JPH09327121A - モータ駆動制御回路における過負荷検出回路 - Google Patents
モータ駆動制御回路における過負荷検出回路Info
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- JPH09327121A JPH09327121A JP8142959A JP14295996A JPH09327121A JP H09327121 A JPH09327121 A JP H09327121A JP 8142959 A JP8142959 A JP 8142959A JP 14295996 A JP14295996 A JP 14295996A JP H09327121 A JPH09327121 A JP H09327121A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータの駆動電流を損なわずに効率よく過負
荷を検出できるようなモータ駆動制御回路における過負
荷検出回路を得る。 【解決手段】 パルス幅変調された速度制御信号を出力
してモータの回転速度を制御するモータ制御回路と、モ
ータの回転速度を検出し、その回転速度に基づいて周波
数信号を出力する回転速度検出器とを備えたモータ駆動
制御回路における過負荷検出回路において、速度制御信
号に基づいて期待回転速度信号を生成して出力する期待
回転速度生成回路と、周波数信号に基づいて実回転速度
信号を生成して出力する実回転速度生成回路と、期待回
転速度信号の周期と実回転速度信号の周期とを比較し、
その差が所定値になったとき過負荷であると判断し、モ
ータ制御回路に停止信号を出力して前記モータを停止さ
せる回転速度比較手段とを備えている。
荷を検出できるようなモータ駆動制御回路における過負
荷検出回路を得る。 【解決手段】 パルス幅変調された速度制御信号を出力
してモータの回転速度を制御するモータ制御回路と、モ
ータの回転速度を検出し、その回転速度に基づいて周波
数信号を出力する回転速度検出器とを備えたモータ駆動
制御回路における過負荷検出回路において、速度制御信
号に基づいて期待回転速度信号を生成して出力する期待
回転速度生成回路と、周波数信号に基づいて実回転速度
信号を生成して出力する実回転速度生成回路と、期待回
転速度信号の周期と実回転速度信号の周期とを比較し、
その差が所定値になったとき過負荷であると判断し、モ
ータ制御回路に停止信号を出力して前記モータを停止さ
せる回転速度比較手段とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルス幅変調(PW
M)によるモータ制御装置において、モータの過負荷を
検出するモータ駆動制御回路における過負荷検出回路に
関するものである。
M)によるモータ制御装置において、モータの過負荷を
検出するモータ駆動制御回路における過負荷検出回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、負荷検出回路としては、次に示す
ように3つの方法によりモータ駆動制御回路の過負荷を
検出する回路がある。第1の方法による過負荷検出回路
は、モータに流れる電流値を電流検出抵抗を介して検出
し、その電流値によって過負荷負荷を検出する過電流検
出回路である。モータに一定以上の電流値が流れたと判
断すると、エラーと判断してアラームを発する。第2の
方法による過負荷検出回路はモータ駆動回路の駆動素子
の温度を検出し、温度によって過負荷を検出する異常温
度上昇検出回路である。モータ駆動回路の駆動素子が一
定以上の温度になったと判断すると、エラーと判断して
アラームを発する。第3の方法による過負荷検出回路
は、モータの実際の回転速度と期待回転速度とをファー
ムウェアで比較するファームウェア検出方式である。実
際の回転速度と期待回転速度との間に一定以上の速度差
が生じたと判断すると、エラーと判断してアラームを発
する。
ように3つの方法によりモータ駆動制御回路の過負荷を
検出する回路がある。第1の方法による過負荷検出回路
は、モータに流れる電流値を電流検出抵抗を介して検出
し、その電流値によって過負荷負荷を検出する過電流検
出回路である。モータに一定以上の電流値が流れたと判
断すると、エラーと判断してアラームを発する。第2の
方法による過負荷検出回路はモータ駆動回路の駆動素子
の温度を検出し、温度によって過負荷を検出する異常温
度上昇検出回路である。モータ駆動回路の駆動素子が一
定以上の温度になったと判断すると、エラーと判断して
アラームを発する。第3の方法による過負荷検出回路
は、モータの実際の回転速度と期待回転速度とをファー
ムウェアで比較するファームウェア検出方式である。実
際の回転速度と期待回転速度との間に一定以上の速度差
が生じたと判断すると、エラーと判断してアラームを発
する。
【0003】従来のモータ駆動制御回路における過負荷
検出回路は上記のように構成されており、どの過負荷検
出回路においても、エラーであると判断した場合には、
モータ停止信号を発してモータの駆動を強制的に停止さ
せる。
検出回路は上記のように構成されており、どの過負荷検
出回路においても、エラーであると判断した場合には、
モータ停止信号を発してモータの駆動を強制的に停止さ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の過負荷検出回路のうち、過電流検出回路による過
負荷検出の場合は、駆動回路とモータとの間に直列に電
流検出抵抗を入れなければならない。ここで電流値検出
の精度を上げるためには、この電流検出抵抗の抵抗値を
大きくしなければならず、過電流検出回路を使用しない
場合に比べて、モータに駆動電流を多く流すことができ
ない。しかもモータ駆動制御回路の耐過電流値が過電流
の流れる継続時間により異なるため、検出される電流と
比較する電流値の設定が難しくなる。また、異常温度検
出回路による過負荷の検出の場合には、温度センサによ
りモータ駆動制御回路の駆動素子の温度が検出される
が、精度の高い温度の検出は難しく、また検出される温
度と比較する温度値の設定が難しい。さらにまた温度セ
ンサのコストが高いので製品は高価格になる。ファーム
ウェア検出方式の場合、モータ回転中は常にファームウ
ェアに記憶されたプログラムにより回転速度の比較を行
うため、ファームウェアの負担が増大する。またファー
ムウェアが過熱等のために暴走した時には負荷が検出で
きない、という問題点があった。
従来の過負荷検出回路のうち、過電流検出回路による過
負荷検出の場合は、駆動回路とモータとの間に直列に電
流検出抵抗を入れなければならない。ここで電流値検出
の精度を上げるためには、この電流検出抵抗の抵抗値を
大きくしなければならず、過電流検出回路を使用しない
場合に比べて、モータに駆動電流を多く流すことができ
ない。しかもモータ駆動制御回路の耐過電流値が過電流
の流れる継続時間により異なるため、検出される電流と
比較する電流値の設定が難しくなる。また、異常温度検
出回路による過負荷の検出の場合には、温度センサによ
りモータ駆動制御回路の駆動素子の温度が検出される
が、精度の高い温度の検出は難しく、また検出される温
度と比較する温度値の設定が難しい。さらにまた温度セ
ンサのコストが高いので製品は高価格になる。ファーム
ウェア検出方式の場合、モータ回転中は常にファームウ
ェアに記憶されたプログラムにより回転速度の比較を行
うため、ファームウェアの負担が増大する。またファー
ムウェアが過熱等のために暴走した時には負荷が検出で
きない、という問題点があった。
【0005】そこで、従来のような過負荷検出回路の問
題点をなくし、モータの駆動電流を損なわずに効率よく
負荷を検出できるようなモータ駆動制御回路における過
負荷検出回路の実現が望まれていた。
題点をなくし、モータの駆動電流を損なわずに効率よく
負荷を検出できるようなモータ駆動制御回路における過
負荷検出回路の実現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るモータ駆動
制御回路における過負荷検出回路は、パルス幅変調され
た速度制御信号を出力してモータの回転速度を制御する
モータ制御回路と、モータの回転速度を検出し、その回
転速度に基づいて周波数信号を出力する回転速度検出器
とを備えたモータ駆動制御回路における過負荷検出回路
において、速度制御信号に基づいて期待回転速度信号を
生成して出力する期待回転速度生成回路と、周波数信号
に基づいて実回転速度信号を生成して出力する実回転速
度生成回路と、期待回転速度信号の周期と実回転速度信
号の周期とを比較し、その差が所定値になったとき過負
荷であると判断し、モータ制御回路に停止信号を出力し
てモータを停止させる回転速度比較回路とを備えてい
る。
制御回路における過負荷検出回路は、パルス幅変調され
た速度制御信号を出力してモータの回転速度を制御する
モータ制御回路と、モータの回転速度を検出し、その回
転速度に基づいて周波数信号を出力する回転速度検出器
とを備えたモータ駆動制御回路における過負荷検出回路
において、速度制御信号に基づいて期待回転速度信号を
生成して出力する期待回転速度生成回路と、周波数信号
に基づいて実回転速度信号を生成して出力する実回転速
度生成回路と、期待回転速度信号の周期と実回転速度信
号の周期とを比較し、その差が所定値になったとき過負
荷であると判断し、モータ制御回路に停止信号を出力し
てモータを停止させる回転速度比較回路とを備えてい
る。
【0007】本発明において、期待回転速度生成回路は
速度制御信号に基づいて期待回転速度信号を出力する。
また実回転速度生成回路が周波数信号に基づいて実回転
速度信号を生成して出力する。回転速度比較回路が期待
回転速度信号の周期と実回転速度信号の周期とを比較
し、その差が所定値になったとき過負荷であると判断
し、モータ制御回路に停止信号を出力してモータを停止
させる。したがって電流検出用抵抗や温度センサを用い
ずにハードウェアによる負荷検出回路が構成でき、モー
タにより駆動される機構部分の磨耗及び損傷の防止を行
うことができる。
速度制御信号に基づいて期待回転速度信号を出力する。
また実回転速度生成回路が周波数信号に基づいて実回転
速度信号を生成して出力する。回転速度比較回路が期待
回転速度信号の周期と実回転速度信号の周期とを比較
し、その差が所定値になったとき過負荷であると判断
し、モータ制御回路に停止信号を出力してモータを停止
させる。したがって電流検出用抵抗や温度センサを用い
ずにハードウェアによる負荷検出回路が構成でき、モー
タにより駆動される機構部分の磨耗及び損傷の防止を行
うことができる。
【0008】
実施形態1.図1は本発明の実施の形態に係るモータ駆
動制御回路における過負荷検出回路を実施するためのブ
ロック図である。図において、10はモータ駆動制御回
路である。モータ駆動制御回路10はモータ制御回路
1、駆動回路2、モータ3及び回転速度検出器4で構成
されている。モータ制御回路1はモータの回転速度を制
御するためのPWM信号、並びにモータの回転の開始及
び停止を制御するためのモータON信号を出力して駆動
回路2を制御する。PWM信号はパルス幅変調された信
号であるので、駆動回路2に供給される電気エネルギ
ー、つまりモータ3の回転速度は、PWM信号のパルス
幅に基づいて制御される。駆動回路2は、モータ制御回
路1からPWM信号及びモータON信号が入力される
と、それらの信号に基づいてモータ3の回転速度に応じ
て必要な電気エネルギーをモータ3に供給する。モータ
3は、駆動回路2から供給される電気エネルギーにより
回転駆動する。回転速度検出器4は、モータ3の回転速
度に比例した周波数の信号を発生する。この信号はモー
タ制御回路1にフィードバックされる。
動制御回路における過負荷検出回路を実施するためのブ
ロック図である。図において、10はモータ駆動制御回
路である。モータ駆動制御回路10はモータ制御回路
1、駆動回路2、モータ3及び回転速度検出器4で構成
されている。モータ制御回路1はモータの回転速度を制
御するためのPWM信号、並びにモータの回転の開始及
び停止を制御するためのモータON信号を出力して駆動
回路2を制御する。PWM信号はパルス幅変調された信
号であるので、駆動回路2に供給される電気エネルギ
ー、つまりモータ3の回転速度は、PWM信号のパルス
幅に基づいて制御される。駆動回路2は、モータ制御回
路1からPWM信号及びモータON信号が入力される
と、それらの信号に基づいてモータ3の回転速度に応じ
て必要な電気エネルギーをモータ3に供給する。モータ
3は、駆動回路2から供給される電気エネルギーにより
回転駆動する。回転速度検出器4は、モータ3の回転速
度に比例した周波数の信号を発生する。この信号はモー
タ制御回路1にフィードバックされる。
【0009】また11は過負荷検出回路である。過負荷
検出回路11は実回転速度生成回路5、期待回転速度生
成回路6、起動タイマ回路7、回転速度比較回路8及び
ラッチ回路9で構成されている。実回転速度生成回路5
は、回転速度検出器4から出力された周波数信号に基づ
いて実回転速度信号を生成する。期待回転速度生成回路
6は、モータ制御回路1から出力されたPWM信号に基
づいて期待回転速度信号を生成する。起動タイマ回路7
は、モータ3起動直後の一定時間(モータ3の負荷に通
常の負荷をかけた状態で回転速度が安定するまでの時
間)を設定しておき、その間は回転速度比較回路8を停
止させて比較動作を行わせないようにする。回転速度比
較回路8は、実回転速度生成回路5から出力された実回
転速度信号のパルスと、期待回転速度生成回路6から出
力された期待回転速度信号のパルスとをカウントし、そ
の結果に基づいて実回転速度が期待回転速度以下になっ
たと判断すると、過負荷検出信号を出力する。ラッチ回
路9は、過負荷検出信号を保持し、モータ停止信号をモ
ータ制御回路1に出力する。
検出回路11は実回転速度生成回路5、期待回転速度生
成回路6、起動タイマ回路7、回転速度比較回路8及び
ラッチ回路9で構成されている。実回転速度生成回路5
は、回転速度検出器4から出力された周波数信号に基づ
いて実回転速度信号を生成する。期待回転速度生成回路
6は、モータ制御回路1から出力されたPWM信号に基
づいて期待回転速度信号を生成する。起動タイマ回路7
は、モータ3起動直後の一定時間(モータ3の負荷に通
常の負荷をかけた状態で回転速度が安定するまでの時
間)を設定しておき、その間は回転速度比較回路8を停
止させて比較動作を行わせないようにする。回転速度比
較回路8は、実回転速度生成回路5から出力された実回
転速度信号のパルスと、期待回転速度生成回路6から出
力された期待回転速度信号のパルスとをカウントし、そ
の結果に基づいて実回転速度が期待回転速度以下になっ
たと判断すると、過負荷検出信号を出力する。ラッチ回
路9は、過負荷検出信号を保持し、モータ停止信号をモ
ータ制御回路1に出力する。
【0010】図2は過負荷検出回路11の動作を示すフ
ローチャートであり、図2に基づいて負荷検出回路11
の動作について説明する。モータ制御回路1からモータ
ON信号及びPWM信号が出力されると、駆動回路2が
PWM信号を電気的エネルギーに変換してモータ3を駆
動させる。モータ3が駆動開始されると起動タイマ回路
7にモータON信号が入力され、起動タイマ回路7は動
作を開始する(S1)。期待回転速度生成回路6にはP
WM信号が入力され、期待回転速度生成回路6は入力さ
れたPWM信号に基づいて期待回転速度信号を出力す
る。
ローチャートであり、図2に基づいて負荷検出回路11
の動作について説明する。モータ制御回路1からモータ
ON信号及びPWM信号が出力されると、駆動回路2が
PWM信号を電気的エネルギーに変換してモータ3を駆
動させる。モータ3が駆動開始されると起動タイマ回路
7にモータON信号が入力され、起動タイマ回路7は動
作を開始する(S1)。期待回転速度生成回路6にはP
WM信号が入力され、期待回転速度生成回路6は入力さ
れたPWM信号に基づいて期待回転速度信号を出力す
る。
【0011】図3は期待回転速度生成回路6の回路構成
を表す図3(a)とその入出力信号を表す図3(b)で
ある。期待回転速度生成回路6はAND回路61と分周
回路62で構成されている。AND回路61にはPWM
信号及びクロック信号(PWM信号のパルス幅の最小値
の1/2以下の幅の信号)が入力され、AND回路61
はそれらの論理積をとった信号を出力する。AND回路
61でPWM信号及びクロック信号の論理積をとること
により、PWM信号により制御される期待回転速度がク
ロック信号のパルス数として出力される。AND回路6
1から出力された信号は分周回路62に入力され、分周
される。分周回路62では、PWM信号のパルス幅に応
じた周期の信号、すなわちモータ3の駆動力に応じた周
期の信号が生成され、期待回転速度信号として回転速度
比較回路8に出力される。回転速度比較回路8において
期待回転速度信号が比較の基準とされる。したがって過
負荷発生から過負荷検出までの時間は、期待回転速度信
号の1周期の時間と回転速度比較回路8がカウントする
所定のカウント数との積となる。したがって分周回路6
2の分周比の設定により過負荷検出時間までの時間が設
定されることになる。
を表す図3(a)とその入出力信号を表す図3(b)で
ある。期待回転速度生成回路6はAND回路61と分周
回路62で構成されている。AND回路61にはPWM
信号及びクロック信号(PWM信号のパルス幅の最小値
の1/2以下の幅の信号)が入力され、AND回路61
はそれらの論理積をとった信号を出力する。AND回路
61でPWM信号及びクロック信号の論理積をとること
により、PWM信号により制御される期待回転速度がク
ロック信号のパルス数として出力される。AND回路6
1から出力された信号は分周回路62に入力され、分周
される。分周回路62では、PWM信号のパルス幅に応
じた周期の信号、すなわちモータ3の駆動力に応じた周
期の信号が生成され、期待回転速度信号として回転速度
比較回路8に出力される。回転速度比較回路8において
期待回転速度信号が比較の基準とされる。したがって過
負荷発生から過負荷検出までの時間は、期待回転速度信
号の1周期の時間と回転速度比較回路8がカウントする
所定のカウント数との積となる。したがって分周回路6
2の分周比の設定により過負荷検出時間までの時間が設
定されることになる。
【0012】また、回転速度検出器4から出力されたモ
ータ3の回転速度に比例した周波数信号が実回転速度生
成回路5に入力される。実回転速度生成回路5は分周回
路で構成されている。実回転速度生成回路5を構成して
いる分周器は、通常時のモータ3の負荷を変換した周波
数信号を実回転速度生成回路5で分周した場合、出力さ
れた実回転速度信号の周期が、期待回転速度信号の周期
よりも短くなるように分周比が設定されている。この
時、期待回転速度信号の周期と実回転速度信号の周期と
の差が、実回転速度と期待回転速度との速度差のマージ
ンとなる。したがって期待回転速度信号の分周比と実回
転速度信号の分周比との差が大きいほど、同一速度にお
いて両方の信号の周期の差が大きくなり、マージンを大
きくとることができる。このマージンは過負荷により駆
動回路等の破壊、劣化が起きる実回転速度と期待回転速
度との差をあらかじめ調べておき、その差に基づいて設
定するようにしておく。
ータ3の回転速度に比例した周波数信号が実回転速度生
成回路5に入力される。実回転速度生成回路5は分周回
路で構成されている。実回転速度生成回路5を構成して
いる分周器は、通常時のモータ3の負荷を変換した周波
数信号を実回転速度生成回路5で分周した場合、出力さ
れた実回転速度信号の周期が、期待回転速度信号の周期
よりも短くなるように分周比が設定されている。この
時、期待回転速度信号の周期と実回転速度信号の周期と
の差が、実回転速度と期待回転速度との速度差のマージ
ンとなる。したがって期待回転速度信号の分周比と実回
転速度信号の分周比との差が大きいほど、同一速度にお
いて両方の信号の周期の差が大きくなり、マージンを大
きくとることができる。このマージンは過負荷により駆
動回路等の破壊、劣化が起きる実回転速度と期待回転速
度との差をあらかじめ調べておき、その差に基づいて設
定するようにしておく。
【0013】起動タイマ7のタイマが終了すると(S
2)、回転速度比較回路8は動作を開始する。回転速度
比較回路8は、実回転速度信号のカウントを開始する
(S3)。また同時に期待回転速度信号のカウントも開
始し(S4)、期待回転速度信号を所定数カウントする
(S5)。所定数のカウントが終了すると、その時の実
回転速度信号のカウント値に基づいて比較作業を行う。
期待回転速度信号が所定数だけカウントされた時、通常
であれば実回転速度信号の方が期待回転速度信号よりも
周期が短いので、実回転速度信号のカウント値は所定数
よりも多くなる。しかし、モータ3の実回転速度が遅く
なると実回転速度信号の周期が長くなる。期待回転速度
信号が所定数のカウントを終了しても、実回転速度信号
のカウント値が所定数以下であると、実回転速度信号の
周期が期待回転速度信号の周期以下であるとし(S
6)、モータ3の実回転速度が期待値回転速度よりも異
常に遅く、すべり等により過負荷が生じていると判断し
て、ラッチ回路9に過負荷検出信号を出力する。ラッチ
回路9は入力された過負荷検出信号を保持し、モータ停
止信号をモータ制御回路1に出力して、モータON信号
をOFFにしてモータ3を強制的に停止させ、例えばア
ラーム等により警告を行う(S7)。
2)、回転速度比較回路8は動作を開始する。回転速度
比較回路8は、実回転速度信号のカウントを開始する
(S3)。また同時に期待回転速度信号のカウントも開
始し(S4)、期待回転速度信号を所定数カウントする
(S5)。所定数のカウントが終了すると、その時の実
回転速度信号のカウント値に基づいて比較作業を行う。
期待回転速度信号が所定数だけカウントされた時、通常
であれば実回転速度信号の方が期待回転速度信号よりも
周期が短いので、実回転速度信号のカウント値は所定数
よりも多くなる。しかし、モータ3の実回転速度が遅く
なると実回転速度信号の周期が長くなる。期待回転速度
信号が所定数のカウントを終了しても、実回転速度信号
のカウント値が所定数以下であると、実回転速度信号の
周期が期待回転速度信号の周期以下であるとし(S
6)、モータ3の実回転速度が期待値回転速度よりも異
常に遅く、すべり等により過負荷が生じていると判断し
て、ラッチ回路9に過負荷検出信号を出力する。ラッチ
回路9は入力された過負荷検出信号を保持し、モータ停
止信号をモータ制御回路1に出力して、モータON信号
をOFFにしてモータ3を強制的に停止させ、例えばア
ラーム等により警告を行う(S7)。
【0014】期待回転速度信号を所定数カウントした
時、実回転速度信号のカウント値が所定値よりも多い場
合は、過負荷が生じていないと判断して、続行指示があ
る限りモータ3の駆動動作を続ける(S8)。モータ3
駆動を続行する場合には、回転速度比較回路8はカウン
トをリセットし(S9)、比較作業を続ける。
時、実回転速度信号のカウント値が所定値よりも多い場
合は、過負荷が生じていないと判断して、続行指示があ
る限りモータ3の駆動動作を続ける(S8)。モータ3
駆動を続行する場合には、回転速度比較回路8はカウン
トをリセットし(S9)、比較作業を続ける。
【0015】上記のように構成されたモータの駆動制御
回路における負荷検出回路においては、PWM信号に基
づいて、期待回転速度生成回路6が期待回転速度信号を
出力し、また周波数信号に基づいて実回転速度生成回路
5が、同一速度において期待回転速度信号よりも周期が
短い実回転速度信号を出力し、その実回転速度信号の期
待回転速度信号に対する周期に基づいて回転速度比較回
路8が負荷の状態を判断する。実回転速度信号の周期が
期待回転速度信号の周期以上に長くなると、過負荷検出
信号をラッチ回路9に出力し、ラッチ回路9にモータ停
止信号をモータ制御回路1に出力させてモータを停止さ
せる。したがって、モータの駆動電流の値に基づいて負
荷を監視しないので駆動電流を損なうことがなく、また
温度センサを用いることがなく、安価な過負荷検出回路
で異常な負荷を検出することができる。さらに過負荷検
出はファームウェア等によるプログラムではなく、回路
によるハードウェアにより実現したので、制御手段が暴
走等を起こしても負荷監視が行え、駆動回路2の破壊及
び劣化の防止並びにモータ3のコイルの焼損、コア劣
化、軸磨耗及び損傷の防止等の駆動される機構部分の磨
耗及び損傷の防止をはかることができる。
回路における負荷検出回路においては、PWM信号に基
づいて、期待回転速度生成回路6が期待回転速度信号を
出力し、また周波数信号に基づいて実回転速度生成回路
5が、同一速度において期待回転速度信号よりも周期が
短い実回転速度信号を出力し、その実回転速度信号の期
待回転速度信号に対する周期に基づいて回転速度比較回
路8が負荷の状態を判断する。実回転速度信号の周期が
期待回転速度信号の周期以上に長くなると、過負荷検出
信号をラッチ回路9に出力し、ラッチ回路9にモータ停
止信号をモータ制御回路1に出力させてモータを停止さ
せる。したがって、モータの駆動電流の値に基づいて負
荷を監視しないので駆動電流を損なうことがなく、また
温度センサを用いることがなく、安価な過負荷検出回路
で異常な負荷を検出することができる。さらに過負荷検
出はファームウェア等によるプログラムではなく、回路
によるハードウェアにより実現したので、制御手段が暴
走等を起こしても負荷監視が行え、駆動回路2の破壊及
び劣化の防止並びにモータ3のコイルの焼損、コア劣
化、軸磨耗及び損傷の防止等の駆動される機構部分の磨
耗及び損傷の防止をはかることができる。
【0016】実施形態2.本実施の形態においては回転
速度比較回路8の比較方法は、同一速度においてあらか
じめ実回転速度信号の方が期待回転速度信号より周期が
短くなるようにしておき、実回転速度の方が周期が長く
なれば、過負荷が起こっていると判断させるようにした
が、本発明ではそれに限定されず、様々な比較方法を行
うことが可能である。
速度比較回路8の比較方法は、同一速度においてあらか
じめ実回転速度信号の方が期待回転速度信号より周期が
短くなるようにしておき、実回転速度の方が周期が長く
なれば、過負荷が起こっていると判断させるようにした
が、本発明ではそれに限定されず、様々な比較方法を行
うことが可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、期待回転
速度生成回路は速度制御信号に基づいて期待回転速度信
号を出力する。また実回転速度生成回路が周波数信号に
基づいて実回転速度信号を生成して出力する。回転速度
比較回路が期待回転速度信号の周期と実回転速度信号の
周期とを比較し、その差が所定値になったとき過負荷で
あると判断し、モータ制御回路に停止信号を出力してモ
ータを停止させるので、駆動電流の値による過負荷検出
回路のように電流検出用抵抗を直列に接続しなくてもよ
く、モータの駆動電流を損なわない。また温度の値によ
る過負荷検出回路のように温度センサを用いなくてもよ
く、安価でモータ駆動制御回路の過負荷検出回路を構成
することができ、しかも本発明はハードウェアによる過
負荷検出を実現しているため、モータの制御手段が暴走
した場合でも駆動回路の過負荷を検出することができ、
ファームウェア等の制御手段の負担を軽減して、モータ
により駆動される機構部分の磨耗及び損傷の防止を行え
る。
速度生成回路は速度制御信号に基づいて期待回転速度信
号を出力する。また実回転速度生成回路が周波数信号に
基づいて実回転速度信号を生成して出力する。回転速度
比較回路が期待回転速度信号の周期と実回転速度信号の
周期とを比較し、その差が所定値になったとき過負荷で
あると判断し、モータ制御回路に停止信号を出力してモ
ータを停止させるので、駆動電流の値による過負荷検出
回路のように電流検出用抵抗を直列に接続しなくてもよ
く、モータの駆動電流を損なわない。また温度の値によ
る過負荷検出回路のように温度センサを用いなくてもよ
く、安価でモータ駆動制御回路の過負荷検出回路を構成
することができ、しかも本発明はハードウェアによる過
負荷検出を実現しているため、モータの制御手段が暴走
した場合でも駆動回路の過負荷を検出することができ、
ファームウェア等の制御手段の負担を軽減して、モータ
により駆動される機構部分の磨耗及び損傷の防止を行え
る。
【図1】本発明の実施の形態に係るモータ駆動制御回路
における過負荷検出回路を実施するためのブロック図で
ある。
における過負荷検出回路を実施するためのブロック図で
ある。
【図2】負荷検出回路11の動作を示すフローチャート
である。
である。
【図3】期待回転速度生成回路6の回路構成とその入出
力信号を表す図である。
力信号を表す図である。
1 モータ制御回路 2 駆動回路 3 モータ 4 回転速度検出器 5 実回転速度生成回路 6 期待回転速度生成回路 7 起動タイマ回路 8 回転速度比較回路 9 ラッチ回路 10 モータ駆動制御回路 11 過負荷検出回路 61 AND回路 62 分周回路
Claims (2)
- 【請求項1】 パルス幅変調された速度制御信号を出力
してモータの回転速度を制御するモータ制御回路と、前
記モータの回転速度を検出し、その回転速度に基づいて
周波数信号を出力する回転速度検出器とを備えたモータ
駆動制御回路における過負荷検出回路において、 前記速度制御信号に基づいて期待回転速度信号を生成し
て出力する期待回転速度生成回路と、 前記周波数信号に基づいて実回転速度信号を生成して出
力する実回転速度生成回路と、 前記期待回転速度信号の周期と前記実回転速度信号の周
期とを比較し、その差が所定値になったとき過負荷であ
ると判断し、前記モータ制御回路に停止信号を出力して
前記モータを停止させる回転速度比較手段とを備えたこ
とを特徴とするモータ駆動制御回路における過負荷検出
回路。 - 【請求項2】 パルス幅変調された速度制御信号を出力
してモータの回転速度を制御するモータ制御回路と、前
記モータの回転速度を検出し、その回転速度に基づいて
周波数信号を出力する回転速度検出器とを備えたモータ
駆動制御回路における過負荷検出回路において、 所定周期のクロック信号と前記速度制御信号との論理積
をとり、その論理積を分周して期待回転速度信号を生成
して出力する期待回転速度生成回路と、 前記周波数信号を分周して、同一回転速度において前記
期待回転速度信号よりも周期が所定時間短い実回転速度
信号を生成して出力する実回転速度生成手段と、 前記期待回転速度信号の周期と前記実回転速度信号の周
期とを比較し、前記実回転速度信号の周期が前記期待回
転速度信号の周期以上になると、前記モータ制御回路に
停止信号を出力して前記モータを停止させる回転速度比
較手段とを備えたことを特徴とするモータ駆動制御回路
における過負荷検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8142959A JPH09327121A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | モータ駆動制御回路における過負荷検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8142959A JPH09327121A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | モータ駆動制御回路における過負荷検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09327121A true JPH09327121A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15327646
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8142959A Withdrawn JPH09327121A (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | モータ駆動制御回路における過負荷検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09327121A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130031122A (ko) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | 위니아만도 주식회사 | Bldc 팬 모터의 오조립 판단 방법 |
-
1996
- 1996-06-05 JP JP8142959A patent/JPH09327121A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130031122A (ko) * | 2011-09-20 | 2013-03-28 | 위니아만도 주식회사 | Bldc 팬 모터의 오조립 판단 방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030805 |