを加水分解して得られる
オルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少な
くとも一種と、多価カルボン酸無水物および/または多
価カルボン酸との混合割合は特に限定はしないが、アミ
ノ基を有するアルコキシシラン、該アルコキシシランを
加水分解して得られるオルガノシラン、該オルガノシラ
ンの縮合物のうち少なくとも一種を有するアミノ基の総
モル数と、多価カルボン酸無水物または/および多価カ
ルボン酸が有する酸無水物基とカルボキシル基の総モル
数との比率が等モル前後となるような比率が好ましい。
シシラン、該アルコキシシランを加水分解して得られる
オルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少な
くとも一種と、多価カルボン酸無水物および/または多
価カルボン酸との混合割合は特に限定はしないが、アミ
ノ基を有するアルコキシシラン、該アルコキシシランを
加水分解して得られるオルガノシラン、該オルガノシラ
ンの縮合物のうち少なくとも一種を有するアミノ基の総
モル数と、多価カルボン酸無水物または/および多価カ
ルボン酸が有する酸無水物基とカルボキシル基の総モル
数との比率が等モル前後となるような比率が好ましい。
【0030】一般に多価カルボン酸無水物とアミノ基の
反応によりカルボキシル基が形成されるが、このカルボ
キシル基はカルボン酸エステルに変性してもかまわな
い。
反応によりカルボキシル基が形成されるが、このカルボ
キシル基はカルボン酸エステルに変性してもかまわな
い。
【0031】本発明の熱硬化性樹脂組成物中に塗布性向
上などを目的とし、界面活性剤を添加しても構わない。
本発明の熱硬化性樹脂組成物中には、熱硬化後のガラス
など基板との接着性を高めるために必要に応じて金属キ
レート化合物を添加することもできる。
上などを目的とし、界面活性剤を添加しても構わない。
本発明の熱硬化性樹脂組成物中には、熱硬化後のガラス
など基板との接着性を高めるために必要に応じて金属キ
レート化合物を添加することもできる。
【0032】本発明の硬化性組成物は、基板上にインク
ジェット法で塗布された後、硬化処理が施され、塗膜と
なる。硬化処理方法としては熱処理が好ましく、熱処理
方法としては、例えば通風オーブン、ホットプレート、
真空オーブン、炉などを用いることができる。好ましく
は通風オーブンもしくはホットプレートである。熱処理
温度としては、50〜400℃が好ましく、より好まし
くは150〜350℃であり、さらに好ましくは200
〜300℃である。この熱処理温度に急激に昇温して
も、段階的に徐々に昇温しても構わない。好ましくは段
階的に昇温する方法である。最高熱処理温度における熱
処理時間としては、通風オーブンの場合10分〜10時
間が好ましく、より好ましくは30分〜4時間である。
ホットプレートの場合はこれより短い時間で良く、2分
〜2時間が好ましく、より好ましくは6分〜1時間であ
る。また、熱硬化性樹脂組成物中に感光性成分を添加す
れば、光硬化させることもできる。
ジェット法で塗布された後、硬化処理が施され、塗膜と
なる。硬化処理方法としては熱処理が好ましく、熱処理
方法としては、例えば通風オーブン、ホットプレート、
真空オーブン、炉などを用いることができる。好ましく
は通風オーブンもしくはホットプレートである。熱処理
温度としては、50〜400℃が好ましく、より好まし
くは150〜350℃であり、さらに好ましくは200
〜300℃である。この熱処理温度に急激に昇温して
も、段階的に徐々に昇温しても構わない。好ましくは段
階的に昇温する方法である。最高熱処理温度における熱
処理時間としては、通風オーブンの場合10分〜10時
間が好ましく、より好ましくは30分〜4時間である。
ホットプレートの場合はこれより短い時間で良く、2分
〜2時間が好ましく、より好ましくは6分〜1時間であ
る。また、熱硬化性樹脂組成物中に感光性成分を添加す
れば、光硬化させることもできる。
【0033】このようにして得られた塗膜は、カラーフ
ィルター上に設けられる保護膜や平坦化膜のほか、半導
体素子の保護膜、層間絶縁膜、平坦化膜、導波路形成用
材料、位相シフタ用材料、各種電子部品の保護膜などと
して用いることができる。
ィルター上に設けられる保護膜や平坦化膜のほか、半導
体素子の保護膜、層間絶縁膜、平坦化膜、導波路形成用
材料、位相シフタ用材料、各種電子部品の保護膜などと
して用いることができる。
【0034】例えば、カラーフィルターの保護膜として
用いる場合は、ガラスなどの透明基板の上の着色層およ
び必要に応じて該着色層の間隙に設けられた遮光層の上
に、本発明の熱硬化性樹脂組成物を塗布、硬化させて透
明保護膜とする。
用いる場合は、ガラスなどの透明基板の上の着色層およ
び必要に応じて該着色層の間隙に設けられた遮光層の上
に、本発明の熱硬化性樹脂組成物を塗布、硬化させて透
明保護膜とする。
【0035】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0036】参考例1 メチルトリメトキシシラン136g(1.0モル)、フ
ェニルトリメトキシシラン198g(1.0モル)、
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物32.2g(0.1モル)をγ−ブチロラクト
ン140g、3−メチル−3−メトキシブタノ−ル42
1gに溶解し、30℃で撹拌しながら、118gの蒸留
水を加え、2時間撹拌し、加水分解・縮合を行なった。
ェニルトリメトキシシラン198g(1.0モル)、
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物32.2g(0.1モル)をγ−ブチロラクト
ン140g、3−メチル−3−メトキシブタノ−ル42
1gに溶解し、30℃で撹拌しながら、118gの蒸留
水を加え、2時間撹拌し、加水分解・縮合を行なった。
【0037】この溶液を、バス温105℃で3時間加熱
・攪拌し生成したアルコ−ルと水140gを留去させた
後、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン38.
3g(0.2モル)をγ−ブチロラクトン133g、3
−メチル−3−メトキシブタノ−ル355.0gに溶解
した混合液を添加して、同温で1時間加熱、攪拌した
後、徐々に加熱、攪拌下に昇温して1時間後にバス温1
35℃として2時間、加熱攪拌し、反応温度を125℃
まで上げて生成したアルコ−ルと水75gを留去させ
た。
・攪拌し生成したアルコ−ルと水140gを留去させた
後、γ−アミノプロピルメチルジエトキシシラン38.
3g(0.2モル)をγ−ブチロラクトン133g、3
−メチル−3−メトキシブタノ−ル355.0gに溶解
した混合液を添加して、同温で1時間加熱、攪拌した
後、徐々に加熱、攪拌下に昇温して1時間後にバス温1
35℃として2時間、加熱攪拌し、反応温度を125℃
まで上げて生成したアルコ−ルと水75gを留去させ
た。
【0038】この様にして得られた溶液を冷却して室温
とした後、シリコーン系界面活性剤BYK302(ビッ
ク・ケミー社)0.5gの3−メチル−3−メトキシブ
タノ−ル60.0g溶液で稀釈して、熱硬化性樹脂組成
物溶液を得た。
とした後、シリコーン系界面活性剤BYK302(ビッ
ク・ケミー社)0.5gの3−メチル−3−メトキシブ
タノ−ル60.0g溶液で稀釈して、熱硬化性樹脂組成
物溶液を得た。
【0039】このようにして得られた溶液の固形分濃度
を300℃、30分加熱の溶剤除去法で測定すると1
8.2重量%であり、粘度は17.4センチポイズ(2
5℃)であった。この溶液の抵抗値を測定した結果2.
7×105 Ω・cmであった。 参考例2 メチルトリメトキシシラン13.6g(0.1モル)と
フェニルトリメトキシシラン19.8g(0.1モル)
およびγアミノプロピルメチルジエトキシシラン96.
0g(0.5モル)を3−メチル−3−メトキシブタノ
−ル428.0gおよびγブチロラクトン333.3g
の混合液に加えて、30℃攪拌下に蒸留水28.8g
(1.8モル)を添加した。この溶液を60℃で4間攪
拌した後、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物80.6g(0.25モル)を加え
て、そのまま2時間攪拌を続け熱硬化性樹脂組成物を得
た。本溶液の粘度をE型粘度計で測定すると22.5セ
ンチポイズ(25℃)であった。
を300℃、30分加熱の溶剤除去法で測定すると1
8.2重量%であり、粘度は17.4センチポイズ(2
5℃)であった。この溶液の抵抗値を測定した結果2.
7×105 Ω・cmであった。 参考例2 メチルトリメトキシシラン13.6g(0.1モル)と
フェニルトリメトキシシラン19.8g(0.1モル)
およびγアミノプロピルメチルジエトキシシラン96.
0g(0.5モル)を3−メチル−3−メトキシブタノ
−ル428.0gおよびγブチロラクトン333.3g
の混合液に加えて、30℃攪拌下に蒸留水28.8g
(1.8モル)を添加した。この溶液を60℃で4間攪
拌した後、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸二無水物80.6g(0.25モル)を加え
て、そのまま2時間攪拌を続け熱硬化性樹脂組成物を得
た。本溶液の粘度をE型粘度計で測定すると22.5セ
ンチポイズ(25℃)であった。
【0040】この溶液の抵抗値を測定した結果3.7×
105 Ω・cmであった。
105 Ω・cmであった。
【0041】参考例3 3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物32.23g(0.10モル)を3−メチル−
3−メトキシブタノ−ル100.0gおよびγブチロラ
クトン100.0gの混合液に加え、溶解させた後、γ
アミノプロピルメチルジエトキシシラン38.40g
(0.2モル)を3−メチル−3−メトキシブタノ−ル
68.1gに溶解した液を約10分間で滴下して、40
℃で1時間反応させ熱硬化性樹脂組成物溶液を得た。本
溶液の粘度をE型粘度計で測定すると17.5センチポ
イズ(25℃)であった。この溶液の抵抗値を測定した
結果2.0×105 Ω・cmであった。
二無水物32.23g(0.10モル)を3−メチル−
3−メトキシブタノ−ル100.0gおよびγブチロラ
クトン100.0gの混合液に加え、溶解させた後、γ
アミノプロピルメチルジエトキシシラン38.40g
(0.2モル)を3−メチル−3−メトキシブタノ−ル
68.1gに溶解した液を約10分間で滴下して、40
℃で1時間反応させ熱硬化性樹脂組成物溶液を得た。本
溶液の粘度をE型粘度計で測定すると17.5センチポ
イズ(25℃)であった。この溶液の抵抗値を測定した
結果2.0×105 Ω・cmであった。
【0042】参考例4 メチルトリメトキシシラン272.0g(2.0モ
ル)、フェニルトリメトキシシラン396.0g(2.
0モル)、酢酸0.34gを3−メチル−3−メトキシ
ブタノ−ル785.6gに溶解し、30℃で撹拌しなが
ら、216gの蒸留水を加え、1時間加熱撹拌し、加水
分解・縮合を行なった。
ル)、フェニルトリメトキシシラン396.0g(2.
0モル)、酢酸0.34gを3−メチル−3−メトキシ
ブタノ−ル785.6gに溶解し、30℃で撹拌しなが
ら、216gの蒸留水を加え、1時間加熱撹拌し、加水
分解・縮合を行なった。
【0043】この溶液を、徐々に加熱、攪拌下に昇温し
て2時間後にバス温130℃として2時間、加熱攪拌
し、生成したアルコ−ルと水449.1gを留去させた
後、この溶液を80℃まで冷却して、3−メチル−3−
メトキシブタノ−ル85.7gを添加して、熱硬化性樹
脂組成物溶液を得た。このように得られた溶液の固形分
濃度を300℃、30分加熱の溶剤除去法で測定すると
31.5重量%であり、粘度は51センチポイズ(25
℃)であった。この溶液の抵抗値を測定した結果3.0
×105 Ω・cmであった。
て2時間後にバス温130℃として2時間、加熱攪拌
し、生成したアルコ−ルと水449.1gを留去させた
後、この溶液を80℃まで冷却して、3−メチル−3−
メトキシブタノ−ル85.7gを添加して、熱硬化性樹
脂組成物溶液を得た。このように得られた溶液の固形分
濃度を300℃、30分加熱の溶剤除去法で測定すると
31.5重量%であり、粘度は51センチポイズ(25
℃)であった。この溶液の抵抗値を測定した結果3.0
×105 Ω・cmであった。
【0044】参考例5 参考例2で得られた溶液100g,参考例4で得られた
溶液130gおよび参考例4で得られた溶液100gを
混合して熱硬化性樹脂組成物溶液を得た。この溶液の抵
抗値を測定した結果.3.3×105 Ω・cmであっ
た。
溶液130gおよび参考例4で得られた溶液100gを
混合して熱硬化性樹脂組成物溶液を得た。この溶液の抵
抗値を測定した結果.3.3×105 Ω・cmであっ
た。
【0045】実施例1 ポリアミド酸中に黒色顔料を分散してなる黒色ペースト
を無アルカリガラス上にスピンコートし、50℃で10
分間、90℃で10分間、110℃で20分間オーブン
を用いて空気中で加熱乾燥して、膜厚1.6μmのポリ
イミド前駆体着色膜を得た。この膜上にポジ型フォトレ
ジスト(東京応化社製OFPR−800)を塗布し80
℃で20分加熱乾燥して膜厚1μmのレジスト膜を得
た。キャノン社製紫外線露光機PLA−501Fを用
い、クロム製のフォトマスクを介して、波長365nm
での強度が50mJ/cm2 の紫外線を照射した。露光
後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの
2.38重量%の水溶液からなる現像液に浸漬し、フォ
トレジストおよびポリイミド前駆体の現像を同時に行っ
た。
を無アルカリガラス上にスピンコートし、50℃で10
分間、90℃で10分間、110℃で20分間オーブン
を用いて空気中で加熱乾燥して、膜厚1.6μmのポリ
イミド前駆体着色膜を得た。この膜上にポジ型フォトレ
ジスト(東京応化社製OFPR−800)を塗布し80
℃で20分加熱乾燥して膜厚1μmのレジスト膜を得
た。キャノン社製紫外線露光機PLA−501Fを用
い、クロム製のフォトマスクを介して、波長365nm
での強度が50mJ/cm2 の紫外線を照射した。露光
後、テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイドの
2.38重量%の水溶液からなる現像液に浸漬し、フォ
トレジストおよびポリイミド前駆体の現像を同時に行っ
た。
【0046】エッチング後、不要となったフォトレジス
ト層をメチルセロソルブアセテートで剥離した。さらに
このようにして得られたポリイミド前駆体着色被膜を窒
素雰囲気中で300℃で30分間熱処理し、膜厚1.2
μmのポリイミド着色被膜によりブラックマトリクスパ
ターンを得た。
ト層をメチルセロソルブアセテートで剥離した。さらに
このようにして得られたポリイミド前駆体着色被膜を窒
素雰囲気中で300℃で30分間熱処理し、膜厚1.2
μmのポリイミド着色被膜によりブラックマトリクスパ
ターンを得た。
【0047】さらにポリアミド酸中に顔料分散してなる
青、赤、緑の各色のカラーペーストについて、順次同様
のプロセスによりパターン化されたポリイミド着色被膜
を形成しカラーフィルターを得た。
青、赤、緑の各色のカラーペーストについて、順次同様
のプロセスによりパターン化されたポリイミド着色被膜
を形成しカラーフィルターを得た。
【0048】次に参考例1で得られた溶液30.0g
に、γ−ブチロラクトン60.0g、2重量%の水酸化
テトラメチルアンモニウム水溶液2.7gを添加し、本
発明の熱硬化性樹脂組成物溶液を得た。この溶液の抵抗
値を測定した結果5.1×103 Ω・cmであった。こ
の溶液を用いプログラム制御されたコンティニュアス型
インクジェット塗布装置でカラーフィルターの所望の領
域上に塗布した。
に、γ−ブチロラクトン60.0g、2重量%の水酸化
テトラメチルアンモニウム水溶液2.7gを添加し、本
発明の熱硬化性樹脂組成物溶液を得た。この溶液の抵抗
値を測定した結果5.1×103 Ω・cmであった。こ
の溶液を用いプログラム制御されたコンティニュアス型
インクジェット塗布装置でカラーフィルターの所望の領
域上に塗布した。
【0049】これを100℃熱風オーブン中で10分間
予備乾燥した後、280℃で0.5時間熱処理した結
果、1.1μm厚みの良好な透明保護膜をパターン形成
することができた。
予備乾燥した後、280℃で0.5時間熱処理した結
果、1.1μm厚みの良好な透明保護膜をパターン形成
することができた。
【0050】実施例2 参考例2で得られた溶液30.0gに、γ−ブチロラク
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.2gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
7.1×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.2gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
7.1×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
【0051】これを100℃熱風オーブン中で10分間
予備乾燥した後、280℃で0.5時間熱処理した結
果、1.1μm厚みの良好な透明保護膜をパターン形成
することができた。
予備乾燥した後、280℃で0.5時間熱処理した結
果、1.1μm厚みの良好な透明保護膜をパターン形成
することができた。
【0052】実施例3 参考例3で得られた溶液30.0gに、γ−ブチロラク
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.2gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
7.5×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.2gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
7.5×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
【0053】これを100℃熱風オーブン中で10分間
予備乾燥した後、280℃で0.5時間熱処理した結
果、1.1μm厚みの良好な透明保護膜をパターン形成
することができた。
予備乾燥した後、280℃で0.5時間熱処理した結
果、1.1μm厚みの良好な透明保護膜をパターン形成
することができた。
【0054】実施例4 参考例4で得られた溶液30.0gに、γ−ブチロラク
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.7gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
4.3×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
これを100℃熱風オーブン中で10分間予備乾燥した
後、280℃で0.5時間熱処理した結果、1.1μm
厚みの良好な透明保護膜をパターン形成することができ
た。
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.7gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
4.3×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
これを100℃熱風オーブン中で10分間予備乾燥した
後、280℃で0.5時間熱処理した結果、1.1μm
厚みの良好な透明保護膜をパターン形成することができ
た。
【0055】実施例5 参考例5で得られた溶液30.0gに、γ−ブチロラク
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.7gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
5.2×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
これを100℃熱風オーブン中で10分間予備乾燥した
後、280℃で0.5時間熱処理した結果、1.1μm
厚みの良好な透明保護膜をパターン形成することができ
た。
トン60.0g、2重量%の水酸化テトラメチルアンモ
ニウム水溶液2.7gを添加し、本発明の熱硬化性樹脂
組成物溶液を得た。この溶液の抵抗値を測定した結果
5.2×103 Ω・cmであった。この溶液を用いプロ
グラム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗
布装置でカラーフィルターの所望の領域上に塗布した。
これを100℃熱風オーブン中で10分間予備乾燥した
後、280℃で0.5時間熱処理した結果、1.1μm
厚みの良好な透明保護膜をパターン形成することができ
た。
【0056】比較例1 実施例1において、参考例1で得られた溶液30gに、
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例1と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例1と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
【0057】比較例2 実施例2において、参考例2で得られた溶液30gに、
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例2と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例2と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
【0058】比較例3 実施例3において、参考例3で得られた溶液30gに、
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例3と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例3と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
【0059】比較例4 実施例4において、参考例4で得られた溶液30gに、
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例4と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液を加えなかった
こと以外は全く実施例4と同様な溶液を用い、プログラ
ム制御されたコンティニュアス型インクジェット塗布装
置での塗布を試みたがプログラム通りに塗布できず、所
望の塗布領域外にも塗布されてしまい、所望の保護膜を
パターン形成することができなかった。
【0060】比較例5 実施例5において、参考例5で得られた溶液30gに、
γ−ブチロラクトンと水酸化テトラメチルアンモニウム
水溶液を加えなかったこと以外は全く実施例5と同様な
溶液を用い、プログラム制御されたコンティニュアス型
インクジェット塗布装置での塗布を試みたがプログラム
通りに塗布できず、所望の塗布領域外にも塗布されてし
まい、所望の保護膜をパターン形成することができなか
った。
γ−ブチロラクトンと水酸化テトラメチルアンモニウム
水溶液を加えなかったこと以外は全く実施例5と同様な
溶液を用い、プログラム制御されたコンティニュアス型
インクジェット塗布装置での塗布を試みたがプログラム
通りに塗布できず、所望の塗布領域外にも塗布されてし
まい、所望の保護膜をパターン形成することができなか
った。
【0061】
【発明の効果】透明基板上に着色膜が形成されてなるカ
ラーフィルタにおいて、該着色膜上にコンティニュアス
インクジェット法により保護膜を形成せしめる手法によ
り、カラーフィルタ画面の所望の領域のみに透明保護膜
がパターン形成されたカラーフィルターを容易に得るこ
とができる。
ラーフィルタにおいて、該着色膜上にコンティニュアス
インクジェット法により保護膜を形成せしめる手法によ
り、カラーフィルタ画面の所望の領域のみに透明保護膜
がパターン形成されたカラーフィルターを容易に得るこ
とができる。
Claims (9)
- 【請求項1】溶剤成分、樹脂成分からなる熱硬化性樹脂
組成物において、式(1)で表されるアンモニウム化合
物を含有し、抵抗値が1×105 Ω・cmより小さいこ
とを特徴とする透明保護膜形成用熱硬化性樹脂組成物。 R* 4 N+ X- (1) (Nは窒素原子、R* は有機基または水素原子、X- は
陰イオンを表す。) - 【請求項2】抵抗値が1×104 Ω・cmより小さいこ
とを特徴とする請求項1記載の透明保護膜形成用熱硬化
性樹脂組成物。 - 【請求項3】X- が水酸化物イオンであることを特徴と
する請求項1記載の透明保護膜形成用熱硬化性樹脂組成
物。 - 【請求項4】R* がメチル基またはエチル基であること
を特徴とする請求項1記載の透明保護膜形成用熱硬化性
樹脂組成物。 - 【請求項5】樹脂成分が、アミノ基を有するアルコキシ
シラン、該アルコキシシランを加水分解して得られるオ
ルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少なく
とも一種と、多価カルボン酸無水物とを反応させて得ら
れる化合物を含有することを特徴とする請求項1〜4の
いずれか記載の透明保護膜形成用熱硬化性樹脂組成物。 - 【請求項6】樹脂成分が、アミノ基を有するアルコキシ
シラン、該アルコキシシランを加水分解して得られるオ
ルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少なく
とも一種と、多価カルボン酸無水物または/および多価
カルボン酸との混合物を含有することを特徴とする請求
項1〜4のいずれか記載の透明保護膜形成用熱硬化性樹
脂組成物。 - 【請求項7】樹脂成分が、アミノ基を含有しないアルコ
キシシラン、該アルコキシシランを加水分解して得られ
るオルガノシラン、該オルガノシランの縮合物のうち少
なくとも一種をさらに含有することを特徴とする請求項
5、または6記載の透明保護膜形成用熱硬化性樹脂組成
物。 - 【請求項8】透明基板上に少なくとも着色層および保護
膜をこの順に設けたカラーフィルターにおいて、該保護
膜が請求項1〜7のいずれか記載の透明保護膜形成用熱
硬化性樹脂組成物を塗布、硬化してなることを特徴とす
るカラーフィルター。 - 【請求項9】透明基板上に少なくとも着色層および保護
膜をこの順に設けたカラーフィルターにおいて、該保護
膜が請求項1〜7のいずれか記載の透明保護膜形成用熱
硬化性樹脂組成物を基板上の特定領域に塗布、硬化して
なることを特徴とするカラーフィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14416196A JPH09325208A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 熱硬化性樹脂組成物およびカラーフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14416196A JPH09325208A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 熱硬化性樹脂組成物およびカラーフィルター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09325208A true JPH09325208A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15355626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14416196A Pending JPH09325208A (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 熱硬化性樹脂組成物およびカラーフィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09325208A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003009013A3 (en) * | 2001-07-19 | 2003-05-08 | Hydrophilm Ltd | Transparent article |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP14416196A patent/JPH09325208A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003009013A3 (en) * | 2001-07-19 | 2003-05-08 | Hydrophilm Ltd | Transparent article |
| US8722139B2 (en) | 2001-07-19 | 2014-05-13 | James Brian Heys | Transparent article |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050609 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050628 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050829 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061031 |