JPH09327554A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH09327554A
JPH09327554A JP8168471A JP16847196A JPH09327554A JP H09327554 A JPH09327554 A JP H09327554A JP 8168471 A JP8168471 A JP 8168471A JP 16847196 A JP16847196 A JP 16847196A JP H09327554 A JPH09327554 A JP H09327554A
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Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別遊技状態中の図柄変動において特定条件
が成立すると、特定以外の大当り図柄を一旦停止表示し
た後に図柄を再変動する制御を行うことで、遊技の射幸
性を向上し得る弾球遊技機を提供することにある。 【解決手段】 表示結果を導出する以前に一旦大当り図
柄を停止表示するリーチ3・4に対して、大当りし易い
印象を遊技者に与えた上で、確率変動時の通常図柄では
逆に大当り信頼度を低く設定し、その出現率を高くす
る。これにより、確率変動時には、通常図柄を一旦停止
表示した後に再変動して外れ図柄を導出するという変動
態様の出現率を高くすることができる。このため、確率
変動中の遊技者に対して、確率変動の期間延長がないと
一旦思わせた後に外れ図柄を導出することで、確率変動
の期間延長の可能性が残されたことを痛感させることが
でき、ひいては遊技の射幸性向上が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の可変表示部
で複数種類の識別情報を可変表示すると共に、その識別
情報の表示組合せが予め定めた特定表示結果となって導
出されると特定遊技状態を発生し得る可変表示装置を備
えた弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機としてのパチ
ンコ遊技機に設けられる可変表示装置は、始動入賞口へ
の打玉の入賞に伴って可変表示部での図柄変動を開始
し、その可変表示部の表示結果が予め定めた大当り図柄
(特定表示結果)となったときに特定遊技状態を発生し
て遊技者に大量の賞球を付与するようになっていた。こ
のような可変表示装置を備えた遊技機には、確変図柄等
の予め定めた特定の図柄で大当りすると、特定遊技状態
の発生に加えて確率変動等の特別遊技状態を発生するも
のが提案されていた。なお、この特別遊技状態とは、通
常の遊技状態に比べて特定遊技状態の発生率を向上させ
た遊技状態である。また、特別遊技状態の発生を可能に
した遊技機では、一般的に、特別遊技状態中に再度特定
の大当り図柄(確変図柄等)で大当りした場合、その時
点で特別遊技状態の発生期間を延長することにより射幸
性を向上するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ような特定遊技状態の発生率が高い特別遊技状態中で
は、遊技者の関心は、大当りするか否かよりも特定の大
当り図柄で大当りするか否か、言い換えれば特別遊技状
態中に再度特定の大当り図柄で大当りして特別遊技状態
の発生期間が延長されるか否かにあった。このため、特
別遊技状態中に特定以外の大当り図柄で大当りした場
合、遊技者は、特定遊技状態の発生を喜ぶよりも、むし
ろ特別遊技状態の延長が行われなかったことを嘆く傾向
にあった。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、特別遊技状態中の図柄変
動において特定条件が成立すると、特定以外の大当り図
柄を一旦停止表示した後に図柄を再変動する制御を行う
ことで、遊技の射幸性を向上し得る弾球遊技機を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】特定表示結果のうち予め
定めた特別表示結果が導出されると特定遊技状態とは異
なる特別遊技状態を発生する特別遊技発生手段と、特別
遊技状態中に特別表示結果が導出されるとその特別遊技
状態の発生期間を延長する期間延長制御手段と、特別遊
技状態中に特定条件が成立すると特別表示結果以外の特
定表示結果を一旦停止表示した後、その特定表示結果を
構成する一部乃至全部の識別情報を再変動する再変動制
御手段と、を備えたので、特別遊技状態中の遊技者に対
して、特別遊技状態の期間延長がないと一旦思わせた後
に再変動することで、特別遊技状態の期間延長の可能性
が残されたことを痛感させることができ、ひいては遊技
の射幸性が向上できる。
【0005】また、前記再変動制御手段は、前記特定表
示結果を構成する前記識別情報をその他の識別情報との
間で複数回切り替え表示することで再変動を行う構成と
したり、あるいは前記識別情報を再変動した後に前記特
定表示結果以外の表示結果を導出する構成とすることが
できる。
【0006】なお、図1に示す特別可変表示装置30に
より、複数の可変表示部(特別図柄表示部33a〜33
c)で複数種類の識別情報(特別図柄)を可変表示する
と共に、その識別情報の表示組合せが予め定めた特定表
示結果(大当り図柄)となって導出されると特定遊技状
態を発生し得る本発明の可変表示装置の一例を構成して
いる。
【0007】また、図11(B)に示す確率変動制御に
より、前記特定表示結果のうち予め定めた特別表示結果
(確変図柄)が導出されると前記特定遊技状態とは異な
る特別遊技状態(確率変動)を発生する本発明の特別遊
技発生手段の一例を構成している。
【0008】また、図11(B)の※4に示す設定によ
り、前記特別遊技状態中に前記特別表示結果が導出され
るとその特別遊技状態の発生期間を延長する本発明の期
間延長制御手段の一例を構成している。
【0009】また、図8に示すリーチ3・4の変動制御
により、前記特別遊技状態中に特定条件が成立(リーチ
3・4の選択)すると前記特別表示結果以外の特定表示
結果(通常図柄)を一旦停止表示した後、その特定表示
結果を構成する一部乃至全部の識別情報を再変動する本
発明の再変動制御手段の一例を構成している。
【0010】また、図8に示すリーチ4の変動パターン
Fにより、前記特定表示結果を構成する識別情報(大当
り該当図柄)をその他の識別情報(次の図柄)との間で
複数回切り替え表示することで再変動を行う前記再変動
制御手段の構成を例示している。
【0011】また、図8に示すリーチ3・4の変動制御
により、前記識別情報を再変動した後に前記特定表示結
果以外の表示結果(外れ図柄)を導出する前記再変動制
御手段の構成を例示している。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。先ず、図1を参照して実施形
態に係る弾球遊技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技
盤1の構成について説明する。図1は、遊技盤1を示す
正面図である。図1において、遊技盤1の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール2がほぼ円状
に植立され、該誘導レール2で区画された領域が遊技領
域3を構成している。遊技領域3のほぼ中央には、左・
中・右の特別図柄表示部33a〜33cで特別図柄の可
変表示(以下、変動ともいう)を可能にする特別可変表
示装置30が配置されている。なお、特別可変表示装置
30の詳細な構成については後に詳述するものである。
【0013】特別可変表示装置30の下方には、普通可
変入賞球装置5及び特別可変入賞球装置9等の各種構成
部材を遊技盤1に取り付けるための取付基板4が設けら
れている。取付基板4の中央上端部に配される普通可変
入賞球装置5は、入賞した打玉を検出する始動玉検出器
6を備えており、該始動玉検出器6での入賞玉の検出動
作によって特別図柄の変動を許容するようになってい
る。また、普通可変入賞球装置5は、ソレノイド7によ
って垂直(通常開放)位置と傾動(拡大開放)位置との
間で可動制御される一対の可動翼片8a・8bを備えて
おり、いわゆるチューリップ型役物として構成されてい
る。なお、可動翼片8a・8bの傾動(拡大開放)制御
は、後述する普通図柄表示器34での当り図柄の導出に
よって行われる。また、普通可変入賞球装置5への始動
入賞は、可動翼片8a・8bが垂直(通常開放)位置の
ときでも可能である。また、このような始動入賞に基づ
く特別図柄の変動は、変動中を除いて所定回数(本実施
形態では、4回)記憶され、その旨が後述する特別図柄
記憶表示LED36に表示される。
【0014】取付基板4の中央部には、遊技盤1の裏面
側に入賞領域10を設けた特別可変入賞球装置9が配置
されている。この特別可変入賞球装置9は、ソレノイド
11の駆動に基づいて入賞領域10を開閉する開閉板1
2を備えることで、入賞領域10の開閉制御を可能にし
ている。入賞領域10内の左側端部には、入賞玉の検出
動作により開閉板12を再度開成(後述する継続権の成
立)させる特定玉検出器13が設けられ、入賞領域10
内のほぼ中央部には、入賞玉数を検出するための入賞玉
検出器14が設けられている。また、入賞領域10の内
壁には、継続権の成立を報知する特定玉入賞表示LED
15が設けられている。なお、特別可変入賞球装置9の
左右側方には、それぞれ飾りLED16と入賞口17と
が設けられている。
【0015】しかして、上記のように構成される特別可
変入賞球装置9は、以下のように作動する。即ち、打玉
が普通可変入賞球装置5に入賞して始動玉検出器6をO
Nさせると、特別可変表示装置30が変動を開始し、一
定時間が経過すると、例えば左・右・中の順で特別図柄
が確定され、その確定された図柄の組み合せが所定の大
当り組合せ(同一図柄のゾロ目)となったときに特定遊
技状態となる。そして、この特定遊技状態においては、
特別可変入賞球装置9の開閉板12が所定期間(例え
ば、29秒)あるいは所定個数(例えば、10個)の入
賞玉が発生するまで開放(開放サイクル)するように設
定され、その開放している間遊技盤1の表面を落下する
打玉を受け止めるようになっている。また、受け止めら
れた打玉が特定玉検出器13をONすると、再度上記し
た開放サイクルを繰り返し、特定玉検出器13がONす
る毎に継続権が成立して開放サイクルを最高16回繰り
返すことができるようになっている。
【0016】なお、本発明の特定遊技状態は、上記に限
らず以下に示す〜の制御のうちいずれか1つの制御
又は組合せた制御を実行する状態であればよい。
【0017】 打玉の入賞を容易にする第一の状態
と、打玉が入賞できない又は入賞し難い第二の状態と、
に変化可能な可変入賞球装置に対して所定時間連続的又
は間欠的に第一の状態にする制御 特定の入賞又は通過領域での打玉の検出を介在さ
せ、打玉の入賞を容易にする第一の状態と、打玉が入賞
できない又は入賞し難い第二の状態と、に変化可能な可
変入賞球装置に対して所定時間連続的又は間欠的に第一
の状態にする制御 打玉の入賞に関わらず所定数の景品玉を直接排出す
る制御 有価価値を有する記憶媒体(カードやレシート等)
に対して有価数を加算する制御 得点があることに基づいて遊技可能な弾球遊技機に
対して得点を付与する制御 また、特別可変表示装置30の左側方には、通過口18
aが形成されてなる通過口部材18が配置されている。
通過口部材18の通過口18aは、その上端開口から受
け入れた打玉を前記普通可変入賞球装置5側に誘導放出
する通路形状をなしており、その通路途中には通過玉検
出器19が設けられている。この通過玉検出器19は、
通過玉の検出動作によって普通図柄表示器34で表示さ
れる普通図柄の変動を許容するようになっている。ま
た、遊技領域3を含む遊技盤1の表面には、上記した構
成以外にも、飾りランプ20、風車ランプ21aを内蔵
した風車21、袖ランプ22aを内蔵した入賞口22、
サイドランプ23aを内蔵したサイドランプ飾り23、
アウト口24、バック玉防止部材25等が設けられてい
る。さらに、パチンコ遊技機には、特定遊技状態時ある
いは図柄変動時に点灯又は点滅してその旨を報知する遊
技効果ランプ及び遊技効果LEDと効果音を発生するス
ピーカ(共に図示しない)とが設けられている。
【0018】次に、本実施形態の要部を構成する特別可
変表示装置30の構成について説明する。特別可変表示
装置30は、遊技盤1の表面に取り付けられる取付基板
31を有し、該取付基板31には、長方形状の窓枠部3
2が形成されている。そして、この窓枠部32の後方に
は、左・中・右の各特別図柄を個々に可変表示し得る特
別図柄表示部33a〜33cを有するLCD表示器33
が臨設されている。また、窓枠部32の上方には、普通
図柄表示器34、普通図柄記憶表示LED35、特別図
柄記憶表示LED36、及び飾りLED37が設けら
れ、窓枠部32の左右側方には、各飾りLED38・3
9が設けられている。一方、窓枠部32の下方には、各
飾りLED40・41が設けられている。なお、普通図
柄表示器34は、前述したように普通図柄が当り図柄と
なったときに、普通可変入賞球装置5の可動翼片8a・
8bを所定時間が経過するまで拡大開放制御するように
なっている。また、この普通図柄の変動は、変動中を除
いて所定回数(本実施形態では、4回)記憶され、その
旨が普通図柄記憶表示LED35に表示される。
【0019】次に、特別可変表示装置30による図柄の
変動動作について図2乃至図10に示すタイムチャート
及び説明図等を参照して説明する。先ず、特別可変表示
装置30での図柄変動に用いられるランダム数について
説明する。特別可変表示装置30での図柄変動には、図
2(A)に示すような6種類のランダム数が使用されて
おり、これらのランダム数は、大当り決定用のC_RN
D1(0〜224)と、リーチ動作用のC_RND_R
CH(0〜99)と、大当り表示用のC_RND_A
(0〜15)と、左図柄表示用のC_RND_L(0〜
15)と、中図柄表示用のC_RND_C(0〜15)
と、右図柄表示用のC_RND_R(0〜15)と、か
ら構成されている。そして、図2(B)に示すように、
C_RND1で「77」の値が抽出されて大当りと判定
すると、C_RND_A(0〜15)の抽出値に基づい
て大当りとなる図柄を決定し、この大当り図柄を各特別
図柄表示部33a〜33cに表示する。一方、C_RN
D1で「77」以外の値が抽出されて外れと判定する
と、C_RND_L・C・Rからの各抽出値に対応する
図柄を外れ図柄として各特別図柄表示部33a〜33c
に表示する。なお、C_RND_L・C・Rからの各抽
出値が偶然にも大当り図柄と一致した場合には、C_R
ND_Lのデータから「1」を減算して外れ図柄にして
表示するものである。また、上記C_RND1の抽出に
伴う当り外れの判定は、図柄の当り確率が通常時のもの
であり、確率変動時(高確率時)にはC_RND1の
「77〜85」の値が大当り決定用のランダム数とな
る。
【0020】上記C_RND_L・C・Rの抽出値「0
〜15」に対応する左・中・右の特別図柄は、図3に示
すように、それぞれ「0〜9・A・E・F・H・J・
P」の16図柄から構成されている。また、C_RND
_Aの抽出値「0〜15」に対応する大当り図柄は、図
4に示す通りであり、左・中・右の各列において同一図
柄で揃った組合せである。なお、このうち「3」「5」
「7」「9」のいずれかで揃った大当り図柄(C_RN
D_Aの抽出値が「0〜3」のとき)は、前述した特定
遊技状態の発生に加えて確率変動を実行する確変図柄と
なっている。また、以下の説明では、この確変図柄以外
の大当り図柄を通常図柄と称する。
【0021】特別可変表示装置30による具体的な図柄
の変動動作は、図6乃至図8のタイムチャートに示す通
りである。なお、図柄変動は、図5(A)の一覧表図に
示すパターンに基づいて行われる。変動パターンAは、
一定の速度で変動(16.7msに1図柄変動)するパ
ターンであり、変動パターンBは、除々に減速して停止
(3図柄変動)するパターンであり、変動パターンC
は、除々に減速(3図柄変動)するパターンであり、変
動パターンDは、一定の速度で変動(333.3msに
1図柄変動、1周期5.000秒)するパターンであ
り、変動パターンEは、除々に減速して停止(1図柄変
動)するパターンであり、変動パターンFは、一旦停止
の図柄と次の図柄の範囲で上下変動を繰り返すするパタ
ーンである。
【0022】先ず、図6において、普通可変入賞球装置
5に打玉が入賞し始動玉検出器6が始動信号を導出する
と、その始動信号の立ち上がり時に、C_RND1から
数値を抽出してこれを格納する。なお、このようなC_
RND1からの数値の抽出及び格納は、始動記憶となる
場合でもこれと同一時期に行われる(※1参照)。その
後、始動信号の立ち上がりより0.002秒後には、格
納したC_RND1の読み出し及び判定を行うと共に、
C_RND_L・C・R、C_RND_RCH、及びC
_RND_Aから数値を抽出する。そして、始動信号の
立ち上がりより0.004秒後に、左・中・右の全図柄
を変動パターンAにて変動開始させる。左図柄は、変動
パターンAにて6.260秒間変動された時点で停止図
柄の3図柄手前がセットされ、その後0.420秒間変
動パターンBで変動されて停止表示される。右図柄は、
変動パターンAにて6.680秒間変動された時点で停
止図柄の3図柄手前がセットされ、その後0.420秒
間変動パターンBで変動されて停止表示される。
【0023】一方、中図柄は、リーチ以外のときには、
変動パターンAにて7.100秒間変動された時点で停
止図柄の3図柄手前がセットされ、その後0.420秒
間変動パターンBで変動されて停止表示される。また、
リーチ1での中図柄は、図7に示すように、変動パター
ンAにて7.100秒間変動された時点でリーチ図柄の
3図柄手前がセットされ、次いで0.420秒間の変動
パターンC及び5.664〜10.340秒間の変動パ
ターンDにて変動された後に1.184秒間変動パター
ンEで変動されて停止表示される。リーチ2での中図柄
は、変動パターンAにて7.100秒間変動された後に
0.420秒間変動パターンCで変動され、次いで変動
パターンDにて5.664〜10.340秒間変動され
た時点でリーチ図柄の3図柄手前がセットされる。その
後は、変動パターンCにて再度0.420秒間変動され
た後に0.167〜2.839秒間変動パターンAで変
動されて停止表示される。
【0024】また、リーチ3での中図柄は、図8に示す
ように、変動パターンAにて7.100秒間変動された
後に0.420秒間変動パターンCで変動され、次いで
変動パターンDにて5.664〜10.340秒間変動
された時点でリーチ図柄の3図柄手前がセットされる。
その後は、変動パターンBにて0.420秒間変動され
た後に大当り該当図柄で一旦停止表示され、0.420
秒間一旦停止された後に0.167〜2.839秒間変
動パターンAで変動されて最終的な停止表示が行われ
る。リーチ4での中図柄は、変動パターンAにて7.1
00秒間変動された後に0.420秒間変動パターンC
で変動され、次いで変動パターンDにて5.664〜1
0.340秒間変動された時点でリーチ図柄の3図柄手
前がセットされる。その後は、変動パターンBにて0.
420秒間変動された後に大当り該当図柄で一旦停止表
示され、0.420秒間一旦停止された後に5.000
〜5.500秒間変動パターンFで変動されて最終的な
停止表示が行われる。このように、リーチ3・4では、
最終停止図柄である中図柄を一旦大当り該当図柄で停止
表示することにより、あたかも大当り図柄が導出された
かのような印象を遊技者に与えるようになっている。
【0025】次に、上記したリーチ1〜4のリーチ選択
設定について図9(通常確率時)及び図10(確率変動
時)に示す※2の一覧表図を参照して説明する。なお、
図9及び図10に示す※2の一覧表図は、それぞれハズ
レ時及び大当り時毎にリーチ種類を決定するための各条
件1〜3(図5(B)参照)とC_RND_RCHの抽
出値との振り分け表図であり、この振り分けを通常図柄
と確変図柄とに分けて設定している。先ず、通常確率時
におけるリーチ選択設定は、図9の※2に示すように、
通常図柄と確変図柄とで同一の設定を行っている。具体
的に、リーチ1・2に対しては、ハズレ時の出現を多く
する一方で大当り時の出現を少なくすることによって大
当り信頼度を低く設定している。また、リーチ3・4に
対しては、ハズレ時の出現を少なくする一方で大当り時
の出現を多くすることによって大当り信頼度を高く設定
している。一方、確率変動時におけるリーチ選択設定
は、図10の※2に示すように、通常図柄と確変図柄と
で個別の設定を行っている。具体的に、確変図柄に関し
ては前記通常確率時の通常図柄及び確変図柄と同一の設
定を行っている。これに対して通常図柄においては、リ
ーチ1・2でハズレ時の出現を少なくする一方、大当り
時の出現を多くすることによって大当り信頼度を高く設
定しており、リーチ3・4でハズレ時の出現を多くする
一方、大当り時の出現を少なくすることによって大当り
信頼度を低く設定している。このため、トータルとして
リーチ1・2では大当りし難く、リーチ3・4では大当
りし易い印象を遊技者に与えた上で、確率変動時の通常
図柄に対しては大当りし易い印象にあるリーチ3・4を
多く出現させ、結果としてハズレとなるように設定して
いる。
【0026】次に、大当り図柄の導出に伴って発生する
特定遊技状態について図11(A)(B)を参照して説明
する。図11(A)において、最終停止図柄である中図
柄の変動が停止して特別可変表示装置30に大当り図柄
が導出されると、その微少時間(0.800秒)後に大
当りの確認判定が行われる。そして、その大当りの確認
判定から7.300秒が経過すると、特別可変入賞球装
置9が所定時間(29.500秒)開放制御されること
で特定遊技状態が発生される。また、特別可変入賞球装
置9の開放終了後の所定時間(2.000秒)は、役物
連続作動装置の作動有効時間として設定されており、そ
の時間内に特定玉検出器13がONすれば継続権が成立
するように制御される。また、図11(B)に示すよう
に、特定遊技状態の発生を決定する大当り図柄が確変図
柄(C_RND_Aの抽出値が「0〜3」)として特別
可変表示装置30(同図中には、条件装置と記載)に導
出された場合には、これに基づいて確変制御が実行され
る。確率変動の具体的な制御は、確変図柄による特定遊
技状態(条件装置の作動)の終了を契機に当り確率を高
確率に変動させ、その後、次の特定遊技状態が発生する
と、これを契機に当り確率を通常確率に戻す。そして、
このような特定遊技状態の終了及び発生を契機とした当
り確率の変動を再度繰り返すことで合計2回の確変制御
を行う。なお、確率変動中に更に確変図柄で大当りした
場合(※4)には、その大当り以後2回の確変制御が行
われるものである。
【0027】また、上記した特定遊技状態が終了した時
点で特別図柄の始動記憶がある場合には、図12(A)
に示すように、特別可変入賞球装置9の閉鎖から所定時
間(13.002秒)後に、格納したC_RND1の読
み出し及び判定を行い、その0.002秒後に全図柄の
変動を開始させる。一方、図12(B)に示すように、
最終停止図柄である中図柄の変動が停止してハズレとな
った時点で特別図柄の始動記憶がある場合には、中図柄
の変動停止から所定時間(0.800秒)後にハズレの
確認判定を行う。そして、その確認判定から0.002
秒後にC_RND1の読み出し及び判定を行い、中図柄
の変動停止から所定時間(0.804秒)後に全図柄の
変動を開始させる。
【0028】次に、前記普通図柄表示器34に表示され
る普通図柄について図13乃至図15を参照して説明す
る。普通図柄は、図13(B)に示すように、「A・b
・C・d・L・7」の6種類であり、これらの普通図柄
に対しては、図13(A)に示すように、0.002秒
毎に1ずつ加算される当り決定用のWC_RND2(3
〜13)と、0.002秒毎に1ずつ加算され且つ割り
込み処理余り時間に1ずつ加算される普通図柄表示用の
WC_RND_F(0〜5)と、が設けられている。な
お、WC_RND_F(0〜5)の各ランダム数は、
「A・b・C・d・L・7」の各普通図柄に対応して設
けられている。そして、WC_RND2(3〜13)か
らのランダム数の抽出において、図13(C)に示すよ
うに、「3」の値が抽出されて当りと判定されると、普
通図柄表示器34にWC_RND_Fデータの「5」に
対応する「7」の当り図柄を表示して普通可変入賞球装
置5を拡大開放制御する。一方、WC_RND2で
「3」以外の値が抽出されてハズレと判定されると、W
C_RND_Fデータの値を抽出し、この値に対応する
外れ図柄を普通図柄表示器34に表示する。なお、WC
_RND2でハズレと判定されたにも拘らず、WC_R
ND_Fで抽出された値が偶然にも当り図柄となる場合
には、「A」の外れ図柄を選択してこれを普通図柄表示
器34に表示する。また、上記WC_RND2の抽出に
伴う当り外れの判定は、図柄の当り確率が通常時のもの
であり、前述した確率変動時(高確率時)には、WC_
RND2の「3〜12」の値が当り決定用のランダム数
となる。
【0029】また、普通図柄の具体的な変動動作は、図
14に示す通りである。即ち、図14において、通過玉
検出器19(同図中には、普通図柄始動玉検出器と記
載)がONすると、これと同時にWC_RND2の抽出
及び格納が行われる。その後、通過玉検出器19のON
から所定時間(0.002秒)が経過すると、WC_R
ND_Fの抽出を行い、その0.002秒後に普通図柄
の変動を開始する。そして、通過玉検出器19のONか
ら所定時間(28.000秒)後に変動を停止する。な
お、図14に示す※の確率変動時には、普通図柄の変動
時間が5.200秒に短縮される。そして、通常時に普
通図柄が当りとなる場合には、図15(A)に示すよう
に、普通図柄が停止してから所定時間(0.002秒)
後に普通可変入賞球装置5を0.500秒間拡大開放す
る。その後、通過玉検出器19への通過記憶がある場合
には、普通可変入賞球装置5の閉鎖から0.002秒後
に、WC_RND_Fの抽出を行い、その0.002秒
後に再度普通図柄の変動を開始する。また、確率変動時
に普通図柄が当りとなる場合には、図15(B)に示す
ように、普通図柄が停止してから所定時間(0.002
秒)が経過すると普通可変入賞球装置5を2.200秒
間拡大開放し、3.000秒のインターバルを置いた後
に再度2.200秒間拡大開放する。その後、通過玉検
出器19への通過記憶がある場合には、普通可変入賞球
装置5の閉鎖から0.002秒後に、WC_RND_F
の抽出を行い、その0.002秒後に再度普通図柄の変
動を開始する。
【0030】以上のように、本実施形態に係る特別可変
表示装置30は、リーチ3・4を実行する場合、表示結
果を導出する以前に一旦大当り図柄を停止表示するよう
になっている。また、このようなリーチ3・4に対して
は、大当りし易い印象を遊技者に与えた上で、確率変動
時の通常図柄では逆に大当り信頼度を低く設定し、その
出現率を高くしている。つまり、大当りするか否かより
も確変図柄で大当りするか否か、言い換えれば確率変動
の発生期間が延長されるか否かに遊技者の関心がある確
率変動時では、通常図柄を一旦停止表示した後に再変動
して外れ図柄を導出するという変動態様の出現率を高く
している。このため、確率変動中の遊技者に対して、確
率変動の期間延長がないと一旦思わせた後に外れ図柄を
導出することで、確率変動の期間延長の可能性が残され
たことを痛感させることができ、ひいては遊技の射幸性
を向上するようになっている。なお、この射幸性向上の
効果は、通常図柄を一旦停止表示した後に図柄を再変動
するだけの構成からでも得られるものである。例えば、
再変動後の表示結果が一旦停止時の通常図柄と同一の場
合でも、図柄を再変動した時点で確率変動の期間延長の
可能性があると遊技者に思わせることができる。
【0031】また、上記した実施形態では、再変動を最
終停止図柄である中図柄に対してのみ行っているが、こ
れに限らず一部乃至全部の図柄に対して再変動するもの
であればよい。例えば、全ての図柄を再変動する場合に
は、確変図柄が表示結果として導出される可能性がある
ため、より一層遊技の射幸性が向上できる。また、実施
形態中では、リーチ3・4における大当り図柄の一旦停
止表示を確率変動時の通常図柄以外に対しても行ってい
るが、この構成に限定するものではない。例えば、確率
変動時の通常図柄に対してのみ一旦停止表示を行う構成
とした場合には、確変図柄で当ったと思わせた後に再変
動する変動態様がないため、遊技者を失望させることが
ない。また、通常図柄を一旦停止表示した後に図柄を再
変動するリーチ変動の態様は、実施形態中に記載のもの
(リーチ3・4)に限定しない。例えば、再変動後の変
動態様として、大当り該当図柄を一旦停止乃至低速変動
した後、その他の図柄を高速変動する態様を複数回繰り
返すもの(これを俗に「シスコリーチ」という)であっ
てもよい。
【0032】また、上記した実施形態は、本発明を限定
するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能
である。例えば、本実施形態では可変表示装置をLCD
表示器にて構成しているが、特にこれに限定するもので
はなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいはプラ
ズマ等の画像表示器や、ドラム式、ルーフ式、又はベル
ト式の表示器で構成することも可能である。また、弾球
遊技機の構成として、始動玉検出器の入賞検出に伴って
可変表示装置での識別情報の変動を開始し、該識別情報
が所定の表示結果となると特定遊技状態を発生して可変
入賞球装置を開放する弾球遊技機(これを俗に第1種と
いう)を例示しているが、特にこれに限定するものでは
なく、始動玉検出器の入賞検出に伴って可変表示装置で
の識別情報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結
果となると権利発生状態となり、この状態で特定領域に
打玉が入賞すると特定遊技状態を発生する弾球遊技機
(これを俗に第3種という)であってもよい。また、弾
球遊技機全体をLCD表示器等の表示装置で構成しても
よい。即ち「打玉」「可変入賞球装置」等の構成部材を
疑似的に表示器に表示することで弾球遊技機を構成する
ことも可能である。なお、この場合では、賞球の払出し
を得点等で代行してもよい。
【0033】また、上記実施形態では、特別遊技状態を
確率変動制御としているが、これに限定するものではな
く、例えば、特別図柄乃至普通図柄に対しての変動時間
の短縮制御又は確率変動制御を特別遊技状態としてもよ
い。また、電役の開放期間の延長制御、特別図柄乃至普
通図柄に対しての始動通過領域の増設制御(例えば、普
通入賞口を特別図柄の始動入賞口として設定変更する制
御)、賞球数の増加制御(例えば、入賞に伴う賞球を通
常時の13個から15個に増加する制御)、あるいは所
定領域への通過率向上制御(例えば、始動入賞口の上流
側に打玉規制装置を設け、該打玉規制装置の作動により
始動入賞率を向上する制御)を特別遊技状態としてもよ
く、さらには前記第3種に本発明を適用した場合には、
特定領域への入賞率向上制御を特別遊技状態としてもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の構成においては、特定表示結果のうち予め
定めた特別表示結果が導出されると特定遊技状態とは異
なる特別遊技状態を発生する特別遊技発生手段と、特別
遊技状態中に特別表示結果が導出されるとその特別遊技
状態の発生期間を延長する期間延長制御手段と、特別遊
技状態中に特定条件が成立すると特別表示結果以外の特
定表示結果を一旦停止表示した後、その特定表示結果を
構成する一部乃至全部の識別情報を再変動する再変動制
御手段と、を備えたので、特別遊技状態中の遊技者に対
して、特別遊技状態の期間延長がないと一旦思わせた後
に再変動することで、特別遊技状態の期間延長の可能性
が残されたことを痛感させることができ、ひいては遊技
の射幸性が向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における遊技盤を示す正面
図である。
【図2】同図(A)は特別可変表示装置での図柄変動に
用いられる各種ランダム数の一覧表図であり、同図
(B)は選択されたランダム数によって特別図柄の当り
外れを決定する動作を説明するための簡単なフローチャ
ートである。
【図3】左・中・右の特別図柄の種類を示す一覧表図で
ある。
【図4】大当り図柄の種類を示す一覧表図である。
【図5】同図(A)は変動パターンを示す一覧表図であ
り、同図(B)は条件1〜3を示す一覧表図である。
【図6】左右の各図柄の変動動作とリーチ以外での中図
柄の変動動作を示すタイムチャートである。
【図7】リーチ1・2での中図柄の変動動作を示すタイ
ムチャートである。
【図8】リーチ3・4での中図柄の変動動作を示すタイ
ムチャートである。
【図9】通常確率時におけるリーチ種類選択用の※2を
示す一覧表図である。
【図10】確率変動時におけるリーチ種類選択用の※2
を示す一覧表図である。
【図11】同図(A)は特定遊技状態における特別可変
入賞球装置の開放動作を示すタイムチャートであり、同
図(B)は確変図柄の導出に伴う確変動作を示すタイム
チャートである。
【図12】同図(A)は特定遊技状態の終了後に特別図
柄の始動記憶がある場合での特別図柄の変動動作を示す
タイムチャートであり、同図(B)は特別図柄の変動停
止後に特別図柄の始動記憶がある場合での特別図柄の変
動動作を示すタイムチャートである。
【図13】同図(A)は普通図柄に用いられる各種ラン
ダム数の一覧表図であり、同図(B)は普通図柄の種類
を示す説明図であり、同図(C)は選択されたランダム
数によって普通図柄の当り外れを決定する動作を説明す
るための簡単なフローチャートである。
【図14】普通図柄の始動検出に伴って普通図柄が変動
する動作を示すタイムチャートである。
【図15】同図(A)は通常時に普通図柄の当りによっ
て普通可変入賞球装置が開放する動作を示すタイムチャ
ートであり、同図(B)は確率変動時に普通図柄の当り
によって普通可変入賞球装置が開放する動作を示すタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 5 普通可変入賞球装置 6 始動玉検出器 9 特別可変入賞球装置 10 入賞領域 13 特定玉検出器 14 入賞玉検出器 19 通過玉検出器 30 特別可変表示装置 33a〜33c 特別図柄表示部 34 普通図柄表示器 35 普通図柄記憶表示LED 36 特別図柄記憶表示LED

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可変表示部で複数種類の識別情報
    を可変表示すると共に、その識別情報の表示組合せが予
    め定めた特定表示結果となって導出されると特定遊技状
    態を発生し得る可変表示装置を備えた弾球遊技機におい
    て、 前記特定表示結果のうち予め定めた特別表示結果が導出
    されると前記特定遊技状態とは異なる特別遊技状態を発
    生する特別遊技発生手段と、 前記特別遊技状態中に前記特別表示結果が導出されると
    その特別遊技状態の発生期間を延長する期間延長制御手
    段と、 前記特別遊技状態中に特定条件が成立すると前記特別表
    示結果以外の特定表示結果を一旦停止表示した後、その
    特定表示結果を構成する一部乃至全部の識別情報を再変
    動する再変動制御手段と、を備えたことを特徴とする弾
    球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記再変動制御手段は、前記特定表示結
    果を構成する識別情報をその他の識別情報との間で複数
    回切り替え表示することで再変動を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記再変動制御手段は、前記識別情報を
    再変動した後に前記特定表示結果以外の表示結果を導出
    することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の弾球
    遊技機。
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